穀田恵二 衆議院議員
44期国会発言一覧

穀田恵二[衆]在籍期 : 40期-41期-42期-43期-|44期|-45期-46期-47期-48期-49期
穀田恵二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは穀田恵二衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

穀田恵二[衆]本会議発言(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 衆議院本会議 第27号(2006/04/28、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、内閣提出、建築基準法等の改正案について質問します。(拍手)  耐震強度偽装事件が発覚してから六カ月、一昨日、姉歯元建築士ら八人が逮捕されました。姉歯氏以外の建築士による新たな構造計算書の偽装、改ざんや、耐震強度不足の建築物の存在も次々と明らかになっています。こうしたもとで、多くの国民は、我が家は大丈夫かと、みずからの住まいを初めとする建築物の安全性への不安を募らせています。建築行政に対する信頼が根本から揺らいでいるのであります。  一九九八年に、規制緩和政策によって建築基準法を改悪し、建築確認検査を民間任せにし、チェック体制も整えないままコスト最優先の経……

第164回国会 衆議院本会議 第32号(2006/05/25、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 日本共産党を代表して、建築基準法等の改正案に対する討論を行います。(拍手)  耐震強度偽装事件が発覚して半年余り、この間、当初の姉歯元建築士が関与した物件以外にも、新たな構造計算書の偽装、改ざんや耐震強度不足の建築物の存在が明らかになり、我が家は大丈夫かという国民の不安はますます強まり、建築物の安全性を確保するための建築行政に対する信頼は失墜しています。  今求められているのは、今回の事件の原因や背景を徹底して解明し、反省すべきところは反省し、きちんと反省した上で抜本的な再発防止策をとることであります。  私は、根本原因として二つ指摘してきました。  一つは、九八年の建築基準法改……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 衆議院本会議 第23号(2006/12/15、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、第百六十五回臨時国会の会期を四日間延長することに反対の討論を行います。(拍手)  さきの議院運営委員会理事会において、なぜ四日間の延長かと問われて、与党は、まだ議案が残っていると答えました。ここに明らかなように、今回の会期延長は、政府提出の教育基本法案、自衛隊海外派兵本務化・防衛省昇格法案など、憲法の諸原則に背く重大な悪法をごり押ししようとするためのものであることは明白であり、断じて認められません。  政府提出、教育基本法案は、やらせ、サクラの世論誘導によって持ち出されてきたものであることが明らかになりました。そのことは、現行教育基本法を改正しなければ……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 衆議院本会議 第37号(2007/05/31、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、柳澤伯夫厚生労働大臣の不信任決議に賛成の討論を行います。(拍手)  柳澤大臣を不信任する最大の理由は、いわゆる宙に浮いた年金、消えた年金の問題をめぐって、無責任きわまりない態度をとってきたからであります。  今回の年金記録の未確定問題や支給漏れ問題は、すべて国の責任で起こった問題です。一九九七年に基礎年金番号を導入し、国による一元的な年金記録の管理が始まって十年が経過し、五千万件に上る年金記録がいまだに統合できていないまま放置されていること。また、保険料を払ったのに納付記録が消失していて年金が受給できない被害者を多数生み出していること。これらは、保険料……

第166回国会 衆議院本会議 第48号(2007/06/22、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、第百六十六通常国会の会期を十二日間延長することに反対の討論を行います。(拍手)  自民、公明両党は、議案の審議状況にかんがみ、会期延長が必要だと言いますが、今回の延長は、安倍総理の指示を受け、残された悪法の成立を強行するためのものであり、断じて認められません。  今国会ほど、多数議席を占める与党が数を頼んで強行採決を連発し、議会制民主主義を踏みにじった国会はありません。我が国の議会政治史上に重大な汚点を残す暴走国会、問答無用国会と言っても過言ではありません。  まず、冒頭の二月二日、補正予算を通すための予算委員会を与党単独で開会し、与党だけの出席で強行……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 衆議院本会議 第19号(2008/01/11、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、新テロ特措法案の再議決を求める動議に反対の討論を行います。(拍手)  参議院は、本日午前の本会議で新テロ特措法案を否決しました。政府・与党は、この参議院の意思を重く受けとめるべきであります。衆議院の三分の二議席という数の力で覆すことは断じて許されません。  そもそも新テロ特措法案は、六年間に及びアメリカの対テロ戦争を支援してきたことへの総括も反省もなしに、この間のアフガニスタンや国際情勢の変化も顧みず、国民世論を無視して、再派兵先にありきで進められてきたものであります。  安倍内閣は、昨年七月の参議院選挙で大敗し、アメリカに誓約した給油活動継続の見通し……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 衆議院本会議 第7号(2008/02/21、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案について質問します。(拍手)  福田総理は、今回の法案について、一般財源にできることを私の内閣で初めて法律化したものだと述べました。総理は、何をもって一般財源化というのでしょうか。  法案第三条、ガソリン税は道路財源に充てなければならないという本則は一切変わっていません。その年の道路整備の事業費を上回る分があれば一般財源に充ててもよいというのにすぎません。これは、来年度予算でいえばわずか六%です。しかも、その使途は道路に関係する経費に限られているのであります。その上、一般財源に充てた分は翌年の道路整備費に戻さなければならないのであり……

第169回国会 衆議院本会議 第9号(2008/03/13、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案について反対の討論を行います。(拍手)  この二カ月間の国会の審議によって、国民の世論は大きく変化しました。道路特定財源は一般財源化して道路にも環境にも福祉にも使えるようにすべきだ、この声が国民の多数に広がっているのであります。  ところが、本法案は、一般財源化を口にしながら、ガソリン税を道路財源に充てなければならないという大原則を一切変えていないのであります。その年度の道路整備の事業費を上回る税収があれば一般財源に充ててもよいというにすぎず、しかも、その使途は道路に関係する経費に限定し、一般財源に充てた分は翌年の道路整備費に充てな……

第169回国会 衆議院本会議 第26号(2008/04/30、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、福田内閣と自民、公明の与党が、この三月に失効したガソリン税などの暫定税率を復活させ、十年間維持する租税特別措置法案など税制法案及び地方税三法案について、現に参議院で審議中にもかかわらず、否決したものとみなす動議を提出し、衆議院の数の力で再議決しようという、憲政史上かつてない暴挙に断固として抗議するものであります。(拍手)  これらの法案は、現に参議院で審議中であり、日程協議が行われ、審議の意思を明確にしています。にもかかわらず、衆議院が一方的に否決とみなすことは、参議院の審議権を剥奪するものと言わなければなりません。  しかも、みなし否決と再議決は、福……

第169回国会 衆議院本会議 第28号(2008/05/13、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、道路財源特例法改正案の再議決に反対する討論を行います。(拍手)  政府・与党は、四月三十日、ガソリン税などの暫定税率を復活させる租税特別措置法を参院否決とみなした上で再議決する歴史的暴挙を行いました。二兆六千億円に上る大増税によって、ガソリン価格は一挙に三十円もの大幅値上げとなったのであります。折からの原油、食料製品などの値上げと相まって、生活必需品の物価高騰に拍車をかけ、国民生活に大きな不安と失望を与えています。  国民の塗炭の苦しみを全く顧みない福田内閣の姿勢は断じて容認できません。内閣支持率が一〇%台に大幅に下落したのは当然であります。民意を無視……

第169回国会 衆議院本会議 第39号(2008/06/12、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、福田内閣信任決議案に反対する討論を行います。(拍手)  福田内閣は、昨年九月、安倍首相の前代未聞の政権投げ出しを受けて発足しました。以来九カ月、福田内閣は、内政でも外交でも国民の期待に背き、内閣支持率は、政権発足以来下がり続け、今や二〇%前後であります。国民の支持を失っていることは明々白々であります。福田内閣は、まさに国民から不信任を突きつけられているのであり、到底信任することはできません。  信任できない第一の理由は、後期高齢者医療制度の四月実施を強行し、それに対し国民多数の怒りの声が全国で沸騰し、制度の根本問題が次々と明らかになっているにもかかわら……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 衆議院本会議 第46号(2009/07/14、44期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、麻生内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  今や国民の大多数が麻生自公政権を見放していることは、だれの目にも明らかであります。国民から不信任を突きつけられた麻生内閣がなすべきはただ一つ、直ちに解散・総選挙を行い、国民の審判を仰ぐことであります。  そもそも、麻生総理は、安倍総理、福田総理と二代続いて政権を投げ出す前代未聞の異常事態を受け、昨秋に政権の座に着きました。総理に就任して真っ先にやるべきは、解散・総選挙で国民に信を問うことでありました。  日本共産党は、貧困と格差を広げた構造改革路線をどうするのか、アメリカ言いなりの自衛隊海外派兵を……

穀田恵二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院44期)

穀田恵二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 議院運営委員会 第2号(2005/09/22、44期、日本共産党)

○穀田委員 郵政民営化関連法案の成立を推し進めるための特別委員会設置は反対です。  次に、日本国憲法に関する調査特別委員会の設置についてです。これも私は反対いたします。  本特別委員会が、日本国憲法改正国民投票制度に係る議案の審査等を目的としていることは重大です。今、自民党が、憲法九条を全面的に破壊する独自の改憲案の策定を進め、民主党も九条改憲の方向に進めようとしています。国民投票法のねらいが憲法九条の改定に向けた条件づくりにあることは明白であり、断じて設置を認めることはできません。  今回の委員会設置は、先週十四日、総選挙後の最初の各派協議会で与党側が突如として持ち出したもので、最初の提案は……

第163回国会 議院運営委員会 第10号(2005/10/25、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、議員歳費法改正の与党案及び民主党案について討論します。  与党案は、今回、特別職国家公務員給与法改正で特別職の給与が実質一・七%減額されたことに伴い、これに準じて議員の歳費も、現行から実質一・七%減額した額を歳費法に規定しようとするものであり、それ自体は妥当なものだと考えます。  民主党案は、この三年間実施された歳費一割削減措置を継続して実施しようというものです。そもそも歳費一割削減は、二〇〇二年に当時の自公保の三与党が、構造改革の推進のためには国民と痛みを分かち合う必要があるなどとして提案されたものであります。  我が党は、当時も今も、国民と痛みを分か……

第163回国会 議院運営委員会 第14号(2006/01/19、44期、日本共産党)

○穀田委員 今報告された衆議院予算要求について反対の意見を述べます。  赤坂議員宿舎の建設に続き、新議員会館をPFI方式で建設することについて、私たちは、議員会館等は、国会施設そのものであり、その建設方式、管理運営を民間資金等活用事業として民間にゆだねることは、国会の独立性や議員の政治活動の自由などからいってふさわしくないと主張してきました。  また、特権的な制度として廃止を主張してきた議会雑費、いわゆる委員長手当はそのまま存続し、文書通信交通滞在費についても何ら改善されていません。  以上の点から反対する次第です。
【次の発言】 国立国会図書館予算について、事業経費は特に問題なく、賛成します……

第163回国会 国土交通委員会 第3号(2005/10/18、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、JRの事故の問題について大臣に質問します。  大臣は、四・二五ネットワークという遺族の方々と十月四日に、十分程度ですが、面会を行ったそうです。御遺族の方々の要請にどのようにおこたえになるつもりか、まず、その大きな点での大臣の所信をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この未曾有の事故に当たって、私は、政府には、安全規制の問題や、それから監視、監督を強める問題、そのため、それを通じて国民の命と安全を守るためにあらゆる手だてを尽くす責任があると考えます。今お話あったように、同時に、JRなどの公共交通事業者に安全を守らせる責務があると思います。国交省は、所管の官庁として、みず……

第163回国会 国土交通委員会 第5号(2005/10/26、44期、日本共産党)

○穀田委員 羽田空港への電波妨害について質問します。  この十七日に羽田空港で着陸用距離測定装置、T―DMEというんだそうですが、外部からの電波の影響で誤作動し、滑走路が使用できなくなったトラブルが発生しています。発着便のおくれは最大約一時間半、計約百七十便に上っています。  二十一日には、羽田空港や伊豆諸島の空港を離着陸する旅客機が利用する無線誘導装置の周波数に別の信号が混信し、装置がダウンする障害が起きました。混信は三十分間続いたが、管制官がレーダー機器を使って誘導したためにダイヤに乱れはなかった。着陸用距離測定装置、T―DMEは着陸機が滑走路までの距離をはかる装置だが、これが誤った距離を……

第163回国会 国土交通委員会 第7号(2005/11/29、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  今回の耐震強度偽造事件で、出席している参考人についてはそれぞれの立場で今回の問題の責任がある、このことは明確に指摘しておきたいと思うんです。その上で、今回の事件は、建築物の耐震強度という、まさに居住者とさらには周辺住民の安全、生命にかかわる問題であって、なぜ偽装が起こり検査の見落としが起こったのか、その真相解明のために、具体的事実について聞きたいと思うんです。  まず、木村建設に聞きます。  東京支店長は先ほど、鉄筋を減らせ、大枠としてこれは認めた。姉歯以外にも要求したことがありますか。
【次の発言】 あなたは、鉄筋を減らせ、こうこうこうこう何ぼ減らせ……

第163回国会 国土交通委員会 第8号(2005/11/30、44期、日本共産党)

○穀田委員 大規模地震がいつ何どき起きてもおかしくないとして、住宅など建築物の耐震化を積極的に推進しているさなかに、耐震基準を満たしているはずの新築の建築物が偽造設計によって震度五強以上の地震で倒壊するおそれがあることが発覚した、これが今回の最大の問題ですよね。  問題の焦点は、今までもるるありましたように、このマンションの居住者、また周辺住民などに対する救済をだれが責任を持って行うか。もちろん、当事者であるつくった人たちの責任は当然です。そういうこととあわせて、それをどうカバーして完全なものにしていくか。もう一つは、国民の生命と財産を守る最低限の基準である建築基準法に基づく耐震基準などがなぜ……

第163回国会 国土交通委員会 第9号(2005/12/07、44期、日本共産党)

○穀田委員 今度の事件について、真相解明のポイントは、今各党からもありましたように、姉歯氏、そしてそれと意見が異なる内河氏、木村建設、この最低三者が私はこの場に来ていただく必要があろうと思います。したがって、既にもう皆さんのところで大方一致しているんですから、一人は一致している、少なくともそういう証人喚問をすべきだ、単なる一人だけじゃなくて、三人が必要なんだ、三者が必要だということを私は申し上げ、委員長に提案しておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、端的に渡辺さんにお聞きしたいと思います。  今回のそういう、最初の設計に関する指摘、これはどういうミスを指摘したのか、そして、それはどれほど……

第163回国会 国土交通委員会 第11号(2005/12/14、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  愛知県岡崎のサンホテルの建設に絡んで聞きます。  内河証人、あなたは、岡崎市の渡辺良江さんに、東海銀行の紹介でビジネスホテルの建設を働きかけたことは事実ですね。
【次の発言】 今、二つ言っているんですね。東海銀行の紹介で一緒に行かれましたね。
【次の発言】 これは大事なことでして、あなたの建設のパターンというのは、一つは、セミナーをやる、こういう形で広く顧客を募る、同時に、不動産やその他の状況を知っている銀行を通じてやる。先ほど東海銀行と言いましたが、旧東海銀行の問題です。  そこで、私は支配人でオーナーの渡辺さんにお会いし、直接話を聞き、資料もいただ……

第163回国会 国土交通委員会 第12号(2005/12/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 私も、ヒューザーの小嶋社長、総研の四ケ所、平成設計山口、徳永各氏、そして伊藤公介衆議院議員の参考人招致、これを要求したいと思います。  これは既に最大会派の党が要求をしていますし、あとすべての党が要求、これは絶対するはずですから、必ず実現できるものだと思っています。  委員長にお諮りを願いたい。
【次の発言】 きょうは被害者への賠償の問題について若干質問します。  まず、金融庁にお聞きします。  今回の耐震強度偽造事件で、いわゆるホテルルートでは、総研がかかわったホテル開業に銀行の関与が明らかになっています。  私はこの間、十四日の証人喚問で取り上げまして、愛知県の岡崎市のホテルの……

第163回国会 国土交通委員会 第14号(2006/01/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田です。  あなたは、委員長冒頭の尋問に対して、ヒューザー社が偽装に係るマンションの購入者への引き渡し、譲渡契約の締結を行っていることなどについて違法性の認識を問われ、違法性の認識はない旨の証言をされましたね。
【次の発言】 だめです。証言を拒否できるかできないかということだけ相談していいんです。あなたが一番最初に述べたことについて私聞いているんです。冗談じゃないですよ、こんなこと相談するなんて。
【次の発言】 一番最初に証言した話を私は聞いているんですよ。それについて補佐人に相談する必要はないんです。
【次の発言】 だとすれば、議院証言法第四条によると、証言を拒むこ……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 議院運営委員会 第4号(2006/01/27、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党は、国会議員互助年金制度について、国民から見て特権的な制度を抜本的に正すために、国庫負担を廃止し、本来の互助制度にすることを提案してきました。各党協議では、この提案を基本にしつつ、制度の廃止も含めて、特権的な制度の見直しを強く主張してきたところです。  昨年十月、各党が現行制度の廃止で一致したもとで、我が党は、このことを評価しつつ、一、現行制度の廃止というなら、現職議員が特権的な年金を受給する道を残すべきでないこと、二、議員OBについても、合理的かつ国民の理解が得られるような受給削減をとるべきことを主張してきました。  ところが、与党案は、在職十年以上の現職議員について、……

第164回国会 議院運営委員会 第15号(2006/03/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、議員西村真悟君の議員辞職勧告決議案を本日の本会議に上程することを求めます。  議員西村真悟君は、昨年十一月二十八日、弁護士法違反容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、同年十二月十八日に起訴され、組織犯罪処罰法違反容疑でも再逮捕され、起訴されています。  西村真悟君は、弁護士資格を持たない人物に自分の弁護士名義を使用させ、数年間にわたって交通事故などの示談交渉を行わせ、依頼者から受け取った報酬はこの人物と折半していたのであります。本年三月九日に行われた初公判において、西村真悟君自身が、こうした弁護士法違反の事実については、そのとおり間違いないと認めたのであります……

第164回国会 議院運営委員会 第29号(2006/05/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党を代表して、教育基本法に関する特別委員会の設置に反対する意見を述べます。  教育基本法は、憲法に準ずる極めて重要な法律であり、与党の皆さんも認めるように、その扱いは、国民的理解のもと、慎重に議論をすべきものであります。ところが、政府・与党は、今国会の会期半ばを過ぎた四月二十八日に教育基本法改正案を国会に提出し、今国会成立を目指すとし、そのために特別委員会の設置を提起したのであります。  なぜ特別委員会なのか、なぜ所管の文部科学委員会ではだめなのか。与党の説明は、結局、定例日にかかわりなく審議時間を確保するため特別委員会にするということではありませんか。  与党は、与党協議……

第164回国会 国土交通委員会 第2号(2006/02/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 耐震偽装の問題についてまたやりたいと思います。  この間、福岡での偽装物件、そして熊本、横浜での強度不足物件など、非姉歯物件の拡大で、国民の建築物の安全に対する不安は深刻度を増しています。そんな中で、再発防止策を中心とした社会資本整備審議会建築分科会の中間報告が出されました。これを踏まえて、若干きょうは問題提起しながら、北側大臣と少し議論を深めていきたいと思っています。  私はこれまで、偽装や強度不足の構造設計を生み出す背景には二つあると言ってきました。一つは検査機関の民間開放による規制緩和の問題と、コストダウン競争があるということ、二つをずっと言ってきました。  コストダウンでい……

第164回国会 国土交通委員会 第4号(2006/03/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は昨年の四月の六日、東武伊勢崎線の竹ノ塚近くの踏切事故について質問をしました。その際に、二〇〇一年から、都や区、東武鉄道による立体交差化の協議がなされてきたが進まない、そして、事故が起こるまで放置してきた事業者や自治体の関係者の責任は重い、あわせて、国交省がイニシアチブをとってこれを進めるべきだということを提起しました。その際に、連続立体交差化事業の要件が合わずに、国の補助金が出ないということをあわせて指摘しました。  それについて緩和するとのことですが、どう変わって、どういう判断をしているのか、そこをまずお聞きしたいと思います。

第164回国会 国土交通委員会 第5号(2006/03/10、44期、日本共産党)

○穀田委員 航空法の改正について聞きます。  今大臣からヒューマンエラーの話がありまして、積極的に報告できるようにということがわざわざありました。その点と関連して、昨年八月、航空輸送安全対策委員会取りまとめで、国における安全情報の収集、分析の強化が求められました。今回の改正で、新たに事業者に対して安全上のトラブルの報告を義務づけます。ヒヤリ・ハットの報告、情報収集、分析も強化する。  一点確認したいんです。報告の目的は事故の防止にあると思うが、どうか。報告が懲罰につながるとかえって報告されなくなり、結局、事故防止の目的に反する結果になる、こういう指摘が現場からありますが、どのような対策をとるの……

第164回国会 国土交通委員会 第6号(2006/03/14、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、共産党の穀田です。きょうは建築研究所に聞くものですから、たまには自分の名前を言わへんと。  姉歯物件である新宿区のマンション耐震強度が、姉歯建築士と同じ許容応力度等計算で調べたら基準の八五%と算出されながら、限界耐力計算で再検証したところ、基準を満たしているとの結果になった。一たん強度不足とされたものが今度は安全と判定されたことから、強度不足の建物を抱える他の自治体の間では、うちも限界耐力計算で再検証する必要があるのではとの動揺が広がっていると報道されています。  国土交通省は、異なる判定の原因となった二つの計算法の違いについて改めて検証するため、独立行政法人建築研究所に検証……

第164回国会 国土交通委員会 第7号(2006/03/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 この間の十四日に、私は建築研究所の理事長に質問しました。その際に、大臣認定プログラムの計算結果が改ざんできるかどうか聞きました。理事長は、構造プログラムそのものの改ざんが行われた事実はないものの、プログラム出力結果を電子データとして保存した場合には、市販のワープロソフトなどで修正して出力結果を改ざんするということが可能であるということを発言しました。  国交省は、大臣認定プログラムを使った計算結果の改ざんは可能かどうか、どのように認識しているか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大臣認定プログラムを使った計算結果を改ざんできると。そこで、これは大臣認定プログ……

第164回国会 国土交通委員会 第10号(2006/04/04、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当にお疲れさまです。きょうは貴重な御意見をありがとうございます。私も若干質問させていただきます。  私は、これまで、大型店と中小商店、商店街とが真に共存共栄してこそ地域社会と住民の暮らしを守ることができると考えて、まちづくりの観点から京都で運動してまいりました。京都は、御承知のとおり、保存と開発、さらには規制と緩和がせめぎ合って、そういう町であります。きょうはそういう立場から若干質問します。  まず第一点は、地域社会への企業の社会的責任としての貢献という問題です。これはこの間、委員会で各党が質問しまして、とりわけ大型店の焼……

第164回国会 国土交通委員会 第11号(2006/04/05、44期、日本共産党)

○穀田委員 都市計画法の改正について質問をします。  今回の都市計画法の改正案は、まちづくり三法の一つとして見直されるものです。ですから、私はこの際、まちづくり三法についても、大きく、広くこの点を大臣と議論をしたいと考えています。  これまで当委員会でも、中心市街地の疲弊、そして都市の無秩序な拡散のひどい実態が議論されてきました。さらに、先日、前橋に、私ども委員会として調査視察に参りまして、そこでもそうなんですけれども、全国どこでも深刻な状況が広がってきています。この点での認識については大体異論がないと思うんです。  では、問題は、なぜこうなったかという点に私は議論が必要だと思うんですね。こう……

第164回国会 国土交通委員会 第12号(2006/04/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 ただいま議題となりました都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本共産党、社会民主党・市民連合の提出者を代表して、提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  法案では、近年、都市の無秩序な拡散が進み、中心市街地の空洞化のみならず、高齢者等が病院等の公共公益施設に歩いて行くことができなくなることや公共投資の非効率性、環境負荷の増大などの問題が生じていることから、今後、都市機能を集約したコンパクトなまちづくりを進めるため、大規模集客施設や公共公益施設について、都市計画の手続を通じて、地域の判断を反映した適切な立地を確保するとして、三つ……

第164回国会 国土交通委員会 第13号(2006/04/14、44期、日本共産党)

○穀田委員 参考人の方々、本当に御苦労さまです。お疲れさまです。  私は、日本共産党の穀田といいます。  まず最初に、この二つの検討小委員会、検討で御尽力された先生にお聞きしたいと思っています。  今の、事業者それからボランティア団体、タクシー労働者の代表の方々のお話を聞いていますと、それぞれ結構まだ矛盾があるなというのが率直な実感です。  そこで、先ほど先生がおっしゃったように、結局のところは運営協議会の設置。つまり、国がどう統一的な方向を出すにしたって、結局、先生が今おっしゃいましたように、地方自治体の役割は重要だと言っていましたが、先ほどボランティア団体からもお話ありましたように、それぞ……

第164回国会 国土交通委員会 第15号(2006/04/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田です。  お二人の参考人、本当にお疲れさまです。私も若干の点について質問させていただきます。座らせていただきます。  まず第一点、お聞きしたいのは、公共住宅の役割と住生活基本法に盛り込むべき内容についてです。  一九五〇年に制定された公営住宅法の目的には、「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、」として、さらに、国民生活の安定と福祉に寄与するとありました。当時、こういう、一九四〇年代から戦後の五〇年代の時期というのは、憲法に書かれた権利というものを明記するのが結構ありました。そのことがやはり基本にあったと私は思っています。そして、そのことで安価で良質な公共住……

第164回国会 国土交通委員会 第16号(2006/04/28、44期、日本共産党)

○穀田委員 防衛庁に聞きます。日米防衛首脳会談で合意されたとされるグアム移転経費に関連して、二点だけ聞きます。  日本側負担とされる米軍用家族住宅の費用の内訳を、日本円で幾らか、何世帯分つくるのか、お教えください。
【次の発言】 では、住宅局に聞きます。  二〇〇四年度の公営住宅の供給実績と建設費等補助の予算額は幾らか。
【次の発言】 今わかったように、米軍の家族住宅については、三千五百戸建てて二千八百億円使う、予定されている。日本の公営住宅に使う予算は、二万一千二百七十八戸つくって千五百七十二億六千三百万円だ。  こういうものだということで、日本全国でつくる公営住宅の予算よりも、米軍のグアム……

第164回国会 国土交通委員会 第18号(2006/05/10、44期、日本共産党)

○穀田委員 岸壁、防波堤等、港湾施設の技術基準変更の問題について、まず大臣に聞きたいと思います。  安全問題は耐震強度偽装事件を通じて国民的関心事になっています。新しくつくる登録確認機関に対する国土交通省の指導監督の体制はどうなっているのか、明確にしていただきたいと思います。  そしてまた、二つ目に、登録確認機関が行った確認に関し不備が起こった場合の責任の所在はどこにあるのか、明確にしていただきたいと考えています。
【次の発言】 二重チェックといっても、建物の場合でも、最終的には地方自治体、特定行政庁が負うという形式になっているんですよね。しかも、それは四枚のペーパーでやるということに一応なっ……

第164回国会 国土交通委員会 第20号(2006/05/16、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、参考人の皆様方は、貴重な御意見を本当にありがとうございます。私も質問いたします。座らせていただきます。  まず、日置参考人にお聞きします。  私は、この一連の耐震強度偽装事件の要因また背景に規制緩和があると考えています。そこで、私どもが資料としていただいた大阪弁護士会の言を少し参考にしたいと思うんです。  これでは、「チェックする者がチェックを受ける者に雇われるシステムでは公正なチェックは期待できない。建築確認検査業務を全くの自由競争に委ねてしまえば、必然的に市場原理が導入され、「安く早く緩く通す」業者が生き残ることとなり、その公正中立性……

第164回国会 国土交通委員会 第21号(2006/05/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 耐震強度偽装事件が発覚してちょうど半年で、また先ほどのニュースでは小嶋氏が逮捕されるというときに、この質疑をするというのはとても大切なことだと思います。  そこで、私は、被害を受けたマンションに対する国の救済策の問題について最初に大臣と質疑を交わしたいと思います。  昨年十二月に救済策が発表されて半年がまた過ぎようとしています。とりわけ、強度不足により使用禁止命令が出されたマンション住民の方々は、退去を余儀なくされながらも再建に向けて非常に苦労されています。  この問題で大臣は、最も緊急を要する課題は、危険な分譲マンション居住者の安全と居住の安定の確保、最大限の努力をしてまいります……

第164回国会 国土交通委員会 第23号(2006/05/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、民間検査機関の建築確認について、まず最初に聞きたいと思います。  民間指定確認検査機関が行った建築確認に見落としなどの瑕疵があった場合、その責任はだれが負うのかという問題について、最高裁ではこの間決定が下されました。  そこで、現行法では、民間検査機関が交付した建築確認済証については、特定行政庁の建築主事が交付する確認済証とみなすとされています。ところが、指定確認機関から特定行政庁への報告は、私、一番最初にこの議論が始まったときにお見せしましたけれども、四ページなんですね。その報告書しかなくて、検査することはない。当然、瑕疵があった場合に責任を負えと言われても、その果たし……

第164回国会 国土交通委員会 第25号(2006/06/07、44期、日本共産党)

○穀田委員 エレベーターで死亡事故が起きました。亡くなられた市川大輔さんの御家族に哀悼の意を表明したいと思います。  エレベーター事故で、日常使う製品の安全性の問題が浮き彫りになりました。原因究明が一刻も早く求められます。メーカーや保守会社は、安全対策に落ち度がないか再確認し、利用者の不安を払拭する必要があります。  国交省の責任もあります。国交省は、建築基準法第三十四条、それから建築基準法施行令の百二十九条の三以降、そして安全装置の義務づけは同十「エレベーターの安全装置」というところにありまして、その三項一号に、要するに「すべての出入口の戸が閉じていなければ、かごを昇降させることができない装……

第164回国会 国土交通委員会 第27号(2006/06/13、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  座らせていただきます。  私は、今度の新しいバリアフリー法に移動の権利を明記すべきであると考えています。そこで、皆さんからその件に関して御意見をお聞きしたいと思います。既に川内参考人はそのことをお話しされましたので、秋山参考人、上薗参考人、小川参考人にお願いしたいと思います。  秋山参考人は、「究極のバリアフリー駅をめざして」という著作の中で、「障害を持つ人も高齢者も誰もが地域でごくあたり前の生活ができる考え方であるノーマライゼイション社会を実現することである。ノーマライゼイションの保障は言い換えれば、憲法二十五条で保障されている人間として最低限度の生……

第164回国会 国土交通委員会 第28号(2006/06/14、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、まず最初に、エレベーター事故の問題について聞きます。  高層住宅やオフィスビルに住み、働く人々にとって、エレベーターは欠かせませんし、その安全は大前提です。高齢者、障害者など移動制約者にとってはなおさらです。エレベーターの安全を抜きにしたバリアフリー化はあり得ない、私はそう考えます。バリアフリー化を促進しようとするこの法案においても、今回の港区のマンションエレベーター死亡事故の持つ重大性ははかり知れないと言っていいと思います。  きょうは、行政の責任について検証したいと考えます。  エレベーターは建築設備の一部ということで、建築基準法の建築確認や完了検査の対象となっていま……

第164回国会 予算委員会 第2号(2006/01/26、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは総理に質問したいと思います。  今回の耐震強度偽装事件の大もとに、九八年の建築基準法改正があります。日本共産党は反対しました。その理由を、建築士の独立性が確保されておらず、建築主や建設業者の圧力がまかり通る可能性があるということと、もう一つは、営利を追求することから競争が激しくなる、その結果、先ほども引用いただきましたけれども、安かろう悪かろうという検査にならないか、また、手抜き検査が横行しないかということを指摘したわけです。まさに、警告が、不幸にして的中しました。  安全を担保すべき建築行政にまで規制緩和を持ち込んだことへの問題はないと考える……

第164回国会 予算委員会 第16号(2006/02/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、一月二十六日の補正予算質疑で、構造計算書の偽装は姉歯氏以外にもあるのではないか、事件の背景に、規制緩和、そしてコストダウン競争、建築主や施工会社などからのコストダウン圧力があることを指摘しました。不幸にもこの指摘が当たり、二月八日、福岡県の賃貸マンション三棟のサムシングによる偽装が発覚しました。危険な建築物が建築され、拡大しています。  設計士の偽装はあくまでも、施主や施工業者の圧力もこの間問題になってきました、この際、偽装の有無に限らず、耐震強度など、建築物の安全性を徹底して調べる必要があります。  そこで、聞きたいんですけれども、福岡市や国交省は、サムシングが設計した賃貸……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 議院運営委員会 第25号(2007/01/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、日本共産党を代表して、提案された衆議院歳出予算の要求について反対を表明します。  その第一は、新赤坂議員宿舎建設の際も反対を表明しましたが、新議員会館の整備及び新宿舎の維持管理運営にPFI方式を導入しているからです。  その二は、従来から一貫して主張してきました、委員長手当の議会雑費は不要だからです。  その三は、同様に議員文書通信交通滞在費については、東京在住者にも一律に支給するのは不適切であるということです。  以上です。

第165回国会 国土交通委員会 第2号(2006/10/18、44期、日本共産党)

○穀田委員 北朝鮮のミサイル発射、続く核実験に対して、我が党は、国際社会の意思を無視し、六カ国協議や日朝平壌宣言などの国際的取り決めをじゅうりんする暴挙であると厳しく非難、抗議し、北朝鮮に、核計画を放棄し、即時無条件に六者協議に復帰することを要求してまいりました。そのために、国際社会が一致協力して北朝鮮に迫り、平和的、外交的に解決することが重要だという見地を強調してきたところです。日本独自の措置もこうした見地からあり得ると表明してまいりました。  本日の承認案件は、北朝鮮のミサイル発射に伴う万景峰92号の入港禁止にかかわるものであります。  七月、政府は、我が党の質問に、入港禁止措置の目的は、……

第165回国会 国土交通委員会 第3号(2006/10/25、44期、日本共産党)

○穀田委員 大臣にきょうは質問します。  大臣は、この間の十三日の所信のあいさつの中で、まず、国民の安全、安心のための取り組みが喫緊の課題、そしてさらに、国民の生命財産の保護に全力で取り組む、これを第一に挙げました。それを実現しようと思いますと、当然、まず一つは、国民の命、安全を守るための必要な予算を優先して確保する、それから二つ目に、実行するための人員の育成確保が必要です。さらに、その前提として、国や行政の責務、役割の自覚が不可欠だと私は思っています。  国民の命、安全、生活を守る責務を果たす上で、ましてや法令遵守は最低限の責務ですが、これをじゅうりんする事件が発生しているのは御承知のとおり……

第165回国会 国土交通委員会 第6号(2006/11/29、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は日本共産党の穀田恵二です。  三人の参考人、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  座って質問させていただきます。  私は、耐震強度偽装によって、設計者側である建築士制度に不備があるという点も明らかとなったと。今回の改正は、建築士の資質、能力の向上、そして設計、工事監理業務の適正化を図って責任を明確にしようというものであって、一定の前進だと私は思います。しかし、耐震偽装事件が投げかけた問題の深刻さは、これらの問題だけでは解決できないと思っています。それは皆さん、私も何度か質問をさせていただきましたし、御承知かと思うんです。  事件の背景にあったのは建築物の安全を軽視した……

第165回国会 国土交通委員会 第7号(2006/12/05、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうはダンピングの問題について質問したいと思います。  福島県の知事、それから和歌山県知事、宮崎県などは、大型談合事件ということで摘発が相次いでいます。そのほか、全国の地方自治体でも問題になっていることは御承知のとおりです。国レベルでも、昨年の国や道路公団発注工事における橋梁談合事件、成田空港での電気関連工事談合、そして防衛施設庁発注事件をめぐる談合事件、ほとんどが官製談合でもありました。  こうした談合の根絶に、検察や警察当局並びに公正取引委員会が全力を挙げることは当然だと思うんですね。同時に、多くの官工事を所管する国交省の談合排除の取り決めが極めて重要なことは論をまちません。……

第165回国会 国土交通委員会 第8号(2006/12/06、44期、日本共産党)

○穀田委員 私、観光立国基本法についてきょうは論議したいと思います。  九五年の観光政策審議会答申は、「観光を考える基本的視点」ということで、その第一に「すべての人には旅をする権利がある」として、「旅は、すべての人にとって本源的な欲求である。人は旅により日常から離れ、未知の自然、人、文化、環境と出会い、そして新たな自分を発見する。」と述べています。これはとても大事な視点だと私も同感します。  そうなりますと、旅をする権利を実現するために、所得と時間のゆとりが不可欠ではないだろうかと考えます。今日、格差拡大の問題が社会問題となっています。収入は減るわ、それから低賃金、さらに税や社会保障の負担はふ……

第165回国会 国土交通委員会 第9号(2006/12/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は案件のみ質問します。  十月十八日の質疑で、既にこの案件に対して私どもの基本的立場を明らかにしています。北朝鮮に、核兵器を、核計画を放棄し、即時無条件に六者協議に復帰することを要求し、そのために、国際社会が一致協力して北朝鮮に迫って、平和的、外交的に解決することが重要だという見地を強調してきました。それは本院の決議にも反映されました。日本独自の措置もこうした見地からあり得ると表明してきたところです。  私は、万景峰号の入港禁止措置とそれに続く措置が、いわゆる制裁のための制裁ではなく、北朝鮮を六者協議に戻し、平壌宣言に基づく対話の道に復帰させ、外交的解決を図る手段としてとられたこ……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 議院運営委員会 第13号(2007/03/15、44期、日本共産党)

○穀田委員 憲法の改正手続に関する法律について……(退場する者あり)
【次の発言】 国民の声を聞くという重要な公聴会の設定を、与党単独で一方的に強行したことに強く抗議します。  今回の公聴会の日程設定は、国民投票法案すなわち改憲手続法の採決を前提としたものであり、通過儀礼のためのものと言わざるを得ません。このことは、昨日の安倍首相の、今国会で必ず成立との言明で明らかであります。安倍首相の目指している憲法九条改憲と地続きの改憲手続法は、断じて認められません。  国民の声を聞くなら、地方公聴会はもちろんのこと、期限を切らない徹底審議が必要であることを強く主張し、公聴会開会承認要求に反対するものであ……

第166回国会 国土交通委員会 第2号(2007/02/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、大臣に質問をします。  冬柴大臣は所信で、安全、安心の課題に取り組むことを述べました。国土交通省の二〇〇七年度予算の説明などを見ると、国際競争力の強化を一番目に掲げています。〇六年度は、集中豪雨やJR尼崎事故、耐震偽装などがあったことも影響したのでしょう、安全、安心を筆頭に掲げていたことと比べると、いささかちょっと方向が違うんじゃないかなと私は思ったわけです。  行政の本来の役割としておろそかにしちゃいけないという立場から、安全、安心の課題、建築物の安全に関して幾つか質問します。  まず、カラオケボックス火災事件です。  去る一月二十日、兵庫県宝塚市のカラオケボックス、ビート……

第166回国会 国土交通委員会 第3号(2007/03/13、44期、日本共産党)

○穀田委員 先ほど起きた航空事故の件について質問したい。これはそちらには頼んでいませんけれども、事態が緊急なものですから、官房長に聞けば少しわかるだろうと。  実は、国土交通省によると、運航に影響したDHC8のトラブルは、二〇〇五年で四十四件発生している。うち、DHC8―Q400、同型の飛行機ですね、このトラブルが二十六件と多発している。その二十六件の内訳は、車輪の格納関係が八件、プロペラ回転数の異常表示などエンジン関係が四件云々かんぬん、こうあるわけですね。  それで、実は、全日空は、ボンバルディア社が二〇〇六年三月中に出す予定の調査報告を受けて本格改修を実施ということになったんだけれども、……

第166回国会 国土交通委員会 第5号(2007/03/16、44期、日本共産党)

○穀田委員 今回の三法、出ているんですけれども、その中心は都市再生特別措置法にあります。それで、民間都市再生事業者の認定申請期間を延長することにあると考えます。きょうは、したがいまして、都市再生政策について議論したいと思っています。  政府の都市再生政策は、小泉前総理が二〇〇一年に立ち上げた都市再生本部で本格化し、翌年の〇二年に本法が制定されました。この都市再生は、バブル崩壊後、地価下落など低迷した経済を活性化することを主眼にしていたと思います。  そもそも、この都市再生のきっかけは何だったのか、また、この法律で規定する都市再生というのは何か、それをどういう手段、手法で行うのか、初めに確認して……

第166回国会 国土交通委員会 第6号(2007/03/20、44期、日本共産党)

○穀田委員 この間、水門談合について質問し、OB関与の情報の問題について質問しました。その後、新聞報道では、二〇〇五年の夏、元課長の実名を挙げ、談合への関与を指摘する投書が寄せられたという報道があり、さらに投書は、国交省が所管する社団法人日本建設機械化協会に天下りしていたが、協会の会議室で業者が談合していると具体的に記載していると書かれていました。さらに続いて、投書の内容は〇五年九月までに文書で国交省幹部に伝えられていたとあります。  これらは事実なのか。それと、どういった内容だったかを明らかにしてほしいと思います。簡潔にお願いしたい。

第166回国会 国土交通委員会 第7号(2007/03/23、44期、日本共産党)

○穀田委員 モーターボート競走は、もともと刑法で禁止している賭博及び富くじ販売の特例として、地方自治体のみ認められている公営ギャンブルの一つです。青少年への悪影響、家庭崩壊や勤労意欲を低下させるなど、害悪は免れないと私は考えます。  地方財政の改善を目的としてきましたけれども、売り上げはピーク時の半分以下に減少し、二〇〇五年度には、四十一施行者中、一般会計への繰り出しができない施行者が十六、赤字施行者は六、撤退する自治体も生まれています。このまま続けるのが妥当か、再検討が必要な時期に来ています。売り上げ拡大策として場外舟券売り場の設置やナイター営業の拡大が進められているが、多くの地域で住民や自……

第166回国会 国土交通委員会 第8号(2007/03/27、44期、日本共産党)

○穀田委員 能登半島地震に関連して、国土交通大臣にお聞きします。  今回の地震でお亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げ、被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。  今回の地震について、どのメディアも大体、日本ではいつどこに大地震が起きてもおかしくない、地震対策は待ったなしだと報道しています。私もそのとおりだと考えます。  耐震改修促進法が制定されましたし、国は、住宅の耐震化率を二〇一五年度までに九〇%に引き上げる方針を決めました。その進捗状況と問題点について、簡潔にお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、こういう地震が起きるたびに、計画を本当に進行させる、それは自……

第166回国会 国土交通委員会 第9号(2007/03/28、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田です。  参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。座って質問させていただきます。  私は、今回の胴体着陸についての認識を出発にしなくちゃならぬのじゃないかと思っているわけです。といいますのは、やはり危機一髪であって、大惨事寸前だったということが大事だと思うんですね。そういうことがあったらどうなっていただろうということについて、しっかり思いをいたしながら私どもは対応をしなくちゃならぬと思っています。  そこで、最初に、国土交通省に一点だけ聞きたいと思うんです。  高知県知事と県民は、ボンバルディア機に対して大変不安を抱いています。県議会さらには南国……

第166回国会 国土交通委員会 第10号(2007/04/03、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、少し違った角度から海洋政策の基本について議論をしたいと思います。  御承知のとおり、CO2の排出によって温暖化など、地球環境問題の解決というのは喫緊の課題になっています。海洋政策を考える上で、海洋というのは人類共有の財産であって、地球の主要な部分を占める、そういう意味での海洋環境の保全が大事だと私は考えるんですね。そういう点から、海洋の環境というのは今はどのような現状にあると認識しているのか、大ざっぱなそういう基本的な考え方、認識をまず大臣に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 原理論というか、漠とした話になっているんですけれども、私が聞きたかったのは、さっきも言いました……

第166回国会 国土交通委員会 第11号(2007/04/10、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは本当に、今の質疑も含めまして、とても参考になりました。私は実は、随分話題になりました京都に住んでいるものですから、参考人の皆さんがそういう京都に触れられながらお話しいただいたことに、とても興味を持ちました。最後に森先生からお話のあった、車を入れないという問題も、京都などでは、私はそういう意見でして、ところが、国土交通省というのはなかなかのものでして、市内に高速道路を乗り入れようかという話まであるようなところでして、いかがかなと思ったりしているのを、本当に勉強になりました。  座らせていただいて、質問させていただきます。  まず、森地参考人と森参……

第166回国会 国土交通委員会 第12号(2007/04/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 今回の法案を議論する際に、交通政策に関する考え方、それともう一つは、地域住民の移動困難が増大するなど深刻な現状との関係で、やはり移動の権利や交通権にかかわるこういう角度からの議論が必要だろうと思っています。  私は、そんなに時間がないものですから、皆さんの全体の議論を踏まえて、具体的な点を少し聞いていきたいと思います。  まず、地域公共交通の現状についてお聞きしたい。  私は、地域公共交通の衰退というのは極めて深刻な事態だと考えます。特に、過疎地など地方のバスや鉄道などの公共交通は、近年、需要減少に伴う経営悪化が急速に進み、路線廃止や廃業が相次いでいます。  まず、二〇〇〇年以降廃……

第166回国会 国土交通委員会 第14号(2007/04/25、44期、日本共産党)

○穀田委員 本日は、先ほど同僚議員からもるるありましたように、福知山線脱線事故から二年目に当たります。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りすると同時に、御家族の皆さんに改めて哀悼の意を表したいと思います。  私は、この点では、事故を風化させずに、特に、原因とJRの責任、そして再発防止、私は何度も質問してきましたけれども、やはり安全、安心が第一だという交通をつくり上げること、この点で我々政治の責任を果たさなければならないと考えています。  特に、その点では、被害に遭われた方々の御回復をお祈りすると同時に、その方々が特に考えておられる、やはり、先ほど大臣もおっしゃっていましたけれども、JRの対応……

第166回国会 国土交通委員会 第15号(2007/05/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  参考人の皆さんには、本当に貴重な御意見をありがとうございます。  座って質問いたします。  私は、お話を聞いていて、結局、今度の法案との関係もあるんですが、規制緩和というものをどうとらえるかということが事の分岐だと思うんですね。  私どもは、御承知かと思うんですが、〇二年の規制緩和については反対をいたしました。当時、市場競争を促進し、利用者サービスの向上を図る、需要の拡大によって事業は拡大し、働く労働者の労働条件は向上するというのが道路運送法改正の目的であったはずであります。  ところが、実態はと聞くと、先ほどるるいろいろな話がありましたが、サービス自……

第166回国会 国土交通委員会 第16号(2007/05/09、44期、日本共産党)

○穀田委員 ジェットコースター事故についてまず聞きたいと思います。  亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げ、また、御遺族の方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。負傷された方々に対しては、心よりお見舞い申し上げます。  あってはならない事故であり、私、いつもこういう事故が起こったときに言うんですけれども、未然に防ぐ手だては本当になかったのかという立場から点検する必要があるんじゃないだろうかと思っています。  事故原因などはこれからですが、管理者であるエキスポランド社、さらには監督すべき吹田市の責任も問われます。そして、探傷検査も義務でなかったなど行政の対応や制度面など管理体制も不十分であ……

第166回国会 国土交通委員会 第18号(2007/05/15、44期、日本共産党)

○穀田委員 情報化社会の進展のもとで、インターネットで測量成果を提供できるようにするなど、今回の法改正は当然のことだと考えています。  私は、国土地理院の役割などについて質問します。  この測量法改正案とあわせて、地理空間情報活用推進基本法案が議員立法で審議されています。藤本国土地理院長は、この二つの問題についても日刊建設工業新聞などでインタビューに答えて発言をしていますから、そこを少し聞きたいと思うんです。  これらの法案ができることによって、国民サービスの向上がどのように図られるのか、国土地理院がどのような役割を果たすのか、この点について、国土地理院長にまず聞きたいと思います。

第166回国会 国土交通委員会 第19号(2007/05/16、44期、日本共産党)

○穀田委員 九日に続き、大阪のエキスポランドで起きたジェットコースター事故について聞きます。  私は、十二日、事故を起こしたエキスポランド社と吹田市に調査に行ってまいりました。ちょうど事故発生から一週間。関西ではマスコミも大きく取り上げており、より詳しく報道されています。調査して、この問題の重大性を再認識しました。  一つは、事故を起こした事業者の安全に対する反省と責任の希薄さを痛感したということです。二つ目に、自治体の建築行政のあり方の問題。そして三つ目は、一番大事だと思うんですが、法令の不備、法令を整備してこなかった国の不作為責任にかかわる問題です。  そこで、まず第一に聞きたいと思うんで……

第166回国会 国土交通委員会 第21号(2007/05/22、44期、日本共産党)

○穀田委員 穀田恵二です。  四人の参考人には貴重な御意見を本当にありがとうございました。法の今後も含めて、我々がどういう点を注意すべきかということも含めて御示唆をいただきまして、ありがとうございます。  では、座らせていただいて質問させていただきます。  まず、村上周三参考人と金子光邦参考人にお尋ねします。  耐震偽装の被害者は、深刻な状況に追い込まれています。言うまでもなく、二重ローンの負担であります。瑕疵担保責任の制度をつくろうというとき、建物を担保に住宅ローンを組んだ金融機関にも一枚かんでもらおうというのは、私なんかにすれば非常に当然だと思うんですが、その点についてお聞きしたい。  住……

第166回国会 国土交通委員会 第22号(2007/05/23、44期、日本共産党)

○穀田委員 国交省は、耐震偽装事件の再発防止策としては、被害者救済対策である本法案が、まず建築確認制度、それから建築士法に続く第三弾の仕上げ段階と位置づけています。しかし、建築確認検査を民間にゆだねる枠組みはそのままにして、この間何度も議論してきましたけれども、さらに安上がりの経済設計を初め、安全を軽視し、行き過ぎた低コスト競争をあおる住宅の市場化を促進するなど、抜本策としては極めて不十分であると私は考えています。結果として、事件の被害者はいまだにもとの生活に戻れず、解決していません。  さらに、姉歯事件以降も、構造計算の偽装、不適切事例が相次ぎ発覚し、アパグループの田村水落設計、静岡の月岡設……

第166回国会 国土交通委員会 第23号(2007/05/25、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、冬柴大臣と議論をしたいと思っています。  まず第一に、特定船舶の入港禁止措置を延長する理由は何か、端的にお答えいただければと思います。
【次の発言】 この法案の提案趣旨説明のところを読まれたということですね。  私は、この禁止措置の延長が、制裁のための制裁というのじゃなくて、日朝間、そして六カ国協議の合意の誠実な履行、そのための対話を促進する手段であるということだけは確認しておきたいと思うんです。いいですね。(冬柴国務大臣「はい」と呼ぶ)  その上で、北朝鮮のミサイル発射並びに続く核実験に対して、私どもは、国際社会の意思を無視し、六カ国協議や日朝平壌宣言などの国際的取り決めを……

第166回国会 国土交通委員会 第24号(2007/06/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 住宅セーフティーネット法案に関連して、少しお聞きしたいと思います。  住生活基本計画が、全国計画ですね、二〇〇六年九月十九日に閣議決定され、そのもとで都道府県計画が二〇〇七年三月までにほぼ策定されました。これは二〇〇六年度から一五年度までの十年間の計画です。  この計画の策定過程で、住宅困窮者に対する住宅セーフティーネットの確保に関連して、「住生活の分野において憲法第二十五条の趣旨が具体化されるよう、」という文言が追加されました。  私は、住生活基本法の審議の際にも、居住の権利という思想や考え方にこだわりました。その際にも、一九五〇年に制定された公営住宅法の目的には、「健康で文化的……

第166回国会 予算委員会 第10号(2007/02/16、44期、日本共産党)

○穀田委員 政治と金の問題について質問します。  まず、佐田前行政改革担当大臣の辞任について官房長官に聞きます。佐田氏は端的に言ってなぜやめたのか、お答えください。
【次の発言】 今の説明だと、なぜ辞任したのかというのがさっぱりよくわからない。大臣を辞任するということは、重大な問題があって、その疑惑なり問題の本質を解明する必要があると思うんです。  ところが、佐田氏は、記者会見を行っていて、たった十二分ほどで、中身について一切語らずに、つけかえの額はという質問に対しても、かなりの額だが今はわからない、また御報告させてもらうと答えて会見を打ち切っています。  官房長官は、十二月二十七日の午前の記……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 議院運営委員会 第20号(2008/01/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 動議に反対です。  第一は、参議院は、本日午前の本会議で、新テロ特措法案を否決しました。政府・与党は、この参議院の意思を重く受けとめるべきであります。衆議院の三分の二議席という数の力で覆すことは許されないと考えるからです。  法案の内容は、憲法九条を真っ向から踏みにじる米軍の戦争支援そのものだから、私は反対であります。  最後に、今のアフガニスタンの現実や国際社会の変化からいっても、また国民多数の世論から見ても、この動議を行うことは道理がないと考えます。  以上です。

第168回国会 国土交通委員会 第2号(2007/10/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 大臣に質問します。  先ほどもありましたが、今月の十五日に、横浜市の積水ハウスの物件で構造計算の偽装が行われていたことが発表されました。藤建事務所の遠藤一級建築士が百六十七カ所も偽装をした。遠藤建築士が構造計算した物件は約七十件にもなると言われています。  一つ聞きたいのは、偽装された物件の耐震性は大丈夫か、そして審査はどれだけ進んでいるかということです。  まとめて言いますけれども、もう一点は、先ほど大臣が述べられていましたけれども、私はこの問題は結構深刻だと思うんですね。というのは、改正法施行前に建築確認された案件ということだけれども、施行前といっても、姉歯事件以来、設計する側……

第168回国会 国土交通委員会 第3号(2007/10/31、44期、日本共産党)

○穀田委員 地震発生や火山噴火などを観測した場合、その情報をいち早く伝達し、被害の軽減に結びつけることは当然だと考えます。被害の拡大を防止し軽減するためには、一人一人の国民が被害の危険を認識し、みずからそうした行動をとれない人も含めて、その危険から身を守れるようにすることだと考えます。気象庁が行う予報、警報に対してどう対応すべきかを国民が理解していなければ、意味を持たない。  緊急地震速報の本運用開始に係る検討会最終報告は、緊急地震速報利用に当たっての心得として、慌てずまず身の安全を確保する、このことを国民への周知徹底を図ったとしています。そして、その徹底度合い、いわゆる認知度というものについ……

第168回国会 国土交通委員会 第4号(2007/11/02、44期、日本共産党)

○穀田委員 我が党は、北朝鮮に対する船舶入港禁止と日本独自の制裁措置に対して、昨年十月にこれが実施された際にも、ことし四月にこれが延長された際にも賛成してきました。それは、昨年十月に行われた北朝鮮による核実験という新たな重大な事態に対して、北朝鮮を対話の道に復帰させ、核兵器問題の外交的解決を図るための手段として日本独自の制裁措置をとる点は了とするという立場からのものでありました。  まず、この制裁措置の目的、そもそもの制裁措置をとった理由について、逆に私は、ことしの十月九日に行った閣議決定に基づいて入港禁止の理由を述べられたいと思います。外務省、お願いします。

第168回国会 国土交通委員会 第5号(2008/01/09、44期、日本共産党)

○穀田委員 年の初めの質疑ですから、大臣にことし全体の景気動向や国民生活への影響に対する認識を聞きたいと思います。  ことしは年明けからニューヨーク市場で原油先物が初めて一バレル百ドルを突破し、その影響もあって株価が急落するなど、市場の大混乱で幕をあけました。昨年夏のアメリカで起きたサブプライムローンの破綻が引き金となって欧米での金融危機に発展したり、察して行き場を失った投機資金が原油などの商品市場に向かって、原油、さらには農産物の高騰を加速させました。これが日本国内へも波及して、灯油やガソリン、食料品という生活必需品の値上げが続いています。  昨年十一月の消費者物価は前年よりも〇・四%上昇し……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 国土交通委員会 第2号(2008/02/20、44期、日本共産党)

○穀田委員 海上保安庁長官に一点だけ聞きます。  通告していなくて申しわけないんですが、自衛隊のイージス艦が衝突した際に、この海難事故、海保には事故後何分後に報告がありましたか。
【次の発言】 つまり、十六分後にあったと。  大臣、一点だけ、この点も聞きたいと思います。こういう海難事故というのは初動が大事だということは御承知のとおりです。普通、こういう形で十六分もおくれるというのは私は解せない。また、こういうことがあってはならぬと私は思っています。その点についての見解だけ言ってください。
【次の発言】 私は、大臣に報告とか、それからいろいろな点がるるいろいろありました。それも大事ですけれども、……

第169回国会 国土交通委員会 第3号(2008/02/22、44期、日本共産党)

○穀田委員 政府はこの間、高速自動車道の整備の現状については、つながっていないとだめだ、ぶつ切りの道路が日本全国に見受けられる、そういうことでいいのかを含めて考えなければいけないと述べて、総理大臣もこの間、道路のネットワーク整備が重要であるという点を強調しています。ただ、一つ一つの道路の建設に当たっては、私は、財源や地域の環境や景観、安全、住民のニーズなど、さらには弊害に対する対応など、精査しなければならないことはあるんだと思うんですね。  そこで、総理に、基本的な考え方なんですけれども、手続の問題でも、行政内部だけで決めるのではなくて、客観的な手続を行う必要があると思うんですが、その基本的見……

第169回国会 国土交通委員会 第4号(2008/02/26、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、まず大臣の、道路行政における計画決定過程の透明化に関する言明について少しお聞きしたい。  大臣は、この間、一般国道の自動車専用道や地域高規格道路について、広域的な機能を有する道路に関しては、手続の透明性を向上するため、第三者機関に諮り、適宜国幹会議に報告するなど、制度改正も含め必要な見直しを行っていくべきと考えている、こう表明してきました。さらに、先日も私質問しまして、京奈和自動車道や圏央道もその対象だったということでした。  さらに、二十一日の予算委員会の答弁で、東京湾口道路それから紀淡連絡道路など六つの海峡横断道路の建設推進を盛り込もうとしている国土形成計画の全国計画……

第169回国会 国土交通委員会 第5号(2008/02/27、44期、日本共産党)

○穀田委員 四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございました。私は、日本共産党の穀田恵二です。  小井参考人にお聞きします。  国交省が行った世論調査によれば、道路についての国民の要望の一番は渋滞対策です。高速自動車道の建設は渋滞対策の切り札なのか、このことについてお聞きします。
【次の発言】 なかなか、おつき合いと現場のあれで、ありがとうございました。  そこで、今お話がありましたけれども、高速道路中心ないしは重視の予算配分が、生活道路の整備や、さらには維持補修の費用を圧迫しているという向きの発言がありましたが、その辺も少し詳しくお話しいただければありがたいんですが。

第169回国会 国土交通委員会 第6号(2008/02/29、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、中期計画の中で、地域高規格道路について聞きたいと思います。  中期計画において、地域高規格道路に対する施策は、一つは、基幹ネットワークの整備、第二に、生活幹線道路ネットワークの形成というところに記載されているのは御承知のとおりです。  そこで、幾つかただしておきたいことがございます。まず、十年間に百八十六路線、百十候補路線のうち、どれだけ整備するおつもりか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 おおむね確保する、決まっていない、こういうことですな。  それから第二番目に、それでは十年間に使う事業量は幾らですか。

第169回国会 国土交通委員会 第7号(2008/03/12、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、道路特定財源のもとで自動的に高速道路ができていく仕組みを根本的に改めて、その全額を道路にも福祉にも医療にも使える一般財源化に今こそ踏み出すべきであると一貫して主張してきました。  国民はどう考えているのか。大臣は口を開けば、私も庶民だ、こうきます。庶民がどない考えているかということについてお聞きしたい。道路特定財源を残すべきと考えているのか、それとも一般財源化すべきだと考えているのか、大臣のその認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 十年論については後でやりますよ。今の口調でいうと、理解していない国民が悪いんだと言わんばかりになっているわけで、私はいかがかなと思います。……

第169回国会 国土交通委員会 第9号(2008/04/09、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、道路特定財源と一般財源化の問題について、少し冬柴大臣に質問をします。  四月一日から、暫定税率が期限切れで、ガソリン税などの暫定税率上乗せ分がなくなって、ガソリンの価格が値下げされました。同時に、ガソリン税である揮発油税を道路整備に充てなければならないとしてきた道路財源特例法も、三月三十一日で期限が切れました。その結果、四月一日からは揮発油税は道路特定財源ではなくて一般財源となっている、この点は、確認したいんですが、間違いありませんね。
【次の発言】 それはおかしいですね。財源のそういう根拠法がなくなっている、切れている現実のもとで、じゃあ何なのか、一般財源しかないじゃないで……

第169回国会 国土交通委員会 第11号(2008/04/15、44期、日本共産党)

○穀田委員 海難事故調査、そして再発防止について聞きます。  国交省の説明資料では、運輸安全委員会、海難審判所の設置の効果として、原因究明機能の強化、海難について委員会調査の実施等により背景要因の客観的、科学的な調査が可能とあります。そうすると、これまでなぜ背景要因の客観的、科学的な調査ができなかったのかということになるわけで、聞きたいと思います。
【次の発言】 過失といいますか、そういうものの認定に重きが置かれていたということでありますが、しかし、では今回客観的、科学的な調査ができるようになるという根拠はどこにあるのか、そして、現在の海難審判庁の調査と安全委員会のそういう調査とは何がどう違う……

第169回国会 国土交通委員会 第13号(2008/04/18、44期、日本共産党)

○穀田委員 歴史的まちづくり法案にかかわって、重要文化財に指定されている民間の住宅、重文民家について質問します。  今回の法案は、文化財保護行政とまちづくり行政とが連携をして、これまで点として守ってきた貴重な文化財を、点としてだけではなくて面として、文化財を核にしながら、周辺地域全体の歴史的風致を守っていくものだという説明がありました。  私は、まず第一に、これらを考える上で、法案における重要文化財の持つ意義について明確にする必要があると考えています。なぜなら、重要文化財がなければ、すなわち、核がなければ歴史的風致を守ることも成り立たなくなる法案だからだと考えています。  法案の趣旨を生かそう……

第169回国会 国土交通委員会 第15号(2008/04/23、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は大臣に改正案についてまず聞きたいと思います。  先ほど来議論になっていますが、私もやはりこの問題が大事だなと思うんですね。つまり、地域公共交通活性化法制定時に今回の追加事項である鉄道事業再構築事業が入らなかった理由は何かということなんですね。先ほど大臣は、維持費にかかるのはわかったということでぽこっと答弁されました。私は、ほんまにそうかいなと思ったんです。というのは、人員削減の合理化努力は限界であるということは既にもう何回も出ているんですね。  さらに、調査室から配られた参考資料でも、国土交通省が出している人件費と他の費用の割合を見ますと、一九八五年から二〇〇五年まで、施設保有……

第169回国会 国土交通委員会 第17号(2008/05/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 今、「蟹工船」という戦前の小説が多くの若者に読まれ、脚光を浴びています。戦前の日本共産党に入党し、二十九歳の若さで特高に逮捕、虐殺された、プロレタリア文学を代表する作家、小林多喜二が書いた作品です。オホーツク海で操業する蟹工船で、リンチなど過酷な労働を強いられた労働者たちが団結し、闘争に立ち上がる姿をリアルに描いているものです。  こういう小説が若者の共感を呼んでいます。新聞によりますと、「現代の「ワーキングプア」にも重なる過酷な労働環境」という意見や、「私たちの兄弟が、ここにいる」、さらには「「蟹工船」を読め。それは現代だ」などと、現在の労働状況と重ねる声が多く、朝日、読売、毎日……

第169回国会 国土交通委員会 第18号(2008/05/23、44期、日本共産党)

○穀田委員 まず、福田首相の、来年度からの一般財源化方針、これは来年からですから、法律は特定財源を十年間維持するものですから、これは矛盾をするということは、幾ら法制局が、先ほどの話を聞いていると、ことしの段階ではと、えらい限定的に言っていたことが随分感じられました。そこで、結局、世論調査での内閣の支持率はさらに下落しています。  首相の一般財源化方針が表明されるまで、十年間の特定財源維持が最良なものだと力説した大臣が、今度は、一般財源化に向けてどうすべきか。それから、道路整備のあり方。そして、道路財源全額を使う仕方から百八十度違う方向を考えなければならなくなりました。冷静に考えますと、十年間特……

第169回国会 国土交通委員会 第19号(2008/05/27、44期、日本共産党)

○穀田委員 港湾法改正案には、国際コンテナターミナルへの出入りについて、全国共通のICカードと生体認証により本人確認を自動化するための措置が盛り込まれています。省の説明では、全国共通ICカードと生体認証の導入で、渋滞の解消とドライバーの利便性向上、なりすまし防止を図り、制限区域への人の出入りを確実かつ円滑に管理するとしています。  そこで、出入りの確認に時間がかかり渋滞が発生していると言うけれども、それはどういう実態なのかという点の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 一因は、それはそうやろうけれども、出入りに時間がかかり渋滞が発生しているというのは、どんな渋滞の実態になっているんやと聞い……

第169回国会 国土交通委員会 第21号(2008/05/30、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、昨年の北朝鮮に対する措置の継続の質疑で、次のように主張しました。  十月の六カ国協議の合意について、朝鮮半島非核化への重要な一歩として歓迎する、日本政府が、この枠組みの中で協力を強め、核兵器のない朝鮮半島を実現するために先頭に立つことが急務だ、そうした上で、私はさらに、北朝鮮の核問題は切実な問題なのに、これまで日本政府が核問題で熱意がないと世界の少なくない国から見られてきたのは残念なことだ、現実にそういう弱点が存在するのだったら、大胆に正す必要があるということを指摘しました。  そして、国会承認が求められている問題について、日本独自の二つの制裁措置は、北朝鮮による核実験を契機……

第169回国会 国土交通委員会 第22号(2008/06/03、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、領海等における外国船舶の航行に関する法律案についてまずお聞きします。  一九八二年、海洋法に関する国際連合条約、いわゆる国連海洋法条約が採択され、九四年に発効しました。この条約は、いわゆる海の憲法と呼ばれる海洋に関する基本的な条約です。我が国は九六年に批准しています。また海洋環境の保護、保全及び持続可能な開発についてのアジェンダ21が、これは九二年に採択されています。これは、国交省の説明では、政策面から国連海洋法条約を補完するものとありました。  このような動きの中で、世界各国は、海洋の囲い込みを進め、かつ自国の権益を確保するために海洋の総合的な管理に取り組んできています。領……

第169回国会 国土交通委員会 第23号(2008/06/04、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、大阪国際空港の騒音、環境問題と絡んで、国の財政負担問題について議論したいと思います。  大阪国際空港の位置づけと空港区分の見直しについてお尋ねします。  大阪国際空港は、全国三十二空港へと、羽田空港に次いで多い国内路線を有し、日本の骨格となる幹線ネットワークを形成している空港で、運用時間は十四時間、旅客数は年間千八百五十二万という基幹空港であるというのが大体の国交省の説明だとお聞きしました。それでよろしいか、位置づけについて。  二つ目に、空港区分の見直し。つまり、役割や機能に応じた分類に変更するということなんですが、空港区分に対応した整備事業費、要する工事費等の負担につ……

第169回国会 国土交通委員会 第24号(2008/06/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、淀川水系の河川整備計画の策定について聞きたいと思います。  四月二十五日、近畿地方整備局が諮問した淀川流域委員会が、整備局の河川整備計画原案に対する意見書を提出しました。大臣は、一つの意見として重く受けとめなければなりませんと述べています。きょうは、その重く受けとめる内容について少し確認をしていきたいと思います。  そこで、議論の中身に入る前に、二十七日に開かれた流域委員会で、整備局側が委員会の審議打ち切りを示唆したと報道されていることは御承知かと思います。  九七年の改正河川法に基づいて、近畿地方整備局が学識経験者からの意見聴取の場として設置したのが流域委員会であります……

第169回国会 予算委員会 第6号(2008/02/12、44期、日本共産党)

○穀田委員 冒頭、米兵による少女暴行事件について総理にお聞きします。  二月十日夜、沖縄県北谷町で米海兵隊員が女子中学生をだまして連れ回したあげく暴行するという極めて卑劣な事件が発生しました。被害者とその家族の心情は察するに余りある。私は心から怒りを覚え、抗議するものであります。  総理は先ほどの答弁で、再発防止を言いました。考えてみますと、九五年の少女暴行事件以降も沖縄ではこのような事件が多発しています。そして本土でも、横須賀での強盗殺人事件、これは二〇〇六年でした。さらには広島での女性集団暴行事件、これは二〇〇七年、相次いでいます。  政府が再発防止を繰り返し言ってきたにもかかわらず、米軍……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 国土交通委員会 第2号(2008/11/12、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、ダム問題についてまず最初に質問します。  昨日、滋賀、京都、大阪と三重県知事も含めた四知事が、淀川水系の河川整備計画案から大戸川ダムを外すことを求める四府県知事合意をまとめて、正式表明しました。これは、河川法に位置づけられた整備計画案に対する地元意見としては、初めて計画案に反対する表明だと私は思うんですね。  まず、この知事の四府県知事合意を受けて国交大臣としてどのように対処するか、改めてお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 先ほどから正式の意見ということだとか手続という問題をしきりに大臣は強調しますが、問題の結論は、四府県知事合意は、大戸川ダムを整備計画から外すというこ……

第170回国会 国土交通委員会 第3号(2008/11/14、44期、日本共産党)

○穀田委員 大臣に初めにお伺いします。  国土交通大臣になって、北朝鮮問題についての措置について初めてですので、原則を確認しておきたいと思います。  北朝鮮に対する船舶入港禁止と日本独自の制裁措置の目的、そして、そもそも制裁措置をとった理由についてお述べいただきたい。ここを確認したいと思います。
【次の発言】 私どもは、北朝鮮への日本独自の制裁措置を継続する案件に対して、昨年十一月には反対の態度を表明しました。  北朝鮮船舶の入港禁止及び輸入禁止の日本独自の制裁措置は、今お話があったように、二〇〇六年十月の北朝鮮による核実験を契機としてとられた対応措置でありました。その当時も確認したんですが、……

第170回国会 国土交通委員会 第5号(2008/11/19、44期、日本共産党)

○穀田委員 法案は、日本の住宅の寿命は欧米に比して短いということから、長寿命化を図って、中古住宅の流通の活性化を進めようとするものであります。数年前から、住宅ストックが充足しているとして、中古住宅の市場を重視せざるを得なくなっていることが背景にあって、こういう法案を出してきたわけですよね。その意味では、スクラップ・アンド・ビルド型の住宅市場を長年推し進めてきた政府の住宅政策は、転換すべき時期に来ている。  耐震偽装事件のときに国会で議論しましたが、安かろう悪かろうという住宅をはびこらせるやり方や、住宅のコスト削減競争、特に初期価格のみを競うやり方を規制して、もっと長もち住宅、住宅の長寿命化を促……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 議院運営委員会 第4号(2009/01/16、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、〇九年度の衆議院予算に反対しますので、その理由を述べます。  第一に、文書通信交通滞在費について、我が党は、在京者に対する滞在費分支給は合理的説明が立たないと改善を一貫して主張してまいりましたが、改善されておりません。  第二に、議会雑費、委員長手当についても、我が党は、特権的な制度として廃止を主張してきましたが、存続されております。  第三に、PFI方式による新議員会館整備等事業費も問題があります。PFI方式の弊害は、この間、赤坂宿舎の管理運営などでさまざまな問題点が出ていることからも既に明確であります。議員会館等は国会施設そのものであり、その建設、管理運営を民間にゆだねる……

第171回国会 議院運営委員会 第13号(2009/02/20、44期、日本共産党)

○穀田委員 国会同意人事について、意見を述べます。  まず、人事官についてであります。  三人の人事官で構成する人事院は、公務員の労働基本権制約の代償機能の役割を担い、使用者である政府から独立し、中立の第三者の立場で公務員の賃金を初めとする労働条件について勧告を行うことを最も重要な職務としています。  ところが、実際には、小泉内閣が二〇〇二年の骨太方針で打ち出した総人件費抑制政策につき従って、人事院は初のマイナス勧告をしてきたのであります。中立公平な機関であるべき人事院が政府の圧力に屈したのでは、労働基本権制約の代償機能は果たせません。  新たに人事官となるべき人は、この間の人事院のあり方に対……

第171回国会 国土交通委員会 第2号(2009/01/13、44期、日本共産党)

○穀田委員 まず最初に、本日の予算委員会において二次補正案を与党が強行したことに、厳しく抗議をします。あわせて、予算委員会内における自民党国対による写真撮影などが行われたということは前代未聞であって、糾弾をしたいと思います。そして、それらを踏まえて、結果として本委員会が職権で開催されることに対しては私ども反対だということを表明したことについて、皆さんにお伝えをしておきたいと思います。  その上で、質問に入ります。  第一の点は、大戸川ダムのつけかえ道路工事継続問題について大臣に質問します。  滋賀、京都、大阪の三知事が、昨年の十二月二十二日に国土交通大臣にあてて、大戸川ダム建設事業予算について……

第171回国会 国土交通委員会 第4号(2009/03/11、44期、日本共産党)

○穀田委員 先ほど同僚議員がエレベーターの事故の問題について聞いていましたので、私も一点聞いておきたいと思います。  息子さんをエレベーター事故で亡くされた市川さんたちが私の事務所にも見えました。それで、こういう赤とんぼ通信というのを持ってこられて、そこの中にも書いているんですけれども、こう書いています。二〇〇七年二月二十六日、国土交通大臣に面談と。そのとき、私、一緒に面談に立ち会いまして、冬柴大臣のときですから、二〇〇七年ですから、そんな長いことやっていません、金子さんはまだ。そのときにも言ったんですけれども、やはり真相究明というのは大事だ、事故原因の究明というのはとても大事だと当時大臣も言……

第171回国会 国土交通委員会 第5号(2009/03/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 奄美群島振興開発特別措置法の五年前の改正で、振興開発計画の策定主体が国から鹿児島県に移行したことによって、地域が主体となった振興開発計画の策定が行われるようになったとされています。今議論になっているこの奄振の結果がどうであるかという問題について、多くの方々から、同僚議員から議論されました。  そこで、私は角度を変えて、今言ったように、結局のところ、地元の市町村、それから地域住民、関係団体等、多様な主体の参画が、今までとどのように違って進化したのか、充実が図られたのか、こういう点が必要だろうと思うんです。そこを聞きたい。  あわせて、地域が主体となった取り組みでは何が行われて、どのよ……

第171回国会 国土交通委員会 第7号(2009/03/25、44期、日本共産党)

○穀田委員 昨日、小沢一郎氏の大久保秘書が起訴されました。私は、今回の問題の重大性なんですが、単なる政治資金報告書の記載ミスといういわゆる形式犯ではなくて、西松建設から長年にわたって多額の献金を受けた事実を国民の目から覆い隠そうとした疑いであって、極めて重大だと思うんです。これは検察の指摘ですが。したがって、この問題について、昨日の小沢氏の記者会見ではこの点に対する反論はなく、また、説明も国民の納得を得られるものではないと思います。  さて、西松建設のダミーと呼ばれる新政治問題研究会、未来産業研究会から資金提供を受けていたのは、小沢氏だけではありません。多数の政治家、団体に渡っています。  そ……

第171回国会 国土交通委員会 第8号(2009/03/27、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。それでは、座って質問をさせていただきます。  まず、中越参考人にお聞きします。  中越さんは、町の中で、特に森と水ですか、風と光ということで、生かすまちづくりということでは有名でございます。私はいただいた資料を見まして、改良率、舗装率、いずれも一般県道それから町道が低いということが明らかであります。  そこで、私は二月の予算委員会でも総務大臣と質疑を行ったのですが、やはり維持補修の費用が市町村の単独事業となっている、さらには、その補助の場合の採択基準の引き上げが国の方針となって……

第171回国会 国土交通委員会 第10号(2009/04/01、44期、日本共産党)

○穀田委員 昨日発表された、費用便益比、いわゆるBバイCの点検結果について私も聞きます。  この間の見直しを踏まえ、十八カ所の事業が、BバイCが一以下の値となったため、〇九年度の事業執行を当面見合わせ、再評価を実施して事業継続の可否を決定するとしました。さらに、BバイCがわずかしか一を超えていないものは、関係地方公共団体の意見を聞いて事業を執行するとしています。つまり、この発表は、各地方整備局等において〇九年度の事業を執行する予定ですと書かれていますように、凍結以外の区間は〇九年度から執行するものと読み取れます。  そこで、一点確認ですが、点検結果に記載されている近畿自動車道名古屋神戸線の関係……

第171回国会 国土交通委員会 第13号(2009/04/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 高齢化が進展する中で、高齢者が安心して暮らせる住まいと福祉を充実させることは、喫緊の課題であります。住まいと福祉の連携を強め、高齢者向けのケアつき住宅の整備などを促進するなど、高齢者対策を充実させることは当然だと考えます。  高齢者を取り巻く状況は、先ほど来皆さんからもお話ありましたが、群馬県渋川市の老人施設「静養ホームたまゆら」の火災で明らかになったように、極めて深刻であります。その実態を踏まえて質疑したいと考えます。  まず、犠牲となられた十名の方々の冥福をお祈りし、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  未届けの有料老人ホームは全国で五百七十九施設あると厚労省は……

第171回国会 国土交通委員会 第17号(2009/05/08、44期、日本共産党)

○穀田委員 二〇〇七年の三月十六日、二年前ですけれども、当委員会で民間都市再生事業者の認定申請期間を延長する都市再生特措法の改正について議論しました。  そのときに、この都市再生特措法が、都市機能の高度化とそれから都市の居住環境の向上という二つの目的を掲げていました。ところが、結果は、不動産大企業は二倍以上のもうけをしたのに、公営住宅の入居募集倍率は高くなり、低所得者はふえている、実際住宅に入れないという住民の住環境は悪くなっている、こういう二つの対比で指摘をしました。  そして、あわせて私は東京都と地方との格差についても指摘をしました。民間都市再生事業の半分は東京に集中していること、その一方……

第171回国会 国土交通委員会 第19号(2009/05/22、44期、日本共産党)

○穀田議員 お答えします。  まず、この問題を考える場合に、私は、政治の責任は極めて重大だなというのを改めて実感しています。  といいますのは、当時、二〇〇〇年の審議の際に、運輸大臣は新しいタクシーの需要が起こってくるということを言ったことを、私は今でも覚えています。つまり、需要が拡大するということを一つの前提に置いて政策が実行されたということであります。ですから、その反省が極めて必要だと私は思っています。  二つ目に、それらを考える上で、現状の認識が極めて大事だと思っています。〇二年の道路運送法の規制緩和の実施に伴って、日本全体が供給過剰、先ほど政府からも答弁がありましたように、長期的に供給……

第171回国会 国土交通委員会 第20号(2009/05/27、44期、日本共産党)

○穀田議員 二〇〇二年の改正道路運送法の施行後、事故報告の対象となる重大事故の発生件数も増加傾向にあります。  一九八九年には一千二百四件から二〇〇一年六百十八件に、若干減少傾向で推移していたわけであります。ところが、二〇〇二年には七百二十九件と増加傾向に転じ、〇六年には七百四十二件になるなど、七百件台半ばで推移しているところであります。  このような状況を踏まえ、タクシー事業者、運転者に対して安全に関する自覚を促し、国民が安心して利用できる地域の公共交通機関としての機能を果たさせる観点から、報告義務の対象となる事故の範囲を拡大し、他の一般自動車運送事業者と比較して、より重い義務を課すとしたと……

第171回国会 国土交通委員会 第21号(2009/06/02、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人には、貴重な御意見をありがとうございました。  着席して質問いたします。  まず、今村参考人にお聞きします。  タクシー規制緩和の根本について意見を述べてください。  御承知かと思いますが、二〇〇〇年の道路運送法の審議の際、私どもは反対しました。当時の運輸大臣は、新しいタクシーの需要も起こってくる、労働者に対しても条件をさらによくしていく方向になっていくと述べました。規制緩和の未来がバラ色であるとしたわけであります。それに対して、私どもは、需給調整廃止によって供給過剰状態を一層深刻化させると指摘をし、規制緩和によりタクシーの台数はさらにふえ……

第171回国会 国土交通委員会 第22号(2009/06/05、44期、日本共産党)

○穀田議員 お答えいたします。  まず、与党からの野党四党提案に対する質問、ありがとうございます。  それで、今、福井議員からありましたけれども、消費者の意見という場合に、消費者が今一番タクシーに求めている根底は何かということを考える必要があると思うんです。それは、つまり、安全が第一だということだと思うんです。したがって、私どもは、会社の都合、労働者の都合というのではなくて、労働者の働く条件に着目をして、そのことが安全に一番大事な問題だという角度から物事を考えたということをまず知っていただきたいと思います。  その上で、お話があった、規制緩和を要望する議論の中には御指摘のような意見があったこと……

第171回国会 国土交通委員会 第23号(2009/06/09、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、まず最初に、新型インフルエンザの観光への影響についてただしたいと思います。  政府並びに観光庁としてどのような調査をこの問題について行っているか、そして、観光庁として、新型インフルエンザによる神戸や京都における観光への影響をどのように認識、掌握しているのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 神戸と京都はどうやと聞いているんだけれども、出ていなかったので、まあ、いずれにしても、大変だということなんですよね。  それで、今、自治体への協力をお願いしていると言いましたけれども、私がつかんでいる範囲内では、今、修学旅行のキャンセルという話がありました。これは、京都市の調査……

第171回国会 国土交通委員会 第25号(2009/06/17、44期、日本共産党)

○穀田委員 私は、最初に、多重衝突事故の被害補償についてお聞きします。  昨年三月五日、明石海峡で起きた、ゴールドリーダー、第五栄政丸、オーシャンフェニックス号の多重衝突事故に関連して聞きます。三隻が衝突し、一隻が沈没。三名死亡、うち一名行方不明。加えて、最盛期のイカナゴ漁やノリなど深刻な漁業被害をもたらしました。  被害の概要とその対策、対応について水産庁にお聞きします。
【次の発言】 わかりました。  沈んだ貨物船から油が流出し、そして漁業被害が生じたわけであります。昨年、油被害抗議の漁業者の集会で二つの決議がありました。一つは、事故被害の発生源の除去を含む油どめの対策であります。  これ……

第171回国会 国土交通委員会 第26号(2009/06/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 特定船舶の入港禁止の実施、いわゆる北朝鮮制裁承認案件について質問します。  五月二十五日、北朝鮮の核実験に対して、私どもは志位和夫委員長の談話を発表し、強く、厳しく抗議しているところであります。核実験の強行について、いかなる核実験または弾道ミサイルの発射もこれ以上実施しないことを要求した国連安保理決議一七一八や、それから、北朝鮮が一切の核兵器及び現在の核計画を放棄すると合意した六カ国の共同声明にも明確に違反する暴挙であって、世界の中で起こりつつある核兵器廃絶への新たな機運への乱暴な挑戦だとしたのであります。  その上に立って、私たちは、北朝鮮に、核兵器及び核開発計画を放棄すること、……

第171回国会 予算委員会 第19号(2009/02/24、44期、日本共産党)

○穀田委員 共産党の穀田です。  〇八年十月から十二月期のGDPは、御承知のとおりに年率換算マイナス一二・七%と、第一次石油危機直後に次ぐ大幅な下落率を記録しました。日本経済を引っ張ってきた輸出がマイナス一三・九%に落ち込んだことが大きいと言われています。私は、はっきり言って、外需頼みの経済構造の脆弱性がはっきりあらわれて、そのことが主要先進国の中でも最悪となったと考えています。  さて、二月二日、NHKスペシャルは「アメリカ発 世界自動車危機」を放映しました。それによりますと、長年のビジネスモデルを延命させるためにつくり出された架空の消費があった、売り上げを伸ばすため自動車ローンの審査が極限……

第171回国会 予算委員会 第27号(2009/05/12、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは端的に、生存権の重要な要素であり、生活を営む上で基本的な要件である住まいと社会的弱者に関連して、何点か総理にただします。  政府の経済危機対策では、今回の経済危機が非正規労働者等の社会的弱者にしわ寄せされる形であらわれていると述べています。政府が言うところの社会的弱者たる非正規労働者は、職を失えば住まいを失うという事態に直面しました。若い人ばかりではありません。お年寄りも低所得者を中心に、行き場がない、住まいがないという大問題が生じています。  総理は、ハウジングプアという言葉、概念を御存じでありましょうか。


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各種会議発言一覧(衆議院44期)

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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第2号(2005/10/13、44期、日本共産党)

○穀田委員 これは私、両院協議会のところでその必要なしだと言った手前もありまして、申しわけございませんけれども、それは本来ここできちっと議論をして細部を詰めるべきではないかなという意見を持っていますので、承服しがたいという意見だけは……
【次の発言】 先ほど自動車の運転手の超過勤務という話が出ましたが、要するに、そういう変更をされて、小委員長がお述べいただいたのはわかるんですけれども、前に提起されたときに、ああいう提起でしたか。私はどうもその経過がよくわからなくて、表で聞いたのは、政党が払うのはいかがなものかというような話でしたよね。そうじゃなかったですか。


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 予算委員会第二分科会 第2号(2006/03/01、44期、日本共産党)

○穀田分科員 きょうは、地方における産科医の不足の問題について、竹中大臣と議論したいと考えています。  「生み場所探し妊婦さん走る これも少子化の一因?」ということで、日経新聞のことしの二月二十一日付で、分娩を取りやめる医療機関が各地でふえている実態を報道しています。  閣議決定された少子化社会対策大綱では、妊娠、出産の支援ということで、妊娠、出産に関する総合的な支援体制の充実、周産期医療のためのネットワークの整備など、周産期医療体制を充実すると決められています。産科医師不足の解決へ地方自治体もさまざまな努力をしているが、国の重要課題として、総務省も関係省庁と協力し取り組むべきだと思いますが、……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号(2006/11/15、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  公述人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  公聴会は、国民の声を真摯にお聞きし、国会審議に反映すべきものです。ところが、与党は、公聴会開催前日である昨日、きょうの採決を主張しました。この態度は公聴会を冒涜するものだと一言述べておきたいと思います。  最初に、出口公述人にお聞きします。  今、早急に解決を図らなきゃならない教育問題は山積みです。その中で、いじめ問題などの対応を見ても、教育が、教育委員会や文部科学省の方ばかり、つまり上ばかり見て、子供を見ないという弊害が如実にあらわれていると感じざるを得ません。現行教育基本法十条の「教育……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 予算委員会公聴会 第1号(2007/02/21、44期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の公述人の皆さん、大変貴重な御意見をありがとうございます。短時間ですけれども、質問いたします。  まず、小田川公述人にお聞きします。  政府は、今国会に最低賃金法の改正を提出する予定です。安倍首相は、四十年ぶりの改正と言い、さらに、生活保護水準との整合性を述べて、抜本的な引き上げの意見には全くこたえようとしていません。きょうもこの質疑で大問題になっている貧困と格差、これを大もとから正していく上で、最低賃金の抜本的な引き上げが急務だと私は考えます。  日本の最低賃金の平均は、先ほどもありましたように、時給にして六百七十三円です。もし年収二百万円を得よ……

第166回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2007/02/28、44期、日本共産党)

○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、大変深刻な青年雇用問題にかかわって、〇三年からスタートした若者自立支援事業の一つで、全国十四カ所に設置されたヤングジョブスポットについて質問します。  このヤングジョブスポットが若者の就労支援に果たしてきた役割と効能について、簡単に見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 そのヤングジョブスポット十四カ所のうち、東京、大阪を除く十二カ所について廃止するという方針だと聞きます。なぜ東京、大阪だけ残すのか。私は、なくなったら若者の就労支援に重大な支障を来すのではないかと考えています。その点についての見解をまずお聞かせください。


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2008/02/28、44期、日本共産党)

○穀田分科員 きょうは、伝統的工芸品産業の振興の問題と、その中でもとりわけ深刻な、伝統的工芸品をつくるのに欠かせない生産用具、そしてその用具の原材料の問題について議論したいと思います。  伝統的工芸品産業は、大変厳しい状況です。伝産法が制定三十四周年を迎えた今日、生産額は、一九八三年の五千三百億円をピークに下がり続けて、二〇〇五年は千八百三十四億円と約三分の一です。そして、従業者数は、一九七九年の二十九万人から、二〇〇五年には九万九千人。改めて、この伝統工芸品産業への対策、支援を強めることが私は求められていると思います。  そこで、端的に聞きます。  伝統的工芸品産業をめぐる厳しい現状と、振興……



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データ更新日:2023/02/05

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