穀田恵二 衆議院議員
46期国会発言一覧

穀田恵二[衆]在籍期 : 40期-41期-42期-43期-44期-45期-|46期|-47期-48期-49期
穀田恵二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは穀田恵二衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院46期)

穀田恵二[衆]本会議発言(全期間)
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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 衆議院本会議 第35号(2013/06/24、46期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、自民、公明両党が、衆議院小選挙区を〇増五減で区割り改定をする公選法改定案について、参議院で否決されたものとみなす動議を提出し、衆議院での三分の二以上の多数をもって再議決し、成立させようとしていることに、断固反対の討論を行います。(拍手)  憲法五十九条一項は、法律は、衆参両院で可決したときに成立することを原則としています。それは、衆参二つの院で審議を深め、その問題点を国民に明らかにすることを保障するとともに、選出方法の異なる両院で審議することによって、国民の意思を多元的に反映させる精神に立つものであります。  衆議院で可決してから六十日を経過したとして……


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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 衆議院本会議 第8号(2013/11/07、46期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、秘密保護法案について質問します。(拍手)  本法案は、政府が勝手に秘密を指定し、情報を統制し、国民を監視し取り締まる、弾圧立法にほかなりません。基本的人権、国民主権、平和主義という日本国憲法の基本原理を根底から覆す希代の悪法であり、断固反対であります。  本法案の概要が九月三日に発表され、十五日間の限られた期間に、政府のパブリックコメントに九万件の意見が寄せられ、その八割が反対の意見でした。日本弁護士連合会、日本新聞協会、日本ペンクラブを初め各界各層から、立場を超えて、反対の声が急速に広がっているのであります。  安倍総理は、こうした国民の声を無視して……

第185回国会 衆議院本会議 第17号(2013/12/06、46期、日本共産党)

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表し、安倍内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  私は、最初に、安倍政権、自民、公明両党が、国民多数の声を踏みつけにして、衆参両院で秘密保護法案の強行採決を重ねてきたことに対し、満身の怒りを込めて抗議するものであります。  安倍内閣を不信任とする第一の理由は、秘密保護法案を強引に押し通そうとする安倍内閣の反国民的暴走を絶対に許すことができないからであります。  秘密保護法案の危険性、問題点は、審議すればするほど浮き彫りになっています。  第一に、特定秘密指定には、歯どめがなく、政府の裁量で際限なく秘密が広がる危険が浮き彫りとなりました。国民の知る権……

穀田恵二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院46期)

穀田恵二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 議院運営委員会 第18号(2013/04/05、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  予算委員会において、我が党の佐々木憲昭議員が、リーマン・ショックが起きた二〇〇八年二月から二〇一三年二月までの貨幣供給の実績を質問しました。岩田副総裁は、日銀が金融機関に貨幣を供給するマネタリーベースで四七%増、金融機関全体が経済に貨幣を供給するマネーストックで一〇%と答弁しました。  きのうの、供給量を大幅にふやす計画ですが、しかし、結局、日銀が幾ら貨幣供給をふやそうとしても、資金需要が伸びなければ、日銀と銀行の間にじゃぶじゃぶたまるだけであって、銀行から先にお金が流れなかった、これが実態ではないかと思うんですが、その辺の認識を。

第183回国会 国土交通委員会 第2号(2013/03/15、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、質問に先立ちまして、東日本大震災で亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表し、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  東日本大震災発災後、私は鉄路の復旧について一貫して問題提起してまいりましたので、きょうも、生活となりわいの再建、住民の足の確保、さらにはまちづくりにとっても欠かせないという立場から質問したいと思います。  今、鉄道の復旧は本当に待ったなしです。  きょうお示ししましたが、資料を出しています。その一を見ていただきたいんです。  三陸鉄道北リアス線と南リアス線、これは来年の四月に全線開通の運びとなりました。ところが、その北リアス線と南リアス線の間には、岩手県宮……

第183回国会 国土交通委員会 第3号(2013/03/19、46期、日本共産党)

○穀田委員 北朝鮮の核実験の強行は、核兵器のない平和な北東アジア、世界を求める国際世論への重大な挑戦です。核兵器、核計画放棄を求めた国連安保理決議に違反するものだと私は考えます。その意味で、唯一の被爆国の国民として断じて許すことのできない暴挙であり、私は厳しく糾弾したいと思っています。  その立場から若干質問をいたします。  北朝鮮が二月に強行した三回目の核実験に対し、国連安保理は、今月七日、制裁の追加、強化を盛り込んだ決議二〇九四号を全会一致で採択しました。この決議を主導したアメリカは、北朝鮮に相当な痛みを与える中身だと強調していますが、決議二〇九四号の主な特徴は何か、外務省、お答えいただき……

第183回国会 国土交通委員会 第4号(2013/04/03、46期、日本共産党)

○穀田委員 三月十五日、当委員会での続きを少ししたいと思います。  まず、笹子トンネル事故について再度聞きたいと思います。  結局のところ、笹子トンネルの事故の原因は何だったのかということについて、端的に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 三月十五日、私は当委員会において、今、赤澤政務官がおっしゃったように、三番目のところでありましたけれども、維持補修費をふやさずに、収益を優先させるために笹子トンネルの改修を後回しにしたんじゃないかということ、そして、中日本の責任は極めて重大だ、その背景に、道路公団民営化に伴って、改修、更新の費用を三割減としたのがもともとの発端ではないか、こういうこ……

第183回国会 国土交通委員会 第6号(2013/04/19、46期、日本共産党)

○穀田委員 多数の人命にかかわる大規模建築物の耐震化は緊急の課題であって、耐震化を加速させる必要があります。  これまで、地方自治体に耐震改修促進計画の策定を義務づけるなど、耐震改修の促進を図ってまいりました。その到達点はどうなのか。また、二〇一五年度までに九〇%という目標や、東日本大震災の教訓、南海トラフ地震、首都直下地震など、今後の大災害想定などから見ますと、今の到達点はおくれていると私は断ぜざるを得ないと思います。なぜおくれているのか、その要因をどのように認識しておられるのか、まず最初にお聞きします。
【次の発言】 いつも最後はそう言ってやっているんだけれども、おくれているわけですよね。……

第183回国会 国土交通委員会 第7号(2013/04/24、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは気象業務法について聞きます。  防災気象情報の最終の受け手である住民が気象庁の発する警報や注意報をどのように理解しているかは重要な問題だと思うんです。  先ごろNHKで報道されて、静岡大学の調査で、警報と注意報の意味合いが住民に理解されていない、警報と注意報を混同しているということが指摘されていました。  気象庁としては、情報に対する住民の理解度をどのように把握していますか。
【次の発言】 いずれの結果も、受け手の理解の状況というのが、やはり混同しているということだけははっきりしている。五割近く、この間のNHKでいうと五三%でしたけれども、そういう理解がある。  現行の注意……

第183回国会 国土交通委員会 第8号(2013/04/26、46期、日本共産党)

○穀田委員 私はまず、日本航空、JALの不当解雇問題について聞きます。  私は、航空の安全問題といえば、この間も大畠元大臣から引用いただきましたけれども、絶対安全、安全が大前提の考え方と実践が航空会社の経営にとって必要だと一貫して主張してきました。  その立場から、日本航空の真の再生というのは安全性と公共性の確保が必要であって、それは政府の責任でもあるということを強調しましたし、特に、利益なくして安全なしというJALの経営責任者であった稲盛氏の安全軽視の経営手法については批判してきたところであります。安全を直接担い、実行するというのが働く人々であり、その意味で、大量の人減らしや整理解雇は航空の……

第183回国会 国土交通委員会 第9号(2013/05/08、46期、日本共産党)

○穀田委員 国土交通省は、四月一日の入札から適用される二〇一三年度公共工事設計労務単価を発表しました。  全国全職種平均では単純平均値の前年度比プラス一五・一%、鉄筋工でプラス一五・四%、型枠工でプラス一五・六、普通作業員で一六・七、大工一六・一、左官一六・六など、大体一五%から一六%の引き上げを行いました。設計労務単価の公表を開始した一九九七年度以降、初めて二桁の大幅引き上げとなりました。  そこで、国交省は、この設計労務単価の引き上げが建設労働者の賃金引き上げに反映されるよう、建設業界四団体、さらに官民の発注者宛てに要請書を出しています。大臣も、四月十八日、建設業界団体に対して、賃金の引き……

第183回国会 国土交通委員会 第11号(2013/05/14、46期、日本共産党)

○穀田委員 まず最初に、道路、河川、港湾という、性質も違い、それぞれ法改正中心事項が多岐にわたる三法案を一括して審議することに私は抗議したいと思います。しかし、決定されたからには、まとめて質問せざるを得ません。  そこで、三法案の共通する防災、老朽化対策については、かねてから私は主張してきましたわけで、積極面として評価したいと思います。  道路法では、点検の義務づけ、維持管理の政令策定、河川法では、河川管理施設等の維持、修繕の基準の創設、港湾法では、民有港湾施設の維持管理状況、耐震性に関する立入検査を実施する等々、点検、維持管理の位置づけを明確化、明文化はしました。  問題は、これらのことによ……

第183回国会 国土交通委員会 第13号(2013/05/22、46期、日本共産党)

○穀田委員 質問します。  不動産特定共同事業法というのは、一九九四年に制定されました。当時、不動産流通や不動産投資をめぐってどのような問題があって法律を制定したのか、なぜ事業を許可制としているのか、この根本についてまず大臣にお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 なぜ九一年にそういうことが起こったのかというのがもう一つ言われませんでしたけれども、やはりあれはバブル崩壊で起こったということが一つの大きな事象でしたよね。ですから、私は、今の考え方の根本にもう一つ、多くの方々からも質問されましたけれども、不動産を投機の対象としていいのかという根本が今問われているんじゃないかと思うんですね。 ……

第183回国会 国土交通委員会 第14号(2013/05/24、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、いささか皆さんとは違った角度から質問をしたいと思います。  国や地方自治体が保有、管理している空港は、国民共有の財産であることは誰もが認めるところであります。そして、公共性と安全性が確実に確保されなければなりません。  本法案は、土地等の保有と空港施設等の運営権を上下分離し、上部の運営権を民間事業者に売却することを目的としています。空港施設運営権は、施設の利用料金をみずからの収入として収受できるもので、滑走路の着陸料や空港ビル、駐車場その他の施設の使用料などで収益を上げることが可能であるということになります。  そもそも、それでは、空港の管理運営を国など公的主体が担ってきたの……

第183回国会 国土交通委員会 第16号(2013/06/05、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、五月二十七日に、JR気仙沼線の仮復旧としてのBRTを調査、視察しました。やはり仮復旧であって、JR気仙沼線の復旧の基本は鉄路の復旧だという思いを強くいたしました。  私は、被災以来、一貫して鉄路の復活について主張してまいりました。ことしの三月十五日の本委員会で、被災地の鉄道復旧問題を論じ、国としての支援を要求しました。  太田大臣は、まちづくりとの一体化の上でということの中で、「費用の問題もございます。その中で、国としての支援ができないのかという観点も含めて、この復興調整会議で議論をしている。」との答弁でした。  二カ月余り経過しました。その後、どのように進展していますか。

第183回国会 国土交通委員会 第17号(2013/06/18、46期、日本共産党)

○穀田委員 前回に続いて、鉄道問題を大臣に一つだけ聞きたいと思います。  JR岩泉線について聞きます。  二〇一〇年七月の水害以降、不通になっています。JR東日本は、昨年三月に、復旧断念、廃線を正式発表しています。もし廃線となれば、国鉄再建法に伴う特定地方交通線以外のJR東日本線では初めての廃線となります。  岩泉線に並行するのは、片側一車線の国道四百五十五号線のみであります。山岳区間の急勾配でカーブが続き、冬場はとても通れる状態ではありません。ところが、国鉄再建法によっても存続させるべき路線をJRは一方的に廃止を明言しています。  JRの責任を考える上で、国鉄から分割・民営化されたときの経緯……

第183回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2013/04/11、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、農事用電力料金の値上げについて聞きます。  関西電力における農事用電力料金の規制部門と自由化部門、それぞれ値上げ率と値上げ幅はどうなっていますか。
【次の発言】 今、農事用電力の自由化部門の方は把握していないということになるわけですね。  自由化部門とはいうけれども、事実上、十の電力会社の独占であって、新電力と言われている他の電力会社を選択しようがないのが実態じゃないか。だから、それらの値上げの実態をつかむのは当たり前の話なんですね。そういう点は、私は全くけしからぬと思うんですね。  そこで、私は、滋賀県土地改良事業団体連合会の方々にお話をお……

第183回国会 消費者問題に関する特別委員会 第7号(2013/05/23、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私は、TPPとの関係で、全員にお聞きしたいと思います。  私は、さきの当委員会で、TPP交渉参加をめぐって、食品安全の問題などアメリカと事前協議されていることを取り上げました。国民の不安は、TPPで食の安全はどうなるかということであります。幾ら首相が守るべきものは守ると言っても、重要農産物の聖域確保の保証はありません。  四月十二日のアメリカとの事前協議合意では、アメリカ側の発表文書に日本の重要農産物についての言及は一切ありませんでした。それどころか、米国通商代表部が四月に発表した二……

第183回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2013/05/28、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、食品表示法に関する法律について質問します。  この食品表示に関する主な法律三本を、本法案で、食品表示部分に関して一元化するというものであります。本法案は、簡単に言うと、国民生活との関係で現状がどう改善されるのか、端的にお答えいただければ幸いです。
【次の発言】 主婦連など消費者八団体で構成する、食品表示を考える市民ネットワークは、今大臣はお話ありませんでしたけれども、法の目的に消費者の権利を明記するよう強く求めてきて、法案で、第一条の目的には書き込まれなかったものの、第三条の基本理念の条項を設置して、その中に、消費者の権利の尊重と自立の支援、さらには小規模食品関連業者への配慮……

第183回国会 消費者問題に関する特別委員会 第11号(2013/06/20、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  消費者被害は、数万円から、多くても百数十万円と、比較的少額のものが多く、被害を受けた消費者がそれを取り戻そうとしても、紛争解決に要する費用、訴訟に係る費用、労力、また消費者と事業者間の情報量や交渉力の違いなどを考えると、個人で訴え、被害回復を図るということは困難であるとして、結局、多くの方々が泣き寝入りしてきているのが現状であります。  二〇〇〇年に成立した消費者契約法の附帯決議で、事業者の不当な行為に対する差しどめ請求に係る団体訴訟等について検討することが明記されました。その後、消費者団体訴訟制度が、差しどめ請求ですが、創設された二〇〇六年の消費者契……

第183回国会 内閣委員会 第17号(2013/06/05、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  鹿沼児童六人クレーン車死亡事故を受けて、昨年六月から、一定の病気等に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会が開催され、十月にまとめられた提言が今回の法改正案の土台になっています。  提言は、一定の症状を有する者を的確に把握するための方策について、「運転に支障を及ぼす症状について故意に虚偽の申告をした者に対する罰則の整備が必要」と結論づけ、それが今回の法案に盛り込まれています。  症状等の虚偽記載に対する罰則の整備の是非に関して、検討会の委員が次のように質問しています。「結局、虚偽申告が明らかになるのは交通事故が起こったときだとすれば、罰則を付けた……

第183回国会 予算委員会 第21号(2013/04/09、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、政治改革、政治のあり方について議論したいと思います。  一九九三年、細川政権時代のいわゆる政治改革から二十年になります。このとき決めたことが今日どうなっているか、検証すべき時期に来ています。  政治改革で決めたことは、政党助成金制度の創設と小選挙区並立制の選挙制度を導入したことです。政党助成金は、赤ちゃんからお年寄りまで国民一人当たり二百五十円の負担、約三百二十億円の税金を毎年政党に助成する仕組みであります。  総務大臣、政党助成金制度を創設した一九九五年から二〇一二年末まで、累計で幾ら支払われたか、各党にどれくらい配られたか、御報告願います……


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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 国土交通委員会 第1号(2013/11/01、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、JR北海道事故問題について質問します。  JR北海道の相次ぐ事故、トラブル、さらに不祥事、これは一刻も放置できない問題です。次から次へと毎日のようにトラブルが報道されており、利用者、国民は、またか、うんざりという気分になっていると言われています。鉄道事業者としての資格が問われていまして、解体的出直しなどの厳しい批判が上がっています。まさに、公共交通機関としての信頼は失墜している現状です。  そこで、鉄道事業を所管する国交省として、この問題をどう捉えているのか。この間、九月以降、特別保安監査を二回実施しています。緊急の対策が必要だと明らかになったものに対して、改善指示は二回……

第185回国会 国土交通委員会 第2号(2013/11/05、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、日本共産党を代表し、海賊多発海域船舶警備法案に反対の討論を行います。  法案に反対する最大の理由は、ソマリアの海賊問題は軍隊の派遣や民間船舶の武装化で解決できるものではないからであります。  海賊事件が急増した二〇〇八年ごろからソマリア沖・アデン湾に各国が軍隊を派遣し、政府も二〇〇九年以降、自衛隊を派遣してきました。しかし、こうした対応は、事件の発生場所を軍隊が活動していない海域に広域化させただけでした。  そうしたもとで、今回、日本船舶への民間武装警備員の乗船を認めざるを得なくなったものですが、政府自身が対症療法的な措置と答弁しているのであります。力を誇示し、事件の発生をし……

第185回国会 国土交通委員会 第4号(2013/11/08、46期、日本共産党)

○穀田委員 提出者に質問します。  二〇〇〇年の規制緩和の審議のときに、当時の運輸大臣は、規制緩和を行うことによって、それぞれ事業者間の競争、そしてまたタクシーの運転手さんも含めたいろいろな方々が、これからは自由にいろいろな面で競争を導入して対応していくことは、やがてまた新しいタクシーの需要も起こってくる。また、当然労働力を必要とする最も重要なタクシーの事業でございますから、新しい事業が参入してくることは、労働者に対してもまた条件をさらによくしていく方向になっていくと。  二つのことを言っておったわけですよね。規制緩和を行うことで競争が起きて、新しい需要も起きてくるし、労働者の条件もよくなると……

第185回国会 国土交通委員会 第5号(2013/11/12、46期、日本共産党)

○穀田委員 お三方の参考人の皆さん、貴重な御意見、ありがとうございます。私は日本共産党の穀田恵二です。  まず、秋山参考人にお聞きします。  交通基本法の出発点は何かという問題です。  お話ありましたように、交通権という用語は、いわゆるフランスの国内交通基本法第一条、第二条に明記された、交通にかかわる権利に由来するということがありますね。  今回、政府提出法案、交通政策基本法というのは、二〇〇二年と二〇〇六年の二回、民主党と社民党が共同で衆議院に提出したことに端を発しています。その当初法案には「移動に関する権利を明確にし、」と記述がありました。  二〇一〇年六月、国土交通省は、「交通基本法の制……

第185回国会 国土交通委員会 第6号(2013/11/13、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、交通政策基本法について質問します。  まず、この法律ができる出発点。もともと、これは交通基本法ということで出発をしてきたのが経過であります。民主、社民両党が二〇〇二年に提出した交通基本法案の趣旨説明では、このように述べています。  「この間の規制改革によって、交通運輸部門の経済的規制はほぼ撤廃され、交通運輸の分野も多くは市場原理にゆだねられることとなりました。しかし、安全の問題、環境への負荷の低減、生活交通の維持、バリアフリーなど、市場原理では解決できない点も多く、規制が緩和された今、それらを包括した新たな指導原理が求められています。その答えが、私たちが提案いたしました本法案……

第185回国会 国土交通委員会 第8号(2013/11/22、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、九月の事故以来、閉中審査も含めて開会を要求し、JR北海道を呼ぶべきだと一貫して主張してまいりました。ようやく実現したと思っています。  そこで、初めてお話を聞いて、野島参考人は、安全の問題で、浸透していなかったと一番最初にお話がありました。私は、こういう言い方というのはあるのかいなと、はっきり言って思いました。  つまり、浸透させ切れなかった責任がまずあるんじゃないのか。そこを反省しなくちゃならぬ。ただし、ここは糾弾の場じゃありませんから、事実を事実としてつかむことによって次の質疑に生かしていくということが必要だと私は考えています。  私の立場は……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2013/10/30、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人に心から感謝を申し上げます。  私ども共産党も、今国会でのこの法案の成立は必要と考えています。  そこで、今回の法案をめぐって、今多くの方々から意見が出ましたけれども、濫訴が一つの焦点になっています。実は、修正案も、これを中心の一つとして出されることが取り沙汰されています。私は、さきの国会でも、そんなことはあり得ないと主張し、大切なのは消費者被害を回復することが主眼の法律だからということを主張してきたところです。  そこで、まず、前独立行政法人国民生活センター理事長の野々山宏さんにお聞きしたいと思います。  最高裁は、昭和六十三年の判決で、……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2013/10/31、46期、日本共産党)

○穀田委員 では、質問します。  今回の法案における消費者被害に係る救済制度は、泣き寝入りする被害者をなくす、消費者の権利を保護するというだけじゃなくて、悪質な業者は市場から退出してもらい、良質、健全な事業者の発展を促す、そのことによって全ての消費者が安心して消費活動が行えることで市場の環境整備もなされるという意義を持つものであることは、この間、論議されてきたことです。  そういうことから、私は、さきの国会で、この制度は、経済界が、日本経済にマイナスの影響を及ぼすおそれがあると言うのは逆で、日本経済の基礎である土台をきっちりとするものだと主張し、本法案の早期成立を求めたものであります。  しか……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2013/11/29、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の方は、貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございます。  小林参考人にお聞きします。  帝国ホテルは、CSRレポート二〇一三のコンプライアンスの項で、「「食の安全と信頼委員会」などの組織的な体制を機能させています。」と書いています。  お話を聞いていますと、きょうは、全部個々の問題だということで初めから来ているという感じがしますよね。ですから、日本のホテル協会の会長としてどうなのかという発言がないというのが特徴でしたね。私は、そういう逃げはいいのかなと率直に思います。  といいますのは、ではお聞きしたいんですけれども、帝国ホテルだって、七……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第7号(2013/12/03、46期、日本共産党)

○穀田委員 森担当大臣に質問をします。  きょうの質疑の中心は、食材、食品の偽装問題であります。  一流ホテル、百貨店が食材、食品偽装を長期にわたって行っていたことは、単なる不祥事に終わらせてはなりません。消費者の信頼を裏切ったばかりか、真面目に料理に取り組んでいる同業者への信頼も揺るがすこととなり、食材を提供してきた生産者への疑念を生み、その社会的影響ははかり知れないと私は思います。したがって、厳しくその責任を問わなければなりません。  食材、食品偽装問題の重要性について、担当大臣としての認識の中心をお伺いします。
【次の発言】 今、最後にありましたように、その重大性から鑑みて、全容解明と公……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 国土交通委員会 第2号(2014/02/21、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、東急東横線列車追突事故について質問します。  それに先立ちまして、今回の豪雪によってお亡くなりになった方々に哀悼の念を表したいと思います。また、被害に遭われ、今でも被害に遭われている方々に、そして今回の東急の事故でおけがをなさった方々に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  二月十五日未明、川崎市にある東急東横線の元住吉駅で、とまっていた電車に後続の電車が追突し、乗客十九人がけがをする事故が発生しました。東急電鉄は記者会見を行い、自動列車制御装置、ATCは作動していたがブレーキが十分に働かなかった、当時、追突した電車の車輪とブレーキパッドという部品とのすき間に雪が挟まっ……

第186回国会 国土交通委員会 第4号(2014/03/14、46期、日本共産党)

○穀田委員 奄美群島の交付金の創設は、私どもは賛成です。  私は、五年前に当委員会で提案、議論したことを覚えています。当時、私は、経済振興の援助の費用を地元で自由に使える形に変えることが決定的じゃないのかということを述べ、全部上で決めるんじゃなくて、これだけのことをやりたいということをお互いによく考えて、それをどうしたら補助できるかという仕組みに思い切って変える必要があるのと違うかと問題提起しました。  それに対して、当時の金子国交大臣は、予算の制度も交付金にしたらいいじゃないか、地元が使いやすいようにもっとしたらいいじゃないかというのが一番の委員のポイントだと述べて、趣旨はよくわかりますので……

第186回国会 国土交通委員会 第5号(2014/03/26、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は一つ本を持ってきまして、「線路はつながった」ということで、「三陸鉄道 復興の始発駅」というのが発刊されています。著者は三陸鉄道旅客サービス部長で、これには、平成二十六年四月はくしくも開業から三十周年に当たる、南北リアス線ともに全面復旧し、第二の開業とも言える大きな一歩と語っています。そして、震災直後は混乱がひどかったが、諦めず、三年以内の全面復旧を目標に掲げたと回想し、鉄道は列車が走ってこそ鉄道、つながってこそ鉄道と述懐しています。  大臣、鉄路は住民の足であり、とりわけ復興に欠かせないインフラだと考えます。被災地と被災者の願いと思うんですが、その辺の見解をお聞きしたいと思いま……

第186回国会 国土交通委員会 第6号(2014/04/02、46期、日本共産党)

○穀田委員 私はまず、今回の問題について、今の国交省三役のトップセールスの問題について聞きたいと思います。  海外交通・都市開発事業に関するインフラ輸出は、安倍政権の成長戦略、海外展開の柱の一つであります。実はこれは民主党政権の時代に、パッケージ型インフラ輸出、こういう政策を出していましたけれども、それを強化して、インフラシステム輸出戦略として取り組んでいると言われているものです。現在十兆円程度の受注を二〇二〇年に三十兆円までに拡大することを目標にしています。  昨年五月には、安倍首相が、トップセールスと称して世界各国を訪問し始めました。日本経団連を筆頭に、大企業百十二社、二百人を同行させる異……

第186回国会 国土交通委員会 第7号(2014/04/04、46期、日本共産党)

○穀田委員 港湾法の一部改正法案について質問します。  まず、聞きたいのは、二〇一〇年に策定した国際戦略港湾政策の目的それから目標、こういうことについてまず聞きたいと思うんですね。  この政策は、民主党政権の時代に、それまでのスーパー中枢港湾の政策にかわるものとして作成されました。その際の目的、目標、これは何だったのか。同時に、今それがどういう到達点、どうなっているのかということについて、かいつまんでお答えいただければと思います。
【次の発言】 もともとの目標といいますか、今言った国際競争力ということが一つの大きな柱だということはよくわかりました。  しかし、現実はどうかということで、成果の話……

第186回国会 国土交通委員会 第10号(2014/04/11、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  早速質問に入ります。  都市再生法をつくる前提になった都市再構築戦略検討委員会のメンバーである浅見参考人に、この検討委員会の中間取りまとめに関連して聞きます。  検討委員会では、都市整備に関しては、「今後は、個別の政策課題への対応と併せて、中長期的観点に立って、経済・社会の変化に対応して、都市構造そのものの再構築が必要となっている。」としています。「地方都市・大都市のそれぞれの再構築に向けた取組みを促すこととし、その指針となる総合的な都市再構築戦略を策定」した、こう認識しています。 ……

第186回国会 国土交通委員会 第11号(2014/04/15、46期、日本共産党)

○穀田委員 コンパクトシティーの関係で質問します。  いわゆるコンパクトシティーは、市街地の郊外への拡散に対する抑制したまちづくりという意味で使われていたと思います。  つまり、大型店の立地を商店街への影響などを勘案して規制していた大店法を廃止するなど、規制緩和によって、大型店や公共施設など大規模集客施設が郊外立地を加速して、市街地が拡散されていきました。片や、中心市街地の商店街がシャッター通りになり、町中に住む人も出ていったりして、中心部が空洞化していった。  こうしたことがあったために、〇六年のまちづくり三法の一つ、都市計画法の改正で、店舗面積一万平米以上の郊外立地の規制など、ゾーニング規……

第186回国会 国土交通委員会 第12号(2014/04/16、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、航空業界におけるパイロット、整備士、客室乗務員の不足とその対応について質問します。  建設業の人手不足、バス運転手の人手不足など、きのうも言いましたけれども、深刻になっている。将来の産業を担う若年労働者の育成、確保対策は当然ですけれども、現時点でも現場にさまざまな弊害や悪影響があらわれ始めています。  そこで、まず最初に、パイロット、整備士不足の現状と課題について、国交大臣の認識をお伺いしたい。
【次の発言】 最後にお話ありましたけれども、不可欠な課題で、それを国としてもきちんと関与してやらなくちゃならぬ、こういうことですな。大臣も、うんと言っておられるので、大体そんなこ……

第186回国会 国土交通委員会 第14号(2014/04/23、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、道路法改正案について質問します。  まず事実関係の話なんですけれども、日本道路公団の民営化当初の、高速道路会社が新規建設する有料道路の事業延長は何キロで、総事業費の額は幾らと想定していたのか、これについてお答えください。
【次の発言】 その後、高速道路会社が新規建設する有料道路はふえているのかどうか、何キロで事業費は幾らか、これについてもお答えください。
【次の発言】 七千億円ほどふえているということですね。  そこで、高規格幹線道路のうち、供用中と事業中延長は何キロか。そして、それ以外の、事業化していない未事業延長はどれだけあるのか。未事業区間というのは、結局、高速道路……

第186回国会 国土交通委員会 第15号(2014/05/14、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、きょう、まず海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法案について聞きます。  法案は、バラスト水を海上投棄した場合の生態系への影響を問題としたものであって、基本的に賛成できるものであります。  一方、廃棄物の海洋投棄原則禁止を決めたロンドン条約は、許可制が導入されました。その趣旨について環境省に伺いたいと思います。
【次の発言】 廃棄物というのは直接申請を受けて個々に許可するということになったということと、もう一点、今私が聞きたかった、三・一一の東日本大震災のときは、今お話がありましたように、緊急的な海洋投入処分に関する告示を発出して、指定された条件のもとでの緊急的な海洋投入を可……

第186回国会 国土交通委員会 第17号(2014/05/21、46期、日本共産党)

○穀田委員 マンション敷地売却法案について質問します。  まず、国土交通省が五年に一度行っているマンション総合調査について聞きます。  分譲マンションは、二〇一二年末現在、約五百九十万戸、居住人口が千四百五十万人となっています。その中で、六十歳以上の世帯主の割合と永住するつもりというお答えの割合が初めて過半数を超えました。マンション居住者の高齢化と永住志向の高まりが浮き彫りになったと言われています。  そこで、具体的にどういう調査結果だったのか、国交省としてどのように評価しているのか、まず最初にお聞きします。
【次の発言】 先々のことというふうに言われると、何かすごくつらいよね。大臣も笑ってい……

第186回国会 国土交通委員会 第19号(2014/05/27、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、まず建築基準法について質問します。  仮使用承認制度について聞きます。  これまで特定行政庁しか審査承認できなかったけれども、今回、これを民間検査機関でもできるようにしようというものです。なぜ特定行政庁しかできないとしたのかということになるわけですけれども、仮使用の審査承認を民間確認検査機関ができるようにすることによって、事故など発生した場合の責任はどうなるのか。  また、私は、この間ずっと姉歯事件以来やってきましたけれども、民間確認検査機関といえば、耐震偽装事件、それから今言った姉歯事件のときに、建築物の安全を守るべき建築確認を営利目的の民間会社に任せた規制緩和が背景に……

第186回国会 国土交通委員会 第20号(2014/05/30、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、京都由良川改修事業について質問します。  京都府北部の由良川は、暴れ川と呼ばれるほど氾濫を繰り返しています。一九八二年の台風十号、その規模の降雨に対して対策をとろうというので、二〇〇三年に、災害発生の防止や軽減を図ることを目標に、おおむね三十年かけて整備計画が策定されました。  ところが、その策定した翌年の二〇〇四年に二十三号台風で大災害が起きる。そして、地域住民や流域四市からの要望で、四十二地区のうち十八地区で先行して改修工事を進め、二〇一四年度中に築堤工事や家屋のかさ上げを完成させる事業が進められてきた。ところが、完成を目前にした昨年の二〇一三年九月十六日の十八号台風……

第186回国会 国土交通委員会 第21号(2014/06/11、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、またJALの問題について質問します。  五月三十日の当委員会で、私は、JALの整備で半年で十六回ものトラブルが相次ぎ、簡単に言うと車検に当たるような重整備を五日間ストップさせた問題を取り上げました。大臣は、国交省として、日本航空がこれまでに行った個々の事案に対する再発防止策の実施状況について確認をするとともに、今後、必要に応じて、さらに状況をしっかり把握して厳しく指導するなどして監督を強めたいと答弁しました。  そこで聞きたいんですが、その後、個々の事案に対する再発防止策の実施状況について確認したのか。今後、状況をしっかり把握して厳しく指導監督を強めたいとも答えたけれども、状……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2014/03/25、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、きょうは、いわゆる健康食品問題について質問します。  健康食品とは、厚生労働省のホームページによれば、法律上の定義はなく、広く健康の保持増進に資する食品として販売、利用されるもの全般を指しているものだと書いてあって、そのうち、国の制度としては、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした保健機能食品制度があると書かれています。簡単に言うと、健康食品というのは明確な定義がない。しかし、消費者は、健康の維持増進、疲労回復または栄養補助や病気予防、美容効果など、健康食品への期待を持って使っているという感じですよね。  いわゆる健康食品の市場規模、今お話しした特定保健用食品、いわ……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2014/04/10、46期、日本共産党)

○穀田委員 まず、私も、先物取引問題について一つ質問しておきたいと思います。  問題は、株式などと比べてリスクが大きい。長年にわたって深刻な消費者被害が発生してきたことから、二〇一一年の法改正で、取引を望まない消費者に電話や訪問で勧誘することを禁じた。  しかし、一方で、この先物勧誘の規制を緩和すべきだという動きはいろいろありました。安倍政権になって、昨年六月に閣議決定した規制改革実施計画で見直しを促したことで、経産省と農林水産省が今月の五日、規制を緩和する商品先物取引法施行規則の改正案を公表し、パブリックコメントの募集まで始めた。  この点に関して、私は、消費者保護の観点からも重大な問題があ……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2014/04/15、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をありがとうございます。  では、全参考人にお聞きします。  本法案では、都道府県の監視執行体制を強化するというのがポイントの一つです。地方の実情や現場の実態を知っている都道府県が必要な措置を迅速に講ずることが、被害拡大を防ぐ力になると私も考えます。  ただ、現場の実態はどうかといいますと、私、さきの国会で、食品偽装表示問題質疑で、景品表示法等による法規制の強化は必要だが、それを担保する監視システムがないと実効性がないということを指摘しました。  例えば、その際に、国内の食品安全の監視指導は、全て、都道府県の食品衛生担……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第7号(2014/04/17、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、含蓄のある貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私自身は、今回の法案については、今まで消費者相談に尽力をされてきた消費生活相談員の皆さんの長年の願いに応えるものである、また、全国で努力されている自治体の皆さんの奮闘の結果でもあるということで、おおむね賛成しています。しかし、本法案が改正されても幾つかの問題点が残ると私は考えていまして、今後の質疑の中でも取り上げていきたいと思っています。  第一に聞きたいのは、国の役割との関係であります。  全参考人にお聞きしたいと思います。  私は、さきの委員会でも指摘したんですけれども、地方消費者……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第9号(2014/05/08、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、消費者安全法関連で質問します。  消費者安全法改正案第八条の二関係についてですけれども、地方公共団体が、消費生活相談等の事務を適切に実施できる者にその事務を委託できることとされています。  この民間委託については、さまざまな懸念の声があります。  森大臣は、民間委託のあり方について、消費者庁が昨年六月に実態調査を行ったとの答弁をしています。民間委託の実態をどのようにつかみ、何が懸念されているというふうに考えておられるのか、まず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今ありましたけれども、民間委託については、この一度しか調査が行われていないんですね。それで、実際は、進んで……

第186回国会 予算委員会 第11号(2014/02/19、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  私は、社会資本の老朽化の対策について、きょうは質問したいと思います。  二〇一二年十二月の中央自動車道笹子トンネル事故、二〇一一年五月のJR北海道の石勝線事故と、以後、一連の不祥事など、いずれも施設老朽化放置が共通の重要な要因であります。老朽化放置は、命、安全軽視に直結します。ですから、事前防災、さらには減災対策の中においても、まず既存施設の老朽化対策を優先すべきだと私は考えます。  そこで、公共インフラの維持管理・更新費用の推計について聞きたいと思います。  国交省が所管する十分野について、まず一つは、二〇一三年度の推計、十年後、二十年後の推計は一体……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 議院運営委員会 第4号(2014/10/09、46期、日本共産党)

○穀田委員 地方創生特別委員会の設置に反対します。  今日の地方の疲弊をつくり出した原因の究明もなく、責任の反省もないからです。  疲弊は、産業の空洞化、商店街、農業の衰退にあらわれています。これらは、市町村合併、東京一極集中など、自民党政治によってもたらされたものです。  今日、地方創生の名で、特区制度の活用など、規制緩和を中心にやられようとしています。一方で、地方経済に打撃を与えるTPP交渉、外形標準課税の拡大などを計画している。もってのほかと言わなければなりません。  やり方についても、特別委員会を設置して短期間で一気に進めようとしているもので、到底納得できるものではありません。  以上……

第187回国会 国土交通委員会 第2号(2014/10/15、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、私は、リニア中央新幹線の問題について質問します。  日本共産党国会議員団リニア中央新幹線問題プロジェクトチームをつくりまして、そのチームとして、沿線各地の現地視察調査を踏まえて、国交大臣に実施計画の認可はすべきでないと申し入れたところであります。改めて私は、認可すべきでない、そういう立場から質問したいと思います。  まず一つ聞きたいのは、リニア中央新幹線は、品川―名古屋間の二百八十五・六キロメートルを時速五百キロメートル、超電導という経験したことのない技術で走行するものです。事業費は五兆五千二百三十五億円、その建設工事は、南アルプス貫通、大深度地下など、八六%がトンネル構……

第187回国会 国土交通委員会 第5号(2014/10/31、46期、日本共産党)

○穀田委員 きょうは、土砂法について質問します。  まず、広島土砂災害を初め多くの災害がありました。お亡くなりになった方々に哀悼の意を表し、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の土砂災害防止法の改正に当たって、なぜ今度の広島の土砂災害は防ぐことができなかったのか、そういう視点から接近する必要があると思います。なぜなら、この土砂災害防止法は、一九九九年に広島県で三十二名のとうとい命が失われた土砂災害をきっかけに制定されました。ところが、土砂災害が同じ地域で起こるという結果になってしまったわけであります。  九九年の災害から悲惨な災害を防ぐべく法を制定したけれども、何……

第187回国会 国土交通委員会 第6号(2014/11/14、46期、日本共産党)

○穀田委員 私は、きょうは空き家問題について質問したいと思います。  老朽化による倒壊やごみの不法投棄、放火のおそれがある等、危険な空き家が今全国的に社会問題となっています。  私は、きょう聞きたいのは、大臣に、基本的認識の問題で、なぜそういう空き家が増加したのか、ふえているのか、そしてその実態はどうなっているのか、この問題にどのような問題意識で対応しようとしているのか、その辺の基本的考えをまず聞きたいと思います。
【次の発言】 原因その他について、後で、一番最後に、私、少し問題提起はしておこうと思うんですけれども、今お話ありましたように、現場にということで、実際起こっている問題を中心に少し議……

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第1号(2014/09/29、46期、日本共産党)

○穀田委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中根康浩君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鴨下一郎君が委員長に御当選になりました。  委員長鴨下一郎君に本席を譲ります。

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2014/10/28、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  有村大臣は所信挨拶の中で、「消費者の安全、安心を確保する消費者行政は、消費の拡大、ひいては、経済の好循環を達成するためにも、重要な役割を担っています。」こう述べました。消費拡大、経済の好循環を達成するために頑張るということだと思うんですが、そのためには、今、日本経済、国民の生活はどういう状況なのか、正しい認識が大前提だと思います。その点できょうは議論をし、ただしていきたいと思っています。  消費税の税率が四月に五%から八%に引き上げられて丸六カ月になります。増税によって消費者物価は大きく上昇しました。八月の全国消費者物価指数は前年同月比三・一%上昇、こ……

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2014/11/10、46期、日本共産党)

○穀田委員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、景品表示法の改正について質問します。  不当表示、これは広範囲に広がっていまして、課徴金制度の導入については、私どもも賛成できると思っています。  ただ、今までも多くの方々が質問なさいましたように、本改正案については、大事な点が大きく言って二つあります。一つは、不当表示の事前抑止に対する実効性はどうなのかということと、もう一つは、本来、徴収された課徴金は被害者に返金されるべきものであるとの立場から、消費者の損害を回復させる仕組みの構築を検討する必要があるんじゃないかという点だと思うんですね。ですから、私はこの立場から質問したいと思っています。……


穀田恵二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院46期)

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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2013/04/15、46期、日本共産党)

○穀田分科員 日本共産党の穀田恵二です。  きょうは、ダンスというすばらしい文化について議論したいと思います。  昨年からダンスが中学校の必修科目となりました。ところが、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、略称風営法ですね、でダンスをさせる営業を規制の対象としています。これは時代おくれでないかという問題について、私は、昨年六月に質問主意書も出しました。  レッツダンス署名推進委員会が、ダンス規制法(風営法)の改正を求める署名運動を行い、十五万数千筆集めて国会要請も行っています。  私は、ダンスの自由を求める立場から質問します。  まず、大臣に聞きます。ダンスと言う場合、日本舞踊、ク……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 予算委員会第七分科会 第1号(2014/02/26、46期、日本共産党)

○穀田分科員 私はこの間、フランチャイズのコンビニエンスストアの加盟店の方々から、フランチャイズ本部による欺瞞的契約や優越的地位の濫用によって、まさに地獄を味わっているという話をたくさん聞いてまいりました。きょうは、本部ばかりがもうかって加盟店に大きな負担を強いる不公正な取引の仕組みを改めて、本部と加盟店が共存共栄できる公正なルールづくりが必要である、こういう立場から質問したいと思います。  最初に、コンビニにおける食品の大量廃棄について聞きます。全国で五万店を超えたコンビニ業界全体で出る年間の食品の廃棄量はどの程度と把握しているでしょうか。



穀田恵二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

穀田恵二[衆]在籍期 : 40期-41期-42期-43期-44期-45期-|46期|-47期-48期-49期
穀田恵二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

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