このページでは原口一博衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○原口一博君 笠議員の御質問にお答えいたします。 まず、民主党の郵政改革法案の基本理念についてでありますが、グローバル化あるいは少子高齢化の中で、私たちは、中央政府の再定義、大胆な改革が必要だというふうに思っています。しかし、この郵政改革においても、それは単に経営形態の議論あるいは財政の要請、これに矮小化されるべきではない。郵政事業における国民の権利とは一体何なのか、そして、その郵政事業における国民の権利を保障するために国の責務というのはどうあるべきか、そこから発想されるべきであるというふうに考えております。(拍手) 我々の法律案は、郵政事業のうち、あまねく公平にそのサービスが提供されるべ……
○原口一博君 神風英男議員にお答えいたします。 提出者に対する質問は六問でした。 まず第一問、イラク戦争の正当性、開戦を支持した政府の判断について、民主党の認識をお尋ねいただきました。 民主党としては、イラクに対する武力行使は、国連安保理での問題解決を放棄し、明確な武力行使容認決議もないままに一方的に行われたものであり、国連軽視であるばかりでなく、国連憲章など国際法の原則にも違反するものである、このように考えています。 政府は、湾岸戦争時の国連安保理決議、そして武力攻撃を容認していない国連安保理決議一四四一、これを根拠に支持しており、私たちはこれを一貫して批判し、ただしてきたところであ……
○原口一博君 民主党の原口一博でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 二〇〇七年十月一日、政府・与党の制度設計により、分社化ありきの民営化が実施されました。この分社化ありきの民営化が何をもたらしたのか。集配局は千減り、四百以上の簡易郵便局は閉鎖したまま再開のめども立っていません。郵政職員による懸命な努力にもこの分社化ではおのずと限界があり、各種料金の値上げも顕著です。 アンケートによると、待ち時間が長くなった、国民生活の利便性……
○原口一博君 民主党の原口一博でございます。 冒頭、職権でこの本会議が開かれたことに強く抗議します。 また、鳩山大臣、中川財務・金融担当大臣におかれましては、基本的な質問をいたしますので、答えが不十分であれば再質問させていただきます。(拍手) ただいま議題となりました三法案について質問させていただきますが、まず、四つの柱でこの欠陥を指摘したいと思います。 十七日連続で休みをとらなければならなかった、手取りが半分になった、そして雇いどめになった、派遣切りを受けた。政府・与党の皆さんには、働く人や職を失った人たちの悲痛な声が聞こえていないのでしょうか。三割、四割生産が減るということは、その……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。
馬淵議員が偽装の問題を議論しましたので、まず、ちょっとそのことから総理に要請をしておきたいというふうに思います。
それは、まず委員長、お許しいただいて、資料の配付を。
【次の発言】 総理、資料を配付させていただいている、皆さんにも配付させていただいているんですが、資料の六をごらんください。
私は、先ほど国土交通大臣がおっしゃったように、責任を明確にして、そして公正公平に、公的資金を投入するときにはやはりそれが、金融でも原則ですね。ですから、どこに責任があったのかということを徹底的にやはりこの国会でも解明しないといけないというふうに思っています。……
○原口委員 民主党の原口でございます。きょうは二つ質問をさせていただきます。 大きく分けて、一つは偽装問題、それからもう一つは、いつでもどこでもライブドアと申しますか、特にそのような問題と私、名づけていますが、金融とIT、それをめぐる不透明な動きについて、市場をアビューズしてしまう、そういう動きについてただしていきたいと思います。最後に財政の問題について伺いたいと思います。 まず第一点、耐震偽装問題でございますが、この案件については、いわゆるマスコミで言うところの非姉歯物件、こういう問題についても偽装の疑いが発覚して、今国民に大きな不安を与えているところでございますが、国土交通大臣に伺いま……
○原口委員 民主党の原口でございます。
お許しをいただいて資料を二つ配らせていただきます。
その前に、総理にまずお尋ねをいたします。きのう、永田議員の発言に対して総理は、ガセネタをもとに云々という、それは会見ではなくて、ぶら下がりというのですか、お話しになったと思いますが、真意をまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 何をもってガセだと判断されたのか。私は、そこについては、今、当委員会で理事の皆さん御努力いただいて、先ほど、永田議員が拒否をしているというような間違った御質問がございましたが、違うんです。開示の仕方、究明の仕方については、今、理事の間で協議中なんです。いかがですか、委員……
○原口委員 民主党の原口でございます。
沓掛防災担当、済みません。きょう、直前にお願いをしましたが、今回の偽装案件について防災担当として、この問題は民民の問題である、そして一義的には国土交通省は責任を負わないんだという趣旨の御発言を昨年されたかというふうに私は承知していますが、御発言の有無と、その内容についてお教えいただければと思います。
【次の発言】 国土交通大臣の臨時代理として御発言になったということを確認させていただきました。
どうぞ大臣、もう結構でございます。
私は、今回の姉歯案件で、前回も指摘をしましたが、この偽装問題を姉歯元建築士が行った個別問題としてとらえる、小さくとらえる……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 冒頭、質疑に先立って、率直におわびを申し上げたいと思います。永田議員が本委員会で質問をしたメールの問題であります。メールの中身は、これは本物ではない、つまりにせものであり、そして、その質問の内容が示唆していたことも誤りでございました。個名を挙げ、そして個人の名誉や生活を大変傷つけてしまったこと、同僚議員の一人として心からおわびを申し上げたいと思います。 そして、私どもは、まず、どうしてここに至ったかということをつまびらかにし、一刻も早く傷ついた方の名誉を回復する、特に、武部幹事長、そしてその御次男、そして、メールを送ったというそういう強弁をしたラ……
○原口議員 おはようございます。 本質的な御質問をいただきまして、山本先生におかれましては、建設の方のプロとして、あるいはその改革のプロとして前進されておられますことを、まずお礼を申し上げたいと思います。 その上で、今の御質問に対してでございますが、現行法においても、談合に関与した職員については刑法の競売入札妨害罪の正犯、そして同法の談合罪や独禁法の不当な取引制限の罪の共犯として処罰する、これは可能です。現行の入札談合等関与行為防止法は、そのことを前提にした上で、官製談合を将来に向けて抜本的に排除し及び防止するため、発注機関による組織的な改善措置等について定めたものでございます。 ところ……
○原口委員 民主党の原口でございます。 政府に対して数点質問をさせていただく前に、この後では、この委員会では初めての自由討議ということで、政府を入れずに議員同士で建設的なテロに対する議論あるいはイラクに対する対策、これを話し合っていこうと。これは初めての試みでございますが、私は、安全保障やあるいはさまざまなテロとの闘いについては、党を超えて、立場を超えて現実的な議論をすることがまず第一だということを思います。 まず、イラクの問題に入る前に、現在行われております六者協議、この中身について官房長官に伺いたいと思います。 六者会合は、平和的な方法による朝鮮半島の検証可能な非核化、これを明記した……
○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 まず、障害者の権利条約、署名式が三月三十日にニューヨークの国連本部で行われたというふうに承知をしていますが、これは超党派で中山太郎先生を会長に今まで進めてきました。我が国がまだ署名をなさっていない、五十にも及ぶ条文を精査して、国内法との整合性、これをとらなきゃいかぬということで、まだ精査中というふうに聞いておりますが、ぜひ早急に署名をし、そしてこの国会の中でも批准という形が望ましいのではないか、このように考えています。 障害者権利条約の批准に向けたまず事実関係と今後の対応、それから、外務大臣のこの批准に向けた決意を伺いたいとい……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 二条約そして外交上の課題について、外務大臣を中心にお伺いしていきたいと思います。 まず、職業安全衛生枠組み条約でございますが、労働安全衛生というものは、ILOの中でも特に重要な分野であり、働く人たちの権利、これを保障する上で大きな課題を含んだものであるというふうに思います。 その中で、これは指摘だけにとどめますが、今回枠組み条約がこういう形になって採択をされて、我が国がその先頭に立って、途上国についてもしっかりと締結されていくように、そういう役割を、特にODAを積極的に活用して途上国における労働安全衛生の向上に積極的に協力していく、こういう姿勢……
○原口議員 石破委員にお答えいたします。 アメリカのイラク戦費最終法案、現地時間の二十五日、下院で可決という形になりました。アメリカにおいても、いわゆるイラク駐留米軍が明確な敵のいない内戦状態から抜け出せず、イラク政策の成功に向けた明確な出口戦略もない、こういうことから、アメリカの下院で可決に至ったものと考えております。 委員が御指摘のように、国連決議一四八三、これは、加盟国に対して、イラク国民への援助やイラクにおける安定及び安全の状態に貢献するように求める、そういう決議でございます。戦争の経緯はどうであれ、イラクの安定のために国際社会の支援が大事であるということは、委員御指摘のとおりであ……
○原口議員 お答えいたします。 今回の首相の発言はやはり重いと思います。先日訪日されたときも、マリキ首相が我が国に一番何を求めていらっしゃるか。それは、自衛隊の活動については感謝をお述べになりましたけれども、一番求められたのは投資でありました。イラクが求めていることと、それから今日本がやっていることとの間にそごが生まれているのではないか。 もっと言えば、ハシミ副大統領は私たちとの会談の中で、米軍がテロリストとそして武力勢力を分けずに掃討している、そのことによって地域社会がどうなっているか、そういう問題提起もございました。 また、この四月には、マリキ首相が多国籍軍の撤退期限を決めなかったと……
○原口議員 中谷委員が御指摘の御懸念も、私たち、それをはなから否定するものではありません。 ただ、そもそも、米国によるイラク攻撃のとき私たちが指摘したことも、当時、防衛庁長官として大変活躍をされていた中谷委員には想起していただきたいんです。中東、イラクの複雑な情勢を考えてみても、武力攻撃によってイラクがテロリストの巣窟になってしまうんじゃないか、かえって混乱を広げてしまうんじゃないかと私たち民主党は強く指摘していたことを想起していただきたい。力による支配の限界と矛盾が拡大して、現在、多くの痛ましい死者、そして四百万にも上る難民を出しているのではないでしょうか。 十五カ国にも上る国が既にイラ……
○原口議員 池田委員が御指摘のとおりだと思います。
まさに、この一九九〇年十月二十六日における政府統一見解は、二つのことが要件だったわけです。ところが、今久間防衛大臣がお話しになりましたように、多国籍軍の一員としてでないとイラクで活動ができないということが後でわかって、それに法解釈を合わせている。現実に自分たちの原則を合わせているということは、まさに無原則そのものである、このように考えます。
【次の発言】 一九九〇年十月二十六日の政府統一見解にもございますように、何が自衛のための必要最小限なのかということが最も大事であるというふうに思います。
今のように、AかつBでなければそれはいいんだと……
○原口議員 中川委員にお答え申し上げます。 まず、戦争の大義、このことについても、私たちは、二〇〇三年にこの委員会あるいは予算委員会で随分議論をしました。そのときに、政府は、一四四一、六七八、六八七についての解釈をそこで留保していたんです。つまり、今おっしゃっていることとそのときの政府の支持の姿勢とが大きく違う、このことをまず申し上げたいと思います。 そして、私たちは廃止法案を出していますが、だれもイラクに入ったことがない。先ほど松浪議員が、イラクの政治状況あるいは治安状況に合わせて慎重に見なきゃいけない、私はそのとおりだと思います。だれも自衛隊員の安全確保がどのようになっているのか、それ……
○原口委員 民主党の原口でございます。 きょうは、通告に従って、安倍総理並びに閣僚に質疑をさせていただきます。 まず、北朝鮮の問題についてでございますが、きょうここに、「うらさんの祈りはダイヤモンドになって」という生島うらさんのことを書かれた、特定失踪者、生島孝子さんのお母様、九十九歳まで待っていらっしゃいましたが、結局亡くなりました。 総理にまず伺いたいのは、拉致の問題、そして特定失踪者の問題、これをどうやって解決していくのか。大変、私たち国民的な関心事でございますが、特定失踪者の問題は、二十年も三十年も前に国家によって行われた犯罪、その犯罪を個人が証明しなければいけない、しかも国家機……
○原口委員 民主党の原口でございます。
内閣の方に、通告に従って数点伺っていきたいと思います。できるだけ建設的に、ここは問題解決の場であると思いますので、答弁も御簡潔にお願い申し上げます。殊さら足を引っ張ったり、重箱の隅をつつくような質問はしません。
まず、官房長官に伺いたいんですが、安倍内閣の支持率が低下しています。ずっと低下している。不支持が支持率を逆転していますが、これをどう分析されているのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
つまり、政策がうまく理解されていないというところに不支持の理由をお求めなのかもわかりません。
そこで、官房長官、ぜひ私、きょ……
○原口委員 冒頭、高市大臣にはお見舞いを申し上げます。お大事に。質問が終わったら、どうぞお帰りになってください。 それから、委員長初め、特に与党理事の杉浦理事、中川理事初め多くの理事の皆さんにお礼を申し上げます。前回の質疑の資料、その後、誠実に求めていただきました。 その出てきた資料、委員長のお許しをいただいて、きょうは二つございますが、まず、前回の続きということで、配付資料別冊の方、沖縄科学技術大学院大学の施設整備関連資料、十の一から十の十二まで、これに沿って質疑をしたいと思います。 本来だったら大臣とやるんですが、御体調があれということで、できるだけ事務局、簡潔に答えてください。 ……
○原口委員 民主党の原口でございます。 総理並びに閣僚に、通告に従って幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず、労働、雇用ということで今建設業の現場の現状は非常に厳しい、多くの人たちが建設業から去っている。そういう中で私は、総理、情報公開と説明責任、自民党さん、民主党、ほかの政党もそうですけれども、改革競争は続いていると思います。しっかりと情報を開示して説明責任を果たす、その上で二日間質疑をしていただきましたが、最初に残念なことから申し上げます。 与党の理事も一生懸命誠意を尽くしていただいて資料を出していただきましたが、内閣府が沖縄の科学技術大学院大学の入札等について説明をしていたものは、……
○原口委員 おはようございます。民主党の原口でございます。 大臣、御就任おめでとうございます。きょうは、特に前回の予算委員会で議論をしたことに従って、少し詳しくお話をお聞きしたいと思います。 まず、私たちのスタンスですが、一国平和主義に立たない。ただ、武力によって解決できる問題、それは非常にやはり狭まっている。特に、一国が大きな警察力を持って、そしてさまざまな人権問題に立ち向かう、このことの限界というか、私たちは積極的に国際的な役割を果たすべきだ、そういう立場に立って質問をしたいというふうに思います。 まず、前回の予算委員会での質疑の中で、高見澤政府参考人は、委員長、お許しいただいて、資……
○原口委員 民主党の原口でございます。 政府に、特に大臣所信について質問をしていきたいと思います。 今、土光臨調のお話がありましたが、私は、日本のこの長い歴史を見ると、世界経済の大きな変革の流れにふたをしたときにはやはり日本は危機に陥っている。世界経済の大きな流れをしっかりと踏まえながら、ルールにおける競争に勝ち抜くその過程でしっかりと日本全体の所得の再分配、地域のことに目配りをしたときには、国民に安心感あるいは満足感がいっている。しかし、この間どうだったか。そのことを中心に、きょうは特に税財源、この改革についてお話をしていきたいと思います。 官製談合防止法あるいは随意契約の見直し、そう……
○原口委員 お答え申し上げます。 冒頭、委員長を初め、桝屋理事、多くの委員の皆様に心からお礼を申し上げたいと思います。 こういう前向きに、まさに放送法の問題は民主主義のインフラ、報道の自由、放送の自由、表現の自由というのは国民の権利にかかわる大変重要な問題でございます。ここで共通の基盤を持って、そしてしっかりと国民の権利を保障するということは、とりもなおさず大事なことであるというふうに思います。そこに向けて多くの御努力をいただいたお一人お一人の皆さんに感謝を申し上げたい、これがまず第一です。 そして、ねじれ国会と委員がおっしゃいますように、本来、二院制でございますから、二院の意思が一つで……
○原口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 放送法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協会(以下「協会」という。)は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 協会の経営委員の人選については、協会の役割及び公共放送の在り方について十分理解し、協会の経営について中立的に判断できる者とすること。 二 協会に対して新たに認められる番組アーカイブのブロードバンドによる提供については、民間事業者との公正な競争の下で行われるよう、その適切……
○原口委員 民主党の原口でございます。 福田総理、御就任おめでとうございます。通告に従って数点、質問申し上げます。 まず、障害者の権利条約、これは私、第四回、第八回アドホック委員会、ニューヨークの国連の障害者の権利条約委員会でもお話をしました。日本政府は、九月の二十八日に国連総会においてこの障害者の権利条約に署名をしました。これからいよいよ条約の批准に向けて、条約に基づく国内法、関係法や制度の見直し、こういうところになるんです。 しかし、総理、私、ちょっと懸念しているものがあります。それは、超党派で国連障害者の権利条約議連というのをつくって、会長が御党の中山太郎先生で、私は副会長をさせて……
○原口委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提出の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 この修正案は、政府原案の問題点を踏まえ、理事会等における各党間の協議により、取りまとめたものであります。 その内容は、地方税の減収に伴う地方債の特例に関する事項であります。 政府原案では、地方財政法第三十三条の五の三において、地方公共団体は、地方税の減収により、地方財政法第五条の地方債を起こしてもなお適正な財政運営を行うにつき必要とされる財源に不足が生ずると認められる場合には、同条の規定にかかわらず、「平成十九年度に限り」、地方債を起こすことができるものと……
○原口委員 おはようございます。民主党の原口でございます。 きょうは四十分という限られた時間ですから、一つ一つ伺っていきたいと思います。 まず、一ページ目。委員長にお許しをいただいて、パネルを紹介させていただきたいと思います。 先ほど谷口委員がお話しになったように、地方経済、国民経済に対してどのような影響を与えるか、これをはかるということはとても大事なことです。しかし、ではその同じ口でどんなことをなさってきたのか、同じ手でどんなことをなさってきたのか。 地方の一般歳出、決算ベースの削減状況でありますけれども、小泉内閣が発足した十三年四月二十六日、それから平成十一年度から十七年度までのい……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 NHKは特殊法人でございますが、平成十九年十一月十五日に、総務委員会命令、特殊法人の組織等に関する予備的調査、私の名前がついていますのでちょっと読みにくいですが、原口一博君外百十二名提出、平成十九年衆予調第四号、冒頭委員長が御報告を本委員会にしていただいて、そのことをまず多としたいと思います。本当にありがとうございます。 ただ、冒頭、理事会協議をお願いしたいのは、総務委員会の命令であるにもかかわらず、この指示に対して、不当にと申しますか、明確な理由なく回答を拒否している、そういう特殊法人も見られます。そういう特殊法人については、本委員会にその長を……
○原口委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提出の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 この修正案は、委員会における審査等を通じて明らかになった問題点を踏まえ、各党間の協議により取りまとめたものでございます。 その内容は、第一に、電波監理審議会の諮問に関する事項であります。 現行法では、電波監理審議会への諮問は、総務大臣が免許等を「しようとするとき」と規定されており、総務省が策定した案を電波監理審議会に諮問しております。 本修正案は、免許等の手続の透明性を高めるため、総務大臣は、案の策定前においても電波監理審議会に諮問することができるように……
○原口委員 民主党の原口でございます。 きょうは消えた年金の集中審議を含む一般質疑ということで、この問題について、総務大臣それから厚生労働省の担当の方々に質問していきたいと思います。 まず、その前に、この委員会の名前でもって命じていただきました特殊法人等の予備的調査についてでございますが、一回理事会に中間報告があり、そして、その内容について非開示の非常に不誠実な対応をしている、そのところについて、総務省それから国土交通省にさらに要請をし、その特殊法人からつまびらかなる報告を再度行うようにということを指示していただきました。その結果について、現在の中間的な報告で結構ですから、総務の調査室から……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。
官房長官中心に少しお話を伺いたいと思いますが、まず第一点。今回、日朝交渉で、「日本側も下記の措置をとることを表明。」三つですね。この三つ、特に船舶の入港、私たちは超党派で、特定船舶の入港禁止、これを立法させていただいています。これは国会承認なしには解除できないという認識を持っていますが、この三つの行動は国会承認なしにできるというふうに認識をされているのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 官房長官、私たちの立法の趣旨は、やはり政府で言いにくいことは国会もきっちり言わなきゃいけない。私は、さっきからお話を伺っていて、調査に逃げ込んでほしくないと……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 きょうは、主に総理と幾つかの観点について議論をさせていただきたいと思います。 まず、大変残念なことが起こりました。我が国の国技という相撲の中で、大変有為な若者が暴力によって亡くなった。衷心からお悔やみ申し上げ、もう二度とこういうことがあってはならない。 閉鎖的な体質が問題なのか。あるいは、当初は、暴力で亡くなったということは表に出ていませんでした。御両親初め、必死の訴えによってここに至ったわけでございます。あのままいけば隠されていた死であった、そういう可能性が大変大きゅうございます。 まず冒頭、総理に、この元時津風親方らによって起こされた我が……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 まず冒頭、先ほど沖縄県議会におきまして、米兵による婦女暴行事件に対して、在日米軍への抗議決議、そして日本政府への意見書が全会一致で可決されたということでございます。 本当に、こんなけしからぬことがいつまで起こるんだ。米軍関係者による沖縄での主な犯罪を挙げてみますと、一九九五年九月以降でも、本当にこれだけか、まだやるのかというぐらいあります。 九五年の九月、小学生女児を車で連れ去って乱暴したとして、海兵隊員ら三人を婦女暴行容疑などで書類送検。小学生ですよ、相手は小学生です。二〇〇〇年一月、ディスコで声をかけた三十歳代の女性を押し倒して乱暴しようと……
○原口委員 民主党の原口でございます。
きょうは、主に郵政、年金を中心に質問をさせていただきたいと思います。委員長にお許しいただいて、パネルと、それからお手元に資料を配らせていただいています。
日本郵政の西川社長におかれましては、予算委員会に次いでまた質問させていただきますが、まず、西川社長、先日私が指摘をいたしましたJR梅田駅での郵便物残留事故の発生、これの原因、おわかりになりましたでしょうか。
【次の発言】 これは何回も出させていただきました。郵政民営化すればどんなによくなるかという紙芝居を自民党さんがおつくりになりましたが、先ほど鳩山大臣がお話しになったように、懸念がある。
私たち……
○原口委員 民主党の原口でございます。 麻生総理には、御就任のお祝いを申し上げたいと思います。 そこで、争点はやはり政権担当能力だというふうにおっしゃいますが、何を今さらという声も片っ方であります。何となれば、やはりマニフェスト選挙は、政権党は過去を問われます。この三年間を問われますから、今、地域の安心、安全が奪われ、そして格差が広がり、総理、私はちょっとこの間、非常にショックなことを地元で聞きました。高校生がアルバイトをしないと私学に行けない。半分ぐらいがアルバイトをしているそうです。つまり、格差が広がって、親が学費を払えなくなっているんだという状況です。これを変えなきゃいけないと思いま……
○原口委員 民主党の原口でございます。 総理並びに関係大臣に、経済それから年金、こういう話をただしていきたいと思います。 まず、ちょっと順番を変えまして、金融です。さっき金融機能強化法の話がありました。総理、私たちは、ある意味、一九九〇年代のあの金融危機と言われたところで学んだものが幾つかあります。ただ、あそこでやってきたことが本当に正しかったのかという反省もあります。きょうは、その点について少しお話をしたいと思っています。 私たちのところにこういうものが来ました。例えば、マネーゲームのように債権を転がして金額を上げて、債権者の方が債務者から最終的にがっぽり取ろう。債権を買い取る会社につ……
○原口議員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。 いわゆる世襲候補者が、世襲でない候補者と比較して、政治資金の面において有利となっている現状を是正し、多様な人材が国民の代表として活躍できるようにするために、国会議員に係る政治資金の親族への引き継ぎを制限する必要があります。また、政治に対する国民の信頼を回復し、広く国民によって支えられる政治を実現するため、会社その他の団体の政治活動に関する寄附及び政治資金パーティー券の購入の全……
○原口議員 葉梨議員にお答え申し上げます前に、この間、葉梨議員が提出されたコミュニティー基本法、民主党に御説明に来てくださいましてありがとうございます。総務部門の責任者として、地域のきずなを復活させる、あるいは地域を支える上で大変大事な法律だと思いますので、そのことについてまずお礼を申し上げ、そしてお答えを申し上げます。 政治資金規正法の制定の経緯を見てみると、制定はアメリカ占領下の昭和二十三年、戦後の政治的混乱の状況下で腐敗行為が続出しまして、これを防止する趣旨で、議員立法によって制定をされています。 政治資金規正法上にうたわれている規制、これは葉梨議員、基本的には政治活動はすべて自由で……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 鳩山大臣並びに関係の、それから、きょうは日本郵政の西川社長にもお見えいただいていますが、簡潔な答弁、的確な答弁を求めたいと思います。 まず、現下の予算についてですが、百年に一度という、グリーンスパンさんの言いわけとも言われるようなものをみんなが繰り返している間に、本当の危機が目の前に迫っています。マイナス一二・七で落ちていく。これは、鳩山大臣、恐らく一―三がマイナス一五だと予測する人もいます。マイナス一五でGDPが落ちるということは、これが続けば一年間に七十五兆円の富が奪われるということです。 このときに、先ほど小平議員の質問に対して、与野党を……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。 委員長のお許しをいただいて、皆様に資料をお配りしたいと思います。 まず冒頭、先ほど地デジの話がございましたが、私たちは、ICTへの積極的投資をやるべきだという御提言を申し上げたいと思います。 地デジになれば、その分の電波帯域があきます。そのあいた電波帯域を利用して、例えばぶつからない自動車、こういったこともできる。ICTのGDPへの寄与度というのは、鳩山大臣、非常に高うございまして、約四割。この寄与度は地域間格差がありません。多くの地域で、例えば三十五以上の都道府県が、約五割以上のICTのGDPに対する寄与度を持っている。 ここで戦略的に私た……
○原口委員 民主党の原口一博でございます。
きょう、NHK予算についての質疑に先立って、小丸経営委員長に、新しい委員長への御就任を心からお祝い申し上げ、NHKの公共放送としての役割をしっかりと果たすべく経営委員会を引っ張っていただきますように心からお願いを申し上げ、冒頭、経営委員長就任に当たっての抱負を委員長から伺いたいと思います。
【次の発言】 小丸委員長は民間の御出身で、まさにお客様本位という経営を続けてこられた方でございます。視聴者、国民本位の公共放送樹立に向けた御努力を改めてお願い申し上げたいと思います。
さて、完全デジタル化まで二年余りとなりました。先ほども議論がありましたが、地……
○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 四人の参考人の先生方、本当にお忙しい中、ありがとうございます。そしてまた、時宜を得た的確な御陳述をいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。 限られた時間ですので、まず、上田知事にお伺いをします。 当時の塩川財務大臣の母屋でおかゆをすすってという答弁の方が今有名になっていますが、あの質問は上田知事でいらっしゃいましたか。上田知事が、当時、特別会計の予算を、あれは九百ページぐらいでしたか、全部ごらんになって、情報開示を国会でやって、きつく官僚機構と闘っておられた。そのお姿を私は後ろから見ていました。 今回の直轄事業……
○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。 提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 まず、本起草案の趣旨について申し上げます。 国民が安心して暮らすことのできる社会の実現のためには、公共サービスが国民生活の基盤となるものであることにかんがみ、公共サービスに関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにするとともに、公共サービスに関する施策の基本となる事項を定めることにより、公共サービスに関する施策を推進することが必要であることから、本起草案を提出した次第でございます。 次に、その内容について申し上げます。 第一に、公共サービスの実……
○原口委員 おはようございます。 佐藤新総務大臣におかれましては、冒頭お祝いを申し上げます。 私も次の内閣の総務担当として、幾つかの問題について議論をしていきたいと思います。 まず、委員長のお許しをいただいて資料を配付させていただきますが、一をごらんください、佐藤大臣のポストでございます。これを見ると、八つのポストを兼ねるということであります。この一つ一つが、例えば国家公安委員長、防災担当、郵政民営化担当、あるいは分権改革なんというのはまさに改革の中の改革です、このすべてをあなたが所管される。本当にこれで職務を全うできるんですか、大臣。
○原口委員 民主党の原口一博でございます。
委員長にお許しいただいて資料をお配りさせていただきたいと思います。
まず、先ほどの萩原議員がお話しになった管理契約、つまり、さっきの答弁の混乱も、実際、事業会社が責任を持ってやっているんだけれども、持ち株がさまざまな権限を持って、持ち株がさまざまな決裁をやっているのではないか。
ですから、西川社長におかれましては、先ほど自民党の萩原議員がお話しになりました管理契約なるものをぜひ開示していただきたいんですが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 西川社長、ありがとうございます。
この契約が明らかになると、西川社長、私たちは随分不思議なことに出会っ……
○原口委員 民主党の原口でございます。
総務大臣はもう行かれましたか。ちょっと早いんじゃないですか。総務大臣がいらっしゃる間に、一点、今回の処分について伺いたいと思うんです、二十分過ぎからのお出ということだったので。
西川社長、総務大臣が戻ってくるまで伺いたいんですが、役員の兼職。
国会で指摘をされて西川社長は幾つかの兼職をおやめになったと思いますが、日本郵政の役員の中で今なお兼職をしていらっしゃるのは西川社長お一人だと思います。その兼職をされているという三つの会社、この名前を明らかにしていただいてよろしいでしょうか。
【次の発言】 西川社長以外にはこのような兼職をされている方はいらっし……
○原口委員 民主党の原口でございます。
きょうは、大きく、郵政の問題についてまず議論をさせていただきたいと思います。
きょうは、日本郵政からも西川社長さん初め皆さんお見えいただきまして、ありがとうございます。
まず、かんぽの宿の売却に関する問題点についてでございますが、西川社長に伺いたいんですけれども、このかんぽの宿の売却の責任者、これはどなたでございますか。
【次の発言】 しかし、西川社長、それぞれ役割を分担して、専務さん、常務さん、お持ちのようでございます。最終的な責任者は西川社長でいらっしゃると思いますが、きょうお見えいただいています横山専務さん、この横山専務さんは、かんぽの宿の売……
○原口分科員 民主党の原口でございます。 きょうは、警察の行政について、大臣並びに関係部局に質問を申し上げます。 まず、大臣、先日は予算委員会の集中審議でも大変ありがとうございました。北側国土交通大臣の代理として御発言なさったことを前回質問させていただきましたが、きょうは、国家公安委員長として、主に予算や警察組織そして犯罪捜査のあり方、そして特に最初に御質問申し上げますのは、何といっても拉致の問題でございます。 私も超党派の議員でつくります拉致議連の副会長を仰せつかっておりますが、この拉致の問題解決なくして日朝国交正常化なし、解決なくして私たちの国民の安心なし、そういう考えに基づいて質問……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。