赤嶺政賢 衆議院議員
47期国会発言一覧

赤嶺政賢[衆]在籍期 : 42期-43期-44期-45期-46期-|47期|-48期-49期
赤嶺政賢[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤嶺政賢衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院47期)

赤嶺政賢[衆]本会議発言(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 衆議院本会議 第24号(2015/05/15、47期、日本共産党)

○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表し、総理の訪米報告に対し質問します。(拍手)  政府が昨日閣議決定した平和安全法制なるものは、アメリカが世界で行う戦争に際して、いつでもどこでもどんな戦争でも自衛隊が参戦するためのものであり、憲法をじゅうりんする、まさに戦争法案です。直ちに撤回すべきであります。  総理は、米議会での演説で、法案をこの夏までに成就させると述べました。閣議決定も国会提出も、ましてや審議もしていない法案の成立を米議会で誓約したのであります。国民主権と議会制民主主義を真っ向から否定するものであり、断じて容認できません。  総理は、昨日の記者会見で、もう二度と戦争の惨禍を繰り返しては……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 衆議院本会議 第15号(2016/03/10、47期、日本共産党)

○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表し、在日米軍駐留経費負担特別協定について質問をいたします。(拍手)  初めに、米軍普天間基地問題です。  辺野古への新基地建設をめぐり、政府と沖縄県との和解が成立し、埋立工事は中止されました。  安倍首相は沖縄県の翁長知事と会談し、今後は、誠意を持って沖縄県と協議を続け、円満解決に向けて話し合いたいと述べました。  ところが、政府は、そのわずか三日後、協議は始まってもいないのに、直ちに沖縄県に是正の指示を出したのであります。これでどうして円満解決に向けた協議ができるのですか。  和解の成立に先立ち、裁判所が提示した和解勧告文があります。  そこでは、現在の政……

赤嶺政賢[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院47期)

赤嶺政賢[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 安全保障委員会 第3号(2015/03/26、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、タイムテーブルで維新の間に割って入るような、そういうタイムテーブルになりましたが、私の他の委員会との関係でちょっとのっぴきならぬ事情がありまして、御理解をいただいた皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。  そこで、昨日の外務委員会に引き続いて、辺野古の新基地建設問題について質問をいたします。  まず、事実関係のみの質問をしたいと思いますが、今、政府は那覇空港の滑走路増設事業を進めております。事業にかかわって、岩礁破砕許可手続をめぐって沖縄県との間でどのような調整が行われたのか、その経緯を御説明いただけますか。

第189回国会 安全保障委員会 第4号(2015/03/31、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず、法案について質問をいたします。  今回の長期契約法案は、財政法上五年以内とされている国庫債務負担行為の年限を、防衛調達については十年に延長するものであります。  まず、防衛大臣に基本的な認識を伺いますが、憲法第八十三条は「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」と定めています。国の財政は主権者である国民を代表する国会の議決に基づかなければならないとする財政民主主義の大原則であります。その上で、憲法第八十六条は、「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。」として……

第189回国会 安全保障委員会 第5号(2015/04/02、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛調達特措法に反対の討論を行います。  本法案は、財政法上の国庫債務負担行為の五年の年限を、自衛隊の艦船や航空機を初めとする防衛調達については十年に延長するものです。  国庫債務負担行為は、予算の単年度主義の例外として、次年度以降にわたる債務契約を行う権限を国会の議決により政府に付与するものです。財政法制定当時は、国会議員の任期を踏まえ、三年とされた年限が、再軍備の過程で導入された継続費の制度に合わせて五年に延長され、その後の装備調達はこれらの制度を活用することで進められてきました。  ところが、今回の法案により、五年はおろか十年先まで政府が債務契約を行……

第189回国会 安全保障委員会 第6号(2015/04/16、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、米軍普天間基地問題について質問をいたします。  四月五日、菅官房長官が沖縄県の翁長知事と会談をいたしました。  まず、防衛大臣に、普天間基地問題の原点とは何かという基本認識の問題について伺いますが、菅官房長官は、会談の場で、最重要というのは普天間飛行場の危険除去と発言をいたしました。それに対して翁長知事は、今日まで沖縄県民がみずから基地は提供したことはない、普天間飛行場も、それ以外の取り沙汰される飛行場、基地も、沖縄県民が収容所に入れられて、あるいは銃剣とブルドーザーで基地に変わった、私たちの思いとは全く別に全て強制収用された、このように発言……

第189回国会 安全保障委員会 第7号(2015/04/17、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きのうに引き続きまして、きょうも沖縄基地問題等集中ということになっています。  先ほど翁長県知事と安倍総理との会談が終わったようでありますが、これから理解を深めていく話し合いだというお話もありましたが、安倍首相はまだまだ理解が深まっている様子ではありません。やはり引き続き県民の民意を示していきたいなと思います。  ただ、対談の中身の中で非常に興味深かったのは、きのうから私は、一九九九年の閣議決定によって稲嶺知事、名護市長は受け入れたんだということについては違うと。翁長知事ははっきり安倍総理に申し上げております。官邸の中とこの委員会で同じ議論をしているな……

第189回国会 安全保障委員会 第8号(2015/04/23、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、四人の先生方にそれぞれ専門的な見地からお話を伺わせていただきまして、大変幅の広い議論になっているなということを実感しております。  そこで、最初に西川参考人にお尋ねをいたしますけれども、今、政府は、昨年の防衛装備移転三原則に沿って、武器の輸出や国際共同開発への参加を積極的に推進しようとしています。また、来月の中旬には、昨年七月の閣議決定に基づく安保法制も国会に提出されようとしております。戦後の日本の外交、安全保障政策が大もとから変えられようとしているわけですが、今回の法案もそうした流れの中に位置づけられるものだと私たちは考えております。  こ……

第189回国会 安全保障委員会 第9号(2015/04/24、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  先ほどの質問とは大分逆の立場の質問になるのではないかと思いますが、どうぞよろしくお願いをいたします。  法案について、きのうの質疑に引き続き質問をいたします。防衛装備庁の問題です。  PAC2ミサイル部品のアメリカへの移転を認めた昨年七月の政府が発表したプレスリリースを見ますと、「ジャイロが組み込まれたペトリオットPAC―2は米国以外の第三国に移転されることが想定されている」、このように述べております。  この第三国とは具体的にどこの国を指しているんですか。
【次の発言】 カタールということでありますが、このプレスリリースを見ますと、「一元的に管理する……

第189回国会 安全保障委員会 第10号(2015/05/14、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案にかかわって、第九航空団の新編について伺います。  法案は、那覇基地のF15戦闘機部隊を二個飛行隊化するに伴って、第九航空団を新編するとしています。  まず、第九航空団の新編に伴って、戦闘機の機数、人数、離着陸回数がどのように変わるのか、説明をしていただけますか。
【次の発言】 強化されていきます。  それで、最近の那覇基地周辺、先ほども取り上げられましたが、自衛隊機の飛行による騒音が非常に激しくなっています。私自身が那覇基地周辺に住んでおりますので、そのことを大変実感しておりますが、最近の自衛隊機の騒音に対する地元住民それから自治体からの苦情や要……

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2015/03/19、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  昨年一年間の沖縄では、名護の市長選挙、そして名護の市会議員選挙、県知事選挙、総選挙と、いわば辺野古の新基地建設問題を直接の争点にした選挙戦が戦われ、新基地建設反対の政治勢力が圧勝をいたしました。特に、沖縄の県知事選挙以降総選挙までは、オール沖縄、建白書勢力というぐあいにも呼ばれてまいりました。県民の民意が疑う余地がなく明確に示されたわけですが、選挙戦の中では、沖縄振興のあり方も大きな争点になりました。  翁長雄志県知事は、「これまで私たちは、みずから持ってきたわけでもない「基地」を挟んで「経済」か「平和」かと厳しい選択を迫られてきました。しかし、社会情……

第189回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2015/03/20、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案に入る前に、辺野古の新基地建設問題について、沖縄県による臨時制限区域内での立入調査の問題に絞って質問をいたします。  この間、沖縄防衛局がボーリング調査の実施に伴い岩礁破砕の許可区域外に設置した大型のコンクリートブロックによって、サンゴ礁が破壊された事実が明らかになりました。沖縄県は、その実態把握のために臨時制限区域内への立ち入りを求めてきましたが、米軍は、運用上の理由を挙げて応じていません。そればかりか、昨日の地元紙の報道で、臨時制限区域内での調査を沖縄防衛局が行っていると報じられました。  防衛省に聞きますが、これは事実ですか。なぜ、沖縄県が求……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号(2015/06/05、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、国際平和支援法案について質問をいたします。  この法案は、米軍を初めとする外国軍隊への補給や輸送などの軍事支援を可能とする法律であります。これまでの時限立法にかえて、恒久法、一般法として整備するものです。  まず、中谷大臣に実施の要件について伺いますが、第三条の定義を見ますと、国連総会または国連安保理の決議が存在することを要件に挙げています。二つの項目に分けて規定しておりますが、まず一つ目の、当該外国が当該活動を行うことを決定し、要請し、勧告し、または認める決議というのは、具体的にどのような決議を指すのでしょうか。過去の具体的事例を含めて示し……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号(2015/06/15、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  政府が六月九日に提出した見解について質問をします。  見解の内容は、これまでの政府の説明を繰り返したものにすぎません。いろいろ書いていますが、憲法解釈変更の根拠として挙げているのは、結局のところ、安全保障環境の根本的な変容という抽象的な言葉だけであります。午前中からの議論でも、変化の中身についていろいろと議論がありましたが、具体的な説明はありませんでした。  そこで、政府が集団的自衛権行使の具体的な事例として挙げている、ホルムズ海峡における機雷掃海の問題で聞きます。  まず、この議論自体は今に始まったものではありません。イラン革命以降、イラン政府がホル……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号(2015/06/22、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、五人の先生方、本当にありがとうございました。  まず、小林参考人にお伺いをいたします。  今月四日の憲法審査会で、三人の憲法学者が今回の安保法制は憲法に違反すると述べられました。それを契機として、憲法研究者はもとより、学者、知識人、文化人、あるいはまた自民党や政府のOBの方々を含めて、国民各界各層から、自衛隊の違憲性をめぐる立場の違いを超えて、反対の声が大きく広がっております。その世論の変化について先生はどのようにお考えなのか、お願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。  次に、阪田参考人と宮崎参考人にお伺いをいたします。 ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号(2015/06/29、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  自民党本部で行われた勉強会の問題については、官房長官が戻ってこられたところで質問をしたいと思います。  政府が憲法解釈変更の根拠として挙げる安全保障環境の根本的な変容とは何かという問題について、きょうは朝鮮半島の問題を通じて聞いていきたいと思います。  中谷大臣に伺いますが、この間の審議の中で、北朝鮮の弾道ミサイルについて、一九八九年にはゼロだったノドンが二〇一四年には二百発にふえたことや、核開発を進めていることを変化の中身として挙げておられます。それはそういうことでよろしいですね。
【次の発言】 北朝鮮による核・弾道ミサイルの開発は、これはもう、累次……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号(2015/07/03、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  最初に、自民党本部で行われた勉強会の問題について質問をいたします。  先月二十五日、自民党の国会議員が文化芸術懇話会という勉強会を発足させました。作家の百田尚樹氏を招いて、自民党本部で初会合を行いました。  質疑応答の中で、出席した議員の一人は、マスコミを懲らしめるためには広告料収入がなくなることが一番だ、我々政治家には言えない、ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働きかけてほしい、このように発言をいたしました。別の議員は、沖縄にお金を配っていればいい、地政学的に我が国を守るという概念が戦後七十年欠落していて、予算漬けだ、沖縄タイ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号(2015/07/08、47期、会派情報なし)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  一番最後の質問者ということになりました。五人の参考人の皆さんには、本当に参考になるお話を展開していただき、心から感謝を申し上げたいと思います。  まず、稲嶺参考人の方にお伺いをいたします。  日本国憲法が沖縄に適用されたのは、一九七二年の本土復帰のときでありました。沖縄にとっては、憲法は、沖縄戦と二十七年間の米軍による占領統治を経て県民が闘い取ったものであり、その詳細は先ほど大田先生のお話にもございました。  今回の安保法制や辺野古の新基地建設問題は、国民主権や基本的人権の尊重、平和主義という憲法の基本原理、原則との関係でも、非常に大きな問題を投げかけ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第22号(2015/07/15、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  イラクでの陸上自衛隊の活動の教訓をまとめた行動史、中谷大臣は提出するとおっしゃりながら、いまだに全面開示された資料は提出されておりません。いつまでに提出をする予定ですか。
【次の発言】 検討しているというお話は、先週の穀田議員の質問以来、繰り返されております。  私は、今、いつまでに提出するのですかということを伺いました。いかがですか。
【次の発言】 理事会の決定ということは、やはり質疑は継続して、理事会も開かれるようにしていかなきゃいけないということだと思います。  ちょっと理事の皆さんで協議していただきたいと思います。

第189回国会 外務委員会 第2号(2015/03/25、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、外務大臣の質問も用意しておりますが、まずは、きのうから大きなニュースになっております辺野古の新基地建設問題について質問をしていきます。  昨日、沖縄防衛局は、沖縄県の翁長知事が出した、沖縄県による岩礁破砕行為にかかわる調査終了までの海底面の現状変更停止指示に関して、農林水産大臣に審査請求書と執行停止申し立て書を提出いたしました。  防衛省に聞きますが、何のために、どういう内容の文書を提出したんですか。
【次の発言】 沖縄県が今回求めてきたのは、臨時制限区域内での立入調査であります。ボーリング調査に関して、岩礁破砕の許可ではなく協議の手続がとら……

第189回国会 厚生労働委員会 第39号(2015/09/11、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず冒頭、この数日来、北関東そして東北地方を襲っております水害、大災害について、被災者の皆様にお見舞い申し上げるとともに、政府におかれてもその対応、対策をしっかりやっていただきたい。私たちも災害対策本部をきのうつくりまして、塩川鉄也国対副委員長を先頭に、今、現地調査にも入っているところであります。  ちょっと久しぶりの厚労委員会での質問ということになりました。きょうはよろしくお願いいたします。  戦没者の遺骨収集について、塩崎大臣に伺っていきます。  ことしは戦後七十年です。私は、一九四七年、沖縄で生まれました。私が幼いころ、父親の畑仕事での役割は、戦……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/01/30、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、米軍普天間基地問題について質問をいたします。  安倍内閣は、二〇一二年政権発足以降、沖縄県民の意思を踏みにじって、名護市辺野古への新基地建設を推し進めてきました。  二年前の二〇一三年一月、沖縄県内の全四十一市町村、議会、県議会、経済社会団体の代表が上京し、オスプレイ配備の撤回、普天間基地の閉鎖、撤去、県内移設断念を求める建白書を政府に提出いたしました。  ところが、政府は、同年三月、新基地建設に向けた埋立申請書を沖縄県に提出いたしました。その後、政府、自民党本部による圧力のもとで、十一月には、県選出の自民党国会議員五人が石破幹事長とともに記……

第189回国会 予算委員会 第13号(2015/03/03、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、二月二十二日の、名護市辺野古への新基地建設に反対して米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議活動を行っていた山城博治さんら二人の県民が、米軍の警備員によって身柄を拘束された問題について、ただしていきたいと思います。  米軍基地内に正当な理由なく立ち入ったというのがその理由であります。同日午後、二人の身柄は県警に引き渡され、翌二十三日、那覇地検に送致され、その日の夜に二人は釈放されました。  まず、警察庁に伺いますが、事案の概要と経緯について、具体的な時刻も含めて説明していただけますか。
【次の発言】 法務省に伺います。  今の答弁の中で、刑事特別……

第189回国会 予算委員会 第22号(2015/11/10、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍普天間基地問題について質問をいたします。  沖縄県の翁長知事は、昨年十一月の県知事選挙における選挙公約に沿って、ことし一月、仲井真前知事による埋立承認に関し、法的な瑕疵の有無を検証するための第三者委員会を設置いたしました。同委員会は、七月、国の埋立承認申請は公有水面埋立法の要件を満たしておらず、埋立承認手続には法的な瑕疵が認められるとする検証結果報告書を提出いたしました。こうした手続と検証結果を踏まえ、翁長知事は、十月十三日、埋立承認を取り消しました。  ところが、沖縄防衛局は、その直後に、公有水面埋立法を所管する国土交通大臣に対し、行政不服審査法……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 安全保障委員会 第1号(2016/01/13、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案については賛成であります。  きのうの総理の答弁について伺いますが、昨日の予算委員会で沖縄の選挙結果と辺野古の新基地建設との関係について質問があったのに対して、総理は、安全保障にかかわることについては国全体で決めることであり、一地域の選挙で決定するものではないと述べました。  およそ、国の外交、安全保障で国民の民意を踏まえて行うべきであるというのは、私は当然の考え方であると思います。ましてや、基地をどうするかについて、関係する自治体、住民の意向に基づいて進めていくべきことは極めて当然であります。選挙の結果など関係なく国が決めると言わんばかりの総理の……

第190回国会 安全保障委員会 第3号(2016/03/08、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍普天間基地問題について質問をいたします。  三月四日、辺野古への米軍新基地建設をめぐり、国と沖縄県との和解が成立をいたしました。和解条項には、双方が訴訟と審査請求を取り下げ、沖縄防衛局は直ちに埋立工事を中止すること、国と県が円満解決に向けた協議を行うこと、訴訟となった場合は双方が判決に沿った手続を実施することなどを明記しています。  総理は、同日、沖縄県の翁長知事と会談し、笑顔で握手を交わし、和解が成立し本当によかった、今後は誠意を持って沖縄県と協議を続け、円満解決に向けて話し合いたいと述べました。ところが、政府は、七日、埋立承認取り消しの是正を指……

第190回国会 安全保障委員会 第4号(2016/05/24、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  五月十九日、沖縄県うるま市在住の女性の死体を遺棄したとして、元米海兵隊員で嘉手納基地に勤務する米軍属が緊急逮捕されました。被害女性が四月二十八日以降行方がわからなくなっていることが地元紙で報じられて以降、私たちも非常に心配をしておりました。二十歳の女性がウオーキングに出かけたまま行方不明だと、毎朝の朝刊の報道に目を凝らしていたところであります。  無事に帰ってきてほしいという御家族、関係者の願いを踏みにじられ、そして県民の思いも踏みにじるかのように、事態は最悪の結果になりました。御遺族、関係者の皆様に心からのお悔やみを申し上げたいと思います。  私も現……

第190回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2016/01/04、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの堀井学君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、渡辺周君が委員長に御当選になりました。  委員長渡辺周君に本席を譲ります。

第190回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2016/04/26、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、沖縄の子供の貧困についていろいろ議論をしていきたいと思います。  極めて深刻な実態は先ほど来から繰り返されておりますが、ことしの三月二十四日に、沖縄子ども調査、調査結果が発表されました。沖縄県の子供の相対的貧困率は、全国の一六・三%に対して二九・九%、約二倍近いことがわかりました。  この沖北委員会で、さきの沖縄振興法の制定を前に、二〇一一年八月三日の参考人の質疑で山内優子参考人が発言されております。  山内さんは、沖縄の貧困を分析し、「沖縄の貧困は構造的につくられた問題であり、さきの大戦で唯一地上戦を経験し、ゼロからの出発で、しかもその後二……

第190回国会 外務委員会 第6号(2016/03/23、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、外務委員会で質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、三月十三日に沖縄県の那覇市で起きた、米兵による女性暴行事件について質問をいたします。  まず、警察庁にこの事件の概要を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 報道等でも、今回の事件について、準強姦事件、このようにされておりますが、この準強姦とはどういう犯罪なのか、ちょっと説明していただきたいと思うんです。  つまり、準という言葉がついていることから、未遂だとか、あるいは強姦よりも軽い罪だとか、こう受けとめられていることもあると聞くわけですが、どのような犯罪なの……

第190回国会 外務委員会 第9号(2016/04/01、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、先島諸島への自衛隊配備について質問をいたします。  防衛省は、昨年五月以降、副大臣らが宮古島、石垣島を訪れ、新たな陸上自衛隊の部隊を配備する方針を明らかにしました。  宮古島の候補地とされた地元の福山、野原という自治会組織は、いずれも配備反対の決議を上げています。石垣島の開南、嵩田、於茂登という地元の三地区も、配備反対の抗議文を決議し、説明会を拒否することも確認しております。地元住民は、配備に反対であります。  自治体については、宮古島、石垣の両市長は、いずれも正式な態度表明には至っていません。これまで市として住民説明会の開催を求めているわけ……

第190回国会 外務委員会 第10号(2016/04/20、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私も、十年以上も九州沖縄比例代表ということで、熊本、大分の被災地、大変ふだんから大きな御支援をいただいたところであります。改めて、犠牲になられた皆さん、被害に遭われた皆様に心からの哀悼とお見舞いを申し上げたいと思います。  そこで、きょうは米軍普天間基地問題について質問をいたします。  三月四日、辺野古への米軍新基地建設をめぐり、政府と沖縄県との和解が成立をいたしました。和解条項には、政府と沖縄県が円満解決に向けた協議を行うことが盛り込まれています。  三月二十三日、政府・沖縄県協議会が開かれましたが、和解条項に基づく協議については、作業部会の設置を確……

第190回国会 予算委員会 第3号(2016/01/12、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍普天間基地問題について質問をいたします。  沖縄県の翁長知事は、昨年十月、第三者委員会の検証結果に基づいて、名護市辺野古への米軍新基地建設にかかわる埋立承認を取り消しました。  これに対し、政府は、私人の権利救済を目的とした行政不服審査制度を悪用して、工事を再開し、承認の取り消しそのものを消し去ろうと、翁長知事を裁判に訴えております。県民の民意を無視し、露骨な地域振興策で県民を分断して、あくまで基地建設を推し進めようとしております。  きょうは、今、政府が基地建設を推し進めようとしている名護市というのはどういうところなのか、この点について取り上げて……


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第191回国会(2016/08/01〜2016/08/03)

第191回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2016/08/01、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの堀井学君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、渡辺周君が委員長に御当選になりました。  委員長渡辺周君に本席を譲ります。


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 安全保障委員会 第2号(2016/11/15、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  初めに、南スーダンのPKO問題について質問をいたします。  政府は、本日の閣議で、昨年の安保法制に基づく駆けつけ警護と宿営地の共同防護を可能とする実施計画の変更などを決定いたしました。南スーダンが事実上の内戦状態にあるもとで、政府のPKO参加五原則に照らしても、派遣の継続そのものが問われているときに新たな任務の付与を決定したことは到底許されるものではありません。  まず、宿営地の共同防護について防衛大臣に伺いますが、現在、自衛隊は南スーダンの首都ジュバにある国連のトンピン地区に宿営しています。このトンピン地区で何らかの攻撃があった場合に、宿営地の共同防……

第192回国会 安全保障委員会 第3号(2016/11/17、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案については、国家公務員全体の給与引き上げの一環であり、賛成であります。  きょうは、米軍伊江島補助飛行場の問題について質問をいたします。  伊江島補助飛行場は、沖縄本島北部の本部半島から北西九キロメートルの伊江島にあるアメリカ海兵隊の飛行場、訓練場です。米軍占領下の強権的な土地の取り上げによって構築された基地が島の面積のほぼ三分の一を占め、基地の中に四百戸近い住宅や農地が所在する状態になっています。  米軍のハリアー攻撃機やC130輸送機、オスプレイなどによる離着陸訓練、SACO合意によって集約されたパラシュート降下訓練、物資投下訓練などが行われ、……

第192回国会 安全保障委員会 第4号(2016/11/25、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、最初に、米軍関係者による事件、事故の被害補償の問題について質問をします。  来月の二日でSACO最終報告から二十年になります。SACO最終報告には、米国政府による慰謝料の支払いが裁判所の確定判決額に満たない場合に、日本政府がその差額を支払う仕組みが盛り込まれました。SACO見舞金と呼ばれているものです。  まず、防衛大臣にこの仕組みがつくられた経緯について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明のとおりなんですね。それで、当時アメリカの方は、そういう過去の事例は極めて少ないとまで言いながら、被害者救済の強い訴え、そういう沖縄側……

第192回国会 安全保障委員会 第5号(2016/12/13、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、お二人の先生、本当にありがとうございました。  最初に、伊豆見参考人にお伺いをいたしますが、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する国際社会の対応について、先ほどからるる議論になっておりますが、私の問題意識から伺いたいと思います。  北朝鮮がNPTからの脱退を宣言したのは一九九三年でした。以来、翌年にかけての核危機とカーター元大統領の訪朝による米朝枠組み合意、その後の日米ガイドラインの見直しや六カ国協議など、北朝鮮の核開発をめぐっては、さまざまな経緯がありました。  参考人は、マスコミのインタビューに答えて、ついにここまで来てしまったという印象を述べ……

第192回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2016/09/26、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの堀井学君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鈴木克昌君が委員長に御当選になりました。  委員長鈴木克昌君に本席を譲ります。

第192回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2016/12/12、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、最初に、沖縄の国民健康保険財政について伺います。  沖縄県の市町村で国保財政が悪化しておりますが、これについて、今年度は特別調整交付金で約八億円の追加支援が行われましたが、赤字額が約百九億円に上る沖縄県の現状では焼け石に水であります。国保税の引き上げはもう限界に来ております。  ですから、各市町村、一般会計からの繰り入れを各自治体の努力で行っているわけですが、そのために一般財政にも大変しわ寄せが来ておりまして、ある自治体では、ことし、どうしても、救急車の購入を予定していたけれども、国保財政の悪化でそれを諦めざるを得ない、こういう訴えも聞きまし……

第192回国会 予算委員会 第3号(2016/10/03、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、沖縄県の出身で、沖縄一区からこの国会に送り出していただきました。  きょうは、今政府が沖縄本島北部の東村高江区周辺で米軍のオスプレイやヘリが離着陸する着陸帯の建設を進めている問題について質問していきます。  少し経緯を振り返りたいと思いますが、この問題の直接のきっかけは、一九九五年の少女暴行事件でした。十二歳の少女が三人の米兵に拉致され、集団暴行され、痛ましい事件が発生をいたしました。事件に抗議し、八万五千人が結集して沖縄県民総決起大会が開かれました。県民の怒りの広がりを受けて、日米両政府は、翌九六年、SACO最終報告に合意をいたしました。普天間……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 安全保障委員会 第2号(2017/03/09、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、まず初めに、日米地位協定の軍属に関する補足協定、これについて質問をいたします。  この協定の議論のきっかけになったのは、昨年四月に沖縄県うるま市で起きた、元米海兵隊員の軍属による女性暴行殺人事件です。  先日、その被告の供述内容が米軍準機関紙「星条旗」で報じられました。事件が起きたあの場所にあのとき居合わせた彼女、つまり被害女性ですね、彼女が悪かった、こういう認識を示しております。凶悪な事件を引き起こしておきながら、被害者に責任を押しつける極めて身勝手な態度であります。  日米両政府は、ことし一月十六日に、日米地位協定の軍属に関する補足協定に……

第193回国会 安全保障委員会 第3号(2017/03/10、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず初めに、一昨日の米軍司令官の発言について質問します。  三月八日、沖縄で米軍のニコルソン四軍調整官が記者会見を行いました。そこで司令官は、昨年のオスプレイの墜落事故をめぐって、このような発言を行いました。  オスプレイの事故の後、多くのメディアが、私がオスプレイ事故に対して申しわけなく思っているかの質問があった。レイプ、殺人などの犯罪が起きたときは私は恥じていました。しかしながら、訓練中に起きた事故は、私は恥じることはない、うれしくはないが、同盟を保護するために必要な訓練を行うということに関して恥じることはない、このように述べています。  防衛大臣……

第193回国会 安全保障委員会 第4号(2017/03/16、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず最初に、南スーダンの日報問題、伺っていきます。  南スーダンのPKO派遣部隊が日々作成していた日報が、統合幕僚監部だけでなく、陸上自衛隊に残っていたことが報じられました。  これまで防衛大臣は、陸上自衛隊には再調査によって日報はなかったという説明を繰り返してきたわけですが、防衛大臣は、これまでの答弁が虚偽だった可能性が出てきたことについて、その責任をどのように認識しておられますか。
【次の発言】 結果として、大変自信ありげに、陸上自衛隊にはなかったと断定的に答弁、振る舞ってきたわけですから。しかし、きのうの報道の結果、陸自にあると。私たちは、その可……

第193回国会 安全保障委員会 第5号(2017/04/18、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、名護市辺野古の米軍基地建設について質問をいたします。  政府は、先週十四日までに汚濁防止膜の設置を終え、今週にも護岸工事に着手する方針と報じられています。  橋本・モンデール会談から二十一年が経過をいたしました。この間、県民は新基地建設に一貫して反対の意思を表明してきました。その意思を踏みにじって本格的な海上工事を強行するなど、断じて認められません。  今回、沖縄防衛局は、名護漁協が昨年十一月に臨時制限区域の漁業権を放棄したとして、三月末に期限を迎える岩礁破砕等の許可申請を沖縄県に行いませんでした。その根拠に挙げたのが三月十四日付の水産庁の見……

第193回国会 安全保障委員会 第6号(2017/04/21、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  質問通告というのは、議員にとってある意味大変大事な仕事でありますから、二度と先ほどのことがないように、私の方からも一言申し上げておきたいと思います。  そこで、法案に入る前に、沖縄の米軍基地問題について幾つかお聞きしたいと思います。  沖縄県恩納村の米軍キャンプ・ハンセン内の工事現場で、今月六日、水タンクに穴があき、その中から銃弾らしきものが発見されました。十三日にも、同じ工事現場にとめてあった作業員の車のドアに傷がつき、付近で銃弾らしきものが確認をされました。人命にかかわる極めて重大な問題であります。  防衛省に伺いますが、被害が明らかになってから一……

第193回国会 安全保障委員会 第7号(2017/04/25、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  最初に、辺野古の新基地建設について聞きますが、けさ九時二十分ごろ、沖縄防衛局が護岸工事に着手したということになっています。県民の反対の意思を踏みにじって、本格的な海上工事に着手したことは、断じて容認できません。  防衛大臣に伺いますが、けさの地元紙の世論調査によると、新基地建設に反対が六一%、賛成は二三%、本格的な埋立工事を始めようとする安倍政権の姿勢について、妥当だは二三%、妥当ではないは六五%であります。最高裁判決を経た今も、県民多数は新基地建設に反対であることを示すものだと思いますが、大臣はどういう認識ですか。

第193回国会 安全保障委員会 第10号(2017/08/30、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  北朝鮮は、昨日、国際社会が強く自制を求めているもとで弾道ミサイルの発射を強行しました。累次の国連安保理決議や日朝平壌宣言、六者会議の共同声明に反する暴挙であり、断じて容認できません。とりわけ、米国を含めて国際社会に生まれている対話による解決を模索する動きに逆行するものであり、発射を強行した北朝鮮に対して厳しく抗議するものです。  問題は、日本政府がこれにどう対応するかであります。  この間、国連安保理が新たな制裁決議を採択したことを契機に、北朝鮮は、グアム島周辺への包囲射撃を検討していると表明し、米国を強く軍事的に威嚇しました。一方、米国のトランプ大統……

第193回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(2017/01/20、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鈴木克昌君が委員長に御当選になりました。  委員長鈴木克昌君に本席を譲ります。

第193回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2017/05/24、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  二〇一六年四月に、戦没者遺骨収集推進法が施行されました。国の責任で二〇二四年度までに集中的に遺骨収集を進めることが明記されております。  あれから一年経過をいたしましたが、厚労省の統計によると、沖縄戦の戦没者数は十八万八千百三十六人、遺骨収容数は十八万七千三百七十四人。数字だけ見ますと、終息に向かっているように見えるわけですが、ところが、現在でも、開発が行われたらいまだに遺骨が発見される、ボランティアの人たちの努力で収集が継続している状態であります。  来月の二十三日は七十二回目の慰霊の日を迎えますが、戦没者の遺骨が返ってくることを願う遺族の訴えを各地……

第193回国会 予算委員会 第3号(2017/01/27、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍オスプレイの墜落について質問をいたします。  先月の十三日、沖縄本島北部の名護市安部の浅瀬に米軍普天間基地所属のオスプレイが墜落、大破をいたしました。機体構造の欠陥が指摘されてきたオスプレイの墜落が現実のものになったわけです。県民の不安が高まっております。  しかも、それだけではありません。事故機からの救難要請を受け、現場上空を旋回していた別のオスプレイが、普天間基地に戻ろうとしたときに胴体着陸をいたしました。オスプレイが飛行を再開した先月十九日、今度は嘉手納基地で、P8哨戒機が機体を牽引する装置と衝突する事故を引き起こしました。ことしに入ってから……

第193回国会 予算委員会 第11号(2017/02/14、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  日米首脳会談について質問をいたします。  総理はトランプ新大統領と会談し、日米同盟を一層強化する方針を確認しました。  総理に伺いますが、今回の会談で、昨年十二月に沖縄で米軍のオスプレイが墜落し、県民の不安が高まっている問題については話し合われましたか。
【次の発言】 総理は、沖縄について語られるときに負担の軽減、米軍再編、そういう言葉は繰り返しますが、起こったばかりの生々しいオスプレイの事故についてどう語ったのか、全く明らかでありません。  私は、先月二十七日の予算委員会でこの問題を取り上げました。ところが、その後、今度は中東のイエメンで米軍のオスプ……

第193回国会 予算委員会 第12号(2017/02/17、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、意見陳述人の皆さん、本当に御苦労さまです。大変貴重なお話を聞かせていただきました。  そこで、最初に宜野湾の市長からお伺いをしたいんですが、きのう、安倍総理に対して、普天間基地の五年以内の運用停止の問題を質問いたしました。思いがけず、そういう沖縄県と首相との合意などもうどこかに吹っ飛んでしまったような答弁があって大変びっくりしたんですけれども、佐喜眞市長も、昨年の十二月に、新しいトランプ政権に対して五年以内の運用停止を求めてほしいと安倍首相に要請をしておられます。その五年以内の運用停止について、今の国の取り組み、御意見がありましたらぜひお願い……


赤嶺政賢[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院47期)

赤嶺政賢[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号(2015/07/13、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、五人の公述人の先生方の大変専門的な知見、刺激的で、かつ、もっと議論したいなと思う場面もありましたが、当委員会での法案審査にかかわりまして、私自身がもっともっと深めていかなければならない問題点についてちょっと絞ってお伺いをしていきたいと思います。  まず、小澤公述人にお聞きいたします。  今回の安保法制は、日米新ガイドラインと一体で検討が進められてきました。ガイドラインの内容を見ますと、日米安保体制を文字どおりグローバルな軍事同盟に位置づけるものになっています。法案も、周辺事態法の地理的制約を取り払うとともに、これまでの時限立法にかえて、自衛隊……

第189回国会 憲法審査会 第2号(2015/05/07、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たち日本共産党は、国民の多数は改憲を求めておらず、改憲のための憲法審査会を動かす必要はないと考えております。したがって、地方公聴会についても反対の立場をとらせていただきました。  まず指摘しなければならないことは、憲法と日米安保との矛盾が頂点に達しようとしていることです。  安倍政権は、昨年七月、集団的自衛権行使の容認を初めとする安全保障政策の大転換を閣議決定したのに続いて、先月二十七日、日米間で軍事協力の指針、ガイドラインの改定に合意しました。  改定ガイドラインは、従来の日本防衛、周辺事態を大きく踏み越えて、文字どおり地球規模で、さらには宇宙、サ……

第189回国会 憲法審査会 第4号(2015/06/11、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  早速、意見表明に入らせていただきます。  先日の憲法審査会の参考人質疑で、意見陳述した参考人全員が、現在特別委員会で審議中の安保法制について憲法違反だと発言し、昨年七月一日の閣議決定で憲法解釈を変更したことを立憲主義に反すると指摘したことは、極めて重要です。  先日、長谷部教授らが指摘されたのは、主に次の四点でした。  一点目は、集団的自衛権の行使が許されるというその点について、憲法違反である、従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかず、法的な安定性を大きく揺るがすものである、どこまでの武力の行使が新たに許容されることになったのか、はっきりして……

第189回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2015/03/10、47期、日本共産党)

○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍普天間基地問題について質問をいたします。  まず、けさの地元紙の報道についてですが、昨日、環境監視等委員会の議事要旨や配付資料が公開をされましたが、この資料の一部が改ざんされていたことが報じられました。  環境監視等委員会は、沖縄県の仲井真前知事の埋立承認を受けて、名護市辺野古の新基地建設を進めるに当たっての環境保全措置などについて議論するために沖縄防衛局に設置された有識者委員会ですが、昨年六月の二回目の委員会で配付された資料に関して、三本の仮設桟橋、岸壁が示されていた図が、公表の段階で一本に書きかえられたというものであります。  防衛省、事実関……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2016/02/25、47期、日本共産党)

○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、米軍基地にかかわる環境汚染の問題について質問をいたします。  沖縄県企業局は、一月十八日、米軍嘉手納基地周辺の河川を水源とする北谷浄水場で高濃度の残留性有機汚染物質PFOSが検出されたことを明らかにいたしました。二〇一四年二月から昨年十一月までの間に、一リットル当たり平均三十ナノグラム、最大で八十ナノグラムのPFOSが検出されております。沖縄県内のほかの浄水場では、一ナノグラムが検出されているにすぎません。嘉手納基地内の井戸群で千八百七十ナノグラム、基地内を流れる大工廻川で千三百二十ナノグラムが検出されていることから、発生源は嘉手納基地の可能性……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 憲法審査会 第2号(2016/11/17、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党を代表して発言します。  私たちは、憲法審査会は動かす必要はないという立場です。  憲法審査会は、憲法改正原案、改正の発議を審査するための場です。ここでの議論は、改憲項目をすり合わせ、発議に向かうことにつながります。国民の多数は改憲を求めておりません。したがって、審査会を動かすべきではありません。日本共産党は、憲法の前文を含む全条項を守り、平和、民主主義の原則を現実の政治に生かすことこそ政治に求められている責任だと考えます。  そういう点から考えまして、看過できないのは、安倍首相の改憲発言です。安倍首相は、参議院選挙の翌日に、憲法改正に向けて、我が党の案をベースにしながら……

第192回国会 憲法審査会 第3号(2016/11/24、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、立憲主義について米国との関係を三点指摘したいと思います。  第一に、日本の再軍備の問題です。  一九四八年一月にロイヤル米陸軍長官が日本を極東における反共の防壁にすると演説したのを契機に、米国防総省が日本の限定的再軍備計画をまとめました。これが再軍備の出発点です。計画には、日本の限定的軍備は、米国によって主として組織、訓練され、厳重にコントロールされるべきとあります。日本の再軍備、自衛隊は、米軍への従属のもとにつくられたものでした。  そして、一九五一年、サ条約の調印の際に、沖縄を切り離した上で日米安保条約を国民に秘密裏に締結しました。米軍の駐留……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 憲法審査会 第1号(2017/03/16、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、憲法審査会は動かす必要はないという立場です。憲法審査会は、憲法改正原案、改正の発議を審査するための場です。ここでの議論は、改憲項目をすり合わせ、発議に向かうことにつながります。国民の多数は改憲を求めておらず、審査会を動かすべきではありません。  今日の憲法上の最大の問題は、現実の政治が憲法の平和、民主主義の諸原則と著しく乖離していることです。その観点から、今回の参政権というテーマについて述べたいと思います。  我が国の参政権は、民撰議院設立建白書を口火として、国民のたゆまぬ運動によって獲得されてきたものです。女性参政権は戦後にようやく実現し、……

第193回国会 憲法審査会 第4号(2017/04/20、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、参考人の先生方、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただき、本当に感謝申し上げます。  そこで、質問に移らせていただきますが、私は、この憲法審査会の中で、沖縄に憲法はないのかということをいろいろな角度から問い続けてまいりました。その沖縄と憲法と地方自治の問題について、やはり一番最大の中心問題は、沖縄県の民意が、知事選挙や国政選挙や首長選挙、地元名護市の市長選挙で明確に示されているにもかかわらず、それが一顧だにされない、小林先生のお話にもありましたが、そこに尽きると思うんですね。  それで、四人の参考人の先生方に、先生方の御意見で結構ですから、沖縄……

第193回国会 憲法審査会 第5号(2017/05/18、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  安倍首相は五月三日、改憲派の集会へのビデオメッセージで、二〇二〇年を新しい憲法が施行される年にしたい、憲法九条に自衛隊を明文で書き込むなどと表明しました。まず指摘しておきたいのは、こうした安倍首相の発言自体の問題です。  憲法九十六条は、改正の発議権は国権の最高機関である国会にあると明記しています。だから、安倍首相もこれまで、改憲の具体的な案については憲法審査会において議論すべきであるというのは私の不動の姿勢と発言してきました。  しかし、今回、安倍首相は、勝手に期限を区切って改正の具体的な中身に言及し、憲法改正議論の方向を指示しました。憲法尊重擁護義……

第193回国会 憲法審査会 第6号(2017/05/25、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  冒頭、先ほどの河野統幕長の発言問題について、私たちの立場を大平議員から明らかにいたしましたけれども、私も発言をしたいと思います。  今度の河野統合幕僚長の改憲発言は極めて重大であります。安倍首相の九条改憲発言を受けて、事もあろうに自衛隊のトップが、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいなどと発言したことは、憲法遵守義務に反し、文民統制の原則を侵すものであります。  しかも、河野発言は、首相の改憲発言が憲法九十九条や三権分立に反すると問題になっているときに、あからさまに首相発言に賛意を示したものであり、個人としての発言などと言っても……

第193回国会 憲法審査会 第7号(2017/06/01、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  参考人の先生方、本日は、大変含蓄の深いといいますか参考になる貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  少し角度を変えてお聞きしたいと思いますが、宍戸参考人そして小山参考人の先生方の憲法に対する御意見、メディアや雑誌等でも学ばせていただきました。  この間、五月三日に端を発しました安倍首相による改憲発言、これが問題となっています。  安倍首相は改憲派の集会へのメッセージで、二〇二〇年を新しい憲法が施行される年にしたいと改憲の期限を区切り、具体的な項目についても、憲法九条に、九条一項、二項を残しながら、自衛隊を明文で書き込むと表……

第193回国会 憲法審査会 第8号(2017/06/08、47期、日本共産党)

○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  日本国憲法は、前文で、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」と述べています。そして、第一章第一条に「主権の存する日本国民」と明記しました。前文と一条で国民主権の大原則を確立し、天皇主権であった明治憲法から根本的に転換しました。  明治憲法は、冒頭、第一条で、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と定め、天皇に統治権を委ねました。四条は、天皇は国の元首であり、統治権を総攬すると定め、立法権や軍の統制権も天皇が有していました。まさに絶対主義的天皇制というべきも……

第193回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2017/02/22、47期、日本共産党)

○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、初めに東村高江のオスプレイ着陸帯の問題について質問をいたします。  政府は、昨年十二月二十二日、菅官房長官やアメリカのケネディ大使が参加して、北部訓練場の一部返還を祝う返還式典を開催いたしました。政府は、沖縄県内の米軍施設の約二割、本土復帰後最大の返還だと強調しております。  ところが、地元紙の報道によると、H地区とN1地区、そこの完成した着陸帯で、盛り土したのり面から水がしみ出して変形している場所が確認され、補修工事を行っていたことが報じられています。土木に詳しい人の話によると、土が十分に締め固められていないためで、業者が土を固める転圧の……



赤嶺政賢[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

赤嶺政賢[衆]在籍期 : 42期-43期-44期-45期-46期-|47期|-48期-49期
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