田中一 参議院議員
2期国会発言一覧

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田中一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

田中一[参]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第37号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、本法案に絶対反対をするものでございます。  我々は元来先に締結されましたところの日米安全保障條約並びに行政協定に対しまして根本的に反対するものでありまして、従つてその関係においても本法に異論なきを得ないのであります。この点は暫らく別といたしましても、本法案の内容そのものに対しては絶対に承認し得ないものが多々ございます。本法案は、土地建物等を進駐軍の使用に供するために使用収用に関する特別法を設けて、條約上の義務の履行と私有財産権の調整を図ることを目的とするものでありまして、その内容を検討しますと、第一に、土地等を使用する事業認定について内閣総……

田中一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

田中一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○田中一君 具体的にこの短い会期中にどういうものをどうするというような具体的な方法は専門員の方でお持ちになつていらつしやいますか。
【次の発言】 ここにありますね、方法なり調査の目的ですね、具体的な何か一つの問題を採り上げて調査するというのですか、それとも全般的なものに対する勉強のために情勢を聴くという程度ですか。実情を知るということですか、我々が………
【次の発言】 それならば私先般公布されました住宅金融金庫、これに対する実情、運営、殊に市中金融機関に任されているところの貸付方法、そうしたものの実情について調査をしたい、こういう考えなんですが。

第8回国会 建設委員会 第閉会後1号(1950/08/21、2期、日本社会党)

○田中一君 今の第一次の二十七億の交付金というものは、建設省が調査したものの何%になるのでございますか。

第8回国会 建設委員会 第閉会後2号(1950/08/22、2期、日本社会党)

○田中一君 ちよつと住宅金融公庫の第一回の募集並びに結果は分つておると思いますが、それを一つ次官から御説明願つて、明年度の国営住宅の計画の大体を伺いたいと思いますが……。
【次の発言】 次の国営住宅についての構想をお願いいたします。
【次の発言】 もう少し伺いたいのですが、三百円乃至五百円の家賃というものは大体何坪ぐらいのアパートですか。
【次の発言】 重ねて伺いたいのですが、これはその三百円乃至五百円の家賃になるというのは大体国営住宅をお建てになつておる單価が幾らぐらいになつておるか。それからもう一つは、このアパートですね。曾て建築技術家の方々が従来のように美術を作るような考え方で、芸術品を……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○田中一君 今の住宅局長の説明は伺いましたけれども、耐火構造建築と木造とはどういう比率になつておりますか、住宅金融公庫の申込は……。
【次の発言】 一万戸と言うのは小住宅ならば一万戸という意味ですか。一戸というのは何坪くらいの標準でこれがなつておりますか。それから都市と地方との比率などもお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今大体お話を伺いましたが、木造の場合には償還期日が十五年になつておる。鉄筋の場合には三十年という償還期間になつておりますけれども、その場合に担保物件は当該建造物だけだというふうに規定されておるように拝見しております。今局長さんのお話の青森県では一万二千円、東京ならば一……

第8回国会 建設委員会 第閉会後3号(1950/09/28、2期、日本社会党)

○田中一君 今伺つたうち、このジエーンに対する十二億というのはもう出ておるんですか。
【次の発言】 通知が出て金は行つていないわけでございますか。
【次の発言】 大阪に五億だけ取敢えず出した、あとの金は預金部が使う、何に使うかということは今後の問題で、全然金は現金として行つていないわけですか。
【次の発言】 あなたの方で割当てられる金額はお分りではございませんか。
【次の発言】 今の、ジエーンの大体査定がいつ頃終る見込ですか。
【次の発言】 今のに関連してちよつと伺いたいのですが、大阪の扶桑金属、昔の住友ですが、あれは防潮堤ですか、これによりましてあの高潮を防げ切れたということを聞いております……

第8回国会 建設委員会 第閉会後5号(1950/10/20、2期、日本社会党)

○田中一君 稻浦さんにちよつとお聞きしたいのですが、アメリカにもこの高潮の事実が今まであつたのですか。
【次の発言】 私伺いたいのはその場合防潮堤といいますか、防潮壁といいますか、それも今までの何といいますか統計上の高さがどれくらいの高さがあるか、例えば日本の場合どの程度というような技術的な点から言つてアメリカにそういうような事実があつたかどうか、ちよつと伺いたいと思うのですか。

第8回国会 建設委員会 第6号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○田中一君 今の局長のお話に、この改正案だけを審議して、直ちに改正の案ができましようが、全体のこの金融公庫を運営する上にもつと改正するようなお気附の点があるわけではありませんか。單に給與の問題ばかりではなく、根本的に、この出発しました公団の今後運営する上においてこれよりもつと緊急な改正案をお持ちじやないかと考えます。この点お伺いいたします。
【次の発言】 今の小川さん、岩崎さんの御意見通り、私もこの改正案には賛成でありまするが、併し議員拠出でこの改正案を根本的に改正しなければならんというように自分自身で考えておりますから、若しも、局長は今度海外に行かれるような話を聞いておりますけれども、留守中……

第8回国会 建設委員会 第閉会後6号(1950/10/21、2期、日本社会党)

○田中一君 住宅金融公庫で募集を始めましたのち今日までの成果と言いますか、結果ですね、それを一応御報告願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、この設計が済んだというもの、申請が済んだというものについて土地の問題がまだ決定していないというものは相当あるのじやないかと思います。その点はどうなつておりますか、成るほど設計の審査が済んでも土地の問題が解決しないのじやないか。こういうような問題の数、比率ですね、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この進捗状況を拝見いたしますと、少くとも住宅金融公庫の出発当時意図されたものが非常に歩みが遅いということは業者としても痛感されておられると……

第8回国会 建設委員会 第閉会後7号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○田中一君 新しく今日発でやつておるうちの砂防施設ですね、そういうものを持ちながら新設……
【次の発言】 そう上ますとその砂防堰堤を上流に何ケ所か作るということをやつた事実はないとすれば、やつた方がいいということはもう理論的に分つておるのですか。
【次の発言】 そういう分野は自発のやるべきものじやなく、自発がその上流に何ケ所か、今天龍の泰阜の問題にしてもその上流に砂防堰堤を作ろう、そうすればこの土砂の堆積がそれよりも殖えないというような考え方から、砂防堰堤を作るという意思はないわけですね。
【次の発言】 それは自分の方の役目じやない。

第8回国会 建設委員会 第閉会後8号(1950/11/14、2期、日本社会党)

○田中一君 前の委員会において金融課長の方に調査報告をお願いしておりましたが、この建設委員会理事の報告によつてまだ足りん点があると考えますので、その点について一つ御報告願いたいと思うのです。それは第一には申込手続の簡素化の問題について伺いたい。で、これについては貸付の対象が人間にあるのか、或いは担保物件にあるのか、又どちらにウエイトをかけられておるか、こういう点についてこの簡素化の問題も或る面までは解決されるのではないかという考え方を持つておりますので、この説明を伺いたい。同時に賃貸住宅の経営についてこの採算の割出し方がここに実例として二、三出ておりますが、これに対する賃貸価格の統制とか、或い……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○田中一君 今、来國会に提出する法案の中で会計法によつて施行された入札制度、これをお考えになり、もつと合理的な入札制度といいますか、そうしたものを立法化する御意思はあるかないか、これを一つ伺いたいことと、もう一つ伺いたいことは、朝鮮動乱以来非常に諸物価が高騰しております。殊に建設費材並びに建設関係の労賃が非常に上つておるのです。これに対して如何なる手をお打ちになつておるかという意味は、或いは更改契約にするか、さもなくんば設計変更をして規模を縮少をしてその負担を軽からしめるか、こういうような点、もう一点はそうしたことの法律的な立法化ですね。入札制度に関連いたしますけれども、物価が上るような予算を……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○田中一君 今運営の基本方針をお示しになつて、非常に嚴格に或いは不正を防止するとか、或いは自戒して運営なさつていらつしやることは甚だ結構なことと存じます。併しながら今日まで常に調達庁の各面にいろいろな不在のあつたことについては、いろいろまあこれは不正として取扱うべきものかどうか、私としてはこの要求が激しいために、第二に挙げられた迅速を期するために、余分なものを相当買込んでいる傾きがあるのじやないか。同時に門戸の開放をなすつていらつしやつても、それが一面迅速或いは的確というような面からして、独断、或いは独占的な形でいわゆる入札というような形式を踏まないでやるような問題が多々あるのじやなかろうか。……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○田中一君 まだ中間的な報告を受ける段階に来てないわけですね。首都建設法のあれは一年経つてから報告するようになつていると思いますが。
【次の発言】 今日までのありかたを東京都のほうから刷物か何かでもつて報告して貰う中間的なものは頂けるものでしようか、どうでしようか。
【次の発言】 次に審議する松山とかこの芦屋などの問題もありますし、首都建設法は未だそういう段階にあるのならば、これは次の審査のほうで考慮しなければならないような問題が起るのじやないかと思うのです。反対論ですね。その意味で何か具体的な形になつているものがあれば東京都のほうへ委員長のかたからでも要求して、中間報告させる、これは非公式に……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 建設委員会 第1号(1951/02/08、2期、日本社会党)

○田中一君 結局今の赤木委員の御意見も、はつきり建設委員会が調査する事項であるから、従つて又建設委員会が調査するという事項に制約されると思う。誤解される文字は、誤解されない文字に変えて、我々のやる調査は建設委員会の所管の事業に限らなければならんと思いますから、農林とか或いは他の方面の建設事業には及ばない、こういう見方をする意味かと思う。従つてその誤解されるような字句は直してそのままでも差支えないと思います。
【次の発言】 一応各党一人、或いはその他希望者というような形できめたらどうかと思います。

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○田中一君 この三項の広島、長崎の特別都市建設事業補助費そのあとで特別都市法案が出ましたが、将来他の都市にも及ぼすということなんでしようか。
【次の発言】 あの法案を作るときに随分いろいろ問題も多かつたのですが、補助を受けるという含みであの法案ができたように考えられておるのですが、広島、長崎の場合と他の特別都市と異なる点、そういう点を一つ見解を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 小委員会で詳しくお伺いしたいと思いますけれども、二十五年度に出ております戸数について、資材の値上りその他で返還された予定戸数というものがあるはずなのですが、それはどのくらいになつておりますか。

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○田中一君 今日は私のほうは江田君がおらないので、いずれの機会にか又質問があると思いますが、国土総合開発に対する大臣の根本的方針をですね、国土総合開発に対する根本的な実施に対する方針をお示し願いたいと思うのです。
【次の発言】 その際に民間からですね、その開発に対する地方庁を通じて民間から開発の計画が出された場合には、どういう工合に処理されるのですか。各府県が実施をするのか、或いは民業としてやるのか。
【次の発言】 審議会の委員は全部おきまりになつたのですか。若しきまつていないとするならば、この実施の点については国会からも委員を出さして頂きたい、こういうように考えているのですが、お考えどうです……

第10回国会 建設委員会 第6号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○田中一君 河川局にちよつと伺いたいのですが、尼ケ崎、大阪その他の防潮堤を今やつておりますが、地盤沈下の問題が、地下水を吸上げるということに原因があるのじやないかというように研究をされておるようですが、現場を見ますと、未だに地下水を上げなければ工場地区にある工場の運転ができんというような実例があるのです。将来その防潮堤の高さと地盤沈下の問題をどう調節するか、現に大阪などの例を見ますと、工業用水の導入ということを考えております。併しながらこれにも相当の費用かかかるのであつて、建設省としては防潮堤を作る反面、地下水問題をどういう工合に処理するかお考えを伺いたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○田中一君 会計課長に伺いたいのですが、建設業法が施行されてから相当になりますけれども、又御承知のように建設業法は基本法であつて、運営は事ごとにやつておる。併しながらこれに対しまする経過といいますか、実態に対する報告は前国会から再三要求しておるのですが、未だにお示し願えない。これに対して今後国会の委員会と密接な関係を持たれるような方式をとつて頂くことはできないでしようか。場合によりますれば、せめて中央審議会といいましたが、あの会議にでも委員会と直接関係を持たすような方法をお考え願えるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 安永の資材の生産のほうに関係するかたがお見えになつておれば質問……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○田中一君 最近九州の大村の出張所長が停職に付されるような話を聞いております。併しこの事実は今赤木委員が指摘した通り、幽靈人夫、いわゆる人夫賃を以て他のほうに流用したということが犯罪事実だそうでありますが先ほどいろいろ数字を挙げて赤木委員が言われた通り、公共事業費が、人夫賃として支出さるべきものが実際他のほうに流用されて、その清算が人夫賃として支出されたという事実は、単に大村地区の出張所が不幸にして発見されただけであつて、他の現場の悉くがそのような形で支出されているということは絶対に間違いないと思うのです。そうしていてその仕事が、今赤木委員が指摘されたような、仕事がうまく行つているということは……

第10回国会 建設委員会 第10号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○田中一君 昨日お願いして置きました二十五年度の全額負担に決定された経緯ですね、理由を先ず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、二十五年度に特例を設けたということは、シヤウプ使節団の勧告によつた。地方行政の負担が、二十四年度に起つた災害に対する負担に堪えられないから全額国庫負担にするというような考え方であつたのですね。
【次の発言】 二十四年度の災害の総額は幾らになつておりますか。
【次の発言】 これは河川局だけで三百八十億ですか。
【次の発言】 河川局外のものはどうなつておりますか。それから農林関係ですね。
【次の発言】 二十五年度発生の災害をお伺いいたします。

第10回国会 建設委員会 第11号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○田中一君 伊藤次長に伺いたいのですが、本年度の二十六年度の直轄河川について、この法を適用するような個所の経費ですね、そういうものは見込んでおりますか、伺いたいのです。個所と見込み方です。
【次の発言】 今の御説明によりますと、私鉄関係の大きな問題は、二十六年度の工事には該当するものがない、こういうわけでございますね。
【次の発言】 そうしますと、本年度に若しこの法を適用するような附帶工事の個所があつた場合には、現在計画されておるところの工事を縮小しなければ、この法通りの施行ができんというわけなんですか、そういう解釈もできるのですが。

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○田中一君 休会前の本委員会で提案の理由は納得いたしましたが、政府のこれに対する裏付の問題を質問してそのままに返事を聞いておりませんが、ここでその裏付の資料並びに見解を御報告願いたいと思います。この改正法案が二十六年度公共事業費のうちどの河にそういう現象があるか、これの個所と数字をお示し願いたい、こういう要求をしたと思うのです。これに対してお答えを願います。
【次の発言】 そうするとこの配布になつた資料のうち、五の地方鉄道との関係、こういうものに対して政府としてはどういう見解を持つておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、政府としては私鉄関係のものはここ四、五年の間にはない、こういう御見解……

第10回国会 建設委員会 第14号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○田中一君 今の赤木委員の御質問は、第二條の定義で以て説明されたんじやないでしようか。利根川流域とは、利根川水系を含む地域と……。これでは物足りないわけですか。

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○田中一君 今赤木委員の御質問の中の、又新らしい開発庁を作るという案でございますが、内閣の総理府でした、ね、総合開発は。
【次の発言】 総理府ですね。そのほかに北海道の開発庁が現在あります。これは北海道のいわゆる自主権といいますか、地方自治というものを坂上げて北海道の開発をやる、こういう建前になつておりまして、最近は札幌に開拓局というものを設けまして、そこが無論この地方の北海道の、道のほうとも打合せてやるでしようけれども、大体において政府が自由にやるという建前になつておると聞いておるのです。地方行政の改正以来、地方に地方自治というものが確立せる今日、逆に地方の自主権といいますか、そういうものを……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/05/19、2期、日本社会党)

○田中一君 私の要求する質問者がおられなければ、このまま進行して頂きたいと思うのです。

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○田中一君 指導課長がお見えになつておるから、指導課長にちよつと伺いたいと思うのですが、建築士がその仕事を、設計を始める前に敷地の測量、又は高低などを調査いたしますね、この場合には、これは建築士がしておつたものか、或いは他にそうした者を求めて他の業者にやらしたものかどうか伺いたいと思つておるのですが、建築士が設計にかかる前に、その敷地の測量とか高低測量とかそうしたものをやりますね、設計の前提として、地質調査とか、そういつたものは、一体建築士がそういうことをやつておるものですか、やつていないものですか。
【次の発言】 そうしますと、自分が設計をする建築物に対する今のような敷地の測定或いは測量など……

第10回国会 建設委員会 第18号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○田中一君 第三条の大規模の修繕又は大規模の模様替というのは、どの程度、どう認定するのですか。
【次の発言】 具体的に言うとどの程度のものですか、これは專門家のかたに伺いますが。
【次の発言】 そうすると、羽目とか、床とか、そういうものは一向差支えないのですか。
【次の発言】 構造部だけを言つているのですね。
【次の発言】 第三条の二の三項、これを具体的に一つ御説明願いたいのです。「都道府県は、土地の状況により必要と認める場合」というのは、どういう状況をさして言つてるのか。
【次の発言】 そうすると防火地域と九という特定区域でなく、都道府県の属官というか、知事になりますか、はとの法律をどう変え……

第10回国会 建設委員会 第19号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○田中一君 第十条の三項「審議会は、国家機関の建築物の位置、規模、構造及び建築設備並びに合同庁舎について基準を定め、その実施に関し関係国家機関に対して、勧告することができる。」、こうなつておりますけれども、建築建物に様式というものはどのくらいなウエイトを持つているのですか。これは提案者に伺うよりも、当事者の営繕部長に伺いたいのですが、様式というものはこれではきめないことになつておりますが、様式というものは……。この審議会は様式を勧告することができないのですか。
【次の発言】 法律できめられたもの以外のものもできるということはあり得んと思うのですが、法律に定められたもので言うのじやなくて、内々や……

第10回国会 建設委員会 第20号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○田中一君 証人に伺いたいのですが、現在あなたのほうで小貝川の災害工事に対して、この法案が出ることによつて、農民のかたがた、村民のかたがたが何か会合を持つことはありますか。
【次の発言】 次にこの替地を非常に御希望のようですが、今の小貝川の問題、あなたの現場において適当な土地があるように考えておりますか。
【次の発言】 その場合にあなたは、父祖伝来の土地だから金銭だけでは承服できないという観点から、今日まであの問題が解決されん現状なんでしようね。その場合に替地がないとすればどうしたらいいかというようなお考えをお持ちでしようか。
【次の発言】 替地がない、併しながら自分は土地を離れるのはいやだと……

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○田中一君 第一条の国及び公共団体が協力してやるということになつておりますが、若しもこの地方公共団体が公共性ある民間団体を作りまして、これに経営、管理、施行、すべてやらせるということはできるもんですかできないもんですか、
【次の発言】 第一章の「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅」というもののモデルをお示し願いたい。
【次の発言】 私の伺つたのは、御趣旨はよく存じております。「健康にして文化的な生活を営むに足る」というものを言葉で一つモデルをお示し願いたいのです。何坪くらいの基準でどうなつているか、例えば敷地の問題でありますとか、濕地帶には作らん、低地には作らん、以下いろいろ環境があるし、そ……

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○田中一君 私はこの法案の修正案の提出をしたいと思います。それはこの条文によりまして、公営住宅法案の一部を次のように修正する。目次中(「第二十四条―第二十九条」)を(「第二十四条―第三十条に改める。  第二十九条の次に次の一条を加える。(協議)  第三十条 建設大臣は、第二種公営住宅(第八条の規定によるものを除く。)について、左の各号に掲げる事項に関する処分をする場合においては、あらかじめ、厚生大臣と協議しなければならない。   一 第六条第二項の規定による公営住宅建設三箇年計画案の作成、同条第四項の規定による都道府県の区域ごとの公営住宅建設三箇年計画の決定及び同条第五項の規定による承認   ……

第10回国会 建設委員会 第23号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○田中一君 百十八條の三行目の「市町村別に当該市町村に関係のある部分の写」というのは、その収用される、何と言いますか、細目にですね、それを全部殊更に村なら村單位でその写を配ると、そういうわけですね、全体のものは要らないけれども、その部分だけを送ると、こういうわけですか。
【次の発言】 第三節の百二十三條ですが、「(緊急に施行する必要がある事業のための土地の使用)」とありますが、このおしまいのところに「起業者の申立により、土地の区域及び使用の方法を定め、起業者に担保を提供させた上で、直ちに、当該土地を使用することを許可することができる。」とありますが、その担保というのは物ですか、金銭ですか。又そ……

第10回国会 建設委員会 第24号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○田中一君 第十七条の一項の償還期間延長の問題ですが、木造住宅についてこれを十八年以内に延ばした、曾つては十五年であつたのを十八年に延ばした。こういうことは私自身としては十五年以上木造の場合にやつてはいけないという議論を持つているのです。なぜかというと、この償還が完全になし得るかどうかということに疑問を持つのです。今日住宅金融公庫が貸付けている貸付額によつて建てるものが果して十五年そのままで保ち得るかどうか非常に疑問があるのです。この際提案者並びに住宅局長がこの点についてどういう見解の下に十八年に延ばされたか。無論延ばすということに対しては賛成です。併しながら今日の木造住宅に対しての延ばし方は……

第10回国会 建設委員会 第25号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○田中一君 一応この修正したいという案を一応述べてよろしうございますか、討論の形式で。そういうことはどういうものですか。
【次の発言】 私はこの法案の全部がこのように改正されることについて賛成でありますが、ただ一点十七条の二項に対してこの法律を運営する上において困難がありはしないかという点について一つの考え方を持つものであります。それは十七条2にありますところの規定、「前項に規定する住宅の構造について必要な技術的事項は、主務省令で定める。」とありますが、これは本法の第四十九条の五に「第二十条第一項から第三項までの規定に違反して貸付をしたとき。」という規定があるのですが、この十七条二項は貸付の規……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○田中一君 私はこの法案に条件付賛成をいたします。赤木委員の討論は尤もなことで、我々国会議員としては赤木委員のお説の通り、かくあらねばならんと信じております。併しながら政府においては北海道開発法案を二年前に通し、先般は利根川開発法案を通し、この際同じような運命にある、同じような熱望に燃えておる国民の一部のかたがたに対して、一応この法案を通しで、この次に来る段階に極力総合したところの総合開発、こうしたものに集約させるのが我々の念願であると思います。政府もその方針を持つておりまして、国土総合開発法を持つておりますが、これも有名無実であり、何ら実行の段階に入らない法案である。これを実行の段階に持ち込……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 建設委員会 第閉会後1号(1951/08/20、2期、日本社会党)

○田中一君 私伺いたいことがあるのですが、時間が時間ですから、次の機会に譲ります。
【次の発言】 一つだけ。先般私社会党のほうから、二十七年度の住宅予算について、できるならば営繕工事を、官庁営繕を縮圧して、その予算を庶民住宅のほうに向けてくれるようにという要望書を出しておきましたが、これに対して省内では、特に大臣の御意見としてはどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 この四万二千個所のうちで、対象にならない十五万円以下の被害の件数と金額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 そうするとここに四万二千余個所が上つておりますが、私先般京都に参りまして、京都には非常に小さい決壊個所なんかが多い……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第5号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○田中一君 今御説明願つた九の点ですが、五百万円の工事を入札する場合に、図面なども全部附けて指名入札さしたのですか、或いは図面は抜いてさしたのですか、その点明確に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは指名競争という形になつておりますが、この問題は恐らく話合いで、指名競争という形式を以て大日本土木株式会社に落札させようという意図の下にやつたのじやないのですか。まあ見積りの基準を求めるにしても、五百万円分の工事があつたものを三百三十万円で以て請負わすということはあり得ないと思うのです。従つて指名競争という名目によつて大日本土木に落札させようという話合いがあつてやつたのでござ……

第12回国会 決算委員会 第6号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○田中一君 笠松刑務所の問題ですが、この証拠書類がないというのは、取らないのですか、取つたけれども無くなつたのですか、それとも金の支払をしなかつたのですか、どちらですか。
【次の発言】 少くとも大日本土木に一括して金を支払つた場合に取らなかつたということは、どう考えてもわからんのですが、若しこの支払状況がどういう形で払つたか、或いは完成して一括して払つたのか、この五十二万八千六百四十円というものは、一応の検査後に廻りの仕事としていわゆる細かいあつちこつちという手当をしなければならない仕事が残つたというわけで別途に支払つたものですか、その点はどうですか。

第12回国会 決算委員会 第9号(1951/11/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと大蔵省に伺いますが、これは設計はどこでしたのですか。初めの二百四十万円の予算の支出の設計は。
【次の発言】 私が伺つているのは、でき上つた五棟延二百六十四坪の建物の設計は誰がやつたかというのです。
【次の発言】 そうしますと、この建物の売却は請負人に売却方を依頼して、請負人がそれを売つてそうして丁度五百四十万円の建築をしたと、こういうわけですか。
【次の発言】 私はこれは歳入歳出を混淆したものだというような簡単な割切つた犯罪じやないと思うのです。これは立派な犯罪と思うのです。そうしてもう一遍伺いたいのですが、国有財産として登録してある金額が、評価してある金額が幾らになつてい……

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○田中一君 都市計画の問題が入つていませんが、どこかへ……。
【次の発言】 そうすると、全部ということになりますね。
【次の発言】 予算全部ということになりますね。
【次の発言】 (ニ)の治山、治水、砂防についてのうち、京都の平和池問題だけを取上げてありますが、これと関連したような災害が広島にもあり、又は他府県にもあるのじやないかと思います。そういう点はどこにはめ込んで一緒にやつたらいいかわからんのですが。
【次の発言】 これは休会中の委員会に私から要求しておいたのですが、本年度のケート台風における災害が、主に小さい、いわゆる十五万円以下の工事が多いように報告が来ております。十五万円以下の災害……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/16、2期、日本社会党)

○田中一君  今大臣のお話を伺つて大体方針はわかりましたが、先般私宇治川に参りまして、宇治川がまだ滋賀県と京都の間に話合いがつかない、決定されないのに、今御説明のように促進する、計画を促進し、突貫工事で進むという御意見でしたが、宇治川のような、現在すぐにかかれば、水力も相当ありますし、いいように考えられる、ところがどういうようなネツクで計画が浮び上つて来ないのか、どなたか、若しおわかりでございますならば、河川局長にでも伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほども大臣の口からちよつと漏れたのですが、建設省が、国が電源開発をするというような意向はおありなんでございますか、又はそれが閣議でもそういう……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○田中一君 京都府会議長からこの委員会に意見書が参つております。この趣旨は零細なこの不良住宅ですね。これに対する改造補修の資金を貸付けてくれという要求なのです。で、無論これは金融公庫はまあ特別なものですが、金融業者です。この法律ではこういうことは規定されておりません。こういうものには、併しながら何か地方団体がそれを裏付けるというような点があれば、住宅金融公庫はこれに対して補修費を融資する、それも單に一戸でなくして集団的に不良住宅は御承知のように地区を構成しておりますから、地区に入つておる場合には、それに対して貸付けるというような考え方を持つておるかおらんか、如何ですか。

第12回国会 建設委員会 第6号(1951/10/30、2期、日本社会党)

○田中一君 赤木さんから大分質問があつたようですが、私今お示しになつた十九の特定地域に対する事業の大体の具体的な計画というものを考えていらつしやるのかどうか伺いたいのですが。
【次の発言】 十九の地域のどつから始めるという順位でも考えていらつしやるのですか。どつから始めて行くという考え方ですね。今公共事業費でやつておる支出二百五十億、これはどこを現在やつておりますか、十九のうちの指定されたうちの。ちよつと質問が下手ですが、現在ですね、このうち直轄工事としてやつておるところがありますね、今二百五十億支出しておるというわけですが、これに対してどこどこがそれに該当するかお示しを願いたいのですがね。ど……

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○田中一君 ケート、ルース台風によつて昨年の防潮堤の工事の実効、効用、そうした点御説明願いたい。
【次の発言】 非常に局長の御報告を伺つて幸いと思つております。併しながら今の工事の現況が、海面と言いますか、海岸線に沿つて築堤されておるというように聞いておりますが、もう少し方法を根本的に研究するつもりがあるかないか、ということは、海岸線に沿つて凹凸に立てて行くことは、結局工事費も余分にかかるでしようし、希望するところは、今の海岸線から百メートル或いは五十メートルなら五十メートル先に築堤する、そうしてそこにサンドポンプなり、何なりで埋立てをしまして、それを防潮堤にする、同時にそこに、先般私あの方面……

第12回国会 建設委員会 第8号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○田中一君 今委員長が提案された調査のほかですけれども伺いたい。道路法の第三十一條に基く道路工事執行方法の省令、道路工事執行令が出ておりますが、このうちの第十一條にこういうことがある。「三分二ヲ下ラサル最低価格ノ入札ヲ為シタル者ヲ以テ落札人トス」入札制度の金額の制限、落札額の制限があるのです。これは曾つては入札業者の保護法であつたかもわかりませんが、今日では、昨年の九月十三日の中央建設業審議会において、建設工事の入札制度の合理化対策についてという答申書を出したのであります。この答申書に基いて、建設省では各地方の自治団体に向つて入札制度の合理化、それから入札契約約款、工事契約約款、そういうものの……

第12回国会 建設委員会 第9号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○田中一君 今ルース台風について、災害の状況について大臣から質問する余地のないほど一応伏線を張つた御説明を伺つたが、具体的にはまだ繋ぎ資金の十億というか、出ておるに過ぎない程度でありますが、大体こうした被害に対して今後公共事業なり、又地方に対する補助金の交付なりが、災害復旧に、原形復旧という形でのみ方針を立てておるか、或いは抜本的な無論資金関係の点において満足なものはできんとして、重点的に抜本的な政策をとつて行こうとするか、そういう点について、安本又は建設省当事者のお考え方を伺いたいと思います。
【次の発言】 今の局長のお話を伺いますと、局長としては、こうした錦川の場合は原形復旧が最善の方策で……

第12回国会 建設委員会 第10号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○田中一君 今の小林君から結論が出て賛成の言葉があつたのですが、私はこれは単に横須賀地区ばかりじやなく、こうした問題が佐世保なりその他の海軍地区において同じような問題が起きると思います。つきましては政府のこれに対する根拠、我々は陳情は陳情だけにとどめるのではなくて、この接収される根拠、或いは一時使用するところの根拠、法的な根拠についてそれぞれのかたがたから、政府当局から説明を伺いたいと思うのです。  先ず第一にこの地区が、私の承知するところによりますると、当時の司令官が率先して市民に対してこうした工場の誘致をされたように聞いております。その場合国有財産部と申しますか、そのほうではこの米軍と、進……

第12回国会 建設委員会 第11号(1951/11/26、2期、日本社会党第三控室(右))

○田中一君 今の趣旨はよく了解できるのです。建設省が仕事がやりいいように、その趣旨を生かす意味においてやりいいような点について意見をまとめて行きたい、こういう形でもつて進めたらどうかと思うのです。今の説明の趣旨には何も異存はないわけなんですから、そういう点で気がついたところというか、若しも建設省でこの問題に御意見があるなら、事務上の手続のしたおいて意見があるなら、それを伺う、その点について逐條我々話合つて行く、こういうことにしたらどうかと思います。進行上ですね。
【次の発言】 そういう点のみを審議して行こうと思うのです。法律そのものはもうこれでよく了解したと思いますから。

第12回国会 建設委員会 第12号(1951/11/27、2期、日本社会党第三控室(右))

○田中一君 栗山君が電力委員会としての委員外発言を求めているのですか……。
【次の発言】 今通産委員会からもそういう意見がありましたのですが、この取扱について時間的にどういう方法がいいか。問題はもうはつきりしておりますから、扱い方について……。
【次の発言】 いいと思います。
【次の発言】 建設省の河川局の見解ですね、この十八條の修正されたようなものに、案のように修正する場合、建設省側のほうの意見を聞きたいと思うのですが。
【次の発言】 今の建設省の御意見は結局保護水面を指定する前に、一応建設大臣に相談してくれ、協議してくれ、こういうふうな御意向のように聞えるのですがそれで間違いないのですか。

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 私は建設委員会の委員といたしまして数回に亘つて大臣並びに政府委員に定員法の改正について質疑を繰返して来ましたので、今改めてここで大臣に質疑はいたしません。今まで御返事を願つたところを要約しまして自分の意見として申上げます。  現在建設省は人員を減員するというような状態ではない。むしろ増員しなければならんという現状にあることを先ず申上げます。先般建設省は大蔵省の了解を得て準職員取扱要領というものを作りました。従来事業費から一万三千名の準職員を使つております。そのうち六千三名だけを改めて準職員取扱要領を作つて、公務員並みの扱いをするということになつております。これは即ち今……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 決算委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 会計検査院で批難事項とした理由をもう少し御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵省のほうの説明も聞きたいと思います。
【次の発言】 御説明はよくわかりましたが、二十三年九月に随意契約をしたときにはどういう理由ですか。
【次の発言】 縁故者の理由はどういうのです。
【次の発言】 その一時使用を許したのはいつ頃でございますか。
【次の発言】 それから二十二年十二月の価格と二十三年九月までの価格のインフレの上昇比率というのはどうなつていますか、指数といいますか、これは会計検査院のほうでおわかりになりませんか。
【次の発言】 どうもこの件は会計検査院の説明されること、又私自身としては……

第13回国会 決算委員会 第13号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今のに関連しますが、不動産会社との契約はどういう契約でやつておるのか、契約書の写しを出して頂きたいのですが。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今お手許になければあとでいいですから……。
【次の発言】 私のは契約の内容ですが、どういう契約でそういういろいろ手数料とか、何とかいう細かい契約があるでしよう。その案件を一つ資料を出して頂きたいと思います。
【次の発言】 官給資材の金額はどのくらいになつておるのですか、この二億の最初の工事は……。
【次の発言】 大体の比率くらいわかりませんか、請負と関係した者との比率くらい、その倍くらいあつたのですか、それとも半分くらいですか、五〇%……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は戰災復興院時代と考えているが、当時の混乱した、占領軍にいわゆる国が調達したということ、その命令を受けるという立場で、恐らくそういう混乱時代に無論不用な物も買わなければならないという事実がたくさんある。或いはそれを売つてよろしいという命令がなければそのまま持つておらなければならないということもあつたと思う。従つて現在までの検査院からいろいろな意味の批難は当然です。これは特調としては主管する公務員としてその責を負わなければならないが、その蔭に或いは贈收賄、不正払下げ、或いは何と言いますか、裏から金をもらつておるという事実がないならば、当時の事情としては、いずれも不用な物も買わなけれ……

第13回国会 決算委員会 第33号(1952/07/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 平衡交付金に対する検査の方針は、今度法律になりますが、どういう形で以て今までやつておるのですか。任した額については、そのままその項目によつて使つておればよいのであつて、やはり検査なしで処分していると思うのですが、どういう形でやつておりますか。
【次の発言】 あれは今度法律になりまして、各府県から一応何というか、希望の申入があると思うのです。その際に査定して払出しているわけなのですが、そうすると使つたものの始末はまだ調べていないのですか。そういう点は……。
【次の発言】 それから我々随分地方に視察に行きますと、各府県で相当御馳走になるのですが、これはどうかと思うのですが、どういう方面……

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先般閣議決定で三人委員会を構成し、建築制限をするという新聞報道が出ていますが、私はこの点について建設省の方針を伺いたいと思います。第一にその点を伺いたいと思います。
【次の発言】 政府はもう七月に同じ閣議決定で物調法によるところの建築制限を強行しようという案を考えたように承知しておりますが、その際あらゆる方面からいろいろな反対を受けて、私もこの委員会においてたしか中田次官にも、安本長官にもその点について質問したはずです。そのときにもはつきりした態度を明言されずに遂に取りやめとなつたという事実があります。あれはあのやめた理由は、どういう点から七月頃から物調法の発動によつて抑制しようと……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/02/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この海岸堤防修築費補助、これと今深水君のほうで立案している海岸保全法ですね、この予算との組合せはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 この八億六千八百万、これの工事のきまつておる場所はあるのですか。
【次の発言】 この南海地震からの影響の地盤沈下ですね、地盤沈下もこれに含まれておるのですか、地盤沈下対策も……。
【次の発言】 そうしますと前年度の、二十六年度の百五十六億九千万円という災害復旧費がありますが、この地盤沈下による海岸堤防に類した工事としてどのくらい支出しておりますか。又本年度は、二十七年度はわからんでしようが、二十六年度がどのくらい支出されておりますか。

第13回国会 建設委員会 第5号(1952/02/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 戦災復興事業、これが二十九年度までに完成となつてやつておりますが、二十六年度の金を現在までにどのくらい使つておるか。どうも最近都市局のほうで地方財政の力も考えずに既定方針を強行しておる、金を早く使え使えというふうに強行しておるという傾きがあるのではないかと思うのですが、その点どのくらい使い切つておるか、余つておるか、これを今わからなければあとで出して下さい。二十六年度の金の使途、内容ですね。
【次の発言】 その二十六年度分の戻つたもの、認証替えしたもの、その初めの計画と現在の状態等をプリントして廻して下さい。  それから街路事業費の補助は国道も入つておりますか、入つておりませんか。

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 建設技術研究補助、これは土木研究所、建築研究所で定められた別のテーマで研究する場合に補助する、こういうわけですか。
【次の発言】 土木研究所は五千九百万円以上の予算をとつているわけですね。それから建築研究所は二千八百万円とつている。そうすると、この費用で機械設備や何か一切のことが完成できるのですか。機械設備やその他のものはこの経費から支出しておるのですか。千五百万円の金は、特定の機械などを買う場合にはこの分から買つておるのですか。
【次の発言】 私は建築研究所も土木研究所も万全の設備があると考えておらないのです。従つてテーマによつて新らしい機械を購入しなければならないのです。そのく……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は先ず第一に局長に伺いたいと思うのでありますが、昨年第十国会で通過いたしました官庁営繕法、これによつてすべての審査といいますか、審査会が答申し且つそれを九條によりますと、建設省における取りまとめ、そういう点が完全に行われていたかどうか。審査会の状況と当時の建設省取りまとめの建設省の意見がどこまで行われておるかということについて総括的な御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 官庁営繕法によりまして、大体において不燃化施設にしたいということが謳つてありますけれども、この計上されますところの査定をされました二百三十八億、これはこの不燃化建造物と木造との比率はどうなつておりますか。

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この会期中に返事が来ればもう一度これを審議することにして、その意味で保留して下さい。
【次の発言】 これは雄物川の中流並びに上演部でぼつぼつ今改修をやつておるのですが、御承知のように全くの原始河川でありまして、至る所に何といいますか、沼沢地というのがあるのです。この部分は、外にもそういう実例がありますけれども、積極的に補償その他の問題を地建で考えてくれないのですよ。この沼の部分はやめてくれという希望なんです。無論やめられません、やめられませんから可能なる範囲まで自分の部落をよけてくれという希望なんです。無論開墾地でもいいが、熟田となるまでの補償ですね、そうしたものを、補償をはつきり……

第13回国会 建設委員会 第9号(1952/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは、私まだ十分調べていないので次に延ばして頂いて、私は次回に質疑をやらして頂いて若しほかに御質疑があればやつて頂く……。
【次の発言】 この建物所有者ですね、この内訳を大体御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 それを頂戴したいと思います。おおむね国が持つているものとこう考えておりますが、できるならば、ただ国が国有財産だということだけでなく、これは何々部隊の何の兵舎とか、或いはどこのどの燒跡のどの学校というようなことがわかれば、たかだか四十の所有者であり、内訳は、建坪や何か、件数はどれだけあるかわかりませんが、それもわかればそういう形に御説明願いたいと思います。資料を出して……

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと遅く来たので、赤木先生からもう御質問があつたかと思いまするが、前回の委員会でお願いいたして置きました厚生省の引揚者住宅に関する参考資料が出ておりますならば、欲しいと思いますが。
【次の発言】 そうしますと、この住宅緊急措置令の廃止に関する法律案、これとこの厚生省が持つているところの同じような性格の住宅があります。これは厚生省においてどういう扱いをしようという考え方なんですか、連絡ございましたか。
【次の発言】 今赤木さんから質問が出ましたが、議事進行に関する件について、これは先ほど申上げたように厚生省が分担しておる引揚者住宅の、国又は公共団体の所有する建物に入居してるところ……

第13回国会 建設委員会 第11号(1952/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの前の審議のときに遅刻しましたので、赤木さんが相当質疑をしたものと考えまして、或いは重複する点があるかとも考えますが、一応伺いたい点をお願いいたします。  第一に、旧法の運営について御説明を願いたいと思うわけです。なぜ旧法のことを質問するかといいますと、この法律がただ緊急措置令の廃止という点だけにとどまらず、あとの方針についても規定しておる関係上、旧法の運営がどうなつておつたか、殊に一番大きな問題としましては、こちらのこの提案理由にあるところの第二の点、この後半のほうの建物所有者が蒙むる事実上の損失は少くないのでありまするが、これについては何らの補償も支払われておらず、建物所……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は前回の委員会において建設省に資料の提出をお願いしておきました。その資料の提出について、これがそれならば、これについて御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、同胞援護会と貸室組合二つしかない、ほかのものはわからんとおつしやるのですか。例えば助成金とか、住宅営団の何はわからんですか。
【次の発言】 旧法の損失補償委員会はどういう基準でこれを支払つておられるか。
【次の発言】 もう少し詳しく……。実はこの政令に讓るというところの比率の問題ですね。補助の比率の問題でありますが、旧法というのは現在も生きているのですから、従つて現在も損失補償委員会は現存している、又活動されていると思……

第13回国会 建設委員会 第13号(1952/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 一応説明だけして頂きたいと思いますが……、この前聞きましたが僕は聞かなかつたので……。
【次の発言】 結局この二つの收用令又は使用令はこの平和條約によるところの占領軍の撤退期といいますか、占領軍の撤退期まで有効とすることにとどめておるわけなんですか。
【次の発言】 従つて、この九十日過ぎて、今度は駐留軍といいますか、そういうものには適用しない、若しも何らかの必要があつて、駐留軍が、駐留軍という言葉でいいんですか。が要求する場合には、これは別途の方法で考えられると、少くともこの法案は、この收用令、並びに使用令は九十日を限つて有効であつて、それ以後はもう全然なくなつてしまうのであつて、……

第13回国会 建設委員会 第14号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 どつちですか。
【次の発言】 私はこの法律案に対して前回の委員会で疑点、或いはこの法令の存続に対して質疑を盡したわけなのでありますが、この際当面の責任を持つていらつしやる建設大臣からはつきりした……我々が審議の過程において論議されたことについて政府委員はこれを変更するというような意向を洩らしておりますから、今日は大臣からはつきりとその点を確認して頂きたいと思います。その意味でこの法律案が、占領中にあつた政令そのものが又法律化されて、完全独立後もこれをこのまま使うという点について、大臣もそういうことが完全なる独立国としての姿じやないという点から見まして、大臣がどうされるか、完全なる独……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 来てすぐ、五分立つたら呼びに来たというのでは困る。お調べになつて、三十分なり四十分なり後ならまだいいんですが、すぐ来たつてすぐ行くんじや困るから、一遍衆議院の都合を聞いたらどうです。聞いてからきめたらどうです、向うの都合もあるでしようから。
【次の発言】 この前の委員会のときに審議いたしましてまだ審議継続中のポ政令によるところの政令の廃止によるところの法律案、或いは空中写真の件でありますが、現在一応修正案を考えております。従つてそれが出るまで継続審議ということにしておいて頂きたいと思うのですが、その際、本日の朝日新聞を見ますと駐留軍の軍機保護を目的とするところの行政協定による何と言……

第13回国会 建設委員会 第16号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 美観地区のですね、例えばこの「道路、鉄道、軌道、索道又はこれらに接続する地域」というのは、若しこれが私の……何と言いますか、民有地とか、或いは鉄道のように一応特殊公社というようなものの所有地に、その者が自分でそういう施設をするといつた場合はどうなるんです。
【次の発言】 いわゆる屋外広告の定義というものはどうお考えですか。例えばここは危ないから……或いは商業的な意味の広告ということを指しておるのか、広告というものの定義はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、その内容でないと、工作物が広告だと、あなたが今おつしやたような第二條の定義によるような工作物というものが広告だと、内容の如……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 もう一点伺いたいのですが、民有の、個人の塀とか何とかに誰かがやつた場合に除去するのは誰が除去するかということですね。個人の持つている塀なり建物なり、そういうものに誰かが或いは広告文を書くとか、或いは屋外広告を直接やる、そういうものをやるという場合には、それは除去するのは誰がやるのかということを伺いたい。
【次の発言】 わかつた場合でも、又わからん場合でも結局同じになりますか……。
【次の発言】 仮に建物の壁面に誰かがペンキで以て広告文を書いたという場合ですね。これは消すのは直ちに消してよろしい。違反の場合ですね、これはその費用はそうすると損害賠償は取れますか。若し所有者が自分で以て……

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/03/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 時間があるから、質疑をやつたらどうでしよう。
【次の発言】 今政府委員の御説明のうち、各地方から集まりましたところの計画の資料、そのうちなぜ木造が非常にパーセンテージが高いかという点の原因は無論お調べになつておられると思いますが、なぜ高いか、なぜ多いかということの理由の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私は今の局長のお話、習慣的に封建的であるから、曽つての住宅そのものに頼るのだというお考えのようですが、別にこれは無論公営住宅は住む者が負担するのでなく、その入居者が自分の資金を以て建てるものではないのです。従つて入居者の希望というものよりも地方公共団体の負担力の問題が一番大……

第13回国会 建設委員会 第19号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今議題になつた議案の前に、屋外広告物法の一部を改正する法律案を先に審議したらどうかと思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 この問題についてはもう質疑も盡きておると思うのです。ただ私前回も前々回も、この委員会で疑義のあるところを指摘しまして、いろいろ審議をいたしたのですが、結局、ではどうするかということになりますと、なかなか立法上のいろいろな疑義が生れて来まして、手に負えなくなつてしまつたのです。併しながら自分としては、かくあるべきという一つの考え方を持つていますので、それは討論のときに申上げますが、私としてはこれ以上の審議と言うか質疑はいたしませんから……。

第13回国会 建設委員会 第20号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは特別会計になるわけですが、大蔵委員会との連合委員会の要求は今までないのですか。
【次の発言】 関連性はありませんか。これは專門員に聞きましよう。
【次の発言】 まあいろいろ質疑がまだたくさんあるので、今日はこのくらいにいたしたいと思いす。

第13回国会 建設委員会 第21号(1952/04/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今瀬戸山議員から台風云々と、台風云々は公共土木費を以てできる。決して特殊土壤の、雨量があるとか何とか、いろいろ災害が台風圏の中心にあるから災難を受けるんだとおつしやいますけれども、これは與党である皆さんのお力を以て十分この公共土木費というものは補助されるんです。これは別にしたいと思います。そういう考え方は別にして、原形復旧の原則をも破つて、もつと余分な金をもらつていいと思う、災害の対策の問題ならば。私はそうでなくて、二点なんです、伺いたいことは。一つはかかる立法が、当然国の一部の国民に大きな負担をかけ、或いは生活権を脅やかす、そうした場合には、これは立法措置をとらなければならないと……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 農林省関係のかただけですか。建設省の政府委員も見えておりますか。……私はこの法案に決して反対すべき何ものも持つておりません。併しながら、こうした国土全体のうちの一部の一現象が、この法案においてはすべてここに指定をしておりますところの特殊土じよう、いわゆるシラス、ボラ、コラ、アカホヤその他のものを包含しておりますが、事実は鹿児島県、熊本県の一部、宮崎県の大部分、これにあるところの、いわゆるシラス土じようを対象としているものと考えております。又提案者もそのように説明をしておりますが、日本にあるところの特殊土じようは、決してこの三県にとどまるものではないのです。この国土全般にその部分的な……

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この際局長にお伺いしたいのは、前年度は五十一億八千万の直轄工事又は補助工事に対する予算を取り、本年度は六十五億三千一百万の予算を取つておりますが、この金額の相違というものはたかだか十三億ぐらいのものですが、これに対して事業量の点はどのくらい殖えておるのですか、あなたの見積りは……。金額の違いは十三億増加しておりますが、事業に対してはどのくらい殖えておるのです、あなたの見込はですね。
【次の発言】 この法案の提案理由を拜見しますと、道路の整備を促進するということを謳つておるのですが、この道路の整備を促進するのは金を以てするのが一番解決の近道か、或いは技術的な、あなたのほうの技術的な面……

第13回国会 建設委員会 第26号(1952/04/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この土地收用に関連する予算として二十七年度予算にどれだけとつてありますか。
【次の発言】 我々が伺つておるところでは、二十七年度予算においてたしか九十七億か六億かのうち、この土地收用に、いわゆる不動産に対する予算ともう一つは役務に対する予算と二つになつておつたと思うが、それをどう分類されて幾らになつておるかということを伺つておるのです。
【次の発言】 大体六百五十億の防衛分担金というものを支出した場合に、これ以上出さん、防衛費にはこれ以上分担しないということが建前でなつたように我々了解しておるのですが、そのうちの九十二億というものが不動産並びに役務も入つておりましたか、そういうもの……

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/04/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案に対して修正案を出したいと思うのです。一応要綱だけ法制局のほうから説明をして頂きます。
【次の発言】 ちよつと僕は一、二点お聞きしたいのですが、この料金徴收の基準と言いますか、これは台数によつて取るのか、積載量によつて取るのか、どつちが算定の基準になつておるのですか。料金ですね。諸車の料金の徴收の基準というものは台数によつてきめるのか、積載量によつてきめるのか、どつちにウエイトを求めておるのか。
【次の発言】 トラツクの中に乘用車を積んだ場合にはどうなりますか。(笑声)
【次の発言】 小型のトラツクの中に自転車を十台も積んだときにはどうなります。例えば関門トンネルの入口……

第13回国会 建設委員会 第29号(1952/04/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会の継続のことなんですが、第十二條の2のほうの中央調達不動産審議会というものの内容を御説明願いたい。
【次の発言】 現在の審議会の構成員の資料をお出し願いたいと思います。
【次の発言】 それから十二條の一の項ですが、「利得の納付について不服のある者は、政令で定めるところにより」、この「政令の定める」というのは何を定めるのですか。
【次の発言】 手続をどういう工合にきめるつもりなんですか、政令でしなきやならない手続というのはこの法律には要らない手続ということなんですか。
【次の発言】 この際ここにはつきりと土地收用法九十四條というのを適用するとか、この土地收用ということを規……

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/04/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今主計局次長の御答弁のうちに、この補償費に対する課税の問題の御答弁があつたのですが、もう一度あなたの担当でないか知れませんが、もう一ぺんはつきりおつしやつて頂きたいのです。
【次の発言】 私が前回の委員会で伺つた補償費の所得税の問題については、管理部長はどうお考えになりますか。今の主計局次長の御答弁に関連して……。
【次の発言】 主計局次長に伺いますが、大体これは使用が原則になつておるというので、使用の場合には使用料に対しては税金はかけられておるのですか。
【次の発言】 私は土地收用法の審議の過程において、主税局はその補償費に対しては課税するというような説明を聞いておつたのですが、……

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今手許に配布された修正案ですが、これはどういう意味で配布されたのですか。
【次の発言】 私はこの法案に対して全面的に反対の意思を表明するものであります。  それは我々は安保條約そのものに対して反対をして参つたのであります。それはここにおられる自由党、民主党その他のかたがたも今日突如として、無論第三條に規定したものとは言いながら、行政協定が安保條約を賛成したかたがたの意図に合致しておつたものとお考えになつていらつしやるかたがたはどうかこれに御賛成願いたいと思う。私はこの行政協定そのものに対しては全く反対なのでございます。殊に土地收用法に関しましては、昨年我々が十分慎重審議しまして、新……

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと速記をとめて下さい。

第13回国会 建設委員会 第33号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大蔵省のほうに伺いたいのですが、過年度においてもこの防火建築促進法は議員提案としてこの法案が予算を含む法律案でありますので、無論大蔵省のほうに稟議があつたものと考えますが、その際にあなたのほうで取上げられずに今日まで待つておつたこの一年間或いは二年間の間に、我が国においてどのくらいの大火があつたか、又そのためにどのくらいの大きな国の損害があつたかということを考えますときに、なぜ過年度においてこの耐火建築促進法が予算的な措置を、裏付を持つて成立しなかつたかということについて非常に疑問を持つておるのです。一体或いは占領軍がこれを阻止したのか、或いは大蔵大臣がこれを阻止したのかどういう経……

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会で赤木委員から質問があつたかとも考えますが、都市局長に伺いたいのですが、現在市街地における道路の基本的な考え方として、区画整理によるところの道路の幅員を擴げるという方向に進んでいるように考えたのですが、防火帶ができた場合には、それを緩和するという方針で考えるか、或いは従来の通りに市街地における五十メートル、六十メートル、或いは三十二、三メートル、二十二、三メートルというような段階で、やはり既定方針で進んで行くつもりかどうか、その点を先ず伺いたい。
【次の発言】 先般私ども参議院の議員団が鳥取の大火の調査並びに慰問に参つたのですが、その際駅前の北側と言いますか、東側と言い……

第13回国会 建設委員会 第35号(1952/05/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 その前に、この道路法案その他の法案の審議の前に、ちよつと委員長に申入れしたいことがあるのです。それは先般、この建設委員会に付託されたものであつて、それを人事委員会に廻した日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律案、これと建設省設置法の一部を改正する法律案、これは内閣にかかつておりますが、この二つとも連合又はこの建設委員会が一緒に審議するような形に委員長のお手許でお取計らい願いたいのです。その点を要求したいと思います。

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会からいろいろ質問がありましたので、一番重要な点は了承しておりますが、第三条の「私権の制限」のところですね、現行法では私権に対する、例えば土地収用をしないという場合、民有地を借りていることになつているわけなんですが、その場合現行法ではどういう使用料の支払の仕方をしているか。大体現行法では国道の場合ではどうか、府県道の場合にはどうか、市或いは町村道の場合においてはどうかという認定を誰がして……無論これは管理者がするのではないかと思いますが、どういうような形で以てそれを支払つているか。その現状を……、現行法によるところの支払状況、それから料金の認定、そういつたものについて御説明……

第13回国会 建設委員会 第37号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は現在内閣委員会に付託されておる建設省設置法の一部を改正する法律案について伺いたいのですが、木村営繕部長でいいんでございましようか。
【次の発言】 それでは私が先般の委員会で提案しておきましたもう一つの調査案件を先にやつて頂けますか。
【次の発言】 私は曾つて予算の調査の段階において建設省の営繕部から提出されました資料に基きまして防衛費のうちの施設費四百億円について、当時はこの内容については営繕部長承知しておらんということでありましたが、今日の段階においてはもはや予算も通過いたしましたし実施の段階に来ておると思うのです。よりましてこの四百億の内容、使途、これを明らかにして頂きたい……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法律を審議する前に、非常に重大な法案でありますので、先ずこの法律ができまして、この法律の適用を受ける、いわゆる前拂金を受けるほうの側のもの、それからこの法律ができまして、前拂金をしなきやならないほうの側、こういう側の公述人をお呼び願うことを提案したいのです。
【次の発言】 どういう形でやりますか、公聴会でも、或いはこの法案に対する証言と言いますか、何と言いますか、利害関係者の考え方を一遍聞きたいと思うのです。ということはですね、この法律ができまして、この前拂金を保証会社の保証によつて受取ることができるということと、それから或いは支拂わなければならないというような二つの問題が……

第13回国会 建設委員会 第39号(1952/05/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 改正法案の十七條の四、この「地方公共団体又は住宅組合」は本法に規定されておりますが、それ以外の「営利を目的としない法人」、これは政府としてどういう形のものを考えていらつしやるのか伺いたいのです。
【次の発言】 今御説明を伺いますと、あえて地方公共団体が出資をし、且つ全部の出資をして住宅供給の非営利業務を営む事業を営んでおる団体は、現に本法と言いますか、現行法でそれを規定されてはありませんが、運営上、地方公共団体が責任を以てそれを運営さしておるということは明らかであります。併し若しも仮に産業住宅、例えば労働組合又は特定の組合の共済会のようなものが自分のところの加入組合員のためにそうし……

第13回国会 建設委員会 第40号(1952/05/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この逐條質疑をする前に提案者に伺いたいのですが、この法律は、取締法としての精神が主であるのか、又は第一條に書いてあります通り業務の適正なる運営を図る、いわゆる助成法というような精神のものか、或いはこれを併用しておるものか、先ずそれを第一に伺いたいのと、現在全国でこの法律を適用される業者と目されるものは、法人で何件ぐらいありますか、それから個人では何件ぐらいあるかという点について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私どもの党のほうにも、この法律を制定してくれという希望の者、それから約一千か千五、六百の会員を持つておる業者の任意団体がございますが、そのらち、これを制定しないでくれ……

第13回国会 建設委員会 第41号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会では、この法案に織込んでなかつた資格或いは試験の問題について総括的な質疑をいたしましたが、逐条的に解釈の点についてお伺いしたいと思います。先ずこの第四条の「事務所の所在地」とありますが、事務所というのは、自宅でも看板を上げるならば事務所ということの認定ができるのでしようか。
【次の発言】 次に、第四条の1の二号ですが、「個人である場合においては、その者の氏名」。これは無論女でも差支えないと思いますが、年令は、この後のほうの、六条にありますように、成年者ということに制限されているのですね。
【次の発言】 二項の一、「宅地建物物取引業経歴書」、これは登録を受けようとする最初……

第13回国会 建設委員会 第42号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 証言を求めるのにどういう形で行くかお諮り願いたいのですが、総括的にこの法案に対する証人の考え方を述べてもらうか、或いは逐条的に質問によつて証言を受けるか、どちらかの方法をおきめ願いたいと思うわけです。
【次の発言】 今今井証人の御説明になつたように、一応再保険会社側としての大体の意向はわかりました。細かい質疑に移る前に一点伺つておきたいのであります。昨年でしたか、東京都は都営の火災保険をやろうということの案を都議会に提出したのであります。それがいろいろな、新聞で私は拝見するばかりですが、新聞に伝えるところによりますと、いろいろな経緯を経て、結局中止になつた。無論保険業者としては、只……

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/05/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大体今赤木委員の言われたことに同感ですが、我々の手許には衆議院から、衆議院の建設委員会の議として衆議院の内閣委員長に意見書を申出ておりますが、これも並行してここで審議して見たい、こう考えます。今の技監制度を存置するということについては全く同感であります。無論この身分を次官と同地位に持つて行くということも同感であります。考え方については衆議院と多少私違いはありますけれども、一応結論としては一つでございまするが、副技監制の問題と、それから技術会議、この問題が衆議院と参議院が食い違いがあるのですが、この点について私は赤木委員に質問するといつては変ですが、もう一遍赤木委員に説明して頂いたら……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この証言のうちもう少し聞きたい点がありますが、簡單に……。東京都なら東京都の現在の運営状態、そういう点で判断できないところもあるのですから、簡單に二、三点開くということはできるようにいたして頂きたいと思います。
【次の発言】 私は今、中井証人に一、二点伺いたいのですが、現在東京都では工事の契約をいたしまして、契約金の拂い方というものは、無論契約上いろいろきめると思いますが、その支拂の状況ですね、これがどういう工合に拂つているか、先ず伺いたいのです。契約面通り金を拂つておつたかどうか、その状態を、実情を知りたい。  もう一点は、先ほど手持金のない場合があるとおつしやつていましたが、手……

第13回国会 建設委員会 第46号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 国税庁のかたに伺いたいのですが、現在土地建物の取引を業としておる業者がたくさんございます。これに対しては徴税方法はどういう形を以てやつておりますか、一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私が伺いたかつたのは、現在のこの法律で登録されようとしておる業者がですね、取引の実体というものに対して無論法人その他に帳簿その他によつて基準はわかると思うのです。併しながらこの個人でやつておる業者に対してはどういう基準で、或いは認定で以てやつておるか。少くとも徴税するほうの側でその実体をつかんでおると思うのです。そういう意味でこの業者そのものの内容を一応知りたいために、法人は別です、個人の場……

第13回国会 建設委員会 第47号(1952/06/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの審議の前に、非常にこの問題は重要な法案でありますので、連合委員会を持ちたいと思うのですが、連合委員会としては、通産、厚生、地方行政、建設の四つで連合委員会を持ちたいと考えております。提案します。

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 法案の審議に先だつて先般当委員会から大多数の意見として人事委員会に申入れた、例の公務員法の一部改正で、進駐軍労務者に関する公務員法の一部改正法案、これについては昨日人事委員会で採決いたしまして、我々のほうの修正意見が否決されましたので御報告します。でこれに対する理由はですね、大体こちらから提案したところの修正案に同調したいのが事実です。それを進駐軍の組合が近々或る所でストライキを起すのです。それを起すために、これはあえて速記録に残すために言いたいのですが、不満足だけれども、あの身分をはつきりしてもらわんと自分のほうでストライキをやりにくい。従つてこれを不満足ながらこのまま通してもら……

第13回国会 建設委員会 第49号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第三章の前払金保証事業のうちの保証約款について一、二質問をいたしたいのですが、その前に昨日お願いしておきました保証契約と言いますか、保証約款並びに保証契約の案をお持ちでしたならば、御提示を願いたいと思うのです。
【次の発言】 それでは無論それまでは審議はいたしますが、それを御提出願いまして、その上で私は結論を出したいと、討論したいと思いますが、それまでお待ち願いたいと思います。このうち十二條の2の五、「その他建設省令で定める事項」、これは大体どういう構想でいらつしやいますか。
【次の発言】 不可抗力によるところの災害その他の点については、どういう形でそれを規定するのですか。

第13回国会 建設委員会 第50号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案が、改正法案が出ることは非常に嬉しく思います。曾つて全額負担の法案が改正されましたときにも、自分の意見を相当述べたのでありますが、大体原則としては、地方公共団体の負担率を、補助率を高めるということに対しては結構と思いますが、ただ問題になりますのは、平衡交付金又は補助金が、地方においてどのような使途に使われておるかということの実態を存じません。この点はあらゆる立法の面、殊に行政面において、国が地方自治団体を補助するということの問題点だと思うのです。従いましてこの法案を審議するに当りまして、是非地方行政委員会にお働きかけ願いまして、実際に国の補助金がどういう形で使用されてお……

第13回国会 建設委員会 第51号(1952/06/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大体これは災害復旧連盟と御相談して提案者が出したことなので、私としてもこれに対しては賛成です。賛成ですが、今言うその地方自治体の補助金が正常に対象物の工事に流れているかどうかという点が一番問題だと思うのです。その点を伺いたいのですが、今まだ政府委員も来ていないそうですからそれまでに……。  この改正案の第三点ですか、市町村における工事、災害の十万円までのものから適用するという点について、市町村における十万円までの災害というものは、今あなたのほうでそういう資料といいますか、実態をお掴みになつているかどうか。例えば昨年度において、その市町村におけるところの十万円までの災害がどれくらいで……

第13回国会 建設委員会 第52号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 只今議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  公営住宅法は、昨年七月施行されまして、爾来約一年間、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄與して参つたのでありますが、この間における法施行の状況に鑑みまして、この際二、三の点につき改正を施すことが、法律の運用を更に円滑且つ実際的ならしめるために必要であると考え、この法律案を提出した次第であります。以下順次、改正点につき説明いたしたいと存じます。  改正の第一点は、公営住宅及び共同施設の建設の目標として、その主要構造部を耐火構造にするように努めなければならぬことを明らかにしたことであります。住宅、特に……

第13回国会 建設委員会 第53号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この提案の最初にその問題は十分に検討したのですが、大体この法律を作りますときには、建築基準法を基として立案したわけなんです。ところがよく調べてみますと、これに関連するほかの法律又は政令、條例、そういう点が一貫していないことが発見されたわけなんです。従つて今政府委員のほうからその点が一貫性がないというところを説明してもらいますが、一応お聞きとり願いたいと思います。
【次の発言】 できるならば、今政府のほうから御説明があつたように、多少の関係します法律のうちの矛盾があるのを先ず直して頂くのが一番いいのですが、会期も迫つておりますし、赤木委員の御提案の修正には一応の前進として了承いたした……

第13回国会 建設委員会 第54号(1952/06/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 僕は一点だけ伺いたいのです。まだほかのかたの質疑もあると思いますが、鉱区の所有者というものは現在ないと、伊東市が買収してしまつたというお話ですが、採石業者は相当あるのじやないかと思うのです。この採石業者はどのくらいあるか、おわかりになつておりますか。
【次の発言】 ここに土石とありますが、土や何か掘つている者があるのですか。
【次の発言】 そうすると、今一軒くらいある採石業者並びに多少土を採つておるというものまでも禁止しようという意思があるのですか、それともそれは見逃すというつもりですか。
【次の発言】 そうしますと、現在採石をしているという業者に対して、それ以上やつちやいかんとい……

第13回国会 建設委員会 第55号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 只今の赤木君の御提案に全面的に賛成です。少くとも現業官庁である建設省に事務次官一人おればいいというものではない、これは行政官庁だけの建設省ならば、これは次官で結構、局長やいろいろな課長で結構でしよう。併しながら相当の予算の現業の仕事をやつておる建設省にはどうしても次官と同一の技術面に権限を持つところの技監を必ず置かなければならん、こう私は考えます。私のほうとしては実はこれに対して党議できめておりまして、従つて赤木委員の今の提案に対して全面的に賛成します。
【次の発言】 私は深水君の意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今議題になつております問題につきまして直ちに採決して下さい……

第13回国会 建設委員会 第56号(1952/07/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 詳細な報告書がなければ……伺つたことは大体建設大臣が本会議でしやべつたのと同じ程度ですから、これでやめて頂いて、別のものをやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 どうも河川局次長の報告がはつきりしないので、若し今日時期が早いならばそういう資料を取りまとめていつ頃御報告願えるかどうか。あなたに聞いても仕様がない。大体正しいことを我々が把握できるものをいつ頃できるか。それまで待ちますが、今大体大きな黒部産の問題と長良川の問題は、この問題を取立てて本会議で大臣が説明したことについて実際どうなつているか、どうしているかということを、対策として、それだけをお聞きいたしたいと思います。

第13回国会 建設委員会 第57号(1952/07/10、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○理事(田中一君) 局長の説明に対して質問がありましたら。……それでは黒部も一緒に……。
【次の発言】 先般の本会議場で大野君から緊急質問があり、不正工事云々ということが大きく浮び出て来ているのですが、建設省のほうの今日までの調査では、農林省関係でありますけれども、そういう事態があると思うということをお考えになつているのですか。
【次の発言】 大体併行して工事は進めて行くものだと思うのですが、やはりこちらの設計で農林省が施工するのか、或いは農林省の設計を建設省がチエックしましてやつて行くのか、或いは総体的な監督はどこが監督をして行くのか、その点はどうなんですか。

第13回国会 建設委員会 第58号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会との連合委員会の申込みはないのですか。
【次の発言】 私の言うのは、こちらの先議のものですし、一応港湾法にも関係があるのですから、こちらから申入れしまして、三委員会の合同委員会にするほうがいいと、こう考えます。従つて農林委員会との合同委員会を開く場合に、運輸委員会のほうにこちらから申し出て、参画するなら参画したほうがむしろ時間的にも、休会中にやろのですから、いいと思うのです。その意味で申上げたのです。
【次の発言】 今高谷課長から、非常に建設的な建設省の考え方を御報告願いまして、非常に幸いと思つております。先般、先日の土曜日に私は現地に参りまして、その反対をしております陳……

第13回国会 人事委員会 第22号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 大蔵省のかたに伺いたいのですが、この今回の法案に示されましたところの、占領軍の労務者の退職というものは、この雇用関係の中断或いは雇用関係の解除ということにお考えですか。それともまだそのまま引続き駐留軍に勤務するのでありますから、そうでないという御解釈ですか、この点を伺いたいのであります
【次の発言】 例えば或る会社に勤務しておつた者が、その会社が他の資本家に買収されて、今度はその資本家の下にその同じ機構において勤務すると、こういうような御解釈ですか。
【次の発言】 無論連合軍と駐留軍の根本的な違いというものは御承知の上でその今の御説明があつたわけですね。

第13回国会 地方行政委員会 第41号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 建設委員会の希望意見を申述べるのであるが、(一)公債費申に十五万円以下の災害分は、その利子の補給を計算に入れていないようであるが、これを見ることとされたい。  (二)府県の土木費中に、砂防費を計算に入れることとされたい。

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 今議題にかかつていないこの調達庁の問題について、建設委員会のこれも大多数の意見として希望を申述べて置きたいと思います。  第一の点は、庁に次長を置いてくれということであります。これは従来から調達庁の業務は占領軍と接する面が多くて、対外折衝を円滑に処理するためにも長官の下に次長が置かれておつたのでありますが、今後も不動産とか労務その他の調達業務がたくさんございます。駐留軍によつて国民が損害を受けたような場合の補償、駐留軍と日本人業者間の紛争の調停等、駐留軍との関係において多分にとの渉外能力と申しますか、そういうものを発揮して、国民の権利を擁護する必要がある。又不動産の接……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私のほうは異議があります。飛行機に乗ることが必要ならば、東京の上空だけ五分間乗つてもわかるのです。飛行場には汽車でも行けるのです。従つて今までの決定は、緊急止むを得ず飛行機を利用する場合を言つているのです。飛行機そのものに乗るということは、これは今まで決定されていないのです。従つて若し試乗するならば、東京の上空でも飛行機に五分でも乗ればいいのです。

第15回国会 建設委員会 第2号(1952/12/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今建設大臣から所管事項の政策について御説明がありましたが、そのうち河川管理の一元化、第一の問題は、今日まで河川管理が二元化或いは三元化されておつたかどうか、又一つの河川につきましても、例えば中腹の砂防その他につきましては、どういう措置をとつておつたか、河川という定義がどこからどこまでを指しておるか、こういう点、あえて河川管理の一元化ということをおつしやるところを見ると、今までの間には一元化されない点があつたんじやなかろうかというように考えられるのですが、この点はどういう経緯であり、又どういうことをするのか伺いたい。それから河川審議会、これは今日まではなかつたように思うのですが、これ……

第15回国会 建設委員会 第3号(1952/12/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大臣の先般の御説明に対する質問を続けたいと思いますが、道路法が改正されまして、一応旧法よりも国土計画又は国民の要望する線に近付いて来たというように考えますが、行政面に委ねたところの国道の指定の問題でございますが、先般道路局長から説明がありましたが、これを大体、無論建設省の原案として道路審議会に提出され、その上諮問の結果、この答申がこの一級国道に指定せられたものと思います。なお二級国道も先般道路局長に聞きますと、本年度中には無理じやないかというような御意見でございましたが、大体一級国道はさておきまして、新設されますところの二級国道、これに対する大臣の指定の方針と言いますか、一応選定に……

第15回国会 建設委員会 第4号(1952/12/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大臣はどうして今日来ないのですか。
【次の発言】 私は大臣が来たら大臣に総括的な質問をして、細かい点は次の機会に質問をしたいと思いますから、今質問はありません。
【次の発言】 大臣お見えになつたので、先般大臣から建設行政の新内閣の方針として御説明があつたのにつきまして、一応総括的な質問をしてみたいと思います。  今も企画課長は、自力で家が建てられない段階になつたのではないだろうか、民間の自力建築戸数というものが低下して来ている。従つてその推定は、その力がなくなつたのだ、こういう認定の下に今後の住宅問題を政府は取上げよう、こういうお考えのように見えます。そうして先般大臣が言つたように……

第15回国会 建設委員会 第5号(1952/12/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 御説明は伺いましたが、この補正予算の説明書の中に成るほど勤労者住宅資金として十億を掲げておりますけれども、これはどういういきさつで出すようになつたか、或いは国会などには関係なく預金部資金を使うのは政府の権限だからどうでもいいのだというものでやつたのか、或いは補正予算において承認を求めようというつもりでやつたのか、あなたはおわかりじやないかもわかりませんけれども、閣議などではどういう話合で以てこういう措置がとられたかということを先ず第一に伺いたい。
【次の発言】 この国会に提出しておりますところの補正予算には承認を求めないでもいいようなことになつておるようでありますけれども、これはあ……

第15回国会 建設委員会 第6号(1952/12/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 さつきの下條君の資料の提出と同じようなことになるかもわかりませんが、現在まで水利権を与えておつて着工しない所、それを全部表にして出して頂きたいのです。今聞きますと、河川法の二十條で取消ができるということになつておるそうでありますが、今まで水利権を許可して着工しない所、二年未満或いは二年過ぎておる所、そういうものを全部表にして出して頂きたいと思います。
【次の発言】 私の言つておるのは、今まで未着手のもの、或いは調査中とか設計中とかいうもので未着手のもので水利権を許可してあるもの、いつどういう会社、或いはどういう個人に許可したか、それが予定としてはいつ着工するかというような予定、そう……

第15回国会 建設委員会 第7号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 現場職員の待遇の問題につきまして、二、三点質疑をしたいと思います。  地方の現場を廻りまして、現場職員の勤務状態をよく見て参りますと、非常に不公平な給与が見られるのであります。で、私先般田沢方面に参りまして、生保内の東北地建の事務所に勤務しておるもののうち、多くはそごから約十数キロ離れた現場で勤務しております。併しながら給与は、給与といいますか、手当といいますか、生保内に事務所があるために手当をもらつていない、そのために非常に苦しい思いをして生活をしておりながら給与が低い。こういう点につきましては、建設省はどういう扱いをしておるか、先ず第一に伺いたい。

第15回国会 建設委員会 第8号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は只今計画局長、住宅局長、道路局長の三人のかたがたに質問いたしますが、第十三国会で防火建築帯の指定、いわゆる耐火建築促進法なる法案を出しまして、二億円の予算を以て実施期に入つておる現状でありますが、大体この法案は、火災その他の災害防止と土地の合理的な利用、これが一番大きく取上げられたところの問題でありまして、都市の造成といいますか、こういう点につきまして関連する何らの……法文のうちに関連性を持たないというような欠点があるように考えられるのです。で、この指定に当りましては、建設大臣は当該地方の地区の長、いわゆる市町村長、並びに都道府県知事の意見を聞き、同時に国家消防長官の意見を聞い……

第15回国会 建設委員会 第9号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今大臣が北上の問題で予算措置はやはり公共事業の枠内で操作したいという御説明がありましたが、これは大蔵省がそういう強い要求があるからというような御意見でしたけれども、一体審議庁長官としてはどういうお考えなんですか。
【次の発言】 北上の特別委員会を開かれて、大体一月中旬には結論が出る。この結論を出すだめのこの審議会の調査というものは、どういうことをやるつもりになつておるのですか。
【次の発言】 では公共事業費の枠内で、各省別に盛つた資金が北上の総合開発事業費としイー投入されるわけですが、この際、現場にそれを調整するような、各省がバラバラにやつてはならんと思うのです。従つて農林省は農林……

第15回国会 建設委員会 第10号(1953/02/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は与党議員の多数が衆議院においてかかる法案を提出しなければならんということに関しまして、質疑をしたいのですが、政府はこの二十八年度予算の上において、今ここに謳つてありますところの、提案理由の説明で謳つておりますところの道路整備の予算編成の上の考え方、これについて政府からなぜこの法案を出さなければならないかということを我々の納得するまで伺いたいと思うのです。従つて二十八年度予算の編成の基本方針並びに大蔵当局との折衝の経緯、そうしたものを詳細に御説明願いたい。これは提案者でなくて政府にお願いしたいと思います。議員提案だから、なお更与党の大部分のかたがたが提案されている法案だからこそ、……

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今局長の説明の中の細かい各河川の表ができておりますか。できておりましたらそれを提出願いたいと思います。
【次の発言】 次にと言わずに、でき次第に個人々々の委員にお届け願えませんか。
【次の発言】 それを拝見してから質問したいと思います。

第15回国会 建設委員会 第12号(1953/02/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今日は大臣が来られないで局長だけですか。
【次の発言】 出て頂きたいと思います。
【次の発言】 先ず第一にお伺いしたいことは、二十八年度の道路予算の編成の上におきまして、現在当委員会にかけられておりますところの道路整備費の財源等に関する臨時措置法案、これが若し可決されて通過したものならば、この二十八年度予算をどういうふうに改編するか。又は第二次的に補正予算その他で以てどういう形のものの実施計画を準備しておられるか、これを先ず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 この道路整備費の財源等に関する臨時措置法案が通つた場合に、二十八年度予算は幸いにして今日まだ衆議院で審議中でありますし……

第15回国会 建設委員会 第13号(1953/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと待つて下さい。どの資料ですか。
【次の発言】 これと違う資料がないとわからんなあ、出してもらわなければ。
【次の発言】 この二十八年度予算を御説明願つたあとに、総括的に現在の都市計画は、約三十年前の計画をそのまま実施しておるというように、局長並びに前佐藤建設大臣は言つておりましたが、その後二十七年度の補正予算のときの質問に関連しまして、修正といいますか、この計画の是正について一応考慮しておるというような、内々の話が局長からありました。事実そのようなことがあつたかどうか、又ある意向があるかどうか、その点省内の取きめを先ず御説明願いたいと思います。

第15回国会 建設委員会 第14号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 計画局長が見えていますが、要求してある資料は今日出ていますか。

第15回国会 建設委員会 第16号(1953/03/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私遅れて来たので、もうどなたか質疑あつたかと思いますけれども、この第一条の海岸、この海岸というものの定義を一つはつきりさして頂きたいのですが、海岸とは何か、海岸とはどういうものか、それから同時に海岸というものは日本の国土のうちどれだけあつて、どういうものかということも、質、量、これも一つ明らかにして欲しいと思うのです。この法を適用する海岸とは概念的にはわかつておりますけれども、海岸とは何か、法律できめる以上これを説明しておいて頂きたい。
【次の発言】 私はそんな小学校の生徒に説明するような海岸というものの定義を伺うわけなんですが、これは大事なことなんです。海岸とは何か。ただ海岸も我……

第15回国会 建設委員会 第17号(1953/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 昨日、前回の委員会でも伺つておいたことに又戻つて大変恐縮でございますが、河川局から伺いたいのは、この資料として提出された海岸線延長調べ、これは地図をお調べになつたので、地図をスケールで計るとすぐ出るから結構だと思いますが、これは河川局でしよう。
【次の発言】 それではちよつと伺いたいのですが、河川局はこれは御承知でしようね、この資料は。
【次の発言】 それでこの海岸線延長調べは民有地と公有地と国有地、この区分を先ず承知したいのです、民有地、公有地、国有地ですね。この第四条の男六項で指定している範囲ですね、この場合を民有地、公有地、国有地、この三つに分けて調べて欲しいと思うのです。従……

第15回国会 建設委員会 第18号(1953/03/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の前田君への解釈は、こういうふうに提案者の解釈を了解していいですか。この法律を出す場合に、行政協定による駐留軍関係のものは、もはや指定されておる、その区域を指定されておる、従つてこの法律ができた場合、この法律で指定したものに又行政協定によるところの駐留軍の必要な土地を指定することはないと思うけれど、事実若しあるならば、許可を受けるような措置をとるのが正しいと思うと、こういう解釈でいいのですね。
【次の発言】 そうですが。
【次の発言】 この三章の第十一条の「海岸管理者以外の者」というのは、おしまいのほうに出ますところの委託とか何とかいう、その者がやらない場合のことを言つておるので……

第15回国会 建設委員会 第19号(1953/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第二十六条の二項の「海岸管理者の長は、前項の台帳の閲覧を求められたときは、正当な理由がなければこれを拒むことができない。」正当の理由でないということはどういう場合のことを指しておるのですか。
【次の発言】 法制局に伺います。今の問題について……。
【次の発言】 了解しました。第二十七条の報告の提出、立入検査、これは大体私はこれでいいと思います。第二十八条の、今提案者からの説明で、鉱区その他の権利のために土地調整委員会がその裁定をするということになつておりますが、「次項の規定により」云々と書いてある。これはこの一項にだけ適用されるのですか。それとも全部に関係するのですか。土地調整委員……

第15回国会 建設委員会 第20号(1953/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中君 港湾局のほうに伺いたいのですが、今御説明の、御希望と言いますか、そのうち港湾法によつて指定された港湾区域というもののうちの二十七年度の災害復旧費は十六億八千万とかいうことを言つておりますが、この区域はどこからどこまでの事業でしようか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、この海岸保全法で定義付けておりますところの第二条の二項、これに港湾法第二条又は漁港法第三条若しくは第四十条に規定する施設で港湾又は漁港の機能に直接関係あるものを除かれたと、今の御説明はこの港湾又は漁港の機能に直接関係あるかないか、ないものも入つておりますか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、いわゆる港湾施設のある港湾と、……

第15回国会 建設委員会 第21号(1953/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中君 質疑はもう尽きたと思いますので、早速討論並びに採決に入つて頂きたいと思います。
【次の発言】 今赤木さんの発言がありましたが、懇談はもうし尽しております。従つてもう委員長の判定でもはや採決をしなければならない段階に来たと考えております。従つて若しもこれ以上懇談するというならば、この法案は国会法によりまして、もう参議院における審議権はないのです。衆議院において要請があるならば、認定されるならば、参議院において否決されたものとして衆議院に回付される運命にある法案である。従つて委員長にそのような気持があるならば、国会法を遵法いたしまして衆議院に差戻すというか、返すというふうにそういうことに……

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大蔵大臣に主として伺いたいのであります。我々はこの憲法二十五条で規定されるところの生活の安定、この線を通じまして、現在政府がとつておりますところの食糧政策、そのうちの補正予算の説明を見ましても、国内産の米麦を買うために約二千三百四十七億を出しております。外米を買うためには千六百六十億、これに対しまして補給金を二百二十九億出しておりますが、日本の国土というものは、この建設省白書を見ますと、最近五カ年の平均を見ても、農地の荒廃度というものは約年々四十七万町歩荒廃しております。そのうち、なかんずく流失家屋が四万町歩、埋没が六万町歩というような厖大な国土の荒廃を来しております。で、第一に伺……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ありますが、政府委員が来ないから、この辺で一応打切ります。
【次の発言】 連合審査を開くということを一つ御協議願いたいのです。

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第3号(1952/06/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと関連して伺いたいのですが、第十二條の四項の総合開発計画に関する公共事業関係資金計画、総合開発計画に関しない公共事業は何を、どういうものを、お考えですか。
【次の発言】 第十二條の四項ですが、衆議院の修正案の、「関係各行政機関の長から総合開発計画に関する公共事業関係資金計画……」となつておりますが、その総合開発計画に関しない公共事業というものはどんなもので、これに関すすものは、建設省関係のものでどういうものがあるか伺いたい。
【次の発言】 ではこの修正案においてはつきりと明示されたら如何ですか、明示されないところはどういう御意見か伺いたいと思います。

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第4号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は昨日委員部まで参考人又は証人として同僚議員であるところの石川榮一君と高橋進太郎君をここにお呼び願いたいということをお願いしておつたのでありますが、若しもここで正式な証人又は参考人として私が質疑をお許し願えるなら質疑をいたします。若しも私の質疑に対する答弁が責任が持てないものならば、国会法によつて次回に讓りたいと思います。
【次の発言】 同じ委員会の同僚議員として石川榮一君に質問するのは甚だ申訳ないと思いますが、一応この国土総合開発法の一部を改正する法律案につきまして関連があるものですから、三、四の点について質疑をいたします。  古い話を申上げるので、最早石川さんも御承知でないか……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第5号(1952/06/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は前の委員会でもちよつと座談的に申上げたのですが、これは実施をするということに改めたということになつておりますが、前提として実施するということになつておるが、できないのではないかというところにこうしてうるさく御質問する根拠があるのです。それが十九の特定地域についてまだ地方からのいろいろ計画が出て来ないからはつきりしたものはわからんという御説明でしたが、例えばここに五千億、二十六年から三十五年、十年間に年額五千億というものがあれば、一応地方の出て来るところの計画が満たされるようになると思いますが、仮に五千億という計算をしまして、公共事業費として一千五百億ということになりますね、開発……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第8号(1952/05/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は建設面から上、三質問したいのです。第一に、通産大臣、安本長官がいらつしやるから御一緒に御答弁願つて結構ですが、この計画の二十七年度のセメントの所要量というものは百四万トンになつております。これに対する対策を先ず総括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 私は二十五年度、二十六年度の安本の増産計画、生産計画とその供給面を見ますと、二十五年度においては約五百万トンのうち四%六なんです。電源用に用いましたセメントは二十六年度においても同じく四%六でございます。セメントの製造が今通産大臣が御説明のように簡単に増産ができるかどうか、本年度は七百五十万トンの生産計画を立てておる。又八十万ト……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第9号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は昨日の栗山君の質問に関連いたしまして提案者から、工事を行いますところの技術者の面について相当手持もあり、且つ有能な技術者がたくさんおる。従つてほかからの援助を受けずともなし得るというような御答弁があつたように承知しておりますが、今日我が国におきまして発電計画、水力電気その他電源開発に関する技術家というものがどのようにして国が養成しつつあつたか、無論これは私学は除きます、文部省が所管しておりますところの各大学でどういう形でこれに関連する技術家を出し、又どういう基礎的な知識を、学問を教えておつたか、各大学でこれに関連する講座がどういうものを持つておつて、一体現在の日本にはどこにいく……

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会のほうには初めから、提案理由から御説明したほうが徹底するのじやないかと思うのですか……。

第13回国会 人事・建設連合委員会 第1号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 現在講和発効と同時に連合軍が駐留軍と変貌するということについて、従事労務者の身分上の変更は当然起り得ると思いますが、私がこの際伺いたいのは、法律で公務員じやないということにきめられた以上、無論国から円満に退職したという形は当然でありまして、先ほど政府委員のほうからの話を聞きますると、従来も退職手当の問題については円満に退職した場合、自分の願出によつてやめた場合、首を切られた場合とこの三種類ある。円満にやめた場合には定められた規則によつて正当なる退職金をもらう。願出によつてやめた場合には三分の一、或いは馘首にはないということになつております。併し現在は円満に勤務している、併しながら使……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第3号(1953/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今のような大蔵委員のほうでは発言がなければ、このまま休憩いたしまして、大臣に交渉して大臣がどうしても来られなければ、来られないような措置をとつて頂きたい。で、大蔵委員から発言がなければこれは委員会を持つ必要がなくなる。振替えて単独に建設委員会をお開き願いたい。こう考えます。
【次の発言】 建設大臣が就任に際して、自分は曾つての前大臣佐藤建設大臣の政策を踏襲するということをはつきり建設委員会で明言しております。佐藤建設大臣は就任に際しまして、ガソリン税を目的税として道路整備に充てようということを政策としてはつきり打出しております。これに関連しまして補正予算の前国会におきまして閣議決定……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

田中一[参]在籍期 : | 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
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