このページでは田中一参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○田中一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案になりました治山治水緊急措置法案について若干の質疑をいたします。 建設大臣の説明の通り、わが国は、気象、地形から見て、治山治水の問題はまことに重大でありまして、封建社会においてすら、山を治め、水を治めることが、国を治める要諦であるといわれておるのであります。明治維新革命以来、わが国の国土に関する経営は、日清戦争の勝利を期として、以後は放置されていたと言ってもあえて過言ではないのでありまして、端的にいえば、軍事的目的のためにのみ国土の利用が行なわれたといえるのであります。たとえば鉄道建設は動員計画の準備であり、港湾の建設もまたしかり。……
○田中一君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま御説明を受けました水資源開発促進法案並びに水資源開発公団法案について、若干の質問をいたすものであります。 ここに提案されましたところの水資源開発促進法案は、一見、政策の宣言のごとく、きわめて抽象的な形のものでありますが、同時に提案されました水資源開発公団法案とともに、わが国の治水及び利水行政に画期的な変革を与えるものと考えるのでございます。かく考えまする理由の一、二点を述べまするならば、元来、河川に関する事務は重要な国家事務とされておりまして、現在の河川法も、その直轄主義等を通じて、この意識は明確に貫かれているのでございます。この法案にお……
○田中一君 それは前田君、全部で二十何キロ……。
【次の発言】 そのうちの……。
【次の発言】 その部分はどこがどうなっているのか、地点をちょっと言って下さい。
【次の発言】 それを図面でここへ出してほしいと思う。そうして五カ年計画でもって二割程度のものしかできないなんていうことはあり得ないと思うのです。ことに私はあそこの道路通ったことがあるけれども、これはとてもひどいものです。五カ年計画でそうきまっているということならば、五カ年計画の改定をしなければならない。重要幹線がその程度でもって道路整備五カ年計画なんていううたい方は、これはもう国民を全く欺瞞するものです。
○田中一君 今の御説明、御抱負伺いましたが、これは三十四年度の予算に見合う仕事の、施策の説明をしたにすぎません。ことに、あなた、たくさんおっしゃっているので、どれから取り上げてよいかわからぬけれども、まず一つ取り上げてみましても、たとえば住宅対策のために宅地の造成をやる、これは予算化されていると思います。三十四年度の仕事はきまっております。そこでそうした今までのような考え方で宅地を造成したところが、宅地は新しくできるでありましょうけれども、国民の負担というものはますます増大するということを考えなければならぬと思う。あなたはほかの新聞記者等の座談会でオリンピックまでにはあらゆる土地問題を解決する……
○田中一君 救助法を発動したのはどこです。
【次の発言】 対策と現況はどうなっていますか、緊急対策を立てられて……。
【次の発言】 従来の報告は人畜まで及んだ具体的な報告があったのですが、今度のは現地の警察からくるような災害情報というのはなかったのですか。
【次の発言】 金額で表わすだけでは規模がわからないわけですね。これは十億なら十億の災害があったと思いますけれども、具体的に人間がどのくらい死んだか、家がどのくらい流れたかというものがなければ実感としてこないわけだね。それで伺ったのです。
【次の発言】 私が質問しようと思うことは、あなたよく御存じだと思うのですが、第二十四国会に、政府は会計法……
○田中一君 これは村上さんに伺わなければならない。あなたは建設省の大臣というよりも国務大臣として、ことに災害対策本部の責任者として公共土木ばかりでなく、全体の被害総額というものをこれはおつかみになっていらっしゃると思います。従って今、内村委員から質問のあったのは、今度の台風によるところの、御承知のように八十億の予備費を持っておりますが、そのうちの五億は支出されて、七十五億程度あるというように聞いておりますが、それらの支出の状態がどのようになっているのかという点であります。でありますから、少くとも公共土木以外の、あなたの所管以外の各省大臣が見込んでおる災害の数字というものは、災害対策本部でもつか……
○田中一君 前回の委員会で建設大臣にお願いしておきました、全国知事会から出されております災害対策の要望に対して、所管の面の御答弁、御回答と申しますか、それを一つお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 私この際、前回の委員会で御相談を申し上げた、災害を抜本的に防止するための砂防事業促進に関する決議をいたしたいと存じますが、その案文は
砂防事業促進に関する決議(案)
去る七、八月の大水害の示すところは砂防施設の完備せる河川における水害の極めて僅少なることである。
政府はこの点に深甚なる考慮を払い、新治水五ケ年計画に策定されたる砂防事業の徹底的遂行を期し、予算上之が具体的方途を講……
○田中一君 第一班、利根川水系建設事業調査報告書を朗読いたします。先般、利根川水系の建設事業の調査に参りました第一班の報告を私から申し上げます。 去る七月三十日から八月三日まで五日間の日程をもって、小山委員、小平委員とともに、利根川の上流から河口まで一貫してその治水、利水事業と一部道路事業を調査して参りました。 その経路及び視察個所につきましては、お手元に配付いたしました図面1をごらんいただきたいと思いますが、東京から群馬県渋川に直行、利根川水系の全体の計画を聞き、支川赤谷川に入り、相俣ダム、三国国道を見て水上泊り、翌日は利根川本流をさかのぼって、藤原ダム、東京電力須田貝ダム、調査中の矢木……
○田中一君 ちょっと関連して。これは私は三重に行って見たことですが、大体今河川局長が言っておるように、前回の二十八年度災の二十一号台風でやられた海岸堤防を見たが、むろん原形復旧というものは当然やるべきであるが、それに改良予算をつけてよりよくしたということは一応認めます。しかしそのうち全部がそういう形で復旧されておらないという点です。これは現に河川局長も先ほど説明の中に言っておる通りです。改良工事をしなかった部分については残念ながら破堤したということを言っておるわけです。私は須藤君が今質問している問題は、ただ大まかに責任々々と責任論を追及してもどうにもならぬと思う。しかし施工の面において、やはり……
○田中一君 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法、これは大体が原形復旧が原則になっておりますが、今度の災害にかんがみまして私はもう原形復旧プラス改良ということが、この法律の主眼でなくちゃならぬというように考えなければならぬのです。まあいろいろそういう点については建設省も相当財政当局の方とも折衝したのであろうと思うのですが、一部にはそういうことが見えますけれども、その原則として根本的にその考え方というものを変えて原形復旧並びに改良というものが、むろんこれは原形復旧して足りるものは原形復旧でいいと思います。しかしながら原形復旧では少くとも各建設省の技術家等が見てこれは無理であるというようなことがわ……
○田中一君 前国会通りというのを読んでくれませんか、新しい方もおりますから。
○田中一君 この減額部分については、いろいろ苦心されて割愛されたものがあると思うのですが、道路公団が十五億、住宅公団は御承知のように用地費等を繰り延べられる見込みのものはない、という推定で減額をしなかったのですか。
【次の発言】 そうすると、こういう工合に承知してよろしゅうございますね。
住宅公団の宅地造成に関係する予算は、全部買収その他が年度内に行われるから従ってその分は割愛できなかった、こういうのですね。三十四年度の計画が年度内に全部、まあしいて言えば資金の支払いが行われるからこれは割愛できない、こういうように理解してよいのですか。
○田中一君 鬼丸君、これちょっと法案に直接関係ないけれども、住宅金融公庫の融資が幅を広げて今度やるようになっておりますけれども、地主と、賃貸業者といいますか家主と、居住者という三つの関係で、今度の災害地には特に了解点に入らない問題がたくさん残っておるのです。たとえば地主が借地権者に対して再びそこに住宅を建てることを認めない、自分が資金を持っていればかまわず借地権があるのだから建ててしまえばいいのだけれども、住宅金融公庫から融資を受けてやろうという場合には、住宅金融公庫の貸付の条件としては、地主の承諾書がなければならぬということがあったでしょう。従ってこれ、できないわけですね。これについて何か便……
○田中一君 土木研究所、建築研究所、地理調は来ておりますか……。実は私おいでを願ったのは、今次の災害でわれわれは特別立法をして災害地に対する復旧の法律案を作ったのです。そこで今さらながらお伺いしなければならないのは、国土保全のために、建設省の付属機関であるこの三つの機関がいかなる役割を、仕事を今日までしておるか、何をしておったかということね、しいていうならば。国土保全に対するあなた方の研究なりなんなりが役に立っておったかどうか、役に立たなかったのではないか、という点を詳細に一つ伺いたいと思うのです。それらの問題は、各付属機関の実態が本省からの、何といいますか、間違った指示によって本来の目的を達……
○田中一君 これは災害復旧の要求、この一覧表を見ますと前年度が二百四十八億、三十五年度百九十九億となっているが、まだ三十五年度の実際の数字はつかんでないんでしょう。これは八月二十八日に作ったもので伊勢湾台風は入ってない。だから場合によれば速記をとめてもいいから実際に打ちあけた説明をしてほしいのです。われわれは今度の災害にかんがみても、何といっても公共土木事業というものは徹底的にやってほしいという気持を持っている。だから今べらべらと君が読み上げたものなんかよりも、一つ一つについて実はこうなんだというような説明がほしいので、これでは八月二十八日に作ったものは九月以降の災害というものは含まれてないの……
○田中一君 ただいま議題となりました砂防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 すでに御承知の通り、わが国におきましては、年々水害により、多くの貴重な人命を失いますとともに、また、家屋、田畑等につきまして甚大な被害を受け、過去十カ年の実績に徴しますと、その一年平均直接被害額は二千四百億円に達する状況であります。従いまして、水害による被害を最小限度に防止いたしますため、すみやかに治水事業の完成により国土の安定をはかりますことは、現下のわが国民に課せられた緊急な要務であると存ずる次第であります。 ところで治水事業には、砂防事業のほかに、河川改修事業、ダム建設事……
○田中一君 これは大臣に伺いたいのは、法律案はいつごろ出るか、それからそれに伴う政令がいつまでに当委員会に資料として提出されるか、その二点をまず伺います。 そこで、この説明の中に、最後に小災害に対する対策も出ておりますが、この法律は昨年の三十三年度災、狩野川の決壊のときにできた臨時立法と同じ精神であろうと思いますが、これは農林省はこれを所管して法律案を出そうというのですか。あるいは補助工事である起債の内容でございますから、これは自治庁が担任しようとするのか、この点はどうも今までの立法措置とはなはだ意味も異なっておるようですから伺いたいのです。それでその場合、小災害に対する認定というものは、一……
○田中一君 ちょっと資料を要求したいのですが、状況報告はわかりましたが、とられた措置のうち、これは大体県単位によって、県の要請によって分配しているようですが、特に応急住宅にしても、何県の何町には何戸、それから医療等についても大まかな申請に対する――申請は、あれも大体の標準でしょうけれども、とられた結果というものは、われわれには、わからない、それを、もういいと思いますから一つ……。現地出身の方々は皆さんわかっていると思うのです。自分の一番選挙に重要な所は何戸だ、これはわかるのですけれども、われわれ被害地出身でない者にはわからぬのですから、それらのとられた措置について、市町村別にそれらの資料を全部……
○田中一君 われわれは審議を促進しようというつもりでもって申し上げているのです。御承知のように、被災民は一体どらなるかということを見寺っておるわけです。あなたの方で、政府と与党との間に話し合いがつかないというように新聞等で見ておりますけれども、そういうことのないように、一日も早く解決するように、ここでむろん被災者のためにも、あなた方のためにも、これは援軍を送っていかなければならぬのですよ。従って、官房長官、ここでもってはっきりと出しますと、いついっか何時何分出しますと言えば、それに強制されるわけなんですよ。そうするとあなた方の方はやっぱり被災者に対しては顔向けができるわけなんですよ。われわれは……
○田中一君 資料要求をいたします。二十八年度災のときにあなた方やはり現地の査定、それからでき上がったものに対する査定もむろんしたと思うのです。今回の法律案の内容、中にも仕事がなかったならば金を返せというような条項のついている法律案もございます。二十八年度災で余った金、それから支出ができなかった分、余った金というのは、その支出ができなかった分で国庫に還元したもの、それから仕事の性質上、関連事業にそれを認めて支出したもの、これはあると思います。そういうものを全部お出し願いたいのですよ。というのは、何も今度の災害でもってあなた方の査定が甘いとか辛いとかいうのではないのです。むだな金を使いたくないので……
○田中一君 それは、はなははだ委員長の行き過ぎじゃないかと思いますが、御承知のように、委員長の権限である程度の速計録の訂正はできるんです。それをわれわれに示さないで、それを委員長が内容について政務次官と話し合いをしたなんということは、ちょっと行き過ぎじゃないかと思うんです。従ってなまのままの速記録を見せてもらいたい。
【次の発言】 これはちょっと重要な問題なんですよ。当委員会で速記録を翻訳して持ってこいと言った場合には、どこの手にも渡らないで、すぐに委員会に持ってこなければならぬ問題です。その速記録がもう委員外の人間の手にそれが渡ったということはこれはあり得ないことなんです。こういう点はもし委……
○田中一君 政令は、公営住宅の方は出ておりますが、あとはいつ出ますか。
【次の発言】 できているなら出していただきたい。
【次の発言】 二十五も法律が出ておりますが、一々所管大臣に向かって政令出してくれのどうのと言えないわけです。椎名官房長官にははっきり申し上げております。政令が出なければ審議ができませんから、政令をお出し願いたいと言ってあります。所管大臣がかわるたびに一々政令はどうの、何がどうのというのは煩瑣にたえないことなんです。従って、政令を資料として出すのは当然でございますから、お出し願いたいと思います。
【次の発言】 あるはずでしょう。
○田中一君 関連。財産があるという子供に対する相続税の問題なんか、特別な措置をとっておるんですか。財産相続税の問題ですね。何か特別の措置をとっているんですか。やっぱり現在普通に、普通というか、常態にある財産税を徴収されているのかどうか。
【次の発言】 いや、措置をとっていないという――措置を何とか、その子供の成長まで減らないような……。という第一歩は、財産税を取らないということが、あるいは軽減するということが、その考え方の出発だと思うんですよ。従って、子供に愛情を持つならば、この際、そういうものは免ずるというような措置をとる方向に、これはもう厚生省の権限内じゃないですけれども、厚生省としてはそ……
○田中一君 この査定官の権限ですが、たとえば査定官には、現地へ行って――むろんこれは補助工事ですと、府県単位でもって、書類上の被害というものを見て、それからあなた方わからぬところは、現地に行くんだと思うのです。そこで、これは原形復旧だけではだめだ、従って、改良を施す場合にはかくかくのものをすべきだというような判断は、査定官の権限として持っておるのですか。
【次の発言】 私の伺っておるのは、査定官が――この原則は、御承知のように原形復旧なんです、原則は。法律できめられておる災害に対する原則というのは、原形復旧なんです。そこで、査定官に対しては、原形復旧ではいけないとかいいとかいう問題も含めて判断……
○田中一君 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の一部改正を、今度提案された特例法の中で、政令は関連工事、いわゆる一つの災害と一つの災害の距離ですね、これを現行の五十メートルから百メートルに伸ばそうというような了解ができておるように聞いておるのです。これは衆議院の段階において野党、与党ともにこの問題は、通常国会になつたならば話し合つて改正もしようではないかという了解が立っておるのですが、土木災害についてはそういうような考え方はありませんか。現在たしか二十メートルだと思っておりますけれども、その点は農業災害に対してはこういう措置をとろうではないかということと、現在土木災害に対する話し合いというか……
○田中一君 議事進行。昨日の理事会で、私どもはおそらく衆議院では暁の国会になるであろう、であるならば、総理以下各大臣ともに疲労こんぱいをしておって、肉体的にはとうてい今朝十時から開くのは無理であろう、このような愛情ある解釈から、私どもは午後一時に開会をしたらどうであろうかということを申し上げました。ところが、与党の自民党の各理事並びに委員長が最後には裁断を下して、きょうはどうしても十時にやってくれというような御要請がありましたけれども、緑風会の方から、それでは十一時にしようじゃないかということで十一時になったわけであります。従ってその際に委員長は、自分が責任をもって要求大臣は必ず出席させる、従……
○田中一君 減免措置、これは行政措置でできるわけなんですか。行政措置でできるというなら根拠法をちょっと教えて下さい。
【次の発言】 大体今までの見込額はどのくらいになっておりますか。大まかでいいですよ。
【次の発言】 さっき、中学校でしたか、改良復旧費などが八百万円くらいかかるというのに対して、実態を調べた上で善処したいと言っておりましたがね。それは、実際が改良復旧しなきゃならぬということになれば、それは認めようという考え方ですか。
【次の発言】 実態は、そういう種類のものは災害に関係する学校だと思うのですがね、それで実態を調べてないのですか。
○田中一君 三十四年度の当初予算に予備費八十億、それから第二次補正に八十億がついておったけれども、この使途は、どうなっておるのですか。それはこの事業費並びに国費等に含まれておるのかどうか、その分析はどうなっておるか、そういうことは一言も触れておらぬけれども、当初予算の八十億、第二次補正の八十億……
【次の発言】 そうすると、われわれの考えておる国土計画として全体をみた場合において、その分だけ事業費というものはどこかに消えてなくなっておるということなんですね、非常に困るのでその資料を一つ当初予算では八十億がどういう工合に使用されておったか、第二次補正ではどうなっておるかということをやっぱり出して……
○田中一君 第一に伺いたいのは、現在旧法による組合はどのくらい残っているのかということ、次にその全体が三十四年三月三十一日でその施行期日は終わっておりますから、現況はどうであるかという点を伺いたいと思います。
【次の発言】 大体の実体はつかめるような気がするのですが、今度の法律改正によって中途解散しなきゃならぬという分の十一件のうち、七件だけがこの法律改正によって継続し得る、そうして一年間の猶予期間といいますか、延長期間において完全に終わるんだというようなことになるように聞いたのですが、その他の分は四件ですか、これは不明というものが二件、実体がわからぬというものが二件あって、そのほかの二件とい……
○田中一君 これは大沢政務次官にお願いしておきますが、御承知のようにことしの公共事業の労務賃金ですね、これは九一%賃金がアップされております。従って事業費の伸びというものは九一%を引いたものということにならざるを得ないと思うのですが、事業の実態というものですよ、賃金が上がっておりますから、約一割弱上がっておりますから、そこで計上されておるのが、大蔵省の未定稿の説明書による十二ページの失業対策費の中で、一応賃金の値上げが認められているのです。そこで全体の事業費の労務賃金をその率で、その標準で全体の事業賞の労務賃金というものを見ているのかどうか、これを見ますと、二十八円引き上げて三百三十四円となっ……
○田中一君 三十五年度で第三次三カ年計画が終了することになっておりますけれども、公営住宅で三十五年度の計画で第三次三カ年計画が完成される率というものはどうなっておりますか。残存するものがあるかないかということと、それからそれが計画に満たないものがあったのはどういう理由であるか。それから本年度の計画は完全に遂行し得るかどうか。三十六年度以降法律にきめられておる三カ年計画というものについて、再度というか引き続き国会の承認を求めるような準備をしてあるかどうか、あるいは三カ年計画というものは実情に沿わないから、もう少し長期な計画に持っていこうとする考え方があるかどうか、それを一つ。
○田中一君 治水勘定と、特定多目的ダム建設工事勘定と、こう分けたのはどういうことなんです。分け方はいいんですがね。つまらぬ問題かしらぬけれども名称ですね。治水勘定というものもこれは建設工事勘定なんだ。そこで片一方は治水勘定、片一方は建設工事勘定ときめたのはどういうことなんですか。
【次の発言】 そこでダムの事務費が分けられると、職員の給与というものは事業費で全部調弁するということになるのですね。
【次の発言】 その範囲を資料を出してもらいたいな━━そうすると、この明細書でわかりましたけれども、なぜここから事業費に持っていったかということですね。特別会計にすれば、その治水勘定というものの考え方が……
○田中一君 参考人の方、前へ出て下さい、話が遠いから。 美馬理事が出席されているから美馬さんに最初伺いますが、この三十八条の二という条文を、この国会で改正しなければならぬというまでの経緯ですね、それから道路公団法あるいは住宅公団法、その他関係の政府機関に準ずる機関の法人の前例と申しますか、そういうものと考え合わせてどういう経緯でこれを今まで入れなかったか、あるいはどうしてこれを入れなければならないか、そうして入れなければならぬという当面の、現在の客観的な情勢というものはどうなっているのかという点について伺っておきたい。これはあなたがもともと建設省におった時分にこの法律案を提案して、当面の責任……
○田中一君 村上さんに一、二点念を押しておきたいのですが、首都高速道路公団から三十五年度の事業計画案として示されたものの中に、事業計画の高速道路のうち(ロ)にこういう点がございます。「蓬来橋、汐先橋間の部分については、駐車場の工事の進捗を見合わせて必要な経費を計上する。この経費は約四億円以内と見込まれる。(東京高速道路株式会社の築造する道路とは、接続するには至らないものと考えられる)」という条文がございますけれども、なぜ接続しないのかという点です。予算の面がこれを不可能としておるのか、あるいは東京高速道路株式会社の予算あるいは工事の進捗度が接続するに至らぬのか。少なくとも首都高速道路公団として……
○田中一君 第一に伺いたいのは、海岸堤防の築造基準が一応海岸法には示されておりますが、海岸法施行令の第三条できめておりますところのたとえば鉱山保安法とか、その他関係の法律案がここに出ておりますけれども、築造基準はどの行政官庁も、中央の行政部門と地方の管理者であるところの都知事等が行なう工事は、この築造基準に全部合致したものが今日まで施行されておるかどうか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 たとえば高さのようなものにしても、現に、昨年の伊勢湾台風においては、農林漁港としての海岸、それから港湾としての海岸部分、それから一般の河川の河口等の堤防とは違っておるという現実があって、それが大きな災……
○田中一君 いろいろ現地の関係のある方の同僚委員の質問があったので、大体わかりました。 問題は、村長さんもおっしゃっておるように、賛成ということではないけれども、早くきめてくれというのが、御意見のようでございます。ことに大分県、福岡県知事は、ともども利水といいますか、利益を受ける方の団体でありますから、一日も早くやってほしいというような御意見のように思いました。 私、不思議に思いますのは、今建設大臣が、土地収用法を使わないでやるのだということを強調していらっしゃる。あなた、ごらんになっと思いますが、上ノ土実さんから出されたところの事業認定の申請書、この内容は、あなたお読みになりましたか。こ……
○田中一君 最初に直轄の海月事業に対する資料を要求いたしましたが、三十五年度の分についての説明を求めます。
【次の発言】 そこで今説明のあった、運輸省の海岸保全事業としての海岸法に基づく仕事はないけれども、港湾法に基づく事業はあると、こういう説明ですね。そこでそれが、そうなるとするとこれはどうしても運輸省の港湾局長に来てもらわぬと、実態をわれわれが把握することはできないわけなんです。海岸法に基づく海岸堤防もそれから海岸法に基づかぬ海岸堤防も、国民といいますか、われわれは同じ対象物であるというように考えているのですが、これは所管の違う河川局長から説明を聞くことはどうかと思うけれども、どう違うのか……
○田中一君 運輸省並びに通産省に対して答弁を書類で求めておりますが、まずその書類をお出し願いたいと思う。
今提出された資料に基づいて、それぞれ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この決壊の今の工費十八億七千五百万と、応急対策費二十二億とは、これは別個のものですね。
【次の発言】 それから、第二表の対策のうち、三十五年度の地盤沈下対策工事として計上された海岸事業費の中から一億円をもってやるということは、この三十五年度海岸施設費四億八千二百万円の中の一億円ということですか。それとも、海岸事業という別の予算の計上になっておりますか。
○田中一君 最初に、この今回の法律の制定にあたって、廃法となる不良住宅地区改良法実施以来の、あまり実施以来というと長くなるから気の毒に思うから、その精神をもってこの不良住宅改良法という法の発動を待たずして、施行されてきたところの不良住宅の実態を報告願います。
【次の発言】 今住宅局長からの説明のあった住宅の実態というものが、たとえば改良される前の居住者がその地区にそのまま住居をしておるもの、それから改良と同時に他に移転したもの等の内訳を御報告願います。
【次の発言】 大部分とか多分とかいう抽象論は私必要としないのです。なぜこういうことを伺うかというと、もはや今回の住宅地区改良法が制定され、この……
○田中一君 小熊さん、多目的ダムの特会と相違点、ちょっと説明して下さい。
【次の発言】 これ、予算の立て方を変えて、治水事業は、全部国がするんだという前提に立って、地方の負担金という形とみなしても会計上はいいわけですね。ということは、補助工事というものじゃなくして、国が全部するんだという前提なんですね。あと府県がする場合には、委託工事になるわけですね。する仕事は、国が委託するんだという考え方に立っても、会計の面からは、何ら違いがないわけですね。ということは、河川法によるところの直轄河川――疑問があるのは、河川法による河川というものは、一つの前提がある、それは、日本の全部の河川というものを対象に……
○田中一君 いろいろ同僚委員からの質問を伺っておりまして、私は室原さんが一番最初におっしゃった気持に対して、地建の局長が見解を述べた点というのは、法には法という問題なんです。日本は、御承知のように法治国でございます。すべてのものは、法によってのみ運営されておるのが現状でございます。 そこで上ノ土さんが言っている言葉の中に、土地収用法を適用してきて下さいということを、あなたかだれかが言っておったことが、局長の言葉として出て参りました。ここなんです。むろんあなたは、日本人でございますし、ことに学識経験豊かな方であり、日本の民族のためのすべての事業、いわゆる土地収用法に規定しておりますところの二十……
○田中一君 関連して……。今、この経済の成長率が一一・五ということを言っておりますけれども、もしその伸び率が縮まった場合には、当然この計画は減ってくるんだということに理解しなければならないんですか。あるいはこれは、まあむろん推定ですから、これが伸びた場合には、その率だけ伸びるんだということになるのか。その点はまあ建設大臣だけで答弁できればいいですが、その点は、どうなんです。減った場合にはどうなるか、ふえた場合はどうなるかということを、一つ御答弁願います。
【次の発言】 私、それは今説明があったから、わかっておるのですが、伸び率が縮まった場合には、伸び悩んだ場合には、その率でくるのか。これは推定……
○田中一君 ちょっと山本君に聞きたいのだが、この前ちょうだいした資料のうちですね、災害復旧事業費調――ちょっと記憶があいまいなんだけれども、三十年か三十一年に過年度災害の補助工事を打ち切ったことがある、相当数ね。そうすると、それは何か資料を持っているのかしら。たしか三十年だか三十一年だかに、五年、六年かかっているものだから、過年度災害の復旧が、それを打ち切ったことがあるように私は記憶しているのです。そこで、この三十四年度の「国土建設の現況」を見ると、百六ページに、三十三年度まで各年発生災害復旧事業補助進捗状況というのがあって、二十八年災はやはり若干残っている。二十九年度が残っている。三十年度が……
○田中一君 山本さん、河川局長にちょっと伺いますが、美和ダムが昨年の災害で上流が決壊し、そうして推定三十年分の土砂が一夜にしてたまってしまったという事実ですね、これはまあ発電はたしか県営だと思いますけれども、工事は建設省の直轄工事として行なったものである。その際にダム地点の湛水区域は当然のこと、それから湛水外の上流の渓流砂防というものはしなければならない。ところが、しておらぬからああいう結果になったんではないかと私どもは推定しておるのです。そこで、美和ダムに対する砂防工事の計画というものはどうなっておったのか、伺いたい。 それから、将来――将来と申しますか、現在もやっておりますところの多目的……
○田中一君 住宅地区改良法によらないで施行、実施ができるという今までの根拠ですね、それから今までやっているところの方法は、今審議しているこの法律が一種の命令になりますからね。規制といいますか、その規制とどう違っているか。今までは法律によらないで施行しておったんです。現在の公営住宅法並びに他の住宅関連の法律で実施されている根拠ですね。それらのものを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そこで、今提出されたこの資料、「住宅地区改良事業住宅地区改良計画実例」というのを見ますと、たとえば秋田県の秋田市の駅前ですね、不良住宅総戸数のうち、三十四年度は十八戸行なって十八戸で完了したということが出ており……
○田中一君 これは大臣に伺っておきたいのですが、この不良、不良という言葉を使っては……、法文にはないけれども、不良住宅地区の改良という目途が、家そのものずばりに対する改良ということに考えていいのか、あるいは家というのは結局憲法できめられているような平和な文化的な住居ということを意味して言っているのですか、この住居というのはそれだけでいいのかということです。私はやはり平面的にスラム化したところの町というものは、土地の問題が重要な要素となって含んでいると思うのです。従って今ここにある「住宅地区改良事業施行順序の図解説明」というものを見ても、第一にやはり土地の利用ということが主眼になっていると思うの……
○田中一君 公営住宅の過年度分の報告は受けておりますけれども、御承知のように、宅地難というものが相当深刻になっておる。そこで、たとえば耐火建築促進法による中高層等の施策というものが、どれくらいに遊行しておるか。どうも最近の建設省のいき方は困難なものには手を触れないで、そうして二十三区並びに周辺の土地の宅地の開発というものに重点を置いて、都心におけるところの耐火地区というものを等閑視しておる、考えておらないというような印象を受けるんです。そこで、昨年、一昨年等――むろん補助率はどうやら一億円種皮のものを持っているにすぎない耐火建築促進法であるけれども、中高層の面でどれぐらい前進しているのか、それ……
○田中一君 これは飯沼さんに伺うよりも経済企画庁に伺いますが、国土総合開発の特定地域の計画策定の状況並びに経済企画庁から見たところの進捗状況等、詳細にお話し願いたいと思う。
【次の発言】 飯沼さんに伺いますが、今、開発局長から答弁があったように、法制定以来十年たっておるけれども、実績と申しますか、あるいは経済効果の実態と申しますか、そういうものは握っておらぬと、こういうような話をしておるのですね。十年たったからぼつぼつこれからその実態を調べてみよう、というようなことを言っておりますけれども、あなたは少なくとも十年、国土総合開発審議会の会長であられ、かつ両院からも委員が出ておりますが、単なるプラ……
○田中一君 私は建設大臣が出席してから質疑をしたいと思いますから、さっそく、もう記者会見は終わったろうから連絡をとっていただきたい……。 建設大臣に伺いますが、今回の法律改正によって、建設関係の技能者の格つけと申しますか、これとともに、一応の検定を行なって、何をしようとするのか、目的が何か。少なくとも義務教育制度というものがあり、一応の教育は日本の社会では行なわれておるわけなんです。特殊技能というものが本人の意思によってそれを持とうとする場合にはこれはあり得ます。自分の特殊技能を選んだために、専門の教育機関等にも行くことはありますが、少なくとも法律でオペレーターという制度を設けるということは……
○田中一君 議題になりましたこの法律案、役員を二名増員するという案件ですが、二名増員しなければならぬという根拠、むろんこれは一般の道路の建造と違って、管理部門というものが相当大きな業務のうちの比重を占めておると思うので、現在までの事業の伸び方等が関係あると思うのです。一つ現在までのあり方を大体でいいですから、この資料に基づいて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この管理部門について今までどういう形でやっているか、ということはとにかく建設しただけで済むものじゃない、それらの職員等全体の規模と申しますか、管理部門の規模ですね、たとえば一有料道路にはどれくらいの人間を配置しているとか、管理部門……
○田中一君 伺いたいのは、現在建設省が行ない、北海道開発庁が行なおうとしておる、この法できめられますところの建設業重機械の運転手の養成並びに代願の問題ですが、現在建設省は、どういう実施状態であり、かつまた講習を受け、試験を行ない、そしてどのような手続きして、機械の運転ができるのだというようなきめつけをしているか、それを一応説明願いたいと思います。
【次の発言】 実人員。
【次の発言】 交付する花井、またはこれを研修並びに研修を行なうために必要な諸経費は、どこから生み出してくるのですか。それからその間は――期間ばどのくらいかかって、その期は、むろんこれは勤務と同じような状態にあるのだと思いますが……
○田中一君 最初に、三保証会社の実績と申しますかを報告願いたいと思います。それは口頭でなく、資料があれば資料を出してもらいたいと思います。その方がいいと思いますから。
【次の発言】 会社の考課状的な報告というもののほかに伺っておきたいのは、現在三会社とも保有している支払準備金というものがどのくらいあるかという点であります。それは決算がいつであったか、一番近い決算時期の支払準備金というものがどのくらいあるか、このことは口頭で願いたいと思います。
【次の発言】 それはすぐ出せるのですか。
【次の発言】 お出し願いたいと思います。
それから保証金が、保証金というか、保証金だな、金利だ、これが保証分……
○田中一君 三島さん、今回の法律の改正というものが、会社としてはどうであるかということの御意見を伺っておきたいのですよ。今回の法律の改正をお読みになりましたね。――お読みになりましたといっても、あなた方が出したのだろうがそれが改正されれば、こういう不便があるとか、こういう利益があるとか――会社の利益じゃない、国、被保証者、保証者ともに、いいか悪いかというような、一つの結論をお聞きしたい。
【次の発言】 三島さんに伺いますが、なぜ保証会社ができたか。ちょうど昭和二十七年ですから、どういう社会経済状態といいますかのときに、どういう条件で、こういうものが生まれなければならなかったかという点についての……
○田中一君 建設大臣に総括的に、今回の公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部改正法律案について質疑をいたします。 この法律案が出た当時の社会経済的な状態というものは、かかる法律案が工事の計画的な完成のために必要であったからということは認めますが、今回の法律の改正によって一応この法律に何ら関係のない、工事完成保証人という制度を法律的にこれを認めて、そうして国と建設請負業者との間にかわされる契約の完全遂行ということを、目途にしたものであるのでありますが、工事完成保証人という制度そのものに対しての法的な根拠、それから実態等について建設大臣の所感を伺いたいのです。
○田中一君 大蔵省は、建設工事等の入札の際、かつては入札保証金制度というものを採用しておった。従って、その入札保証全制度というものは、むろん公入札という原則からそういう形をとっておったものだと考えておりますけれども、会計法第二十九条の規定によってそれが桁名入札になり、かつまた随意契約となっているような例外が認められておりますが、それで歴史的に見て今までどういう経緯を経て、またどういう経済的な社会的な時代を経て、今日のように指名競争入札という制度に変わってきたか、この点説明していただきたいと思うのです。もしも、それらのものが何も会計法によるところの大蔵大臣の所管じゃないのだ、勝手に芥発注部局がそ……
○田中一君 前回の委員会で建設大臣並びに政務次官も御出席にならないのをはなはだ遺憾に存じております。今後ともどちらか御出席になるようにお願いいたします。前回では、大蔵当局を呼びまして、今審議中のこの法律案につきまして、私の見解並びにかかる法案の存在というものがなぜあるかという点等について、根本的な質疑をかわしたのでありますけれども、残念ながら建設大臣、政務次官が御出席なさらなかったのを再度遺憾の意を表します。従って、今後とも建設当局が大蔵省等の見解を聞くには最もいい機会であるのですから、そういう場合には、つとめて、つとめてでなく絶対に出席するように、委員長から注意を促していただきたいとかように……
○田中一君 私あまり不動産登記法に詳しくないから伺うのですが、一方的に、一人の者が自分の所有の土地または家屋を登記する場合に、相隣関係はどういう工合に立証されるのですか、というのは、これはおれの土地である、今度一元化されますと、土地家屋調査士が土地の調査をする、それを持ってくる、その信憑性といいますか、それは、土地家屋調査士の身分、権利ですね、そういうものを信頼して、それをそのまま登記するのだということが通例行なわれているように見ているのですけれども、法律の条文を見ると、その場合にも、必ず受けつける吏員、職員といいますか、それが実態を調査して、間違いないというので登記されるということになるのが……
○田中一君 私、今まで了解したところでは、先ほど理事会で委員長の発言によりますと、運輸、農林水産委員会から連合申し入れがあって、それに対してその申し入れを了承したという御報告があったのですが、今のお話は運輸が入っておらぬ……。
【次の発言】 異議はありませんが、前回自民民党単独審議の際に、それを了承したという経緯もあわせて報告しながら、その決をとっていただきたいと思うのですよ。
【次の発言】 異議ございません。
○田中一君 住宅局長に一つ答弁してほしいのは、きのうの新聞で橋本建設大臣は、郵政大臣と話し合って庶民住宅を百万戸年金の還元融資として実現するのだというようなアドバルーンを上げている、この真相いかんを伺いたい、具体的にどう進んでいるか。
【次の発言】 従来年金の還元融資によって勤労者に与えている住宅というものは三十億程度だと記憶しておりますが、幾らですか、これは厚生省が持っているやつです。
【次の発言】 ちょうど建設大臣が見えたから反復して質問しますが、昨日の新聞で建設大臣と郵政大臣との話し合いで、年金の還元融資で百万戸の庶民住宅を作りたいというような意向の新聞記事を拝見しましたけれども、今住宅……
○田中一君 関連して質問。これは内村君も知っている通り政府がこれを特別措置をしないために、社会党としてはいち早く四月五日に提案したわけです。政府がこれによって出てくればこれは審議未了に持ち込んでもよろしいという態度で実はおったわけです。従って、われわれ五十日間の空白国会、われわれは空白国会と言うのですが、の間ことに今月の十五日にはこれだけは衆議院の方は上がってこちらへ来ております。社会党の方では審議未了になったというふうに聞いておるのです。おそらくそうだと思う。これは建設大臣に聞けばわかると思うのですが、そういうふうに僕は承知しているのです。政府の方に聞いて下さい。
○田中一君 今委員長が読み上げた方で欠席者があるように聞いておるので、一応かわりの方々が来ておるようですから、一つ確認なさって、もう一度参考人としての議決をとっていただきたい、こう思います。
【次の発言】 この静岡方面のその前の局部的な大雨の場合の災害の方も御説明願いたい。
【次の発言】 最初に大臣に申し上げておきたいのですが、今、あなた十二時から何か閣僚懇談会があるからそちらに行くというようなお話がございました、また御出席が非常におそい、はなはだ遺憾であります。従って、われわれはきょうは午後に通じて十分に新しい道路計画並びに治水計画について御意見を伺いたい、なおかつ発生しておりますところの災……
○田中一君 私は武藤、安田両委員とともに、去る八月十七日より二十三日までの七日間にわたり宮城、岩手、青森の三県、特に三陸沿岸地方を中心にその開発の状況、及びチリ地震津波による災害の復旧状況、並びに津波対策事業等につき調査いたして参りました。以下御報告いたします。 初めに開発状況について申し上げます。御承知の通り、三陸地方はその豊富な天然資源と天然の良港を持つにもかかわらず、近年まで政治的に顧みられることなく放置され、経済的にも文化的にも最もおくれた未開発地域であります。これは当地方の地理的悪条件はもとより、道路、鉄道、港湾等の輸送施設の不備が最大の原因であるといえるのであります。今日、未開発……
○田中一君 ちょっと議事進行で。今の説明の中の審議会の答申案というものがあるならば、資料としてすぐお出し願いたいのです。読み上げてもわれわれは頭に入らぬ、すぐ出していただきたい。
【次の発言】 後刻では理解しにくいから、先にお出し願いたいと言っているのです。
【次の発言】 そういうものがあるなら、当然資料としてつけて出すのがわれわれに理解しやすいのですよ。
【次の発言】 内村委員の答弁ができないの、できないならばできないでいいですから、かわりにだれかきてもらったらいいですから、長官なりだれでも呼んで下さい、もとより所管外のことならわれわれ答弁を要求しても困るだろうから、その点はどうなんですか。
○田中一君 前回の委員会で新道路整備5カ年計画の一応の案のうちの直轄工事等の内容について資料を建設省に要求しておきましたが、今手元にその資料が参っておりますが、これを説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは道路公団からはだれも来ておらぬのですか。
【次の発言】 そこで道路局長から説明以外の都市計画路線に対しては、都市計画の街路に対してはどういうことになっていますか。……道路局長から新道路整備五カ年計画のうちの今一般道について説明があった。それから道路公団の有料道路に対して説明がありました。それから都市計画上の街路ですね、街路の計画どうなっているかという点を伺っているわけです。
○田中一君 それにね、その簡単にこう言わないで、やはりいろいろ疑義もあり、理屈もあるのだから、議運でこういう取りきめをしたということ、前例等を説明してほしいのだ。
○田中一君 過年度災が再度災害を受けた地点、ありますか、ことしの災害で。――過年度災の上に、再度災害受けたという地点はありますか。
【次の発言】 昨年度災害でなくて、その前、三十三年度災害、それが完成しない前に受けたものとか、あるいは今の工事中のものが、どういう程度に被害を受けておるか、その点、あったら一つ。
【次の発言】 今、米田委員からの質問にあった、補助率を上げるというのは、今までの数々の立法化によって許されている範囲のものに対する補助率なのか、それとも補助率を上げるという建設大臣の発言も、今までの前例からくるところの根拠というもの、それを逸脱した――それを越えたものじゃないということで……
○田中一君 住宅局長に伺いますが、民間自力建設の戸数というものはどういう基礎から見ているのか、戸数の算定ですね。
【次の発言】 あなたは住宅局長に就任してから三年目の国会ですね。三回目の予算編成になりますね。そうすると、過去二回の民間自力建設というものが、予想されたものと実態とがそれぞれ推定通りの実績があったかどうかということについては、何か資料があったら資料で説明していただくといいのだな。というのは、観念的ではなくて、あなたの手元にある具体的な資料で説明してほしいのです。
【次の発言】 資料は資料として、今のあなたの過去二年間の実績、三十四年度の実績でもいいですが、どうなっておりますか。過大……
○田中一君 住宅公団の方から伺いますが、三十五年度の住宅建設の予定というか、計画ですね、その計画は、大体年度末に――年度末というか、年度末でできなければ、会計法上関連して認められておる時期までに完成できるかどうか、余るものがあるのかどうか、そういう点の見込みをお話していただきたい。そしてその見込みと同時に、かりに余るものがあるとすれば余ったものはどうするか、余るというのは完成しないもの、いわゆる繰り越しになるようなものがあるかどうか。
【次の発言】 ですから発注したもので、一応自分の手を離れたから、それ一はいずれ三カ月なり四カ月の後には完成する、予算上繰り越しになるようなものがあればあると、予……
○田中一君 本法は、私ども自民党外の委員はこの審議にあずかっておらなかったわけです。これは御承知の通りと思います。そこで、特別措置法そのものに対する説明をまずしていただきたい。
それから時間の関係で要求するものを申し上げておきますが、どういう政令を作ったか。それからどういう審議会を作り、審議会に対しては、だれが審議委員になっているか、その経過ですね、どういう審議会の経過の結果、どういう決定、事業計画が策定されたかという点を説明を願いたい。
【次の発言】 これは一つ資料を出していただきたいと思うのです。それはいつ出せますか……。御承知のようにわれわれ本法を審議していないの、だから、そのくらいの……
○田中一君 砂防が緊急砂防費幾らですかね、予算は。
【次の発言】 これを緊急砂防費全部出して、特殊緊急砂防事業にするということになると、予備費からそれに加えてどのくらいの規模になりますか。
【次の発言】 そうすると、それは伊勢湾台風のときにもあったように、緊急砂防費残った四億と、あと四十何億をもって、直轄砂防として被害のあった一億何千万という額が出ていますね、ここに。一億何千万というものを含めて予防的な砂防政策を行なう、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、治山治水の五カ年計画これとの関係はどうなりますか。今まである七百三十億というものの中からそれを食うのですか、それともそういう……
○田中一君 私は内村、木下両委員とともに一月十一日から一月十四日までの四日間にわたり、静岡県下に水資源開発状況及び狩野川台風による災害の復旧事業等について調査して参りました。以下御報告いたします。 既成工業地帯における地下水の汲み上げが地盤沈下を招いたり、工業用水の供給が工場の増設による需要の増大に伴わなかったりする問題の多い今日、豊富な水資源を利用して、他の工業立地条件たる交通港湾の整備と相待って、新たに工業地帯を造成しようとしている駿河湾臨海工業地帯の工業用水の問題と、静岡県営による工業用水道事業を中心に調査したのであります。 その一つである静岡県営静清工業用水道は昭和十四年から昭和十……
○田中一君 今の報告についてお聞きしたいと思いますが、自治省からだれか来ておりますか。
【次の発言】 それでは経済企画庁でもいいです。
向うに行って痛感するのは、これは何百年という歴史ある、何というか人文的には開発されている島々であって、従って伝統的にどういう小さい部落でも一つのカラーを持っておる、地方色を持っておる。だから近代的な集団生活とか、あるいは経営というものに対しては、本能的に拒否するような気持があるらしいのです。そこで平戸市の例をとりますと、平戸市も御承知のように昔の平戸町、これはもう古い時代から外国のいろいろな意味の思想というものを受け入れて、まあ日本の第一の港であったという歴……
○田中一君 先般の内閣改造のおりに、それ以前に中村建設大臣は、自分の在任中にこの五カ年計画を閣議決定していきたい、というような御希望があるように聞いておった。ところが大臣、留任したらそれっきり、何らの国会に対する状況報告がないわけです。むろん、これはまあこれから来年の五月まで留任するものとすれば、来年の五月まで待たなきゃならないものかどうか。――仕事の面はこれは三十六年度予算に盛り込んであり、事業はどんどん進行していると思うけれども、一体、どういうふうに進行して、どういう作業が行なわれ、いつごろ少なくとも国民の前にその全貌というものを明らかにされようとするのか、その点伺っておきます。
○田中一君 この公団住宅の自己資金は、もうあるはずだな、これどうなっているの、あるはずですよ。
【次の発言】 民間資金の据置期間があるはずですよ、償還の。だから家賃収入は、むろん入るはずなんです。公庫の方と違っておるけれども、違っておるなら、回収された自己資金的資金はどこに出ておるかというんです――しいて言うなら。そういうものは返すというけれども、これは、たしか据置は、五年だったか三年だったか、据置期間があるんです。入ってくるものは入ってくるんだ、その自己資金的資金はどこに入っているか。家賃が入ってくるはずだから、それがどのくらいどこに入っているか。
○田中一君 この問題は、きのうきょうの問題じゃないのです。もう数年来、四・五年来大臣がかわるたびに、参議院建設委員会は超党派で、国土保全に先行するものは砂防であるという結論を出しておる。これを決議をして、政府に反省というか、善処を促しておったのです。 そこで、今内村委員が言っておるように、河川審議会に答申を求めた原案というものを――これは河川局長よく知っておるはずです。一応原案としては尊重をし、また河川審議会には、御承知のように、私が酷評するわけですが、全部建設省の役人の方々が主として参加しているのです。決して政府の原案に反対することはできません。そんなことは歴史的にわかっておった。事実そう……
○田中一君 関連。これは伸び率が、伸びてないわけなんですよ。伸び率が低いのです。 というのは、前年度から見ました場合の伸び率は、なるほど伸びております。しかし二十八年度吉田内閣時代かな、基本計画の、全体計画から見ました場合には、非常に低いということなんですよ。これは常に河川局長、前年度から見て伸びているというけれども、実際には低いのです。今まで砂防事業をやらなかった。それが三十四年度、五年度には、多少やってきたということによって伸び率、云々というけれども、そうじゃないんです。 今の、私は藤田委員が、伸び率が落ちているというようのは錯覚じゃないと思うけれども、これで河川局長の説明が、われわれ……
○田中一君 それは三公団だけを呼ぶというのですか、理由は。
【次の発言】 参考人の出席をすることは御承知のように委員会としての議決であって、今お話のやつは、理由としては、三公団だけですね、呼ぶのは。ほかはどうなんですか。どうしてそういう異例なことを行なおうとするのか、理由を聞かして下さい。委員会としては常に定時に持っているんですから、いつ議決しても一向に差しつかえない。いつもの慣例では……。
【次の発言】 何か特別の理由があれば別にかまいません。
【次の発言】 この関係法律案が出ている審議中は呼ぶということなんですね。
【次の発言】 先に一つ聞いておきたいのは、これは公団に聞きます。公社と公団……
○田中一君 これは住宅公団の方に、ちょっと聞いておきますが、この法案の第一項の既成市街地における住宅建設が、これが明文化されると――これは明文化です、明文化されると、住宅公団法施行規則の第二章第三条というものは、これは原則論であるけれども、これは、どういう工合に変えようという考え方を持っておられますか。公団として希望するものだと思うのですが、これはそのままでいいという考えであるのか、これも明文化するということになるのかですね。 というのは、第三条では「住宅は、一団の土地に集団的に建設することを原則としなければならない。」、こうなっておるわけです。むろん原則論ですから、これはもう従来通り、従来……
○田中一君 家賃の算定基準というか、これを一つ詳しく説明して下さい。もしわれわれの理解がしやすいように、事例をもって説明してくれればありがたいと思うのです。
【次の発言】 それでは資料として出して下さい。
【次の発言】 今どうです。六年たっていますから、同じ規模で宅地用地取得費――この用地取得費の中には整地費も入っておりますね。用地費、それから建設費、こういうものによって左右される団地ごとの家賃の格差ですね。家賃の一番安いところは幾らで、一番高いところは幾らになっているか。規模は大体同じものでしょうが、年次別におそらく違うと思う。それから地域別に違う面もあると思うのです。
○田中一君 ちょっと大へん失礼なんですけれども、小沢さん、それから可児さんに、これは失礼なんですよ、しかしながら御発言に対して私どもの受け取り方があるものだから、ちょっと伺っておきます。お仕事は何ですか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今、小沢さんから陳述のあった問題なんですが、今回この法律の制定にあたってのわれわれの疑問なわけなんです。それで今のお話をずっと伺ってこれは要約してみますと、集約した御意見としての第一点は、当然非営利事業であるから公団が直営してやるということが第一点。それから第二点は公団がうたっているところの事業というのは、何といっても今日の居住者が切実に求めているもの……
○田中一君 大臣は予算委員会に行くそうですから……。終始代理会社的なサービス機関にどうも論議がいっちゃったんですが、せんだって、大臣おられたかおられなかったかちょっと記憶がありませんけれども、もうこの辺で住宅公団というものは国民の要望にこたえる変貌があっていいんじゃないかという気がするのですよ。それは住宅公団の建設される地区というものは団地計画、たとえば今度の問題、法律改正の第一にあげられているところの既成市街地における宅地の開発という面は、おそらく総裁以下の役員もようやくこれを明文化しようということは、その気になったことだと思うのです。何といっても大団地というものを、未開発の地方へ持っていく……
○田中一君 委員長、資料要求。揮発油税法の一部を改正する法律案、それから地方道路税法の一部を改正する法律案、これは共にこれに直接関係がありますか。――あると思いますから、これの法律案並びに説明資料を出していただきたい。
【次の発言】 もう一つ、経済企画庁が持っておるところの、長期経済計画の全貌を明らかにできるような資料をお出し願いたい。
【次の発言】 最初に、住宅金融公庫としては久しぶりに当委員会に法律改正案が出たわけですけれども、最近の住宅金融公庫の全貌が明らかになるような資料を一つお出し願いたいと思うんです。相当伸びておりますので、従って、ここまあ三年ぐらいのものでいいと思いますけれども、……
○田中一君 前委員会で要求しておきました資料がここに出ておりますから、このまず融資条件について、住宅金融公庫並びに住宅公団等の比較の御説明を願いたい。
【次の発言】 質疑はあとにしますから、公営住宅法の方をやっていってけっこうですから……。
【次の発言】 土地を持っているけれども金がない。しかしその地区は不燃、何というか防火帯の地区の場合、国民はどの制度を利用すれば一番、得か。金がないんです。土地を持っている、商売もしているし、償還も一応できる。で、どの制度を取れば一番、得なんです、先ほど御説明になった貸付条件の比較の中から見て。それが一つと。
それからむろんこれは用途、目的によって融資する……
○田中一君 どういう見方をしているんですか、公共土木に類するものになるのか、それから単なる……聞いてみると、これは民有地だそうですね、しかしいろいろ立木その他があれば、これは公共施設になりましょう、市町村災に考えておられるのか、どの点の災害と見ているのか。まあ厚生省は場合によれば災害救助法を発動する、こう言っておりますが、この事件を何と見ているんですか、認定の仕方は。
【次の発言】 これはむろん原形復旧ということはあり得ないんです、こういうことになると。そうすると、それに対しては地元負担というものはもうつきもんですからね。そうすると、一昨年の伊勢湾台風でもあの通り特別措置法でものをきめるという……
○田中一君 ちょっと一、二今の報告に対して質問していいですか。
【次の発言】 ちょっと僕はおくれてきたので前段にそういう御説明があったのかもしれませんが、国としての法的な態度は地すべり防止法を全面的に適用してやるということなんでしょう、大臣のお考えは。
【次の発言】 地すべり防止法は保全の建前をとる。今度のやつは崩壊というか地すべりが活動しておる。これに対する態度は災害ですか、それともこれを保全という形でいこうとするのか。災害という見方をして今のいろいろなお話の設備をやろうとするのか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 そこで直轄工事で、しようとするのか、補助工事で、しようとするのか、その……
○田中一君 とりあえず提出された資料について説明を願います。
【次の発言】 この第四次の一二カ年計画の不燃率を戸数で示して下さい。
【次の発言】 では、三十六年度の第一種、第二極の不燃率を分けて説明して下さい。
【次の発言】 では、あとから来た資料の説明を願います。
【次の発言】 なぜ実績が計画よりも下回っておるかという点ですけれども、これ各一期ごとにたとえば財政上の理由とか何とかかんとかあるでしょうけれども、これ率直に言っていただきたいと思うのです。
【次の発言】 第二期の第二種が計画よりも上回っているというのはどういう理由でしたか。
○田中一君 これの政令事項が相当あるのだが、それは全部準備してありますか。それを配付してもらいたいのです。
【次の発言】 あわせて省令も一つ出していただきたいと思います。
【次の発言】 これは、要綱の総括的な質問は済んだのですか。
【次の発言】 じゃ総括的な質問をして頭に入れておいて条文にいかないと、理解がいかぬぞ、どうだい。
【次の発言】 結局今、一章全部を総論的に申し上げると、街区法というものが、どんなものを建てるかということは、街区ということの手続的な問題になってくると思うのです。それから当然これは建築基準法の改正を行なわないで現行法でやろうという考え方か、あるいは改正をしなければならぬ……
○田中一君 あのね、先に伺っておきたいのですがね。この二十二条に審査委員がぽかっと出ております。五十三条の審査委員の条文を読んで、かつお示しの政令案の第十七、この政令を見ると、あらゆる問題を、一つの立案、それから確認するのが審査委員になっているにかかわらず、はなはだ一方的に、十七の政令案を見ると、いつでも施行者は首を切れますよ。そうなっておるのです。従ってこれは一方的に事業の施行者の方の都合の悪いときには審査委員の首を切ればいいのです。これは半分以上の同意を得て審査委員がきめられているにかかわらず、施行者の都合が悪いときには、いつでも首を切れる。首を切れるには、むろん二つの条件がある。条件とい……
○田中一君 現今の都市の状態から見ても、私ども社会党としても、このような施策がもっと早く持たれないということに対しては、今の参考人と同様の共感を覚えておりますけれども、ただ、なぜ今までこういう施策がとられなかったかという点であるのであります。幸いきょうここに建設大臣もあそこで聞いておられるからあえて言いますが、何の抵抗があって今までこういう、もう当然しなければならぬというような施策がとれなかったかという点を考えてみると、私は法律を十分に消化して使っておらなかったということだと思うのです。従って、第一に伺いたいのは、この法律案が通った暁には、どういう方法で、どういう実施計画でこれを推進していくか……
○田中一君 住宅局長に聞いておきますが、この構造的に共有部分の専用部分、持ち分だね、この持ち分の構造的にどういう分け方が所有権というものを不動のものにするのかということです。図面でそれを示すということになるのか。たとえば柱間というものが何年ぐらいになるのか。何年後にその持ち分というものは柱間の全部持つのか。コンクリートでかこむというものはいいけれども、そうでない場合があるでしょう。その場合にはそれが移動し得るのです、簡単に。たとえばブロック一枚積んだって、ブロックというものは、すぐにはずせるわけです。その持ち分というやつは、壁体の真しんからのものを考えられるのだと思うけれども、移動するようなも……
○田中一君 大臣どうしました。総括質問には、やはり大臣来なければ困るんですよ。総括質問の場合には、大臣が出席をしなかったら質疑はできないのですよ。われわれ政治的配慮というものがあるんだから、住宅局長だけ追及しても、どうにもならないからね。
【次の発言】 耐火建築促進法が二十七年にでき上がって以来、三十五年までの国が出資した補助金の額を一つ示して下さい。
【次の発言】 年次別に出ているはずでございますから、それを年次別に御報告願います。
【次の発言】 三十六年度、新法では。
【次の発言】 それから耐火建築促進法で行なわれた個人の防火建築帯の希望数――坪数はむずかしいから、希望された一つの計画でい……
○田中一君 大林さんに伺いますが、今の全国建設業協会の構成委員は何人くらいですか。そうしてその中には、個人として入っておる者がどのくらい、それから団体として入っておる者がどのくらいというのは、どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 今あなたは、全国建設業協会の代表としての意見というふうに言われましたから伺うのですが、そうすると、その中には、たとえばそこに出席されている大畠君のような方も入っておりますか。
【次の発言】 全国建設業協会は社団法人ですか。
【次の発言】 そうすると、全国建設業協会というのは、各都道府県四十六の知事が許可をしている社団法人ですね。いわゆる団体をもって構成されて……
○田中一君 では、法制局と法務省の方に伺いますが、この法律で一番問題になる点は、団体に対する明記なんですが、ここで持とうという団体は、大体において今存立しているものというのは、七万五千九百三十五名という登録業者のうちの一万八千名が組織しておるところの、全国建設業協会というものが対象になるように考えられておるのです。非常に私疑問に思うのは、この七万五千九百三十五名のうちの一万八千名、そして一万八千名のうち、地方の建設業協会等の組織の中には零細な業者が入っておりますけれども、そのうちの大業者というものは六十名、また別の組織のメンバーになっているのです。都道府県の一府県ごとにあるところの団体が四十六……
○田中一君 前回の委員会のときに要求しておいた政令案は出ておりますか。
【次の発言】 ではこの二十日に要求した資料について説明して下さい。
【次の発言】 ちょっと簡単に聞くから簡単に一つ答弁してもらいたい。総会の議長はむろん組合員でしょうね。
【次の発言】 これは理事の欠格条項というのはどこにきめてありますか。役員のですね。二十八条には役員の任期その他のことはありますけれどもね。役員にやっぱり欠格条項がなくちゃならないんじゃないかと思うんです。えてしてこうした組合の場合にはその土地のボスとか、それからあるいはしいて言うならば好ましからざる人たちがリーダーシップをとるようなことがままあるわけなん……
○田中一君 これは建設大臣並びに住宅局長にお伺いしますが、こういう場合を想定できないでしょうか。それは、大体、相当大きな規模のものの場合には、これは必然的に市街地改造事業と同じような形でもって高度化するという場合に、民間資金の導入ということは、当然、これは事業の施行者――施行者というか、その公共団体の施行にしても考えられることだと思うのです。資金に限度がありますからね。で、私はこういうことを考えてみたのです。何とかしてこの事業を本物にして、そうして資金的に苦しまないでいける方法としては、第一に考えられるのは市中銀行の融資、いわゆる建築物に対する融資ですね。していない。これはむろんそれに対する支……
○田中一君 建築協定の実効というか効果というものを、今まで上げた例があるならば、これは一つ全国的に、どこでどういう建築協定をやってこうなったということを、一つ出していただけませんか。
【次の発言】 そしてその実効はどうでしたか。実効というのは、実際の効力があったのかないのか。
【次の発言】 沼津市の場合は、何戸――戸というか、何店舗というか――がそれに加入しておったのですか。
【次の発言】 そこで、強制履行と、自己負担によるところの改造等の訴訟を起こした場合ですね、どれくらいの効果があるということを考えるわけです。そのために、むろん訴訟になれば、ここで共同建築というようなことが前提になっておる……
○田中一君 なぜ業としての規制をしなければならなかったかという点を、最初に一つ説明して下さい。
【次の発言】 基本測量の予算として、これは昭和二十四年にできたこの法律ですけれども、測量法ができて以来、どのくらい伸びています、基本測量予算としては、予算というより量の方がいいかわからないな、金がだいぶ変わっておるからな、貨幣価値が。
【次の発言】 国土調査法による測量は、これはあなたの方に直接の関係はないと思うのですが、あなたの国土地理院の方に委託される業務はありましたか、今まで。
【次の発言】 そこでそれはあなたの方で基準点測量をおやりになる。しかし国土調査法による事業は、あなたの方で委託を受け……
○田中一君 今、参考人の中に入っております方々の経営体、企業体も含めて、政府並びに政府機関の、本法を担当することになると予定されている、実施することになると予定されている各企業団体の事業者の補償基準、これをまず第一にお出し願いたい。 それからそれらの方々の企業の、収用法制定以来収用法を適用した事例について、その裁決、それから審議の経過等の議事録を添えて十カ年間のものをお出し願いたい。 それから第三に、各府県収用員委員の氏名、生年月日等を含めて略歴と、各府県のあっせん委員の氏名、生年月日、略歴をお出し願いたい。そうして、それらおのおのの収用委員会並びにあっせん委員会の議事録をも合わせてお出し……
○田中一君 最初に高速道路公団に資料をお出し願いたい。それは先ほど藤本君が述べられた高速道路一号線の全線にわたって買収が済んだ個所別、むろんこれは所有者別になりますが、その年月日、価額を一つ出していただきたい。それから未買収のもの、むろん個所別、所有者別ですね、その未買収の理由、たとえば先ほどお話しのように訴訟中だ、あるいはまだ話してないとか、それから法を適用した個所があったら、適用して収用委員会の方にかけているものがあればかけているもの、あっせん委員会にかけているものがあればかけているもの、こういう工合に出していただきたい。これは一番具体的に距離が短いから高速道路の方にお願いします。
○田中一君 須貝先生にまず伺いますが、あなたは昭和二十六年に当委員会においで願ったときには、新しい法律に対しては、これは非常に賛成であるという御意見を率直に冒頭に述べておられるのです。それから陳述を伺ったのでございます。今回の場合にはそれらの点は触れておらないのです。いろいろ字句の問題、その他については御意見がありましたけれども、これでいいのかという点については、結論的なものは伺っておりませんけれども、どちらの範疇に入れようとなさっておりますか。と言うことは、もう少し申し上げた方がいいかもしれません。私の見解としては、こういう疑問が起きないかと思うのです。冒頭に先生がおっしゃったように、収用法……
○田中一君 ちょっと關盛局長に聞いておきたいのですが、この答申案に対する諮問の内容はどうなっていますか。それを資料で出してほしいのだが……。
【次の発言】 飯沼さん並びに櫛田さんにお伺いしますが、御承知のように昭和二十六年にできた本法の土地収用法がございます。土地収用法によらずしてこうした特別立法で律した方がいいとお考えになった根拠ですね、それを伺っておきます。結論としてはここに出ておりますが、どういう話し合いというか、審議がなされて、そういう結論になったか。いわゆる土地収用法の中にそうした特例を盛り込んだ方が、法体系としてはよろしいのではないか。ことに今回の法律が時限法でなくして、特別措置法……
○田中一君 最初に資料の説明を願います。
【次の発言】 条件が皆違うから、一起業体ごとにやっていきましょう。
【次の発言】 工事の予定は、計画の当初の予定を示さぬと、第一建設局の尼崎――栗東間が九八・八%できておれば、何もこういう法律をとやかくすることは要らないということになるのです。従ってこの資料としては、一応計画の当初、何年何月から何年何月までどこをやって、それからどこをやってと、こうならなければ、非常にあなたの方に不利というか、そんならば適用する必要ないじゃないかというような資料になるから、そこのところは、もう少し自分のところに有利になるような資料出せばいい。そこのところ、ちょっと説明し……
○田中一君 私は、たしか当委員会の二十九年、三十年ころの議事録に載っていると思うのですがね。反当たり百万以上をしようがないからいよいよ通水するについて出すのだというような話を聞きまして、当委員会からそれを追及して、むろん通水するについては何といっても相当の利益等があるわけなんですから、この場合は少しの金額はかまわないから払おうじゃないかというような考え方が出てあったのを、参議院の建設委員会でそれはいかぬと、そういうことは悪例を残す。また将来の補償基準にまあつけ込まれるということになるから、たとえ通水前であってもこういうものはいかぬといって、これは調査いたしまして、――当時だれだったかな――そう……
○田中一君 これは補助額をふやしてくれということなんですか。
【次の発言】 これは計画局の意見を聞かなければならぬけれども、補助金の増額ということになると、どういうことになるのですか。ここに建設省の意見としては促進に努力すると、促進には努力するけれども、補助金の問題には触れておらない。その場合どういう見解を持っているのですか。
【次の発言】 採択することを望みます。
【次の発言】 これは私が紹介議員になっているのですが、一カ月ぐらい前に東京都の都市計画審議会の専門部会でこの問題が論議されまして、一応委員会で決定されたのは、東口並びに西口広場、西口のいわゆるマーケット街全部を、広場を中心として、……
○委員外議員(田中一君) 今回のこの会計法の一部改正の法律案を提出することに踏み切った最大の理由を、一つまず最初に伺いたいです。
【次の発言】 一つの例ですが、昨年――一昨年になりますね、もう。例の皇太子の屋敷が入札になった場合、落札者間組は一万円の札を入れた。従って、これは会計法二十九条に照らして、当然間組が最低なはずです。ほかはみな数千万円という額ですから、当然間組に落札すべきものとわれわれ考えておったのですが、それが途中のいろいろな政治的な当時の動きもあって、辞退をしたという形になりましたが、ああした会計法二十九条によるところの決定を見ずして。あなたの方の考え方としてはどうですか。
○田中一君 大林さんに伺いますが、会計法の改正に伴う契約約款というものが、会計法の問題は今いろいろ御意見があった通りの内容でございますけれども、契約としてはどういう形の契約を行なっておるのですか。また、契約約款というものは、現在国並びに公共団体との契約は、偏務契約か双務契約かという点です。それから、たとえば不可抗力によるところの損害というものは、どちらがどう負担しているか、一つ実情をお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 その不可抗力の損害に対しては、どういう扱い方をしておりますか。
【次の発言】 先ほど、この政令にゆだねる格付けの問題を、各発注官庁が独自の立場で指名競争にする、業者の選定……
○田中一君 私は、非常にじみな質問でございますけれども、三十六年度の予算を起点とする公共事業の全般にわたって質疑をいたします。 そこで前もって申し上げたいのは、池田総理が総裁になられ、総理に就任されて以来、まっ先にお唱えになったのは社会保障、次に減税、続いて公共事業等を申されてねった。今日この内容というのは相当変貌されております。公共事業が前面に打ち出されまして、第二次補正に見られたこれまた二つ三つの大きな、国民が求めているような形の政策を大きく打ち出された。そうして財政投融資によって産業基盤の確立という、所得倍増への道を示されております。どうして国民が一番望んでおるところの社会保障、減税を……
○田中一君 関連。今のお話は開発公団のお話しですが、幸い通産大臣が見えておりますから、利水公団の方では、昨年の秋ごろから始まった予算折衝、それ以来今日まで田中角榮氏を中心とするところの党内の調整等どういう経緯で今日になり、そうしてまた中村建設大臣が言っておるように、あなたの方も、産投から幾ら金を出すというような話があったのかどうか、一つ詳しく報告していただきたいと思うのです。
【次の発言】 中村さんに伺いますが、そうすると、先ほどあなたは阿具根委員の質問に答えて、利水開発促進法ですか、という法案を出そう、おそらくその法案の中には、利水公団というものの設置が盛られているだろうと思うのです。その場……
○田中一君 これは計一画局に聞くのが妥当かどうかわからないけれども、今までの関係があるのだから一ぺん聞いておきます。われわれが前国会で市街地改造法案を審議する過程において具体的な例を数多くお示しになりました。したがって、あの法案の審議にあたってはいろいろお示しになった地区を想定しながら審議したことは、私ばかりではなくおそらく同僚の各委員も同様だと思うのです。したがって、これがどういう形で今日推移しておるかという点については一応四つの地区、いわゆる大阪の駅前、駅前といっても電車道をこえた駅前、それから三軒茶屋地区、渋谷上通り、それから新橋の東西地区の現段階の進捗状態を伺いたい。
○田中一君 二つだけ伺います。 先ほど内村委員から質問があった同じ渓流に前後して農林砂防、あるいは河川砂防、両方あるという場合、これは判断は、どういう工合に判断されるのですか。私どもも見てきておりますけれども、一つや二つの例外じゃないのです。計画的にそれがなされていないということですね。それは昭和三年、四年の旧憲法時代の申し合せにももとるし、それからそういう現実というものに対しては、どういう批判をするかということです。それも古い歴史のあるものじゃないのです。最近のものなんですね。これは行管のほう並びに大蔵省としては、どういう判断をするか。今後そういう行き方に対しては、どういう態度をもって臨む……
○田中一君 官房長に、三十六年度の予算上定員化されたところの職員について、今までの任命等の手続はどうなっておりますか、最初に伺います。
【次の発言】 そこで、二万一千六百二名のうち八百名というのは、おそらくこれは新卒の公務員として適格者ということで除外したものと思いますけれども、あるいは増員等で、国家公務員適格者という意味ですね、当然これは配置転換あるいは新採用によって定員化されるということだと思うのですが、そういうことですか。
【次の発言】 十月一日に発令しましたか。
【次の発言】 だから、おかしいじゃないか。七月一日――過去ですよ、しましたという報告ではなくて、近いうちというと、いつですか……
○田中一君 政令ができていますか。できていたら出してほしい。
【次の発言】 検討しているなら検討している中の草案でいいから出していただきたい。
【次の発言】 それから委員長に一任するという参考人はどういう人たちをどういう観点からお呼びになるのか、ひとつ議事録つけてもつけないでも説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それからこの第十三条の4の聴聞を行なうということの範囲は、これは政令できめるわけでも何でもない、何かわからぬ僕には。聴聞を行ならというのだが、聴聞を受けるのは、いわゆるだれからどういうものを受けるということなのか、これはどういう形で聴聞会を設けようとしているのか、それ、一応……
○田中一君 これは神戸の方に伺いますが、この法律ではだれが監督というか、それを中心に指導するかということが書いてないですね。建築基準法では御承知のように建築主事というものが、実際に確認する。そうすると、この宅地造成に対してはだれがするのかという点が明らかでないわけです。これは非常にむずかしい問題があると思うのですが、あらゆる面の地質というか、技術面においても。技術のほうで建築土木ともに一緒だと思うのです。その点はこの法律だけでもって十分だという考え方に立っていますか、神戸の方に伺います。
【次の発言】 そこで今度は技術基準というものは明らかになったから監督しやすくなったでしょうけれども、だれが……
○田中一君 私あとから来て今御発言の内容を伺ったのですが、鈴木さんに伺いますが、これは衆議院の修正した案を御承知ですね。特定水系のみでなく広範にやれという御意見のように伺いましたが、そうするとだれがやるのです。公団がやれという御意見なんですか。国がやれという御意見なんですか。
【次の発言】 どうも、今鈴木先生のおっしゃっているニュアンスを私じかに聞かないものですから、間違ったら失礼します。私どもこういう考え方を持っておるのです。今回のこの二つの法律案というものは必要悪として認めなければならぬのじゃないかという気持なんです。必要悪ですね。こういう促進法なり公団法という形式でなくていいんだと、国が……
○田中一君 これは提案者の塚原さんに伺っておきますが、中央道というものは道州的な区域に関係なしに使われておるものと私は考えておるのですけれども、したがってここに東北自動車道、北海道、中国、四国、九州とはおのずから異っているものなんです。これはむろん本州がエビのように曲がっている地形ですから、その中央部に縦走する高速道路を作ろうという考えに出発しておりますけれども、この北陸はやはりそのうちの一環であろうという考え方をわれわれは今日まで持っておるわけなんです。そこで、なぜ北陸というものを取り上げなければならないかと申しますと、ちょっと議論があるわけなんですね。名称はなるほど中国とか九州とかいってい……
○田中一君 これは経済企画庁長官並びに建設大臣に伺うのですが、水関係ことに利水関係の法律案が陸続と出て参っております。まことに、近代国家としてわが国が進展するためには、むろんそれらを考えなければならぬことは当然でありまして、それだけに私どもは現行河川法の欠陥、現行河川法が利水の面において相当なネックとなっているという点を指摘しなければならない。したがってこの河川法と真剣にとつ組んで、民族の繁栄のためにもたれようとする水資源の重要性を知り、これを誘導する水路という形の、この河川に対するところの面を相当とり入れたところの河川法でなければならぬと思う。ただ単なる国土保全の見地からのみ河川法の扱い方に……
○田中一君 災害に関連する質問をいたしますが、最初に、今回衆議院に提案されておりますところの水資源公団法並びに水資源開発促進法、この二つの法律案がどういう経緯で前国会並びにこの臨時国会に再び提案されたか、そして、閣内における調整という点もどういう形で行なわれたか、経済企画庁長官から最初に伺っておきます。
【次の発言】 そういたしますと、現在提案されておりまする法律案いわゆる水資源公団によって、水資源の開発ということを全部の河川に対してやらせるというお気持でいらっしゃるのか、その点をもう一度伺います。
【次の発言】 中村建設大臣に伺いますが、一体今回提案されている法律案の目的というものは、これは……
○田中一君 もう時間がないようですから、資料だけ要求しておきます。オリンピック関連道路の進捗状態、区分、見通し――現状の見通しですね、それを一路線ごとにひとつ出していただきたい。その場合には、問題になっておる問題点というものを一々説明して出していただきたい。それに基づいて次回の委員会で質疑します。それは高速道路公団、それから都、国、この三者の方々にお願いします。
【次の発言】 そういう資料が出ているならば別にいいですが、ただこれでは困る、今出ているような資料では困る、その路線の個所ですね。それから考え方、それから問題点は何で進まないかという点、そういう点を詳細に出してほしい。
○田中一君 このオリンピック関連街路網図、この図面について説明してくれませんか。
【次の発言】 そうすると、この赤い線が未完成区域なんですね。赤で塗っているところが。
【次の発言】 用地の折衝などはどうなっておるのですか。一つの例を、たとえば放射二十三号線はどうなっておりますか。東京都の人は来ているのでしょう。
【次の発言】 そうすると、そういうものは全然交渉はしていないのですね。
【次の発言】 高速道路一号線のうち、この青線は、これは計画線で、どの辺までできておるのですか。
【次の発言】 水産大学といっても、今図面で説明して下さいよ。どこに水産大学があるかわからぬじゃないですか。
○田中一君 どなたに伺ったらいいかわかりませんが、担当の渋江理事にひとつ伺いますが、現在九月ごろから引き続き随時にストライキ等が行なわれておりますけれども、今までの経緯がどういうふうか、いろいろ私も調べたものはありますが、結論として現在はどういうことになっているのか、それをお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 むろん法律にのっとる正しい労使間の闘争を展開しているものと見ておりますが、住宅公団そのものは、住宅公団のものでもなければ従業員のものでもない、労働者のものでもない。少なくとも国民に対する約束された仕事をしているのが住宅公団の性格であるわけです。ところがこのように、一例を言うと赤羽……
○田中一君 二十五年に国土総合開発法ができて以来、今日までもう十年以上たっているわけですが、いろいろな問題があって今までおくれておったことは私も了承できますが、私はいつも言っているのは、計画は立てろと言うんです。たとえばどういう時代にどういう修正があろうとも、少なくとも国土経営の基本的な計画を立てなければならない。それはむろん修正されるべきであろうと思う。日本の民族のあるいは経済の発展の上においていろいろある。しかしながら一応計画を立ててそれを国民に明らかに提示をしろ、ということを主張してきておったんですが、幸いこうして一応の案ができたということはけっこうなことだと思いますけれども、ここで第一……
○委員以外の議員(田中一君) この報告書には対策というようなものが立っておらないのですが、現場ですら、時間的な関係でもって詳細がわからぬということになると思いますけれども、どういう対策を立てているかという点はどうなんですか。この時点の現象で、あるいはまだ引き続いてあるかもわからぬから、全体を見てからというようなことになるのか、この際の災害としては、この辺で取りまとめて、集約して対策を立てるということになっているのか、それから、ことに佐賀県、長崎県等のボタ山の被害というものは、地すべり法案が出て、もう何年にもなります。これに対して、どういう措置をとっておったのか、その手当を越える集中豪雨なりある……
○田中一君 まあ今までにそろいう質問があったかどうかわかりませんけれども、特別措置によらなければという災害の実態、規模ですね、これは御承知のように、今までの災害というやつの特別措置法は、多くは地元国会議員がその実情を十分に把握して、そしてこうしてくれという要求が割合に多かったわけです。今回これが特別措置法として提案された理由、したがって災害の内容というものがどういう範囲のもので、どういう理由でこれを追加指定をしようとするのか、その点の建設省の持っている基本的な態度というものがあるはずであります。だからまあ各国会議員がおれの選挙区だからこれをやれというだけでは、あなた方は動くわけはないと思うので……
○田中一君 これは河川局長に聞いておきますがね。先だってあなたは、災害基本法によって具体的に特別措置によらなければならない事業というものをきめたい、という発言があったのですがね。災害基本法に織り込むということじゃなく、現にここに公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法があるのですから、この中でそれらのものも織り込んで改正する意志があるかどうかという点を伺っておきたいのです。
【次の発言】 建設大臣に伺いますが、災害ごとに、二十八年度災からこういう傾向になってきたわけです。ここにやはり政治的な配慮というものが加味されますと、公共事業の本質というものが、常に政治的配慮によって左右されるという印象を国民……
○田中一君 この一定期間内に償還期間をきめられて、それ以前に、契約以前に繰り上げ償還しようという場合の清算方法はどうなっておりますか。大体徴収は割賦徴収は均等で何というか、全部含めたものを、画一的なものを回収しておるはずですね、これは。
【次の発言】 たとえば生命保険等では、これは募集費等も加わるので、相当そういう全部経費的なものをとってしまって、余分にとって、そうして金利等を含めたものを納入するようになっておりますが、その場合に、十八年なら十八年として元利償還というものはだんだん減る方式ではなくて、そのまま一律の徴収方法をとっているでしょう、住宅金融公庫の場合は、月に幾らという……。
○田中一君 審議に入る前にちょっと委員長に伺っておきたいことがありますから、御答弁願います。
衆議院の本法案に対する審議の状況はどうなんですか。
【次の発言】 私は三十四年に、首都高速道路公団の法律の審議にあたって非常に不本意な現象があったことを思い出すわけです。というのは今、阪神高速道路公団法の逐条説明の中に、前田局長から説明がありましたが、むろん原案、事業計画というものは、建設大臣の認可を受けなければ正式なものにならないのはあたりまえでありますけれども、首都高速道路公団の事業計画というものは、少なくとも都民は何ら知らずしてこれが計画になったということであります。再び同じような轍を踏むこと……
○田中一君 結局これ有料道路ですね、大臣。
【次の発言】 そこで一応の完成をみたときに、管理機構をやっぱり永久に残すという考えですか。まあ今までの有料道路は、建設省がペイすれば無料公開に持っていくんだということの原則が立っておるのですけれども、
何年になるかわからぬけれども、こういう機構をやはりあっちこっちたくさん残しておくことがいいかどうかということです。建設の面には建設の能力というものを考えながら部分的にやったらいい場合もありますけれども、完成して管理する場合ですね、これはやはり一元的にすべきじゃないかと思うのですが、その点はどういうお考えを持っていますか。
○田中一君 各現地視察の委員の方方、御苦労さんでした。 この阪神高速道路公団、阪神間の高速道路を作るということに対しては、何ら異議を感じておるものじゃない。ただ問題は、実態から見てその路線というものがどうなるかということ、その路線に対して現地において抵抗はないかという点などが私は聞きたかったのです。また、その路線について、内村委員の報告によると、富永教授は、それよりもっとほかにいい方法、いい案があろうけれども、用地などの問題で現在の堀割を使っていくのはやむを得ないんじゃないかという発言等もあったように聞いておりますけれども、この予定されている線を全部お歩きになったわけですね。それをひとつ御答……
○田中一君 北海道どうした。北海道の対寒住宅の情勢は。
【次の発言】 これは留置場等は齋藤局長に質問しても答弁できないと思います。しかしどういうことでしょうね、これは建設大臣に伺ったほうがいい……。留置場というものは居住施設じゃないでしょうか、刑法上の拘留期間というやつは二十三日間くらいまで留置するようになっております。これは居住施設であろうと思うのですが、どうして今まで、まあそういう容疑者は焼け死んでもいいのだ、凍え死んでもいいのだということではないと思うのです。入植者の場合には、これは経済的に、国の補助が豊かでないから、やむを得ずそういう自分の現金収入が少ないから、負担の軽いものというもの……
○田中一君 測量事業はどのくらい今まで出ておりますか。その測量事業というのは、この法律の適用している公共団体全部でどのくらいになっておりますか。測量並びに調査、新しく加える業態の仕事というものは。
【次の発言】 自衛隊等から出る仕事もこれに含まれますか。
【次の発言】 今説明された逐条説明の中には、この資料の中には、「新たに国、地方公共団体等の発注する測量並びに土木建築に関する工事の設計」云々とあります。したがって、測量というものは工事に何にも関係がないじゃないですか。自衛隊が測量するという場合には、測量そのものが対象になっておる。工事を行なう対象とか、何が対象とか、何も測量というような言葉は……
○田中一君 二十条の二の「事業の承継等」この事業の承継というものは、公示の翌日からやるのだということに法にはなっておりますが、今回特例を設けなければならぬということの理由ですね。これは事務的なものが相当あると思うのです。 そこで承継される事業というものが、指定しようというものが全部されないものがあるというのは、どういうものかということですね。具体的にいうならば、事務的にとても間に合わぬから、とりあえず都道府県がやっておるものは都道府県がやっておるものとして、そのまま残しておいて、逐次話し合いのもとに吸収していくということだと思うのですが、これは、長官でなくてけっこうです。河川局長、それから農……
○田中一君 なぜこうしなきゃならぬかということをひとつ先に説明して下さい。なぜこうしなきゃならぬか。
【次の発言】 それは知っているんですよ。実態の問題からいって、今まで道路公団はもはや六年近く行なっているわけです。なぜこうしなきゃ不便なのかという点を実態の点から明らかにしてくれというんです。
【次の発言】 私は、今大体こまかい条文の問題よりも、若干法律案の要綱について質問しているわけですが、沿道区域内の制限という問題は、まあ、現在阪神高速道路公団、それから首都高速道路公団はまだ事業を開始していない、建設中であるから、これは触れませんけれども、道路公団が自分の行なっている、また管理をしている道……
○田中一君 ちょっと要綱で質問しますが、この地域の指定地盤が沈下している現象というものは、まあ大阪、東京等は大体において建築確認申請を許可した場合には、これには当然そうしたボーリングをやりますからわかりますが、そうでない場合にはだれがそれを認定する、科学的な調査をだれがするのかですね。
【次の発言】 建設省が直接に科学的調査をするというならば、その予算の裏づけはどれぐらいになりますか。
【次の発言】 一体どの地域を指定しようとするのか。三十六万程度のものでボーリングできやしませんよ。法律で、少なくとも今までの国民の既得権というものが、制限を受けるということになるならば、納得する形の科学的調査と……
○田中一君 この工業等の制限に関する法律は、従来どういう効果を上げていましたか。たとえばかつてこれはたしか二十七、八年でしたかな、人口増を防ぐのだというようなことをいっておったけれども、施行後何年ですか、三年になりましたか、どういう効果、あるいはマイナスの面があればマイナスの面、したがって今回の改正というものはこの経験から出たものと思いますが、率直に一つ説明していただきたいと思います。資料等で説明されるならば資料でもけっこうですから。
【次の発言】 そうすると向か資料でほしいと思うのは、二十三区、武蔵野、三鷹という地域が制限区域になっているはずですが、それに接続する地域には、どういうものが建設……
○田中一君 資料の要求をいたします。 第一に、現在都道府県、市町村等で工場誘致のための敷地造成を行なっているはずであります。これらの根拠法があるかないか、あるならば根拠法並びにこれによるところの条例等があるはずであります。これをひとつ出していただきたい。 第二は、各工場誘致をしようとしている地域の都市計画法に基づく計画ができておるかどうか、できているならばその地域を全部出していただきたい。 第三に、水面埋立事業が全国的に行なわれております、法律によると都道府県知事が権限で許可をしている地域と面積、それからそのうちの埋立事業を実施している区域、最近完成した区域、むろん許可をした分については……
○田中一君 今、前田君の説明のうち群馬県の高崎、群馬八幡というのですか、全面買収としてやっているこの公社、この場合の公社の事業費の内容というものはどうなっておるのですか、大体。この割合ですね。まあ公社だから、大部分のものは、これは群馬県ですか、市ですか、高崎市になるのか。群馬県か、高崎市になるのか、あるいは町村か。そして、その資本構成ですね、どうなっておるのか。これを伺うのは、単なる公共団体のみならず、事業団体にもこれを適用しようということなんですから、現在やっておるものはどうなっておるかということを知りたいわけです。
【次の発言】 たくさん公社がありますけれども、地方の公社が。公社を認可する……
○田中一君 これは提案者には伺いません。政府に聞きましょう、都市局長から。あなた一体かかる法律が出ることを希望していますか、都市計画法による範疇に入るのですがね。私はこういう法律が陸続出てくることは、そこに国民の集団生活に対する公徳心という言葉は妥当かどうかしらぬけれども、その欠除からかかる立法をせねばならぬということになるのじゃないかと思うのです。そういう点が一つ。 もう一つの問題は、御承知のように、第七条にあるところの保存樹等に関する台帳云々と書いてございますけれども、今日の森林法というか国有財産の中では、立木はなるほど確かに台帳を作って国有財産になっております。しかし、そこにあるところ……
○田中一君 政府の見解。それぞれ各担当の部局の見解を述べて下さい。
【次の発言】 今の政府の答弁、いろいろ見解を伺いますと、国としてもまたわれわれとしても、取るべき請願も相当入っておりますけれども、何せごちゃごちゃいろいろな問題が入っておりますので、一つ一つ分離して請願された場合には受けられるものもあると思うんですが、このまま一括請願を採択しても混乱があるのじゃないかというように考えますので、紹介者がもしいれば、紹介者から意見を聞いておくこともいいと思うんですが、どうでしょう。
【次の発言】 これは私が紹介者になっておりますから説明しますが、政府の見解としては……。
○田中一君 最初に河川局長に伺いたいのですが、二十八年度災で公共土木関係で計上した予算の使い残り、いわゆる法律で規定し、上量その他も全部算定して予算化したはずであります。しかしながら仕事をやってみると結局そういう実害がなかった、そのために金の使い道に非常に困ったというような事例があったように僕は聞いておるのです。従ってこの点については大蔵省に対して、二十八年度災の計上した予算と決算、むろんこれはやっているはずですから、そういうものを全部資料として出せと、こういう要求をしているのですが、いまだに出てこないわけなんです。私が仄聞するところによると、大体において排土の金が使い残りになっておった。そう……
○田中一君 委員長。
【次の発言】 ちょっとおかしいじゃないか。議事進行……。
【次の発言】 ありますよ。
【次の発言】 最初に伺うのは、前国会ででき上がっている治山治水十カ年計画のうちの前期五カ年計画、今度の災害に関連して、この災害が計画されたものに乗ってきた災害であるかどうか。ということは、建設大臣並びに農林大臣が予想された災害であったかどうか、こういう点をまず伺いたいと思います。五カ年計画に乗っている、予想された災害かどうか。
【次の発言】 そこで各河川、今回の集中豪によってもたらされた各河川の計画流量とそれから実態とがどのように食い違っておったか、これは一つ河川局長でもいいですから。
○田中一君 お話よく伺いまして、今、一点、二点、三点、御意見を拝聴したのですが、との三一六年度の予算に、先生のおっしゃるような希望が十分に織り込まれておるという前提に立ってのお話でございますか、あるいはまた、部分的にはあるけれども、この点についてはこうしてほしいというような御意見があるならば伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、税の自然増収によって財源とすることは非常に危険である。従って、固定した計画的な財源を持つべきであるという御意見は、その通りだと思います。そこで三十六年度予算の中にはその方向が出ておるとお思いになりますか。たとえば税収に対する推定が正しくなければならない。あるいは……
○田中一君 河川局長おらんから、道路から一つ質疑をいたしますが、今度の新五カ年計画の手をつける路線の方針というものを伺っておきたいんです。むろんこれはもう部内には細かい路線の決定はできておると思うのです。しかし、あえて私は追及しません。私どもも知りたい。しかし与党の中でもって、おれの選挙区じゃないかとかなんとかいうことになると、せっかく優秀な計画も政治的に歪曲されるという点があろうかと思いますから、追及いたしませんけれども、大体の構想というものを一つ伺っておきたいのです。ということは、国民所得の倍増という見地から、これの一環としての道路整備計画だということになりますと、かっての新道路法による考……
○田中一君 この際伺っておきたいのは、政府のいわゆる国民所得倍増計画に基づく港湾整備のうち、裏日本関係のものが今日の段階で相当もう完成の時期にきておって、相当仕事が縮小されるんじゃないかという点でございます。倍増計画でも言っているように、太平洋画のベルト地帯に対する施策は相当伸びるような傾向を持っておりますけれども、いわゆる低開発地域の施策がどうなっているか。大体それを説明を願いたいと思う。
【次の発言】 しかしまあ、日本海方面でこの新しい計画で顔を出しておりますのは富山新港だけでございます。あと私は個々に申し上げますが、一つ御答弁願いたいと思うんですが、秋田港一体いつ完成するのだ。なるほど港……
○田中一君 これは大蔵大臣に伺っておきますが、先だっての予算委員会であなたにお伺いしたのですが、三十六年度の予算全部のうちで、国が支出する用地費というものは、総額どれぐらいになります。御承知のように、いろいろ東京周辺のオリンピック招致のための公共土木というものは、相当大幅に、三年間で相当熱意を入れてしなければとても間に合わなくなってきている。まあ私は大体オリンピックを呼ぶべき段階じゃないと、そう思うのですが、党内でもやった方がいいという議論が勝ちまして、賛成しているわけですが、問題は、用地の問題です。なるほど労力は、こういう市街地には、何といいますか、人口の大きい消費都市には割合にあるものです……
○担当委員外委員(田中一君) 長官に伺っておきたいのですが、本年度の予算に盛り込んだ数々の施策は、おそいぐらいであったと言っていいくらいなものでありまして、おそらく各機関の優秀な技術家を養成し、また包容して、相当の成果を上げるものと考えております。 そこで、最近の問題として私がお伺いしたいのは、御承知のように、東海村の原子力研究所は、今までに再三の争議的行為が行なわれておるという点でございます。私は、これがどこからくるかということを考えてみますと、少なくとも原子力研究所、理化学研究所、科学技術情報センター、原子燃料公社等、また新しい分野に対して職員の一人々々が熱意をもって、この仕事に携わって……
○田中一君 最初に伺いたいのは、私ども記憶している範囲では、水道橋からお茶の水に上る左側の、もとの文化アパートといいましたか、あれが約数十年前、三十年ぐらい前だと思うのですが、増築によって、その所有権というものが別の登記をしなければならないということになった場合、一応それが認められて、分割されて登記されたことがあったように記憶しているのです。したがって、現在、今法務大臣が説明されているように、一建物内における権利関係が区分された所有権というものの実態が多くなってきたと思うのです。で、現行法の不備というのはどこにあるのか。不十分さというものを十分にするのだという考え方は、これはわかりますが、もは……
○田中一君 先ほど大臣の予算に対する説明の中にもあったように、住宅問題、ことに公営住宅等が相当質量ともに伸びているというように説明なされたのですけれども、住宅金融公庫並びに住宅公団などのものも同じように自画自賛していらっしゃる。そこで、実際にそういう家が建てられた場合に、国民が喜んでこれに入居しようという意欲を持ち得るかどうかという点を伺いたいんです。それは公営住宅の面でまず伺うと、公営住宅法ができまして十二年たちました。したがって、今では国が国民に住宅を供給することはもう当然の義務と心得なきゃならないものと、徹底的に心得ておるというふうに見るのが当然と思うわけです。民間住宅建設数が四十数万戸……
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