田中一 参議院議員
4期国会発言一覧

田中一[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
田中一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中一参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

田中一[参]本会議発言(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 参議院本会議 第16号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○田中一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、道路整備の促進に関する決議案に賛成するものであります。  私どもが海外の主要文明国に参りまして羨望を禁じ得ないのは、何と申しましても、その道路のすばらしいことであります。完備した道路網、優秀なる構造、行き届いた整備の状況、その上を走る自動車の流れ、これらがその国の産業経済の発展にいかに貢献しているかを、ひしひしと感ずるのであります。申すまでもなく道路は、鉄道、水路、航空路とともに、国民経済活動の動脈を形成するものでありまして、それらの中で最も普遍的な交通路が道路であることもまた論をまたないところであります。従いまして、これが整備のいかんは、国民生……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第18号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○田中一君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程の道路に関する三法案、すなわち道路整備緊急措置法案、道路法の一部を改正する法律案、日本道路公団法の一部を改正する法律案に賛意を表するものであります。  一昨年来朝いたしました米国のワトキンス調査団は、離国に際して、日本に報告をして参っております。その内容は、「日本の道路は信じがたいほどに悪い、ことに工業国としてこれほどまで完全に道路網の計画性を無視したものは、耳本一以外の国にはない」と、かように言って帰っております。  わが国に積極的な道路整備の道が開かれたのは、昭和二十八年、自民、社会の議員立法として衆議院に提案されたものでございまし……

田中一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

田中一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 建設委員会 第1号(1956/11/17、4期、日本社会党)

○田中一君 理事互選の方法は成規の手続を省略して、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 準備してあるなら、それを……。

第25回国会 建設委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○田中一君 そこで、前国会から懸案になっておりますところの、当委員会で継続審議中の建設業法の一部を改正する法律案、並びに前国会で当委員会で可決されて、衆議院に送り込んでいる、会計法の一部を改正する法律案、この二つは関連があるので、この問題は一つ衆議院の建設委員長の方に公式にお話し合いを願って、この措置をどうするかの問題を当委員会に御報告願いたい。  同時に、参議院において修正可決されました国土開発縦貫自動車道建設法案、これは現在も衆議院で審議中であると思うのですが、これもあわせて、衆議院の建設委員長の方ではどういう態度で臨んでいるか、どういう審議状態であるかという点を御報告願いたい。  並びに……

第25回国会 建設委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○田中一君 前段の三十一年度の今までの経過の報告といいますか、事業計画、これは何か資料がないのですか。趣旨だけ言われても、数字を知りたい、知りたいのだけれども、そのまま通読されたのでは頭に入ってこないのですよ。何か政府委員の方から、局長の方から資料に基いて数字の説明をしてもらえませんか。何か資料がございませんか。
【次の発言】 どうなんです、私が申し上げたこと、何か……。
【次の発言】 大臣に伺いたいのですが、この本年度の予備費が八十億計上されておるように見受けますが、そこで本年度の建設省関係ばかりでなくて、各省の災害からみるところの予備費の支出というものをどれくらい現在見込んでおられるのか、……

第25回国会 建設委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○田中一君 これは説明を聞くにしましても、大体四以下の新しい立法措置の問題が当然通常国会に出ると思うのです。従ってわれわれはこれを読んでおけばいいと思うのです。問題点だけをわれわれはつかまえておきたいと思うのです。本提案になった場合やればいいと思うのですが、ただこの要求省の問題につきましては、もう会期も短かいし、この点だけを質問するということにせぬと、皆さんが政府側の方の説明を聞くだけでもう終ってしまうのです。もう二回か三回しかないのです。それに対して架空の質問になるのです。結局こうしたいと考えておるということにすぎないのです。本提案にならなければほんとうの審議はできぬと思うのです。それを省略……

第25回国会 建設委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○田中一君 私はこの十ヵ年計画直接そのものにまだ関係ない総括的な問題ですけれども、伺いたいと思うのです。安全保障諸費のうちの道路費の残はどのくらいありますか、道路費と目されている残は。
【次の発言】 実施が完了されなくてあるものがあるはずなんです。そういうことはないと思うのです、完了したということはないと思うのです。
【次の発言】 どのくらいあります。大したものが――二つ三つだろうと思うのですが、工事の個所と金額を御答弁を願います。
【次の発言】 この金は、そうすると大蔵省に現在行っているのですか、それとも十三億というのは配分済みですか。

第25回国会 建設委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で道路局長に対して、資料として提出されました道路整備十カ年計画に基く財源措置の件について質問したのですが、道路局長、自分は責任がある答弁ができないというような意味の答弁があったのです。それで、あらためてきょうはここで建設大臣に伺いたいのです。御承知のように、道路整備の問題は、数年来の懸案として非常に衆参両院においても、立法府において議論のあったところでございます。そして、やむを得ずガソリン税の相当額をこれに投入するというような議員立法をしまして、われわれは道路整備に対する国民の要望にこたえておったわけでございます。その道路整備五カ年計画も三十三年度で終ることになっており……

第25回国会 建設委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○田中一君 改選後の国会のために、従来前々から当委員会におった委員は熟知しておりますけれども、新たに委員になられた方々に対して、その建設業法の一部を改正する法律案の内容を説明したいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 実はこの法律案を提案しました経緯は、当建設委員会の自民党並びに社会党、両党の共同提案になっておる法律案でありまして、大体従来ともに最近の情勢として、地方の中小企業の建設業者が大企業者のダンピングのために非常に経営が困難に陥っている。従って、何らかの手をもって入札方式の是正をしなきゃならぬというところから、よりより相談いたしまして、ここにただいま申し上げますような理由で、要旨……

第25回国会 建設委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○田中一君 これは自民党、社会党、緑風会、三派でですね、提案しようという話し合いを前から進めておったのですが、衆議院でも同じような考え方が出ておりますが、衆議院の方では、御承知のように社会党、自民党両党の共同提案という形で、委員会を省略して本会議上程という形のお話し合いを進あております。内容については、いろいろ今まで意見の食い違いがあったために延び延びになっておりましたが、きょう衆議院の方とも話し合いいたしまして、今小澤君が述べられたような案文に決定をみたわけなんです。そこで、こちらとしては、参議院はまあ委員会の審議を省略して、やはり本会議上程ということにいたしまして、各派から一名の提案者、あ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設委員会 第閉会後1号(1957/06/27、4期、日本社会党)

○田中一君 第二十六国会閉会後、われわれは院の決定によって福島県、新潟県等の調査に参りました。その際、長い間の懸案としていまだ未解決のままになっておりますところの、旧信濃川関屋分水計画並びに本流の導流堤建設計画というものが、一応の結論は出ておるそうでございます。しかし、中央において何らそれを取り上げてない。ことに、各省間においても最後的な意見調整ができておらないというように聞いておりまするので、その点について、まずきょうは調査を進めていただきたいと思うのであります。ついては、新潟県知事北村一男君をこの際参考人としてお呼び願いたいということを要望いたします。

第26回国会 建設委員会 第2号(1957/01/31、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと山本君に伺いますが、北山川の流域変更ですね、これは地元民は全部了解しておるのですか。
【次の発言】 新宮に至る本流の観光地の風致を非常に害して、新宮市としては収入減になるという陳情がきておるのですが、そうした意味の点も調べておりますか。
【次の発言】 問題は、流域変更を監督者であるところの建設大臣が許可をしたという事実ですね。これはやはり、かつて赤石川の問題、四国の銅山川の問題もあった。しかし問題が解決されなければ、そういうことを強行しちゃならぬということは当時の局百も言っておったんですがね。いろいろな意味の解決のめどがつかないのにやってしまうということは、今後とも水の行政……

第26回国会 建設委員会 第閉会後2号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○田中一君 これは開発部長、目算だっておかしいということがわかるのですから、あなたの方でよく調べて、だれかおるでしょう、調べて的確に返事して下さい、あいまいでは困る。この要望した相手はですね、今北海道から鹿児島でありますけれども、事業主体は都道府県か市町村か、あるいは何というか改良区かですね、その点はどういう比率になっておりますか。  それからもう一つ続いて。この要望するというのは、政府から勧奨してこういうものが出たのか、あるいは何かの理由があって、地元の理由があってやりたいということなのか、その点を明らかにしてほしいのです。
【次の発言】 この法律が成立して、あなたの方で、どの府県に呼びかけ……

第26回国会 建設委員会 第閉会後3号(1957/06/29、4期、日本社会党)

○田中一君 それに移る前に、私はこの数日来の全国的な降雨の問題について、相当地方的に被害が起っておるように新聞その他で聞いております。そこで大体建設省に報告があるでしょらから、河川について一応報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ昨日から継続しておりますこの政令について伺いたいと思います。  そこでまず第一に、建築基準法の一部を改正する法律に関連する基準法の政令と、それからあとは、道路法の政令の改正等を伺います。政令をちょうだいしておりますから、これを一つ読んで逐条的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 高さは大体横断する歩道の場合には四メートル五十が基準になっているのですか……

第26回国会 建設委員会 第4号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○田中一君 今の説明で、ちょっとわからぬことがあったから聞いておきたいんですが、この戦災復興の場合、全部で二十六億一千八百万というものは、四十九億の五三・四%だという説明でしたね。これは二分の一の補助率で来るのか、それとも、総事業費で来るのか、どっちですか。
【次の発言】 そうすると、総事業費というものはこの倍ということですね。
【次の発言】 今の補助率の違いもちょっと説明して下さい。たとえば接収解除……
【次の発言】 その前の接収解除からやって下さい。今説明された接収解除地の補助率が十分の六・八と十分の五・八があるでしょう。今の公園の場合でも、三分の一と二分の一があるでしょう。これはどの地区……

第26回国会 建設委員会 第閉会後4号(1957/07/05、4期、日本社会党)

○田中一君 道路公団総裁に伺いたいのですが、先般大蔵省は、本年度の財政投融資の問題について一応大幅な繰り延べを内定して、それぞれ各機関におそらく通告をしてあるのではなかろうかと思うのです。そこで道路公団としては出発間がないことでありますし、いろいろ前年度には計画通りのことができておらないのではないかという考え方を持っておりますが、前回の委員会において、南條建設大臣に開くところによりますと、前年度に四十五億の繰り越しを余儀なくされた、従って実質的には現在の道路公団の機構及びその能力というものを――何ら予定通りの工事の遂行ができるのであるけれども、金額的に四十五億の繰り延べがあったので、それに士五……

第26回国会 建設委員会 第5号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○田中一君 それはいいです。いいですが、答弁は一つ小澤政務次官からやっていただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとどなたか補足的な説明を願いたいのですが、政府は今鮎川君が説明されたもののほかに、約三万戸程度のその他という住宅の計画を発表しておる。これは前年度においても内容を詳しく知らぬということを言っておる。また本年度も説明を受けておらぬ。同時にまたこのほかに厚生省が持っている住宅もあるはずなんです。従って所管のものだけではわれわれは説明不十分だと思うのです。そこで厚生省その他三万戸と計算される住宅についての説明を詳しくお願いしたいのです。

第26回国会 建設委員会 第閉会後5号(1957/07/06、4期、日本社会党)

○田中一君 加納総裁に伺いたいのですが、先般、大蔵省が三十二年度の財政投融資の縮小を発表いたしました。むろん建設省を通じてあなたの方にも内示があったものと思いますが、前の委員会で建設大臣にここに来ていただきまして、現在の住宅公団の百三十億減じようというこの考え方は、どこからきているかという点を質問いたしましたところ、三十年度においては巨億の仕事の残り、いわゆる繰越金があった、三十一年度では九十六億の繰越金があった、そうして、それらを見合いながら、本年度の事業としては四百六十一億あるが、とうていこれが三十二年度において消化、できないであろうという考え方を大蔵省が持ったんではなかろうか、そうして百……

第26回国会 建設委員会 第6号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に建設大臣にお伺いいたしますが、あなたがまだ就任されない前、昨年の八月に行政管理庁監察部は、海洋保全事業監察報告書というものを、おそらくこれは河野長官に出したのでしょうと思いますが、この報告書を出しております。また昨年の十二月十三日には、公共事業特別調査委員会が河野行政管理庁長官あてに報告書を出しております。そこで第一に海岸保全事業観察報告書、この報告書に対する海岸法は昨年前々国会において通過しておりますので、この際この報告書に盛り込んであるところの内容に対しまして、建設大臣としての所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 少くともこれは三十一年八月に答申されたものでありま……

第26回国会 建設委員会 第閉会後6号(1957/07/22、4期、日本社会党)

○田中一君 根本建設大臣就任後、新聞記者に発表して、公共事業費は三十二年度の予算そのままを実施する、また実質的には多少翌年度に繰り越すようなこともあり得るかもしらんけれども、とりあえずは三十二年度予算は全部決定されたものを遂行するのだというふうな御発言がなされておるように見受けておりましたけれども、それに対する信念はいかがでございます。
【次の発言】 予算の面においては繰り延べをしないけれども、実質的に繰り越しされるという見込み額はどれくらいございます、前年度、前々年度からの実績から見て。
【次の発言】 道路公団、住宅公団、住宅金融公庫等に対しても、大蔵省は財政投融資の繰り延べを要求して参って……

第26回国会 建設委員会 第7号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○田中一君 御説明伺いましたが、補助率は特別な配慮をしておらんかどうか、補助率を全部にわたって御説明願いたいと思います。事業主体と補助率……。
【次の発言】 下水道などはどうなるのですか。
【次の発言】 そのほか補助をずっと説明して下さい。
【次の発言】 そうすると、これは補助金の予算の計上であって、総事業費はどのくらいになりますか、総額は。
【次の発言】 二百四十五億に対する起債の確保はできておるのですね、話し合いが……。
【次の発言】 この一つ総事業費というものを頭にして、内容は事業別によって財源の問題と、それから所管の、たとえば下水道整備事業を考えるにしても、労働省関係、厚生省関係、建設……

第26回国会 建設委員会 第閉会後7号(1957/07/23、4期、日本社会党)

○田中一君 私は、まず最初に蓮田参考人から伺い、次に前田参考人から伺いたいと思います。  そこでこの要点は、大体において、個人として今回の固定資産税の相当額というものが、家賃に加算されるという問題に対して、蓮田君の方は、それは家賃が高額に失するから不当であるというような御意見のように伺っております。また前田君の方は、契約書に基く当然な措置であって、自分は完納したというような方であろうかと存じております。従ってそのうち、最初に個人としての立場で、現在までの心境、それから家賃が高額に失するという理由等をお述べ願いまして、次に蓮田参考人は、全国協議会を持ってこの値上げを反対しているという行動の範囲並……

第26回国会 建設委員会 第8号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、三十一年度の建設省所管の科学技術研究費という項であったか、各大学にやっている、あるいは研究団体、調査団体にやっているところの補助金ですね、これの建設省所管の総額が、三十一年度と三十二年度と対比してどのくらい違っていますか。
【次の発言】 これを一つ資料でお出し願いたいと思うのですが、どういう研究に充てたか、ただ必要によって研究費及び調査費を出すという考え方ではなくて、これだけのワクを前年度取っているから、本年度もこのワクだけは確保して、適当なところにばらまくというような考え方なのか、非常に疑問に思っているのです。どういう方面にどういう研究調査を依頼したか、それは……

第26回国会 建設委員会 第閉会後8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○田中一君 山本君に聞きます。融資の決定が二県だけ出ておるようになっておりますけれども、それまでの間市中銀行からの借入れ等は各府県等で行なっておるのですか、そういう点に対しては県が独自でやっておるのか、あるいは国の方でもそういうふうにしたら、あとからこういうようにするということでやっておるのですか。応急の資金はつなぎ資金として出しておいて、そうして閣議決定の線がきまってから融資をするということになっておるのですか。
【次の発言】 どのくらい行っておるのです。国からの繰り上げ支給ということになれば、それが各府県の要求通りに行っておるのですか。それともそれをまた査定して、一億程度のものなら二千万程……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○田中一君 官房長に約束しておった資料が出て参っております。
【次の発言】 今、官房長からの話を伺いますと、予算面においては一般技能労務者の賃金というものは三百五十二円から七%増しの三百七十七円と言っています。この歩増し二〇%、従って三百七十七円に対する歩増し二〇%四百五十二円というものは、先だってのお話では、これが三十二年度の労務者の賃金であるということをはっきり言っておった。従って今、どうもその点があいまいではっきりした理解が持てないのですが、やはり一般技能労働者の賃金は四百五十二円であるということでいいんですか。
【次の発言】 私は前回の委員会では、速記録を見ればわかりますが、一般技能労……

第26回国会 建設委員会 第閉会後9号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、現在住宅公団が当面している入居者の家賃不払いの問題について調査いたしましたけれども、その後の経過は、新聞紙上を見ますと、話し合いがつかないで、一応公団側として、契約書に基く強硬手段をとるというような意思表示をなすったように伺っております。そこで現在のあり方はどういう現状でおるかという点について、総括的な御報告をまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで今総裁からの御報告を、渋江理事でも吉田理事でもどちらでもいいですが、数字で一つ六月分がどうなっておるか、七月分がどうなっておるか、八月分がどうなっておるかという点を御報告願います。

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○田中一君 特定多目的ダム建設工事特別会計が今度新設されることになっておりますが、これについて一応この三十二年度予算の説明の中を見ますと、大体のことがわかるようになっておりますけれども、問題はアロケーションの問題、これがどういう積算の基礎に立って今後とっていくかという点について御説明願いたいと思います、最初に。
【次の発言】 ここに説明書を見ますと、これにあげられておる約十二河川ですか、の設計調査も含めた十二の河川が名前が出ておりますけれども、これはもはやどこをだれが発電をするか、電開促進法に基く負担の開始だということがはっきりときまっておりますか。

第26回国会 建設委員会 第閉会後10号(1957/09/27、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で公団側から現在紛糾しておりますところの家賃の値上げの問題について、いろいろ参考人諸君からお話を伺いましたけれども、最近私は問題の中心になっておりまするところの柏市の光ケ丘の団地へ行って参りました。いろいろ実情を聞いてみますと、この対策協議会として全国的な折衝を重ねておるのは、御承知のように家賃が高い、家賃を値下げしてくれというような運動でありますが、側々のケースについて調査をしてみましたところ、光ケ丘団地の公団に対する要望というものの根幹をなすものは、地方税法第三百五十九条に基く固定資産税に見合う、固定資産税の課税の対象にならないというところに、根拠があることが発見さ……

第26回国会 建設委員会 第11号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、なぜ二十四国会で参議院の修正案が通った後に、今日までじんぜん日を送っておったかという点であります。われわれが参議院の良識をもってこれを審議しようとする前に、一応前提として、なぜそういうような形で紛糾しておったかという内容を一つ御説明を願いたいと思うのです。これはどなたに質問したらいいか、おそらく二階堂君に質問した方がいいかと思いますから、一つ二階堂君からお願いいたします。
【次の発言】 先般当参議院の建設委員会の委員長理事打合会を開きまして、衆議院の薩摩委員長ほか各理事の方々の御出席を願いまして、御懇談申し上げたことは御承知の通りでございます。その際に、一応本日……

第26回国会 建設委員会 第閉会後11号(1957/10/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ただいまより委員会を関会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。十月四日塩原恵吉君が辞任され、補欠として高橋衛君が選任されました。
【次の発言】 それでは最初に、先般災害状況及び建設事業の実情調査のため、岐阜、長野の両県下に派遣された委員の方々の御報告を伺いたいと存じます。
【次の発言】 犀川の砂防工事はどういう程度に進んでおりますか。あそこの松本の砂防工事事務所は開設以来数十年になるはずでございますね。で、初めの計画と現在の状況はどういう工合に進んでおるのですか。どういう程度に進んでおりますか。
【次の発言】 あそこにいる工事事務所長というものは、直轄工事になっ……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○田中一君 三十一年度で、昭和二十八年七月にでき上りました道路整備費の財源等に関する臨時措置法、これが終ることのように記憶しておりますが、先般建設大臣は、三十二年度の要求予算についての御発言の際だと思いますけれども、この五カ年計画に加えて、引き続いて新しく道路整備十カ年計画を策定したい、こういうような意向のように伺っておりますが、現在十カ年計画の作業の経緯はどの辺まで進捗しているのか、同時にまたどういう構想のもとに進んでいるか、同時に材源措置等も計画性ある計画を立てていると思うのですが、その点について一応の御説明をお願いしたいと思います。

第26回国会 建設委員会 第閉会後12号(1957/10/30、4期、日本社会党)

○田中一君 政府側のこれに対する御意見を伺いたいと思うのです。建設省並びに運輸省の方の見解をお示し願いたい。
【次の発言】 まあ建設省側の方ではまだ実態がわからないから、これから明年度の予算を要求して調査をして、それによって適切な施策をしたいというような御意見のように伺えるのであります。で、運輸省の方ではもはや大体の調査はできておって、県並びに市の報告、陳情等がまさにその通りである、従って明年度は具体的にこの分に対してはこう、この分に対してはこうという予算の要求を出して応急施策をしたい。しかしながら全体に対する調査は続けていくというような御意見のように伺うのです。そこでその調査をするということ……

第26回国会 建設委員会 第13号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○田中一君 その前に、この月曜日に大蔵委員会と連合審査する案件のうちですね、こちらにかかっているものはこれであって、こっちが受身の場合、それから向うにかかっている場合、こっちが合同審査を申し込んだというものの分類を、調査室長にその内容の大綱をちょっとここで御説明願う方がいいと思うのです。
【次の発言】 下水法が近々出るように聞いておりますが、厚生大臣と建設大臣の話し合いは大体どういうことが基本になっておるのですか。また覚書その他協定書ができたならば、それを一つ委員会に御配付願いたいと思います。
【次の発言】 一体その一月何日に通産大臣の加わった協定書ができたというけれども、御承知のように工業用……

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○田中一君 本年度の官庁営繕事業は、昨年官庁営繕法の改正によりまして、相当大幅に事業量が伸びておる、本年度の予算を見ましても、そのように見受けられるのでありますけれども、昨年は官庁営繕法の改正によるところの連絡等は不円滑であったんではないかと思いますが、三十二年度の初頭からこれによるところの各省間の打ち合せ、連絡等も万全を期しているものと考えられますが、そこで建設省はわれわれが議員提案で昨年提案いたしましたところの官庁営繕法の改正された分につきまして、どのような決意でこれに対処していこうというお考えを持っておられるか。御承知のようにこの内容というものは、相当終戦後各省庁間に分割されているところ……

第26回国会 建設委員会 第15号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 宅地の造成の点ですが、第三十一条の業務範囲ですが、従来、日本住宅公団法で規定をしておりました付属施設というものの中にはどういうものが入っておって、現在どういう程度のものを作っておりますか。
【次の発言】 公営住宅法ではですね、ただ住宅部分だけでなくて、付帯施設というものの建設を認めているわけなんです。それで住宅公団法によるところの共同施設というようなものは、どういうものを現在作っていますか。
【次の発言】 この公営住宅法の共同施設、それから住宅公団法によるところのそのような共同施設、この住宅公団法には明記してないわけですね。従ってどうして明記しないという考え、明記しないというか、差……

第26回国会 建設委員会 第16号(1957/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告いたします。三月二十日坂本昭君が辞任され、その補欠として松澤靖介君が指名されました。
【次の発言】 日本住宅公団法の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑を願います。小澤政務次官、町田計画局長、鬼丸住宅局事務取扱い、日本住宅公団総裁加納久朗君が出席しております。順次御発言を願います。
【次の発言】 今この技術研修生の宿舎の問題、予算上の問題で御説明があったのですが、あえて聞きませんけれども、少くとも本国会で、どうして受け入れる役所が外務省ならば、外務省でそういう予算を計上しなかったかと言うんです。今鬼丸さんは……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 今、鬼丸君の御説明の中に足りない部分があるのじゃないか。第十一条の役員の任命、これらの御説明をもう一ぺんして下さい。
【次の発言】 それから残っておる説明を続けて下さい。
【次の発言】 時間がないからといって説明するのを省略しては困るのですが、そのようなことがないようにして下さい、時間は幾らでもありますから。  第一点の災害復興住宅の点についてですが、これは現在も融資はやっておるわけです。現在でも災害があるたびには必ず優先融資というものをやっておるのですが、その大体現在やっているような規模というものは、今度の法制化する融資方法ですね、これと大体見合っているものなんですか。ということ……

第26回国会 建設委員会 第18号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○田中一君 提案者に伺いたいのですが、二十六日に、高速自動車国道法案のうち「附則第五項中『基本計画及び』を削る。「附則第八項を削る。」という修正案が政府から提案されました。この点は衆議院においてはむろん御存じと思いますが、この削除によって、基本計画の予定路線の策定というものは総理大臣が行うことになっておりまするけれども、実際はどこがこの調査を実施するかについては、提案者はどういう考えを持っていますか。
【次の発言】 内閣からはきょうだれもお見えになっておりませんので、質問はあとに回しますが、大蔵省見えておりますか。
【次の発言】 本法案の第十条の修正、基礎調査の点でありますが、現在中央道の調査……

第26回国会 建設委員会 第19号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○田中一君 結局、水はですね、古来何千年か流れておった。それを慣行によって利用しておったというのが現在の姿であるわけですね、どの河川にいたしましても。流水というものはですね。そこで、ダムの築造によって被害を受けた場合には、これはむろん補償という問題が起きてくるわけなんです。その利益を受けたというのは、ためた水をある一定の時期に流したというために、灌漑用水としての負担ということになるのか、その水の。その水ですね。その場合の水です。あるいは、従来ともにむろん旱魃もあるでしょうが、ないかもわからんです。その場合には必要な水はむろん充当し、また、必要でないものも一緒に流しておった農業灌漑用水とするなら……

第26回国会 建設委員会 第20号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○田中一君 この特定多目的ダムとこの法案の条文にたくさん入っておりますところの多目的ダムとはどう違うのですか。
【次の発言】 従来ともに多目的ダムというものは建設しているわけであります。従ってこの法律案ではこれが多目的ダムということはきめておらないわけですが、大体の考え方はどういうものを想像していますか。特別会計法には八つのダムが明示されておりますけれども、どういうものを考えておりますか。
【次の発言】 それを明示して下さい。
【次の発言】 特定多目的ダム建設工事特別会計法には名取川が書いてありませんけれども、これはどうなんです、
【次の発言】 この予算書の事業計画表を見ると、名取川が入ってい……

第26回国会 建設委員会 第22号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○田中一君 消防団員と、負担金並びに交付される金というものは政令で全部同じでございますか。
【次の発言】 私は建設大臣に伺いますが、不思議に思っているのですが、住宅政策に関する数々の立法措置がとられておりますが、やはり同じことをいわゆる官僚の縄張り主義でもって、一つの目的に向ってあっちでもこっちでも法律が作って、法律でもって動いていこうという考え方を持っているわけです。この場合に、主目的は、建設住宅行政をつかさどっておる建設大臣としては、それに住まう住宅、住居というものを改造しようというのが主眼であります。同時にまた、国のものであろうと都道府県のものであろうと、土地というものが提供されれば、そ……

第26回国会 建設委員会 第23号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○田中一君 鬼丸さんにお願いしておきますが、四十四条のただし書きを取ってしまったあとの道路行政の基本的な態度というものを、道路局長、道路局部内の検討を経た考え方並びに省議で決定されたものを参考資料としてお出し願いたいと思うのです。御承知のようにどうも道路の問題を建築基準法ではずすということになるのは当を得ない問題なんです。結局道路法の中にこの四十四条のただし書きみたいなものがあるならば、これはまた一応道路法の改正にくるはずなんですが、道路法にはなくて建築基準法にあるということじゃ困ると思います。従ってむろん野放図もなくこのただし書きを取ってしまったあとに、そのまま放置されるものでもなかろうと思……

第26回国会 建設委員会 第24号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○田中一君 現在ある一級国道を高速自動車国道に指定がえをしようというような個所はありますか。
【次の発言】 日本道路公団が行なっておるところの有料道路のうち、高速自動車国道として指定する個所はございませんか。
【次の発言】 そういたしますと、既存の道路というのは一級国道――今話を伺ったのですが、二級国道以下市町村道に及ぶまで、その地点を拡幅して高速自動車道路を作るということがあり得るという考え方は持っていますか。
【次の発言】 大体あなたの頭の中に一応入っておる、現在はっきりしているのは小牧から神戸の間、それから国土開発縦貫自動車道は大体頭の中に入っていると思います。それ以外の肋骨線といいます……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうは建設大臣はどうしました。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、この本法案の付則第八項に国土開発縦貫自動車道建設法の改正を企図されておりますが、これは先月二十六日に撤回したのでありますけれども、この高速自動車道の予定路線の策定というものは建設大臣、運輸大臣がやる、縦貫自動車道の方は御承知のように総理大臣がやるということになっておるのです。国土開発縦貫自動車道と高速自動車国道とは同一のものであるという答弁は先般道路局長から伺いました。従ってわれわれは高速自動車国道というものは、縦貫自動車道が幹線となって持たれるものであろうと考えております。そういう場合には、総理大臣がその予定路……

第26回国会 建設委員会 第26号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○田中一君 国土開発縦貫自動車道審議会ですか、この審議会に付議される、提案されるというよりも、審議してもらう案というものですね、この立案は高速自動車国道の場合にはどこが提案することになりますか。
【次の発言】 その場合、国土開発縦貫自動車道法できめておる計画路線と言いますか、別表にある計画路線にのるものであるならば、その場合にはだれがどういう形で提案するつもりですか。
【次の発言】 そういう政令の案はもうできておるのですか。できておるなら、一つお示し願いたい。
【次の発言】 国土開発縦貫自動車道建設法の中のどこに、審議会にかける案の立案、提案権は建設大臣並びに運輸大臣が持つのだという規定はどこ……

第26回国会 建設委員会 第27号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○田中一君 どうもこういうめんどうな法律は、植田君がすらすら自分で書いたものだけを読んだんじゃわれわれ理解できないんです。資料として出されているもののうちどれがどうで、どれがこうでと説明をしなければなかなかわからないんです。それで今日は企画庁に対しては質問しませんが、幸い地理調査所から人が見えているようですから、関連してその方に質問したいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 全部関係ございます。  地理調査所長に御質問しますが、今当委員会で議題になっております国土調査法、これが通って土地改良区または市町村のほかに国が調査をするというような道が開けることになるわけですが、現在の地理調査所は……

第26回国会 建設委員会 第28号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○田中一君 二十八年に国土調査法の一部を改正する法律案が政府から提出されたときに、いろいろ問題があったのでありますが、結局私が記憶を呼び起してみますと、当時の政府の答弁としては、基準点の調査が主で、これが直接国民の所有するところの土地に対する何らの負担がかからないというような答弁があったように記憶しておるのです。従って、本法ができてから今日までの国土調査法に基く調査の実態というものがどういう形で行われておったかということを、最初に総括的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本法施行後、予算は補助費が幾ら各年度ごとについておって、それから直轄する基準点の設定といいますか、これに対して予算……

第26回国会 建設委員会 第29号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○田中一君 ただいま議題となりました建築士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申しあげます。  建築士法は、建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格を定めて業務と責任の範囲を明らかにし、建築物の災害等に対する安全性の確保と国民の生命財歴の保護をはかり、もって社会公共の福祉の増進に資することを目的として、昭和二十五年に制定されたものであります。以来六年余にわたり、わが国の建築物の質の向上に寄与して参ったのでありますが、最近における建築事情や同法施行の状況にかんがみまして、次の諸点を改正する必要がありますので、ここに本法律案を提出した次第であります。  すなわち、……

第26回国会 建設委員会 第31号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で資料として提出願った、広島県賀茂郡吉川村全域の地目別筆数面積比較表について一応御説明を願いたいと思うのです。そうしてその御説明とともに、この古川村全域にわたる調査の結果、現行法の地方税率による税収は、調査前のものと調査後のものとがどういう形になるかですね、お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 課税対象外の第二種地に移った第一種の面積はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 この吉川村の例から見て、一応広島県全部の区域の税収はどのくらいに見ておられるのですか、税の増収は。
【次の発言】 金額で見ますならば、三万八千四百四十六円の増ということになりますが、土地……

第26回国会 建設委員会 第32号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうは田中自治庁長官が見えておりますので、最後の質問をしたいと思いますが、現在経済企画庁で実施しておりますところの国土調査法に基く地籍調査によりまして、企画庁から提出されております資料を見ましても、一つの例として、広島古川村の全域にわたる調査の結果、これは実際の数字ではないそうでありますけれども、全国平均から割り出したところの固定資産税だそうでありますが、大体においてこの吉川村一村で三万八千四百四十六円の固定資産税の増徴を見なければならぬということになっておるそうであります。前々回の委員会で奥野政府委員は、この徴税方法については村単位程度に徴税していきたいと、いった方がいいんでは……

第26回国会 建設委員会 第33号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○田中一君 採択するのが適当と考えます。
【次の発言】 これはちょっと町田君に伺いますがね。現行法でいわゆる都市の大小には一向関係がないと言うけれども、どこに違いがあるのです。この請願の趣旨というものは、区画整理の条件といいますか、あるいは目的ははっきりしていますが、その何というが、原因に補助金の差異があるというのですか。
【次の発言】 いや、しかしそういうことでは、災害があった方がいいんだという一つの思想を植えつけることになるわけですね。むろん必要に応じて事業主体者は区画整理をやろうという意思をもって建設省の力に補助金の申請をするわけなんですが、そうすると、それならばいたずらにそうした事業を……

第26回国会 建設委員会 第34号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○田中君 ただいま議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  公債住宅法は、昭和二十六年に住宅に困窮する低額所得者に対し低家賃の住宅を供給する基本法として制定されたものでありますが、そもそも公営住宅の出発点は、戦後経済事情の激変から民間の貸家供給が行われなくなり、戦前その七割まで民間の貸家に依存していた勤労大衆は、とうていみずから建設する資力もなく、これが住居安定のため、国が住宅を供給する地方公共団体等に建設費を補助し、賃貸住宅を建設してきたことにあるわけであります。従いまして、公営住宅の本旨は、低家賃であることと、健康な生活を営むことがで……

第26回国会 建設委員会 第35号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○田中一君 その内容でありますが、従来通りのものをそのままやるということになりますと、特別会計法その他多岐にわたるような新しい仕事が出ておりますので、この際一つ内容を諮っていただきたいと思います。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 建設委員会 第閉会後1号(1957/12/17、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に今提出されている資料について河川局長からでも御説明願いたいと思います。
【次の発言】 きょうは伺うところによりますと、委員長名をもって大臣あるいは主計局長の出席を求めておるのですが、予算の編成も大詰めにきて御多用とは思いますけれども、白井政務次官の出席をみたわけですが、委員長の要求されている政府側の人は、今言うように主計局長または大蔵大臣になっておりまするけれども、その間の経緯はどうなっております。出席できないのですか、出席いたしますか。
【次の発言】 白井政務次官にとくと申し上げておきますけれども、今後とも、参議院として必要だから出席を求めておるのであって、たとえば五分でも……

第27回国会 建設委員会 第2号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○田中一君 まず最初に官房長に伺いたいのですが、これは松永主計官もよく聞いておいていただきたい。前回の委員会で、事業場の廃止等による職場の配置転換に対する旅費の支給というものがどういう程度に進捗したか知らないが、そこで、十月二十日現在でも、中国、四国地建を調べて見ますと、約百十万の未払いが残っておる。これは、中国、四国地建の一年分の予算を全部投入してもまだ足りないというような現状であります。政府は、これは大蔵省が予算の組みかえ流用というものを認めないから、いまだこれが解決されないのだというような答弁をしておるように聞いておりますけれども、これはどういうことになっておるのか。それをお伺いいたした……

第27回国会 建設委員会 第3号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○田中一君 きょう私から要求しております政府の出席者は……。
【次の発言】 前委員会に引き続いて、北海道開発庁長官としてまた行管の長官としての石井国務大臣の出席を求めておったのですが、おいでがないのですが、どういう状態になっておりますか。
【次の発言】 では増子制度調査室長にまず伺います。御承知のように、あなたの手元にも、今ここで議題になっております北海道開発庁関係、建設省関係の各職員からも、あるいは根本建設大臣からも二万名近いという現在の職員の、これもむろん常勤的非常勤職員、あるいは常勤準職員並びに補助員といっておりますが、これらの定員化の問題について御相談があったはずですが、現在こうしたよ……

第27回国会 建設委員会 第4号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○田中一君 きのうの委員長・理事打合会で一応文案を作ったわけでありますが、当委員会において速記をとめて各委員懇談して文書をまとめたいと思います。なお、これについては、もしもこれに関連して政府に懇談中に質疑があれば、そういう質問というか、することもお許し願いたいと思います。
【次の発言】 今河川局長からの説明によりまして、三十三年度予算の要求されている概要を伺ったわけですが、これに対して主計局の方ではどういう見解をお持ちになるか、現在まで折衝の過程はどういう程度になっているか、お示し願いたい。
【次の発言】 問題は、災害復旧費を先に申しますと、災害復旧費の問題は法律できめられたような年度計画で完……

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○田中一君 この委員会に提出されている資料のうち、今、永岡君から質問があった常勤職員、それから常勤的非常勤職員、この三十三年度予算の編成に当って、各省から要求されているのを、ちょっとここに表があるなら、読み上げていただければ、記入しますから、この資料に載らない常勤職員、常勤的非常勤職員、この数を一つ御報告願いたいと思い。
【次の発言】 それじゃ、あなたの方で実態を調査したという、公共事業関係の人たちの数字をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 三十年の末期には、御承知のように、補助員――いわゆる建設省の言っている補助員――常勤的非常勤職員のうちから常勤職員として転格したことは御承知の通り……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 建設委員会 第閉会後1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○田中一君 前国会で約束されている、通過した法律の政令あるいは告示等、決定したものがあれば一応説明を願いたいと思います。
【次の発言】 では今まで公布したもののプリントを一ついただきたいということが一つと、それから来月二日に施行するという決定図ですね、指定区域の。一般国道の、一級国道のこの決定図を一つほしいのですが、それとそれに関連する付帯工事ですね、二級国道並びに地方道、そうしたものの関連がどうなっておるか。たとえば二級国道の分だけをやればいいのだというのでなくて関連する道路ですれ、そういうものをどうなっておるか、どのくらいあるか、その……。わかりませんか。

第28回国会 建設委員会 第閉会後2号(1958/06/04、4期、日本社会党)

○田中一君 私はこの際、今回六月一日付をもって発令された建設省大異動、これはまあ今までにも例がないことでありますので、特別国会を前にして一つ新任の各局長、部長、次賞、技官等、一つ何というか顔見せを願いたい、こういう気持でおるんです。また今後議事の運営についての抱負なども伺えれば伺っておきたい。そう考えますので、一つそのように取りはからっていただきたいと思います。
【次の発言】 とりあえずこの資料について各局長からでも、だれからでもいい、一応の説明を順いたい。  先だって官房長からの説明があって、大体において当委員会の審議の過程において、注文つけたものとか、あるいは政府が答弁したようなものは十分……

第28回国会 建設委員会 第3号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○田中一君 二、三お聞きしたいんですが、一般会計の分の中の、京都の国際文化都市というやつだけが本年度から計上されているのですが、何か特別の考え方があって観光都市建設事業として補助するのですか。
【次の発言】 これは世界のオリンピックでも招致するための所ですか。
【次の発言】 これはどこまでも京都市の市が計画するものなんですね。
【次の発言】 都市水利の中の有害工場汚水の処理というやつは、東京にはこのうちのどのくらい入っているのですか、それは下の下水道事業費補助の中に入っているのですか、東京の隅田川等の場合はどっちに入るものなんですか。それとも河川局関係のものに入る  のですか。

第28回国会 建設委員会 第4号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○田中一君 この財源のうち、三十一年度決算でガソリン税は幾らになっておりますか。それから三十二年度の概算、三十三年度の見込み。
【次の発言】 三十二年度の概算は。
【次の発言】 昨年の国会でしたか、池田大蔵大臣が予算委員会で、ガソリン税は今までの自分の見解は修正されて、目的税として徴税するのだということを言っておるのですが、この五百三億というものが三十三年度計上されておるのですが、あとの五十三億というものはどの方面に使われておるのですか。
【次の発言】 失礼しました。五百五十六億ですね。そうすると、航空機その他に対する課税はどういうことになっておるのですか。

第28回国会 建設委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、現在完成して料金を取っておる、道路公団の管理しておりますところの路線を一つ御報告願いたいと思います。そうしてその料金を取っておる対象、それから料金の内容それらもあわせて御報告願います。
【次の発言】 その二一カ所の貸料でもお待ちですか。
【次の発言】 では二十二カ所全部は大へんですから、主要な道路ですね、そのうちの。じゃ建設費の一番高いのを一つお示し願いたいのです。それから建設費の一帯安いのと二つお示し願いたいと思います。
【次の発言】 では、建設費が一番高い道路を一つやはり説明していただきたいと思うのです。

第28回国会 建設委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いたいことは、昨年、一昨年とも国有資産等所在刑町村交付金及び納付金に関する法律が出ておりますが、これが公営住宅に対しましては、一応免税の措置をとられてきたのは御承知の通りでございます。そこで三十三年度はどういう措置をとるつもりでございますか、その点を第一に伺いたいと思います。建設大臣とむろん自治庁と話し合いが済んでいると思うので、これ非常に大きな問題ですから、そこで建設大臣から伺うのがよろしいのですけれども、もしも……。
【次の発言】 住宅局長に伺いますが、今奥野さんの話のように家賃のアンバランスというものを是正した上に適用するというならば、その調査なり心組みというもの……

第28回国会 建設委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いたいのですが、これは当委員会でかねてから私から強く要求しておった問題でございますけれども、昭和二年に出ております不良住宅地区改良という法律があるわけです。ところが、年々予算の編成前に当って、私ばかりでなく、当委員会の各委員ともにこの半分死文化しておるこの法律を呼び起して、そうして公営住宅なり、あるいは宅地造成その他に関するところの一つのプラスの面の実施、プラスになるような新しい土地の造成ができるような形はこの法律の活用によっても可能ではないかという質問をしておるのです。まあ歴代の大臣は、まことにその通りでございますと 十分考えますと言いながら、今日四年、五年というもの……

第28回国会 建設委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○田中一君 関連。火災その他の場合には、破壊消防というものがあるのです。破壊消防というものは、これは消防の目的のために破壊するという、となんですね。しかしこれはむろん詳細知りませんが、その受けた損害に対する補償というものがどこかでなされているのかいないのか知りませんけれども、破壊消防行為というやつがありますが、それはその場合、補償の問題が一番問題になると思うのだが、それが補償されていないかはわかりません。私はその方の専門じゃないからわからぬけれども、ただ戦争中の疎開工事などというものは、一応微少ながら補償したように記憶しているのです、非常に少いものではあったけれども。そういう点は河川の場合には……

第28回国会 建設委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いますが、この法律案は災害を守るという原則に立っているものでありますけれども、少くとも現在ありますところの他の法律をもって規制しても、この実施は別に困難でないのではないかというような考え方を持っておるのですが、なぜ単行法としてここに出さなきゃならないかという点が第一点。  それから一つ一つの国土に関する異常現象と申しますか、あるいは災害を遠因とする数々の現象、これらのものは常に今日までは議員立法で提案されておりました。そこで本法案を政府提案として提出しようとした考え方、この二つを一つ伺うと同時に、私は勉強しておらぬからはっきりわかりませんけれども、このような地方的な一つ……

第28回国会 建設委員会 第10号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会でもいろいろ伺ったのですが、この法律案全部を見ますと、第四章で初めてぼた山の崩壊防止という言葉が出てきて、すべて地すべり防止という前段の条文を採用して読みかえをやって、この法律ができておるわけです。そこで、ぼた山と地すべり区域、おのずから違うのじゃないかと思う。現象はあるいは似通ったものがあるかもわかりませんけれども、少くとも、片っ方は天然自然にできているもの、これが地すべり現象を起すということになるのであって、ぼた山自身はもはや人造の、この法律によりますと鉱石の積み重ねというような説明をしているのですが、この二つの同じような現象を持つからといってここに盛り込んだところ……

第28回国会 建設委員会 第11号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○田中一君 今、石井委員が質問した問題は、社会党提案で私が出しております法律案を、政府が守ってやれば完全に実施し狩るものであります。私は、大臣が今、石井君の質問に対して御答弁がなかったものだから、はなはだ残念に思っておったのですが、根本さんも十分に、当参議院に提案されている社会党の公営住宅法の一部改正という法律案をお読みになりますと、この法律を実施するならば今、石井さんが主張している、希望しているところの国民的な要望が満たされるということがおわかりになると思うのです。そういう前提から一つ時間がかかるかしれませんけれども、事こまかに第三次五ヵ年計画の今日までのあり方、それからことにこの法律案は三……

第28回国会 建設委員会 第12号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと議事進行についてですが、この審議の仕方ですがね、総括的な質問で全部やることにしますか、それとも前回の地すべり法案のように、一章々々でもって説明を聞いていくか。
【次の発言】 法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律第三条、これらの実態と、それから外資の総ワクですね、そういうものと、現在開発銀行、輸出入銀行、愛知用水公団等が受けておる外資ですね、これらの点について、一つ御説明を願いたいと思うのです。
【次の発言】 本年度の外資の総ワクは幾らになっておるのですか。
【次の発言】 いや、本年度のきめられておるところの外資の総ワクです。

第28回国会 建設委員会 第13号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○田中一君 赤木さんに伺いたいのですが、あなたもわれわれの大先輩で、この立法の方法、形式その他のものについても、よくおわかりなので、あえて伺うのですが、この法律案を見ますと、大体が山くずれ、地すべりを対象とした法律であるということは、もうはっきりとわかるわけでございますが、そこで、ぼた山という対象をなぜここに持ってこねばならなかったか、また、ぼた山を持ってきたということによってこの法の全部がくずれてしまうのじゃないかというような懸念を持つわけなんです。そこで、そのうちの一番大きな問題としては、地すべりに対しては、法律ではっきりとこのようにして地すべりを防止せよということは、きめてあるのでありま……

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○田中一君 関門地方の道路の視察のため、私ども、竹下委員長、稲浦理事、田中理事の三名、去る三月七日から十日まで出張いたしました視察の概要を御報告申し上げます。  七日の夜東京出発、翌八日下関に着き、稲浦理事は三名を代表して、関門国道隧道の工事犠牲者の慰霊祭に出席いたし、竹下委員長及び私は、時間の関係上、直ちに当地方の道路の視察をいたしました。  まず、長府道路に参りました。長府道路と申しますのは、関門国道を長府において国道二号線に結ぶ道路でありまして、道路公団の施行による有料道路であります。延長的五千三百メートル、うちに五百四十五メートルの長府トンネルを持っております。有効幅員七・五メートルな……

第28回国会 建設委員会 第15号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○田中一君 提出された資料について御説明を願います。
【次の発言】 提出された資料については、十分に検討をしてみたいと思うんですが、この問題について、道路局の方に伺つてもわからん点かと思うので、あとに議りますが、次に、第一次五カ年計画をお出し願いたい。そうして、年次計画がわかつているはずですから、第一次五ヵ甲計画の第五年目に当る、三十三年度事業の実態というものが、明らかになっているはずでございますから、それを資料としてお出し願いたい。これはむろん調製する必要もない資料だと思いますから、お取り寄せになって、第一次五カ年計画の総計と、閣議決定の額、閣議決定されたもの、それによって過去の三十二年度ま……

第28回国会 建設委員会 第17号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○田中一君 この計画は大体何カ年ぐらいで終えようというつもりですか。
【次の発言】 なるべく大臣に答弁していただきたいんだ。  そこで地方負担の問題なんですけれども、道路緊急整備法と同じように、負担率を一応三十三年度は四分の三という特例でやろうとしておるのです。まあこれは根本さんの癖かもしらぬけれども、道路整備の方でも三十三年度は四分の三、五ヵ年計画だと言いながら、二年度の分は何にも触れておらぬということになっておるのです。この法律もそのように見受けられるのですが、これはあなたの主張なのか、まあ大蔵省来ておりませんけれども。
【次の発言】 じや、こっちへ来て下さい。  同じようにこれも三十一年……

第28回国会 建設委員会 第18号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で要求しておきました資料が提出されておりますが、これに加えて建設省から提出されるように要望しておきましたが、第一次五カ年計画、閣議決定の実施計画及びその計画の実績を資料としてお出しを願うことになっておりますがまだ出ておりませんが、どうなつておりますか。
【次の発言】 自治庁まだ出席しておらないようでありますから、じゃ建設省の方からこの資料について御説明を願いたい。
【次の発言】 この総括表のうち、二十九年度から三十三年度の合計、この中に事業費と予算額というものが含まれておるのでありますが、三十三年度の分は、予算額は、事業費という組み方を―表わし方をしたのか。三十三年度は……

第28回国会 建設委員会 第19号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いますが、世界銀行からの借款は国の保証を必要といたしますけれども、大体どういう程度の保証をするかという点について、一応政府としての考え方は持っておられませんか。
【次の発言】 愛知川水公団に対する貸付契約の内容はどの程度までになっておりますか。
【次の発言】 準じた保証を一つ、どういうものか具体的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 私が記憶しておるところによりますと、これは火力発電に対する借款の場合、これはむろん世界銀行ではございません。ございませんが、物件の担保を必要としているように記憶しておるのですが、将来ともにそういうような危険はございませんか。

第28回国会 建設委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○田中一君 われわれは、この法律で一応定義づけているところの下水というもの、これはほんとうを言えば、ぴんときていないのですが、一つ、東京都なら東京都の実情から見て、この法律の範疇に入るものはどこからどこだ、というような説明をほしいと思うのです。というのは、第二条の下水というのは「生活若しくは事業に起因し、若しくは附随する廃水又は雨水をいう。」、そうすると、下水を排除するために設けたのが下水道であるはずなんですから、家庭から流れる廃水というものがどういう経路をたどって、現在東京の廃水が処理されているのか。ことにこれはむろん、都市下水路、公共下水道と二つに分けておりますから、この二つを具体的に説明……

第28回国会 建設委員会 第21号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○田中一君 どうも問題は、厚生省と建設省がいつも所管争いをするような印象をわれわれは受けておるわけです。せんだっても援護局長でしたか、ここに見えて、住宅行政は今後建設省に一任するというような意味の発言もあったわけです。ところが、相変らず厚生年金の還元融資の住宅というのは厚生省が持っている。この下水道の問題につきましても、われわれ、国会においてここ数年論議をかわしてきて、どうやら今局長が説明したような覚書ができて、一つの妥結を見たということになっておりますが、従来まで、この下水道の許認可あるいは指導という面は、末端の行政官庁ではどういう扱いをしているわけですか。これはどちらも、両方で関係している……

第28回国会 建設委員会 第22号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○田中一君 一応これは逐条ざっと御説明願った方が……。
【次の発言】 私は、こういう臨時措置法を衆議院において、自民、社会両党の共同提案として提案されること自身がおかしなものである、という考え方を持つのですよ。というのは、基本的にわが国の国土の保全ということも、災害に対するおよそ、財政的な援助、技術的な援助というものも、当然現在あるところの法律によって規制されております。それをなおかつこのようか局部的な、現象的な法律案を提案しかきやならなかったかという点については、現在の政府の政策の貧困と公約無視ということが、この現われであると思うのです。従って衆議院におきますところの、これは全部網羅しており……

第28回国会 建設委員会 第23号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○田中一君 きょう両大臣並びに各関係の部局の方々に御出席を要請いたしましたのは、昨年でございましたか、一応水に関連する各種事業の所管がきめられた。そうしてそれに基く農業用水なりあるいは工業用水、上水道、下水道等が、この下水道法案を最後としてはっきり所管がきまったようでございます。そこで、本下水道法案の審議の過程に当りまして、当然一省の大臣が所管すべきものというような考え方を私は持っておりましたところ、相変らず、建設、厚生両大臣がこれを所管するという形になっておるわけでございます。はなはだ、今までのこれらの問題に対する当委員会の意思として論議されました過程を顧みまして、遺憾なことであると私は思う……

第28回国会 建設委員会 第24号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○田中一君 この整備法ができて、一体基本計画ですらその関係住民の抵抗が強いのに、実際に仕事をやるという自信がどの程度おありなのか。またどういう心がまえで実施をしようとするのか、委員長に一つ伺いたいと思うのです。
【次の発言】 与野党ともにこの考え方に一致しているならば、これこそ土地収用法の適用を明確にして、事業を推進するのが正しい行き方なんです。むろん両院の国会議員は国民の代表なんでございますから、それが全部了承しているならば、おそらく選挙権を持っておるところの国民の各層に対しても、理解はさせ得ると思うのです。私はこうした仕事が常に、土地収用法という国民のための法律があるにかかわらず、納得で事……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○田中一君 今提案されている職業訓練法、これは、御承知のように、戦後このような形のものがわが国では一番必要だったのです。労働基準法ができましてから、第七十条で、技能者養成に関する規定が省令で出ておりますけれども、それの延長としての考え方でいるのか、あるいは、今の日本の情勢から、新しい構想をもって出発しようとするのか。もしそうであれば、従来ありますところの技能者養成というこの考え方に欠陥があったのかどうか。それから、その成果というものはどういう形に今日まで現われておるかという点について、総括的な御答弁を一応願いたいと思います。
【次の発言】 現在の社会情勢に応じて、技能者養成を単行法によって行う……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○田中一君 昨日に引き続いて、二、三の点をお伺いいたしますが、きょうは、文部省からだれか見えておりますか。
【次の発言】 昨日伺ったうちの百二十四という職種のほかに、必要においては伸ばそうというような御答弁があったように思いますが、とりあえず事務当局として考えておられる職種はどういうものであるか、伺いたいと思うのです。
【次の発言】 そういたしますと、ある職種の労働者なり、あるいは事業主が、 自分の職種を入れてほしいというような意向を持ちましても、それは中央審議会の方に申し出るのか、あるいは労働省の方に申し出るのか。その認定は、どういう形でなさるのか。


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 建設委員会 第1号(1958/06/12、4期、日本社会党)

○田中一君 この間、前回の委員会で約束があるのです。というのは、本国会中は別に当委員会にかかる法案もないというように官房長官のお話があったので、調査案件について、おのおの各会派々々から持ち寄って委員会を持とうということになっております。で、きょうまでに大体その調査案件としての案が各会派から提案されれば、その意見を持ち寄ろうということになっておりますので、委員長からそのように各会派の理事なりにお諮り願いたいと存じます。
【次の発言】 村上さんの提案はいいと思いますので、そういうことにしたらどうですか。
【次の発言】 それから、前二十八国会では定例時刻を変更したわけです。長い間建設委員会として持っ……

第29回国会 建設委員会 第閉会後1号(1958/07/11、4期、日本社会党)

○田中一君 住宅局長に伺いますが、公聴会を開く場合には、告示の期間とか場所とかいうようなものに対する規定は、施行細則でやっておるんですか。それとも、今までの慣例としては、どういう方法をとっておるんですか。と申しますのは、八日に開かれた仙台市の聴聞会では、掲示場所が、市役所の前の掲示板、現地の二ヵ所、付属出張所の掲示板というところに公告したことになっております。ことにこうした問題が、ただ出席した発言者が七名であって、傍聴者が九名、関係吏員等出席者が八名、結局二十二、三名の出席者をもって聴聞会を開くということですね。こういうことの事例はあるかどうか。

第29回国会 建設委員会 第2号(1958/06/18、4期、日本社会党)

○田中一君 三十三年度九千六百万円という公園整備の予算をとっておりますけれども、どこどこにこの補助金を分配しておりますか。――そこで、それは今手元になければ、一つ大体決定した金額と地区と、それから公園の名前ですね、その規模を大体出して下さい、資料として。
【次の発言】 補助公園です。そこで伺いたいのですが、首都圏のグリーン・ベルトという思想は、実際にそれを法律できめて、現在あるものは温存しようとするのか、あるいけ新しくそうした環境を作ろうとするのか、どちらの方に今政府は考えておるのですか。首都圏で考えておる地域の状態はどうなっておりますか。

第29回国会 建設委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○田中一君 北陸地方、主として富山、岐阜両県下の建設事業の調査に参りました第一班の御報告を申し上げます。  去る七月三十日より八月五日に至る七日間にわたりまして、富山県下は主として黒部川、常願寺川、神通川水系の治水利水事業及び国道八号線等の道路事業、岐阜県下は主として庄川の利水事業及び有料道路を含む道路事業等を調査して参りました。  まず行程の概略を申し上げますと、七月三十日早朝新宿を出て松本に下車、信濃大町を経て大町ルートより黒部川に入り、関西電力で工事中の黒部川第四ダムを見て引き返し、大町に泊り、翌三十一日は同ダムの高瀬川骨材採取場を見て、大町より大糸線、北陸線経由宇奈月に泊りました。八月……

第29回国会 建設委員会 第3号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうの議題に関しまして、まず最初に建設大臣に質問いたします。  昨年四月法律第六十八号で実施されております国土開発縦貫自動車道建設法、この法律による第九条の「(損失補償と相まつ生活再建又は環境整備のための措置)」、この条項に対する建設大臣の考え方を御披瀝願いたい。同時に各省間の話し合いも済んで、今総理府の当該部局の方へ回っておるように聞いておりますけれども、少くとも遠藤建設大臣はこの法律の提案者または賛成者であるはずです。少くとも署名をしておるはずでございますから、法律の内容、精神については十分に知ってらっしゃると思いますので、第九条の、今政令によって公布しようという政府の施策が……

第29回国会 建設委員会 第閉会後3号(1958/09/15、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、私が質問というか御意見を伺いたいと思ったのですが、時間がないのでやめておったのですが、これは山本さんに伺いますが、黒部川の護岸の工事によって下流に流砂が相当来る。田畑にたくさん積って、それを百姓がみんな道路へすくい出しているというようなことを言っておるのです。一方あの黒部川は途中で表土が流れている所があるのです。そういう点は実際調べてあるものがありますが、これは農林省所管になりますが、建設省としては行ったときに、地元で大会を開いて対策を練っておるのです。そこでこの調査にも、その点は建設なり県なりが、従来流れておった流砂というものと現在のものを実態調査をして、工事によ……

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○田中一君 これは企画庁の方に伺いますが、水質汚濁防止という問題については、諸外国はどういう施策を持っていますか。
【次の発言】 単行法でやっていますか。それとも河川法なら河川法という、たとえば基本法でやっているのか。どういう方法でやっておりますか。総合された結論がそういう施策になっているんだという考え方もあるわけですね。
【次の発言】 たとえば通産省はかりに、製紙会社の問題は通産省がやっているんだから、そういうものを出さないような施設をするということをきめれば、そういう悪水は出ない。だからそこはその面でやる、この面はこの面でやるということになればいいのでありますけれども、政治力の欠除といいま……

第29回国会 建設委員会 第閉会後4号(1958/09/16、4期、日本社会党)

○田中一君 現在、道路審議会が持たれているという話ですが、この休会中の委員会で、国土開発縦貫自動車道建設法のうちの第九条による政令、これが出たように、閣議決定をして公布されたように聞いております。これの説明と、それからもう一つは、前国会で相当数々の道路の指定がえの問題、たとえば二級国道を一級国道にしろ、県道を一級国道にするというような指定がえの問題が請願になって現われておりますが、それらを含めて、現在道路審議会ではどういう案件が審議されているか、了承したいと思うので、二点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、この法律案は衆議院の議員提案でございます。そこで衆議院並びに参議院……

第29回国会 建設委員会 第5号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○田中一君 あと今雨が降っているのですか。
【次の発言】 ほかにどうでしょう。聞を見るとあっちにもこっちにもあるようですが、二、三年来災害がなかったものだから、大雨が降れば災害があるのではなかろうかというような心配を、地元が持つように見受けられるのですが、それらの点は何か対策を考えておるんですか。
【次の発言】 もう二、三年災害がないから、今度切れるのはどこであろうということは想像できると思う。聞くところによると、河川局では、もはや落ちる橋、落ちる堤防という地点がわかっておって、設計もできておって切れるのを待っておるということを聞いておるのですが、(笑声)それは一体どういう所が切れようとするか……

第29回国会 建設委員会 第6号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○田中一君 十日の委員会を取りやめるという決定を今なされましたけれども、これは非公式に建設省から各会派に申し入れというよりも話があったわけで、そういうことになったのですが、まあ速記をとめて一つ官房長から経緯を御報告願いたいと思います。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 建設委員会 第2号(1958/10/02、4期、日本社会党)

○田中一君 遠藤建設大臣から、先般本会議においても今の御報告を伺いました。ただ残念なことには当面の対策をあなたは報告するだけであって、そのよって来たった原因というもの、あるいは遠因が何であるか、そうしてたとえば査定官を派遣するに当っても、査定官はどの観点から査定をしようとするか。今日までの災害に対する対策としては、大体において原形復旧という原則に立っております。むろん最近は、それに改良を加味して、万全の策はとろうという方針になっておりますけれども、それらの根本的な、少くとも建設大臣として当然国会なりあるいは当委員会なりに報告すべき義務のあるものが欠けておったという点は、はなはだ遺憾に考えており……

第30回国会 建設委員会 第4号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○田中一君 公営住宅の災害復旧の割当を、地域としてはどういう振り合いから何戸建てるということになったわけですか。あれはたしか災害を受けた、大火の場合でもそうだ、三百戸以上だったかな、あれは。けれどもこいつは地域で三百戸ときまるのであって、狩野川流域全体を対象として、一つの単位として考えられないと思うので、それを一つ、どういう形でどの地区でどうなって、だからこうなったということを一つ説明して下さい。
【次の発言】 そこで狩野川流域全部にわたってどういう形で配分しようとするか、それは越えても差しつかえないというだけでいいか、こういう点はただ今までにも他の地区にもあり、今後の問題もありますから、とい……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○田中一君 首都圏整備法は御存じのように三十一年四月に判定されて、一応第一条の目的に沿って、いろいろ計画がなされているのですか、具体的に今までの整備のための計画、全体の計画というものですね、それを一つ御説明願いたいと思うのです。今までなされた計画ですね。
【次の発言】 今三十四年度の予算は三十三年度からどのくらい増しておりますか。今の要求しようとする分ですね。
【次の発言】 こうした資料は現在提出してございますか。
【次の発言】 これは法律案を少しでも早く仕上げるためにも、そうしたあなたの方で準備しているものがあれば、全部資料としてお出し願いたいのですよ。答弁資料としてお持ちになっているのか、……

第30回国会 建設委員会 第7号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○田中一君 関連して。そうすると小災害に対しては、政府としては直接、災害そのものに対する何らの措置もしない。ということは、復旧に対する措置はむろんのこと、たとえば従来ともに、小災害に対しては数がたくさんあるし、河川局そのものがそれを実際に調査をする、査定をすることが不可能であるという、これはよくわかる。だからそういう措置をとらざるを得ないということになるけれども、しかしながら、だれかがそれをチェックしなきゃならぬと思うんです。たとえ公共団体の自主性にまかせてやるといっても、従来、まあこういうことを言いたくないけれども、水増しやふくらましでもって金を借りよう、あるいは余分な補助金をもらおうという……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 建設委員会 第閉会後1号(1959/05/04、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、大臣の発言に対する政府の措置を質問したんですけれども、答弁がはなはだ不明確な答弁であり、かつ大臣の発言の趣旨というものを、どの点まで政府が理解しておるかという点について疑点があるので、一応、その点についてきょうは大臣の出席を求めたのでありますけれども、大臣は来られない、徳安政務次官がみえておりますから、一応政府としての見解並びに対策に対して答弁を求めるわけですが、ここで一言申し上げておきますけれども、公営住宅法によるところの住宅の家賃の値上げは、どこまでも公聴会を開いていくということになっておるのです。公聴会を開いて国民の意思、考え方を聞くということになっておるにか……

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○田中一君 西川委員の死亡をきょう新聞で拝見いたしましたが、当委員会員会会議の委員でもありましたので、故人に対する弔意の表明の仕方は、委員長に御一任いたしたいと思いますが、さようにお取りはかりをいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣は、退席したようですけれども、実は、大体狩野川周辺の災害を主として該当されるということになっておりますから、一応現在の伊豆の災害の後における対策が、どういう形に行われているかということを聞きたいと思ったのです。  ことに、あの地域に対しては、救助法による住宅の建設が行われたのでしょう。これは官房長に伺います。か…

第31回国会 建設委員会 第閉会後2号(1959/06/15、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に井尻さんに伺いますが、通常国会でいろいろ政府に対して質疑をいたしておったのですが、名神国道の土地の買収、これはその後どういう工合に進んでおるか、その点が一つ、現在の状況はどういう状況になっておりますか。
【次の発言】 で、佐藤君、道路局長に伺いますが、この間は三十三年度一ぱいでは二五%の用地買収を終るんだというような発言があったわけですが、そこで用地の問題は、この仕事にかかる最初から全額の予算を計上して一挙にしなければ、いろいろな問題が残るんではないかというようなことを当委員会でも申し上げてあったわけです。そこで見通しとしては政府としてどういう見通しを立てておるか。前年度の繰……

第31回国会 建設委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○田中一君 私は、ただいま採決をしようとする住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案に対して、日本社会党を代表して賛成するものでございます。しかしながら、住宅金融公庫法実施以来、本法案の提案の理由にもある通り、この目的とするところは、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設に必要な資金で、銀行その他一般の金融機関が融通することの困難なものを融通するということが目的となっておりますけれども、事実、今までの運営というものは、金を持てる者のみに融資をする傾向が非常に強い。今回の法律の改正案は、去る二十二号台風によるところの災害地に対して特別融資をしようという案であ……

第31回国会 建設委員会 第4号(1958/12/25、4期、日本社会党)

○田中一君 まあ、われわれ委員会が政府の予算編成権に対して何かワクをはめたり、あるいは条件をつけたりという考え方はもっておらないわけですが、少くとも米田建設次官はおやめになりましたけれども、来年の参議院に出るということで、そうすると三十四年度予算というものは、米田参議院当選予算などということになると困ると思う。と同時にまあ当委員会ではかねがねとも本年度予算は一つ――次官はどうしたのですか。呼んで下さい――政務次官に申し上げますが、私は何もここで政府の予算編成権に対して圧力を加えたり何かしようという考えではございません。少くとも当委員会が明年度の予算の編成に当っていろいろ注文をつけておる。この注……

第31回国会 建設委員会 第5号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連して。この暮に主計局の方へいろいろ相談というか、陳情に行ったところが、これは政務次官も御承知の通り、本年度は職員の事務の、事務というか、仕事の実態に応じて、かつて一般財政から出しておった給与も工事費の中から、事業費の中から支出している面もあるのだということを言っておったんです。従って、それがどういう工合に話し合い――これは政務次官も、もうおかしい、それじゃ一つ十分に調べましょうというのでお調べになったはずなんです。だから、その点はどういう形になって俸給の支払いの項目がなっておるか。それから全部の総敬と、その中のどの分がどういう形で支出になっている。事業費でちょうど支出に……

第31回国会 建設委員会 第6号(1959/02/05、4期、日本社会党)

○田中一君 これは、やはり一番初めの第一表から見ていくと、他の事業に比べて砂防費は、やはり伸び悩んでおるというように見受けられるわけです。むろん昨年一ぱいで切れた例の補助率の特例は、まあ昨年度で切れたわけですから、これは、まあどこでも同じ、臨時特例法のやつは切れましたから、補助率の、地方負担が増大することはわかりますけれども、伸び率としては、伸び悩んでおるのが現状なんですから、これは、むろん河川局長は、昨年の九月の当委員会の決議に基いて、相当な御努力をしたものと見られますけれども、理由はどうなんです。われわれは、再三申しますけれども、われわれが主計局方面に陳情いたしますと、建設省の方の河川局の……

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○田中一君 戦災都市事業は三十四年度で終るんですか、三十三年度でしたか。
【次の発言】 そうすると今お話のように三十三年度までに六十都市、三十四年度に大体五十都市を完成して、残っているものは大体首都並びに五大都市ということになるというような説明でしたけれども、まだだいぶ残っている所があるんですがね、それは戦災都市の事業で、どのくらいありますか。私はあなたの方にどういう報告をしているか知らぬけれども、地方を見て歩いてわかるのは、三カ年延長して、で、今日になっても相当まだ緒についたのみの所がたくさんあるわけですね、そういうものはどうするつもりです。都市改造事業で継続してやるのか、今の説明ではどうも……

第31回国会 建設委員会 第8号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○田中一君 一つ大臣に伺っておきたいのですが、現行の住宅金融公庫法で可能な限り、農村の住宅に対する融資というものを特別に住宅金融公庫の方の事業のうちに加えてできるような道を開いてほしいということです。これは、御承知のように、だいぶ最近は農村の長男でも次男でも、同一住居に住んでいる連中でも、大きな部屋、むだな部屋、使いものにならない部屋、これは御承知のように、農家というのは部屋が全部作業場みたいなものですから、寝室というのは納戸でもって、ほとんど不健康なものです。若い者は、新夫婦だけの別むねを建てたいという希望が相当強いそうです。そこで、現在の住宅金融公庫の事業計画でもってできると思うのですが、……

第31回国会 建設委員会 第10号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○田中一君 これは、提案理由の説明だけ聞いておるので、一応逐条説明を聞いてみたいと思うのですがね。
【次の発言】 前国会で相当内容については質疑をいたしましたが、ことに、利害関係者並びに学識経験者の御意見を伺ったのでありましたけれども、これに対して政府は、参考人の意見に対してどういう見解を今日持たれているか。私が聞いた範囲では、自分の了解としては、すべて条件付き賛成というように見受けられたわけであります。従って、これに対する――大臣が来ればいいのですが、政務次官が来ていますね。
【次の発言】 それでは大臣が来てから質問します。
【次の発言】 この法律は前国会で相当激しい論議があったのでありまし……

第31回国会 建設委員会 第11号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○田中一君 内藤さんと大須賀さんに伺いますが、法律はあらゆる法律が基本的な基本法という性格を持って、後に地方的な条件によって政令で決定的な実施をするという形が望ましいのでありますけれども、建築基準法では、相当法律の中にも大幅にこまかい点までも指摘しておるように見受けられるのです。そこで、先ほど大須賀さんは、なるべく基本的なものを書かれて、あとは地方的な条例等で実施することが望ましいとか言っておりましたけれども、内藤さんはもともとこの法律を作った人なんだから、そこで方向としては、この基準法を立案する場合にどういうものをねらっておったかということです。今言う通り、あなたは今まで行政官庁というか中央……

第31回国会 建設委員会 第12号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○田中一君 政令におそらくいろいろなものを譲るのだと思うのですが、たとえば、不燃材料とは何か、どんなものをいっているのか。せんだっても参考人にも質問しておいたのですが、不燃材料という定義だけでは、どこで不燃材料と認めているものが不燃材料かというと、たとえばせんだっての参考人の意見では市川さんは省令できめてくれ、それから古川さん、大須賀さんはJISで認めてくれ、統一してくれ、それから内藤さんはいろいろ役人らしい理屈を言っていましたがね。どういうものを不燃材料と定義づけるかということです。まただれがそれをきめるかということですね。というのは新しい材料がどしどし出ております。そういう点に対する認定と……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○田中一君 今配付されている資料について、先般前回の委員会で質疑をして保留した点につきまして、政府の説明を願います。
【次の発言】 このほかにこの更改登録の手数料は別にあるはずなんですがね。それは調べなかったのですか。
【次の発言】 別ですね。
【次の発言】 出してもらえませんか。更改登録の場合ですね、減額しているのもあるんだ。たとえば宅建業法ですね。二十六年に出た法律を二十九年には更改登録料は減額しているんです。法律改正で減額しているんです。こういう事例もあるわけなんですよ。あなた取ろうと思うからそういう減額しているものなんか持ってこないで、ふえたものだけをお持ちになるのですが、そういうもの……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○田中一君 更改手数料で当初きめたものから値下げになっているものは何と何がございますか。値下りというか、その手数料が減額になっているものは何と何があります。
【次の発言】 ほかにございますか。あなたの方の所管外のもので。
【次の発言】 あなたほんとに。もしもあった場合には住宅局の調査が粗漏であったということになります。ありませんね。
【次の発言】 提出された資料のうち肥料登録、仮登録手数料、それから肥料登録、仮登録更新手数料、これらについては十分調べましたか。
【次の発言】 これは最初にきめたものとちっとも変りないということを言うのですか。

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○田中一君 これをもし、一方的な届出が不正であったという場合ですね、正しくなかったという場合ですね、それが不正だったということがわかった場合、どこで、いつ、どういうことに手続上しようとするのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 法律制定のときには、そういうような答弁をしていないのですがね。そういう契約書があるとか、それから公正証書があるとかということは当然のことであって、そんなことは論外なんです。たとえば永代借地権なんというものをきめる場合がないのです、何といいますか、今日の習慣として。そうすれば、地代の領収書がある、これは土地を借りているのだという証文になるというように、法律を作った……

第31回国会 建設委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○田中一君 今回の建築基準法の一部改正の法案の内容については、御了承願っておるものと思いますが、この法案では大体において防火施設の強化と、あとは現在建築基準法が持っておりますところの、あらゆる制限を緩和しようというねらいを持っておるわけなんでございますが、ところがこれは部分的な改正であって、今日までわれわれが日常生活において、また社会生活において、常に建築基準法の不備を思っておりました。ために、いたずらな相剋を隣人と起すという事例がたくさんございます。そこでできるならば建築基準法でそうしたトラブルをなくするような方法がないものであろうか、という点について考えておったのでありますけれども、それに……

第31回国会 建設委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○田中一君 平山さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、あなたの方のお仕事は、現地へ出先機関を設けて、そうして常時計画する者との門に折衝を保ちながら受注の先鞭をつけたい、ということを言われておりましたけれども、私がちょうど思い出しますと四、五年前に東南アジアを歩いて参りましたときに、日本の在外事務所に建設関係の領事が一人もおらないのであります。当時の大臣にすぐ出せ、そうしなければ、ことに西ドイツ等の建設技術に負けるのではないかという追及をしたことがあるのです。最近は何か聞きますと、そういう形のものが総領事館等にも出ておるように聞きますけれども、その実態はどうなっているか、あなた御存じですか。

第31回国会 建設委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっとこれは道路局長から説明をしてほしいのですが、ここにある――説明された道路整備五箇年計画の中の一ページの高速自動車国道、これには「高速自動車国道中央自動車道」というような名前と「高速自動車国道」という名前が二つ出ておりますね。これは法律的に言うと、はっきりここに国土開発縦貫自動車道建設法では「国土開発縦貫自動車道」ということが正規の名称、法律できめた名称になっているわけです。これでは東京都から小牧に至る云々という中央道の問題をこれは表わしているから、そうだろうと思いますけれども、なぜことさらに法文で、はっきり名称をきめているにかかわらず「高速自動車国道中央自動車道」という名前……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○田中一君 これは小澤さんね、あなたの方の党内であと、どんなものを出すのですか、どういうものを出そうというつもりでおるのですか。
【次の発言】 方法はわかりました。ただ地区として、先ほども徳安政務次官に聞いてみると、おれの方の山陰地方も準備しているのだ、あるいは四国は四国で準備している。だから自民党として――はこれは政府じゃないでずよ。自民党としては、あと幾つ、地区を設定して出そうとしているのか、これはあなたが、東北開発を提案し、それから九州開発を提案し、まあ、あなた開発屋になったかしらぬけれども、あと一体幾つ出すつもりですか。
【次の発言】 徳安政務次官に伺いますが、あなた、政務次官としてで……

第31回国会 建設委員会 第20号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 輸銀では貸付けのワクというものをどういう形で定めているわけですか。輸銀の貸付けのワク、従って産業別に相当貸付けの順序があるように聞いておるのですが。
【次の発言】 今、岩沢委員からの質問があったように、昨年中建設省の前事務次官は一生懸命政府出資によるところの保証会社、いわゆる協力会社を作って海外への技術進出を進めようとの考えを持っておったのですが、あなたの方で反対したと聞いております。従ってこれは提案されておりませんがこれにかわるものとしてこの前払い保証の会社は、海外進出のための保証をするというものとはおのずから立法の精神が違っておるものなのです。  ましてや国内の問題については、……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○田中一君 請願第六の二百六十一号、山形――鶴岡線の中の有料道路早期実現に関する請願でございますけれども、従来とも有料道路の計画、それから計画の策定等は道路公団が行なっておる。同時に、道路公団が行なって、その事業計画を建設大臣の認可を受けて施行しておるという実態から見ても、ただ単に国会にこれを出し、そうして今道路局長の御答弁のように、それに対する意見だけを述べて済むというものではないと思うのです。少くとも道路公団の方には――現在建設省に対して質問しているわけなんですが、道路公団の方にそれを伝達するとか、あるいは計画を向うに出すとかというような形のもので、措置をとられなければならないと思う。こう……

第31回国会 建設委員会 第23号(1959/04/06、4期、日本社会党)

○田中一君 これはもう質疑してもしようがないと思うのだけれども、大体日本道路公団等の話し合いはどういう形で持たれましたか。これはもう条文云々よりも、原則的にいえば、新しい公団を作る必要は何もない、日本道路公団にやらせればいいのです。ことにこの目的にも、何も首都高速道路公団でなくちゃならないという理由は一つも発見できないわけですね。だからおそらくこれに対しては、日本道路公団からも申し入れがあったと思うのですが、その経緯を一つ話して下さい。どうして首都高速道路公団になったか、なぜ日本道路公団の方にこの仕事をやらせなかったかという点について。

第31回国会 建設委員会 第24号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっとはっきり結論的にどうするかということを聞き漏らしたのですけれども、第三種の住宅は、精神からいっても低収入者に供給するのだという前提に立っているわけですね。従って二種、一種というものの区別に対して御発言がございましたけれども、この二極というのは、低所得者に対するところの住宅供給に重点を置かなければならないという意味でございましょうね。ただ現在持っておりますところの二種在宅というもののあり方、それにやはりいくのではないか、その精神に対してそれを重点としたところの供給をしなければならないということなんでしょうね。
【次の発言】 そうしますと、かりに一種とか二種とかいう言葉の使い方……

第31回国会 建設委員会 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で質問のし残しがある。これは第四章第三十条基本計画についてでありますが、首都圏整備法の第二十一条第三項の整備計画に基いてこの基本計画をきめるということになっております。そこで首都圏整備委員会は、これは現在は建設大臣が委員会の委員長を兼任するから仕事の連絡が十分つくものと思うけれども、首都高速道路公団が単独立法をもってこうしてやるということになるならば、これは単独権というものは建設大臣が持っていると思うけれども、首都圏整備法あるいは首都圏整備委員会というものとの関連、それから首都圏整備委員会はただ単に計画の立案で事足りるのかどうかという問題、実体としては整備委員会の委員長……

第31回国会 建設委員会 第26号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○田中一君 この資料に基きまして、担当局から説明してほしいと思うのですが……。
【次の発言】 この首都高速道路債券は、世界銀行借款に対してもこれを交付するということになるのですか。債券をやるのですか、向うに。事実上の付款であつて、債券に関係なしということですか。
【次の発言】 そうすると、日本道路公団の方は、債券を発行するということになっておるのですか。
【次の発言】 もう一つ念を押しておきますが、実際、付款に対しては全部道路債権を交付して借款を受けるというような方針なんですね。
【次の発言】 それから土地区画整理法の、公布の日からというのを四月二日に変えたという理由は何ですか。従来、公布の日……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 三十四年度の予算を通算いたしますと、大体結論的にいうと道路予算であるということに終始される。そこで今まで大体調べてみますと、昭和二十六年が一つの安定期として公共事業はぐっと伸びております。伸びておりますが、三十三年にきめられた新治水五ヵ年計画というものと反対の方向を示しておるという事実が発見されるわけであります。そこでその事実は、これから各公共事業を分担してありますところの役所ごとに指摘していきたい。同時にまたそれらについての大蔵大臣の見解も伺いたい、こう存じます。  御承知のように公共事業費というものが設定されたのは占領軍の命令でございまして、これはむろん当時の事情からして食糧増……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○田中一君 これは現在ねらっているものはどういう範囲のものでございますか、ちょっと例示していただきたい。
【次の発言】 どうも局長の説明は長くてしようがないです。もう少し簡潔にやって下さい。  そうしますと、結局第二の問題の立体化をはかって宅地を求めるのだということが前提なのか。目的の第一条にある使用調整という面が主要目的なのか。むろん両方あげてあるから両方でしょうけれども、今の御説明は全部使用調整の問題じゃないのです。たとえば人事院ビルというものを見ても、人事院ビルというものが無駄か無駄じゃないか、使用の限度というものは、あるいはあなたの方で今使っているところの今の大蔵省の庁舎というものは外……

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に建設大臣並びに大蔵大臣に伺いたいのですが、道路整備五カ年計画というものの策定は、現在まで出ておるものは明年度で終るようになっております。そこで、その年次計画というものはだれが立てておりますか。五カ年計画のうちの年次計画であるならば、三十二年度の計画というものはだれが立っておりますか。その点を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 建設大臣がそれを担任するのは当然でありますが、そういたしますと、三十二年度の事業計画というものと、それからガソリン税の税収の相当額というものとは、おのおの独自の立場から算定したものでございましょうか。あるいは道路整備五カ年計画というものを見ながら、今回の……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 建設委員会公聴会 第1号(1958/10/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ありがとうございました。石田公述人に対して質疑のあります方は御発言願います。  私から一言伺いまするが、首都圏整備委員会は、商工会議所を中心として中小企業に対する問題等について事前に相当打ち合せをしてある、こういう答弁を当委員会でしておる。そこで今の御意見は石田謙一郎君の御意見として、商工会議所の中小企業部の委員長ですかに対しては、今まで整備委員会では、どういうような経緯を経て石田さん個人の今の結論になったのか、相当抵抗があったものと思うのです。抵抗というのはあなたの方でですね。それらのものはどこで話し合いがついて今のような結論になったか、ということの経緯を率直に御説明願い……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工・農林水産・建設委員会連合審査会 第1号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○田中一君 これは三木さんに伺いますが、水質の問題以前の問題が残っていると思うんです。今度は水質だけの問題を自分のところで扱うんだということを言っておりますけれども、水に対する政治的な、物理的なものはわかっております。政治的にどう扱うのが一番正しいかという点についての御見解を伺いたいんです。水に対しては、政治的にどういう扱い方をするか、どういう定義をすべきが一番正しいかということを伺いたいと思うんです。  御承知のように、工業用水法という法律を作って工業用水の方に持ってくる。地下水はそれではどうだ、上水道はどうだ、農業用水はどうだといって、水を勝手に分断をして、多目的に使える水を、これはおれの……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○田中一君 これは幸い大臣が見えておるので伺いますが、この職員の定員化の条件といいますか、それはどういうような基準できめておるのですか。たとえば、定員職員として入るのか、それとも非常勤職員で入って、それが一定の年限がくれば、あるいは試験するのかどうか……今試験をしないというお話を聞きましたけれども、どういう条件で定員化されるのですか、基準で……。
【次の発言】 それは何かどうもばらばらで、条件が違うのに定員化されるということ、先ほど鈴木君が言ったといいますけれども、身分の安定がやはり職務に忠実になるということも相当な大きなウエートがあると思うのです。そうすると、その条件の基準というものはばらば……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○田中一君 今、官房長官が一億だと言うけれども、櫻井さんなんかがやった東宮御所の建築は、あれは予算が一億円以上あったのですか。八千何百万円でしよう。
【次の発言】 特に重要というのは、どういう意味ですか。住む人間が重要な人なんですか、建造物が重要というのですか、どっちですか。私は建造物というものは、建築技術の面から見た場合、とるに足らない。だれでもできるような建築なんですよ。従って、重要というのは、あなたの持っている思想的な面から見るところの、住む人間の重要さを言っているのかどっちなんですか。
【次の発言】 これは、大臣からの命令でもってそういう措置をとったのですか。少くともあなたは、一個の局……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 これは運輸大臣に伺うのですが、せんだっての予算委員会の一般質問では時間がないのでやめておった問題です。本年度の政府の重要政策の一つとして、港湾整備五ヵ年計画が出されております。これはまあけっこうなことでございます。しかし、一応今、部内の処理として伺いました資料を見ましても、各港湾を指定しておりますが、そのらち三つ四つ、どうも私には納得のできないような問題がある。それは受益者負担の問題です。従って、だれが担当していらっしゃいますかしらぬけれども、この計画のあらましを先に説明してほしいと思うのです。
【次の発言】 そこで、先般も運輸大臣はそれは水路である、だから公共用のものであるという……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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