このページでは田中一参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○田中一君 私は、ただいま提案説明のありました内閣総理大臣佐藤榮作君問責決議案に対し、日本社会党を代表いたしまして、賛成の意思を表明するものであります。 ただいまの提案説明におきましても詳しく述べられておりますとおり、佐藤内閣の政治の害悪は、もはやこれ以上放置することを許されない荒廃と退廃の極に達しております。佐藤内閣は直ちに退陣し、政局を一新せよという国民の声は、日ましに高まっております。佐藤内閣七年余の政治は、まさに、うそとごまかし、公約不履行の歴史そのもので、国民の怒りは押えようがない状態にきているのであります。 これ以上無責任な官僚政治、国会軽視、金力と権力による腐敗政治を横行させ……
○田中一君 私は、日本社会党を代表して、総理の施政方針演説及び外交、財政、経済演説に対し、国民の疑問とするところをすなおにお伺いいたしたいと存じます。 まず、第一は、インフレ問題と田中総理の列島改造計画についてであります。 私は、総理の施政方針演説を伺いながら、端的に言って、はたして今日のインフレ問題の収束に本気で取り組む決意があるのかどうか、強い疑問を持つのであります。 言うまでもなく、今日、最も憂慮すべきことは、インフレのあらしが国民生活を窮地に追い込み、生産、消費を問わず、インフレ心理が日本経済に根をおろしたということであります。その上に、石油危機が火に油を注いだ形となって、事態が……
○田中一君 私、小林君の前任の委員長でございますが、かってばかり申しておりましたが、どうやら大過なくこの重責を果たせました。今後とも本委員会に属しておりますから、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 私が伺いたいのは、現在の災害対策のうち、予防的な仕事を当然これは建設省もしなきゃならぬと思うわけです。国土保全の責務を持っているところの建設省としてはしなきゃならぬと思う。
そこで、せんだって、私、個人的に焼津と静岡の中心にある大崩の災害現場を見て参りましたが、これについて質問したいと思うのです。それに先立ってその後起こったところのがけくずれ、地すべり等の災害の全貌をひとつ報告を願い……
○田中一君 先年、不動産鑑定士の特例試験を延長いたしましたけれども、その結果、現在どのような各府県の分布になっておるか、説明してください。
【次の発言】 総ワクでいいです。
【次の発言】 地価公示法が出て以来、政府がいままで行なっておる鑑定評価の地点は、東京、名古屋、大阪の三地方だと思うのですが、今後どのような方法で全国的に何カ年の計画で地価公示をしようとするのか、その計画をお話を願いたいと思います。
【次の発言】 そうして、それ以外の都市は継続して行なうつもりですか。
【次の発言】 鑑定士並びに士補、これが現在資格を持っておる有資格者が三千八百七十四名いるということが、この特例試験以前の合格……
○田中一君 去る八月十六日から十九日までの四日間にわたって、古賀委員、村尾委員と私は、富山・新潟両県における建設事業について実情調査を行なってまいりました。 御承知のように、両県では、富山、高岡及び新潟地区が、新産業都市として指定を受け、新しい港湾の建設を中心に、臨海工業開発が進められております。また当地方は、日本海沿岸地方では、振興地域でもあります。さらに豪雪や集中豪雨など、自然災害が相次いで起こり、きわめて頻度の高い地域であります。したがって、このたびの調査の対象といたしましては、第一に、新産業都市地区並びに周辺地区における建設事業の現状について。第二に、北陸自動車道の建設をはじめおもな……
○田中一君 知らないって言わんでくださいよ、知っているはずなんだから。この計画はむろん従来のがけくずれその他の事故の発生からくる原因究明が主目的でありますが、なぜこの地点を選んだかという点が第一の質問であります。私が聞くところによりますと、この地点を選ぶために相当各所を見た結果、どうしてもここでなくちゃならぬということで、川崎市長に対してこの地点を――これは市有地だそうでありましたが、この地点を実験の場として提供しろということでありました。しかし川崎市長は、非常に危険があるから困るということで再三再四お断わりしたにかかわらず、圧力的な言動でこの地点を実験場として選定したと聞いております。したが……
○田中一君 私、大体四時間程度の質問時間をもらっておったのでありますが、理事会で五十分ということになりましたので、ひとつ委員長、いまの今泉君の残っている十六分は私がもらいたいと思うのですが、これはひとつ理事会で相談してください。
そこで質問申し上げます。沖繩の返還後の経営というものは、現在政府において何か原案的なものができているのかどうか、これを総務長官にお伺いいたします。
【次の発言】 どうも答弁が長過ぎて困るのです。端的に御答弁願いたい。
そういたしますと、琉球政府がつくりました長期経済開発計画、これがやはり根となって、この構想を一応検討して、法律が制定されて以来の手続を踏んできめよう……
○田中一君 先日、建設大臣から本年度の予算執行に当たる抱負を伺いました。最近、この国会が持たれて以来というものは、まことに残念ながら、遅々として国会の論議が進んでおりません。もはや衆議院における予算委員会にいたしましても、まだ結論がいつごろ出るかということは予見できないような状態であります。その中にあって大臣が、あちらの委員会予算委員会と右往左往される姿はまことにいじらしいものがございまして、私、きょうこれから質問申し上げる問題は、西村建設大臣に対して強い要請をするとともに、あなたの周辺を取り巻いている局長諸君に、ほんとうに政治家としての建設大臣の補佐を完全にしているかどうかという点を強く指摘……
○田中一君 四十七年度の予算の編成を見ますと、建設省所管のうち、ダムの調査費等が相当大幅に伸びております。かつては発電等多目的ダムの施工に当たって、それらを原子力発電並びに他の火力発電等によって補うというような考え方から、非常にダムの工事が減っております。しかし、今回のダムが、はたして多目的であるか、あるいは調査の結果、それがただ単なる防災的なダムの築造か、あるいは他の用途におけるものか、今回相当数多く調査する対象というものの根本的な方向を、まず最初にお示しを願いたいと思います。この五カ年計画というものを遂行するにあたっての、かまえ方であります。
○田中一君 いま春日君の質問の中に、ちょっと大臣の答弁でふに落ちないことがあるので、私から念を押しておきたい。 私は、この水というものは、自分の地域に流れておるから自分の水だと言うべきでないという持論を持っております。少なくとも水というものは、天から降ってくる雨がその水の原資であります。したがって、水は流れます。たとえば自分の土地を通って流れているものはその水を使用することが可能でありますが、それを隣の家が小川がないから私の水をくましてくれぬかという場合には、必ずくましてやるのが水の運命だと思います。したがいまして、ダム部門をつくるとか、あるいは分水をするとかいうことは、原則として分水すべき……
○田中一君 いま沢田君からいろいろ御意見、質問がございましたが、重複しないように、私質問いたします。 都市公園という発想は、既成市街地内における公園緑地、こういうことと思いますけれども、欧米とのいろいろな比較等からいっても、アメリカは別でありますけれども、ヨーロッパ等はやはり都市国家であった。数千年前、四千年か三千年前の国家というものは都市国家でありました。ある国では城壁の中に都市を持つ。その都市は国家である。したがって、その都市以外の住民は、これは奴隷であるというような中世以前の発想から都市国家が生まれたのは歴史的に説明されております。私、この都市公園というものの定義、考え方というものは、……
○田中一君 最初に伺いたいのは、前回にも申し述べましたが、都市公園という定義の内容です。これは都市計画区域における公園ということであろうと思いますが、したがって、今回提案されているところの整備緊急措置法と現在ある都市公園法との定義の解釈というものをどのように受けとめていいかという点であります。私ども考えておりますのには、都市計画法による都市公園というものはかつての法律であります。またこれと同じような、それをふえんした緊急措置法であるかのごとく誤認をすることがあるわけであります。これはむろん建設省では全然異質のものであるということから出発しておるのであろうと思いますが、その点について明確な相違点……
○田中一君 最初に伺いたいのは、これは西村さん、あなたの本旨からこのような改正案を提案したものか。むろん、これは主管するのはあなたでありますから、おれだということをお答えになると思うのです。しかし、この内容というものは、あなたがもし政治家ならば、このような措置はとらなかったであろうということを私は指摘をしたいのであります。私は、ことしで二十二年議席に着いておりますけれども、最近の傾向としては、官僚が自分のいすを守りたいために、あらゆる立法という手段を講じながら、自分の守備範囲を確保する、自分の立場を守る。そうして、大きな弊としては、官僚組織の強化ということが主眼となってあらわれております。この……
○田中一君 関連。 これは西村さん、いまの問題は何でもないわけなんです。むろん、自治法では住民の意思というものは尊重されております。しかし、ニュータウンというものは人がいないのが前提なんです。いわゆる都市化されておらないところに新しい町づくりをしようというのがニュータウンの構想であるわけですから、人がいないわけなんです。人がいないから、現行法での住民の意思というものを尊重するのがたてまえならば、これはできないんです。法律を改正すればいいんです。たとえば、しいて言えば、広義な解釈をしてもよろしいし、また特例を設けてもよろしいし、法律の改正で済むわけなんです。もう自治省などが、あなた方官僚の諸君……
○田中一君 私は、いままで四氏が質問されたもの以外の点についてただしておきたいと思うのであります。
最初に伺いたいのは、下水道利用者の地元負担金であります。地元負担金と申しますか、結局、利用者の負担金、これが一応きめられておりますけれども、各市町村等におきましては、その公共団体の財政力によっていろんな形で負担に差異があるということがいままで指摘されております。
そこで、原則的なものは示しておられるようでありますけれども、その点はどういう形で、それが実施されておるか、現状について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 これは自然と申しますか、人為的に農地がどんどん蚕食されて市街地を形成す……
○田中一君 河川法の一部改正を行なって、示しているような方法で、いままでにない受益者負担というものを採用しているわけなんです。おそらくこれにも、どの地点のどこが地元のこういう要請があり、かつまたそれが緊急なものであって、どうしてもこれをしなければならないんだという前提のもとに、この部分修正を、改正をしようということだと思うのですが、具体的に現在考えられているところの地点並びにその地点の地元の受益者並びに都道府県等の意見というものあるいは取りまとめられた結論というものの説明を願いたいと思います。法案の問題よりも実態というものから今回の改正というものの意図をくみ取ろうというつもりでありますから、正……
○田中一君 関連して一つ。 いまの利用者がきまらないということは、結局水の要求は多い、しかしながら、その配分の問題がきまらないから決定にならないのだというような理解でいいじゃないの。水の利用者はたくさんあるのだから、要求しているものは。しかし、その配分の問題でいろいろでき上がるまでの間に調整しなければならぬ問題があるから、こうするのだということでしょうね。
○田中一君 どうも古賀委員は御自分の在任中にできなかったことを、ここで川崎君に要求しているようで非常にこれは美談でありますが、どうか後輩を十分に教育してほしいと思います。 そこで、私伺いたいのは、結論的に申しますと、新しくこれから開発しようという水資源、これに加えて農業の大きな転換から少なくとも農業用水は新規の畑地かんがい等を含めても相当余裕があるのではなかろうか。こういう点を中心に伺いたいと思うのです。むろん、私はよくわれわれの党内でも議論になっております日本は工業をもって立つべきか、農業をもって立つべきかという議論は、これは終戦後ずっと続いて論議しておりますけれども、私は農業を中心とする……
○田中一君 これは三村さんに伺うのですが、一メーター五十低下した場合に周辺のどの辺に干潟ができるかちょっと伺いたいのです。それを伺ってから、次の質問をしたいと思うのです。ちょうどこの資料を見ますと、大体終戦後千二百五十五ヘクタール農地として埋め立てやっているのです。これは農地というと高いものじゃなく、低いそのままのもので堤防築いたぐらいのものでしょう、それはどうなるのか。それはおそらく壊滅するのじゃないかと思う、農地としての役目は。あるいはそこに生まれている、あなたさっき公有地とか私有地とか言っておりましたけれども、それがおそらく埋め立てというと、農民のものになっているのではないかと思うのです……
○田中一君 最初に、私はこの開発法が通り、五ヵ年間で整備される琵琶湖周辺がどう変わるかという点について質問をするわけです。 むろんこれは、琵琶湖の水質の汚染が非常にきびしい、現に水を取るとか、取らぬとかという問題以前に、もはや琵琶湖の水質というものは汚染され、重金属等の堆積が相当激しいということが報告されておりますが、むろん、これによるところの発生源というものを制限をすることは当然ではございましょうが、現在堆積する重金属等の除去の問題と、これに並行して現在でも行なわれておる下水道の整備という点について、どのような進捗状態を示しているか、ことにそれらの汚染を発生する発生源というものに対する追及……
○田中一君 この法案が宅地の大型住宅地の造成を理由として、それに大きく公有施設というものを設けるということが目玉になっておるわけです。しかし、五十戸以上の住宅地の場合も、公有地を取得する場合も、別の手法があるではないか、現在ある手法があるではないか、たとえば土地収用法でやるのも差しつかえないし、ことに現在行なっておりますところの新住法でやってもできるはずであります。なぜかかる手法をあらためてここで提案し、かつまたこれがなければできないんだということになる理由ですね。したがって、この法案を提出されたという発想はどこにあるのか。かつての建設大臣の権限で守備範囲で持っておるところの各法律を自由に駆使……
○田中一君 二点だけ伺っておきたいのです、せんだって質問するのに残っておりましたから。 一つは換地処分計画、それは当然立てなければならぬと思いますが、換地処分に対してどういう手法でやるのかというのが一つと、それから実態の問題として幾ら幾らのものが幾らになるかということが一つ、たとえば土地区画整理法の手法でやるわけですからね、その場合に残った再配分された土地の価値の移動、どういう形、実態としてどういうことになるかそれを示してほしいと思うのですよ、図解で。 それともう一つは、いま春日君が言っておったけれども、公共施設というものは、その地域にある市民なり府民なりの負担によって行なわれるものである……
○田中一君 いま御提案になりました宅建業法の一部改正の法律案について、まず最初に伺いたいのは、昨年の五月十八日、本委員会におきまして満場一致決定をいたしました附帯決議であります。読み上げますと、「各都道府県に宅地建物取引業審議会を設置するよう指導すること。」と、「宅地建物取引業者が都道府県宅地建物取引業協会に全員加入するよう指導するとともに協会の自主的な規制を積極的に活用するよう努めること。」と、第三に、「営業保証金制度に代わる宅地建物取引損害てん補制度についてすみやかに検討し、その実現を図るよう努めること。」と、この三点が昨年の政府提案の法律案に対する当委員会の満場一致の決議であります。この……
○田中一君 最初に伺いたいのは、いま木村さん、おれは官僚政治を打破する、そして民主的な政界をつくるのだというお話がありましたが、六月、七月で相当あなたの建設省の各局長、部長等が異動しましたが、もう少し内部のことがわかってくれば、またここに居並ぶ局長連中も何とか始末しなければならぬということを感じた場合に、首切るつもりですか、あるいは配置転換するつもりですか。十分にそれはお考えでしょうけれども、その点をまず伺っておきます。
【次の発言】 御承知のように、下筌・松原ダムが地元の相当な抵抗があったために非常に竣工がおくれております。しかしまあ、先般通水試験、満水試験をやって、形がつきましたが、大きな……
○田中一君 大津留君、この法律案は省議としては大体了承されておるのですか。
【次の発言】 これは政府が出すなら出しても差しつかえない問題だけれども、いまも雑談でここで話しているように、国会の運営はどういうぐあいに考えておるか。今日までかかる法案が物理的にほんとうに十分な審議がなされるのだという前提で考えられておるのか。まあ、とにかく予算を取るためにも、これらを出さなければ取れないから、まずやっておこうじゃないかということなのか。きょう省議でおきめになれば、その結果をひとつ御報告願いたいと思うのです。ただ、たとえば道路の問題にしても、あるいは土地の問題、ことに農地の問題にいたしましても、なぜ建設……
○田中一君 最初に伺いたいのは、懸案になっておった旭ヶ丘の住宅団地の中を関越道路を通すという問題でありますが、その後どうなっておりますか。結論がもう出てきつつあるように聞いておりますけれども。
【次の発言】 これは本省ではっきりと、とりあえず補正予算で一億円程度のものを出してふたをかけるという工法でやるんだということを言明しておるんです。いまのふたをかけると、その両出口、結局、入口と出口ですね。両出口のほうに騒音が拡大されて、かえって悪いということになると、どうしようというのですか。
【次の発言】 既設の一つの市街地、ことに住宅専用地域にそうした道路をつくるということは、一つのケースとして、完……
○田中一君 これは、沢田君に伺っておきますが、御承知のように、最近非常に木材の供給が不足している。要求はずいぶんあるんだけれども品薄になっている。そのために、主として庶民住宅の建設に非常に支障を来たしている。この実情というものは住宅担当としての沢田君御承知かどうか。そして、その実情はどうなっているか、伺っておきます。
【次の発言】 自民党内閣は前佐藤政権並びに田中政権になっても相変わらず物値を値上げしようというのを意図的に政策として行なっているようにわれわれは受けとめているんです。
そこで、林野庁に伺いますが、林野庁が所管しているところの部分においても、これは今日では理由はいろいろあると思い……
○田中一君 いま大臣お聞きのように、各党とも――自民党は除きますけれども、各党とも政府に対していろいろの質問をしたいという時間の要求をしばしば申し上げてあるんであります。いまは、いろいろの予算の関係があって、予算委員会のもたつきからなかなかお見えにならないのは、まことに残念であります。十分時間をもらいまして――いわゆる田中新内閣の初めての予算編成でございますが、これに対して十分に質問をしたい、この点をどうか御了承願って、法案の審議を急ぐという姿でなくて、根本の予算の問題について十分な時間をとっていただくように、最初にお願いを申し上げます。 私が担当したいのは、実は住宅問題でございます。この委……
○田中一君 最初に伺いたいんですが、道路問題です。道路というものが一体何であるかということです。道路の持つ性格、道路の持つ目的、道路というものはだれのものか。戦後二十八年たって――かつて占領軍から日本のあらゆる国土計画というものに対するところの発言があり、そうしてそれが基本となって今日の都市並びに全国の一応の生活基盤というものの中心となったところの計画ができ上がった。しかし二十八年たった今日、道路というものの性格は相当変わったんじゃなかろうかと私は思うのです。もし変わらぬとするならばどうして変わらないのか、変わったとするならばどう変わったか、そしてこれが将来、われわれの生存というものと、それか……
○田中一君 いま、理事会でもお話ししたとおり、前回の十七日の委員会が突如として中止された、まず、この経緯を伺いたいと思います。これは委員長に伺いたいと思います。
【次の発言】 少なくとも今日まで一院の定例日には委員会を開かない。これはまあ会期末等で衆議院の本会議に法案が上程される、その時間だけ大臣が出席する場合、あるいは衆議院の委員会で採決をする、五分なり十分来てくれという場合には行ってもらうという経緯はありました。しかし、定例日というものが変更されている、衆議院のほうが優先するという形の運営のしかたはしたことはないんだ。あとで聞いた話ですが、社会党の理事が欠席だったということになりますと、少……
○田中一君 予算委員会で当然これらの問題が論議さるべきはずでありましたけれども、それに触れておらないのであります。四十八年度以降における日本の民族の生存のために必要な水、この水の問題について質問を申し上げます。
最初に伺いたいのは、今日まで水利権として許可をされたいわゆる許可水利権というものが現在どのくらいあるか。そして、これはいまだ着工しないものがあるかないか、それらを詳細に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 それ、ちょっとおかしなことを言うけれども、資料を持ってないから詳細はわからぬということですね。
【次の発言】 そうすると、未着工のものは一つもないとおっしゃるんですか。
○田中一君 一昨日提案されました道路整備緊急措置法の問題ですが、建設大臣は所信表明の中で、いわゆる四十八年度を初年度とする第七次道路整備五カ年計画をうたっております。そうして金は十九兆五千億というのが計上されると言っておりますが、そこで伺いたいのは、かつて政府がしばしば声明しておりますところの、いわゆる道路整備の長期計画、昭和六十年までに九十九兆円の金でもって道路整備をするんだということを発表しておりますが、九十九兆円というこの規模、この背景をなすものは何かということなんです、問題は。たとえば現在、過去十年、経済的な高度成長というものはずんずん行なわれてまいっております。どの辺に、どういう成長……
○田中一君 これは金丸さん、あなたに非常にいやなことだけを質問いたしますから、すなおにお答え願いたいと思います。 住宅公団法には賃貸住宅を払い下げをするという条項がないわけです。明記されておらぬわけです。公営住宅法には、御承知のように、耐用年限の四分の一を経過した場合は建設大臣の許可を受けて払い下げをすることができると、こうなっておるわけです。そもそも四十六年ころに自民党から公団、公営住宅等の払い下げをしようという考え方が出た、発想され、四十七年の暮れの衆議院選挙の直前に、大阪である自民党の候補者が――候補者と申しますのは衆議院の人たちでありまするが、これを公にしたという経緯を経て、これはま……
○田中一君 私、この国会になりましてから、水の問題について詳細に調査案件として質問をしておりますが、今回提案されたこの水没地に対する施策というものに対して、原則的な、全体的な面から一応大臣の所見を伺っておきたいと思います。 御承知のように、国土総合開発法は二十六年ごろでしたか、これが制定されました。しかし、この時代にはまだ地方計画だけであって、全国的な総合開発法という制度がなかったのであります。これは、相当強い要求として国土全体の生産面から、主として生産面からどうあるべきかということを考えられた当初の思想と漸次変わってまいっております。いわゆる高度成長政策というものが池田内閣によって打ち出さ……
○田中一君 私は日本社会党を代表して、水源地域対策特別措置法案に対し、反対の討論を行なうものであります。 将来の水需要の増大傾向と依存すべき水資源量との関係は、質疑の中でも明らかなように、首都圏や阪神地区を例にとっても、予想する水需要量をまかなうだけの水資源の手当てができていないというさびしい現状であります。水資源は水量的に逼迫していると同時に、水質の面でも年々悪化の一途をたどっております。水質の悪化は水量の悪化につながるものであります。田中内閣は日本列島改造論を提唱する中で、GNPの増大、国民生活の向上と言っているのでありますが、その陰には、公害は進み、飲み水すら安泰ではあり得なくなってい……
○田中一君 四十四年七月に実施されて以来四カ年、この実績はどうなっているか、大まかでいいから報告してもらいたい。実績がどうなっているのか。
【次の発言】 民間の取引の場合には単なる目安である、これは公共事業の場合でも同じことなんです。目安というか、買うときは安い価格ならばこれを壁とする、高いものならやはり一般商業取引的な買収行為を行なっているのが事実です。
そうすると、端的に伺いたいのは、年次に公共事業遂行のための予算化をいたします、事業費の予算化をいたします。その場合の政府あるいは地方公共団体等、公共団体が買う場合の予算化の単価というものは、目安でもいい、それはその年次の公示したところの価……
○田中一君 短く質問しますから短く答弁してください。
この法律第三条の三つの項目が、ここで当該地域と形態というものになっております。そのうちの三の風致と景観の定義はわかりましても、これはどんなものをさしているのか、いわゆるこれは客観的にこれが風致あるいは景観だと、すぐれた景観ですぐれた風致だということを、どういう点からこれを評価しようとするのか、それをまず最初に――だれがいいかな、提案者、吉田君、君でいいかな、まあ伺います。
【次の発言】 そういう地区をきめるための審議会をつくって、その審議会がきめるというんですか。それとも事業主体であるものがその主観できめるんでありますか、これいろいろある……
○田中一君 角坂さんに伺いますが、私どもいままで千葉県の埋め立てというのは非常に特異な契約によって行なわれているというように聞いております。何年前になりますか、朝日興業で住宅公団等々と関連があって、当参議院におきましても、汚職があるのじゃなかろうかというような問題が相当喧伝されました。また調査もいたしたことがございます。そこで千葉が現在行なっておりますところの埋め立ての許可の要項としては、どういう契約を結んでおるか、それをひとつ。ケース・バイ・ケースでいろいろなものがあると思うのです。また最近、どっちみち許可権は知事が持っているにかかわらず、地元の市町村が埋め立てに対していろいろくちばしをいれ……
○田中一君 同僚沢田君からいろいろ質問があったと思いますが、これに触れないような問題について二、三質問をいたします。 非常にこの法律おもしろい法律でありまして、おそらくこれをいじりだすと興味しんしんたるものがあると思います。そうして将来この法律によって行なわれる現象というものが、国全体の、あるいは国際間のあらゆる面において優位に立つか立たないかというような面にも発展する可能性もある。たとえば、昨年の暮れでありますけれども、フィリピンの商工会議所の会頭がマルコス大統領の使いだといって私のところへ参りました。そうして、日本の政務が考えておるところの領海の線は幾らかと。これは外交機関を通じてしばし……
○田中一君 防衛庁のほうに伺います。
防衛庁と、国有財産管理局というのかな、管理課かな、審査課か……。
【次の発言】 いまから約十年ぐらい前になると思いますけれども、北海道稚内にレーダー基地を急造したことがございます。非常に急いで、突貫工事であの冬を控えて多くの施設をつくり、そうして米軍の兵士の宿舎が約百戸以上でき上がってあったわけなんです。ところが、ことしの春でしたか、全部米軍が引き揚げてしまった。そのあとへ残っている百戸程度の住宅がくぎづけになって、全部閉鎖されておるのです。兵隊が住んでいるわけでもございません。全部木をぶつ違いに打ちつけて、全部閉鎖されている。これはどういうことだろうか……
○田中一君 最初に伺いたいのは、四十七年度、四十八年度で計画されている第二期住宅五カ年計画のうち――二年度、三年度だったかな、これに対して計画並びに完成戸数、これに要する予算の増加と申しますか、追加、あるいは、総予算じゃなく、それによる一戸当たりの単価というもの等、前もって調査を要求しておきましたが、その点についての説明を願いたいと思います。
【次の発言】 では、数字が少し見込みが加わっているので、実態がよくわからないんですが、公団の総裁から公団分を詳細に報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、沢田君ね、いま話聞くと、残っている四万一尺これの年度内に受注者があるかどうかの問題は保証……
○田中一君 十九兆五千億の新五カ年計画が策定されております。財源はむろん揮発油税の値上げからくるところの倍額という大幅な税の徴収増によってまかなわれていくということになっておりますが、これに対する新五カ年計画の内容を説明していただきたいんです。それから、その内容も、との程度に――前年度、前々年度から比較してどの程度に仕事のほうの伸び、あるいは縮まっているかどうか、これらの問題を詳細に御報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 何かというと、国民からの税金あるいは公共料金等の徴収によって糊塗しようというような考え方が、田中内閣ができて以来、ずうっとそれが一つの財源確保の道になっております……
○田中一君 最初に伺いますが、基本理念、この基本理念はおおむね財産権の面から見ても妥当なものであろうと思いますけれども、この国土の価値というものは何をさしているのか、どういうものをさしているのか、どういう行為をさしているのか。価値に対するひとつ判定をしていただきたいと思います。これは木村委員長にやってもらおうかな。
【次の発言】 価値の移動、それから価値とは何かというと、この価値というやつは利用の価値だと思うんですよ。利用の価値だと思うんです。所有の価値じゃないと思う。したがって、土地を所有している価値と利用している価値と二つあると人は思うのであります。しかし、実際は所有している土地が借りもの……
○田中一君 関連して。
協定の協議の際には、施政権が日本に戻ったならば、軍用地は全部調査をすることの承認と申しますか、了解をとっておるのかどうか、また、これが時限的に直ちにやるのか、あるいは何年後にやるのかという了解なのか、その点は詳細に、確実性のある答弁をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ですから、それを米軍と、アメリカと、はっきりと約束をしているのかどうか。また、そういうのは了解事項として文書を取りかわしてあるのかどうか。時限が直ちにといっても、四月になるのか、五月か七月かわかりませんが、その時点において立ち入りができるのだということを、了解をとってあるのかどうか、これを伺いた……
○田中一君 最初に伺いたいのは、この手法はどこの国の手法をまねてつくられたものかどうか。あるいは西ドイツか、フランスか、イギリスか、あるいは日本的な土地の収奪の手法として考えておるのか。それを先に伺いたいと思うんです。――ちょっと待って、小林君。君、やたらに手をあげちゃ困るんです、ぼくが指名しますから。建設大臣。
【次の発言】 七十分しか時間がないので、私も短いことばで質問しますから、あなた方も短いことばで答弁していただきたいと思います。
四十五年の八月の閣議決定で、公有地の促進をはかろうという決定をしております。で、今日はもう四十七年でありますが、その間、四十五年以降公有地はどのくらい取得……
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