塩出啓典 参議院議員
12期国会発言一覧

塩出啓典[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-|12期|-13期-14期-15期
塩出啓典[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは塩出啓典参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

塩出啓典[参]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 参議院本会議 第8号(1981/03/23、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま提案されました所得税法、法人税法、租税特別措置法のおのおの一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  御存じのように、第二次臨時行政調査会は「増税なき行政改革」を目標に、その成果を五十七年度予算に最大限に盛り込むとの意気込みで、七月に中間答申を出す方向で去る十六日スタートいたしました。この方向は、国民大多数の共感を得ていると思います。  五十六年度予算編成で、政府は「財政元年」と名づけ、国債発行額を前年に比して二兆円減額したものの、国民の念願していた行政改革、補助金整理等は遅々として進まず、一方、所得税減税見送……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 参議院本会議 第9号(1982/03/19、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました二法案について質問をいたします。  政府は、五十六年度、財政再建を口実に物品税など一兆四千億円の大増税、所得税減税見送りによる実質増税、公共料金の値上げなどの負担増を国民に押しつけたのであります。その結果、国内消費は停滞し、加えて外需すなわち輸出の伸びも落ち込んできており、当初目標五・三%の実質成長率も低下を余儀なくされ、結果、五十六年度の税収は大幅に不足が生じることが憂慮されています。  大蔵省の発表によれば、昨年四月から今年一月までの十カ月間の税収累計額は対前年同期比一〇・五%増で、五十六年度補正後の見込み一八・五%増……

塩出啓典[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

塩出啓典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1980/10/17、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 まず最初に、午前中の委員会の冒頭で、長官より今後の科学技術行政のあり方について何項目かの所信の御発表があったわけでありますが、その件に関連して、二、三お尋ねをしたいと思います。  長官は、まず第一に、研究開発資金の確保をしていかなければいけない。特に、わが国は、前々から指摘されておりますように研究費というものは民間依存が非常に多い。そういう点も挙げて研究開発資金の確保の必要性を言われたわけで、私たちとしてもそういう点には全く同感であります。いま来年度の予算編成の途上でありますけれども、非常に厳しい財政の中で、防衛費は別枠だと言う。防衛費も大事だけれども、むしろ科学技術は、資源のな……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1980/10/24、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 最初に、最近の原子力発電所の稼働率の状況をお尋ねしたいと思います。  昭和五十年に設備稼働率が四一・九%、昭和四十五年以来のデータを見ても下がる一方であったわけであります。昭和五十一年に五二・八%とちょっと回復をいたしましたが、五十二年には四一・八%と、こういうように最低になったわけでありますが、それがその後、五十三、五十四、五十五と上昇をしておるように聞いておるわけでありますが、このあたりの最近の状況はどうか、これを簡単に御説明をいただきたい。
【次の発言】 私たちはそういう関係者の努力によってこういう健全な運転の実績をつくるということは非常に喜ばしいことであると思うのでありま……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1980/11/07、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 まず最初に、原子力商船の実用化の動きというものが顕在化に至っていない、こういう現状について政府としてはどのように認識をしておるのかお尋ねをいたします。
【次の発言】 この原子力船開発事業団が設立されたのは昭和三十八年、その当時は原油価格も恐らく二ドル前後で非常に安定をしておった時代だと思います。それが昭和四十八年の油ショックあるいはまた第二次石油ショック等を通して、恐らく昭和三十八年当時われわれが予想しておった以上に油の価格というものが高騰してきておるわけですね。そういう点で考えれば、昭和三十八年あるいは四十年当時の予測よりも、もっと早く原子力商船の実用化の時代が来なければならな……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1980/11/12、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 青森県のむつ市の大湊港が定係港として昭和四十二年の九月、政府が青森県知事、むつ市長に要請をし、同年十一月に大湊港に定係港を設置することに青森県、むつ市の同意を得ておるわけでありますが、この定係港というのはどういう条件が必要であるのか。また政府がこの大湊港を当初定係港に選んだ理由は何なのか。またその当時いろいろな候補地があったけれども、どういう理由でむつを選んだのか、そのあたりのいきさつを簡単で結構ですから御説明をいただきたい。
【次の発言】 その当時この大湊港というのは、そういう条件に最も適した場所であったのか、その点どうなのか、ほかにたくさんあった中の一つであったのか、その点ど……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1980/11/14、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 公明党の塩出啓典でございます。本日は参考人の皆さんには大変示唆に富んだお話を聞かしていただきまして心から感謝をする次第でございます。  そこで、小野参考人にお尋ねをしたいと思います。原子力商船実用化の時代が果たして来るかどうか、いつごろ来るか。このあたりがわれわれの一番知りたいところでございますが、政府の資料、きょうの参考人のお話を聞いてもなかなかつかめない。この判断を誤るということは、国民の血税を研究費にどの程度注入していくか、こういうことにも大きな関係があるわけでありますが、率直に言って、小野参考人として原子力船実用化の時代は来るとお考えか、いつごろ来るか。そして原子力船の研……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1980/11/19、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 先般当委員会に各界の参考人をお呼びいたしまして、いろいろ御意見も承り、質問をしたわけでありますが、率直に申しまして造船業界、海運業界というものが、この原子力船事業団に対する熱意がちょっと足りないんじゃないかな、将来原子力商船実用化の時代が来るとは言われておるけれども、余り金をつぎ込むと危険であると、だからそういうものは国にひとつやってもらおうじゃないかと、こういうような率直に言って感じを受けたわけでありますが、そういう立場で二、三お尋ねをしたいと思います。  今日までの原子力船開発に対して要した資金の状況がどうなのか、それに対する負担はどこが負担しているのか、これをお尋ねいたした……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1980/11/21、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 きょうまで原子力船事業団法の一部改正の法律を審議をしてまいりまして、きょういよいよ最後の場で鈴木総理の御出席をいただいたわけでありますが、実は、この原子力船の今後の開発のかなめというべき定係港の問題が依然としてはっきりしない。そういう現状でありますが、総理に端的にお尋ねをしたいわけでありますが、総理は昭和四十九年十月十四日のあの四者協定において政府の代表として参加をされた。それで、あの協定によって大湊港を撤去するということを決意をされた。事業団が発足以来、科学技術庁があらゆる調査をしてそうして決定をしてきた、しかも何十億の金をつぎ込んできた、こういう大湊港を撤去するということは、……

第93回国会 大蔵委員会 第1号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 渡辺大蔵大臣に対する本日は最初の質問でございますので、基本的なことをお伺いしたいと思います。まあ限られた時間でございますので答弁も簡潔で結構でございます。  大蔵大臣は、かつては農林大臣として予算の確保にがんばられたわけでありますが、いまは大蔵大臣となって攻守ところを変えておられるわけであります。今年度の予算編成、非常にいまだかつてない財政再建の必要が叫ばれている中で、先般から問題になっておりますように「歳出百科」をつくるとかあるいは大臣を先頭にして財政再建のキャンペーンを全国で繰り広げるとかあるいは大変反響を呼んだゼロリスト、これはいい反響か悪い反響かは別として、そういう御努力……

第93回国会 大蔵委員会 第2号(1980/11/13、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 時間も大分遅くなりましたので、ひとつ答弁の方も簡潔にお願いしたいと思います。  銀行預金から郵貯へのシフトが問題になっておるわけであります。今年の四月から八月までのデータでは郵便貯金が四兆四千九百十三億円、前年同期比四八%増、都市銀行が九千百九十二億円の預金増で前年度に比べては増加量が二八%減っておる。そういう中で先般九月二十六日に大蔵大臣、郵政大臣のいろいろ合意があったわけでありますが、その後もいわゆる郵貯へのシフトは依然として続いておると、こういうように聞いておるわけでありますが、状況はどうでございますか。
【次の発言】 いま原因について言われましたけれども、これは何かアンケ……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1981/04/08、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 きょうは科学技術庁長官の所信表明についての質問でございますので、まず、それについて伺います。  長官は所信表明の第一に、いわゆる「科学技術会議の総合調整機能の強化」、こういうことをうたわれておるわけであります。私たちもいままで科学技術会議というものがあることは知っておったわけでありますが、本当に総合調整機能を十分に果たしておったかと、そういう点は非常に存在が弱かったんじゃないか。いままでいろいろ答申とか意見書等も出してはいるわけですが、十分機能していない。そういうところから、この総合調整機能の強化というものをうたわれたんではないかと、このように思うわけでありますが、特に長官がこの……

第94回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1981/04/17、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、長官の所信表明につきまして、前回に続いて質問をさしていただきたいと思います。  きょうは、長官の所信表明の第三の宇宙開発の問題、第四の海洋開発、それから第五の防災科学技術の推進の問題、それと最後に原子力船「むつ」等の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  皆さんも御存じのように、スペースシャトル「コロンビア号」が十二日に米国のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、そうして十五日に五十時間余の宇宙旅行を終え、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に無事着陸をしたわけであります。中川長官も早速祝電を打ったそうでありますが、長官としての率直な御感想を承りたいと思います。

第94回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1981/04/24、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 最初に、新技術開発事業団法の一部を改正する法律案に関して質問いたします。  いただきました資料によりますと、戦後の革新技術開発は、アメリカが圧倒的に多い。これは通産省の「八〇年代の通商産業政策」、一九八〇年版の資料のようでありますが、一九五三年から七三年まで二十年間において革新技術を発見した数、アメリカが六三%、イギリスが一七%、そしてその次が日本と西ドイツで大体七%と、こういうようになっておるわけでありますが、GNPにおいては世界第二位のわが国として、革新技術の数が非常に少ないような感じがいたしますが、こういう点がどういうところに原因があるとお考えになっておるのか、伺います。

第94回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1981/05/22、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 まず最初に、きょう午前中の委員会で日本原子力発電敦賀発電所における一連の事故についての報告が、科学技術庁及び資源エネルギー庁からあったわけでございますが、それに対して質問をいたしたいと思います。  まず最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、特に最初の事故である第四給水加熱器の構造の事故の問題等、報告すべきものがなかなか報告されていなかった、こういう点が指摘をされておるわけでありますが、これは故意に隠して報告しなかったのか、あるいは報告する必要がないと思って報告しなかったのか、あるいはこの程度の事故であれば大したことはないという、そういうことで報告はされなかったのか、そのあたりのい……

第94回国会 議院運営委員会 第3号(1981/01/29、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、航空機輸入に関する調査特別委員会の設置を強く要求するものであります。  次に、その理由につき順次申し上げます。  まず第一に、この航空機輸入に関する調査特別委員会は、国会の決議によりまして、同時に、議長あっせん、議長裁定等があり、そういうものを踏まえて設けられたという、他の特別委員会に例を見ないような重要性を持ったものとして設置されたということであるからであります。  第二は、当特別委員会の設置の趣旨は徹底的な真相解明にあったはずであります。航空機輸入関係の裁判もいまだ結末を見ず、一方、当委員会における徹底的な解明も不十分と言わねばなりま……

第94回国会 大蔵委員会 第2号(1981/02/12、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 最初に、この農業災害補償制度の問題についてお尋ねをいたしますが、大体農業災害補償制度というものの考え方ですね、これはどういう考え方を根本にこの法律が制定されておるのか、これをお尋ねをいたします。
【次の発言】 この根本はやはり農家の自主的な相互共済というものが根本になっていると、私はそのように理解をしているわけでありますが、そこで、このいろいろな共済制度には国からいろんな意味の補助金、助成をしておるわけでありますが、聞くところによりますと、かなりこれは共済制度によって国の助成の割合が違う、そのように……、今回議題になっておりますいわゆる農業共済、果樹共済、こういう場合には、たとえ……

第94回国会 大蔵委員会 第5号(1981/03/19、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 参考人の皆さん、大変いろいろな有益な御意見を聞かしていただきまして心から感謝をいたしております。私たちもそういう御意見を参考に今後努力してまいりたいと思っております。  そこで、森本さんにまず最初にお尋ねをしたいわけでございますが、ここ何年かの動きを見ましても相対的に清酒の需要は減ってきておる。しかもその中で特級が減って一級はふえてきておる、あるいは二級の方に移ってきておる、こういうような傾向が見られるわけでありますが、この清酒の需要の後退、相対的に減ってきておる、その原因についてどこにあるのか。どうしても原料米の価格が八割近くを占めておる。こういう点から、どうしてもビール等に比……

第94回国会 大蔵委員会 第7号(1981/03/24、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  まず反対する第一の理由は、政府のとっている財政再建の方法が、社会的不公平の是正や行財政改革によるのではなく、本法案の酒税の引き上げのように一方的に国民に負担増を押しつけるものであるからであります。  たとえば、政府の昭和五十六年度予算案及び税制改正案を見ても、所得税減税の見送りによるいわゆる見えざる増税二兆七千六百九十億円と酒税の二千八百三十億円だけでも三兆円を超える大衆増税になっております。  それに比べ、国民の強い要望でありました歳出削減につきましては、昭和……

第94回国会 大蔵委員会 第8号(1981/03/25、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 参考人の皆さん、本当にきょうはいろいろ有益な御意見をお聞かせいただきまして、心から感謝をいたしております。  まず最初に、電子機械工業会の進藤会長にお尋ねをいたしますが、研究開発投資が必要であると。やはり日本も世界のフィリップスあるいはその他の会社を相手に闘っていくにはそれだけの研究開発投資をし、そういう中から新しい製品も生まれてくるんじゃないかと思うのでありますが、先ほど進藤会長は、そういう点から特にこのVTRについて、いよいよこれからの商品であると、ようやく長年苦労して開発をして、そしていまからというときに税金をかけられるので非常に困ると、そういう意味で一年延期をしてほしいと……

第94回国会 大蔵委員会 第10号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは最初に、有価証券取引税の問題についてお尋ねをしたいと思います。  きのうからの本委員会の論議で、昭和二十八年に有価証券の譲渡所得課税が廃止をされたと、そのときにこの有価証券取引税が設けられたわけでありますが、これは決してかわりではないと、たまたま時期が一緒になったんだと、このように御説明をいただいたわけでありますが、そこで廃止前のいわゆる譲渡所得課税というのはどういう内容であったのか。またこれをやめた理由は、所得の把握が困難でこのままでは新たな不公平を生ずると、そういうことで廃止をしたと、こう理解していいのかお伺いします。

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/30、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 グリーンカードの問題につきましては他の委員からもいろいろ質問があり、重複を避けたいと思います。  大蔵大臣は、内外の見直し論、反対論はあるけれども断固やる、こういう御決意と承っておりますが、ただ利子・配当の総合課税の移行に際して預金者に無用の不安を与えないよう、移行に際して税務執行上取り締まるというよりもむしろ親切に指導して過去の過ちを正すという、こういう基本的なスタンスが必要ではないか、悪質なものは別としてですね。そういう点についてはどのようなお考えであるのか承っておきます。
【次の発言】 次に、きょう午前中でもいろいろ質問がありましたお医者さんが有限会社をつくるという、こうい……

第94回国会 大蔵委員会 第13号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、今日まで当大蔵委員会で今年度の一兆四千億に近い増税案を審議してきたわけでありますが、最後に総理にいろいろ質問する機会を得たわけであります。  最初に、行政改革についてお尋ねをしたい。できるだけ先ほどの質問とは重複を避けてお尋ねしたいと思うわけでありますが、歴代の総理大臣、私が四十三年に国会へ来てから何人かの総理大臣がいらっしゃったわけでありますが、行政改革に触れない人はほとんどいなかったわけであります。しかし先ほども話にありましたように、行政改革に政治生命をかけるという、こういう強い決意の総理は私はいなかったんではないかと、そのように思います。  昨年の選挙を終わって最……

第94回国会 大蔵委員会 第17号(1981/04/28、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは大蔵大臣にまず最初にお尋ねをしたいと思いますが、先ほど穐山委員から質問がありましたように、総理は昨日の第二臨調の会合で、五十七年度増税をしないのみではなしに、五十九年度まで増税のない財政再建に努めたいと、こういう発言をしておるわけであります。五十七年度の増税をしないというときも、総理大臣はかっこいい発言をするけれども、現実に第一線で苦労する大蔵大臣は、総理の発言とは違ったやや慎重なニュアンスの発言をされてきたわけでありますが、昨日の総理の発言についての大蔵大臣の御見解を承っておきます。
【次の発言】 だから余り人ごとみたいに言わないで、行政改革もしまた経済の成長も保ち、や……

第94回国会 大蔵委員会 第18号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。  反対理由の第一は、政府が赤字国債の発行を減額するに当たって、その財源を増税のみに頼っているという点であります。  すなわち、政府は、昭和五十六年度予算において赤字国債を五兆四千八百五十億円発行しようとしており、その発行額は前年度予算に比べて約二兆円の減額となっております。われわれも国債減額に異議を唱えるつもりはありません。しかし、五十六年度予算及び税制改正等で示されたように、政府の国債減額は、所得税……

第94回国会 大蔵委員会 第20号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、本法律案は賦課権の除斥期間の延長あるいは罰則の強化等を内容とするものでありますが、この法律が施行されることによってどれぐらいの税収増になると予測しておるのか、この点はどうでしょうか。
【次の発言】 いま四、五年にさかのぼるのが法人税で二%強とお話がありました。これは件数であって金額ではない。したがって、さらに六年、七年にさかのぼる場合は税収等の面においてはこれは計算外であると、そう理解していいわけですね。
【次の発言】 本改正案のきっかけが、ロッキード事件あるいはダグラス、グラマン等の一連の航空機疑惑等を教訓として、悪質な脱税事犯に対し、刑の加重と公訴時効期間の延長を図……

第94回国会 大蔵委員会 第23号(1981/05/21、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、銀行法の改正についてお尋ねをいたします。  いま矢追委員からいろいろ質問があり、できるだけ重複を避けて質問いたしたいと思いますが、多少重複する点もあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  最初に大蔵大臣にお尋ねいたしますが、今回の銀行法の改正においてはいわゆる銀行の窓販、ディーリングの問題についていわゆる三原則が出された。それをめぐっていろいろ銀行業界等の反対があったわけでありますが、最終的にはディスクロージャーの問題あるいは監督権限の問題、大口融資規制等の問題で金融界の意見を取り入れてこれと引きかえに三原則を認めさしたと、こういうような感じがするわけであ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/11/10、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、建設大臣とそれから環境庁にそれぞれ一問ずつ関連質問をいたしたいと思います。  小平委員がいろいろ水質の問題を取り上げましたが、このことは、もしこれを怠ると、海を汚し、湖を汚し、やがて人類の破滅につながる、こういう点から非常に大事な問題であると思います。  それで、まず最初に赤潮との関連についてお尋ねしますが、赤潮はここ数年広域的に多発しており、五十五年度において二百十二件の発生が認められております。その約半数が大阪湾を含めた瀬戸内海で発生しており、漁業被害は減少しているとはいえ相変わらず減少傾向は見せていないわけであります。赤潮の発生件数も十三年前の約四・四倍で、漁民が……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/11/18、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは最初に、これは総理と行管庁長官にお尋ねしたいと思います。  御存じのように、第一次臨調が行われたわけでありますが、その第一次臨調のいろいろな答申の結果が必ずしも完全には実施されていない。たとえば地方事務官制度の問題にしても長年いろいろ言われながらも進まない。また、米の検査員制度も最近ようやく改革の兆しがあるわけでありますが、それにしても余りにも期間が長過ぎると思うんですが、そのように第一次臨調の答申が答申どおりなかなか実現できなかった、そういう原因がどういうところにあると考えているのか。そしてまた、今回の第二次臨調の答申の実施に当たってはどのような決意で臨まれるのか、行管……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1982/04/28、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 長官にお尋ねをしたいと思います。  中川長官は、科学技術庁長官に就任して以来、科学技術立国ということを一つのスローガンとしてこられたわけであります。私も、軍事大国も困るし、経済大国も最近はいろいろ貿易摩擦で非常に問題も多いわけですので、そういう中で、科学技術立国というものは非常にいい方向ではないか、このような気もするわけですが、中川長官の考えておられる科学技術立国というものはいかなる内容を持つものであるか、将来日本の国をたとえばどのような国家にしていきたいとお考えであるのか、このあたりをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 長官は、たとえば、世界のこういう国を一つの目標……

第96回国会 大蔵委員会 第2号(1982/02/16、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、農業共済再保険特別会計における農作物共済、畑作物共済及び果樹共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案について質問をいたします。  この法案の内容は、農業共済再保険特別会計の農業勘定、果樹勘定に生ずる再保険金の支払い財源の不足に充てるため、五十六年度において一概会計からこれらの勘定に資金を繰り入れる必要がある、こういうことで一般会計から農業勘定へ四百九十三億円余、果樹勘定へ百十六億円を繰り入れることができるようにするとか、こういう法案の内容でありますが、まず最初にお尋ねをいたしますが、去年のこの時期に出された法案と比べまして、い……

第96回国会 大蔵委員会 第3号(1982/03/23、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、最近の株式市場における株価の変動についてどういう認識を持っているのか、お伺いしたいと思います。  今回ダウ平均株価が一時は七千円台を割り込む、こういう波乱相場になったその背景には七年ぶりの昨年の十、十一、十二月期のいわゆるマイナス成長等の景気の低迷あるいは企業業績の悪化、あるいはまた、円安を懸念した外人投資家の売りあるいは輸出のかげりと、こういうようなことがいろいろあると思うのでありますが、しかし、先ほど同僚委員の質問にもありましたように、商法改正を前にして株主利益を全く無視した強引な時価発行増資が株式投資の魅力を失わせたんではないか、そういうところにも原因があるんでは……

第96回国会 大蔵委員会 第5号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案につきまして、反対の討論を行うものであります。  反対理由の第一は、法人税の延納制度の縮減が、特に資金調達能力の弱い中小企業、小規模企業の経営を圧迫するからであります。  特に、景気の低迷している現状の中で、中小企業の倒産も依然として高水準で続いており、今回の改正はこれら中小企業、小規模企業をますます苦境に追いやることを憂慮するものであります。  さらに、この制度改正による財源確保は五十七年度限りのものであり、真の財政再建に寄与しないこそくな……

第96回国会 大蔵委員会 第6号(1982/03/31、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 きょうは大蔵省の予算について二、三質問したいと思いますが、財政再建ということで各省の予算、特に経常経費等はここ数年ゼロベースが続いておるわけであります。そういう中で、大蔵省は各省の予算を厳しく査定をしていかなくちゃいけないわけで、そういう意味で、みずから大蔵省の予算についても厳しい姿勢で臨んでこられておるんではないかと、このように思うわけでありますが、いままで毎年着実に伸びておったのが伸びが抑えられてきたと、そういうことで大蔵省はこの予算で特にどういう点を節減をして伸びを抑えてきたのか、どのあたりに苦労されてきたのか、このあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。

第96回国会 大蔵委員会 第9号(1982/04/20、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、最初にグリーンカードの問題につきまして、本日は日本銀行の副総裁にもお越しいただいておりますので、二、三お尋ねしたいと思います。  昨日の日本経済新聞に、グリーンカードの導入で金融市場にどういう影響があるかということで日本銀行が分析をしたという記事が載っております。また、そのずっと以前に、日経新聞に、グリーンカード実施に伴う資金のシフトについての有力金融機関の予測という記事が載っておりましたが、これは日銀が行ったものであると、このように言われているわけでありますが、そのあたりはどうなのかどうかお伺いします。
【次の発言】 それでは、日本銀行の各部署でいろいろ研究をしておる……

第96回国会 大蔵委員会 第10号(1982/04/21、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 公明党の塩出でございます。  きょうはお忙しい中を大変いろいろ御意見をお聞かせいただきまして、心から感謝をしておる次第であります。  村本参考人からまずお尋ねをしたいと思います。  いろいろ重複を避けまして、まず、村本参考人は、何らかの手段で財源を確保して、政府需要をふやし、わが国の経済成長を高めるということは危険な選択である、こういう御意見を述べられたわけでありますが、これは私たちも非常に頭の痛いところで、経済の成長が伸びないと税収が入ってこないというけれども、そのために財政支出をふやすことはまた新たな国債をふやす。そういうことで、ただいわゆるわが国の潜在成長力と申しますか、無……

第96回国会 大蔵委員会 第12号(1982/04/27、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案について、反対の討論を行うものであります。  反対理由の第一は、昭和五十七年度末で国債残高は九十三兆円に達することになるにもかかわらず、実現可能な償還計画が全くないからであります。  一般会計における公債依存度は、昭和五十四年より減少の方向にあるとはいえ、今年度二一%、国債残高のGNPに対する比率は三三・五%、いずれも先進諸国に比し飛び抜けて高い数字であります。結果、国債の利払い、償還のための国債費は今年度七・八兆円に達し、近い将来国債費が国債の発行による収入を上回ることは明ら……

第96回国会 大蔵委員会 第13号(1982/05/13、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 今回、世銀の一般増資が実施されることになったわけでありますが、世界銀行は一九四五年十二月、戦後の復興及び開発援助を目的として設立をされ、その後世銀を補完する機関として国際開発協会、いわゆる第二世銀及び国際金融公社が設立をされておるわけであります。  まず最初に、世銀が設立以来、今日までの実績の評価を政府としてはどう考えているか、特に当初はわが国も世銀等の融資をかなり受けたように言われておるわけでありますが、そういう状況についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 増資前の世銀の授権資本は約三百三十四億七千万協定ドルでしたが、今回行われるいわゆる一般増資によって授権資本総額は約二……

第96回国会 大蔵委員会 第14号(1982/08/05、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは最初に、円安の問題についてお尋ねをしたいと思います。  本日は日銀総裁にもお越しをいただいたわけでございますが、まず最初に、日銀のお考えをお尋ねをしたいのでございます。  アメリカで公定歩合が最近引き下げられたわけでありますが、また内外の金利差も縮小の方向にあると、そう言われながらも円安はどんどん進行をし、昨日はロンドン、ニューヨーク市場等では二年四カ月ぶりに二百六十円を割っておる。こういう状況に対して、日本経済のファンダメンタルズから見ると過剰な円安ではないか、こういうような見方が多いように思うわけでありますが、この現在の円安は妥当な相場であるのか、あるいは過剰な円安と……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 大蔵委員会 第2号(1982/12/25、12期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、まず最初に、大蔵大臣は鈴木政権時代の大蔵行政に比して特にどういう点の政策転換を考えておるのか、そういう新しい政策転換はないのかどうか。その点はどうでしょうか。
【次の発言】 いままでの衆参の予算委員会あるいは本会議等で、五十九年度の赤字国債の脱却は非常にむずかしい、このように政府も答弁をしているわけでありますが、これはいつまで延ばすのか。また毎年、財政の中期展望というものを政府は予算委員会の審議に合わせて出してきているわけでありますが、こういう新しい指針はいつごろ出す予定であるのか。これを伺っておきたいと思います。


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 大蔵委員会 第4号(1983/03/03、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 両参考人の方には大変お忙しい中を御出席いただきまして、午前中いろいろ有益な参考になる御意見をお聞かせいただきましたことを厚く御礼を申し上げる次第でございます。  そこで、午前中のお話を踏まえて質問をしたいと思いますが、サラ金の被害者は非常に増加しておると、こういうようなお話でありました。利用者も上田先生のお話では五百万人を超えておる、あるいはまた樋口参考人のお話では、弁護士のところへ相談に来る件数も倍増していると、こういうようなお話でございます。この点利用者は非常にふえておる。それからまた、いままでは被害に遭っても届け出なかった、それが各地の弁護士会がいろいろPRしておるために、……

第98回国会 大蔵委員会 第9号(1983/03/25、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、まず大蔵大臣に臨調答申についての感想をお尋ねしたいと思います。  増税なき財政再建ということについては本国会においてもいろいろ論議があったわけでありますが、第五次答申には、「糧道を断ちつつ、歳出の削減によって財政再建を図る限り、おのずから既存の制度や政策の見直しが不可避となり、そのことが本格的な行政改革の推進につながっていく」、こうあるわけで、この趣旨には大臣も異存はない、そのように思います。しかし、私の率直な感想として、増税なき財政再建という言葉のみが先行して、それに至る具体論としての切り込みが非常に不足しておるんじゃないか。臨調の皆さんはそれなりに苦労してやった結果……

第98回国会 大蔵委員会 第10号(1983/03/30、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それではまず最初に実調率の問題についてお尋ねをいたします。  当委員会におきましても、法人税、所得税の実調率につきましては、現在、大体法人が一〇%、それから個人の場合は四%、こういうようなお話があったわけであります。ずっと過去を見てみますと、非常に高いときもあったし、低いときもあったわけでありますが、大体大蔵省といたしましては、この実調率はどの程度を将来の目標にしておるのかどうか、これをお伺いしておきます。
【次の発言】 実調率につきましてはそういう具体的な目標等が非常に立てにくいと、こういう事情の御説明があったわけでありますが、私は実地調査というのは、現在のところは、大体ねらわ……

第98回国会 大蔵委員会 第11号(1983/04/14、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 最近特にサラ金に関するニュースが新聞をにぎわしておるわけであります。自殺とか家出が急増しているように感じます。最近は被害者に女性が多いとか、金額が非常に多額になってきておるとか、それからサラ金だけではなしに、ほかの金融機関からもいろいろ借りている、そういうような例が多い。こういうようなことが言われておるわけでありますが、警察庁としてはどのように感じておるのか。急にふえたのか、あるいはもともとあったものが顕在化してきたものなのか。どのように感じておりますか。
【次の発言】 最近の新聞を見ましても、ピンはね業というのができた。これはサラ金に借りているのに、より安い業者を紹介して、そこ……

第98回国会 大蔵委員会 第12号(1983/04/19、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました自由民主党、新自由クラブの共同提出による貸金業の規制等に関する法律案、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行うとともに、日本社会党提出の両法律案のそれぞれ一部を修正する法律案に賛成の討論を行うものであります。  近年、貸金業、なかんずく消費者向け金融を中心とするいわゆるサラ金業は著しい増加を示し、その融資残高も大手五社で一兆円に上っております。一方、サラ金をめぐる紛争、トラブルもまた激増の一途をたどり見過しできないほど大きな社会問題になっており、一日も早いサラ金規制法の立……

第98回国会 大蔵委員会 第14号(1983/05/10、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 それでは、本法律案はすでに成立しております五十八年度予算の歳入にかかわる授権法案であり、加えて財政再建との関連においてきわめて重要な意味を待っているという点を重視して、まず五十八年度予算の財政再建過程における位置づけについて確認をしておきたいと思います。  鈴木前総理の公約でございました五十九年度特例公債脱却が歳入面から崩壊をし、これを受けた中曽根内閣は新しい財政再建計画が策定されない状況のもとで本年度の予算編成を行い、成立を見たわけでありますが、 率直に言って、五十八年度予算は新計画未策定のもとでの過渡的な予算と言わざるを得ないのではないかと、私たちそのような印象を持っておるわ……

第98回国会 大蔵委員会 第16号(1983/05/12、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 きょうは財源確保法案の最後の審議で、中曽根総理の御出席をいただいたわけでございますが、まず最初にお尋ねいたしたいことは、鈴木内閣のもとでの五十九年度の赤字国債脱却という公約は実現不可能になったわけでありますが、その後を受けて中曽根内閣が発足してすでに半年にもなるわけでありますが、いわゆる財政再建への青写真というものがわれわれにははっきりわからない。増税なのか、あるいは歳出カットか、国債増発かと、こういう三つが歳入歳出のアンバランスを埋める方法であると言われてきておるわけでありますが、どういう青写真でこの財政再建に取り組むのか、総理御自身のお考えをお尋ねしたいと思います。

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/03/31、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 私は広島に住む一人として、軍縮問題について質問いたしたいと思います。  最初に、外務大臣にお尋ねいたしますが、米ソによるINF交渉におきまして、レーガン大統領はいままでのゼロオプションという提案に対して、中距離核ミサイルの削減についての新しい提案をしたと報道されておるわけでありますが、事前に相談があったのかどうか。また、この意図はいずれにあると判断しているのかどうか。さらに、日本政府としてどのように評価をしておるのか、この点についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今回、極東配備を別枠とせずに一括とすると、こういう考え方は、日本の意図が十分反映したと、こう判断していい……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1981/11/12、12期、公明党・国民会議)

○塩出啓典君 公述人の皆さん、本日は御多忙の中をわざわざ当委員会にお越しいただきまして、大変示唆に富む御意見を承りましたことを厚く御礼申し上げます。私は、公明党・国民会議の塩出啓典でございますが、各先生方に一問ぐらいずつお尋ねをしたいと思います。  まず多田先生にお尋ねしたいのですが、聖域をつくるな、防衛予算も聖域であってはならない、これは私も非常に同感であります。ただ、防衛力をさらに増強せよという、こういう点には多少意見の違いはあると思いますが、私は、防衛予算もやっぱり国民の皆さんがその内容を理解し、本当に国を守るためには必要である、そういう国民的なコンセンサスがあってこそ非常に価値があるの……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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