塩出啓典 参議院議員
9期国会発言一覧

塩出啓典[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期-14期-15期
塩出啓典[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは塩出啓典参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

塩出啓典[参]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第15号(1971/12/22、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定、いわゆる沖繩返還協定の締結について承認を求めるの件に対し、反対の討論を行なうものであります。  反対理由の第一は、この協定の国会審議において示された政府与党の、議会民主主義のルールを無視し、沖繩同胞百万の心を踏みにじった強行採決の暴挙をあげなければなりません。過去において自民党は、国の進路を決定しまた国民生活に重大な影響を持つ法案、あるいは六〇年安保条約、日韓条約批准承認案件等について、たびたび強行採決の暴挙を繰り返し、そして、そのたびに、野党の引き延ばし作戦に対決する……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 参議院本会議 第18号(1972/05/31、9期、公明党)

○塩出啓典君 公明党を代表して、ただいま説明のありました農業白書並びに林業白書について質問をいたしたいと思います。  まず、農業問題についてでございますが、昭和三十六年、農業従事者と、他産業従事者の生活水準の格差をなくすことを目ざして農業基本法が制定され、以来今日まで、農業経営の規模の拡大、あるいは農地の集団化など、合理化、近代化の方向に進められてきたわけでございますが、しかし、現実には、先ほど説明のありましたように、農業の近代化、合理化は思うように進まず、農業基本法の目ざす目標とは反対に、農業と他産業との生産性の格差というものはますます増大をし、そうして農業の将来に対する夢と希望も大きくくず……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 参議院本会議 第5号(1972/11/13、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十七年度補正予算三案に反対の討論を行なうものであります。  反対理由の第一は、国民大衆の期待を全く裏切った予算だからであります。  田中内閣は、発足以来、歴代保守党内閣がとり続けてきたもろもろの政策を批判し、国民福祉優先の政策に転換することを公約してきました。したがって、本補正予算は、今日までの高度成長と生産輸出第一主義の経済運営を改め、国民生活の安定をはかるものでなくてはなりません。すなわち、社会保障関係費や年金の増額をはじめ、四十七年度当初予算で見送られた所得税減税の実施、生活環境改善のための社会資本整備等が行なわれるべき……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第25号(1973/07/04、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、ただいま報告のありました農業白書等に関しまして、田中総理並びに関係各大臣に対し質問を行なうものであります。  農業基本法が制定されてすでに十三年、政府は、これまで農業人口の減少は、やがて農家戸数の減少を招来し、そこから供給される農用地が専業農家の経営規模に結びつき、高生産性農業が形成され、他産業と均衡した農業所得が実現し、農産物の安定的供給が実現されると説いてきたのであります。  しかし、現実には白書の示すとおり、農業人口の急激な減少は農家の戸数減や規模拡大に結びつかず、その結果、農業生産性は向上せず、自立経営農家の減少、国内自給率の低下、農業所得の他産業……

第71回国会 参議院本会議 第38号(1973/09/24、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま宮之原貞光君より提案されました参議院文教委員長永野鎮雄君の解任決議案に対し、賛成の討論を行なうものであります。  いま七十一国会は、史上まれに見る長期国会となっております。すなわち、百五十日間という通常の会期終了後、自民党は、多数を頼んで六十五日という長期の延長を行ないました。国会の会期は、審議のゴールとも土俵とも言うべき重要な一線であります。大幅な会期延長は、この土俵を取り払い、少数政党に認められた合法的な抵抗の手段を否定してしまい、多数党の独裁をもくろむものと言わなければなりません。二百日をこえた会期を終わっても政府の提出した重要法案が……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 参議院本会議 第22号(1974/05/17、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、ただいま報告のありました農業、林業並びに漁業白書に関しまして、田中総理及び関係各大臣に対し質問を行なうものであります。  FAOの警告を待つまでもなく、人口増に対して世界の食料生産は追いつかず、世界的な異常気象も加わり、食料の危機が目前に迫っていることは周知の事実であります。とりわけ、主要農産物の多くを海外に依存しているわが国も、必然的に食料自給への道をとらなければならないことは明白な事実でございます。しかしながら、今日までの歴代政府・自民党の高度経済成長優先、農業軽視の政策のため、次の農村を背負い農業後継者とならなければならない若い農村青年たちは完全に農……

塩出啓典[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

塩出啓典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1971/08/03、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、大臣が行かれるそうでございますので、大臣に対する質問はあとにしたいと思います。  まず最初に、諸先輩からミカンの問題についていろいろお話がありまして、できるだけ質問はダブらないようにしたいと思いますが、まず午前中の質疑のときにいわゆる果樹農業振興基本方針、そういうものがこれがこの果樹農業振興特別措置法の第二条に基づいて昭和四十二年に作成をされておりますが、この内容についてちょっとお聞きしたいと思います。  まず、ミカンの五十一年度における需要の見通しが約三百数十万トンと見込んでおりますが、これは大体どういう条件での推定なのかということですね。

第66回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1971/10/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、先般、物価統制令の問題、また食管が非常に無法状態であると、そういうような点について中村委員からいろいろ指摘があったわけでございますが、それに関連しまして、先月末にこれは風糧庁長官にお聞きしたいのですが、山口における行政監察局が配給米の販売の実態を調査をしてそれを発表しているわけでございますが、そういう点について報告を受けているかどうか。
【次の発言】 これは、現地の新聞等にはかなり大きく載っているわけですけれどもね。そういう、いうなれば食管法がちゃんと守られていない。そういうような問題が食糧庁長官のほうにもちゃんと報告がこないというのはどういうことなんでしょう。


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 決算委員会 第2号(1971/12/17、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、山田委員に関連をいたしまして、二、三質問をさせていただきます。  ちょっと内容が決算委員会と違う点もあるわけですが、沖繩国会が忙しくてなかなか委員会も開かれておりませんので、この問題非常に急ぐ問題で、多少内容が違う点もあるんじゃないかと思うのですが、その点はお許しをいただきたいと思います。  最初に、私は厚生省にお聞きしたいのですが、先般この塩の安全性について、国会法に基づく質問主意書を提出し、厚生省としてのこの塩の安全性に対する見解を求めたわけであります。まあ、有史以来ずっと使ってきた塩田法の製塩を改めて、世界でもイオン交換膜による塩を使うのは日本が初めてである、私は……

第67回国会 建設委員会 第2号(1971/11/16、9期、公明党)

○塩出啓典君 この報告に「予想を超えた速度と規模で生じた」とありますが、実験の当初計画したその速度と規模がどういう根拠のもとに大体どの程度と予想しておったのかですね、これはこの資料を御提出いただきたいと思います。まあそれに対してどういう計数が違ってこうなったかということは、あとでないとわからないと思いますがね。  もう一点は、崩壊実験計画は科学技術庁が立てた、そういうように答弁がありましたが、建設省は地形と土質を担当しておった、そういうようなお話もあったわけでありますが、当然私は崩壊実験においてはその地形とか土質というものの関連のもとに、どの程度の速度と規模でいくかということが計算されるわけで……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/11/02、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは私は内政問題にしぼりまして総理並びに閣僚にお聞きしたいと思いますが、総理は今回の施政方針演説で、国民福祉と経済成長の調和のとれた新たな繁栄への条件をつくる、そのように言っておりますが、六年間政権を担当してきた佐藤さんのその路線が延長されるのか、ここで方向転換するのか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 では佐藤総理は今日までの佐藤内閣の経済財政政策というものは失敗であったと、そのように認めますか。
【次の発言】 どうもその点はなはだ私は納得できないわけですよね。きのう本委員会の答弁で大蔵大臣も、そういう財政政策の失敗を認めたわけです。また、昭和四十五年に、経済……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/11/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 関連で一つ。  これは、いまいろいろお話を聞きますと、実際これはよくわからない問題だと思うのですね。まあ初めてなんだから、この実験は。だから、それで気象庁はたいしたことはない、たいしたことはないということばかり強調しておるのだけれども、アメリカに抗議するには、あぶないという――こういう点が心配だと、そういうところをやっぱりどんどん調べて、PRをして、それを申し込まなきゃ全く抗議にも何にもならないと思うんですよ。へのかっぱにもならないと思うんですね。そういう点で、ひとつ総理も各省に指示をして――やっぱり、ほんとうに起こってから、しまったと、あとからじゃおそいわけですからね、ほんとう……

第67回国会 予算委員会 第7号(1971/11/09、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表し、ただいま議題になっております昭和四十六年度補正予算三案に対し、反対の討論を行ないます。  現在わが国を取り巻く情勢は、外には、中国の国連加盟、ニクソン声明によるIMF体制の崩壊、日米関係の再調整、そして沖繩返還、円切り上げ問題、内には、公害、交通事故、物価高、まさに歴史の大転換期に直面しております。しかるに、本委員会で示した政府の姿勢は、これらの新しい時代に対処し得ず、わが国の前途に重大な憂いを残しているのであります。そのような政府の姿勢は、補正予算案にも如実にあらわれております。今回の補正予算は、今日の事態に対処することはもちろん、政府の経済政策の転換の手……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1972/05/10、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは時間も大分たちましたので、まず食糧事務所の設置について、この問題についてお聞きしたいのですけれども、大体仕事の内容は本土の場合とはいまさっき幾分か違う、いわゆる生産者の米の買い入れの検査、そういうのは今回はやらない、そういうことでございますが、まあ大体日本におけるいわゆる食糧事務所と、それと今回設置される食糧事務所の内容の違いというものはどういう点だけが少なくなるのか、その点ちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 しかし一応五年、当分の間というのは五年というお話ですけれども、五年たてば大体食糧事務所も日本と同じようになる、大体そう考えていいわけですね。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1972/05/12、9期、公明党)

○塩出啓典君 それではまず最初にお聞きいたしますが、今回沖繩に総合事務所を設置すると、そういうことでございますが、この宮古財務出張所、八重山財務出張所、こういう財務出張所ができまして、国有財産を管理すると、そういうことでございますが、こういう先島方面にはどういう国有財産があるのか、それを御説明願いたい。
【次の発言】 国有財産というのは、それ以外にはないわけですね。
【次の発言】 人員がそれぞれこれを見ますと載っておりますが、こういう人員をこれだけにしたという積算の根拠、これはたとえば宮古財務出張所四人、八重山財務出張所四人、こういうのはやっぱりどういうことを基準にきめたのですか、人員の数は。

第68回国会 決算委員会 第12号(1972/05/24、9期、公明党)

○塩出啓典君 ちょっと関連で。  いま総理は、環境庁が今後中心でやっていくというお話でございますが、毒ガス処理の問題は、あと中尾委員から質問がありますように、やはり健康被害の問題もあるわけですね。そういう点で、健康被害だと厚生省と、しかもいま救済しているのは大蔵省の旧令共済と、非常にまとまってないわけですね。今後、だから、環境庁ならば環境庁のどことはっきりきめて、そこがやはり、戦後の毒ガスがどのくらい残ったか、それがどういう処理をされたと、人体にどういう影響を及ぼしているか、そういうような実態を今後ともやはり環境庁が責任を持ってやると、そのように判断をしていいわけですね。いま大久野島に環境庁が……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、公明党)

○塩出啓典君 それではまず沖繩の問題について、時間もおそくなりましたので、具体的問題から質問したいと思います。  まず、沖繩復帰することにつきまして、NHKの予算も沖繩地域においては、可及的すみやかに本土と同等の放送サービスを行なうことを目途とし云々、そういうことでやっておられると思うのでございますが、やはりわれわれといたしましては、沖繩の県民の皆さんが日本へ復帰して、ほんとうによかった、それはもうあらゆる面について言えるわけでございますが、やはりテレビの放送とか、そういうような面においても、やはり復帰してよかったというように私はしていくべきである、そのように思うわけでございますが、そういう考……

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/03/30、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、若干の希望意見を付し、承認を与えることに賛成の意を表するものであります。  戦後二十七年の長きにわたり、米国に支配されていた沖繩の本土復帰を五月に迎え、沖繩百万の同胞に対して、協会は本土並みの放送の早期実現を目ざして最大の努力を払われるよう強く望むものであります。  特に先島地区については、沖繩本土に比べ、放送サービスにかなりの格差があることを十二分に認識せられ、復帰後の措置に万全の対策と考慮を払われんことを、特に要求するものであります。  次に、日本放送協会は、公共……

第68回国会 逓信委員会 第15号(1972/05/18、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは今回の法律について若干質問をしたいと思います。  まず最初に、加入電話に対する公社としての需要予測についてお聞きしたいんですが、まず第一点は、拡充法制定当時の需要予測というものは、非常に、その当時の需要予測と実績とは、大きな違いが出たわけでございますが、そういう点について、どういうわけで、そういう違いが生じたのか、その点についての御見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 まあいろいろいま御説明がありましたように、経済成長率が非常に予定よりもたくさん進む、また、その他核家族化等もその当時の予想と大きく食い違ったことが、その原因という、いま説明があったわけでございます……

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/23、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対の意を表するものであります。  いまや、わが国の経済の急速な発展と核家族の進展に伴い、国民の電話需要は増大し、電話の積滞解消こそが急務であることは論を待たないことであると理解するものでありますが、御承知のように、拡充法が制定されました第三十四国会の審議の過程において、当時の郵政大臣及び公社総裁は、公社の資金調達は、本来、国の財政資金の充当が当然のことであり、拡充法による加入者債券の引き受け制度はあくまでも昭和四十八年三月三十一日までの十三年間の暫定措置で……

第68回国会 逓信委員会 第17号(1972/05/25、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、郵便切手類模造等取締法案について、二、三質問をしたいと思います。  この法案は、公明党も非常に推進してきた法案であり、わが党の出した、考えておった考えと、通信の日付印の点が抜けておりますが、その点を除いては、内容においても大体同じような内容でございますので、とやかく言うのはどうかと思いますが、「郵政大臣又は外国政府の発行する郵便切手」とありますが、外国においては、たとえばイギリス等においては、これはイギリス政府ではなくて、郵政公社、アメリカも郵政公社ができておると聞いておるのですが、そういう外国政府の発行する切手というのは、郵政公社発行の切手はどうなんですか、その点。

第68回国会 逓信委員会 第20号(1972/06/08、9期、公明党)

○塩出啓典君 それではCATV法案の実質に入ります前に、これは一昨日の外務委員会で社会党の田議員が総理に質問をした問題でございますが、ラジオ関東の社長が台湾独立運動に非常に力を入れているんじゃないか、そういう点についていろいろ質疑があったわけでございますが、これは電波行政にも関連をする非常に大事な問題でございますので、この際郵政大臣としてそういう内容をすでに聞かれているかどうか、どのように理解されているか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ内容もどういう内容であるかということは、まだ詳細にはつかんでないということですね。これは私まあきのうも御連絡申し上げたわけですけれども、……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/12、9期、公明党)

○塩出啓典君 ちょっとここで郵政大臣にもう一ぺん確認しておきたいと思うのでございますが、新谷先生からもさっき質問がありましたように、いわゆるビル陰とか、それから新幹線、そういうようないわゆる都市難視というのは、あくまでも原因者が負担するというのが原則です。ところが、この法案によりますと、実際そういう都市難視の場所は、結局CATVに入らなければ――テレビの見えない場所があると思うんですね。そうすると、結局その都市難視の解消というのは、そういうCATVによってなされていくのはいいわけなんですけれども、問題は、負担が結局、いま新宿にあるいわゆる日本ケーブルビジョン等を見ましても、非常に経理的に苦しい……

第68回国会 逓信委員会 第22号(1972/06/16、9期、公明党)

○塩出啓典君 いま一千億の限度の話が出ましたが、別にこの法律の中には、一千億越したら貸し出しちゃいかぬというのはないわけですね、この中には。だから、いまさっき一千億あれば十分だというけれども、これはやってみなければわからぬわけです。一千億オーバーしても、これはやっぱりあれでしょう、貸し出していいわけです。別に法律違反でもないわけですし、いま、ほかの大蔵省に気がねして一千億ということに一応しておるけれども、しかし、実際に一千億以上需要があれば、やはりそれは法律でちゃんと貸し出すようになっておるから――、この中には、一千億オーバーしたら貸し出し停止するという条文がありますか。

第68回国会 農林水産委員会 第4号(1972/03/23、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、きょうは農林大臣の所信表明に対する質問でございますので、非常に農業全般の問題について質問をすべきでございますが、実を申しますと、今回の予算あるいはまた大臣の所信表明等もいろいろ読ましていただいたんでございますが、私も農林水産へ来て日が浅いもんで、なかなかよくわからない。そういう点で非常に幼稚な質問があるかもしれませんけれども、その点は御了解をいただきたいと思います。  そこで、今度の大臣の所信表明の一つの大きな重点項目は、やはり農業団地の育成という、そういう点じゃないかと思うのでございます。まあ過去においては農業構造改善の促進対策実施要綱とか、あるいは農業構造改善の助成……

第68回国会 農林水産委員会 第12号(1972/05/11、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、今回の土地改良法の改正について質問したいと思いますが、まず最初に、この土地改良法の第四条において、土地改良事業に対する長期計画を作成をすると、それは閣議決定を経なければならない。そういうことで、私、いただいた資料は昭和四十一年の土地改良長期計画というものがあるわけでございますが、まず、この計画が、これは十年計画の中途でございますが、また新たに計画をつくると、そういうお話も聞いているわけでございますが、この四十一年の長期計画というものが大体予定どおり進行してきたのか、その点どうですか。
【次の発言】 いまお話しでは、金額では一〇〇%で、けれども実際においては大体四十五年ま……

第68回国会 農林水産委員会 第13号(1972/05/12、9期、公明党)

○塩出啓典君 私も、きょうは、林業問題について質問をしたいと思います。政府の林業に対する一般、その他、入札の問題、保安林の問題等についてお開きしたいと思うわけでございますが、きょうは御存じのように午前中から林業問題が期せずして、打ち合わせしたわけじゃないわけですけれども、こういうように林業問題が検討されるということは、一つは、日本の林業というものが一つの大きな曲がりかどに来ておる。私の住んでいる瀬戸内海の沿岸でも、環境悪化のためにマツクイムシで松がどんどん枯れておるし、また、外材の増大によって木材価格は低迷をしておる。また、そういう反面、一方、森林に対する国民の要望というものは非常に強くなって……

第68回国会 農林水産委員会 第17号(1972/05/26、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、時間もだいぶたちましたので御答弁のほうも簡潔にお願いしたいと思うのでありますが、きょうは、戦時中御存じのように日本政府が広島県の大久野島でイペリットやルイサイト等の毒ガスを製造し、それが各地に戦時中散らばっておったわけでありますが、それが戦後に海に捨てられたり、そういうような処理がなされ、一部はその後自衛隊あるいは海上保安庁、漁民等によって掃海をされた、あるいはまた漁民の網にひっかかったりして、その際に、被害を受けている、そういうような人も出ていることは明らかになっているわけでございますが、これは政府としてそういうような実態を、簡単でいいと思うんですけれども、どこがどの……

第68回国会 農林水産委員会 第19号(1972/06/08、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、前川委員からいろいろ質問がございまして、重複するところは省略させていただいて、まず最初に、ただいまも局長もやはり農林漁業の将来を考えるときには、団体職員の質の向上が非常に必要である、そのためにはやはり農林年金制度も充実さしていかなければいかぬ、そういう趣旨はそのとおりだと思うのでありますが、このいただきました資料を見ると、かなり人数は毎年数%ずつ増加して、ちょっと女性のほうがふえているような傾向にあるわけですが、大体どうですか、年齢的にやはり次代をになうそういう優季な団体職員が入っているかどうかですね。ということは年々年齢構成というものはどうなっているのか、大体の傾向は……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、公明党)

○塩出啓典君 今回の暫定予算を出さなければならなかったいきさつ、また、先ほどの大石発言等については、いままでいろいろ論議もございまして、質問したい点もございますが、時間も限られておりますので、すぐ本論に入りたいと思います。  そこで、まず行政管理庁長官にお聞きいたしますが、昨年任期が切れてもう半年にもなろうとしております行政監理委員がいまだに任命にならない。私は政府の行政改革に対する熱意が全くないんじゃないか、そう思うんですが、その点はどうですか。
【次の発言】 さきの補正予算のときにも、行政監理委員が全部交代をすることは、行政監理という大事な業務の渋滞になる、そういう点で、全部かえることはど……

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/04/10、9期、公明党)

○塩出啓典君 関連。  いま総理は秘密を減らす方向で検討すると言われたのですが、先般三木委員の質問に対して、秘密の基準ぐらいは明らかにしろ、外務省はその秘密の基準を秘密だというんですね。それはもちろん、私はそういう秘密に関する取り扱いそのものが出せなくても、やはりこういうものが秘密なんだという、そういうやっぱり、たとえば人事に関する問題は発表になるまで秘密だ、これは国民は納得できると思うんです。だからやはり各省ともこういうものを秘密にするということを、これはもちろん暗号なんかは、これはまずいけれども、そんなものは出さなくてもいいんですから、それは概念だけでもやはり国民の前に明らかにしていくのが……

第68回国会 予算委員会 第12号(1972/04/15、9期、公明党)

○塩出啓典君 まず最初に、防衛庁長官に自衛隊の火薬の輸送の問題でちょっとお聞きしたいと思います。  広島県の江田島の中国化薬で製造された弾薬が全国の自衛隊基地に送られているとのことでございますが、これは事実かどうか。また、どの程度、どういう方法で送られておるのか、お答えいただきたい。
【次の発言】 大体年間どれくらい送っていますか。
【次の発言】 私の調査では、年間二千六百十八トンが全国に送られておる。  そこで、呉市においては、自衛隊の弾薬輸送が行なわれるということを市当局も警察も知らなかったわけで、連絡を受けていない。最近そういう弾薬輸送が行なわれるということを聞いて非常に市民は驚いておる……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/04/17、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、きょうはまず最初に林業問題、これについて聞きたいと思います。  林野庁は今年二月、国有林の新しい森林施業の方針を発表しておりますが、この背景と、その意図について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 国有林の全面皆伐に対する批判は、非常に各地に起こっておるわけでございますが、先般、私参りました鳥取県の三国山、扇ノ山、あるいはまた広島、山口、島根にまたがる西中国山地等でも、県や地元から非常に反対が出ております。そういう点でいま林野庁がそういう方向転換をするということには、非常にわれわれも賛成でございます。  そこで、国有林の伐採計画は、環境保全の立場から、県や地元の意見……

第68回国会 予算委員会 第18号(1972/04/26、9期、公明党)

○塩出啓典君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会の審査の対象は、科学技術庁、文部省、自治省、厚生省及び労働省所管に属する昭和四十七年度予算でありまして、去る二十二日より本日までの四日間にわたり、連日慎重に審査を行ないました。以下、その概要について申し上げます。  まず、科学技術庁所管についてでありますが、新しい時代のエネルギー源の大宗として、原子力発電の開発が進むにつれ、各地における原子力発電所の設置をめぐる地元住民との間の紛争も増大の傾向にあるが、この際、政府としては、いうところの国民福祉優先の立場から、放射能に対する安全性を確保するため、たとえばアメリカで実施している……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1972/08/10、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、きょうは広島県大久野島で昭和二年から第二次大戦の終了まで、旧陸軍東京第二造兵廠忠海製造所、これがここにありまして、旧陸軍唯一の化学兵器工場であり、一般に毒ガス工場と呼ばれていることは御存じのとおりでございますが、本日はこの問題について厚生大臣あるいは環境庁、大蔵省等のお考えをお聞きしたいと思う次第でございます。  そこで、まず最初に伺っておきたいことは、御存じのように公害は大きく言えば国の責任ではありますが、身近く言えば企業が責任でございます。また原子爆弾の場合もこれは大きく言えば国の責任でありますけれども、やはり身近に考えれば、直接はアメリカが責任である。そういうのに……

第69回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1972/07/27、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、いろいろ質問がありましたので、重複しないように簡単にお聞きしたいと思います。  まず最初に、先ほど農林大臣は、生産費及び所得補償方式の所得というのは食管法にはないと、そういうことばは。けれどもそれをやってるんだと、そういうような意味の御発言がありましたが、私は、この所得ということばはありませんけれども、当然この食管法においては「政府ノ買入ノ価格ハ政令ノ定ムル所二依リ生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム」と、あくまでもやはり「米穀ノ再生産ヲ確保スル」ということは、当然やはり再生産をできるだけの所得を確保しなければならないと、そう……

第69回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1972/08/11、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、農林大臣は所用があるそうでございますので、大臣に対する質問を先にいたしますが、足立農林大臣になりまして今日までの農林水産委員会を通して非常に私が感ずる点は、大臣は食管のいわゆる末端逆ざやをなくしたいと、そういうことを非常に強調されているように思います。一方では、食管というものは根本的に変えるのではなくして、現在実際に有名無実、名前があっても実体がない、そういうところは変にるけれども、抜本的には変えないと言っておるけれども、そういう点、非常に逆ざやをなくするということが、これが大きな政策目標であるならば、これは食管制度の抜本的な問題点じゃないかと思うんですね。そういう点で……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第14号(1973/08/31、9期、公明党)

○委員以外の議員(塩出啓典君) ただいま議題となりました瀬戸内海環境保全法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  瀬戸内海は、その大半の海域が自然景観に恵まれ、国立公園として指定され、国民保養の地として国民から広く親しまれてきたところであります。また、従来より、瀬戸内海全域が好漁場を形成し、浅海養殖業の発展とともに、その漁獲量はわが国の浅海養殖業全体の五〇%を占めるに至っております。  しかるに、政府の高度経済成長政策の推進のもとに瀬戸内海沿岸地域には二十余拠点の臨海工業地帯が形成され、沿岸地域の都市化と重なって、瀬戸内海全域の水質は極度の汚濁状況を呈しており、とりわけ大竹、岩国、……

第71回国会 商工委員会 第25号(1973/09/13、9期、公明党)

○委員以外の議員(塩出啓典君) ただいま議題となりました海水淡水化法案につきまして、その提案理由並びに要旨を御説明申し上げます。  最近における産業活動の拡大、国民生活の高度化等を反映して、水の需要は増大の一途をたどっており、産業活動が集中し、かつ人口が極度に密集している大都市地域では、水需要の増加は年率一〇%を上回るほどであります。ことに、工業集積が極限の状態に達している京浜、中京、阪神及び北九州の四大工業地帯では、水需給の逼迫は近い将来現実の問題となることは明らかであります。  全国的な規模で水需給の逼迫が現実化するのは、昭和五十年代の半ばころからであり、建設省が昭和四十六年四月に発表した……

第71回国会 逓信委員会 第6号(1973/03/29、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、まず最初に、この日本放送協会の予算書でございますが、昨年の三月三十日の参議院逓信委員会の附帯決議におきまして、「国会に提出する協会の予算および決算関係書類については、国会の効率的審査に資するよう改善すること。」と、こういう附帯決議がなされているわけであります。これはNHKの予算書が項ぐらいしかなくて、それからあとのこまかい点については、政府のほかの予算に比べて、非常にわかりにくい、そういう趣旨でこういう附帯決議がなされたわけでございますが、それに対して、郵政省としてはどのように検討し、そしてまた今回の提出された予算書においてはどのように改善をされたのか、その点についてお……

第71回国会 逓信委員会 第11号(1973/06/19、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは簡易生命保険法の一部を改正する法律案についての質問をいたしたいと思います。  まず最初に、簡易保険の精神というものは一体いずこにあるのか、簡易保険の存在理由、あるいは簡易保険というものが一体どういう対象を目ざし、どういう特徴があるのか、そのあたりについて郵政省の見解を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 ということは、言うなればたくさんお金を持っている人よりも、やはり庶民を対象にした簡易保険であると、そのように考えていいわけですね。
【次の発言】 そこで、私は、簡易保険の募集のあり方あるいはまた払い込み団体の組成のあり方等について、これは昭和四十五年の十二月でございま……

第71回国会 逓信委員会 第16号(1973/07/17、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは最初に、このたび小野さんがNHKの会長になられまして、いままでの副会長のときよりも一段と責任は非常に重大になってきていると思うのでありますが、今後ますますNHKの使命が重大になってくるときにかんがみて、新会長としてどういう決意を持っておられるのか、それをまず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 特に、放送の自主性というものをますます堅持してがんばってもらいたい、そのことを要望しておきます。  それで、まず最初に、受信料の回収状況の問題でございますが、これはいつも決算、予算のたびに問題になることでございますけれども、これが年々増加しておる。たとえば昭和四十五年度の……

第71回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1973/11/13、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、時間も限られておりますので、農林大臣も簡潔に答弁をしていただきたいと思います。  まず最初に、現在、先ほども話がありましたように、消費者物価、卸売り物価ともにかってない急上昇をいたしまして、最近はちり紙の値段が非常に上がるとか、そういうインフレ的な様相が非常に強くなっておるわけであります。したがって、現田中内閣にとっては、これはもう物価安定ということが最大の急務である。こういうことは田中内閣発足以来、あるいは佐藤内閣のときを比べて、いまぐらいそういうことが必要に迫られているときはないと思うんでありますが、そういうときを選んで消費者米価を引き上げるという必要性ですね。なぜ……

第71回国会 農林水産委員会 第2号(1973/02/09、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、時間もだいぶたちましたので、できるだけいままで出た質問とダブらぬようにしてやりたいと思うのです。いまちょっと堀本先生が言いました果樹農業振興基本方針、これをもとにずっと政府のそういう示された方針に従って全国のミカン農家はミカンの増産に励んできた。それで、こういう結果になってきたわけです。さらに今後もそういう方向でいくわけで、この基本方針というものが非常に大事じゃないかと思うんです。これが間違っていると、とんでもないことになりますからね。そういう点で、これはちょうどもう二年前の四十六年の八月三日にもこの委員会でミカンのことが問題になりまして、結局そのときにいろいろ心配した……

第71回国会 農林水産委員会 第3号(1973/02/23、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、時間もだいぶたちましたので、質問も要点をやりますので、答弁のほうもひとつ要点だけお願いしたいと思います。  最初に、これも非常に緊急な問題でございますが、二月十二日に、何者かによって日本海に大量の油が不法投棄されまして、これが島根県の東部海岸に二月十二日の朝漂着をし、漁民の通報によって初めて海上保安庁も知ったと、そういうような事件があったわけでございます。油の量は、県の発表では三百トンとも一千トンとも言われ、漁業被害は数億円出ておる、このように聞いておるわけでございますが、海上保安庁は、犯人の捜査に全力をあげているようでございますが、犯人がわかったのかどうかその点。簡単……

第71回国会 農林水産委員会 第7号(1973/03/29、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは時間もだいぶたちましたので、二、三の点について農林大臣の考えをお聞きしておきたいと思うのでございますが、先般「農産物需給の展望と生産目標」の試案について田中総理は、これは内閣としては認めていない、そういうようなお話でありました。私は、農業というのは農業だけで成り立つものではない。やはり自由化の問題一つとってみても、当然農業というものの今後の方針については、やはり田中内閣、政府全体の施策の一環として推進をしていくのは理の当然じゃないかと思うんです。そういう点でやはり当然農林省として、こういう大事な長期の見通し、あるいは生産目標等は、早急にやはりはっきりしたものをつくって、そ……

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/06/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは最初に、三十四年二月五日の政府の「甘味資源の自給力強化総合対策」では昭和四十三年の砂糖の需要量百五十二万トン、そういうような予想を立てておったわけでありますが、実際には、三十六年で百五十二万トンを突破して非常に需要量が大幅に狂ったわけでありますが、大体農林省の予想は狂うことが非常に多いわけですね。いつもそれを、あとから何だかんだといって理由づけをするわけですが、やっぱり農林省のそういういろいろな予測というのは、農民の指針になるわけですから、そういう基礎になる数字がこのように狂うということは非常に問題だと思うんですけれども、どういうわけでこんなに狂ったんですか。

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/06/07、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは私も二、三関連してお聞きしたいのでありますが、先ほどからいろいろ足鹿先生からも、この四法案だけでは、これは根本的な農業の解決はないと、何かほかにもっと将来に向かっていろいろやることがあるんじゃないか、そういうことで宮脇会長からも、これは言うなれば洋服が小さくなったから似合う洋服にするので、先のことは、情勢が非常に変わって、変動でわからない。そういうようなお話です。ちょうど大海を船が行っておる。いまちょうど水が入って、応急手当をするだけであって、常に私は現在の米価の値上げとか、あるいは昨年のミカンの暴落、そういう問題にしても、常に応急手当、そういうことでわいわい言っているだ……

第71回国会 農林水産委員会 第12号(1973/06/14、9期、公明党)

○塩出啓典君 それではまず最初に水産庁にお聞きしておきたいんですが、先般の第三水俣病あるいはPCBの環境庁あるいは水産庁の測定結果によって、非常に各地で漁業界に大きな波紋が起きておるわけでありまして、言うなれば私は、日本の漁業の一大ピンチではないかと思うわけであります。そういう点で、これから魚の水銀の許容量あるいはPCBの許容量等がきめられていく、かなりいままでの基準よりもきびしくなっていくんではないか。そういうことを考えますと、まあわれわれ日本民族は、世界の民族でも一番漁業というものから得るたん白源というものの非常にパーセントは高いわけでありますが、一体漁業の将来はどうなっていくのか、食べる……

第71回国会 農林水産委員会 第13号(1973/06/15、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、最初に農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案についてお聞きしたいと思います。  それで、今回のこの農業近代化資金の貸し付け対象のワクを広げる、あるいは限度額を引き上げる、そういう内容のように思うわけでありますが、ところが、現在までのいわゆる農業近代化資金の貸し付けワクというのは非常に消化されていない、最近ずっと並行しているように思います。それは一体どういう理由によるのか。そういう状態にありながらなおかつ引き上げる、そういう目的はどこにあるのか、簡単にひとつ。
【次の発言】 そうしますと、金額は非常にふえているが総ワクはふえていない。ということは……

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/06/26、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、公明党を代表して、農林中央金庫法の一部を改正する法案に対して、反対の意を表明するものであります。  農林中央金庫法の改正の大きな問題は、大正十二年に発足した産業組合中央金庫が長きにわたり改正、整備されて、本年十月三十日に満了期限を迎えることから、金庫自体の存続をはかるものであります。  産業組合中央金庫として設立されたときは、第一次産業の産業別国民所得の割合を見ても、就業人口を見ても、その数は多くを占めていたのであります。  しかしながら、三十年代から四十年代にかけて、製造工業は大きく発展をしたのでありますが、それに伴って農業技術の発展の過程で、所得での比重は低下の現象が見……

第71回国会 農林水産委員会 第17号(1973/06/28、9期、公明党)

○塩出啓典君 非常に今回のそういう発表にしても、ちょっと厚生省としては不謹慎きわまりないと申しますか、新聞記者の諸君からつっつかれて、それで引くような、そういうことでは非常に困ると思うのですね。そういう点で、厚生大臣としても、当然反省はしていると思うのでありますが、先ほどもありましたように、今後はそういう権威のある慎重なやはり配慮をしてもらいたい、このことを要望しておきます。  それで、問題はやはり魚はいろいろ、瀬戸内海でとれる魚もあれば、日本海でとれる魚もある。いろいろな魚があるわけでありまして、また同じ汚染海域であっても、魚の種類によって汚染の度合いが違うと思うのですね。また、同じ一匹の魚……

第71回国会 農林水産委員会 第18号(1973/06/29、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、いま中村委員、あるいはきのう委員会等でもいろいろ質問がございまして、それに関連いたしまして二、三農林大臣にお聞きしておきたいと思うんでありますが、まあ農林省の発表では、今日まで非常にアメリカを信頼をして、そしてアメリカが輸出規制をしても、日本に対しては心配ないんじゃないか、そういうように発表してきておったのが、こういう事情になってきたわけです。しかも、きょうのお話でも、七月二日のアメリカの決定がかなり日本には有利に響くんじゃないか、そういうような、言うなればアメリカ頼みというんですかね、やはり一番大事な食糧についてアメリカまかせというのでは、非常にまあたよりない。こうい……

第71回国会 農林水産委員会 第19号(1973/07/03、9期、公明党)

○塩出啓典君 いまのに追加いたしまして、特に在庫等につきましても、大体どこに何トンぐらいあってと、そういう農林省の集計したもの、在庫量の詳細なデータですね、それから毎月の需要量等も、一年間を通して――平均三十万トンですけれども、月によっていろいろまた違いもあると思うのですね。そういう需要量のいままでの資料、そういうものをひとつ早急に農林水産委員会に提出をしてもらいたいと思うのですね。で、まあいまの農林大臣の答弁を聞いておりましても、需給が非常に問題になっているのに、農林省としても中村委員の質問に対して全く正確にデータをつかんでいないし、そういう点は非常にわれわれも心外でございますけれども、詳細……

第71回国会 農林水産委員会 第21号(1973/07/06、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、諸先輩からいろいろ質問がありまして時間も三十分でございますので、できるだけ重複を避けてお尋ねしたいと思います。  今回こういう事態になったわけでありますが、厚生省が献立を発表した、そういうことで、やはり食べてもいい安全な魚まで非常に危険なように、そのために国民が魚を食わなくなったと、そういう要素も多分にあるということを思うのですけれどもね。厚生省はそれを認めてますか。やっぱりああいう献立発表したために売れ行きがとまってまことに申しわけないという気持ちがあるのかどうか。
【次の発言】 先ほどからいろいろ漁民、それから関連産業等の被害の補償の問題が出てまいりましたけれども、……

第71回国会 農林水産委員会 第24号(1973/07/13、9期、公明党)

○塩出啓典君 非常に初歩的な質問で申しわけないのですが、畑作共済におきまして、今回いわゆるバレイショ、てん菜、大豆、アズキ、インゲン、それからサトウキビ、こういうのが選ばれておるわけでありますが、この特定畑作物として六品目を選んだ理由ですね、簡単にひとつ。
【次の発言】 今後、これらのほかに共済対象になり得るものとして、どういう種類のものがあるのか、それについての調査というのは、どの程度まで進んでいるのかですね、これを簡単にひとつ。
【次の発言】 そうすると、今回この畑作五品目は北海道だけに限られておるわけでありますが、たとえば大豆などは北海道以外などでもかなり栽培されておるわけでありますが、……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/08/28、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは非常に初歩的な質問で申しわけないのですが、農林年金が昭和三十四年にいわゆる厚生年金から分離して、そうして厚生年金と農林年金には、午前中質疑もありましたように、支給される年齢が六十歳と五十五歳で違うとか、あるいは標準給与は最後の三年をとる違いがあるとか、そういうような内容の違いがあるわけでありますが、農林年金がいわゆる分離独立をしたというその目的と意図はどこにあったのか、それをちょっと説明してもらいたいのですが。
【次の発言】 私は、やはり農業というのは非常にいま大きな曲がりかどというか、ほんとうに今後検討していかなければならない一つの危機にきていると思うんですね。そういう……

第71回国会 農林水産委員会 第27号(1973/09/13、9期、公明党)

○塩出啓典君 いま中村委員のほうから畜産の当面する問題、飼料問題、緊急対策、そしてまた、乳価あるいは豚価の問題等についていろいろ質問があったわけでありますが、私は質問は重複を避けまして、本日は特に輸入のいわゆる牛肉あるいは豚肉、そういうような問題についての農林省の姿勢と申しますか、そういう点について二、三お聞きしたいと思うんです。  御存じのように、先ほどから質問がありましたように、国内の生産の伸びは非常にどんどん鈍化してきておる。一方、このような飼料の高騰、そういうような問題から国内の生産が停滞あるいは後退するかもしれない。そういうときにあるわけでありますが、一方需要は非常に伸びてきておる。……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/09/20、9期、公明党)

○塩出啓典君 私は、島根県津和野町の笹ケ谷鉱山の砒素による農地の被害の問題、これをまず最初にお尋ねしたいと思うんでありますが、答弁もできるだけひとつ簡潔にお願いしたいと思います。  これは昨年の四月十日の予算委員会におきまして、小平議員がこの問題を取り上げたわけでありますが、御存じのように、笹ケ谷鉱山は現在廃鉱になっておりますが、かつてここでいろいろ砒素をとったわけでありますが、そのために、その周辺のたんぼが非常に砒素に汚染をされて、その結果、米がとれない。そういうような問題であります。もちろん井戸水の汚染とか、あるいは健康に及ぼす被害とか、そういうような問題もあるわけでありますが、きょうは農……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1973/09/19、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、関連でございますのでまとめてまず経済企画庁にお聞きしたいのですが先ほどから、いわゆる買い占め法案ですね、これはそういうビニールパイプとかそういうものは適用されないということでありますが、このように価格が非常に暴騰してどこかで中間で買い占めをしているのじゃないかと、けれどもそういうような実態が調べられないということになると、国民の立場から見ると、まことに歯がゆい感じがするのでありますが、このような事態になったことを考えれば、大商社のみならず、たとえ中小者であっても、自分が値上がりを待つために在庫を売り惜しみするということは、これは道義的にもよろしくないと思うのでありますが……

第71回国会 予算委員会 第4号(1973/03/16、9期、公明党)

○塩出啓典君 関連。  ちょっとお尋ねしますが、先ほど外務大臣、総理は、米軍がベトナム和平協定を守っていると信ずる以外にないと、そういうことでございますが、現地の関係者は全くそういうことは納得がいかないわけでございます。たとえば、あの朝鮮戦争が終わったときには、それまで送られておった弾薬がストップして、逆に返ってきた。ところが今回は、いま政府答弁がありましたように、呉の海面制限にいたしましても、ベトナム戦争が一番激しかった昨年でも一カ月平均二十日の海面制限でありますが、一月、二月はいずれも十九日、ほとんど同じであります。そしてまた、今回入港いたしました船にいたしましても、一万トンの船で、こうい……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、まず最初に、私は田中内閣の政治姿勢の問題について一言お聞きしたいと思うのであります。  御存じのように、昭和四十二年四月、選挙制度審議会が政治資金の規制等の改善に対し当面緊急に措置することを要する事項、それについて答申をしているわけでありますが、あなたが総理になって今日までの態度を見ると、この選挙制度審議会の答申を尊重する気持ちが全く見られない。やはり、これは尊重すべきだと、そう思うんですが、どうでしょうか。
【次の発言】 佐藤前総理は、小骨一本抜きません、答申を尊重して改正案を出すと、一応、そういう発言をして、ともかく形だけでもやはり出そうと努力をしたわけでありますが……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 逓信委員会 第7号(1974/03/28、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは最初に、NHKの唯一の財源である受信料の伸びがだんだん頭打ちになってきておるわけなんですが、これはNHKの経営の安定という点から非常にゆゆしき問題だと思いますが、こういう点につきましてNHK当局としてはどのように認識をしているのか。また今後はどういう方向で合理化等につとめていくのか。もうすでに今度の予算でも経常収支で四十五億五千万ほどの赤字が出ているわけですが、そういう点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それで四十八年度は、契約予定件数が最初の予定件数に比べて三十一万件ぐらい達していないわけでございますが、これはNHKとしては、いままではそういうことはあまり……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/03/29、9期、公明党)

○塩出啓典君 それではまず最初に、今回石油問題を契機にして、石油精製業等は、かなり先取り値上げをして非常に不当にもうけて、石油会社によっては臨時ボーナスを出すとか、そういうようなところがある。ところが、今回、畜産農家にとりましては、これほど飼料が上がりながらも価格も全然上がらない。そして、先ほど話がありましたように、三人も自殺をし、あるいはいろいろなそういう深刻な事態に立ち至っておるわけです。私は不公平というものがあまりにも大き過ぎる。それはいろいろ国際情勢もきびしい情勢になって、私たちも、いろいろな面でそれはがまんをしなきゃならぬ点もあると思うんですが、それが大企業も、あるいはわれわれも、あ……

第72回国会 農林水産委員会 第15号(1974/04/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 まず最初に、この農用地開発公団というのがつくられるわけでありますが、現在の食糧問題、あるいは畜産問題については、飼料問題あるいは価格政策、あるいは公害対策、そういうような諸問題が非常にあるわけでありますが、こういう点で、この法律ができると、たとえば公害対策においてはどういうメリットがあるのか。あるいは価格政策においては、どういう、いままでよりメリットがあるのか。あるいは飼料対策、あるいは生産基盤の拡大、そういう点においてはどういうメリットがあるのか。――ちょっと質問の意味わかりませんか。これができたらいままでよりどういう点がよくなるのか、そういうのをひとつ……。

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/05/17、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは農業者年金法の一部を改正する法律案について二、三の点でお聞きしたいと思います。  この法律ができましてもう四年ぐらいになるわけでありますが、御存じのように、今回の農業白書でも言っておりますように、農業のいわゆる中核的な農家を育成していく、そういう立場で今日まで日本の農政が進められてきたわけでありますが、農地の流動化というものがなかなか進まない。それで、結局、専業農家あるいは自立経営農家というものが反対に減っておる。そういうような状況であるわけですけれども、この農業者年金法というものはそういうような点においてどういう働きをするものか、その点についてちょっとお伺いをしておきた……


塩出啓典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院9期)

塩出啓典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、逓信委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1971/12/25、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、きょうは建設関係と逓信関係の両方について質問したいと思います。  最初に建設関係の問題でございますが、水の問題でございます。  沖繩の将来の発展には水資源の確保が非常に大事であることは当然でございますが、まあ予測では、かなり水需要に備えて供給力が弱いのではないか。そういう点で、沖繩は、非常に雨がたくさん降る、しかし、雨が台風とつゆに集中をして、しかも河川が急峻であるために、川がいたみやすい。そういうような、非常に雨はたくさん降るけれども、水資源の獲得は少ないという、そういう不利な条件があるわけでございますが、今後の沖繩の水の需要に備えて、その開発可能量の水資源は十分ある……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/06/10、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、最初に総裁にお聞きしたいのでございますが、四十四年から十カ年の再建計画が始まったわけですが、まあ提案理由にもありますように、二年で大きく見通しが狂って、そうして今回十カ年計画ができたわけでございます。まあ、現行の再建計画が食い違った点については、いろいろ反省もし、新しい計画をつくったということでございますが、私は、やはり鉄道の建設というのは非常に長い期間を要する、そういう点で最高責任者として将来の正しい予測がなされずに二年で狂うようではまことにたよりない、こういうことでは国鉄をまかすわけにはいかない、そういう気がするわけでございますが、今回の再建計画十カ年をこの法案が通……

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/04/12、9期、公明党)

○塩出啓典君 いまのお話に関連して……  確かに、たとえば、ごみ処理にしても、プラスチックなんというのは非常に安くできる。そうすると、牛乳びんが全部プラスチックになる。そうすると、その処理のためにわれわれの税金がどんどん使われていく。また、先般も私は委員会で地盤沈下の問題を取り上げたわけでございますが、地下水を安いからどんどんくみ上げる。原価は二円か三円。ところが、そのために非常にたくさんの防潮堤とかあるいは水門とか、そういうのに多額の金が使われて、東京都においてそういう金だけを計算してもトン当たり五十五円になる。そういうことで、やはり最近、公害対策費は全部企業が負担する、そういうことがいわれ……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1972/04/22、9期、公明党)【議会役職】

○主査(塩出啓典君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さま方の御推挙によりまして主査をつとめることになりました。ふなれではございますが、どうか御協力のほどよろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりいたします。  本分科会は、昭和四十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係予算中、科学技術庁、文部省、厚生省、労働省及び自治省所管を審査することになっております。  二十六日の委員会において主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日厚生省及び文部省、二十四日自治省及び厚生省、二十五日科学技術庁及び自……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、公明党)【議会役職】

○主査(塩出啓典君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、上田哲君が委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十七年度総予算中自治省所管を議題といたします。  慣例では、政府側から説明を求める順序でありますが、説明はこれを省略し、お手元に配付してある資料をごらん願うこととし、その説明資料は、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願いま……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/04/25、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、時間も限られておりますので、簡単に質問したいと思います。  まず最初に原子力発電の問題につきまして、まず通産省にお聞きしたいと思うんですが、日本原子力産業会議が、二〇〇〇年に至る原子力構想、そういうのを発表しておりますが、まずそういう点に関連いたしまして、電力の需要が十年後には三倍になる、二十年後には六倍になる、二〇〇〇年ごろには九倍になる、そういうようなことを言っておるわけでございますが、通産省といたしまして、大体電力というのは今後どういうぐあいに伸びるものか、そしてその中において原子力発電というのは大体どの程度に予想しているのか、その点を御説明願いたいと思います。

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/04/26、9期、公明党)【議会役職】

○主査(塩出啓典君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、萩原幽香子君及び加瀬完君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君及び須原昭二君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十七年度総予算中、労働省所管を議題といたします。  慣例では、政府側から説明を求める順序でありますが、説明はこれを省略し、お手元に配付してある資料をごらん願うこととし、その説明資料は本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  これより質疑に入ります。  ……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、限られた時間内の質問でございますので、質問も要点のみにいたしますから、答弁もひとつ簡単に、場合によってはイエス・オア・ノーでけっこうでございますから。  それで、二月二日の閣議了解の今回の財政再建対策でありますが、内容は国の助成、日本国有鉄道の合理化、運賃の改定、そういう三項目がありますが、われわれはやはり国民の立場から、十年後には国民に対しての国鉄のサービスはどうなっていくのか、たとえば通勤列車の混雑あるいは通勤列車の冷房がどういうふうに完備していくのか、あるいは踏切の安全対策はどうなるのか、あるいはまたローカル線の複線化はどうなっていくのか、そういうことが前提に示さ……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/04/07、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、まず最初に、青少年対策につきまして。  一九七〇年代に入って、非常に過激な行為たとえば連合赤軍派のリンチ事件、浅間山荘事件、あるいはテルアビブ空港の乱射事件、殺人、あるいは中学や高校生のいわれなき自殺の増加、あるいはまた若年労働者が非常に職を変わりやすい状態、あるいはまた一方においては、自分の遊びのために親が子供を殺したり、子供を捨てたり、こういうような現象が出ておるわけであります。そういう点で、総理府には青少年対策本部ができまして、そういう青少年の問題に取り組んできておるわけでございますが、青少年対策本部としては、こういうような現象を生み出している原因をどのように考え……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/04/06、9期、公明党)

○分科担当委員外委員(塩出啓典君) だいぶ時間もたちまして、厚生大臣もお疲れのようで、まことに申しわけないんですが、答弁のほうもできるだけ簡単に、イエス、ノーと、その程度の答えでいいんじゃないかと思います。  それで、きょうはいわゆる広島県大久野島において、まあ第二次世界大戦の当時毒ガスが生産をされておりまして、まあイペリットとかルイサイト、そういうまあ毒ガスが生産されておったことは御存じのとおりでありますが、その被害者等の問題についてきょうは二、三質問をしたい。  それで、まず最初に確認をしておきますが、毒ガスというのは、これは国がつくった毒ガスでございますので、したがって、その毒ガスによる……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/04/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、最初にセメントの問題について御質問したいと思うのでありますが、セメントの問題につきましては、いろいろ衆参の委員会等でも問題になりまして、それに対して政府としては、緊急輸入をするとか、あるいは増産をする、あるいはまた、公共事業で必要でないものは繰り延べるとか、そういうような対策を立てると、こういうように政府は言明をしたわけでございますが、現実においては全く好転をしていない、ますます逼迫をしておる、そういう状況であります。そこで、通産省としては、大体四十八年度のセメントの需要というのは大体どの程度であると見込んできているのか、それをお聞かせいただきたいと思います。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/04/06、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは私は、岩国の米軍基地あるいは防府、呉等の基地についての諸問題について、二、三の質問をしたいと思います。  最初に、われわれ新聞で拝見をしたわけでございますが、米軍の海兵隊が岩国にある米軍基地を拠点として大規模な米韓合同演習をやる、そのように聞いておるわけでございますが、この問題について、そういうようなことについてちゃんと報告がきているのかどうか、その内容等について御報告願いたい。
【次の発言】 岩国が、そこが拠点ではないけれども、岩国からもだいぶ出発をしてやっていると、そういうふうに判断していいわけですね。
【次の発言】 けれども、沖繩の部隊が岩国へ来て、岩国の基地から出……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/04/04、9期、公明党)

○塩出啓典君 それでは、最初に白ろう病の問題につきまして、非常に個別的な問題でございますが、林業の果たす役割は非常に大きい。これは水源涵養林あるいは自然保護、あるいは洪水調節、あるいは正常な空気を生産する、そういうような点で非常に重要であることは論をまたないわけでありますが、それに引きかえて、非常に山林の経営というものが、過疎地帯の労働力の老齢化あるいは人口の流出、あるいは一方には賃金の高騰、そういうことで植林計画もなかなか計画どおりいっていない、そういうような事態であるわけで、やはり国家百年の大計に立てば、林業というものは、山林の持ち主だけではなしに、国民全体の立場からやはり森林の育成につと……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/04/05、9期、公明党)

○塩出啓典君 郵政事業の末端を支えている簡易郵便局は、非常に地域において多大のそういう使命を果たしておるわけでありますが、今日のインフレ下の経済情勢にありまして、特に個人受託者が現在の取り扱い手数料では非常に生活を脅かされるおそれがある、そういうようないろいろな要望が出て、大幅な引き上げをしてもらいたい、そういう要望が出ているわけでありますが、郵政省としては、四十九年度においてはどのように改善するのか、それを伺いたい。
【次の発言】 基本額の内容は人件費なのか、あるいは物件費も含まれるのか、これはどうですかね。
【次の発言】 全国簡易郵便局連合会の要望については、これは当局も承知していると思い……



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データ更新日:2022/12/18

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