このページでは藤末健三参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○藤末健三君 民主党の藤末健三です。 民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して、平成十九年度決算検査報告について政府に御質問申し上げます。 初めに、最近混迷を招いている麻生総理の今までの六つのぶれている迷走発言について質問します。 一つ、二次補正予算及び関連法案の年内提出、二つ、消費税増税、三つ、定額給付金、四つ、一兆円の地方交付税、五つ、日本郵政株式会社の株式売却、そして六つ目に、地方機関の統廃合について、この参議院本会議で麻生総理が国民の皆様に明確にしていただくよう求めます。 まず、一つ目の二次補正予算案提出について質問します。 麻生総理は十月三十日に政府の追加景気対策を発表され……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私は、このテロの対策につきまして、ノーベル経済賞を受賞されたアマルティア・セン・ハーバード大教授の、テロの根本的な原因は貧困と教育の不足にあるという言葉に基づきまして、テロを根本的になくすためには、武力ではなく、アフガニスタンの方々の生活を安定化させること、食料や医療や教育の提供によってアフガニスタンの方々の生活を安定させることこそテロの根本的な撲滅になるという観点から、三つのポイントで御質問申し上げたいと思います。 一つは、まずアフガニスタンの方々の生活の困窮、そしてそれに対する支援をどう考えるかということ。そして二つ目にござ……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 まず初めに、私は甘利大臣が引き続き経済産業大臣を担当していただくことを非常に喜ばしく思います。先ほど民主党の次の内閣経済産業大臣、増子大臣から話がありましたように、中小企業は非常に厳しい状況に置かれている、またエネルギーの問題、石油の価格はもう百ドルを突破するんではないかという状況でございますし、また通商の問題も正直申し上げて、後で議論しますが、韓国に恐ろしく後れを取っているという状況でございますので、是非甘利大臣、我々民主党・新緑風会・日本もこの問題につきましては一緒にやらなきゃいけないと思っておりますので、この国会の場で議論を……
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。本日は、ODA委員会、久々に開催されまして、私はPCIの話を中心にお話しさせていただきたいと思います。 このPCI、パシフィックコンサルタンツインターナショナルでございますが、これは我が国のODAのコンサルタント会社としては非常に大きな会社でございます。私たちのODA、大体年間七千億円の予算を執行するに当たり海外でのいろんな調査、調整を行っていただくコンサルタントがございますが、その一番大手だった会社でございます。 このパシフィックコンサルタンツインターナショナルにつきましては、先月末、十月の末に、中国の遺棄化学兵器の処理をめぐりまして……
○藤末健三君 御指名いただきました藤末健三でございます。 私、ベトナムのODA調査団の団長として、今回、今年の十二月二日から十二月六日の四泊五日でベトナムの方に伺わさせていただきました。 派遣団の構成を申し上げますと、私、藤末健三(民主党)が団長とさせていただき、牧山ひろえ君(民主党)、山内俊夫君(自民党)、長谷川大紋君(自民党)、谷合正明君(公明党)という五人のメンバーで調査をさせていただきました。 調査の内容等につきましては、お手元に資料をお配りしておりますので、ごらんください。 五ページをまず開いていただいてよろしいでしょうか。五ページにございますのがベトナムの地図でございます。……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私は本来は経済産業委員会のメンバーではございますが、本日は民主党の放送法研究チームのメンバーとして質問させていただきます。 まず、三人の、上澤先生、川端先生、音先生、本当に意見陳述ありがとうございました。 私がまずお話お聞きしたいのは、音先生にお聞きしたい点がございます。 音先生の方から放送の多様性の議論をいただいたわけでございますが、今の我が国の地域の放送の多様性というものを見ますと、先生がおっしゃいました三事業の支配禁止というのがございます。この三事業の支配禁止はどのように決まっているかということを私いろいろ調べてみます……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・日本の藤末健三でございます。 私、質問に入る前に、まず一つ、古森NHK経営委員長にお願いがございます。 一つは、昨日の二人の経営委員の方々が会見を開かれたわけですが、この話を私は聞きまして思いましたのは、本来委員会の会議の中で議論されるべきものがなぜこのように流れたのかと。多分、会見をされたお二人にも責任はあると思いますけれど、やっぱり会議を運営される責任者にも私は責任があると思います。調べてみますと、NHKのこの昨日の事件は海外にも流れたというふうに聞いておりまして、我が国の公共放送であるNHKの地位を私は著しく下げたものじゃないかと思いますので、きちんと……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 先ほど松議員からJAPAiNという話がございまして、私もあれを読まさせていただきました。エコノミストの中身を見ますと、一番印象に残りましたのは、この十年間の日本の経済的な停滞というのは政治家の責任であると、で、歴代首相の写真が載っているんですね。 確かに今、混乱という話がございますけれども、私は、やはり今我が国に求められているのは何かというと、政治が責任を持って変えることではないかというふうに思っています。 私はやはり、今民主党でいろいろな活動をさせていただいていますけれども、今変えなければ恐らく我が国の方向を変えるこ……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 今回の特許法の改正につきまして御質問申し上げたいと思います。私は、特許法の細かいところというよりも、大きく三つの点から皆様に御質問をさせていただきたいと思います。 まず一つは特許制度、特許特会に基づき我が国の特許制度はどんどんどんどん発展させていただいたわけでございますが、やはり世界的に見ても非常に進んでいる制度、そしてシステムをつくっていただいているわけでございます。一方で、他国を見ますと、一つは、アジアの国々が特許制度をつくり、今どんどんどんどん特許の数を伸ばしているという状況でございます。そしてまた、アメリカにおいても先発明主義から先願主義に……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は中小企業の経営の継承に関する法律、本当にいい法律を作っていただいたと思います。この中小企業の事業の継承につきましては、今、中小企業、データを調べますと、中小企業の廃業が約年間二十九万社ございます。その中で約七万社が後継者がいないということで廃業しているという状況でございます。この七万社の雇用がどれだけあるかということを推定しますと、約二十から三十万あると推定されておりまして、後継者がいないことをもって、事業が継承できないことをもって、年間二十から三十万人の雇用が失われているという状況でございます。 一方、中小企業者の高齢化という問題がござ……
○藤末健三君 どうも、参考人の皆様、貴重なお話をありがとうございました。 私、ちょっと時間がないので一点だけ御質問申し上げたいのは、村井参考人、あと石井参考人からもお話ございましたけれども、気持ちを変えていく、心持ちを変えていくというのが重要だという話なんですが、今のこの省エネ法は事業者を対象としたものとなっておりまして、やはり今後家庭、例えば自動車使うのも家庭でございますので、家庭に対してこの省エネを普及しなきゃいけないと思うんですけれども、それについての具体的な何かアイデアがあれば教えていただきたいと思います。村井先生と石井先生にお願いします。
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は中小企業三法の質疑をさせていただきたいと思います。 私は、中小企業政策におきまして金融は非常に重要な政策だと思っております。このたび、この中小企業三法の改正に当たりましては、関係された方々の御努力を本当に感謝申し上げたいと思います。 しかしながら、今この中小企業の状況を見ますと、先ほど増子委員からもお話がございましたように、まずは原油高、あと原料高の問題、そしてもう一つございますのは、まだ拡大するだろうと言われているサブプライムの問題、金融の問題、そしてまだ回復していない改正建築基準法の影響ということでございまして、中小企業の現状という……
○藤末健三君 どうも参考人の皆様ありがとうございました。 私はちょっと一つだけ関参考人にお聞きしたいことがございまして、今インターネットの世界におきましてはいろんな規制が行われています。今回、割賦法におきましてもインターネットの取引についてのある意味規制が行われたと。一方で、青少年保護の観点からインターネットの中身をまたチェックしていこうというような動きもある。そして、また一方で、インターネットの中のプライバシーの情報を管理しようとする規制の動きもあるという形で、私が知っている範囲でも幾つかのインターネットに対する規制というのは動いているんですが、それがみんな個別ばらばら、その部分その部分の……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 私は、この財政金融委員会におきまして、私は今民主党の道路特定財源の副本部長をさせていただいておりますので、その道路特定財源の財政の問題についてお話をさせていただきたいと思います。 実は私、昨日、中国地方にございますある河川国道事務所に伺ってきました。実際に事務所に伺い、その事務所のいろいろな事業、そして契約などのお話をお聞きしまして、非常にちょっと、ある意味不可解な、また理解できないようなお金の使い方をされているのではないかなというところがございましたので、その点につきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず、私が……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末でございます。 本日は、ODAにつきまして御質問申し上げます。 まず始めに、高村大臣が先ほどの概要説明におかれまして、洞爺湖サミット、TICADに向けて気候変動及び感染症を含む国際保健などの地球規模の解決に向けて話を進められるという言葉をいただきました。私は、大臣にお願いしたいのは、水という問題を是非ともこのサミット、TICADに向けて話を進めていただきたいということでございます。 なぜかと申しますと、今水の問題につきましては二つ大きな観点がございまして、一つは飲料水の問題。飲料水については、全世界の約十億人以上の人たちがきちんとした飲料……
○藤末健三君 私は、ネパールとあとイギリスについてお話をお聞きしたいと思います。 先ほど犬塚議員からもお話がございましたが、昨年ODA委員会から出しました提言書の中に、PDCA、プラン・ドゥー・チェック・アンド・アクションというフォローアップをきちんとやるべきだという話をしていたわけでございますけれど、特にこのネパールのトリブバン国際空港の供与機材の不具合というのは非常に大きな問題じゃないかと思います。四年間も不具合を放置しているという状況、そして提供しているメーカーも日本であればもう最低五年は部品を保管しなきゃいけないというルールがございますので、その部品もないという状況でございまして、そ……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 先ほどに、増子理事からの質問につきまして、中小企業の話を中心にやらさせていただきたいと思います。 私もこの中小企業の対策、本当に喫緊の課題だと思っています。私は、迅速にかつそして超党派で私はやるべき仕事だと思っておりまして、本日は、我々民主党の経済産業部門会議を中心に様々な中小企業対策を議論してまいりました、その中身も中心に是非議論させていただきますので、是非とも我々、この政治の場で中小企業の方々を支える、そして、もっと希望を持っていただくような政策を打ち出すべきだという考えで今日は質問をさせていただきたいと思います。 現在の中小企業の経営のデー……
○藤末健三君 本当に今日は貴重なお話をありがとうございました。 私は、佐藤参考人と堀越参考人に御質問したいと思います。 まず佐藤参考人には、この蜘蛛の糸の御活動は、いろんな記事とか資料を読まさせていただきまして、本当に御自分の御経験で経営者の方々の自殺を防ぐという活動はすばらしいものだと思います。 私も実は最近自殺した友人がいまして、人が自殺するということは本当にどれだけ人の心とかに傷を残すかということを自ら体験しまして、やっぱり佐藤参考人がなされているような活動をもっと広めていただけないかと思います。特に経営の経験をされた方がそういう失敗されたという経験は、ほかの経営に絶対使えると思う……
○藤末健三君 本日は、二階大臣におかれましては、このような機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、今の景気の問題につきまして、短期的な観点、そして長期的な観点、二つの観点からお話をさせていただきたいと思います。 まず、私が今感じますのは、先ほども増子次の経済産業大臣からお話がございましたが、先週実は名古屋に行ってきましていろんな方にお会いしたんですが、もう本当に壊滅という言葉がふさわしいような状況でございまして、単純な計算だけで派遣の方々の削減、もう五社だけで一万人を超す。実際に、正社員の方もワークシェアリングで週休三日制という方がおられました、もう既に、仕事がないと。実……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、経済産業委員会の委員長、そして皆様にこのお時間をいただきまして、本当に有り難く思います。 本日のこの株式会社地域力再生機構法案につきましては、実は、我々民主党も中小企業対策の中で非常に重要なものだと位置付けまして、今まで、例えば、この法律につきましては中小企業再生支援機構法案というものを作り、議論をさせていただきましたし、また、金融アセス法、そして下請いじめ防止法、そして中小企業税法の改正、様々な法案等を出させていただいております。 その中におきまして、今日議論をさせていただきます株式会社地域力再生機構法案につきましては、我々が議論を……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、このようなクラスター弾規制法案の審議の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。 私自身、このクラスター弾の規制につきましては、クラスター弾禁止条約を進める超党派の議連に所属させていただきまして、ずっと続けさせていただきまして、今回、国内でこの条約を実施する法律が成立することを非常にうれしく思っております。 幾つか質問がございますので、簡潔にお答えいただければ幸いでございます。 まず一つ目でございますが、クラスター爆弾はその不発弾が一般市民に大きな被害を与えている、そして今、政府がクラスター弾に関する条約に定める義務を国内的……
○委員以外の議員(藤末健三君) 本法案が成立しました場合の経費については、平年度ベースで約百十四億円、月額に直しますと月平均九・五億円となります。したがいまして、施行期日に応じて所要の経費が必要となります。 一方で、過去の児童扶養手当に係る予算・決算額の推移を見てみますと、平成十八年度は約二十九億円、平成十九年度は約三十七億円の予算が残っています。一方で、今年度におきましては予備的経費が、予算が千五百億円ございますので、これらのもので十分対応できると考えております。
○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。
まず、私が御質問申し上げたいのは、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合から提案されたこの法案、対案に対して御質問したいと思います。
まず、近藤議員に伺いたいんですが、この対案を提出された理由また趣旨についてお答えいただけますでしょうか。お願いします。
【次の発言】 続きまして、尾立議員に御質問申し上げます。
定額給付金とこの民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合が提案しているもの、そして税制大綱、我々民主党が税制大綱で提案しているこの給付付き税額控除との違い、この政府案と我々の提案の違いというものを……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。
本日は財政金融委員会におきまして、定額給付金の問題につきまして深く議論をさせていただきたいと思います。
それではまず、議論をさせていただくに当たりまして与謝野大臣に一つ御質問がございます。それは今、大臣は、財務大臣、そして金融担当大臣、そして経済財政担当大臣と三つの大臣を兼務されておられるわけでございますが、新聞などでも非常に激務であると書かれておりますが、大臣の今の心境みたいなものをまずお聞かせいただけますでしょうか。お願いします。
【次の発言】 私も本当に与謝野大臣もいろいろ頑張っておられると思います。今朝も株価の対策についても発言していた……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 今日は税制の問題でございまして、私は、税制による景気への対応をちょっとまず議論をさせていただきたいと思います。 内閣府が発表をしました需要と供給のギャップというものを見ますと、二〇〇八年、昨年の十月から十二月期を見ますと、約二十兆円の需要不足があると。そして、様々なエコノミスト又は研究所の発表ですと、年間でおおよそ五十兆円の需給ギャップがあるという計算が出ております。したがいまして、今の景気対策、様々な手を今政府も打っておられるわけでございますが、需要をまず伸ばさなきゃいけないというのが大きな課題ではないかと思います。そういう意味で、私、幾つか……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げたいと思います。 まず、今回の関税定率法の改正でございますが、私個人としては非常に評価をさせていただいております。特に、AEO、通関業者制度の手続が拡大されまして、製造業者がこのAEO、包括的に輸出等の手続をできるような制度が導入されることについて非常に大きな意味があるんではないかと思っております。 この製造業者のAEOの適用につきまして、これがどのような効果が見込まれるかということにつきましてお答えいただけますでしょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私も、引き続きまして、我が民主党が発議しました租税特別措置透明化法案について御質問申し上げたいと思います。 私は、税制につきましてはもう国の基盤だと思っております。戦前にアメリカのイエール大学で歴史学の教授をしていました朝河貫一という方がおられまして、その方は、日露戦争後の日本の中国政策の間違いを指摘した「日本の禍機」という本を書いた方でございますが、非常に世界的に有名な歴史学者がおられます。その方が日本の改革、二つ挙げておられまして、一つが大化の改新、一つが明治維新です。 この二つに共通するのは何かと申しますと、例えば大化の改新は律令制度を……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 私、金融商品取引法に関しまして三つの観点で御質問したいと思います。 まず一つは、今回、株式市場のいろんな運用の強化を行うということ。そして二つ目に、ほかにございます商品の取引所の関連の法案も改正の議論がされていまして、総合的な取引所、金融のみならず現物までも含めた総合的な取引所を実現するということがうたわれていますので、その点について。そして三つ目に、市場が中小企業等に対する影響はどういうふうにあるかということを御質問させていただきたいと思います。 ただ、一番初めに、先ほど富岡議員からも御質問あった点で、これはちょっと質問登録させていただいて……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 与謝野大臣におかれましては、G8、本当に御苦労さまでございました。 今日は金商法の改正案の議論でございますので、金商法につきまして国際的な観点からの御質問をまず申し上げたいと思います。 今回、金商法の改正におきまして、情報開示ルール、そしていろんな情報開示の規定が整えられるわけでございますが、このルールにつきまして、是非とも国際的な連携を行っていただきたいというのが私のお願いでございます。 例えば、金融商品においても、海外においてきちんとした情報開示が行われたものについては、多分また日本に来て情報開示の審査を行うというと非常に二度手間になり……
○藤末健三君 どうも御質問ありがとうございます。 御存じのように、中小企業と申しますのは、我が国の企業数でいうと九九%以上を占め、また雇用数も約七割を占めています。と同時に、自動車や電機といった我が国の競争力ある産業の下支えをしてくださっているのが中小企業でございますが、戦後最長と言われました景気の拡大期、二〇〇二年から二〇〇七年においても中小企業は利益がなかなか上がらないという状況でございまして、民主党におきましては、二〇〇七年の税制改革大綱におきまして、中小企業の軽減税率、当時二二%だったものを半減にするということを決めておりました。 そして、昨年秋のリーマン・ショックに端を発します金……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 ODAの来年度予算案につきましては、先ほど御報告がありましたように、前年度比四%減、六千七百二十一億円ということになっています。これはもうピーク時に比べると実は半分以下という状況でございまして、私は、日本、我が国のこのODA、武力にはない国際貢献、平和貢献という意味では非常に重要なツールであるとは思いますが、これが減額されているという状況に非常に私も不満を感じています。 しかしながら、今のODAの問題は何かと申しますと、納税者の信頼が得られていないことにあるんではないかと。ちょうど昨日、パシフィックコンサルタンツインターナショナル、PCIという……
○藤末健三君 ODA委員会の理事をさせていただいています藤末と申します。私は、新JICAにつきまして緒方理事長と、そしてスウェーデンに行かれた櫻井委員に御質問させていただきたいと思います。 まず、新JICAの誕生につきましてはこのODA委員会でもずっと議論させていただきまして、本当に新しい体制ができたことをうれしく思っております。 特に私が感じますのは、新JICAの使命、ミッションとして人間の安全保障の実現ということが明確に書かれてあるということは非常に有り難く、私はこの委員会でも主張させていただきましたが、日本国憲法の前文にありますように、全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和に……
○藤末健三君 民主党の藤末でございます。 中曽根大臣に是非今からの議論をさせていただきたいと思っておりまして、私は、今回のPCIの議論は二つあります、問題が。 一つは、今までこのPCIの問題、過去に数多くの問題を起こしてきていて、このODA委員会でももう何回も、私でさえもこれ三回目ですよ、PCIの話をするのは。ほかにも、遠山議員、谷議員、検索すれば、もう十人以上の人間がPCIのことをODA委員会で議論し、やってきた。しかしながら、徹底的な調査もないまま、そしてペナルティーも科さないまま今日に至っているというのがまず一です。 そして、二、こちらは重要。先ほど木俣委員からも話がありましたよう……
○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。 私は、雇用と、そして中小企業の問題について御質問申し上げたいと思います。 まず、今の失業の問題についてお話しさせていただきたいんですが、今、派遣切りなんかの問題がございますけれど、私が思いますのに、先日、同僚の峰崎議員からも話がありましたように、株主至上主義がこの失業を生んでいるのではないかという議論がございます。企業が収益を配当や自社株買いに回す金額がどんどん高くなり、一方で労働分配率は落ちていると、したがいまして消費は伸びないという状況。 このようないわゆるアングロサクソン型の会社制度というものがこの失業を生み出し……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。
私は景気の問題について御質問させていただきたいと思います。
まず、イギリスで行われました二十か国財務大臣・中央銀行総裁会議、本当に与謝野大臣、お疲れさまでございました。IMFの強化や、あとアジア開発銀行、ADBの資本強化、あと財政と金融の連携など、私は本当に日本の意見が大分載っていると思います。そのG20の成果を与謝野大臣から御説明いただければと思います。お願いいたします。
【次の発言】 G20会議の中で、新聞などを読みますと、金融不安の中で財政出動を増やしても効果がないというちょっと指摘があったそうですが、それについて大臣がどのようにお考えか……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、初めて諸先輩方にこうやって質問をさせていただく機会をいただきまして、本当に政権をいただいたんだなという実感を本当に重く受け止めさせていただいています。 私は、政治の目的は、すべての人たちが笑顔で暮らしていただくこと、つまり平和に暮らしていただくことと考えております。 しかしながら、国内を見てみますと、今、名目経済成長率は昨年度マイナス三・二%、そして今年度もマイナス三%を超えるという戦後最悪の状況です。また、この七月には失業率は五・七%ということで、これも戦後最悪。有効求人倍率も〇・四三と、これもまた戦後最悪で、二人の方に一つの仕事し……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 本日は、小規模企業及び中小企業の連鎖倒産を止めるためのこの両法案、なるべく早く成立させていただきたいということを申し上げさせていただきたいとともに、また同時に、今、中小企業、そして特に小規模企業が非常に苦しい状況にございまして、この法律だけでは私はとても救済できないんではないかということを軸に、一つは、貸金業法改正の施行、六月に迫っています。これがどのような影響を及ぼすかということ。そして、二つ目にございますのは、先日、日経新聞にも載っておりましたが、リースというものを中小企業に対する金融の手段として経済産業省の方も検討されていると考えますが、そ……
○藤末健三君 第二班の団長をさせていただきました藤末健三でございます。 我々第二班は、アメリカ合衆国そしてカナダと視察をさせていただきました。団員は泉信也委員と草川昭三委員ということで、私は一番若輩でございまして、各委員、お二人にはこの十日間、いろんな過去の政治家としての外交の経験などを伺わさせていただきまして、非常に私個人として勉強になりました。ここに感謝を申し上げたいと思います。 皆様のお手元に参考資料を配付させていただいておりますが、その資料に基づきまして御説明を申し上げたいと思います。 二十一ページを御覧になっていただいてよろしいでしょうか。訪問先等一覧というのがございます。 ……
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。 まず、冒頭に鳩山総理にお聞きしたいと思います。 私は、今、全国比例の参議院でございまして、日本全国各地を回らさせていただいています。正直申し上げまして、政治と金の問題については非常に大きな批判がございまして、私が一番お聞きするのは、せっかく民主党に政権を替えてあげたのに全く自民党と変わらないではないかという批判をいただいております。実際に、NHKの最新の世論調査によりますと、内閣の支持率は三八%、不支持率は五〇%にも達している状況でございます。私は、ただ民主党の支持率が落ちているということのみならず、やはり政治の信頼が落ちているということが非常……
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