このページでは勝間田清一衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○勝間田清一君 私は、鈴木委員長の質問に続きまして、日本社会党を代表して、吉田総理大臣並びに関係各大臣に対して、さらに吉田内閣の施政方針に関する質問をいたしたいと存ずるものであります。 第一は、朝鮮動乱に対するアメリカの戦略いかんが直接日本の安全に重大な関係を持つておることについて、その戦略を事前に知り、あるいは日本の意思を主張し得る日本の主権が、あるいは自由が、いかに保障されておるかという問題であります。今日まで、アメリカも、あるいは吉田内閣も、常に日本の安全をソ連、中共の侵略に対する問題としてのみ扱いまして、あるいは国民の眼をそらさしめ、あるいは場合によつては恐怖心さえ起させて、いわゆる……
○勝間田委員 総理大臣にお尋ねしたいと思うのでありますが、私は日ごろ政治の明朗ということが一番大事である、と同時に政党のあり方にいたしましても、また政治のあり方にいたしましても、やはり明白に国民の信頼を受けるようにして行かなければならぬと実は考えておるわけでありますが、その中で私が常に思つておりますのは、政党献金の問題でありまして、たとえば政府が重大な施策を行つた場合におきまして、業者なら業者に非常な利益を与えるといつた場合において、一応合法的でありましようとも、他面において政党献金というものが多額になされる。こういう形をとつて参りますと、国民をして真に政治に信頼をさして行くことが、非常にむず……
○勝間田委員 外務大臣にちよつと具体的な事実の問題についてお尋ねしたいと思うのでございますが、実は最近三崎港の遠洋漁船組合の組合長から私の方の党に対して要望がございました。この要望を見ますと、アメリカの内火艇らしいものが日本の普通の漁船その他に発砲をしたということでございます。この内容を具体的に書いてございますので読んでみたいと思うのです。八月の二十二日に神奈川県三崎港在籍東北振興株式会社所属第八十振興丸、船長は寺島幸太郎氏、ほか乗組員二十五名が、折からコンパスの時差を修整のために、同日午後一時三崎港を出港、城ヶ島沖をまわつて時差の修整をいたしておつたところが、同日午後五時五十分に城ヶ島沖の南……
○勝間田委員 私は日本社会党を代表いたしまして、今提案されました一般会計予算補正の修正案並びに特別会計、政府関係機関の予算補正の撤回並びにそれの組みかえの要求の動議に対して、賛成の意を表したいと思うのであります。 先ほど自由党の塚田君から、意見の違う政党同士がここに三党共同の一致の案を出すということは理解に苦しむとおつしやいましたが、(「その通り」)私は今日における自由党内閣の政策が、まことに見るに見かねるほどの乱脈ぶりに達して、いわゆる国民の窮乏の前に上つて来る国民輿論が、野党をしてここにまことに力強い結束に導いたものと確信いたすのでありまして、政治的な良心を持つておるといたしますならば、……
○勝間田委員 ただいま川崎氏から、ただちに休憩に入れという議事進行上の発言があつたわけでありますが、私ももちろんそうあるべきだと考えております。なおここ数時間内におけるいろいろの議論を聞いておりますと、いわゆる対日援助に対する債務行為について、大蔵大臣及び政府委員は、前言を取消すというような事態にまで立ち至つております。従つてこれに対する考え方は、今後よほどかわつて来なければならぬと私たちは考えております。 さらに大蔵大臣及び政府委員に対する、いわゆる財政法上に基く重大なる疑義、特に国家の債務負担行為を、財政法に従わずに、これを予算総則に入れずに、いわゆる雑則の中にきめておる四十五条によつて……
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