このページでは勝間田清一衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○勝間田清一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、田中総理、福田大蔵、両大臣の演説に関連いたしまして、両大臣に質問をいたしたいと思うのであります。 まず、今日のインフレと異常な物価騰貴を招いた原因と、田中内閣の政治的な責任であります。 田中総理は、通常国会以来、わが党議員の鋭い追及にもかかわらず、日本はインフレではないと言い続けてまいりました。また、去る特別国会においても、金融引き締め政策の効果がやがてあらわれて、この秋には安定に向かい、結局、消費者物価は年率五・五%増に押えられるだろうと答弁いたしてまいったのであります。 しかるに、今日の物価の騰貴は、御案内のように、まさに異常という……
○勝間田委員 時間が三十分でありますので、若干疑問に思っております点を御質問したいと思うのでありますが、主としてアジア外交の今後の問題について大臣の所見をひとつお伺いしたいと思っております。 先ほどもお話がございましたように、昨日、陳大使が着任をせられて、やがて小川大使も北京に赴任せられることになったのでありますが、まことに画期的なできごとで、私どもほんとうに心から慶賀にたえないと思っておるわけであります。これからいよいよ外交ルートを通じて日中間の懸案事項がいろいろ解決をされていくわけでありますが、共同声明にも明らかになっておりますとおりに、永久な友好関係を確立するという意味で、これからは日……
○勝間田委員 社会党を代表いたしまして、経済、財政、外交などにつきまして、三木内閣の態度をひとつ御質問いたしたいと思うのであります。 まず、実は日本経済の現状認識についての政府の統一見解をひとつお伺いをいたしたいと思うのであります。 政府はいま、物価安定か、あるいは経済回復か、非常な財政危機の中で混迷をいたしておるように見受けられてなりません。今回の〇・五%の公定歩合の引き下げの態度にもあらわれておりまするし、また、やがて問題になるでありましょう第三次の景気浮揚政策につきましても、各省の態度にはきわめて混乱があるかに見受けられるのであります。したがって、この際にお尋ねをいたしたいと思うので……
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