このページでは勝間田清一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○勝間田清一君 私は、日本社会党を代表いたしましてここに提案された昭和二十八年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算の政府案及び自改三党の共同修正案に反対いたし、われわれ日本社会党両派提案の共同組みかえ動議に養成せんとするものであります。(拍手) 私が政府案及び自改三党の共同修正案に反対する第一の理由は、両案が、朝鮮動乱の平和的解決を端緒として重大なる国際情勢の変化を見つつある今日、世界の平和的経済競争に対処して、日本経済の自立について何らこれにこたえる確固たる政策を見得ざることにあるのであります。(拍手)もし政府が真に日本経済の自立を企図いたすといたしましたならば、特需依存の経済から脱却……
○勝間田清一君 私は、日本社会党を代表して、両派社会党の共同提案になる外務大臣岡崎勝男君の不信任決議案の提案理由を申し述べたいと存じます。(拍手) まず案文を朗読いたします。 衆議院は、外務大臣岡崎勝男君を信任せず。 右決議する。 以下、これが提案理由を申し述べたいと存じます。 われわれが岡崎外相を不信任する第一の理由は、岡崎外相の秘密独善の対米一辺倒の外交が、敗戦日本の国民すべての念願である独立を危殆に瀕せしめつつあることでございます。(拍手)もとより、私は、日本人といたしまして、今日の日本を独立国なりとみずから信じ、みずから慰むる気持の尊さを否定するものではございません。また、……
○勝間田清一君 私は、日本社会党を代表して、昨日行われた小笠原、岡崎両大臣の財政並びに外交に関する演説に関連いたしまして、わが国内外の重大問題につき、総理大臣垣下関係各大臣に対して質問せんとするものであります。 第一に私が吉田総理にお尋ねいたしたいことは、日本の自衛方式につき、総理が第十六国会までになして来た答弁、これを一変して、重大なる転換をなさんといたしておることに対して、それが経緯、真相並びに総理の現にとりつつある態度についてであります。過般政府は、岡崎、木村両大臣にひそかにアメリカのアリソン大使等といわゆる四者会談を開かしめ、次いで吉田・重光会談を行つて、それぞれ日本の保安隊の大幅な……
○勝間田清一君 私は、日本社会党を代表いたして、ここに両派社会党の共同提案になる大達文部大臣不信任決議案の提案理由を説明いたしたいと存じます。 まず案文の朗読をいたします。 大達文部大臣不信任決議案 本院は、文部大臣大達茂雄君を信任せず。 右決議する。 [拍手〕 敗戦以来八年になる今日におきましてわれわれ日本民族は再び人権と平和の危機に立たされるに至りました。新憲法で決意した民主主義と平和の精神を貫くかどうか、この重大なる関頭に当面をいたしておると考えるものであります。(拍手)われわれ議員は、すべて、今国会においていかなる法案やいか事なる予算が提案されているかを熟知いたしてい……
○勝間田委員 まず岡崎外務大臣にお尋ねいたします。先ほどの報告を聞いておりますと、食糧問題についての研究がなされておらなかつたように私は見受けるのであります。幸いにして東南アジア地域に参られたのでありますし、今日の日本の災害状況等から見て、食糧輸入の問題、なかんずくビルマ、タイ等との間における食糧輸入に関する懸案が山積いたしておる状況でございますから、外務大臣は当然これが折衝をなされたものと私は考えるのでありますが、これについての報告がございません。食糧問題についていかなるお話をされて参つたか、この点をひとつお尋ねいたしたいと思います。
○勝間田委員 いろいろ自立経済の問題が非常に重要な問題になつておる今日、国内のいろいろな計画等は政府からもいろいろ聞いておるわけでありますけれども、しかし今日日本の経済の自立という問題を考えて行く場合におきましては、やはり対外的な問題も重要視して参らぬと、この問題は解決しないという感を私は深くいたすのであります。その意味からここに若干の問題について大蔵大臣その他関係大臣についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 一つわれわれの気にかかつている大きな問題は、言うまでもなく、占領中における対日援助の返済の問題であると私は考えるのであります。この問題については今日までは予算の上におきましてはい……
○勝間田委員 関連して、それはあなたの非常に一方的な経験だろうと私は思うのでありまして、中立、不可侵条約が締結された例というものは、あなたはソ連だけの例からおとりになつたが、しかし今日まで、たとえば松岡氏がソ連に行かれてこれを交渉せられたこともあろうと思います。あなたはその御経験があろうかと思います。またドイツとの間に締結せられた場合が私はあろうかと思います。同時にスイスやスウエーデンやその他の国が中立宣言を行つて、この意味における一つの中立的な立場をとられる場合もあろうかと思います。また今日アメリカがいわゆる不可侵条約の締結等を考えておるというような問題や、あるいは朝鮮等に対して中立的な立場……
○勝間田委員 大臣は来ないですね。
【次の発言】 きようは実は昨日から大臣を呼んでおるのですが、委員長ひとつぜひお願いしたいと思います。
先ほどからのお話をいろいろ聞いておつたのでありますが、最近よく曲学阿世という言葉がはやりますけれども、実に曲学阿世だと私は思うのであります。しかしそういうことを議論しても、現在の政府と根本的な態度が違いますから、私は議論をいたしませんけれども、お尋ねをいたしたいと思いますのは、保安庁法の改正をやつて、外敵の直接侵略に対する防衛にも当らせるという目的を書いておるわけでありますが、その場合におそらく必ず機密という問題が出て来るだろうと私は思うのであります。これ……
○勝間田委員 日本社会党を代表いたしまして、きわめて内外にその信を失墜いたした日本の現在の吉田内閣の責任について、またそれに対する吉田内閣の責任をいかに果すかについて、私はここで若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。 今日新聞紙上におきましても、またあらゆる国会の審議の状況を見ましても、すでに造船疑獄、日殖事件、保全経済会のいかがわしい問題は、もはや白日のもとにさらされつつあることは、吉田総理も否定することのできない事実であろうかと存じます。しかしこれに対して吉田総理もそれぞれの見解を持ち、それぞれの責任を感ぜられると考えてはおるが、しかしかかる未曽有の事件を起したその原因については、……
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