このページでは河野洋平衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○河野洋平君 ただいま議題となりました日本学校安全会法の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会における審査の経過とその結果を御報告申し上げます。 本案の要旨の第一は、高等専門学校の学生にかかる災害について、その保護者等を日本学校安全会の災害共済給付の対象とすること。 第二は、日本学校安全会の監事の職務権限、役員の欠格条項及び役職員の給与等に関する規定を整備すること。 第三は、この法律は、公布の日から施行することとし、日本学校安全会は、昭和四十三年四月一日以後、この法律の施行日前に発生した高等専門学校の学生の災害についても、この法律による改正後の規定による災害共済給付を行なうことがで……
○河野洋平君 ただいま議題となりました法律案について、文教委員会における審査の経過とその結果を御報告申し上げます。 本案は、私立学校教職員共済組合が行なう長期給付を改善して、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保とうとするものであります。 その内容の第一は、既裁定の年金額を改定することであります。これに伴って旧私学恩給財団の年金額の引き上げを行ない、また、既裁定の退職年金及び廃疾年金の最低保障額を六万円から九万六千円に、遺族年金の最低保障額を三万円から四万八千円に、それぞれ改めることとしております。 第二は、旧長期組合員期間にかかる給付額の改善をはかることであります。 第三は、……
○河野洋平君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております大学の運営に関する臨時措置法案について、賛成の意見を表明いたさんとするものであります。(拍手) 大学は、最高の学府として学問の教授及び研究を行なうことを使命とし、その使命を果たすために学問の自由が保障され、また、大学の自治が認められているのであります。(拍手)しかるに、最近、大学においては学生運動が激化の一途をたどり、暴力的活動にまで拡大してきております。そのために、大学の使命たる教育、研究の機能が麻痺し、学問の自由を守るための大学の自治が脅かされ、さらに、大学の存立そのものまでが危ぶまれております。また、一方では、一般市……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、政府提出の原案並びに修正案の双方に対し賛成の意見を表明するものであります。 わが国における最近の経済成長は目ざましく、世界の驚異とされておりますが、これに伴い、特に国際化の進展と都市化の傾向には急激なものが見られるなど、わが国内外の諸条件の変化は著しいものがあります。かかる情勢に対応して、わが国が名実ともに先進国の一員としての地歩を築くためには、これに対処すべき十分な施策を急速に講じなければなりません。政府原案は、税制上の見地から、これら政策上の要請にこたえようとするもので……
○河野(洋)委員 時間も経過しておりますから、私は室長及び警察庁のほうに一言だけお願いして、答弁はきょう求めません。次会でけっこうでございますが、一つ伺っておきたいと思います。 最近、モーターショーその他がございまして、新車の発表その他、新聞等でたいへん盛んでございますが、あれを見ておりまして、どうも自動車メーカーのほうに安全対策に対する心がまえがまだ十分でないと私は思うのです。特に広告等につきましては、快適な高速運転ができる性能を有するということは非常に言うけれども、この自動車は交通安全対策上非常に改良されてきたというような広告はあまり見受けられない。一、二、たとえば外国の二十数項目の規定……
○河野(洋)委員 私は、宮崎さんがおいででございますから、まず最初に宮崎さんに概括のことをお伺いをいたします。 この委員会が発足をいたしましてもうじき約一年になるわけでございますが、この委員会で、三月二十九日に、宮崎さんが最初に御説明をなさったときに、交通事故の多くは、道路環境の不備に基因する事故、それから車両構造の不備に基因する事故、それから人、つまり運転者または歩行者の行為、この三つが大ざっぱにいって事故の大きな原因だ、こういうお話をなさいました。その後この委員会でいろいろと皆さん方から質疑があったわけですが、その中で、車両構造の不備にその原因がある事故についての御質疑が比較的少なかった……
○河野(洋)委員 ただいま議題となりました製造たばこ定価法の一部を改正する法律案及び酒税法の一部を改正する法律案並びに両案に対する修正案について、私は自由民主党を代表して、賛成の意見を表明するものであります。 今日のわが国の経済は、激動する国際経済の中にあって、非常な難局に直面しており、わが国としては国際収支の大幅な赤字を克服し、その均衡を回復し、さらに今後長期にわたる経済の安定成長を期することを最大の政策目標としなければならない立場にあるのであります。 これがためには、当面、財政に景気抑制的な機能を発揮させることが必要であり、四十三年度において、わが自由民主党並びに政府が、財政経済運営の……
○河野(洋)委員 大臣のお話で、私はほとんど了解をいたしたのでございますが、非常に大事な問題、重要な問題だと思いますので、お尋ねを重ねていたしたいと思います。 と申しますのは、ただいま大臣もお話しになりましたように、学生が大学を出ればりっぱな市民であり、社会人であると同様に、大学も、その場所にありましては、社会――その地域を構成する一つの建物である。そういうものだと思うのですが、そうであるならば、ひとつ大学の自治というものも、ただ単に大学の自治というだけにとどまらず、市民、社会、そういったものもひとつ頭に入れた大学当局の管理がなければならないのではないか、こう思うわけでございます。 と申し……
○河野(洋)委員 関連して。ただいまの文部大臣のお話で、文部大臣というものは、国立大学については設置者として管理上も責任があるし、財政上も責任があるというお話でございました。私は、やはり国民のかわりとなって文部大臣が国立大学についてはいろいろ指導、助言をなさっていくべきだろうと思いますけれども、現在新聞等によりますと、全国の国立大学七十五校のうちの約五分の一にも及ぶ十四校が学長の座が大ゆれにゆれて、学長不在の国立大学が全国で十四校もある。そうして学長が学長代行になり、さらに代理あるいは事務取り扱い等、いろいろな名前で一応執行はしておられるけれども、こんな体制で十分に国立大学が管理できるものだろ……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出にかかる公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明を申し上げます。 案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので朗読を省略させていただきます。 修正案の趣旨は、本法律案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、昭和四十四年四月一日から適用することに改めようとするものであります。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。(拍手)
○河野(洋)委員 私は、ただいま議題となりました札幌オリンピックに関連をいたしまして、関係当局に一、二の質問をいたしたいと思います。 第一は、本日の朝刊を見ますと、ブランデージIOC会長の発言として、アルペンスキーのいろいろな問題にからんで、冬季オリンピックについてはもう一度考え直さなければならぬのじゃないかというようなことがあちこちで報道されておるのでございます。私どもは一九七二年の札幌オリンピックに期待をし、その施設を着々とつくりつつございますし、この法案でも、その選手村あるいはプレスクラブの建設についての法案でございますが、まず第一に、冬季オリンピックというものの開催が、けさの新聞が伝……
○河野(洋)委員 過日行なわれた文教委員会で、斉藤委員から、高知県の教員の人事異動あるいは愛媛県の教員の汚職に関する問題が取り上げられて、本委員会で論議が戦わされたわけでございます。そうした問題に関連をして、きょう参考人に御出席をいただいたことは、まことにありがたいわけでございますが、私、そうした問題に触れさせていただく機会をいただきましたので、若干質疑をいたしたいと思います。 元来この種の質疑は、初中局長等、文部省の担当者に質疑をすればこと足りると私は判断をいたしますけれども、きょうは参考人がわざわざ御出席でございますので、実際問題は、ひとつ参考人のほうから御答弁をいただきたいと思います。……
○河野(洋)委員 私、一、二点確認をいたしておきたいと思います。 管理運営に関しましては、いまの大臣のお話で、時間的な問題があるというお話でございましたけれども、実は昭和三十七年に国立大学協会で、当時茅先生が会長であったときに、会長談話として、大学の管理運営の改善は法令の改正によって直ちにその目的を達し得るものではない。むしろ、われわれ大学にまかせてくれるほうがいいんだというような会長談話が三十七年に出ております。自来、もうそれ以後七年の歳月を過ぎているわけですが、この国大協の当時の茅会長以下その後いろいろ努力はされたのだろうと思いますけれども、どうも一向に管理運営体制というものは整っていな……
○河野(洋)委員 午前中の藤波委員の質問に続きまして、私も政府提案の大学の運営に関する臨時措置法案について、若干の質疑をしてまいりたいと思います。 過日の西岡委員の質問に対する大臣の御答弁、さらに藤波委員の質問に対する御答弁を伺っておりますと、現在の大学紛争に対する大臣の御認識、そして世間一般、世論が、この大学問題について非常に心配をしておるのは、幾つかの要因はありますけれども、その中に、大学という場を利用して一部の学生が政治的意図を持って行動をやっておる。さらにそうした問題を収拾しようと思っても、学部セクショナリズムと申しますか、教授会自治と申しますか、そういうものがじゃまをして、なかなか……
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