河野洋平 衆議院議員
40期国会発言一覧

河野洋平[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-|40期|-41期-42期-43期-44期
河野洋平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野洋平衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院40期)

河野洋平[衆]本会議発言(全期間)
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第127回国会(1993/08/05〜1993/08/28)

第127回国会 衆議院本会議 第5号(1993/08/25、40期、自由民主党・自由国民会議)

○河野洋平君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、一昨日の細川総理の所信表明演説について質問をいたします。  質問に先立ちましてい先月の北海道奥尻町を中心に大きな被害を出しました南西沖地震、鹿児島を中心とする豪雨災害、既に二年余りを超える普賢岳噴火など、たび重なる自然災害によってとうとい命を失われ、あるいは大きな被害を受けられた皆様方に対し、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げたいと存じます。また、政府には、でき得る限りの善後策を迅速にとられるよう要望いたしておきます。(拍手)  細川総理、私は今、若干複雑な思いを抱きながらこの場に立っております。総理と私がこういう形でこの壇上で対……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 衆議院本会議 第8号(1994/03/07、40期、自由民主党・自由国民会議)

○河野洋平君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、細川総理に質問をいたします。  総理、私は質問を始めるに当たって、細川内閣が通常一月に行うべき国会への予算案の提出、そして施政方針演説を恣意的に三月四日までおくらせたことが、いかにさまざまな混乱を呼び、結果として国民生活に重大な影響をもたらすことになるかということを総理が正しく認識しておられるかどうかについて、まずお尋ねしなければならないと思います。  予算案は、しかるべき時期に提出され、国会審議に誠実に臨んで年度内成立を図っていくことが、四月一日からの国や地方の事業の執行を円滑に実施していくための必要条件であり、それが同時に、最低限の景気……

第129回国会 衆議院本会議 第18号(1994/05/12、40期、自由民主党・自由国民会議)

○河野洋平君 私は、自由民主党を代表し、新たに政権の座につかれた羽田総理に、基本的な政治姿勢及び当面する内外の諸課題の解決策について質問をいたします。  質問に先立ちまして、去る四月二十六日、多くの犠牲者を出しました中華航空機事故の御遺族に謹んでお悔やみを申し上げ、負傷者の方々に心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。外国人の関係者への十分な対応を含め、政府においては万遺漏なく再発の防止と善後策に努めるよう望んでおきます。  さて、去る四月八日の細川前総理の辞意表明以来、大変長い期間にわたって政治全体が混迷を続け、航空機事故の際にも国家の危機管理体制について国民を不安にしたり、いまだに平成六年……


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第130回国会(1994/07/18〜1994/07/22)

第130回国会 衆議院本会議 第2号(1994/07/20、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 三党によります連立は、東西の冷戦構造の崩壊を背景として、これまでのいわゆる保守革新の壁を乗り越えた、安定した本格政権のスタートであると認識をいたしております。  これまでほぼ一年間にわたって政権を担当した旧連立内閣は、その不安定さ、脆弱性から政策遂行に成果を上げられず、当初予算の取りまとめも年を越すということになって、多くの国民から不安と不満の声が上がっておりました。そこで、我々自由民主党は、あえて第二党の党首を首班に推し、不安定な政局を収拾し、安定した政権で国民の期待する政策を遂行するべきだと決断をいたしたわけでございます。(拍手)私どもは、今後とも、政策の整合性を……

第130回国会 衆議院本会議 第3号(1994/07/21、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 政党のとるべき姿勢についていろいろと御意見をいただきました。しかし、米沢委員長がおっしゃるとおり憲政の常道というものを大事にしろというならば、私としては、細川内閣退陣の場面で、旧連立の皆さんは野党第一党の自民党に政権をお渡しになるべきではなかったのだろうかというふうに思っていたわけでございます。(拍手)  さらに、声高に非自民、非自民とおっしゃる民社党を初めとする皆さんが、あの場面、わずか一時間前まで自民党におられた方を担いで首班候補としたことの方がはるかに国民は驚かれたのではないかと思うわけでございます。(拍手)  本来、どの党であっても、単独政権が望ましいと考え、……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 衆議院本会議 第2号(1994/10/04、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 私は、九月二十一日より米国ワシントンを訪問し、クリントン大統領を、初め米国主要閣僚と会談した後、二十四日にニューヨークに移動して第四十九回国連総会に出席をいたしました。  その際、二十七日に国連総会におきまして一般討論演説を行ったほか、エッシー国連総会議長、ブトロス・ガリ国連事務総長及び計五十一カ国の外相などと会談をいたしました。  国連演説におきまして、私は、国際貢献についての我が国の基本的な考え方について述べた上で、国際の平和と安全の維持、経済・社会問題の解決、国連改革の必要性の三点を中心に我が国の立場を申し述べました。  まず、国際貢献についての我が国の基本的考……

第131回国会 衆議院本会議 第3号(1994/10/05、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 戦後処理の問題について申し上げます。  さきの大戦にかかわる賠償、財産、請求権の問題につきましては、サンフランシスコ平和条約、二国間の平和条約及びその他の関連する条約などに従って、我が国は誠実に対応してきているところでございます。このような我が国の立場は堅持しつつ、さきに総理より御答弁がありましたとおり、戦後五十周年に向けての政府の対外的問題全体への取り組みについては、私としても、今後とも総理談話の具体化に向けて努力してまいりたいと考えております。  包括協議についてお尋ねがございました。  日米関係は、政治面を初め安全保障あるいは文化、経済、さまざまな分野で極めて良……

第131回国会 衆議院本会議 第4号(1994/10/06、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 核廃絶、軍縮への働きかけについて具体的なプログラムがあるか、こういうお尋ねでございました。  先ほど総理からも御答弁を申し上げましたけれども、私は、先般の国連演説におきまして、この点については力を入れて述べたつもりでございます。全面核実験禁止条約、これは何としても早期成立をさせてもらわなければなりません。非核保有国がNPTに参加をし、あるいはこれの延長に賛成をするという状況の中で、核保有国が全面的核実験禁止条約に合意するということは、当然やってもらわなければならないことであろうと考えるからでございます。この早期合意、交渉の妥結を強く訴え、さらに、もしその交渉が妥結した……

第131回国会 衆議院本会議 第6号(1994/10/18、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 中島議員からのお尋ねでございます。  自民党に問題があって行政改革が難しいのではないか、こういう御心配のようでございますが、国鉄、電電、こういったものの民営化を断行したのは自民党政権下でございました。(拍手)そういうことをぜひ思い起こしていただきたいと思います。中島議員が中心となっておられる与党行革プロジェクトチームがまとめられた基本方針のもとに、かたい決意で行革に臨む所存でございます。(拍手)

第131回国会 衆議院本会議 第10号(1994/11/02、40期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この協定は、昭和六十一年九月に開始された関税及び貿易に関する一般協定のもとにおける第八回目の多角的貿易交渉であるウルグアイ・ラウンドの結果作成されたものであり、世界貿易機関を設立し加盟国間の貿易関係を規律する共通の制度上の枠組みを提供すること、関税その他の貿易障害を実質的に軽減し及び国際貿易関係における差別待遇を廃止すること等を目的とするものであります。  この協定は、従来の関税及び貿易に関する一般協定に比して次のような画期的な内容を有しております。すなわ……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 衆議院本会議 第1号(1995/01/20、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 第百三十二回国会の開会に当たり、私は改めて心を引き締め、全力で日本外交の推進に尽力する決意であります。  外交の基本方針につき所信を申し述べるに先立ちまして、十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方々及び被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。また、諸外国からも多くのお見舞いと支援の申し出をいただいていることを御報告申し上げ、あわせてこれらの国々に謝意を表したいと思います。  国際社会においては、冷戦終結後の平和と繁栄を確かなものにすることを目指し、たゆみない努力が続けられておりますが……

第132回国会 衆議院本会議 第3号(1995/01/24、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 企業献金につきましては、昨年、総理より、ただいま御発言がございましたような趣旨の御注意がございました。私は、自由民主党といたしまして、国民の政治に対する不信を招かぬよう十分注意をし、法の定め4限度、ルールを誠実に守り、透明性を確保してまいりたいと考えております。(拍手)

第132回国会 衆議院本会議 第18号(1995/03/28、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。この条約は、化学兵器の完全な廃絶を目的とするものであり、化学兵器の生産、使用等の禁止及び化学兵器の廃棄について規定をし、あわせて条約上の義務の実施を確保するための検証措置等について規定するものであります。  化学兵器に関しましては、大正十四年にジュネーブで作成された窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書により、窒息性……

第132回国会 衆議院本会議 第27号(1995/05/16、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 石田議員にお答えを申し上げますが、私ども連立三党によって支えられる村山政権が、この間、困難な問題を克服して相当な成果を上げてきているということについては、多くの方々にお認めいただけているものと思います。(拍手)議員の御質問は、特定政党の消長にかかわる、全く仮定に基づいたものでありまして、お答えをするのは控えさせていただきます。  ただし、あくまで理論上という大前提で申し上げれば、首班指名は衆議院の優先性が憲法で認められており、本院衆議院の決定に変化がなければ、村山首班が継続されるのは当然のことだと考えます。  もう一点ございます。選挙の際についてのお尋ねでございますが……

第132回国会 衆議院本会議 第34号(1995/06/08、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) ただいま採択された御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであり、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方領土問題の解決と日ロ平和条約の締結のため、東京宣言を基礎としつつ、ロシアとの交渉に一層の努力を傾注する所存であります。(拍手)


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 衆議院本会議 第2号(1995/10/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 核軍縮についてさらに努力をする必要があるという御指摘でございました。  核保有国を含む先進国首脳会議を呼びかけろといった御指摘については、総理が先ほどお答えを申し上げたとおりでございます。  私といたしましては、現在最も大事なことは、現実的に究極的核軍縮に向けて一歩一歩、歩を進めていくということが重要ではないか、こう考えるわけでございます。そのために、CTBT条約を一日も早く実現をするということが当面最も重要ではないか、こう考えておりまして、そのための努力を今行っているところでございます。(拍手)
【次の発言】 私の国連演説についてお尋ねがございました。  この国連演……

第134回国会 衆議院本会議 第11号(1995/11/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費の日本側による一層の負担を自主的に図り、日本国にある合衆国軍隊の効果的な活動を確保するため、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての……

第134回国会 衆議院本会議 第16号(1995/11/21、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) APEC大阪会合を中心とする外交案件について御報告申し上げます。  APEC非公式首脳会議におきましては、「アジア太平洋地域の豊かな未来の実現のための行動」という大きな課題のもとで、長期的観点から率直かつ幅広い議論が行われ、閣僚会議より提案された「行動指針」を採択するとともに、APEC経済首脳の行動宣言を発出いたしました。  首脳宣言では、今次大阪会合をもってAPECが構想の段階を脱し行動の段階に入ったことを明らかにするとともに、「行動指針」の主要な考え方を説明しております。また、今後APECが長期的に取り組むべき人口、食糧、環境、エネルギー等の課題を示すなど、APE……

河野洋平[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院40期)

河野洋平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第130回国会(1994/07/18〜1994/07/22)

第130回国会 安全保障委員会 第1号(1994/07/21、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 今般、外務大臣に就任をいたしましたので、委員長を初め委員の皆様方に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、また安全保障会議の議員として、その使命と責任を全うすべく全力を尽くす決意でございます。  冷戦終結後の国際社会は、地球的規模の全面戦争の可能性は大幅に低下したものの、アジア・太平洋地域を含め、依然として多くの不安定性、不確実性を内包しております。このような中にありまして、我が国の平和と安全を図っていくためには、日米安保体制を堅持し、節度ある防衛力の整備に努めるとともに、より安定した国際環境を確保するための積極的な外交努力……

第130回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1994/07/21、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 このたび外務大臣を拝命いたしました河野でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。  まず、北方領土問題について申し述べます。  第二次大戦が終了した後四十九年が経過しようとしている今日に至っても北方領土問題がなお未解決であることは、日ロ両国にとりまことに遺憾なことであります。私は、北方領土問題を解決し、平和条約を締結して、日ロ関係の完全な正常化を達成するため最善の努力を払う所存であります。  昨年十月のエリツィン大統領の訪日により、今後の関係進展のための新たな基礎が築かれ、その成果は、日ロ両国首脳の署名した東京宣言に結……

第130回国会 外務委員会 第1号(1994/07/21、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 このたび外務大臣を拝命いたしました河野洋平でございます。衆議院外務委員会の開催に当たりまして、皆様にごあいさつを申し上げるとともに、所信の一端を申し述べたいと存じます。  国際社会は今、新たな平和と繁栄の枠組みに向けての変革期に置かれております。その中で、民族や宗教の問題に根差す地域紛争の危険性は依然として大きく、また、北朝鮮の核兵器開発疑惑の今後の展開も不透明な状況にあるなど、平和と安定に向けての国際社会の努力は困難に直面しております。経済面においては、先進国経済は全体として明るさを取り戻しつつあるものの、雇用失業問題は依然深刻な状況にあります。  このような中で、我が国が国……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 安全保障委員会 第1号(1994/10/20、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 冷戦後の新しい国際情勢のもとで、国連に対する国際社会の期待はかってないほどに高まっております。  国連がこのような世界の期待に的確にこたえるためには、国連の改革が必要であります。国連が機能強化に向けた改革を進める上で特に重要なのは、安全保障理事会の改組です。安保理の活動は、今や世界の平和と安定のための幅広い分野にわたっております。国連加盟国の数は、創設時の五十一カ国から百八十四カ国にまで増大しましたが、安保理の構成は、国連創設当時の世界を前提に構想されたものからほとんど変化をしておりません。他方で、国際的により大きな責任を担い得る国が出てきております。  こうした状況を踏まえ、……

第131回国会 安全保障委員会 第2号(1994/10/25、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 委員御指摘のように、国際情勢は極めて流動的な状況に今入っていると思います。東西の冷戦が終えんをして新しい国際秩序ができる、そういういわばちょうど間の時期ということもあって、流動的な部分というものがあると思います。また他方、貧富の差、国と国との貧富の差、あるいは国内における貧富の差、そういったものからくるトラブル、あるいは今御指摘のように民族間あるいは宗教間の問題等がございまして、やはり我々は一分たりとも安閑としていられない、そういう地域は世界に幾つかあると思っております。  で、我々は我々なりに経験を積みまして、こういうときにはどうしなければならないかというような体験に基づいた……

第131回国会 安全保障委員会 第3号(1994/10/27、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 一言だけ申し上げたいと思いますが、かつて自衛隊を違憲だと言い、現在合憲だと言われる党が、私が見ているところ幾つかあるわけです。社会党もその一つですし、公明党もその一つだと思います。いずれも、なぜ違憲であってなぜ合憲であったかということについて、国民に説明をする必要があるだろうという山口議員の御質問は、私はそれはそれでよく理解ができます。しかし、いずれにせよ、どの部分が違憲であってどの部分が合憲であったかというのは、それはまずは党内の議論の結果ではないかと私は思っているわけです。  私は、社会党と連立を組んでおります、パートナーでございます。私にとりまして、社会党がなぜ違憲だと言……

第131回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1994/10/14、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 十一日付ロシア非常事態省災害処理委員会報告書によりますと、被害地域の総人口は二万二千四百人でございまして、被災者約千五百人と報告されております。死者九名、負傷者三十二名、四百十九世帯、およそ千三百人が家屋を喪失した、全壊家屋は百七十一軒、部分壊家屋は二百六軒との報告でございます。また、ロシア側からの情報によれば、十二日までに千五百五十五名が疎開をし、さらに千四百名が移住を希望しているとのことでございます。  その後の非常事態省の発表によりますと、先ほどのは十一日付でございますが、十二日までに死者は十一人に増加しているという報告もございます。  後段のお尋ねについては、事務当局か……

第131回国会 外務委員会 第3号(1994/11/28、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 まず最初に、小杉議員ほか我が国国会議員の方々が現地を訪れて詳細な調査を行われたということに心から敬意を表したいと思います。  本件、極めて歴史的にもあるいは宗教的、民族的さまざまな要素が入り組んで、極めて難しい、解決の糸口を見つけることが難しい状況になっておりますことは、我が国におきますこの問題に対する識者の意見もかなり分かれておりますし、何よりもヨーロッパの国々にもさまざまな意見があるということを見てもわかると思います。  今議員からお話がございましたように、武器輸出の禁止を行っていたこれまでの態勢の中から、アメリカがこの態勢を解くべし、あるいは解くことを考慮するという態度に……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号(1994/11/07、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、昭和六十一年九月に開始された関税及び貿易に関する一般協定の第八回目の多角的貿易交渉であるウルグアイ・ラウンドの結果、平成六年四月にモロッコのマラケシュで開催された閣僚会合において作成されたものであります。  この協定は、世界貿易機関を設立し加盟国間の貿易関係を規律する共通の制度上の枠組みを提供すること、関税その他の貿易障害を実質的に軽減し及び国際貿易関係における差別待遇を廃止することなどを目的とするものであります。  我が国がこの協……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号(1994/11/17、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 議員もよく御承知のとおり、このウルグアイ・ラウンド交渉は、七年を超える長い年月大変厳しい交渉が続けられたわけでございます。その交渉の中で、かなりの年月自由民主党政権下で行われたわけでございまして、それぞれ担当する大臣あるいは関係者は、大変厳しい交渉に臨んで懸命な努力をなさってこられたわけでございます。しかしながら、昨年暮れに至って、ドゥニ調停案を受け入れるという判断が細川政権下でなされました。当時野党でございました我が党は、そのドゥニ調停案につきまして農村、農民が受ける不安、そういうものを重く受けとめまして、こういうことで果たしていいかという意味から声明を出したところでございま……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号(1994/11/21、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ちょっとアメリカ、ヨーロッパ等の状況について私から御報告を申し上げた方がいいかと思いますので、お許しをいただいて申し上りたいと思います。  アメリカの問題につきましては、今議員からもお話がございましたように、中間選挙の結果が御承知のような結果でありましただけに、いろいろと議論がかまびすしくなっておることは事実でございます。しかしながら、先般APECにおきまして、村山総理からクリントン大統領に、私あるいは橋本通産大臣からそれぞれアメリカのカウンターバートに対しまして、状況について質問をいたしました。しかし、アメリカ政府からはいずれも同じように、十一月末もしくは上院におきましては十……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号(1994/11/22、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 御案内のとおり、先ほど来農水大臣からもるる御説明がございましたように、我が国農業の構造といいますか、あるいは国際的な競争力といいますか、そういったものが本来充実をして、そういうものを身につけていっていただくということが本来一番望ましい姿でございます。  しかしながら、その間さまざまな努力にもかかわらず、我々が宿命的に持っておりますさまざまな状況のもとで、国際的な競争力といいますかそういうものが克服できない。あるいはまた、我が国の政策から考えまして、自給率その値しっかりと考えていかなければならぬという考え方、そういったさまざまなことを考えた上で七年目以降どう我が国は対応するかとい……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号(1994/11/24、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 小委員会でさまざまな団体であるとか個人であるとかの意見を聞く、あるいは意見を聞く必要があるという場合があると思いますね。そういうときにその小委員会においては、WTOの協定上、小委員会はいかなる個人または団体に対しても情報及び技術上の助言の提供を要請できる、こういうことになっているようであります。  これは、小委員会の判断によって必要に応じてNGOの意見も聞くことができる、こういうふうに我々理解をしているところでありまして、委員御指摘のとおり、まさに必要に応じて、政府ではなかなか情報収集が十分でないというようなことがあれば、その都度、小委員会の判断によって個人または団体の意見を聞……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第7号(1994/11/25、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 今国会におきまして御承認をお願いしているWTO協定の締結は、多角的自由貿易体制の維持強化、国際経済秩序に対する信頼の確保という観点から、極めて重要なものという認識を持っております。御案内のとおり、我が国は貿易立国として今後の我が国の発展というものを考えているわけでございますから、そうした観点に立ちましても、このWTO協定の締結というものには極めて大きな意義があるというふうに思っております。  一方、WTO協定のうち農業協定の部分につきまして、我が国にとってこれは大変厳しいものであったということについては私もそういう認識を持っておりますが、WTO協定全体として見れば国民に大きな利……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第8号(1994/11/29、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 これは何せアメリカの問題でございますから、私どもとしてはできるだけ注意深く情報を入手するという努力をいたしておりますが、その入手した情報を私どもなりに分析をして、時にこの委員会でお尋ねがあれば申し上げる、こういうことでございます。  基本的に申しまして、ウルグアイ・ラウンド交渉、長い間のウルグアイ・ラウンド交渉のかなり多くの部分は、アメリカにおいては共和党政権下で交渉は行われていた時期が大変長うございます。今日は民主党政権として、このウルグアイ・ラウンドの最後の取りまとめに当たっては民主党がイニシアチブを発揮したということは事実でございますけれども、長い経験が共和党時代にもある……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号(1994/11/30、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 私どもが連絡を受けましたところによりますと、米国議会下院は、日本時間でけさ、現地時間で二十九日の夕方でございますが、ウルグアイ・ラウンド合意実施法案を賛成多数で可決したという報告がございました。
【次の発言】 ウルグアイ・ラウンド交渉の主要な目的の一つは、従来、限定的な形でのみガットの規律が適用されてきた農産品貿易を改革して、公正で市場指向型のものにすることであったと思います。こうして開始された農業交渉におきましては、包括的関税化に例外を設けるべきではないとする国が世界の大勢でございました。そうした世界の大勢の中にあって我が国は、我が国農業をいかにして守るかということを考え、な……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第10号(1994/12/01、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 この委員会で何度がお尋ねがございまして、私から何度がお答えをいたしましたが、もう一度申し上げておきたいと思います。  自由民主党は、昨年十二月に、細川内閣がドゥニ調停案の受諾、受け入れということを言われたときに、当時、我々自由民主党は野党として、それまで長い間与党としてこの問題にかかわり合ってきた経過もございますから……(小平委員「簡潔に」と呼ぶ)お尋ねでございますから整理して申し上げておりますので、若干時間はちょうだいしないと説明ができませんので、よろしくお願いをいたします。  そこで、ドゥニ調停案受け入れというお話がございましたので、私どもとしては、それは余りに日本の農村、……

第131回国会 税制改革に関する特別委員会 第7号(1994/11/07、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 委員会においてさまざまな角度から検討をされ議論された結果でございますから、私は、その結果を尊重したいと思っております。
【次の発言】 外務省に対します御理解をいただきましたことをお礼を申し上げたいと思います。  人間、欲を言えば切りがないので、多ければ多いほどいいということもあると思いますが、そこはそれ、全体のバランスを考えながら適正な定員というものを考えていかなければならないと思います。  しかし、これは平成三年に第三次行革審の第一次答申がございました。さらに、同じく平成三年の十二月に外交強化懇談会というものが報告書を出されましたが、そのいずれもが、速やかに千人程度を目標に増……

第131回国会 予算委員会 第1号(1994/10/11、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 北方領土関係について、私から御報告を申し上げます。  先週末、九日現在でございますが、八名の死者がロシア非常事態省、これは役所でございます、ロシア非常事態省により確認されたほか、負傷者も多数発生している模様でございます。多数の建物が倒壊、発電所、パイプライン、電線が破壊されるなど大きな被害が出ている、特に色丹島の被害が甚大であるというふうに伝えられております。子供と年金生活者が数千人単位でサハリンなどへ避難させられているという情報もございます。さらに九日午後、強い余震が発生をいたしまして、色丹島では津波が発生した模様であり、今後被害が拡大することも予想されるというのが現在私ども……

第131回国会 予算委員会 第2号(1994/10/12、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 我が党に関する問題でもございますから、私から御答弁をさせていただきたいと思います。  ニューヨーク・タイムズの記事を私も拝見をいたしました。ニューヨーク・タイムズは、あの記事を掲載する前に我が党に問い合わせがございまして、我が党は党の事務局をして調査をいたしました。しかし、何のその問題についての、何といいますか、証拠となるといいましょうか、それに関するものはございませんでした。したがって、ニューヨーク・タイムズに対して、我が党にとっては極めて迷惑な話だ、こうしたことは一切ないということを明確に返事をいたしているところでございます。

第131回国会 予算委員会 第3号(1994/10/13、40期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 委員御指摘のとおり、ヨーロッパにおける状況とアジアにおける状況は、全く同じではないと思います。ヨーロッパにおいてはもう既に、その平和に向けての準備が着々と整ってきております。これは、いわばNATOというヨーロッパを一つにまとめた体制というものがあって、新しい体制をつくりやすかったという状況があると思います。  一方、アジアはそう簡単ではないわけでございまして、特に朝鮮半島をめぐる情勢でございますとか、種々の問題があることは御指摘のとおりだと思います。しかし一方、ASEAN各国におきましては、ASEAN地域フォーラムなどという、話し合いによって軍備の透明性を高めるといったような、……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 安全保障委員会 第1号(1995/02/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 神田委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、我が国の安全保障政策についての所信を申し述べたいと思いますが、右に先立ちまして、十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方々及び被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。また、諸外国からも多くのお見舞いと支援の申し出をいただいていることを報告し、あわせてこれらの国々に謝意を表したいと思います。  私は、我が国の安全保障政策の立案及び遂行の任に当たる者の一人として、また、安全保障会議の議員として、その使命と責任を全うすべく全力を尽くす決意であります。……

第132回国会 安全保障委員会 第3号(1995/02/17、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 先ほど防衛庁からも御答弁がございましたように、ノドンの性能あるいはこれが具体的に配備されるという状況等については、まだよくわからないところがございます。しかしながら、核兵器の開発に対する疑惑もそうですし、こうした兵器の開発について我が国が極めて大きな懸念を持つのは当然のことでございまして、私どももまた、こうしたことが、疑惑であれば解明、払拭しなければならないし、実際にそういうことがあるとすればこれはやめてほしい、やめてもらわなければならぬという気持ちがございます。  そして、日米首脳会議の際に、日米両国首脳がこうした懸念を共有しているということが確認をされたわけでございまして、……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1995/02/08、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 鈴木委員長初め沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員の皆様方の御指導を引き続きお願い申し上げるとともに、あわせて、所信の一端を申し述べたいと思います。  右に先立ちまして、一月十七日に起きた兵庫県南部地震で犠牲になられた方々とその御遺族に対し慎んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方々及び被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。  また、諸外国からも多くのお見舞いと支援の申し出をいただいていることを報告し、あわせて、これらの国々に謝意を表したいと思います。  まず、北方領土問題について申し述べます。  第二次大戦が終了しで後、半世紀近くが経過した今日に至っても北……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1995/03/27、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 まず結論を申し上げますと、村山内閣におきましても、従来とってまいりました考え方をそのとおりと考えておりまして、引き続き努力をしてまいりたい、これが結論でございます。  沖縄戦の記憶を交えて先生からお話をいただきましたが、まさに五十年前、沖縄の島で、また海で、空で多くの激しい戦闘が繰り広げられて、その結果、お話にございましたように双方合わせて二十万になんなんとする方々が亡くなられたということを思い起こして、まことにつらい気持ちでいっぱいでございます。今日、我々が平和を享受し、また経済的にも極めて、当時からすれば信じられないような状況に今なっているということを考えれば、あの当時亡く……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1995/05/31、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 お尋ねのサハリン北部の地震につきまして、現在我が方の在ロシア大使館が非常事態省から得ております情報は、こういうことでございます。  死亡者が確認されているのはサハリン島北部のネフチェゴルスクでございます。このネフチェゴルスクは人口約三千名、うち学童、子供たちが四百五十名でございます。現在確認された生存者数はおよそ五百名。したがって、その他は消息不明というふうに聞いております。死亡者は百六十名、うち児童十四名、負傷者百七十六名という情報を得ております。  二十二の五階建て住宅のうち十七棟が全壊、その他ディスコクラブ、病院、簡易食堂、パン工場、石油関係の建物が倒壊をした、こう言われ……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1995/06/07、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましても、我が国固有の領土である北方領土が戦後半世紀を経ようとする今日なお返還されていないことを遺憾とするものであり、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、北方領土問題の解決と日ロ平和条約の締結のため、東京宣言を基礎としつつ、ロシアとの交渉に一層の努力を傾注する所存であります。(拍手)

第132回国会 外務委員会 第2号(1995/02/07、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 お答えを申し上げる前に、世界の大変多くの国々から、今回の震災に対して温かいお見舞い、そして援助の申し出があったことについて、心から感謝の意を表したいと思います。  今、福田議員からいろいろお話をいただきました。今回の本当に大変な災害というものに対して、日本と外国との間に外務省があって、お見舞いや援助の申し出についてどう対応するかということが一つございます。それから、国際的な論調についてどういう対応をするかということと、この二つを私いろいろ考えております。  ちょっと論調の方から申し上げますと、海外の新聞論調その他では、今回の震災について、日本に対して好意的な論調と大変厳しい論調……

第132回国会 外務委員会 第3号(1995/02/09、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました旅券法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  我が国国民の海外渡航者数は、平成二年に一千万人を突破し、平成六年には一千三百万人に達したと見られております。これに伴い旅券の発給件数も、平成元年に四百万件台に達してわずか五年で、昨年は五百万件を起そうといたしております。  このように海外渡航が国民の間で一般化するにつれ、旅券の有効期間の長期化を望む声が高まってきたことから、平成四年六月十九日の第三次臨時行政改革推進審議会による国際化対応・国民生活重視の行政改革に関する第三次答申で、一般旅券の有効期間については、現行の五年を十年に延長する」との御意……

第132回国会 外務委員会 第4号(1995/02/17、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員お尋ねのとおり、今回の改正は、国民の利便ということを考える、あるいは国民の負担を減らすということを考えるという視点に立って検討されたものでございます。しかも、我が国の海外渡航の件数は年々飛躍的に大きくなっているわけでございまして、国際的に他国に比べて劣ることのないような方法も考えていかなければならないということもあって検討されたものでございます。
【次の発言】 留学生をふやしていくということは、我々努力しなければならないことだと思います。現実問題として、現状では円高なんということがあって留学生の生活が非常につらいという実情もあると思います。さらには、宿泊施設ぐらいは便宜が図……

第132回国会 外務委員会 第5号(1995/02/27、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ことしがちょうど国連創設五十周年に当たるということもございまして、国連加盟の多くの国々が国連の改革の重要性について考え、ワーキンググループ等をつくって議論をしてくださっているところでもあり、こうした時期に、我が国としても、多くの国々の理解があれば責任を果たす用意があるということを昨年述べたわけで、この気持ちに変わりはございません。
【次の発言】 国連改革、なかんずく安保理の改組についての議論がさまざまな提案を受けてなされておりますが、それらの提案について、それを収れんしていくべきではないかということもまたございます。  私としては、こうした考え方、つまり収れんをしていく状況の中……

第132回国会 外務委員会 第6号(1995/03/07、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 委員長のお許しをいただきまして、朝鮮半島エネルギー開発機構の設立に関する協定案について御説明をさせていただきます。  北朝鮮の核兵器開発問題は、国際的な核不拡散体制や国際社会の安全保障にかかわる重大な問題であるとともに、我が国自身が直面する安全保障上の重大な懸念であります。この問題に関する昨年十月の米朝合意の着実な実施は、まさに我が国の平和と安全に直結しているものと考えられます。  このような観点から、我が国としては、米朝合意の定める軽水炉プロジェクトの実施などのために組織される国際コンソーシアムの設立に関する協定を作成するため、米韓両国と協議を重ねてまいりましたが、今般同協定……

第132回国会 外務委員会 第7号(1995/03/10、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 我が国といたしましては、相手国との間の経済的交流あるいは人的交流の促進に資するという観点から、二国間定期航空路路線の開設を目的とする航空協定の締結を積極的に推進する、これが基本的な考え方でございます。しかしながら、今議員からもお話がございましたように、物理的な問題もございます。さらに、この航空協定を結ぶということにつきましては、両国間の航空需要、それから両国間の政治、経済、文化などの交流の関係、我が国の空港の事情、相手国のハイジャック防止対策への配慮、こういったようなことをいろいろと考えた上で対処をしていくというのが我が国の考え方でございます。  ちなみに、今議員から三十七カ国……

第132回国会 外務委員会 第8号(1995/03/15、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、フランスとの間の現行租税条約にかわる新たな租税条約を締結するため、フランス政府と数次にわたって交渉を行いました結果、平成七年三月三日にパリにおいて、我が方松浦特命全権大使と先方マリアニ予算大臣官房長との間で、この条約に署名を行った次第であります。  この条約は、現行条約と同様に、経済的、人的交流等に伴って発生する国際的な二重課税を可能な限り回避するとともに、二重課税が発生……

第132回国会 外務委員会 第9号(1995/03/16、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 この条約は、家族的責任を有する男女労働者が、できる限り職業上の責任と家族的責任との間に抵触が生ずることなく職業に従事する権利を行使することができるようにすることなどを国の政策の目的とすることなどについて定めたものであります。  今、政府委員から御答弁を申し上げましたとおり、国内の諸準備が整いましたし、我が国が今後男女共同参画社会を目指すという基本的な考え方を持ってもおりますし、この条約を今国会で御承 認をいただくことは我が国にとって時宜に適した好ましい形である、こんなふうに考えているところでございます。
【次の発言】 昨年のカイロの人口会議、そして先般のコペンハーゲンにおきます……

第132回国会 外務委員会 第10号(1995/03/28、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成五年一月にパリで作成されたものであります。  この条約は、厳重かつ効果的な国際管理のもとにおける全面的かつ完全な軍備縮小に向けての効果的な進展を図るべく、化学兵器の生産、使用等の禁止及び化学兵器の廃棄について規定し、あわせて条約上の義務の実施を確保するための検証措置等について規定するものであります。  我が国がこの条約を締結することは、化学兵器の完全な廃絶に向けた国際協力を促進するとの見地方ら有意義であ……

第132回国会 外務委員会 第11号(1995/03/29、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 段階が二つあったと思います。一つは、署名をするようにということを勧めるという段階が一つございました。我が国も、できるだけ多くの国々がこの条約に署名をするようにということで働いた、努力をした経緯がございます。ただ、今度はその次の段階で、それぞれの国が批准をするということを、早期批准を勧める、要請する、こういう段階に今入っているわけでありますが、これはまず我が国自身が批准をするということを済ませて、それから他国にも早期批准を勧めるということになろうかと思います。  できるだけ早く、少なくとも署名を既に終えている国は批准をしてもらいたい。六十数カ国の批准によって、まず発効のための一つ……

第132回国会 外務委員会 第12号(1995/04/12、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この協定は、千九百八十二年の国際熱帯木材協定にかわるものであって、平成六年一月二十六日に、ジュネーブで開催された国際連合国際熱帯木材協定交渉会議において採択されたものであります。  この協定は、世界の木材経済に関する国際協力の枠組みを提供すること、熱帯木材の輸出を専ら持続可能なように経営されている供給源からのものについて行うことを二〇〇〇年までに達成するための戦略の実施のため加盟国を支援すること、持続可能な供給源からの熱帯木材の貿易の拡大を促進する……

第132回国会 外務委員会 第13号(1995/04/14、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員からいろいろお尋ねをいただいたように思いますが、まず最初に、地球規模の環境問題に対して我が国あるいは現政権がどういう姿勢をとっているか、あるいはどういう認識を持っておるかという意味のお尋ねがあったように思います。  地球環境問題につきましては、この問題が人類の生存基盤に深刻な影響を与える緊急かつ重要な問題だ、そしてそれは我が国にとって最も重要な課題の一つである、こういう認識でございます。高度な経済活動を営み、地球環境に大きなかかわりを持つと同時に、環境保全の分野で多くの経験とすぐれた技術力を有している我が国として、地球環境保全に積極的な役割を果たしていくことが肝心だと、この……

第132回国会 外務委員会 第15号(1995/04/26、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 PKOその他の国連活動あるいは紛争が起こっている地域で献身的にいろいろな仕事に取り組んでおられる方々の安全というものは何よりも重要だと思います。こうした問題について、国際社会が一致してその安全のために何ができるかということを考えることが必要だというふうに私はかねてから考えておったわけでございます。もちろん、そうした要員の装備でございますとかあるいは設備の上でできることは何かとか情報収集のためにどういうことがさらにできるかという問題はございますけれども、しかし、何よりもこうした条約をつくることによって法的に安全を確保するということは最も基礎的、基本的に必要なことではないかというふ……

第132回国会 外務委員会 第16号(1995/05/10、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 外務大臣就任以来、旧ユーゴの紛争というものに私は関心を持っておりまして、いつかは私も現地へ直接行って、関係者の話を聞きたい、また我々の考え方も申し上げたいと思っておりました。と申しますのは、やはり旧ユーゴスラビアの問題は、単にヨーロッパの一地域の問題ではない。今や国際社会が一様にこの問題に対して懸念をしている。例えば、ASEANの会議に行っても、この問題は非常に大きな話題になっているわけでございます。これは宗教上のつながりということもあるいはあるかと思いますが、世界各国でこの問題については懸念を持っているわけでございまして、我が国もまた人道支援を行ってはまいりましたけれども、責……

第132回国会 外務委員会 第17号(1995/05/12、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 円高というものがさまざまなところでいろいろな影響を与えておりまして、いろんな考え方といいますか、意見といいますか、そういうものがございます。議員の御指摘も、ある意味で国民の気持ちを酌んでおられるというふうに私は思いますが、ただ、議員もよく御承知のとおり、この為替レートというものはなかなか変動がございまして、例えばけさほどもかなり円安に振れたという報道がございました。一体どのレートをもって我々が判断するかというのは、正直これはなかなか決めにくいというところもあるわけでございます。  他方、確かに阪神・淡路大震災の被災者の方々に対する大変な生活上の苦しさ、あるいはこれまで営々努力し……

第132回国会 外務委員会 第18号(1995/05/26、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 中国のこのたびの核実験は、極めて遺憾なことでございます。我が国にとりましても、村山総理訪中時に、今お話しのように中国首脳に対しまして核実験を行わないことを希望する旨強く述べてきたわけでありますし、お話のようにNPTの無期限延長が決まった三日後に行われたということから見ても、我々としては、極めて遺憾と言わざるを得ません。  お話のように、NPTの無期限延長に際しましては、NPTの中に核保有国という特別の位置を占める核保有国がNPTの第六条に基づいて誠実に核軍縮を行うということが確認されているわけでございます。さらには、一九九六年までに全面的核実験禁止条約の議論を終わるということも……

第132回国会 外務委員会 第19号(1995/06/07、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員御承知のとおり、日米関係は国際社会の中で、私どもは少なくとも最も重要な二国間関係と考えております。この最も重要な二国間関係という考え方は、アメリカにおいても恐らくそうであろうと我々は考えているわけでございまして、この二国間関係、安全保障の問題あるいは政治対話、その他さまざまな文化交流でございますとか人物の交流でございますとか、さまざまなレベル、分野におきまして今非常にいい関係にあると私は思っております。  ただ、経済問題につきましては、これは常にいろいろな問題を抱え、それをお互いの努力によって克服をしながら今日まで来ているわけでございまして、今回双方の意見がなかなか合意に達……

第132回国会 内閣委員会 第4号(1995/03/07、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  改正の第一は、在外公館の設置についてであります。今回新たに設置しようとするのは、在パラオ日本国大使館であります。在パラオ大使館の設置は、信託統治地域であった同国の独立に伴うものでありまして、フィジーに駐在する我が国大使をして兼轄させるいわゆる兼館であります。  改正の第二は、同大使館に勤務する職員の在勤基本手当の基準額を定める等の改正を行うものであります。  なお、在パラオ大使館の新設に際しましては、先方政府との協議その他の諸準……

第132回国会 内閣委員会 第5号(1995/03/10、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、我が国とパラオ共和国とは深い歴史的関係を持っているわけでございます。昨今は、パラオも、観光とかあるいは漁業を中心にして我が国とも緊密な関係にございます。  昨年十月、パラオ共和国の独立式典には、我が国から特派大使も参加をいたしまして、初代ナカムラ大統領に祝意を述べてきたわけでございます。その後、大統領も我が国を訪問されまして、私もお目にかかりましたが、議員がおっしゃるように大変親日的であり、さらに、日本に対する協力を望んでおられるということも伺いました。  たしか一万六千人前後と伺いました人口でございますから、やはりこれからその経済的な自立に向かって相当な努……

第132回国会 予算委員会 第2号(1995/01/26、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 地震発生の十七日のうちに、アメリカの大統領からは、大変温かいお見舞いと、希望があれば何でも承るという趣旨のお話がございました。十七日じゅうには、さらにスイス、フランス、ロシア、こういった国から迅速な。反応をいただいたところでございます。自来、きょうまで五十カ国を超える国々から非常に温かいお見舞いとお申し出をいただいていることを御報告申し上げたいと思いますが、そうしたお話を伺うにつけて、我々はやはり国際社会の中でともに生きている、共生じているという実感を感じているところでございます。  お話のように、こうした温かいお申し出をどうやって生かすかということについて、我々としても最大の……

第132回国会 予算委員会 第3号(1995/01/27、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 委員の御提案は御提案として十分検討させていただきたいと思います。  委員も御承知のとおり、ことし国連五十周年ということで、国連におきましては国連サミットが開かれる可能性があるというふうに聞いております。これは委員のおっしゃるような国連改革サミットではなくて、いわゆる国連のサミットでございますが、こうしたことを言われておるところでございますし、この五十周年を一つの節目として、今御指摘になりましたさまざまな改革がここで俎上に上りつつございますので、それらについて我々としては積極的に、新しい国際情勢の中で何が国連に期待をされ、何が現在の国連にできるか、あるいは新しく変わらなければでき……

第132回国会 予算委員会 第4号(1995/01/30、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ちょっと官房長官、席を外しておりますので、私からお答えをさせていただきたいと思います。  ゴラン高原につきましては、議員おっしゃるように、かねてから、これは大変長い歴史のあるものでございますから、かねてから何度も一つの例として挙げられて議論が行われたところでございます。昨今、我が国に対しましても、国連の内部で若干議論が行われて、つまり、我が国に協力方を要請する向きの議論が行われているということはございます。しかし、その問題について我が国がどう対応するかについては、目下慎重に検討すべきものと考えておるところでございます。

第132回国会 予算委員会 第5号(1995/01/31、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 御指摘のように、きょう現在までに六十五になります国と国際機関から、お見舞いそれから援助の申し入れがございます。これは、今議員からお話がありましたように、全く先方の善意によるものでございまして、先方からお見舞いの言葉と同時に援助の申し入れ、援助ができるというお話をいただいております。  その援助の申し入れを受けますと、私どもは、災害本部の事務局を担当しておられます国土庁に連絡をいたしまして、こういうありがたいお申し入れがあるが現場はどうかと、現場のニーズとのかみ合わせはうまくいくかということを取り次ぎまして、ぜひこういうタイプの援助はお願いしたいという現場からのお話がありますと、……

第132回国会 予算委員会 第6号(1995/02/01、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 連立内閣の副総理として村山総理を助けて全力を挙げたつもりでおりまして、たとえどんな態勢、どんな内容であろうとも、今回とった態度を私はとったと思います。
【次の発言】 今回の災害に対しまして各国はさまざまな反応を示しております。今議員がお話しになりましたように、二つ、三つに類型化されると思います。  一つは、日本国民が助け合って一生懸命ボランティア活動もやっているという、そういう報道が一つございます。もう一つは、やはりこういう災害に対して十分な備えがなかったではないかという意味の指摘があったことも事実でございます。それからもう一つは、国際社会の中で助け合ってといいますか、連帯感と……

第132回国会 予算委員会 第7号(1995/02/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員御指摘のように、今日まで六十七カ国といいますか、国、国際機関などから大変善意に基づくありがたい支援の申し入れがございます。この申し入れに対しまして、私どもといたしましては、まことにその善意を感謝を持って受けとめると同時に、現地に至急連絡をしまして、現地のニーズ、現地の態勢などを確認の上、しかるべく返事を申し上げでいるところでございます。  支援の申し入れにつきましては、前回、過日も申し上げましたが、急遽人を派遣する、それも緊急援助のための人を派遣するという申し入れもあれば、地震学者を送るという申し入れもございます。あるいは物資を送るという申し出もあります。その物資の支援の申……

第132回国会 予算委員会 第8号(1995/02/03、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 関西は大阪、神戸に総領事館がございます。地震発生後、外務省から人を出しまして総領事館を訪ねさせました。かなり大きく壊れてしまっている総領事館もございますし、従来の総領事館で何とか仕事が続けられる総領事館もございます。中には、もう神戸を引き揚げて大阪に移るとおっしゃっておられる総領事館もございますし、あるいは全く別のところに場所を移して領事活動をしておられるというところもございました。いずれも電話が欲しいというようなお話もございまして、これらも対策本部にお願いをして手配をしたところでございます。  明日私も、総領事の方にお目にかかることで現地へ参ります。

第132回国会 予算委員会 第9号(1995/02/06、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、PKOは、いつごろまでに終わるだろうと見当をつけて出ていっても、必ずしもその時期にきちっと終わるとは限らないわけでございまして、どうしてもだんだん長引く。PKOの負担金は、国連の持ち出しは多くなる。したがって、国連はそう財政的に余裕はないわけですから、急いで払ってくれ、こういう話になるわけです。  今回の話も、昨年九月に一度払ったわけですね。九月以降の言ってみれば新たな請求がこれだけたまってしまったということでございまして、これらの問題は、現在国連の中の財政問題を検討をするということで、我が国からも提案をして相当突っ込んだ議論が行われているわけですが、基本的……

第132回国会 予算委員会 第11号(1995/02/10、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 私は、行政改革についてまず申し上げると、先ほど橋本大臣からもるるお話がありましたが、少し視点を変えて申し上げるならば、行政の透明性というものは非常に重要なのではないかというふうに思っているわけです。  情報公開についてどう考えるかとかあるいは行政手続法というものをどういうふうにしていくかということ、これらはいずれもどういうふうに国民の側が使うかということもあるかと思いますけれども、こうしたことを積極的に進めていって、かつてよらしむべし知らしむべからずと言われた昔から、徐々に徐々にではありますが変わりつつはあるわけですけれども、もっと透明度の高い行政というものが望まれているのでは……

第132回国会 予算委員会 第12号(1995/02/13、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ICJの問題でございますが、国連は、昨年の十二月十五日の国連総会におきまして決議をいたしております。この決議に従いまして二月一日にICJは、本件についての陳述書の提出期限を六月二十日に定める旨決定をいたしました。政府としては、既に昨年六月、世界保健機構がICJに同様の諮問をした際に日本政府としての見解をICJに通報したところでございます。  今後、今回のこの問題にどのように対応するかについては十分検討をしてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 議員がお述べになりましたように、今回の地震は我々にいろいろなことを教えていると思います。今御指摘になりました世界と日本との関係……

第132回国会 予算委員会 第13号(1995/02/14、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 かねてから安倍先生、ODAについて辛口の批評をずっと提案しておられることを著書などで拝見をいたしました。ODAが外務大臣が胸を張るだけになってはいかぬ、こういう厳しい御指摘もございました。それは横に置くとして、確かにODAは、国民の税金を使って国際的な支援をするということでございますから、この使い方には十分注意を払って、その効果がどういうふうに上がるかということを確かめて行わなければならないのは御指摘のとおりでございます。  世界各地を見渡しますと、確かに議員御指摘のように民間の投資が進んで、開発途上国の中にも極めて活発な経済活動が行われている国もございます。しかし、まだそこま……

第132回国会 予算委員会 第14号(1995/02/15、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 閣議におきまして、今官房長官お話しのような対策本部をつくるというお話がございました。
【次の発言】 我が党内には、行政改革についてさまざまな意見がございます。森さんは森さんとして、そうした考え方の一端を述べられたのだと思います。我が党内で正式、公式に党としてそうした見解を定めているわけではございません。  しかし、国会議員がさまざまな場所で行政改革についていろいろな意見を述べるということは、これはまたそうしたことをしてはいけないというものでもないと思います。一つの意見というふうにお聞き取りをいただけばそれでいいのではないかと思います。

第132回国会 予算委員会 第15号(1995/02/16、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 我々にとって中国の将来というものは大きな関心を持つべきもの、当然のことだと思います。しかしながら、中国に対する我々の見方というものはなかなかそう簡単に、将来を推測するために十分なデータその他がそう豊富ではないのでございます。  議員も御承知のとおり、経済は、限られた地域でありますけれども、大変急激な上昇カーブを描いております。この急激な上昇カーブが、しかし一方、その地域とそうでない地域との間に摩擦を起こす、さらには労働力の移動に伴うさまざまな問題が起こるというようなことがございまして、かなり不透明であることは御承知のとおりでございます。  しかし、そういう不透明な中であっても、……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/02/22、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 けさほどの議論の中でも点数の議論がございました。見方によって七十点とおっしゃる方もあれば六十点とおっしゃる方もあったように伺っておりますが、これは、点数は自分でつけるものではないと思います。  私どもは総理からの御指示をいただき、私ども自身もこの行政改革の必要性というものを考えまして、各閣僚はそれぞれの責任において、各省所管の特殊法人について、今議員が御指摘になりましたように、さまざまな角度から検討をいたしました。その存在理由が既になくなっていないかどうか、あるいはもっとスリム化できるものはあるかどうか、民営化の方法はないか、あるいは統合ということはあり得るか、さらには業務の内……

第132回国会 予算委員会 第17号(1995/02/23、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 米朝合意については、もう議員十分御承知のとおりでございますが、この米朝合意にのっとりましてその後の作業を進める、具体的な作業を進めるということで、米朝間がさらに議論を煮詰めているわけでございます。  傍らで、御承知のとおり、北朝鮮側は既に黒鉛減速炉及びその関連施設の凍結をいたしておりまして、そういう状況がございますので、他の側も、それに沿ってさらにこのプロジェクトを進めていく誠実な行動が求められるのは当然でございまして、アメリカを中心に日本、韓国などとの作業も進んでおりますが、米朝間の議論で、炉の種類その他について具体的な話し合いが行われ始めたところでございます。  この間の事……

第132回国会 予算委員会 第18号(1995/02/24、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員が引用をなさいましたのは、九四年六月のUNDPが取りまとめて発表したものだと思います。  おっしゃるように「人間開発報告書」、これは今議員がおっしゃるように、いろいろな安全保障、つまりヒューマンセキュリティーというのでしょうか、その中には経済の安全保障とか食糧の安全保障とか、いろいろ書いてあるわけでございますが、UNDPは、このヒューマンセキュリティーというものが世界共通の問題だというふうに言いまして、社会開発サミットは国際社会がこういう概念を認めて各国の開発戦略や国際協力をやるべきだ、こういう提案をしているわけでございます。それは御指摘のとおりでございます。  ただし、こ……

第132回国会 予算委員会 第28号(1995/05/17、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 今通産大臣御答弁申し上げましたが、来週前半、パリにおきましてOECDの閣僚理事会がございます。国会の御了承をいただければ、我々それに出席をしてまいりたいと思っております。  御案内のとおり、OECD二十四カ国の閣僚が集まりまして、今後のマクロ経済情勢あるいは雇用の問題、さらには世界貿易機関が発足したことを踏まえての新しい自由貿易のルールの確認、その他いろいろと議論をすることも多いわけでございます。昨年我が国はこの会議に欠席するということでございまして、各国から若干の失望を買ったというふうにも伝え聞いております。ことしは我々も責任上この会議にはお許しをいただいて出席をさせていただ……

第132回国会 予算委員会 第29号(1995/05/18、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 議員御指摘のとおり、日中関係というものはアジアにおいて極めて重要な関係であろうと思います。これから将来を考えましたときに、中国の存在というものは、我が国と極めて近い地理的条件を持っておりますだけに、我々は大きな関心を持たなければならぬと思いますし、日中共同声明その他でうたわれておりますように、我々は子々孫々に至るまでこの両国の友好関係というものを保っていく、こういうことのために我が国としては誠実な努力をしつつあるところでございます。  そうした中国が、今お話しのように、NPT無期限延長が決まった直後に核実験を行ったということは、我々にとってまことに残念、あるいは残念というよりは……


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1995/12/06、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 松下議員からお話がありましたように、今回沖縄で起こりました少女暴行事件というのは、まことに忌まわしい、そして信じがたい事件でございます。私どもは、こうした事件が二度とあってはならぬという思いを持ちながら、御本人あるいは関係者に心からお見舞いを申し上げながら、米軍に対しましては、綱紀の粛正を初めとして、二度とこうしたことが起こらないように最大の努力をするように申し入れをいたしております。  申し上げるまでもなく、沖縄の基地は戦中戦後を通じて、いや、戦前からさまざまな経緯をたどり今日に至っているわけでございまして、沖縄の、とりわけ基地周辺の皆様方の思いは極めて深刻であろうというふう……

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/20、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 玉沢議員御指摘のとおり、北朝鮮に対します我が国の態度と申しますか対応ぶりについては、十分慎重に行わなければならないことは当然のことでございます。もちろん我が国と国交があるわけではございません。したがいまして、北朝鮮とのやりとりについては、亡くなられた渡辺美智雄先生を団長とする与党の一行が北朝鮮に赴きましたときに、国交正常化交渉の道筋をつけるための種々の話し合いがございまして、そうした糸口に基づいて、与党からのいろいろなアドバイスなども受けながら私どもとしては対応しているわけでございます。  他方、何といってもこれだけ長い間、我が国の極めて近い場所にある北朝鮮との間が不正常な関係……

第134回国会 外務委員会 第2号(1995/10/25、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 お尋ねの件につきましては、昨日に続きましで本日も午後三時過ぎに再びモンデール大使とお目にかかりましで大詰めの調整をしたところでございます。  それで、本日の会合におきまして、身柄の引き渡しに関する刑事裁判手続の改善につきまして、申し上げたとおり大筋で了解が得られましたが、引き続き特別専門家委員会におきまして内容の確認など技術的な詰めを現在行っておりまして、専門家委員会開会中、恐らくこの時間開会中だと存じますが、という事情もございましで、現時点におきましてはこれ以上内容に立ち入ってお答えをすることは差し控えたいと存じますが、結論はそう遠からず出るもの、こう考えております。

第134回国会 外務委員会 第3号(1995/11/01、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 まず最初に、先般、五十周年の記念の総会が行われました国連で村山総理が行いました演説の冒頭で、総理は、二十一世紀に向けて人口は爆発的に増加すると想像される、これに対する食糧問題を考えるということは国際社会にとって極めて重要な問題だということを演説の冒頭で言っておられるわけでございます。これは、各国の首脳が国連の記念の演説の中で、それぞれ考えておられる重要な問題あるいは御自身が一番心配をしておられる問題などを触れられたと思いますけれども、総理はこの問題に触れて演説をされたということをちょっと御披露をさせていただきたいと思います。  今お尋ねの中国の問題でございますけれども、中国自身……

第134回国会 外務委員会 第4号(1995/11/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費の日本側による一層の負担を自主的に図り、日本国にある合衆国軍隊の効果的な活動を確保するため、この協定を締結することにつき平成六年三月以来アメリカ合衆国政府と交渉を行った結果、合意に達しましたので、平成七年九月二十七日にニューヨー……

第134回国会 外務委員会 第6号(1995/11/21、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 玉沢委員御指摘のとおり、我が国がこの条約を締結をいたしますことは、人種差別の撤廃に関する我が国の姿勢を内外に示すもの としてまことに望ましいものだと考えております。また、本条約の締結を契機といたしまして、行政府内のみならず国民の間に、人種差別も含めあらゆる差別を撤廃すべきとの意識が普及することが期待されるわけでございます。さらに、この条約の締結は、国際社会における人権の尊重の一層の普遍化に貢献する、そういう意味からも有意義なものと考えております。
【次の発言】 この条約の前文にうたわれております精神を踏まえれば、いかなる差別も行われることがあってはならないというふうに思います。……

第134回国会 宗教法人に関する特別委員会 第3号(1995/11/02、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 御指摘の公聴会でございますが、ナン上院議員が委員長役となりまして、同議員より、入手が容易である化学兵器への対応策を考えるケーススタディーとして日本のサリン事件を取り上げる旨、発言がありました。その後、同調査小委員会のスタッフから、オウム真理教の活動状況等についての説明、さらにオウム真理教ニューヨーク支部長なる女性の証言があったというふうに承知をいたしております。  また、この調査小委員会が報告書を出しておりますが、その報告書には、化学、生物、核などの大量破壊兵器の拡散に対する懸念から、オウム真理教を一つのケーススタディーとして取り上げるとの趣旨のもとで、オウム真理教のこれまでの……

第134回国会 宗教法人に関する特別委員会 第7号(1995/11/09、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 日韓関係は極めて重要な二国間関係と考えております。今もお話がございましたように、日韓条約を結びまして新たな日韓関係というものを我々はつくり、今育てているわけでありますが、ことしそれが三十周年を迎える。韓国側も未来志向で両国は行かなければならぬというようなことも言っておられますし、我々ももちろん、過去を直視しながらも未来に向かって両国関係がますますよりよくなることを心から願っているわけでございます。  そういう状況の中で、今お話しのように、日本側からなされた発言というものが一部はマスコミによって報道され、それが時に真意を伝えていないということもあって、あるいは全容を正確に伝えてい……

第134回国会 予算委員会 第2号(1995/10/11、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 お尋ねの点についてお答えをいたしたいと思います。  まず最初に、日米で、ジョイントコミッティーのもとに専門家委員会というものをつくりました。これは私とモンデール大使との間で話し合いをいたしまして、今日の沖縄の事件、そしてその事件をめぐる沖縄県民の心情、さらにはこの問題が適正に解決するかどうかというようなさまざまな角度から考えまして、専門家による委員会をつくって、今御指摘の十七条五項の(c)の運用について議論をしてもらおう、改善の余地があるかどうか十分議論をしてもらおう、こういうことでスタートをいたしました。  現在回を重ねておりますが、我が方といたしましても改善方法についてさま……

第134回国会 予算委員会 第3号(1995/10/12、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 御指摘のとおり政府開発援助は、開発途上国に対して、その国の福祉の向上でございますとか社会経済の発展を支援するということから、極めて我が国外交の有効な手段の一つ、大きな柱の一つというふうに考えております。まあしかし、これは開発途上国に対する経済的な支援でございますが、しかしそうした方面に対する外交政策の大きな柱の一つであることは御指摘のとおりでございます。
【次の発言】 過去の一時期にひもつきという援助があったことは事実であろうと思います。しかし、今やもうそうしたパーセンテージは極めて少ない、むしろないに等しいぐらいになってきてしまっているというふうに承知をしております。  今、……

第134回国会 予算委員会 第4号(1995/10/13、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 中国の核実験は、我が国国民感情あるいは我が国の一貫した非核政策から見て決して我々として認めるべきでない、こう考えているわけでございます。  したがいまして、再三再四あらゆるレベルで中国に対して、核実験を行うべきでないと。この核実験を行うべきではないという我々の主張は、総理大臣を初めあらゆるレベルで近年行われたわけでございますが、そうした日本の立場を最も強いメッセージで中国に送るということが、無償資金供与の一部例外を除いて凍結をするということでございます。  今、議員、円借款にお触れになりましたけれども、私どもは現在円借款を凍結する気持ちはございません。これは日中間におきます歴史……

第134回国会 予算委員会 第5号(1995/10/26、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 総理御訪米の際、外務省としてはその時間調整その他に当たったわけでございますが、総理の日程が極めて厳しい日程でございまして、極めて短時間の滞在時間しか持てない状況でございました。  また、国連におきましては、五十周年の記念式典ということもございまして、全首脳、元首が集まっていわゆる記念撮影をする、あるいはその他もろもろの事柄がございまして、集まった元首はそれぞれの日程もあらかじめ組んであるというようなことがございまして、総理にはもう遠からず東京で相当な時間をとって首脳会談をやっていただくという予定が既にございますので、この際は総理は中国との首脳会談その他にバイの会談の主力を向けて……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1995/02/21、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 平成七年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、七千二百四十七億八千二百万円であり、これを平成六年度予算と比較しますと、三百一億三千三百万円の増加であり、四・三%の伸びとなっております。  今日の国際社会においては、冷戦終結後の平和と繁栄を確保することを目指し、たゆみない努力が続けられておりますが、政治経済両面での課題は山積しており、依然として、不透明で不確実な状況が続いております用地域紛争については、旧ユーゴスラビアなどの紛争は、いまだなお解決の兆しが見えません。また、核兵器の拡散の危険は依然大きいものがあります。主要国経済は困難を……


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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1995/11/29、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○河野国務大臣 先般、クリントン大統領訪日ということになっておりましたところ、米側の国内事情によりまして訪日が延期されております。したがいまして、私どもといたしましては、できるだけ早い時期に大統領の訪日を実現したい、こう考えておりまして、米側と鋭意折衝中でございます。これは当たり前のことでございますが、日米双方にとりまして都合のよい最も早い時期に訪日を実現したい、こう考えて折衝中でございまして、報道その他に何月ごろとかという記事がございますけれども、現在のところ一切、何月ごろということも決めておりません。できる限り双方の都合のよい一番早い時期ということで、目下折衝中でございます。



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データ更新日:2023/02/05

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