河野洋平 衆議院議員
42期国会発言一覧

河野洋平[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期
河野洋平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野洋平衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院42期)

河野洋平[衆]本会議発言(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期
第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 衆議院本会議 第8号(2000/10/31、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費の日本側による負担を図り、日本国にある合衆国軍隊の効果的な活動を確保するため、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措……

第150回国会 衆議院本会議 第11号(2000/11/09、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 朝鮮半島情勢についてお尋ねでございますが、御承知のとおり、六月の南北首脳会談以降、南北対話が着実に進展し、米朝間でもまた大きな動きが見られておりますが、安全保障上の問題は依然として存在しております。こうした動きは、朝鮮半島の緊張緩和に資するものであり、これらの成果を基礎に、今後軍事面でも信頼醸成が進み、朝鮮半島の緊張緩和につながることを強く期待をいたしております。  日朝国交正常化交渉につきましては、今回の北京での交渉では、双方の立場の接点を見出すための作業を行いましたが、今後とも双方の間の大きな隔たりを埋められるよう全力を傾けていく考えでございます。  アメリカの大……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第1号(2001/01/31、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 第百五十一回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。  冒頭、まず申し上げなければならないのは、今回の外務省内におきます公金横領問題であります。  本件については、先般、省内で調査を行った結果、松尾克俊前要人外国訪問支援室長が公金を横領し、私的目的に使用した明白な疑いがあることが判明をしたため、同人を警視庁に対し告発をいたしました。  問題となっている公金の管理を六年近くの長きにわたり一人の人間に任せ、組織としてのチェック体制に不備があったため、問題の発生を未然に防げなかったことについては、外務省の責任を痛感いたしております。ここに改めて、……

第151回国会 衆議院本会議 第2号(2001/02/05、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 外務省におきます公金横領疑惑についてのお尋ねでございますが、まず、今回の事件によりまして、外交をお預かりする外務省に寄せられた国民の皆様の信頼を裏切ったことについて、改めて心からおわびを申し上げます。  本件につきましては、先般公表いたしました調査報告書で述べましたとおり、外務省として、強制的な捜査権を持たない中で可能な限り調査を行い、松尾元室長が少なくとも平成九年十月から平成十一年三月までの間に公金を横領し、私的目的に使用した疑いが明白となりましたため、同人を警視庁に対し告発いたした次第であります。  今後は、外務省としては、全容解明のために捜査当局に全面的に協力し……

第151回国会 衆議院本会議 第3号(2001/02/06、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 今回の事件につきまして、外交を預かる者として、国民の皆様の信頼を裏切ったことにつき、心からまずおわびを申し上げます。  外務省として、全力で調査を行い、その結果、松尾元室長個人が少なくとも平成九年十月から平成十一年三月までの間に公金を横領し、私的目的のために使用していた疑いが明白となりましたので、警視庁に対しこれを告発したところでございます。  でたらめな報告書とおっしゃいましたけれども、私はそう思っておりません。もとより、強制的な捜査権を持たない調査には限界があって、これまでの外務省の調査をもってすべてが明らかになったとは考えておりません。現在、本件は警察の手にゆだ……

第151回国会 衆議院本会議 第5号(2001/02/16、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 外務省に対します総理からの御指示は、情報の収集と、アメリカの主権下における人命救助について万全の対応を図るよう米国政府に要請することである、こういうことでございました。外務省としては、まことに適切な指示だと考え、努力をした次第でございます。  民間人が事故当時に操舵席にいたことが速やかに日本側に伝えられなかったことは、まことに遺憾と言わざるを得ません。また、万が一民間人が浮上動作に参加したことが事故発生につながったのであれば、極めてゆゆしき事態と言わざるを得ないと思います。  昨十五日、パウエル・アメリカ国務長官に対しては電話で、また、フォーリー大使に対して直接、私よ……

第151回国会 衆議院本会議 第17号(2001/03/27、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 朝鮮半島情勢についてのお尋ねがございました。  ブッシュ新政権は、現在、北朝鮮政策を見直しているところでありまして、現時点においてその政策がどのようなものになるかは明らかではありませんが、さきの日米首脳会談後に発出された共同声明におきまして再確認されましたとおり、今後とも、対北朝鮮政策の遂行に当たっては、日米韓三カ国間において緊密な連携を維持することが特に重要であり、昨日もソウルで、北朝鮮問題に関する日米韓三カ国調整グループ会合などが行われております。こうした場を通じまして、かかる連携を維持しつつ、今後とも対北朝鮮政策に取り組んでいきたいと考えております。  日米首脳……

第151回国会 衆議院本会議 第19号(2001/03/30、42期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(河野洋平君) 私は、中東を訪問した折に、我が国の中東政策について、しっかりとそこに根をおろす外交が必要だ、こう考えました。  したがって、私は、まず、日本の外交政策の中で、一つは、イスラム文明に対する理解というものが十分でない、イスラム文明との文明間対話というものをしっかりやろうではないかということを中東で呼びかけてまいりました。  もう一つは、中東における一番大きな彼らのニーズは、水の問題でございます。この水の問題について、日本が持つ技術を、お互いに技術の交流をしながら、中東におけるニーズというものを我々が充足させていくということも必要ではないか、こう考えたからでございます。  ……

河野洋平[衆]本会議発言(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院42期)

河野洋平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期
第148回国会(2000/07/04〜2000/07/06)

第148回国会 安全保障委員会 第1号(2000/07/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 第二次森内閣の外務大臣に就任をいたしました。岡田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、その使命を全うすべく今後とも全力を傾注する所存でございます。  今週末より九州・沖縄サミットが開幕いたします。二十一世紀がよりすばらしい時代になるとの希望をすべての人々が抱けるよう、明確なメッセージを発出したいと考えており、私も外相会合の議長としてサミットの成功に向けて最後まで全力を尽くすことをまず申し上げたいと存じます。  二十一世紀を間近に控えながら、国際社会には依然として未解決の問題や不安定な状況が存在しており……

第148回国会 外務委員会 第1号(2000/07/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 このたび、再び外務大臣を拝命いたしました。中野委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、引き続き使命を全うすべく全力を尽くす決意でございます。  私は、今後とも、日米関係を我が国外交の基軸としながら、最近になり前向きの大きな動きを見せている北東アジア情勢に特に意を用い、韓国、中国、ロシア、ASEAN諸国等の近隣諸国との関係強化に全力で取り組むなど、積極的な外交の展開に努めてまいります。また、高まりつつある地域協力の機運を後押しし、国連を初めとするグローバルな取り組みに積極的に参画するなど、我が国にとって不可欠な国際社会全体の安定と繁栄の確保に向けて全力を傾……


■ページ上部へ

第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 安全保障委員会 第1号(2000/08/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 閣議決定の問題でございますから、外務大臣としてもこの閣議決定に沿って活動をしているわけでございますから、私から御答弁をさせていただきたいと思います。  私、外務大臣として、この問題については数回にわたって米国政府と話し合いをいたしております。その米国政府との話し合いをいたしますときには、私どもはこの閣議決定の線に沿って話し合わなければならない、こう考えておりまして、そこで申し上げる閣議決定の線というのは、今もたびたび防衛庁長官から御説明がございましたように、代替施設の使用期限については、国際情勢もあってなかなか厳しい問題があるという認識を持っておりますけれども、地元からの要請が……

第149回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2000/08/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 このたび引き続き外務大臣の職を務めることとなりました。北村委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄について申し述べます。  先般の九州・沖縄サミットは、小渕前総理が万感の思いを込めて決定されたものであり、二十一世紀に向けての明るく力強い平和へのメッセージを発信することができ、同時に、世界の目が沖縄に集まり、沖縄の心を世界に伝えることができたと考えております。  サミットに際し沖縄を訪れたクリントン大統領は、平和の礎での演説において、沖縄戦の歴史や沖縄の大きな負担に触れながら、よき隣人としての責任を真剣に受けとめている旨述べられました。また、その後の日……

第149回国会 外務委員会 第1号(2000/08/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 外務委員会の開会に当たりまして、最近の国際情勢について申し述べさせていただきます。  外務大臣に再び任命されましてから、本日でちょうど一カ月が経過をいたしました。このごく短い間にも、九州・沖縄サミットが開催され、また、その後、私は、ASEANプラス3外相会議、ASEAN地域フォーラム及びASEAN拡大外相会議に出席し、さらにこの機会をとらえて、史上初の日朝外相会談を初め、参加各国の外相と会談を行うなど、活発な外交の展開に努力してまいりました。  特に、先般開催されました九州・沖縄サミットにおきましては、首脳、外相、蔵相のそれぞれが活発で実りの多い意見交換を行い、その議論の成果は……

第149回国会 予算委員会 第1号(2000/08/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 地元の地方公共団体を初めとして、大変強い、今甘利さんから御指摘になりました御趣旨の要望が私のところへ来ております。私どももその御要望はまことにそのとおりだと思いますので、四月の二十日の日米合同委員会におきまして、アメリカ側に強く申し入れたところでございます。  今お話しの厚木では、アクロバット飛行はもうやっていないわけで、いわゆる展示飛行という性能を見せる飛行が行われているわけですが、これについても我々としてはやめてもらいたいということを申し入れているわけでございます。  アメリカ側としては、速度を遅くするとか高度を高くするとか十分安全に配慮してやるからということを言っておりま……

第149回国会 予算委員会 第2号(2000/08/03、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 北方領土返還のためのいろいろな努力というものの中に、確かに議員がおっしゃいますように、国際世論を喚起して、国際世論の力で北方領土の返還をやろうということを私どもも考えておりました。  ちょっと急なことで定かに申し上げられませんが、私の記憶では、G7サミットで何度かこの領土問題を取り上げて、日ロ間の領土問題というものも解決しなきゃいけないという趣旨のことをG7の中で議論して、国際社会にその旨を伝えたということが数回あったように思いますが、どうもその後、だんだんロシアがG7の中に入ってきてG8になるということになると、今度はG8の中でこの問題が、なかなか議論が十分時間をとってできな……


■ページ上部へ

第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 安全保障委員会 第1号(2000/11/07、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 下地議員はもうこの問題に精通しておられるわけでございますから、私から重ねて御答弁をするのもどうかと思いますが、今のお尋ねでございますから、十五年期限問題ということについて申し上げれば、閣議決定には、沖縄県知事及び名護市長の要請はこれを重く受けとめるということが、閣議決定の中で書かれているわけでございます。
【次の発言】 この閣議決定は、代替施設をつくっていくという作業の中で非常に重要な閣議決定でございます。  この閣議決定の中の一部を取り上げて今我々は議論をしているわけでございますけれども、ここに書かれておりますように、非常に重要なことは、基地問題というのは国際情勢というものが……

第150回国会 安全保障委員会 第4号(2000/11/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 第七章の四十一条というふうに承知しております。
【次の発言】 品目等は、制裁委員会という委員会がございまして、この制裁委員会の中で判断をされるというふうに承知しております。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、内容は個々の事例、要請に基づきまして審査をされるわけでございますが、おっしゃるように、大変多岐にわたっているわけでございます。もちろんこうしたことがしょっちゅう起こるわけではない、起こっては困るわけでございますから、日ごろからそういうものが完全に準備されているというふうにはなっていないんだろうと思いますが。  そこで、今お話しの制裁の内容について、一つ一つの具体の品……

第150回国会 安全保障委員会 第5号(2000/11/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま防衛庁長官御答弁のとおりでございます。
【次の発言】 長官御答弁のとおりでございます。
【次の発言】 アメリカの知日派の方々が提案されているこの一文の中で、私にとりましても、アメリカのこうした、今議員がおっしゃるようにかなり重要なポストを占めるかもしれない人たちが、沖縄に非常に過重な負担を強いているという点について認識を強く持っておられるということを、私は大変喜んでおるものでございます。  私といたしましても、沖縄に七五%の基地が集中しているという今日の状況は、それはもう沖縄県民の方々の負担、これは精神的負担も当然ございましょうし、経済的な負担もございましょう。そうした……

第150回国会 外務委員会 第1号(2000/11/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費の日本側による負担を図り、日本国にある合衆国軍隊の効果的な活動を確保するためこの協定を締結することにつき、平成十二年一月以来、アメリカ合衆国政府と協議しつつ、検討を行ってきました。その結果、最終的合意に達しましたので、平成十二年……

第150回国会 外務委員会 第2号(2000/11/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 日米安保条約、そして日本におきます基地の問題について議論をするわけでございますから、我が国を取り巻く国際情勢というものについて、それぞれの認識というものが議論されるのは当然のことだと御理解をいただきたいと思います。  私どもは、冷戦後今日に至るも、依然として我が国を取り巻く、北東アジアと申しましょうか、不安定な要因、不透明な状況というものはまだ続いている、そういう認識をお互いに持っておりまして、こういう状況の中で、今、これまでの日米安保体制というものが大きく変更できるという状況でない、変更するべきでない、こういう認識がそのベースになっているということは当然のことでございます。

第150回国会 予算委員会 第1号(2000/09/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 お尋ねでございますが、この問題、使用期限の問題は、これまで何度か日米間で日本側から取り上げてきているわけでございます。  総理が今御説明になりましたのは、菅議員が指摘をされました、先般の日米首脳会談の折にどういう話をしたか、こういうお尋ねであったわけで、今総理から御返事を申し上げたようなやりとりであったというふうに私も承知をしておりますが、これまでに使用期限の問題についてはそのとき一度だけ取り上げられたのではないわけでございまして、これまでにも数次にわたって、この使用期限の問題につきましては、地元の要請を重く受けとめていくという旨つけ加えて取り上げてきているわけでございますから……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 安全保障委員会 第1号(2001/02/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、外務大臣の立場から、我が国の安全保障政策遂行の任に当たる者の一人として、その使命を全うすべく今後とも一層努力してまいる所存でございます。  まず、今回の外務省内における公金横領疑惑につきましては、外務省の責任を痛感しており、委員各位を初め国民の皆様に改めて心からおわびを申し上げます。  事件の真相究明のため、外務省としては、事件の捜査に当たっておられる捜査当局の捜査に全面的に協力するとともに、外務省における内部の調査も継続しているところであります。また、抜本的な再発防止に向け、民間有識者により構成される外務省機……

第151回国会 安全保障委員会 第2号(2001/02/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  先週の当委員会でのごあいさつで申し上げましたとおり、公金横領疑惑につきましては、引き続き、警察当局による捜査への全面的協力、内部調査の継続及び民間有識者による外務省機能改革会議の発足などの取り組みを通じ、外交に対する国民の信頼を回復するよう努力してまいりたいと存じます。  また、米原子力潜水艦グリーンビルとえひめ丸の衝突事故につきましては、政府として、引き続き、御家族並びに関係者の御意向を十分踏まえ、全力を挙げて米側と折衝をいたします。  以上申し述べました上で、我が国の安全保障政策についての所信を申し上げま……

第151回国会 安全保障委員会 第3号(2001/02/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 今お話がございましたように、日米安保条約がスタートをして五十年という時期を迎えようとしております。  この五十年の間、我々もアメリカとの間でしっかりとした協力関係をつくるべく努力をしてまいりましたし、アメリカはまたアメリカで十分な協力をするための努力がなされてきたというふうに思います。  もちろん、その間、経済摩擦を初めとして両国間には議論が相当波高くなったこともございますし、また、非常に双方の利益が一致するということで、協力関係がさらに濃密になった時期もございました。それは、二国間の関係が幅広く、深くなればなるほど、さまざまな問題について議論は活発に行われますし、幅広に行われ……

第151回国会 安全保障委員会 第4号(2001/04/10、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 米中関係が良好な関係で推移するということは我が国にとっても極めて重要なことでございまして、今回の事故に際しまして、私は先般アメリカのパウエル国務長官に電話をいたしまして、電話でやりとりをしたわけでございますが、その中でも私は、今回の事故はできるだけ速やかに円満な解決を図ってもらいたい、そのことがもちろん米中両国にとっても、さらには周辺国にとっても極めて重要なことである、そういうことを申した次第でございます。
【次の発言】 今、まさに議員がお話しになりましたように、私は、四月の三日だったと思いますが、この事件を受けまして、記者会見におきまして、なぜこういうことになったのか、原因を……

第151回国会 安全保障委員会 第5号(2001/04/12、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 前田さんがいろいろお書きになったりお話しになったりしていることを時々私も読ませていただいております。  そのキャリアを見れば、この手の話に相当専門的であられるはずでございますが、その専門的であられるはずの前田さんのお話としては、いささかこれは私には納得のいかない御指摘でございます。もうこの手の話は随分といろいろ繰り返し議論のあったところでございまして、例えば偵察空域についても触れておられますけれども、偵察空域というものがいかなるものを指しているのか定かではございませんし、いずれにせよ、今般の事故が起きたのは公海上であったというふうに我々承知をしているわけでございます。  今般の……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2001/02/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 引き続き外務大臣を務めさせていただきます河野でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑につきまして、委員各位を初め国民の皆様に改めて心からおわびを申し上げます。全容解明のため、外務省としては事件の捜査に積極的に協力するとともに、内部調査も継続してまいります。また、先般、再発防止に向けまして、外務省機能改革会議を発足させまして、その第一回会合を本朝開いたところでございます。このような取り組みを通じまして、国民の信頼を少しでも回復してまいりたいと考えております。  また……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2001/02/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 今橋本大臣がおっしゃったことに大体尽きていると思います。  若干の経緯を申し上げれば、この地位協定問題については運用の改善でいこうということが閣議決定で決められておりますから、我々閣僚は、大体その閣議決定に基づいて発言をしたり作業をしたりするわけでございます。  ただし、そうは申しましても、現実の問題として、運用の改善だけでは沖縄の皆さん方のお気持ち、お考え、あるいは気持ちというよりは日常生活の中の実際に起こっている問題が解決できないということであるならば、これは改定を視野に入れて考えなければならぬというふうに思っているわけでございますが、運用の改善について日米間で合意をするの……

第151回国会 外務委員会 第1号(2001/02/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 外務大臣の河野でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、今回の公金横領疑惑について申し上げます。  私は、この問題につきまして、外務省の責任を痛感いたしておりまして、委員各位を初め国民の皆様に改めて心からおわびを申し上げます。事件の真相究明のため、外務省としては事件の捜査に全面的に協力するとともに、荒木副大臣を委員長とした調査委員会による内部調査も継続しているところであります。  また、このような事案の再発防止を念頭に置きまして、外務省機能を抜本的に改革するための具体的方策につきまして、自由な意見交換を通じて提言をまとめていただくべく、民……

第151回国会 外務委員会 第2号(2001/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 えひめ丸の事故はまことに遺憾な事故でございまして、この点については、アメリカに対しましても強く抗議をしてまいりました。  昨日も、アメリカ大統領初めアメリカ政府の意を体して、特使が森総理を訪ねられまして、私も同席をいたしましたが、特使からは、アメリカが今回の事件についてあらゆる責任を負う、そういう考えだという意味のことを述べられたわけでございます。総理からは特に船体の引き揚げの問題について言及がされまして、特使からは引き揚げについて最善を尽くすという発言があったところでございます。  私どもとしては、先ほどもごあいさつを申し上げましたが、事故の当日、桜田政務官をハワイに派遣いた……

第151回国会 外務委員会 第3号(2001/03/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  改正の第一は、コロンビアの首都名がサンタ・フェ・デ・ボゴタからボゴタに変更されたことに伴い、大使館の位置の地名を変更することであります。  改正の第二は、インドネシアにおけるウジュン・パンダン市の市名がマカッサル市に変更されたことに伴い、総領事館の名称及び位置の地名を変更することであります。  改正の第三は、別表の地域名等を変更することであります。  改正の第四は、為替相場の変動等を踏まえ、在外公館に勤務する外務公務員の在勤基本……

第151回国会 外務委員会 第4号(2001/03/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 沖縄サミットを成功裏に終わらせるために、地域の皆様方初め関係をしておられた多くの方々の中から、特別に感謝を申し上げようと考えて、その中から人選をしたものだと御承知いただきたいと思います。
【次の発言】 私、事実関係を確認しておりませんが、新聞その他で言われているような事実があるとすれば甚だ不適切なことであるというふうに思います。  収賄罪に当たるかどうかにつきましては、もう少し専門家の判断というものも聞いてみたいと私は思いますが、今申し上げましたように、こうした業者から金を口座に振り込まれたというような記事を私見ましたが、これは甚だ不適切なものだというふうに思っております。

第151回国会 外務委員会 第5号(2001/03/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 法案に賛成をしていただけるということを伺いまして、お礼をまず申し上げたいと思います。  その上で、総理の訪米について大変厳しい御発言がございましたけれども、総理御自身は、私ども閣僚に対しましても、辞意を表明されたことは一度もございません。予算成立に全力を尽くすと言っておられますし、けさの閣議でも、今後は、緊急経済対策の取りまとめについて麻生大臣にその取りまとめを指示されるなど、当面する問題解決のために全力を挙げる、そういう感じで私は受けとめております。  それはそれといたしまして、訪米をされた森総理がブッシュ大統領にお会いになって、日本側の考え方、そしてアメリカはアメリカ側の考……

第151回国会 外務委員会 第6号(2001/03/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 大変多岐にわたって御質問をいただきましたので、できるだけ漏れないように御答弁を申し上げたいと思いますが、もし漏れておりますようでしたら、後ほどまた御指摘をいただきたいと思います。  まず、ロシアについて申し上げたいと思いますが、ロシア問題を考えますときに一番最初に考えなければならないのは、あのように大きな国土の国ですから、ロシアという国は、ヨーロッパの国でもあるしアジア太平洋の国でもあるという両面を持っているということを我々は考えなければならないと思うんです。  ヨーロッパに向いたロシアというものは、ヨーロッパとの関係、これは、NATOとの関係を初めとしてさまざまな問題について……

第151回国会 外務委員会 第7号(2001/04/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 議員が御指摘になられましたように、平成十四年度から使用される中学校の歴史教科書につきまして、文部科学省において、いわゆる近隣諸国条項を含む教科書検定基準などに基づきまして、教科用図書検定調査審議会の審議を経て厳正に検定が行われたものと承知をしております。  昨日官房長官も述べておられますように、我が国の教科書検定制度というものは、民間の著作、編集者の創意工夫を生かした多様な教科書が発行されるとの基本理念に立つものでありまして、国が特定の歴史認識や歴史観を確定するという性格のものではなくて、検定決定したことをもって、その教科書の歴史認識や歴史観が政府の考え方と一致するものと解され……

第151回国会 決算行政監視委員会 第3号(2001/04/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 いろいろと御指導いただいたことを感謝申し上げたいと思います。  日本で行われますサミットが、東京から離れて地方で行うということは初めてのことでございまして、一体、沖縄でサミットを行うということが、十分に準備が整うだろうかという心配もあったわけでございます。  そういう中で、今いろいろな御指摘がございましたけれども、サミットといえば、先進国、世界の主要七カ国の首脳が集まるわけでございまして、こうした首脳に何か問題でも起こったとすれば、これはもう取り返しのつかないことでございますから、例えば自動車にいたしましても、アメリカの大統領がいつも乗るような車を準備する。外国からのいろいろな……

第151回国会 予算委員会 第2号(2001/02/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 前段の議員の御指摘はそのとおりでございます。  また、一部の新聞に書かれました今お話しのものにつきましては、全く事実誤認ということで、我々としても、そうした事実は全くないということをメディア、マスコミに対しても我々からきちんと返答をしているところでございます。
【次の発言】 本来、支援室というものは金を預かるということを考えているわけではなかったと思います。スタートの時点におきましては、総理大臣の外国訪問についてのいわゆるロジスティックスを担当するということをその主たる仕事としていたわけでございまして、こういう事態になるということを想定していなかったであろうと私は推測をするわけ……

第151回国会 予算委員会 第3号(2001/02/09、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 私自身も、外務大臣として外務省を統括し、外交政策を進める立場にある人間として、こうした問題を外務省の省員が起こしたということについては重い責任があるというふうに考えて、先般来、その責任を果たすべく全力を尽くしているところでございます。
【次の発言】 議員御指摘のとおり、一人の人間がこういうポストに六年もずっといたということは決していいことではない、あるいはやるべきでないことだというふうに私も思います。  私自身、責任を回避するつもりはございませんが、実は、私が今般外務大臣に就任しましたときには既に彼はもうその六年の時間を過ぎておりまして、そのポストにはおりませんでしたということ……

第151回国会 予算委員会 第4号(2001/02/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 経緯は今伊吹大臣から申し上げたとおりでございますが、外務省としてアメリカ側とどういうやりとりがあったかということをごくごく簡単に申し上げれば、十時前、すなわち九時五十五分ごろ、アメリカ太平洋軍外交顧問のトワイニング大使からホノルルの渋谷総領事のところに連絡があった。その後、さらにそれからおよそ三十分ぐらいたってでございますが、ファーゴ太平洋艦隊司令官よりさらに渋谷総領事に連絡があって、救助活動に最大限の努力をする旨連絡があったということでございます。  私の方からは、ファーゴ太平洋艦隊司令官に対して、さらにはフォーリー大使に対しまして電話連絡をいたしまして、とにかく最大限の捜索……

第151回国会 予算委員会 第5号(2001/02/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 昨日報告を受けましたが、正直またかという感じで、憤りを禁じ得ません。  こうした沖縄の米軍の所業に対してどうすることが一番いいかということを高いレベルでも話をしなければならないというふうに考えております。私としては、今回のこの事件をいいかげんなことにするつもりは全くありませんし、この問題の処理については強い態度で臨みたいというふうに思っております。  今議員がお話しになりました地位協定及びその運用の改善、いわゆる特別の場合というくだりでございますけれども、これについても我々ははっきりと決着をつけなければならぬということまで考えたいというふうに思っております。

第151回国会 予算委員会 第6号(2001/02/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 事故発生当時から、山本議員にはいろいろと地元の方々の御心情等をお伝えいただき、また、私どもも、そうしたお気持ちを十分体してアメリカとは話し合いをしてまいりました。  今お話しのように、事態は我々の想像を超えるさまざまな問題が露呈をされてきているように思います。  昨日のCNNの情報を聞いて、私も大変驚きました。現地ハワイにおります桜田政務官をして、直ちにハワイの潜水艦部隊のコネツニ少将を呼んで、一体これはどういうことだということを説明を求めました。また、これまでそうした説明がなかったことについて、極めて強い遺憾の意をそこで表明してもらいました。  その折、もう既にこれは新聞で報……

第151回国会 予算委員会 第7号(2001/02/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 一九五六年の日ソ共同宣言は、御承知のとおり両国の首脳が署名をして、両国がそれぞれ、日本では国会において承認しているわけでございまして、これは両国でもう決まったものということになっていて、これについてとやかく言う必要は全くないものだというふうに私どもは考えております。
【次の発言】 日ロ交渉におきます四島の返還に対する我が国の態度、姿勢は一貫しておりまして、何らの変更はございません。  昨年暮れに、私、ロシアを訪問いたします前に総理大臣、そして橋本担当大臣とも十分打ち合わせをしてまいりまして、そのときにも私は、ロシア側に、万が一、二島の返還のみで日本がよしとするのではないかという……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/02/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 昨今の外務省をめぐりますいろいろな問題につきまして、国民の皆様からいろいろと御批判をいただいていることを私は十分承知いたしておりますし、私は、この御批判を逃げようと思う、そんなつもりは毛頭ございません。国民の皆様方の汗の結晶である国税を使った報償費、そうしたものの流用事件というものを外務省職員が起こしたということについては、国民の皆様に深くおわびをしなければならないと思いますし、また、それが一人の人間の起こした不心得な犯罪であったとしても、外務省の組織がそれを未然に防げなかった、チェックすることができなかったということを考えますと、外務省という組織も、謙虚にこの事態を反省して、……

第151回国会 予算委員会 第9号(2001/02/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 まず、日本の立場でございますけれども、イラクをめぐります状況というものは、やはり平和的に解決される、平和的手段によって状況が改善されるということを我々としては基本的に願っている、これが我が国の基本的な立場でございます。  それで、アメリカが今回の軍事作戦について言っておりますことを聞きますと、過去二カ月程度、イラクの対空システムによる攻撃が増加した、またその精度が向上している、南部飛行禁止区域、ノンフライゾーンでございますが、南部の飛行禁止区域の監視活動を実施しているアメリカ、イギリスの飛行機にとってこれは大変な脅威になってきたので、自衛のための措置として攻撃をして、その後国連……

第151回国会 予算委員会 第10号(2001/02/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 グリーンビルは救命ボートが搭載されているかどうかについて確認をいたしました。アメリカ太平洋艦隊司令部に確認をいたしましたところ、グリーンビルには二隻の救命ボートが搭載されていたと承知をいたしております。同時に、アメリカ側よりは、事故発生時の海上の状況がハッチを開いて適切に救命ボートを展開することを妨げていたため、救命ボートによる救援活動を行うことができなかったとの説明もございました。
【次の発言】 本件につきましては、政府がきちんと統制のとれた指示を外務省あるいは防衛庁その他に出しております。官邸におきます危機管理センターから、外務省に対しては、アメリカに対する捜索活動の徹底あ……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/02/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 国家公務員たるものが国民の税金を使って、今お話しのようなことが事実だとすれば、つまり、連日ゴルフをやっておるとかそういうことが私的に行われているとすれば、それは厳正に処分しなければならない事柄だというふうに思います。  仮に連日食事をどこかでとるにしても、それが相手がしかるべき情報を持つ人間であるとか、あるいは国際的に話し合いを持つべき相手であるというならば、これはまた熱心に仕事をしておると言わなければならないと思います。  いずれにしても、私は、今日外務省に対して寄せられております多くの批判あるいは意見というものを謙虚に受けとめて、今お話しのように、外務省の意識改革に取り組ま……

第151回国会 予算委員会 第12号(2001/02/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 いろいろお話がございましたように、一九九八年の第五十四回国連アジア太平洋経済社会委員会、いわゆるESCAPの総会におきまして、八代議員のイニシアチブもございまして、アジア太平洋障害者の十年の後半五年における諸事業をさらに推進するための決議案、二十一世紀への障害者の域内支援の強化を提出いたしまして、採択をされたわけでございます。その他累次の総会で、我が国首席代表演説などを通して、当該地域における障害者を含む社会的弱者救済重視の立場をこれまでも明確にしてきております。  今お話しのように、二〇〇二年に日本での開催を予定しておりますアジア太平洋障害者の十年の総括の国際会議の成功に向け……

第151回国会 予算委員会 第13号(2001/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 ワシントン・ポストの記事と思いますが、ワシントン・ポストの記事は報道で承知をしております。
【次の発言】 昨夜、アメリカから特使が参りまして、ブッシュ大統領を初めアメリカ国民のおわびの気持ちを伝えるということで来られまして、昨夜は総理と会談をされましたし、きょうはえひめ丸の御家族の方々とも会っておられます。最終的な結果をまだ私は確認しておりませんが、アメリカからは、宇和島といいますか、愛媛にも行っておわびをしたいという気持ちを持っておられるというふうに伺っております。アメリカの政権あるいは海軍を初めとする実際の担当者は、この問題について全く深くおわびをしたいという気持ちを持って……

第151回国会 予算委員会 第14号(2001/03/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 韓国、中国がこの教科書について関心を持っておられるということにつきましては、私も承知をいたしております。  我が国の教科書制度というものは、今、文部科学大臣御答弁のとおりの手続でございますが、こうしたことを私どもは、今に始まったことではない、これまでもずっとこの手続で教科書というものはつくられてきているわけでございますから、この手続を正確に踏んでいただくということが重要だと思います。  ただ、先ほど議員が述べられたように、近隣諸国条項というものが入っている。これも、何も最近入ったことではない。今議員がおっしゃったように、いきさつがあって、かつていろいろないきさつの中でこうした条……

第151回国会 予算委員会 第15号(2001/03/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 室長が室長職から離任した以降の問題でございますが、離任以降の残高は御指摘のとおり減少しておりますけれども、横領、すなわち公金を私的目的に流用したことを特定するに当たり、同期間に口座にあった金のうち、どの程度が私金か公金かが特定できなかったこと、かつ、口座からの支出の使途について特定できなかったことにかんがみまして、横領の疑いが明白であるとまでは言い切れず、告発の対象としなかったということでございます。
【次の発言】 なぜそうなっているかという御質問でございますけれども、私どもにもそこは資料の提出が本人からございませんので、私どもには調査できなかったということでございます。


河野洋平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院42期)

河野洋平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期
第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2001/03/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 平成十三年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千六百三十三億九千万円であり、これを平成十二年度予算と比較いたしますと百七億五千五百万円の減額であり、一・四%の減となっておりますが、九州・沖縄サミット関係経費などの特殊要因を除くと、実質的には増となっております。  新世紀を迎えた今日、国際社会は依然として、社会的公正の確保、紛争、環境、貧困、社会的弱者への対応といった諸問題を解決するに至っておらず、引き続き国際社会が一致協力して対応することが必要であります。こうした課題を前に、二十一世紀において、我が国が国際社会において名誉ある地位を……



河野洋平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

河野洋平[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-|42期|-43期-44期
河野洋平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 42期在籍の他の議員はこちら→42期衆議院議員(五十音順) 42期衆議院議員(選挙区順) 42期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。