このページでは河野洋平衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○河野洋平君 ただいま議題となりました法律案について、文教委員会における審査の経過とその結果を御報告申し上げます。 本案は、国公立の義務教育諸学校等の教育職員について、その職務と勤務態様の特殊性に基づき、新たに教職調整額を支給すること等の特例を定めようとするものであります。 その内容の第一は、国立の義務教育諸学校等の教育職員で二等級または三等級の者については、その者の俸給月額の百分の四相当額の教職調整額を支給することとし、超過勤務手当等は支給しないこととすること。この教職調整額は、一般職の職員の給与に関する法律その他の法令の規定の適用については、俸給とみなすこと。また、教職調整額の支給を受……
○河野洋平君 ただいま議題となりました法律案について、文教委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、国公立学校の教職員の年金額の引き上げに準じて、私立学校教職員の既裁定の年金額の改定等を行なおうとするものであります。 その内容の第一は、既裁定の年金額を引き上げるとともに、旧私学恩給財団の年金額についても、相応の引き上げを行なうことであります。 第二は、給付等の基礎となる標準給与の最高額を、十五万円から十八万五千円に引き上げることであります。 次に、この法律は、昭和四十六年十月一日から施行することとしております。 本案は、去る二月十六日当委員会に付託となり、翌十七……
○河野(洋)委員 動議を提出いたします。 理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○河野(洋)委員 国立学校設置法の一部を改正する法律案について質疑を行ないたいと思いますが、私ども文教委員として、この時期になりますと、昨年の東大入試中止、その他入試にからむもろもろの問題に思いをいたすわけでございます。そこで、新たにまた学部をつくる、あるいは大学院の設置をするという問題の議論をする前に、時期が時期でございますから、文部省から、国立大学の一期校の入試も終わったところでございますので、その入試の実施の状況及びこれから先の予測をまじえた御報告をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 全般的に見て順調にいっておる。これは新聞で私どもも拝見をしてまあ安心をしておるわけでございますが……
○河野(洋)委員 日本私学振興財団法案の審議に入るわけでございますが、少なくとも日本の教育を語る上に私学の問題に私たちが目を向けなければならないのは、現実の問題としてやむを得ないところでございます。文部大臣は、伺いますところによりますと、かねてから私学の振興については格段の配慮を払っておられると伺っております。私どもは、この私学の問題に、この財団法を 一つの契機として、画期的な取り組み方をしてまいりたい、こう考えておるわけでございますが、まず最初に文部大臣から、日本の教育の中における私学の占めている地位をどういうふうに認識しておられるか、御説明をいただきたいと思います。
○河野(洋)委員 ただいま小委員長から御報告がありましたように、著作権法案につきましては、小委員会におきましてその法案の詳細について質疑応答がございました。文化庁長官並びに次長から非常にこまかい点まで御答弁をいただいておるわけでございますが、本委員会におきまして、今後の課題あるいは運用等につきまして、若干大臣から御答弁をいただいておきたい部分がございますので、三、四点私は大臣に御質問申し上げたいと思います。 小委員会におきます質疑は、主として著作権法案自体についての質疑が繰り返されたのでございまして、今後の問題という点につきましてはまだ問題が残っておるわけでございます。特に私ども社会常識とな……
○河野(洋)委員 前回に続いて、私学振興財団法のうちの私学法の一部改正の点について、もう少し質疑を続けさしていただきたいと思います。 この質疑を始めます前に、改正をされようとしている私学法それ自身について若干お伺いをしたいと思うのですが、昭和二十四年に私学法ができ上がったわけでございますが、昭和二十四年に私学法をつくった当時、この私学法については非常に画期的な法律といわれて、そしてこの私学法について非常に重要な点が何点かある。それはたとえば私立学校の特殊性あるいは自主性の尊重、公共性をもっと高めようというようなポイントも一つでございますし、同時にそれらを高めていく、あるいは認めていくというこ……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党を代表して、ただいま議題となっております日本私学振興財団法案に対する修正案について、御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 日本私学振興財団法案に対する修正案 日本私学振興財団法案の一部を次のように修正する。 附則第十四条に次の一項を加える。 4 改正後の私立学校法第五十九条第十項及び第十一項の規定は、政令で定める日までの間は、適用しない。 以上でございます。 その趣旨につきましては、本案の審査に際し十分御承知のことと存じますので、省かしていただきたいと思います。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いい……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、すみやかに次の事項について検討し、その実現を図るべきである。 一 私立学校教職員共済組合法の適用外にある私立学校の教職員に対し、すみやかに同法適用の道を開くよう所要の措置を講ずること。 二 長期給……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表いたしまして、プロ野球の健全化に関する件について決議安を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 プロ野球の健全化に関する件(案) プロ野球が、国民各層に広い愛好者をもち、とくに青少年に大きな影響を与えていることを考えるとき、このたびのプロ野球界一連の不祥事は、まことに遺憾なできごとである。 政府ならびにプロ野球の当事者は、速やかに次の諸方策を講じて、プロ野球の健全化を図り、その信頼を回復すべきである。 一、球団はじめプロ野球の各関係者は、コミッショナーの権威を確立し、プロ野球の秩序と規律を高めるとと……
○河野(洋)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長所用のため、指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。
質疑を続行いたします。木島喜兵衞君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 有島重武君。
○河野(洋)委員長代理 山中吾郎君。
【次の発言】 多田時子君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十八分散会
○河野(洋)委員 本日は、文部大臣に、先般行なわれました所信表明の幾つかの問題点の中から少しお尋ねをして、もう少し具体的にお答えをいただきたいと思うわけでございます。 最初に、私は先般行なわれました総理大臣の所信表明を聞いておりまして、佐藤総理は、わが国の未来像の達成のために、最も基本的な重要課題として教育の刷新と学術文化の振興をあげる、こう言っておられます。私どもは総理の所信表明を拝聴いたしまして、たいへんいいことだということで、きわめて同感いたしておるわけでございますが、その総理の所信表明を受けて、先ごろ行なわれました文部大臣の所信表明もそうした点を強調しておられます。私どもは、そういう……
○河野(洋)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、高エネルギー物理学研究所の運営については、学術研究の自由を阻害しないようじゆうぶんの留意を要する。 ことに人事については所長の意見を尊重し、研究者が学術研究に専念できるよう配慮すべきである。 また、今後この種の直轄研究所の重要性は益々増大すると考えられるのでこの種研究所における研究公務員の処遇については、その職務と責任の特……
○河野(洋)委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十七分散会
○河野(洋)委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時十一分散会
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が病気のため委員会に出席できませんので、委員長の指名により、当分の間私が委員長の職務を行ないます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。塩崎潤君。
【次の発言】 松永光君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十一分散会
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木島喜兵衞君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。
この際、山中吾郎君外二名から、日本社会党、公明党、日本共産党三派共同提案にかかる本案に対する修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。山中吾郎君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨説明は終わりました。
本修正……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関し、発言を求められておりますので、これを許しますが、まずこの際、参考人出席要求の件についておはかりいたします。
同問題に関し、本日参考人として中央労働基準審議会会長石井照久君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 石井参考人には、御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。
なお、参考人の御意見は委員からの質疑に対するお答えでお述べいただきたい……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十四年度及び昭和四十五年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出席要求の件についておはかりいたします。
本案審議のため、本日、参考人として私立学校教職員共済組合常務理事三浦勇助君及び企画室長辻正君の出席を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 なお、参考人の御意見は、委員からの質疑に対するお答えでお述べいただきたいと存じますので、さよう御了承願……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
昭和四十四年度及び昭和四十五年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに質疑を終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
本案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、ただいま議決いたしました本案に対し、野中英二君外四名より附帯決議を付すべしとの動議が提……
○河野(洋)委員長代理 これより会議を開きます。
請願日程第一より第九二四までの各請願を一括して議題といたします。
今国会本委員会に付託されました請願は全部で九百二十四件であります。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、文書表等によりすでに御承知のことでありますし、さらに先刻の理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等はこれを省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
それでは採決いたします。
請願日程第一ないし第八、第一……
○河野(洋)委員長代理 山田太郎君。
【次の発言】 関連質問を許します。有島重武君。
【次の発言】 鈴木一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会の協議により、文化財保護に関する調査のため、小委員十一名よりなる文化財保護に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、小委員に
……
○河野(洋)委員 私は、文教委員会が国政調査のため十月五日から五日間、長崎、熊本、福岡各地域へ七名の委員を派遣されまして、長崎大学をはじめ地元の多くの方々からいろいろな実態を聞き出し、あるいは目で見て調査をしてまいりました。その報告書は会議録に掲載をされることになっておると思いますが、そうした調査に基づいた幾つかの点を、以下その調査に同行されました山中委員あるいは山田委員ともども政府に対して御質問を申し上げ、御答弁をいただきたい。 私は、国政調査が聞きっぱなし、言いっぱなし、行きっぱなし、ということでなくて、文教委員会の権威にかけて、調査をしてきたものはそのつど最終責任まで持つべきであるとか……
○河野(洋)委員長代理 この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。
沖繩及び北方問題に関する特別委員会において審査中の案件につきまして、同委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、連合審査会の開会日時につきましては、委員長間において協議いたしますが、来たる四日午前十時より開会の予定でありますから、御了承願います。
次回は来たる三日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二分散会
○河野(洋)委員長代理 本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。 午後一時七分休憩
○河野(洋)委員長代理 委員長から申し上げます。森君の提案については、後日理事会においてよく討議するようにいたします。善処いたします。
【次の発言】 森君に申し上げます。関連質問でございますから、できるだけ簡潔に質疑をお願いします。
【次の発言】 渡部恒三君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 次回は来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時六分散会
○河野(洋)委員長代理 政府より提案理由の説明を聴取いたします。高見文部大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。塩崎潤君。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次回は来たる七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十八分散会
○河野(洋)委員長代理 ちょっと速記をとめてください。
○河野(洋)委員長代理 この際、暫時休憩いたします。 午後零時四十分休憩
○河野(洋)委員長代理 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。安里積千代君。
【次の発言】 次回は来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時十三分散会
○河野(洋)委員長代理 小林君の関連質問を許します。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次回は明二十五日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○河野(洋)委員長代理 山原健二郎君。
【次の発言】 小林信一君。
○河野(洋)小委員 たいへん時間がおくれておりますので、私はごく簡単に一問だけ鈴木さんにお伺いをいたします。 鈴木さんは、先ほどから盛んに三十九条と五十五条、二カ所に注意を喚起しておられるのでございます。 まず最初に、五十五条のほうで写真の問題、先ほど来小林先生はじめ皆さんからもうすでにお話がございましたけれども、芸術的なものとニュース性の強いものという区別については、非常にむずかしい。これは鈴木さんもお認めになっておられるようでございます。ただ写すときの動機であるとか、非常にあいまいなことばのようでございますが、元来著作権のこの法案の第二条の一号には「著作物」というものは「思想又は感情を……
○河野(洋)小委員 ちょっと関連して。次長のお話あるいは馬渕さんのお話等を伺っておりまして、これは私の記憶に間違いがあれば御訂正をいただきたいと思います。お二方の御説明から考えますと、一つの例を申し上げますと、たとえば東京オリンピックという映画が市川さんの製作であったのを私覚えておるわけですが、この東京オリンピックの映画は、資金的には決して東宝がめんどうを見たわけではない。あれは国なりオリンピック財団なりというものが資金的なめんどうを見たし、その発意、創作にも非常に寄与をしたはずでございます。にもかかわらず、これが著作権は一体どこにあるのかといえば、あの映画を公表をし、次長流に言えば、流通をさ……
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