山原健二郎 衆議院議員
33期国会発言一覧

山原健二郎[衆]在籍期 : 32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
山原健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山原健二郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第19号(1973/03/29、33期、日本共産党・革新共同)

○山原健二郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま趣旨説明のありました国立学校設置法等の一部を改正する法律案について、幾つかの質問を行ないます。(拍手)  まず、大学の改革の基本についてであります。  戦後、わが国の大学は、戦前の大学のように、軍国主義のもとで大学が国家目的に奉仕し、国家思想の涵養機関となっていたことをきびしく否定した原理の上につくられたものであります。すなわち、大学は、憲法二十三条の学問の自由、二十六条の国民の教育を受ける権利に基づき、国民全体に直接責任を負い、平和的、民主的社会の形成に寄与する公的機関として位置づけられているのであります。  そして、大学のこの目……

第71回国会 衆議院本会議 第61号(1973/09/21、33期、日本共産党・革新共同)

○山原健二郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま提案されました文部大臣奧野誠亮君に対する不信任案に対し賛成討論を行なうものであります。(拍手)  賛成の理由は数々ありますが、ここで述べる主たる理由は、とどまることを知らぬ再三、再四にわたる常軌を逸した奧野君の暴言に、国民とともに許しがたい憤りを禁じ得ぬからであります。  今国会に筑波大学法案等重要なる法案を提出した責任者である奧野君が、その審議の過程においてみずから紛糾の種をまき、しばしば審議を中断させた事実は、国会審議に対する重大な妨害行為であり、その責任のきわめて大なることをまず指摘しておきたいのであります。(拍手)  奧野君……

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、昨日商工委員会におきまして、私の党の寺前議員が原子力研究所の問題について質問をいたしておりまして、成田局長から答弁があり、そして大臣の見解を聞きたいということで終わっておるということを聞いております。  そのことについて最初に触れてみたいのですが、大臣の見解を伺いたいのです。これはきわめて簡単に質問をいたしますが、原子力研究所のある東海村の村議会が、原子力研究所の所員を招きまして、講師として二人の方を招請しているわけです。ところが、これに出席をした中島さんという所員に対して、出席をしたという理由をもって賃金カットが行なわれるという事件が起こっているわけですね。これは新聞にも……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1973/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は三つです。一つは四国電力の愛媛県伊方町原発の計画変更について。二つ目はラジオアイソトープの取り扱いについて。時間がありましたら瀬戸内海の赤潮対策について聞きたいと思います。  最初に、四国電力の愛媛県伊方町に設置する原子力発電所の問題ですが、御承知のように本年の三月に、四国電力側から内閣総理大臣に対しまして、原子炉設置変更許可申請書が出ております。その中身を見ますと、私がしばしば本委員会におきましても、また予算委員会におきましても指摘をしてまいりました水の問題なんです、当夜の年請書は、「保内町に河口をもつ喜木川および宮内川の下流平野に深井戸を設けて地下水を取水する」という……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1973/06/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私も、ただいま井上先生が言われました問題につきまして非常に不満を持っております。こういう一片の項目メモをいただいただけでございますが、伊方原発の問題につきましても、前にも数回取り上げましたけれども、今度異議申し立てが出されまして、五月三十一日にそれに対する決定書が出ております。この決定書の中を貫くものは、最高の学者をもって構成しておるんだから心配はないんだという思想がもう至るところに出ているわけですね。住民はそういう要求はしていないと思うのです。もう少し科学的に判断をしてほしいということで、反対運動あるいは異議申し立てが行なわれているわけでございまして、その点についても、井上先生の……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1973/07/19、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 伊方原子力発電所の問題につきまして、住民の不安解消請願の紹介議員の一人になっておりますので、この問題について少し質問をいたしたいと思います。  現在、原子力発電所についての住民の不安というものは、ただいまもお話がございましたけれども、たとえば科学技術の面からの不安もあります。それから環境問題もありますし、それから同時に、これもかなり多くの部分を占めておるのはいわゆる企業あるいは国や県という行政に対する不信感というようなもの、こういうものが混在をしながら住民の不安というのはつきまとい、そしてそれがちっとも明確に解明をされないという問題があるわけです。これに対してほんとに親切に、しかも……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1973/08/30、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 昨日理事会におきまして、総理または官房長官の出席を要請されたと思います。それほど重要な問題として本日の委員会が開かれているわけですが、総理または官房長官がこの席に出席できなかった理由を説明をいただきたいです。
【次の発言】 副長官が出席をされているわけですが、たしか昨日の話では、何とかして、少なくとも官房長官には出ていただいたほうが事態がはっきりするのではないかということで、要請をされたと思うのです。ところが、この事態の重要性というものの認識が欠けているのではないかというふうに思うわけです。二十八日の総理の閣議における発言は一斉に新聞に報道されておりますし、これが現地の住民に与えて……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第28号(1973/09/13、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 休憩なしでやっていますから、端的にお伺いします。  一つは、福島の今回の公聴会問題、もう一つは美浜の二号炉の事故の問題この二つに分けて主として質問をいたします。  今度の公聴会の公述人の賛成の立場で公述をされる方と、反対の立場で公述をされる方との人数はどうなっておりますか。
【次の発言】 公述人の選定にあたっての基準といいますか、これはどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 この「原子炉の設置に係る公聴会の開催について」という要領を見ますと、「最近における原子力利用の進展に伴い、国民生活とのつながりが増大してきているが、一方で地元住民の間に種々の懸念が生じているので、その懸念……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第29号(1973/09/20、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 たしか三年前であったと思いますが、原子力船「むつ」に関する法案の審議にあたりまして、これと関連してアメリカの原子力潜水艦の航行中の事故、あるいは放射能汚染というような問題が、ずいぶんこの委員会で論議をされまして、私も、たとえばチャーリー、あるいは土佐湾などの米潜水艦の演習の指定区域の問題を取り上げて、その際も放射能問題はどうなるのかというようなことを論議したことを記憶しているわけです。ところが、航行中の原子力潜水艦の問題、あるいは日本近海における演習については、どうも手も足も出ないというようなことも科学技術庁のほうから説明があったわけですね。  御承知のように、いまわが国の原子力船……

第71回国会 決算委員会 第22号(1973/07/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は二つです。一つは電力料金の値上げ申請に関する問題です。もう一つはダム建設の計画変更について、その二つでございますが、通産大臣途中で出られるそうですから、最初に電力料金の問題について伺います。  六月十九日、二十日と四国電力、そして関西電力相次いで電気料金の値上げを申請してまいっておりますが、その電力料金の値上げ率は、一般家庭用などの電灯が一二・五七%、産業用などの電力が二六・九六%、平均二一・五四%、これが八月十五日実施、九月徴収ということで申請が出されているわけでございますが、前にも一度大臣にお伺いしたことがあるのですけれども、申請が出た場合には慎重に取り扱いたいという……

第71回国会 内閣委員会 第42号(1973/07/14、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 文部省設置法の一部改正の問題ですが、これは大学局と学術国際局というふうに分けるということで、その趣旨の説明によりますと、文部省の一定の積極性というものも見えるわけです。ただ、現在問われておるのは何かと申しますと、この背景にある文部行政あるいは大学行政というその基礎の部分だと思います。しかもその中で、現在起こっております福岡歯科大学の問題、これに文部省がどういう態度をとるかということ、これはきわめていま国民が関心を持っておるところでございますから、そのことについて主としてお聞きをいたしたい、こう思っております。  福岡歯科大の問題につきましては、もうすでに経過を説明する必要はないと思……

第71回国会 農林水産委員会 第41号(1973/07/05、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 時間もおそくなってまいりましたので、きわめて簡単に伺います。  私の質問は三つです。一つは汚染魚に関係する問題です。それからあとは産業廃棄物と屎尿の海上投棄について、この三つをお尋ねするわけです。  まず最初に伺いたいのは、去る六月二十二日の閣議の決定による二百五十億の緊急融資措置ですね。これは十九県に適用するということが出ているわけですが、十九県が今回汚染地域をかかえる該当県として指定をした形になっておるかどうか、これは初歩的な質問ですが、最初に伺っておきたいのです。
【次の発言】 この十九県のワクはさらに拡大をする可能性を持っているわけですか。決定というわけじゃないのですね。

第71回国会 文教委員会 第6号(1973/03/09、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 主として文部大臣に伺いますが、文部大臣就任以来、いろいろのところでいろいろの大臣就任のあいさつをされておりますし、また予算委員会あるいは当委員会におきましても、御答弁をなさっているわけです。  これは新聞の評でございますけれども、文部大臣のことをタカ派中のタカ派だ、こういう評もありますし、また御答弁を聞いておりましても、たとえば先般のこの文教委員会における有島先生の質問に対しまする答弁の中でも、いままでの文部大臣が言われなかったことに対して言及をされ、たとえば戦前教育を肯定ずるかのような御発言もございましたし、そういう点について私どももいささか危惧の念を持っているわけです。そういう……

第71回国会 文教委員会 第10号(1973/04/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 義務教育施設の国庫負担法の問題につきましてずっと審議が進められておりますが、この一月に過疎地域の全国大会がありまして、私も出席をしてごあいさつ申し上げたんです。そのときに全国の過疎地域の市町村長さんたちが集まっておりまして、地方財政の困難な状況というものをつぶさに聞かされたわけです。  それから毎年この国庫負担法は国会に上程されるわけですけれども、ことしくらい深刻な状態を迎えたことはないという感じを持っております。それは各委員の質問の中で大臣も十分おわかりのことと思うのです。だから、私どもはこの問題については、特にことしの場合は地方行政委員会あるいは大蔵委員会などを含めて連合審査も……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/04/18、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 先ほど社会党の小林先生のほうから質問がありましたが、私もそれとほぼ性格の同じ質問になるかと思います。  今度の免許法によりまして資格認定試験をやるという理由の中に、一つは教員不足の問題、二つ目は大学の養成ではなじみにくい分野があるという問題、それから三番目には、教師になりたくとも免許状を取れない人に広く門戸をあけるという問題があると思うのです。この二番目と三番目につきましては私の党の栗田さんからも質問がありましたし、また他の委員の方からも質問がありましたので、私は教員不足の問題について質問をいたしたいと思います。  これは、大臣の法案趣旨説明の中にも、教育界に広く人材を求め、教員の……

第71回国会 文教委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 本日、教職員のストライキについて文部大臣の声明が各新聞に出ておるんです。これは率直に聞きますけれども、この広告料幾らかかりましたか。
【次の発言】 国民の税金ですから、安いという声は私は受け取りかねる。六百五十万円、これは全紙合わせて六百五十万ですか。
【次の発言】 この中にある「いかなる場合においても争議行為を行なうことは、厳に禁止されているところである。」という表現は正しいですか、文部大臣。
【次の発言】 憲法にはどう書いてありますか。
【次の発言】 いかなる場合においても争議行為を行なうことは、厳に禁止されているという法律上の解釈は、あなたの解釈ですか。

第71回国会 文教委員会 第16号(1973/05/09、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回提案をされております法案が四つあるわけです。養護教員の問題、小中学校の定数問題、高等学校の定数問題、それと教育委員会法の改正案、四つでありますが、私は、きょう主として義務教育における定数について質問をいたしたいと思います。  特に、今度のこの委員会におきましても、小中学校における定数問題はずいぶん問題になってまいりました。私のほうの栗田議員からも、かなりの時間をかけまして文部大臣に対する質疑が行なわれております。また、この定数問題は、現在学校教育に携わる者、教職員はもとより、父母にとりましてもきわめて重要な問題になっておりますし、これをまず解決をしてもらいたい、喫緊の問題として……

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/06/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいま提出されました四党共同提案にかかる国立学校設置法等の一部を改正する法律案の分離動議に賛成をいたします。  本法案の中には、全く性質を異にする医大、医学部等の設置と、筑波大学設置とが同居させられています。私どもは、早くからそのことの不当性を指摘し、本法案が上程された本会議においても、質問の中で明確にしてまいりました。医大などの新設は、筑波大学設置に必要な条件となるものでもなく、全く二つは無関係なものであります。それをあえて一つの法案の中に込みにし、さらに頑迷に分離を拒否しているところに、この法案の持つ党略的特徴があります。  賛成……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 どうも御苦労さんです。私は、先ほど木島先生のほうからお尋ねになりました例の副学長問題について伺いたいのです。  それは福田先生のほうに伺うわけですが、A氏という方の名前が出てまいっております。また新聞によりますと文部大臣のほうもA氏はりっぱな方であるということを言われておるというのが出ておりますが、その真偽のほどは、新聞だけしか見ておりませんから、これはあとでまたお伺いを文部大臣にしたいと思っておりますが、このA氏という方が出てきた経緯はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 福田先生が落合教授に対して、A氏と協力をしてほしいということを言われたというのは、先ほどおっしゃった……

第71回国会 文教委員会 第23号(1973/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 共産党の山原ですが、先生時間がおありだそうですから、一言だけお伺いします。  先ほど林委員の質問に対しまして、私の聞き間違いかもしれませんが、先生の東京工業大学におきましては、教育と研究の分離と申しますか、壁をはずしてと申しますか、そういう新しい試みをされておるというお話であったように思いますが、そういうことでよろしいでしょうか。
【次の発言】 私は教育と研究の分離といいますか、先生厳密には分離ではないというお話でございますので、その点についてのよしあしは別にしまして、一つの自主的な研究教育の運営の問題として新しい提起をされていると思いますし、またそのことは、現在の法のワク内におい……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大臣は、しばしばいろいろな発言をされまして、そのつど委員会でも問題になってまいりました。しかも、筑波大学の問題についての審議が、いままさに慎重に行なわれておるこのまっ最中に昨日の発言がありまして、本日新聞を見まして、実は私どもだけでなくて、かなりの多くの人たちが驚いておるわけです。しかも、その発言というのが、筑波大学についてけちをいうより勉強せよという、きわめて次元の低いそういう発言が国立大学学長会議において行なわれておる。この大臣の姿勢ですね。これに対して、また最近のあなたの発言、昨日の発言について、いささかも反省がないのかどうか、最初に伺っておきたいのです。

第71回国会 文教委員会 第25号(1973/06/27、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 幾つかの点について、確認をしながら質問をしていきます。  一つは教授会、それから評議会、参与会、人事委員会、そして副学長、筑波大学の組織に関する問題です。  最初に、先ほどの小林委員の質問に対して、文部大臣からも、教授会は存在をするというお話が出されましたが、筑波大学における教授会と、現在各大学に存在をしておる教授会との違い、これは全く同じものであるか、あるいは相違があるのか、この点について具体的に伺っておきたいのです。 これは各大学におきまして非常に危惧の念を持っておる一つの原因になっておりますから、この点は明らかにしておきたいと思いますので御答弁をお願いします。

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/06/28、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいま木島先生のほうから、きわめて大事な問題が提起をされているわけです。この人事の問題がいかに大事かということは、この前の参考人の方、筑波大学に賛成しておる方までそのことに触れられおります。ところがこういう、うわさとはいえ相当信憑性を持ったものが出てきて、すでに筑波大学の最高幹部の人事が、そういう状態で暗躍あるいはいろいろなうわさが飛ぶということは、まさに筑波大学の前途に暗い影を投げかけているということを私ははっきり申したいのです。この間私は、落合教授に対しまして、新聞に出ておることを全部はお聞きしませんでしたけれども、福田理学部長から、キッシンジャーということばが電話の中で出ま……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/07/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ちょっと質問の順序がごたごたしましたので待っていただいたわけですが、社会保障制度審議会の四十八年二月十九日の答申の内容につきまして三点ばかりわからないところがございますので、事務局長さんにおいでいただいたのです。  表題とそして私のわからない点をちょっと申し上げます。これは「社会保障制度審議会答申」ですが、「昭和四十四年度以降における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部改正について」の答申でございます。  その中で、「共済年金は国民皆年金時代にふさわしく被用者年金の中核である厚生年金を基盤としたうえ、これに企業年金的性格を加味することとし、恩給法によって制……

第71回国会 文教委員会 第30号(1973/07/11、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いわゆる人材確保法案と呼ばれる法案についての質問をいたします。  最初に文部広報で出ております「義務教育諸学校人材確保法案の理解のために」というのがございますが、これは文部省が出されておるものでございますけれども、この中にある「教員等待遇改善研究調査会」、先ほどからも文部大臣もしばしば調査会と言われておるのですが、これはたしか昨年の八月につくられておるわけですが、最初にこの調査会の構成、またその仕事の内容、それから最終報告というのが出ておるのか、あるいは出ていないとすればいつごろ出るのか、その辺の事情がちょっとわかりかねますので、最初にそのことについて伺っておきたいのです。

第71回国会 文教委員会 第36号(1973/09/14、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 文部大臣は、今回出ました和歌山地方裁判所の判決につきまして、判決文をお読みになっておりますか。
【次の発言】 要旨につきましては私どもも新聞で見ておるわけですが、判決文そのものはまだ私とも入手いたしておりません。しかも、御承知のように四・二五最高裁判決が出ましてそのあとでこの和歌山地裁の判決が出されたということになりますと、これは双方の判決文を読みまして、そしてそれに対する正当な論議あるいは判断というものがなされるのが当然だと思います。本日文部大臣は朝の閣議におきましてこういう発言をしておるということをお聞きします。私が読み上げますから、これが事実かどうか明確にしていただきたいので……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/02/24、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうは文部大臣だけに質問をしぼりましたので、一時間三十分、つき合っていただかなければなりませんが、教育の問題、特に大学の問題を中心にして伺いたいのです。  先般の衆議院の本会議における田中総理の施政方針の演説の中にも、大学は学ぶところである、しかし、今日なお学園の紛争が絶えないのは遺憾であるという表明がなされています。また今日の大学問題について、全国の父母も非常に憂慮いたしておるわけですね。この問題を中心にして伺っていきたいのです。  その大学問題に入る前に文部大臣の考え方について伺っておきます。それは昨年大臣が文部大臣に就任をされたときに、十二月二十七日のサンケイ新聞に、「新大……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの森山長官の発言を聞きながら、私はますますわからないのですよ。原子力産業会議が中立性、公共性というものを明らかにしたことは、その程度はどの程度のものかわかりませんけれども、今日分析化学研をはじめとして、原子力の問題に対する国民の不安、疑惑、たくさんあるわけですね。その中で中立性をともかく標榜しておるということは、科学技術庁長官として、ほめこそすれ、これが偏向だとかあるいはその真意がわからないとかいうような発言は、まさに今日の国民の要求に対する反国民的な考え方ですよ。私はそのことをはっきり指摘しておきたいのです。実は私は昨年の九月二十日に分析化学研の問題を取り上げて、そしてこ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1974/05/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの答弁を聞いておりますと、実にのんびりしたものだと思うのですよ。いいですか、昨年の四月に、私は東大病院のアイソトープの取り扱いについて、この席で、たしか西田長官であったと思いますが、取り上げまして、そのずさんさということで、長官がここで、そういうことは絶対に起こらないように努力をします、こう言ったのですよ。そうして、今度はまた事件が起こると、いろいろいま答弁されておりますけれども、科学技術庁というのはずいぶんのんびりしたものだなあと、私は思っているのですが、昭和三十二年にできた法令について、これを適確に順守しなさいという通達を出したのはいつですか。何か、かばんに入れて持ち回……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1974/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回の東京大学の地震研究所並びに応用微生物研究所、これに対する文部省のとった措置、との件について質問をいたしたいと思っています。  それで、きょうは大臣もいらっしゃいませんし、政務次官もすぐ出かけられるということでございますから、政務次官に、一番最後にお聞きしたかったんですけれども、科学技術庁の立場から、今回の措置について、どういう見解を持っておられるか、わが国の地震研究並びに微生物研究がどういう影響を受けるのか、この点について、最初に伺っておきたいのです。
【次の発言】 今回の文部省のとった措置について、いま政務次官が言われましたように、わが国の中枢機関としての役割りということで……

第72回国会 決算委員会 第11号(1974/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、学校の標準定数ですか、一学級当たりの編制の標準四十五名という問題についてお聞きをしたいのです。  これは先日、四月の二十六日に文教委員会で質問が出されまして、それに対する岩間局長の答弁が出ておりますが、これはちょっと確かめたいのですけれども、岩間さんの答弁は、なかなかそれはできない、四十五名を四十人にするという要求に対して、第二次ベビーブームもあり、九県に人口の九七%が集中しているという人口動態の条件下では、ベビーブームの終わるであろう十年後の昭和五十九年まではできない、こういう答弁をされておるそうですが、これは確かですか。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1974/03/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 航空騒音について伺います。最初運輸省のほうへ聞きますので、長官、私は最後にお尋ねしたいと思いますから、よくお聞きいただきたいと思うのです。  航空騒音というものがいま深刻な事態を迎えておることは、これはもう明らかです。特に高血圧あるいは胃腸障害、さらには鼻血が出るというような状態が大阪空港周辺では出ておるわけです。ある住民の方のことばに、えらい人のむずかしい理屈は要りません、私たちは一人残らず耳という最高の測定器を持っていますということばが新聞に報道されています。私は、ほんとうにこれは深刻な、しかも怒りに満ちたことばだと思うのです。  それで、いままでの騒音測定について、運輸省の資……

第72回国会 大蔵委員会 第34号(1974/05/24、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうは、四国電力関係の問題についてお尋ねをしたいと思っております。  最初に、通産省のほうへ伺いたいのですが、四国電力の今回の値上げ申請に対する認可ですが、御承知のように、昨年の九月に値上げをいたしておるわけです。引き続いて今回の値上げということになっておりますが、この認可の経過と、そして大体これを合わせてパーセントとしてどれだけの値上げになるか、その点を伺っておきます。
【次の発言】 四国電力の経営悪化の現状をちょっと説明してもらいたいのです。四国電力が他の九電力と比較しまして経営が悪化したというのは、どういうところからきているのですか。

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、施設園芸と遠洋漁業の問題の二つにしぼって質問をいたします。  最初に、この事態の緊急性といいますか、逼迫した情勢の認識というもの、このことについてお互いに共同の立場に立ちたいと思うのですが、十二月十日に、高知県で、十二の農業改良普及所の所長を集めまして、この施設園芸の問題についての県の指導がなされております。そのときに、各所長が立ち上がってどういうことを言ったかといいますと、現在の農民の危機感というものは、危機感を通り越して悲壮感になっておると、こういうふうに次々と表明をいたしております。さらに、行政に対する不信感が非常に強くなっておるという、きわめてショッキングな発言が次々……

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いまたいへん大事な今日の緊急問題について小林先生から質問をされておったわけですが、二、三伺いたいのです。  一つは、先ほど通産省のほうから物資の問題については、たとえばノート、クレヨン、その他値下がりをするということが言われておりますけれども、実際私は三日前に調査をいたしております。ところが現実は下がっていないのですね。たとえばいまクレパスの問題、現在現実に三百五十円です。去年は二百五十円ですね。こういう状態にあるわけです。これはもう例をあげれば切りがありません。たとえばハーモニカにしましても、一年生の使う鉛筆の2B、これは十円から三十円になっています。それから上ばきが三百円から六……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、最近、二つの障害児教育施設を見せてもらいました。一つは久里浜国立養護学校です。ここで感じたことは、皆さんたいへん努力をされているのですが、一つは、医療関係がうまくいっていないようですね。いわゆる町医者に校医として来てもらうという状態、これではたしてほんとうに子供たちの身体状況その他あるいはからだをなおすというようなことができるのかという疑問を持ちました。それからもう一つは、戸外に子供を出さないという方針のように承ったのです。芝生ができたら出すというのですけれども、現在どこの施設でも、子供たちを日光のところに出すために、芝生ができなくとも、たとえばアンペラを敷くとか、むしろを敷……

第72回国会 文教委員会 第13号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 この間、文部大臣の発言について、文部大臣も資料を出す、こう言って、出てまいりました。その間約三週間かかっております。私は、この問題については各党ともいろいろの御意見があると思います。だから中身には触れませんが、資料について正確を期す意味で、どういうものから出てきておるのかという点について少し伺いたいのです。  一つは、私の要求しましたのは、文部大臣が、日教組が社会主義革命に参加する団体だとみずから規定しているということを深谷議員に対する答弁の中で明確にされておりますから、私は普通の国語の立場から見るならば、日教組がみずから規定しておるものが規約あるいは綱領というものにあるものだろう……

第72回国会 文教委員会 第15号(1974/03/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 先ほど栗田さんの質問の中で出た今度省令できめるという参与の問題ですが、質疑応答を聞いておりまして、だんだんわからなくなってくるわけですね。たとえば地域社会の意見を聞くためにというのは、それはどこかに書いてあるんですか。
【次の発言】 先ほど法制局のほうもあまり例がないというお話でございまして、これは初めて――完全な初めてではないかもしれませんが、省令で非常勤の職をきめるということは、これはまさに新しいことをやろうとしておると思うのです。それで、くどくど言いませんが、この国立学校設置法の採決の時期までにその中身を、大体どれだけの原案を持っておるかということ、これはこの法案の審議にあた……

第72回国会 文教委員会 第17号(1974/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 国立大学設置法の問題について私は幾つかの質問があるのです。それから参与の問題につきましても幾つかありますけれども、先ほどから質問と答弁を聞いておりまして、やはりこれは文部大臣もおられたほうがいいんじゃないかという感じもいたしました。そういう点でごく簡単に二、三お聞きしておきます。  一つは法制局のほうですね。このような参与の性格、これは法制局はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 そこのところもまたちょっと文部省の見解と違うのですね。文部省の話では、先ほど木田局長が必ずしも管理機構ではないという御発言でございました。そうすると、場合によっては管理機構であるということもそ……

第72回国会 文教委員会 第20号(1974/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 警察庁にまず伺いますが、今度捜査をしたのは八百七十カ所、十二県、これが間違いないかということが一つ。二つ目は、この捜査にあたって何名の警察官を動員して捜査を行なったか、この人数を明らかにしてほしい。
【次の発言】 八百七十カ所、十二県というのは、あらかじめあなた方は予定をしておったわけですか。
【次の発言】 文部大臣に伺いますが、八百七十カ所、しかも六千八百六十名という警官を動員して行なわれた今回の教員組合に対する刑事弾圧、これに対して文部大臣としてどういう見解を持っておられるか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今回の警察の行動について、あたりまえだとお思いですか。教育を……

第72回国会 文教委員会 第27号(1974/05/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、私学共済のことについてお尋ねいたします。  この私学共済の問題につきましては、いままで毎年審議をされ、そのたびに附帯決議がついているわけですね。附帯決議についての大臣の所信の表明、また法案提出にあたっての提案理由の説明等があるわけですが、いままで私学共済についての附帯決議が何回行なわれているか、大体内容はどういうものであるか、それをちょっと伺っておきたいのです。
【次の発言】 きょうもおそらくまた附帯決議という問題があとで出るのではないかと思うのですが、毎年これは繰り返しながら、百分の二十の問題にしましても何となく解決されない。いま御説明のように努力もされておるとは思います……

第72回国会 文教委員会 第29号(1974/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ちょっと大臣に資料をお渡ししたいものですから……。  最近、田中総理の発言の中に「知恵太り、徳やせ」というのがございまして、その点について質問をいたしたいと思います。  知恵太り、徳やせということば、したがって徳の教育をしなければならないということは、二月の段階でも、たしか文部大臣のほうに対してそういう要請があったように聞きますし、最近の発言にはずっと出ておりますが、徳やせのほうについてはあとで質問をいたしますけれども、知恵太りということ、はたしてそうなのか、現在の日本の教育の実態がそういうふうな判断でいいのかという疑問を私は持っておりますので、教育担当の大臣としての奥野文部大臣が……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1974/10/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま報告のありました協定と閣僚懇談会の決定について質問をいたします。  協定の中に、六カ月以内を目途に新定係港を決定する、こうなっておりますが、この六カ月というのはどういう根拠ですか。
【次の発言】 この新定係港を六カ月以内に設定するというわけですね。大体そういう予測が立っているわけですか。閣僚懇談会においてはそういう話は出なかったのでしょうか。
【次の発言】 科学技術庁はこういう問題については、それでは全くつんぼさじきという状態ですか。
【次の発言】 このような六カ月と期限を切って、以内に新定係港をきめる、こういうわけですからね。それについて疑問があれば、科学技術庁としては閣僚懇……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/10/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 長官の答弁を聞いておりましてわかったことは、遺憾である、勉強になったということだけですね。全く反省もなければ、責任をとるという御発言もないわけです。安全性に疑問を持つのは科学に対する挑戦だと言って出港命令を出したのはあなたですよ。そして出港命令を出して、事故が起こって、始末をつけたのはあなたではなかったでしょう。しかもこの間、乗り組み員の問題あるいは国費の浪費、内外における日本の原子力行政に対する不信、こういうものを一ぱい生み出したわけですね。それに対して、国務大臣として、政治家として全く責任を感じないのですか。簡単に答弁してください。

第73回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 台風常襲地帯の一例として、高知県を襲った台風十六号の問題について質問いたします。  九月一日に高知県のどまん中の中土佐町に十六号が上陸したのが十八時二十二分です。満潮時がこの日十八時十分、ちょうど十二分間だけの差しかないわけですね。こういう状態の中で大きな被害が起こりました。一つは高潮の問題があります。さらに防潮堤内に入りました内水の排除の問題があります。しかもポンプは停電のために稼働しない、しかもポンプは停電のために稼働しない、しかもやみ夜である、こういう状態の中で被害地の住民は恐怖のどん底に追い込まれました。  私が行きましたところでは、ある身体障害者の家ですが、ここ五年間に三……

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、この新設医科大学に参与を省令で置くという問題についてはいろいろ論議がなされまして、委員長も御承知のように、理事会においてもずいぶん論議がなされてきた経過があります。これは議事録に載っておりませんので、最初に一番関係をしてきた藤波政務次官のほうから、この参与についての文部省の把握しておる経過を簡明に御報告いただきたいのです。
【次の発言】 途中において文部省からの釈明もありましたから、これを再びここで追及するつもりはありませんが、ああいう前国会の幕切れにおける委員会の意向があって、その途中で突然文部省が出したということについて私どもは、おそらく野党各党とも非常に反撃をしまして……

第73回国会 文教委員会 第3号(1974/11/25、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大臣の所信表明演説がありまして、これに対する質疑が当然行なわれるべきところだと思います。 また、各党ともいろいろな文教行政上の諸問題をかかえておると思いますが、ただいま理事会におきまして、緊急性のある問題のみを質問をするということで、私が質問をすることになったわけです。  私の質問の内容は、去る二十二日に兵庫県養父郡八鹿高等学校で起こりました事件につきましての質問であります。これまで私どもは文部省に対しまして、去る十一月十三日に、この地方、兵庫県南但馬郡一帯における教育上のきわめて不正常な状態について要請もし、また一定の回答もいただいているわけですが、この問題はそれに引き続きまして……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 覚えておられるかもしれませんが、本年の五月十五日に、私は使用済み核燃料の再処理工場の問題等について質問をいたしました。そのときに幾つか政府側として約束をしていただいたことがあるのですが、その一つ二つをちょっと伺いたいと思います。  一つは、「周辺環境に関する監視の結果を公正に評価するための権威ある中央機関があらかじめ整備されなければならないと考える。」ということについて、これは放射線審議会答申に示されているわけですが、この権威ある中央機関、これはできましたでしょうか。
【次の発言】 あのときのお話では、まあ鋭意話を進めるということでしたが、きょうできたわけですか。きょう設置されたわ……

第74回国会 農林水産委員会 第1号(1974/12/24、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今度の被害につきまして質問をいたしますが、大体どの範囲までこの被害が拡大、拡散をするかという予想を最初に伺いたいのです。これは水産庁でもいいですし、海上保安庁でもいいですが、最初に伺っておきたいのです。
【次の発言】 大体、あの紀伊水道の海流調査などは知っておらにゃあいかぬですよ。阿南市の橘湾へ原油基地をつくるということで大騒ぎになったのはごく最近のことですね。あの海流がどういうふうに流れていくかということは、これはもう当然知っておかなければならぬことなんですね。いま西のほうは坂出の王越のところへ行っているわけです。王越のところでは重油の層がすでに二十センチですよ。こういう状態です……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 原子力船「むつ」の問題につきまして、最初に大変初歩的な質問を申し上げたいと思います。  「むつ」の新母港の決定をめぐる問題について、四十九年十月十四日の協定書、これはもうすでに論議されましたが、協定書のIの2に、原子力船「むつ」の定係港については、「入港後の取扱いに関しては、入港後六ケ月以内に新定係港を決定するとともに、入港後二年六ケ月以内に定係港の撤去を完了することを目途として、昭和四十九年十一月一日からその撤去の作業を開始する。」と、こうなっておりますが、先日、二十日ですか、この委員会が開かれまして、各委員から政府に対する質問が行われまして、その同日に政府・自民党筋から、その新……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 「むつ」の問題に問題をしぼって質問いたします。  昨年十月十四日、鈴木善幸氏が政府を代表して行かれて地元と結んだ協定は、現在守られているのか。特に、一項の二の半年以内に新母港を決定するという問題、これはどうなっているのですか。
【次の発言】 いや、そんなことを聞いてない。一項の二はどうなったのかと聞いている。
【次の発言】 一項二は、要するに守られなかったわけですね。大臣、どうですか。
【次の発言】 半年以内に新母港を決定するということで、三月二十六日、この委員会で私はあなたに何遍も問うたのですよ。四月十四日で半年ですね。それが目の前に迫っているのにできるのかと言ったら、あなたはど……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1975/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 伊方原発の二号機につきまして、簡単に質問いたします。  設置許可申請が出ましたが、これについての安全審査等は今後どういうふうになるのか、計画を御説明いただきたいのです。
【次の発言】 二号機の場合、安全審査というのは大体どれくらいの期間を予定しているわけですか。
【次の発言】 この伊方の場合はいろいろいままで経過がありまして、前にも私、取り上げましたが、一号機の許可申請が四十七年の五月八日に出されて、四十七年の十一月十七日に審査の最終報告が出されているわけです。これはこの間六ヵ月ですね。そうしてすぐ四日後に原子力委員会の答申がなされて、一週間後に総理大臣の許可がおりた。そこで私は、……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1975/06/18、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 参考人の皆さん御苦労さんです。いまの契約の問題について聞きたいんです。  先ほど石原参考人は、四十八年の八月二十五日に引き渡し完了したというお話がありましたが、いまの御説明によりますと、この八月二十五日の完了のときに、事業団と三菱原子力工業との契約はこれで完了、ここで関係が断ち切れたのですか。事業団の方へ伺っておきたいんです。
【次の発言】 一般に船舶にしてもどんな工事にしても、たとえば性能保証というものがあるんですが、この契約の中には性能保証はなかったのですか。
【次の発言】 けさほどから参考人も言っておられるように、未知の世界に取り組むという問題ですね、その中で当然故障とか事故……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1975/06/19、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、いま御質問のありました佐世保の問題ですが、この前私が長官にお尋ねしましたときには、第一候補地といいますか、そういうことをお話しになって、それをわれわれとしては今後も追求をしていく、何とかそういうふうにしていきたい、こういうお話があって、それが長官の定見かと思っておりますと、そうでもなくて、今度佐世保の市長がそういう発言をされると、大変ありがたいことだというお話です。  そうしますと、科学技術庁としては、そういう母港の問題あるいは修理港の問題などについて、格別の定見があるわけでなく、どこかここへつくってもらいたいという要望があれば、それに基づいて移動していく、こういうことなん……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1975/08/11、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 一つは、四国電力の副社長の江坂秀夫氏が七月十八日に東京大手町の経団連会館で記者会見をいたしまして、伊方原発に続く第二の原子力発電所を四国太平洋岸に予定しているが、その際は他の電力会社と共同して建設したいと述べておりますが、この事実を御承知ですか。
【次の発言】 これよりさき七月六日に電力業界が会議を持ちまして、原発の共同開発を中心とした広域運営の拡大、強化策を話し合ったと言われておりますが、この事実は御承知ですか。
【次の発言】 電力について、火力、水力、また原子力含めまして幾つかの電力会社が共同してやったという経験はありますか。

第75回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、国土庁の方へ台風常襲地帯対策審議会の問題です。  御承知のように、台風常襲地帯における災害の防除に関する特別措置法、昭和三十三年四月二十二日、法律ができまして、台風常襲地帯対策審議会が構成されています。ところが私もその審議委員で、二年前に任命をされたのが二月の五日であります。これは内閣総理大臣から任命をされておりますが、二月の五日が経過をして、いま三月の二十七日です。いまだにこの新しい審議委員の任命もなされておりませんが、しかもこの十数年間一度もこの審議会が開かれていないという状態。それだけでなくて、関係都道府県知事あるいは議長、これはそれぞれ二名、さらに学識経験者三名、こ……

第75回国会 災害対策特別委員会 第8号(1975/08/19、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 台風五号、特に高知県における被害の問題について質問をいたしたいと思います。  私は、昨日夕刻まで被害地を回っておりまして、昨夜遅く上京したわけですが、まだ県庁の方でも十分被害地の写真などもないものですから、昨夜地元の夕刊に出ておりましたものを委員長に差し上げたわけですが、ごらんになっていただきたいと思います。  それからまた、衆議院議長に対しまして、当委員会の調査団を派遣していただくようにお願いをしましたが、お聞きしますと、本委員会におきまして調査団を派遣されるということを御決定されたようで、その点大変感謝を申し上げる次第でございます。  さて、この台風五号ですね、私は高知県の被害……

第75回国会 内閣委員会 第3号(1975/02/20、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大変おそくなっておりますから、簡明に質問をいたします。  文部省設置法の一部改正に係る少年自然の家の問題です。ちょうどその第一号が、私の出身の県である高知県の室戸市にできるということもありまして、このことについて質問をいたすわけです。  ちょうど私、きょうこの質問に来る途中で、時事通信社の出しておる「世界週報」を見たのですが、これに国の政治の形態は違いますし、また教育に対する考え方は違いましても、ソ連における例の子供たちが夏休みをどういうふうに過ごすかというのが、時事通信の特派員の方だと思うんですが、磯田さんという特派員が自分の子供さんの経験で書いているんですね。昨年の恐らく夏休み……

第75回国会 農林水産委員会 第26号(1975/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 赤潮の問題について質問します。  私は、五月三十一日にたまたま飛行機で瀬戸内海の上空を通りました。私も三年前の幡磨灘の赤潮の調査をいたしまして、船で現地へ行きましたときには赤黒い赤潮を見たのですが、今度飛行機で見ますと、何とも言えない鮮烈な赤さですね。私は、山はだがはがれて赤土が出ているのだろうかと思ったのですが、それにしては余りにも広大な面積がそういう状態ですから、よく見ると、それが瀬戸内海の播磨灘を中心とする一帯でありました。ちょうど陶器の朱を流したようなものなんですね。さらには染め物の朱を流したような、化学製品の朱を流したようなかっこうになっているわけです。死に瀕したこの瀬戸……

第75回国会 農林水産委員会 第35号(1975/09/10、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 台風五号による高知県の災害につきまして、各省調査もされ、また九月の四日、五日と二日間、衆議院の災害調査団が派遣をされまして、精力的な調査をしていただいたわけであります。その調査団の行かなかった場所の一例を申し上げてみますと、土佐郡鏡村梅ノ木に私が参りましたときに、土砂に埋まった家屋の中から八十三歳の川崎百合恵さんというおばあさんが出てまいりました。山から山へ逃げて命は助かったが、この年まで耕してきた田も畑もなくなったと言って泣き伏しました。いま涙もかれ、花然としておるというのが災害を受けた高知県の農民の今日の姿でございます。  その被害総額、本日の発表によりましても、四百三十九億、……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 国立学校設置法についての質問に入ります前に、一言だけ伺っておきたいことがあります。  文部省の方へもお伝えしてありますが、ちょうどいま高等学校の入学試験が行われ、合否の発表がなされているわけですけれども、これは兵庫県立高等学校の入試に当たりまして、尼崎北高等学校それから西高等学校における合否判定がよくないということで、それをやり直しを迫るという問題が起こっております。私はこれは教育上の立場からお聞きしたいと思うのですが、この事件は昨日まで続いておりますが、文部省としてお調べになっておるか、あるいは存じておるか、最初に伺っておきたいのです。

第75回国会 文教委員会 第7号(1975/04/16、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、文化功労者年金法につきまして、今度の法律改正がどういう意図で行われるのか、まだはっきりしないのです。というのは、この前の国会でも問題になりまして、この前のときには法案を改正をせずに金額を決定したわけですね。ところがまた今度出てきたわけです。余り目くじらを立てるほどの法律でもないという気持ちもありまして、そう大きな問題にはなっていないけれども、しかし、この金額も、これは単に生活資金でもありませんし、そういう意味ではこの金額の中に文化政策というものが含まれる可能性を持っているわけです。そうしますと、やはり法律として国会で審議をするというのがたてまえであって、政令で決めるというこ……

第75回国会 文教委員会 第8号(1975/04/18、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、文化功労者年金法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明いたします。  案文は、すでに委員各位のお手元に配付されておりますので、その朗読は省略させていただきます。  修正の趣旨は、原案において文化功労者年金の額を政令で定めることとしているのを、議会制民主主義を守り、国権の最高機関である国会の審議を重視する立場から、現行のとおり法律で定めることとし、年金額を、経済的諸事情の推移を勘案して、二百万円から二百四十万円に引き上げることとするものであります。  なお、以上の修正とあわせて、本法を公布の日から施行し、昭和五十年四月一日から適用する……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま木島先生からもお話しになりましたように、この人確法は本委員会においてもずいぶん大きな論議を呼びました。そして参議院におきまして、この法案を通すに当たって附帯決議がつけられております。したがってこの附帯決議というのは、法律にしばしば附帯決議はつけられますけれども、この附帯決議によって各党が賛成をしたというそういういきさつがあるわけです。この附帯決議は非常に重要な意味を持っているわけです。それが果たして今回の勧告によって守られておるかどうか、これはわれわれにとって非常に大きな関心のあるところです。その意味で、私は主として文部省、それから自治省、それから人事院に対する質問を行いたいと……

第75回国会 文教委員会 第10号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 一言だけ質問します。  栗田さんが残された問題です。それは附帯決議の問題ですね。長期給付の国の補助率百分の二十というのは、これは毎年私ども私学共済を審議するにあたって年中行事のような形で附帯決議がつけられているわけです。ところが先ほど大蔵省の説明を聞きますと、現行の年金体制ではそれはできない、とこういう言い方ですね。そうするとわれわれは何となく、きようもまさに採決が、高橋先生の質問のあとで行われようとしておる段階でまた附帯決議をつけようとしておる、迂遠なことを私たちはやっておるのかという疑問が生じてくるわけですね。そこで理事長にお伺いしたいのですが、この大蔵省の見解、大蔵省が言って……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 学校教育法の改正案、いわゆる大学院大学の問題について幾つかの点を質問いたします。  最初に、この提案理由の説明が行われたわけですが、文部大臣はこの中で「科学技術の著しい発展と社会の複雑・高度化を背景として、近年高等教育の拡充、学術研究の高度化等の要請が高まっておりますが、このような状況のもとで、すぐれた教育・研究者の養成と高度の専門性を備えた職業人の養成とを図るため、大学院の整備充実が重要な課題となっているところであります。」こういうふうに述べております。いわゆる科学技術の著しい発展と、そしてこれにすぐれた教育研究者の養成、学術研究の高度化の要請、こういうものに対してこたえる立場か……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/04、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、緊急な事態もありますので、質問いたしたいのですが、先ほどのニュースを聞きますと、きょう八時に、大阪市立大学の教養学部の門前におきまして、いわゆる革マル派六十名、中核派七十名による乱闘が行われて、そのうち六名が病院に収容され、二名が死亡するという、そういうニュースを聞きまして、私も大学における暴力の問題についてしばしば取り上げてまいりましたので……。  このニュースをお聞きになっておりますか。それからその後の事態がどういうふうになっておりますか。きょうは警察庁の公安第三課長にも出ていただいておりますので、まず、その事実を御存じでしたら報告をしていただきたいと思います。  さら……

第75回国会 文教委員会 第14号(1975/06/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 一昨日の質問に引き続いて、学校教育法の一部改正についての質問をいたしますが、最初に、この間の質問で、教員養成大学の問題について、私が、この法律とは関係ないということで、ではどこが新構想と名づけられる部分か、こう聞きますと、たしか、一つは教育のやり方ですかね、学部の中身を変えるということと、もう一つは管理運営等についてというお話がありましたね。  それで、もう一つ伺っておきたいのですが、そうしますと、いま教員の免許法に基づく教育の中身があるわけですね。免許法の施行規則にずいぶん細かく書かれているわけですが、これはどうなるのですか。現在の教員養成大学と、今度予想されておる教員養成大学で……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 関連して一言だけ、三人の先生に伺いたいのです。  それは、いまの大学制度が硬直あるいは狭量という言葉も出てまいりました。問題があることは事実です。それに対して、もっと柔軟、あるいは道を開くという言葉も出てまいりました。そういう要請や希望のあることは事実だと思います。そのことはわかるのですけれども同時に、では道を開く、あるいは開かれた大学という論法のもとに筑波大学も生まれた経過もあるわけです。そういう点から考えますと、要請や希望とまた違った形態が将来予想されるということも私たちは十分審議をしておく必要があると思うのです。たとえば、今度予想されるものとして、技術科学大学院が予想されるわ……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/06/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 時間の問題とそれから合意の問題との関係も出てきたと思うのです。だから私は最初にちょっと理屈を言わせてもらいますと、先ほどから提案者の塩崎、藤波両先生の御発言を聞きながら、一つは何となく予算の重圧といいますか、大蔵省の重圧といいますか、そういうものを感じているわけです。それは苦労なさったこともわかるわけですが、しかし問題はここで論議する場合に、そのことより先に、やはり私学の今日の危機的な現状というもの、これがまず論議されていいのじゃないかと思っているのです。たとえば私学をどう見るか、教育の機会均等とか、あるいは国民の教育を受ける権利とかいう問題もありましょうし、さらには今日の私学の一……

第75回国会 文教委員会 第21号(1975/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 電報のような質問をしますから、電文のような返事をしていただきたいと思うのです、時間がありませんから。  高等学校の新増設というのは、これはもう大変重大な問題になっています。過去二年、文部省は予算を要求をいたしましたが、来年度は要求する決意ですか。それだけ聞きたいのです。
【次の発言】 これはぜひ実現をしてもらいたいと思います。起債の点などもありますけれども、一番これは要求されておる問題ですから文部大臣にぜひとも、検討中ではありましょうが、実現するように、これは各党とも恐らく一致して応援をすることができると思いますので、ちょっと大臣の決意を伺わせてください。


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 災害対策特別委員会 第2号(1975/10/18、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回の天災融資法の改正は、一定の前進だと思っております。  ところで、二つの面から質問いたしたいのですが、この法律がこの国会で衆参両院を通じて通過した場合に、大体この発動の準備はできているのかどうかという問題です。国会の流れにもよると思いますけれども、国会を通過した場合には直ちにこれが発動されて現実に融資が受けられるのかどうかという問題ですが、その点の準備はできておるのですか。
【次の発言】 もう一点は、この激甚法の基準の問題でございます。これはたとえば台風五号の場合に、高知県の例をとりますと、激甚災の指定を受けているところは、たとえば土佐市とか伊野町とか九つの市町村があるわけです……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/11/05、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、この前のこの委員会におきまして質問を申し上げたわけですが、それの答弁との関係で何点か質問をいたしたいと思います。少しダブる面があるかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。  最初に、中小業者への融資の問題につきまして、この間、高知市の場合の台風五号、六号による被害の融資制度の問題についてお伺いしました。織田中小企業庁計画部長の方からの最終的な答弁はこういうことであったわけです。「現在の基準に従いまして適用することは無理でございますので、基準の見直しということをこれからいろいろ検討したい」こういうお話でございましたが、この点について基準の見直しというのは一体どういうこ……

第76回国会 文教委員会 第1号(1975/12/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 この問題はいわば教育の本質にも関する問題ですから、言葉のあやとか修辞によって解決すべき問題ではありません。したがって、かなり精密な討論をしなければなりませんし、同時に学校教育の実態に即した討論が徹底的になされる必要があると思います。その点、委員長、冒頭に私もあるいは参考人――特にこの問題については現場で現実に子供を教えている先生方の意向というものも反映をしなければならぬと思います。参考人の招致の問題、さらにはただいま木島さんから出されました小委員会の問題、これなども当然理事会において審議をしていくというそういう慎重な態度をまず私たちがとる必要があると思います。その点で、ただいま理事……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/17、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、この学校教育法の改正に当たって修正案が出されておるわけです。「学校教育法の一部を改正する法律案に対する修正案」「学校教育法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。」というのが昨日出てまいりまして、これの中身を見てみますと、単なるミスとは言えないかなり重要な中身を持っておりまして、大学の技術職員の規定がないというこういう状態が一年半、例の教頭法が通りましてからこの委員会で審議をされて以来放置されておったという大変重要な問題が起こっているわけです。この経過について最初に簡明に御報告をいただきたい。
【次の発言】 一般的に言って、修正案を出す場合には、その付近の関連した……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 愛媛県の伊方原発と、今回高知県の吉野川上流にできようとしております本川揚水発電所計画とは、関係がありますかどうか、通産省の方に伺いたいのであります。
【次の発言】 揚水発電所と原子力発電所がばらばらに計画をされて、それがいつの間にかつながっておるという例として、いま申し上げました伊方原発と、そして吉野川上流にできますところの、上池を稲村ダム、下池を大橋ダムとするこの揚水発電との関係は、四国電力側は関係を持っておりますと言っておりますが、通産省としては、それを確認しておられますか。
【次の発言】 この上池の貯水量を今回突然二百万トン上乗せをいたしました。そして二百万トン上乗せをしない……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 短い時間ですから、主として核燃料の海上輸送の問題について質問をいたします。  昭和五十年の「放射性物質の輸送に関する技術的基準について」が出されまして、これに基づいて、本年三月をめどに関係法令の改正、整備をやると言っておりましたが、現在どうなっておりますか。
【次の発言】 近くというのはいつですか。
【次の発言】 海上輸送の問題については、去る予算委員会でわが党の不破哲三議員がかなり詳しく問題を指摘しておるわけでございます。それでいま質問をしているわけですが、近くということ、なるべく早くと言いますが、それでは、愛媛県の伊方原発につきましてこの三月三十一日に安全協定が結ばれているわけ……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1976/07/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 核燃料の輸送の問題について質問します。  特に、愛媛県伊方原発の核燃料輸送問題ですが、五月の上旬に三菱原子燃料東海製作所が、ウラン燃料の輸送問題について、山口県の港湾課に徳山港の使用についての打診をいたしておりますが、現在この問題はどういうふうになっておるか、最初に簡単に経過を伺いたいのです。
【次の発言】 山口県の方にはそういう状態だと聞きますが、愛媛県の方に対してはどういう状態でしょうか。
【次の発言】 そうすると、現在は愛媛県の方には何もしていないという状態ですか。
【次の発言】 徳山から愛媛県の伊方に搬入をするということですから、当然その計画、これは愛媛県へも山口県と同じよ……

第77回国会 災害対策特別委員会 第6号(1976/05/21、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 昨年八月の台風五号、六号に関係をしておる問題について質問をします。  昨年の八月以来かなりの日数がたっておりますが、また目の前に雨期を迎えまして、炎害を受けました市町村、特に今度の場合は過疎地帯、財政のきわめて貧弱な地域が大きな被害を受けているわけですが、その炎害復旧工事も余り効果的に前進をしていない。いろいろ努力はされておりますが、そういう中でまた少し雨が降れば復旧工事がもとへ戻るというような一進一退というような状態もありまして、各市町村の自治体関係者におきましても、六月、七月を目の前にしまして、雨が来ないように心の中で祈っておるというようなことが聞かれるほど、皆心配をしておるわ……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま審議されております法案の特に林業労働安全衛生施設資金に関しまして、「林業労働に係る労働災害を防止するために」というのが出ておりますが、この点について、特に私は振動障害の問題について、林野庁並びに労働省の方に質問をいたしたいと思います。  最初に林野庁として、振動障害について五十一年度の指導方針といいますか、特に労務改善推進員というものを新たに設置するというお話も聞いているわけですが、この任務あるいは各県に対する配分、これを最初に伺いたいのです。簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、労務改善推進員を一律に各県に配分するということでなくて、三百四十とい……

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 二分ぐらいしか残っておりませんので、二問質問いたします。  いま小林先生、栗田さんのお話を聞きまして、三月一日に実施するということはまさに困難な事態を迎えておると思うのです。当然話し合いをすべきでありますし、同時にまたこの委員会におきましても、たとえば参考人を適切に呼ぶとかというような審議を重ねる必要があると思います。国会ではほとんど審議しておりません。こういう点から、この三月一日の実施についてどう考えておるか。これはさらに延ばして、あるいは関係者の話し合いを保証するということが必要だと思いますが、この点について大臣の見解を伺っておきたいのであります。  もう一つは、明らかにこの主……

第77回国会 文教委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は、本来栗田議員の質問に対する関連として考えておりましたが、ちょうどいま木島議員の方から主任制の問題についての質問がありましたので、時間的にも一時を限度としておりますから、私の方がかわりまして質問を申し上げ、栗田議員の主として高校新増設の問題に対する質問の時間はぜひ保証していただくように、初めに委員長にお願いしたいと思います。
【次の発言】 この主任制の問題について大変暗い側面が出ておりまして、全くそういう思いがしているわけです。先ほど大臣、政務次官並びに初中局長に渡しました資料に基づいて質問をいたしたいと思います。  これは私が昨日入手したものであります。鹿児島県の教育委……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの長谷川委員の質問に引き続きまして「運営審議会の問題ですが、これはいま御答弁がありましたけれども、私学共済法第十二条によりますと、ある意味では文部大臣が委嘱する、そして文部大臣は「一部の者の利益に偏することのないように、相当の注意を払わなければならない。」というのがあるわけですね。そうしますと、全私連の方に御相談をしたと言うのですけれども、たとえば運営審議会を本当に民主的に運営していくという意味では、いま言われましたような日教組私学部とか、そういったものも運営審議会の中に入れるという努力は続けられて当然ではないかと思うのですが、その点は引き続いてもう一度御答弁をいただきたい……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 国立学校設置法の質問に当たりまして、最初に大学と障害者の入学問題について簡単に質問をいたしたいと思います。  御承知のように、本年の明治学院大学に対する身体障害者である小田君の入学試験の問題が出てまいりまして、私も文部省の方にお尋ねをしたことがありますが、この場合には残念ながら明治学院大学の受け入れるところとならず、入学試験が拒否されたかっこうになっています。  それで、これから昭和五十四年度には障害者の全員入学という問題も出ております。したがって、養護学校等の高等部を卒業しまして、そして大学へ進学したいという学生が出てくるのはいままでよりももっと多くなるのではないか。これに対して……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に就学援助制度につきまして、いま全国で若干の問題も起こっております。そのことにつきまして質問をいたしたいわけですが、理事会の御了承をいただきまして、関連質問として栗田議員の方から先に質問をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
【次の発言】 大臣、いまの問題につきまして、せっかくある就学援助制度ですから、いま栗田議員が指摘しましたように、一番気持ちよく受け取れる、そして、一番民主的な制度で受け取れる、これが一番大事だと思います。その点で、いま大臣の御答弁がなかったものですから、いまの質問を聞きまして、大臣の見解を一言伺っておきたいのです。

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/02/10、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま総理の答弁に、教育基本法に基づいてやられておるというお話がありましたが、いま自民党内に教育基本法を抜本的に改廃をしようとする動きがあることについて、自民党の総裁として三木総理は御承知でしょうか。
【次の発言】 昨年の十一月十五日、雲仙で開かれました全国私立中学高等学校理事長・校長研修会での発言が出ております。これは自民党前文教部会長の西岡武夫氏の発言であります。この中に、「私が申しあげたいのは、この時点で憲法を改正するのは非常に難しい。しかし、教育基本法をこの際、全面的に改めるべきではないか。このことは、憲法改正と同じぐらい政治的問題になると思います。しかし、そういう問題を語り……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま問題になっている主任制度の問題について伺います。  今度の主任制度の省令化に当たりまして、管理職ではない、指導職であるという言葉も言われ、管理の面のきしみが出てきたので、指導の面を強化するのだというのが文部大臣の見解でありますけれども、これは従来の文部省の見解とは異なっておりますが、大臣はお気がついておりますか。
【次の発言】 私がいま尋ねておりますのは、文部省が現在使っておりますこの管理読本、これは、二月十日に終わりました筑波における校長、教頭の研修会でもこの本がただ一冊の参考書として使われているのです。その中に法令用語の解説として、管理とは何か。「管理の作用を学校についてみ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は二つです。  一つは、多目的ダムのダムの操作につきまして質問をいたします。去る台風十七号の際に、多目的ダムである高知県本山町と土佐町にまたがる早明浦ダム、この例を挙げて申し上げたいと思うのです。  このダムの異常放流によりまして非常に大きな災害が起こりました。きょうも、下流の大豊町の町長、議長などの陳情もあったわけですが、この異常放流の原因となっておりますのが、ダムに対する流入量が非常に多かったという説明があるわけです。九月の十二日午後十九時三十分ごろの放流が、毎秒三千五百トンというのが六時間にわたってなされたわけです。このダムの最大の放流量は毎秒二千トンと決められており……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1976/10/21、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 愛媛県の伊方原発の問題について二、三質問をいたします。  一つは、九月二十八日のことでございますが、伊方原発に対する三回目の核燃料の海上輸送が行われております。これは三菱原子燃料株式会社が行っているわけですが、この際に、大型トラック十台が午前二時に山口県徳山港の晴海埠頭に到着をいたしておりますが、この到着した時点におきまして、積み込み作業における放射線の測定がなされています。その際に、一つは山口県の衛生研究所の所員を中心とした山口県側の測定、もう一つは、三菱原子燃料株式会社の測定がなされているわけです。これは核燃料の入ったコンテナの測定でございますが、その結果、コンテナの表面におき……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今度の調査で、高知県、徳島県を回りまして、昨夜帰ってきたわけですが、この二つの県の特徴、これは昨年に引き続いての連続の被害であるということ、この点を特に強調しておきたいのです。いわゆる台風常襲地帯における被害に対する特別な見解をもって私は質問をいたしたいと思います。  高知市の場合、十二日の午後八時に非常事態の宣言が市長よりなされました。そして、テレビ、ラジオを通じまして、生命、財産は自分で守ってもらいたいという悲痛な放送がなされたわけであります。そして、県知事は、直ちに一番近いところにある鉄筋コンクリートの家に逃げろという放送をされたわけであります。夜の八時でございます。全く恐怖……

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/08、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に建設省にお伺いしますが、台風十七号によりまして高知県で最も広範な被害を受けました高知市を流れています鏡川の改修の問題でありますが、この改修計画の範囲、あるいはできれば大体推計される金額、これを伺っておきたいのであります。  ここは御承知のように鏡川南岸―右岸でありますが、右岸は藩政時代から北岸より一メートル半ないし二メートル堤防を低くしておりまして、被害を常にこうむっている状態であります。それから、北岸の方におきましても、たとえば高知市の真ん中の新月橋の近く、玉水町というところがありますが、ここの堤防が前からないわけですね。したがって、こちらからも被害が起こりまして、相当数の……

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまも本会議で決議になりました問題の中で、個人災害の補償の問題について質問をいたします。  ちょっと私の関係しておる経過を議事録で見てみますと、九月三十日のこの災害委員会におきまして、個人災害の被害の推計を出せということを提案をいたしました。そうしますと、江藤政務次官の方から、事務当局は困難だが、政治的判断を要する、今後の教訓として、推計をするのがたてまえだ、したがって各省間において具体的に相談をしてまいりたい、こういう答弁をしております。  さらに、十月六日、柴田委員の質問で改めて提案がなされています。災害援護資金の貸し付けの申込書の調査事項は、三十数種類にわたって調査をして……

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 文部省の方にお伺いしますが、新学校管理読本が本年の九月十日に改訂をされたと聞きますが、この中身はいままでと変わっていますか。
【次の発言】 この主任制度の問題に当たって、昨年の年末に論議がありまして、文部大臣の方も、いままでのところでは主任は職命を出せる上司である、こういう見解であったのが、それが変わるということだったんですね。文部省の方針が今度変更された――これは私、いま手に入れたのですけれども、これは一部落丁でしょうかね、どなたか返事できますか。
【次の発言】 そうしますと、ここの残っております、上司であり、職命を出せるという見解のところは、これはこの印刷の乱丁として訂正をする……

第78回国会 文教委員会 第2号(1976/10/15、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、人事院総裁に対しまして、主任制度化の問題と主任手当の支給の問題について質問をいたしたいと思うのです。  この問題につきましては、御承知のようにいるいろ心配もありまして、たとえば教育反動化の有力な道具になるのではないかという不安も父母、教師の間にあるわけであります。それから、さらに現在学校運営のために主任制度が一般的に置かれていますが、この中から一定の主任を選び出して、それに対して給与を支給するというような問題についてもまた問題があるわけです。こういった問題につきまして、国会の議決は、文部省が言っておりますように、主任制度の創設は人材確保法による給与改善の一環として行う。そし……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/01、33期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 一昨年沖繩を襲った大干ばつ、沖繩県民のこの不幸につけ込んで土地の買い占めが本土企業によって行なわれたという事実は御承知と思います。たとえば石垣におきましては名蔵、名蔵の場合はいまだに買い占めが進行しておる、川平あるいは白保、真栄理、こういうところの景勝地はほとんど買い占められておるという実態、今度の海洋博を契機にしてこのような土地買い占め並びに土地価格の騰貴が進行しておる事実を開発庁はどういうふうに把握しておるか、最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 時間がないから、不満足な答弁でも先に進まざるを得ないのですが、この海洋博の開催を目の前にして土地買い占めが進行しておる、土……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 電力料金の問題について質問をいたします。  九電力の中でどこかが引き金を引けば電力料金は軒並みに上がっていく可能性を持っています。これは国民生活にとってきわめて重大な問題であり、しかも中小企業にとってはまさに死活問題です。こういう状態の中で、いま四国電力において料金値上げの計画が発表され、すでに新聞にも出ておりますが、そういう値上げ計画があるか、最初に伺っておきます。
【次の発言】 公益事業局長に伺いたいのですが、この四国電力の料金値上げの動き、これは理由はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 一月の二十五日、公益事業局長は四国電力の経営者と会っておりますね。そのときに、……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 私は公海上の米軍演習の演習区域の問題について質問をいたします。  これはもうすでに昨年十月十一日の内閣委員会におきまして、わが党の東中委員の質問の中から、一つは安保条約第六条、さらには地位協定第二条、さらには調達庁告示第四号、さらに防衛施設庁の告示第十二号、これがすべて公海上の場合には通用されないところのものであるということが明らかになっております。そして増原国務大臣も、「仰せの趣旨で急ぎ検討して、適切な措置をとります。」こういう答弁をいたしておりまして、問題の所在はもう明らかになっているわけですが、この問題についてその後どういう措置をとられたか、最初に伺っておきたいのです。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 特に僻地教育の学校統合問題と、それから僻地級の問題この二つにしぼって質問をいたします。  御承知のように、昭和三十一年の十一月十七日に、中央教育審議会の第十二回答申に基づきまして、文部事務次官通達によって、「公立小・中学校の統合方策について」というのが出ているわけですね。これに基づいて学校統合が進められてきたわけでありますが、その中で、各地におきまして相当の紛糾も起こっております。私の聞いておりますところでは、たとえば埼玉、五つの中学校を一つの中学校にまとめたというような問題が起こりまして、これは延期になっているそうです。それから茨城におきまして黒子町、ここでは国の補助金が留保さ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 インフレ、物価高、物不足というものが、いま教育の現場、学校に直撃を与えています。この問題について、一つは、給食問題について質問をいたしたいのです。  私の最近聞いております状況というのは、端的にわかりやすく申し上げますと、たとえばカレーが水カレーになってしまった、こういう声も各地から起こっております。また卵、バターが使えないという状態も起こっております。さらに本年に入りましてからは、子供たちに汁粉を一度も食べさせていない、こういう状態も起こっております。さらに東京のある区では、教育委員会が給食の質を落とせ、こういう指示を出しております。さらにある区では、赤字を出すな、こういう指示……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 いわゆる振動障害ですね、白ろう病です。この問題につきまして、私は、この深刻な度合いというものを最近非常に痛感しています。  私の県は高知県です。高知県長岡郡本山町というところに本山保健所というのがあります。実は、この本山町が私の出身の町なんですけれども、ここで高知県における最初の、周辺五カ町村の民有林労働者のチェーンソー使用に伴う振動障害の実態調査が行われまして、昨年末の十二月二十六日にその結果が発表されております。それを見ますと、検診調査結果として、何らかの異常が認められる要注意者並びに要治療者の数は受診者総数の四分の三に達した、こういう報告になっているわけです。五カ町村で十三……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 昭和三十六年四月十九日の調達庁の告示四号、それから昭和四十七年六月十五日の防衛施設庁告示十二号、これにつきまして質問をいたします。  この問題は、すでに私も数回取り上げてまいりました。四十七年の十月から三月にかけまして取り上げてきたわけですが、これは、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二条の規定によりアメリカ合衆国が使用を許されている施設及び区域について提供及び共同使用等が決定された、こういうものです。私どもしばしば政府側に対して質問をしまして、この規定は明らかに公海、公空については適……



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データ更新日:2023/02/05

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