山原健二郎 衆議院議員
38期国会発言一覧

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山原健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山原健二郎衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第8号(1988/03/10、38期、日本共産党・革新共同)

○山原健二郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、政府提出の昭和六十三年度予算三案に対し、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  反対の第一の理由は、公約を乱暴に踏みにじり、大型間接税の年内導入、次年度実施を当面の最優先課題とする大増税推進予算であるということであります。自民党の安倍幹事長などは直接税と間接税の割合を五対五にまで持っていくと公言をしておりまして、この五対五とは政府答弁によっても間接税は何と十兆三千億円増、一世帯当たり三十二万円の大増税となるのであります。まさに公約違反の大増税以外の何物でもありません。  本予算の審議を通じまして、高齢化社会に備えた税制改革であると……

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院38期)

山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 科学技術委員会 第2号(1986/10/30、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 竹内先生にお伺いします。  国会では、平和目的に限るという科学技術の非軍事性ということの論議が随分なされているわけです。お話の中で、平和憲法のもとで科学技術の振興が我が国はあったという問題が提起されたわけですが、私もそうだと思います。同時に、今回のSDIの問題と関連して、SDIに参加しなければ科学技術の面でおくれをとるのではないかというような考え方も出てきておるわけですね。その辺のことについてもう少し御意見を承りたいと思います。それが一つ。  それから牧野先生に、例のコンピューターのソフトウエアの著作権のことに触れられたわけですが、私も文教委員会で著作権問題を取り扱っていますので、……

第107回国会 科学技術委員会 第3号(1986/11/06、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 三人の先生に関係するのですが、研究費のことを今堀先生が出されましたね、十億円とアメリカ二百億円。この研究費が文部省についたりあるいは科学技術庁についたり通産省についたりしまして、そして研究そのものは各大学の医学部で研究されたりして、何となくばらばらな感じがしているんですね。その辺をどういうふうに考えたらいいのかということが一つです。  それからもう一つは渥美先生ですが、例の人工臓器研究センター、これが緊急の課題であるというふうにお書きになっているのですけれども、十五年間にわたってこのことが出ながらなおかつまだ進んでいないということをどういうふうにこれは克服したらいいのか。その二つを……

第107回国会 科学技術委員会 第4号(1986/11/27、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 SDI参加問題と原子力基本法の関係につきまして、特に核起動エックス線レーザー兵器をめぐりまして、予算委員会あるいは本会議等の中曽根首相の答弁を聞いておりましても納得のいかない面がありまして、この点を明らかにしたいと思ってお聞きしたいと思うのです。  一つは、「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、」というのが基本法の第二条でございまして、これが我が国の研究、開発、利用の大原則であるわけですね。ここで言う「原子力」とは何かという問題ですが、第三条に定義が出ておりますからちょっと読んでみますと、「「原子力」とは、原子核変換の過程において原子核から放出されるすべての種類のエネル……

第107回国会 科学技術委員会 第5号(1986/12/16、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 数ヵ月前の朝日新聞に、フランスのバイオテクノロジーを扱う研究機関において奇病が発生した、数名死者も出たということで、フランス政府としては公の調査を行うということが記事に出ておりましたが、そういう事実関係はあるのか、あるいは安全性の問題について全くそういう不安がないというふうに判断していいのか、その辺どなたでも結構ですが、もし御研究なさっておればちょっとお聞かせいただきたいのです。

第107回国会 文教委員会 第5号(1986/12/12、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最後の質問者になりそうな状況でございますが、遅くなりまして、大臣以下御苦労さまでございます。いろいろ申し上げたいこともあるのですが、ただいまの質疑応答、特に文部省の答弁につきましても随分この委員会で論議をしてきたものもありまして、いろいろ申し上げたいことあるんですけれども、きょうは時間の関係で、特に予算問題が目前に迫っておりますので、これについて幾つか、文部大臣を時には激励もし、時にはその決意も伺いたいと思います。  最初に私学助成の問題でございますが、きょう私学関係の方がたくさん請願署名を持ってこられておりまして、お聞きしますと、きょうは千八百五十万の署名を集められたそうです。こ……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 科学技術委員会 第1号(1987/05/14、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうの長官の所信表明の中にも、有人宇宙ステーションについての本格的参加を表明されております。この点についてお伺いをしたいのですが、有人宇宙基地について米国が国防総省の利用を求める意向を強く打ち出してまいりまして、この問題が重大な焦点となっております。米政府は四月二十九日までに同計画の国際協力のための協定第二次草案を日本に提示してきておりまして、そこでは将来の軍事利用に道を開く内容が盛り込まれておるとの新聞報道もなされております。協定案が二次にわたって米政府から示されてきている事実があるかどうか。あるとすれば、米国防総省の参加利用についてはどう言ってきておるのですか、この点について……

第108回国会 科学技術委員会 第2号(1987/05/26、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に田中先生にお伺いしたいのですが、今ちょっとお話のあった例の超電導の成果は人類共通の財産であるという指摘ですが、これは大変大事なことだと思うのですけれども、現実には知的所有権の保護という問題が非常に強調されておりまして、ことしの一月にアメリカのレーガン大統領もそういう発言をされまして一層強くなっているというふうに思いますし、また、それに対してアメリカの科学者、研究者の間にも批判の声が起こっておると聞いております。先ほどニューヨークで非常に熱気のあふれた会議があったということを伺ったわけですが、その際にそういう制約的な発言あるいは政府側からの発言、またそれに対する論議というものが……

第108回国会 農林水産委員会 第8号(1987/07/03、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回の五・九五%の引き下げというのは実に三十一年ぶり、こうなっておりますけれども、三十一年前は〇・九%の微調整が行われたわけですが、そういう意味では大幅な引き下げという意味で戦後初の重大な出来事が起ころうとしておるわけでございます。その意味では私はこれは悔いを千載に残すものであり、しかも今まで質問がありましたように稲作農民にとりまして深刻な打撃、米価の抑制あるいは減反の強行、さらには奨励金のカットと、ダブルパンチではなくてトリプルパンチという事態が起ころうとしているわけでございまして、そういう意味では営農意欲を一挙に奪い去る、そういう中身を持っておるという意味で断じて許すことのでき……

第108回国会 文教委員会 第2号(1987/05/15、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に文部大臣の、教育委員会に私学の監督権を渡すという御発言。五月九日の各新聞を見ますと、塩川文部大臣が、八日開かれました都道府県・指定都市教育委員会委員長・教育長会議で、こういうふうにおっしゃっておられます。「教育委員会が従来の公立学校の管理・運営だけでなく、私立学校なども含めた幅広い教育行政ができるよう教育委員会の権限や役割について見直しを行う意向を明らかにした。」こういうふうに報道されていますが、この言葉だけでは大臣のお考えがわかりにくいのでありますけれども、文部大臣とされましては何を根拠にしてこのような御発言をなさったのか、最初に真意についてお伺いをいたしたいと思います。

第108回国会 文教委員会 第4号(1987/05/26、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 これは申し上げるつもりはなかったのですが、石井さんと文部大臣との婦人の問題をめぐっての先ほどの討論を聞いておりまして、一言申し上げたいと思うのですが、どうしてもかみ合わない点があるわけですね。私は、文部大臣のおっしゃる、子供に「お母さんがおった方がよかろう」と言えば、子供は「その方がいい」と言うというようなことも、それは間違いではないと思います。けれども、御承知のように、日本の婦人の地位というものが諸外国に比べて随分おくれている部分があることもこれは事実なんです。  だから私は、私の今生活しておるところは高知市ですが、その高知市内の今は真ん中になっておりますけれども、上町村、小高坂……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 農林水産委員会 第2号(1987/07/29、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 加藤農林水産大臣に対しまして最初に、今神田委員の方からもお話がありましたが、本日、いわば世界を震駭させた一国の宰相の問題につきまして判決が出されました。懲役四年、追徴金五億円という一審と同じ判決になっているわけでございますが、この点につきましては政治家の政治倫理の問題といたしまして、またこういうことの再発を絶対に防止するという意味におきまして極めて重大な判決であったと思うのでございますが、これにつきまして加藤農水大臣の御見解をまずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 当時灰色高官という言葉もはやりまして、国民としてはやりきれない思いがしておったわけでございますが、ついに今回、控……

第109回国会 農林水産委員会 第6号(1987/08/25、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 食管法一部改正法案について最初に質問いたします。  麦類の需要と生産の長期見通しについて伺いたいのですが、昭和五十五年の農政審答申で「農産物の需要と生産の長期見通し」が出されまして、需要、生産あるいは自給率等の見通しが数字で示されました。ところが、昨年十一月に出されました農政審答申「二十一世紀へ向けての農政の基本方向」では「主要品目の需給見通し」が付されてはおりますが、そこでは具体の数字に基づく見通しは出されておりません。先日の参考人による意。見陳述の中でも、全中の常務理事の松本さんから、中長期の需要見通しに基づく生産の基本方向を明示していただきたいとの要望が出されておりますが、一……

第109回国会 農林水産委員会 第7号(1987/09/01、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回の農薬汚染、オーストラリア産牛肉事件、これについて質問をいたします。  厚生省、お見えになっておると思いますが、問題の農薬の暫定基準値と検査方針を明らかにしましたね。これについてですが、厚生省の方針によりますと、検査対象を豪州産の牛肉に限っております。他国産のものあるいは牛肉以外の食肉についても検査をすべきではないかと思いますが、この点はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 東京都の食品衛生監視員協議会の昭和六十二年度研究発表抄録、これをちょっと持ってきていますが、この中で「輸入食品の残留農薬実態調査」の結果がまとめられております。時間の関係で他のところは省略……

第109回国会 農林水産委員会 第8号(1987/09/02、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に藤崎先生にお伺いをいたします。  先ほど、陳述の中で疑問点を幾つか述べられました。そして、しかし毒物混入行為そのものを取り締まる法規がないことにかんがみ賛成であるという御発言であったように思います。間違っておったらお許しください。私も現行法規で十分対処できると考えておりますが、あえて先生が御心配される向きがあるとするならば、現行法として毒物及び劇物取締法がありまして、例えばここに、何人も流通食品に毒物を混入等してはならないという旨の条文を加える等の改正措置で足りるのではないかという気もするわけでございます。こういう現行刑法体系の均衡を崩しまして、例えばこのことを契機にして警察……

第109回国会 農林水産委員会 第10号(1987/09/17、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最後の質問者になりましたが、よろしくお願いいたします。  農業用ビニールの価格の問題です。減反政策によりまして、いわゆる転作としてビニールハウスが非常に増大しております。この生産費の大きなウエートの中に生産資材の価格の問題があるわけです。引き下げてほしいという声がもう至るところで聞かれております。その一つのビニール価格の問題でございますけれども、これはどこでも聞かれる声なんですが、例えば私の県、高知県ですけれども、平均しまして大体三十アール、三反程度のハウス農家が多いわけですが、ビニール資材料だけで四十五万円前後いっております。三十アールで四十五万円、加工代が八万円前後要りまして、……

第109回国会 文教委員会 第2号(1987/08/19、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 けさから質疑、答弁を聞いておりまして、いよいよ大学審議会の設置というものが重大な内容を持っておることがひしひしと迫ってまいりました。我々が教育を語るときには、やはり日本国憲法と教育基本法を基礎にして語り合うべきであると思います。だから、今までもこの文教委員会においては常に教育基本法あるいはそのもととなっております憲法に立ち返りつつ論議が行われてきたわけですね。ところが、きょう聞いておりますと、何か憲法も教育基本法もどこかへ吹っ飛んでしまったかのごとき感じを抱くわけでございまして、その点私は非常に憂慮しながら聞いておりました。  ところで、冒頭に阿部局長は、きのうの閣議で出されたいわ……

第109回国会 文教委員会 第4号(1987/09/04、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうは、一つの任務を終えられまして「元」という名前で御出席いただき、本当に御苦労さまでございます。  きょうは論争するつもりは全くありません。私も、第一次答申から第四次答申までが出るたびに小さな論文を発表しておりまして、私の場合は極めて批判的な論文でございますけれども、お暇がありましたら読んでいただきたいと思います。  それで、きょうは事実の経過だけをお伺いしたいと思っております。  一つは国歌・国旗の問題でございまして、最終答申に「国旗・国歌のもつ意味を理解し尊重する心情と態度を養うことが重要であり、学校教育上適正な取扱いがなされるべきである。」という言葉が入っておるわけですね……

第109回国会 予算委員会 第6号(1987/07/17、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、総理にお伺いいたします。  ことしは憲法施行四十周年、そして教育基本法制定四十周年という年です。憲法は御承知のように、前文におきまして、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」こう述べております。そして、「これは人類普遍の原理」である、こう述べております。また教育に関しましては、学問の自由、また教育基本法では、真理と平和を希求する人間の育成、平和的な国家及び社会の形成者を育成する、これが教育の目的として明記されておるのでございます。  首相は、行政あるいは教育行政に当たりましてこの……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 農林水産委員会 第1号(1987/12/08、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大分遅くなりましたが、お願いしたいと思います。  日本農業の存亡の危機という言葉が使われる深刻かつ重大な局面を迎えて、きょうは朝から質疑が行われているわけですが、この質疑を聞きながらいろいろなことを感じております。一つは、竹下内閣が生まれて最初にぶつかる重大な問題ですね。竹下内閣が日本の農業つぶしの内閣になるか否かが問われている問題でもあると思います。そういう意味で今日の事態が極めて重大であるということですね。しかもアメリカ側の姿勢は、こちらが一歩譲歩すれば二歩、三歩と踏み込んでくるということですね。そして、それに対して国際的な協調あるいは信頼関係という言葉がしばしば使われるわけで……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 農林水産委員会 第1号(1988/03/01、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大変おそくなりましたが、幾つか質問をいたしたいと思います。  最初に、農産物自由化問題でございますが、幾つかただしておきたいのですけれども、新聞によりますと、米通商代表部のスミス次席代表は二月中旬に訪米した眞木経済局長に対して、牛肉、かんきつ問題で今後二年以内の自由化案を非公式に提案してきたと報道されておりますが、こういう事実はございましたでしょうか。
【次の発言】 事実がないということでございますので、報道の何らかの誤りかもしれません。牛肉、かんきつについて現段階で米側が公式に日本政府に伝えてきている内容はどういうものでしょうか。

第112回国会 農林水産委員会 第3号(1988/03/22、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 問題一つだけに絞ってお尋ねをいたします。  ハウス栽培用電力料金の問題ですが、これに対しまして農家の間に相当大きな不満が広がっています。昨年の十二月にこの委員会で私は次のように問題を提起しまして農水省の見解を伺ったのですが、それは、一つは、農業用かんがい排水などの電力は農事用電力料金が認められているのに、ハウス栽培用電力には適用されず、高い低圧電力料金を徴収されている。二つ、ハウスで加温に電力を使用する期間は冬場の四カ月程度でございまして、電気未使用の八カ月間も毎月基本料金の半額を徴収されている。三つ目が、ハウス栽培用電力が冬場の夜間という電力需要の底となるときに使用されていること……

第112回国会 農林水産委員会 第4号(1988/03/23、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 漁港法及び漁港整備計画について質問をいたしますが、ちょっと最初に私の立場を申し上げます。  今回の漁港法一部改正案の一つの柱である漁港施設の追加については、漁業、漁港を取り巻く情勢の変化に対応するものとして賛成するものでございます。ただ、もう一つの柱である日本電信電話株式会社、いわゆるNTTの株式売却益を活用した開発利益償還型のAタイプ無利子融資制度の導入については反対をする立場をとっております。私どもはNTTを公共企業形態に戻すことを現在主張しております。NTTの政府持ち株の順次放出は特殊会社を純民間会社化する民営化促進の過程そのものであり、国民共有の貴重な財産を財界に売り渡すも……

第112回国会 農林水産委員会 第6号(1988/04/13、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 牛肉、オレンジ問題について最初に少しお伺いしたいと思います。  四月八日の臨時ガット理事会で米国は提訴したわけですが、日本は第三国による紛争処理委員会、パネルの設置に反対して、パネルの設置には至らなかった。日本がパネル設置に反対した理由は何かということをちょっとまとめてお伺いしておきたいのです。ダブるかもしれませんが、よろしくお願いします。
【次の発言】 特に牛肉について、今までも何遍も御質問申し上げましたように、米国自身は輸入制限を実施していること、また、日本の国家貿易品目であることなどから見て、米国による自由化要求あるいはガット提訴自体等が理不尽であり、不当なものであるというこ……

第112回国会 農林水産委員会 第7号(1988/04/19、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府提出の農用地開発公団法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  今回の法改正は、農用地開発公団の見直しを盛り込んだ昭和六十一年の行革審答申と昭和六十三年行革大綱に沿ったものであります。この行革審等の提言は、国際化時代に対応した農業構造への転換と称して、市場原理の一層の導入、農畜産物の輸入自由化促進、生産者価格引き下げ、零細農家切り捨て等を打ち出した前川リポートを踏まえたもので、こうした政策を前提とした公団の見直しを容認することはできないのであります。  公団設立時の目的であった九万五千ヘクタールの草地造成を五〇%以上も未達成……

第112回国会 農林水産委員会 第9号(1988/04/26、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 質問の最初に、海上保安庁お見えいただいておりますか。  高知県のマグロはえ縄漁船太起丸がグアム島近海で海難事故に遭いまして、船長と漁労長の二人が救助されましたけれども、いまだに六名が行方不明ということで、現在事故が発生しまして十一日経過しております。家族を初め地元漁業関係者の間で非常な不安が募っているところですが、現在の捜索救難状況及び今後の方針、態勢について簡単に御説明をいただきたいのです。  ここは条約上アメリカの分担区域ということも新聞に出ておりますが、日本政府としましても総力を挙げてこの救助に当たってもらいたいという要請が強いわけです。この点について海上保安庁の御見解を伺い……

第112回国会 農林水産委員会 第12号(1988/05/18、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大分重複しますが、農林共済年金額改定の特例法案につきまして幾つか質問をいたします。  六十年に行われました年金制度の、私ども改悪と言っておりますが、これによりまして年金額の改定方法について改革をされまして、各制度とも共通して物価スライド制を採用することになったわけですが、具体的には消費者物価指数が五%以上変動した場合は政令によって自動的に行われるわけです。しかし、五%以下の変動の場合は自動改定措置はとられないで、特別な法的措置を講じなければ改定されない、今回の改定はこのケースになるわけでございます。  そこで、まず確認をしておきたいのですが、先ほども答弁がありましたけれども、この特……

第112回国会 農林水産委員会 第14号(1988/07/06、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 けさから各委員の皆さん方の質問を聞いておりまして、本当にいよいよ日本の農業、食糧が重大な岐路に立っておる、そういう意味できょうのこの委員会は非常に重要な意味を持っておるというふうに私は思って聞いておりました。この点について、政務次官の方に政府の見解として伺いたいのです。  まず一番に、農産物十品目の自由化の問題、さらに牛肉、オレンジの今回の自由化の約束、そしてその上に米価の大幅引き下げという問題が重なってきょうを迎えているわけでございますが、この事態をどういうふうに把握しておられるかということを、簡単で結構ですから一言伺っておきたいのです。

第112回国会 文教委員会 第4号(1988/04/01、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 石井議員の質問の冒頭を拝借しまして、理事の皆さんのお認めをいただいて、高知学芸高等学校の中国における修学旅行団の遭難の問題について発言をいたしたいと思います。  この学校は全県に子供たちが散らばっておりまして、犠牲者の中にも各郡にまたがっております。したがって県民全体が何らかの関係を持っておりまして、そういう意味で高知県民全体が哀悼の意を表明しておるところでございます。私もこの場をかりまして、謹んで哀悼の意を表明し、またお見舞いを申し上げたいと思います。また、不眠不休で事に当たっていただいた佐野校長を初めとする学校関係者あるいは医療機関あるいは外務省その他の関係者の皆さんに対しまし……

第112回国会 文教委員会 第6号(1988/04/15、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 義務教育施設費国庫負担法につきまして質問をいたします。  この法案によりますと、施設費国庫負担の割合が六十三年度十分の五・五となっているわけですが、なぜ三分の二にしなかったかということを最初に伺っておきたいのです。
【次の発言】 今おっしゃった特例法の法律規定はどうなっておりますか。
【次の発言】 こういう意味です。第十五条「義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部改正」の項では、「附則第三項中「十分の六」を「十分の六とし、当該市町村の設置するものを含め、昭和六十一年度及び昭和六十二年度にあっては、十分の五・五」に改める。」というもので、法律の規定は昭和六十二年度までの措置となっている……

第112回国会 文教委員会 第7号(1988/04/20、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私立高校の生徒急減対策について伺います。  実は私学共済の理事長さんなりに出ていただいて意見を聞きたかったわけですが、そのような時間がありませんので文部省の方に伺います。  この問題は、単に私学の経営のみならず私学共済組合員の減を生み出しまして、共済組合員の年金にも大きな影響を与える深刻な問題でございます。したがって、先日も石井議員がお尋ねしましたが、引き続いてお伺いしておきたいのですけれども、生徒減がどのようになるか文部省として把握をしておられるか、具体的な生徒の減とそれに伴う教員の減がどのような形で進行するのか、この点最初に伺っておきたいのです。

第112回国会 文教委員会 第9号(1988/04/27、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、この初任者研修に関する法案は、教員の採用試験に合格したいわば一人前の教師に対する洗脳であると考えておりまして、断固として反対の決意を最初に表明いたしまして、その立場で質問をいたしたいと思います。  このような法案につきましては、当然賛否もありましょう。そして、国会の中でも現に意見が割れている問題ですね。まさに国民的合意にはいまだ達しておりません。したがって、こういう法案についての取り扱いは極めて慎重を要します。また、慎重審議を行うのが当然のことです。それは、当文教委員会のまさに国民に対する責務であるということをまず申し上げておきます。  当初から私の主張しておりますように、例……

第112回国会 文教委員会 第10号(1988/05/13、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 共産党の山原でございます。  著作権法がかかるたびに参考人としておいでいただいて、本当にありがとうございます。また、日ごろから著作権思想の普及のために御努力をされておられる皆さんに、心から敬意を表明いたします。  皆さんが質問されましたので、私は、一つは、この委員会におきまして過去において幾たびか著作権審議の中で附帯決議をいたしております。その一つがローマ条約に加盟の問題ですが、きょうは小泉参考人の方から、条件整備の問題もあるけれどもいつまでも延ばせないというお話がございました。まことにそのとおりだと思いますし、この附帯決議を今ここでいただいて持ってきたわけですが、何回か決議をして……

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/02/26、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 総括質問の最後になりましたが、御苦労さまです。  最初に、竹下総理の地元の問題ではありますけれども、同時に国政上の大問題であります中海・宍道湖干拓淡水化問題について伺います。  これは本委員会でどこまで来ておるかといいますと、先日辻委員に対しまして総理は、状況が大変に変わってきている現実も無視できないとの認識を示されました。その認識に立つならば、当然の帰結として事業を見直すという結論が出てくるのではないかと思いますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 地元両県の考え方を踏まえるのは当然でありますけれども、同時に、この事業は国の直轄事業なんですね。したがって、両県の意向を聞く……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第1号(1988/08/25、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 動燃の皆さん、参考人として御出席いただいてありがとうございます。  最初の質問は、岡山県人形峠のサラン鉱山から掘り出されましたウラン鉱石まじりの残土の堆積場での問題でございます。周辺で通常値を大きく上回る放射線が検出をされまして、大きな問題になっています。私も一昨日現地へ赴きまして調査したわけですが、高い地点では毎時六百五十マイクロレントゲンを記録をいたしました。これは、動燃が岡山県とそして上斎原村との間で結びましたいわゆる空間線量率に関する管理目標値毎時二十五マイクロレントゲンを二十六倍も上回る中身となっています。この管理目標値は敷地境界におけるものですが、問題が起こりました八月……

第113回国会 農林水産委員会 第1号(1988/10/06、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私も風水害の常襲地帯で生活をしておりまして、今回の冷害については心を痛めておりますし、また福島、栃木、宮城というふうに我が党としても調査をしてきたところですが、この問題について最初にお伺いしたいと思っておりましたけれども、今の神田委員の御質問の中で、今回のイスラマバードにおける外務政務次官の発言が問題になりまして、これは非常に重大な中身を持っているわけでございます。  この点について最初にちょっと伺っておきたいのですが、非公式閣僚会議の席上、外相代理で出席していた浜田外務政務次官が、米の輸入問題も含め新ラウンドでは論議するとの趣旨の発言をしたと報じられているわけですが、この中身が先……

第113回国会 農林水産委員会 第3号(1988/10/25、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 共産党の山原でございます。  時間の関係で四名の方にお尋ねできない場合があるかもしれませんが、その点は御容赦いただきたいと思います。  最初に岩手の朝倉参考人にお伺いしますが、御承知のように岩手県の江刺におきまして、安部さんという方が牛肉・オレンジの自由化の受諾が決まりましたときに自殺をされた事件が起こっておりまして、私の党の藤田委員がその直後におうちまでお伺いしたのですが、そのときの地域の方々の安部さんに対する評価も、江刺では模範的な繁殖農家で立派なリーダーでございました、こういうふうに言っておられますが、こういう経営をしておる方までが大変不安を感じてこういう悲惨なことになったわ……

第113回国会 農林水産委員会 第5号(1988/11/08、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私も初めてですが、大臣が出たり入ったりしまして、私の時間というのは、最初のうちは大臣がおられるということで質問を考えましたら、今度は後の方だということで順序を変えましたら、また最初ということになって、これは初めてですけれども、決算委員会の方の決議があるそうですから無理も言えないので、また順序を変えなければなりませんが、多少混乱するかもしれませんけれども、お許しいただきたいと思います。  最初に、これは国家貿易品目の問題についての削除の問題でございますが、我が国は国家貿易品目については、ガット第十一条が規定する輸入数量制限の一般的禁止の原則は直ちに当てはまらないとの立場をとってきたは……

第113回国会 農林水産委員会 第6号(1988/12/20、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大臣、体の調子がお悪いと聞きましたが、恐縮です。  最初に、重複するかもしれませんが、ガット・ウルグアイ・ラウンド中間見直し閣僚会議について二、三お聞きしておきたいと思います。  モントリオールで開かれた中間見直しのための閣僚会議は、米国とECとの対立で、結論の得られないまま決裂をしました。この米国とECとの対立は、腕まくりをして非難の応酬をするなど、激烈をきわめたと伝えられております。この米国と徹底抗戦を展開したECの姿勢についてどうお考えになるか。我が国の場合は、昨年来ガット裁定の一括受諾あるいは牛肉・オレンジの輸入自由化の受け入れというふうに米国の要求をのんできた経過をとって……

第113回国会 文教委員会 第3号(1988/10/19、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案について反対討論を行います。  まず、本委員会に課せられた責務について一言触れなければなりません。それは、法案の基礎になっている臨教審答申が、ただいま国政上の最大の課題になっているリクルート疑惑に深くかかわっていることであります。江副氏が臨教審の専門委員に対して非公開株を譲渡し、また、江副氏自身も教育課程審議会委員、大学審議会委員になっているのであります。まさに、今日政府が進めている教育改革の根本が汚されていたという疑惑が持たれている重大問題なのであります。私は、この解明こそが法案審議に先行して徹底解明されるべき……

第113回国会 文教委員会 第4号(1988/10/21、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今国民が一番大きな関心を持ち、また一番怒りを燃やしている問題は、リクルートの疑惑問題でございます。この問題を解明せずして何が消費税かという言葉まで各新聞の投書欄にも出ていることは、文部省の皆さんもよく御承知と思います。  また今まで、過去におきまして教育に関する汚職事件などというのはないわけではありませんでしたが、例えば教科書販売に関する汚職など、これは戦前のことでありますけれども、地方長官まで問題になるというような事件がありました。しかし、日本の教育史上これほど大きな教育に関する疑惑を持たれた時期はなかったと思います。そういう意味で、この問題についての解明は何よりも先行されなけれ……

第113回国会 文教委員会 第7号(1988/11/02、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は今まで二日間にわたる質疑を聞いておりまして、大体どの議員の方も時間が足りないということ、それから、幾つかの問題点を残された質問者の方もおいでになります。これは教員の養成に関する戦後の原則にもかかわる問題でございますし、また、教員の資質向上という面から見ましても非常に重大な内容を持っている、しかも、いわばめったにない大法案でございます。したがって、これを十分審議をしてあいまいさを残さないということが本委員会に課せられた任務だと思います。  そういう意味で、これは委員長、各委員の皆さんにお願いしたいのですけれども、絶対に拙速で採決をするなどということはすべきではないということを申し……

第113回国会 文教委員会 第8号(1988/11/04、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうの委員会の運営については、私は認めておりません。これは委員長にはっきり申し上げておきます。幾つかの、法案について疑問が生じておることは間違いありません。それときょうのこの委員会の運営の仕方、私は非常に不満であります。きょうは税制特別委員会が初めて税制問題の審議に入るということで、二日間は、全国民が見ておる中で、しかも全部テレビ放映されておりますが、その委員会には全大臣が出席しています。文部大臣だけです、ここに来ておるのは。この委員会だけ動いておるのです。これは全く驚くべきことですよ。私は、文部大臣は高石問題を契機にしまして、あの委員会へみずから出席をして事態を明らかにするとい……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 農林水産委員会 第5号(1989/05/24、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの前島委員の質問と重複するかもしれませんが、今回の農政審企画部会第一小委員会の五月十一日の報告について質問をしていきたいと思います。  この報告は、一つは戦前米投機の場となった正米市場の事実上の復活を意味するものではないかという問題、それから政府の方が農政審報告を全面的に具体化しようとしているということでも非常に重要な中身を持っています。また、これは日本の米を含む穀物生産の放棄という、一層食糧の対米依存を迫った日米諮問委員会の最終報告、八四年の九月でありますが、これに即して日本農業 の切り捨ての方向を明確に打ち出したいわゆる前川リポート、八六年の四月でありますが、これなどに……

第114回国会 農林水産委員会 第6号(1989/05/25、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私も、漁業問題について最初に伺いたいと思います。  今会期中の最後の質問で、少し遅くなっておりますが、お答えいただきたいと思うのです。  八九年、本年度の水産年鑑を見ますと、カツオ・マグロ漁業についてこう書いております。「カツオ・マグロ漁業は、我が国の漁業のなかでも最も重要な漁業の一つであり、指定漁業別の生産金額は、約三千四百十八億円と指定漁業の中で最大の水揚げとなっている。」ということですね。しかもこれは今お話がありました「遠洋漁業、特に北洋漁業が米・ソの強硬な締出し政策により大きな転換をせまられるなかにあって、カツオ・マグロ漁業は主に公海を漁場としていることもあって、漁場確保は……

第114回国会 農林水産委員会 第9号(1989/06/15、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、農地価格の問題について確認をしておきたいと思います。  大都市周辺における狂乱的地価高騰はもちろんですが、一方で、資料をいただいておりますけれども、北海道、東北、九州などの農村地帯では逆に農地価格の下落が指数上出ております。これはそういう確認でよろしいでしょうか。
【次の発言】 東北、北海道、九州の下落の問題ですが、結局、売り手に比べて買い手が少ないという事態がこの下落の原因をなしているわけですね。それで、なぜそうなったのかということですが、農水省の中核農家の意識とニーズに関する調査結果を見ましても、農産物価格が不安定、安いということですね。それと、自由化の問題が指摘をされ……

第114回国会 農林水産委員会 第11号(1989/07/01、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、大臣、六月二十三日の報道によりますと、日本農業は過保護だ、こういう財界等の農業批判に反発をする御発言をしておられますね。私もこの場所で、こういう過保護論のまやかしについては当然明らかにして反論をすべきであると主張したこともあるわけですが、この一連の過保護論は非現実的な暴論であるというふうに私は思うのですけれども、大臣の御認識はどうでしょうか。
【次の発言】 国の予算から見ましても、アメリカは農家一戸世帯に対して五百五十六万円です。イギリスは三百十万円、フランスでも二百七十一万円、日本が六十一万円という数字が出ておりますから、これは単純な比較はできないとしても、過保護などとい……

第114回国会 文教委員会 第4号(1989/05/24、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今度のリクルートの事件、私はこの文教委員会に二十年座らせていただいております。西岡文部大臣でちょうど二十一人の文部大臣とおつき合いをしてきたわけですけれども、これほどの事件に対する認識というものが、私は先ほどからの答弁を聞いておりまして、大臣としては薄弱ではないかと思うのですよ。  それは、私は今度教育疑獄の戦前からの歴史を調べてみたのです。そしたら明治三十五年に一番大きなのが、教科書疑獄事件というのがございまして、このときの新聞にどう書いてあるかといいますと、「世論沸騰し、関係官吏、教育者に対する罵詈のこえ四万にきこえて教育界は実に修羅の巷と化し」という大問題になったわけです。そ……


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 農林水産委員会 第1号(1989/11/14、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいま問題になりました米自由化の問題ですね。明日から非公式の閣僚会議が開かれるという事態の中で、ジュネーブにおけるアメリカの提案というものが非常に大きな不安の要因になっております。この点について最初にお伺いしたいのですが、政府としては、ガット交渉に当たって、米の市場開放はしない、部分的自由化といえどもこれを認めない、こういう基本方針で対処されるのかどうか、最初に大臣に伺っておきたいのです。
【次の発言】 ガットの協議のいかんにかかわらず、米の市場開放は認めない、そういうお立場だと思いますが、そういうふうに理解してよろしいですか。

第116回国会 農林水産委員会 第3号(1989/11/16、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私はこの法案審議に当たりまして、県会議員をしておりました当時、自民党の長老議員が山を培わない国は滅びるぞということをしばしば言いまして、その培うという言葉が非常に私の印象として残っているわけです。それはもう二十五年も前のことでありますけれども、以来日本の森林、林業の荒廃というものを見ましたときに、この人も故人になっておりますけれども、感無量の感じがするわけです。それからもう一つ、今滝沢委員がおっしゃった懸念、観点は私と違いますけれども、この懸念はまさに私の質問の基礎になっておるものでございまして、その点で御答弁をいただきたいと思います。  最初に法案に即して伺いたいのですが、まずこ……

第116回国会 文教委員会 第3号(1989/11/22、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 年金問題は極めて重大な問題ですし、また非常に関心の高い問題です。これは私、昨日上京するときに、地方新聞でございますけれども、こういう投書が出ているんです。  「われわれ年金生活者は、買い物に行くたびに消費税を取られ、しかも本年四月からとられている。」さらに、「われわれ年金生活者はどうであろうか。ボーナスが支給されないのは当然かもしれないが、四月以来、買い物に行くたびに消費税を取られ支出はものすごく増えているのに、年金額の改定は全く行われず、昨年以来据え置かれ、一体これで生活できると政府自民党は考えているのか。」こんな弱い者いじめはやめてほしい。「年金生活者といえども全くただでもらっ……

第116回国会 文教委員会 第4号(1989/11/24、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大変遅くなりまして質問いたしますが、一つはいわゆる教育を論ずる姿勢の問題です。  今回の法案は三月に文部省が一方的に告示をいたしました新学習指導要領に基づく教員免許法の改定案です。  改訂学習指導要領は、規模と内容において戦後最大のものと言われております。例えば小学校低学年における生活科の新設、それから君が代・日の丸の強制の問題、それから四十二人物名指定による東郷平八郎の登場、中学校での大幅選択制導入、習熟度別指導の導入、それから現代社会を必修から外し、社会科解体による地歴科、公民科の新設など非常に重大な中身があることはもう申し上げる必要はありませんが、これまでの学習指導要領の改訂……

第116回国会 文教委員会 第5号(1989/11/29、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、本法案に対して反対討論を行います。  本法案は、戦後四十年にわたって、青少年に科学的で総合的な社会の見方を培い、民主主義をはぐくむ上で大きな役割を果たしてきた高校「社会科」を「地理歴史」と「公民」に分割するという新学習指導要領に沿って必要な教員養成を図ろうとするもので、重大な内容を持つものであります。にもかかわらず、わずか二日間の審議で議了しようとすることは極めて遺憾なことであります。  しかも、社会科の解体と分割が決められた教育課程審議会の経過を見るならば、圧倒的多数の社会科教育関係者の反対を押し切り、政治的介入によって決着が図られたことは明白……

第116回国会 文教委員会 第7号(1989/12/06、38期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最後の質問になったようですが、最初に臨時教員の問題でお尋ねしようと思ったのですけれども、ちょっと時間の自信がありませんので、最初に新学習指導要領の問題について伺います。  これは、今もお話が出ました国際社会に生きるということが盛んに言われているわけですが、「国際社会に生きる民主的、平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。」としたのが文部省の小学校社会科の目標に出ているわけですね。ところが、ことしの二月十八日付のイギリスの有力紙である「エコノミスト」ですが、新学習指導要領案が公表されたときにこういうふうに書いております。「日本の文部省は学校の時計を一九三〇年代に……


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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