山原健二郎 衆議院議員
34期国会発言一覧

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山原健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山原健二郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第25号(1977/05/11、34期、日本共産党・革新共同)

○山原健二郎君 私は、日本社会党及び日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました三原朝雄防衛庁長官の不信任決議案の提案に当たって、その提案の趣旨を述べ、同僚諸君の御賛同を得たいと思います。(拍手)  まず、決議案文を朗読いたします。     防衛庁長官三原朝雄君不信任決議案   本院は、防衛庁長官三原朝雄君を信任せず。   右決議する。       理 由   防衛庁長官三原朝雄君は、自民党と結託し、一方的に内閣委員長職権によって開会を強行した同委員会において、いまだ審議を終了していない「沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案」に対する修正案を強行採決に持ち込ませた。  ……

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/03/03、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は三つです。一つは雪害、それに関連しまして気象観測の問題と、最後に今回発表されました早明浦ダム操作、ダムの構造の問題、この三つを質問いたします。  最初に、すでにお尋ねがあったかもしれませんが、今回私は初めて豪雪地帯の調査に委員長にお供して参りまして、そのひどい状態に驚いたわけですが、今回の異常な豪雪につきまして、北海道、東北、北陸、全地域を通じて激甚指定あるいは天災融資法の適用の対象になるのかどうか、最初にどういう見通しを立てておられるか伺いたいのであります。
【次の発言】 大体いつごろ被害額が集計をされて、見通しとしては現状ではどうでしょうかね。

第80回国会 災害対策特別委員会 第4号(1977/03/23、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 災害時における技術職員の問題について最初に伺いたいのですが、去年の十七号台風によりましてかなり広範囲に被害が発生をいたしました。そして、地方自治体におきましても、かなり小さな自治体まで被害を受け、そこには技術職員がいないわけです。これが災害復旧の一つの隘路になっております。特に高知県などの場合を見てみますと、一昨年の被害、昨年の被害と引き続いてきています。ことし雨期を迎えた場合にどうなるかというのが全く深刻な問題で、これは高知県出身の議員にとりましては寝ても覚めても頭から離れない問題なんですね。それから、地元へ行きましても、ことしの雨期がどうなるのかということでみんなが心配しておる……

第80回国会 災害対策特別委員会 第5号(1977/03/31、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 高知勢が次々立ちまして恐縮ですが、柑橘の寒害につきまして、現在農民の要求としましては、いまも御質問がありました天災融資法の早期発動の問題と、それから自作農維持資金の確保という問題があると思います。この問題につきましては、前の委員会で質問をしましたので、もう一つの問題として、農民側の要求、あるいは被害県から出ております枯死に対する改植と植栽の問題について質問をいたします。  改植につきましては補助金制度がありましたが、これは主として温州を質のよいうまいものにかえるというために、指導的に行われたものでございます。温州から雑柑にかえよというのが現在までの指導方針でございましたが、今度の災……

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/20、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、筑波研究学園都市への移転に当たり、職員の処遇の問題と環境整備の問題、この二つについて質問をいたします。  最初に、筑波研究学園都市の建設の「基本方針」では「高水準の研究および教育の諸活動が相互に有機的連繋を保ちつつ、効率的に行なわれるように整備するとともに、自然環境や歴史的遺産の保全を図り、住民の生活が健康で文化的なものとして営めるよう計画する。」と決定をいたしております。  この基本計画に基づいて現状がどうなっておるかという問題でありますが、まず第一番に、移転困難者の問題で、政府当局は昭和五十年七月十四日の移転職員対策として、筑波研……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に労働省の方に伺いたいのですが、林業労働者の問題でございます。  民有林労働者に非常に青年が少なくなり、後継者がいないという問題が出ておりまして、その理由の一つに退職金制度がないという問題があるわけです。中小企業退職金制度に加入したらどうかという話もあり、またそういう指導もなされておりますが、実態としては、山林労働の実情から言いまして、転々としておるというような問題もあって、なかなかその適用がむずかしいという状態があります。  そこで、私の考えですが、建設業退職金共済制度がありますけれども、これは手帳を渡して、そうして証紙を張っていく、こういう制度であります。しかし、この制度も……

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/05、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 飛行場拡張と農地の問題について質問をいたします。  運輸省の方へ最初伺いたいのですが、高知県の高知空港の拡張問題が起こっておりまして、すでに公聴会なども持たれたわけですが、この飛行場のある場所は土佐のデンマークと言われる農耕地帯、しかも二期作地帯で最も農耕に適した場所であります。現在、この真ん中に高知空港がありまして、YS11が飛んでいるわけですが、ここにジェット機を入れるということで現在千五百メートルの滑走路を二千メートルに延長するという問題が起こりまして、数年来この問題が県政上の大きな課題になっているわけです。  ところで、この問題は単に千五百メートルを二千メートルに延長すると……

第80回国会 文教委員会 第3号(1977/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 海部文部大臣、就任されて最初に質問するわけですが、教育問題の基本方針につきましてまた予算委員会で質問することになっていますので、きょうは私は、この委員会でかつて二度請願の採択になりました学校災害の問題について主として質問をしていきたいと思っています。また、私の提起も含めまして質問を申し上げるわけですが、前々から一度は当委員会でどうしても取り上げなければならぬ問題だと思いながら今日まで参りまして、一度部分的に取り上げましたが、この問題非常に重要な問題になっておりまして、改めてこれをぜひ私の調べた範囲のことを調査もしていただきたい。また、聞いてもいただきたいと思っているわけであります。……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/14、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、この間予算委員会で質問をいたしました杏林大学のいわゆる入学時の寄付の問題ですが、あのときに文部省の方から、文部省に報告している決算と杏林大学の集めた金額にずいぶん違いがある、それはどうなったのかということで、数字については多少私の申し上げた数字と違う、そのとおりではないというお話がありましたが、杏会という後援会に入れておるという報告があったわけです。私がちょっと不思議に思うのは、学校法人が後援会に対して金を出すということにちょっと疑問を感じております。後援会はもともと学校法人に対して寄付をしてその学校の運営を援助していくという性格だろうと思うのですが、その答弁を聞きまして、……

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/16、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 共産党の山原です。参考人の皆さんには大変御苦労でございます。また国大教が長年にわたって検討されましたことについて敬意を表明します。同時に私たちもこの法案の賛否を問われる段階をいずれ迎えるわけでして、大変不明な部分がある中でこれを議論しなければならぬという、大変苦労をいたしておるわけでありますが、幾つかの点について岡本先生に伺いたいのです。  一つは入試センターの管理、運営の問題ですか、たとえば大学の自治という言葉もありますけれども、政府、文部省からこの入試センターのそういう自主性が保障される歯どめがあるのでしょうか、伺いたいのです。

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/03/23、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、入試センターにつきましていろいろ質問がなされましたが、最終的に私ちょっと疑問に思っている点を、非常に初歩的なものになるかもしれませんが伺いたいのです。  一つは、国大協入試改善調査報告書の中にあります問題です。中身は、国大協の学長から選出された委員で構成される評議員会を最高議決機関と位置づけております。次に、入試センターの長はこの評議員会が国大教官または経験者の中から選ぶとなっています。また運営委員会も主たる構成員を評議員会の議を経て国立大学教官から選出されるべきであるという意見であります。さらに、専門委員会の委員の選出や研究部門のあり方等に十分注意を払い、全国立大学や関係……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/13、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 短時間ですが、最初に私学共済の運営審議会について質問をいたします。  運営審議会に一般組合員、教職員の声が反映できるようにすべきではないかという乙となんです。それで、財政負担の点からいいますと、三者構成ですから、組合員または学識経験者、そして理事者が三分の一、現在二十一名ですから七、七、七、こういう形で出るのが一番、財政負担の面から言えば当然ではないかというふうに考えておりますが、現在教職員、一般組合員が運営審議会に何名入っていますか。これは局長の方へ伺いましょうか。
【次の発言】 その七名、それはどういう形で選出をされているかですね。

第80回国会 文教委員会 第10号(1977/04/20、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は三つです。大蔵省と文化庁長官に出ていただいておりますので、簡単に二つの問題を先に質問したいと思います。  では、文化庁長官。これは芸術、文化団体の出張公演に伴う旅行の際、国鉄旅客運賃の特別割引を実施してはどうかという質問であります。事情はもう十分御承知だと思いますが、現在専門的な演劇団、歌舞団、オーケストラ、そういうのは大体数十あると思います。それがほとんど東京に本拠地を持っていまして、さまざまな形で地方公演が行われているわけですが、その団体を見てみますと、一つの団体で年間二百回あるいは三百回も地方公演をしておる団体もあるわけでございます。それから一方逆に、これは非専門的……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、各種審議会の組織と運営について質問をいたします。  質問は、いま資料をお配りいたしましたので、そのときには資料の番号を申し上げますから、参考にごらんになっていただきたいと思います。  まず最初に、人の問題を通じての政界と財界の癒着ですね。また、官庁との癒着という問題が今度のロッキード事件のような問題を起こしておりますし、そういった意味で、戦後の一連の疑獄あるいは政治の金権腐敗構造の主柱をなしていると私は思います。その中でも特に政府の政策立案や許認可事項の決定で大きな役割りを果たしている各種審議会の委員人事を通じての癒着は、その大きな内容となっています。それで、その実態は、財……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 瀬戸内海の赤潮の問題について質問します。  私は四国の住人なものですから、しょっちゅう海上から、それからまた空から飛行機で瀬戸内海を見ておるものです。そういう点から考えますと、瀬戸内海が次第に浄化されておるなどという感じは、私の感覚的な受け取り方ですけれども出てこないのです。 ちょうど四十七年、いまから五年前に、御承知のような大きな赤潮の被害が起こりまして、私もこのとき現地へ参りました。このときは、赤潮が鳴門海峡から次第に紀伊水道の方に伸びて高知県の室戸岬に近づくというふうな赤潮の発生状況でございました。そして、そのときは国会でもこの問題について取り上げたわけですが、こういうことか……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1977/10/27、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 海洋汚染問題につきまして質問をいたします。  去る十月二十日、高知県室戸岬沖に発生をいたしましたクウェート国籍のタンカー、アル・サビア号、三万五千七百五十二トンの重油漏れの問題にしぼりまして質問をいたします。  これは状況を簡単に説明しますと、この船の船底の亀裂によりましてC重油が土佐沖を帯状に漂流して、現在、北上中であります。土佐湾中西部に広がり、二十六日の夕方には高知港沖合い二十四キロまで近づき、土佐清水市など四市町十四漁業協同組合で漁業被害がすでに出始めております。現在の調査では、約六百キロリットル、ドラムかんにいたしまして三千本分の流出と見られております。  県水産課の発言……

第82回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/10/13、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に確かめたいのですが、有珠山被害についていままでの答弁をお聞きしますと、激甚指定については大体十月中に確定をするというふうなお話であったと思いますが、そういうふうに確認してよろしいですか。
【次の発言】 大体方向は決定をしておると思いますので、そこでこの補助の問題ですが、五十一年災の場合の復旧費の補助が大体九〇%を超しておるという状態ですが、今回の有珠山被害というのはこういうきわめて重要なしかも深刻な被害でございますから、当然いままでより以上の補助体制がとられるべきだと思いますが、そういうふうに認識してよろしいでしょうか。

第82回国会 農林水産委員会 第8号(1977/11/17、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、ただいまの問題ですが、いま御答弁の中で、しばしばヒヤリングが行われたということでございますが、現在、各県に対して、少なくともおたくの県はこれだけの協力をしてもらいたいとかいう意味の内示めいたものが行われておるのではないかと思いますが、この点はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、各県にとりましては、寝耳に水というような形で配分を受け取ることになるのでしょうか。
【次の発言】 過去の実績というのは、どういうふうな判定をするのか、これはどうですか。
【次の発言】 私は高知県ですが、過去の実態を見てみますと、水田面積が二万九千六百三十三ヘクタールですが、いままで転作につきまし……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/16、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 君が代の国歌化の問題について質問をいたします。  三原防衛庁長官が「國防」の八月号にこういうふうに述べております。「過日発表された文部省の教育指導要領ですか、それが決まる過程で、私はこういうことを申し述べました。」「やはり有事を考えると、平素から教育の場でそれら」――それらというのは国歌のことでありますが、「それらを教えることは必要なので、ひとつ教育指導要領に入れられないだろうか、ということを申し上げたわけです。」この申し入れについて海部文部大臣は、まあ見ておってくださいと答えておるというふうにお聞きしているわけです。この場所は宿舎のエレベーターかあるいは閣議の始まるときだったか、……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/01/31、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今回の伊豆地震の災害に対しまして、私も党の議員団の調査の一員として一月の十八、十九、二十日と三日間現地を見せていただいたわけです。被災者の皆さんに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。  その中で、狩野川上流にありますところの中外鉱業のいわゆる持越鉱山の鉱滓の流出の問題について、最初にお伺いをいたします。  この鉱滓問題について、いまシアンの問題が非常に論議をされておりますが、この鉱滓自体についての分析を国としてされたでしょうか。これを最初に伺いたいのであります。
【次の発言】 金属鉱山の場合、鉱滓には重金属の鉛とか亜鉛が含まれているのは常識だと言われておりますが、これらについ……

第84回国会 災害対策特別委員会 第4号(1978/02/16、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 三人の参考人の方には大変遅くまでありがとうございます。いろいろな意味で問題点が浮き彫りになってきたのでありまして、大変勉強さしていただいておるわけであります。  最初に萩原先生にお伺いしたいのですが、今度の伊豆大島近海の地震の観測データにつきまして、今後これを予知のためにどのように生かしていくかということについて御検討されておりましたらお答えをいただきたいのです。
【次の発言】 四十九年にやはり伊豆地震の問題で本委員会でも論議をされておりますが、そのときにたしか浅田教授でございましたか、参考人として出られまして、たとえばひずみ計あるいは勾配率地震計などについては数十の個所に欲しいん……

第84回国会 災害対策特別委員会 第5号(1978/03/03、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうの大臣の防災概要説明の中に災害復旧について触れられております。災害復旧については早期かつ適切な復旧を図るため予算四千三百八十八億円を組んだ、こういう御説明でありますが、早期かつ適正と申しますけれども、災害復旧の最大の隘路として用地の取得の問題があるわけです。このことを大臣は御承知でしょうか。
【次の発言】 この実態をちょっと報告をして、お考えをいただきたいのです。  私の県は高知県で、毎年災害を受けております。幸いに昨年は大きな台風がなかったわけですが、ことしはまた台風時期を迎えまして全く戦々恐々とした状態にあるわけです。そこで、その災害復旧につきまして高知県の五十三年度の予……

第84回国会 災害対策特別委員会 第13号(1978/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、この法案の作成に当たって、たとえば東京都あるいか神奈川県、愛知県などと協議をされたか、またそれぞれの県がどういう対応を示しておられるか、伺いたいのです。
【次の発言】 その意見は、この法案作成に心から替成をしておるというふうに受け取っておられますか。
【次の発言】 この法案が成立した暁には、たとえばこの災害委員会で地震問題で、特に大都市ですね、東京都などがどういうふうな状態になるのかということ、当初一番それが問題だったと思うのですよ。そういう点から考えまして、東京都とかあるいは神奈川県とか愛知県などもこの法律は適用になるのですか、どうですか。

第84回国会 災害対策特別委員会 第14号(1978/04/28、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、議題となっている大規模地震対策特別措置法案に対し、反対の討論を行います。  わが党は、すでに五年前から、大都市防災の特別立法を初め一連の地震対策を提案し、大地震による災害から国民の生命と生活を守るための努力をしてきました。いま最も大切なことは、大地震発生の危険が予想される中で、地震に強い町づくり、国土づくり、住民の安全優先の防災対策、地震予知体制を抜本的に強化、そのために必要な立法を行うことであります。  ところが、本法案は、地震予知を盛り込んだ単独の大地震対策法として、従来より一定の改善が図られていることは明らかでありますが、緊急に取り組むべ……

第84回国会 農林水産委員会 第30号(1978/06/07、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 生産者米価決定のスケジュールも記者会見で発表されておりますが、先ほどからの質問と関連がありますけれども、据え置きをするとかあるいは小幅値上げなどということは毛頭考えていないというふうに確認をしてよろしいでしょうか。
【次の発言】 減反ですでに農家収入は減収しておるということは、農林大臣も認めておられると思います。それから、昭和四十五年、四十六年の例の据え置きによりまして、農家収入と都市労働者の収入の差というのがいまだに解決できない要因になっておると思いますが、そのように農林大臣もお考えでしょうか。
【次の発言】 私は食管制度をしっかり守っていくということと、それから、いわゆる据え置……

第84回国会 農林水産委員会 第31号(1978/06/08、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの質問とも関連しますが、オレンジ輸入の枠の拡大の問題について輸入販売計画がまとめられておりますが、これが確実に実施されるかどうかという問題です。  この点について、いまも御答弁がありましたが、通産等とも話し合いをするということでございますけれども、これは西日本のミカン農民にとってはまさに死活問題である。農林大臣は騒げば騒ぐほど宣伝になるからだめだ、こう言うのですが、騒ぐといったって火の粉が降りかかってきているのですから騒ぐのは当然であります。今回の輸入販売計画が本当に行われるかどうかということが一つの焦点になっているという意味で、農林省の方でこれに対する何らかの新たな対策を……

第84回国会 農林水産委員会 第35号(1978/07/05、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 米価大会が開かれたのは、遠い過去のことではなくて一昨日のことですね。そこで、自民党という常に責任政党を名のっておる政党の幹事長、党を代表してのあいさつです。その中で、希望の持てる米価、こういう話ですね。新聞によりますと、大平幹事長はいつになく歯切れのよいあいさつをした、こう書いている新聞もあるわけです。この発言は、少なくともいま中川大臣がおっしゃっておるような、あすに迫った米審に対する諮問において据え置きなどというものを予想できるようなあいさつではなかったと思うのです。私は、農民の大会では歯切れのよいことを言って、しかし、一日しかたっていない、あすは諮問しなければならぬというときに……

第84回国会 文教委員会 第3号(1978/02/22、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 今国会でも問題になっています東京大学の精神神経科病棟の異常な事態につきまして質問をいたします。  最初に、文部大臣、いままでの国会における審議の経過をちょっと御報告して参考にしていただきたいと思うのですが、この問題は今国会で初めて取り上げられたのではなくて、私ども何回かこの問題について政府の見解をただしてまいりました。その経過を申し上げますと、その都度それぞれの文部大臣が答弁をされておりますので参考にしていただきたいのですが、昭和四十七年の四月三日に衆議院の予算委員会におきまして私の党の松本善明がこの問題で質問をいたしております。これについて当時の高見文部大臣が答弁の最終として「も……

第84回国会 文教委員会 第4号(1978/03/03、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 安全会法の改正につきまして、最初に、これくらい各党が一致しまして、ときにはぎくしゃくとしたこともありますけれども、とにかく何とか救済措置を前進させなければならぬということで、昨年一年間精力的に取り組みました小委員長初め小委員の皆さんに、私は本当に敬意を表明したいと思いますし、また、これにこたえて文部当局、大臣初め体育局長、安全会の皆さん方がここまでこぎつけたということは、これはじみな仕事ではありますけれども、昨年、今年を含めましての国会での大きな出来事の一つではなかったかと私は思います。そういう意味で関係者の皆さんに敬意を表明したいと思いますし、同時に、先ほど文部大臣からも、今度改……

第84回国会 文教委員会 第7号(1978/03/22、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いままで各委員からも指摘がありましたように、この問題について文部省の情勢に対する対応の仕方とか、あるいは国民の教育要求であるとかいうことについての文部省の対応が非常におくれているという感じを私は持っています。たとえば今度の人口急増地における三分の二の五年延長の問題は、これはいわばあたりまえのことであって、積極的なものとは言えない。現在の地方財政の困難さから言いますと、焼け石に水とまでは言いませんが、しかし、事態を好転さすような中身のものではないという点を指摘をします。もちろん五カ年延長については私どもも賛意を表明しておるわけでございますけれども、そういう点を最初に指摘をしたいと思う……

第84回国会 文教委員会 第9号(1978/03/29、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの東京大学精神神経科病棟の問題について最初に伺います。  いまいろいろやりとりがなされましたので重複はしませんが、私も非常にこの確認書に疑問を持っておるわけでして、文部省側の答弁の気持ちもわからぬわけではありません。異常な事態の中での解決の方向を見出そうと手探りをされておることはわからぬわけではありませんが、本来、大臣自身が暴徒による占拠が不当、不法に続いていると言う、その団体と確認書を取り交わすということ自体の最初からの異常さですね。これで問題が解決できるであろうかという疑問を持っていますので、この三月二十日に行われました第五回団体交渉の実態はどんなものでございましたか。……

第84回国会 文教委員会 第11号(1978/04/05、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 けさから新構想の教員大学の質疑を聞いておりまして、何のためにつくるかということ、どうしてもつくらなければならぬという必然性はどうも浮かんでこないのです。  それで幾つかお尋ねしますが、一つは、これは徹底的な資料不足ですね。かつて筑波大学法案を審議しましたときには、少なくとも創設準備室のいろいろな第一次案であるとか第二次案、最終案というのも出ましたし、それから東京教育大学のマスタープランも出まして、そういうものに基づいて審議をしたわけでございますが、今度の場合、私ども資料を要求しまして出てきたものが実はこれだけなんですね。「国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法……

第84回国会 文教委員会 第12号(1978/04/07、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 日本共産党の山原健二郎です。  きょうは六人の先生方に大変遅くまで御教示をいただきまして、ありがとうございます。  私の質問は二、三の点についてお伺いするわけですが、一つは須田先生に対しまして、先生の方で出されました教員養成大学の大学院の問題についてというメモでございますけれども、これは須田先生の私案ということで確認をしてよろしいでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、委員長の私見ということになるわけですね。
【次の発言】 「説明メモ」となっておりますが、この説明はどこに向かって説明をするのでしょうか。また、それはすでに行われたと判断をしてよろしいのでしょうか。

第84回国会 文教委員会 第14号(1978/04/14、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大変お疲れと思いますが、引き続いて質問をさせていただきます。  最初に、この教員大学の目的と性格についてでございますけれども、いままで私ども幾つかの資料をいただきました。国会へ提出された資料、また国大協へ提出された資料、それから私の質問の中で、国大協へ提出したものではないけれども文部省が出したものだと言われる資料、大体この三つと、一昨日の木島委員に対する答弁と、それからもう一つは同意に関する統一見解、これだけが私どもがいただいておる資料の主なものでございます。  そこで実は非常に困りますのは、私どもがいただいた資料の最初に出てまいりますこの大学の趣旨と、それから国大協へ提出されまし……

第84回国会 文教委員会 第15号(1978/04/19、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 主として放送教育開発センターの質問でありますが、最初に、この二、三日、教員大学問題をめぐっての動きもありますから、そのことについて質問をいたします。  一つは、昨日の国大協の特別委員会のことでありますが、これは委員長の記者会見で発表されておるということで、委員長がこの前出されました「評価する」というのを全員で認めたということをけさほど嶋崎さんの質問でお聞きしたわけですが、この点でちょっと伺いたいのです。  一つは、国会における討議などが正確に国大協の特別委員会に伝達をされるとか、あるいは国大協特別委員会が把握できるような状態があったのでしょうか。  さらには、資料の問題ですけれども……

第84回国会 文教委員会 第17号(1978/04/26、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私学共済の掛金を今年度千分の十、五十四年度には千分の六上げるという問題があるわけですが、先ほどいわゆる責任準備金の不足の数字を出されまして、局長は湯山議員に対する三千二百五十億というのを二千四百五十億というふうにただいま変更された。これはどういう理由ですか。
【次の発言】 五十二年度はどうだったのですか。
【次の発言】 いただいておる資料を見ますと、五十二年度で千分の六があった場合には不足金が二千四百五十億、それから千分の六がない場合には不足金が三千二百五十億円、その差額は八百億という数字をいただいておるのですが、この数字を湯山先生には三千幾らと言われて、いま伏屋先生には二千何ぼと……

第84回国会 文教委員会 第19号(1978/05/10、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 著作権法が昭和四十五年に論議をされましたときの四月九日にこの衆議院文教委員会で附帯決議が出されています。先ほどの中西議員の質問とかなりダブる面がありますけれども、一項ずつどの程度に進んでいるかということをお聞きしたいと思うのです。  この附帯決議をお持ちだと思いますが、第一項は「著作物利用の公正な慣行が育成されるよう、」「なお一層努力すべきである。」という附帯決議になっておるわけです。  この点について、この実態を少し申し上げてみますと、実は先日、各党の国会議員が呼ばれまして、たくさんの著作権団体と赤坂プリンスホテルで懇談会を持ちまして、その席上でも一番多く出ましたのが下請化の問題……

第84回国会 文教委員会 第23号(1978/05/31、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 共産党の山原健二郎です。  きょうは、社会教育、またスポーツ、体育の実践家として、また研究者としての大変貴重な御意見を承りました。私は、オリンピックセンターの廃止、そして国立化、この問題にしぼって御意見を承りたいと思っています。  先ほどからの参考人の皆さんの御意見を聞きますと、無条件で国立化に賛成をしておられる方はいないということなんです。しかもその条件というのが非常に積極的であります。しかし、いま政府が考えておる行政改革の面、また行政改革の考え方から見るならば、それは非常に困難な情勢にあるということです。この点は、賛成、反対は別にしまして、お互いに努力をしなければならぬことだと……

第84回国会 文教委員会 第24号(1978/06/02、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、政府関係特殊法人労働組合協議会の議長でございます滝澤幸一氏に御質問を申し上げます。  参考人としてたびたびお呼びしまして大変恐縮でございますが、最初に、滝澤さんが議長をされております組合の簡単な性格と、加盟労働者の人たちの数は大体どれくらいあるか、それを伺いたいのです。
【次の発言】 それでは、いま審議されております法案に関連しての質問を申し上げます。  一つは、特殊法人の統廃合などにつきまして、いままで政府がどういうふうな対応をしてきたかということの経験を持っておられると思いますので、労働組合の立場から御説明をいただきたいのです。たとえば北海道地下資源開発株式会社の場合の……

第84回国会 文教委員会 第25号(1978/06/07、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 本日、各委員から提出を求めました新しいオリンピック青少年センター国立化の構想が文部大臣の方から出されまして、その説明を受けたわけです。これについて幾つかの点について質問をするわけですが、最初に個々について質問をしまして、最後に全体の問題として私の見解も述べながら御答弁をいただきたいと思います。  一つは、機構、定員の問題については現センターを基礎にする、こういうことですね。ここのところで私もわからないのですが、では、現在の特殊法人オリンピック青少年センターに勤めておられる方々が何名この国立化によって国家公務員として吸収をされ、何名がここから出ていかなければならない、あるいは他職につ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/10/19、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 きょうはどうも御苦労でございます。  私は、主として茂木先生に対する質問になりそうですか、先生は中央防災会議の地震防災対策強化地域指定関係専門委員会の委員をされております。  それでお伺いしたいのですが、大規模地震対策法に基づく強化地域の指定の要件をどのようにお考えになっておるかということでございます。それと同時に、対象地域を専門家としてどういうふうにお考えになっておるか、この二つを最初にお伺いします。
【次の発言】 かなりのことが言い得る観測体制というお話でございますが、たとえば今回の宮城県沖地震の場合を含めまして、そのような観測体制はどういうふうになっておるのかということが一つ……

第85回国会 大蔵委員会 第2号(1978/10/13、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいま問題になりましたサラ金問題ですが、大臣に一言伺いたいのです。  昨日警察庁の方で発表しましたものが、本日の新聞に出ております。一月から八月まで、これに関係して自殺をした数が百三十名、家出千五百二名という数字で、一カ月に十六人自殺、そして百八十八人家出という数字が出ているわけです。  いろいろお聞きしませんけれども、これは考えてみると、戦争とまでは言いませんが、私どもの感覚からするならば、かつての事変ぐらいの自殺者が出ておるという状態ですね。しかも、これがどこまで続くかわからないという地獄図をつくっておるということから考えまして、いまも御質問がありましたけれども、いま六省庁会……

第85回国会 文教委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は一つの問題にしぼって質問をいたします。  杏林大学の医学部問題、やみ入学金の問題を数回、一昨年来取り上げてまいりました。それからその後も、私立の医科歯科大学、学部におけるやみ入学金の問題、それから水増し入学の問題が依然として続いております。この問題で、文部省としては昨年の九月七日に大学局長、管理局長が通達を出したわけでございます。その通達については申し上げる必要はないわけですが、通達は出したのですけれども、依然として、ことしになりましても福岡歯大の問題が出てまいりました。やみ入学金を取ったということが明らかになってまいりまして、文部省としてはその是正のために指導をいたしているは……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私は、原子力発電所の事故につきまして、今回のアメリカにおけるスリーマイル島の事故から何を学ぶかという点で質問をいたしたいと思います。  この事故につきましてアメリカの厚生教育長官でございますカリーファーノという人が次のように証言をいたしております。今回の事故から最低一人の死者が出ることになる、ある科学者は十名の死者が出ると述べていると言っております。これは結局、半径五十マイルで二百万人が放射能の影響を受けて、三千五百人レムという影響の中で何人がんになるかの推定から割り出したものだと言われておりますが、今回はこれでとどまりましたけれども、御承知のように一時は炉心溶融、すなわちメルトダ……

第87回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 幸いにしまして、五十二年、五十三年と地震以外の大きな災害がなくて、大変喜んでおるところでございますが、そのために、今年度の建設省所管の災害復旧の予算を見ましても、前年度に比べまして大きく下回っておるという状態が出ております。そこで、災害が幸いにして起こらなかったときに、本来災害対策は防災対策としてもっと検討をされるべきではないかということでお尋ねをするわけです。  私は、ここへ全国防災協会が出しております「防災」という季刊雑誌を持ってきておりますが、これは第五十八号の「防災」でございますけれども、この中にいろんな意見が出てくるわけです。現場の各県の土木部長さんの意見が出ておりまして……

第87回国会 災害対策特別委員会 第4号(1979/05/24、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 ただいまの質問とも関連しまして、今回の地震対策強化地域の指定につきまして、お答えがあったかもしれませんが、聞く限りにおきましては震度六以下の指定の問題につきましては、たとえば南関東あるいは名古屋等大変要求は強いわけでございますが、これについての指定という問題は、大体この目安を決めてこのような計画のもとに行うというところまではまだ至っていないというのがお答えであったのでしょうか、その点を最初に伺います。
【次の発言】 その先生方の資料といいますか、いまの日本の学者の経験から申しまして、一定の期間があればそういう基礎資料というのは出るというふうに御判断をされているわけですか。

第87回国会 災害対策特別委員会 第6号(1979/07/13、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、東名高速道路の日本坂トンネル事故につきまして一、二問質問をいたしたいと存じます。  鈴鹿トンネルの四十二年度の災害によりまして、その教訓からいろいろな防災施設がつくられておるわけです。三百四十四個の自動火災感知器。十二メートルごとにこれがつけられている。また、四メートル間隔で千二十四個のスプリンクラーがつけられておる。二百メートル間隔に十一台のテレビカメラが設置されている。こういう施設がなされておりますが、今回のような事故が発生をしまして、これらが威力を発揮しなかったという結果になっておると思うのです。  スプリンクラーの場合は五十分で水を使い果たして全然役に立たず、燃える……

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/20、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 私の質問は三つです。  最初に、漁業経営維持安定資金の据え置き、償還期間延長の要請をいたしたいと思います。  私は高知県の室戸という遠洋マグロ漁業の本拠地を持っておりますが、この質問に立ちます直前に地元の新聞が入りまして、これを切り抜いてきましたが、「混迷の遠洋マグロ業界」という記事なんです。これを見ますと、オイルショックのときに十数隻がここで倒産をいたしております。その後比較的順調に伸びを示しておりましたが、最近に至りましてまた不安な要因が出てきたということです。その一つが入漁料の問題です。これは豪州の場合は一隻について実に三百万円現実に取られているわけです。それから、航海日数に……

第87回国会 文教委員会 第3号(1979/02/21、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 総理府もおいでていただいておりますので、最初に国際児童年の問題について少し伺いたいと思います。  私の党は、去年の十一月二十日に、福田内閣のときでございましたが、国際児童年に関する申し入れ書を提出いたしておりまして、これは国連の決定を支持する立場と児童に関する諸施策を実行していくというものでございますが、それを提出しました。  私は、まず、いわゆる児童宣言に書かれております「人類は、児童に対し、最善のものを与える義務を負う」という言葉は非常に大事な言葉だと思っておるわけです。  今度の児童年に当たりましての予算が大体各省にあるわけですが、三百七十六億と言われております。しかし、この……

第87回国会 文教委員会 第5号(1979/03/16、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 大臣がお見えになる前に管理局長に一言伺いますが、医科大学ができるというような場合、この工事ですが、たとえば沖繩なら沖繩というような場合に、かなり九手の業者が工事をやっているのではなかろうかということを聞くわけですが、全国的に見ましてその点はどうでしょうか。  地元の業者にてきるだけやらせていくとか――あるいはこれは国立大学だけでなくて、たとえば小中学校等の義務制の場合も、小さな工事までかなり大手の業者がぐうっと入ってくるということで、地元業者はその点では改善をしてもらいたいという要求を非常に持っているようですが、そういう点で御指導をなさっておるかどうか。文部省がちょっと指導すればず……

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、われわれが質問をして審議をする基礎資料ですが、一つは五十年十二月に出された「基本計画」がありますね。それから、この前いただきました本年の二月の「放送大学について」というものがあります。それから今度の法案と、その間小委員会が持たれましたときにいろいろ資料が出ましたけれども、それは別にして、大体この三つが私どもが審議をし、質問をする材料になっておると思うのですが、そういうことでよろしいですか。
【次の発言】 構想とこの基本計画ですが、放送大学とはどんな大学かということを考えますと、法案に示された大学と基本計画に出ております大学とは全く同じものと理解してよろしいですか。

第87回国会 文教委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いま小川議員から質問をしておりましたことにつきまして、行管の加地局長もおいでになりますから最初に伺いたいのです。  私もこの問題は幾たびか取り上げてきましたけれども、このオリンピック青少年センターを特殊法人にしたときの政府答弁をこの段階でいま一度思い起こしてみる必要があると思うのです。一つは、これは国の直轄でやれば弾力性を失う可能性があるから特殊法人にするのですということですね。それから二つ目は、公務員の増員はこの際好ましくないという観点があるから特殊法人にいたしますということで、三つ目は、文部省の恣意的な活動になりがちな点も考慮して特殊法人にいたしますということで、これが当時の愛……

第87回国会 文教委員会 第9号(1979/05/09、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 どうも遅くまで御苦労さまです。大変勉強させていただいております。  最初に、四名の参考人の方たちが申されましたことを要約してみますと、この放送大学における国家統制の排除の問題について、当然ながら非常に危惧をされておると思います。私も、この法案のままではこれに対する歯どめはないと思っておりますが、では、仮に法案を修正するとすれば、どの点をどのように修正すればいいかという点についてお伺いしたいのです、非常に端的な質問でありますけれども。  それで、いままで述べられました点で、時間の関係でちょっと要約をしてみますと、飯島先生の場合はちょっと後でお伺いしたいと思いますが、石村先生の場合は、……

第87回国会 文教委員会 第11号(1979/05/30、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 木島さんの最初の質問ですが、いまお話があったように四十一年第五十一回国会に提出しようとした放送法、電波法の改正案、これはNHK会長を政府任命にするという中身を持ったものが出た経過があるわけです。  今日まで来ましてそれはそのままになっているわけですけれども、今度の放送大学との関係を考えてみますと、これはもろ刃の剣で、あっさり言えば国家統制のもとで、場合によっては放送を通じて国民の動向を導いていくこともできる。これだけ重大な内容を持った法律をこの国会に提出するに当たって文部大臣は一体何をしたのか。郵政大臣は一体何をしたのか。これだけの大きな法律を通そうとすればそれだけの迫力もなければ……

第87回国会 文教委員会 第12号(1979/06/01、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 いまの嶋崎さんの御意見は非常に大事なところです。  教授会の問題については大学局長の答弁はかなりあいまいです。教官会議ということが必ずくっついて出てくる。この委員会のいままでの質問の中でも教官会議というのが出てきます。だから、五十九条に基づく教授会は当然存在するのだとおっしゃるけれども、大学局長のいまの一貫した答弁を聞いてみますと、いま嶋崎さんが指摘したような教官会議というのが出てくるわけで、この教官会議というのは一体何だろうか。この点ははっきりさせておかないと、この法案についての答弁の中で一番あいまいなのはそこだと思っているのです。  そこで、たとえばおととい出していただいたこの……

第87回国会 文教委員会 第13号(1979/06/06、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 委員長に本委員会の運営について御要請を申し上げたいのですが、私は現段階で審議を拒否するという立場はとっておりません。しかし、先ほどの理事会で話がございましたように、一つの政党が現在の状況の中でこの審議に応ずることができないということで開会に反対をされまして、現に七名の委員の方が欠席をされておるという、こういう状態でございます。  私は、そのことについては、そういう状態で開会をすべきではないという反対の意思を表明しました。政党にはそれぞれ政党の政策もあり方針もありますから、社会党の方が出ていかれたことにつきましても、その状況はわからぬわけではございません。そして、そういう状態の中でい……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/02/20、34期、日本共産党・革新共同)

○山原委員 最初に、文部大臣にお伺いをいたしたいのですが、最近のロッキード並びにグラマンと引き続きます事件の経過を見まして、教育に携わる最高責任者としてどういう感想を持っておられるのか。こういうことが全国民に報道されておるわけですが、これが子供たちの教育にとってどういう影響があるのか。恐らく文部大臣としては苦々しい気持ちでおられると思います。また特に道徳教育ということを強調してこられました文部大臣でございますから、これについては恐らく一定の見解を持っておると思いますが、最初にこの点について文部大臣のいまの気持ちを伺っておきたいのです。


山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1977/03/18、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 私もこの決議を見まして、従来言われてきたことが出ているわけで、大仰なものは考えていませんでしたけれども、これだけのことかという感じもするわけです。要はこれを実現をしていく方策というものが必要だと思います。  そこで最初に伺いたいのですが、この畜産振興審議会あるいは飼料部会は生産者の声を反映するような体制になっておると局長はお考えになっていますか。
【次の発言】 私は予算委員会で、審議会のあり方について二百数十の審議会の分析をして、園田官房長官に尋ねたのですが、かなり民主的に構成されておるように見えましても、実際に国民の声が反映できるという状態にはないということを感じているわけです……

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第1号(1977/04/15、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 ちょっと関連しますけれども、一つは、ILO、ユネスコの勧告によりましても、教員は児童の安全を守らなければならぬということと、同時にその教師の賠償責任から教師を守らなければならぬという二つが混在しているわけです。それは当然のことだと思いますが、そういうふうに国際的にも出てきた中で、しかも先ほど説明がありましたように、最近漸増というよりもむしろまあ激増的なふえ方だというふうに考えます。その中から裁判事件も起こるし、各種団体もこの問題を取り上げて何とかしなければならぬという状態のときに、文部省としてこの問題について、たとえばどういう機関というかあるいは機関的なものをつくって精力的にこれ……

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第2号(1977/04/21、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 最初に、今度出されました教育学会の法案要綱、あれについては何か見解を持っておられますか。いまおっしゃったと思いますけれども……。
【次の発言】 そうしますと、安全会の見解としては、いまもお話がありましたように、安全会そのものの法改正をやるのか、あるいはやらないで、そのまま予防接種の金額に到達するような救済措置を講ずるということで、無過失責任というのはとらないという考え方ですね、そうすると、安全会としては、現法のままで金額を上げていく、そういうことですか。
【次の発言】 ちょっと事務的なことを、数字を伺っておきたいのです。簡単に済ませますが、廃疾事故の場合、長期療養を必要とする者の……

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第4号(1977/04/06、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 三つばかりお尋ねしたいのですが、一つは、先ほど昭和四十五年から国大協が共通一次試験というものに到達する経過と考え方が報告されたわけですが、これは純粋に国大協自体の経過の御報告であったと思いますけれども、この間に、たとえば他動的といいましょうか、政治的あるいは文部省などの見解というものがどのような形で国大協に反映をされてきたか、そういうものは全くなくて国大協自体が共通一次試験ということに到達したかという問題でございます。これを少しお聞きしたいと思うのです。  それから二つ目は、一期校と二期校の問題でありますが、一期校二期校というのは、もともとそういう制度ができたときにどういう理念の……

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第5号(1977/04/22、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 きょう加藤先生から伺ったので新しい問題として際立って出てきたのは一つの国立大学に合格した者は第二次募集を受けさせないということが一つだと思います。それからもう一つは高等学校の意見を反映するための機関を入試センターの中につくる。お聞きしておりまして、この前の小委員会でも出ましたけれども、この二つが国大協として決定されたものとして出てきたように思うのです。  その二次募集の問題ですが、これは各大学の自由度というものをおっしゃるわけでどの程度のものになるのかというのは全くわからぬわけですね。場合によってはたとえば東京大学と香川大学とを願書を出してそして第一次テストによって香川大学を受け……

第80回国会 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第2号(1977/04/14、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 私ども、お話を聞きながら困って座っているわけです、時間の関係その他含めまして。  それではひとつ質問させていただきます。  私、最近、養護学校の卒業式に行っているのですが、一番多いのは卒業したくないと言う。卒業してしまえば行くところがないというのがあるのですね。だから学校によっては専攻科をつくってくれというような問題も出てくるのです。実はこれは私たまたま手に入れたのですけれども、東京都立の北養護学校の去年の卒業式に書いた卒業生の代表の答辞なんです。これを見ますと、養護学校へ入るときの喜びと、それからもう一つは、卒業するときの悲しみというのが、単なる別れの悲しみではなくて、これから……

第80回国会 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第3号(1977/05/13、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 いわゆる自動販売機を含めまして、退廃文化といいますか、ポルノ雑誌等の問題については、お話もありましたように、PTAあるいは婦人団体その他で問題にいたしおりますが、特に子供たちの非行との関係ですね。これがどういうつながりを持っているかということは、具体的に事例もかなり出ておるように思うのですが、そのことが一つと、それからもう一つは、憲法上の表現の自由といいますか、憲法第二十一条、それから営業権の憲法第二十二条の関係があって、なかなか大胆な発言ができない状態があるわけですね。しかし、私どもは去年の七月にこの問題をとらえまして、大胆な提起をして、替否両論、またずいぶんたたかれもしてきた……

第80回国会 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第4号(1977/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 憲法上の表現の自由また営業権の問題等関連してきますが、公権力による拘束というよりも、こういう問題について表現の自由と国民的な批判というものは相矛盾するものではない、こういうふうに考えているわけです。だから、去年私どもの党としまして、自動販売機に限らず退廃文化についての見解を発表したのですが、それにつきましては賛意を表明された人たちも多くおりますし、同時にいろいろな形で自由の制限だというふうな批判も出てくる。そういう意見がたくさん出てくることは大変いいことですが、そういう意味で、私は表現の自由と国民的な批判というものとは相矛盾しないという考えを持っています。そして同時に、政治家や政……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 私の質問は、高知県の宿毛湾の原油基地、CTSの問題を中心にしまして備蓄問題等、最初に通産省に対して質問をいたします。  まず第一番に、伊藤忠株式会社が宿毛湾CTS構想をすでに幾たびか発表しておりますが、この点について御存じでございましょうか、またどんな構想か御承知でしょうか。
【次の発言】 いままで伊藤忠が発表しました経過をちょっと申し上げてみたいと思うのですが、四十五年にこの地区の吉ノ沢に五百万キロリットルの計画を発表しています。引き続いて四十七年の五月二十四日に宿毛湾CTS概念検討報告を出しておりまして、これは宿毛市の藻津に五百万キロリットル、年八回の回転で四千万キロリットル……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 最初に、野菜類とそれから台湾産の野菜類の関係につきまして、いま私の県でもいろいろ問題が起こっております。しかもよく調べてみますと、私の方にもわからない点がありますのでお伺いをするわけですが、台湾ショウガの問題です。これは「日本貿易月報」を見ますと急速に輸入がふえてまいっておりまして、たとえば一九七二年の場合に台湾から、生ショウガですが、百四十七トンであったのが、一九七五年には五百六十八トン、そして一九七六年、昨年度に入りますと五千四百四十七トンという、約百倍に達する生ショウガが入ってきておるわけですが、農林省の方ではこの事態をどういうふうにつかんでおられるか、最初に伺いたいのです……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 建設業退職金共済制度について質問をいたします。  この問題の経過ですが、昭和五十年、一昨年の三月二十五日に社会労働委員会におきましてわが党の寺前巌議員が質問をいたしております。これは、公共事業を行う場合に退職共済制度に加入をして、労働者に対して手帳を渡し証紙を出すというものでありますけれども、実際は労働者に対しては十分の一程度しか給付されていないという問題を指摘したわけであります。これに対しまして東村政府委員、この方がその事実を認めまして、掛金収入の一〇%程度の退職金給付と認められますという答弁をいたしております。もっともその中で、この建設業退職金共済制度の特性その他からいってそ……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第1号(1977/10/27、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 どうもありがとうございます。日弁連の取り組み経過、それから理想に近づきたいという御意思もよくわかりましたし、また法案要綱を読ましていただきまして、私どもの今後の立法活動の作業に非常に大きな参考になると思いまして、お礼申し上げたいと思います。  時間が余りないと思いますので、ちょっと読み上げまして、大変実務的なことですか、数点お伺いしたいのです。  一つは、いわゆる一生寝たきりの一級廃疾者の場合、医療をずっと続けていかなければなりませんが、その場合、療養補償と廃疾補償の併給を認めることになっているのでしょうかということが一つです。  二つ目ですが、廃疾にかかわる補償は大体どのくらい……

第82回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第1号(1977/11/01、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 関連して。これで大事なところへいま木島先生から質問になっていると思いますが、期日の問題とか、それから足切りの問題とか二次試験の問題、これはこの委員会でもずいぶん出た意見で、恐らくこの点の心配については一致すると思うのです。問題は、いま先生がおっしゃった壮大なる実験だという言葉ですね。これはまかり間違って壮大なる冒険になったら大変なことなんですね。もちろん理想的な万全のことはこういう改革の場合はできないと思います。しかしながらそれに近いような努力は絶対必要なんですね。そうしますと、いままで三回試行が行われておるわけですが、その三回の試行というものが、果たして高等学校の参考になるよう……

第82回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第2号(1977/11/15、34期、日本共産党・革新共同)

○山原小委員 小委員長報告案ですね、これを決議とすべきであるという意見が出たわけですが、結局、小委員長報告と決議との強制力の問題が出てくると思うのですね。したがって、私は、これを決議とした場合に、国大協あるいは入試センター、文部省に対してどういう強制力が作用するかということを検討すべきだと思うのです。したがって、法律作成、立法機関である国会が決議をするということは必ずしもあってはならぬことではありませんけれども、いままでの経過から言いまして、果たしてこのままでここで決議という形で、相当の強制力を持つものを出していいかどうかについては私はまだ若干の疑問を持っていますので、後で懇談会で意見の交換を……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 旧従軍看護婦の恩給適用の要求に関する問題について、一点にしぼって質問をいたします。  この問題は、もうすでに申し上げる必要もないと思いますけれども、日赤従軍看護婦が戦時中召集されまして、行き先も知らされずに日本陸海軍病院及び病院船に配属され、その命令に従い、兵と同じ生活をし、終戦後長期抑留の身となり、軍人と同じく捕虜生活を送ったりしながら、昭和二十八年から三十三年にかけて帰国し、その後召集解除となった人たちの問題であります。いわばまさに女性兵士としての取り扱いを受けておることは明らかでありますが、この方たちに対する処遇が全くなされていないということで、国会でも問題になりまして、私……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 最初に、造船不況に関する問題でございますが、私の県は高知県ですが、昨年の九月に今井造船というのが倒産をしました。これは現在、管財人がいないということで、この三月の十五日までに会社自体で管財人を探せという地裁の判定が出ておる、こういう状態です。引き続いて、ことしの二月に入りまして新山本造船というのが、これが和議申請をいたしまして、事実上の倒産状態に入っております。こういう事態、いままで倒産のことはずいぶん耳にしてまいりましたけれども、目の前で県内の最大の規模の造船所がばたばたと倒産するという事態はまさに深刻な事態なんですが、それがある場合には会社更生法の適用という形で倒産する、ある……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 次々四国勢が立っておりますが、ただいま井上議員から質問のありました大鳴門橋併用橋の問題について、いま将来のことについてお伺いしておられたわけですが、将来はかなり茫漠としておるという状態ですね。私は現実の問題としまして今回の、いわゆる当初の新幹線複線載荷完全併用橋方式、それから今回の道路鉄道併用橋単線載荷道路優先支出方式といいます、これの負担金の問題について、道路分の負担がずいぶん大きく変化をしております。五九%から八九%ということで、各県に対してこれが見解を求められておりまして、各県の方からは、これは私の高知県の場合ですが、今回の決着にかかる問題としてはやむを得ないものとして了解……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○山原分科員 大臣、御苦労さんです。最後になりましたので三点ばかりお聞きしたいと思いますが、最初に、例の私立高等学校に対する授業料補助の問題でございますが、名称は私立高等学校学費軽減措置に対する特別補助十五億円を概算要求として出されたわけでございますが、私はこの点は文部省はよく決断をして概算要求を出されたという点で、大変評価をしておるものです。しかし、予算書を見ますとこれが消えておるわけでございますが、この点大変文部省の意図に反して、消えております。大変これは残念に思っておりますが、この理由について管理局長の方からお答えをいただきたいと思います。



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データ更新日:2023/02/05

山原健二郎[衆]在籍期 : 32期-33期-|34期|-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
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