山原健二郎 衆議院議員
36期国会発言一覧

山原健二郎[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期-41期
山原健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山原健二郎衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 衆議院本会議 第10号(1983/03/08、36期、日本共産党)

○山原健二郎君 私は、日本共産党を代表して、五十八年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  今日、国民が政治に対し最も痛切に求めていることは、核軍拡競争による戦争の危機を食いとめ、軍縮と平和の道を歩むことであり、長期にわたる不況を打開し、国民生活の安定と日本経済と財政の再建を図ることであり、また、ロッキード疑獄に代表される汚職、腐敗の構造に大胆にメスを入れ、清潔な政治を打ち立てることであります。(拍手)  ところが、この国民の願いは、中曽根内閣の手によってことごとく踏みにじられていると言わなければなりません。発足してわずか三カ月にして、早くも中曽根内閣に対する支持が急速に低落し、どの世論調……

山原健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 科学技術委員会 第2号(1980/10/21、36期、日本共産党)

○山原委員 長官は、就任以来、原子力発電所の開発について繰り返して積極的な発言をされております。それなりに原子力発電の安全性の問題については特別な御配慮の考え方を持っておると思いますが、その点を最初に確認をいたしたいと思います。
【次の発言】 特に私がきょう取り上げたいのは、いわゆる地震国と言われる日本における原子力発電所の耐震性の問題です。これは、いま長官もお話しになりましたスリーマイル島の事件以来、アメリカの原子力規制委員会ですか、NRCの総点検においては、米原発の半数に冷却システムの耐震構造に欠陥が発見されており、NRCは昨年の十月二十二日付で、全米の原発設計見直しを要請をしているという……

第93回国会 文教委員会 第3号(1980/10/22、36期、日本共産党)

○山原委員 いままで文部大臣に就任をされた歴代の文部大臣は、就任と同時に記者会見をいたしまして、いろいろ抱負を述べられるわけです。たとえば最近では、砂田、内藤、谷垣というような文部大臣が就任をされまして、教育勅語の礼賛といいますか、そういう発言がありまして、それについて、この委員会で大臣の所信表明に対しての質疑が行われ、また、教育勅語論争というのもずいぶんこの委員会でやられてまいりました。しかし、教育勅語に関してその全体を復活するとかいう考えではなくて、その中にある徳目は変わらないものだというような発言もあったりしまして、意見の違いはありますけれども、とにかく各大臣とも、憲法と教育基本法につい……

第93回国会 文教委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に、ずいぶん長い審議をしておるわけですが、また大臣も、いまのお答えのように、貴重な御意見を承りましたという御答弁を何回かしておるわけですが、四回目の国会への提出でありますけれども、法案そのものは全く変わっていない。そして各委員からの質問に対しましても、確かにお答えはされておりますが、それがすべて納得できるだけのものになっていないものもございますし、また、きょうも出ましたように、学問の自由というものと放送法との関係の抵触の部分、これもまだ本当にお互いが納得するところまでは至っていない。やはり矛盾を抱えたままの法案であるということも感じられます。  そこで、われわれもずいぶん質問も……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/07、36期、日本共産党)

○山原委員 いろいろ論議をしてきましたので、この段階では確認の意味で幾つか御質問申し上げますが、いわば定義的なお答えをいただきたいのです。  まず第一点は、この放送大学学園、これは第三の放送形態が新しく設立されるものと判断をしてよろしいかどうか、文部省はどう考えていますか。
【次の発言】 一応確認の意味でお答えをいただいておきます。  次に、法制上の問題としては疑義がたくさんありますが、いまも御質問のあったような問題ですが、この大学に対する国家による統制あるいは介入の余地を許さない保障はどこにありますか。
【次の発言】 そこのところについては、またいろいろ意見のそごもあります。その点は申し上げ……

第93回国会 文教委員会 第12号(1980/12/12、36期、日本共産党)

○山原委員 戦後第三回目の非行の多発という状態を迎えましたが、戦前は、先ほどもお話がありましたように、昭和十七年に非行が多発しておるという事態が起こっております。十七年と言えば、学徒動員があったときですね。教育の面で言えば、いわゆる軍国主義教育、国防教育、こういうものが高揚した時期です。そして生徒は丸坊主、制服はきちんと着せられるという状態、そしてまた先生方は、労働組合なんか全くつくれない、つくれば逮捕、投獄されるという時代において、どうしてあれだけの、警察庁の調べによっても非行が多発したのかという問題を考えてみますと、この問題については、先ほどもお話がありましたように、非行の問題の背景に政治……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 建設委員会 第12号(1981/04/22、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に本四公団の昭和五十五年度工事請負契約実績について質問をいたします。  夢のかけ橋ということでずいぶんバラ色の色彩をまいてきたわけですが、その実態がどうなのかという意味で申し上げるわけですが、資本金一億円以上の企業と一億円以下の企業の請負実績を見ますと、一億円以上の企業の場合に件数が十九件で金額が三百四十五億五百万、そして一億円以下が件数が五十七件で六億六千八百万、こういう構成になっております。そして構成を見ますと、一億円以上の企業の場合が二五%で何と九八%を受注している。一億円以下の場合が七五%の数でわずか二%の請負契約しかしていない。こういう結果が出ておりますが、これは大体……

第94回国会 災害対策特別委員会 第7号(1981/04/23、36期、日本共産党)

○山原委員 寒冷によるミカン被害の問題について、短い時間ですが、質問をいたします。  愛媛県の実態につきまして、本委員会が調査をされたことにつきまして感謝します。同時に、私どものところにも愛媛県からいろいろ被害の実態並びに要請文も来ております。同時に、私の県は隣の高知県でございますが、県の方からの通知によりましても、たとえば温州ミカンが八三・一%の被害であります。土佐ボンタンが八九・一%、ポンカンが九七・九%、イヨカンが一〇〇%、ユズが七〇・八%と、被害の内容については時間の関係で申し上げませんが、こういう異常な被害を受けておるわけです。  それからもう一つ、果実を見ますと、一つはビワがござい……

第94回国会 農林水産委員会 第5号(1981/03/24、36期、日本共産党)

○山原委員 漁船損害補償法の一部改正について、三つの点で質問をいたします。  一つは、危険防止のための検診技士の充実の問題でございます。  五十一年から始まりました漁船船主責任保険が今回の改正で本格実施になるわけですが、試験実施五年間の状況を見てみますと、漁船の安全性を高め、事故件数を少なくすることが大前提として求められておると思います。そこで、漁船保険中央会では漁船の検診技士を各地の保険組合に配置して補助をいたしておりますが、この検診技士の仕事は申し上げるまでもなくきわめて重要な任務を持っております。しかし、現在三十人しか配置されておりません。私がいただきましたこの資料を見ましても、全国には……

第94回国会 文教委員会 第3号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に、最近の私立医科歯科大学におけるいろいろの情勢につきまして質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、私立大学の不正経理と申しますか、これを見ますと、いままで文部省は何遍か通達を出してきております。五十二年の九月に出しましたけれども、結局、文部省が発表しておりますように、二十九の医歯系大学におきまして二十四校が通達の趣旨が守られていないということが発表されておるわけです。この二十四校という数字はどこから出てきたかわかりませんが、もうすでに七校、八校の学校が次々と新聞に出る、こういう状態でございますから、これからまだ出てくる可能性があります。  そこで、最初に伺いたいのですが……

第94回国会 文教委員会 第6号(1981/03/25、36期、日本共産党)

○山原委員 法案の質問に入ります前に二、三お伺いをしたいのです。  一つは、共通一次試験の問題ですが、すでに三回経験をしまして、今年度も入学試験の時期を過ぎたわけですが、その中でどういうふうな反省点が出ておるかということですね。文部省として一応どういう見解を持っておるか、最初にお聞きしたいのですが、これはどなたでしょうか。
【次の発言】 評価はいろいろあると思いますが、弊害も出ているのではないか、弊害と言ってはちょっと語弊があると思いますけれども。たとえば一次テストが六十点平均ということで、これをとるのも大変だというわけで、生徒にとりましては、いわゆる共通一次用のテストの準備と同時に、普通の大……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/03/27、36期、日本共産党)

○山原委員 私は、日本共産党を代表して、国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。   一、修正案の趣旨。  改正案中の鳴門教育大学の設置に係る部分を削除する。   二、修正案提出の理由。  今回提案されている鳴門教育大学は、昭和五十三年度に設置された兵庫教育大学、上越教育大学と同構想のもので、主として現職教員の研究・研さんの機会を確保する趣旨を持つ大学院と初等教育教員の養成を行う学部を有する大学とされています。  わが党は、兵庫・上越両教育大の設置については、現職教員研修のあり方、また大学院のあり方を含めた大学制度全体に影響を及ぼしかねない重要な問題が含まれているの……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本共産党)

○山原委員 この委員会でいわゆる議員提案の法案が審議されるということ、まず私は大変いいことだと思っております。特に野党側の提案する法律案に対して審議をするということが日本の国会では余りないわけでして、私の経験でも、一度この問題について当時の提案者である木島議員に対して質問をしたことがありますが、それから久しぶりのことでございまして、そういう意味で現在提案者の考えられておることを中心にしてお互いに論議をし、審議をするということは、非常に意義があると思いますし、同時に、それはまた一面では文部省もいろいろ財政上その他の制約があるわけですから、その文部省に対する一つの激励にもなるというふうに思いますの……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/04/24、36期、日本共産党)

○山原委員 最初、私学共済法案自体につきまして、先ほども寡婦加算の問題について御質問もございましたし、ダブる点もあると思いますが、この問題と、二つ目に、いわゆる十年以上の組合員であった場合の配偶者については、いままで無条件で遺族年金を支給していたわけですが、今度は死亡者より配偶者の収入が多い場合は、遺族と見ず、遺族年金を渡さないという問題、それから高額所得者に対する支給の見直しの問題、この三つの問題でございますけれども、特に最初の二つの問題について事情を説明しながら質問をいたしたいと思います。  いわゆる共働きの場合の見直しの点でございますけれども、これは一つは既得権への侵害ではないかというこ……

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/08、36期、日本共産党)

○山原委員 今日、大学問題は、さまざまな課題を抱えておると思います。一つは、受験地獄の問題があるわけでして、その原因をいろいろ考えてみますと、とにかく国民の大学教育を受ける権利または希望に対して、これに対応するだけの政府の政策といいますか、そこにも大きな欠陥があると思うのです。  たとえば大学の整備等につきまして、総合的、計画的にやっていくとか、あるいは大学の設置あるいは既設の大学の充実、特に学部・学科の増設あるいは整備、そういったことがうまくできていない。ことに地方大学の充実が立ちおくれておりまして、地方大学においては、きわめて少ない学部・学科でやられておるというような状態も続いております。……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/05/13、36期、日本共産党)

○山原委員 私は、日本共産党を代表して、日本学校健康会法案に対する反対討論を行います。  これまでの本委員会の審議でも明らかなように、今回の日本学校健康会法案は、行政改革の面から見るなら、およそその名に値しないばかりか、放送大学との関係で数合わせであり、全く異質の組織を無理に統合しようとするものであり、かつ、次に述べるように幾つかの問題点を内包しており、むしろ国民の期待に反するものとなっています。  第一の問題は、日本学校給食会に対して何らの見直しさえ行わず、統合に名をかりてその温存を現状のまま図ろうとしているのではないかという感の強いことであります。  もともと日本学校給食会は、昭和四十二年……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/05/15、36期、日本共産党)

○山原委員 きょうは、参考人御苦労さんです。文部省への質問はまた機会がありますから、参考人に主として質問をいたしたいと思います。  第一点は、自民党の批判というのが出てきたわけですね。現場の先生方あるいは各界の批判プラス自民党の批判、また新聞によれば、政権政党の批判、それがあるからこういうことにならざるを得ないのですよという会長の御発言もあるわけですが、自民党の、現在の教科書、中学校公民分野に対する批判というのは、どういう形で行われたのですか。たとえば協会に対して文書をもって批判の形態を突きつけられたのか。どういうふうにつかんでおられますか。

第94回国会 文教委員会 第17号(1981/05/27、36期、日本共産党)

○山原委員 私は、日本共産党を代表しまして、自民党議員提出の私立学校法及び国立学校設置法改正案について反対討論を行います。  反対の第一の理由は、十八歳人口が増大する中で、三年間大学の新増設を行わないことになりますと、受験競争に一層の拍車をかけることになり、共通一次試験及び高校教育に一層のゆがみをもたらすことを恐れるからであります。大学受験年齢の十八歳人口は、年々増加の一途をたどり、五十五年をゼロとすると五十七年に三万人、五十八年に十二万人、六十一年二十五万人、ピークの六十七年には四十五万人の増が見込まれます。現在でも大学進学を希望していても、入学定員の関係から入学できない学生が二十五万七千名……

第94回国会 文教委員会 第18号(1981/05/29、36期、日本共産党)

○山原委員 学校教育の重要な部分を受け持つ実習助手、養護教員、また事務職員の方々の実態をお互いに十分認識し合って、それにふさわしい処遇をしていくということは非常に重要な問題でございまして、その意味で、今度の法案を出されたことにつきまして敬意を表します。  実習助手の問題について最初にお伺いをいたしますが、実習助手という職名で働いておる方がすでに一万五千人に達しておるという状態でございます。しかも、この実習助手の方々が、工業、農業、商業、水産、衛生、看護などの職業科、あるいは理科、家庭、理療、理美容科などの実験実習の指導に当たるとともに、実験に必要な準備及び整備、実習指導計画の作成、実習成績の評……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本共産党)

○山原委員 ただいまの問題ですが、文部省は見本本についてはちゃんとした規定を出しているのです。御承知でしょう。これは献本は厳に禁止されることと明確にしています。しかも、見本本を先生方あるいは教育委員会が採択する場合に展示をするわけですが、それは教科書会社から本当にわずかの部数が送付される、その部数までちゃんとこの規定の中には書いているのですよ。それ以外は渡してはならぬ。これが文部省がやってきておる検定の過程なのです。それが文部省の手を通じて渡されている。文部省がわざわざ各出版会社から集めてこれを渡している。もともと地方教育委員会には、教科書は教科書会社から送付される。わざわざ集めてこういう研究……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 文教委員会 第2号(1981/10/23、36期、日本共産党)

○山原委員 きょうの質問は、私の方が三十分質問をいたしまして、あと教科書問題について栗田さんの方から五十分質問をさせていただきます。  最初に、この間の行政改革特別委員会で質問をしましたが、きょうは数字を確認する意味で端的に四十人学級問題についてお伺いをするわけです。  今度行革特別委員会に資料提出を要求しまして、文部省の方から私の方へ出してきております年次計画があるわけです。これは寺前議員に対しての答弁の中で出てきました数字とも一致しておりますし、また湯山議員に対する質問の答弁の中で出てきた数字とも一致しておりますから、大体文部省はこういう計画で進められようとしておると思いますが、これを見ま……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 科学技術委員会 第3号(1982/03/23、36期、日本共産党)

○山原委員 ちょうどいま、国際的に見ましても、また国内的に見ましても、核戦争阻止、そして核廃絶という声がかつてない大きな運動にもなっております。国内におきましては、科学者あるいは音楽家、作家、写真家とかあるいは漫画家とか画家であるとかあるいは宗教団体、こういうところが核戦争反対という声を上げておりますし、一昨日は、広島で二十万の人が集まるという状態がございます。それから、この間参りましたイタリアの大統領の国会における演説を聞きましても、また昨年のローマ法王の広島、長崎における訴えを聞きましても、これはいままでにない状態があるということはおわかりだと思います。  それで、最初に、文部省の藤村課長……

第96回国会 科学技術委員会 第5号(1982/04/22、36期、日本共産党)

○山原委員 最初の質問は、去る四月十九日に当委員会が筑波研究学園都市へ参りましたときに、いわゆる遺伝子組みかえ研究施設の問題につきまして地元の代表から要請を受けたんです。委員長は代表にお会いしたわけですが、私どもは会っておりません。ただ文書で地元婦人の会の代表の方、それから谷田部町の建設地区に隣接する茎崎村牧園地区のP4反対同盟の文書をいただいておるわけです。  この問題はけさほど竹内委員の方から質問がありましたので、できるだけダブらないように質問をしたいと思いますが、そのほか昨日学研労協の方が記者会見をしておりまして、科学技術庁を含めて要請書を出されておると聞いております。その中には、谷田部……

第96回国会 科学技術委員会 第6号(1982/05/13、36期、日本共産党)

○山原委員 科学技術会議が昭和五十二年の五月に第六号答申を出しております。科学技術会議は、もちろん科学技術庁が事務局的な役割りを果たしております。そういう意味で、この答申の内容と関連をして質問をいたしたいと思うのです。  いま申しましたように、五十二年五月に第六号答申、そして一番新しいのは五十六年七月に第九号答申を出しておりまして、たとえば精度の高い危険地域地図の作成あるいは集中豪雨の観測と一体化したシステムをつくって、山崩れあるいは土石流の発生を予知する技術等を確立するというふうな答申が出されておるわけです。  この点に関係しまして、最初に、建設省の方においでいただいておりますから伺いたいの……

第96回国会 科学技術委員会 第7号(1982/08/05、36期、日本共産党)

○山原委員 三つばかり質問を用意していますが、最初に、閣僚であり国務大臣である中川長官に関係をしておる問題について、真偽のほどを伺っておきたいと思います。  それは、今回の教科書問題をめぐりまして、七月二十七日の閣議で長官の発言されたことが出ておるわけでございますが、当時は中国政府の抗議が公式に来ておる段階、さらに韓国からの批判が多数新聞等に出ておる状態でございました。現在は韓国からも政府からの公式の申し入れがあっていることは御承知のとおりであります。この七月二十七日の閣議におきまして長官は、「教科書の内容の問題について、外国からいちいち干渉されるなど重大な問題ではないか」という発言をしたと言……

第96回国会 農林水産委員会 第13号(1982/04/13、36期、日本共産党)

○山原委員 けさ参考人の御意見を伺いまして、深刻な実態をある意味で把握することができました。それから、私は、高知県の室戸、室戸岬両漁業協同組合に所属する遠洋マグロ漁業の深刻な事態につきまして話をさせていただき、また、大臣にも長官にも聞いていただきたいと思っております。  現在の遠洋漁業の実態というのは、ちょうど五十二年、五十三年の北洋漁業の大規模減船の際と似ているのではないかと思うのですが、その点最初に伺っておきたいのです。
【次の発言】 原因の面では違いがあるかもしれませんが、いまおっしゃいましたように、深刻な事態については変わりはないと思いますし、北洋の場合に減船補償金が交付されておるわけ……

第96回国会 文教委員会 第3号(1982/03/19、36期、日本共産党)

○山原委員 小川文部大臣、初めてきょうこの委員会では御答弁をなさっておられるわけですが、もともと大臣の所信表明がなされましてそれに対する質疑が行われるというのは、大臣の教育に対する信念あるいは政策を伺うという意味で非常に大事なことだと思いますが、今度の場合は異例中の異例として、国立学校設置法が日切れ法であるということで、各党一巡した一般質問が行われないままにこの質疑に入っておるわけです。その点で私も理事会で申し上げたわけですが、それは初めて大臣として委員会に来られてそういう質問もせずにやるのは失礼ではないか、そういう考えを持っております。  それから、きょう大臣の答弁をお聞きしておりますと、大……

第96回国会 文教委員会 第8号(1982/04/09、36期、日本共産党)

○山原委員 昨日行われましたいわゆる教科書裁判の最高裁第一小法廷の判決につきましてお伺いをしたいと思います。  この判決は、訴えの利益の有無の判断とするに十分でないとの理由で原判決を破棄し東京高裁に差し戻しの判決となっております。検定の違憲性あるいは違法性につきましてはすでに第一審、第二審で明らかでありまして、最高裁は国側の上告を棄却して国民の教育権を擁護すべき当然の責務があると思いますが、このことには触れておりません。そういう意味で、最高裁判決が真正面からいわゆる国民の教育権問題を初めとして憲法問題との関連での判定を放棄したことは、私は不当であると思っております。それから同時に、訴えの利益の……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/14、36期、日本共産党)

○山原委員 山口議員の質問に対しまして、最初質問したものとしまして、何か私の質問がごたごた質問したからこんな答弁になったのだというような意味のことを言われておる、これは全く迷惑千万な話です。しかも答弁の中でこういうことも言っておるのですよ。「原判決を破棄するという言葉についていまの委員のようにお考えになると誤った判断になるのではないか」と二回言っておるのです。おまえさんの言っていることは誤った判断だということを言っておるのです。  このことは取り上げませんけれども、先ほどからの質疑応答を聞いておりましても、やはり私の質問にかかわってこういう答弁になったのだ、こうおっしゃっているのですが、そうじ……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/04/28、36期、日本共産党)

○山原委員 五年前にこの現法ができましたときに、全会一致で、私どもも賛成をしまして、いま木島議員がおっしゃいましたように、委員長提案でこの法律は成立をしてまいりました。したがって、あのときには論議もいたしておりません。また附帯決議もつけるというようなこともなくて、満場一致で決定をしたわけであります。そういう点を考えますと、今度の三年延長という問題におきまして、この場所でずいぶん論議も行われましたし、また参考人にも出席をしていただく、参考人の方々にはずいぶん短い時間でありましたから十分意を尽くせなかったと思いますけれども、前のときとは違った審議過程を踏んでおりますし、また傍聴人の方たちも関係者の……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本共産党)

○山原委員 私学共済の採決の前になりましたから、短時間質問をいたしたいと思います。  最初に、先日栗田議員の方から私学共済の国庫補助金について質問がありましたときに、国庫支出としては八百万円という数字が出ましたときに、その他のたとえば国家公務員共済あるいは地方公務員共済とか農林漁業共済の金額はどれくらいになるだろうということを申しておったわけですが、お調べになっておりましたらちょっと御返事をいただきたいのです。
【次の発言】 それは国庫補助の金額ですね、後の方は。いま八百万円に相当する分をおっしゃったわけですか。
【次の発言】 いずれにしましても、農林年金が二千百万ですか。まあこれだけのことで……

第96回国会 文教委員会 第17号(1982/07/30、36期、日本共産党)

○山原委員 国語辞典を見ますと大半が、「侵略」というのは、他国の支配下に土地等を侵入して奪い取ること、こうなっています。「進出」というのは、勢力を張ったり、新方面を開いたりするため進み出ることとなっております。これはほとんどの国語辞典でございます。  そこで、今回文部省の検定の中で「侵略」を「進出」あるいは「侵攻」としたことにつきまして、二つの理由を挙げておられます。一つは、用語の統一の問題、一つは、「進出」というのは価値判断の伴わない客観性を持っている言葉だ、こういうわけですね。そこで、これは偽り、後でつけたこじつけの理由にすぎない、このことをまず指摘しておきたいと思います。  先ほど初中局……

第96回国会 文教委員会 第19号(1982/08/06、36期、日本共産党)

○山原委員 警察庁おいでくださっていると思いますが、この教科書論議が始まりまして、右翼団体からの脅迫状が幾つか来ております。他の党の方にも来ておるかもしれません。これは恐らく星野亨斉という人物だろうと思いますが、現職の衆議院議員戸沢政方私設秘書あるいは横浜、森田弁護士事務所事務局長、元衆議院予算委員長尾崎末吉秘書というような名義でございまして、こういう中身なんです。  私の党の松本善明議員、さらに参議院の佐藤昭夫議員に対するものでありますが、「我が大日本帝国は、神代このかた一度たりと侵略戦争を起こした事はない。」という書き方で、「即刻、国会議員を辞職すべし」あるいは「過ちを天下に謝罪すべし」さ……

第96回国会 文教委員会 第21号(1982/08/27、36期、日本共産党)

○山原委員 これだけ国際政治問題化した今回の教科雷検定問題のいきさつについて原因がどこにあったかということ、また政治責任を含めてどう反省しておるかということを一言最初に官房長官に伺いたいのであります。
【次の発言】 十五年戦争について、これが侵略戦争であったかどうかということが問われているわけでございますが、今回の見解の中にはその言葉は一言も出ておりません。これは当然入れるべきではなかったかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 後世の史家の判断にゆだねるという言葉がしばしば出てくるわけでございますが、日本政府はいままで極東裁判におきましても、また国連憲章に賛成をした立場から見ましても……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/03/09、36期、日本共産党)

○山原委員 ちょっと質問の順序を変えまして、最初にF4ファントムの爆撃装置の問題についてお伺いをいたします。  佐藤総理大臣の時代に、爆撃装置を外すことが憲法を守る証左であるということを明言をしているわけでございますが、この考え方は、鈴木総理大臣、お変わりになっておりませんか。最初に伺いたいのであります。
【次の発言】 けさほど発表されましたいわゆる政府の統一見解、これは、読んでみますと、明らかに量産を前提としておる、そういう計画であると思われます。したがって、いま御答弁がありましたが、侵略的、攻撃的脅威を与えるものとして装置を取り外した見解を変えて復活、強化するものではないか、こういう疑問を……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 科学技術委員会 第2号(1983/03/22、36期、日本共産党)

○山原委員 この技術士法の示す制度そのものが非常に重要なものであり、またわが国の技術振興という点で非常に大きな意味を持っておるというふうに考えておりまして、ちょうど二十六年前の昭和三十二年でありましたか、そのときの法案審議に当たってわが党もこれに賛成をいたしております。今度のこの改善ですが、私は二つの面から見てみたいと思うのです。  一つは、この法案の積極的な意味、評価すべき点があると思います。それとまた、今日の段階において、法の趣旨からいって評価できない点もあるという考え方から、質問をしたいと思っております。  一つは、今後この技術士の需要は増大していくと思いますが、その増大する要因がどうい……

第98回国会 科学技術委員会 第3号(1983/03/24、36期、日本共産党)

○山原委員 私は、日本共産党を代表しまして、技術士法案に対する修正案を提案いたします。  修正の内容はお手元に配付してありますが、技術士制度の試験事務及び登録事務を民間に委譲できることを定めた規定を政府案から削除するというものであります。  修正の理由は、第一に、試験事務、登録事務の民間への委譲は、技術士制度の運用そのものの簡素化にはつながらず、また、予算的にも増大すると考えられること。第二に、試験及び登録事務に独立採算制の原則が導入され、受験者、登録者の負担が大幅に増大される結果となりかねないからであります。第三に、事務委譲されると予想される社団法人日本技術士会の業務に支障を来す結果にならな……

第98回国会 科学技術委員会 第5号(1983/05/19、36期、日本共産党)

○山原委員 私は昨年の三月に、ランドサット問題をめぐりまして、宇宙開発の軍事利用問題について質問をいたしましたが、今回はこの問題と関連をしまして、自衛隊の基地化が進んでおります硫黄島と本土との連絡体制を抜本的に改善するため、二月に打ち上げられた実用通信衛星二号、いわゆるCS2の電話回線を防衛庁が利用できないかどうかについて政府部内で検討が始められているということが、マスコミの報道でもまた他の委員会での政府答弁でも明らかにされております。これは、宇宙開発事業団法や昭和四十四年五月九日の衆議院本会議における「わが国における宇宙の開発及び利用の基本に関する決議」にうたわれている、宇宙開発利用は平和の……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/23、36期、日本共産党)

○山原委員 今回の国立大学設置法について、賛成する部分もありますが、非常に問題を感じておるところもありますので質問をいたします。  筑波大学における国際関係学類の設置の問題でありますけれども、筑波大学の学内として類を設置するという機関はどこでしょうか。
【次の発言】 評議会はいつ国際関係学類を設置することを機関として決めているのでしょうか。
【次の発言】 いま経過が話されましたが、私、資料を全部ここへ持ってきているのです。時間の関係で全部読み上げるわけにいきませんが、いまお話のあった六月の十七日の評議会の「五十八年度概算要求主要事項」によりますと、「学部などの創設など」の項目で「国際関係学群(……

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/27、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に、この委員会で一緒に質疑応答してきた相手でございますから、この質問は私にとりましても余り愉快でない質問でございますけれども、文部省の前管理局長の柳川覺治氏のことにつきまして質問をしておきたいと思います。  柳川さんは、現在、参議院の比例代表選挙区の予定候補者として選挙運動を展開しておられます。特に管理局長であった肩書きをフルに活用しまして、管理局管轄下にある約三十の団体、業界挙げてのいわゆるぐるみ選挙を進めておると言われまして、そのやり方にかなり批判が出ております。そしてこの国会でも取り上げられてきたわけでございますが、この問題について、最初にこの選挙運動に文部省としては関与……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/13、36期、日本共産党)

○山原委員 英語教育の週三時間問題について質問をいたします。  この問題では先日も五万名の請願署名をいただきまして、また、昨年もそうでございましたが、しばしば請願が出まして、この委員会でも請願の採択あるいは保留の問題で論議をしてきたわけですが、きょうはこの問題について最初に伺いたいと思います。  ちょうど一昨年の一九八一年の四月に標準週三時間が出まして、私はその年の五月に質問主意書を政府に対して出しました。この質問主意書に対する答弁書が、ここへ持ってきておりますが、たしか六月の十二日に出されております。これが出ましたときに、私はある新聞記者の方から、大体質問主意書に対する政府答弁書というのは非……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本共産党)

○山原委員 この委員会で年来の懸案でありました実習助手の問題、事務職員の問題、養護教諭の問題等につきまして三つの法案を提出していただきましたことに対しまして、提案者に敬意を表明する次第でございます。  この議員立法というものは非常に重要でありまして、たとえば欧米の国会におきましても議員立法は優先的に審議をされておることは御承知のとおりであります。わが国の場合は政府提案の法律を主として審議をするという形態をとっておりますが、この年来の問題について法律案を提出され、それに対する正当な論議が行われることがどれほど必要なことかわかりません。その意味で、われわれも気に入らない政府提案の法律についても審議……


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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 文教委員会 第2号(1983/07/27、36期、日本共産党)

○山原委員 最後の質問者になったわけですが、大臣以下休会中に大変御苦労でございます。国士館大学の問題について、けさからずいぶん御質問が出ておりますので、私は問題の核心にずばり入ってお聞きしたいと思うのです。  まず最初に、警察庁の方にお伺いをいたします。  今回起こりました殺人事件につきまして、中村は殺人で起訴されております。田代という人物は処分保留で釈放になっております。そこで最初にお伺いしたいのですが、柴田梵天総長、坂本事務局長、この二人は今回の事件と直接因果関係はないと新聞に報道されておりますが、柴田、坂本は全く関係なかったのかどうか、最初に伺います。


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 科学技術委員会 第1号(1983/10/06、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に原研の当局に伺います。  原研当局と労働組合との間で争われていました動力試験炉のロックアウト裁判、これが本年の六月十三日に最高裁判所におきまして、原子炉ロックアウトは不当なものであったとして労働組合の主張を全面的に認める判決が出ております。これに対して原研当局としては労働組合に対して、求められているお金は払うが謝罪する必要はないという態度をとっております。私どもも裁判を経験しておりますけれども、一般的に、裁判の結果が出ました場合には、少なくともそれに対応する姿勢を当局がとるというのは当然のことだと思います。まして、この原子力研究所は、御承知のようにまさに先端科学の研究開発の機……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本共産党)

○山原委員 最初に、三宅島噴火で改めて問題になっております行革と防災対策の関連について総理大臣に御質問いたします。  今国会の冒頭の所信表明演説でさきの日本海中部地震に触れ残して、災害対策の強化に一癖努力していくと総理は言われました。ところが、三宅島噴火でいろいろ調べてみますと、わが国の火山観測体制は全くお粗末であります。全国で活火山六十七カ所ありますが、国が常時監視体制をとっているのはそのうちのわずか十七カ所、残り五十カ所は事実上ノーマークであります。三宅島は辛うじて十七カ所のうちに入っておりますが、観測要員は専任でたった一人。地震計、これは三地点に設けて測定して初めて正確な状況がわかるもの……


山原健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院36期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○山原分科員 この二月の二十五日に各新聞が一斉に報道しましたスリーマイル島の原発事故後の新生児の死亡率が上昇したというアメリカのネーション誌の掲載問題ですが、これはもう質問があったかもしれませんが、科学技術庁はすでに入手をしておられますか。
【次の発言】 中身につきましては、新聞情報しかわからないということですか。全然つかんでいないのですね。
【次の発言】 しかし、これはかなり怠慢じゃないですかね。これだけ原子力発電所をめぐっての問題が各地で起こっておりますときに、この雑誌は週刊誌ですが、すでに二十三日に出ているわけです。きょうは二十七日ですから、外務省は持っているわけですし、どういう内容なの……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本共産党)

○山原分科員 きょう一斉に朝刊で報道されております、いわゆる国鉄赤字ローカル線廃止基準政令案骨子の全文というものでありますが、もうすでに質問があったと思いますけれども、突然けさ起きて見ましたので、これはどんな性格を持っておるものですか、最初に伺いたいのです。
【次の発言】 あずかり知らぬところということでございますが、きょう出ております骨子の中で、いわゆる選定基準の三項目につきましては、一応いままでも運輸委員会の審議などで出ておりましたね。ところが、今度はもう一つ第四項目が加わりまして、さらにそれにいわゆる選定手順というのが出ておるわけですね。これなどはまだ全く国会においても審議をされておるよ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1981/10/20、36期、日本共産党)

○山原委員 総務長官おいででございますか。
【次の発言】 総務長官、人事院勧告と仲裁裁定について、最初に総務長官の決意を一言伺いたいのです。  人事院勧告の実施は財源不足でやれないなどと言われておりますが、それはまさにつくられた財源不足であると私は思っております。仲裁裁定も人事院勧告もいずれも労働基本権の代償であり、政府みずからも、ILOにおきましても国際的にも主張してきたところであります。人事院勧告対象者の非現業一般職はいまだに団体交渉権を剥奪されたままであります。仲裁裁定と人事院勧告による給与改定は値切ることなく速やかに実施すべきでありますが、給与担当大臣としての総務長官の決意を最初に伺い……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会公聴会 第1号(1982/02/12、36期、日本共産党)

○山原委員 三人の公述人の皆さん、御苦労でございます。共産党の山原ですが、富塚、牛嶋、そして猪木の御三方に、その順序でお伺いをいたしたいと思います。  一つは富塚事務局長に。  二月一日に私どもと総評との間に話し合いがなされておりまして、昭和五十七年度の予算に対する要求項目の一定の合意に達しております。その中には、軍事費削減問題あるいは一兆円減税問題、それから国民の要求である老人医療の問題とか、四十人学級の問題とか、私学助成の問題、それから賃上げの問題あるいは生活関連の公共事業に対する投資の問題とかいうことが出ているわけでございますが、大体七項目の合意事項となっておりますけれども、これは現在の……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本共産党)

○山原分科員 最初に、外務省の方にお伺いしますが、昨年十一月九日午後零時二十分から二十五分間にわたりまして、四国の足摺沖七十キロのところで、ワールド・アンバサダー、これは二十三万トンの大型タンカーでありますが、これが、船籍はリベリア船籍、そして川崎汽船の所属で、日本人の乗組員二十七名が乗っておりましたが、宇部から四日市に航行中、米海軍対潜哨戒機P3Cオライオン、これが飛来してまいりまして、二百メートルの超低空飛行で参りまして、最初は信号弾を二発というふうに言っておりましたが、だんだん情勢が変わりまして、十二発発煙筒を投下した、こういう事件が発生をしました。米軍は十二日間、この事実を沈黙をしてお……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本共産党)

○山原分科員 土木建築業に携わる労務者賃金の問題でございますが、これは建設省、農林水産省、そして運輸省、三省間の協定がありまして、それで設計単価の中に労務賃金が組まれているわけですが、このいわゆる三省の協定と実質働いている労働者、特に全国に散らばっている土建業に携わる労働者の賃金に差があるという問題は前々から私も取り上げております。これについて、昨年行管庁あるいは建設省の方で、大臣も調査をするというお約束をされておりますが、最初に、調査をされた経過、結果、簡明にお答えいただきたいのです。
【次の発言】 建設省、後で……。  大臣、ちょっとお聞きいただきたいのですが、私のいろいろ集めた資料ですが……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会公聴会 第2号(1983/02/10、36期、日本共産党)

○山原委員 時間が十分間でございますので、お一人にお尋ねする以外方法がございませんが、川田先生にお伺いいたしたいと思います。  先生の出されました論文を幾つか読ませていただきましたが、一つは南北問題と軍縮問題に関して「わが国平和外交の課題」というのを読ませていただきました。これはパルメ委員会のことも書かれておりまして、昨年も私は、パルメさんがわが国に来られましたときに国際会議に出席をしておったわけですが、軍縮志向というのが非常に強烈であるということを痛切に感じました。また、先生も「南北問題を打開するためには、軍縮問題を進めなければならない。」こういうふうに書かれておりまして、このお気持ちは変わ……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本共産党)

○山原分科員 マグロはえ縄漁業、日本の遠洋漁業の将来につきましてお尋ねしたいと思っております。  一つは、いわゆる燃油の問題でございますが、このことについて非常に深刻な事態を迎えておりまして、燃油価格をちょっと見てみますと、昭和四十九年また昭和五十四年の二度の油の高騰によりまして、たとえば遠洋漁業はもちろんですが、農業用すべて含めまして、油の高騰が、昭和四十八年にキロリットル一万五百円だったものが五十六年には七万六千六百円と実に七・三倍になっております。コストに占める燃油費の割合を見ましても、四十八年の九・四%が五十六年には二五・四%、こういうふうになっておりまして、いわゆる燃油の値上がり問題……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本共産党)

○山原分科員 きょう私は河川の汚濁の問題について環境庁、建設省、それから資源エネルギー庁にお尋ねをいたしたいと思います。  私の郷里は四国の真ん中を流れております大河吉野川のほとりでございます。非常に鮮度の高い美しい川であったわけですが、ここに早明浦ダムという日本で第三番目の巨大なダムが建設をされまして、その後、川が濁り、これは高知県から徳島県に流れておりますが、昔の面影がなくなってしまいました。大変有名なアユの産地でありましたけれども、このアユもほとんど食べることもできない、河原には子供たちの姿を見ることもできない、そういう経験をいたしております。  次に、仁淀川という川がございますが、現在……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本共産党)

○山原分科員 老人医療問題について質問をしたいと思います。  二月一日から老人保健法が施行されまして、七十歳以上の老人に対する医療内容が大きな差別を受けるという事態が起こっております。さらに、四月から特例許可外病院を設けまして、これに対するまた大きな差別が出てくるということで、これはいままでずいぶん論議されておると思いますが、最近の新聞を見ましてもよろしいという評価をする投書その他はほとんどありません。残念ながら不満が続出をしておるという感じです。  たとえば最近の新聞で、二月十四日の朝日の「論壇」、これはある病院長さんだと思いますが「人権軽視ひどい老人保健法」という論文を出しております。また……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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