このページでは橋本龍太郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案及び雇用保険法等の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、戦傷病者、戦没者遺族等の処遇の改善を図るため、障害年金、遺族年金等の支給額を引き上げるとともに、支給範囲の拡大等を行おうとするものであります。 改正の第一は、障害年金、遺族年金等の額を恩給に準じて、昭和五十二年四月分及び同年八月分からそれぞれ増額するほか、障害年金受給者が死亡した場合に、その遺族に支給……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、昨今の社会経済情勢にかんがみ、福祉年金の額の引き上げを行うとともに、児童扶養手当等の額の引き上げを行い、あわせて厚生年金保険、船員保険及び国民年金の昭和五十二年度における年金額のスライドの実施時期を繰り上げること等により、老人、心身障害者及び母子家庭の福祉の向上を図ろうとするものであります。 その主な内容は、 第一に、福祉年金の額につきましては、本年八月から老齢福祉年金の額を月額一万三千五百円から一万五千円に、障害福祉年金の額を、一……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました労働安全衛生法及びじん肺法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、労働者の安全と健康の一層の確保を図るため、職業病対策等の充実強化と粉じん作業に従事する労働者の健康管理のための措置の充実を講じようとするもので、その主な内容は、 労働安全衛生法の一部改正においては、 第一に、新たに一定の化学物質を製造し、または輸入しようとする事業者は、その化学物質について有害性の調査を行い、その結果を労働大臣に届け出なければならないものとすること、 第二に、労働大臣は、がんその他の重度の健康障害が生……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、原子爆弾被爆者の福祉の向上を図ろうとするものでありまして、その内容は、 第一に、認定被爆者に対する特別手当の額について、現に当該認定に係る負傷または疾病の状態にある者に支給する特別手当の額を、月額二万七千円から三万円に引き上げ、当該状態にない者に支給する特別手当の額を、月額一万三千五百円から一万五千円に引き上げること、 第二に、健康管理手当の額を、月額一万三千五百円から一万五千円に引き上げること、 第……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げますとともに、特定不況業種離職者臨時措置法案について、趣旨弁明を申し上げます。 まず、健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、健康保険制度の健全な運営と内容の充実を図るため、標準報酬及び一部負担金の改定並びに傷病手当金の支給期間の延長を行うとともに、臨時的な措置として賞与についての特別保険料の徴収について定め、あわせて、船員保険についても標準報酬及び一部負担金の改定を行おうとするものであり、その主な内……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法案について、その趣旨の弁明を申し上げます。 漁業離職者に対する雇用対策としては、従来から漁業再建整備特別措置法や雇用対策法に基づき必要な措置が講じられているところでありますが、最近における漁業をめぐる国際環境は、二百海里問題等を中心に急激に変化いたしております。 このような状況下において、国際協定の締結等がなされ、これに伴って実施される漁船の隻数の縮減に伴い、一時に多数の漁業離職者が発生することが見込まれております。このため、これら離職者の再就職の促進等について特別の措置を講ずることが、当面の緊急課題……
○橋本龍太郎君 ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げますとともに、特定不況業種離職者臨時措置法案及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法案について、趣旨弁明を申し上げます。 まず、健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、健康保険制度の健全な運営と内容の充実を図るため、標準報酬及び一部負担金の改定並びに傷病手当金の支給期間の延長を行うとともに、臨時的な措置として賞与等についての特別保険料の徴収について定め、あわせて、船員保険についても標準報……
○国務大臣(橋本龍太郎君) 多賀谷先生からお尋ねのありました点、二点について、総理の御答弁を補足をさせていただきます。 最初に、年金所得のミニマム、それに関連しての福祉年金というお尋ねでございました。 先生御承知のように、わが国の厚生年金の水準、ほぼ国際的に見ても遜色のないところまで参っております。それを踏まえまして、明年度さらに物価スライドを実施することによりまして、厚生年金の標準的な年金額は約十万八千円にまで上昇をいたします。 ただ、一つの問題点は、国民年金における経過的年金、ことに福祉年金等の問題でありまして、この点が必ずしも十分でないとの御指摘をちょうだいをいたしたわけであります……
○国務大臣(橋本龍太郎君) お答えを申し上げます。 国民健康保険財政は、昭和五十二年度において、赤字の市町村、赤字額、ともに減少はいたしましたが、老人医療費や高額療養費の増大によりまして、依然として苦しい状況にあるのは御指摘のとおりであります。 このため、国としては、五十四年度予算案におきまして、国民健康保険助成費として総額一兆九千五百十四億円を補助することといたしておりまして、特に市町村の財政逼迫に対処するため臨時的な財政措置として、対前年度比一七%増の千三百十二億円の臨時調整交付金を計上いたしておるわけであります。これによりまして、国の助成費は市町村の医療給付費の六三%に達しておるわけ……
○国務大臣(橋本龍太郎君) ただいま議題となりました医薬品副作用被害救済基金法案について、その趣旨の御説明を申し上げます。 医薬品は、今日、医療上必要不可欠なものとして、国民の生命、健康の保持及び増進に大きく貢献しているところでありますが、他方、このような医薬品の副作用による健康被害の発生もまた、近年見逃すことのできない問題となっております。 これら医薬品の副作用による健康被害対策の基本は、その発生防止にあることは申すまでもありません。このため、国は、医薬品の承認審査の厳格化、医薬品副作用情報収集体制の整備、既承認医薬品の安全性及び有効性の再評価など各般の対策を進めてまいったところであり、……
○国務大臣(橋本龍太郎君) ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 医療保険制度の基本的改革は、かねてから重要な課題となっているところでありますが、医療保険をめぐる諸情勢は近年厳しさを加えております。かつてのような高度経済成長が期待できない情勢のもとにおいては、人口構成の老齢化や医療の高度化等により、医療費の伸びが賃金の伸びを大幅に上回る状況が続くものと考えられます。また、医療費問題のみならず、救急医療などの医療体制の整備、老人医療の確保、医薬品副作用被害の救済など、早急に解決を図るべき諸問題が山積しており、一昨年の健康保険改正法案……
○国務大臣(橋本龍太郎君) 保育所の運営費の改善につきましては、従来から特に意を用いて改善に努めたところでありまして、いわゆる超過負担問題の解消につきましては、ただいま自治大臣からも御答弁がありましたように、保育所運営の実態につき各種の調査を実施いたしながら、これらの調査結果を踏まえて是正措置を講じてきたところでありまして、今後ともに努力をしてまいりたいと考えております。 また、長時間保育につきましては、保母さん方の時差出勤なども考えながら、できるだけこれに対応できるように保母の加配も行っておるわけでありますし、乳児保育につきましても、乳児保育特別対策を実施し、措置費のかさ上げ措置を講じてお……
○国務大臣(橋本龍太郎君) 生活基盤の充実に関しましては、先ほど総理からお答えをいたしましたので、重複を避けたいと存じます。 また、寝たきり老人あるいはひとり暮らし老人等について、そのほかの問題はどうなのかという御指摘をいただきましたが、昨年度から在宅の寝たきり老人に対しまして保健婦を家庭に派遣をし、看護方法等を指導するような事業等も取り入れております。 さらに、これらの施策を補完しまして、家族に過大な負担がかからないように、その環境を整えていくという観点から、既存の老人福祉施設の機能を地域に開放する形での各種の在宅老人福祉施策、たとえばショートステーあるいはデーサービス、また機能回復訓練……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 私が当委員会の委員長に就任いたしました橋本龍太郎でございます。 ごらんのとおりの未熟者でありますし、かつ若輩でありますので、どうかよろしく御指導のほどをお願いいたします。 皆様御承知のように、今日、厳しい経済、社会情勢の中で、国民各界各層から福祉の問題、雇用の問題等については大変強い関心を持たれております。そのさなかに当委員会の委員長に就任し、職責の重大さを痛感いたしておる次第であります。 幸い、委員各位には、これらの問題にきわめて御理解があり、御造詣の深い方々ばかりでありますので、御指導、御鞭撻を賜りつ……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の辞任及び補欠選任についてお諮りいたします。
理事葉梨信行君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
次に、その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に住栄作君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生関係の基本施策に関する事項
労働関係の基本施策に関する事項
社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項
……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。枝村要作君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。厚生大臣渡辺美智雄君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津島雄二君。
【次の発言】 次に、渋沢利久君。
【次の発言】 渋沢君、時間が大分過ぎておりますから……。
【次の発言】 この際、午後一時四十五分まで休憩いたします。
午後一時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関す……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
理事大橋敏雄君が去る十二日委員を辞任されたのに伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に大橋敏雄君を指名いたします。
【次の発言】 雇用保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣石田博英君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
次回は、明十六日水曜日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いた……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る十日、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりますが、昨日、本院の承諾を得て、内閣において修正いたしましたので、この際、政府よりその修正の趣旨について説明を聴取することといたします。厚生大臣渡辺美智雄君。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件及び労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、厚生、労働両省の政府委員から発言を求められておりますので、順次これを許します。厚生省持永会計課長。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
昨五日、理事住栄作君が委員を辞任されましたため、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に葉梨信行君を指名いたします。
【次の発言】 枝村要作君外五名提出の雇用保険等臨時特例法案を議題とし、その提案理由の説明を聴取いたします。枝村要作君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案及びただいま提案理由の説明を聴取い……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
国民年金法等の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。厚生大臣渡辺美智雄君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川本敏美君。
【次の発言】 次に、田口一男君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を戻して。
田口君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を戻して。
次に、森井忠良君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
まず、労働安全衛生法及びじん肺法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。労働大臣石田博英君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出、雇用保険法等の一部を改正する法律案及び枝村要作君外五名提出の雇用保険等臨時特例法案の両案を議題とし、質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安島友義君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
川本敏美君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これにて本案についての質疑は終了いたしました。
ただいままでに委員長の手元に、戸井田三郎君、村山富市君、大橋敏雄君、和田耕作君、浦井洋君及び工藤晃君から、本案に対する修正案が提出されておりますので、その趣旨の説明を聴取いたします。戸井田三郎君。
【次の発言】 修正案について御発言もありませんので、これより本案並びにこれに対する修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に申し出もありませんので、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について採決に入ります。
まず……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 雇用・失業対策に関する件について調査を進めます。 本件調査のため、本日、参考人として住友ゴム工業株式会社会長下川常雄君、全北海道労働組合協議会議長田村武君、士別市長國井英吉君、全日本労働総同盟生活福祉局長小寺勇君及び地元で働く仕事と九十日給付を要求する北海道連絡会代表委員岡本正巳君、以上五名の方々に御出席いただいております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の方々には、御多用のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。 本日は、雇用問題全般について、おのおののお立場から何とぞ忌憚のない御意見をお述べくださるようお願い……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案及び枝村要作君外五名提出の雇用保険等臨時特例法案の両案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。村山富市君。
【次の発言】 次に、枝村要作君。
【次の発言】 これにて内閣提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案を討論に付するのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、これより採決いたします。
雇用保険法等の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
国民年金法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤紘一君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を戻して。
【次の発言】 不正規発言はストップします。
【次の発言】 次に、安島友義君。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件について質疑を許します。渋沢利久君。
【次の発言】 いまの御指摘の点は、確かにいろいろな問題を含んでいる点だと思いますので、理事会で後日相談をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 これは私が意見を申し述べるのが適切かどうかわかりません……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任及び補欠選任についてお諮りいたします。
理事葉梨信行君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
次に、その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に住栄作君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します、金子みつ君。
【次の発言】 本会議の時間がありますから、締めくくってください。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
労働安全衛生法及びじん肺法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川本敏美君。
【次の発言】 次に、安島友義君。
【次の発言】 次に、村山富市君。
【次の発言】 佐野参考人には御多用中のところ御出席いただきまして、大変ありがとうございました。御退席いただきまして結構でございます。
村山君。
【次の発言】 次に、田口一男君。
【次の発言】 田口さん、ちょっと待ってください。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を戻して。
【次の発言】 この際、二時十五分まで休憩いたします。
午後一時……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案及び大原亨君外六名提出の原子爆弾被爆者等援護法案の両案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 許可を得てから御発言を願います。
【次の発言】 次に、森井忠良君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後一時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続けます。中村重光君。
【次の発言】 次に、大橋敏雄君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
これより本案を討論に付するのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、住栄作君、村山富市君、大橋敏雄君、和田耕作君、浦井洋君及び工藤晃君から、本案に対し附帯決議を付すべしとの動議が提……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸沢政方君。
【次の発言】 次に、川本敏美君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
休憩前の質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
次に、工藤晃君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安島友義君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件、特に政府関係特殊法人に関する問題について、本日、政府関係特殊法人連絡協議会専務理事西谷喜太郎君に参考人として出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 質疑を続けます。枝村要作君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の質疑を続行いたします。草川昭三君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。相沢英之君。
【次の発言】 この際、本日付託になりました枝村要作君外五名提出の母子家庭の母等である勤労婦人の雇用の促進に関する特別措置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。提出者枝村要作君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案の質疑を続けます。渋沢利久君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 水道法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来各党派間において御協議いただき、意見の一致を見ましたので、委員長において草案を作成し、委員各位のお手元に配付いたしてございます。 その起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から簡単に御説明申し上げます。 本案は、水道用の水の需給見通し、水道の布設状況、水源等の清潔保持の状況にかんがみ、水道に関する国及び地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、新たに、水道の整備を計画的に推進し、簡易専用水道の管理を規制する等の措置を講じようとするもので、その主な内容は次の……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 この際、委員派遣の報告をいたしたいと存じます。 去る二十四日及び二十五日の両日、私のほか、理事斉藤滋与史君、理事住栄作君、理事中山正暉君、理事枝村要作君、理事村山富市君、理事大橋敏雄君、理事和田耕作君、委員浦井洋君及び委員工藤晃君の九名は、本委員会の決議により、北海道における雇用・失業問題に関する実情調査のため、釧路市及び北海道庁に行ってまいりましたので、その調査の概要を御報告いたします。 まず、二十四日には空路釧路市に参り、市福祉会館において、最近の漁業事情、経済事情等の雇用労働者に及ぼす影響、雇用労働者の実態、失業事情等について関係者より事情説……
○橋本委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 厚生関係の基本施策に関する事項 労働関係の基本施策に関する事項 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○橋本委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 厚生関係の基本施策に関する事項 労働関係の基本施策に関する事項 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
大原亨君外六名提出の原子爆弾被爆者等援護法案を議題とし、その提案理由の説明を聴取いたします。森井忠良君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出、健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、第八十回国会におきましてすでに提案理由の説明を聴取しておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
○橋本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る十月二十七日終了いたしております。
この際、委員長の手元に斉藤滋与史君、住栄作君、戸井田三郎君及び中山正暉君から、本案に対する修正案が提出されておりますので、その趣旨説明を求めます。戸井田三郎君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
この際、本修正案について、内閣の意見があればお述べ願います。渡辺厚生大臣。
【次の発言】 これより本案及びこれに対する修正案を討論に付します。
討論の申し出かありますので、順次これを許します。……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藤田高敏君。
【次の発言】 計らいはしておらぬ、時間どおりやってください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 この際、国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法案起草の件について議事を進めます。
本件につきましては、先般来各会派間において御協議いただき、意見の一致を見ましたので、委員長において草案を作成し、委員各位のお手元に配付いたしてございます。
その起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。
先般の理事会で御協議願いましたとおり、小委員十九名よりなる医療保険制度に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
次に、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、小委員に
井上 裕君 石橋 一弥君
大坪健一郎君 川田 正則君
津島 雄二君 戸井田三郎君
戸沢 政方君……
○橋本委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
理事戸井田三郎君が去る十一月三十日委員を辞任されたのに伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に越智伊平君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生関係の基本施策に関する事項
労働関係の基本施策に関する事項
社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項
労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項
……
○橋本(龍)議員 ただいま議題となりました環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。 環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律は、理容業、美容業、クリーニング業等公衆衛生の見地から国民の日常生活に密着した環境衛生関係営業を適用対象といたしておりますが、本案は、近時におけるこれら環境衛生関係営業を取り巻く諸情勢にかんがみ、営業の健全な発展を図るとともに、消費者の利益の擁護を図ろうとするもので、その主な内容は次のとおりであります。 第一は、過当競争の防止のための措置でありまして、適正化規程は、環境衛生同業組合の地区内の一定の区……
○橋本国務大臣 このたび、大平内閣の発足により、厚生大臣に就任をいたしました橋本龍太郎でございます。 国民生活全般に深くかかわりのある厚生行政を担当することになりまして、責任の重さを痛感いたしております。御承知のとおりの欠点だらけの私でありますので、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。 現在、厚生行政の最大の課題は、かってのような経済の高度成長が期待できないという制約のもとで、今後の急速な人口の老齢化を控え、これに対応する社会保障の確立を長期的かつ総合的観点に立って行っていくということにあります。ことに、御承知のとおり、緊急に対応を迫られております医療保険制度の改革を初めとして、年……
○橋本国務大臣 ただいま御決議のありました過疎地域における水道の適正料金の設定につきましては、従来より国庫補助の導入等により対処してきたところでありますが、今後とも御決議の趣旨に沿ってその改善に努めてまいりたいと考えております。
○橋本国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べたいと思います。 わが国の経済は、石油ショック後の長い回復過程にあり、景気は、ようやく明るさを見せつつあるとはいえ、今後かつてのような経済の高度成長は望むべくもありません。他方、人口の老齢化は着実に進行し、わが国社会はさまざまな局面において高齢化社会への対応を迫られております。社会保障の分野におきましても、年金、医療保険を初めとし、児童福祉、社会福祉など各般にわたり、長期的かつ、総合的観点に立った施策の見直しが要請されております。 私は、これら厚生行政の課題と積極的に取り組み、国民相互の連帯に支えられた福祉……
○橋本国務大臣 本日十時から行われました広島地裁におけるスモンの判決は、国にとってきわめて厳しいものと受けとめております。 国は、いままで金沢、東京、福岡の各地裁で出された判決につきまして、現在控訴して上級審の判断を仰いでいるわけでありますが、この本日の判決に対する方針につきましては、至急判決文を入手し、判決において認められました国の責任の内容について、関係者とも十分協議をした上で態度を決定いたしたいと思います。 ただ、それと離れまして、いま大原先生が御指摘になりましたように、確かに私も、そろそろこの問題について一括解決をすべき時期に参った、機は熟してきたという感じは率直に持っております。……
○橋本国務大臣 いまの大原委員の御指摘は、私も一般的にそのとおりであると思います。当然そうあるべきであろうと思います。それだけに、いま援護局長にそうしてないのかと言って尋ねてみましたところ、しているつもりでございますという返事が返ってまいりましたので、私は、いまの大原委員の御質問は一般的にそのとおりだと理解をし、同時に、個別ケースにおいてなお具体的に問題のあるケースがありましたならば、それこそ再審査の道があるわけでありますから、そうした中で努力をしてみたいと思います。
【次の発言】 私、先ほどから大原委員の御指摘を伺っておりまして、一般論としてそのとおりだという感じがいたします。
ただ、医学……
○橋本国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○橋本国務大臣 御指摘のような問題点は、私も否定をいたすものではございません。確かに、四十八年の年金改正の際に物価スライドを採用する時点におきましても、実はいろんな議論が関係審議会でもありましたし、本委員会でも行われたことは事実でございます。 ただ、あの当時の時点においては、物価スライドを採用し、五%の上下というものを幅にとるということが一番ふさわしいということで採用されたわけでありますが、その後のオイルショック以降の物価の激変する時代においては、確かにこれは非常によく機能したということは、私は一面の事実だったと思います。 ただ、基本的に見て、各種の年金制度において、給付の水準についても、……
○橋本国務大臣 外見からごらんになって、そういう御議論があるいは出るかもしれません。ただ、この公的年金制度連絡調整会議がスタートいたしましたのは、昭和四十二年の七月の各省事務次官会議の申し合わせからスタートしているわけでございます。そしてそれ以来、いま局長からも申しましたように、スライド制の問題について、それぞれがばらばらでありましたところが合意を得てきた。また、障害年金、遺族年金の通算問題についても合意を得てきたということから、私はこの会議は一定の役割りを果たしてきておると思います。そして、この場を活用していくということは、私どもこれからも当然していかなければならないことだと考えておりますが……
○橋本国務大臣 昨年の原爆二法の審議の際にそうした御議論があり、それを受けた附帯決議等も行われ、また当時の小沢厚生大臣から御指摘のような御答弁があったこと、私も本委員会の委員として拝聴いたしておりました。その後、小沢厚生大臣時代におきましても、昨年十二月私が厚生大臣を拝命いたしました後におきましても、その御意見を踏まえて種々検討もいたし、内閣法制局等に対する意見の聴取等の機会も持ってまいったわけでありますが、結果的に、積極的に二法を一本化するに足るメリットがないというようなことで、法制的にも否定的な見解が出されたようなこともありまして、こうした状態で再度御審議を願うという状態になりましたわけで……
○橋本国務大臣 私としては、その気持ちに変わりはございません。
いま局長から申し上げましたように、一昨日田辺側からもある種の意思表示があり、それを裁判所にお伝えをして、いま裁判所の最終的な御判断を示していただくのを待っておるという状態でありまして、内容的なことは、これは裁判所にお預けをしましたので控えさせていただきますけれども、まあ相当程度状態は好転しつつあるのではないだろうか、当初私が希望しましたような方向に向かいつつあるのではないだろうかという気持ちをいま持って、裁判所の御判断を見守っておるという状況でございます。
【次の発言】 今回御提案申し上げ御審議を願っております救済制度は、現行法……
○橋本国務大臣 島本委員が御指摘になりましたように、札幌地裁で出されました今回の判決は、広島地裁に次いで、国としては非常に厳しい内容のものと受けとめております。 ただ、法律上の問題点としての論議は、国としてなお係属し判断を上級審にゆだねたい部分がございますので、その点についての控訴はすでにいたしました。 ただ、それとは別の問題として、このスモンの患者の方々の実態を考え、一日も早い全面一括解決を求めたい、そのための作業を進めたいということを本院でちょうど広島地裁の判決の直後に申し上げましてから、今日まで、私どもなりに一生懸命に努力をしてまいったつもりでございます。 当時、全面一括解決を図る……
○橋本国務大臣 いわゆる恒久対策として実施すべき事項につきましては、現在、東京地方裁判所を通じまして原告・被告間で協議、検討を続けているところでありますが、先般田辺製薬も和解に参加をいたしましたことから、会社を含めての恒久対策の確立の機は熟したものと私も判断をいたしております。
したがって、現在関係者との協議を鋭意進めているところでございまして、具体案を提示をいたしました上で、早急に、今国会中にもその内容を詰めるよう鋭意努力をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 政府保証は、限定された範囲において行われるべきであるという制度的な制約がございます。国と連帯債務でない恒久対策につきまし……
○橋本国務大臣 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案について、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、新たに厚生省の附属機関として国立身体障害者リハビリテーションセンターを埼玉県所沢市に設置することを内容とするものであります。 近年、社会生活の変化等に伴い身体障害者の増加には著しいものがあり、しかもその態様も多様化しております。身体障害者がその障害を克服し、日常生活能力や職業能力を回復して、速やかに社会復帰する上で、身体障害者に対して充実したリハビリテーションを行うことがきわめて緊急かつ重要な課題となっております。 このため、身体障害者に対する……
○橋本国務大臣 先ほどからの非常に率直な御批判また御意見について敬意を表します。 私どもとしては、せっかくこのセンターがオープンできるところまでこぎつけたわけでありますから、これが本当に十分役立つものにしていかなければならない責任があることは間違いありません。それだけに、予算面また定員面において、現状として私どもは不自由がない、また十分に対応できるところまで来ておると思っておりますけれども、今後においても一層努力をしてまいりたいと思います。 また、御指摘をいただきましたように、入所者の方々また職員の方々に、この移転について不安を持たせたり、またそれによって今日までの状態に支障を来したりする……
○橋本国務大臣 これは先般も御指摘を受けましておわびを申し上げた点でありますが、私ども確かにスタート時においてそうした点への配慮が欠けておりましたということについては、本当に申しわけありません。 ただ、いま官房副長官から御説明がありましたような問題点が、一方では確かにあるわけでありまして、施設をつくる方針を決定する、そして完成までの時間差、また予算でありますとか、組織、定員等が同時進行の形で作業が進められていく、これは当初の私どもの計画どおりに査定がなされるかどうかというようなことにも関連をしてくるわけでありまして、法律案の形にして設置法改正といったような形で御審議を願うには、当初計画の段階……
○橋本国務大臣 いま野呂先生が御指摘になりましたように、日本は諸外国に例を見ないほどの急速なスピードで高齢化社会に向かいつつあります。それは確かに御指摘のとおりでございまして、このような人口の構造の高齢化、また制度の成熟化によりまして、わが国の年金制度は、今後現在の年金の水準を実質的に維持するだけで相当程度の費用を長期にわたって負担をしていただく、すなわち負担の上昇というものが避けられないということは事実でありまして、この点については本当に国民の御理解をいただきながら合意を得ていくことが必要なことだと思います。 いまお話にありましたように、給付面につきましては一応すでに国際的に遜色のない水準……
○橋本国務大臣 お答えを申し上げます。 五十一年度の実績で見ますと、国民医療費総額七兆六千六百八十四億円の中で、薬剤費が積み上げてみますと二兆六千億、大体三三・九%になります。その手法を用いますと、先生御指摘のように、五十三年度、推計でありますが大体国民医療費十兆四千億円、その中で占めます薬剤費約三兆五千億円ぐらい、大体三三・七%。五十四年度、これは完全に推計でございますけれども、国民医療費十一兆六千三百億円程度、そのうち薬剤費の占める割合は三兆九千億程度、大体三三・五%程度というふうに見られております。 なお、五十四年度の一般会計予算の中におきます医療費の補助金等、これは各種の公費負担医……
○橋本国務大臣 先生せっかく御指摘でありますが、私は、社会保障制度審議会から示されました基本の年金構想そのものは、やはり今後の年金制度を考える上においては非常に貴重な御意見の一つだというふうに受けとめております。 ただ、いま御指摘になりました支給開始年齢の引き上げについて、これはやはり最近の日本の平均寿命の延び、また年金受給者の増加、さらにその年金を受給する期間が非常に延びてきている状況等考えますと、これは確かにそれに要する費用も非常に膨大になってきておりますし、後世代の負担というものが大変大きなものになることは、これは御理解のいただけることだと思うのです。しかも海外諸国の場合、御承知のよう……
○橋本国務大臣 確かに御指摘のとおりの状況は一つの課題としてございます。そして、私ども将来の年金というものを考えました場合に、一つの考えるべき問題として現在懇談会においても検討をしていただいておりますけれども、それにいたしましても、やはり年金そのものが老後生活の一つの柱である現実と、それから現実の雇用情勢というものを考えてみますと、そうした事態を十分に考えてでなければ、その計画というものはちょっといま簡単に言えるものではないと考えております。 いつから引き上げるかということについては、いままだ申し上げられるほどの雇用情勢にもなっておらぬというのが実は私は一つ頭の中にあるわけでありまして、将来……
○橋本国務大臣 広沢委員が御指摘のように、確かに社会保障の長期計画なりあるいは長期展望というものが要望されております理由は幾つかございます。 まず第一に、人口構造の高齢化、また産業構造の変化、すなわちわが国の社会的な構造の変動というものと社会保障も即応して動いていかなければならぬ、それはそのとおりでありますし、また、経済が安定成長への移行に伴って社会保障の財源確保というものにも相当困難を生じてきているわけでありますから、今後増大していく社会保障の給付と負担についてやはり計画的な対応をしていかなければならぬ、それも御指摘のとおりだと存じます。ことに、そうなりますとやはりその負担増に対して国民的……
○橋本国務大臣 社会保険診療に用いる医薬品は、一般消費税がもし課される場合には確かに薬価基準にはね返る可能性はございます。ただ、まだ現在財政当局とこの問題を詰めておるわけではございませんけれども、厚生省自身としては、一般消費税に係る医薬品の取り扱いについては、今後財政当局との詰めの段階において非課税を要望するつもりでおります。
【次の発言】 いま川俣委員から御質問がありましたが、多少私の前回申し上げました答弁を独自に御解釈になっておられるところがあります。正確に私はこの前申し上げた部分をもう一度申し上げたいと思います。
「政府管掌健康保険と組合管掌健康保険の間の給付の公平、負担の公平、すなわ……
○橋本国務大臣 大変申しわけありません。いま公衆衛生局長のお答えを申し上げる趣旨がちょっと違っておりましたところがありますので、あわせてお答えを申し上げます。 その保健所の整備計画、確かにこれはおしかりをいただかなければなりませんが、昭和三十五年の公衆衛生局長通知でお示しをしておる「保健所の運営について」というもので、各都道府県知事さん、また政令市の市長さん方にお示しをしておるわけでありますけれども、その後の社会的の変化に対応し切れておらないという御指摘はそのとおりでありまして、今後これはできるだけ早い機会にその適正な整備計画に基づいてつくり上げて、また見直しを図ってまいりたいと思います。 ……
○橋本国務大臣 いま林野庁の方から御答弁があったわけでありますけれども、確かに川俣委員御指摘のように、非常に患者が多発した時代のこと、私も存じております。その後防振ゴムの採用その他で、使用時間の制限というようなことで、ある程度状態が改善されてきておることも存じておりますが、その間に出てきている、すでに患者となっておられる方の問題があることも私も承知をいたしております。 ただ、いま私の立場から申し上げますと、林野庁の御要請により労働省また厚生省、協議会を設けて進めてきた一つの対策が緒についたばかりでありまして、この対策を見守りたいという気持ちがあることは事実でございます。ただ、従来から林野庁の……
○橋本国務大臣 政府は現在国会に健康保険法の改正案を提出し、御審議をお願いをしておるところでありますが、その中におきましても、将来別の立法措置をもって政府管掌健康保険、組合管掌健康保険のみならず、共済をも含めた全被用者保険問の財政調整というものを実施することを予定をいたしております。しかし、これを実施するためには、各制度ともに給付また負担及び管理運営面等においての条件の違いを同じような形にしていくことが必要でありますし、また累積赤字をどう処理していくかといったような問題もありますので、制度間の財政調整はこれらの条件整備が段階的に図られていきましたその結論としての問題と受けとめ、当面は健康保険組……
○橋本国務大臣 非常に簡単な答え方をさせていただきますと、総合母子保健センターは、妊娠から乳児期、特に分娩周辺期の母子保健また医療を強化していく、またそうした方面に対する研究を推進していく、そのためにこしらえたものであります。
【次の発言】 いま金子さんお述べになりました数字は昭和四十九年の数字ではないかと思います。確かに周産期死亡率の中で後期死産率だけをとりますと日本は必ずしも成績がいいとは申せません。ただ、少なくとも五十一年には九・七、そして五十二年には九・一と年々努力のかいがあって低下をしてきておることも事実でありますし、周産期死亡率全体では必ずしも日本はそう不成績な方ではないことは金子……
○橋本国務大臣 確かに御指摘のように、大都市圏域を中心として廃棄物の最終処理空間の確保が大変困難な状態になっておることは事実でありまして、私どもフェニックス計画を急いでおるのもその対応策としてであります。ただ、その間、単独で処分地を確保することが困難な場合もあると思います。しかし、これは関係市町村がやはり連携して共同処理を行うなど、地域の実情に応じた対策を立てていただくということを私どもは期待し、国はこれに対してできる限りの技術的な、また財政的な援助を行ってまいるつもりであります。一部事務組合等ぜひ活用をしていただきたい。また、廃棄物処理施設、確かに御指摘のように、地元の反対によって年度内に着……
○橋本国務大臣 大変恐縮でありますが、一部数字が違っておるところもありますので、私の方から五十四年度予算とあわせてお答えをしたいと思います。 五十四年度予算におきまして社会福祉施設等の社会福祉の分野での新規雇用増は大体二万八千七百人程度であります。そのほかに、医療施設関係でおおむね二千六百人程度、全体を合わせて大体三万一千三百人程度と見込んでおります。五十年度の前期経済計画の場合の保健医療施設及び社会福祉施設の構成比が二・一五%に対して、新しい七カ年計画においての構成比は二・二六%、それだけの増があるわけでありまして、専門職としての養成の問題等はございますけれども、おおむねこの程度の伸び率は……
○橋本国務大臣 安井さん御指摘のとおりに、雑用水道と申しますか中水道と申しますか、非常に有効な水源対策の一つであることは間違いありません。すでに一部の新しいビルまた住宅団地等では実用化をされておりますが、まだ一般に普及をいたしますには、用途でありますとか、間違えて飲む危険性の防止対策とか、さらにいま御指摘にありませんでしたけれども利用者の違和感といったようなもの、さらにコストといったような問題がありますので、今後関係省庁そろっての検討が必要であるといま私どもは考えております。
○橋本国務大臣 川俣委員十四項目を決議とおっしゃいましたが、大変事実と異なっておりますので、まずその点御訂正を願いたいと思います。十四項目は、渡辺厚生大臣の折に政府が国会に対して提示をいたしましたものでありまして、決議とかいうような性格のものではございません。それで、その十四項目を受けて、その第一着手として、昨年の通常国会に現在継続審議中になっております健康保険法改正案を提出をいたしました次第でありまして、私どもとしてはこれを手始めに、順次その十四項目の推進に努力をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 確かに健康保険法改正案の審議の当時における経過の中から、政府が健康保険法の改正に着……
○橋本国務大臣 ただいま議題となりました医薬品副作用被害救済基金法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 医薬品は、今日、医療上必要不可欠なものとして国民の生命、健康の保持及び増進に大きく貢献しているところでありますが、他方、このような医薬品の副作用による健康被害の発生もまた、近年見逃すことのできない問題となっております。 これら医薬品の副作用による健康被害対策の基本は、その発生防止にあることは申すまでもありません。この丸め、国は、医薬品の承認審査の厳格化、医薬品副作用情報収集体制の整備、既承認医薬品の安全性及び有効性の再評価等各般の対策を進めてまいったところであり……
○橋本国務大臣 昭和五十四年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。 昭和五十四年度厚生省所管一般会計予算の総額は七兆五千五百四十億円余でありまして、これを昭和五十三年度当初予算額六兆七千七十六億円余と比較いたしますと、八千四百六十三億円余の増額、一二・六%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し一九・六%の割合を占めております。 最近におけるわが国の経済情勢及び財政事情はきわめて厳しいものがあり、そのため、明年度予算は、景気の回復基調を一層確実なものとすることにより国民生活の安定を図り、わが国経済を均衡のとれた安定成長路線に移行させることをねらいとし……
○橋本国務大臣 私は、この医療法人徳洲会が掲げているような理念に実際にのっとって医療を行う病院があるとすれば、それはむしろ大変結構なことだというふうに感じております。いま加藤委員から一部の地域における混乱についてのお話がありましたけれども、やはり地域医療が混乱をする、そして地域住民がそれに巻き込まれて、その医療の確保の上に支障を来すということは好ましいことでないことば間違いありません。それだけにやはりこれは関係者がよく話し合っていただく、そしてその中であくまでも患者本位といいますか、住民本位の立場で物事の解決に当たるように冷静な努力をしてもらいたいと思います。現在御承知のように、すでに大阪、ま……
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