坂田道太 衆議院議員
36期国会発言一覧

坂田道太[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期
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このページでは坂田道太衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

坂田道太[衆]本会議発言(全期間)
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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 衆議院本会議 第26号(1982/06/21、36期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(坂田道太君) 矢野君にお答えをいたします。  去る六月八日、東京地方裁判所において言い渡しのありましたいわゆるロッキード事件全日空ルートの判決は、裁判所が約五年半にわたる慎重な審理を行った上でなされたものと承知しております。  この判決につきましては、すでに橋本、佐藤両氏から控訴の申し立てがなされておりますが、お尋ねのように執行猶予の言い渡しがなされている点について、検察官からも控訴の申し立てをするかどうかは、現在検察当局において検討中であると聞いておりますが、いずれ公正に対処するものと考えております。

第96回国会 衆議院本会議 第31号(1982/08/05、36期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(坂田道太君) 佐藤敬治さんの質問にお答えいたします。  二つあったと思うのです。第一は、右翼団体に関する警察庁作成の秘密文書が公安庁職員によって右翼団体に渡されているとの報道があったが、この真相を明らかにされたい。また、これに対する対応策について問う。二つ目は、島原市議会が日教組大会開催反対の決議をしておるが、これは集会、言論の自由を保障している憲法二十一条に違反するのではないか、法務大臣の所見を問う。二つのことでございます。  第一、関東公安調査局の公安調査官が、新右翼に属する統一戦線義勇軍の調査に従事中、昨年十二月から本年一月にかけ三回にわたり、独自の判断で右義勇軍の幹部の求め……

坂田道太[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 安全保障特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずるとともに、その職責の重大さを痛感いたす次第でございます。  何分にも微力な私ではございますが、誠、心誠意、公正円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞ練達堪能なる委員各位の御協力を切にお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。(拍手)  本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十九分散会

第92回国会 安全保障特別委員会 第2号(1980/07/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの竹中君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、委員長は、       有馬 元治君    椎名 素夫君       三原 朝雄君    箕輪  登君       前川  旦君    横路 孝弘君       市川 雄一君    吉田 之久君 以上八名を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、外務大臣、防衛庁長官、外務政務次官及び防衛政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。伊藤外務大臣。


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 安全保障特別委員会 第1号(1980/10/02、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続いて本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずるとともに、その職責の重大さを痛感いたす次第でございます。  何分にも微力な私ではございますが、誠心誠意、公正円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございます。  何とぞ練達堪能なる委員各位の御協力を切にお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの椎名君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり」

第93回国会 安全保障特別委員会 第2号(1980/10/21、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  まず、わが国の安全保障問題及び防衛政策について、外務大臣及び防衛庁長官から、それぞれ説明を求めます。伊東外務大臣。
【次の発言】 大村防衛庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。有馬元治君。
【次の発言】 塩田防衛局長より、先ほどの答弁に関しまして発言を求められておりますので、これを許します。塩田防衛局長。
【次の発言】 午後二時より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二十三分休憩

第93回国会 安全保障特別委員会 第3号(1980/10/27、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉田之久君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 東中君に申し上げます。  申し合わせの時間が経過いたしております。結論をお急ぎいただきたい。
【次の発言】 外務大臣、何かありますか。
【次の発言】 中馬弘毅君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十分散会

第93回国会 安全保障特別委員会 第4号(1980/11/05、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  最近の国際情勢とわが国の安全保障問題について、本日、参考人として平和・安全保障研究所理事長猪木正道君及び東京大学教授関寛治君に御出席を願い、御意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、委員会を代表して、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  両参考人には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。 ……

第93回国会 安全保障特別委員会 第5号(1980/11/10、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 横路君、簡単にお願いします。
【次の発言】 市川雄一君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 東中君、簡単にお願いします。
【次の発言】 東中君、もういいですね。
【次の発言】 中馬弘毅君。
【次の発言】 箕輪登君。
【次の発言】 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事椎名素夫君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 安全保障特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続いて本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの椎名君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、委員長は、       有馬 元治君    椎名 素夫君       三原 朝雄君    箕輪  登君       前川  旦君    横路……

第94回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/02/25、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  最近の国際情勢及びわが国の防衛政策について、外務大臣及び防衛庁長官から、それぞれ説明を求めます。伊東外務大臣。
【次の発言】 大村防衛庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十九分散会

第94回国会 安全保障特別委員会 第3号(1981/04/13、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。伊東外務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がございますので、順次これを許します。石原慎太郎君。
【次の発言】 矢山有作君。
【次の発言】 時間ですから、どうぞ。
【次の発言】 次に、市川雄一君。
【次の発言】 次に、西田八郎君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 中馬弘毅君。
【次の発言】 引き続き質疑を続行いたします。石原慎太郎君。
【次の発言】 次に、矢山有作君。
【次の発言】 嶋崎譲君。

第94回国会 安全保障特別委員会 第4号(1981/04/20、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣伊東正義君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。椎名素夫君。
【次の発言】 次に、西中清君。
【次の発言】 次に、吉田之久君。
【次の発言】 次に、東中光雄君。
【次の発言】 次に、中馬弘毅君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後八時一分散会

第94回国会 安全保障特別委員会 第5号(1981/04/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、防衛庁長官から有事法制の研究について報告を求めます。防衛庁長官大村襄治君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時六分散会

第94回国会 安全保障特別委員会 第6号(1981/05/08、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀之内久男君。
【次の発言】 次に、有馬元治君。
【次の発言】 次に、玉沢徳一郎君。
【次の発言】 次に、前川旦君。
【次の発言】 これは理事会で御相談をいたしたいと思います。
【次の発言】 午後三時三十分より委員会を再会することとし、この際、休憩いたします。     午後一時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。前川旦君。
【次の発言】 市川雄一君。
【次の発言】 次に、東中光雄君。

第94回国会 安全保障特別委員会 第7号(1981/05/22、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。  外務委員会において調査中の国際情勢に関する件について、外務委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、連合審査会の開会日時等につきましては、関係委員長と協議の上、決定し、公報をもってお知らせいたしたいと存じますので、御了承願います。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時五十一分散会

第94回国会 安全保障特別委員会 第8号(1981/06/04、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中審査案件が付託されました場合の諸件についてお諮りいたします。  閉会中審査のため、委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の氏名、員数、派遣地、期間その他所……

第94回国会 安全保障特別委員会 第9号(1981/07/15、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  この際、防衛庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。大村防衛庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。椎名素夫君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。横路孝弘君。
【次の発言】 一応委員長からお答えしますけれども、ハワイ会談は御承知のようにプロセスの問題で、それは出さないという約束のようでございますから無理じゃないかと思いますが、一応理事会で御相談申し上げたいと思います。


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 安全保障特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続いて本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの椎名君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、委員長は、       有馬 元治君    椎名 素夫君       三原 朝雄君    箕輪  登君       前川  旦君    横路……

第95回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/11/09、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  国の安全保障に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。矢山有作君。
【次の発言】 栗山条約局長がやって、そして外務大臣から……。
【次の発言】 一応やって、それから大臣から……。
【次の発言】 園田外務大臣、どうですか。
【次の発言】 有馬元治君。
【次の発言】 市川雄一君。
【次の発言】 吉田之久君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 中馬弘毅君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十七分散会

第95回国会 安全保障特別委員会 第3号(1981/11/27、36期、自由民主党)【議会役職】

○坂田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十三分散会


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/04/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいまの問題につきましては、わが検察も関心を持っておるところでございます。法に照らしまして厳正公正に対処いたす所存でございます。

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1982/07/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 民主主義社会の健全な発展のためには、国民の総意が明朗、公正な選挙を通じまして的確に国政に反映されるということが何よりも重要であるというふうに考えるのでございます。したがいまして、買収事犯というのは選挙の公正を著しく害する悪質な事犯でございますので、今後これらのことにつきましては厳しく対処してまいりたいと考えております。

第96回国会 法務委員会 第1号(1981/12/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも法務大臣に就任いたしまして、法務行政を担当することになりました。  私は、法務行政に課せられました使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤ともいうべき法秩序が盤石であって、国民の権利がよく保全されていることがきわめて肝要であると存ずるのであります。特に、わが国の内外にわたりきわめて困難な問題が山積しておりますこの時期に当たり、その職責のいよいよ重大であることを痛感いたしておる次第であります。  私は、こうした認識のもとに、法務行政の各分……

第96回国会 法務委員会 第2号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の適切な運営につき、格別の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と格別の御協力を賜りたいと存じます。  私は、昨年十一月法務大臣に就任いたしまして以来、所管行政の各般を見てまいりましたが、今日、内外の諸情勢がきわめて厳しいこの時期におきまして、わが国の国民生活が比較的安定いたしております大きな原因の一つは、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることにあると痛感いたしております。私は、この法秩序の維持と国民の権利の保全という法務行政の使……

第96回国会 法務委員会 第3号(1982/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま刑事局長からお答えいたしたわけでございますが、私は、所信表明の中におきまして、やはり国民の期待するような厳正な検察権の行使に遺憾なきを期してもらいたいという願いを込めて申し上げたわけでございます。検察当局は、従来から厳正公平、不偏不党の立場を堅持して、具体的事件の処理に当たって事案の軽重に即した適正妥当な検察権の行使に努めておるというふうに承知をしておりますし、また、信頼をいたしておるわけでございます。
【次の発言】 ただいま刑事局長が御答弁申し上げましたとおりだと思うので、私はやはり両面があるというふうに思うので、矛盾はいたさないというふうに思います。

第96回国会 法務委員会 第4号(1982/03/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 商業登記法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の商業登記法によれば、会社がその本店を移転しようとするときは、移転すべき地を管轄する登記所に商号の仮登記を申請することができるものとしております。この商号の仮登記の制度の趣旨は、会社が本店を他の市町村に移転しようとする場合に、あらかじめそのことを察知した者が移転予定地にその会社と同一または類似の商号を登記して、その会社の本店移転を妨害することを防止する点にあります。  ところで、商号の保全を図る必要性は、会社の本店移転の場合のみでなく、会社の商号または目的の変更の場合、さらには会社の設立の場合にも……

第96回国会 法務委員会 第5号(1982/03/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま林委員からるるお尋ねがございまして、総会屋の動き、その背後に暴力団が介在をするというようなことでございますが、当面、この改正商法によって新設されました四百九十七条の罪は、株主の権利の行使に関し会社の計算において財産上の利益を人に供与した取締役等とその利益を受けた者を処罰するということによって、いわゆる総会屋に対する財産上の利益の提供を封じようとするものでございますので、検察当局といたしましては、右の立法趣旨を十分考慮いたしまして、警察当局と密接な連絡をとりつつ、この規定に違反する行為に対しましては適正に対処する所存でございます。

第96回国会 法務委員会 第6号(1982/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいまの御指摘は、民事局長から御答弁申し上げましたように、ただいま調査した限りでは登記もしていないということでございますが、もう少し精密に調査をいたさせたい、かように考える次第でございます。  それから、この法律をやめてしまったらどうかということでございますけれども、日本の社会に徳川時代から存在する身元保証という慣行が国民の間にある程度定着しておるというふうに私は思うわけでございまして、これがこの法律としてその当時近代化されたものとしてつくられ、現存しておるということかと思います。しかし、いま御指摘になりましたような、この法律があるがためにいろいろ問題も起こしておるというよう……

第96回国会 法務委員会 第7号(1982/03/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、今国会に別途提案されました、警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案において、協力援助者及びその遺族の保護の充実が図られることにかんがみ、証人等の被害についての給付制度においても、被害者及びその遺族の保護の充実を図ろうとするものであります。この法律案による改正点は、年金である傷病給付、障害給付または遺族給付の受給権者が一時的に資金を必要とする場合に、これらの給付を受ける権利を担保として国民金融公庫または沖繩振興開発金融公庫から小口の……

第96回国会 法務委員会 第8号(1982/03/31、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 靖国神社に閣僚として参拝をすることにつきまして、いろいろ御議論があるということは承知しておるわけでございますが、靖国神社は国家のために犠牲になられた方々の霊を慰めるためのもので、一般の宗教とは異なった性格があるとも思われますので、私といたしましては、国のために犠牲になられた方々を思うという気持ちも国民の自然な気持ちではなかろうかというふうに思いまして、そういうふうに考えますが、なお憲法上のいろいろな問題につきましては十分私も慎重に考えてまいりたいというふうに思っております。
【次の発言】 大体そういうような気持ちでございます。

第96回国会 法務委員会 第9号(1982/04/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 林委員おっしゃるとおりだと私も思います。公正なる裁判が行われ、また、証人に事実の証明に協力していただくというためには、基本的人権がいかなる場所においても守られるということでなければいけない、そのための裁判所の建物やあるいはまたいろいろ人員等の獲得には、このような行財政改革という至上命令もございますけれども、必要なものはやはり確保していかなければいけないというふうに私も考えておる次第でございます。

第96回国会 法務委員会 第10号(1982/04/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 私も法律は素人でございますので、なかなかわかりかねるところもございますけれども、政府委員を信頼いたしておりますので、御提案を申し上げている次第でございます。
【次の発言】 林委員の御意見は御意見として承っておきたいというふうに思いますし、先ほど政府委員からお答えを申し上げましたように、現行法よりも一歩前進であるというふうに私どもは考えますので、御理解を賜りたいというふうに思います。

第96回国会 法務委員会 第11号(1982/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 なかなか微妙な問題でございまして、特にいま選挙が行われておるわけでございます。でございますから、余りこれに触れない方がいいのではないかというふうに思うのですけれども、しかし、総理大臣として、たとえばその地方のあるいは京都の地域の振興を図るということに一生懸命やりたいんだということをお述べになることは差し支えないんじゃないかというふうに思います。
【次の発言】 私がここで申し上げることがやはり選挙に影響をするというようなことはむしろ差し控えた方がいい、その意味において微妙であるというふうに申し上げたわけであります。
【次の発言】 先ほどから沖本委員の御提示になりました問題は、私も……

第96回国会 法務委員会 第12号(1982/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、経済事情の変動及び民事訴訟の実情にかんがみ、簡易裁判所の取り扱う民事訴訟の範囲を改めるとともに、その管轄に属する訴訟のうち、複雑困難な一定の訴訟を地方裁判所において処理することができるようにするために必要な措置を講じようとするものであります。  以下改正の要点を申し上げます。  第一に、簡易裁判所の取り扱う民事訴訟の目的の価額の上限を引き上げようとするものであります。この上限は、昭和四十五年の改正によって三十万円に引き上げられ、今日に至っておりますが、その間、経済事情が大幅に変動し、統計によ……

第96回国会 法務委員会 第13号(1982/04/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 私も昭和二十一年に国会に出てまいりまして、そのときのことを振り返ってみますると、私、九州熊本でございますけれども、熊本から東京へ出てくるにも汽車で二日かかったというような状況、それから食糧は御承知のように全く国民全体が食えないような状況、食糧がないということは治安維持が非常に困難だ。また、一面において戦争に負けた、そういうことにおきまして国民全体がどうしていいかわからないというような無秩序な心理的な状況にあったということは経験としてわかるわけでございまして、その後の昭和三十六年以降、非常に経済が発展して今日のような豊かな社会になっていろいろな問題を起こしておる状況と、その戦後の……

第96回国会 法務委員会 第14号(1982/04/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま刑事局長から御答弁申し上げましたように、理論的にもあるいはまた実際的にも、やはり法務省といたしましては問題点もあるように考えておるようでございます。しかしながら、社会党からのその再審制度についての根本的な改革案も出ておることでございますから、そういうことを含めまして、制度は制度といたしましても、獄中におる者の再審制度を容易にする、あるいは充実をするという意味においてのいろいろの検討は、やはりいろいろの角度から検討はしてみなければならない課題ではないだろうかというふうに考えるわけでございます。
【次の発言】 平沢貞通の再審請求は、五十六年の一月に行われておるわけでございま……

第96回国会 法務委員会 第15号(1982/04/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 確かに、委員が御指摘のように世の中変わってまいりましたし、外国人の数も非常に多くなってきたということで、単に密入国を取り締まる、そういうことだけじゃなくて、入ってこられた外国人が、実に日本というところは平和で、しかも治安の状況もよろしい、本当にいいところだというふうに考えられるような行政をやっていかなければならぬ、そういうサービス面を充実していくというのが今後の入管局としての方向だというふうに私は思うのです。  ただ、言葉を管理局、これを何か行政局にしたらどうか、これは……(横山委員「入国だけじゃなくて出入国」と呼ぶ)出入国行政局、それも一つの見解だろうと思うのですけれども、し……

第96回国会 法務委員会 第16号(1982/04/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 いま局長から御答弁申し上げましたとおりなんでございますが、やはり日本の国がだんだん経済的に豊かになってきた、それから諸外国に比べますと治安が比較的に良好である、それから平和である、それから犯罪率もよその国に比べれば低い、そういうことから日本という国を見直すといいますか、単に経済的な国だけじゃなくて、日本は自然にも相当恵まれておる、あるいはまた文化もかなりの歴史を持って重みがあるということで、いい意味におきまして日本人に対する関心が非常に高まってきた、それで、ここへ少し長期滞在しようとか、あるいは観光だけじゃなくて、場合によっては定住しようとかいうような風潮が見られるということが……

第96回国会 法務委員会 第18号(1982/04/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 法律の問題は私はよくわからないわけですけれども、ただいま民事局長が答弁をいたしましたことから考えますならば、先生のおっしゃるような事態に対しては、外国人といえども相互主義を離れまして、日本が国民の要望にこたえて救済できるということになろうかと思うのでございます。
【次の発言】 いま民事局長からお答えしたわけでございますが、人権擁護局長が参っておりませんので、詳しいことはいずれ局長から報告させますが、実はその人権週間の大会に私、出席をいたしました。昨年のテーマはたしか、中学生に対しまして人権について考えるといいますか、そのような作文を書かせまして、それに総理大臣賞、法務大臣賞、そ……

第96回国会 法務委員会 第19号(1982/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 これはやはり在留外国人に対して登録証明書を常時携帯させるという目的そのものが、在留外国人の公正な管理を行う上におきまして、その外国人の居住あるいは身分、そういうものを即時かつ的確に把握する必要から出たものでございまして、私は、これは存続しなければならないというふうに思います。しかしながら、この義務違反に対しましては、今回はかなり緩和したような状況でございまして、この限度が現段階としては適当ではないだろうか、こういうふうに考えるわけでございます。
【次の発言】 現段階といたしましてはこれをベストだと考えておるわけでございまして、そういうふうにお答えを申し上げたいと思います。

第96回国会 法務委員会 第21号(1982/07/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 死刑囚の問題につきましては、私もどこかの委員会でも申し上げたことがございますけれども、何と申しましても、執行ということになれば命を絶つということでございます。したがいまして、このことにつきましては慎重の上にも慎重を期さなければならないと私も考えておりまして、その点については前任者と同様でございます。
【次の発言】 司法書士及び土地家屋関係の方々のいまの役割りというものは、私は非常に大事な制度であると思うので、これを維持したいと考えております。
【次の発言】 いまるるお話を承っておるわけでございますけれども、裁判所の任務といいますか責務といいますか、これは国民の一人一人の権利につ……

第96回国会 法務委員会 第22号(1982/07/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま刑事局長から御答弁申し上げましたことに尽きておるとは思いますけれども、本件につきましては、米国から関係者の引き渡し請求や捜査共助の要請をまだ受けておりません。わが国といたしまして、何らかの措置をとるべきかどうかを判断する前提となる事実関係そのものがまだ把握するに至っていないわけでございまして、この点につきましては、今後の推移を冷静に見守っていかなければならないと考えるわけでございます。  将来、米国からわが国に対しまして、刑事手続上何らかの協力を求めてくる場合も考えられるわけでございますが、その際には、その請求または要請の内容、そしてその具体的な資料を十分検討の上、関係……

第96回国会 法務委員会 第24号(1982/07/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 刑事補償法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。  刑事補償法による補償金額は、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等による身体の拘束を受けていた場合については、拘束一日につき千円以上四千八百円以下とされておりますが、最近における経済事情にかんがみ、これを引き上げることが相当と認められますので、右の四千八百円を七千二百円に引き上げ、補償の改善を図ろうとするものであります。  以上がこの法律案の趣旨であります。  何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。

第96回国会 法務委員会 第25号(1982/07/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 私も素人でございまして、法務省へ参りまして非常に言葉に苦労しておる一人でございます。しかし、ただいま刑事局長から申し上げましたとおり、やはりその言葉が生まれましたのにはそれなりの意味があるということで、いま提案しておりまする補償法の中の言葉は、それなりの意味があるというふうに理解しなければならないのではないかと思います。  ただし、刑事訴訟法にいたしましてもあるいは監獄法にいたしましても、また刑法にいたしましても、刑法は明治四十年、それから監獄法は明治四十一年ということでございまして、その当時と今日とでは、法文の使い方は違わないといたしましても、少なくとも一般の国民の受け取り方……

第96回国会 法務委員会 第26号(1982/08/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 このたびの災害につきまして、まだ報告受けておりませんが、先般の長崎の被害等につきましては、若干浸水等があったが、登記事務の問題に支障はほとんどないというような報告を受けております。このたびの水害について、まだ報告を受けておりません。
【次の発言】 この問題はなかなかむずかしい問題も含んでおるというふうに思います。もちろん横山先生の御指摘は御指摘といたしまして参考にいたしたいと思いますが、ただいまのところは、いま刑事局長が答弁をいたしましたとおりに考えておる次第でございます。
【次の発言】 これは、私の感じを申し上げることはかえってバランスを失することになるんじゃないかというふう……

第96回国会 法務委員会 第27号(1982/08/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 法務省の所管だと聞いておるわけでございまして、そういう形で御説明申し上げたわけであります。
【次の発言】 裁判というものが本当に国民のものにならなきゃならない、そのためには、これが公正にしかも迅速に行われるということは言うまでもないことだと思うわけでございます。日本と諸外国の例を見ますと、おのおの特徴はあると思いますけれども、日本は日本なりに調停の制度、和解の制度があるというようなことは、やはり日本の日本らしいといいますか、そういう日本民族としましてこういうような制度が根づいたんだなという考えを持つわけでございます。  西ドイツ等におきましては、かなり裁判所も多いし、しかもまた……

第96回国会 法務委員会 第28号(1982/08/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 法務大臣といたしましては、あくまでも国民の権利を守る、保全に当たらなければならないということは申すまでもないことでございます。一方におきまして、行政改革ということも、いわば政治の最大の課題でもあります。というのは、やはり国民負担の関係もございますから、その両方の均衡をどうやって保っていくかということであって、いやしくも、司法の独立に伴う国民の権利が著しい人員の切り込みによって果たされないということがあってはならないわけでございまして、その点につきましては、私、その衝にある者といたしましては、それなりの最大限の努力をしなければならないというふうに考えておるわけでございます。

第96回国会 法務委員会 第29号(1982/08/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、最高裁判所に十分その趣旨をお伝えし、運用上遺憾のないよう配慮したいと考えます。

第96回国会 法務委員会 第30号(1982/08/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 これは私、法律のことは余りよくわからないのでございますけれども、恐らく宗教の自由ということを明確にしたものだと考えております。
【次の発言】 今度の新しい憲法というのは、やはり第二次大戦の反省の上に立って、あのような平和憲法ができたというふうに私は承知をいたしておるわけでございます。
【次の発言】 靖国神社にはお参りいたしました。私は機会あるごとにお参りしておるわけでございまして、これは私自身のやむにやまれぬ気持ちでございます。と申しますのも、ちょうど私、戦争中に大学を終えたわけでございますが、われわれの同級生がたくさん戦地に赴きまして、そして二度と再び帰ることができなかった、……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 お答えいたします。  安武委員の御質問に対して私はこう答えているのです。「自分の選挙区の人たちが大学を受けたい、大学の事情はどうかというようなことを聞いてくるときに紹介をするというようなことは、やっぱりこれは常識じゃないだろうかというふうに思っておるんです。しかし、それが金銭をもらうとか、何とかというようなことにつながれば、これは問題だと私は思いますけれども、大学当局がやはりそこは入れてもこれはどうにもならない、あるいはほかとの均衡上これは余りにも成績が悪いという場合は、恐らく入れてはいただけないものだというふうに思っておるわけです。」というふうに申し上げておるわけでございまし……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 検察審査会に対しまして私がどうこうというふうには申し上げられない、検察審査会の考え方というものは一応尊重しなければならないとは思います。しかしながら、先生御承知のとおりに、検察は検察独自の判断によってやるわけでございますから、御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 そのとおりだと考えております。

第96回国会 予算委員会 第21号(1982/06/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 ただいま外務大臣からすでにお答えになりましたように、犯人引き渡しの要請がまだ参っておりません。しかしながら、事はきわめて重大であるというふうに思います。したがいまして、われわれの方といたしましては、まず事実関係を正確に把握をする、そうして起こるべきあらゆる事態に対処できるようにしたいと考えております。  詳細につきましては、刑事局長から御答弁申し上げます。
【次の発言】 冷静かつ慎重に対処いたしたいと思います。
【次の発言】 検察当局を私は信頼いたしております。
【次の発言】 検察当局は去る六月八日の橋本、佐藤両氏に対する有罪判決につきまして、検察官からも控訴すべきかどうかとい……

第96回国会 予算委員会 第22号(1982/06/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 今回の判決は、先生御指摘のとおり、父系優先主義かあるいは父母両系主義か、立法政策上複数の選択肢が考えられる場合には、そのいずれを採用するかは立法府である国会にゆだねるべきである、裁判所がこれを選択決定するということは許されないとしております。結論におきまして私も同感でございます。  しかし、判決も指摘いたしておりますとおり、現行の国籍法の父系血統主義は、現在の社会情勢のもとにおきまして十分に合理的であるかどうか疑問であるとの意見があることは承知しております。すでに昨年十月に、法制審議会に国籍法の改正について諮問をいたしておりますし、審議会の答申を得まして改正案を国会に提出する方……



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各種会議発言一覧(衆議院36期)

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1982/03/01、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 昭和五十七年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十七年度の予定経費要求額は三千五百九十五億四百十六万円であります。前年度予算額三千四百三十億七千五十四万四千円と比較しますと、百六十四億三千三百六十一万六千円の増額となっております。  さて、予定経費の増減について、内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増は百六十五億三千五百六十万六千円であります。これは、昇給等の原資として職員基本給の増額分が主なものでありますが、そのほかに、法務事務官、検察事務官等の新規増員四百二十九人及び部門間配置転換による法務事務官等の振りかえ増員……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○坂田国務大臣 昨年諮問いたしまして、着々と進んでいると承っておりますけれども、政府委員から答弁いたさせます。
【次の発言】 前大臣も非常に積極的な気持ちで考えておられたと思いますけれども、私も同様に考えております。
【次の発言】 その点につきましては、法制審議会に諮問をいたしたばかりでございますので、できるだけ法制審議会の意見を尊重いたしまして私どもといたしましては取りかからなければならない。一応諮問をいたしておりますので、どのようなことに相なるかわかりませんけれども、しかし、そのようなことも踏まえて諮問委員会としてはこの問題と取り組んでおられるというふうに私は承知をいたしておるわけでござい……




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データ更新日:2023/02/05

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