このページでは竹下登衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○内閣総理大臣(竹下登君) 私は、さきの国会において、内閣総理大臣に指名され、国政を担うことになりました。内外の情勢が厳しい中、国民の皆様の期待と信頼にこたえるべく、全力を尽くして国政の遂行に当たってまいります。よろしく御支援のほどをお願い申し上げます。(拍手) 戦後、我が国は、多くの分野で目覚ましい発展を遂げてまいりました。しかし、これまでの発展は、どちらかといえば、物の豊かさを追い求めてきたものではなかったかと思います。 私は、かねてから「ふるさと創生」を唱えてまいりましたが、これは、「こころ」の豊かさを重視しながら、日本人が日本人としてしっかりとした生活と活動の本拠を持つ世の中を築こ……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、金子さんの御質問に先立っての御発言にもありました、去る二十八日未明に起こりました南ア航空事故についての御報告を申し上げます。 南ア航空事故の関係者の御家族に対しましては、深く御同情を申し上げるところであります。 現地における捜索活動が進展することに、政府といたしましても万全を期した体制をとりたいと思っております。既に官房長官を通じまして外務省に指示いたしましたとおり、政府としては、邦人保護に万全を期すべく、在プレトリア総領事館、それから在英、在仏、在マダガスカル各大使館より館員を現地に派遣いたしまして、現地事故対策本部を設置して、現地に赴かれる御親族の方、……
○内閣総理大臣(竹下登君) 冒頭に、私の内閣の政治姿勢につきまして御質問をいただきましたが、大変含蓄のあるものでありまして、今後の政治運営上参考にすべきものが多々あったことを申し上げ、以下、それぞれについて私の考え方を申し述べたいと存じます。 まず、議員定数是正についてでございます。 私としては、国勢調査の確定人口の公表を待って速やかに抜本改正の検討を行う、この坂田議長当時の決議は十分承知をいたしております。この問題は選挙制度の基本にかかわる問題でありますだけに、まず各党間で十分議論をいただくことが最も重要であると考えます。政府としては、その論議を踏まえて今後とも努力をしていくべきであると……
○内閣総理大臣(竹下登君) 第百十二回国会の再開に当たり、内外の重要な政策課題について、政府の施政の方針を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力を得たいと存じます。 私は、このたび、米国及びカナダを訪問して両国首脳と会談し、胸襟を開いた話し合いを行ってまいりました。また、昨年末、マニラにおいて開催されたASEAN諸国首脳との会議に出席をいたしました。これらの会談を通じ、国際社会における我が国への期待とその役割の大きさをこの肌で強く実感するとともに、内閣総理大臣就任後初の所信表明演説で申し上げたとおり、「世界に貢献する日本」、この姿勢を確立し、日本の豊かさと活力を世界に生かしていかなければならな……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、私に対する御質問の冒頭におきまして、世界の趨勢というものは、表面的流れに逆らわないということだけでかじをとるのではなく、底流を見きわめるべきである、私もそのとおりだと思っております。 続いて、世界平和への貢献についてINF条約等に言及されての御質疑でございます。 確かに新しい緊張緩和の扉を開いた、しかし、手放しであってはならない、また、現実的態度を主張されたという点については私と大きな開きがあるとは必ずしも思いません。そこで、今日の国際環境は、昨年末、米ソ間でINF条約が署名されるなど歓迎すべき動きも見られるが、戦略核兵器や通常兵器の削減、さらには地域紛争……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初は、政治姿勢の問題でございました。 世界の中で我が国の責任がかつてなく重くなっていること、他方、内外経済情勢の著しい変化の中で、一部業種や地域において景況、雇用などに不安が見られること、そういう内外の現状認識、これは私は基本認識として塚本さんと変わっておりません。そこで、それゆえに解決すべき多くの課題について、国民的合意を求めながら誠実に、しかも忍耐強く取り組んで、「調和と活力」の政治を目指していきたい、このように考えております。 訪米問題についての御意見でございましたが、今次の訪米の日程は、日米双方の都合に照らして十分検討の上決定いたしたものでございま……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、ただいま石橋議員より、同郷人としてお祝いの言葉と御激励、御叱正を賜りましたことに対しまして、心よりお礼を申し上げます。 石橋議員におかれましても、不撓不屈の精神と庶民性をもって本院の議席を獲得されたことに対しまして、謹んで祝意を表します。(拍手)今後の御健闘を心より期待をいたします。 さて、次に答弁に移ります。 まず、租税特別措置の問題でございますが、仰せられておりましたように、税負担の公平その他の税制上の基本原則をある程度犠牲にして講じられているものでありまして、おっしゃるような税制上の補助金あるいは租税歳出、そういう言葉もあるのは御指摘のとおりであり……
○内閣総理大臣(竹下登君) お答えいたします。 まず最初は、二十七日に要求をしたいわゆる共同修正要求への所感、こういうことでございます。 私は、今、行政府の責任者でございますので、今次野党四党から共同修正要求をお出しいただいたことは十分承知しておりますが、政府として、すなわち提案を申し上げて御審議いただいておる立場からいたしますならば、今の予算は現状において最善の予算であると考えておりますので、十分御審議の上、一日も早い成立を心から期待をいたしておるところでございます。(拍手) 次が、大型間接税の定義の問題でございます。 予算委員会において貴党の委員から御質問がございまして、非常に理屈……
○内閣総理大臣(竹下登君) 伊藤さんの御質問は医療保険制度全般にわたるものでございますが、私に対する質問は、今年度予算の性格づけという形であったと思います。 内需主導型とともに、今日まで御厄介になりまして財政改革を続けてまいりました。その財政改革は強力に推進しなければならぬ、それはどうしても既存の制度、施策の根本的見直しということが必要になってくるわけであります。したがって、経費の一層の節減合理化、このことにやはり力を注いでまいりました。しかし、国民生活全体に配慮しなければなりませんので、財源の重点的、効率的配分には努めてきたところでございます。したがって、社会保障関係予算につきましても、そ……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、最初にお触れになりました高知学芸高校の中国修学旅行中の不慮の事故に対しましては、心からお悔やみを申し上げます。とともに、御指摘のように、政府としても早速外務政務次官を現地へ派遣したところでございますが、善後策等につきましては万全を期する所存でございます。 さて、次の財確法に対する御質疑でございます。 まず、新しい感覚に基づく財政再建構想を示せ、こういう御趣旨でございました。 財政改革の目的は、これは次の世代に過剰な負担を残さないよう、利払い費を含む国債費の重圧によって政策経費が圧迫されておる現在の財政構造を改善していく、このことは言うまでもないことでござ……
○内閣総理大臣(竹下登君) ただいま、五十三年以来の経緯にさかのぼって、今日の米国の世界戦略への認識と、こういうお尋ねがまず第一点でありました。 米国は、抑止力の維持強化を図ることを基本とする国防政策を推進しておる、このようにまず認識しております。こういう基本的な考え方に立って、流動する具体的な国際情勢等に応じて、効果的な国防力の維持に努めておるものと承知いたしております。米国のこのような基本戦略に基づく米国の同盟友好諸国に対するコミットメントの決意についても、変化があるというふうには考えておりません。他方、米国議会を中心といたしまして、我が国に一層の防衛努力と国際社会における貢献の増大を求……
○内閣総理大臣(竹下登君) ただいまの御質疑は、言ってみれば叱吃、鞭撻を含めた御質疑であるというふうに私は承らしていただきました。 まず、全国総合開発計画、今日までの反省と責任についてのお尋ねがありました。 これまでも、御指摘どおり、数次にわたって全国総合開発計画を定めてもろもろの施策を進めてまいりました。これらの成果もあって、工業生産機能や教育機能の地方分散あるいは所によっての地方定住、こういうものが進展してきたというふうに思っております。しかし、最近とみに国際化、情報化の進展、これが東京一極集中ということを生ぜしめた大きな理由であります。したがって、今お言葉にもありましたように、いわば……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず第一問は、教育改革取り組みの姿勢について、こういうことであります。 今次教育改革は、教育の現状を踏まえつつ、時代の進展に対応した創造的で多様な教育の実現を目指すものであると考えております。臨教審答申に基づく教育改革の推進は国民の強く期待するところでありまして、引き続き国政の重要課題としてその着実な推進に努めてまいる所存であります。 もとより、今次教育改革が憲法及び教育基本法の精神にのっとってその実現を目指して進めるものであることは、政府として臨教審の設置を国会にお願いして以来、その方針を明確にしておるところであります。今後、臨教審答申に基づく教育改革を進める……
○内閣総理大臣(竹下登君) 私の教師体験から来る感想等をお求めになりました。 私は、昭和二十二年十二月から昭和二十六年三月まで三年三カ月の体験しか持ち合わせておりません。しかしながら、その三年三カ月ではございましたけれども、当時、言ってみれば教材も不足し給食もなく、黒板と机といすというものの中に先生である私と子供たちとが対談をしておったと思います。そうして、教研集会等に出かけまして先輩の先生の指導をお受けした経験も持っております。しかし、そういう環境でございましたものの、今おっしゃいました心の通い合いというものがあり、そして人間的触れ合いというものが私と生徒の信頼関係というものを組み立ててお……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、私がお答えすべき問題は日本の原子力政策の基本、こういうことであろうかと思います。 海外におけるチェルノブイル事故等の受けとめ方、これは国情によって違いがございますが、米国、フランス、英国、西ドイツなどの経済規模の大きな先進諸国におきましては、今後とも原子力の開発利用を推進するという方針には変更がないものであると承知をいたしております。 資源に乏しい我が国におきまして、エネルギーの安定的供給を確保するため、安全の確保をもとより大前提としつつ、引き続き着実に原子力開発利用を推進してまいりたい、このように考えております。 その他、米の議会における問題でございま……
○内閣総理大臣(竹下登君) 本案に対する質疑に入る前に、二つの問題に対する御質問がありました。それから基本的な考え方をまず申し述べます。 いわゆる牛肉・かんきつ問題であります。 依然として自由化をめぐる日米両国の立場には隔たりがございます。本問題につきましては、農林水産大臣が本日再訪米をいたしまして、生産の存立を守るとの基本的立場に立って、速やかに二国問の話し合いによる解決が図られるよう最大限努力してまいる所存であります。(拍手) 次は、いわゆる奥野国土庁長官の発言についてであります。 御指摘の奥野国土庁長官の発言が中国の新聞などの批判的反応を招くという事態、それそのものは遺憾でありま……
○内閣総理大臣(竹下登君) 私に対するお尋ねにお答えいたします。 刑事施設法案は、被収容者の人権を尊重しつつ、収容の性質に応じた適切な処遇を行うことをその立法目的としているものでありまして、憲法の理念に立脚しており、人権保障の点でも国際的に遜色のないものである、このように考えております。また、実務的にも矯正の現状から問題はない、このように考えます。 次が、法制審の要綱に忠実ではないではないか、こういう御意見を交えての御質疑でありました。 刑事施設法案は法制審議会の答申を忠実に法文化したものであるというふうに考えております。答申と形式、表現が異なる点はございますが、これは立法技術的な観点か……
○内閣総理大臣(竹下登君) 御指摘なさいましたとおり、本年二月に公表されました総理府の世論調査におきまして、少なくとも米などの基本食糧については、生産コストを引き下げながら国内でつくる方がよいという考え方の強さがうかがえる、そういう結果になっておるものと私も認識をいたしておるところであります。農産物貿易問題につきましては、国際的な経済関係、多様な消費者ニーズへの対応といった観点を踏まえながら、我が国農業の健全な発展との調和を図りながら、ガット・ウルグアイ・ラウンドにおける交渉との関連を十分考慮して対処すべきものである、このように考えております。 また、いつの世も、食糧は国民生活にとって最も基……
○内閣総理大臣(竹下登君) 第百十三回国会の開会に臨み、所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと思います。 まず初めに、去る七月二十三日に発生した海上自衛隊の艦船と民間の船舶との衝突事故によって亡くなられた方々並びにその御遺族に対し、心から哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々に謹んでお見舞いを申し上げる次第であります。現在行方不明の方につきましては、引き続き全力を挙げて捜索に取り組んでまいります。このような事故が起きましたことは、まことに遺憾なことであり、政府は、事故原因の徹底的な究明を図り、二度と不幸な出来事が起こることのないよう、万全の努力を重ねてまいる決意であり……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初にお答えしなければならないことは、第一富士丸事故についての問題であります。 今回のような痛ましい事故が発生して多数のとうとい人命が失われましたことは、まことに遺憾であります。痛恨のきわみであります。亡くなられた方々には深く哀悼の誠をささげ、御遺族には心からお悔やみを申し上げます。 私といたしましては、自衛隊を一方の当事者としてこのような事故が発生したことを厳粛に受けとめ、かかる事故が二度と起こらないよう、事故原因の徹底的な究明を図って再発防止に万全を尽くす考え方であります。そのため、事故発生の翌日には総理府内に事故対策本部を設置いたしました。関係政府機関……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初は、第一富士丸事故の問題についてのお尋ねであります。 今回のような痛ましい事故が発生して多数のとうとい人命が失われましたことは、まことに遺憾であり、まさに痛恨のきわみであります。私としては、このことを厳粛に受けとめ、かかる事故がそれこそ二度と起きないよう、事故原因の早急かつ徹底的な究明と再発防止対策の確立を図ることが、何よりも今私どもに課せられた重要な課題だと思います。そのため、事故発生の翌日から第一富士丸事故対策本部を設置いたして取り組んでおるところでございます。今後、事故原因の調査結果を待って、一層の航行安全対策を講ずる考えであります。私としては、この……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、山中議員が質問に先立つ前に、天皇陛下の御病状にお触れになりました。私も、お答えをいたす前に、天皇陛下の御病状に対しまして、内閣を代表し、心からその速やかなる御快癒をお祈りするものでございます。(拍手) さて、御質問にお答えをしなければなりません。まず、税制改革の基本的考え方についてお尋ねがありました。 振り返ってみますと、昭和五十三年、いわゆる一般消費税(仮称)を昭和五十五年度に導入すべく準備を進めるべしとの答申をいただました後、選挙を行いました。そして、いわゆる一般消費税(仮称)は、その仕組み、構造等について国民の理解を得るに至らなかったわけであります。……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず、質問に先立ちまして、天皇陛下の御病気の御快癒についてお触れになりました。全く同じ気持ちであります。 お答えいたします。 今次の低温等によります被災農家に対しましては、政府といたしましても心からお見舞いを申し上げる次第であります。 確かに桜井議員御指摘のとおり、経済的にも、また精神的にも大きな打撃を与えた問題であります。政府としては、実情に応じまして万全の対策を講ずることはもとよりのことでございます。 お尋ねの天災融資法及び激甚災害法の発動につきましては、農林水産大臣の先ほどの御報告にもございましたように、状況を十分に踏まえて早急に対処する所存でございま……
○内閣総理大臣(竹下登君) 田中議員にお答えをいたします。 最初の質問は、牛肉・かんきつ交渉の決着についての見解やいかに、こういうことでございます。 今回の交渉におきましては、佐藤農林水産大臣を初めといたします関係者の方々が米側と粘り強い交渉を行って、自由化までの期間、また国境措置などにつきまして米側からも相当の譲歩を得て、言ってみれば、日米間の協力と共同作業で決着したものであると考えております。 我が国といたしましては、輸入数量制限をめぐる厳しい世論、我が国の置かれております国際的立場等を考慮して、国境措置と国内対策を講ずることによって牛肉・かんきつ生産の存立を守り得るとの判断に立って……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初にお答えしなければならないことは、次代を担います青少年の健全育成は、政府に限らず広く国民に課せられた任務である、このように思います。今も御指摘がありましたが、子供は大人の背を見て育つ。私どもの周辺にも、確かに児童も生徒も学生もおります。そういう環境から思いますときに、今回のリクルート問題等、影響するところが大なるものがあると私自身も思います。 こういう見地から、政治家たる者は、今もおっしゃいましたように、いわば疑われやすいことはしない、こういう考え方に立ちまして、国民の信頼を損なうことがないよう不断の努力を重ねていかなければならないと思っております。そして……
○内閣総理大臣(竹下登君) 宮地議員にお答えをいたします。 まず最初に、今日の国会運営の問題についてお触れになりました。 今回の採決のあり方につきましては、これは国会自身の問題でございますので、行政府としてとかく申し上げるべきではなかろうと思います。 さて、次の、消費税導入について国民の合意が形成されておるかどうか、こういうお尋ねでございました。 これにつきましては、そもそも税制というものは、完全合意ということには事の性格上なじみにくいものであると私も思っております。しかしながら、熱心に御協議をいただき、そして国会においても熱心に御審議いただきましたその中において、私は国民の合意も逐次……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初は、会議設置の必要性についてお尋ねがございました。 臨時教育審議会は、社会の変化や文化の進展に対応した教育の実現を目指して精力的に審議を行って、四次にわたります答申をちょうだいしたところでございます。これらの答申に示されました改革提言は、我が国教育の今後の基本方向を考えます上で示唆に富むものであるというふうに高く評価をいたしておるところであります。 教育改革を本格的に実施いたしますためには、各界有識者から大所高所に立った御意見を伺うなど、教育改革を全体として円滑かつ効果的に推進するための体制を整備することが重要であるとともに最も有益である、このように考え……
○内閣総理大臣(竹下登君) 第百十四回通常国会の再開に当たり、内外の情勢を展望して施政の方針を明らかにし、国民の皆様の御理解と御協力を願いたいと存じます。 まず最初に、昭和天皇の崩御に対し、衷心より哀悼の意を表する次第であります。 私たちは、この悲しみを乗り越え、心と力を合わせて、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進に努め、新しい平成時代を築いていかなければなりません。 「平成」には、その名の示すごとく、平和が我が国の内外に達成されることを願う意味が込められております。私は、人類が希求する平和を恒久的に確保して、かけがえのない美しい地球を守り、育て、後世に残していくことこそ、新し……
○内閣総理大臣(竹下登君) まず最初の御発言は、政治不信に対する問題であります。 事実、国民の皆さん方の間に政治に対する不信感が広がってきておる、これはまさに憂慮すべき事態である、このように考えます。だからこそ、行政府の責任者といたしましては、逃れることなく、国民こぞって強く求めております政治改革の具体的実現にみずからのすべてをかけることである、このように考えておるところであります。したがって、総辞職とか解散とかを考えることなく、粘り強く、忍耐強くこの責めに当たってまいる決意であります。(拍手) さて、政治倫理法あるいは政治資金規正法等にお触れになりながら、政治改革についてお尋ねがありまし……
○内閣総理大臣(竹下登君) 最初のお尋ねでございます。 昭和三十三年、ともに国会に議席を得ました塚本委員長が、熟慮の上みずからの身を処することにされた、これにつきましては深くこうべを下げたい、この気持ちでいっぱいでございます。 そして今、リクルート問題についてみずからの見解を明らかにされました。私みずからのことも含め、この問題の帰趨については、政治不信につながる問題である、これが最も憂慮にたえないところであります。 かねて、私は、この問題につきましては四つの問題点を明らかにしてまいりました。 一つは証券取引上の問題であります。二つは課税上の問題であります。これらは、行政上の立場から日本……
○内閣総理大臣(竹下登君) 私に対する御質問にお答えをいたします。 まず、世論調査や各種の選挙結果にあらわれました国民の厳しい御批判、これはまさにしかと受けとめるべきものであると思います。政治に対する信頼の回復に全力を尽くしますとともに、国政の運営を一日とてゆるがせにできない。我が身をささげてまいる決意であります。 次は、不公平税制についてお触れになりました。 税負担の公平確保は、税制に対する納税者の信頼を得るために最も重要な理念の一つであります。おっしゃるとおりであります。この点につきましては、従来から努力を重ねてきたところでありまして、昨年十二月の税制改革においても、税制全般にわたり……
○竹下内閣総理大臣 本特別委員会、私にとっては初めての出席でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 先ほど来の御意見を交えた加藤さんのお尋ねでございますが、そもそも土地というものが、憲法二十九条によりますいわば財産権の問題と基本的に関連があることは申すまでもございません。しかし、御指摘のように昨今の異常な状態についで政治という立場からこれを放置するわけにはもとよりまいらない。そこで、まだ私が自由民主党の幹事長をしておる当時でございましたが、伊東政調会長を中心にされての土地対策の御議論が行われ、一方、当時の内閣が行革審に対してこれを口頭で諮問をなすって、それに基づいて行革審の答申とそれ……
○竹下内閣総理大臣 私自身、いわゆる世論調査の数字というものにつきましてはいろいろな手法がありますので、それをどう分析していいかということを正確にお答えするだけの世論調査における知識を持っておるとは言えません。が、しかしながら、言ってみれば政策の継続性というようなことについての国民の期待というものを私なりにひしひしと感じておるということの一語に尽きます。
【次の発言】 御指摘がございましたように、私は「ふるさと創生」ということをここ十数年いろんな場合に申し上げてまいりましたが、幾ばくかムード的でありかつ情緒的であるという感じが否めないと自分でもそのことは承知しております。ある意味において私が農……
○竹下内閣総理大臣 まず最初にお答えしなければなりませんのは、今度四月二十九日から五月九日まで、バチカン、イタリア、イギリス、ドイツ連邦共和国の四カ国を訪問いたします。それから、日程が許せば六月に二度目の西欧諸国訪問を行いたいというふうに考えておるところでございます。 首脳会談というのは、一つには、私はイタリアを除く他の国の首脳の方とは、過去五回のサミットにおきまして存じてはおりますものの、首脳としてお会いするのは初めてでございますので、トロント・サミットに参ります前に一応相互の意見交換だけはしておいて、それによって相互の個人的信頼関係を確立したいという気持ちもあるわけであります。 ただ、……
○竹下内閣総理大臣 まず今までの従来の経過からお話がありましたが、確かに清算事業団という言葉から来る議論は、まだ立案以前に議論したことがございます。何かいかにも先行きの活力が見えないじゃないかとか、あるいは余剰人員という言葉にもそういう議論をいたしました。といって余った方々というのもいかがかというような議論までしたことがございますが、おっしゃる意味は十分理解できます。 今の事業団そのもので、私も法律の中身を詳しく、あるいは法律改正の要ることもあるかもしれませんが、いわば再就職の場所を既存の法人に対していろいろな角度からお願いするのでなく、みずからが法人設立の、法律がどうなっているかちょっと知……
○竹下内閣総理大臣 奥野大臣が今お述べになったとおり、一つの歴史観とでも申しますかそういうことをお述べになり、そしてそういう発言がいわば摩擦を呼んでおることに対しての反省をしておられるということを、私も素直に後ろにおってただいま聞いておったところでございます。
【次の発言】 私が「ふるさと創生論」ということを書きおろしの書物に書きましたことから、その後内閣総理大臣になりますと、えらいものだなと思いますのは、そのことが大変人口に膾炙されるようになる、したがって、それだけに絶えず自粛、自重、自戒をしていなければならぬなという責任もまた感じておるわけでございます。
そもそも私の考え方そのものは、ち……
○竹下内閣総理大臣 今、山口書記長からお話のありました、確かに私が指名を受けました十九日、あるいは二十日未明といった方がいいかもしれません、そのときにブラックマンデーと言われる状態が起きて、それから八日の日に、私は十一月六日に本院で指名していただきましたから、八日の日にINF全廃条約の調印が行われた、それは大きな変化であると私も思っております。一つ一つについてその認識の多少のずれがありましょうとも、その認識は政治家としてみずからを位置づけた場合に当然の認識であると思っております。 そこで、この路線継承の問題となるわけでございますが、そういう大きな変化があることは十分承知しておるわけでございま……
○竹下内閣総理大臣 昨日の問答の経過から整理してまいりましたので、正確に一字一句間違えないように読み上げることによって、答弁の正確を期したいと思います。 我が国は、日米安保条約に基づき、米軍による我が国における施設、区域の使用を認めておりますが、米軍の一定の行動に対しては、これが我が国の意思に反して行われることのないよう、我が国との事前協議にかからしめておるところであります。すなわち、安保条約第六条の実施に関する交換公文により、米国は、配置における重要な変更、装備における重要な変更及び戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設、区域の使用については、我が国と事前に協議することを義務づけら……
○竹下内閣総理大臣 最初に、私が自由民主党総裁に選ばれた、そして十一月六日、本院におきまして内閣総理大臣の指名を受けたわけであります。皆様方にそれぞれの立場から御声援を送っていただいておりますことを心から感謝を申し上げております。 さて、ただいまの御質疑でございますが、まず私が、いわゆる「世界に貢献する日本」、こういうことを今後の外交の基本方針に置かなければならないであろうということは、率直に申しまして、平和も繁栄も我が国自身が懸命に汗を流して追求すべき課題であるという認識は今でも持っております。そういう認識のもとに、国民の皆様方の努力によって今日の地位を得た。そうすると、それまた意見の中に……
○竹下内閣総理大臣 種々資料をもとにした御質問でございました。 確かに、私が五十五年に大蔵大臣をしておりましたときに、公債発行額から見ますと三三・五と大変な事態でありました。このときは、五十四年度に税制調査会から答申のあった一般消費税について、その手法をとらないという前提の上に立って組んだ予算であります。その後、今一五・六というような努力はそれなりにしてまいりましたが、御指摘のとおり、いま一方では、国債費ということになりますと、総体の利払い費で一九・五という御指摘のとおりの状態であります。したがって、財政改革に対する物の考え方としては、まずは公債依存度を下げましょう、そしてその後は全体に対す……
○竹下内閣総理大臣 今の寓話でございますが、例えば、東京へ行こうというのは税制を改革しよう、こういうことであるといたしますならば、群馬といえば大変近いところでありますが、島根といえば、バスで行けば相当な時間がかかりますので、したがって、税制改革そのものにそれだけの距離があるというふうなお考えであったとしたら、必ずしも島根というのはあるいは適切な寓話の対象ではないかもしれません。 がしかし、申し上げたいのは、その前に間接税という言葉がございましたので、そもそも税制改革論議というのはなぜ起こるようになったか。それは、個人個人が肌で感ずる水平的公平とか垂直的公平とかいう問題もありますが、総じて不公……
○竹下内閣総理大臣 率直に申しまして、昨日もお話しいたしましたが、五十四年の決議の際オブザーバーとして参加させていただいて、当時五十三年度の答申でいわゆる一般消費税(仮称)という言葉が使われておるわけでございますが、そのときに議論の中で、消費一般にかかる税制全体が否定されるようなことがあっちゃならぬという気持ちがありましたので、消費税という言葉が私としては素直に出てくる、こういう流れの中にあるのかなと思っております。
【次の発言】 これは税制の分け方として、消費に着目するもの、所得に着目するもの、資産に着目するもの、もう一つは直接税と間接税という分け方もあるわけでございますから、そこまで使うの……
○竹下内閣総理大臣 せっかくの川崎さんのお尋ねでございますが、私は国会におきましては行政の長という立場だけはいつもそこにきちんとした区分だけはさしていただいてお答えすることにいたしておりますが、政治姿勢全体に関する御質問というふうにとらえてあえてお答えをすることをお許しいただきますならば、私は、国会の構成なりそして運営なり、それが国民の負託にこたえてそれぞれ各党間の話し合いの中で円滑に運営されていくというのを心から期待する者の一人であります。 そして今回の今特定されたお二方の問題につきましては、私は、本人自身がみずからを省み厳正にみずからの措置をとられたことである、このように私はこれに対して……
○竹下内閣総理大臣 大蔵大臣時代に、佐藤さん御指摘なすったように、国、地方まさに車の両輪である、これを恐らく何十遍言ったかわかりません。 それからもう一つは、いわば国のベースにおいては、総体の基準財政需要額と基準財政収入額からするマクロで見がちで、そして現実問題として個々の市町村にはそれぞれの差異があるので、したがって、そこへとかく目の届かない場合は、それこそ自治省なり地方自治体できめ細かな配慮をしてもらう、こういうことを言い続けてきたことも事実であります。 総じて申しますならば、基準財政需要額と基準財政収入額というものから少なくとも出口ベースでこのような手法によって埋めております、だから……
○竹下内閣総理大臣 先般の首脳会談におきましてレーガン大統領の方から、農業についても日本の消費者が自由に選べるような、輸入障害を除去することが望ましいではないか、その例示といたしまして牛肉とかんきつ、こんな話があったことは事実でございます。 これに対して私の方からは、我が国が世界最大の農産物の輸入国であることを述べますと同時に、我が国としても、もとより政治は、最終的にはみんなが消費者だから、そういうことを考えながら政治は進めていかなきゃならぬものであると思っておるということを大要申し述べまして、そして、今日置かれておりますいわゆる国際的ニーズとでも申しましょうか、国際環境等について自分は自分……
○竹下内閣総理大臣 基本的な認識といたしましては軍事に政治が優先する、こういうことであろうというふうに私はいつも思っておるところでございます。 さて、そのシビリアンコントロールの原則でございますが、私は、防衛政策等を立案する際に、まず内局と制服とのいろいろな話し合いがあって、内局というものが制服をコントロールすると申しますか、そういう機能がまず第一義的にあるではないか。その後は今度は内閣一体の責任で予算編成をしたりあるいは防衛の基本政策を議論して決定する、そこがまた一つの機関であると思いますが、それをより重要に位置づけるところにかつての国防会議、今の安全保障会議というものがあるんじゃないかと……
○竹下内閣総理大臣 いわゆる国土利用計画法をおつくりになる当時からの歴史を踏まえての御意見でございまして、私も同感という感じを率直に受けておりますが、私自身の反省から申し上げてみますと、土地は生活及び生産を通ずる諸活動の共通の基盤として、しかも限られた資源である、そういうことを大体第二条は書いてございますね、今整理したものと法文とを比べてみますと。なるほどそのとおりだ。したがって、適正かつ合理的な土地利用の実現を図らなければならぬというのが基本になっておる。 とかく土地というものを商品として見ておるんじゃないか、こういう御指摘でございますが、しかも奥野大臣からのお答えの五十八年ということがあ……
○竹下内閣総理大臣 今、村山さんが御指摘なすったと同じような心境で私も参加をしてまいりました。何よりも、民主的政権初の移譲でございますから、関係者のお話を承ってみましても、初めての民主的政権移譲のセレモニーであるからいわゆる先例がない、だからこれが先例になるんだというような意気込みが感じられておったことは大変喜ばしい環境であったと思う次第であります。 盧泰愚大統領と私との会談の中にも、今御指摘なすったように、日韓関係そのものがアジア全体の平和や世界の平和のためにも大いに役立つことである、そうして何分、東京オリンピックの参加が九十四でございますが、今度は百六十一というような、その規模の大きさも……
○竹下内閣総理大臣 一昨日の与野党国対委員長会談における社公民三会派の要求についてのお尋ねでございますが、この問題は、今後この合意に基づいて各党政策担当者間の協議が進められていくということになりますので、政府としてはその間、御要請によって最大限の御協力をするという立場をとるのはもとよりでございますが、その推移を見守るというのが今日の時点の立場であろうかと思っております。 したがって、具体的問題について、各党間の話し合いによって決められたものであるから、行政府からとかくの見解を申し上げる立場にはないという姿勢を行政府が対国会における党同士の話し合いにおいては通すべきものであろうというふうに私は……
○竹下内閣総理大臣 まず最初、私に対するお尋ねは国会審議のあり方、こういうことでございます。これについては、国会でまさにお決めいただくことでございますので、とかくの論評をする立場にはなかろう、このように思いますが、確かに歴史的に振り返ってみますと、まずある時期とでも申しましょうか、三十一日というものがいわば議了の最終日である、こういう認識のもとに長らくそういう慣例が定着しておった時期がございます。しかし、一日ならどうだというので一日になりまして、二日になって、そうして四日になって、その理論的根拠は、五日の日は国会職員の給与の支払い日だ、そしてきょうのお話のごとく六日はいわゆる恩給の支給日に当た……
○竹下国務大臣 今の問題は、そういう私の当時の発言、矢田部先生に対する発言なんですが、それの速記録を繰ってまいりまして、ここの辺でそういうふうに受け取れる、それで矢田部さんにも私読んでもらいまして、なるほどな、そういうふうに読めぬことはないなという感じも持ちました。だから、若干混乱しておったとでも申しましょうか、非常に大ざっぱな発言だったな、こう思いまして、それで国会における質問者に対しての答弁のニュアンスを違えるわけですから、当然儀礼として質問者にお話をした後、昨日新たなる質問者に対しましてお話をした、こういうことでございます。
【次の発言】 若干不明確な点がありますから、それを明確にしたと……
○竹下内閣総理大臣 基本的には農林水産大臣か らお答え申し上げたとおりでございます。私どもが特に米の問題についていつも念頭に置かなければならないのは、今も衛藤委員から御指摘があった衆参両院における決議が厳然と存在しておる、この事実を踏まえていなければならないと思っております。 確かに、十二品目あるいは牛肉・オレンジ等々につきまして皆さん方の御協力で法律を提出することができ、そしてまた、これに対する具体的な方策についてせっかく農家の皆さん方に説明ができる段階になったのに、その前に質問が、それはそれとして一体今後の農政、なかんずく米はどうなりますか、こういう質問の方が先に出かけてしまうというよう……
○竹下内閣総理大臣 今、御指摘がございましたように、INF全廃交渉を初め、地域的問題にいたしましても、アフガン、そうしてイラン・イラク戦争、またカンボジア問題にしても、急速な進展が今見られたとは言えないにしても、いろいろな環境が動きつつあるという認識は私も等しくしておるところであります。 この問題を日朝関係にスポットを当てながら考えてみますと、やはりこのたびの山口書記長を団長とする訪朝団というものは、これは記念すべき日に招待を受けられたという形になっておりますものの、従来からの継続性の上に立って大変有意義なことであったろうと思っておるところでございます。御苦労を多といたしておるところでありま……
○竹下内閣総理大臣 まず、このリクルート問題は、一般的に分けてみますと、一つはいわゆる証券取引の証券取引法における問題点、いま一つは道義的、政治的責任、こういうことに分けられるではなかろうかというふうに思っております。今、川端委員の御質問は、なかんずく後者に対する私の見解をお尋ねになったというふうに受けとめます。 私を含む、言ってみれば政治家として、今度の問題が国民の皆様方に今おっしゃった政治そのものに対する不信というようなものを醸成したということについては、私もそれを認めるものでございます。したがって、これを契機として、一つはいわば法制上の問題、いま一つは結局私ども政治家一人一人がそれこそ……
○竹下内閣総理大臣 まず、不公平という問題についてでございますが、確かに、これは今御指摘ありましたように、御審議いただく税制のみでなく、いろんな不公平感というものが存在しておると思います。それらの不公平感というのを現実的な問題として可能な限り少なくするようあるいは除去するような努力を、政治が後追いではなく先駆けてやるべきだという考え方には、私も全く同感でございます。 それで、この国会で特にお願いをしておりますのは、これは税制に関する不公平の問題でございます。これは沢田さんも随分御議論をなさいましたように、率直なところ、不公平税制というものを議論するときに、私は当初は大変悩んだことがございます……
○竹下内閣総理大臣 今ちょっと私も話を聞いておりまして、大体いつもGNPといいますと、ことしの場合は一年の日にちと一緒でしたから大体三百六十五兆円ぐらい、それで名目で四・八でしたか伸びておるような気がいたしますから、今ちょっと計算しますと二年間で約七百兆ということでございますか、それは総体のGNPであって、今村山委員指摘されたのは、資産の持つ評価の増加分だけでも百兆以上ということになりますと、これはそれだけを見た場合は大変な相違があるというふうに私自身も感じさせていただきました。 本院の土地対策特別委員会の場合にも御指摘があっておりましたが、適正な値上がり率とはどうかというようなことがありま……
○竹下内閣総理大臣 シャウプ税制というのは、今まさに加藤委員おっしゃいましたように、あの当時大変なまだ窮乏の我が国であったわけでございますけれども、一時的に財産税でございますとかそうしたものの時代が過ぎ去りました後、やはり私は、所得の再配分機能というものを前提に総合課税という方向を意識して勧告がなされたものではないかと、基本的にはそういうふうに思っております。 今おっしゃいました例の付加価値税、これは実施に移されませんでした。それから富裕税、これは確かに何が富裕かというようなところで途中でなくなっております。あるいはいま一つは、やっぱり株式のキャピタルゲインの問題が、原則課税であったものが昭……
○竹下内閣総理大臣 これは読んで字のごとく、そのとおりだと思っております。
【次の発言】 国政調査権に、私は行政府側からの立場で申し上げますならば、最大限の協力をすべきものである、このように常日ごろ思っております。
【次の発言】 これはいつも申しますように、例えば行政府の長たる私にいたしましても、国会で指名を受けるわけでございますから、やはり御主人は国会であって、あくまでも私は、主権者たる国民の代表で構成されたのが国会であり、したがって国権の最高機関であるというふうに考えております。
【次の発言】 そのとおりでありまして、行政府の立場からいえば最大限の協力をしなければならぬ。そのほか守秘義務で……
○竹下内閣総理大臣 昨日、秋田におきまして記者会見、これは正式な記者会見がございました。そのとき私がお答えいたしましたことに触れてのお尋ねでございます。 私は、今回の問題につきましては大体四つの側面があるのではないか。すなわち、証券取引法に関連する問題、それから課税上の問題、それから刑事上の問題、さらにやはり政治的道義的責任の問題、この四つの問題が問題とされておるではないか、こういう前提を置きました。したがって、政治家というものは、特に情報等の集まりやすい立場にある職業人としての、私個人のみならず周辺も含めて、絶えず政治家としての倫理綱領というようなものを念頭に置いていかなければならないもの……
○竹下内閣総理大臣 税制への納税者の信頼の基礎となるものは、今御指摘にありましたように負担の公平であります。したがって、今次の改革案の策定に当たりましても、基本理念としてはその負担の公平ということを置くべきであるというふうに考えて立案させていただいたものでございます。と同時に、今もお話がありましたように、各党からの十項目要求などというものが出るのも、これはやはり審議する側でも不公平という問題を絶えず念頭に置かなければならぬという御意思があるからこそそうしたことも行われておるというふうに見ておるところであります。 国民の前で議論して、本当にこの不公平の面はこのようにして是正したらいいじゃないか……
○竹下内閣総理大臣 昨日の十時五分でございましたか、強制捜査、家宅捜査が行われたという報告を私も承りまして、検察が適切な措置を行っておるであろうというふうに申し上げておるところでございます。
【次の発言】 党の機関にかけてこの問題についての統一見解とかいうことを決められたということも聞いておりませんので、やはりあくまでも、私、政治家として申し上げるのが適切であろうかというふうに思います。
とかく政治家は、今与党のお名前をそれぞれお挙げになりましたが、情報等集まりやすい立場にあることは事実でございます。したがって、それが事実経済行為であるとしても、私を含め周辺全体が、絶えずそうしたことについて……
○竹下内閣総理大臣 大体私なりに感じましたのは、この種のものは少し時間が過ぎますとそう保存しておくものじゃないようでございますが、たまたまきちょうめんに保存しておったということであろうかと思います。が、約定書、大体あんなものだったな、と。縦長とか横長と申しましたのは、横へ何かついたものをちょうだいしたから少し横に長いなと思っただけで、それを切りますと大体四角形になりますから、ただ大きさは違っておったかもしれませんけれども、コピーでございましょうから。大体同じような形式のものであったということでございます。
【次の発言】 昨日も、それの抜本的な解決策の一つとして俗称背番号制ということについての考……
○竹下内閣総理大臣 たしか四月でございましたか、土井委員長が四つの問題点という表現であったかと思います。税制とちょっと離れているななんて思いましたのは、いわゆる軍事予算の拡大を阻止するとかいうのが一つ入っておったような気がいたしますが、それから六月が塚本三条件というのがありまして、それから八月にいわゆる公明党、あの矢野さんの基本法構想、十六条でありましたか、そういうのが出てまいっておりましたことは、私どもも承知しておったところであります。 一方、四野党の十項目のいわゆる不公平税制の問題点が指摘されて、これはこれなりにいろいろ御議論をいただいておるところでありますが、したがってそういう、事によ……
○竹下内閣総理大臣 税制改革法案を御審議していただくために今国会をお願いをいたしまして、そうして提案いたしました税制改革法案の中には、法文を一々申し上げることではございませんが、今次税制改革のいわゆる基本理念というものにつきましては、第三条におきまして、「今次の税制改革は、租税は国民が社会共通の費用を広く公平に分かち合うためのものであるという基本的認識の下に、税負担の公平を確保し、税制の経済に対する中立性を保持し、及び税制の簡素化を図ることを基本原則として行われるもの」である、このように書いておるわけでございます。 しかし、そこに至りますまでの経過につきましては、これはいつも申し上げることで……
○竹下内閣総理大臣 シャウプ先生とは実は私が大蔵大臣時代にもお会いをいたしたことがございます、これはアメリカででございますけれども。今回いらっしゃった機に、お久しぶりでございましたので食事をともにさせていただいて、そこで先生の御高見を拝聴しておったわけでございます。 ただ、幾ばくか私後から気がつきますのは、シャウプ先生と私と、コロンビア大学の学位を私もちょうだいしておりますが、ただシャウプ先生が誤解しておられますのは、私が経済でもらったんじゃないか。本当はそうじゃございません。選挙学の講義でちょうだいしたわけでございますが、それを若干間違えておられたような気がしまして、シャウプ先生に対応する……
○竹下内閣総理大臣 今のお尋ねというのは、私の言語明瞭意味不明をむしろ伊藤さんの方で整理整とんして言ってもらった、こういうふうに私自身も思います。 私がいつも申し上げますのは、今大蔵大臣からもお話があっておりましたが、普通の場合、最終的に法案を処理するのは当委員会でございますが、従来とも専門家会議の皆さんの集まりとか、私もその衝にありました幹事長・書記長会談とか、いろいろなところで骨子が練られ、最終的には、いや、これは我々の主張が入れられたけれども、法案そのものに反対だから修正の一員に加わることはできない、だからこれは与党修正でやりなさいとか、これは経験を語っているわけです、国会でそうしなさ……
○竹下内閣総理大臣 元来、この政府税調に対して諮問をいたします際は、私はいつも申し上げておりましたが、国税、地方税を通じて税体系いかにあるべきや、だから予見を挟まないということをよく申しておりました。そういう諮問の仕方が一つと、それからいま一つは、その際、何年度の税制についてというので予算編成前に答申をちょうだいする年度税制と、二つの場合を考えておりました。したがって、あるべき税制のあり方というふうに本当は前提条件をつけないで諮問申し上げるのが、私は専門家の皆さん方のお集まりに対する礼儀でもあるというような感じを長らく持っておったことは事実でございます。 しかし、変わってまいりましたのは、や……
○竹下内閣総理大臣 この三カ月半を振り返っての反省と申しましょうか、また、政府に対するその責任等についてお触れになりました。一々私どももうなずけるものがございます。
ただ、出口論、入り口論というのは、言ってみればこれは国会そのものの審議の問題でございますので、いかに長年その道にあったとは申しながら、私の方から国会運営そのものの中身に至っての論評をすることは差し控えるべきではないか。今のように整々たる議論がおのずから帰結する結論をお出しいただけるものであろうと心から期待をしておるということに尽きるではなかろうかと思います。
【次の発言】 委員会の運営の中身については行政府の立場から申し上げるこ……
○竹下内閣総理大臣 江副さん本人の意図がどこにあったかということについては、これは私も本人の御意見を伺ったこともございませんので、ここで想像して申し上げることは避けなければならないのかな、こう思います。が、多くの人が、双方のために株主になる、あるいは一方は安定株主等を形成するというふうな形に最初受け取っておったではないかな、こういう感じが私自身いたしております。
【次の発言】 川崎さんのそういう角度からの分析というものを私の今の立場としては傾聴しておるという以上のことは言えないのじゃないかなと思います。
【次の発言】 一つ一つの問題で否定的な論理構成をちょっと勉強しておりません。
○竹下内閣総理大臣 最初に、同期の桜であるか、三十年たちましたのであるいはお互い同期の老木であるか別といたしまして、将来ともにお互い国のために、その立場は異にせよ切瑳琢磨していきたい、このように思います。御激励ありがとうございました。 さて、一連の外交日程と申しましょうか、昨年十一月六日、本院で指名をちょうだいいたしましてから十カ月以上になります。八回の外遊の中、今度の中国訪問というものは、平和条約締結十周年、こういう記念すべきときに、私は私なりに、従来の共同声明、条約、四原則、そういうものを踏まえて、日中友好の新しいスタートというぐらいな気持ちで参りまして、謙虚に意見交換をすることができた……
○竹下内閣総理大臣 竹下内閣の九カ月の評価ということについてお触れいただいて、自己評価はどうだ、こういうお尋ねに尽きるかと思うわけでございます。 私は、内需拡大といった問題一つをとらえてみますと、やはり大きなきっかけは、長年の国際的な政策協調の中におきまして、先進各国が協調的な施策をとったということの背景のもとで、やはり中曽根内閣における昨年の経済対策の六兆円、これを踏まえましたところの昨年の秋の補正予算、これが大きなきっかけになって今日に至っておるのではなかろうか。したがいまして、私は、経済運営の問題については、いわば政策の継続性ということが今日今のような御評価をいただける一番大きな要因で……
○竹下内閣総理大臣 今御指摘なさいましたような事実につきましては、私どもも承知をいたしておるところであります。 これまでいわゆる貿易包括法案というものが米国の国内でもろもろの議論を呼んでおりましたのは、いわば工場閉鎖に関する条項等が国内問題としてはむしろ大きくて、我々がいろいろな外交努力をいたしましても、いわゆる我々の方から見た議論というのが国会の方でどちらかといえば影が薄かった、こういう感じがございました。しかし、その後の状況の変化からいたしまして、この大統領が拒否権を発動されたということからして、それが分離された議論の方へ進行していきましただけに、今おっしゃいましたようなあらゆる角度から……
○竹下内閣総理大臣 たとえ元秘書の自己責任において行った経済行為であるにいたしましても、長い間一緒に仕事をしておったわけでございますので、その監督責任、なかんずく政治的、道義的問題について私自身が十分に反省すべきことであるというふうに、まず基本的に考えております。 それから、今おっしゃいましたいわば法規等が非常にいまだ整備がされていないということについて、仮名問題でございますとか、あるいはそれとは別に、また、いわゆる株式譲渡益等における税法上の整備の不備でありますとか、あるいは価格操作等がやられる可能性を残しておるではないか、こういうような御質疑でございました。 確かに、私ども古いことを考……
○竹下内閣総理大臣 まさに今おっしゃったような同じ心境でございますが、けさほど新聞、テレビ等から私に対して取材がございました。素直な気持ちで、両国民ともにほっとしていらっしゃるだろうな、あるいは昭和二十年の八月十五日の夜、私どもは電気がぱっとついたことに対しての非常に印象的な思い出がありますが、そんなことを申しまして、はたと気がつきまして、そういう感傷的なことを申しておるときではない、まさに両国民のみならず、世界がこれは大変評価することであって、特に今おっしゃったようなデクエヤル国連事務総長の調停努力が実ったという高い評価をいたしておるところであります。 ちょうど私の親書を持って、外務大臣の……
○竹下内閣総理大臣 まず最初のお尋ねに対してお答えをいたします。
大喪の礼のことにつきましては、山口書記長から内閣に今おっしゃったような申し入れがあっておることはそのとおりであります。私も十分承知いたしております。
そこで、大喪の礼は国の行事として憲法の趣旨に沿い皇室の伝統などを尊重して行われ、葬場殿の儀は皇室の行事として原則として皇室の伝統的方式に従い旧制を参酌して行われるものであります。両儀は法的にも実際上明確に区分されておりまして、政教分離の原則を定めた憲法に反するものではないという見解を表明しておるところでございます。
【次の発言】 このたびの大喪の儀につきましても委員会をつくり、……
○竹下内閣総理大臣 ただいま運輸大臣とそれから国家公安委員長からお答えがございましたが、合同で原因調査等がなされておるようでございます。それらの原因究明に徹底を期すとともに、私も、法令上どのような措置が適切であるかにわかに申し上げるだけの準備はいたしておりませんが、御趣旨に沿って万全を期すべきものである、このように考えます。
【次の発言】 聞いたこともありますし、新聞で読ましていただいたこともございます。
【次の発言】 御指摘のとおり、任命権者はまさに私自身でございます。したがって、任命権者たる私が御信頼申し上げてお願いをしたわけでございますから、辞任に至ったということは、これはいかにその言葉……
○竹下内閣総理大臣 国会及び国民に対して連帯して責任を負うという気持ちでいつも対応すべきものであると思っております。 したがって今の問題は、だれが一番責任があるかと言えば、これは国会で指名を受けた内閣総理大臣たる私に任免権があるわけでございますから、私自身が一番責任を感すべきものでございます。したがって、私は、信頼し、お願いを申し上げた御三方に対し、その辞意をそのまま受けとめますと同時に、その方たちのお考えというものが生かされるように人事を補充をいたしまして、国会に対してこれからすべての責任をとっていきたい、このように考えて今日に至っておるわけでございます。
○竹下内閣総理大臣 今回のいわゆるリクルート問題、これは確かに私は、今近藤委員がおっしゃいました、昨晩私の今までの答弁をずっと読んでみますと、私自身の認識の中にも確かに今おっしゃった経緯というものが感じ取れないわけでもないという気がいたしました。率直に言って、私は整理しながら、一つ、有価証券取引法上の問題、二つ、税法上の問題、三つ、刑事上の問題、四つ、政治倫理上の問題、こういうふうに申しましたが、第一番目の証取法問題も今度の被疑事実の一つになっておりますので、あるいは第一と第三というのは重複する面もあろうかと思います。しかし、そういう整理をしてみましたが、現在、今も御指摘がありましたように、い……
○竹下内閣総理大臣 中曽根前総理からは、一昨日、大喪の礼が終わりましたことについての私に対する慰労のお電話をちょうだいをいたしました。しかし、今おっしゃいました記者会見等の問題については、その際お話を伺うことはございませんでした。したがって、まあ証人という問題は、これはまさに国会でお決めになる問題でございますが、中曽根前総理のきょう記者会見をなさるということについて、実は私も、けさも最後の外国の御大喪の参列の王家の方にお会いいたしましたので、中身はつまびらかにいたしておりません。したがいまして、私の方からとかくのコメントをすべき筋ではない、こういうふうにお答えをせざるを得ません。
○竹下内閣総理大臣 私が申し上げましたのは、その内容等を全然聞かない前でございましたが、ここで質問がありましたので、前総理がおっしゃっておることはそのとおりであると思います、このように申し上げた次第でございます。
【次の発言】 終わったという報告、メモが回ってまいりました。中曽根総理がおっしゃっているのはそのとおりだと思います、中身は別といたしまして、前総理が記者会見されたということはそれは正しいことだという前提の上に立って申し上げたわけでございます。
【次の発言】 もちろん信頼申し上げておるから、中身をつまびらかにする時間的余裕ももちろんない時期でございましたが、そのとおりでございましょうと……
○竹下内閣総理大臣 御意見ありがとうございます。
私自身の周辺にかかわる問題につきましては、私なりにきちんと整理をいたしつつあることだけがきょうのところお答えする具体的な限界でございますが、国政調査権に最大限の協力をするという立場はもとよりのことでございますけれども、今佐藤委員いみじくもおっしゃいました、私は内閣総理大臣でございますだけに、最も政治不信というものが私の周辺にかかわる問題が大きな原因となっておるということは、私自身十分承知をいたしておるところであります。
【次の発言】 厳密に言いますと、第三者にかかわる問題でございます。その第三者の協力を得なければならないことも当然のことでござ……
○竹下内閣総理大臣 まず、現在、リクルート問題、これを契機といたしまして政治に対する不信感、これが高まっておるということは十分私どもも思いを等しくいたしておるところでございます。したがって、私は種々考えました。リクルート問題そのものについては、四つの点に分析し、証取法上の問題、税法上の問題あるいは刑法上の問題、さらには私を含む政治家の道義的責任の問題、これらについて、まず自浄努力というものをしなければならないということを申し上げた次第であります。しかし、これが行き着くところ、政治改革そのものを横に置いてこの問題を避けて通るわけにはまいらないと思います。 したがって、政治改革というものにつきま……
○竹下内閣総理大臣 初めに、お話にもありましたように、前国会坂上委員からの御質問に対し、調査し適当な機会にお答えをしますと、まず申しておりました。そして、今国会になりましてからも、さまざまな調査、それに基づく答弁を求められておりましたので、私なりに可能な限り整理をいたしたものをこの際申し上げることにいたしたいと思います。 いわゆるリクルート問題に関して、政治家竹下登個人の立場において、私の関係する政治団体の受けた政治献金及び購入いただいたパーティー券、これらについて、その事実関係、また私の考え方を申し述べます。 まず、政治献金等について一般論を申し上げます。 去る二月一日の自由民主党見解……
○竹下内閣総理大臣 やはり国会の場を通じて国民の皆様方に申し上げるというのが、私の今日までの政治生活の中でいつも原点に置いておる考え方でございます。したがいまして、私はいま一度この場で、きょう記者会見はいたしましたものの、「国民の皆様へ」これを朗読さしていただいて、やはりこの場を通じて国民の皆様方に正式にお伝えするということをお許しいただきたいと思います。 リクルート問題に端を発する今日の深刻な政治不信の広がりは、我が国の議会制民主主義にとり、極めて重大な危機であります。 私は、このような事態を招いたことに関し、政府の最高責任者として、また自由民主党総裁として責任を痛感するとともに、特……
○竹下内閣総理大臣 今、金子委員の御質疑に当たっての所見を承りながら、ちょうど私と村山大蔵大臣と並んでおりますが、村山大蔵大臣によって昭和五十三年度予算がつくられ、その際いわゆる一般消費税(仮称)の準備という税制調査会からの答申をいただき、その後が今お話のありました金子一平大蔵大臣であり、それを引き継いだのが竹下登大蔵大臣でありました。そうした歴史を振り返りながら、今税制改革が、四月一日から新税たる消費税を含め執行に移されておる今日、今さらながら、これが国民の暮らしの中に溶け込むような努力を一層しなければならない、この感を強くいたした次第であります。 さて、今お尋ねの二点、一つは政治改革の問……
○竹下内閣総理大臣 冒頭石原本部長から御発言申し上げた次第でございますが、今回の事故は海上自衛隊の潜水艦と民間船舶が衝突した、こういう事件であります。今御指摘がありましたように多くのとうとい人命を失い、このことにつきましてはまことに遺憾のきわみであるというふうに私自身感じております。したがって、もとより心から哀悼の誠をささげますと同時に、また、今御指摘がありましたように、御入院中の皆様方の御回復を心からお祈り申し上げますと同時に、なお不明の方の引き続きの捜索には万全を期してこれに当たりたい。 そして、まさにこのことが今後、類似のという御表現もございましたが、起こることのないよう徹底した事故原……
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