このページでは石破茂衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○石破茂君 ただいま議題となりました四法律案について、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 四法律案は、いずれも事業者間の競争の促進による利便性の向上への要請等に対応し、運輸事業に係る参入規制等を緩和するとともに、輸送の安全に関する所要の措置等を講ずるものであります。 まず、鉄道事業法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、鉄道事業への参入に係る需給調整規制を原則として廃止すること等により、鉄道事業者による多様かつ良質なサービスの提供を促進し、あわせて、鉄道技術の発達等に対応して、鉄道に係る安全規制の合理化を行おうとするものであります。 次に、道路運……
○石破茂君 ただいま議題となりました三案件について、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず三案件の概要について申し上げます。 船舶法の一部を改正する法律案は、日本船舶の国籍要件を緩和し、代表者の全員及び業務を執行する役員の三分の二以上が日本国民である会社の所有する船舶を日本船舶とする等の措置を講じようとするものであります。 次に、道路運送車両法の一部を改正する法律案は、自動車運送事業の用に供する自動車等に係る定期点検の間隔を延長するとともに、一定の車両総重量未満の貨物の運送の用に供する自動車等に係る自動車検査証の有効期間を延長しようとするものであります。 次に……
○石破委員 公約に関する件でございますので、大臣以外の御答弁は要りません。 大臣、小選挙区で選挙が行われて、自民党単独政権ということになって初めての米価でございます。自由民主党さんがこの選挙においてどういう公約をなさったのか。特に農産物価格、所得政策の部分でございます。現在の農産物価格安定制度を守っていくことは必要だ。行革、規制緩和が進行する中にあっても、必要な農業政策はしっかりと堅持しながら、構造政策を進めつつ生産性向上に努めることが肝要である、これが自民党の政策であります。 ですから、この内閣というのはこの公約を実現するためにある内閣のはずでありますし、大臣はこの公約を実現されるために……
○石破委員 本日はどうも御苦労さまでございます。 参考人質疑も、六番目になりますと大体論点も出尽くしたかなという感じでございますが、ひとつ最初に岩原参考人にお尋ねをいたしたい。これは系統の方々に聞くわけにはいかないし、お役所に聞いても多分お答えはわかっておりますから、聞きません。 住専問題の反省を踏まえてということが、いろいろなこういう関連法案のまくら言葉には出てくるわけですね。六千八百、五十はともかくとしても六千八百億、これを国民が負担するに至った。これが是か非か、いろいろな話がある。政府の御答弁は、金融システムを守るためには国民の負担はやむを得ない、こういうお話だった。 確かにそれは……
○石破委員 冒頭にお願いをしておきますが、できれば大臣の御答弁をいただきたいというふうに思っております。幾ら考えてもよくわからないこと、そして官僚の皆様と議論していてもよく結論が出てこないこと、農政の最高責任者である大臣の御所見を承りたい、そういうような思いで立たせていただきました。 午前中からずっといろんな論議を拝聴いたしておりまして、ラウンド対策費というものをどう見直していくかというようなお話が多うございます。 私は、自民党のときも新進党のときも、いろいろな価格の責任者をやってきましたが、そのときに思いましたのは、とにかく農業地帯の議員しか出てこない。消費者たる、東京とか大阪とか名古屋……
○石破委員 お疲れさまでございます。 議題になっております二つの法律の改正案につきましては、朝からの議論で問題点も出尽くしたと思いますし、時宜を得たというのか何というのか、特に反対すべき積極的な理由も見当たりません。私としては、賛成をするに依存はないところでございます。そのことを申し上げました上で、何点か、新しい大臣、新しい長官でいらっしゃいますから、御所見を賜りたいと存じます。 山をどうするかというお話を延々と何年もしてきておりますが、余り好転したというお話を聞きません。改善計画も出ますが、どうもその数字にはかなり無理があるのではないかなという気がしておるのは私だけではなかろうと思ってお……
○石破委員 本日はお時間をいただきまして、第一にナホトカ号のお話、第二に、重複をするかと思いますが、沖縄の問題、第三にガイドラインの問題、三点お尋ねをいたしたいと思っております。 先々週のことであったと思いますが、衆参両院合同でナホトカ号の現場へ行ってまいりました。御報告は総理にもいたしたことでございます。 日本海側特有の天気でありますが、晴れたと思ったら吹雪になって、大変な状況でありました。ボランティアの方々は出れませんで、ただただ自衛官の皆様方が、本当に風雪の中で胸まで水につかりながら懸命の作業を続けておられました。 そのときに現地の案内をしていただいた方々、漁協の役員さんもおられま……
○石破委員 私は、最近つくづく何のために選挙制度というのを変えたのかなというふうに思うことがございます。 いろいろな理由はあったとは思いますが、その中の一つは、やはり湾岸戦争に対する対応の反省だったのだろうというふうに思っています。あのときにどうしていいのかということがわからなかった。冷戦の中にあって、日本は何をすべきかということを主体的に考えたことがなかった。だから、お金を出すのか、人的貢献は何ができるのかというような大変混乱した議論になってしまった。 今までは、票にもならない、金にもならない、そして冷戦構造である種の安定の中にある、だから有権者に選挙のときに正面から安全保障ということを……
○石破委員 予算委員会三回目の質疑に立たせていただくわけでありますが、今まで何度かお尋ねをしました点で、なお得心のいかざるところを幾つか御教授をいただきたいというふうに思いまして、機会を与えていただきました。 私も、先回申し上げたことでございますが、戦後世代もいいところで、昭和三十二年生まれでございます。歴史というもの、特に近代史というものを、現代史というものを余り教わったことがない。日本の国は歴史が長いものですから、何しろ弥生だの縄文だのから始めれば、大体三学期ぐらいで明治維新になってしまうというようなことで、とてもじゃないが現代史までいかないということがあります。そしてまた、憲法九条をめ……
○石破委員 おはようございます。 それでは、限られた時間でございますので、簡潔に質問をさせていただきたいと思います。 私は、このガイドラインの見直し、そしてその実効性を担保するための法整備、これは可及的速やかにどうしてもやらねばならないことだというふうに思っております。 もう一つは周辺事態とは何かという議論、これもまだ法律がきちんと出てきたわけではありませんが、周辺事態というものは地理的な概念ということではなくて事態に着目をしたものだというふうに言われております。私もいろいろ考えてみましたが、実際にそういうことであらねばならないだろう、地理的に限局をすることはかえって実効性を損なうことに……
○石破委員 御苦労さまでございます。 PKO法に入ります前に、防衛庁長官に一間お尋ねをいたしたいと存じます。 長官が先般訪中をなさいました。大変御苦労さまでございました。 聞くところによりますと、遅浩田国防部長よりこのような発言がなされたように聞いております。「日本が台湾問題に関する立場をより明確にすることを希望する、台湾を日米安保の範囲に入れることは中国の主権の侵犯である、中国側は今後もこの問題を注意深く見守っていく、」このような発言があったやに承っております。 もっとも、これは報道によりまして随分いろいろな差がございますし、防衛庁からいただいたペーパーをそのまま読ませていただいたわ……
○石破委員 報道によりますと、インドがまた核実験をやったという話であります。非常にゆゆしきことでありますが、実際問題、感情的に非難をすることは大変にやすいことでございますけれども、核兵器も持たず、軍事大国にもならず、日本が地域の平和達成のために何をすべきかということを改めて考えていかねばならないことだと思っております。 私ども、この法案につきましては賛成でございますが、今後の議論の糧のために若干整理しておきたい点が何点かございますので、質問させていただきたいと思います。官房長官、お時間があるようでございますから、お時間にはどうぞお立ちをいただきたいと存じます。 まず第一点、今回の法改正の理……
○石破委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、運輸委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 今日の運輸行政は重要な問題が山積しており、その問題解決はもとより、時代に適合した運輸行政の確立に寄せられる国民の期待は大きいものがあり、本委員会に課せられた使命はまことに重大と考えます。 何分微力ではございますが、委員各位の格別なる御指導、御協力を賜りまして、公正な委員会の運営に努め、その責めを果たしてまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○石破委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、日本外航海運における必要限度の日本船及び日本人船員の確保に関する請願一件であります。
本請願を議題といたします。
まず、請願の審査の方法についてお諮りいたします。
請願の内容につきましては、請願文書表で御承知のことでもありますし、また、理事会等におきましても御協議願いましたので、この際、請願についての紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本……
○石破委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、九州新幹線鹿児島ルートの建設促進に関する陳情書外七件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
陸運に関する件
海運に関する件
航空に関する件
港湾に関する件
海上保安に関する件
観光に関する件
気象に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○石破委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事佐藤敬夫君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に玉置一弥君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
運輸行政の実情を調査し……
○石破委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運及び航空に関する件等について調査を進めます。
この際、運輸大臣から、運輸行政の基本施策について発言を求められておりますので、これを許します。川崎運輸大臣。
【次の発言】 次に、平成十一年度運輸省予算について運輸政務次官から説明を聴取いたします。林運輸政務次官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、明十日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時二十四分散会
○石破委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運及び航空に関する件等について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅義偉君。
【次の発言】 次に、宮島大典君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。細川律夫君。
【次の発言】 次に、赤松広隆君。
【次の発言】 次に、倉田栄喜君。
【次の発言】 次に、赤羽一嘉君。
【次の発言】 次に、岩浅嘉仁君。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
○石破委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に武部勤君を指名いたします。
【次の発言】 陸運、海運及び航空に関する件等について調査を進めます。
この際、日本海における不審船問題について、政府より報告を求めます。川崎運輸大臣。
【次の発言】 次に、柳澤防衛庁運用局長。
【次の発言】 次に、外務省阿南アジア局長。
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、鉄道事業法の一部を改正する法律案、道路運送法の一部を改正する法律案、海上運送法の一部を改正する法律案及び航空法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。川崎運輸大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十六日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時十六分散会
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、鉄道事業法の一部を改正する法律案及び海上運送法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉田六左エ門君。
【次の発言】 次に、細川律夫君。
【次の発言】 次に、永井英慈君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。赤羽一嘉君。
【次の発言】 次に、江崎鐵磨君。
【次の発言】 次に、平賀高成君。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 これにて両案に対する質疑は終局いたしました。
次回は、来る二十七日火曜日午前九時二十分……
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、道路運送法の一部を改正する法律案及び航空法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米田建三君。
【次の発言】 次に、今田保典君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。赤羽一嘉君。
【次の発言】 ただいまの赤羽議員の御発言の御趣旨につきましては、その趣旨を十分体しまして、理事会等におきまして周知徹底をいたしたいと存じます。
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、道路運送車両法の一部を改正する法律案、船舶法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、関東運輸局栃木陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の各案件を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。川崎運輸大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十五日火曜日、理事会及び委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十七分散会
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、船舶法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉置一弥君。
【次の発言】 次に、平賀高成君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。寺前巖君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
船舶法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○石破委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、道路運送車両法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、関東運輸局栃木陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の両案件を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。今田保典君。
【次の発言】 次に、遠藤乙彦君。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 これにて両案件に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 ただいま議題となっております両案件中、道路運送車両法の一部を改正する法律案について議事を進めます。
これより討論に……
○石破委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運及び航空に関する件等について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。実川幸夫君。
【次の発言】 次に、渡辺具能君。
【次の発言】 次に、鍵田節哉君。
【次の発言】 次に、辻一彦君。
【次の発言】 次に、細川律夫君。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。遠藤乙彦君。
【次の発言】 次に、木村太郎君。
【次の発言】 次に、達増拓也君。
○石破委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故の実情調査のため、来る七月二十六日月曜日及び二十七日火曜日の両日、福岡県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣の承認を申請いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報を……
○石破委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、御報告いたします。
去る七月二十三日、全日空六一便がハイジャックされ、同機機長長島直之氏が犯人の凶刃の犠牲になるという痛ましい事件が起こりました。まことに残念であり、痛惜の念にたえません。
ここに、故長島直之氏と御遺族の方々に衷心より哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 陸運に関する件及び航空に関する件について調査を進めます。
本日は、特に山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故等及び全日空六一便ハイジャック事件に……
○石破委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は百四十六件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に協議いたしましたが、いずれも採否の決定を保留することになりましたので、御了承をお願いいたします。
また、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、九州における新幹線網の建設促進に関する陳情書外二十九件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
陸運に関する件
海運に関する件
航空に関する件
港湾に関する件
海上保安に関……
○石破委員 山陽新幹線北九州トンネルコンクリート剥落事故の実情調査について御報告を申し上げます。 去る十月二十七日から二十八日までの二日間、山陽新幹線北九州トンネルで発生したコンクリート剥落事故の実情調査のため、福岡県に派遣されました。 この際、派遣委員を代表して、私からその調査の概要を御報告申し上げます。なお、詳細はお手元に配付されております報告書を御参照ください。 派遣委員は、武部勤君、実川幸夫君、玉置一弥君、細川律夫君、江崎鐵磨君、寺前巖君そして私の七名であります。 まず、今回現地調査を行うに至った経緯でありますが、去る六月二十七日に発生した山陽新幹線福岡トンネル内でのコンクリー……
○石破委員 参考人の先生方、本日はお忙しいところをまことにありがとうございました。 私ども運輸委員会は、福岡トンネル、北九州トンネルと事故がありまして、現場に視察に参りました。専門家がそうそろっておるわけではございませんが、現状を見、そしてまた作業の現場を見、その都度委員会を開いて適切な対応を求め、提言もしてきたわけであります。 福岡トンネルがあって、北九州トンネルのときはまたか、こういう感じだったんですね。今度また、礼文浜トンネルでまたまたかというようなことになりまして、どうもこれは、例えばJRをお呼びし、また運輸大臣をお呼びしてお話をしても、予想外のことであった、適宜適切に対応したいと……
○石破委員 今回、政府案そしてまた民主党案、二つの案が出ております。どちらも非常によく考えられた案でございますし、目指すところは基本的には一緒なのかなというふうには思っておりますが、幾つか相違もございますし、その相違を明らかにしながら、よりよいものを目指す。私は、基本的に政府案の方が現実的であるというふうに理解をいたしておりますが、幾つかの点をお尋ねいたしたいと存じます。 今まで、日本のバリアフリー化というのは余り進んでまいりませんでした。それにはいろいろな理由があったろうと思います。一つは、法律によって、国でありますとか自治体でありますとか事業者に対しまして、モビリティー対策というものがな……
○石破委員長代理 次に、赤羽一嘉君。
○石破委員 この法案の審議も大詰めに参ったというふうに思っております。今日に至りますまでの、二階大臣、中馬次官初め運輸省の皆様方、建設省、自治省、そして警察庁の御努力に敬意を表しますし、また、あわせて、玉置提出者初め民主党の皆様方の真摯な御努力にも心から敬意を表する次第でございます。 論点が大分絞られてきたように私は思っておるんです。あるいは繰り返しの質問になるかもしれませんが、党としての確認ということで御容赦をいただきたいと思います。 一つは、この中間の見直しというものをどうするのか。政府案におきましては、附則の第三条、「検討」というところでございます。「政府は、この法律の施行後十年を経……
○石破委員 ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、保守党及び自由党の五会派を代表いたしまして、その概要を御説明申し上げます。 修正案につきましては、お手元に配付しております案文のとおりでございます。 原案では、本法の施行後十年を経過した場合において、運輸施設整備事業団による補助金交付業務の実施状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとしておりますが、これを、本法の施行後五年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、そ……
○石破委員 長谷川先生、きょうはまことにありがとうございました。 私は、昭和三十二年生まれであります。完全な戦後世代であります。大学に入りましたのが昭和五十年。ですから、完全な戦無世代、前の憲法調査会のことも本の上でしか存じません。そのような主権者、有権者が相当数を占めてきましたので、私は、制定過程についてもう一度議論することは極めて意義深いことだというふうに考えております。 私、学生時代に先生の論文を幾つか読ませていただきましたが、正直申し上げて、かなり違和感を持って読ませていただきました。どうも違うなというふうに思いました。 今回、初めて先生の論文集をずっと読ませていただきましたが、……
○石破委員 自由民主党の石破でございます。 私は、ずっと憲法について考えてきて、悩んでおることが幾つかあるのです。 一つは、我が国には、保有はするけれども行使ができないという不思議な権利があるらしい。 一つは国民投票なんです。つまり、憲法九十六条によって、憲法改正は衆参両院の総議員の三分の二の賛成によって発議をし、国民投票の二分の一が必要である、そのように書いてあります。しかしながら、国民投票に関する法律というものがございませんから、国民の憲法改正に対する権利というものが全く行使できない状況が憲法制定以来ずっと続いている。このことは、本当におかしくないかという議論が私はあってしかるべきだ……
○石破委員 自由民主党の石破でございます。 改憲であるとか論憲であるとか創憲であるとか、いろいろな言葉が飛び交っておりますが、もう一度、私も、今までいろいろな議論をして、発言をしてきたことを整理したいと思います。 日本国憲法は、確かに押しつけの面があったと思います。少なくとも、当時の日本国民が完全に自由な意思によってつくったものではないということは事実でありましょう。制定したのは天皇であられるのか、日本国民なのか、マッカーサーなのか、極東委員会なのか、この四つの可能性があるんでしょうが、どれか一つに断定をするというのは決して正しくない。 あえて正確に言えば、この日本国憲法は、前文に、日本……
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