枝野幸男 衆議院議員
44期国会発言一覧

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枝野幸男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは枝野幸男衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

枝野幸男[衆]本会議発言(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 衆議院本会議 第22号(2006/04/13、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 残りの三問について、私からお答えをさせていただきます。  まず、適格消費者団体、どんな団体に適格性を与えるのかという論点でございます。  私たちは、質問者の質問にもございましたような趣旨から、できるだけ幅広く適格消費者団体を認めるべきであるというふうに考えております。なぜ、民間でできることは民間でと言っている政府側の案がそうなっていないのか不思議だなと思っておりましたが、先ほどの質問を聞いておりましたら、行政の対応こそが一番重要であるなどという質問が入っておりまして、ああなるほど、やはり民間でできることは民間でというのはうそなんだなということがよくわかりました。  つまり、本来で……

第164回国会 衆議院本会議 第33号(2006/06/01、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 私は、民主党・無所属クラブの提案者を代表し、ただいま議題となりました日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案について、その趣旨を説明いたします。  この法律案は、日本国憲法九十六条に規定する憲法改正国民投票に関する手続と、国政における重要な問題についての諮問的国民投票に関する手続とを一体のものとして定め、あわせて、それぞれの発議に関する手続の整備を行うものです。  憲法改正に係る国会による発議手続や国民投票のための具体的手続は、本来、一九四六年改正の際、憲法附属法として同時に整備されるべきものでした。ところが、四六年改正の後、間もな……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 衆議院本会議 第9号(2007/03/02、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました予算委員長金子一義君解任決議案について、提案理由を御説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗読いたします。   本院は、予算委員長金子一義君を解任する。    右決議する。  以下、その理由を説明いたします。  予算委員長金子一義君は、昨年十月三日の就任に際し、「公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。」とあいさつを述べ、公正かつ円満な委員会運営を公約されました。しかしながら、金子一義君の委員会運営は、その言葉とは全く裏腹に、極めて不公正かつ強引なものと言わざる……

第166回国会 衆議院本会議 第10号(2007/03/03、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 休憩前に引き続き趣旨弁明を行います。(拍手)  ただいま趣旨弁明の時間が制限をされましたことは、甚だ遺憾であります。場内におられる皆さんに、なぜ金子一義委員長を解任せざるを得ないのかということについて、十分に知っていただいた上で採決をしていただくのが議会制民主主義の趣旨ではないかと私は考えるものでありまして、十分な提案の理由を説明させていただけないまま採決をされるということになるとすれば、これまた甚だ遺憾なことであると申し上げざるを得ないと、冒頭まずは申し上げたいと思います。  先ほど来、強行して採決に至った問題点について挙げてまいりましたが、議事運営の途中におきましても、遺憾な……

第166回国会 衆議院本会議 第22号(2007/04/13、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 ただいま議題となりました民主党提出の修正案につきまして、提出者を代表して、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民投票法制については、憲法改正に対する立場の違いとは関係なく、客観的、中立的な手続として幅広いコンセンサスのもとで制定しなければならないという認識がようやく広まりつつありました。憲法そのものに対する立場の違いを互いに認識しつつも、憲法調査特別委員会では、つくるとすればどのような国民投票法制が望ましいかという観点から、外部の数多くの有識者の方々などの意見にも真摯に耳を傾けながら議論を重ねてまいりました。  しかし、ことし一月に安倍総理が憲法に関する妄言を繰り……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 衆議院本会議 第6号(2007/10/18、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 ただいま議題となりました平成十七年度決算外二件につきまして、決算行政監視委員会の審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、決算等の概要について申し上げます。  一般会計決算額は、歳入八十九兆円余、歳出八十五兆五千億円余であり、特別会計決算総額は、歳入四百五十二兆一千億円余、歳出四百一兆一千億円余であります。国税収納金整理資金は、収納済額六十兆六千億円余、一般会計の歳入への組み入れ額等五十九兆九千億円余であり、政府関係機関決算総額は、収入四兆七千億円余、支出四兆一千億円余であります。  次に、国有財産増減及び現在額総計算書の年度末現在額は、八十五兆二千億円余であり、国有財産……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 衆議院本会議 第32号(2008/05/23、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 ただいま議題となりました平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外四件につきまして、決算行政監視委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  これらの各件は、財政法の規定等に基づき、国会の事後承諾を求めるため提出されたものであります。  まず、平成十八年度一般会計予備費(その1)は、国際的なテロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与するため自衛隊が実施する協力支援活動等に必要な経費、賠償償還及払戻金の不足を補うために必要な経費等十七件で、その使用総額は二百二十四億円余であり、(その2)は、新型インフルエンザ……

第169回国会 衆議院本会議 第38号(2008/06/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 ただいま議題となりました平成十八年度決算外二件につきまして、決算行政監視委員会の審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、決算等の概要について申し上げます。  一般会計決算額は、歳入八十四兆四千億円余、歳出八十一兆四千億円余であり、特別会計決算総額は、歳入五百一兆五千億円余、歳出四百五十兆五千億円余であります。国税収納金整理資金は、収納済額六十三兆六千億円余、一般会計の歳入への組み入れ額等六十二兆八千億円余であり、政府関係機関決算総額は、収入四兆五千億円余、支出三兆七千億円余であります。  次に、国有財産増減及び現在額総計算書の年度末現在額は、百六兆七千億円余であり、国有……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 衆議院本会議 第15号(2009/03/17、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野幸男君 ただいま議題となりました消費者権利院法案について、提出者を代表し、その趣旨及び概要を説明します。  近代以降、消費者を取り巻く環境、特に消費者と事業者との関係は著しく変化しました。商品、製品やサービス等の高度化と複雑化、事業や流通過程の大規模化などが進み、事業者と消費者との間では、情報や経済力の点で非対称性が著しく拡大しています。  明治三十一年、一八九八年に施行された現行民法は、契約当事者の双方が対等な関係にあることを前提に組み立てられ、行政による民事不介入を原則として運用されてきましたが、この民法制定時には全く想像のできなかった状況となっています。本来であれば、この百年余りの……

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委員会発言一覧(衆議院44期)

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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号(2005/10/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党・無所属クラブの枝野幸男でございます。  まず、冒頭に当たり、本特別委員会の位置づけについて意見を申し述べます。  四月にまとめられた衆議院憲法調査会報告書では、「現在の衆議院憲法調査会の基本的な枠組みを維持しつつ、これに憲法改正手続法(日本国憲法九十六条一項に定める国民投票等の手続に関する法律案)の起草及び審査権限を付与することが望ましいとする意見が多く述べられた。」とされています。  本特別委員会を形式的、手続的に見れば、衆議院憲法調査会とは別個に新たに設置されており、五年間の議論を踏まえた調査会報告書と食い違った形となっています。このことは、与野党の立場を超え、衆議院憲……

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号(2005/10/13、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 きょうの話の中で、国民投票の結果に対して無効の訴訟が起こった場合どうしたらいいのかということも出てまいりましたが、ここは私も、結論的なことを申し上げるわけではないんですが、一つのアイデアとして、こういったことは考えられないだろうかと。  つまり、国民投票の結果に対して無効であるという訴訟が起こされるケースもいろいろなものが想定されるだろう。まさに、実質的にその当否をきちっと判断しなければならないような重要な瑕疵と思われるケース、あるいは、当然内容的に、例えば改正に反対の立場からは、いろいろな手段でそれに反対、抵抗するでありましょうから、そのための一手段として訴訟が提起をされるという……

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号(2005/10/20、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 さっき柴山さんからの話のうち、仮処分、私は仮処分的なものと確か申し上げたつもりなんですが。つまり、現行の制度の何かを援用するとかということよりも、憲法の改正手続だから全く新しい概念をつくってもいいんではないかという意味です。仮処分的なもので、何日以内に決定が出れば、例えば三十日以内に申し立てて六十日以内に効力発生停止の処分を裁判所がすることができるだなんという制度をつくる余地があるんではないかと申し上げました。  しかも、これが使われるケースというのはほとんど想定できなくていいんだと思います。つまり、我々、民主主義で平和な国家に六十年過ごしているわけなので、これから日本がそうなる可……

第163回国会 法務委員会 第5号(2005/10/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党・無所属クラブの枝野でございます。法務委員会は久しぶりでございますが、よろしくお願いいたします。  きょうは、主観的に公正公平であるのかということとそれがどう見えるかということとは別問題だという観点から、幾つかの質問をさせていただいていこうと思っております。  まず、最高裁について、最高裁判所の裁判官は、その中には一般の裁判官、判事から事実上ステップアップをして最高裁判事になられる方がいらっしゃいます。  最近、これは二十五年分でやってもらっていますか、二十年分でやってもらっていますか、昭和五十四年最高裁判事任官の木下最高裁判事以降で、裁判官出身二十六名かと思いますが、これは……

第163回国会 法務委員会 第7号(2005/10/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 今の河村さんがなかなかおもしろい視点で、私が聞こうと思っていることをいろいろと頭出しをしていただきましたので、総務省に来ていただいていますが、総務省にお尋ねをする前に、今の続きを聞きたいと思います。  今の話をもう一回整理しますが、例えば、大きな民間企業。まず民間企業からいきましょう。済みません、今の流れで順番を全部変えますから。副大臣、大丈夫ですね。民間企業としては本業をちゃんと行っているけれども、そのある部局が部局ぐるみでこの共謀罪に当たるような犯罪をやった場合には、共謀罪に当たりますか、当たらないですか。
【次の発言】 もう一度、正確に申し上げますね。  例えば、民間企業があ……

第163回国会 法務委員会 第9号(2005/10/28、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 今の平岡委員の質問の流れで、別の角度から同じようなことを聞いていきたいと思います。  株式会社は、二条に言う「団体」には入りますね。いいですか。
【次の発言】 株式会社の意思決定機関は何ですか、商法上。
【次の発言】 株式会社が取締役会でリフォーム詐欺をやろうということを決めたら、それは株式会社という団体の意思決定ではないですか。
【次の発言】 三条の「団体の活動」の中の「団体の意思決定」をそれとは違う意味で解釈する根拠を説明してください。
【次の発言】 共同の目的という関係は聞いていないんです。  株式会社の意思決定機関は取締役会です。取締役会で、あることを決める。それは会社とい……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第12号(2006/04/18、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 お答えをさせていただきます。  私ども民主党は、政府がお出しになられた法案などに対して賛成をすることもあります。あるいは、よって立つところが全く初めから違っていれば、初めから反対をすることもあります。あるいは時として、大きな方向ではいいけれども部分的に問題があるということで、修正案を出すこともあります。行政改革については、私ども、ある意味では結党の理念の一つでもあり、私ども自身が率先して議論をリードしてきたという自負を持っております。  今回、政府から行政改革推進法なるものが提出をされるということで、大きな方向性として行政改革の必要性を強く訴えてきた我々としては、その点については期……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第13号(2006/04/19、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 先ほどの石井議員の質問の中では、我が党が五%だってできないのにというお話がございました。  確かに、現行のこの政府の案に基づいて定数を削減していこう、あるいは人件費を抑制していこうということを考えたときには、あくまでも現行の行政システムを前提として、その中でどこを削れば、どこを削れば、こういう議論をしておられます。  しかし、今、馬淵議員から説明させていただきましたように、私どもは、根本的に行政のあり方、特に国と地方の仕事の役割分担を変えよう、そして、私どもの法案では明確に、国がやるべきことは皇室、外交、防衛、通貨等の国家の根幹にかかわる業務、そして地方ではどうしてもできないという……

第164回国会 内閣委員会 第4号(2006/04/21、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 御質問いただきまして、ありがとうございます。  先生御指摘をされましたように、消費者団体を装うとか、あるいはいわゆるクレーマーのような人たち、こういう人たちが存在をするということは、大部分の本当の意味での消費者団体の皆さん、あるいは本当の意味での消費者の利害をちゃんと守ろうという皆さんにとっても、大変迷惑な話だと思っております。  私たちも今回の法案で、適格消費者団体を政府案とは違って登録制にいたしました。だからといって、消費者団体を装う人たちがそこに登録をされるということがあってはならないというふうに考えておりまして、登録制でございますが、もちろんその登録の基準というものを明確に……

第164回国会 内閣委員会 第6号(2006/04/28、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 ありがとうございます。  御指摘のとおり、民主党案の方が、消費者契約法に列挙されている規定以外に、人を欺罔し強迫する行為等についても取り消しの対象になっております。  この件について、どこがどう変わってくるかといいますと、消費者契約法の列挙事項では、重要事項に関しということで、事実と違うことを話したという範囲が限定をされています。  しかし、消費者被害でよく見られる例ですと、例えば、電話を販売するのに、今あなたの使っている電話は使えなくなりますよとか、あるいは、これはリフォーム詐欺的なところであるんでしょうか、あなたの家はシロアリにむしばまれているので早く駆除しないといけませんよ、……

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号(2006/02/23、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党・無所属クラブの枝野でございます。  まず冒頭、中山団長を初めとして、ともに参加された団員の皆さん、そしてサポートしていただいた皆さんに、大変充実した調査ができましたことの御礼を申し上げます。  まず、総括的に全体としての主な印象について申し上げたいと思います。  三点ほど、日本で従来考えていたことが裏づけられたかなと。そして、二点ほど、いろいろ調査をさせていただいて、新たな問題点といいますか、検討をしなきゃならないことについて感じてまいりました。  最初の三つは、国民投票運動、あるいはメディアの行動について、基本的には規制を加えるべきではないという考え方、これは各国とも共通……

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号(2006/03/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党・無所属クラブの枝野でございます。  憲法改正国民投票制度に関連をして、現時点で民主党の考えていることについて発言をいたします。  一部、私の個人的私見の入る可能性がありますが、その場合には主語を明確に使い分けようと思っておりますので、御理解ください。  まず、憲法改正の国民投票制度の必要性についてでございますが、憲法に憲法改正の手続規定があり、そこに国民投票というものが求められている以上、本来、憲法附属法として、憲法の公布後、施行までの間につくられるべきものであったと考えております。今までなかったことが立法不作為に当たるとは考えませんが、しかしながら、本来、憲法を具体的に変……

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号(2006/03/16、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長代理 次に、辻元清美さん。
【次の発言】 次に、滝実さん。

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号(2006/03/30、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず、先ほどの葉梨先生の御意見、いつも葉梨先生の御意見は、意見が違うことはあってもなかなか見識のある御意見をいただいていてありがたいなと思っているのですが、一点だけちょっと気になりました。  三カ月居住ルールの件について、途中で引っ越しちゃったら自己責任ということを言うと、逆に、引っ越しても住民票を出すなということになりかねないのじゃないかと思います。三カ月以内に二度引っ越すというのは、本人の意思以外の事情で二度引っ越さなきゃならないということはあり得るわけですから、そのときに国民投票で投票したければ住民票の異動を出すなということになりかねませんので、……

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第13号(2006/06/15、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 民主党・無所属クラブの枝野幸男でございます。  私どもの日本国憲法の改正の是非を問う等のための国民投票は、決して憲法改正のための国民投票制度ではないということを強調して、その法案提出者を代表して一言発言をさせていただきます。  まず、この法案の審議が、こうやって委員会での審議がスタートできたことについて、委員長を初めとする皆さんのこの間の御努力に対して感謝を申し上げます。  その上で、先ほど来お話が出ておりますとおり、とにかくこの制度は、中立公正な制度をつくらなければならないという共通認識は十分に今できているんではないというふうに思っています。  繰り返しになりますが、この制度は、……

第164回国会 法務委員会 第5号(2006/03/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 執行猶予者保護観察法の一部改正、私どもみんなで起草をした法案でございますので、その法案は十分ではないとしても一歩前進だというふうに思っておりますので、その背景、あるいは今後何が必要かという、ちょっとそもそも論を大臣とさせていただければと思います。  まず、そもそも執行猶予あるいは保護観察つき執行猶予という制度そのものの話を大臣とさせていただきたいと思うんですが、実は、これは揚げ足取りでなく、ちょっと問題の出発点、私もあれっと思ったんですが、更生保護のあり方を考える有識者会議の中間報告の中に「そのため、更生意欲の乏しい者等に対しては、無力な場合も認められる。」という文言があって、あれ……

第164回国会 法務委員会 第6号(2006/03/15、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 きのうに引き続き、質問をさせていただきます。  きのう通告した二つのテーマの前に、きのう最高裁で、いわゆる光市の母子殺人事件の上告審審理が弁護人が出頭しないということで流れた、こういう事件が起こりました。弁護人が死刑廃止論者であるということが背景にあるだろうという報道もなされています。  ただ、これについては、どうして欠席をしたのか、詳細な事実関係を把握する立場にございません。事実関係が不明確なものは国会質疑をしない方がいいと思いますし、また、これがどういう処理になるのかは、弁護士会の自治である懲戒、これは弁護士会の自治の問題でありますので、ここで法務大臣に逆に御見解を言っていただ……

第164回国会 法務委員会 第12号(2006/03/31、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  大臣の参議院での発言をやろうかなと思っていたんですが、それ以上に急ぐ事案として、福島県立大野病院の産婦人科のお医者さんが業務上過失致死罪で逮捕され、起訴されたという事件があります。これに対して、産婦人科関連のお医者さんたち、産科の関係者に限らず医療関係者の方から相当な抗議あるいは危惧、不信、さまざまな声が上がっております。この問題を取り上げたいというふうに思っています。  この件では、出産、分娩に当たってお母さんが亡くなられております。まず、そのことには心より御冥福をお祈り申し上げたいというふうに思います。  それから、私ごとですが、あえて申し上げます……

第164回国会 法務委員会 第16号(2006/04/12、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず最初に、午前中の細川議員の質問にもありました、被疑者と弁護士との面会における一時停止の措置について、さらに突っ込んで聞きたいと思いますが、改めて伺います。  百十三条一項一号ロということになるんでしょうか。弁護人との面会において行為もしくは発言を制止する場合というのは、具体的にどういう場合を想定しているのか、改めて法務大臣と国家公安委員長に伺います。
【次の発言】 では、法務省に聞きましょう。  今のような刑事施設の規律及び秩序を害するような行為に当たるのかどうかという判断はだれがするんですか。

第164回国会 法務委員会 第21号(2006/04/28、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 私どもの修正案は、政府提出の法律案に対する修正案をお出しいたしました。政府提出の法案は、いわゆる国際犯罪防止条約を国内法化する法律案であるというふうに理解をいたしておりますし、そうした説明を聞いております。  御指摘のとおり、私どもの線引きをいたしますと、いわゆる典型的に国際的な組織犯罪と思われる犯罪の幾つかが長期五年超に該当しないというものが出てまいりますが、例えば今御指摘にもございました集団密航的な話の部分の出入国管理法などでは、集団密航者を本邦に入らせる行為の準備罪、あるいは収受した者の予備罪等、個別具体的な法律で賢明な政府・与党の皆さんが、国際的な組織犯罪に該当する問題のあ……

第164回国会 法務委員会 第23号(2006/05/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 法務大臣を初めとして、この法律は、共謀罪は普通の人たちには関係ないと一生懸命おっしゃっておられます。先ほど、そもそも組織犯罪法をつくったときにも、これは暴力団とか、あのときオウム真理教とかいろいろ出てきましたから、そういうところが対象だということをおっしゃって、そうなっているじゃないかという御答弁がありましたが、今、保坂議員も教えてくれたんですが、例えば、ことしの二月に健康食品販売の会社に組織犯罪法が適用されています。こういった消費者被害をもたらすような話についても、豊田商事事件ぐらいになればそうかなと思わないではないですが、いわゆる詐欺的な商売の違法収益で会社をつくったから組織犯……

第164回国会 法務委員会 第25号(2006/05/16、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 ありがとうございます。  きょうは、今回の提案されている法案が国際的な組織犯罪の防止に関する国連条約に基づいているという、その関連のことについてお尋ねをしたいと思います。  まず、政府案であれ与党修正案であれ、六条の二で新設をされるいわゆる共謀罪というのは、この条約のどの部分を国内法化したものであるのか、御説明ください。
【次の発言】 次に、一貫して、政府あるいは与党修正案提出者は、越境性の要件を入れてはいけないんだとおっしゃっておられますが、それはこの条約のどこが根拠になっておるんでしょうか。
【次の発言】 では、この条約の三十四条2の主語は何ですか。

第164回国会 法務委員会 第29号(2006/06/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 お疲れさまでございます。民主党の枝野でございます。  今回の犯罪収益吐き出し関連二法案は、五菱会事件を契機としまして、私ども民主党も、昨年の三月に党内にプロジェクトチームをつくりまして、私が座長を務めさせていただいて、検討をスタートさせました。  率直に申し上げて、法務省の対応というのはどちらかというとスローであることが多いんですけれども、今回の件は、スイスとの外交関係ということがあったにしても、法務省にしては大変速いスピードで、また内容的にも、これから申し上げるとおり、今後さらに検討していただきたいというか、改善を要する部分はあるというふうには思いますけれども、おおむね、少なくと……

第164回国会 法務委員会 第31号(2006/06/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 今回、法例の全面改正ということで、もともと読みにくい文章でもありましたし、実は二十年近く前に、私はなぜか司法試験の法律選択科目に国際私法を選びまして、なぜ選んだかというと、教科書が一番薄くて、条文が一番少ないという非常に合目的的な理由だったんですけれども、その分解釈にゆだねられている、しかも、解釈にゆだねられている割には判例の集積がなかなかできない分野であるということですので、これをできるだけ整理するという今回の法改正の趣旨というものは、大変望ましいことだというふうに受けとめております。  これは通告していないのでお答えはいいんですが、まず、実は、法の適用に関する通則法という法律名……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 内閣委員会 第5号(2006/11/08、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず、本題に入ります前に、ちょっと一点、苦言を呈して見解をお尋ねしておきたいと思うんです。  きのう、きょうのこの質問についての通告を、内閣府と総務省の官僚の方に事務所に来ていただいて、主務大臣が佐田大臣ですから佐田大臣は御出席されるんでしょうが、総務省に対するお尋ね部分については、お答えされるのが総務省なのか内閣官房なのかはそちらの御判断ですが、政府参考人はだめですよ、ただ、大臣、副大臣、政務官等であれば、政治家であればどなたでも結構ですよということを申し上げて、お帰りになられましたら、土屋政務官が答弁をされますということでうちの事務所の方に御連絡が……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号(2006/10/19、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  今回の海外調査に参加をさせていただきまして、中山委員長のおさばき、そして事務局あるいは在外公館の皆さんの御尽力によりまして、先ほど来同行された諸先輩もおっしゃっておられますとおり、大変充実した調査をすることができました。まずは、この場をかりて委員長を初め関係者の皆さんに御礼を申し上げます。  私からも、今、お三方が御報告をされたのに付随をして、感想、印象を申し上げたいというふうに思っております。  私は、特に各国における合意形成のプロセスというものに着目をして今回調査をいたしました。  まず、ポーランドにおきましては、円卓会議という方法を使いまして、い……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号(2006/10/26、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 お答えをいたします。  今の船田先生、斉藤先生の御発言を歓迎して受けとめたいと思っております。  私どもも、この憲法改正に絡む国民投票制度については、できれば国会内の全会一致で制定されるべきであるというふうに考えております。それは、まさに国民の皆さんの意思を問うルールでありますので、例えば将来、憲法改正の発議がなされた場合、それに賛成である立場からも反対である立場からも、このルールで投票が行われればその結果は国民の意思であるということをみんなが納得できる制度でなければいけません。  そういう意味ではまさに土俵づくりでありますので、憲法に対する考え方の違いにかかわらず、これなら中立公……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号(2006/11/02、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  きょうの午前中の参考人の皆さんとの懇談で、幾つか論点が少し整理をされてきたかなというふうに思っております。  一つは、小委員長からの御報告にもございましたが、公務員等の運動規制を原則なしにする、これは例外をどれぐらいつくるかということでは与党案と我々違いますが、原則なしにするということでは一致をしておりますが、その場合に、一般の公務員法の活動規制がかぶってくるときに、若干、国家公務員法、人事院規則と地方公務員法とのでこぼこが、むしろ実態は本来の姿と逆で、地方公務員の方が縛られるという話になったりしますので、これは提案者としては事前にチェックをかけておく……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号(2006/11/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 笠井委員御指摘のとおり、国会は発議をして承認を求めるという側面があるのは間違いないですが、国会は合議機関でありますから、国会として承認を求めているとしても、その構成員の中にその発議に反対の人たちが含まれる、これまた当然のことです。三分の二以上で発議をしたからといって、その発議に反対をした方は、国会の一員であるけれども、その承認をしない方向で運動されるわけでありますから、そこは理論的に問題はないと思います。  むしろ、実は、国会に設置したということの意味は、では、どこができるのかという話です。当然のことながら、行政機関はもっと悪いだろうと思います。  では、実際に発議がなされる状況、……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号(2006/11/30、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 私どもも、憲法についての調査を行うということは日常的に常にやっていくべきではないか、しかも、同じことを個別の法律案という視点から見るのと憲法という視点から見るのとではやはり視点が違いますので、憲法という視点から常に調査を行うという意味で、常設ということが自然ではないかと思っております。別に発議を常に行うように常設にするわけではなくて、調査は常に行っていくべきではないか。  それからもう一点、多分これは共産党さんとの立場、考え方の明確な違いかと思いますが、必要に応じて、例えば憲法改正のための特別委員会をつくるとか、そういうことは適切ではないと思っています。  というのは、残念ながらと……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号(2006/12/07、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 憲法九十六条は、「又は」ということでどちらかの機会にやれということであって、なおかつ、その発議をいつどのようにするのかということ自体は国会の自律に任されているわけでありますので、国会がどういうタイミングで発議をするのかという裁量の範囲の中に、どういうタイミングで国民投票が行われるのかということも私は含まれるというふうに思われますので、殊さら「国会の定める選挙の際行はれる投票」を排除するということでなければ、憲法の違反という問題にはならないというふうに憲法論的には理解をしております。
【次の発言】 望ましいかどうかという観点からすれば、有権者、投票される皆さん、あるいは運動される皆さ……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号(2006/12/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 そのとおりであります。  政党以外の団体に適格性を認めるとすれば、何らかの基準に基づいて、しかも、その基準は多分形式的基準だけではやり切れないんだろうと思います。そうすると、そこに裁量の余地が入って、ここは認められたのにここは認められないという形式的アンフェアが生じてしまう。それは全体としての公正さを担保する上でゆゆしき事態であるというふうに思いますので、そこがある意味では最大の問題と言っていいかもしれません。
【次の発言】 まず、なぜ政党だけが、政党以外のところにもいろいろな多様な意見があって、それは一定の理解をいたします。  ですから、私どもも、まず紙媒体ということでは、別途、……

第165回国会 予算委員会 第3号(2006/10/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず、貸金業法改正についてお尋ねをしたいと思います。  貸金業法改正については、最高裁の判例もありまして、自民党内でもいろいろもめておられたようでありますが、後で申し上げますとおり、内容については問題があると思いますが、この国会が始まる前に一応まとまったということですので、所信表明でどういうふうに語られるのかなと楽しみにしておりました。私は、ある意味ではこの国会で最優先しなければならない課題がこの貸金業法の問題ではないかと思っておりますが、残念ながら所信表明にはございませんでした。総理としては、この貸金業法改正についてどういう御認識を持っておられるのか……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 決算行政監視委員会 第3号(2007/05/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  きょうは、総務省に対しまして、最近、報道、放送メディアが、間違った放送等によって社会的にも問題になっております。虚偽の放送による報道被害や国民生活への悪影響をしっかりと防止しなければいけない。ただ、その一方で、表現の自由、報道の自由というのは、これはまた、特に行政権限による過剰な介入を許しては絶対にいけないものである。この兼ね合いは大変難しいものでありますけれども、このあたりについて、直近の具体例を軸にしながら議論をさせていただきたいというふうに思っております。  最近問題になった二つの事例。関西テレビ放送のいわゆる「あるある大事典」の放送に対して、菅……

第166回国会 決算行政監視委員会 第4号(2007/05/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  郵政公社総裁、おいでいただいておりますね。郵政公社法の五十二条三項では「役員は、在任中、任命権者の承認のある場合を除くほか、報酬を得て他の職務に従事し、又は営利事業を営み、その他金銭上の利益を目的とする業務を行ってはならない。」となっておりますが、現在、総裁がこうした兼業を行っているのは、松下電器産業株式会社、レンゴー株式会社、第一三共株式会社、株式会社インターネットイニシアティブの各取締役と、南海電気鉄道株式会社の監査役、株式会社東京放送の監査役、以上ですべてでありますか。
【次の発言】 おやめになる予定はないんですか。

第166回国会 決算行政監視委員会 第6号(2007/06/20、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  参考人の皆さんには、お忙しいところをありがとうございます。  まず、郷原参考人にお尋ねをいたします。  不二家・「朝ズバッ!」報道の件で、企業は複雑でいろいろな人たちで構成されているということで、不二家の経営者の立場からの声というのは大体聞こえてきておりますが、従業員、あるいは、この不二家の場合はフランチャイズシステムですから、フランチャイズの皆さん、こういった関係者の皆さんがこの「朝ズバッ!」報道についてどういう受けとめをされているのか、御存じの範囲で教えてください。
【次の発言】 もう一つ、この「朝ズバッ!」という番組のあり方、編成のあり方等につい……

第166回国会 厚生労働委員会 第18号(2007/05/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 公務員であったから不祥事があった、そして、公務員であった状況のときになぜそれを防げなかったのか。社会保険庁の歴史の中で、自由民主党が管理監督をしていなかった時期というのは多分二年間しかなかったと思いますが、その管理監督者の能力の問題だと私は思っております。  不祥事を起こした役所は民営化した方がいいんだったら、防衛庁も民営化するんですかという話になるわけでありまして、民営化をしたらすべてが解決するという幻想は大きな間違いだというふうに思います。  その上で申し上げますと、公務員とは何なのかということを前提にお尋ねになっているのかよくわからないんですけれども、政府案は非公務員化と一生……

第166回国会 厚生労働委員会 第19号(2007/05/11、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 現状では、社会保険庁と税務署が分かれているわけでありますけれども、法人税法では、会社を設立登記した場合には必ず税務署に設立届を出すということになっているわけでありまして、当然、税務署が歳入署になるわけでありますから、そこでその法人が設立をされたと。  そこが、税について、現状でもきちっと、もちろん一〇〇%ではないですけれども、非常に確率の高い徴収をしているわけでありますから、そことの突き合わせの中で、同じ役所の中で自動的に社会保険未加入の事業所は把握ができるということになりますので、もちろん、事業所というのは法人登記をした法人に限りませんけれども、その圧倒的多数、大部分はそうであり……

第166回国会 厚生労働委員会 第20号(2007/05/16、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 今の山井さんの質疑を聞いていて、ちょっと私からも聞きたいことがあるので、今の担当者、残っていてもらった方がいいと思いますが、今の御答弁の中で、本庁調査を二百件ほどやっていると。社会保険事務所や市役所に問い合わせて、社会保険事務所や市役所では調べられないけれども、本庁でその二百件、そういった形になれば、さらに突っ込んで詳しく調べられる、こういうシステム、状況であるという理解でいいんですね。
【次の発言】 それは何人ぐらいでやっているんですか。
【次の発言】 それで、そこでの調査の結果として、現場ではわからなかったけれども、こういうところに記録が、断片がありました、くっつけることができ……

第166回国会 厚生労働委員会 第24号(2007/05/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 民主党は一貫して、申し立てがあれば支払うというようなことは申し上げたことはありませんので、ぜひ、後ほど、理事の皆さんで議事録を訂正していただきたいというふうに思います。  私どもは、記録、領収書がない場合、あるいはいわゆる物証がない場合であっても、支払いに値する場合があり得るということを申し上げているだけであります。この場合に、つまり厳格な証明というものを申立人に求めるのかどうか、領収書があるのかないのかとかということを求めていたのでは、これは政府としての役割、責任を果たしていることにはならないだろう。  法的な意味で、厳格な意味での疎明という言い方がぴったり当てはまるかどうかは別……

第166回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号(2007/03/29、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 私からお答えを申し上げます。  与党の皆さんが、この間の委員会、小委員会、公聴会等の議論を踏まえて今回修正案を出されたということに対しては敬意を表したいと思いますし、一定の評価を申し上げたいというふうに思っております。  ただ、残念ながら、今回、きょう趣旨説明されました修正案を拝見いたしますと、何点か重要なところで違っているところと詰め切れていないところがあります。  趣旨説明にもございましたが、大変重要な公務員の政治活動について、結局この重要な部分の結論が出ていないということになっております。それから、与党案の中では結論は出ておりますが、この間、公聴会などでも、あるいはその他外側……

第166回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号(2007/04/12、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 私どもは、成人年齢あるいは他の選挙権年齢が二十であったとしても、憲法改正の国民投票については、より長期にわたって国民を拘束するという性質にもかんがみ、より若い世代に可能な限り投票権を認めるべきであるということで十八歳の投票権ということを従来から主張してきております。と同時に、私どもは、もともと十八歳成人、十八歳選挙権も主張しておりますし、国民投票について十八歳にするということであるならば、成人年齢を初めとして、それを出発点として十八歳に引き下げることをきちっと検討して結論を出すということは当然あっていいことだろうということで、こういった附則を設けております。  与党修正案にも似たよ……

第166回国会 予算委員会 第4号(2007/02/07、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  柳澤厚生労働大臣には、ぜひ御自身から辞職をされることを期待しておりましたし、そうでないならば、安倍総理が罷免をされるということを期待しておりましたが、残念ながら、国民の多くの皆さんの声に反して、きょうもこうして答弁の場におられているということを大変遺憾に思います。  その実質、本質的な問題点について、この後いろいろと御質問させていただきたいと思いますが、一点だけ、先ほども猪口委員が、私どもがこれまで出たくても委員会に出ることができなかった状況についていろいろ御意見をおっしゃっておられました。こういう国会戦術について、国民の皆さんからいろいろな御批判があ……

第166回国会 予算委員会 第11号(2007/02/19、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 柳澤厚生労働大臣に伺います。  厚生労働大臣、次から次へといろいろな御発言をされて、それぞれ大変な問題だと思っておりますが、たまたまの失言ではなくて、先日、二月七日の私の質問に対する答弁、これは質問通告もしておりまして、二度三度と繰り返し、二度かな、柳澤大臣は、同じ趣旨の答弁、厚生労働省としての公式見解としての答弁だと思いますので、これは失言だから取り消すという話ではないと思っておりますが、産科医師の減少について、出生数の減少で、医療ニーズがはっきりと低減しているということの反映であるということを御答弁されています。大問題だと思います。  こうした認識で厚生労働省が医療行政をやって……

第166回国会 予算委員会 第14号(2007/02/23、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  雇用・労働問題、その背景にある経済問題について総理と論戦を闘わせたいと思っておりますが、きょうの本題に入ります前に一点だけ。  先日、我が党の小沢代表は、一部で疑義があるとされた事務所費の詳細について、会見を開き、みずから積極的に公開をいたしました。  きのうの高山委員の質疑の中でも、総務省から、政治資金規正法の趣旨、それは国民の皆さんの監視とチェック、見ていただいて、知っていただいて、それで、それがいいのか悪いのか、そのことについては国民の皆さんに判断をしていただく、そういう趣旨だというお話もありました。そのとおりだろうというふうに思います。  残念……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 決算行政監視委員会 第1号(2007/10/09、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、決算行政監視委員長に選任されました枝野幸男です。浅学非才の上に若輩でありますが、委員各位の御指導を賜り、公正かつ円滑な委員会運営に努め、その重責を果たしてまいります。  さて、本委員会の役割は、決算全般について審査し、その結果を将来の予算編成と執行に反映させ、また、行政監視の中核を担うことにあります。こうした役割の重要性は、依然として財政赤字が拡大を続ける一方で、行政に対する国民の目が一層厳しいものとなっている折から、ますます大きなものとなっています。  また、権力分立原則のもと、行政を厳しく監視し、そ……

第168回国会 決算行政監視委員会 第2号(2007/10/12、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。  この際、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、政府参考人として国土交通省住宅局和泉洋人局長、国土交通省自動車交通局本田勝局長の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑に入るに先立ちまして、質疑者各位に申し上げます。質疑時間は申し合わせの時間を厳守されるようお願いいたします。  また、政府におかれましても、各質疑者の質疑時間……

第168回国会 決算行政監視委員会 第3号(2007/12/13、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社西川善文取締役兼代表執行役社長の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房野村正史内閣参事官、総務省人事・恩給局藤井昭夫局長、総務省行政管理局村木裕隆局長、総務省自治行政局久元喜造選挙部長、総務省郵政行政局橋口典央局長、外務……

第168回国会 決算行政監視委員会 第4号(2008/01/15、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり  平成十八年度決算外二件  平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外四件の承諾を求めるの件  歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十一分散会

第168回国会 厚生労働委員会 第3号(2007/10/31、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 まず、現時点のお話から聞いていこうと思いますが、田辺三菱が把握をしている四百十八人のうち、実名を把握している人たちのリストについてまでわざわざ厚生労働省はイニシャルに書きかえさせて提出をさせたというふうに聞いています。なぜ実名のまま厚生労働省は田辺三菱から提出をさせなかったのか、端的に理由をお話しください。
【次の発言】 今の私の質問にはお答えいただいてないと思います。  なぜ実名でとらなかったのか。今のをしんしゃくすると、厚生労働省が情報を持つと情報が漏れる危険があるからとらなかったということですか、情報管理ということは。厚生労働省、守秘義務をみんな持っているんですから、もちろん……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 決算行政監視委員会 第1号(2008/03/18、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、国が資本金を出資している法人の会計に関する事項  五、国が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項  六、行政監視に関する事項 以上の各事項につきまして、関係各方面からの説明聴取、小委員会の設置及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。  つ……

第169回国会 決算行政監視委員会 第2号(2008/04/09、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、参考人として本州四国連絡高速道路株式会社伊藤周雄代表取締役社長の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、政府参考人として法務省刑事局大野恒太郎局長、法務省矯正局梶木壽局長、外務省大臣官房渡邉正人参事官、水産庁山田修路長官、国土交通省海事局春成誠局長、海上保安庁岩崎貞二長官及……

第169回国会 決算行政監視委員会 第3号(2008/04/14、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十八年度決算外二件を一括して議題といたします。  総括質疑を行います。  この際、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、政府参考人として総務省人事・恩給局藤井昭夫局長、総務省自治行政局松永邦男公務員部長、法務省刑事局大野恒太郎局長、文部科学省高等教育局清水潔局長、厚生労働省大臣官房金子順一官房長、厚生労働省医政局外口崇局長、厚生労働省年金局渡辺芳樹局長、社会保険庁吉岡荘太郎総務部長、社会保険庁総務部眞柴博司職員課長、国土交通省都市・地域整備局増田優一局長、国土交通省道路局宮田年耕局長、国土交通省住宅局和泉洋人局長及び国土交通省港湾局須野原豊局……

第169回国会 決算行政監視委員会 第4号(2008/05/14、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十八年度決算外二件を一括して議題といたします。  第一分科会ないし第四分科会の各分科会は、去る四月二十一日、二十二日の二日間にわたり審査を行いました。  この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。  第一分科会平田耕一主査。
【次の発言】 次に、第二分科会横光克彦主査。
【次の発言】 次に、第三分科会木村太郎主査。
【次の発言】 次に、第四分科会上田勇主査。
【次の発言】 以上をもちまして分科会主査の報告は終了いたしました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、政府参考人として内閣府加藤利……

第169回国会 決算行政監視委員会 第5号(2008/05/23、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十八年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)、平成十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)、以上の各件を一括して議題といたします。  この際、お諮りいたします。  ……

第169回国会 決算行政監視委員会 第6号(2008/06/06、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十八年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。  この際、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社西川善文取締役兼代表執行役社長の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房郵政民営化推進室木下信行室長、厚生労働省職業能力開発局新島良夫局長、厚生労働省保険局水田邦雄局長、社会保険庁石井博史……

第169回国会 決算行政監視委員会 第7号(2008/06/20、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、金沢刑務所の平成十九年度施設予算等に関する陳情書一件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり  平成十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外四件の承諾を求めるの件  歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じます……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 決算行政監視委員会 第1号(2008/11/14、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事が七名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは     秋葉 賢也委員    谷川 弥一委員     寺田  稔委員    山口 泰明委員     渡辺 喜美委員    平岡 秀夫委員  及び 福島  豊委員 を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  決算の適正を期し、行政監視の機能……

第170回国会 決算行政監視委員会 第2号(2008/11/27、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)(承諾を求めるの件)、以上の各件を一括して議題といた……

第170回国会 決算行政監視委員会 第3号(2008/12/10、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社伊東敏朗常務執行役の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、政府参考人として財務省主計局香川俊介次長、財務省国際局中尾武彦次長、文部科学省大臣官房布村幸彦文教施設企画部長、文部科学省高等教育局河村潤子私学部長、農林水産省大臣官房岡島正明官房長、資……

第170回国会 決算行政監視委員会 第4号(2008/12/24、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○枝野委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり  平成十九年度決算外二件  平成十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外四件の承諾を求めるの件  歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 議院運営委員会 第37号(2009/05/28、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 枝野でございます。  憲法調査会で、何代か代わりましたが、最後の調査会長代理を務めさせていただきました。そうした立場からお招きをいただいたのだと思いますが、お招きをいただき、発言の機会をいただきましたことを御礼申し上げます。  早速ですが、意見を述べさせていただきたいと思います。  まず、そもそも憲法とは何かということについて確認をさせていただきたいというふうに思います。  憲法は、主権者が為政者に対してその公権力行使の基本的事項について縛るルール、これが憲法の定義でございますことは、皆さん御存じのことというふうに思います。民法と書いてある表題の法律に、例えば、人を殺したる者は死刑……

第171回国会 厚生労働委員会 第15号(2009/05/27、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 C案の立場からお答えをいたします。  臓器移植そのもの、移植医療そのものについては、C案の提出者の中でもいろいろな見方があろうかと思います。私自身は、科学の進歩によって救われる命があるということであるならば、そのこと自体は積極的に受けとめていって、そのことによって救える命をできるだけ救いたい、そういう立場にあります。  ただ、天命という言葉からすると、人の命、人の死というものは非常に崇高なものであるし、それぞれの倫理観、宗教観、信条、文化などによって大きく規定されるものであるというふうに思っております。少なくとも、国会議員ごときが、これは死であるというようなことを決めて、国民の皆さ……

第171回国会 厚生労働委員会 第16号(2009/06/05、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 御指摘いただきましたとおり、私たちは、脳死体からの臓器提供というのは、本人の自己決定権ということを重視して位置づけるべきだ、そういう整理をしております。  ただ、一方で、現実に今十五歳以下の方についての臓器提供がないということで、お子さんで臓器移植を待っていらっしゃる方の声に可能な限りおこたえをしたいという気持ちは強く持っております。ですから、そういう意味で、D案を提出された皆さんの思いというのは私どもも共有をさせていただいているつもりでおります。  ただ、御指摘いただいておりますとおり、なぜ親が子供にかわって同意ができるのか、なぜ子供だけなのかということについての説明はなかなか広……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第2号(2009/03/17、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 私は、ただいま議題となった消費者権利院法案について、提出者を代表し、その趣旨及び概要を説明します。  近代以降、消費者を取り巻く環境、特に消費者と事業者との関係は著しく変化しました。製品、商品、サービス等の高度化と複雑化、事業や流通過程の大規模化が進み、これら結果として、事業者と消費者との間では、経済力や情報等の点で非対称性が拡大しています。  ところが、こうした変化に司法や行政が十分に対応できておらず、結果として、消費者の生命身体や財産を脅かす事件が続発しながら、被害救済や再発防止が十分に図られない事態が繰り返されています。  私たちは、こうした変化に対応して、消費者被害の防止や……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2009/03/18、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 お答えをいたします。  一般的に、普通の、内閣のもとにある省庁は内閣の統括のもとにあるというふうに言われます。統括の場合は、「上級の行政機関等がその管轄権の下にある他の下級の行政機関等を包括的に総合調整しつつ、すべること」を意味すると、法令用語辞典などでも言われております。  一方、私たちは所轄とさせていただきました。これは、現在の制度のもとでは、人事院が内閣の所轄のもとにある、それから、国家公安委員会と公正取引委員会がそれぞれ内閣総理大臣の所轄のもとにあるということで用いられておりまして、講学上は、やはり法令用語辞典によりますと、「当該機関の独立性が強くて主任の大臣との関係が最も……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2009/03/24、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 お二方には、お忙しいところ、きょうは本当にありがとうございます。  まず、郷原参考人にお尋ねをしたいというふうに思うんですけれども、先ほど来の、すき間を埋めるという発想ではうまくいかないんではないかということについてさらに突っ込んでお話を伺いたいんですが、私はこういうふうに理解をしたんです。  例えば、一例として、郷原さんの資料の九ページにあるエレベーター事故のケースでいうと、これは、最初の段階ではというか、今でもわからないわけですけれども、原因がはっきりしない。そうすると、最初の規格の問題だとすれば、これは警察は全然、立法不作為みたいな話ですから、入れないし、あえて言えば国土交通……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2009/03/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 お答えをいたします。  今、私も聞かせていただいていて、ああなるほどと思ったんですが、御理解いただいているとおり、政府案においても、結局、食品偽装の部分については、消費者庁が農林水産省のやる仕事を監視、チェックをするということに実質的にはとどまっているというふうに思います。実際の動きは農林水産省が今までどおり行うということであるならば、どちらが監視、チェック機能が働くのかということは、内部チェック的な要素の強い消費者庁よりも、外部チェック的な要素の強い消費者権利院の方がより機能するということについては御理解をいただけるのではないかと思っています。  あるいはまた、例えば、先ほどの汚……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2009/03/30、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 私ども民主党は、結党以来、消費者行政の重視をずっと訴えてきておりますし、私どもが政権を担わせていただければ、消費者権利院のような外部からのチェックシステムがなくても、しっかりとした消費者行政を担っていく自信を持っております。  しかしながら、行政システムというのは、しっかりとした見識と能力を持った人間が常に権力を持つわけではないということを前提に、どんなケースであってもしっかりと機能するようなシステム、どなたが政権を担おうが、どなたが消費者担当大臣になろうが機能するシステムをつくるのが、行政権を持っていない立法府としての責任だというふうに思っています。  私どもが政権を担い続けたと……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第9号(2009/03/31、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 まず、今の御議論、よくわからないんですけれども、政権交代はあるかもしれないし、ないかもしれないし、あったときでもなかったときでもいいような仕組みをつくろうということを国会では議論しなきゃいけないので、政権がかわるかわらないは関係なく、どちらでも通用する制度をつくるというのが国会の役割だと思うので、ないと思うから、ないことを前提に議論するみたいな話もあり得ないわけでございます。  その上で、私たちが申し上げているのは、政権交代をして、私たちが理想と思っている分権改革を行った場合には、例えば消費生活相談員の皆さんだけではなくて、あらゆる公務員についての、あらゆる公権力行使についての、す……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第10号(2009/04/02、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 この条文は、まさにいわゆるすき間事案的な部分のところについての緊急対応措置でございます。  ただ、我々の場合ですと、身体的な損害だけではなくて財産的な問題も含まれるという意味では、消費者安全法の停止等の措置とは違っている、そういった意味では広いと思っております。  発生し、発生するおそれがある場合ということは、まさにすき間的事案に対しての対応ですので、ケース・バイ・ケースですべて状況は違っているというふうに思いますが、まさに消費者の立場に立ってこれをとめないと深刻なことになるということの判断を、ただ一般的には消費者権利官が行う組み立てにしておりますが、まさに重要ですので、合議体の五……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第12号(2009/04/08、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 似たような例は、というかもっと強い例が消費者安全法案というのに入っておりまして、消費者安全法では、実は、調査だけではなくて事業者に対する命令ができてしまうんですね。しかも罰則つきで命令ができます。その要件の重大事故の中にも「おそれ」というのが入っておりますから、そういう意味では、実は商品の回収とか販売停止とかという直接的な命令まで政府案ではできる、直接、消費者庁長官、内閣総理大臣の権限でできるということになっております。  私ども、消費者の保護のため、消費者の権利擁護のためにはできるだけ強力な調査権限等が必要だというふうに考えましたが、迅速に、かつすき間なく調査ができるようにするた……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第13号(2009/04/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 我が党の消費者権利院法案では、あらゆる消費者問題について、消費者権利院及びそのもとの消費生活相談員の皆さんが権限を持つということになりますので、銀行や生命保険、損害保険についての問題について苦情等があった場合には、当然のことながら、その責任、任務として調査をし、必要に応じてあっせんをするということになってまいります。そうした中で、必要があれば金融庁に対しても報告を求め、あるいは調査の要求をするという権限が、つまり、金融庁を動かす、あるいは金融庁の処分権限等を動かすということについて、主たる任務として当然に含まれております。  そして、そうした権限を背景にしながら金融機関との間のあっ……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第14号(2009/04/16、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 消費者行政重視への転換というのは明治以来の日本の行政の枠組みそのものを大きく転換するものであると私どもは認識しています。そのために、本来であれば、明治以来の行政の基本的な構造、特に分担管理という枠組みに風穴をあけること、あるいは戦後の国と地方との関係というものに風穴をあけることが不可欠であると私どもは思っております。  ただ、まさにこの行政、明治以来の行政や戦後六十年間の国、地方の関係の根本のところに変更を加えるというところになかなか与党の皆さんには踏み込んでいただけないという前提の中で、つまり、現在の分担管理の行政のあり方や、国、地方の関係の中では、その中で消費者行政を充実させる……

第171回国会 内閣委員会 第14号(2009/06/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 御指摘の規定は、直接的には公文書の有している性格について規定をしているものでありますが、公文書に対して主権者が、国民が主体的に利用し得ると言っているということは、裏返せば、それを権利と呼ぶかどうかは立場によって、場合によっては提案者の中でも意見が違うかもしれませんが、国民の側は公の文書に対してアクセスできるものなのであるということの裏返しになっているわけですから、ある意味で知る権利を前提としているという理解をしていただいていいと私は認識をしています。
【次の発言】 委員も御理解のとおり、実はここのところはなかなか難しく、つまり、すべてを列挙することは、行政の広範さ、それから多様性を……

第171回国会 法務委員会 第12号(2009/06/26、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 私どもも、児童ポルノ、特に悪質な児童ポルノを性的好奇心を満たす目的で持っているということがいいことであると思っているわけではありません。  ただ、所持という構成要件は、どういう手法で入手をしたかということが全く問われません。提案理由等でも御説明をしたかと思いますが、例えば、インターネットをつないでいてメールをやっていれば、皆さんのところにも多々わけのわからないメールが飛び込んできます。一件一件内容をチェックして、そこに児童ポルノが含まれているのかどうかということをチェックされておられる方はいらっしゃらないだろうというふうに思いますし、仮にパソコンのごみ箱に捨てたとしても、映像は残っ……

第171回国会 予算委員会 第2号(2009/01/07、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、社会民主党・市民連合及び国民新党・大地・無所属の会の三派共同提案に係る平成二十年度一般会計補正予算(第2号)及び特別会計補正予算(特第2号)に対する両修正案について、提案の趣旨及び概要を説明いたします。  米国に端を発する世界的な金融市場の混乱と需要の落ち込みは、我が国経済に重大な影響を与え、とりわけ雇用はこれまでに類を見ない深刻な状況に陥りました。このような状況の中で、政府は、昨年十月三十日に経済対策を公表しましたが、私たちと世論の強い要求にもかかわらず、これを実行に移すための予算も法案も国会に提出しませんでし……

第171回国会 予算委員会 第4号(2009/01/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 おはようございます。  私は、きょうは偽装請負を初めとする雇用の問題を中心に質疑をさせていただきたいと思っておりますが、その前に、きのうの質疑の残りといいますか更問いといいますか、その部分の方を順序を変えて先にお尋ねさせていただきたいと思います。  一つは、きのう一番の議論になりました定額給付金。  総理は、高額所得者が定額給付金を受け取るということはさもしいとおっしゃられた。それがどうも、一カ月たっていませんね、さもしいとおっしゃられた最後は少なくとも十二月十五日前後の参議院の委員会で発言されているということでございますので。状況が変わったというようなことをおっしゃっていましたが……

第171回国会 予算委員会 第10号(2009/02/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 私からはまず、余り注目をされませんが大変重要であると私は思っている、それから仙谷委員が、午前中でしたか、個人の経験に基づいてがん対策についての御質問をされていたように、私も個人の経験と思い入れに基づいて重要だと思っております生殖補助医療についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  生殖補助医療、いわゆる不妊治療について国が行っている支援について、簡潔で結構でございます、どちらからお答えをいただくのか、お答えいただける方から、担当している方からお願いします。
【次の発言】 体外受精と顕微授精に対する支援は、一件当たりとか、回数とかについて教えてください。

第171回国会 予算委員会 第11号(2009/02/09、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  午前中の質疑でも取り上げられましたが、私からもまず冒頭、この週末に麻生総理が福井でおっしゃられた講演での発言、経済危機の大変さの度合いが、欧米に比べ、日本はそんなに大変か、大変だ大変だと言う割には、ほかの先進国と比べ、そんなに大変じゃないという御発言をされたことから、切り口で話をさせていただきたいというふうに思います。  確かに、今回の事態は、アメリカ、そして次にヨーロッパの金融機関から問題が発生をしておりますので、その点についての経緯ということについては総理の認識と違いません。しかし、今、日本が置かれている状況というものが欧米と比べて楽観できる状況な……

第171回国会 予算委員会 第16号(2009/02/19、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 まず総理に、今の話の流れでお尋ねをさせていただきたいと思います。  先ほど、菅委員、川内委員の議論を通じて、今回の件について、大臣がかわったことについて申しわけないというおわびはいただきました。これ自体、大変前例のない話でありますから、任命権者、内閣のトップとしての総理大臣として、しっかりと責任を認識し、自覚をしていただかなければいけないと思っております。  ただ、本当はこんな話はもう終わりにしたいんですが、終わらせられないのは何かといったら、今回の事態は、経緯についてのいろいろな認識の違いはあるかもしれませんが、結果的に全世界に対してああした映像を通じたメッセージが発せられてしま……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第1号(2006/11/02、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野小委員 まず、先ほど田中参考人が、自民党の草案は立憲主義に反する中身を前提とするのでだめだというお話です。民主党案はそうではありませんで、民主党の憲法提言は自民党のように立憲主義に反しておりませんので、御理解をいただければと思います。  その上で、田中参考人から御指摘いただきました、レジュメで言う四番の話、公務員法一般における政治活動の規制が、この法律本体で規制をかけなくてもかぶってしまうというのは、私どもとしても若干うっかりしていたところでありますので、これは私どもとしてはそこの整合性がとれるように、国家公務員法、地方公務員法の必要なところは手直しをしなければいけないと思っております。……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第2号(2006/11/07、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野小委員 民主党の枝野です。皆さん、ありがとうございました。  まず一点、きょうも、いわゆるテレビ放送の枠の無料配分についてのところで、配分比率について御意見がありましたが、我々のサイドとしては、提案のときに若干うっかりしていたなということで、賛否フィフティー・フィフティーでいこうというふうに判断を変えておりますので、そういう前提で御議論をいただければというふうに思っております。  それから、もう一点、山田健太先生からの御指摘で、もしかすると条文の書き方がよくなかったのかもしれないんですが、何か各政党に無料CMの枠を与えるという意味での制度をつくったつもりはありませんで、政見放送類似という……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第3号(2006/11/16、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野小委員 三先生、ありがとうございました。いろいろと参考になりました。  幾つか提案者にお尋ねのような趣旨のことがありましたので、一応現時点で思っていることをお話しさせていただいて、また御批判をいただければというふうに思っています。  特に高見先生から、一点目の基本法制の調査の絡みですが、提案者の意図としては、あくまでも、憲法本体の議論をするに当たって、どうしても関連する基本法制のことを調査しないと、それこそ、例えば先ほど井口先生からあった私学助成の話で言えば、私学助成の現行法が合憲なのか違憲なのかということと当然絡んで変える必要があるのかないのかとか、それから、例えば皇室典範のような話は……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第4号(2006/11/30、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野議員 日本の場合、実はちょっと悩ましいのは、海外事例を調査してきて、この投票の方法については思いました。英語以外は余りよくわかりませんが、多くの国で、英語で言うと、提起に対してイエスまたはノーという投票をするというような形であるというふうに海外の例を見てきておりますが、では、日本の場合に、可とする者はマル、不可とする者はバツという投票方式をとった場合に、記載欄に、自書ですから、賛成とか反対とか書いた人はどうなるんだとか、よしとかだめとかと書いた場合はどうなるのか、非常にいろいろな記載の方法が考えられるのではないか。もちろん、投票用紙等にきちっと丁寧に、マル・バツで書くんですよということの……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第5号(2006/12/12、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野小委員 参考人の皆さん、ありがとうございます。  参考人の皆さんのお話を伺いながら、若干誤解を受けている点があるのかなと思いますので、まずその点について改めて説明をしたいと思います。  広報協議会と国民投票公報についてなんですが、憲法改正の発議がされている段階で、これについてわかりやすく伝えるということを、賛成論、反対論双方にとって中立公正なものをだれかがつくって両方がみんなそれで納得するだなんということはあり得ないという前提に立っています。  それは新聞の皆さんなんかもそれぞれ中立な立場で解説を書くと当然おっしゃるわけでしょうけれども、多分、産経新聞の解説は朝日新聞は違うと言うだろうし……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 予算委員会公聴会 第2号(2007/02/22、44期、民主党・無所属クラブ)

○枝野委員 民主党の枝野でございます。  四人の公述人の皆さんには、お忙しい中をおいでいただき、貴重な御意見をありがとうございました。  私からは、まず、大野公述人にお尋ねをさせていただきたいと思います。  現場の実態を大変切実にお話しいただいて、ありがとうございました。派遣とか請負とか、これが特に物づくりの現場で行われているということについて、私自身も、キヤノンの宇都宮での事例をいろいろと勉強させていただくまで若干誤解をしていたのかな、私だけの誤解でなければいいと思うのですが。  先ほどの話を伺うと、大野さんのなさっているお仕事というのは、ステッパーというまさに世界に冠たる日本の技術の製品、……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

枝野幸男[衆]在籍期 : 40期-41期-42期-43期-|44期|-45期-46期-47期-48期-49期
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