照屋寛徳 衆議院議員
47期国会発言一覧

照屋寛徳[衆]在籍期 : 43期-44期-45期-46期-|47期|-48期
照屋寛徳[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは照屋寛徳衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院47期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
照屋寛徳[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院47期)

照屋寛徳[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 安全保障委員会 第3号(2015/03/26、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  去る三月二十三日、沖縄県の翁長知事は沖縄防衛局に対し、辺野古新基地建設工事に係る海底面の現状を変更する行為の全てを停止すること、七日以内に行為停止を報告しなければ前知事が与えた岩礁破砕許可を取り消すことがあるとの指示を行いました。先ほどから当委員会で熱い議論が行われているところであります。  この翁長知事の指示決定に対して、中谷防衛大臣は、同日の臨時記者会見の場で、我が国は法治国家であります、この期に及んでこのような文書が提出されたことは甚だ遺憾であると発言しました。菅官房長官も全く同様な発言をしております。私を含め、翁長知事や多くの県民にとって、防衛大臣……

第189回国会 安全保障委員会 第4号(2015/03/31、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 昨日、林農水大臣が、去る三月二十三日に翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設工事に係る海底面の現状を変更する全ての作業を停止するよう沖縄防衛局に指示したことに対し、翌二十四日、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づく審査請求と執行停止を申し立てたことについて、執行停止決定を行いました。  私は、沖縄防衛局には不服審査申し立ての当事者適格もなく、仮にあるとしても、執行停止には理由がないと考えます。したがって、きのうの林農水大臣の執行停止決定に強く異議を申し述べるとともに、沖縄では政府に対して怒りが高まっていることを大臣に申し上げ、本法案の質問に入ります。  なお、民主党の大串委員から提起された辺……

第189回国会 安全保障委員会 第6号(2015/04/16、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 大臣にお伺いします。  中谷大臣は、去る四月八日、来日したカーター米国防長官と会談をしております。その際に、大臣は、カーター米国防長官に、普天間飛行場の五年以内運用停止を求めましたか。
【次の発言】 大臣、私は、抽象的な沖縄の負担軽減ではなくて、ずばり普天間飛行場の五年以内運用停止を問題にしている。  今月二十七日にワシントンで、いわゆる日米の2プラス2が開催予定だとの報道に接しております。大臣は、今度の2プラス2で普天間飛行場の五年以内運用停止を求めるおつもりがあるでしょうか。
【次の発言】 先ほど大臣の答弁にありましたように、政府が当時の仲井真知事に普天間飛行場の五年以内運用停……

第189回国会 安全保障委員会 第7号(2015/04/17、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 きょうは、外務大臣にお聞きをしたいと思います。  外務大臣は、去る二月七日、新潟市在住の杉本祐一さんに対して一般旅券返納命令を発付し、杉本さんは旅券返納に応じました。  私は、この大臣による杉本さんに対する旅券返納命令は、憲法二十二条の居住、移転の自由及び旅券法第十九条四号との関連で大変に重要な問題点をはらんでいると指摘しておきます。  ところで、杉本さんが去る三月二十日、改めてパスポートの発給申請をしたところ、シリアとイラクへの渡航を除く地域限定のパスポートが発給されたと聞き及んでおります。  大臣に伺いますが、地域限定のパスポートは、旅券法十三条に言う刑事公判中の者あるいは執行……

第189回国会 安全保障委員会 第8号(2015/04/23、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  きょうは、お四方の参考人には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。  細谷、武蔵両参考人にお伺いをいたします。  私は、日本国憲法第六十六条二項で、文民統制、いわゆるシビリアンコントロールが採用されたのは、大日本帝国憲法下の戦前戦中に、軍部が天皇の統帥権を掲げて暴走し、第二次世界大戦の惨禍をアジア太平洋の人々と日本国民にもたらした反省からであるというのが歴史的事実であると考えます。  したがって、私は、文民統制、文官統制を考える上で、大日本帝国憲法下の軍部の暴走と、それを受けて日本国憲法六十六条に規定をされた、この歴史的な経緯を……

第189回国会 安全保障委員会 第9号(2015/04/24、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 大臣、長時間、大変御苦労さんでございます。  大臣は、先ほどの下地委員との質疑応答の中で、普天間基地の五年以内運用停止の定義について、先日の当委員会における私への答弁と異なる答弁があるように思いました。看過し得ない答弁だと考えますので、議事録を精査の上、次回にただしたいと思います。  質問に入ります。  私は、多くの識者が指摘しているように、日本国憲法第六十六条二項で文民統制、いわゆるシビリアンコントロールが採用されたのは、大日本帝国憲法下の戦前戦中に、軍部が、統帥権の独立、天皇の統帥権を掲げて暴走し、第二次世界大戦の惨禍をアジア太平洋の人々と日本国民にもたらした反省からであるとい……

第189回国会 安全保障委員会 第10号(2015/05/14、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 照屋寛徳です。  社民党は、本法案は、本日閣議決定されるいわゆる一連の戦争法案と一体のものであり、反対であります。  法案の論点は多岐に及び、ただしたいことが多くありますが、きょうは、緊急事態の、オスプレイ横田基地配備問題を中心に大臣に質問をいたします。  CV22オスプレイは、米軍の特殊作戦部隊の兵員や物資の輸送に資する攻撃機であります。現在、日本を含むアジア太平洋地域に米四軍の特殊作戦部隊は幾つあるのか、部隊名と所属基地を尋ねます。
【次の発言】 大臣、今答弁ありましたように、在日米軍所属の特殊作戦部隊は、嘉手納基地とトリイ通信施設にしかおりません。したがって、CV22オスプレ……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 安全保障委員会 第1号(2016/01/13、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 けさの毎日新聞、東京新聞などで、海上自衛隊呉基地に停泊中の潜水艦「そうりゅう」内において、上官からの執拗な暴力行為を受けた隊員が拳銃で自殺未遂をしたと報じられております。これは事実でしょうか。事実であれば、事件発生の日時とあわせて伺います。
【次の発言】 この問題は、先ほど民主党の玉木委員からも質問がありましたが、私は非常に重大な事件だと思っております。使命感を持って入隊した自衛官の人権と尊厳は何としても守られなければならぬ、私はこのように思っております。  そこで、同事件で自殺未遂をした二等海尉は、二〇一三年六月から八月にかけて上官の暴行を受けていたようです。同事件を受けて海上自……

第190回国会 安全保障委員会 第3号(2016/03/08、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  中谷大臣、きょうの委員会審議の中で、多くの委員から、きのう国が地方自治法に基づき沖縄県への是正指示を発出したことに対する質疑がありました。  代執行訴訟の和解成立から土日を挟んでわずか三日間という短期間での是正指示は、辺野古埋立事業に関する「円満解決に向けた協議を行う。」との和解条項第八項に明確に違反するやり方であります。想定内とはいえ、翁長知事や県の弁護団が強い不快感を示したのは私も共感を覚えます。私も怒り心頭であります。  中谷大臣は、今回の是正指示が三月四日の和解の趣旨に合致しているとの理解でしょうか。認識を伺います。

第190回国会 安全保障委員会 第4号(2016/05/24、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 沖縄県で発生した、元米海兵隊員で軍属による女性会社員死体遺棄事件は、極悪非道、計画的であり、犯行態様も極めて悪質きわまりない犯罪であります。緊急逮捕後の容疑者の自供によりますと、ウオーキング中の被害者を後方から襲い、棒で殴り、首を絞め、ナイフで刺して暴行の上、殺して遺体を遺棄しております。  中谷大臣、私はきょう、かりゆしウエアの喪服をつけて質問しております。実は、被害女性は私と同じうるま市に住んでおり、犯行現場も私はよく知っている。御遺族と多くの県民の深い悲しみ、強い怒りを共有したいとの思いで、あえて喪服をつけました。喪服をつけて国会で質問するのは異例なことかもしれません。委員各……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 安全保障委員会 第2号(2016/11/15、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  去る十月十八日、東村高江の米軍ヘリパッド建設工事現場で、大阪府警から派遣された機動隊員が、抗議を続ける市民に、ぼけ、土人が、黙れシナ人などと侮蔑し、差別する罵声を浴びせ、大きな社会問題になっております。  土人発言については、鶴保沖縄担当大臣は、差別発言と断ずることはできないとして認めず、沖縄じゅうで新たな怒りが高まっております。近現代における沖縄への差別の歴史に対する無知、無理解で、およそ沖縄担当大臣の資質も資格もありません。  私は、今回の土人発言は、ヤマト社会のウチナーンチュに対する構造的差別意識によるものと考えております。ましてや、公権力を行使する……

第192回国会 安全保障委員会 第3号(2016/11/17、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  しんがりの質問でございます。  あらかじめ質問通告し、レクを終えたものと若干順序が違いますが、最初に防衛大臣に伺いたいと思います。  米軍普天間飛行場のある宜野湾市や近隣の北中城村、浦添市の住民三千四百十七人が米軍機の飛行差しとめと爆音被害に対する損害賠償を国に求めた第二次普天間爆音訴訟の判決が、本日午前十時に那覇地裁沖縄支部で言い渡されました。この判決に対する稲田大臣の受けとめを伺います。
【次の発言】 大臣、私も早速、裁判所がマスコミに配付した判決の骨子、判決要旨を入手して、読み込んでみました。大臣おっしゃるように、原告のうち三千三百九十五人に対し、約……

第192回国会 安全保障委員会 第4号(2016/11/25、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  両大臣、長時間、大変お疲れさまでございます。  先に外務大臣に尋ねます。  私は、現在の日米地位協定は、余りにも多くの特権・免除が米軍人軍属らに与えられており、その抜本的、全面的改正がなされない限り、真の日本の主権回復は実現しないと考えます。  さて、ことし四月に発生した沖縄県うるま市における元米兵軍属による女性強姦殺人事件を受け、日米両政府は、去る七月五日、日米地位協定の対象となる軍属を四つの職種に分類した上で対象範囲を狭める、法的拘束力を持つ文書を交わすことで合意しております。  法的拘束力を持つ文書の作成作業には数カ月を要するとのことでしたが、かかる……

第192回国会 安全保障委員会 第5号(2016/12/13、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  両参考人には、早朝から本当にありがとうございました。  最初に、北朝鮮のたび重なる核実験等については、核なき平和、核廃絶を目指す立場から断固容認できず、その都度、国会決議をもって抗議の意思を示したところであります。  一方で、北朝鮮の核・ミサイル開発が進み、その脅威が現実化してまいりました。それらの状況を背景に、日本でもミサイル基地攻撃能力を持つことを検討すべきだ、いわゆる先制攻撃論が高まっております。だが、私は、北朝鮮の核、ミサイルの脅威をあおって、あるいはそれを利用し、我が国の軍備の強化、軍事費の増大を図ることには反対であります。  日朝両国が非核……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 安全保障委員会 第2号(2017/03/09、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  沖縄で重大事故発生につき、あらかじめ通告した質問を若干変化をして質問いたします。  きのう午後二時三十分ごろ、米軍キャンプ・ハンセン内の着陸帯、ファルコンで、UH1ヘリが、物資つり下げ訓練の最中、複数のタイヤを落下させる重大事故が発生しました。  ファルコンにおけるヘリによる物資つり下げ訓練や、オスプレイの同演習場への離着陸の際、民間地上空の飛行によって発生する爆音等は、演習場周辺住民を恐怖のどん底に陥れております。  防衛大臣に尋ねます。  きのうのタイヤ落下事故は、演習場周辺住民らの命の安全を脅かすものであり、断じて許せません。防衛大臣は、どのような報……

第193回国会 安全保障委員会 第3号(2017/03/10、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 私や社民党は、米軍再編は、米軍と自衛隊の一体化、融合化による日米軍事同盟の強化であって、断固反対であり、その立場から質問を行います。  さて、安倍内閣や歴代政権は、米軍再編の必要性を論じる際、抑止力の維持と沖縄の基地負担軽減を理由としてきました。その上で、抑止力を維持するためには、地政学的な優位性を持つ沖縄に海兵隊を初めとする米軍基地を置いておかなければいけない、このように説明してきました。  一方で、初の民間出身の防衛大臣であった森本敏氏は、平成二十四年末の大臣退任会見の席上、沖縄への海兵隊駐留について、沖縄でなければならないというのは地政学的、軍事的には当てはまらない、軍事的に……

第193回国会 安全保障委員会 第4号(2017/03/16、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 冒頭、稲田大臣、南スーダンにおける日報問題あるいは森友学園の籠池理事長との関係をめぐる答弁で衆参両院で集中砲火を浴びて、さぞかし、心がぽっきり折れるんじゃないかというぐらい御心痛のことだと察しますが、あえて私は、大臣に苦言を呈し、そして四野党で一致をする防衛大臣辞任要求について言及したいと思います。  私は当委員会において、駆けつけ警護や宿営地の共同防護などの新任務を担う陸上自衛隊の南スーダンへの派遣に反対をいたしました。その際、南スーダンの現下の治安情勢に鑑み、自衛隊は即刻撤退すべきだとも主張しました。  稲田大臣は、南スーダンの治安について、PKO五原則に反する情勢にあることを……

第193回国会 安全保障委員会 第5号(2017/04/18、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  ことし二月、外務省沖縄事務所が開設二十年を祝う行事を挙行しました。全国四十七都道府県の中で、外務省沖縄事務所が置かれ大使が配置されているのは沖縄県だけだと承知をしております。  岸田大臣は、外務省沖縄事務所の設置と沖縄担当大使の配置の意義や目的をどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 去る三月三十日、沖縄県議会が全会一致で採択した米軍普天間飛行場の運用停止の実現を求める意見書を手交すべく外務省沖縄事務所を訪れた県議団に対し、川田沖縄担当大使は、政府が普天間飛行場の五年以内運用停止について対米交渉をしたかを問われ、私も知らない、私の役目ではないなどと述べ……

第193回国会 安全保障委員会 第6号(2017/04/21、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 照屋寛徳です。いつもながらのしんがりの質問でございます。  なお、きょうは、与野党国対委員長会談がセットされて重なりましたので、途中、委員会を中座したりしましたが、なるべく先に済んだ委員の質問と重複しないようにやりたいというふうに思っています。  防衛省に尋ねますけれども、予備自衛官と即応自衛官の充足率の低下に長年歯どめがかからない状態が続いているようです。  平成二十七年度及び平成二十八年度の予備自衛官の定員数と現員数、充足率について、陸海空自衛隊ごとに明らかにしてください。同様に、平成二十七年度及び平成二十八年度の即応予備自衛官の定員数と現員数、充足率についても伺います。

第193回国会 安全保障委員会 第7号(2017/04/25、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 質問に入る前に、防衛大臣、そして沖縄防衛局に強い抗議の意思を表明いたします。  沖縄防衛局は、本日午前九時二十分、辺野古新基地建設へ向けて、埋立区域の外枠となるキャンプ・シュワブ北側の護岸工事に着工しました。沖縄の民意を無視し、辺野古新基地建設に反対する県民の意思を国家権力を総動員して封殺して埋立工事に着手することは、断じて許すわけにはまいりません。  くしくも、去る四月二十二、二十三日の両日、沖縄タイムス社、朝日新聞社、琉球朝日放送が共同で実施した県民意識調査によると、辺野古新基地建設に反対と答えた人は六一%で、賛成の二三%をはるかに上回っております。  稲田防衛大臣には、米海兵……

第193回国会 安全保障委員会 第9号(2017/08/10、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 しんがりでございますので、重複する質問はなるべく切り口を変えて問いただしたいと思います。  平成二十九年二月十三日に統幕総括官及び陸幕副長が、また二月十五日に事務次官や陸幕長らが、稲田前大臣に対し、陸自における日報の取り扱いについて説明した際のやりとりの中で、「陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できない」との認定です。  その場合、何らかの発言をした者には稲田前大臣も含まれるんでしょうか。その場合、そのような事実認定に至った根拠は何でしょうか。  逆に、何らの発言をした者に稲田前大臣が含まれないとの認定であるならば、その場で稲田前大臣は、説明を聞い……

第193回国会 安全保障委員会 第10号(2017/08/30、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 昨日、北朝鮮が事前通告もなく新型中距離弾道ミサイル一発を発射し、北海道襟裳岬の上空を通過させ、岬の東約千百八十キロメートルの太平洋上へ落下しました。  北朝鮮が国際社会の強い抗議や警告を無視して挑発的な弾道ミサイル発射を繰り返すことは、断じて容認できません。  小野寺防衛大臣は、昨日の記者会見で、今回のミサイルは北朝鮮が去る五月十四日に発射した新型中距離弾道ミサイル火星12だった可能性があると指摘していますが、そのように指摘する根拠をお示しください。
【次の発言】 防衛省に尋ねますが、昨日のミサイル発射に関し、小野寺大臣は、日本のレーダーなどにより、ミサイルが飛行中に三つに分離し、……

第193回国会 議院運営委員会 第31号(2017/06/01、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  冒頭、委員外発言の機会をいただいたことに対し、委員長、各党理事に感謝を申し上げます。  我が国の政治制度を律するのは日本国憲法であり、天皇の退位等に関する諸問題についても、憲法に基づく象徴天皇に関する問題であることから、憲法の理念や条文にのっとって検討すべきであります。  近代立憲主義の普遍的原理として、国民主権原理と調和させる形で日本国憲法が創設した象徴天皇は、第二次世界大戦を経験した我が国の歴史的反省の到達点として、戦前の統治権の総攬者であり、国の元首としての天皇の復活を認めず、憲法の基本原理を体現することが期待されるものとなりました。  人間が人……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 憲法審査会 第2号(2016/11/17、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  本日のテーマである憲法制定経緯と憲法公布七十年を振り返ってについて意見を申し上げます。  去る十一月三日は、日本国憲法が公布されて満七十年の節目の日でございました。私は、憲法公布七十年を振り返り、改めて、憲法が掲げる普遍的理念及び国民主権、基本的人権尊重、平和主義の三大原則、第九条の規定など、日本国憲法が国民から強く支持され、我が国が平和国家として歩んできた担保になったものと確信しております。  あの悲惨な大戦を志願兵として経験した作家の故城山三郎氏は、戦争は全てを失わせる、戦争で得たものは憲法だけだと断言しました。まことに言い得て妙であります。  日……

第192回国会 憲法審査会 第3号(2016/11/24、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  限られた時間で、本日のテーマについて意見を述べます。  最近、決められない政治から決められる政治への転換をとの声がよく聞かれます。私は、衆参両議院ともに、いわゆる改憲勢力が三分の二以上の議席を占め、巨大与党のもと、一強多弱とやゆされる国政の状況にあって、安倍内閣は、決められる政治から反立憲の決めてはいけない政治へと暴走し続けていると思います。その典型的なものが、安倍総理と自民党日本国憲法改正草案の理念に見られる立憲主義の無視であり、改憲という名の憲法破壊であります。  二〇一四年四月に、憲法学者、政治経済学者らによって設立された立憲デモクラシーの会は、……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 憲法審査会 第1号(2017/03/16、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、本日のテーマの一つである緊急事態における国会議員の任期の特例について意見を述べます。  憲法第四十五条は、衆議院議員の任期は四年とする、ただし、衆議院解散の場合には、その任期満了前に終了すると定め、憲法第五十四条に、解散・総選挙、特別会及び緊急集会の各規定があることは周知のとおりであります。  昨今、衆議院選挙の最中に大規模災害や外敵からの攻撃があると、衆議院議員が不在となり、対応できないので、憲法第四十五条の例外として、衆議院議員の任期を延長できる規定を、憲法改正の上、盛り込むべきとの主張があります。また、憲法第五十四条第一項の要求する期間内……

第193回国会 憲法審査会 第2号(2017/03/23、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、永井参考人にお聞きをします。  これまでの質問と多少重複するかもしれませんが、具体的な事例に絞ってお答えをお願いします。  衆議院の解散後、総選挙直前に大規模災害が発生した場合、あるいは衆参ダブル選挙直前に大規模災害があった場合、さらには衆議院議員の任期満了による選挙直前に大規模災害が発生した場合などにおいて、憲法改正の上、任期の特例を定める緊急事態条項を設けることは必要なんでしょうか。
【次の発言】 社民党は、我が国において国家緊急権としての非常事態条項を憲法に盛り込む必要性はなく、そのための改憲には反対の立場であります。  さて、もう一点、……

第193回国会 憲法審査会 第4号(2017/04/20、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうは、参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございました。  最初に、小林参考人にお尋ねします。  小林参考人は、世界一危険だと言われる米軍普天間飛行場がある宜野湾市に住んでおられます。普天間飛行場周辺に住む多くの市民は、欠陥機MV22オスプレイや常駐ヘリ、外来戦闘機が暴露する殺人的爆音や墜落の恐怖にさいなまれる日常を強いられております。  普天間飛行場や嘉手納基地においては日米間で騒音防止協定が締結されておりますが、米軍は基地運用と兵士の練度向上の必要性を理由に協定を守らず、宜野湾市当局や市民の強い抗議を無視し、政府も、日米安保体制や日米地位協定……

第193回国会 憲法審査会 第5号(2017/05/18、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  冒頭、去る五月三日の改憲派集会に安倍総理がビデオメッセージを寄せ、憲法九条に自衛隊の存在を明記し、二〇二〇年に改正憲法の施行を目指すとの考えを示したことは、立憲主義と憲法の平和主義を破壊し、憲法九十九条の憲法尊重擁護義務違反の暴言であり、社民党として強く抗議いたします。  安倍総理は、これは自民党総裁としての発言であったと弁解しております。だが、自民党総裁である総理は、行政府の長でもあり、具体的な改憲項目や改憲年限を国会や国民に示す権限はありません。御都合主義で立場を使い分け、ごまかすことは許されません。  さらに、安倍総理は、五月八日、九日の衆参予算……

第193回国会 憲法審査会 第6号(2017/05/25、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  本日のテーマである新しい人権の論点は、広範かつ多岐に及んでおり、とても短い時間で論ずるのは不可能です。  新しい人権の概念について、憲法学者の芦部信喜氏はその著書で、社会の変革に伴い、自律的な個人が人格的に生存するために不可欠と考えられる基本的な権利、自由として保護に値すると考えられる法的利益は、新しい人権として、憲法上保障される人権の一つだと解するのが妥当である、その根拠となる規定が、憲法十三条の生命、自由及び幸福追求の権利であると述べております。  社民党も、個人尊重の原理に基づく憲法第十三条の幸福追求権は、憲法に列挙されていない、いわゆる新しい人……

第193回国会 憲法審査会 第7号(2017/06/01、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  きょうは、参考人の先生方に貴重な御意見を賜り、大変ありがとうございました。  最初に、宍戸参考人にお伺いをいたします。  憲法第十三条の幸福追求権を主要な根拠として、判例、通説によって認められているプライバシーの権利は、私生活をみだりに公開されない法的保障ないし権利と位置づけられ、憲法に基礎づけられた私法上の権利として認められるようになったと理解しています。  最近の情報化社会の進展に伴い、自己に関する情報をコントロールする権利、いわゆる情報プライバシー権が、自由権的側面のみならず、プライバシーの保障を公権力に対して積極的に請求していくという側面が重視され……

第193回国会 憲法審査会 第8号(2017/06/08、47期、社会民主党・市民連合)

○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  日本国憲法が施行された直後の一九四七年八月、当時の文部省が発行し、全国の中学一年生の教科書として使用された「あたらしい憲法のはなし」を改めて読み直してみました。「あたらしい憲法のはなし」の中では、天皇陛下について、次のように書いてあります。  「こんどの戦争で、天皇陛下は、たいへんごくろうをなさいました。なぜならば、古い憲法では、天皇をお助けして国の仕事をした人々は、国民ぜんたいがえらんだものでなかったので、国民の考えとはなれて、とうとう戦争になったからです。」「ですから、天皇は、憲法で定めたお仕事だけをされ、政治には関係されないことになりました。」「……



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データ更新日:2023/02/05

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