このページでは照屋寛徳衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳です。 新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に関する報告について質問をいたします。(拍手) 冒頭、野田総理に申し上げます。 鳩山元総理は、あなたのことをシロアリだとやゆしましたが、沖縄県民からすると、野田総理はマジムンであります。消費税増税、TPP参加、原発再稼働、オスプレーの強行配備と普天間基地の辺野古移設など、正真正銘のマジムンであります。 今から六十七年前の悲惨な沖縄戦で、二十万余のとうとい命が失われました。沖縄戦は、国体護持と本土防衛の捨て石だったと言われておりますが、総理はそのような認識をお持ちか、尋ねます。 第二次世界大戦を終結させ……
○照屋委員 おはようございます。社会民主党の照屋寛徳です。 私は、去る十一月七日、沖縄県読谷村楚辺で発生した在沖米陸軍の二等軍曹が関与したと思われるひき逃げ死亡事件について伺います。 同事件は、極めて悪質な事件であります。膨大で過密に米軍基地が存在する沖縄県において、またもや米兵による許しがたい事件が発生をいたしました。 私は、去る十一月十四日、被害者外間政和さんが発見された現場、二等軍曹が居住するアパート、同人が加害車両を持ち込んだ修理工場などを実地検分いたしました。現段階で二等軍曹を犯人と断定するものではございませんが、私も、法律家、弁護士として、どうも、客観的な物証から、犯人である……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 現在、自衛隊の上司によるいじめ、恐喝等により自殺に追い込まれた自衛官の遺族から、政府を被告とする、国家賠償法、民法七百九条の不法行為責任に基づく損害賠償請求事件が数多く提起されております。 私が知り得る限りで、横浜地方裁判所に提訴、係属中の護衛艦「たちかぜ」事件、静岡地方裁判所浜松支部に提訴、係属中の航空自衛隊浜松基地の損害賠償請求事件があります。特に、護衛艦「たちかぜ」の事件は、いじめた上司は刑事事件で既に有罪が確定をしております。 両事件について、自民党、公明党の旧政権下では、遺族、弁護団、国会議員からの自殺調査報告書提出要求を拒むなど、不適切……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
一昨日、岡田外務大臣が、日米密約に関する外務省調査結果と有識者委員会の検証報告書を公表いたしました。日米間の密約というのは、日米安保条約改定時の、核持ち込み、朝鮮半島有事の際の在日米軍基地自由使用、沖縄返還時の核再持ち込み、沖縄返還時の原状回復補償費用の肩がわり等であります。これら四つの日米密約に関し、外務省の有識者委員会は、沖縄返還時の核再持ち込みを除く三つの密約の存在を認めました。
岡田外務大臣の、有識者委員会の調査報告に対する所信を伺います。
【次の発言】 今回検証された四つの密約は、いずれも、米国側の情報公開や、あるいは関係者の証言、学者の研……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 岡田外務大臣それから北澤防衛大臣、実は、今急浮上しております勝連沖埋め立て案、これに心配をしたうるま市の市民協の代表四名がきのうから上京しておりまして、きのうは外務省で武正副大臣に面会をいたしました。委員会終了後、榛葉防衛副大臣にお会いをする予定でございます。両大臣、国会日程が超多忙につきお会いできませんでしたが、きょうは市民協の四名の代表が委員会を傍聴しております。 先ほどお昼時間に、うるま市民協と環境団体の共催で院内集会がございました。その集会で、うるま市民協の伊波義安氏がこのように言いました。沖縄県民にとって海は宝であり命である、したがって、海……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
限られた時間でございますので、通告した質問順序を若干変更しまして、最初にお聞きをしたいのは、在沖米海兵隊は、去る四月六日から七日までの間、CH46型ヘリに兵士数名がロープで宙づりになり、キャンプ・シュワブ内のヘリパッドを発着点に、住宅地上空で危険な訓練を繰り返しているようであります。
同訓練に対し防衛省がとった対応策と、米軍からの回答について伺います。
【次の発言】 副大臣、事実であればというお話でございましたが、事実なんですよ。沖縄防衛局の真部局長も、現認をしたのか、あるいは報道からの通報なのか、それが事実だということに基づいてコメントをしておりま……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
昨日の地元沖縄の二紙は、嘉手納基地に飛来している米海兵隊岩国基地所属のFA18戦闘機が、沖縄近海の射爆撃場でクラスター爆弾を投下した可能性が高いと報じております。
クラスター爆弾は、殺傷能力が高く、非人道的兵器として、日本政府が批准するオスロ条約でも使用が禁止をされております。
外務省は、報道されている事実について、米軍に確認を求めたんでしょうか。
【次の発言】 武正副大臣、この地元紙には、嘉手納基地でクラスター爆弾を米軍機に積み込む寸前の写真も鮮やかに掲載されている。だから、米軍が何と言おうと、やはり私は、日本政府として、オスロ条約も批准している……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、普天間問題、沖縄の基地問題は質問いたしません。いたしませんが、両大臣おそろいでございますので、私は、鳩山総理が、辺野古現行案、いわゆる辺野古を埋め立てるのは自然への冒涜だとおっしゃった、同じように、今いろいろ報道されている辺野古の海へのくい打ち桟橋方式は、ウチナーンチュあるいは国民に対する冒涜であるということだけを言っておきたいと思います。 さて、宮崎県における口蹄疫発生は、沖縄の畜産農家の経営にも深刻な影響を与えております。 沖縄県畜産課は、四月三十日、県内八カ所での競り開催の中止を決定しました。口蹄疫防疫のための競り中止は、沖縄県内で……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 名前は寛徳ですが、きょうは、阿部委員のピンチヒッターで質問に立っております。 最初に、沖縄愛楽園の保険入院医療機関指定についてお伺いいたします。 ハンセン病問題の解決を促進する法律が、昨年四月に施行されました。国立療養所沖縄愛楽園は、基本法に基づく将来構想の一環として地域住民の外来診療を行っているところです。同園は、さらに地域に開かれた施設として発展していくために、病床の一部、当面四床程度を保険入院医療機関として指定することを求めております。 本件については、昨年十二月二十二日、沖縄選出、出身議員団うるの会として長浜副大臣に申し入れもいたしました……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 鳩山総理は、施政方針演説で、命を守りたい、働く命を守りたい、世界の命を守りたい、地球の命を守りたいと述べられました。私は、鳩山総理が、人間が人間らしく生きていくための望ましい政治、社会、経済、教育について、理念、哲学を語ったものだと善解をしております。 私は、沖縄に生まれ、沖縄から選ばれた国会議員として、次のように願っております。一つは、世界一危険な普天間飛行場を一日も早く閉鎖、返還して、宜野湾市民の、沖縄県民の命を守りたい。二つ目は、辺野古の新基地建設を許さず、命の母なる海を守りたい。三つ目は、日米地位協定の全面改正を実現して、ウチナーンチュの命の……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
私は、尖閣諸島が沖縄県石垣市に属する我が国の領土であることは、国際法上も明確だと認識をしております。
先ほど、菅総理も、一八九五年一月十四日の閣議決定で我が国の領土に編入された、こういう御答弁でございました。私も時期と根拠をお尋ねしようと思いましたが、総理の答弁がありましたので、先ほどの菅総理の答弁は内閣の統一見解である、こう理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 これは前原大臣にお伺いしましょうか。
沖縄が廃藩置県になったのは一八七九年の三月十一日です。尖閣諸島が我が国に領土編入された十六年前であります。外務大臣は、一八九五年の一月十四日に我……
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。
最初に、外務、防衛の両大臣に伺います。私の質問時間が限られておりますので、お答えはなるべく単刀直入かつ要領よく簡潔にお願いをいたします。
両大臣は、菅総理が読破をしたという「小説 琉球処分」をお読みになりましたでしょうか。
【次の発言】 私は、読書の秋だからといってこの「琉球処分」の小説を読んでいただきたいと勧めておるのではありません。総理にも申し上げましたが、この琉球処分というのは、明治政府が、強権的に、かつ軍事的圧力を行使して、一方的に琉球に押しつけて琉球王国を解体した処分なんだ。
そして、両大臣に申し上げたいことは、沖縄の基地問題の根底には、本土……
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 冒頭、安住副大臣、先日は嘉手納爆音激化の件で現地司令官に早速おきゅうを据えていただいて、ありがとうございました。 さて、国家公務員の給与改定について、次期通常国会にも自律的労使関係制度を措置するための法案を提出し、交渉を通じた給与改定の実現を図ることとされております。 私は、自衛官にも団結権を与えて、交渉を通じた給与改定の実現を図ることとすべきだと考えております。イギリス、ドイツなど、ヨーロッパの国の軍隊の多くには労働組合が組織され、労働条件について交渉を行っております。私は、自衛隊に団結権を認めることは可能だと考えております。この件については、今後、……
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。
菅総理が第百七十四回国会の所信表明演説で、沖縄県民に対する長年の過重な基地負担に対する感謝の念を表明しました。この菅総理の感謝の念の表明に対しては私も多くの県民も強い違和感を覚え、去る七月九日の沖縄県議会でも、県民の思いを全く理解していない行為であるとの意見書が全会一致で採択されております。
今度の臨時国会における所信表明演説では、沖縄の基地負担に対する感謝の表明が消えました。総理にどのような心境の変化があったんでしょうか。
【次の発言】 今総理から、なぜ県民の怒りを買ったか、県会から批判を受けたかということについて、率直な反省がございました。
ところ……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 質問の冒頭、東日本大震災と大津波で亡くなられた方々と御遺族に心からお悔やみを申し上げます。並びに、大震災と大津波、福島第一原発事故で被災をされた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 さて、今回の東日本大震災、福島第一原発の事故に対して、国際社会の多くの国々、また国際機関から貴重な支援が寄せられております。このような海外からの支援に敬意を表し、感謝を申し上げるものであります。 ところで、トモダチ作戦と称する米軍の災害支援活動と関連させて、普天間飛行場の地理的優位性や在沖米海兵隊の存在意義を強調し、貢献度の高さを宣伝、アピールする在日米軍の姿勢に多く……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
去る四月十二日、日米両政府が普天間飛行場の全面返還に合意してから満十五年の節目を迎えました。にもかかわらず、いまだに普天間飛行場の返還は実現をしておりません。外務大臣は、この十五年間、普天間飛行場の返還が実現しなかった主たる原因はどこにあるとお考えでしょうか。
【次の発言】 私は、実現しなかった原因を聞いたわけですが、この狭い小さな沖縄に移設先を求める、それが原因だったんだ、このように私は思っております。
さて、二〇〇六年五月に日米合意した米軍再編協議を主導したアメリカのラムズフェルド前国防長官が、四月十一日までに応じた沖縄タイムスの単独記者会見で、……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
最初に外務大臣に尋ねます。
去る五月十六日、宜野湾市が、津波などの災害時に住民が基地内の道路を通って避難する現地実施協定を外務省沖縄事務所に申請をいたしました。東日本大震災で津波警報が発令された際、高台方面へ向かう車両が渋滞をし、市民の避難が大幅におくれたことが背景にあります。すなわち、軍事基地によって住民の避難が阻まれるのであります。災害時における住民の基地内立ち入りは、日米合同委員会でも合意されております。
宜野湾市と米軍の協定締結実現に向けて、大臣の強い決意をお聞かせください。
【次の発言】 ぜひ力強いバックアップをお願いいたします。
防衛……
○照屋委員 私は最初に、法案との関連で防衛大臣にお伺いをしますが、米海兵隊が、アジア太平洋地域に展開する部隊の兵員輸送のため、オーストラリアの民間船会社から高速輸送船をチャーターしている事実を御承知でしょうか。
【次の発言】 海兵隊がチャーターしている高速輸送船の規模というか機能というか、人員輸送能力等、御承知であれば教えてください。
【次の発言】 私は、いろいろな資料からあらましはわかっておりますが、私がきょう大臣に申し上げたいことは、在沖米海兵隊のトップである四軍調整官などを歴任したウォレス・グレグソン前米国国防次官補は、ハワイの太平洋海兵隊司令官であった当時、高速輸送船を三隻に追加して、……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
十八時にも菅内閣不信任案が提出される、こういう状況の中で質問をいたしますが、私は、どんな政権になろうとも、ふるさと沖縄に軸足を据えて、ウチナワの未来はウチナーンチュが決めるという私の政治信念で、沖縄政策についてこれからも政策論争をやっていきたいと思います。
そこで、枝野大臣にお伺いをいたしますが、沖縄県が新たな沖縄振興として提言した、アジア太平洋地域の災害援助拠点の形成による国際貢献という提言を、沖縄担当大臣としてどのように理解しておられますか。
【次の発言】 先ほど共産党の委員からありましたように、この沖縄県の提言をどうも北澤大臣は誤解をしているよ……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、御四名の参考人の皆さん、大変貴重な参考人意見を拝聴いたすことができて、ありがとうございました。 最初に、脇参考人にお伺いをいたします。 脇町長は国後島の留夜別村の出身だと伺っております。それだけに、脇町長は、北方四島返還について格別の思いと決意がおありだと私は思っております。また、町長御自身もビザなし交流に参加された経験に照らし、現在、北方四島に対するロシアの実効支配が進んでおります、また国後島あるいは色丹島で投資が進んで港湾、空港、学校、保育所、消防署などの建設が進んでいる、こういう報道もありますが、こういう状況に照らして、脇町長は、ビ……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 八月九日付の朝日新聞「わたしの紙面批評」欄に、弁護士でヒューマン・ライツ・ウオッチ日本代表の土井香苗さんが、スリランカでの戦争犯罪調査に関して、日本政府の姿勢を批判する一文を寄せております。 土井氏によると、インド洋の島国スリランカでは、長い内戦で最大四万人の民間人が殺害をされたようです。土井氏は、ヒューマン・ライツ・ウオッチ日本代表として、昨年、当時の岡田克也外務大臣を訪ね、国連が検討していたスリランカでの戦争犯罪調査を日本政府も支持してほしいと要請し、岡田外務大臣も、実際に、来日したスリランカ外相に国連との協力要請を行ったとのことです。ところが、……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 総理は、就任以来一貫して、平成二十二年五月二十八日の日米合意と閣議決定を踏襲して、普天間飛行場を名護市辺野古地区周辺とその隣接水域へ移設すると言明をしております。一方で、菅総理は、年頭の記者会見や施政方針演説で、国づくりの理念として、最小不幸社会の実現や不条理を正す政治を挙げております。 総理、平成二十二年五月二十八日の日米合意と閣議決定の踏襲に基づく普天間飛行場の辺野古移設は、沖縄県民に不条理を強いるものであり、最大不幸をもたらすものでしかありません。 昨年末から、総理や関係閣僚らが相次いで来県し、沖縄もうでを繰り返しております。私は、総理、関係……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 菅総理に尋ねます。 なお、私の質問時間は限られておりますので、答弁は簡潔に、明瞭にお答えください。 鳩山前総理が、地元二紙とのインタビューに応じ、普天間飛行場の県外移設断念の理由として掲げた在沖米海兵隊の抑止力について、辺野古しか残らなくなったときに理屈づけしなければならず、抑止力という言葉を使った、方便と言われれば方便だったと述べたようであります。 総理、鳩山前総理の抑止力は方便との発言報道に、多くの県民はアキサミヨーと驚き、あきれてマブヤーヌギしています。大変に怒っています。私は、菅総理が主張をする日米合意の踏襲はこれで根拠や正当性を失ったと……
○照屋委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの玉城デニー君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、北村誠吾君が委員長に御当選になりました。
委員長北村誠吾君に本席を譲ります。
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 外務大臣、米軍嘉手納基地に離発着する軍用機の夜間、早朝の飛行差しとめと損害賠償を求める第三次嘉手納爆音訴訟の第一回口頭弁論が、去る十月二十日に行われました。この裁判は、嘉手納基地周辺住民二万二千五十八人が原告に名を連ね、被告、国を訴えた、この種裁判では全国最大規模のものであります。私は、この裁判は民衆蜂起である、このように思っております。 大臣、実は私も嘉手納基地から離発着する軍用機の飛行経路の近くに住んでおり、私自身が嘉手納基地から暴露される殺人的爆音に苦しんでいる一人であります。家族全員で原告団に加わっております。 この嘉手納爆音訴訟は、殺人的……
○照屋委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの玉城デニー君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、福井照君が委員長に御当選になりました。
委員長福井照君に本席を譲ります。
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 川端大臣、私も駐留軍用地跡地利用促進法について質問通告をしておりましたが、先ほど遠山委員や赤嶺委員に大臣の御答弁がありました。その中でも、軍転法と沖振法の単純延長は考えていないという明確な答弁でございました。 そこで、私から大臣に申し上げたいのは、今や、沖縄の自立経済の確立のためには膨大な米軍基地の存在が障害になっているというのは、イデオロギーを超えて、党派を超えて、沖縄県民の共通した思いだろうと私は思います。したがって、川端大臣も玄葉大臣も、そういう御認識で取り組んでもらいたいと思います。また、私は、沖縄に住む者として、沖縄の米軍基地がハーグ陸戦法……
○照屋委員 最初に、田中防衛大臣に尋ねます。
真部沖縄防衛局長のいわゆる講話問題の発覚以来、かなりの時間が経過をしておりますが、防衛省内における調査結果及び同局長の処分内容の公表はいつごろになるんでしょうか。
【次の発言】 私は余りにも時間がかかり過ぎるな、このように思っております。
さて、田中大臣、私は、沖縄の東村高江における米軍ヘリパッド建設には反対の立場であります。
去る三月十四日、防衛省が反対住民を相手に通行妨害禁止を求めた訴訟において、仮処分申請が出ていた者のうち、一名が請求棄却、一名が認容される判決が那覇地方裁判所で言い渡されました。私は、結論として、この那覇地裁判決は憲法で……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 冒頭、先週来、風邪にやられて、声が春のウグイスのようなきれいな声になっておりますが、お許しをいただきたいと思います。 防衛大臣にお尋ねします。 去る四月十一日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレーが、アフリカ西部、モロッコで実施されていたモロッコ軍との合同演習中に墜落し、海兵隊員二人が死亡、二人が重傷を負う重大事故が発生しました。この事故が報道されるや、墜落したオスプレーと同型機がことし九月にも配備予定の普天間基地周辺住民を初め、配備に伴い訓練展開が予定されている名護市などの基地所在市町村住民らの間で不安や怒りが高まっております。 防衛大……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 森本大臣は、前任の素人二大臣に比べて防衛問題の知識は豊富でありましょう。それは私も認めます。沖縄の言葉に、大臣、シミヤシッチムノーシラン、要するに、知識、学問はあっても、事の道理や本質、人情の機微は知らない、こういう言葉がありますので、大先輩に失礼ですが、老婆心ながら忠告をしておきます。というのは、先ほど来の質疑応答を聞いていると、大臣御自身は安全運転の答弁とお思いでしょうが、聞いている私や沖縄県民からすれば、もう詭弁としか思えない。 さて、きのうアメリカ・フロリダ州で、アメリカ空軍のCV22オスプレーが墜落をしました。最初に大臣に尋ねますが、空軍の……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 本日の議題となっております防衛大綱及び中期防は、二〇一〇年十二月に閣議決定をされ、既に決定から一年七カ月が経過しております。したがって、二〇一一年度から二〇一五年度までの中期防は、既に対象期間の三分の一が終わっております。私は、国防の基本方針である防衛大綱が、国会における議論もなく、政治による十分なコントロールも欠いたまま中期防の対象期間の三分の一が経過してしまったことを深く憂慮しております。 そこで、森本大臣に尋ねますが、次回の防衛大綱改定からは、従来の有識者による私的な懇談会の諮問を受けて防衛省が作成をし、閣議決定をするという防衛大綱策定の方式を……
○照屋委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの玉城デニー君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、福井照君が委員長に御当選になりました。
委員長福井照君に本席を譲ります。
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 川端大臣に尋ねます。 沖縄振興一括交付金の交付要綱が定まっていないため、県内市町村は事業選定に苦慮するなど、手探り状態にあります。県の市町村課も、この間、各市町村に対して、分野別の事業イメージしか提供できておりません。そのため、三月二日、琉球新報のアンケートによりますと、一般会計当初予算案に一括交付金活用事業を計上するのはわずか十四市町村、三十六億円にとどまり、二十五市町村は補正予算での対応を予定しておるようです。 一昨日、予算委員会分科会における私の質問に対し、川端大臣は、沖縄県などの年度当初からの事業の執行に支障が生じないよう、事前に県ともよく……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 冒頭、私は、沖縄選出の国会議員として、改正沖縄振興特措法、駐留軍用地返還特措法の制定、成立のために、川端大臣を初め関係者が真摯な取り組みを行っておることにまず敬意を表したいと思います。 同時に、この二法の成立、制定を、日米合意に基づく普天間の辺野古移設などの基地問題とリンクさせてはいけないということを要望し、忠告を申し上げておきたいと思います。 その上で、川端大臣に尋ねます。 沖縄振興特別措置法の一部改正法案において、法文上は国の責務が明記されておりません。ところが、川端大臣の法律案提案理由説明では国の責務についても触れております。一方で、沖縄県……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 冒頭、私は、きょうの質問時間を御配慮いただいた野党筆頭理事に感謝を申し上げたいと思います。 さて、質問の一番目は、改正駐留軍用地返還特措法案第八条に規定する返還前の基地内立ち入りについて、その対象を、日米合同委員会のみならず、日米安全保障協議委員会での返還合意された駐留軍用地にまで拡大したことを高く評価しております。一方で、改正法案第八条では、県知事や関係市町村の長から申請があった場合、あっせんに努めるとの努力規定にとどまっております。 ところで、例えば普天間飛行場やキャンプ瑞慶覧など、返還自体が日米合意されていても、宜野湾市がなかなか立ち入りでき……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。
私は、冒頭、野田総理大臣と田中防衛大臣に、真部沖縄防衛局長は速やかに更迭をした方がいい、明らかに、今回の真部局長のメールによるリスト作成と講話は、国家権力による選挙の自由妨害と沖縄の民意を圧殺する行為であって、もう沖縄じゅうが怒りまくっている、そのことを申し添えておきます。
田中大臣にお伺いいたします。
大臣は、一月二十三日、嘉数高台から普天間基地を視察しております。その際に、同基地のクリアゾーンについてはどういう説明を受け、大臣はクリアゾーンをどう認識しておりますか。
【次の発言】 田中大臣は、アメリカの基準で建築物が制限されているクリアゾーンの……
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。
真部参考人、きょうはもう顔面蒼白ですな。人間ね、悪いことをすると顔にあらわれるんですよ。これが四十年間弁護士をした私の犯罪心理学の通説です。
私の質問に対する答弁は、単刀直入に、イエスかノーかで答えてください。
きのうの予算委員会で田中防衛大臣も認めましたが、沖縄防衛局による職員とその親族らの有権者リスト作成は防衛局の本来業務、所掌事務ではありませんね。
【次の発言】 私が聞いているのは、本来業務か、所掌事務かと聞いているのよ。イエスかノーかで答えなさい。
【次の発言】 本当かね。所掌事務、本来業務ですか、防衛省設置法による。もう一度はっきり答えなさい……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 去る二月八日、日米両政府は、米軍再編に関するロードマップ見直しを共同報道発表しました。今回の米軍再編見直しによって、いわゆる普天間飛行場の辺野古移設と海兵隊のグアム移転、嘉手納以南の六施設の土地返還のパッケージ論が破綻し、抑止力の名のもとにおける在沖米海兵隊の駐留根拠も崩壊したと思っております。それでもなお野田政権は普天間飛行場の辺野古移設が唯一有効であるとの方針を堅持しておりますが、私は、普天間飛行場の県内移設には断固反対であり、辺野古移設は不可能と考えます。 野田総理、普天間移設を唯一有効とする根拠を具体的に御説明ください。
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 野田総理は、去る二月二十六、二十七日の両日、総理就任後、初めて沖縄を訪問されました。その際、仲井真知事と会談して、総理が、普天間飛行場の辺野古移設が唯一有効であると明言し、日米合意に基づいて普天間飛行場の辺野古移設を推進すると表明されました。一方で、総理は、沖縄の基地負担の軽減にも言及されております。ところが、仲井真知事を初め、沖縄県民は、辺野古移設、これではむしろ沖縄の基地機能の強化と、基地負担と犠牲の強要にすぎない、こういうふうに思っておるんです。 野田総理は、辺野古移設が唯一有効とする方針が沖縄の基地負担の軽減につながると本気で思っておるんでし……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 本日は、琉球王朝以来、沖縄にはすばらしい伝統工芸、織物があるということをアピールするために、あえて、うらそえ織のかりゆしウエアをつけて登場しました。 さて、野田総理、八月十八日、県都那覇市の住宅街において、在沖米海兵隊員による女性に対する強制わいせつ致傷事件が発生しました。同事件は、住宅街の路上を歩いている女性の背後から髪を引っ張って転倒させ、路地裏まで引きずり込み、わいせつ行為をしたという悪質きわまりない事件であります。犯行態様は計画的で凶暴であり、断じて許せません。 沖縄では、長年にわたって、米兵の性暴力によって沖縄の女性の尊厳が踏みにじられ、……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 多くの沖縄県民の強い反対の意思を無視しての普天間基地へのオスプレイ強行配備、訓練強行に沖縄じゅうが怒りまくっております。私も、きょうは、県民の怒りの表現、オスプレイ・ノーのバッジをつけて質問いたします。このバッジは、普天間基地からオスプレイが撤去されるまで着用するつもりであります。 その怒りが冷めない中、去る十月十六日に、米海軍兵二名による集団強姦致傷、強盗事件が発生しました。事件は極めて悪質で卑劣、言語道断であります。この悪質な米兵二名の蛮行発生後、森本大臣は、十月十七日及び十九日のぶら下がり取材の現場で、複数回にわたって悪質非道な事件を事故と表現……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 新聞報道によりますと、先月、肺炎のためにお亡くなりになった直木賞作家の藤本義一さんは中皮腫を患っていたようであります。中皮腫は主にアスベストが原因の腫瘍で、藤本さんもどこかでアスベストを吸い込んだ被害に遭った可能性が高いと言われております。藤本さんに中皮腫が見つかったのは昨年四月。新聞各紙によりますと、人間ドックで肺に水がたまっているのが見つかり、検査したところ、中皮腫とわかったようであります。中皮腫は胸腔などを覆う膜にできる腫瘍で、八割はアスベストが原因だとされております。 さて、沖縄における最大のアスベスト問題は、駐留軍退職労働者の問題であります……
○照屋委員 総理、各大臣、私はきょう、オスプレイ強行配備に反対をする県民の強い意思を体現して、オスプレイ・ノーのバッジをつけてまいりました。
総理、オスプレイの普天間基地への強行配備、訓練強行、同時に、九月十九日に日米合同委員会で合意した安全確保策を全く守らずにやりたい放題の米軍に、沖縄県民は毎日毎日ワジワジーしております。総理は、オスプレイ強行配備と訓練強行で県民が恐怖におびえ、基地機能の強化に苦しんでいる毎日をどのように受けとめておられますか。
【次の発言】 総理、九月十九日の日米合同委員会におけるオスプレイの安全確保策は全く守られていない。これはもう、多くの県民が現認をして、沖縄では毎……
○照屋分科員 北澤防衛大臣、夜遅くまで大変御苦労さんでございます。そして、副大臣を初め政務三役の皆さんも、本当にお疲れさんでございます。あとしばらくの辛抱でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
大臣、昨日、沖縄県議会は、「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める意見書」を全会一致で可決いたしました。あらかじめ北澤大臣にお渡しをしてありますが、この沖縄県議会意見書に対する大臣の率直な所信を伺います。
【次の発言】 北澤大臣には釈迦に説法になるかと思いますが、私なりにこの意見書を眼光紙背に徹して読んでみますと、大臣おっしゃるように、沖縄県議会が全会一致……
○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳です。
大臣、大変お疲れさんでございます。きょうは、弁護士界の大先輩でもあられる大臣に質問できる機会を得て、大変うれしく思っております。
大臣は、副大臣時代を含めて、就任後今日まで、全国のハンセン病療養所施設を御視察したことがあられるでしょうか。
【次の発言】 沖縄愛楽園が四月から保険入院医療機関として指定をされるようであります。この間、愛楽園は、より地域に開かれた施設として発展するため、当面、四床程度を保険入院医療機関として指定するよう求めてまいりました。指定の実現は、入所者や退所者の生活環境の維持向上につながるものとして、大変喜ばしく思っております。
……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 第一回衆議院憲法審査会に当たり、意見を申し述べます。 二〇一〇年五月十八日、日本国憲法の改正手続に関する法律、いわゆる改憲手続法が施行されました。社民党は、我が国の最高法規である憲法のあり方に照らし、いわゆる改憲手続法は、主権者たる国民の意思が正確に反映されるような手続法でなければならないのに、国会審議や国民的議論が不十分なまま、当時の安倍政権の暴挙で強行成立を図ったことに強く抗議し、法案成立に反対をいたしました。 いわゆる改憲手続法は、参議院の日本国憲法改正に関する調査特別委員会で十八項目にわたる附帯決議が付されました。さらに、同法附則では、選挙……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 私は、十一月十七日の第一回憲法審査会でも意見表明をいたしましたが、前回の審査会で中山太郎参考人や審査会委員の一部から出た、憲法への非常事態条項挿入の必要から早急に改憲論議が必要だとの意見との関連で、再度意見を申し上げます。 非常事態に関する条項を憲法に規定すべきか否かについては、憲法調査会においてもさまざまに論じられております。その段階では、非常事態に関する概念も、外部からの武力攻撃、テロによる大規模攻撃、大規模な自然災害への特別措置などとして論じられていたものと理解しております。しかしながら、いまだに非常事態条項の明確な概念規定もなく、同様な趣旨で……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 私は、いかなる改憲にも反対であるとの立場をまず表明し、限られた時間で、次のとおり意見と質問を行います。 日本国憲法の改正手続に関する法律第三条で投票権年齢を十八歳以上と定めた意義は大きいと思います。恐らく、国民主権の理念に基づき、国の将来を決する憲法改正問題について、より多くの国民に投票権を付与しようということでありましょう。 一方で、投票権年齢と公職選挙法などの選挙権年齢、民法、少年法などの成年年齢については、それぞれの法律の立法趣旨、立法目的との関連で、簡単に結論が見出せるものではなく、多様な国民の声を聞き、法制上の措置やそのための施策について……
○照屋委員 会長、御配慮ありがとうございます。社会民主党の照屋寛徳です。 最初に、石原慎太郎東京都知事の憲法についての発言に対し言及しておきます。 石原東京都知事は、去る二月二十一日の都議会自民党の新春の集いに出席をし、日本国憲法について、自民党に頑張ってもらって破棄したらいい、改正しようとすると国会の議決が要るなどと述べ、改正よりも破棄すべきだとの見解を示したと報道されております。 理論的には、クーデターや革命により現行憲法の理念を全否定する政権が誕生した場合、憲法改正ではなく破棄もあり得ると思いますが、私や国民はそれを望まないし、そのような事態があってはならないと考えます。 さて、……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 本日の各テーマに従い、若干の質問と意見を表明いたします。 私は、少年法の適用対象年齢引き下げについては反対であります。 その理由は、少年法の適用年齢引き下げの問題は、公職選挙法の選挙権年齢の引き下げや国民投票法における投票年齢のあり方とは必ずしも同一に論ずるべき問題ではなく、少年法の理念、目的、刑法の刑事責任能力や保護処分と刑事処罰の異なる取り扱いとの関連で、慎重に判断されるべきだと考えるからであります。 また、私が弁護士として少年事件を担当した経験や少年の健全育成を期す点に照らしても、現段階でその必要性が認められないからであります。少年法の適用……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 本日のテーマ、いわゆる三つの宿題の一つである憲法改正問題についての国民投票制度に関する検討について、若干の質問と私の意見を表明いたします。 私は、現行憲法が国会を唯一の立法機関と定め、基本的に、議会制民主主義と呼ばれる間接民主制を採用しているとの前提に立っても、諮問的国民投票と呼ばれる一般的国民投票制度の導入を認めるべきだと考えます。 参議院憲法調査特別委員会では、一般的国民投票は、日本の統治原理である議会制民主主義そのものを崩壊、形骸化させることにつながるとの参考人の意見表明もあったようですが、私はそのようには思いません。むしろ、一般的国民投票制……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 憲法第一章の天皇制について、明文改憲の必要の有無等について意見を表明いたします。 結論を先に述べると、社民党は、明文改憲の上、天皇を元首と憲法に明記すべきとの主張に反対であります。 その理由は、天皇は統治権の総攬者ではなく、元首でも君主でもないからであります。明文改憲の上、天皇を元首とすることは、日本国憲法の基本理念である国民主権、民主主義、基本的人権尊重の原理に反するものであり、到底認められません。 社民党は、現行の象徴天皇制を維持すべきと考えます。そのことが国民世論にあらわれた国民の意思とも合致するものと思います。すなわち、象徴天皇制は多くの……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 限られた時間で、本日のテーマである憲法第二章の明文改憲の要旨等について意見を申し上げます。 本題とも関連して、去る五月二十八日付東京新聞朝刊の報道に接し、ついにこのような憂うべき事態になったかとの思いを深くした点について触れたいと思います。 記事によると、二〇一〇年七月に実施された環太平洋合同演習で、海上自衛隊の護衛艦二隻が、米豪軍と共同で標的の強襲揚陸艦を砲撃し、撃沈したようです。このような海上自衛隊の演習参加は、その訓練内容からして、自国を守るための個別的自衛権の範囲を超え、憲法解釈で禁じられている集団的自衛権行使に抵触するものではないかとの識……
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうから席順が変わり、与党席に寄った感がして座り心地がしっくりしませんが、私や社民党の改憲反対の姿勢は変わりません。 本日のテーマである憲法第四章の明文改憲の要否等について意見を申し上げます。 最初に、明文改憲の上、二院制を廃止し一院制を採用すべきとの主張がありますが、社民党は二院制廃止には明確に反対です。そのための明文改憲も認めません。現行憲法のもとでの二院制は堅持すべきであります。したがって、去る四月二十七日、衆議院に提出された議員立法、日本国憲法改正原案の趣旨にも反対であります。 昨今、国会の意思決定の迅速化、効率化、議員定数削減等を理由……
○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳です。
最初に、きょうは齋藤官房副長官もお見えでございますので、齋藤副長官にもお尋ねをしたいと思います。
報道によりますと、政府は去る二月二十三日、在日米軍再編見直しに関して、齋藤勁官房副長官を座長に、関係省庁の副大臣らによるチームを設置したようであります。
副長官に、このチームの設置目的は米軍再編見直しに限ったものなのか、そこら辺をお伺いいたします。
【次の発言】 チームとしては正式発足ではない、内部的な議論をしている段階だ、こういうふうに理解をしたいと思います。
齋藤副長官とは同じ年でありますし、同じ参議院同期でございますし、副長官はもう沖縄の現状……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。