このページでは瀬谷英行参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理はじめ関係大臣に若干の質問をいたします。 質問に先立ちまして、要望したいと思うことが一つあるのでありますが、衆議院並びに参議院の代表質問の答弁を聞いていまして感じましたことは、たいへん抽象的な御答弁が多いわけであります。代表質問というのは、ことばを並べればいいというものではないのでありまして、やはり実のある答弁がないと質問するほうも張り合いがないわけでありますから、いよいよこのしんがりの代表質問にあたりましては、実のある答弁をお願いしたいと思うのであります。そうでないと、正月の新聞じゃありませんけれども、確かにかさはかさばっておって、あけ……
○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案に対し、反対の討論を行ないます。 両法案提案理由の説明によれば、国鉄財政が昭和三十九年度以来大幅な欠損を続け、昭和四十三年度においては、定期運賃の改定を行なったにもかかわらず、なお一千四百億に及ぶ欠損が見込まれ、このまま推移すれば、遠からず破局的な状態に立ち至るであろうことを指摘しております。 要するに、赤字が累増する一方だから運賃を上げなければならないと述べているのであります。しかしながら、この二法案が提案されて以来、衆参両院の審議を通じて明らかになったことは、国鉄の赤字……
○瀬谷英行君 ただいま議題となりました公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案は、大気汚染及び水質汚濁を原因とする公害病の認定患者に対して、医療費、医療手当及び介護手当を支給するものであります。そして、これに要する費用は財界、国、地方公共団体の拠出によることとなっております。 産業公害及び交通対策特別委員会においては、審査の結果、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、全会一致をもって、田中寿美子君提案の附帯決議を行ないました。 以上報告いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました日航機乗っ取り事件について、総理はじめ関係閣僚に若干の質問をいたします。 今回の事件が、乗客及び乗務員に一名の犠牲者も出さず、機体もろとも無事帰国できたことを、何はともあれ喜びたいと思います。 また、今日に至るまでの経緯は別といたしましても、橋本運輸大臣並びに山村政務次官の献身的な御努力と、石田機長をはじめ乗組員各位の冷静沈着な措置に対して深く敬意を表明する次第であります。(拍手) われわれは、今回の事件では、何よりも人命が大切である、一刻も早く乗客と乗務員を無事に救い出さなければならないという立場に立って、党派を越えて協……
○瀬谷英行君 ただいま議題となりました交通安全対策基本法案は、わが国における交通事故の現況にかんがみ、陸、海、空にわたる交通安全対策の総合的、かつ計画的な推進をはかろうとするものでありまして、そのおもな内容は、第一に、国、地方公共団体、交通機関の使用者及び運転者等の責務を明らかにしていること、第二に、交通の安全を推進するため、中央及び地方に交通安全対策会議を設置すること、第三に、国及び地方公共団体は、交通安全計画を策定し、その実施を推進すること、第四に、国及び地方公共団体の交通安全に関する施策の基本を定めていること等であります。 委員会におきましては、羽田空港、浦賀狭水道、都内高速道等の現地……
○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対し反対の討論を行ないます。 反対の何よりの理由は、この法律案が、今日までの両院の審議の経過及び参考人の意見に照らしましても、実質的な効果を期待することがほとんどできないからであります。元来、公害防止の根本は、公害をその発生前に予防し、規制をして、発生源において食いとめる行政上の措置と、そのための法規の整備を急ぐことであります。したがって、公害の刑事責任を追及することは、いわば終末処理にもひとしいのでありますが、しかし、もしそれなりの効果をあげようとするならば、断じて伝えられるような……
○瀬谷英行君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
○瀬谷英行君 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成いたします。
○瀬谷英行君 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成いたします。
○瀬谷英行君 北海道開発審議会委員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○瀬谷英行君 北海道開発審議会委員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○瀬谷英行君 昭和四十一年の三月二十九日、参議院運輸委員会で、やはり水上温泉の菊富士ホテル火災問題について質問が行なわれております。木村委員から克明に質問が行なわれておって、政府委員から答弁があるのですけれども、当時の中村大臣からは、今後このような悲惨な事故の起こらないように鋭意努力をして関係各省庁との間に一つの機関をつくって対策を立てようといったような答弁があるわけです。しかし、この菊富士ホテルのとき以上の犠牲者が出ているわけなんですが、いまお聞きしますと、消防法違反ということもあった、基準法違反については目下調査をしていると、こういうことなんですが、この従業員の誘導がよろしきを得なかったと……
○瀬谷英行君 関連。大臣、恩赦の問題で閣議でもいろいろな意見があったと、横川さんの質問に答えられた中にそういうことを言われましたね。いろいろな意見があったということは、幾ら何でも、選挙違反をパーにしてしまうなどということはあつかましい限りだから、遠慮したらよろしいというふうな意見もあったのかどうか。そうじゃなくて、やれやれという意見ばかりだったのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
○瀬谷英行君 日通の問題について若干質問したいと思いますが、衆議院の法務委員会でも横山利秋議員から質問があり、また本会議等においても質問があったと記憶しておりますけれども、日通の汚職について四十七名の国会議員が金をもらっておると、こういうことが明らかにされた。その四十七名は自由民主党と社会党と民社党であると、ただし氏名は公表できない、その公表できない理由については云々といったようなことが報じられておりますが、どうもその点がふに落ちないと思うのです。くさいものにふたをするということでは、やはり政治に対する不信感を招くことだとこう思うのでありますが、なぜでは、金をもらったという事実がはっきりしてお……
○瀬谷英行君 大臣と総裁と両方お見えになっておりますから、この機会に大臣にもお伺いしたいし、総裁にもお伺いしたい、こういうふうに考えております。実は私ども社会党でもって、通勤時間帯をねらってアンケートを求めたわけです。つまり、朝六時半ごろから八時ごろまでの時間帯を見て、社会党の国会議員あるいは市会議員等が駅前でビラ配りをやったわけです。十月のダイヤ改正ではたして便利になったのかどうか、それから利用者としては一体どういうことを望んでおるのか、それをまあ書いてもらって、朝配って、そして夕方帰ってきたときに、駅のそばに箱を置いといて、その箱の中に入れてもらう、こういうことをやったんです。そうしました……
○瀬谷英行君 砂利の採掘の問題でちょっと質問をしたいと思います。これはもう前々から砂利の乱掘については、建設委員会とそれから商工委員会等で、埼玉県の砂利の乱掘の状況を視察をしてもらったことがあります。それで、これはちょっと日にちを忘れましたけれども、埼玉県の大里郡江南村というところ、ここを視察をした際に、村長か出てまいりまして――非常に大きな穴をあけられて、村道がそれによって分断をされている。こうなるまでどうしてほうっておいたのだということを村長に、当時の建設委員長だったかと思いますが、質問をしましたら、やくざ風の若い衆が出てきて、「四の五の言うと、ただ置かないぞ」と言っておどかされたので、そ……
○瀬谷英行君 国鉄の機構の問題について質問したいと思います。 いま国鉄が東京鉄道管理局を三分割をするという方針をとっており、先般大きな広告を新聞にまで出しました。そこでそのことについて特に質問したいのでありますけれども、組合が三分割反対でストライキをやる。もし労使双方の話し合いがつかない場合には、三月一日にストライキが行なわれるということも伝えられているわけであります。こういう緊迫した事態にありますので、なぜ三月一日に東京鉄道管理局を三分割しなければならないのか、三月一日を期して三分割をしなければ、国鉄の運営はどうにもならないような破綻に落ち込むような具体的な現実があるのかどうか、そのことに……
○瀬谷英行君 一昨日の当委員会で質問したのでありますが、東鉄の三分割問題であります。三月一日に、聞くところによりますとストライキが行なわれるかもしれないというような緊迫した状況にありますので、私どもとしてはきわめて関心を持たざるを得ないのでありますけれども、一昨日の副総裁の答弁によれば、三月一日のストライキというものは極力回避したいというお答えでありました。なぜそのトラブルが起こったかという問題について、あるいは話が不調になったかという問題について副総裁のお答えは、組合側がなかなか団体交渉に応じなかった、要するに団交の土俵の上に上がってこないので、やむを得ず当局側として一方的に措置せざるを得な……
○瀬谷英行君 関連して。経済企画庁長官が私鉄の運賃については上げないという、これは決意ということを言われたというのですがね。経済企画庁長官で私鉄の社長を兼務しておるわけではないのだから、かってに私鉄の場合は運賃を上げませんという決意を自信を持って言えるはずのものじゃなかろうと思うのです。やはり大臣はバランスということを言われたけれども、収支のバランスがくずれてくれば、この経済企画庁長官の決意にかかわらず私鉄のほうも上げなければ、前田さんの話じゃないけれども、船の底に穴があいてしまって沈没してしまう、こういうことになってくる。ところが、部長のほうは運賃値上げ等の方法でもって切り抜けるかのような言……
○瀬谷英行君 一応、大臣の出席を求めて質問をするという原則、方針にのっとってやりたいと思っておりましたけれども、いろいろ衆議院の状況、あるいは参議院の予算委員会等事情があると思いますので、詳しくは次の二十七日の委員会でまたあらためて質問をすることといたしまして、いままで野党側から質問がなかったようでありますので、若干私のほうから質問をしてみたいと思います。 内航海運の対策の基本方針として、内航海運対策要綱に基づいて、近代的経済船の整備、過剰船腹の処理、それから内航海運企業の適正規模、こういったような措置を進めてきたということになっておりますが、一体、その実績はどうなっているのか、それから過剰……
○瀬谷英行君 先週質問したのですが、そのときは大臣がお見えになりませんでしたが、日航のジェット機の乗員訓練用の空港の候補地として琉球列島の宮古島を運輸省で調査をした、こういう事実について質問をしたわけであります。そうしましたら、那覇空港の整備計画があるので、その目的のために沖繩へ行ってついでに調査をして下見をしてきたのだ、こういう意味の御答弁があったわけでございます。したがって、じゃ那覇空港の整備計画というのは、一体どのようなものか、予算的にどうなっているのかというようなこととあわせて那覇空港の整備計画についての資料を今回提示してほしいということを注文をしておきました。その整備計画等について説……
○瀬谷英行君 ちょっと関連して発言したいのですがね。いま大臣と副総裁が答弁したことは、同時に通してほしいということだけなんですよ。だけれども、実際問題として運賃法はこうやって参議院でやっている。ところが通行税法のほうは衆議院にまだいるでしょう。衆議院にいてこっちにまだ来ていないのです。そうすると一体どうなるかわからぬですよ、これは。だから、かりにですよ、この運賃法だけ参議院で成立したとしても、この通行税法が来なかったらどうするかということを聞いているのです。そのとき切符が売れるのですか、第一。切符は売れないのじゃないですか。この間だけ高い税金をかけて、この通行税法が通ったらその税金分だけまける……
○瀬谷英行君 休憩も、ころ合いはまことに休憩してもいいと思いますけれども、ただ答弁できることは答弁してもらって、答弁できないことを答弁しろと言っても無理だから、その点明らかにしてもらいたいと思うのですよ。新聞記事の問題でもって、田代委員のほうからは、自民党は十五日に役員会を開いて、二十五日の本会議でもって運賃法をきめて、五月一日実施と書いてあるけれども、ほんとうかどうかということを聞いているわけですね。委員長は知らないと、こう言っているわけです。だから、それを何回繰り返してもしようがない。そこで、それを何回繰り返しても時間がかかるばかりだから、私のほうで、それじゃ突っ込んで聞きたいのだけれども……
○瀬谷英行君 田代委員のほうから質問されていることは、二十一日に職権で委員会の招集をしたのはどういうわけだということをしきりに言っておられるわけです。それで、連合審査についていろいろと与野党間に、何日に持つかということで、いままで何回か話し合いが行なわれたことはもう委員長も言われたとおりなんでありますが、物価委員会で議決をしたのが九日、大蔵委員会が十五日、地方行政委員会が十七日、公害関係の委員会が十八日になっております。そうしますと、先週の定例日は十七日、ですから十八日に公害関係の議決が終わって、ほぼ関係委員会の議決が終わった時点では、委員会で受け入れの議決をするというのはきょうをおいてはかな……
○瀬谷英行君 議事進行について。有効か無効かということであまり時間をとりたくないと思います。われわれやはりこの間の質疑打ち切りは無効であったというふうに解釈しております。無効であったという解釈をとらなければ、この間の質疑はそのまま加瀬委員から始まり、三木委員に引き継ぐという順序はとれないわけで、さらに連合審査という手続もとれないわけです。さらに継続して委員会を行ない、さらに連合審査をやり、またきょう委員会を開く、こういう段取りをとっているんですから、これは無効であるという解釈をするのが、私は妥当だろうと思います。そういう解釈でもってこれから議事を進めて行きたいというふうに考えておりますので、も……
○瀬谷英行君 関連してお聞きしたいのですがね。 これから先カーフェリーがふえるということになると、それに従事する従業員、いわば乗り組み員ですね、これも相当ふえてくるだだろうと思う。その場合にさきの、たとえば自動車が乗らないうちに船を出航させたといったようなケースですが、これはちょっと私らの常識では判断できない。何か渡し船の船頭が馬でも運んでいるような調子で仕事をやっているのじゃないかという、こういう印象を受けるわけです。だから、それらの乗り組み員の教育であるとか、あるいは養成であるとかいうものはどういうふうになっているのですか。現状、これからの需要の増大に伴って間に合うようになっているのかど……
○瀬谷英行君 最初に大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、鉄道新線建設促進全国協議会第十五回定期全国大会が決議をいたしまして、各委員にも決議の内容を送ってもらいました。おそらくそれは大臣並びに関係方面に配付されたことではないかと思うのです。 これによりますと、――鉄道新線建設長期計画完全実施のための閣議決定をやってもらいたい、四十五年度鉄道新線建設予算を大幅に獲得をしろ、地域開発路線建設促進のための政府出資金を大幅に増加をしろ、あるいは調査線・予定線への昇格・編入のための鉄道建設審議会の早期開催、こういうことを強く要望をいたしました。しかも、この鉄道新線建設促進全国協議会というのは、会長が……
○瀬谷英行君 一昨日のこの東海道本線の事故の問題ですが、貨物列車がいままでの国鉄の事故ではたいがい原因をつくっているわけです。これからも貨物列車が運行をされる限り、かなりこの危険はあるものと見なければならないのでありますが、六月八日の事故の場合はその原因を究明をしているということでありましたけれども、現在どの程度まで原因がわかったのか、その点を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 この場合、複線区間においておそろしいのは、鶴見事故や三河島事故のように、たまたま下り列車が上り列車の線路まで支障を来たすというところへおりあしく上りが入ってきたということになると、えらいことになる。それからATS……
○瀬谷英行君 前回質問いたしました際は、概要だけで図解がなかったので、ほんとは大きい図面を書いて説明してもらおうと思いましたが、間に合わないということですから、ここに一応資料として図を書いてもらったわけであります。前回、鉄監局長からも答弁がありましたが、率直に言って、どうも要領を得ない点もありましたし、調査中という御答弁もございました。しかし、六月八日以前の五月十七日にも、函南―三島間で脱線事故があったわけであります。これらの脱線事故については、その原因が何であるか、競合脱線なら競合脱線であるとしても、一体どういうような事情で脱線をしたものか、どこで調査を行ない、今日までどういう結論が出ている……
○瀬谷英行君 まず、この欠陥車の問題でありますが、最初に清水参考人、それから樋口参考人にお伺いしたいと思います。 運輸省が陸運行政の関係官庁として何をなすべきかというような問題、ただいま、たとえば検査官の数が非常に少ないということを言われました。しからばこの検査官の数をふやしたらいいじゃないかということにもなるわけでありますが、そのほかにも陸運行政と安全の問題でもってやるべきことは端的に言ってどういうことかということ。それから通産省は、業界に対する指導監督の責任があるわけでありますけれども、通産省がはたして業界に対する指導、これでいままで十分であったのかどういうかという問題がありますし、通産……
○瀬谷英行君 大臣がお見えになっているので、最初に大臣にお伺いしたいと思います。 いままで自動車の欠陥車の問題だいぶ触れられました。ところがたまたま時期を同じくして国鉄の競合脱線という事故が続いたわけです。東海道線で脱線事故があって、それから北海道でも脱線事故があった。いずれも脱線した車は二軸貨車ですね、同じ構造の。とすると、言うなれば脱線をした貨車というのは国鉄の欠陥車じゃないかという気がするわけです。この国鉄の欠陥車、たまたま脱線転覆はしたけれども、幸いにして二重事故にならなかったので大きな被害は出なかったのですがまさに紙一重のところだったわけです。大惨事になる可能性を秘めていたわけです……
○瀬谷英行君 いまの監督局長の報告ですがね、事実と違うようなんですね。国鉄の運転局から私が報告をしてもらった内容は、床下の冷却器から出火をしたが、それがダクトを通って天井にあるクーラーから火をふいて天井のほうから焼けてきた、上のほうから焼けてきたと、こういうふうに報告を聞いているわけです。いまの局長の報告によりますと、床下から火をふいて、そしてそれが床の上に燃え上がったように報告をされておる。だいぶ違うわけです。もし、鉄監局長がこの列車火災事故の詳細について御存じないとすれば、ちょっと問題じゃないかというような気がするのです。報告が私どもが聞いた感じとちょっと違いますから、その点をもう少し詳細……
○瀬谷英行君 まず、空港の進捗の状況ですね、つまりパーセンテージにすると何%ぐらい進捗をしているのか、こういう点、たとえば、それは工事の問題、関連した道路なり鉄道の問題、それから地元の土地の買収の問題といったようなことに分けて、全般的な進捗の状況について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 羽田の空港との関係もあると思うんですけれども、道路だとか鉄道というものが一緒にでき上がらなければ空港自体はあまり意味をなさないような気がするわけですが、空港の使用開始の日時と、鉄道なり道路の開通の日時というものは合わせて計画をしてあるのかどうか、それは合うようになっているのかどうか、進捗状況等を含……
○瀬谷英行君 羽田空港の外国機の出入状況というものは、現在どういう状況にあるのか、昭和四十年に新東京国際空港公団法案を提案した際の提案理由の説明の中には、昭和四十五年ころには能力の限界に達するものと予想されるというようなことで提案をしているわけでありますけれども、現状は一体どうなのか。それといまの質疑にありましたチャーター機による問題、若干関係もございますので、この点を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 能力の限界となるとどのくらいになるわけなんですか。限界はすでに越しているのかどうか。
【次の発言】 アメリカのチャーター機による飛行場の占用でありますけれども、最近のこの増減状況、現況と……
○瀬谷英行君 いままでの委員会で審議した中で明らかになってきたことは、新東京国際空港の予定地と都心を結ぶ交通路がいささか心細いということですね。道路のほうは、箱崎のインターチェンジから高速六、七号線を通って京葉道路を経由ということになりますと約一時間である。しかし、箱崎というのは隅田川のちょうど永代橋と清洲橋のまん中辺で、昔でいえば江戸のはずれであるということになるから、都心まではここから約六キロないの七キロ、千代田区ないし港区近辺を都心とみなせば、あるいは新宿区とかこの辺を都心とみなせば、この箱崎のインターチェンジから都内の高速道路を利用したとしても最小十分は必要とするだろうということになり……
○委員長(瀬谷英行君) この際、一言であいさつを申し上げます。
ただいま当委員会の委員長に選任をせられましてはなはだ光栄の至りでございます。何ぶんにも私初めてでございます。皆さん方の御協力と御指導を賜わりまして、この大切な任を全うしたいと思っております。何ぶんともよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹策立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。質議のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時八……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨、十二日、柳田桃太郎君が委員を辞任され、その補欠として木島義夫君が選任されました。
また、今十三日、山崎昇君及び多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君及び小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 次に、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、本日は交通対策に関する件について調査を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。松澤君。
【次の発言】 先ほど松澤委員の質問の中で、抜き取り検査という形を行なうのかという質問がありま……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号) 公害紛争処理法案(閣法第六八号) 公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九四号) 公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)(予備審査) 公害紛争処理法案(衆第二〇号)(予備審査) 公害に係る健康上の被害の救済に関する法律案(参第一号) 公害に係る紛争等の処理に関する法律案(参第五号) 公害委員会及び都道府県公害審査会法案(参第六号) 以上八案を一括議題といたします。 まず、政府案三案より順……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
加藤シズエ君が委員を辞任され、その補欠として前川旦君が選任されました。
【次の発言】 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)
公害紛争処理法案(閣法第六八号)
公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九四号)
以上(いずれも衆議院送付)を一括して議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る七月三日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
また、昨八日、加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)、公害紛争処理法案(閣法第六八号)、以上衆議院送付、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)、公害紛争処理法案(衆第二〇号)、以上予備審査、……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る十日、成瀬幡治君が委員を辞任され、その補欠として加藤シヅエ君が選任されました。
【次の発言】 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)、公害紛争処理法案(閣法第六八号)、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)(予備審査)、公害紛争処理法案(衆第二〇号)(予備審査)、公害に係る健康上の被害の救済に関する法律案(参第一号)、公害に係る紛争等の処理に関する法律案(参第五号)、公害委員会及び都道府県公害審査会法案(参第六号)
以上……
○委員長(瀬谷英行君) 一言ごあいさつ申し上げます。
本日重ねて私が委員長に選任されましたが、前国会におきまして、委員各位の御支援によりまして、無事重責を果たすことができましたことを厚くお礼申し上げます。
なお、今国会におきましても、前回同様、委員各位の御指導、御協力をいただきまして、無事委員長の責任を果たしたいと考えております。何ぶんよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨一日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求についておはかりいたします。
産業公害及び交通対策樹立に関する調査につきましては、国会が閉会になりました場合においても、なお調査を継続することとし、本院規則第五十二条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に……
○瀬谷英行君 金手駅の廃止という問題が出ましたけれども、駅間距離が近いといっても、かなりあったような気がするし、それから利用者も相当あるのじゃないかと思います。現在の利用者数と、それから甲府の駅から金手の駅までの距離はどのくらいあるのか、その辺、参考までにお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 駅間距離が一・一キロ、利用者が三百人ぐらいのところはやめてしまう、こういう話になると、それに該当するところはみんなその基準でやめろといった方針になっているのかどうか、それをちょっとお聞きしたいと思うのです。たとえば私のところで、秩父鉄道です。熊谷から上熊谷まで九百メートル。しかしこの上熊谷にも駅……
○瀬谷英行君 大臣が参りましたら大臣にも聞きたいと思いますが、せっかく海上保安庁長官が見えておりますので、先に海上保安庁長官に聞きたいと思います。 最近の大型船の海難事故についてでありますけれども、この事故原因等については、大臣にあらためて質問いたしますが、こういう海難事故の場合に、海上保安庁としての救難体制というものはどうなのか。 それから、海上自衛隊のほうではたいへんにおくれて、何か大臣のほうで処分をしたという話も聞いているわけでありますが、海上自衛隊と海上保安庁との連絡――救難を必要とする場合の連絡はどういうふうになっておるのか。 それから、一体救難の責任というのは本来どこが中心に……
○瀬谷英行君 最初に総裁のほうにお伺いしたいのですが、きょうは公害対策特別委員会も開かれておりますけれども、公害が非常にいま問題になっている。国鉄は蒸気機関車のほうがなくなって、ばい煙による公害というものはだんだん問題は影をひそめておりますが、例の列車便所のたれ流し黄害、このたれ流し黄害の対策というものは、いかに財政的に困るといっても、ほったらかしにしておくわけにいかないだろうと思うのです。だから、この問題を新しい予算面で、はたして国鉄としては考えているのかどうか、その点をお伺いしたいのです。
【次の発言】 私ら汽車に乗っていて車内放送をするわけです。たとえば上野行の汽車に乗ると赤羽から先は便……
○瀬谷英行君 成田新幹線の問題について、ちょっと関連して質問したいのですが、運輸委員会で成田空港の問題をいろいろ論議をした際に、交通問題について私何回か質問した記憶があります。その際、成田空港ができたら、そこに新幹線をつくるという話があるんだが、どうなのかということを質問しましたら、国鉄総裁だったと思いますけれども、成田には新幹線はつくらないと、こういうふうに発言されたように私は記憶している。で、なぜかと言うと、京成電鉄と総武鉄道で間に合うという意味でした。だから、そのときに私は聞いたんですが、京成電鉄というけれども、京成電鉄というのは新空港に延長したとしても、東京はどこに出てくるかというと、……
○瀬谷英行君 大臣がお見えになりましたので、先般の大臣の所信表明に対する若干の質問をさせていただきたいと存じます。 きょう、鉄道建設審議会の全国新幹線網計画というのが新聞に出ておりましたし、先ごろの大臣の所信表明の中にも、全国的な幹線交通網の建設ということを述べておられます。この幹線交通網の問題でありますが、鉄道建設審議会できめた案によれば、総額十一兆三千億ということだそうであります。問題はこの財源のことなんですけれども、全国を新幹線で結ぶというアイデアについては決して反対する理由はございません。それはそれでけっこうだと思うのでありますけれども、問題はその裏づけになる財源です。十一兆といえば……
○瀬谷英行君 港湾施設と関連をして、今回の港則法の適用港にあえて限らないわけでありますけれども、道路であるとか、鉄道の連絡がどうなっているのかということがちょっと気になるので、この点について今回の関係をした各港、それぞれについて御質問したいと思うのです。つまり、連絡をする国道なり、あるいは県道なりというものが、ちゃんと港とうまく結びついておるのかどうか、舗装であるとか、あるいは道の幅であるとか、そういう点で渋滞等があっては何にもならぬような気がするわけです。そういう点の心配がないのかどうか。それから鉄道が港湾施設とちゃんと結びついているのかどうか、将来この鉄道がどういう形でもって幹線と連絡をす……
○瀬谷英行君 新空港は四十七年の三月までにできるという計画だそうでありますけれども、現在のところ予定どおり四十七年に開業できるというスケジュールになっているのかどうか、その点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まだいろいろな問題があると思うのです、買収その他のですね。で、問題があるので相当困難はあると思います。しかし一応四十七年に空港ができ上がると仮定をして、空港と都心とを結ぶ交通の問題でありますけれども、先ごろ来、成田新幹線といったような話が出ております。新幹線を成田までつくるというようなことはなかなか簡単なことじゃないと思いますね、在来線を使うわけじゃないですから。そうなると、……
○瀬谷英行君 いまの森中さんの質問に関連して、私のほうからもお聞きしますが、先ほどのニュースでは、日航の松尾社長の談話の発表があって、いまの時間になっては、きょうじゅうによしんば平壌に飛ぶことを許可したとしても時間的には無理であるという意味の談話が発表された。しかし、二百キロぐらいで、あの飛行機で飛べば十五分か二十分で飛べる距離にあるということであって、しかもジャンボですら一時間半で整備を完了して出発させることができる、こういうふうに言われている。もっともこのジャンボはその話のとおりいっておらないのでありますけれども、しかし、給油であるとか整備であるとか、そういうことにそんなに何時間もかかると……
○瀬谷英行君 警察庁にちょっとお聞きしたいのですが、先ほどあなたの答弁の中で、ソウルに着陸させるようなことは警察の権限でないし、そういう指示もしていないと、こういう答弁がありましたね。しかし、三十一日の当日のテレビには、私も見たから記憶があるのですけれども、福岡にとめる、さもなくば韓国にとめると、そういうふうにテレビに警察の方針として出てきましたよ。このことは私だけでなくて、多くの国民もテレビも見ておるし、それから新聞にも同じようなことが出ておったのです。ところが、いままでの御答弁によると、警察は全然そういうことを指示した覚えもないし、考えた覚えもない、こういうふうに言われているわけです。そう……
○瀬谷英行君 きょうの質問の予定は、港湾法なり、船員法なり、海上運送法でありますけれども、いま提案がございました全国新幹線鉄道整備法案なんですけれども、私はこの内容についてここで質問する気はないのですけれども、会期がこういうふうに押し迫ってきて、会期延長をしない限り十三日でおしまいということです。きょうあたりこういう提案をされるということは、一体審議をどういうふうに進めようとしておるのか、こういう疑問が出てくるわけです。東海道の列車でいうと、東京行の汽車がもう品川まで来たくらいのところなんです。国会の会期は品川まで来たくらいのところで食堂車に誘われているようなものです。十分な審議ができるかでき……
○瀬谷英行君 提案者に質問をしたいんですけれども、会期延長のない限り、あしたでおしまいになるわけです。そうすると、定例日としてはきょうは最後の日になるわけですが、最後の日の夕方近くになってようやく提案をされたことは、内容はきわめて膨大なもので、一体この新幹線鉄道の建設は何年かかってどこまでやれるかということなので、その財源についてはどのようにされる自信がおありになるのかといったようなことについて最初に質問をしたいと思うのでございます。 それとこの審議のやり方なんですけれども、これだけの、法案の中でもスケールの大きな法案を一日で審議しようというのは本来無理じゃないかと思うのですね、会期の点から……
○瀬谷英行君 角本参考人にまだお聞きしたいことあるのですけれども、きょうは総理の出席もこれから予定されておりますし、長時間お引きとめするわけにいかない事情もあるようですから、先ほど鈴木さんから言われましたが、これからの国鉄のあり方、禁治産者的な現在の国鉄でいいのかどうかという問題と、それから全国新幹線という新たな問題提起、こういう前提に立って、日本の交通網あるいは国鉄の役割り、あるいは国土計画全般にわたると思うのでありますが、それらの問題について、なお言い足りない点がございましたら、できれば文書にまとめていただいて御提出願えないかどうか。もしできましたら、そういうふうにしてお願いをしてもらって……
○瀬谷英行君 最初に、運輸省関係について質問をしたいと思います。 実は、いま問題となっております日航機の乗っ取り事件について、いろいろと質問をしたいところがあるのでありますけれども、非常に現在微妙な段階にあり、これから先どういう事態の展開を見るか、われわれにも予測がつきませんし、あまり立ち入った質問をして都合の悪いことになってもいけないと思いますので、本日のところは、この日航機の乗っ取り問題についての詳細な質問は差し控えさせていただきたいと思います。しかし、現在どういう状況にあるのか、これからどのような展開を見せようとしているのか、運輸省として何をやっておるのか、どういうことをいま扱っておる……
○委員長(瀬谷英行君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に互選されましたが、皆さまの御協力を得まして、その職責を全うしたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は四名でございますが、都合により本日は二名を選任いたします。理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に松澤兼人君及び沢田実君を指名いたします。
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 委員の異動について報告いたします。 去る二月十三日、加藤シヅエ君、杉原一雄君、田中寿美子君及び松澤兼人君が委員を辞任され、その補欠として千葉千代世君、大和与一君、永岡光治君及び小柳勇君、十四日、川上為治君、徳永正利君及び西田信一君が委員を辞任され、その補欠として岡本悟君、奥村悦造君及び渡辺一太郎君、十八日、剱木亨弘君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君、十九日、大和与一君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君、また三月二日、伊藤五郎君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君がそれぞれ委員に選任せられ……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十五年度交通安全対策関係予算について質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度といたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十二分散会
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
去る四月二十五日、渡辺一太郎君が委員を辞任され、その補欠として玉置猛夫君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策基本法案を議題といたします。
政府から提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。平川陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私のほうからちょっと。管制官の手当について。二百円というのはこれはきまった日とか何とかというのでなくして、……
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
去る四月二十八日、玉置猛夫君が委員を辞任され、その補欠として渡辺一太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
交通安全対策基本法案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
交通安全対策基本法案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
千葉君から委員長の手元に修正案が提出されておりますので、この際、本修正案を議題といたします。
千葉君より修正案の趣旨説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいまの修正案に対し質疑のある方は順次御発言願います。
別に御発言もなければ、質疑はないものと認め、これより原案並びに修正案について討論に入りた……
○瀬谷英行君 御協力をいただきましてありがとうございました。 当初、この交通安全委員会は、産業公害と一緒のときは自動車関係のみという議運の申し合わせがございましたけれども、先般産業公害委員会と交通安全委員会が分離をされましたので、四十二年の議運の申し合わせは一応御破算になったものというふうに解釈をされます。そこで、しかる後の運営でありますけれども、交通安全特別委員長と運輸委員長が協議をしてきめるということになりましたので、いろいろ協議はいたしましたけれども、今回成立いたしました交通安全対策基本法は、陸海空にまたがる安全対策をきめることになっております。そこで、この陸海空にまたがるということな……
○瀬谷英行君 きょうの物価対策閣僚協議会でもって何をきめたかという、いまの報告をお聞きしたんですが、詳細お聞きしたわけではありませんから、一がいにきめつけるわけにはまいりませんけれども、大ざっぱに言うと、非常に事務的な報告のように聞いたわけです。いま国民が望んでいることは、際限もなく上がり続ける物価を何とかしてどこかでブレーキをかけてほしいということじゃないかと思うのです。ところが、この六月七日の朝日新聞にも出ておりますけれども、物価閣僚協議会では「お題目ばかりとなえて効果があがっていない、との批判が絶えない。」、こう書いてあります。お題目ばかりあげて効果があがらないということじゃ何にもならぬ……
○瀬谷英行君 公取委員長、時間の都合があるようですから、問題をしぼってちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、カラーテレビの輸出価格・国内価格の格差の問題ですね。これ、だいぶ取りざたされているようですけれども、ほかにもそういう例はあると思うんです。電機製品あるいは自動車といったような、ほかの品目でもあると思うのですけれども、カラーテレビのように小売り価格の非常に高い品物が代表的なものだと思うわけで、それで私お聞きしたかったわけですが、アメリカで買う場合と日本で買う場合と、アメリカのほうがはるかに安いというようなことは、われわれ国民としては非常に不愉快なものです。日本の国民の犠牲でもってアメリ……
○瀬谷英行君 ことしの五月に閣議できめられた新経済社会発展計画によると、まず物価の安定を最重点課題の一つとする、こういうことになっております。そのほかに、内容を拝見すれば、住宅、生活環境の整備と土地対策の推進、あるいは公害対策の強化ということがあるわけでございます。閣議でこの間きめたばかりですから、きめたことはやはり守ってもらいたい、こう思うのですけれども、ところが、ここに書いてあるようなことは、さっぱり効果があがっていないわけですね。それはやはり、どうも責任を全うしないということになると思うのです。国際収支等の影響によってどうにもならない問題は、これはある程度しかたがないとしても、国内の政策……
○瀬谷英行君 私鉄運賃の値上げに関連をして若干質問をしたいと思います。 この間私鉄の運賃が上がったばかりだし、この運賃の値上げというのは、輸送力を増強したり、あるいは安全を確保するということが一つの目標になっておるんじゃないかという気がするのでありますけれども、先般の委員会のときは、上げるんだか上げないんだか、企画庁長官も運輸大臣も、はなはだ答弁はあいまいだったわけです。検討するということだけだったわけです。全然見当がつかないでいたわけです、前回は。今回は、もうすでに上がってしまった。ところが、たまたま値上げが行なわれた直後に、東武鉄道で大きな事故がありました。この東武鉄道の事故は、いろいろ……
○瀬谷英行君 運輸大臣がお見えになっておりますので、大臣に、公害防止のための運輸行政のあり方について質問をしたいと思います。 連合審査等が行なわれまして、いろいろ公害問題について質疑が行なわれましたが、その質疑の中にはいろいろな問題がありましたけれども、私、聞いておりまして、交通公害等についての質問はあまり突っ込んで行なう時間的ゆとりがなかったように記憶いたしておりますので、交通公害の問題、それから排気ガスによる大気汚染の問題、こういったようなことについて、これは運輸大臣として責任を持たなければならない事項でもあろうかと思いますので、これについて質問したいと思うわけです。 まず、排気ガスに……
○瀬谷英行君 大臣の時間の都合等もございますから、最初に大臣に重点的に質問をしたいと思います。 まず、道路と鉄道の問題なんですけれども、いま埼玉県、神奈川県、千葉県といったような東京周辺地域は人口が激増しております。この人口の伸び率が一番高いということになっておるわけですが、それだけに、これは大阪周辺でも同じような現象があるようですが、交通渋滞と交通事故というものが非常にふえております。ところが、道路の建設は必ずしもそれに伴うように進捗しておりません。この交通問題を解決するためにはどうしたらいいか、という問題なんでありますけれども、一つの方法として、道路と鉄道をある程度併用するという構想はど……
○瀬谷英行君 ちょっと関連して、いまちょっと水俣の問題で小林さんから質問が出て、おたくのほうの答弁は水俣の問題をちょっと避けて通ったような感じなんですけれども、現実の問題なんですからね。あの水俣の問題は一体どういうことになっているのか、これは実例に照らして見解を披瀝してもらいたいと思うんですが。
【次の発言】 それじゃ、この法律がさかのぼって実施されるということになれば、当然ひっかかるケースであるということは言えますか。
○瀬谷英行君 私は日本社会党を代表いたしまして、原案に反対をし、修正案に賛成をする討論を行ないたいと思います。 この原案は、いままでの衆、参両院の審議並びに参考人の意見を聴取する段階で、われわれいろいろと質疑を行なってまいりましたけれども、何ら効果を期待することができないという結論に到達をいたしました。大体この公害防止をするということは、刑法上の責任を追及するということは二次的な問題であって、本来ならば公害の発生源を規制をし、公害の発生を防止をするということに重点を置くべきであろうと思うのでありますけれども、やむを得ず、いわば終末処理場的な意味でこのような法律をつくって、公害の規制をしようと……
○瀬谷英行君 先般の東北本線の追突事故問題についてお聞きしたいと思うんですが、機関士が酔っぱらって運転をした、その結果ああなったという事情は、新聞等ですでに報ぜられましたから、それはそれでわかりますが、追突したときに、あるいは追突した直後、機関士は一体どういう措置をとったのか、それから車掌がどういう措置をとったのか、それから対向列車はどういう状況にあったのか、そういったようなことについても御報告願いたいと思います。
【次の発言】 留置をされている機関士の話というのは警察を通じてしか国鉄では事情を聞くことができないのかどうか。国鉄が直接本人から概況を聴取することはできなかったのかどうか。その点は……
○瀬谷英行君 いままでの御答弁を伺った範囲では、公団の総裁は反対派の譲歩を期待をするというだけで、計画をするあるいは工事を進捗する立場とすれば、設計変更だとかあるいは計画変更の余地は全然ないように聞こえるわけです。で、現地では、たとえば、かつて蜂之巣城といったような問題がありましたけれども、ああいうような問題とは性格が全然違うと思うんですね。もう農民が主体になっておる。もちろんそれは学生も参加をしているようでありますけれども、農民がああいうふうな穴を掘って、それへ立てこもる、あるいは竹ぶすまをつくるなどというようなことは異常な事態ですからね。これを強行するということになると、いままでの御答弁で……
○瀬谷英行君 鈴木さんの質問にちょっと関連して、若干、せっかく大臣も出席をしておられますから、若干の質問をしたいと思いますが、いまの成田の問題なんですけれども、まあこれはわれわれがやっぱり心配をしているのは、不測の事態が起きやしないかということなんです。総理は一応、死者はもちろんけが人も出したくない、こういうことを言っておられましたけれども、穴にもぐっている農民にしても、だてや酔狂でもぐっているわけではないと思うんですよ。それで、いまさら説得をすると言っても簡単な話じゃ私はできないと思うんですね。そこで、この前の委員会のときもちょっと私は局長にお尋ねしたんですけれども、政府と現地との間には千葉……
○瀬谷英行君 利子補給の実績ですね、最近の実績は一体どのくらいになっているのか、御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 外航船舶の運賃収入というのは、ずいぶんこの十年間にふえているわけなんですけれども、実際の外航海運の会社の収支状況というものは、いままでどういうまあ動きをしてきたか。いままでですね。それから、これからどういう動向をたどろうとしているのか。こういう問題について報告してほしいと思いますが、どうですか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 俗なことばで言えば、赤字か黒字かということになれば、黒字だということになるのでしょう。
○瀬谷英行君 富士急行の事故の場合、この犠牲になられた死傷者に対する補償ですね――これは、原因はトラックの側にある。そうすると、この前、東武鉄道でもやはりダンプカーがぶつかって死傷者を出したことがあるのですが、こういう場合にどの程度の補償がどこから行なわれるかということであります。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 二十万円、死んだ人にとって二十万円、入院している人に三万円というのは、これはほんのわずかなものですね。たとえば鶴見事故だとか、ああいう国鉄の事故でもって死んだ人が大ぜいいた場合には、これは相当な賠償がいままで行なわれているわけです。ところが、同じ電車に乗っておっても、ダ……
○瀬谷英行君 東京、横浜あるいは阪神地区等における港湾の現在の滞船の状況といったようなものはどの程度になっているか、その傾向と将来の対策といったようなものについて御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 要するに、岸壁が足りないから施設を増強しなければならぬということなんですけれども、そうすると、港自体が足りないのかどうか、港の施設を増強すれば間に合うのかどうか。現在の港の施設を増強することによって間に合うならば、間に合わせるような方法を講じなければならないだろう。しかし、港そのものが足りないということになると、新規に港をつくらなければならぬでしょう。鹿島港のような形でいま港をつくろうと……
○瀬谷英行君 いま政務次官は運賃問題についてたいへんむずかしい問題だと、こうおっしゃいましたが、むずかしいといえばむずかしいかもしれない。しゃくし定木に法律論でいけばむずかしいかもしれないが、考えようによってはやさしい問題じゃないか。つまり上野から仙台まで行くのに、常磐線を通っても東北線を通っても運賃は同じということになっているのでしょう。その点はそうでしょう。ちょっと国鉄の原岡理事に聞きたいのですが。
【次の発言】 つまり目的地に行く場合に、仙台に行く場合に東北線を通ろうと常磐線を通ろうと同じ。キロ数は多少違うと思う。キロ数は違っても運賃は同じになっておるのですね。だからここに常磐線の利用者……
○瀬谷英行君 大臣に質問したいと思うんですけれども、前回、山村政務次官が出席いたしまして、その際、問題となっております常磐線の地下鉄乗り入れ問題についていろいろ質問いたしましたけれども、なかなかはっきりとした態度は言われなかったわけであります。検討さしてほしいということだったんです。 その問題の一つは、今回、山手線に西日暮里という駅ができて、この西日暮里に乗りかえ施設をつくって、営団地下鉄線が常磐線に乗り入れをすることになったことは、これは大臣も御承知のとおりだと思うんですが、いろいろ問題になっておりますことは、選択できる、西日暮里を経由することと上野乗りかえにすることと選択ができるようにな……
○瀬谷英行君 いま問題になっております常磐線のことですがね、大臣も常磐線を使っておられるので事情は御承知だろうと思う。この問うち、私ども現地視察をやってみましたが、なかなかのみ込めない人が多いようです。組合のほうで配っているビラ等も、専門用語があったために実際問題としてわかりにくいという点がありました。結局、私は現地を視察したあとで黒板に図解をして説明をして、そしてようやく衆議院の運輸委員の人、それから参議院の木村禧八郎さんに行ってもらいましたが、納得をしてもらったわけです。問題は、きょう聞きたいのは、運賃の問題とスト対策なんですがね。 最初に、いままでの問題になっておりましたことについて、……
○瀬谷英行君 理事会でいろいろ論議したことは、まず事実関係を明らかにしなければならぬだろうということだったわけです。で、その点は与野党一致して事実関係を明らかにしようということになっているわけです。いままでの矢山君の質問に対する答弁を聞いておりますと、まことにどうもあいまいで、ちっとも事実関係が明らかにならない。で、これはどういうわけであいまいにしなきゃならぬのか、ちょっと理解に苦しむものであります。 一番最初に、まず、今回の事件の全貌をはっきりさせたいとわれわれ思っておった。ところが、答弁の中では、説明は差し控えたいといったような答弁があった。説明を差し控える必要なんかちっともないと思うの……
○瀬谷英行君 議事進行について発言したいと思います。 先ほど連合理事会でいろいろと論議があったところでありますが、一応十七時三十分より一時間の予定で委員会を開会をしようということで、そこまでは話が一致したと思うのであります。しかし、御承知のとおり、本日は衆参両院の議長の名前で、六時から七時半までソ連議長のホテル・ニニューオータニのレセプションの招待状が出ております。これは私のところにも来ているんですが、皆さんのところにも来ているだろうと思います。来てないのは見てない証拠なんです。こういうふうに来ておりますし、先ほども話が出ましたけれども、これをわれわれが欠席をするということはまずいし、鈴木委……
○瀬谷英行君 最初に高橋公述人にお伺いしたいのでありますが、ただいまのお話ですと、都市交通に対してアメリカでも連邦政府が無利子で融資をする、こういうお話がいま述べられました。ところが国鉄の場合は、その赤字の大きな原因になっているのが借り入れ金である、この借り入れ金の利子も雪だるま式に増加をしている。これが赤字の大きな原因であるということは否定できない事実だろう、こう思うのであります。そうしますと、国鉄の負担になっているのは、赤字路線と、公共負担、それをカバーするための借り入れ金、そういうことだろうというふうにだれが考えても判断されるところなんでありますが、そういうことがこのまま続けられてまいり……
○瀬谷英行君 公害の問題で金のかかる問題はたくさんあるんですけれども、金をかけなくても解決できる問題の一つとしては、騒音の問題が一つあると思います。それは、特に東京に限りませんけれども、わざと大きな音を出して車を走らせるということがあるんですがね、自動車でもオートバイでもバイクでも。マフラーをはずしたりして、それは非常に迷惑な話なんですけれども、全然野放しになっておるんで、ああいう故意に騒音を発して走り回るマイカー族に対して、もっと徹底した取り締まりの方法はないものかどうか、現在どの程度のことが取り締まりとしては行ない得るのか、その点をお伺いしたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。