このページでは瀬谷英行参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、さきに行われました政府の所信表明演説に対し、質問をいたします。 昨日、衆議院の本会議で行われました代表質問、拝見をいたしましたが、総理の答弁を聞いておりますと、所信表明演説の中身が薄い割りには答弁の姿勢が高いんであります。また、いささか抽象的な言葉でもって肝心な点をぼかされるという点がございました。昨日の質問と余り重ならないように質問をいたしますが、抽象的な答弁でなくて、具体的な質問に対しては具体的なお答えを願いたいということを冒頭に希望いたします。 最初に、私は、政治姿勢と政治家のモラルについて申し上げたいと思います。 自民党の総裁選挙が近づい……
○瀬谷英行君 派遣報告をいたします。 派遣委員は、内田委員長、山崎理事、三木理事、高平委員、内藤委員、柳澤委員及び山田委員と私の八人で、去る九月十二日から十四日までの三日間、北海道において、北方水域における海上保安体制の現状を調査するとともに、中標津空港、国鉄標津線を視察し、釧路において北海道庁、運輸省及び国鉄の地方機関から管内事情を聴取してまいりました。 以下、順次主要な点について御報告申し上げます。 まず、北方水域における海上保安体制について申し上げます。御承知のように、わが国の領海十二海里、漁業水域二百海里の実施に伴い、これに対応した海上保安体制の整備は、当面の重要課題として、当委……
○瀬谷英行君 朝田参考人にお聞きしたいと思います。 どうも、いままでお聞きしたところでは、結局犯人に乗っ取られてしまった後ではうまい方策はないような気がする。そこで、犯人を乗り込ませない、あるいは武器を持って乗れないようにするという方法を考える以外にないような気がするわけです。その場合に、持ち込み荷物のチェックといったようなこと、あるいは身体検査ということはありますけれども、それが日本ばかり、あるいはドイツやフランスばかり厳重にやってみたところで、途中の国々でルーズに行われればこれは何にもならぬわけです。 したがって、思い切って機内持ち込み荷物を、たとえばチェックをするだけで抜かりがあると……
○瀬谷英行君 官房長官に対する質問と、運輸大臣に対する質問とが午前、午後に切り離されてしまったんでちょっとやりにくいのですが、とりあえず運輸大臣に対して質問したいと思います。 この間のハイジャック、大変なことだったと思うんですが、西ドイツの場合はああいうかっこうで処理をされる。日本の場合は、犯人みんな持っていかれて、身のしろ金まで持っていかれると、こういう結果になりました。そこで、身のしろ金なんというのは、これは犯人にむざむざ渡してしまうということは、どう考えてみても不愉快な話なんですけれども、これは官房長官の質問に入るかどうかわかりませんが、ああいうものはせめて身のしろ金だけでも渡さないと……
○瀬谷英行君 関連。 いまの問題ですがね、穐山君が指摘をしているとおり、これはやはり疑問が出ているわけですから、これらの疑問については運輸省は運輸省としての立場でもってはっきりとした見解を下すべきではないんでしょうか。この先ほどの鉄監局長の答弁だと、新交通システムは建設省、こういうふうに言われているが、大体運ぶ方は運輸省じゃないですか。建設省というのは道路だとか河川だとか、信濃川河川敷だとか(笑声)有名な話なんですが、こっちの方がもっぱら所管です。地面の上を運ぶのは運輸省というふうになるのがあたりまえじゃないですか。 これはなわ張り争いかどうか知らぬけれども、運ぶ方は運ぶ方、車へんは車へん……
○瀬谷英行君 まず一番最初に、現在工事が行われております青函トンネルの工事の進捗状況をお聞きしたいと思います。一体どのくらい工事が進捗をしているのか、完成はいつごろの見込みなのか、総工費はどのくらいかかるのかといったようなこと、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 三千五百五十四億というのは五十年の推定であって、これが完成の際には幾らぐらいになるかということはまだ見当つかないという意味ですか。そういうことですか。そうすると、二十八キロというと半分以上できたということになるわけですね。いままでのところ、この工事の安全性等について問題はないのかどうか。それから、この青函トンネルについては一体……
○瀬谷英行君 信濃川の河川敷問題について、ごく限られた時間でありますので、端的にお伺いいたしたいと思います。 この信濃川の廃川処分の問題でありますけれども、これについては、本決算委員会で何回か審議が行われております。その審議の中には内閣に対する警告というものもありました。それから鈴木決算委員長の当時は政府に対する申し入れというのもありました。これらの内容はいずれも慎重にやれと、一言で言えば。そして特に衆議院の予算小委員会、参議院の決算委員会にはその内容を報告をして審議ができるようにせよと、こういう意味の注文がつけられているわけであります。その中の具体的な点を一つ取り上げてみますと、昨年一月二……
○瀬谷英行君 今日まで衆参両院の本会議、運輸委員会及び連合審査を通じ、かなり充実した審議か行われてきたものと私どもは信じております。 その間、たとえば衆議院においては総理、当院においては運輸大臣、国鉄総裁から今後の経常のあり方、過去債務を初めとする構造的欠損の解消、あるいは政府出資及び助成の強化といったようなことについて、克明な答弁か多岐にわたって行われました。これを一々おさらいをするのは大変でありますが、会議録に残っているはずであります。したがって、福永新大臣としては、これらの問題点については田村前大臣から引き継ぎが行われたことと思いますが、これを積極的に実行されるというふうに期待をするも……
○瀬谷英行君 きょうは大臣に久しぶりでお目にかかっているわけなんですが、特にここ二、三日私痛感したことがあるんですけれども、上野駅を頻繁に利用しているんです。最近は上野駅から行ったり来たりする列車が大変に混雑をしているわけですが、たまたま私は東京駅と上野駅と両方使うという機会が多いのでいやおうなしに比較をするんですけれども、きのうもきょうもそうでしたけれども、大変な混雑です。混雑でもってどこが具体的に違ってくるかというと、駅の中の便所と公衆電話ですね、これの使い方が違うんですよ。東京駅では便所へ行ったって、人の後ろに立って待っているということないですよ。すぐに用が足りる。電話をかけるといったっ……
○瀬谷英行君 青木委員の質問にちょっと関連した質問もしたいと思うのですけれども、いまリニアモーターカーの話が出ましたけどね、ちょうどいまお盆は終わったんですけれども、先般のお盆の際に鉄道と道路と両方を私見まして、なかなか大変だなあと思ったんです。というのは、私のところは埼玉県の熊谷なんですけれども、朝七時に国道十七号線を自動車がもう切れ日なしに並んでいるというわけです。それで、朝七時にあの辺を走っている人は何時ごろ出てきたのかと思うと、前の晩に東京を出ているんですよね。千葉ナンバー、東京ナンバーの車が前の晩に出て、翌朝ようやく埼玉県、まだ出外れていない。それで、これじゃ終点まで何時間かかるんだ……
○瀬谷英行君 きょうはまだ警察関係がお見えになっていないようでありますが、運輸大臣に最初お伺いいたします。 実は、大臣、私ども運輸委員会で先般成田空港の視察に行ったわけなんです。それで、空港の諸施設を全部見まして、この間破壊をされました管制塔にも上がってみたわけです。その際に、視察に参りました委員会の人たちが異口同音に感じたことは、あの大事なところをもし過激派の諸君に占領されたら、これ一遍におしまいになっちまうな、こういうことだ。なぜそう感じたかというと、あの管制塔まで上がるのに、なるほどエレベーターは途中で乗りかえをしなきゃならぬようになっている。しかし、まずあそこの中へ入るのに、玄関にガ……
○瀬谷英行君 目黒議員の質問に関連をして一つお伺いしたいと思う。 先ほど目黒議員が、例の大韓航空の領空侵犯の問題に関連をして、総理の答弁を引き合いに出していろいろ国際慣行といいますか、そのことについて質問をしたら、航空局長は、総理の答弁のことについてと考えられたかどうかしらぬけれども、答弁を差し控えられたんです。それで、その質問の内容は、国際慣行としてはどうなっているのかということであって総理の答弁のよしあしを言っているわけではないと私は聞いていたんですが、幸いにして日本には余りそういう事例はなかったんですけれども、ただ前例としてはミグ戦闘機が函館へ着陸したという事例がありましたね。日本でも……
○瀬谷英行君 まず、私は国際空港というのがこれから先ますます重要な役割りをわれわれの社会の中で果たすようになってくるであろうというふうに思いますから、この国際空港というものの存在を否定するわけにいかないと思うんです。ただし、この成田空港が開港すると仮定をいたしますと、利用者が非常に多くの不安を持っていると思う。要するにびくびくしながらこの国際空港を使わなきゃならぬ、こういう事態になる可能性があると。そこで少なくとも空港を使う場合にびくびくしないで使えるということは最低条件でなけりゃいかぬと思うんでありますが、安全に開港ができるかどうかということがまず問題であろうと思うんです。そこで警察関係に念……
○瀬谷英行君 村上参考人に一つお伺いをしたいのですが、仕組み船の規制を希望されておりましたけれども、これを奨励をしてきたじゃないかというお話がございました。一体奨励をしたのはだれなのか、これを規制をするとすればどこが規制をしなければならないのかという問題。それから海上運送法改正についての希望を述べられましたが、どういう方向でもって具体的にどういうふうにしてほしいというふうに希望されておるのか。その点をお伺いしたいと思います。
○瀬谷英行君 船員の問題について質疑に入るに先立ちまして、緊急に、先般アメリカで発生をいたしましたDC10の墜落事故と関連をいたしまして、この飛行機の安全性の問題について質問をいたしたいと思います。
先般のDC10の墜落事故の概要について、わかっている範囲でまず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 この前のロッキード事件のときにトライスターかDC10かといったようなことが話題になった記憶がございます。どっちがいいのかなんていうことはわれわれにはわからないことなんですけれども、しかし結果から見ると、DC10にこういう事故があったということはもう現実の問題です。ボルト一本の事故で何百人……
○瀬谷英行君 委員長、議事進行について。
ただいまの問題は納得しがたい点が多々ある。わかり切ったことだけを丁寧に説明してもらっても困るので、問題の中心について理事会でもって討議をするということにしていただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行。
小柳委員の質問で、二件ほど理事会に回されました。その問題について一つだけ確かめておきたいと思うことがあるのでありますが、それは委員長並びに理事会にゆだねられた問題の一つとしては、E2Cの予算の凍結解除について、衆議院では議長の判断でということになっておりますが、これは衆議院の予算審議の段階だったからこういう措置もまああり得ると思うのでありますが……
○瀬谷英行君 関連でちょっと申し上げますが、いまの問題は、国民に対して週刊誌を使って誇大な宣伝をやったわけです。しかも、事実が違うということがこの国会でもって明らかになったわけです。したがって、このような誇大な宣伝に国費を使ったということの責任ということを明らかにしてもらわなきゃいかぬ。しかも、その責任者という者はいるわけですから、その責任者についてもしかるべき処置を講じてもらわなきゃいかぬ。すべてを含めて、この委員会の開会中に具体的にその処置をこうするということを報告をしていただきたいと思うのでありますが、どうですか。
○瀬谷英行君 総理に最初にお伺いいたしますが、元号法制化の問題はいままでしばしば御答弁を伺ったのですが、なぜ急ぐのかという、急がなければならない理由は何かということをまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 元号法制化を急がなければならない理由、急がなければ困ることがあるのかどうか、困ることはないと思うのです。その点どうですか。
【次の発言】 これは、戦前の東條内閣だって近衛内閣だってやらなかったことですよ、戦後の吉田内閣だってやらなかったことです。それを、大平内閣がここに来てなぜ急がなければならないのかというのがわからない。急がなければ困るという具体的な問題がありますかということ、まずそ……
○瀬谷英行君 昨日、日商岩井に対する強制捜査が行われたわけでありますが、すでにその前に参議院では証人喚問等について細部が決定をしているわけであります。 そこで、法務大臣に冒頭お伺いしたいんでありますけれども、この捜査の進展がどのように展開するのかちょっと私どもにもわかりません。そこで、証人喚問は、これは日商岩井関係、海部証人を初め日商岩井関係の人が出席をすることになっているのでありますけれども、この証人喚問が支障なく行い得るのかどうかということ。それから今後の捜査方針というものはどういうものか。これは法務大臣として答えられるところと答えにくいところとあるでありましょうが、われわれとしても、証……
○瀬谷英行君 今回、日商岩井に対する強制捜査が行われました。そして、ここではしなくも明らかになったことは、いろいろ航空機部の問題については不正があったということでございます。先般の衆議院における証人喚問の際に、日商岩井の幹部の口からは、不正はないと、こういうことが言われたはずであります。その前にも日商岩井では不正はないんだということを声明をしております。ところがこういう結果になった。その日商岩井を通じて購入するE2Cといったような飛行機の問題は、果たしてこれでいいのかどうか、切り離してE2Cを購入するということについて何ら問題はないというふうにお考えになるのかどうか、まず総理の見解を承りたいと……
○瀬谷英行君 最初にお伺いいたしますが、あなたが日商岩井に在職をされていた当時に、海部さんあるいは島田さんとの職務的な間柄というのは上司と部下、こういう関係であったというふうに理解してもよろしゅうございますか。
【次の発言】 衆議院の予算委員会におけるあなたの発言によりますと、いまもおっしゃいましたけれども、島田氏の亡くなったことで非常に大きなショックを受けたと、こういうことをおっしゃっておられます。島田氏の自殺の動機といったようなことについて思い当たる節がございますか。あるいはまた、島田氏の亡くなられたことについていろいろな憶測があるわけであります。つまり、これは自殺ではないんではないかとい……
○瀬谷英行君 いままでの証言ではっきりしないのは、責任の所在が明らかでないことなんですが、現在すでに私文書偽造あるいは秘密口座の設置、あるいは使途不明金の操作といったようなことが問題になっているわけなんでありますけれども、だれがやらしたのか、だれに責任があるのかということがどうもはっきりしないわけです。たとえば百五万ドルのうち二十万入金をして、八十五万ドルを隠したと。それは山村さんが会社の経理に戻すように強く言われたと、こういうようなお話もありましたね。それで、五十五万のうち四十七万が使途不明で、八万が寄付、三十万がキヨシ・ニシヤマの名義から本社に入金、こういうような話がございましたけれども、……
○瀬谷英行君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 当分科会の担当は、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管の予算であり、三月二十八、二十九、三十日の三日間にわたり審査を行ってまいりました。 以下、審査順に従い、質疑の主な事項について簡単に御報告申し上げます。 まず、通商産業省につきましては、「OPECによる今回の石油値上げにどのように対応するつもりか。多額の資金と期間をかけた大規模プロジェクト制度に成果が見られないのは運営や方法に問題があるのではないか。官公需の物資調達を海外に開放することで関連中小企業の経営や雇用に問題が生ずるおそれはないか」との質疑があり……
○瀬谷英行君 社会党の瀬谷でございます。どうも御苦労さまです。
いまの話の続きになりますが、検察庁筋から事情の聴取などをお受けになったことがございますか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 いままでの、たとえば午前中の海部証人に対する質疑がございましたけれども、テレビ等でごらんになりましたか。
【次の発言】 それでは、余り細かい話はしなくとも筋道については御承知のことだと思いますので単刀直入にお伺いいたしますが、午前中に海部さんが言われた問題、これは辻社長から呼ばれて手数料の問題があるということを指摘をされ、注意を受けた、こういう意味のことをおっしゃっています、そして島田さんに話をしたと。……
○瀬谷英行君 最初に、大臣の日程上の都合があるようでございますので、運輸大臣にお伺いしたいと思います。
先般、常磐線でダンプカーと電車がぶつかって脱線をして電車が民家へ飛び込むといったような事故がございましたけれども、その事故の原因並びに概況等について御報告をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 踏切の遮断機がおりているにもかかわらず渡ってしまったという事情のように聞き取れるわけでありますが、特に酔っぱらい運転をしておったとか、居眠り運転をしておったとか、その種の事情はなかったのかどうか。その原因について、もっともこれは運転手が死亡してしまったので聞きようがないかもしれませんけれど……
○瀬谷英行君 関連してちょっと質問いたしますが、昭和三十九年の運輸委員会でやはりこの問題がいろいろと論議されまして、最終的には自民党が賛成をし、社会党、公明党、民社党が反対をするという形で成立をいたしております。私も、三十九年の予算委員会でこの問題について質問をした覚えがありますが、詳細はちょっと忘れてしまったんですけれども、運輸大臣は綾部健太郎さんでした。国鉄総裁が石田礼助さんで、池田内閣でした。それで、われわれが一致して疑問にしたのは、政府の出資が当時は五億である。それから、国鉄の出資が七十五億である。つまり、出資のあらかたは国鉄である。ところが、こしらえる新線のことごとく、ほとんどことご……
○瀬谷英行君 最初にお伺いしたいことは、先ほど広田委員の質問に対するお答えで、鉄建公団の統廃合問題でありますけれども、青函トンネルと上越新幹線といったような、こういうプロジェクトが完成したならば鉄建公団はもう廃止をしてしまうといった意味の御答弁があったんでありますけれども、現在、青函トンネルはかなり進捗をしておりますし、やがて貫通をするだろうと思うんでありますが、青函トンネルと上越新幹線ということを言われたけれども、東北新幹線は盛岡どまりになっているわけでしょう。で、東北新幹線が盛岡まででき上がって、青函トンネルができ上がって、それだけでは物の役には立たないわけですな。 青函トンネルができ上……
○瀬谷英行君 一番最初に、KDDの問題についてどのような捜査が行われているのか、その点を関係者から御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 強制捜査云々という話をお聞きいたしておるのでありますし、新聞にもそのことは出ておりますが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 まだ何もしていないと、こういうことですか。
【次の発言】 総理はあした中国へ行かれることになっておりますが、総理訪中の目的は一体何なのか。国会は、総理の訪中のために予算委員会を中断をしているわけです。中断をしているというより、国会を中断をしたようなかっこうになります。五日から九日までが総理の訪中であるということで、予算委員……
○瀬谷英行君 私は、先般予算委員会の第一分科会でこの件についてちょっと触れたのでありますが、どうも腑に落ちない点があるので、きょうは特に警察庁関係の方々の説明を求めたいと思って、再度この問題について質問をしたいと思います。 昨年の十月に、御存じのとおり衆議院の選挙がありました。その十月の選挙の前に、七月でありますが、飯能市の社会党の市会議員が収賄の容疑で逮捕されました。率直に言って、逮捕された時点では私ども内容さっぱりわからなかったわけでありますが、新聞によりましては何段抜きもで大々的に、いささか大げさに報道されたわけであります。こういうことはよほど慎重にやってもらわなければならないのであり……
○瀬谷英行君 私は、ちょっと具体的な問題についてお答えをいただきたいと思うんでありますが、実は参議院の運輸委員会で、先般、北海道の赤字ローカル線の視察をやりました。そうしましたら、駅と駅との間が十キロ以上というところがたくさんあるわけです。もっとも町村だけで香川県より広いというところがあるんですから無理もないんですけれども、十キロといいますと、ちょうど東京と新宿の間なんです。次の駅まで十キロ以上、つまり東京と新宿の間ぐらいに一駅もないんです。ところが東京の場合は、東京―新宿間に国鉄は九つ駅がある。地下鉄は八つ駅がある。こういうふうに駅の間が長い。しかもそのようやくたどりついた駅では戸数が二十何……
○瀬谷英行君 いま外務大臣が陳情があるということなので一分ほど時間を欲しいと、こういうことでありますので、その間御猶予をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大塚さんから日中の問題についていろいろ御質問がありましたが、私は、今度は日ソの問題でお伺いしたいと思います。
限られた時間でございますので端的にお伺いいたしますが、日ソ善隣友好条約の取り扱いについて、政府としてはどう考えておるのか。これを全然俎上に上げないお考えなのかどうか。あるいは打診をする、交渉するということ、やられるという考えがあるのかどうか。その点をお伺いしたいと思います。
○主査(瀬谷英行君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることに相なりました瀬谷でございます。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。 審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。 本分科会は、昭和五十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、通商産業省、経済企画庁、防衛庁、外務省及び大蔵省所管を審査することになっております。 来る三十日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日は通商産業省、明二十九日は、午前、経済企画庁、午後、防衛庁及び外務省、……
○主査(瀬谷英行君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨日、馬場富君が分科担当委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十四年度総予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、粕谷照美君が分科担当委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 質疑を続けます。
○主査(瀬谷英行君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、塩出啓典君、内藤功君及び田渕哲也君が分科担当委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君、神谷信之助君及び栗林卓司君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十四年度総予算中、大蔵省所管を議題といたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 それでは速記を起こしてください。
○瀬谷英行君 最初にお伺いしたいことでありますが、過般行われました環太平洋合同演習、リムパック80でありますが、この目的とその内容について、外務省を通じて参加の要請があったのはいつごろなのか。そして、外務省としてはこの内容をよく承知の上で防衛庁と連絡をして、結果的には日本の海上自衛隊が参加するということになったのかどうか。その辺の経緯について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 外交ルートを通じないで防衛庁に直接アメリカの海軍から話があったというようなことは穏やかでないと思うんですね。これは日本の外務省として追認をするというような形のものであってはならないと思うんでありますが、外務省……
○瀬谷英行君 最初に、法務大臣が見えておりますので、私が特にここで取り上げます問題の概要をかいつまんで申し上げますが、これは昨年の七月に飯能市の市会議員が収賄容疑で逮捕されたという事件でございます。そして、その事件は新聞で大々的に報道されました。その報道は、農地転用の問題をめぐって業者から賄賂を受け取ったと、こういう内容になっているんです。したがって、この新聞を見た限りにおいては、読者は、それはひどい話だというふうに思うのであります。 ところが、私どもも真相はわかりませんでした、当事者が逮捕されているわけですから。真相はわからなかったのでありますが、本人が釈放されて出てきてからいろいろと事情……
○瀬谷英行君 いま岩動委員の方から東北、上越新幹線の問題でお触れになりましたから、私もその問題に関連をしてちょっとお聞きをしたいと思うのでありますが、青函トンネルの進捗状況ですね。それから、東北新幹線盛岡以北は一体どうするのかという問題。それから、青函トンネルが完成をする見込み。青函トンネルを利用をした場合の輸送方法、これは北海道新幹線と連絡をするのか、あるいは在来線で貨車輸送等に専念をするのか、その辺のところをまず冒頭にお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 これは大臣にお聞きしたいんですが、北海道新幹線という構想は、青函トンネルが完成をするという以上は、この青函トンネルを利用して北……
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