このページでは瀬谷英行参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○副議長(瀬谷英行君) 開会に先立ち、この度の通常選挙に当選され、新たに議席を得られた方々にお喜びを申し上げます。おめでとうございました。(拍手)
【次の発言】 これより会議を開きます。
日程第一 議長の選挙を行います。
投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行います。
【次の発言】 投票漏れはございませんか。――投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。
【次の発言】 これより開票いたします。投票を参事に点検させます。
○瀬谷英行君 本院議員参議院商工委員長名尾良孝君は、去る五月六日、急逝されました。まことに痛恨のきわみであります。 私は、君の突然の訃報に驚き、荘然として、しばし言うべき言葉を失いました。まして、御家族の驚きと悲しみがいかばかりだったかを思うと胸が痛みます。 私は、ここに皆様のお許しをいただき、議員一同を代表して、従四位勲二等改名尾良孝君のみたまに対し、謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 君は由緒ある家柄の名尾家四男として、大正六年三月、生をうけられました。長じて埼玉県立旧制浦和中学を経て中央大学法学部に学び、昭和十六年十二月、太平洋戦争の開戦に続き、同大学を卒業されました。このと……
○瀬谷英行君 私は、四年前に、八月でしたけれども、国会ではどこも何もやっていないときに運輸委員会の理事会が緊急に招集されまして、そこで日航ジャンボ機の墜落事故の報告を受けたことを今でも覚えております。その結果は、もう既に皆さん御承知のように、五百二十名もの大勢の人が犠牲になっているわけですね。 ところが、その事故責任というのは一体どこにあるのか、だれが責任者なのかということがあいまいなまま、この日航機の事故について起訴されなかった、こういうニュースがこの間流れました。これは、この事故で亡くなった方の遺族はもちろんのこと、我々国民としても全く納得のできないことなんですね。これに対して、大臣は一……
○瀬谷英行君 大野運輸大臣には私初めて質問をさせていただきます。 大臣のお父上大野伴睦先生とは昔お目にかかったことがございますが、やはりきっすいの政党政治家でして、役人出身でないおおらかなところがあった。どうしても役所勤めの長い人は視野が狭くなるんです。政党政治家というのは視野の広いところが取り柄なんですよ。かぎ穴からのぞくようなことをやっていたんじゃ政治家としては失格なんですね。その点は、広い視野に立つ伴睦先生も大臣も同じように目玉が大きいので、多分かぎ穴からのぞくような視野でなくて大所高所に立っての見解が期待されるというふうに私は思っております。 そこで今喜岡議員の質問の中でかなり重要……
○瀬谷英行君 先ほどテレビニュースで見たのですが、けさ新幹線の上野駅構内で信号故障等があってダイヤが乱れたという報道がございました。この信号の故障というようなことは鉄道の事故では非常に重大な問題で、こういう信楽鉄道だけではなくて新幹線の上野ということになりますと、ちょっと、事もかなり重要だろうという気がするので、どういうわけで故障を生じたのか、その経緯とかその後の措置とか原因、そういうことがわかりましたなら御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 今度の信楽鉄道事故でも、信号機が故障していたのかどうかといったようなことは、事故原因を究明するに当たって非常に重要な問題になってきているわけで……
○瀬谷英行君 まず、大臣にお伺いしたいんですが、本日ソビエトのゴルバチョフ大統領が来日をされたということがニュースで伝えられました。そこで、ソビエトと関係のあることなんですけれども、ソビエトの方ではいろいろ経済援助とかそういうような問題を提起するかもしれませんが、具体的な問題として、サハリンの鉄道と日本の鉄道との交流の可能性について大臣の見解をお伺いしたいと思うんです。 というのは、サハリンの鉄道というのは日本で建設した鉄道ですから、線路の規格が在来線と同じわけです。つまり、日本の車両を昔は連絡船がありまして樺太へ運んだわけです。それで、そのまま日本の貨物でも旅客でも車両がサハリンの中に入っ……
○瀬谷英行君 きょうは、国鉄清算事業団から石月理事長さんに御出席をいただいております。御苦労さまです。 石月さんが交通新聞に「平成三年度 “債務償還の正念場”」と、こういう記事を載せられておりまして、それを全部読ませていただきました。この中から気がついたことをそれぞれ若干、後ほど質問させていただきたいと思います。 そこで、今、渕上委員からも御質問がありましたけれども、一体清算事業団というのはこれから先どうやっていくのか。それから、いつこれはその任務が終わるのか。法律でもって決められることになっているというようなお話もございましたけれども、清算事業団自体が将来どういう形態になり、どういう任務……
○瀬谷英行君 運輸省の機構改革の問題点なんですけれども、たまたま前回の機構改革、昭和五十九年なんですが、このとき私は委員会でやはり機構改革の問題で質問をしておりましたので、そのことをちょっと思い起こしながら質問をしたいと思うんです。
昭和五十九年の運輸省の機構改革の成果が一体どうだったのか、また機構改革をするともとへ戻すような感じがするんですけれども、やってみた結果、余りよくなかったのか、あるいはその結果改めてこういうふうにした方がいいという経験から割り出されたものなのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回は、縦割り行政の弊害をなくすために横割りに組織がえをするとい……
○瀬谷英行君 最初に、都知事選挙の問題についてちょっと触れたいと思うんです。 昨日の本院の暫定予算の審議、一昨日の衆議院における審議を通じまして、磯村さんの方の選挙の問題でいろんな話が出ました。繰り返しませんけれども、やはり一兆円減税が可能かどうかということが問題でした。それに対して昨日並びに一昨日の答弁を要約しますと、今選挙中だから差し控えたいということで肝心なところがぼけてしまったんです。しかし、総理大臣が推薦をしますと、こういう人ですから、総理がやはり責任を持っておられるわけですね。その候補者が約束したことは総理も責任を持つ、こういうことになると思うんですが、その点、総理、いかがですか……
○瀬谷英行君 最初に、同和行政の問題と、それから狭山事件に関連をして質問したいと思います。 先日、この狭山事件とは別なんですけれども、三月二十五日の新聞の報ずるところによると、大阪地方裁判所支部では財部被告に対する無罪判決を下したということが載っております。これは昭和五十九年に女の子が殺害されたという事件の被告になっていた人でありますけれども、結局その自白調書に創作の疑いがある。告白証言も不自然である。したがって、この財部被告については結論として無罪の判決が出たということなのでありますが、この種の有罪と無罪との違いは、特に殺人事件なんかの場合は天と地ほど違うわけなんです。 こういった自白調……
○瀬谷英行君 最初に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、私は東京の生まれで東京の育ちなんです。それで戦前の東京の生活をよく知っているんですけれども、戦前の東京においては、深刻な住宅問題というのは私の知っている限りではなかったんです。それで、私は生まれたところも育ったところも借家なんです。今でも借地に住んでおりまして自分の土地なんというものは一坪も持っておりません、別に自慢になることじゃないけれども。そういう環境で今日まで来ているわけです。 ところが、戦争前の東京では、父親が勤め人だったんですけれども、ともかく二戸建ての、庭がついておって木があったり池があったりして、間取りが三つなり四つな……
○瀬谷英行君 私は、大臣に所信の一端をお伺いしたいと思っております。 限られた時間でありますから端的にお伺いしますが、大体、法務大臣というポストは金集めのうまい人だとかその方面の才能のある人だとかがつくポストじゃないんですよね。よく言えば身ぎれいな人がそのポストにつく、悪く言えばやぼったい人、こういうことになるわけであります。汚職やらそういうことと縁のない人が大体つく。それだけに私は、正義感というものを法務大臣というのは十分に持ってもらう必要がある、こう思っているわけです。 昔、私ども子供のころは人殺しなんというのはめったにないことだったんですね。近ごろはざらにあるんです。このことが果たし……
○瀬谷英行君 まず最初に、総務庁長官にお伺いしたいんですけれども、先般、北方領土と北海道側の住民との間にビザなしでもって渡航するということがお互いに行われましたね。これは今後もずっと継続をしていくというふうに考えてよろしいのか。
これは、外務省と総理府と両方関係のあることかもしれませんが、一つの突破口としてお互いの渡航ということを試験的にやったというふうに考えていいのか、その点はどういうことなのか、まず見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ビザなしでお互いに交流ができるということは、交流する人たちにとっても非常にいいことだと思うんですね。しかし、これが単に一時的なものであれば余り意味……
○瀬谷英行君 今の糸久議員の質問の最後に、夫婦別姓の問題について大臣のお答えがございました。何か感情が伴う、だからいろいろと検討するというふうな御答弁だったのですが、夫婦の別姓という問題は、これの改廃について、あるいは法律問題として取り上げるのについて、感情がやはり伴っていろいろと支障があるということになるものかどうか。私なんか考える場合には、これは具体的には夫婦が同姓であろうと別姓になろうと痛くもかゆくもないことなんだ、どうでもいいじゃないかという気がするんですよ。一体どういうふうな感情が伴うのか、どこに支障があるのか、感情が伴うという後の大臣の話尾の方がどうもはっきりしないんですよね。 ……
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