瀬谷英行 参議院議員
9期国会発言一覧

瀬谷英行[参]在籍期 : 6期- 7期- 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期-17期
瀬谷英行[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは瀬谷英行参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

瀬谷英行[参]本会議発言(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 参議院本会議 第4号(1971/07/20、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ただいまの藤田君の動議に賛成いたします。

第66回国会 参議院本会議 第5号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ただいまの藤田君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの藤田君の動議に賛成いたします。


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 参議院本会議 第2号(1972/01/29、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。

第68回国会 参議院本会議 第5号(1972/02/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第34号(1973/09/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、ここに議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案並びに米田議員提案の修正案に反対の討論を行ないます。  反対の一般的な理由は、田中内閣発足以来の異常な物価高をさらに刺激をし、促進をするということが明らかだからであります。いま国民が望んでいるところは、物価の安定であろうと思います。国民が悩んでいるのは、打ち続く物価の上昇であります。卸売り物価も消費者物価も、特に田中内閣成立以来、遠慮なしに上がり続けております。ここで公共料金、なかんずく運賃の引き上げを行なうことは、物価の値上がりに拍車をかける結果となること……

瀬谷英行[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

瀬谷英行[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1971/08/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 外務大臣に先にお断わりしますけれども、日韓経済閣僚会議のことですが、韓国が「韓国首都圏の都市交通事情改善のための国鉄電化及び地下鉄建設計画に対する日本側技術調査団派遣が実現したことを歓迎し、この結果に基づいて同プロジェクト実施に必要な八千万ドルの借款供与を要請したのに対し、日本側は、これに同意するとともに、韓国側の要請により、同プロジェクト実施に必要な設計・施行監督に関するコンサルタント業務についても右借款額の範囲内で協力することを約した。」ということなんですが、これは具体的には日本側が韓国に対して、もちろん問題は国鉄の電化とか地下鉄建設計画ということでありましょうけれども、一種……

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 こういうことをやっていたんじゃ、それは罰が重いか軽いかという判断をするのにある程度輪郭を明らかにしなければならぬわけでしょう。もうすでに黒住議員については大量の選挙違反が出ているということは国民が周知しているのですよ。新聞にも相当載っているのです。いままでの予算委員会をはじめとする各委員会でこれだけ明らかになっているのを知らぬ存ぜぬでもってしらばっくれるということになると、国家公安委員長が黒住派の違反事件についてはひた隠しに隠していこうとするのじゃないか、こういうふうに見られてもしようがないでしょう。そういうことが一体許されるのですか。われわれはここでもって決議案を出しているので……

第66回国会 議院運営委員会 第5号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 われわれが黒住議員の議員辞職勧告に関する決議案を出した以上は、単に新聞の報道なりあるいはテレビの報道のみに基づいて一議員の政治的生命を左右するような問題を軽々しく取り上げるわけにいかないと思ったわけです。したがって、そのような裏づけを公式の場で国家公安委員長からはっきり言明をしてもらって確認をしてみたいと思ったわけです。ところが、これに対して昨日は、国家公安委員長は口を緘して語らない、必要以上に黙秘をされておるような印象を受けたわけです。だからこそ議事がもつれてきょうまで持ち越したわけです。矢山委員から具体的な指摘があって初めて、これを警察側として、警察の責任者として認められたと……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま、ちょっとダイヤをお借りして見たんですけれども、当該電車がすれ違うべき場所は、垣内西ポイントと垣内東ポイントの中間ですれ違うようになっておりますね。その時間が、所定の時間でいいますと十五時四十二分くらいになっておりますね、このダイヤでは。それが十五時五十八分ぐらいに停電があった。そこで事故があったのではないかという推定が成り立つわけなんですけれども、当該電車の後続電車というのは、五分ぐらいあとにそれぞれ上り、下りとも出るようになっておるわけです。そうすると、この後続電車は当然榊原温泉口と東青山両駅でもって停車をして、発車できない状態になったんじゃないかと思うのですがね。これは……

第67回国会 議院運営委員会 第7号(1971/11/06、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま与党のほうから反対の意見がありましたけれども、内容は了とすると、こう言われましたが、内容は了とするということは、それじゃこの決議案の内容を、社、公、民、共、第二院クラブに自民をつけてもよろしい――内容的にはそのように受け取れる。だから、それならば、委員会の審査に付託することについては賛成なのかどうかという問題が一つ残ります。  これはあとあとの問題ですから、たとえば実験が行なわれた、何かあったという場合に、これはもう議運でもってけりがついたということになっちゃうと困る。それと、きわめて時期的に実効が疑わしいと言われているけれども、あしたの話なんですから、昔のように飛脚が手紙を……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会 第2号(1972/03/07、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今度の、三月十五日のダイヤ改正は、一応うたい文句としては利用者の便宜をはかることになっているけれども、数々の点で多くの不満が出ているわけです。特にアンバランスがひどいというふうに私感じましたのは、なるほど地域によっては快速列車等が相当ひんぱんに運行されるようになっております。たとえば九州でいうならば門司と博多の間に特別快速というのが走るようになっているし、大阪周辺では、これは前々からではありますが、草津、京都、大阪、姫路と、この間に新快速が走るようになっている。天王寺からは奈良、和歌山にも快速列車が走るようになっているし、名古屋周辺にいたしましても豊橋から名古屋、大垣の間を快速電……

第68回国会 運輸委員会 第3号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。  いま伊部委員から質問があって地元との合意ということが問題になりましたが、地元といっても当該市の事務局との話し合いということになると、どういう人が出てくるかわからぬけれども、一年に一回か二回しか汽車に乗らないような人、当該地元の市役所の何かの課長とか部長とかいう人であって、それと話し合いをして、まあ急行を大阪から入れるからいいじゃないかということで、そこで合意したとしても、これは実際の通勤者、通学者にとっては全然無縁な相談がそこで行なわれることになる。だから、やはりいまの問題、地元との合意という場合には、少なくとも地元の地方自治体の市議会の中で交通部門を担当する部門の……

第68回国会 運輸委員会 第4号(1972/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この事故の報告書ですけれども運転局三月二十八日、それから運輸省三月三十日、両方とも「第七一一C電車運転士が船橋駅上り場内信号機の停止信号を冒進したためと思われるが、詳細調査中である。」と書いてある。結局、運輸省のは、運転局のをそのまま、まる写ししてあるわけです。その「冒進」したことによる――両方ともこういう事実を書いてある。前後の文章を見れば意味が大体わかるようなものですけれども、じゃ、「冒進」というこの二字だけをとって、これはどういう意味だかわかるかと言って、たとえばここにいる人たちに見せた場合にわかるかどうか。調査室といえどもおそらく首をひねるのじゃないかと思う。国鉄ではこう……

第68回国会 運輸委員会 第5号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この春闘の関係ですけれども、報告によると、順法闘争と称してサボタージュを続けている云々と、こういう報告があるんですけれども、現在、たとえば具体的に、ATS闘争は順法闘争でありサボタージュ闘争であるという、ふうなきめつけ方をしているのか、そういうみなし方をしているのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの闘争とこのATS闘争、何かごっちゃになってしまうといけないので、まず総武線船橋の列車追突事故の問題と安全性の問題について、この前も委員会でこれは一日取り上げられたと思うんでありますが、まず、このことについて質問をしたいと思うんですが、船橋の列車追突事故の原因……

第68回国会 運輸委員会 第6号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 質問の順序はちょっと前後することになるのですけれども、いま伊部委員から質問された問題について、私のほうからも質問してみたいと思うのです。  それは、いまお聞きすると、室蘭なり小樽というのは、もう二年も三年も前から貯炭場としての機能を停止をしているということですが、早い話が、この三年なら三年の問遊ばしていたということになるわけですね。つまり場所としては土一升金一升のような値打ちのある場所です、これは。ところが、それを何年もの間まるっきり遊ばしてあるということは、これはちょっと策がなさ過ぎるのじゃないかという気がするのです。で、いまの大臣の答弁を聞くと、至急これは考えるということなん……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般の質問で、主として北海道と本州――本州といっても京浜、関東方面との貨物輸送ということを主として念頭に置いて私は質問したのですけれども、もちろんそれは非常に重要なことだと思います。しかし、それと同時に、将来のことを考えた場合に、北海道と本州だけではなくて北方領土ですね、あるいは樺太、シベリア、こういう方面との交通ということをもっと考える必要があるんじゃないかと思うわけです。択捉とか国後とかいう島は、これからいろいろと問題になるところなんですけれども、現状では、ああいう千島列島それから樺太といったような区域との間はどういうふうなかっこうになっておるのか、定期航路等を今後考えなけれ……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  大臣もおられるし、鉄建公団からもおいでになっているので、せっかくの機会で、関連質問いたしたいと思うんですけれども、先ほど来の局長の答弁も聞いておりましたが、要するに今回の法の一部を改正する提案の理由は、大規模の住宅団地の建設に伴う輸送手段の確保だということですが、私鉄と国鉄と、こうあって、たとえば私鉄の輸送力増強対策ということで私鉄だけのことを考えておられるように聞くのですがね、具体的な問題としては国鉄と私鉄、両方にまたがるという場合もあり得ると思うのです。伊部委員の質問の中に、テレビに最近出ておったがという話がありましたが、テレビで取り上げられた問題としては埼玉県の高……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 新幹線で事故が起きて、聞くところによると、昨日大阪へ本院並びに衆議院から千日ビルの火災事故の調査のために行かれた議員が夕方の新幹線で帰る予定だったところ、事故にあって、聞きましたところでは十二時間たっぷり新幹線に乗ってきたと、こういう話だった。夜明けになってようやく東京に着いた、こういう報告を聞きました。これは、運輸委員会のメンバーには千日ビルの調査に行った人はいなかったのでありますけれども、だいぶ各委員から、一体これはどういうわけだといったような質問がございました。夕刊を見ますと、まだきょうに至ってもダイヤの混乱がそのまま継続をし、まだ完全に回復していないということであるし、ま……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/05/24、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  いまの問題で、じゃ、あしたまでに調べて答弁ということがありましたが、それぞれの筋で調べてもらって報告をしてもらう、その報告に基づいてまた再度質問する、こういうふうな扱いをしてもらいたいと思う。

第68回国会 運輸委員会 第12号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま欠陥車の問題が出ましたけれども、今回提案された法律の改正案は、軽自動車に主眼が置かれているようですけれども、こういったような検査協会の検査でもって欠陥車の発見というものはできるのかどうか、その点お伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 しかし、この欠陥車の問題は、やはり運悪く欠陥車が不測の事故にぶつかったりすると命をとられるということにもなりかねない。それで、欠陥車を発見をするために役所としても積極的な対策を講ずる必要があるんじゃないかと思うのですけれども、どうも欠陥車の問題はとかくうやむやに済まされてきたような感じがするわけであります。これをうやむやに済まさずに、欠陥車があ……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。  いままでの質疑を聞いておりますと、防衛庁側の答弁が非常にあいまいです。つまり、小柳委員の場合は、前回の防衛庁長官の言明を引用していろいろと質問しているんですけれども、答弁は、結論的に言うと、防衛庁側、海上自衛隊のほうでは、もうこれ以上のことはできませんという言い方ですよね。それから、機雷が泥の中に埋まってしまったものはこれはしかたがないんだと、こういう言い方ですね。だから、あたかもこの沈没した船も、どろの中へ埋まっている機雷にぶつかったかのように聞こえますよ。要するに、これは運輸省の分野であって、防衛庁のほうは関係ないんだというふうに聞き取れるわけです。しか……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと議事進行について申し上げたいと思うんです。  いま森中理事のほうから、国鉄の財政再建対策要綱についてこれを出せというふうに言われたわけです。衆議院の議事録を見てみましても、やはり同じことを言われているんですけれども、その中で、久保委員から、対策要綱を出してほしいと、十ヵ年計画の財政計画を出してもらいたい、それも検討した上で質問を続けたんではどうかと、こういう質問に対してさっそく提出させていただきますと、こうあるんです。だから結局、衆議院でもこの資料を提出するということが質疑を続ける前提になっているわけです。ところが、われわれのほうは、いまのところ出されたのはこれだけなんで……

第68回国会 運輸委員会 第16号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 審議に先立ちまして官房長官にお伺いしたいことが一つございます。  それは、現在、この運賃法なり国鉄財政再建のこの法律の審議を行なっている最中に、国鉄の仲裁裁定の問題に関して、公労十六条の問題が出てきたわけでありますが、一体、どういう真意でこの措置を政府としては提起をされたのか、考え方によると、現在の運賃法の審議に対してこの十六条問題を持ち出すことによってブレーキをかけるとか、あるいは圧力をかけるとか、そういうことが感ぜられるわけであります。そういう点があるとするならば、本筋の問題の審議にいろいろ影響してくるわけでありましてやり方としてはどうも解せない問題が多いので、その点を政府当……

第68回国会 運輸委員会 第17号(1972/06/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 六日、七日、本委員会で現地調査を行ないましたが、その現地調査の際に武蔵野線を見て回ったわけでありますが、この武蔵野線の浦和近辺の三俣の地域で、結局いろいろと苦心をした結果でしょうが、線路を――高架でありますけれども、二階と三階にこう分けてある。上下線を二階と三階に分けて高くしてあるわけです。その構造を見てきたんでありますけれども、ああいう構造が技術的には可能であるし、用地の有効な活用とか、空間の有効な活用という点から考えると、決して悪い方法だとは思わないんです。そこで、ああいう方法ができるとするならば、新幹線をこれから上越なり東北に建設をしようとしているときに、かなり地元で反対運……

第68回国会 議院運営委員会 第13号(1972/05/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この問題は、きわめて単純かつ簡単な問題なんですけれども、政府側の腹次第ですぐにでもまとまることですから、でき得るならば、自民党側の同意を得たいと、こう思います。 で、まず端的にお伺いしたいと思うのですけれども、恩赦に便乗して選挙違反がみんなパーになるといったようなことは、これは国民の気持ちからいっても許しがたいと思うのでありますけれども、政府側として、伝え聞くところによると、今回は、選挙違反を除外するように閣議で決定するかのように聞いておりますけれども、そういうことがあるのかどうか、そういう腹があるのかどうか。まず官房長官からお伺いしたいと思います。

第68回国会 議院運営委員会 第21号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 理事会で若干意見が出ましたが、発言した峯山君は、いま委員会の最中で出席しておりませんが、理事会でもってお互いにその点は異議のなかったところでありますので、一言申し上げておきますが、この人事案件について、各種委員の年齢がいささか高過ぎるのではないかと、こういう意見がございました。だから、やはり今後の人事については、もう少し若返りをはかる必要があるのではないかということが理事会で発言されております。理事会としては、もっともなことであるということで、個々の氏名について云々ではございませんが、一般的な問題としてこのような発言がされておりますので、以後の人事問題について留意をされるように希……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1972/09/21、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して質問したいと思いますが、いま成瀬委員のほうからいろいろお話がありましたが、すでに新幹線は、これは名古屋だけじゃないと思います、静岡でも岐阜でも類似の問題を起こしていると思います。それで、いま建設中の上越新幹線、東北新幹線がある。ところが上越新幹線、東北新幹線についても地元では相当心配をしておるわけです、一体どういうことになるか。その名古屋で起こっている問題が、じゃ埼玉県、群馬県、栃木県で起きないという保障はこれはないわけです。必ず、同じ規模で、同じスピードで走れば同じ現象が出てくるのはもう火を見るよりも明らかです。  そこで東海道のような長距離と違いまして、たとえ……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回のトンネルの事故についていろいろな解説があるわけですけれども、読売新聞の解説によれば、停車したのが間違いだった、「満員列車をいったん停車させたことが、乗客のほとんどを死傷させる決定的な原因となった。」こう書いてあります。この運転士の一時停止の判断が基本に反する間違いだ、こういうふうに書いてある。何でこういう解説があるのかと思ってずっと読んでみますと、金沢鉄道管理局の場合、「トンネル内での火災事故では突っ走れ、列車は止めるなという指導をしてきた。」こう書いてある。ところがこの注に、敦賀駐在運輸長の談話として、金沢管理局ではそういう指導をしてきたのだけれども、「辻運転士は他の鉄道……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 せっかく大臣がお見えになっておりますので、若干基本的な問題についてお伺いしておきたいと思うんですけれども、いまの北陸トンネルの問題にいたしましても、あるいは新幹線の脱線事故にいたしましても、およそ事故というのは絶対にないということはないと思うんですよ。どんなに飛行機が発達してみたところで、やっぱり飛行機はときどき墜落するわけです。それから船だってやはりときどき沈没をするし、そうしてみると、およそ走るものは事故がないということはこれはあり得ない。だから考えてみると、事故をなるべく起こさないようにするということが第一だし、それから絶対にないというわけにいかないんだから、事故が起きても……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま国鉄の輸送が順法闘争でたいへん混乱をしているわけです。そこで私も、きょうの質問の順序をちょっと変えまして、当面起きている順法闘争についてその問題点が一体どこにあるのか、その背景なり争点というものがどこにあるのかといったようなことですね、このことを質問をしてみたいと思います。  マスコミの報道だけでは、とかく現象面だけがクローズアップをされて、一体なぜこういうことになっているのかという説明は必ずしも十分じゃないと思うのですね。それでは、何が何だかわけがわからないまま乗客がもみくちゃにされて毎日を過ごしておるということになるし、そのことのために労使の間で団体交渉が行なわれているの……

第71回国会 運輸委員会 第5号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっといまの問題に関連して質問したいと思うのです。  いま江藤議員の質問に対して、公労委の果たした役割り、いろいろ聞いてみますと、結局、今回の動労の問題、今回のこの闘争について、公労委が全然無力だったということになりますね、結果的には。何も役に立たなかったということになるわけですね、結果的に。しかし、だからといって、公労委そのものは怠慢であったのか、あるいは違法であったのかということになると、決して怠慢だったというわけじゃないのだ、しかたがないのだというふうに労政局長は答えましたね、そうでしょう。そうすると、公労委自体が無力であったけれども、これはいたしかたなかったのだ、違法で……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総理府総務長官に、時間もないようでありますから、簡単にお聞きしたいと思います。  恩給、年金の問題は、非常に日本の場合、多岐にわたって複雑になっている、アンバランスがある、不合理になっている。そこで、いま小柳委員からも御指摘がありましたとおり、社会保障制度審議会の答申というもので、早くこれを統一をしろ、まとめろ、内容を改めろ、こういうことになっているわけでしょう。そうなっているにもかかわらず、答えが出ていないわけですね。答えが出ていないということは、さっきの公制審の答申と同じでね、これは答えが出ていないということは、幾ら言いわけしてもだめなんですよ。紛争が起きたところで、これは政……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっといまのに関連して。  いま杉山さんから質問のありました機雷の問題ですけどね。これはたとえば古くなるとそのままさびついちまって使いものにならなくなるとか、溶けるとかというもんなら別ですけれども、これは古くなったからといって、ほっておけば、やっぱり衝撃を受けて爆発をする危険というものはどの程度まで続くものなのですかね。やっぱりこれは永久的なものなのかどうか。だとすると、これは何とか見つけ出して処理をするという以外に、危険を除去する方法はないわけなんでしょう。だから、その場合、その危険を除去するための有効な手段というものは、運輸省として用意してあるのかどうかということですね。海……

第71回国会 運輸委員会 第12号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの小柳さんからの質問に関連して、私のほうからもちょっと聞いてみたいのです。  いま資料要求されましたけれども、この報告を見ますと、「漏油が触れたものと推定される。」と。発火の場所は機関室ということになっていますね。機関室から漏油が触れたものと推定される、要するに俗なことばでいえば油漏れです。油が漏れてそれに火がついたということになっています。で、カーフェリーがたまたま沈んだけれども、カーフェリーなるがゆえの火災ではないわけです、これはエンジンルームから発火しているのですから。これはもしもタンカーなんかであったらこれまたたいへんなことになっちゃう。それからカーフェリーでなくとも……

第71回国会 運輸委員会 第16号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  金良参考人にちょっとお伺いしたいと思うんで、いま伊部委員から何点か質問があって、そして労働省、運輸省、それぞれ御答弁がありました。その中で、伊部委員のは具体的な事実を指摘をして言っているわけなんです。ところが労働省の答弁、それからいまの運輸省の答弁は、比較的きれいごとの答弁で言っているわけです。  たとえば労働省の答弁でも、調べました範囲ではといったような前提がついているわけです。だから、一体どの程度に調査をしたのかという問題がよくわからない。それからいまも、違反がございました場合はしかるべき措置と、こういうふうに言っておるわけです。しかるべき措置というのが実効のある措……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  小柳委員の質問に対する答弁を聞いておって、ちょっとふに落ちない点があるのですね。そういう機雷なんかの場合は、当然これは処理しなきゃならないし、処理をする場合の責任の所在も明らかにしておかなきゃならぬ。さっきの海上保安庁長官の答弁によると、そちらのほうの分野ではないようなお答えなんだけれども、海上保安庁というのですから、「保安」という以上は、物騒なものは処理するというのもこれは大事な保安じゃないかという気がするのです。たとえば海軍だったら、いまで言うと海上自衛隊になるわけですけれども、海軍に昔は掃海艇というのがあった。海軍の場合は機雷を敷設する敷設艦と、それからそういうも……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。無理な注文してもしようがないですよ。やはり運輸委員会の運営を実のあるものにしたいと思うし、そのために必要な資料というものは出していただきたいと思う。だから何も出された法案についてこれを質問だけして採決をすればいいという考え方に立たないのです、私ども。われわれは一体どうしたらいいかということを真剣に考えているから、政府の府よりもっといい案をつくることができればそれにこしたことはない。そのためにこの運輸委員会のこれからのルールをまずここで確立してもらう。で、出てない答弁をここで幾ら催促してみても始まらないから、その点はやはり必要な資料を出してもらう。それから、これか……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。土地の買収費というのはこれはばかにならないと思うのです。去年からことしにかけて、田中内閣ができてから一年の間に相当上がっているわけですね。新幹線の基点になる東京、たとえば東北新幹線にしても上越新幹線にしても、あるいは成田新幹線にしても東京から出ていくわけですね。東京都内、これは無人の原野はないわけですよ。いやおうなしに民家に割り込んでいくわけですよ。もちろん国鉄用地があればそれは間に合うかもしれないけれども、そうでない場所も必ずある。それから埼玉県の場合、大宮以南といいますか、大宮から東京寄り、ここも田や畑はないわけです。民家の中に割り込んでいかなければならない。こういう場……

第71回国会 運輸委員会 第20号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ほんとうなら総論から入っていくんですけれども、各論から順繰り総論に入っていってみようと思っているんです。  ことし三月に上尾事件というのがありました。それから国電の暴動事件といったようなものもあったわけです。上尾事件についてはいろいろ背景があったと思うんですが、国鉄として、上尾事件の教訓を生かすといったようなことはどのように考えられておるのか、その点からお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 住居と輸送力の問題、これは予算委員会のときも私お聞きしましたし、総裁からもそういう答弁があったわけですよ。国鉄の輸送におかまいなしにどんどん団地ができてしまう、国鉄としては運び切れな……

第71回国会 運輸委員会 第21号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 新幹線の問題について、一昨日いろいろ質問いたしましたが、昨日の新聞には新幹線問題について、ある新聞にはかなり克明に出ておりました。委員会における答弁のほうがどうもあいまいなような感じがいたしました。  それで委員会の答弁どおりだとすると、新幹線計画というものはどうもはたして予定どおりにできるかどうかわからぬという心配があるんですが、昨日はたしか埼玉県知事が県議会の決議等を持って運輸大臣のところに陳情に来られたと思います。その内容は、大宮以南の高架等についてはいろいろ問題があるので、路線等については再度検討してほしいという意味のことであろうと思うんでありますが、一応昨日の埼玉県知事……

第71回国会 運輸委員会 第23号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  公共関係の費用の過去について、いま大臣からお話がありましたが、それならこれから先の国鉄の負担する公共的性格の費用の問題についてどう考えるのかということになってくると思うのです。そうなりますと、もう明らかにこれから先の問題として新幹線の問題がある。きのうも公聴会でいろいろ意見を聞きましたけれども、新幹線の場合は、明らかに向こう十年以内に黒字になるという見通しがないわけです。特にこれから先の東北新幹線、北陸新幹線、上越新幹線あるいは成田新幹線、これらの新幹線については直ちに黒字になるということは、東海道新幹線の場合と全然違うわけですね。そうなりますと、それらの新幹線の建設費……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/08/23、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 われわれは審議を拒否しているわけじゃない。だから委員会に入っているわけです。その点は承知してもらいたい。ただ委員会を始めるにあたって、委員長から遺憾の意の表明がありました。しかし、それは七月中七日三時三十分のあのときの問題についての遺憾の意の表明だと思うのです。しかし、あのときのあの場面は、委員長がかってに強行採決したわけじゃないわけです。自民党の木村委員のほうが火つけ役になっている。つけられたほうの委員長だけ釈明をして、つけたほうの木村委員のほうはそっちを向いて知らぬ顔をしているというわけにいかぬだろうというのが、森中委員から指摘をした事柄だと思うのです。だれが見てもこれは、あ……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 じゃあいま答弁できないわけですか。
【次の発言】 森中委員からも質問があったんですが、大臣の御答弁では、経済企画庁並びに外務省の関係だというふうにおっしゃったけれども、いつだったか私は忘れましたが、韓国のソウルの地下鉄援助の問題について、この委員会で私は質問した覚えがあるんです。そうなると、地下鉄の問題なんか、これは必ずしも外務省の問題とは言えないと思うんですね。だから地下鉄の問題等についても、これは一体どうなっておるのか。東京の地下鉄だって思うように進捗していないのに、韓国に対する地下鉄の援助ということは、ちょっと割り切れないものがあったので、この前質問した覚えがあったんです。……

第71回国会 運輸委員会 第26号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して。  政府の機関でもって国鉄に対して幾ら出すかということを判断をすると、こういうお話なんですが、国鉄に対する政府のいままでの出資というものが極端に少な過ぎたということから加瀬さんの質問がいろいろと展開されているわけなんです。具体的に言いますと、新幹線の問題、この間私も言いましたけれども、総理大臣は、東北新幹線が今度八戸回りにきまったと、八戸経由で青森に抜けるようにきまるということであれば、日本海新幹線を考えなきゃならぬという考え方を打ち出されているようですね。こういう考え方が具体化されるという可能性があるのかどうかという問題が一つあります。いままで出されておる新幹……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 料金の問題で、ちょっと関連して質問したいんです。  いま御答弁によると、運賃というのは特定の地域から特定の地域までのまあ運び賃が運賃ですね、運賃というのは運び賃と書くから。ところが料金のほうは、特急料金とか急行料金とかいうのは時間的な問題だと、こうおっしゃったでしょう。つまり二時間かかるところを一時間で行くと、だから急行料金というのを徴収するのだと、こういうのですね。急行というのは急いで行くと書くんですからね。そうすると、急いで行く場合には、二時間のところを一時間で行くという場合に急行料金を取るというのは理屈はわかる。ところが時間が同じだった場合には急行料金を取る理由はなくなっち……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの問題について関連して質問したいと思うのです。  新幹線の問題ですがね。現実に知事会議等でも問題になっているわけですね。いま総裁の答弁によれば、この新幹線公害については十分な配慮をしたいという趣旨のことなんですけれども、いままでの委員会において質疑をやってきた過程の中では、新幹線の公害対策というものが必ずしも十分ではなかったように聞き取れるわけです。ずいぶんこまかく質問しましたけれどもね。そこで私も、前に質問していたことは、新幹線の幅十一メーター五十というのはぎりぎり一ぱいだろう。そのぎりぎり一ぱいのところへもってきて、せいぜい国道が四メートル、そのままの規格でいけば民家の鼻……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 タクシー会側の不当労働行為的な運営の問題について、若干質問したいと思います。  内容は埼玉県の武蔵野交通というタクシー会社なんでありますけれども、これが運転手との間のちゃんとした雇用契約を結ばずに運転手を使い、これは一日四千円とか五千円とか、こういう金を全納させて、ガソリン代、故障代、オイル代等を運転手が負担をすると、こういう形でもって、上前をはねるようなことをやっておるわけですね。およそこのような事業形態というのは、あまり聞いたことがないんでありますけれども、道路運送法に違反をするというようなことがはっきりすれば、当然この道路運送法で登録を取り消しをするなり、事業の停止をさせな……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの鈴木先生の御質問に関連して、私のほうからちょっと質問したいのですが、過般の春闘の際に、国電の暴動事件の際に、計画的に組織的に電車をとめて、窓ガラスを凶器を持って破壊して回ったグループの中に国士館大学の学生がおったといったような情報を組合のほうに持ってきている人がいるわけなんですが、そういういわゆる乗客の中ですね、乗客の中でその制服が明らかに国士館の学生である、こういう情報を提供した人がいるわけです。それで、これは警察のほうで当時の国電暴動事件のそういう一番最初のきっかけをつくった者をつかまえていないと思われるので、確めようがないわけです。しかし情報としてはそのような情報が間……

第71回国会 予算委員会 第3号(1973/03/15、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。
【次の発言】 上尾駅というのは、私は利用者の一人として現状を非常によく知っているわけです。そこでこの暴動事件は、平素の状況から考えれば、起こるべくして起こったとも言えると思うんでありますけれども、この事件の背景を考えると、多くの問題があると思います。  まず第一点としては、いま小林さんなり横川さんとの間でやりとりがありましたけれども、労使の紛争解決の手段が現状のままでいいかどうかということが一つ。いま総務長官のほうから一生懸命やっておられるという話なんですが、すみやかにと言ったって、去年からそういう話があるんですよ一去年からすみやかにと言っている。年が明けてしまったん……

第71回国会 予算委員会 第4号(1973/03/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 田中簿美子議員の質問が、要求した資料がそろわないということでありますので、予定を変更して、私が先にやることにいたします。古本屋で売っている資料が国会で提出できないという話がそもそもおかしいんで、これは十分に心してほしいということを冒頭に申し上げておきます。  前の矢追委員の質問にも関連いたしますので、若干お伺いいたしますが、卸売り物価上界の原因について、先ほど通産大臣からいろいろと御説明がありました。昨年に比べて九・二%上がっておるということでありますが、セメントの話が出て、羊毛の話も出てまいりました。そこで綿糸と生糸はどうかということもこの際お伺いしたいと思うんです。場所による……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君  最初に、フィリピンの戦没者慰霊碑の問題で質問したいと思うんです。  聞くところによると、三月二十八日に、ルソン島に日本人の戦没者慰霊碑を建てる、その除幕式が行なわれるということなんでありますが、問題はその慰霊碑の性格でありますが、厚生省の予算で三千万円決定し、土地はフィリピン政府から提供されたということですが、日本人の戦没者慰霊碑ということになると、なかなか問題が起きてくるんじゃないか。これはどちらかというと、日本とフィリピンの戦争犠牲者、両方の合同慰霊碑という性格にしたほうが穏当ではないか、こういう気がするわけであります。そこで、この問題については、田中一議員のほうから先般質……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に外務大臣に質問したいと思いますが、先般の北方領土問題についての川村議員の質問の際に、総理大臣から、北方領土問題と同時に解決しなければならない問題として竹島と尖閣列島があるというお答えがあったわけです。この竹島と尖閣列島についてまずお伺いしたいと思いますが、現在この両島はどういう状況になっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、現在もなお、韓国は竹島を不法に占拠していると、こういうことですか。
【次の発言】 だいぶ、日韓国会のころ、やはりこの問題で質問したような記憶があるんですが、そのときから全然進展してないわけですよね。外交上の経路により調停によって解決……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  いまの成田新幹線の問題ですけれども、お答えを聞くと、全然目安が立たないのですね。空港のほうも、いつ開港になるか、ちょっとはなはだ心もとない状態ですけれども、成田新幹線に至っては、全然これは見通し立たぬということですね。国鉄総裁のいまの御答弁によると、まあ、十年あるいは十五年たてば黒字になるかもしらぬようなお話ですけれども、それは成田空港と東京だけを結ぶということで、なおかつ黒字になるという計算なのか、成田空港だけではとても見込みが立たないから、途中にニュータウンか何かこしらえて、駅をもう一つこしらえて、そこの人も運ぶと、こういうことを計算に入れての黒字ということなのか。……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 空港問題に関連して私のほうから質問したいと思います。  大阪空港の問題できわめて重要な判決が明らかにされたわけですけれども、大阪の空港――私は大阪が地元じゃありませんので、めったに大阪空港というのを利用したことがありません。しかし、それでもごくまれに利用したときに、これはえらいところに空港があるなということを実感として感ずるわけなんです。したがって将来の問題として何とかしなきゃならぬだろうということは、しろうとが考えたって想像がつくと思うんです。  そこで関西空港が一体どこに建設をされるべきかということを政府として考えなきゃならぬじゃないかと、こういう気がするんですね。それからそ……

第72回国会 運輸委員会 第10号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いしますが、この法律案、結局はどう考えてみても飛行場がある限りは騒音問題はしょせん解決しないと思うわけです。周辺整備機構でいろいろのことをやってみても、もとのほうがやはり規制されない限りは、結局はたいした効果はないんじゃないかという気がするわけです。  そこで問題は、特に民家の密集地帯の中にはさまっている形の大阪空港のような場合ですね、この伊丹の大阪空港を今後このまま存続をしていくのか、あるいは廃止するのか、こういうのが一番大きな問題になると思うのです。廃止をしてしまうということになれば、陳情されているもろもろの問題、これは一挙に解決してしまう。存続をするということにな……

第72回国会 運輸委員会 第11号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総裁にまずお伺いしたいと思うんですけれども、一昨日の委員会で、大臣にはこのことを聞いたんですけれども、国鉄の民営論の問題です。たまたま航空騒音の問題で大阪空港のあり方が問題になりましたので、事のついでに一昨日運輸大臣にお聞きしましたところ、運輸大臣としては、国鉄民営についての話はまだ総理からは聞いていない、またそれらの問題について検討するということもやっておらぬと、こういうお話だったんです。しかし予算委員会でもって田中総理が国鉄民営論を考えるかのような答弁をしたあとで、国鉄民営論は思いつきであると言うのはこれは不勉強だと、こういう言い方をしているんですね。つまり念を押して総理大臣……

第72回国会 運輸委員会 第12号(1974/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表し、修正案に賛成、原案に反対の意見を表明するものであります。  反対の第一の理由は、今回の改正案の提案の経過を見ますと、運賃改定延期の基本方針の決定にあたって、運輸大臣及び国鉄総裁は全くつんぼさじきに置かれ、大蔵大臣と政府の一部首脳によって全く政治的に決定されており、国鉄の財政再建の責任は、一体どこにあるのか疑わざるを得ないのであります。このことは、国鉄の当事者能力を全く否定するものであると同時に、第七十一回国会の審議経過から見れば、この提案の経過は、国会軽視というよりも、無視したものと言わざるを得ません。それに最近は、田中総理により、運輸省、国鉄を飛び越え……

第72回国会 運輸委員会 第13号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 簡単に若干質問いたしますが、大臣のいまのまとめの答弁で、抽象的にはわかったような気がいたしますけれども、若干提案理由の説明から、非常に回りくどい表現をしているので、この点についてちょっと質問をしてみたいと思います。  まず最初に、国内船の建造船台を適切に確保することがなぜ困難になるのか、許可制の延長との関係でなぜ困難になるのかというのを、一言でいえばどういうことなんですか。
【次の発言】 もっとわかりやすく言えば、外国から発注された外国船の建造というものが先行してしまうから、日本の国内船を建造する場所がなくなってしまうと、したがって、それらを調整するんだと。つまり国内船を建造する……

第72回国会 予算委員会 第2号(1973/12/11、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大幅な物価の上昇が続いている日本経済の現状は、憂慮すべき異常な状態であるということは総理も認めておられます。じゃ、どうすればよいかということを考えるには、原因を正しく把握をする必要があると思います。原因と、それからこの物価高の特徴は一体どうなのか、インフレということばを用いるかどうかは別として、総理の見解をまず冒頭に明らかにしていただきたい。
【次の発言】 総理の所信表明演説では、海外的な要因が多分にあるというふうなニュアンスがあったわけですが、海外的な要因と内部成な要因と比較をして、どちらがより多く今日の物価高を招いたというふうにお考えになっておりますか。


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各種会議発言一覧(参議院9期)

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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/08/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 午前中の質問に関連して念を押しておきたいと思いますことがあるので、この点を冒頭にお伺いしたいと思うんですが、航空法の改正の問題であります。航空法の改正の問題については検討するというようなお話がございましたけれども、ただいまの二木委員の質問に対して、運輸大臣は航空局を航空省に昇格をさせるということをも含めて検討をするということを言われた。その航空法の改正の中には、たとえば航空省を設置するという構想があるのかどうか、念のためにそのこともあわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 庁でも省でもいいんですがね、要するにいまは局なんです。局じゃなくて庁にすると。何か私は航空省というふう……

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 じゃ私のほうからその点について簡潔に聞きたいと思うんです。  その生産性大会をやめさせるのかやめさせないのか、問題は。いろいろややこしいこと言いません。まごまごすると血の雨が降るかもしれないというこの大会をやらせるのかどうかということです。やらせたいと思っているのかやめさせたいと思っているのか、どっちなんですか。
【次の発言】 自殺者だとか発狂者がたくさん出てくるということは大問題ですよ。きょうの夕刊にも出ておりましたけれども、本社の監察局の大城監察役が、自宅のベランダから飛びおり自殺をはかって即死した、こういう記事が出ております。先ほどお聞きしたんですけれども。しかも、新聞によ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまお述べになったことに関連して、私からちょっと質問したいと思います。いま伊部委員が質問されたのは、貨物と旅客とのアンバランスのことを取り上げられておるわけですね。経営別の成績を見ますと、昭和四十五年の場合は、鉄道の旅客収入が八千四百億、貨物収入が大体二千五百億です。昭和三十二年当時のいわゆる黒字のころは、旅客収入が千六百億で貨物収入が千五百億ぐらい、一対一なんです。それが昭和四十年くらいになりますと、旅客収入が四千億に対して貨物収入が千九百億、これは二対一になり、それが四十四年でもって三対一、四十五年ではもう三分の一よりももっと三・何対一くらいに旅客収入と貨物収入の割合がうんと……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/07/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 澤公述人に対する質問は、いま私が聞こうとしたことについてもある程度お答えいただいたわけでありますが、ただ岡本議員の見解とだいぶ食い違ったわけです。いま岡本議員のほうは、御質問の中では、貨物輸送に対する不信感ということを強調されたわけですね。つまり俗なことばで言えば当てにならないといったようなことからそうなったんだと、その中にはストライキということも言われた。年じゅうストライキが行なわれているということも付言をされたけれども、澤公述人のお話によれば、制度上もしくは構造上の問題である、貨物の赤字は、というふうに一言でいえば聞き取れるわけです。岡本議員の発言によれば、これは経営手腕の問……

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 力石参考人にお伺いいたしますが、過剰流動性の吸収の方法ですけれども、いままでこの予算委員会、衆参両院を通じての総理の答弁、あるいは大蔵大臣等の答弁から、どのようにお感じになっているか。つまり、この吸収の方法として、われわれはちょっと手ぬるいような印象を受けているわけです。で、予算面で重点をどこに置くべきかということを一口に言えば、力石参考人としてはどのようにお考えになっておられるか。それが一つと、それから、今後の問題として、まあ円の切り上げ、あるいはドルが下がるといったようなことは、もうこれが最後だというふうには言い切れないことだろう、今後もこれはあり得るということをわれわれとし……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 埼玉県の朝霞に積水化学という工場があるのですけれども、ここで従業員の中に鉛中毒の患者が出たと、こういう問題があります。これは、同じ公害関係の病気でも、水俣病だとかあるいはイタイイタイ病だとか、そういったようなショッキングな症状ではないために、どちらかというと今日まで見過ごされてきたのではないかと、こういう点があるわけです。患者に私もいろいろ話を聞いてみましたが、自分でも鉛中毒ということはわからぬわけですね。それで、どうも胃がもたれるとか、からだがだるいとか、頭が痛いとか、疲れるとか、あるいは腕がしびれるとか、そういったような症状が出てきて、医者にみてもらうと、リューマチじゃないか……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般、フィリピンのラグナ州カリラヤ公園で、フィリピン戦没者の慰霊碑の除幕式が行なわれたということでありますが、この新聞報道によりますと、「現地民の不満残し除幕式」と、こういうふうに報ぜられているわけです。今後の問題等もあるわけですから、現地民の不満を残した除幕式というのはちょっとひっかかるわけですけれども、この碑の文面ですね、どういうかっこうになっているのか。それから現地の新聞の論調等はどういう書き方をしているのか、それらの点について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 四月一日の朝日新聞の解説によると、斎藤特派員の報道で、現地のフィリピン人の中に 「楽しいことではない」と……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、明治百年記念事業の森林公園、これが埼玉県にことし完成をしようとしておりますけれども、この森林公園が最高十万の人出を予定をしているということなんですが、現在までにわれわれが調べた範囲では、この森林公園ができ上がっても、ここに至る道路以外には鉄道の便はないわけでございます。したがって実際に十万の人が押しかけると仮定をすると、どうやってその人を運ぶのか、道路はそれこそパンクをしてしまうんじゃないか、鉄道は全然ないということだと、国家的な事業として森林公園をこしらえても、いたずらにその付近の道路の渋滞を招くだけになってしまう、これはちょっと無責任じゃないかという気がするわけです。……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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