このページでは瀬谷英行参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○瀬谷英行君 最初にモザンビークの問題でちょっとお伺いしたいと思います。
モザンビーク国際平和協力業務の実施について、四月二十七日閣議決定ということでございますけれども、具体的にはモザンビークにどういう理由でPKOを派遣するということを考えておられるのか、どのように現地でもって対応するつもりなのか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、モザンビークというところは、我が国の大使館もない、わかりやすく言えば縁もゆかりもないような国なんですよね。距離はどのくらいあって、気候はどんなところで、内戦の状態はあるのかないのか、カンボジアのように危険はあるのかないのか、そういう点も端……
○瀬谷英行君 昨日から、この問題についていろいろの論議を聞いておりますと、何といっても話が仮定の問題だとか抽象的なことばかりなんです。だから、なかなか論議がかみ合わないというような面が出てまいります。 しかし、この条文からいうと、「長官は、外務大臣から外国における災害、騒乱その他の緊急事態に際して生命又は身体の保護を要する邦人の輸送の依頼があった場合には、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において、航空機による当該邦人の輸送を行うことができる。」要するに、自衛隊の飛行機を使ってあるいは軍用機を使って危険な目に遭っている在外邦人を救い出す、こういう内容なんですね。 じゃ、その場合の騒乱、災……
○瀬谷英行君 最初に、先般所信表明が防衛庁長官から行われました。そこで、順序といたしまして、大臣の所信表明について質問したいと思うのでありますが、かなり長いこの所信表明、六月の三日でございます。一つ一つやっていきますと日が暮れますので、かいつまんでやります。 この冒頭に、アジア・太平洋地域の情勢はこうだとか、あるいは日本の近辺はこうだとかということでありますが、「極東ロシア軍の存在は軍建設の先行きの不透明さもあり、この地域の不安定要因と認識しております。」と。この地域の不安定要因というのは具体的にどういう意味なのか、そのことについてお伺いしたいと思います。
○瀬谷英行君 私は、昨日、沖縄へ基地問題で党の方から行ってまいりました。昨日ときょうと二日間にわたって沖縄にあるアメリカ軍基地というものをいろいろと視察し関係者と話をしてくる、こういうのが目的でしたけれども、きょう委員会が開かれることになったので、きのうだけで切り上げまして、けさ一番の飛行機でこっちへ戻ってきたわけであります。 それで昨日は、P3Cの問題のある本部町、それから実弾演習が行われている金武町、あるいはまた基地の中に村が埋没したような格好になっている読谷村、こういうところを回ってまいりまして、つぶさに地元の、例えば読谷の村長さんとか金武の町長さんから生々しい話を聞いてまいりました。……
○瀬谷英行君 最初に、この委員会審議の進め方についてちょっと考えたことがあるのであります。 きょうも理事会を開いていろいろとこれから先の審議の審議日程についてお話しいたしました。ところが、先送りをするわけにはいかない状態にありながら、衆議院の審議がいろいろとごたごたしてこっちへ来るものが来ない、こういう状況があるわけです。そして、来ないうちにこっちで先にやるわけにはいかないし、かといってずっとゆっくりやろうじゃないかというわけにもいかない。特に給与なんかの問題は、なるべく早く可決をしなければならぬということはだれしもが考えているところです。こういうふうに参議院の審議というのは、今までもそうで……
○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国家公務員等共済組合法等の一部を改正 する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきで ある。 一 産業構造等の変化に対応できる長期的に安 定した年金制度を確立し、制度間の給付と負 損の不均衡の是正を図るとの観点から、平成 七年を目途とする公的年金制度の一元化に向 けて精力的に検討を進め、共済年金……
○瀬谷英行君 質問の順序を若干変えまして、官房長官は記者会見等の都合があるということでございますので、官房長官に一問だけお伺いしたいと思います。 先般八日の委員会で官房長官にいろいろ御質問がございました。それはこの閣議決定の問題です。必要によって閣議決定をやる、やるかやらないかという多少の幅が持たされているのでありますが、八日の委員会における質疑の中では、原則としてやはり閣議で決定をしてもらうのが本当じゃないのか、事は重大だから、こういう意味の質問が多々ありました。それに対して官房長官からお答えがございましたが、そのお答えに対して板垣さんからまた再度御質問がございまして、総理からの答弁がござ……
○瀬谷英行君 最初に私は官房長官にも質問したいと思っておりましたが、衆議院の方へ連れていかれてしまいましたので、かわって防衛庁長官に質問をいたしたいと思います。 十一月三日の読売新聞に憲法改正というのが大々的に出ておりました。その後、ジス・イズ・読売という本にも「憲法タブーに挑戦を」と、こういう記事が出ております、冒頭に。自衛隊について言うならば、「四兆七千億円、約五百億ドル強の軍事予算を使う自衛隊は、国際的に立派な”陸海空軍”のレベルにある。」、こう書いてあります。そして自衛隊の英訳を「逆和訳すれば、当然に自衛”軍”で、憲法第九条二項の”陸海空軍その他の戦力”ではないとするのは、合理的な解……
○瀬谷英行君 恩給の金額は年々変わってきているわけですけれども、私の父親が明治の終わりのころに郵政関係のところに職を奉じて、昭和二十年、終戦の年に退職をしているんです。そして恩給をもらうことになったんだけれども、御承知のとおり昭和二十一年、二十二年と、あのころは毎年どんどん物価が上がりました。その物価に比べてもらう恩給というのは、今具体的に覚えていませんけれども、これはひどいじゃないかというふうに私は言われたんですよ。これじゃもらいに行く足代の方が余計かかってしまうというようなそういう意味のことを言われた記憶があるんです。恩給がこれでいいんだろうかという疑問をあのころ持ったんですね。自分が恩給……
○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。 一 阪神・淡路大震災により被災した恩給受給者については、その被災の状況にかんがみ、恩給証書の再発行、受給権調査の実施等につき特段の配慮を行い、恩給の受給に支障のないよう努めること。 一 恩給年額の改定については、国家補償としての恩給の性……
○瀬谷英行君 今回の阪神大震災に関連して質問をしてみたいと思っております。 板垣さんの質問に対して防衛庁長官から、今回の一つの教訓として、地方自治体の危機管理体制の強化というものは非常に大事なことであるということが先ほど答弁されました。私ももっともだと思ったのであります。 では具体的にはどういうことかというと、地元の地方自治体がやはり直撃を受けておるわけです。直撃を受けて、県庁でも市役所でも犠牲者を出しているわけです。そういう状態ですから、どこが中心になって自衛隊の派遣を要請するにいたしましても、自衛隊の方に対して具体的に状況判断ができるような内容が連絡をされないと自衛隊だって困ると思うん……
○瀬谷英行君 私は、手近な問題からちょっと取り上げてみたいというふうに思っております。 実は私の父親が、もう十七年前に亡くなりましたけれども、関東大震災を体験しまして、私も実は関東大震災の体験者です。体験者といったところで、当時四歳でしたから余り詳しいことは覚えておりません。しかし、四歳であっても、ほかのことはよく覚えていないんだけれども、この大震災のことだけはよく覚えているんですよ。 その瞬間は何をしていたかというと、おもちゃの電車を持って畳の上を転がして遊んでいた、突如として体が宙に浮いた、それは上下動で浮いたわけじゃなくて、母親が私を横抱きにして表へ飛び出したということであります。そ……
○瀬谷英行君 既に今までの質問でいろいろなことが言われてまいりましたけれども、まことに私ども今まで経験したことのないようなことばかりです。特に最近は、地下鉄でもって毒ガスがまかれた、さらに警察庁長官が狙撃された、一体二つの事件は関連があるんだかないんだかそれすらもわからない。まことに気持ちの悪い話です。 そこで、こういう事件はやはり犯人を一人でもつかまえないと捜査の糸口がつかめないと思うんですね。その場合に、地下鉄の場合は恐らく複数で行われたのであろう、だが警察庁長官狙撃事件というのはどうやら一人でやったようだと。ただ、ここの場合に、どうしてあの犯人をつかまえることができなかったんだろうか。……
○瀬谷英行君 私の質問は時間がかかりません。安心してください。 原子力については、私は絶対に安全ということはないと思っております。危険で物騒だと思っていれば間違いない。気をつける以外にないんです。 それで当委員会で、当委員会といってもそのころは何委員会と言ったか、外務委員会だったかやっぱり座ってやったんです。外務委員会で強行採決が行われて、与野党入り乱れて大変な騒ぎになったことがある。それは日韓大陸棚協定の問題だったんです。 簡単に言えば、日韓両国で大陸棚、九州の西の方と韓国の南の方になりますかこの辺の日韓大陸棚というところで、そこを掘ると石油が出る、海底油田の鉱脈がある。だからここに投……
○瀬谷英行君 今の問題にちょっと関連して、過剰包装対策について小富山参考人にお願いしたいんですけれども、確かに我々、例えば贈り物をもらったって、包装紙をとって箱があって、その中へ入っている菓子をまた紙でくるんでいる、こういうのがあるんですね。だけど、我々箱や紙は食えないんだから、中身だけでいいと言ったって、中身だけ買うわけにはいかない、消費者の立場として。そういう過剰包装対策というものを一体具体的にどうしたらいいかということ、その点についてお答え願います。
○瀬谷英行君 松岡さんを中心として、ちょっと一般的な問題でお尋ねしたいと思うんです。 私は大正八年の生まれなんですよ。だから、恐らくこのメンバーの中じゃ最年長だと思いますけれども、私が小学校や中学校にいた時分は、学校が終わってから塾に行くという習慣がなかったんです。学校が終わってうちへ帰るとかばんを置いて遊びに行くというのが、私だけじゃなくて、ほかの連中もみんなほとんどそうだった。 ところが、今お話を聞いてみると、十二歳から十七歳までのティーンエージャーのうち、三時間もボランティア活動をやるということを聞いてびっくりしたんです。それからまた、この表、アメリカの子供たちの一日というのを見たら……
○瀬谷英行君 我々は、やはり五十年後、五十年前あるいは百年後、こういうふうに刻んで物事を考えてみる必要があると思うんです。 今確かに、電力会社は原子力が大事だということのPRを一生懸命やっています。電力会社にしてみれば、そろばん勘定して原子力ほど大事なものはないと言いたいところなんでしょう。しかし、片方はどうかというと、北朝鮮で燃料棒を出したの入れたのというだけで地球がひっくり返るような騒ぎをしている。そして、経済制裁をやらなきゃいかぬというようなことを一生懸命言っているわけですよ。 相手が弱いと思うと、かさにかかっていろいろと重箱の隅をつっつくようなことも言いたくなるんだろうと思うけれど……
○瀬谷英行君 社会党の瀬谷であります。 最初に黒川先生からお伺いしたいと思っております。 今いろいろとお伺いしておりましたが、単に復旧じゃなくて復興が大事だということを言われました。もっともだと思うんです。何といっても、復旧ということになるともとのもくあみになるおそれがあるし、いろいろと土地問題に絡んで難しいことがあると思うから、これはやはりかなり英断を持って立派な都市計画というものを立てて、そして昔よりもっと立派な都市づくりをやるということが行われないと、これは何にもならないというふうに思います。 そこで、いろいろと考えていってみますと、そうは言ってみても、道路なんというのはそう簡単に……
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