このページでは瀬谷英行参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○瀬谷英行君 昨日、憲政記念館でもって首都機能移転シンポジウムというのが行われました。首都を移転しようという問題なんですね。この問題にどういう方が出られたかというと、基調報告には八十島義之助さん、これは国会移転調査会の基本部会の会長さんです。それから、司会がNHKの横島さんで、パネリストとしては国連大学の猪口さん、ジャーナリストの兼高かおるさん、評論家の堺屋太一さん、経団連の副会長の鈴木精二さん、連合事務局長の鷲尾さん、こういった方々が出席をされて大変に中身の濃い議論が展開されましたが、一口に言うと、首都を移転させなければいけない、首都機能の移転を急ぐべきである、こういうことだったわけでありま……
○瀬谷英行君 私は、年齢的にももう古い方ですから戦前の東京都民でもあったわけです。戦前と戦後を比較してみますと、明らかに戦後の東京は病的な肥大化をしちゃっています。 戦前の東京都というのは暮らしやすかったんですよ。昭和の初めから戦争が始まるまで、そのころの東京というのは、例えば土地問題あるいは住宅問題という悩みはなかったんですね。どこへ行っても勤め人は自分の月給の範囲内で貸し家を探すことができた。それからまた、公務員であろうと会社員であろうと定年まで勤めれば東京都内にうちの一軒や二軒はつくることができるようになっていた。そのうちも底つき一戸建てのうちがつくれるようになっていたんですよ。だから……
○瀬谷英行君 この間の北海道のトンネルの落盤事故なんですけれども、あれはいろいろ報道についても問題があるようです。何か責任者を一生懸命見つけているような、だれが悪いんだということを探そうと思っているようなそんなような報道の仕方もあるんですね。 しかし、考えてみると、ああいう巨大な岩盤が急にどすんと落っこってきて、そしてトンネルを踏み割ってしまった、こういう事故ですから、不幸にしてあそこに居合わせたのはバスであろうと乗用車であろうと、あるいは大型の戦車であろうとやっぱりっぷされちゃったんじゃないかという気がするんです。五万トンとかいうふうに言われましたね。あの岩、目方をはかってみたわけじゃない……
○瀬谷英行君 先手を打たれて、賛成をしていただくように、こういうふうに言われました。私も、趣旨についてはもっともだと思うんです。 ただ、船というのは、この売買の場合には商品ですから、だから一般の購買者の心理とすれば、いいものを安く買えるということであればそこへ飛びつくと。スーパーで買い物をする人だって、あっちの店がいいとか悪いとか安いとかいうこしが人気を左右するわけですから。そういう原則があるんですけれども、ダンピングも防止しなきゃならない。 船の場合は特に、この場合には百トン以上何万トンまであるわけでしょう。そうすると、ピンからキリまでなんですよ、本当に。この船をどこの国が注文して、どこ……
○瀬谷英行君 この委員会で今まで質疑応答で論議が行われました中で、私聞いておりまして非常にもどかしい思いをしたことがございます。それは竹島の問題でした。 前回、何名かの方から御質問がありました。この竹島問題は、随分昔からこの領有をめぐってトラブルの材料になっているような気がするんでありますが、政府側の答弁としては同じことが繰り返されているわけです。しかし、近々橋本総理大臣も韓国を訪問される、あるいはまたサミットに出席をされる、国際会議という舞台に立たれるということなんでありますから、出先でもって何回も同じことを繰り返していても一向に前進しないわけですね。こういう問題は、政治的に解決の方向に向……
○瀬谷英行君 ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私、瀬谷が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの青木君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に寺澤芳男君を指名いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷であります。私は、実は東京生まれで東京育ちなんです。それで、戦前の東京でずっと育ってまいりました。年齢的には宇野会長さんと大体似たり寄ったりなんです。 そこで、今振り返ってみますと、昔の東京というのは住みやすいと思いました。地方からどんどん東京へ来る、東京へ来れば仕事もある、給料ももらえるというようなことで、魅力があったんです。それから環境もよかったんですね。何で環境がよかったかなということをいろいろ考えてみましたけれども、割合と余裕があったんですね。土地問題とか住宅問題とかという、そういう悩みがなかったんです。 それから、東京に働く人はそんなに通勤に時間をか……
○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。 本日は、衆議院から送付をされました法律案に関連をして、提出者の方においでを願っておりますので、まず提出者にお伺いしたいと思うんであります。今、東京の人口がどうなっているのか。戦後、激増しまして、まさに超過密状態にあると、こう言っても間違いはないと思います。それが東京だけではなくて、東京周辺の関東各県も同様になってきているわけです。 私は埼玉県出身でございますけれども、東京で生まれて東京で育ちました。埼玉都民というふうに言われるんですけれども、埼玉から東京へ通う人が一日百万と言われているんですよ。だから、一日百万というと地方における県の人口に該当するく……
○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山崎順子君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に梶原敬義君を指名いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山崎順子君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に梶原敬義君を指名いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 私は、先ほどの質問の中で横尾議員が三井三池の問題にちょっと触れられて、大牟田の市内ではJRと西鉄が並行して走っていて、これがまだ踏切を使っておると、こういう話を聞いたんですが、私のところも、高崎線と秩父鉄道と、新幹線は踏切に関係ありませんけれども、一緒に走っているところがあるんです。 昔はそんなに踏切がとまりっ放しということはなかった。ところが、最近はダイヤが過密になってまいりまして、それから列車のスピードも速くなっているということになると、往々にして踏切でもって車がとめられてしまうことがあるんです。一々勘定したことがありませんけれども、乗用車が二十台ぐらいずらっと並ぶんですよ……
○瀬谷英行君 限られた時間でありますので、なるべく簡潔に質問いたしたいと思います。 今回のナホトカ号の事件でありますけれども、めったにない事件ではあります。しかし、やたらと起こっては困る事件なんですね。 それで、今まで聞いた範囲内では、ナホトカ号の船体自体が大変にもう老齢で廃船に近い船だったということ、それから、船首の部分が日本に流れ着いたのでこれを詳細に調査してみると、鉄板も薄くなっておるということです。どのくらい薄くなっているのだか、ともかく、あの大きな船にしてはブリキ板みたいに薄くなっちゃっているんじゃないかと。だから、これが波の荒さに耐えられなくて結果的にはぼっきり折れて沈んでしま……
○瀬谷英行君 限られた時間でございますのでなるべく端的に御質問したいと思っておりますが、まず基本的な問題として交通安全という立場から若干の質問をしたいと思います。 たまたま今、戸田議員から「のぞみ」の話が出ましたから私もちょっと振り返ってみたいと思っているんですが、「のぞみ」と「ひかり」でもって幾らも時間は違わない。違わないけれどもスピードは違う。ひとつ乗り比べてみようと、下りでは「のぞみ」に乗って、帰りには「ひかり」に乗ってみようということをやったことがあるんですよ。そのために乗ったわけじゃないんで、事のついでだったけれども。そして感じたことは、発車早々から揺れが違うんです、「のぞみ」の場……
○瀬谷英行君 これからリニアモーターカーの問題について、ちょっと質問をしたいと思っているんです。
というのは、ともかく長期債務というのは大きなお荷物になっています。親の代の借金をしょって、清算事業団というのはこれは何とかしなきやならないという問題に直面しているのでありますけれども、その中で、余り金のことは心配しないで一生懸命研究をやっているのがこのリニアモーターカーなんですね。
そこで、この実験の現状とか、あるいは進捗の度合いとかというものについてひとつ御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 このリニアモーターカーの目標なんですが、一体いつごろからどういう構想でもって走らせるという……
○瀬谷英行君 話は古くなりますけれども、十年ほど前に分割・民営をめぐっていろいろと論議が行われました。メンバーがすっかり当時と運輸委員会は変わってしまいましたけれども、私は生き残りの一人みたいなもので、十年前のことをまだ覚えております。 そこで、その当時の国鉄改革、未来を開くために分割・民営といったようなことを内容にした監理委員会の答申が出たわけですよ。それで、これをやれば国鉄はよくなる、こういうようなことだったのでありますけれども、現状は、長期債務なんてものは理想的にいけばなくなっているわけなんだけれども、なくなるどころかだんだんふえてきて二十八兆などと言っております。 けたが違うんです……
○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷でございます。 私は、けさのニュースから取り上げてみたいと思うことがあるんですが、首相官邸の建設、再建はしばらく延期をする、こういうニュースが一つ。それから、回収見込みのない融資をした会社の責任者が逮捕されるというニュースが一つあります。これからどの程度進展するかわかりませんが、きのうは予算委員会で参考人においでを願いましていろいろと御意見を聞いたんですが、それは野村証券と第一勧銀の参考人だったんです。だから、余り建設的な意見じゃなくて専ら弁明のための御意見を拝聴したんですが、きょうはそういう心配はございませんので、建設的な御意見だけをひとつお聞きしたいと期待を……
○瀬谷英行君 短い時間でありますから、端的に結論から私は申し上げたいと思うんです。 日本に来る観光客は、先般運輸省の資料を拝見してみましたら三十何番ですね、少ないんです。もちろん、これは距離的なハンディもあると思うんです。しかし、今は昔と違って飛行機というものができたから、何十日もかかって日本へ来るというようなことはないんですから、そうすると距離的なハンディはある程度克服されている。 では、どうしたらいいかということになると思うんですが、私はやはり外国人の日本に対する好奇心を助長する、日本に行ってみたいな、こう思わせるようにしなければなかなか来ないと思うんですよ。それはどうしたらいいかとい……
○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中曽根君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に千葉景子君を指名いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 私は、実は東京で生まれて東京で育ったんです。戦前の東京というのはよく知っているんですよ。我々が子供のころ、環状線の中でしたので、今の豊島区、それから文京区、こういうところを転々としてきました。 そのころの東京には住宅問題というのはなかったんです。貸し家を探して歩くというとどこかで見つけられる。ほどほどの貸し家を見つけてそこに入ると。私の父親なんかはそういうところに学生の下宿人と、自分は勤め人だったけれども、一軒借りて自炊をして暮らしてきた、こういう経験があるんです。 それで、そのころの物語としては、公務員であれ、あるいは会社員であれ、定年まで勤めて退職金でもって家が一軒建てら……
○瀬谷英行君 私は、「首都機能移転の経済性」の中に「最大限人口六十万人・所要面積九千ヘクタール」、こう書いてありますけれども、九千ヘクタールはともかくとして、人口六十万人で間に合うのかどうかなという疑問をちょっと持っています。 ということは、私は埼玉県ですけれども、二日に東京へ通勤する人が百万人いるんです。それから、新幹線も高崎とか宇都宮というのは東京から百キロなんですね。新幹線ができた当初は高崎や宇都宮から乗る人は余りいなかった。それが最近はもう高崎、宇都宮からほぼ満員の状態で列車が、新幹線が運んでいるんです。それから、千葉県は新幹線はありませんけれども、そのかわり千葉へ行く道路が、これは……
○瀬谷英行君 私は先般就任されました小里総務庁長官にまず伺いますが、総務庁長官の仕事は、特別の専門の仕事はこうだというふうに必ずしも限定されていないと思うんです。非常に多岐にわたる仕事だと思うんです。 それで、今までの論議の中で天下りの問題がいろいろ出てまいりました。要するに天下りというのは、俗に言えばうまいことやって閑職について余計な金をもらう、そういうのが多かったのでは国家のためにならないだろうと、こういうようなことなんですね。そこで、そういう意味からすると、マイナス面はそうかもしれないけれども、天下りだけじゃなくて、天上がりという言葉はないけれども、そういうようなことだって考えなきゃい……
○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。 私の北海道についての知識は、振り返ってみますと、私の両親が明治の生まれであります、今日もう亡くなっておりますけれども。父親がその兄弟と一緒に若いときに北海道に渡っているわけです。そして、父親だけが兄弟と別れて東京へ来て暮らしを立てるということになりました。 北海道に関する知識といいますと、中学生のころ不思議に思ったのは、我々は東京に住んでいて内地とか外地とかという言葉は余り使いませんが、北海道の親戚、いとこなどと話をする中で内地という言葉が非常に多く出てくるんです。内地とは何だろうと思いましたら、結局、内地と外地というふうに分かれてしまいますから、こ……
○瀬谷英行君 今、竹村さんが質問をされた問題に若干関連をいたしますけれども、私は、官房長官に御出席いただいたから、総理にかわった立場でもって、内閣全般の考えなきゃならない問題について質問したいと思っているんです。 今、竹村さんの質問の中で、特殊法人の問題が出てきた。あるいは総会屋の問題、きょうは午前中の本会議で、実は商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の改正案についての趣旨説明があり、質問があったわけです。それで、大森礼子さんが質問されたんですが、あの方は非常に早口だったものだからよく聞き取れなかった点もあるんです。そこで、そういう点は官房長官からじっくりと答弁をしてもらい……
○瀬谷英行君 私は、東京で生まれて東京で育ちました。関東大震災は四つのときに体験しました。そして、後で関東大震災関係の資料を私の父親が集めて、今でも持っているんです。 それを見ますと、東京のいわゆる下町の方は、特に浅草近辺を中心として十万からの人が死んでしまった。それで、一人一人の身元がわからなくて束にして火をつけて焼いてしまった。その焼却した後のお骨が山のようになっている、そういう写真もあるんですよ。 ところが、私が住んでおりました、今の文京区ですが、文京区あたりではあの下町のように大火災が起きなかった。それから、今でも覚えているのは、すぐ向かい側のうちは屋根がわらががさっと土煙を上げて……
○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷です。 今の角田議員の質問にちょっと関連をするんだけれども、昔、都電の停留所の近くでたまたまガソリンスタンドが火事を起こした。そうすると、電車がみんなとまっちまうわけですよ。店員がバケツで水をかけたぐらいじゃどうにもならないということを思い出したんです。それで、もし阪神大震災のような災害が突然起こった場合に、東京のような過密地帯でガソリンスタンドが火を噴いたらどういうことになるかなと、こんな余分なことまでちょっと考えちゃったんです、これはこの法律とは直接関係ありませんけれども。 この法案自体については特に改めて反対をする理由はないと思っています。三年を五年にす……
○瀬谷英行君 官房長官、一言だけ聞いておいていただきたいと思います。 きょう朝から防衛庁を省に昇格をするという話が出ているんですよ。それに関連して、私の方から一言だけ、これはだれが答弁をしていいのかちょっと難しいと思ったものだから、聞いていっていただきたいと思います。 防衛庁を省に昇格をさせろということは、わかりやすく言えば防衛庁長官じゃなくて大臣という名前にしろと、こういうことになるわけですよ。だけれども、内容的に変わりがないということであれば、名称だけであれば工夫すれば問題解決の方法はあるんじゃないかと思うんです。 例えば大臣という名称をやめる。行革の問題がいろいろ取りざたされており……
○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。 いきなり本論に入りますけれども、一般職の職員の給与の改定に関する人事院勧告といったような内容があって、「政府としては、その内容を検討した結果、人事院勧告どおり改定を行うが、指定職俸給表の適用を受ける職員については、改定を一年延伸することが適当であると認め、」と、こうなっておりますね。何で一年延伸することが適当なのか、ちょっと私は理解に苦しむんです。一年延伸することが適当なら、二年延伸することはなお適当になってしまう。そういうものではなかろうという気がします。 ともかく、払うべきものを払わないで能率だけを上げろと言ったってそれは無理な話です。私は、人数……
○瀬谷英行君 社民党の瀬谷です。
最初に、新幹線の関門トンネルにおける事故について御報告をいただきたいと思います。
今まであそこを私も何回かくぐったことがあるけれども、あそこで事故に遭ったということはもちろんないし、余り聞いたこともなかったんです。どうして水が漏れたくらいでとまってしまうのか。ほかのトンネルと比べて特殊な構造になっているのか、上が海だから塩水がやっぱり落ちてくるようになっているのかななんて思ったりしたんですけれども、その辺のところをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その事故の原因並びに事後の対策といったことについてお伺いしたいと思うんです。
○瀬谷英行君 社民党の瀬谷です。 今までの質疑の中で大分いろんなことがわかってまいりましたけれども、こういう事故の場合には、危険防止ということが何より必要だろうと思うんです。あらかじめこういう事故を想定してといったって、これはなかなか難しいです。例えば競馬馬だって、幾ら優勝回数が多くたって、ある程度年をとるというとそうは走れなくなる。ああいうものは外見上でわかるけれども、船体なんというのは水の中に沈んでいる部分が多いから、外見上すぐわかるというわけにはいかないと思うんですよ。 そこで、先ほどもお話がありましたけれども、東京湾の中にも危ないところがあって、それを知らせるためにはどうやって知ら……
○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷です。
この現行法を制定した当時は昭和二十六年なんですね。約半世紀前なんです。だから、手続上の問題についていろいろと改正を加えて簡略化するという趣旨についてはもっともだというふうに思いますから、私はそれはそれなりに結構なことだと思うんです。
この中で、検査対象外の軽自動車及び小型特殊自動車を除く、こういうふうにあります。この検査対象外となっている軽自動車と小型特殊自動車とは具体的にはどんなものをいうのか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 煩雑な手続をなるべく省略していくということは、自動車が今日のように普及をしてきた以上はこれはやむを得……
○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に牛嶋正君を指名いたします。(拍手)
○瀬谷英行君 私はたまたま生まれも東京だし、ですから戦前の東京も知っているし戦後の東京も知っているんですけれども、戦前の東京というのは割合とスリムで住みやすかったんですよ。人口は今の半分ぐらいだったでしょう。過密問題というのはなかったんですよね。 ところが今は、一つの具体例を挙げると、一日に東京へ通勤する人たちが埼玉県だけで百万を超しているわけですよ。それから、神奈川県、千葉県あるいは茨城県、山梨県等からそれぞれ百万近い人が通勤をしているわけです。これは極めて不自然な状態だと思うんです。まさに人間でいえば超肥満体なんですよ。お相撲さんの、一人にして八十キロや百キロじゃないんです。一人でいうと……
○瀬谷英行君 関東大震災が一九二三年ですが、私が生まれたのは一九一九年、したがって関東大震災は四つのときに体験しました。ただ、体験をしたと言っても、そのときの状況を正確には覚えていない。正確には覚えていないけれども、畳の上でおもちゃの電車を転がして遊んでいたときに突然体が宙に浮いた。母親が私を横抱きにして表へ飛び出した。飛び出した瞬間に向かい側の二階家の屋根から屋根がわらが土煙を上げて落下をしてきたわけです。土煙を上げて落下をしたそのちょっと早く、そこの家の奥さんが裸で飛び出したんです。裸で飛び出したというのは、今と違って服装が違いますから、まだ九月一日は暑いときだったのでその奥さんは腰巻き一……
○瀬谷英行君 今までの御意見を伺っておりますと、片方参考人が反対であるということを明確におっしゃっておりますが、まずどこが悪いのか、どうしたらいいのか、条文的にはどうやったらいいのか、問題点を指摘していただければ幸いであると思います。
それから、神田参考人は、法律はおくれがちである、政令にすべてをゆだねたのではどういうものだろうか、こういう疑問を示されております。ここもまた、法律の盲点といいますか、そういう点があってはならないということは確かだろうと思うんです。その点についてもお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私は関東大震災を東京で体験しました。と言っても、四つのときですから余り正確……
○瀬谷英行君 私は、この恩給法の改正というのは非常に話が古いので、果たしてこの金額が妥当なのか妥当でないのかという判断のよりどころがわからないわけです。だから、結局は今の時代に合わせてこのぐらいがいいじゃないかというアバウトでもって決めざるを得ないだろうと思うんです。 そこで、軍人恩給についてちょっと私もお伺いしてみたいと思うんですけれども、大将、中将くらいになりますとそう簡単には行けない位なんです。だけれども、下の方を見ますというと兵まで書いてあるわけですね。兵が百三十七万四千三百円。私の記憶では、陸軍の二等兵というのは月給が五円五十銭だったんです。その五円五十銭の月給は今や仮定俸給年額百……
○瀬谷英行君 限られた時間ですから端的に御質問申し上げたいと思います。 先般、国土審議会が開催されました。国土審議会の方からいろいろな資料を提供していただいて、これからの日本の未来像というものが示されております。私は大変よくできているなと思いました。それを一つ一つ申し上げる時間はありませんから、端的に申し上げますけれども、その中で気になったことが一つあります。それは、きょうの委員会でも話が出てまいりましたけれども、政務次官の増員に関連をして、危機管理という問題が出てきました。 危機管理とは具体的にどういうことかというと、我々が過去においてどんなことがあっただろうかと思うと、ずっと昔二・二六……
○瀬谷英行君 ただいまもいろんなお話が出ましたけれども、問題は私はモラルの問題だと思うんですね。一片の法律、法令でもって何とかできるのならこんな簡単なことはないと思うんです。しかし、どんな法律をつくったって、抜け道を探して悪いことをやろうと思えば、悪い人間ほど知恵があるからなかなか難しいんですよ、実際問題として。 この一年間にいろんなことが出てまいりましたけれども、汚職の関係が多かったんですね、多過ぎたんです。これはもう野村、山一、大和、第一勧銀、大蔵省から日銀から、日本のエリートと言われる人たちが支配をしている機構の中でもって行われたことがばれてしまって、そして新聞種になっているということ……
○瀬谷英行君 私は、特に最近、年少者の犯罪というのがマスコミをにぎわすようになったということで、少年法の問題について質問をしてみたいと思います。 元来、法律というのは国民を守るためにあるものだと思うんですけれども、悪事を働く者が法律を盾にとってその罪を免れるというようなことになったのではよくないと思うんですね。その意味で、最近の年少犯罪というのはかって我々が聞いたこともないようなことが出てきておるわけです。 例えばナイフなどというものは持ち物検査をして持っちゃいけないとかなんとかいろんなことを言うことがはやっておりますけれども、ナイフを持っちゃいけないなどということは我々が小学生のころは言……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。