上田耕一郎 参議院議員
15期国会発言一覧

上田耕一郎[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-14期-|15期|-16期-17期
上田耕一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上田耕一郎参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

上田耕一郎[参]本会議発言(全期間)
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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 参議院本会議 第20号(1992/06/06、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました内閣総理大臣宮澤喜一君問責決議案に賛成し、石井議員の反対討論に反論する討論を行います。  第一に、宮澤総理は、憲法違反の国連平和維持活動協力法案をあくまで成立させようと、昨年十一月二十七日の衆議院での強行採決に続いて本院でもPKO特別委員会で行われた強行的審議中断を容認し、存在してもいない採決を支持してその成立を図るという議会制民主主義の恥ずべきじゅうりんを行っています。  日本国憲法は一切の戦力の保持を禁じており、自衛隊は憲法違反の存在であります。さらに、憲法は前文で全世界の国民の平和的生存権を確認し、第九条は「武力による威……

上田耕一郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

上田耕一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 決算委員会 第1号(1989/11/01、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、この数年激しくなった北海道とか秋田とかあるいは長野それから和歌山、奈良、高知などで、米軍の三沢のF16、それからミッドウェー艦載機などが物すごい超低空訓練を行っているんですね、その問題と条約上の根拠、これを取り上げてお伺いしたいと思うんです。  これは日本だけでなくて、アメリカ本国だとか西ドイツだとかで今ひどくこういう訓練を行っているんですけれども、どういう目的でこういう危険な訓練をしょっちゅうやらなければいけなくなっているのか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私の質問をよく聞いて答えてほしいんだな。今の答えはもうちょっと後で言わなきゃいけない。  何で……

第116回国会 建設委員会 第2号(1989/11/30、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、光が丘の公団住宅のパチンコ店の出店問題と東京湾の臨海部のウオーターフロントの大規模開発計画、この二つを取り上げたいと思います。  今まで公団の問題では、家賃問題とか建てかえ問題で上からの官僚的押しつけの体質があるということで論戦をやってきたのですけれども、この問題は今度は非常識な、非文化的体質をどうも住都公団が持っているということのあらわれで、こういうことが先例になるとまた大問題だと思うので、取り上げたいと思います。  これは、光が丘の二十五階の住宅棟の一階の半地下のところにかなり大規模なパチンコ店の出店で住民が非常に反対しておりまして、自治会並びに管理組合二十五あるうち……

第116回国会 予算委員会 第3号(1989/10/24、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 初めにサンフランシスコ地震の問題について、ベイブリッジの一部落下、高速道路の崩壊や多くの死者など、予想を超える被害を出しましたが、建設省、この問題での教訓をどう受けとめておられますか。
【次の発言】 今の構造上の問題のほかにもう一つ埋立地の液状化、これがあるわけですね。  国土庁にお伺いします。南関東の直下型地震については、中央防災会議の専門委員会もある程度切迫性があると指摘しておりますが、南関東の直下型地震が起きた場合の液状化問題をどう見ていますか。
【次の発言】 東京都の港湾局の去年の調査ですと、対象五区の東京の埋立地、液状化が発生しやすい地域は何と三六%ということになって……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 建設委員会 第1号(1990/03/26、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 今回の措置は、累積特別損失の交付金一括交付と、もう一つ、これからの補給金の平準化と二つ入っているわけですね。それで、補正予算関連としては二点目の方は切り離すべきだと思うのです。野党間ではそういう意向もあったのですけれども、日本共産党を除く異例の国対的経過もありまして、それもなかなか難しく、しかも、この夜の極めて短時間の不十分な審議ということになったことについては遺憾の意をまず表明したいと思います。  現行法の特別損失制度ですね、後年度に繰り延べて六年据え置いて五年分割で二〇〇〇年、平成十二年までに補てんするというやり方だったのですね。ところが、今度のは特別損失を一挙に解消しよう……

第118回国会 建設委員会 第4号(1990/05/24、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 今度問題になっております八六年から始まった東京の地価暴騰というのは、世界でも日本の東京でだけ起きたという点で非常に特異な性格を持っているんですね。しかも、若干去年は少し下がったけれども、大阪圏初め全国に広がる、それがはね返ってまたことし東京が上がるというような状況で、ですから大都市圏に住んでいる国民にとって被害も非常に大きい。だから、特異な性格を持っていて非常に激しくて被害が大きいという点では、国民的課題の最大のものの一つだと思うんです。そういう性格なので、なかなかなまはんかな取り組みでは恐らく解決は難しいと思うんです。そういう点でぜひ、国土庁、建設省、それから我々国会の側も、……

第118回国会 建設委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、公共事業の赤字受注の問題、それにかかわりのある三省協定賃金の問題で質問したいと思います。  まず、建設大臣に基本姿勢をお伺いしたいんですが、先ほど望月建設経済局長が、今の技能工不足を解決するために若い人が入れるように努力をしなきゃならぬ、そう言われました。中建審の第三次答申を受けて、建設省は三年間の構造改善推進プログラムをつくられました。この中でも最も早急に業界全体で取り組むべき課題として、若者にとって魅力ある建設業ということを述べておられます。課題として、月給制とか賃金水準の向上等々、労働条件の改善を挙げているんですね。建設労働の中には六Kという言葉があって、つまり六つ……

第118回国会 建設委員会 第6号(1990/06/12、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 きょうは公団の建てかえ問題について質問いたします。  建てかえが始まって五年目で今大きな曲がり角にぶつかっていると思うんです。 これまでも何回か取り上げてまいりましたけれども、きょうは中間総括的な質問をしたいと思うんです。  第一に問題になるのは、臨調路線が破綻したということです。第二臨調が発足したのは八一年ですけれども、八三年の最終答申で土地の高度利用、新しい住宅需要への対応ということで建てかえを始めたわけですね。私は、これは情勢判断も政策も全く間違っていたということがその後の経過ではっきりしてきたと思うんです。まず、例えば八二年七月三十日の第三次基本答申、どう書いてあるか。……

第118回国会 建設委員会 第7号(1990/06/14、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 この改正案の元法は今から十五年前の七五年に制定されまして、当時、日本共産党は反対をいたしました。私、十六年この建設委員を勤めさせていただいておりますので、そのときに質問をしております。議事録を引っ張り出して読んでみたのですが、当時私どもの態度は、この法律案は区画整理、それから住宅街区整備、二つの促進区域を定めて、それで結局市街化区域内の農地の面的開発を強要しようとするものだということで反対をしたわけです。私も三点挙げまして、一、市街化区域の農地つぶし、二、何とか大都市の緑地を残そうとしている自治体の政策と努力を無視している、三番目はやり方が強権的である、主にこの三つの問題を挙げ……

第118回国会 建設委員会 第9号(1990/06/21、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 この改正案は、三つの新制度、住宅地高度利用地区計画と用途別地区計画、それから遊休土地認定勧告制度、これをつくろうというものですが、三つ目の遊休土地認定勧告制度は、さきの国土利用計画法改正における投機的取引規制と同じように抜け道も多いし効果も疑問がありますけれども、改善には違いがない。これは厳正な運用を期待したいと思います。  問題は最初の二つです。いずれも何とか住宅要求に対応しようという意図はわかるんですけれども、この委員会でも再三強調してまいりましたが、地価の暴騰で持ち家中心の政府の住宅政策の破綻が非常に明らかになって、低家賃の公共賃貸住宅の大量建設ということこそ政府の責任な……

第118回国会 予算委員会 第19号(1990/06/06、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、今、日本の政治が問われている問題たくさんありますけれども、きょうは時間も限られておりますので二つの問題、一つは核持ち込みの疑惑、もう一つは深谷郵政大臣の問題を取り上げたいと思います。  首都東京の横田基地で五月二十二日から延べ十一日間、空母ミッドウェーの艦載機E2Cの夜間離着陸訓練が行われました。私も現地に行ったんですが、基地それから公団の羽村団地それから福生市の市役所の屋上で、いやもう大変なもので、夜七時から九時まで何と二機が一分半置きにもう最高八十六ホンで飛ぶんですからいやもう本当驚くべきもので、周辺住民はもとより福生の市長さんも訓練中止を要求している。平和憲法を持つ……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 決算委員会 第閉会後5号(1990/11/28、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、長良川河口ぜき問題で、環境問題と利水問題の二点を取り上げて質問します。  私、昨年十二月に質問主意書を出しましたし、八月の二十二日には鯨岡元環境庁長官、社会党の岩垂寿喜男代議士などとともに現地を見ましたし、岐阜市での国際シンポジウムにも参加しました。地球環境問題、今大問題になっていますけれども、その一つとして非常に大きな問題になっていることはよく御存じだと思うんです。超党派の「長良川河口堰問題を語る会」、ここで、建設省・水資源公団は建設工事一時中止、改めて環境アセスメントを行うとともに、地元関係者などと話し合いをすべきだと決議をいたしました。現在、この決議に二百五十名以上……

第119回国会 予算委員会 第1号(1990/10/22、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 日本の岐路のかかっているような重大問題なのに、余りにも泥縄式で、余りにも無準備、無責任な答弁が続いていて、本当に憂うべき状態だというふうに思うんですね。これまでの質疑でも、国連平和協力法案なるものが、国連という衣の下からアメリカの戦争への協力と憲法違反の自衛隊派兵というよろいがのぞいているんじゃなくて、もうむき出しになっているということが非常にはっきりしてきたと思うんです。  私、八分しかございませんので、少し具体的に法案に即して、そしてけさからの質疑の流れに即して幾つか質問したいんですが、まず、この法案の三条の一にある「国連決議の実効性を確保」という非常にあいまいな言葉で、猛……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 決算委員会 第閉会後8号(1991/06/26、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、今問題になりました過労死ともかかわりのある長時間残業、サービス残業、ただ働きですね。それを銀行のケースと、その銀行を指導監督する立場にある労働省自体の問題について、時間があれば取り上げたいと思うんです。  地価暴騰のあの元凶となったいわゆる放漫な不動産投資、それからイトマン事件、さらに巨額の損失補てんや暴力団との癒着と、今証券会社、銀行の隠された暗部から不祥事が続発しています。社会的批判も強まっていますが、銀行におけるサービス残業、これは賃金不払いですね。非常に深い病根の一つだと私は思うんです。  まず、法的規制の問題をお聞きしたいと思うんです。欧米諸国では残業の規制は法……

第120回国会 建設委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 多摩川水害判決、それから長良川河口ぜきの環境庁長官発言などについて質問したいんですが、きょうは短時間なので私も簡潔に質問しますが答弁も簡潔にお願いしたいと思います。  午前中の審議で多摩川水害についての最高裁判決について、大臣は、具体的な審理が不十分で差し戻しされたものと、そう答弁をされました。それから近藤局長は、差し戻し審においても瑕疵がなかったと主張するという趣旨のことを言われたんですね。  しかし、この判決は非常に厳しいもので、例えば原審の判断は是認することはできないと、はっきり書いてあるんです。それから、この原審判決は国家賠償法二条一項の解釈適用を誤り、ひいては河川の管……

第120回国会 建設委員会 第3号(1991/03/07、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 大塚建設大臣は、土地、住宅問題で我々と立場は違いますけれどもなかなか見識をお持ちで、「中央公論」「世界」などにも書かれておりますし、それからいつかの港の国有財産払い下げ問題では、区長、区民とともに反対運動をなさって、私も同席したことがあるんですが、そういう方が今度の住宅公団問題では、先ほどの公団総裁のお話、報告ですと、二月十三日に解除届が三件、御本人もおわびを申し上げるということがあったこともあって、いろいろ経緯はあったようですけれども、やはり重要な問題だと思うんですね。住都公団の指導監督に当たる立場でございますので私も極めて残念に思う次第でございます。そこへ今度のような問題が……

第120回国会 建設委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 農住三法に対する質問の前に、私ども日本共産党の態度について述べておきたいと思います。  私どもは、都市の緑を守る、それから大事な野菜供給の役割を担っている都市農業を守るという立場で、宅地並み課税に反対してまいりました。この三法についても農住利子補給法には制定及びその後の改正いずれも賛成してまいりましたが、農住組合法は制定の際反対、いわゆるあめ法――宅地化促進法については制定及びその後の五回の延長にいずれも反対してまいりました。  農住組合法は今回初改正になりますので、今度慎重に検討いたしました。七百の目標が十五しかできないという惨たんたるありさまで、これは残しておいても大して害……

第120回国会 建設委員会 第5号(1991/04/02、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 幾つかの問題を御質問したいと思います。  長期目標と五カ年計画の目標との整合性の問題について、前回都市公園等整備法のときにも質問したんですけれども、下水道の五カ年計画も同じ状況があります。長期目標としては二十一世紀初頭が普及率九割、二〇〇〇年には七〇%、これは都計審の目標もそうなっておりますし、日米構造協議の最終報告でもそうなっていますね。六次五計で四四%に、この七次五計で五四%、一〇%引き上げられる。調整費を全部使っても五五%だということになると、第八次五計では長期目標達成のためには一五%ということになるわけですね。これは果たしてできるんでしょうか、お伺いします。

第120回国会 建設委員会 第6号(1991/04/09、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、公団の建てかえ問題についてお伺いします。  今度の一斉地方選挙でもやっぱり住宅問題というのが最大の争点ということになっておりました。例えば、東京の知事選挙ではそれぞれの候補者から三十五万戸、五十万戸、七十五万戸と公約が出まして、政策インフレーションだということを新聞でからかわれたりしたことがあったんですね。  昨年の住宅宅地審議会の答申で良質の公共賃貸住宅の供給、これに重点を置くべきだ、それから高齢化社会に対する対応、これも非常に重視せよというのが出たわけであります。公団も建てかえによる高家賃化、これに対する批判が非常に強かったということから、地域リロケーション住宅の導入……

第120回国会 建設委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 生産緑地法改正案の第二条の二で「都市における農地等の適正な保全を図ることにより良好な都市環境の形成に資する」と書かれているわけです。都市農地の緑地としての意義、それが都市計画で初めて認められた。やっとここまで来たかという感が深いんです。  建設大臣にお伺いしたいんですが、二十年かかったんですね。昭和四十四年に新都市計画法で線引きが行われる、四十六年から宅地並み課税が問題になり、四十八年に施行される、さまざまな経過が御存じのようにありました。生産緑地法、これができる。それから、長期営農継続農地制度も生まれる。都市近郊農民の必死の運動とそれから近郊農地の意義を非常に重視する世論、日……

第120回国会 建設委員会 第8号(1991/04/23、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 駐車場不足が大きな社会問題になっている現状で、駐車場の附置義務の強化とあわせて道路事業としても、沿道利用型の駐車場を整備する今度の法案改正は積極的な意味を持っていると私たちも思うんです。  まず、整備目標についてお伺いしたいんですが、先ほど石渡議員の質問に対して都市局長が、ちょっと数字の聞き間違いもあるかもしれませんが、現在駐車場法に基づく駐車場が百五十九万台分ある、三十五台について一台分だ、目標としては今後五年間に自動車三十台当たりに一台の駐車場をつくる目標だ、そう答弁されたようですけれども、そうしますと、これはちょっと計算してみると五年間に二十五、六万台になるんではないかと……

第120回国会 建設委員会 第9号(1991/04/26、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 参考人の方々、御苦労さまです。  私は質問時間が十分ですので簡潔にお答え願いたいと思います。  石原参考人は御発言の中で、特に地価の高騰の問題、生活困窮者の問題、これは公団としては限界があるので国の政策に期待するというふうに言われた。私もかなり同感のところがあるんですけれども、同時に公団としてもまだやれることがその二つの問題についてもあるんじゃないかと思っております。  まず第一に地価問題ですけれども、御発言の家賃部会での討論の経過の中で、地代相当額は昭和六十三年で八%だ、だから大したことないという意見が多かったというふうにおっしゃった。で、自治省は次の固定資産税、平成六年度、……

第120回国会 予算委員会 第7号(1991/03/05、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、九十億ドルと憲法問題についてお伺いしたいのですが、その前に大塚建設大臣の問題を若干お伺いします。  問題になったのはあなたの衆議院支店の口座ですけれども、大和銀行衆議院支店にあなたの名義の口座をお持ちでしょうか。
【次の発言】 私どものところに寄せられた情報によりますと、その口座は大塚雄司名義、口座番号〇二二六五二七とありますけれども、そうでしょうか。
【次の発言】 その情報によりますと、リクルートの献金、昭和六十年十二月二十八日百万円、六十一年四月二十六日三千万円、十二月二十六日三百万円、六十二年七月二十四日三百万円、六十三年七月二十七日三百万円で、合計四千万円になって……

第120回国会 予算委員会 第9号(1991/03/20、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 まず初めに、前回お約束いただいた大塚建設大臣に対するリクルート献金についての調査結果を官房長官から御報告いただきたい。
【次の発言】 大塚さんにお伺いします。  建設委員会でもお伺いしたんですが、あの建設委員会の夕方TBSテレビで、疑惑として浮上した四千万とは別に、一千万円の裏献金が東京都台東区にある有力地方銀行東京支店の口座で数回あったという報道がありましたが、このことについて。それからもう一つ、あなたは記者会見で、政治資金については第一勧業銀行に口座があると言われたと報道されていますが、この二つについてお伺いします。


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 建設委員会 第2号(1991/10/01、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 昨日、新しい借地借家法が成立いたしました。私どもは反対だったんで、残念だったんですが、成立した時点で、短い時間ですけれども、建設行政としてこの問題にどう対応していくかということを取り上げたいと思います。衆議院の議事録を拝見すると、清水民事局長が借地・借家法の歴史についてもいろいろ答弁されています。明治二十九年に民法制定。それで、借地・借家の権利が非常に弱いということが大問題になって、日露戦争後、明治四十二年に建物保護法ができる。それから第一次大戦後、大正十年に借地法、借家法ができる。第二次大戦中の昭和十六年に正当事由がつけ加えられる。そして今日に至っているんですけれども、清水民……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号(1991/09/03、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私、この証券スキャンダル問題をずっと調べまして、構造、仕組みにやっぱり問題があると思います。  第一に、金融政策までアメリカ言いなりという日米関係の卑屈な仕組みがあります。バブル経済というのは、大蔵大臣も何度も言われているように、八五年九月のプラザ合意から始まっている。あそこから急速な円高になりますわな。それでベーカー財務長官から頼まれて公定歩合まで引き下げる。五回にわたって引き下げて最低二・五%。西ドイツは半年ぐらいだったのに日本は二年三カ月続くわけですよ。日銀が出動してドルまで買う。それで円資金、マネーサプライが膨れ上がって土地と株に回っていくんです。それで、大企業、銀行、……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 建設委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 山崎新建設大臣に対する私の初質問なんですけれども、住都公団の建てかえ問題を取り上げたい。  私、この問題は八六年以来六回質問していまして、きょうは七回目なんですけれども、今の日本の非常に大きな社会問題になっていると思うんです。建設省も住都公団も努力をされていることは私どももわかります。地域リロケーション住宅、それから七十歳以上の方に対する特別措置を五年を十年に延ばすとか、都営住宅についてもこういう要望も取り入れて、もちろん努力を認めるんですけれども、やっぱり最大の問題の家賃の三倍化という高家賃問題というのは解決してないんですね。  例えば二十三区の世田谷の西経堂で、今度対象にな……

第122回国会 予算委員会 第3号(1991/12/13、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 十二月八日は、真珠湾攻撃、マレー半島上陸の五十周年記念でございました。  十一月二十六日に日本政府に手交されたハル・ノート、この内容は、中国から撤退せよ、満州事変前に戻せということと、日独伊三国軍事同盟、これを事実上無効にせよという内容が中心だったことを見ても、この太平洋戦争に至る十五年間の推進力となった大きな問題は、一九三一年の中国東北地方侵略と一九四〇年の日独伊軍事同盟結成、この二つが大きかったと思います。 ですから、我々はこの十五年戦争からどういう教訓を引き出すかということが最大の問題だと思います。  外務省にお伺いします。  十五年戦争でアジアの諸国民に与えた被害、特に……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 決算委員会 第2号(1992/05/25、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 諫山議員が取り上げた修正申告書を税務署の署員が勝手に偽造するというのは異常な例だと思うんですけれども、私は氷山の一角じゃないかと思うんですね。とにかく、徴税の強化、これが八〇年代から非常に厳しくなりまして、公的文書偽造までいかなくても、修正申告を強制的に押しつける。それができない場合は推計課税で勝手に更正処分を三年分がけてくる等々、私は前に取り上げましたけれども、かなり深刻な状況になっているんですね。  それで、国税庁にお伺いします。  各国税局で税務署の調査員の勤務評定に修正申告あるいは更正処分の件数だとか金額、これを基準にしている。つまり、目標を割り当てたり、示唆したりして……

第123回国会 建設委員会 第2号(1992/03/27、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 ことしは六月一日からブラジルのリオデジャネイロで地球サミットが開かれるわけであります。環境問題が全人類的な規模で見直されなきゃならぬということです。国連環境計画のトルバ事務局長は、今度の地球サミットは人類が生き残れるかどうかのラストチャンスだ、そうまで強調しているんですね。ですから、日本でも環境問題を、十年、二十年前に考えた開発プランで考えられたレベルでなくて、新しいレベルで見直すことが求められていると思うんですね。  これまで、開発優先の計画が特に環境問題で破綻してしまった例が幾つも出ています。中海干拓はもう中止に追い込まれていますね。長良川河口ぜきは、建設省が頑強で近藤局長……

第123回国会 建設委員会 第3号(1992/04/07、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、きょうは分譲マンションに対する公的支援の問題、これは予算上も非常に大事な問題なのでそれを中心に質問したいと思います。  全国で分譲マンションは二百万戸を超えたと言われていて、例えば東京の場合は四十万戸。東京の木賃住宅が八十万戸ですから、土地政策上も非常に重要な役割を果たし始めていて、それに対する公的支援が問題として各方面から今提起されているんですね。  初めに住宅局長、概算要求で分譲住宅に対して駐車場の補助を出したんだけれどもどうも大蔵省がオーケーと言わなかったらしいんですが、建設省がそういう分譲マンションの駐車場に対する補助が必要だと思った理由はどういう点にありますか。

第123回国会 建設委員会 第4号(1992/04/16、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 国民生活に必要な公共施設などの用地を自治体が確保するための先買い権の強化、これは必要なことだと考えていますが、幾つか問題がありますので、質問をさせていただきます。  九〇年度の先買いの実績、これは先ほども猪熊委員が問題にされましたが、調査室の資料の三ページに数字が出ています。対象となった土地の件数を見ると、届け出の土地は七〇%、ところが成約したものは、件数、面積ともに九九%が買い取り申し出の土地ということになっています。申し出られた土地については八六%が協議成立、ところが届け出の土地については協議成立はわずか〇・二%で、協議の通知自体が届け出件数の二%になっています。  伴局長……

第123回国会 建設委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 今回の法律は、東京一極集中の激化に対する対策として、東京に集中した産業業務機能の地方分散とその受け皿としての地方の拠点都市の一体的、総合的な整備を推進しようとするものとされています。 勉強すればするほど、調べれば調べるほど、この法案は非常に重大なものだと思うんです。日本の国土計画にとっても、今後の産業にとっても、また地方の発展にとっても、非常に大きな影響を与えるもので、相当慎重で全面的な審議が必要な法案だと思うんです。  まず、私はこの法案の基本性格について質問したいと思います。  新聞はこの法案について平成版列島改造という名前を既につけていますが、私は、一体この法案が日本自身……

第123回国会 建設委員会 第6号(1992/05/21、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 三人の参考人の方々、貴重な御意見をありがとうございました。  伊藤参考人にまずお伺いしますが、二番目、三番目の都市の歴史的伝統的都市空間を大事にしたいと。大変示唆の多い発言で私どもも共感いたしましたけれども、さて、じゃこの法案がそういうことになるのかどうか。この法案は、東京の二十三区の産業業務施設を移そうというもので、果たして誇り高い文化的精神的においを移すことになるのか壊すことになるのか、私どもは大いに疑問があるんです。  例えばここに去年の十一月の産業構造審議会の「新たな産業立地政策のあり方」という中間答申がありますけれども、これで、地方都市圏におけるオフィス立地について、……

第123回国会 建設委員会 第7号(1992/05/26、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、きょうは東京一極集中の是正が一体この法律でできるのかどうか、私は否定的に感じているんですけれども、質問していきたいと思います。  この法律は、地方に第二、第三の都市地域を整備して東京の産業業務機能の地方分散を促進する、東京一極集中問題の解決、国土の均衡ある発展を図るということを目的としていると書いてあります。  大都市部から地方への分散、国土の均衡ある発展というのは、全国総合開発計画の初めから掲げられてきた三十年来の課題です。それぞれ対策はとられてきたんですけれども、問題は解決するどころかますますひどくなって、東京の過密は極限状態にまで近くなっていることは御存じのとおりで……

第123回国会 建設委員会 第8号(1992/05/28、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 今回の都市計画法、建築基準法改正は、現在の都市計画制度の基本的な枠組みを定めました新都市計画法制定六八年、建築基準法改正七〇年以来二十二年ぶりの大改定で、二十一世紀に向けて日本の都市計画制度を確立するものとされています。  日本の都市計画制度は、一八八八年の東京市区改正条例に始まると言われており、百年余の歴史を持っています。特に、最近の歴史は、一言で申しますと、計画か開発かということの対決、つまり計画的な都市整備を目指して土地利用の規制、誘導を強化しようとする方向と、土地の経済価値の最大限の発揮を目指す開発の自由、建築の自由、その圧力との闘いの歴史と言っていいだろうと思うんです……

第123回国会 建設委員会 第10号(1992/06/02、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私、前回、今度の法案の用途地域の細分化が、特に東京などにおいては従来の一種住専から新しい中高層住専、これまでの二種だった分、そこへの指定がえのねらいがあるのではないかと質問をしたところ、市川都市局長は、大阪では一種住専はゼロだということまで引いて、都心に近い地域では低層住宅の土地利用はなくす方向を目指すべきだという趣旨の答弁をされました。私は、この答弁は、今度の用途地域の一斉指定がえの案が一部積極的意味を持つものはありますけれども、全体としては東京などでの過密を促進するものだということをあらわしたものだと思うんです。  今度読んでなかなかおもしろくて参考になったんですが、岩波新……

第123回国会 建設委員会 第11号(1992/06/18、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、日本共産党を代表して、政府提出、衆議院修正の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  日本の都市計画制度は、開発の自由、建築の自由が優先され、計画に基づく開発、住民と市町村による町づくりという都市計画の原則が極めて不徹底なものです。しかも、中曽根民活以来、都市開発がアメリカの要求に基づく内需拡大の手段とされ、一層規制緩和が進められてきました。その結果、大都市部では事務所ビル等によって住宅用地が侵食され、不当な地上げで町が破壊されてきました。地方では、リゾート法を契機に大型のホテルやマンション建設が相次ぎ、自然や景観を台なしにする事態が続発し……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 初めに、法案の修正問題について宮澤首相にお伺いします。  きのう党首会談で日本共産党の不破委員長は、修正案が新しい規定を持ち込むものである以上、衆参両院ともに本格論議を保障すべきだと、そう首相に申しました。私どもも衆参両院での本格的審議を強く要求します。  不破委員長は宮澤さんに、国対委員長をよくコマンドしろと、そう言ったんですが、私もこの本格的審議について、自民党総裁としての、コマンダーとしてのコマンドを求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 本格的審議をしないと国民は承知しない、このことだけ言っておきます。  次に、参議院の決議問題、午前中も田委員の質疑で取……

第123回国会 予算委員会 第3号(1992/03/17、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は、ポスト冷戦と安保問題、金権政治の問題、それから国民生活の問題、三つの柱で質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理にお伺いします。  ソ連の解体で冷戦が終わったとしてアメリカは新世界秩序なるものをつくろうとしていますが、これは一体いかなるもので、日本はどういう役割を果たさなければならないと総理はお考えでしようか。
【次の発言】 そろそろ二十世紀が終わろうとしていますけれども、総理も言われましたが、二十世紀全体は平和、民族自決、民主主義、全体としてそれに向かう世紀だったと思うんです。それで帝国主義、覇権主義が破綻していった時代だと。ソ連の崩壊も、口先だけ社会主義でや……


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各種会議発言一覧(参議院15期)

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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1989/10/31、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私は関連して検証問題でちょっと。  検証問題は、実は日本もいろいろかかわりがあるということが我々にとって大きな問題だと思うんですね。私は去年四月にモスコーへ行って、ちょうどドブルイニンさんが書記で国際部長だったんですが、会談をいろいろやって、そのときちょうど米ソ会談の直前だったので、いろいろな話が出たんですが、和田さんも言われたけれども、戦略核兵器の削減交渉で一番問題なのはSLCMなんですね。あれはINF条約のときに米ソ共同声明の中で、戦略核兵器六千発の枠外だけれどもSLCMについても数の上限と検証問題を米ソでやろうということをはっきり決まっているわけね。それが一番問題になった……

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/11/29、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 私も十五分しかございませんので、簡潔にお答え願いたいと思っております。  東ヨーロッパの今の激動的な情勢というのは自主性と民主化を目指す巨大な民衆運動のうねりで、とにかく二つの歴史過程が今終わりつつあると思うんですね。  一つは、スターリン以来の非常にゆがんだソ連型社会主義とその押しつけが破綻しつつあるという歴史的過程が今終わろうとしている。もう一つは、戦後の米ソ軍事ブロックの対決という歴史的過程が少なくともヨーロッパにおいては終わろうとしていることだと思うんです。  先ほど森委員も言われたように、問題は、じゃ日本がどう主体的にこういう新しい情勢について対処するかということなの……

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1989/12/13、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 じゃ、僕も二つ伺います。  一つは、七年ぐらい前横浜で地球の緑を守る基金の国際会議があって、国連の代表やそれから東南アジアの代表なんかが来たんですけれども、一番問題になったのは、日本の企業による南洋材の伐採で熱帯雨林がなくなってくると非常に厳しい批判があったんですね。そして、八五年のデータで、日本の木材輸入というのは今世界一で、二四%のシェアで、そのうち四割が大体南洋材なんですね。それで、フィリピン、インドネシアをつぶして今やマレーシアで、マレーシアの森林資源も九〇年になくなる。これは有名な専門家で石さんが岩波新書にも書いているんだけれども、きょういただいたこの資料にも、それか……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1990/04/11、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 まず、石参考人にお伺いしたいんですが、これまで地球環境問題で大変先駆的なお仕事をなさってこられたことに敬意を表したいと思うんですが、最近書かれた「地球環境報告」の中でも、人類四百万年の歴史の中でわずか最近三十年で人類の生息状態も含めた危機に追い込んでいると、そう書かれていて、まことにそのとおりで、抜本的な行動を起こすべき問題だと改めて思うんです。きょうも石さんは、何よりも熱帯雨林問題、これに緊急に取りかかるべきだとおっしゃっておりまして、私どもも全く賛成なんです。というのは、日本が最大の責任を負っていると。先ほど環境庁の安原局長は、焼き畑農業がまず第一の原因で、四割から七割とい……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1990/04/13、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 初めに内田参事官にお伺いします。  ソ連・東欧の変化は第二次大戦以来非常に大きな劇的な変化だと言われて、私もそう思うんですけれども、ヨーロッパに関する限り、第二次大戦後最大の変化だろうと思うんですね。ドイツの統一、中立化、さらにはNATO、ワルシャワ条約機構の解消などという問題にも焦点が当たり始めているわけですね。私はその意味では、五千万の死者の出た第二次大戦後集団安全保障を軸にした国連、本当に平和を望んであれがつくられたとき、そういう原点に改めて戻る必要があるんじゃないかと思うんですね。  その点で言いますと、やっぱり軍事同盟問題で防衛庁のお考えというのには私は大きな疑問を持……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1990/04/18、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 お三人の参考人の方どうも御苦労さまでした。  私も十五分しかないんですけれども、お三人の最初の御発言の中で、ヨーロッパとアジアの情勢の比較論ですね、共通点、またその違いがいろいろ述べられましたが、それで私はヨーロッパとアジアを比べて考える場合に、第二次大戦とその結果ですね、そこの違いが出発点じゃないかと思うんです。ヨーロッパはドイツが主な侵略国だった。それに戦った主な勢力はソ連であって、ヨーロッパの第二戦線開いて、次にアメリカが役割果たしたわけですね。アジアの場合は、三一年中国侵略の日本が主な侵略国で二千万人の犠牲を負わしたんですけれども、その日本の侵略に対して中国が戦い、次い……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1990/04/20、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 日本共産党の上田です。三人の参考人の方どうもありがとうございました。  まず、井上参考人にお伺いしたいんですが、アメリカの経済的復権が今見られるというのは確かだと思うんですね。それは今村上参考人も触れられたゴルバチョフ、東ヨーロッパ・ソ連のあの激動の中からアメリカの政治的地位の向上があらわれてきたこととも関連があるだろうと思うんですね。そのアメリカの動きともつながりがあるんですけれども、御意見で、日米の貿易アンバランス二年後に三百億ドルと、条件つきですけれどもおっしゃった。私も前回の調査会で取り上げたんですが、三月十二日号の日経ビジネスに「午後四時の日本経済」という非常にショッ……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 清水参考人と鈴木参考人に一問ずつお伺いしたいのですが、パレスチナ問題で二国家論、我々もこの立場は賛成なんですが、国連決議二百四十二号が決議され、さらに再確認されてからもう二十何年たっているわけですね。その間、イスラエルは占領地から撤去しない。私はフセインのリンケージ論にもちろん賛成じゃないんですけれども、そういう事態をどう解決するかというと、非常に難しい問題が幾つも今生まれているように思うのですね。あの二百四十二号決議の後、国連総会でパレスチナ国家創建の決議が採択されたときアメリカは反対して、日本は棄権しました。この間私が何で棄権したのかと質問しましたら、中山外務大臣は、バラン……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1992/02/04、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 上田でございます。梅原先生、近藤先生、ありがとうございます。  お二人に若干質問させていただきたいんですが、梅原先生のお話で、工場文明が第二次の地球環境の破壊で限界にぶつかってきた、そこで森の文明、特に日本の稲作、田の文明、この見直しが必要だとおっしゃることは共感いたします。環境保護というのは自然の保護で、空気、水、森、川を守ろうということなので、哲学としてそういうものをみんなのものにすることは大変大事なことだと思うんですね。梅原先生が日本の理想として環境を提起されたことは、国際貢献でPKOなんという風潮の中では私も大変共感するんですが、アメリカは人工の近代主義だ、ああいう問題……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、日本共産党)

○上田耕一郎君 調査会長案の環境の部分について、日本共産党としての意見を表明します。  全体としてこの部分は、参考人の意見と委員会での討議を踏まえて、広い視野でまとめられたものとしてユニークで積極的な内容を持つものと思います。こうした高い評価を前提とした上で、幾つかの問題点を提起いたします。  一、提言では、日本の公害環境問題は終わったかのような印象を受けるものとなっていますが、日本にはまだ大気汚染、ごみ、公害患者問題、森林保護問題などなどたくさんの課題があり、こうした問題をどう解決するのかが大きな課題として残っています。  二、次に三ページで、「共生」と「循環」の立場から、南北問題を重視して……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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