原健三郎 衆議院議員
31期国会発言一覧

原健三郎[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期
原健三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは原健三郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 衆議院本会議 第3号(1968/12/12、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 公務員給与に関して小林議員にお答え申し上げます。  今年の人事院勧告についての取り扱いにつきましては、ただいま総理大臣からお答えのあったとおりでございますので、御了承願います。しかし、今後の取り扱いにつきましては、政府としては、合理的改善を加えるとの方針で、現在その方法について検討中でございます。よって、私といたしましては、その中で、人事院勧告制度の趣旨が達成されるよう最善の努力をいたしたいと考えております。(拍手)


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第5号(1969/02/12、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 華山さんにお答え申し上げます。  私に対する質問は、建設業などの出かせぎ労働者の労務管理がどうであるか、うまくいっていないというお尋ねでございましたが、華山さんの御指摘のとおり、はなはだ遺憾の点が多いのでございます。昨年四月一日から、建設業附属寄宿舎規程というのを実施いたしております。その規程に従いまして、昨年九月、労働省におきまして建設業の労務者の寄宿舎を総点検いたしました。およそ五千件点検いたしましたところが、違反率がおよそ七割五分にも達しました。まことに遺憾でございます。これが是正処置について、いま労働省で大いに努力いたしておる最中でございます。  さらに、華山……

第61回国会 衆議院本会議 第15号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 渡辺さんにお答え申し上げます。  最初の質問は、再建交付金の従業員関係債務については七五%となっておるが、とれでは少ないではないか、こういう御趣旨でございますが、御承知のように、今後の石炭鉱業の再建にあたりましては、労働力の確保とか労働条件の向上、そして労使一体となっていかねばならぬ、こういうことが基本的なことでございます。それで、一般的に申しますと、労働者の賃金とか退職金などは、本来企業の責任において全額支払うべきものではございます。しかしながら、今回の答申による石炭対策においては、石炭鉱業の特殊性を考えまして、再建のために交付する再建交付金の使途についても特別の配……

第61回国会 衆議院本会議 第21号(1969/04/03、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  失業保険法及び労災保険法は、いずれも昭和二十二年に制定されて以来、数次の改正により逐次その内容を整備してきたところでありますが、両保険とも、労働者五人未満の事業所の多くについて未適用のままとなっている現状にあり、これらの零細企業に働く恵まれない労働者に両保険の適用を拡大し、その福祉の増進をはかることは、きわめて重要なことであると考えておる次第であります。  また、失業保険につきましては、低所得層を中心に給付全般にわたってその内容を改善し、失業者の生活の一そうの安定をはか……

第61回国会 衆議院本会議 第23号(1969/04/08、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 橋本さんにお答え申し上げます。  新四ッ木橋の現場及び茂尻鉱業所におきまして多数の犠牲者が出ました。まことに、犠牲者に対しては衷心御冥福を祈り、私ども責任を痛感いたしております。また、御遺族に対しましても、つつしんでお見舞い申し上げたいと思います。  御質問の第一は、災害の補償についてでございますが、犠牲者に対しましては、労働災害補償法に従いまして一時金並びに年金を至急支給するよう、いま手配をいたしておるところでございます。  それから、労働力不足が非常に激化いたしておるので、労働者確保行政を一そう充実すべきものである。また、新技術、新工法の場合、安全性を確保しておる……

第61回国会 衆議院本会議 第25号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 森さんにお答え申し上げます。もうすでに農林大臣等から説明がございましたので、重複を避けて、簡単にお答え申し上げたいと思います。  第一の質問は、労働力確保対策でございますが、これは林業だけでなく、産業一般に労働力の不足を来たしておるのでございまして、労働条件の改善、労働福祉対策の充実等のほか、産業自身の体質改善等の具体策を講じて、職場を魅力あるものにいたしたいと考えておる次第であります。  それから、農林労働力の確保につきましては、ただいま農林大臣の御答弁もありましたとおりでございまして、農林省の林業労働力対策と相呼応して、労働省といたしましても、全面的に協力をいたし……

第61回国会 衆議院本会議 第55号(1969/07/03、31期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(原健三郎君) 西風さんにお答え申し上げます。  第一は、保険料額を高く引き上げて、それは日雇い労働者を苦しめ、日雇い労働者をして耐えがたいものとする、であるから改悪であると思うがどうかということでありますが、日雇い労働者の賃金は、労働者の毎月勤労統計調査によりますと、昭和四十二年には一日当たり千百五十二円で、昭和三十年に比べると約三倍と著しい改善をされておるところであります。これによって、昭和三十三年には常用労働者の全産業の平均賃金の五六・六%であったものが、昭和四十三年には六三・四%と、常用労働者に対する格差も著しく縮小いたしておるところであります。  次に、このたびの日雇労働者……


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委員会発言一覧(衆議院31期)

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/06/23、31期、自由民主党)

○原(健)委員 私はこの法律の趣旨には賛意を表するものであります。いままで軍用飛行場の周辺の騒音に対する防止、補償等の法律がありましたが、軍用以外のものはなかった。はなはだ片手落ちであると遺憾に思っておったところが、今度運輸省でこの「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律案」というのを提案されましたことはまことにありがたく存ずる次第であります。それで二、三の内容に立ち入って、わかりにくい点を解明いたしたいと思うのであります。  この法律によりますと、本法は、「公共用飛行場周辺における」という、「公共用飛行場」ということばを使ってあります。それから中身になってくると、今……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 社会労働委員会 第1号(1968/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび労働省を担当するようになりました原健三郎でございます。  労働問題がますます重要性を加えております今日、私は誠心誠意、労働行政の推進につとめていきたい所存でございますので、どうぞ委員各位の格段の御指導、御鞭撻のほどをこの機会に切にお願い申し上げる次第でございます。  私は、今後の労働行政の基本的な課題は、労働力不足の時代への移行に的確に対処し、労働力の面から経済の安定的な成長確保をすることと、さらにまたあわせて労働者の豊かな生活を実現することにあると確信いたしております。そのためには、何よりもまず話し合いの中から愛情のこもった労働行政を進めていきたい所存でございます。  ……

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま山田委員の御説を拝聴いたしましたが、私は労働大臣就任のときにも申し上げたのですが、愛情のこもった労働行政を私は推進いたしていきたい。そういう意味は、勤労者や働く者の身になって思いやりのある労働行政をやりたい。それはすなわち、働く者と喜びをともにし苦しみをともにするというような、一体的気持ちでやっていきたい。決して傍観主義とか批判主義でなくて、勤労者や働く者の中に飛び込んで、ともどもに労働条件の改善、労働者の福祉増進等をやっていきたい、こういう考えでいろいろ進めておるところでございます。でありますから、日本の経済が非常に成長している、それとバランスのとれた労働条件の向上、労働者……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、労働省を担当することになりました原健三郎でございます。  労働問題がますます重要性を加えてきている今日、私は誠心誠意労働行政の推進につとめてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。  最近の石炭鉱業の動向を見ますと、その前途はますますきびしいものがあり、今後も炭鉱の閉山、合理化により離職を余儀なくされる炭鉱労働者が少なくないと考えておるのでございます。今後の石炭対策のあり方につきましては、御承知のとおり、本年四月以降、石炭鉱業審議会において鋭意御審議をいただいているのでございますが、労働省といたしましては、同審議会の答申をまって炭鉱離職者対策、産炭地域に……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 社会労働委員会 第1号(1969/02/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 第六十一回通常国会にあたり、当面の労働行政の諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  私は、今後の労働行政の基本的な課題は、次の二つであると考えております。一つは、労働者の能力の開発向上と有効発揮をはかり、労働力の面から経済の安定的な成長を確保することであります。第二は、労働条件の向上、職場環境の改善、福祉対策の拡充を進めて、労働者とその家族の豊かな生活を実現することでございます。  私は、このような考えに基づいて、積極的に労働行政を推進してまいる所存でございます。  まず、雇用対策について申し上げます。労働力不足の傾向は、最近、経済、社会の全……

第61回国会 社会労働委員会 第2号(1969/02/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 さいぜんから西風さんから、るるこの加鉛ガソリンの使用による四アルキル鉛中毒についての実情をお聞きいたしまして、われわれも大いに決意を新たにし、考え直しているところでございます。この四アルキル鉛中毒が非常に危険であること、しかも、それがかなり広範にわたっておること、これをあまり知らずか知ってか使用しておるというようなことでございますから、さいぜんから政府委員が申し上げましたように、こういう危険なものを使用せぬように大いにPRし、注意を喚起いたしていきたい。またそういう意味における強力な行政指導もやっていきたい。そうしてこういう中毒にかからないように、産業衛生の面にも今後もっと労働省……

第61回国会 社会労働委員会 第4号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 たいへん重要な問題で、また非常にむずかしい御質問でございますが、御承知のように、日本の経済が非常に飛躍的に成長発展しておることは御承知のとおりでございます。その中にあって、労働者の賃金も上昇の一途をたどっております。経済や生産の上昇率も、非常に飛躍的でございますが、日本の労働者の賃金の上昇率、率だけで申しますと飛躍的に、毎年毎年上がっております。ただし、欧米その他に比べますと、元来、もともとが非常に基礎が低いものですから、上昇率は非常に高いのですが、依然として欧米その他に比べれば、労働者の賃金はそう高いとは思われません。それで、こういう中でございますから、労働者の諸君が生活ができ……

第61回国会 社会労働委員会 第6号(1969/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 唐橋さんのいままでの質疑応答、一々拝聴いたしました。また、参議院においてもその問題を取り上げられて、よく存じております。それで、私どもといたしましては、ここまできましたのですから、東北開発会社のほうにおいても、従業員に対する処遇は現在よりも悪くしないということを申しております。そういうわけでございますし、将来福島製鋼へ移りましても、この会社は繁栄するし、もとが繁栄しなければ、やはり処遇をよくせいと言ってもそう簡単にいきませんが、事業としても繁栄していく。それで、よそに行かずに地元の事業体でやっていける。しかも、その処遇は現在よりも悪くしないというのでございますから、私ども労働省と……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/04/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 竹内さんの御質問、またいま御指摘になりました続発する災害でございまして、なくなられた方に私どもも衷心その御冥福を祈り、また負傷者の方々の御全快を祈り、御遺族に対してはお悔やみを申し上げたいと思います。  お尋ねの新四ツ木橋の事故につきましては、竹内さんの選挙区、郷里の方々が、七名も突然事故のためなくなられまして、心から哀悼の意を表するものであります。  こういういわゆる災害が起きまして、新四ツ木橋のほうにおきましては新しい工法による、それで新しいいわゆる能率的なということに心を奪われて、安全性について油断しておったのではないかというお尋ねでございますが、最近のように労働力が不足し……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/04/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 山本さんにお答え申し上げますが、いわゆる飛行場でも交通でも、あらゆる場所において安全が第一であることはいうまでもございません。佐藤内閣におきましても、人間尊重を旗じるしにいたしておりますし、人命尊重ということはもう第一でございます。でございますから、私どもといたしましても人間尊重、これがもう最高至上の旗じるしでございまして、その経済性とか、あるいは生産性というようなことは、第二義的なものでございます。  そのように考えまして、今後とも人命を尊重し、人命を尊重する精神を高く掲げて実践していきたい、こういう決意でございますので、御了承願います。

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 御説ごもっともでございまして、駐留軍関係離職者に対する援護措置については、昭和三十三年の駐留軍関係離職者等臨時措置法の制定以来、だんだんよくなりつつあるところでございます。そういう人員整理とか、職離者対策等々については、防衛施設庁とよく協力いたしまして、御趣旨の線に沿うて善処いたしたい、こう思っております。
【次の発言】 駐留軍労務者の雇用の安定その他の施策につきましては、これは防衛施設庁とよく協議し、相談して、河野先生のおっしゃるような線に向かって進んでいきたい、こう思っております。
【次の発言】 そういう問題、私どもはよくわかりませんので、防衛施設庁ともよく相談して善処いたし……

第61回国会 社会労働委員会 第17号(1969/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 後藤さんの御説一々よく拝聴いたしまして、まことにごもっともな次第でございます。それで、十月を目途としてやる、実習費の負担を実質的に軽減する等、努力いたします。その他、来年度から訓練法の改正を契機として、飛躍的に訓練行政を拡充強化いたしたいと思っております。来年度予算折衝等におきましては、私も陣頭に立って予算獲得等に全力をあげて御期待に沿いたいと思っております。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、これを尊重いたしまして極力御趣旨に沿う所存でございます。
【次の発言】 ただいま議題となりました失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 田邊さんにお答え申し上げます。  御承知のように、去る十四日に仲裁裁定が下されまして、その十日以内というのでございますから、来たる二十三日の閣議でこれは正式に政府の態度を決定することになっております。その前にやはり、このたびの三公社五現業の公労委の仲裁裁定は、相当高額なものでございますので、各公社、企業体等の経理内容から見て、実施はそう容易なものではないと思われます。それで政府といたしましては、企業体の経理や事業の計画等もよく調査して、二十三日の最終閣議にかけるまでに一度関係閣僚の間で財源その他いろいろ検討を加えて、そうして二十三日に最終的に政府の態度をきめたい、こう思っておりま……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま、御承知のように、人事院勧告は、この制度が設けられた趣旨から見ましても、これはできる限り尊重すべきは当然でございます。それで、実は去る一月二十八日に、給与関係閣僚会議というのを開きまして、そこにも相談いたしました。そのときにおきましても、これを完全実施するよう努力するという基本方針を再確認いたしております。それで予算委員会等にも臨んだような次第であります。  政府は、このような基本的態度に立って、当面今年度予算については、五%程度を給与費に計上いたしております。それから、それをこえる内容についての勧告がもし出された場合には、予備費をもって対処するというところまで、いままでより……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 前回田邊先生から御指摘がございましたくだんの文書につきましては、地方自治体に対して何ら干渉するような意図は全くなかったのでございますが、その文言が適切を欠き、一部不穏当な表現がありましたために、誤解を招き、御叱正をいただきましたことは、まことに遺憾にたえないところであります。責任者に対し厳重に注意を喚起し、今後かりそめにもかかる事態を生ずることのないよう、慎重に処してまいる所存であります。何とぞ御了承賜わりますようお願い申し上げます。
【次の発言】 いま島本先生からいろいろ御注意をいただきまして、まことに御説ごもっともでございます。それで、御注意の点につきましては、われわれも大い……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/06/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 過般の当委員会のお呼び出しがございましたときには、参ることは参ったのですが、少し時間のズレができまして、私がこの三階の廊下へ赤坂のほうからかけつけてきまして、この入口から五十メーターのところまで来たときには、もうすでに大きな声で、もう散会したときで、ようやく間に合うかと思って来ましたところが、間に合いませんでした。まことに申しわけなかったと思っております。どうぞあしからず。
【次の発言】 この零細企業の労働者に対する社会保険の充実、強化につきましては、労働省としても大いに意を用いておるところでございます。それで、失業保険とか労災保険の改正法案も、本国会に提出いたしておるような次第……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 さいぜんから先生と局長との話をずっと聞いておりますのですが、失業保険に関し、一般と失対の日雇いとの点についてどうも話がかみ合わない。これはなかなかこまかい技術的なことやいろいろあるのですが、御趣旨の点は私もよくわかるのですが、そういうふうにいけるのかいけないのか、私もいま直ちにどうという考えは出ませんが、前向きでひとつ一ぺん検討を命じて善処したい、こういう程度のお答えでございます。
【次の発言】 日雇いの方に扶養加算をつけるように、こういう御意見で、御趣旨には私どももそう反対することはございませんが、さいぜんから局長も申し上げておるように、これはやはり人手が、事務処理の職員が不足……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お話しのごとく、先般自由民主党医療基本問題調査会から医療の抜本改正についての提案がなされたことは、御承知のとおりでございます。しかしながら、そのうち業務上の傷病に対しては、業務上の事由による傷病に関する保険を勤労者保険制度に取り入れることは適当でないとの反対意見が示され、政府がこの点を十分考慮するようにされたいとのことでございます。そこで、ただいま労働省労働基準局長、厚生省保険局長との間で、この点について話し合いをさせて、進めさせている最中でございます。両局長はすでに数回折衝を行なっていると聞いておりますが、今日までその結果についての報告はまだ受けておりません。この問題については……

第61回国会 社会労働委員会 第38号(1969/08/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま議題となりました家内労働法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在わが国では、問屋や製造業者から委託を受けて、物品の製造、加工等に従事しているいわゆる家内労働者が多数存在しており、その数は、把握し得たものだけでもおよそ百万人に達しておる次第であります。  これらの家内労働者は、作業場所こそ一般に自宅でありますが、委託者から原材料等の提供を受けて、一人で、または家族とともに物品の製造、加工等に従事し、その労働に対して工賃を支払われておるものでありまして、その大部分は、実質的には、雇用労働者に近い性格を持っているものであります。  ところで、これら……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 労使関係が正常化されていくことは、まことに望むところでございますし、お説のごとく、労使関係が信頼感の上に立って進んでいくべきものであることも、言うまでもございません。それで、そういう線に沿うて話し合いをよくし、双方納得してその関係をスムーズに進めていかれるよう私どもは期待いたしておるところでございます。
【次の発言】 お説のごとく、労働協約は相互信頼の上に成立し、その労働協約をすなおに労使とも実行していく、こういうのが正常な姿であろうと存じております。
【次の発言】 実情をよく調査し把握して、必要があれば指導してもよろしいと思っております。

第61回国会 社会労働委員会 第41号(1969/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  そういういろいろ離職になるような――ことに山田の場合においては婦人の中高年者が多い。非常に遺憾なことでございます。いま施設庁長官からお話がありましたように、まだ交渉中で、一応のそういう申し出がありましたが、さらに再考を促しておるというようなことでございますから、十分施設庁長官のほうからわが国のほうの当局の意向も伝えていただいて、折衝していただきたいと思います。  そしてまた、どうしても離職するような羽目になってまいりますと、中高年の婦人でございますので、十分私どもとしましても再就職あるいは転職等について、万遺漏なきを期していきたい。またこれから施設庁とも密……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ずばり申し上げたいのですが、ずばりやると非常に誤解を招くと困りますので……。  三公社五現業、この賃金は労使が自主的にやっていただく、これはもう御存じのとおりでございます。実際は毎年公労委の調停、仲裁によって解決を見ておりますが、一昨年と昨年は調停でまとまって仲裁もそのようになった。こういう調停での決着がついておる。そこで、ことしの場合でございますが、いよいよ三公社五現業の今次の春闘での賃金要求については、現在すでに大部分の組合が公労委の調停にかかっております。それで政府としてもとやかくあまり申し上げることはできないのでございますが、現行法では、三公社五現業の職員の給与とか生活費……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 閉山した場合退職金等をどういうふうにするかという御質問でございまして、七五%ぐらいまでは政府のほうその他でこれをやりますが、全額これを保障するかということでござます。御承知のように一般産業には全然そういうことはございませんが、特に石炭工業について、その特種性に基づいて国の交付金でもって賃金等の負債を弁済する制度を特別に設けているわけでございますが、この交付金による弁済制度については、今回の答申において石炭政策全般から七五%、十分ではございませんが、なるべくもう少し上がるかどうか、いまその他予算折衝もありますし、十分誠意を持って尽力することを申し上げます。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  今後の石炭対策のあり方につきましては、昨年十二月に石炭鉱業審議会の答申と産炭地域振興審議会の建議を得て、さる一月十日に閣議決定を見たところであります。労働省といたしましては、今回の答申の趣旨に沿って、石炭産業労働者の労働条件と福祉の向上を促進し、雇用の安定をはかってまいります。再建の過程でやむを得ず発生する離職者に対しましては、従来の経験を十分に生かして、援護対策を推進してまいりたいと思います。このため、今国会に炭鉱離職者臨時措置法の有効期間を延長する等の改正法案の提出を予定い……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 雄別炭鉱茂尻鉱業所におけるこのたびの災害に対し、多数の犠牲者が出ましたことはまことに遺憾千万に存ずるところでございまして、犠牲者の方々に対しては衷心御冥福を祈りたいと思います。またこの機会に災いを転じて福となすと申しますか、労働災害の起こらないように、ことに炭鉱におきましては非常に大きな災害が起きますので、この防止については今後一そう尽力をしていきたい。またいわゆる災害の補償につきましても、請求があり次第直ちにこれの万全を期したい。さらにきのうから労働省で検討したのでございますが、このような事故の発生に伴い、労災保険の給付等についても、その内容をもう少し改善されるべきものであろう……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1969/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お説のとおりでございまして、元来労働災害を担当すべき役所は労働省でございます。ただ異例として鉱山、炭鉱の保安関係が通産省に、これはどういういきさつであったか知りませんが、多年そういうことになっております。それで、本質的にはそうでございますが、多年の慣例で通産省にそれがなって今日に至っておる、こういう次第でございます。
【次の発言】 いま先生のおっしゃったような議論は、私は労働大臣になってから初めて聞くんで、ほかの各委員、ことごとくそうおっしゃるものだから、どうもそういう意見が多いんだなと思って、それほど御希望があるのなら一ぺんひとつ相談してみましょうというだけで、それをどうするか……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 多賀谷先生の御質問にお答え申し上げます。  御指摘をいただきました昭和四十四年一月一日以降、炭鉱に就職した者に対する取り扱いにつきましては、今後一年間の推移を見て、善処いたしたいと思っております。
【次の発言】 炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、ただいま可決いただきまして、まことにありがたく存ずる次第でございます。  今後新石炭政策の実施に伴い、多数の炭鉱離職者の発生が予想されますが、労働省といたしましては、従来の経験に照らし、さらにきめこまかい対策を講じつつ、全力をあげてその再就職に努力する決意でございます。  また、ただいまの附帯決議につきましては、その……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1969/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いまおっしゃいました四十年に改正する前に百二十一号条約がきまったのに、それによらなかったのはどうかということですが、いま労働省で調べますと、この補償の審議会がありまして、それが、三十六年に審議会が発足して、ずっと三十六年から引き続きやっておりましたので、結局その当時には百二号条約であったから、三十六年当時からずっと引き続いて百二号条約で審議会の答申が出てきた、こういうわけです。今度は、新たにこの問題をこの次に審議会でやる場合においては、もちろん百二十一号条約によって審議会に御答申を願って、それに準拠してやる、こういう二段がまえになっておることを御了承願いた……

第61回国会 予算委員会 第2号(1969/02/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  労働省の予算でございますが、逐次ふえておりまして、本年度どのくらいありますか調べてみましたら、一般会計のほかに、労働者災害補償保険特別会計、失業保険特別会計及び石炭対策――これは一部でございますが、四十四年度のこれらの総予算を合計いたしますと五千四百億二千万円でございます。これを前年度に比較いたしてみますと六百八十八億五千七百万円の増加となって、その伸び率はおよそ一四・六%となっております。  それで、どういうことをやっておるかというお尋ねでございますが、労働省といたしましては、これらの予算を効率的に使いたいと思いまして、人手不足のおりでございますから、中……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 角屋さんにお答え申し上げます。  これは製造業について、毎月勤労統計調査によったものでございます。それはおおむね次のとおり賃金がなっております。まず戦後のインフレ期には異常な伸びも見られましたが、昭和三十年代に入りますと、三十年から三十五年にかけましては、年率としては六・一%増と次第に落ちついてまいりました。その後労働力需給の逼迫などを背景としまして賃金の上昇は強まってまいりまして、昭和三十五年から四十年にかけましては年率にして一〇・一%増になっております。また昨年、昭和四十三年におきましては、前年に比して一五・七%の増となっております。

第61回国会 予算委員会 第5号(1969/02/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 簡単にお答え申します。  中小企業に労働者を定着さすことは、何といたしましても賃金と住宅等の福祉、福利面の両方だと思っております。それで、こういう方面の弱年層の労働者の賃金が上昇したとは申しましても、賃金の格差は従来と比べて縮小いたしておりますが、依然として格差がございます。しかしながら、だんだん賃金は上昇の過程にあります。住宅などの福祉方面でも、中小企業についてはかなりの立ちおくれが認められますので、こんなことが中小企業における労働者の定着を困難にしております。そのため労働省としては、中小企業についてまず福祉面の充実をはかるため、いろいろな施策をいたしております。また、賃金面で……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いままでの経過等については、外務大臣、それから総務長官等のお答えしたとおりでございますが、個々の条項その他問題になる点は、いま申し述べたとおりでございますが、全体についていかにするか、いま三者の間で、三役所の間で鋭意検討を進めております。また、琉球政府、それから沖繩県各種団体等の意見も参酌して、それらと連絡をとりながら、早急に政府の見解をまとめて、三月一日まで、さらに先方に対し、交渉、折衝いたしたいと思っておりますので、よろしく御了承願います。
【次の発言】 お説のとおり、問題がある点は逐次申し入れをする考えで、政府の見解をまとめて交渉いたします。

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま塚本先生の御主張されましたように、中小企業の振興が叫ばれてからずいぶん久しいのでございますが、どうもいまだ解決に至っていないことは遺憾千万であります。その上に、最近は人手不足という新たなる悪条件が加わりまして、中小企業が危機に瀕しており、重大化してまいりました。それで、労働省といたしましても、この中小企業人手不足対策を重点施策の一つとして、大いに力を入れておるところでございます。それで、塚本先生お説のごとく、中小企業の振興こそが日本の経済発展につながるものであると、私どもも信じております。お説のごとく、弱肉強食にならないように、政府としても万般の力を入れたい、こう思ってお……

第61回国会 予算委員会 第14号(1969/02/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ことしの春闘相場――総評、同盟といろいろいま情報を集めておる最中でございまして、どの程度になるか、いまここに明言する域に至っておりませんのは、はなはだ残念でございます。(堀委員「昨年のやつ」と呼ぶ)昨年のは政府委員から答弁させます。――いま資料の持ち合わせがございませんから、いずれあらためまして提出いたします。



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各種会議発言一覧(衆議院31期)

第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 昭和四十四年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は一千百四十三億二千八百六十二万三千円で、これを前年度予算額一千九十八億二百八十九万円に比較しますと、四十五億二千五百七十三万三千円の増加となっています。  労働者災害補償保険特別会計予算は、歳入及び歳出予算額ともに一千八百七十一億六千七百四十三万四千円で、これを前年度予算額一千四百九十四億五千二百万円に比較しますと、三百七十七億一千五百四十三万四千円の増加となっています。  失業保険特別会計予算は、歳入及び歳出予算ともに二千三百八億八千六百五十万一……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 労働行政についていま八木先生から、非常に御理解のある、また激励のことばをいただき、まことにありがたく存ずる次第であります。  大蔵省から二五%というような指示があったというお話でございますが、私どもといたしましては、これは一律一体に二五%以下というようなことはあまり好ましくないので、たとえば社会保障とか、労働行政でも社会保障的な色彩を持ったものというものに、もうちょっと弾力性を持たしてもらったほうが好ましいと私は思います。ものによりけりでありまして、大いに縮減していいものは縮減する。必要なものは伸ばしてもらう。どれが必要か、どれが必要でないか、こういうことは判断はむずかしいのです……




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データ更新日:2023/02/05

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