このページでは原健三郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○原(健)委員 さいぜんから政府の答弁を聞いておると、改正の理由は何かと聞くと、ばく然たる理由でございますがというようなことを言われる。その改正の効果は何か、これもまた何がしかの向上の利益があろうと思うという、きわめてばく然たる理由だ。こんなことなら初めから改正なんかやらぬで、やめた方がいいと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 政務次官はきわめて必要だと言うが、さいぜんからの答弁をいろいろ聞いておつても、たとえば番組の審議会をこしらえてすべてはそれにまかすのである、そんなことくらいで特別に顕著なる効果が上るとは僕は思わない。しかもいろいろ問題がある、言論統制になつてくる、政府がそんなとこ……
○原(健)委員 時間がありませんので、簡単に質問いたしたいことは、農林省の許可しておる財団法人日本穀物検定協会についてであります。これは昭和二十七年三月に創立されて、当時は内地米の検定を行なっていて、昭和二十八年四月から輸入食糧を取り扱うことに食糧庁に指定されておる。これについて聞きたい点は、この当時、農林省のやった検数の問題であるが、これは港湾局でわかっておるわけだ。それでお尋ねいたしたいのだが、今言った日本穀物検定協会というのは、運輸省と農林省との話し合いで、その場合においては政府扱いの輸入食糧及び内地米の検定を行うという趣旨でやっておるのである。その了解が両者にできておったか、できていな……
○原(健)委員 私は、この調査会を総理府の付属機関として設置して、一体何を調査しようとしておるのであるか、その点をお聞きいたしたい。
【次の発言】 農地解放の結果、その実態調査とおっしゃられるが、実態というのはどういうことか知りませんが、第二条によると「農地を買収された者に関する社会的な問題」、こういうふうなことを書いている。実態調査と社会的な問題というのはどういう関係があるのか。
【次の発言】 その実態を調査して、農村の生活に不安を来たしておるもの、言いかえれば安定を欠いておるものを調査して善処したい、こういうお答えですが、それでは今までしばしば言うておるように、被買収者と一般の農村と両建で……
○原(健)委員 関連して。今、航空局長は、航空管制の業務ははなはだ不備であるということを認められて、これから改善していきたい、こうおっしゃる。今から研究するのでは間に合わない、研究しておるはずだから、この際改善策を運輸大臣から具体的に示していただきたい。
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