このページでは辻元清美衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○辻元清美君 私は、環境影響評価法案、通称環境アセスメント法案につきまして社会民主党・市民連合を代表して、橋本総理大臣並びに関係閣僚に質問をしたいと思います。 今から五年前、一九九二年の六月に、私は、ブラジルのリオデジャネイロで開催されました環境と開発に関する国連会議、地球サミットにNGOの一員として参加しました。百カ国以上の元首、そして三万人の市民やNGOがたくさんブラジルに集まりました。地球温暖化を防ぐ気候変動枠組条約など、そういうものを採択したり、たくさんの取り組みがなされました。 まず、このサミットについて触れたいと思います。 この地球サミットでは、東西の冷戦の終結を踏まえて、対……
○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、男女雇用機会均等法の整備法案につきまして、橋本総理並びに関係閣僚に質問したいと思います。 社民党はこれまで男女平等社会の実現を目指して全力で取り組んできました。一九七五年の国際婦人年を契機に、男女雇用平等政策や法制度の研究をもとに、一九七八年、今から約二十年前に、男女雇用平等法案を国会に上程いたしました。その後、男女平等社会実現のパイオニアとして法制定を公約に掲げ、広く訴えてきました。 このような取り組みが、一九八五年の女子差別撤廃条約の批准で男女雇用機会均等法成立や育児・介護休業制度など、国内の法制度が整備されることにつながってきたと思……
○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合、自由民主党及び新党さきがけを代表しまして、行政機関の保有する情報の公開に関する法律案及び行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、いわゆる情報公開法について質問いたします。 まず初めに、十七年前、一九八一年に情報公開法を求める市民運動が発表した情報公開権利宣言の一説を紹介したいと思います。「国民の目と耳が覆われ、基本的な国政情報から隔離される時、いかなる惨禍に見舞われるかは、過去の戦争をとおして私たちが痛切に体験したところである。 すでに周知のように、公害・薬害等により国民の生命、健康、安全は脅かされ傷つけら……
○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮の弾道ミサイル発射問題について質問したいと思います。 まず、質疑に先立ちまして、さきの北関東、南東北を中心とした豪雨災害で被災、犠牲になられた方々に、御冥福とお見舞いと、我が党の調査団に対する御協力に深く感謝を申し上げさせていただきたいと思います。 さて、八月三十一日の北朝鮮による弾道ミサイル発射につきましては、いかなる弁明があろうとも、公正と信義をたっとぶ国際社会に受け入れられる行動ではなく、大量破壊兵器の拡散を防ぐ立場からも容認できることではないと思います。 また、このミサイル発射が多くの日本人の感情を……
○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の新ガイドライン関連二法案と一協定に反対する立場から、小渕総理大臣に質問いたしますが、その前に一言申し上げたいことがあります。 それは、本日は内閣提出の法案を取り下げていただく本会議かなと思って出てまいりました。といいますのも、この本会議場での提案趣旨説明がまだ行われる前に、自民党を中心として、政党間で法案修正の協議が既に進められているではないですか。修正の必要ありと政府・与党がお認めになっている法案などは、欠陥法案にほかなりません。取り下げて、提出すべきではないのですか。 まず、総理には、このことについてお答えいただきたいと思い……
○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題になりました会期延長に対し、反対の討論を行います。(拍手) 反対の第一の理由は、今回の会期延長は、余りにも国民を、そして国会を無視したものであり、まさしく国民に背を向けたものであると考えるからです。 議会制民主主義のルールにのっとるならば、定められた会期の中で政府・与党はその責任を果たすべきだと思います。社民党も、雇用対策や景気対策などは最重要課題であると考えています。しかし、これらに関する法律もこれからつくるというのであれば、法律ができ上がってから臨時国会を召集するのが国会のルールであり、このようなずるずる延長には、別の意図……
○辻元清美君 余りにもひど過ぎる。安全だと言って全くうそで固められていた。こんなことってあるのか。四十代男性。 においも色もなく、子供たちは保育園の外で楽しく遊んでいました。これから先の、十年後、二十年後の子供たちのそのまた子供たちへの健康はどうなるのか心配です。三十代女性。 今回、屋内退避をしても、何の対策になったのでしょうか。放射能の流れを防げません。五十代女性。 村の緊急放送が、ヘリコプターの音がうるさくて何もわからなかった。六十代女性。 パンフ「原子力防災のしおり―万が一に備えて」をもらっているが、原子力防災対策が絵にかいたもちで、現実的でなかったことがよくわかった。五十代女性……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。 初質問なんです。私が希望しましたこの安全保障委員会で初質問ができるのを大変うれしく思いながら、質問させていただきます。 さて、防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する件について若干触れさせていただきますとともに、私は沖縄の海がすごく好きで、よく潜りに行っておりますので、沖縄の今回のSACOの件につきましても若干――十分しかないんですね。社民党は今や十分なんですけれども、三つか四つ用意してきているんですが、時間の範囲で質問させていただければと思います。 給与の改定の仲なんですけれども、一般職の国家公務員の例に準じて今回は防衛庁の職員の皆……
○辻元委員 今の吉井委員は劣化ウランのことを質問なさいましたけれども、私も、一九九五年の十二月五日と七日及び九六年一月二十四日の三回にわたり、沖縄の鳥島において、米軍のAV8BハリアーUという飛行機から二十五ミリ機関砲により劣化ウランを含むPGU20/U弾というのが千五百二十発発射された件に関して、科学技術庁の見解と対応について御質問したいと思います。 劣化ウランは、核兵器ではありませんけれども、法律を見ますと、原子力基本法第三条の三に定義された核燃料物質であることは明白であると思うのです。また、この原子力基本法の第十二条に規定されているとおり、国内で扱う際には、「核燃料物質を生産し、輸入し……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。 私は、きょう、これまでのやりとりを聞かせていただきまして、その中でさらに疑問に感じました細かい点につきまして幾つかお尋ねしたいと思います。 今回のアスファルト固化技術開発施設の事故というのは、何回もここでも指摘されておりますが、物理的システムと、それを支える人的システムといいますか、今御答弁いただいております近藤理事長から始まりまして下請で働いていらっしゃる皆さん、その管理にかかわる物理的システムと人的システムのずれから起こっているのではないかというふうに思っております。その中で、今回、こういうことは今に始まったことじゃなくて、ここで正しておか……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
私は、前回の審議の折に、初動体制について質問いたしました。その折に御回答いただいた点で若干まだ疑問がありますので、まずその点から質問したいと思います。
まず、三点質問します。
先ほどからの答弁の中、中野さんだったと思うのですけれども、スプリンクラーの作動についての訓練の御答弁がありました。その際、スプリンクラーの放水を伴う消火訓練はしたことがないというふうに御発言なさったのですが、これは一九八二年、この施設を運転開始以来一度もしていないということでよろしいのでしょうか。
【次の発言】 これは、本当に今回水が出たのは幸いというか、普通考えれば、この作……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。 私は非常に残念です。三月十八日の私の質問に対しまして虚偽があったということで残念に思っております。その部分なんですけれども、私は消火の確認について御質問しました。そのときに中野参考人が「その後の措置についてでございますけれども、十時二十二分だったかと思います、再度中を確認いたしまして、火のようなものが見えないということ、さらに、十三時になってからでございますか、もう一度中を確認いたしまして、燃えていないということで、フォローしてございます。」と、非常に懇切丁寧に答えていただいたわけなんです。それで、まあ本当に残念だなという気持ちです。 この……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。早速質問させていただきます。 まず、今回のアスファルト固化処理施設の運転条件の変更ということについてなんですが、この変更が今回の事故の一因になった可能性が高いというふうに言われております。動燃の再処理施設保安規定二百五条によりますと、「環境施設部長は、四半期ごとに環境施設運転計画を作成し、保安統括者の承認を受けなければならない。」「保安統括者は、前項の承認をする場合は、再処理施設安全専門委員会に諮問しなければならない。また、前項の承認をした場合は所長に報告しなければならない。」というふうになっているのです。 さて、今回のこの変更につきましては……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 私は、核実験にまつわる過去を検討し、現代の問題点を改善し、核兵器のない未来を目指すことが必要であるという視点で、今回のCTBT条約の批准と、それに関して原子炉等規制法の一部を改正されるということについて質問させていただきます。 まず最初に、核兵器の使用や核実験にまつわる厳しい状況について、個人的な体験からお話しさせていただきたいと思います。 ちょうど二年前なんですが、一九九五年、戦後五十年の年に、アメリカのスミソニアン博物館で原爆展というのが催されるということがありました。皆さん記憶があると思います。この折に、広島、長崎での直接被害……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 私は、海渡参考人に二つ、そしてそれぞれの方に一つずつ御質問させていただきたいと思います。 今の電力市場の自由化ということに私も関心がありまして、先ほどの御説明の中で、カリフォルニア州でこれが活発に行われているということを聞きましたので、ちょっと具体的な内容とその議論に至る過程、そしてその中で原子力及び再生可能エネルギーの扱いはどのようになったのか、まずお聞きしたいと思います。 それともう一つ、参考人は、海外の例を随分御視察もなさっているようなんですけれども、実際に高速増殖炉と再処理をやめた国、ドイツなどがあると思うのですけれども、そ……
○辻元委員 私で最後の質問になりますが、社会民主党の辻元清美です。 もうきょうは、ここに立ちまして決意は聞きたくないなという気持ちで、私が衆議院議員になってからずっとこの問題ばかりで、抜本的な改革の決意でございますというのを何回聞いたかという気持ちで残念ながらこちらに立っております。 さて、そういう中で、まず最初に近藤理事長にお伺いしたいのですが、先ほどからも出ております異常なしという言葉ですね、全部異常なし、異常なしと、先ほども丸のついた報告書のようなものを拝見いたしましたが、動燃では、この異常なしという言葉をどういうふうに定義されているのですか。
○辻元委員 私は、社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 昨年初当選いたしまして、国会にやってまいりました。それ以前は、環境問題や国際交流にかかわるNGOのスタッフとして、学生時代から十三年間働いてまいりました。 一九九二年のブラジルにおきます地球サミットにも、日本のNGOの一人としまして参加しております。また、その地球サミットに先立っての、ニューヨークの国連本部でのプレ会議の方にも、NGOのスタッフとして参加してまいりました。 そういう関係で、海外の、特に第三世界、発展途上国と言われている地域での環境問題や、それからいろいろな、アメリカやヨーロッパ、それらの国々のNGOのスタッフな……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。この環境アセスメント法案につきましては三回目の質問になります。 先ほど質問なさった方が御自分の小さいころの環境との触れ合いなどにも言及されておりましたが、私の場合は一九六〇年に生まれておりまして、私が生まれたときから高度経済成長というのが始まりまして、都会の大阪で育ちましたので、こんな言い方おかしいかもしれないのですが、川といったら真っ黒け、どぶ川というか、残念ながら大好きな道頓堀の川もえらい真っ黒けなのです。周りも高速道路がどんどん建ち始め、そして小学校のときの環境の思い出といえば、光化学スモッグではたばたと体育の授業で倒れていくとか、そして体育の授業……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。 きょうは本当に京都に来てよかったなあというふうに思っています。私、国会議員になったのが初めてでしたので、きょう初めて公聴会というのに参加したのですけれども、公聴会というのは大事やなあと思いました。そういう意味では、環境アセスのこのプロセスで公聴会がないというのは、きょうこれがほんまに大事やなと私は強く思ったので、さらに審議の中で強く主張していこうかなというふうに考えております。やはり、このように意見を聞かせていただくことで、こうしたらええ、ああしたらええといっぱいお互いに啓発されて、触発されて、総合的に、多角的に物が見えてくると思うのですね。アセ……
○辻元議員 今、河村議員を初め、このNPOにかかわってこられた議員のすべての皆さんにここで敬意を表したいとともに、それから、全国でNPOの活動をなさっていた方に、その活動に対して、私、初答弁ですので、まず敬意を表したいと思います。
そういう意味では、今熊代さんもおっしゃったとおりでございまして、私は、採決するかせえへんか、そんなことをここで答弁しようと思って来たわけではございません。きょう六時間ございますので、内容について十分な審議をしたいと思ってここに立っております。それは河村さんと同じ気持ちだと思います。以上です。
【次の発言】 昨日、この提案理由説明の折にも、その中にも見直しのことにつ……
○辻元議員 議論の過程では、市民活動団体というのはさまざまな規模、さまざまなテーマである。小さな、二十人、三十人で一生懸命お母さん方が地域で活動されている、そういうグループもあれば、物すごく大きく、幅広く活動している、何百人、何千人の人たちと一緒にやっているグループもあれば、その活動の中心が海外の第三世界、発展途上国で活動するのがその実態であるというグループもあれば、本当に小さな町で、いろいろありました。そういう声を、今回は大分集めたと思います。 皆さんにこれは申し上げておきたいのですけれども、本当に、市民の皆さんが主催されるシンポジウムなどに積極的に、この一座、河村さん、熊代さん、私も参り……
○辻元議員 けさの公聴会でも私は意見を述べましたけれども、五十万円を設立時に用意しなければ設立ができないというのは、私は賛成できないと思っております。 といいますのは、今委員御指摘のように、市民活動を行う団体はさまざまですし、自分の経験から照らし合わせても、やはり五十万円最初に積んで、それを通帳に入れてあるのを見せるのか、お金を持っていってほれありますよと見せるのか、ちょっとそのやり方は定かではございませんけれども、非常に厳しいのではないか。経企庁のアンケートにもそのような結果が出ていると認識しておりますので、私は、これは現状に即さないというふうに考えています。
○辻元議員 どうも皆さん、きょうも一日御苦労さまです。 私は、きのうの事態で、一日、提案者といたしをして理事会の推移を見守りながら、あそこの入り口のところでずっと待っておりました。しかし、まず最初に申し上げたいのは、この委員会、連日開かれておりますが、皆さんの総意でいいものをつくりたいと現場の人間は鋭意努力してきた、そういうことが、一つボタンのかけ違いと申しますか、そういう現場の熱意がきのうのような事態を招いたと私は理解しておるんです。 ただ、今、自由民主党という党の話が出ておりますけれども、私は違う政党の者なので、自由民主党の中がどのようになっているかとか手続がどうであるかということはわ……
○辻元委員 どうもおはようございます。私は、社会民主党近畿ブロック選出の辻元清美と申します。予算委員会では初めての質問になります。 私は、最近とみに言われておりますボランティア活動とか、それからNGO活動という非政府組織、民間の若者の活動など、そして非営利組織と言われていますNPO活動などにつきまして、そういう市民活動と今回の政府開発援助、ODAとの関連について御質問したいと思います。 御承知のように、この予算委員会でも何回も、日本海で働いていらっしゃるロシア船ナホトカ号の重油流出に伴いますボランティアの活動については言及されてまいりました。そして、一昨年は阪神・淡路大震災のたくさんの、あ……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。 昨日も代表質問をさせていただきました。私は、一番最後の質問者ということで、きょう皆さんの質疑を聞いておりまして、さらにわからない点、疑問に思う点について伺いたいと思います。 この均等法ができた折、十年前は私は学生だったのですね。そのときは、まだ働く身ではなかったのですけれども非常にうれしかったのです。今度自分が働くようになってみて、ただやはり均等法はできたものの微速前進といいますか、女性の雇用の機会が均等であるのかどうかとか、それから働きに行ってみたらセクハラとかそういういろいろなものを、ここにいる女性の方であればだれでも体験されたことがあ……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 また、きょう私が一番最後の質問者になりますが、今から三十分です。 私は、働く女性で一番身近な女性はうちの母でした。うちの母は、一九三八年、昭和十三年に生まれています。小さいときから、ずっと働き続けてきた母のもとで私は育ちました。 どういう状況で働いていたかという話を一番最初にしたいと思うのですが、父は小さな店を経営しておったのですね。洋服屋をやっていました。それで、第一次石油危機とかありまして、何回も店がつぶれました。そのたびに母はパートに行くわけです。これは、よく、共働きの家といったら、両方ともサラリーマンの家、会社に働きに行く夫……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 きょうは参考人の皆さん、どうもありがとうございます。早速質問に入らせていただきます。私の持ち時間は二十分しかありませんので。 まず、荒川参考人にお聞きしたいと思います。 全体的な状況をどのように把握されているかということをお聞きしたいのです。具体的には、よく国際的にというか、諸外国から日本人は働き過ぎやなというふうな声が上がります。雑誌などで過労死というものの特集で日本がばんと出るとかというような企画を目にすることもふえてまいりました。日本はゆとりがあって非常に労働者も豊かな生活をしておるという記事は、私は残念ながら見たことがないの……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。 私は、きょうはまず、再三この場でも確認してきたことにつきまして、まずその現状確認から行いたいと思います。 家族的責任の比重が女性に重くかかっている現状というのは、ここで私も何回も確認してまいりました。そして、今回の法改正によって女性労働者の状況が変化する、これは何人も認めるところなんですけれども、どのように変化するか、ここが問題だと思うのです。私は、激変する可能性は、十分あるのではないかというふうに考えております。普通の変化ではなく、激というのがつくのは急に変わってしまうという意味ですが、ですからその激変緩和措置、これが政策で打ち出されるこ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、先日、地球温暖化防止京都会議の事前会 議の、ボンで行われています会合の方に与党のプロジェクトで参加してまいりました。そのことに関連いたしまして質問させていただきます。 日本に対しては、非常に議長国としての責任が問われている、かつ批判も随分多うございました。そういう中で、十二月の会議に向けて、それからその後日本がどういう温暖化対策をとっていくかということは、これは世界的に注目されていると言っても過言ではないと思います。そういう中で、科学技術政策、これは全然無関係ではなくて、非常に根幹をなす部分であるという実感を持って帰ってまいりました。 といい……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 吉川参考人を委員一同お待ち申し上げておりました。いつも、参考人でどの方をお呼びしようかという話の折にトップにランキングされておりまして、きょうはお運びいただきまして本当にありがとうございます。 私は、先ほどからも何人かの方の議論にも出てまいりましたが、プルトニウム政策そのものについて幾つか御意見を伺いたいと思います。 プルトニウム政策そのものを、見直しも含めて、謙虚にそしてオープンに議論をしてみる、そういうことも非常に重要な時期に来ているのではないかというふうに思います。 それは、先ほどからの吉川参考人のお話の中にも、循環という概念がこれから大事……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、今回の十二月のCOP3は、地球の未来を決める、それを私たちが決定するという、本当に今までになかった決定を下さなければならない会議だと認識しております。 今から五年前の一九九二年にリオで地球サミットがあった折に、私もNGOのメンバーとしてあの会場におりました。そのとき、世界じゅうから二万人もの一般市民、NGOの方々がいらっしゃっていた。その熱意と意欲、これは本当に地球を将来に残していこうという意欲だというふうに強く感じました。そういう中で、今回、与党のCOP3プロジェクトメンバーとして今この問題に携わっております。 さて、そういう中で、私たち社……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、いわゆる海上ヘリポート問題について、幾つかの点について質問したいと思います。 つい先日ですけれども、アメリカの連邦議会の会計検査院、GAOは、日米特別行動委員会、SACOの最終報告に関する初の調査をしまして、三月二日にたしか六十二ページだったと思いますけれども、報告書を発表いたしました。私もこれをアメリカから取り寄せました。この報告書です。イシューズ・インボルブド・イン・リデューシング・ジ・インパクト・オブ・ジ・USミリタリー・プレゼンス・オン・オキナワというこの報告書、これについて幾つか質問したいと思います。 このGAOの報告書は、軍事作戦……
○辻元委員 社民党の辻元清美です。本日の最後の質問になるかと思います。 まず、私は、統合幕僚会議の機能の充実ということについてお伺いしたいと思います。 防衛庁が作成されました「防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について」という、いただきました資料の中に、このような説明がありました。「出動時(防衛出動及び治安出動)以外においても、大規模災害等、自衛隊の統合運用が必要な場合として防衛庁長官が定める場合には、自衛隊に対する指揮命令の基本及び総合調整に関することについて統幕会議が長官を補佐し得るよう措置。」したというふうにあります。 ここで二つのことをお伺いしたいんですけれども、今までは出動時……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
私は、新ガイドラインにおけるいわゆる周辺事態の定義などについて、きょうも御質問したいと思います。
この周辺事態についてということで何回も御答弁いただいておりますけれども、周辺事態とは、我が国周辺地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態である、これは地理的概念ではなく事態の性質に着目した概念である、この定義で政府の方はよろしいのでしょうか。
【次の発言】 前回の私の質問に引き続き、関連して質問したいと思います。
前回、この周辺事態という言葉をめぐりまして、私は二つのことを申し上げました。
一つ目は、一九九五年十一月二十八日に閣議決定……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、自分の体験も踏まえまして、今回のPKO協力法の一部改正について質問させていただきたいと思います。 私は、国会議員になる前に、ピースボートという国際協力の団体で働いておりました。その関係で、人や緊急救援物資を運んで世界四十八カ国ぐらい行っております。その中で、カンボジアやパレスチナ、旧ユーゴスラビア等に物資や人を運んだ経験があります。実際に身の危険を感じたということは何回もありました。 例えばカンボジアでの経験ですけれども、カンボジアは私は十回以上行っております。一九九二年にUNTACに自衛隊が派遣される前と後にも行ったのですが、その直前に行っ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日は、久間防衛庁長官より中華人民共和国訪問に関する報告を受けました。それに関連いたしまして、まず質問させていただきたいと思います。 日中関係は非常に重要であるという御認識のもとに御訪問されたかと思います。私は国会議員になる前にピースボートという、国際交流の団体でしたので、中国にも何回も訪問いたしました。 初めて参りましたのは一九八四年なのですけれども、もう十五年ほど前になるのですが、そのときは、五百人ぐらいの日本の一般青年を中国に船で入港させるための手続や交渉というのは非常に厳しいものがございました。何回も北京に参りまして、日本の青年を受け入れて……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
私は、まず物資協力についてきょうは質問したいと思います。
物資協力の改正点、第三条第四号口の「人道的な国際救援活動」での物資協力は、別表第三に幾つか並んでいるのですけれども、その一に「国際連合の総会によって設立された機関又は国際連合の専門機関で、次に掲げるものその他政令で定めるもの」に対して行うとされています。ここで言う「その他政令で定めるもの」というのは、どのようなものを想定しているでしょうか。
【次の発言】 さて、この物資協力の対象物資なのですけれども、これには武器や弾薬は含まれないという解釈でよろしいのでしょうか。官房長官、お答えいただけますで……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
きょう、幾つかの点について確認させていただきたいと思います。
まず、この国際平和維持活動、先ほどからも性質が変化してきていると。これはその時々によりまして変化すると思います。私の認識では、近年は、北欧諸国やカナダ、オーストラリアなどPKOを中心に担ってきた国も、人道援助の方で活躍が目覚ましいというかそちらに力点を置いているように、そちらのニーズが高まってきているように認識しているのですけれども、この認識は、政府はいかがでしょうか。
【次の発言】 ちょっと他国の活動と比較したい件があります。
例えば、一例として、一九九四年にザイールでの救援活動におけ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日五日、日本時間の零時四十五分から、ジュネーブの国連欧州本部におきまして、国連安全保障理事会常任理事国、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスの外務大臣が、インドとパキスタンの核実験の停止や世界の核の管理・不拡散体制などについて緊急協議をしております。そういう中で、昨日、橋本総理は、こういう核保有五カ国にも、核兵器保有国自身が核軍縮の努力をしていかなければいけない、そこが非常に重要であるということを発言されております。このことに つきまして、まず最初に質問させていただきます。 核兵器不拡散条約、NPTの第六条は、もう皆さん御承知だと思いますけ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 きょうは所信を伺いまして、科学技術についてはやはり光と影の部分があると言われますし、私は、やはりその影の部分をどれだけ克服するかということが前進につながると考えます。また、最後に、結びの部分で、制度疲労を起こしている我が国のシステムをどう変えていくかという観点から、我が国のシステムを変革する原動力になっていきたいというようなお言葉もございました。 その中で、私は、やはり科学技術庁自身の制度疲労はどこなのかということを謙虚に見詰めるということが前に進んでいく上では大事だと思いまして、本日は、その事例といたしまして人形峠ウラン残土問題を取り上げて、この教……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。本日は、西澤先生、本当にありがとうございます。私は十五分ですが、質問させていただきます。 まず、高速増殖炉懇談会の報告書につきまして、この解釈と意味ということを伺いたいと思うのです。 といいますのは、これはさまざまな委員の方の御意見を座長として取りまとめいただきまして、その間には随分御苦労があったかと思います。特に、先ほど吉岡さんというお名前が出ておりましたけれども、吉岡さんのお話も随分取り入れながら皆さんの合意を形成していかれたということを先ほど承りました。私の手元に、その九州大学の吉岡さんがこの報告書についてお書きになった一文があるのです。こ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、まず、今回の動燃を新しい組織に変えていくという基本認識から御質問したいと思います。 動燃改革検討委員会、この提言といいますか報告書を基礎に今回の改革について話し合われたかと思うのですけれども、吉川座長がこういう発言をなさっています。背景に事故はあり得ないといった過信があり、安全対策も十分に講じていなかった、管理体制の不備やトラブルを技術の改良につなげようという積極姿勢がトップに欠けていた、経営の不在と呼べるだろう、こういう指摘をなさっているわけなのですけれども、こういう認識のもとに、ここからスタートしてこれから新しく新機構に変えていこう、そうい……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、今回のこの法律についての審議を通じまして、よく出てきたキーワードというのがあると思います。まず一つ目は、安全より安心、何回もさまざまな方が発言されました。そして二つ目に、トップランナーという言葉もたくさん出てきました。そしてもう一つ、はしの上げおろしという言葉も出てきました。そして、情報公開という言葉もたくさん出てきました。この四つのキーワードについて質問を進めていきたいと思います。 まず、安全より安心という言葉です。これは、今までは、安全ですからと言われてきたのですね。それが今度は、安全より安心だ、これが重要だというふうに変わったわけですが、……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 今回の研究交流促進法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 科学技術庁より四月にいただきました、この法律案についてというペーパーがこちらにございます。まず、この趣旨の部分について幾つか質問したいと思います。 このようになっております。 近年の我が国経済社会の閉塞感を打破し、経 済構造改革に資するものとして、創造的な科学 技術活動による幅広い分野の新産業の創出等への期待が高まっている。このため、 産学官それぞれの研究セクターがそれぞれの特 色を生かしつつ、密接な連携の下で効果的かつ 迅速に研究開発を進めていくための産学官……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 幾つかの点について御質問したいと思いますが、まず最初に、今回のこの法改正、宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案についてまず一点お伺いしたいと思います。 ロケット等の事故というのは、先ほどほかの委員の方からもどういうことが想定されるかということで御答弁いただいておりますけれども、一たび事故が起こると損害がはかり知れないというふうに私も認識いたしました。そういうことを考慮すると、事業団の過失の有無を問わず賠償責任を負わせるべきではないかと考えるわけなのですが、例えば原子力損害賠償法三条は、原子力発電所の運転により生じた損害につき無過失損害賠償責任を負わ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 先般、インドとパキスタンの核実験が行われまして、世界じゅうに衝撃が走りました。それで、日本政府としましても強い抗議を二国に対して行っているというような状況ですけれども、このような世界の情勢の中で、核物質の開発利用の透明性や、それから核物質の防護や保護が今まで以上に重要になってきているのではないかというふうに私は考えるのです。 といいますのは、プルトニウムを扱うということに対しての世界の疑念というものも我が国に絶対向けられないという保証はないわけで、こういう中でのこの透明性の確保、防護、保護が今まで以上に重要になってきているという御認識は長官いかがでし……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。今回の事件は、委員の皆様も非常に御立腹しているという事件ではないかというふうに私は思います。 まず、ちょっと事件を確認したいのですけれども、先日、元防衛施設庁長官の諸冨増夫容疑者と調達実施本部の上野憲一容疑者が東京地検特捜部によって背任容疑の罪で逮捕された。さらに、これは、今までこの委員会でも、さまざまな委員の方々が質問の中でこの事実関係についても政府に対して何回も質疑が行われたことです。私も、そういうさまざまな委員の質疑を聞いておりまして、そういう委員の方が言っていたとおりになったやないかというふうに思いまして、やはり委員会での審議というものを政府はさ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 九月十四日に防衛庁が二度目の家宅捜査を受けました。 さて、強制捜査前に組織的に証拠を隠したという捜査妨害工作があった、それから、過去三回にわたって焼却炉などを使って関係書類を始末したという証拠隠滅行為があったという疑いから、この防衛庁背任事件はますます国民の不信を買い、大きな問題に発展しています。その認識に立ちまして幾つか質問させていただきます。 まず、会計検査院に対して質問をいたします。といいますのは、私たち、国会、ここでもずっと審議してまいりましたけれども、国民の皆様からお預かりする税金の使い道、これは非常に重要な課題です。さて、これが使われた……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、まず最初に、二十六日にアメリカがネバダ州の地下核実験場で未臨界核実験を実施しました。この件に関しまして、日本でも一その後、被爆地の広島や長崎では、被爆者の方も含めまして座り込み行動などが行われております。私も、やはりこのアメリカの態度はCTBTの精神に反するものであるというふうに考えますので、この場をかりて抗議したいと思います。 質問につきましては、先ほどから何人かの委員の方が同じ質問をなさいましたので割愛いたしますが、私は、これはCTBTに反しているというふうに思います。 さて、きょうは対人地雷禁止条約について幾つか質問したいと思うのですが……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日は、防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の審議を行っております。 それに先立ちまして、今実際、非常に景気が悪いというのは皆さん御承知のとおりだと思います。総務庁が発表した労働力調査によると、八月の完全失業率は四・三%、それから失業者数は二百九十七万人と、過去最高になっているということで、民間で働いていらっしゃる方々を含めて非常に厳しい経済状態の中で頑張っていられると思うのです。 こういう中で、今回、防衛庁の職員の給与を審議しているわけなのですが、これに当たりまして、実際に今この委員会でも今回の背任事件についてさまざまな委員の方……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日は、新しい大臣をお迎えいたしまして、今まで私が本委員会で取り組んでまいりました幾つかの問題につきまして、確認や質問を引き続きさせていただきたいと思います。 三つのテーマをしつこくこの委員会で質問しておるわけなんですが、まず最初には動燃の新法人への移行について、二つ目がプルサーマル計画について、そして三つ目が核物質の輸送に伴います地域防災対策について、時間が許す限りお聞きしたいと思います。 さて、一番最初に動燃問題なんですけれども、いよいよ新法人に移行するということで、前々回も私は質問しているのですが、やはりこの際、今まで動燃が持っていた負の遺産……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、昨日、決算行政監視委員会の方で同じ件について質問させていただきましたので、その続きをさせていただきます。 昨日も、今回出されましたこの四社事案関連文書の管理実態に関する報告につきまして、まずその経過について何点か質問させていただきました。それで、どう考えてもちょっと腑に落ちないところがありまして、これを読ませていただいても、経過がどうなっているのか、なかなか見えにくいので、その点について質問させていただいています。 さて、今共産党の議員の方も質問されましたけれども、「東通事案に対する現時点での評価について」というのが七月十四日に出ておりますが……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、まず最初に、今回のアメリカとイギリスによりますイラクの攻撃に対する社民党の立場を表明させていただきました後に質問させていただきます。 これは、先日幹事長名で談話を発表いたしました。 本日アメリカとイギリスは、イラクが国連安 保理決議違反である大量破壊兵器の査察を妨害 しているとして、空爆を行なった。社会民主党 は、このアメリカ、イギリスの行為を批判する。 わが党は、空爆によって問題はかえって悪化し、 さらに武力によっては解決できないと考える。 これまで、アナン国連事務総長による調停作 業と国連チームによる査察が行なわれてきた……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、きょうは、使用済み燃料輸送容器のデータ改ざん問題につきましてまず質問させていただきたいと思います。 今回の事件は、内部告発によって発覚したという性格の事件なのですけれども、まず最初に、内部告発で発覚した主な原子力関係の事故や不正について、七〇年代後半からどういうものがあったのかなというものを私なりにちょっと調べてみました。 そうしますと、一九七六年七月に、これは七三年四月に美浜一号炉で燃料棒の折損事故があったことが内部告発で発覚している。八二年九月には、美浜一号で蒸気発生器細管損傷に違法の施栓工事を、これは七三年から七六年まで行っていたという……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、このたびの最終報告、「四社事案関連文書の管理実態に関する報告」につきまして質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、経過について確認させていただきたいんですが、これを読ませていただきまして、ヒアリングファイルというのが七月ごろに出回っておりまして、そしてその後、七月十四日に「東通事案に対する現時点での評価について」というものが出ております。そしてその後、九月から新たなる事実がどんどん出てきまして、私も安保委員会で何度も審議をいたしました。そして十月十四日に中間報告をいただきまして、十一月十九日に最終報告、こういう経過になっております。 ……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は新ガイドラインと新ガイドライン関連法案について質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、この問題につきましてはずっとこの委員会でも予算委員会でも質問させていただいているんですが、いわゆる周辺事態の認定の問題について質問させていただきたいと思います。 周辺事態というものが発生した場合に考えられることは、日本の周辺の二国間による紛争とか、日本の周辺の一つの国の中で何らかの紛争が発生するとか、そのようなケースが考えられると思うんですけれども、この周辺事態の認定に際して日本とアメリカが話し合うということになっているわけですが、例えば日本の周辺の……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
私は、今国民的に関心がある、いわゆる非核神戸方式について質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、地位協定の話から入りたいと思います。
地位協定三条、五条の問題ですが、アメリカの船舶が日本にある施設及び区域以外の港、神戸や苫小牧、それから函館や高知、今いろいろ議論されておりますが、この以外の港に入る場合、同船舶が享受し得る特権や免除は、第五条で定められているほかには特に明文規定がないと承知しているんですが、それでよろしいでしょうか。
【次の発言】 ということは、この五条による入港の際は、地位協定の定める通告を行いさえすればその施設及び区域へ……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
まず、今回の日本海におけるいわゆる不審船問題について幾つか確認させていただきたいと思います。
まず、長官にお聞きしたいんですが、今回はどういう根拠で自衛隊法の八十二条を発令する要件が満たされたと認定されたのか、お答えください。
【次の発言】 もう少し具体的に、どういう事態を想定されたのでしょうか。お願いします。
【次の発言】 大変悪質なものであるという判断であったとおっしゃいました。
さて、それでは、海上保安庁にお聞きしたいんですが、先ほど、本件のような事例に当たるというようなのは今までで十八隻というような話がありましたが、この中で、最近の……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、本日、核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラムについて質問したいと思っておりましたが、その前に、今白熱した議論がありまして、ちょっと一点私も聞いてみたい点がありますので、お聞きしたいと思います。 それは、コソボの件で佐々木陸海議員との議論の中で、判断を下さない、もしくは下せないということが今言われておりました。 そうしますと、一点お聞きしたいのは、このコソボの件に関して、アメリカから事情を聞いた、もしくはアメリカと意見交換した、そのようなことはあるのでしょうか。どうなっていますか。というのは、日本はアメリカと同盟国と言っているわけですか……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
まず最初に、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。
今回の法改正によりまして、懲戒制度の整備という点があります。
さてそれでは、この懲戒制度の整備に至りました理由と背景、さまざまな、役所に対するというか、市民の目も厳しくなってきている中で、どういう背景によって今回整備に至ったか、まず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正は一般職の国家公務員の例に準じてということで、この間人事院の方でも、公務員の倫理の確立という観点から、不祥事に対して厳正に対処するために、全体的に懲戒制度を見直していこうという、その中の一環であると、今の御答……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、きょうは、日米新ガイドライン、それから先ほど質問がありました自治体協力、その他日本の外交政策について、時間の許す限り質問してみたいと思いますが、二十五分間しかありませんので、どこまで行けるかどうかというところなんですが、まず、一番最初に、日米新ガイドラインのメカニズムについてさらに詳しくお聞きしたいと思います。 私は、この日米新ガイドラインに基づきまして周辺事態法というのが成立いたしましたけれども、この新ガイドラインそのもののメカニズムというところがまだ不透明な部分が多いと思います。その中で、特に包括的メカニズムと調整メカニズム、これが……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 まず大臣に、新しい長官をお迎えしましたので、私はまだ一年生ですが、この科学技術委員会で四人目の長官をお迎えすることになります。それぞれの長官をお迎えするに当たりまして必ず最初にお聞きしている問題があります。それは、先ほどからの各委員のお話にもありましたが、科学技術の情報公開ということで、特に原子力関係につきましての情報公開の姿勢をまずお聞きすることにしています。 といいますのも、毎回新しい長官をお迎えするたびに事件や事故が起こりまして、もうこの科学技術委員会は事故調査委員会になってしまうというようなありさまなんです。最近では、旧動燃の事故や、使用済み……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。
皆さん、最後ですから、元気に質問をしたいと思います。
さて、私も、このたびのデータ改ざん問題につきまして御質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、私は、昨年の十二月十一日にもこの問題につきまして、当時は竹山科学技術庁長官でしたが、国務大臣に対して質問をさせていただきました。改めまして、本日は有馬長官に、私は今回のこの問題は重大な不祥事であるという認識なんですけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、不祥事であるという認識に立ちまして質問を続けさせていただきたいのですが、この中で、データ改ざんのあった輸送容器、これは、使用済み燃……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 さて、私は、きょうの議題であります原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、この法律案の中身と関連の質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、今回の改正の幾つかの点について質問をいたします。七条についてまず最初に取り上げたいと思います。 この七条では、補償措置の対象が原子炉ごとではなく、「一工場若しくは一事業所当たり」と規定されているわけなのですけれども、どうもお聞きしますと、これをサイト主義の考え方というふうに言われているようですが、どうして「一工場若しくは一事業所当たり」とされていて、原子炉ごとではないのか、まずお……
○辻元委員 本日は、お忙しい中、本委員会にお越しいただきまして、ありがとうございます。私は社民党の辻元清美と申します。どうぞよろしくお願いします。 この中間貯蔵問題ということで、これから私たちは委員会で審議を進めていきますし、明日は視察にも参ることになっております。その中で、私が素朴な疑問として幾つか考えておりますことをきょうは御質問させていただきたいと思います。 まず最初に、前田参考人にお聞きしたいんですけれども、中間貯蔵ということになりますと、発生者責任の問題ということをどのようにお考えでいらっしゃるか、その点について、業界の中でも議論されていることではないかと思いますので、まず教えて……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。本日は、非常に長時間にわたりますが、私が最後の質問になります。 さて、今回の法改正によるこの中間貯蔵については、中間貯蔵をサイトの外で行うための事業が営めるようになるというような、その部分だけを議論するのではなくて、各委員の皆さんが、原子力政策全体についての中でこの中間貯蔵の是非を考えなければいけないというような視点で本日も議論されてきたかと思います。私も、一番最後になりますと、各委員の方が細部にわたりまして質問をされますので、非常に質問しにくい面が正直言ってあるのですけれども、きょうは、幾つかの点につきまして、サイクル機構の方にもお越しいただいています……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 さて、本日委員会が開かれておりますけれども、まず一番最初に、本日の委員会の位置づけを確認させていただいて審議を進めていきたいと思うんです。 といいますのは、この「もんじゅ」の問題について国会で議論するということを聞きまして、地元の皆さん、そのほかの方々から、なぜ今、国会で審議するのか、何らか動きがこの後つくられるのではないかというような不安の声も上がっているわけですね。私たちは決してそういう意図でこの委員会を開いているわけでは全くないわけなんですけれども、それぐらい地元の皆さんはセンシティブになっているということをまず皆で確認したいと思います……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、まず今回の東海村のウラン再転換施設ジェー・シー・オーの臨界事故の基本的な認識についてお伺いしたいと思うのです。 まず最初に、斉藤政務次官にお伺いしたいと思います。まず今回の臨界事故というものの認識ですけれども、ある専門家の方がこういうふうにおっしゃっています。臨界とは、ウラン原子の核分裂で出た中性子が別のウラン原子にぶつかって新たな核分裂を起こさせる連鎖反応が一定の割合で続く状態です。放射線や熱などエネルギーが出ます。連鎖反応を瞬時に拡大させるのが原爆、原子炉の中では中性子の量を調節して臨界状態を維持しています。つまり、今回の臨界事故はいわば原……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
本日の議題になっております、言いにくいんですよ、男女平等法にした方が言いやすいなと思いながら、男女共同参画社会基本法案につきまして審議させていただきます。
まず最初に、野中官房長官に率直な御意見を伺いたいのですが、日本の男女平等の現状というのをどのようにお感じになっていらっしゃるか、御認識されているか、まず率直な御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 私も、まだまだこれから努力していかなければならないという認識では一致させていただいております。
さて、その中で、それでは現状について、この法案の定義の部分にも「男女が均等に政治的、経済的、……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 本日は、皆さん、ありがとうございます。それでは、早速質問をさせていただきます。 まず、中下参考人と水野参考人にお伺いしたいと思います。 さまざま寄せられます意見の中に、この法律の名前の話が出てきました。男女平等法にした方がすっきりするんじゃないかという意見が私の方にも寄せられておりますし、私も何だか、男女共同参画社会基本法よりも、平等法にした方がすっきりするんじゃないかなと自分では思っています。また、審議の中でも、男女平等が前提となって、この共同参画社会というふうに位置づけられているんだという御答弁をいただいているのですが、私はまだ、なかな……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。本日は、陳述者の皆さん、どうもありがとうございます。 それでは、私は幾つか質問させていただきたいんですけれども、この国旗・国歌の問題というのは、各国でさまざま話し合われてきた問題だと思います。例えばカナダですと、カエデの国旗、有名でチョコレートなんかによくついていますけれども、かつてはカナダは、イギリス系の移民、フランス系の移民がいますけれども、イギリスのユニオンジャックがちっちゃくついていたということで、フランス系の移民の方々との長い抗争がありまして、皆で新しい国として出発しようということであのカエデの国旗をつくったというふうに聞いております。……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
それでは、まず最初に野中官房長官にお伺いしたいのですが、野中長官は、七月一日の内閣委員会でこのように御答弁されています。「法制化によりまして国民生活に何らの変化や義務を生じ、かつ影響を与えるものではないと理解をしておるところでございます。」この中の「国民生活」という中には学校教育の現場というのも含むという理解でよろしいのでしょうか。
【次の発言】 それでは、同じ日の別の答弁でこのようなことをおっしゃっています。
教育現場を中心といたしまして、国旗・国歌をめぐりましてはそれぞれ対立や争いのもとになってきたこの五十年を振り返りますときに、その中心……
○辻元委員 社民党の辻元清美です。 日米新ガイドライン関連法案につきましては、私たち社民党は土井党首を先頭に反対を主張しているということは、総理も既にもう御存じだと思うんです。私は、きょう持ち時間が十分しかありません。次の委員会で本格的な議論をさせていただきますが、反対であるからといって、答弁をいいかげんにせずに、心を込めてまず答えていただきたいということを、最初に申し上げたいと思います。 さて、これらの法案につきましては、徐々に市民の間で関心が高まってきているというふうに大臣の方々も御認識されているのではないかと思います。 私は大阪府の高槻市というところに住んでいるんですけれども、先週……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。本日も一番最後の質問になります。 さて、私は昨日地方公聴会に参りましたが、やはりそこでは自治体や民間への協力要請について不安の声がたくさん上がったのは、ほかの委員の方も御承知のとおりです。 さて、この九条の問題、ここは私は一番こだわっているんですけれども、この問題についてきょうも質問したいと思います。 まず、民間への協力要請について質問させていただきます。 この前私が質問いたしました折に、民間への協力要請について、船舶や航空機の協力、ここに、武器弾薬や武装した米兵の輸送も排除されないというように確認いたしましたが、それはそのとおりですか。
○辻元委員 社民党の辻元清美です。 本日、私は、まず最初にACSAについて幾つか質問させていただきます。 この協定の名前はえらい長いんですね。ちょっと読みます。日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定というのが名前なんですけれども、ここでは、さて、後方支援という言葉が使われています。そして、ここに私はACSAの英文を持っていますが、ここにはロジスティックサポートとはっきり書かれているんですね。 それでは、同時に関連法案として提出されている周辺事態法案には後方地域支援という言葉なんですけれども、この……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日は締めくくり質疑というふうになっておりますけれども、私は、やはり審議は十分尽くされていないし、本日採決するのにはまず最初に反対と申し上げて、話を進めていきたいと思います。 六〇年安保のとき、当時衆議院に日米安保条約等特別委員会が設置されて審議されましたが、これは何回やられたか、総理、御存じですか。今すぐ答えられないかもしれませんから私が申し上げますと、三十九回やっているのです、そのときの審議は。徹底審議をしています。今回はまだ十回しか審議をしていません。 かつ、政府はこの間、私は何回も安保条約の根拠条文を示してくださいと、総理に代表質問のときに……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。本日最後の質問になりますので、気合いを入れてやりたいと思いますので、皆さん気合いを入れて御答弁をよろしくお願いします。 私は、新ガイドライン関連法案について本日は議論させていただきたいと思います。 まず最初に、小渕総理の基本的な御認識を伺いたいんですが、日本は憲法があって、他国に武力行使をすることは禁じられております。その憲法のもとでお仕事されているわけですけれども、総理大臣の大きな任務として、他国に武力行使すること、これはできません。かつ、戦争に国民が巻き込まれることを最大限回避するというのが総理の重大な任務の一つであると私は思いますが、いかがですか……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
私は、まず最初に、やはり西村眞悟前防衛政務次官の問題について取り上げさせていただきたいと思います。
もう御承知のように、西村前防衛政務次官は、十一月二日号の週刊プレイボーイで、核武装や、それから集団的自衛権について、女性べっ視史観に基づいた強姦という例を引きながら発言したことは、皆さん御承知のとおりだと思います。
さて、そこで、まず防衛庁長官にお伺いしたいのですが、長官は、以前から同様のトーンの発言を西村前防衛政務次官がされていたというようなことは御存じでしたか。
【次の発言】 私は、今ここに、西村さんがかつてインタビューにお答えになった他……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 さて、本日は、防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について審議することになっておりますが、昨年はこれを十月六日に、同じこの法案について審議をいたしました。そのときの議事録をちょっとひっくり返してみたんです。ちょっと読ませていただきます。 これは私の質問なんですが、 防衛庁の職員の給与を審議しているわけなのですが、これに当たりまして、実際に今この委員会でも今回の背任事件についてさまざまな委員の方が指摘されております。こういう問題を抱えて、額はともあれ、やはり国民感情としましては、給与について云々するのかという国民感情がないと……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
さて、私はまず最初に、緊急提言・中間報告について何点かお伺いしたいと思います。
この中で、読ませていただきますと、「最終的な結論に到達するまでには、更に慎重かつより深い検討が必要である」とされているのですけれども、この、さらに慎重かつ深い検討というのは、これは具体的にどういうことを指しているんでしょうか。政務次官はいかがですか。どうでしょうか。きのう通告してあるんですけれどもね。
【次の発言】 今の御答弁の中に、社会的背景というお言葉が出てまいりましたが、それは、さらにちょっとかみ砕いて御説明いただくと、どういうことでしょうか。
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は日ごろは元気なんですけれども、このところ元気がなくて、なぜかといえば事故続きということで、この委員会に配属されてから、きのうの本会議上でも、失礼ながら、科学技術委員会は事故処理委員会になってしまったのではないかという発言をさせていただきました。 この三年間、ほとんどの時間を事故の処理についての審議に費やしているというこの現状で、おとといもまたHIIロケットの事故があったということで、きょうは元気なく質疑をさせていただきたいと思います。もうええかげんにせいよというのが一般の国民の率直な感想ではないかと思うんです。 さて、その中で、今回のこ……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、先日から審議されております原子力災害対策特別措置法案などにつきまして、きょうも引き続き質疑をさせていただきたいのです。 まず最初に、前回、二日前に私の方から指摘させていただきましたこと、特に責任の所在ということについて、そしてもう一つは、地方自治体との関係ということを時間の許す限り質問していきたいと思います。 まず、たった今やっと速記録が上がってきたのですが、前回私は、今回のジェー・シー・オーの事故において、原子炉等規制法の七十六条の二の罰則規定が適用されないのかということを質問させていただきました。その御答弁で、斉藤政務次官が、第七……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 私は、引き続きまして原子力災害対策特別措置法案などにつきまして質疑をさせていただきます。 本日の公聴会でも指摘されました点なのですが、緊急時の初動体制が特に原子力にかかわる事故では大切であるということで、この点についてまず幾つか御質問したいと思います。 その際の自治体の長、特に市町村長の判断が、一番現場を熟知している方の判断ということで大事だと私は思いますので、市町村長の判断を速やかに下せるようにこの法律を運用していくことは非常に大きなポイントになるかと思います。 さてそこで、幾つか具体的なことを確認させていただきたいのです。 この初動体制につ……
○辻元委員 私は、きょうの委員会で一番多くの委員が取り上げております沖縄の普天間の基地の移転問題について、私も取り上げたいと思います。 防衛庁長官と外務大臣がたびたび、沖縄の皆さんの気持ちを重く受けとめているというような御発言がありました。私は、この重く受けとめるというのはどういうふうに受けとめているか、そして、重く受けとめるということは、どういう行動をされているかということが重く受けとめているということの中身だと思います。幾ら文献を読んで沖縄の歴史を学ぼうが、戦争の歴史を学ぼうが、現状の沖縄の皆さんがどういう意見を持っているかということをどれだけキャッチして、その内容をどういうふうに理解し……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、石原慎太郎東京都知事が四月九日に陸上自衛隊第一師団の式典で、不法入国した多くの三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している、大きな騒擾事件すら想定されるなどと語った問題について質問をさせていただきたいと思います。 さて、まず外務大臣と防衛庁長官にお聞きいたしますが、昨日、韓国、北朝鮮を初めアジアの諸国からは懸念を示されたり、私もロサンゼルス・タイムスなど外国のメディアからの取材も受けております。波紋が広がっていると私は思いますが、まず、外務大臣は、この発言について、この波紋についてどのようにお考えでしょうか。
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。
防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。
海上保安庁の方はまだ入っておられないですね。意外に西村さんが早く終わったからかな。
それでは、まず最初に海上保安庁関係の質問をしたかったんですが、ちょっと順序を変えて、今回のこの改正では幾つか具体的なことをまずお聞きしたいと思うんです。
師団の旅団化という改正をするとなっていますけれども、この点について、まず、第十二旅団となった場合、その任務、組織、装備などはどう変わるのかという点をお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 それでは、もう一点具体的なことをお聞きしたいので……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私もまず最初に、森内閣総理大臣が、日本の国はまさに天皇を中心とする神の国であるということを国民にしっかりと承知していただくとの思いで活動してきたというような発言を、十五日に、神道政治連盟国会議員懇談会の結成三十周年記念祝賀会のあいさつでされたことについて、幾つか確認をさせていただきたいと思います。 といいますのは、この発言は、外交問題や、それから日本の、私たちが国会でさまざまな政策を立てていく上での基本を崩しかねない危険性をはらんでいると私は考えているからなんです。 そこで、まず防衛庁長官にお聞きをしたいと思います。 私たちは現在、特に過……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私はまず最初に、人形峠のウラン残土問題についてお聞きをしたいと思います。 私は、この人形峠ウラン残土問題については、橋本内閣のときから、日本の原子力政策の負の遺産ということで、これを解決できない限りこれから同じような性質の問題が起こってくるのではないかということで、しつこく取り上げているのです。今、いろいろな局面を迎えておりますので、幾つか方針を聞かせていただきたいと思います。 昨年末には、撤去協定調停から十年余りを経ても事実上の撤去が行われないことに住民の怒りが爆発して、住民が実力行使で残土の搬出を始めるというような事態を招いています。ま……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 技術士法の一部を改正する法律案について議論をさせていただきますが、私は、ポイントは四つあるのではないかと思っています。 一つ目が、日本の技術力の問題点は何か。日本が誇ってきた技術力がどこかおかしくなっているというように多くの人が気づいていると思いますけれども、これはどういうことが原因なのか。二つ目が、今回の改正案でも注目されている技術者の倫理の問題、これをどう掘り下げるか。そして三つ目が、人や物が地球規模で交流する時代になって、WTOやAPECで議論されている技術者の移動促進にどのように取り組んでいくのか。そして四つ目が、そのような背景での技……
○辻元委員 社民党の辻元清美です。 きょうは四名の皆さん、お越しいただきましてありがとうございました。 幾つか質問をさせていただきたいと思うんですが、クローン人間をつくることは禁止すべきである、私もそう思いますし、皆さんもそのようなお話をきょうはずっとされているかと思います。クローン胚なども含めて、それ以外の部分の取り扱いについて、全面的に禁止をして、厳しい規制のもとでそれぞれ判断したものをオーケーとしていくのか、それともガイドラインで禁止をしようというようにしていくのか、幾つか意見が分かれているように私は思います。 そこで質問をさせていただきたいんですが、まず位田参考人にお願いします。……
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。本日のトリの質問をさせていただきますが、トリの一番は、相撲問題からいきたいと思っています。 青木官房長官と中曽根文部大臣にまずお聞きをしたいと思います。 私、大阪選出の議員ですが、今回大阪には女性の知事が誕生されました。それで、この知事が記者会見で、恒例の、三月から始まります春場所、この場所で、大阪府立体育館で行われますけれども、授与式ですね、知事賞の授与式に御自身が出向いて堂々と賞を渡したいというようにおっしゃったこと、これは御存じのとおりかと思います。 ところが、相撲協会の時津風理事長は、相撲という伝統文化を守るんだということで、この意思……
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。きょうは本当に長い時間になりますけれども、公述人の皆さん、そして傍聴の方々もたくさん見えています。それぞれの活動で、多分御苦労が多かった方がここに集まっていらっしゃるんではないかというふうに思います。 私も、ピースボートという民間の国際交流の団体を二十二歳のときにつくりました。それから去年の十月までですから、三十六歳までその活動をやってきまして、実は、多分、この国会に来てなかったらあそこに座っているというふうに私は思うわけなんです。そういう立場で、何人かの方に質問させていただきたいと思います。 やはりやっていく中で苦しかったのは、社会的……
○辻元分科員 私は、社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。 本日は、昨年十二月三日なんですけれども、アメリカ合衆国司法省が、第二次世界大戦中に日本軍人及び軍関係者として、いわゆる七三一部隊での人体実験や従軍慰安婦の組織化、制度化を進めた十六人の日本人について、アメリカ合衆国への入国禁止の措置をとったという報道がなされましたが、この件について質問したいと思います。 今私の手元に、米国司法省が出しました緊急リリース、これは十二月三日付のものなんですけれども、これがございます。 この中で、戦争犯罪の疑いのある日本人の入国拒否監視リスト掲載についてという緊急リリースですが、米国司法省は、本日……
○辻元分科員 社会民主党の辻元清美です。
私は、先日香川県の坂出で送電鉄塔の倒壊事故がございましたけれども、まずこれから御質問したいと思います。
物すごく大きな鉄塔が倒れたということで、大臣初め皆さん衝撃が走ったと思うのですけれども、二度とこのような事件、事故がないように、やはり細心の注意を払わなければいけないというふうに考えますので、その視点に立ちまして質問させていただきます。
まず、この四国電力の特別高圧送電線鉄塔が倒壊した、この原因は何であったというふうに通産省は考えているのでしょうか。
【次の発言】 今、何者かによってボルトが抜き取られた可能性が高いというふうなお話だったのですが……
○辻元委員 社民党の辻元清美です。本日は、お越しいただきましてありがとうございます。 まず最初に、私は浜谷公述人にお伺いしたいと思うんです。 米軍に対しての後方地域支援などを行うかどうか、基本計画を策定するかどうか、それ以前に、米軍の行動そのものに妥当性があるかどうかというところもしっかり検証してみないと、日本が国際的な批判を受けるというような立場に立ちかねない事態も想定されると思うんですね。といいますのは、米軍の行動がすべて日本の国益に合致するとも考えられませんし、その際、はっきりと日本が主体的に判断するということが大事だと思います。 そこで、この委員会での審議の中で、最近の米軍の行動……
○辻元分科員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 先日は大臣には科学技術庁長官として科学技術委員会で議論をさせていただきましたが、きょうは文部大臣として議論させていただきたいと思います。 私は、きょうは、オリンピック問題について、今政府がどのようにお考えになって、今後どのようにしていこうとしているのか、何が問題点なのかというような点について、何点か確認をさせていただきたいと思います。 まず最初に、この一連の今問題になっておりますIOCの体質や、それからソルトレークシティーに端を発したオリンピック招致をめぐる一連の疑惑、これは長野のも言われておりますけれども、このような一連の問題につきまし……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。 本日は、公述人の皆さん、お越しいただきましてありがとうございます。貴重な御意見を伺いました。 さて、その中で幾つか具体的にお聞きしたいことがあります。 まず、村上村長にお聞きしたいのですが、緊急時だけではなくて日常活動で、運転管理専門官とか、それから今度原子力防災専門官が規定されておりますけれども、オフサイトセンターなどができたとして、日常どのような活動をお互いの情報交換としてしていくのがいいかというところがなかなか、国会の中の議論でも、オフサイトセンターができてそこで一体何をするのだろうというところをかなり各委員が質問もしているのですけれども、現……
○辻元委員 社民党、社会民主党の辻元清美です。 本日は、国会にお越しいただきまして、ありがとうございます。 さて私は、まず最初に、きょうお話しいただきました、押しつけ論ということに対する御意見、補足して幾つかお聞きしたいと思います。 私もこの点に関しては先生と同じような考えを持っていて、その憲法の制定過程について検証すること、それは事実を検証するということですが、押しつけだからいい悪いという議論と分けて考えないと、誤った方向に議論を持っていってしまうのではないかと思うんです。 といいますのは、国際社会の仲間入りを当時の日本はしなければいけないという状況の中で、例えば、先ほどから、違う文……
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。本日は、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案について、確認をさせていただきたいと思います。 名称については、昨日からほかの委員の方も質問されておりますので、私もこれははっきりと高レベル放射性廃棄物というようにした方がいいと思っておりますが、その点については、きのうもかなりの方との質疑がありましたので省略させていただきまして、処分の実施主体である機構と高レベル放射性廃棄物の所有者についてまずお聞きしたいと思うのです。 あちこちの名前を見てみますと、処分の実施主体の機構は原子力発電環境整備機構、これはどういう根拠でこういう名前にしたのでしょうか。何をす……
○辻元分科員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私も、引き続きまして、このさまざまな警察によります不祥事問題について議論をさせていただきたいと思います。 二日前の予算委員会でも、国家公安委員長とこの点について議論をさせていただいておりますけれども、あの日も私は、朝、朝刊を見まして、北海道の前署長の自殺の問題、けさこういう事件がまた起こったということをお示ししたと思うのです。 私は、きのう、きょうの質問のためにいろいろ係の方が見えた折に、もう打ちどめですかと聞いたのですね、こういうのが毎日新聞に出るやないかと。質問を準備していても、翌朝の新聞記事見たらまた新しい質問をしなければいけないと……
○辻元分科員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 卒業式、入学式のシーズンを迎えておりますけれども、本日は、学校現場における日の丸・君が代の取り扱いについてじっくり議論をさせていただきたいと思います。この会場を見ますと、やじが飛ばないとじっくりできるのではないかと、今や国会は学級崩壊を通り越している状況ではないかという論評もある中で、きょうはゆっくりと議論をさせていただきたいと思います。 さて、まず大臣にお聞きしたいんですが、基本的な御認識ということで、昨年、国旗・国歌法が成立いたしましたけれども、この法律が成立したからといって、何か学校現場の取り扱いが法律が成立したということを根拠に変わ……
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