このページでは辻元清美衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○辻元清美君 民主党の辻元清美です。 私は、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、みんなの党、結いの党、日本共産党、生活の党、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました環境大臣石原伸晃君不信任決議案について、提案の理由を説明いたします。(拍手) まず、案文を朗読いたします。 本院は、環境大臣石原伸晃君を信任せず。 右決議する。 以下、その理由を説明いたします。 私は、安倍内閣が誕生したとき、環境大臣に石原伸晃議員が就任すると聞いて、まず、大きな不安を抱きました。 それは、石原大臣は、自民党幹事長だった二〇一二年に、報道番組で福島第一原発を第一サティアンと呼び、地……
○辻元委員 辻元清美です。 きょうは、決算行政監視ということで、私は、行政監視という立場から、この数日、週末からもまた慰安婦問題について国際的に議論が出ておりますので、行政の答弁などの継続性ということを再点検させていただきたいと思っております。 といいますのは、先週の金曜日、五月の三十一日に、ジュネーブでの国連の拷問禁止委員会で、旧日本軍の慰安婦問題で日本に対して勧告がまとめられました。これは、国会議員を含む政治家や地方政府高官によって事実を否定する発言が続いていると批判し、その後なんですけれども、日本政府が直ちにとるべき対応として、当局者や公的人物による事実の否定や、それによって被害者を……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。おはようございます。 本日は、ハーグ条約の実施に関する法律案に関する質問、特に運用面につきまして質問をさせていただきたいと思います。 先日から、そして先ほどの泉議員もそうですが、DVの問題、これは国際的に、日本人の女性に対する他の外国での被害だけではなくて、例えば、私の手元に、これはアメリカ人の女性がアメリカ以外の国外で国際結婚をし、そしてDVに遭った被害を訴える、要するにアメリカでのレポートも手元にあるんですけれども、このレポート、ハーグ条約とドメスティック・バイオレンスということで、アメリカの国内でも、同じようにアメリカ人の主には女性が被害に遭う場合が……
○辻元委員 谷垣法務大臣、きょうは、どうぞよろしくお願いいたします。 特に、今、憲法の議論が各所で行われておりますけれども、法務大臣でいらっしゃいまして、法の支配の重要性ということを大変強く強調していらっしゃいますし、大臣の憲法観であったり、立憲主義とは一体どういうものであるのか、それから、やはり法務大臣、人権を擁護するという大きな責任を負っていらっしゃいますので、人権への基本的な考え方、そして、自民党総裁時代に、自民党の日本国憲法改正草案をおまとめになった責任者でいらっしゃいますので、それにも幾つか御意見を賜りたいと私は思っております。 まず、立憲主義ということ、私たちは、憲法に関しまし……
○辻元委員 おはようございます。辻元清美です。 一カ月ほど前、ハーグ条約関連法案の審議をいたしまして、今後運用面でということでさまざまな問題点が指摘されました。きょうは、そこで余り出ていなかった点について一つ質問をしたいと思いますことと、それから、後半で時間がありましたら、前回の一般質疑で谷垣大臣の憲法観について実りの多い議論をさせていただきましたので、引き続き、前回ちょっと聞き足りなかったところをお聞かせ願いたいと思います。 前回、ハーグ条約に加盟するに当たりまして、女性のDVの問題が随分議論されました。主に、日本人女性が例えばアメリカなどで結婚して、そして現地で結婚関係がうまくいかず、……
○辻元委員 辻元清美です。よろしくお願いいたします。 本日は、刑法等の一部を改正する法律案及び薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律案につきまして、質問をさせていただきます。 まず最初に、この間の参議院での先立っての議論の中でも、刑の一部執行猶予が厳罰化などにつながるおそれはないのだろうかというような御指摘もございました。 そんな中で、裁判員制度もできておりまして、この裁判員制度との関係で、裁判員に対して、制度の趣旨や内容、そして情報提供など、この法律施行までにかなり丁寧な体制づくりも必要だと思うんですが、この点について、まず担当局からお願いをいたします。
○辻元委員 本日、私は、原発・エネルギー政策を中心に安倍総理に質問させていただきたいと思います。 その前に、きょう午前中からずっと委員会がございまして、総理が率直に、前回、総理を辞任されたということで挫折を味わったというお話をされました。実は私も、総理は私より一期というか当選が早いんですけれども、議員辞職を経験いたしまして、政治的には大きな挫折を味わいました。そんなときに自分の未熟さとかそれから傲慢さというものをやはり思い知るというのが、同じような体験をされたのかなと思いながら聞いておりました。 ただ、その中で、人の痛み、自分も助けてもらうけれども人の痛みをわかれるかどうか、挫折が克服でき……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 私は、きょうは、東電による国会事故調査委員会の調査妨害があったのではないかと言われている問題について質問をしたいと思います。 まず、総理にお伺いします。 総理は、午前中の御答弁の中で、原発の事故のことを問われまして、自民党自身、安全神話に陥っていた、そして、この過ちはずっと背負っていかなければならないというように御答弁されました。その観点から見ましても、この福島第一原発事故の原因について新しい疑念やそしてさらに証言など出てきた場合は、引き続き、しっかりと政府としても事故の原因究明をしていくべき立場であると理解しますが、いかがでしょうか。
○辻元委員 皆様、おはようございます。民主党・無所属クラブの辻元清美です。 私は、本日、総理及び安倍内閣の歴史認識の問題について質問をさせていただきたいと思います。 それに先立ちまして、総理に一言申し上げたいことがございます。憲法の問題なんです。 総理、前安倍政権のときのことを思い出していただきたいんです。あのときも、総理が憲法改正をいたしますとおっしゃって、本会議場でも各党から、憲法というのは国民から権力者を縛るものであるということで、その最も権力を縛られる総理大臣が、憲法を擁護する義務を最も負っている行政府の総理が、憲法を改正いたしますということをおっしゃることは、これは御見識の観点……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 先ほどからお話が出ておりますように、二日前の四月三日に福島で地方公聴会がございました。私も参加いたしましたけれども、多くの現地の皆様から非常に深刻なお話を承りました。 それらの皆様の声も受けまして、きょうは、まず最初に、先ほども出ましたけれども、三月十八日にまた福島第一原発で停電が起こった、このときの東京電力の対応、憤慨していらっしゃいました。それに比べまして、先ほどの社長、翌日説明に行ったとかおっしゃいましたけれども、私は、あの答弁をお聞きしておりまして、危機感が足りないと思います。 これは、ネズミが配電盤に触れたということでショートした、それだけで……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 私も、玉木委員に引き続きまして、原発政策そして汚染水対策、今国会の最大の議題だと思いますので、質問をいたします。 今、玉木さんとのやりとりで出てきました地下水の問題、ちょっと補足で幾つか確認をしておきたいと思います。地下水脈というのは、特に福島第一原発の場合、非常に複雑であるということが、ここに福島第一原発を建てたいと設置申請をしたときから問題になってきたということは、田中委員長も御存じだと思います。 そこで、私は、福島原子力発電所の原子炉設置許可申請書、昭和四十一年ですからもう随分前、四十年以上前のものを点検いたしました。 ここでは、最初に福島第一……
○辻元委員 おはようございます。民主党の辻元清美です。 私は、先週に引き続きまして、福島第一原発の事故対応につきまして質問をさせていただきます。 本日は、まず最初に、福島第一原発四号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しについてお聞きをしたいと思います。 これは、オペレーションの中でも最も重要かつ失敗が許されない作業にこれからなっていくと考えられます。事故当時、私は総理補佐官で、官邸で対応しました。どれも心配でしたが、特に四号機の一千五百三十三本の使用済み核燃料、水につけてあるわけですが、水が抜けてしまったら一体どうなるのか、はかり知れない惨事につながる、これをどう食いとめるのかとい……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本日は、産業競争力強化法案の審議に当たりまして、五名の参考人の皆様には貴重な御意見をありがとうございました。 この間、もう十年以上、どうしたら日本の経済が再生できるのか、そして、働く人たちがディーセントワーク、人間らしく生き生きと働くことができるのかということを議論してまいりました。 その中で、企業がもうかれば人々が果たして幸せになるのかというテーマが一つありました。もうけだけ追求して、そして賃金は下がる、さらには暮らしが苦しくなっていく、格差が広がっていくようではだめじゃないかと。 もう一つ、この間、デフレの原因は何かという議論もございまして、安倍……
○辻元委員 本日、私は、特定秘密保護法案審議に当たりまして、この法案と報道の自由そして知る権利の関係、果たして報道の自由や知る権利がしっかりと守られるのかという観点から、具体的な事例も挙げまして質問をいたします。 今、たくさんの反対の声が上がっていること、これは森大臣も御承知のとおりです。例えば、日本弁護士会、それから自由法曹団、さらには日本科学者会議、日本ペンクラブ、日本新聞協会、日本民間放送連盟、日本雑誌協会、日本書籍出版協会、新聞労連、民放労連、出版労連、アムネスティなどのNPO、そして日本外国特派員協会までもが、反対や懸念の声明などを出しております。まだまだここでは紹介し切れないぐら……
○辻元委員 民主党・無所属クラブの辻元清美です。 本日は、交通政策基本法につきまして質問をさせていただきます。 まず最初に、第一条の「目的」には、「国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展を図ることを目的とする。」と定められております。この交通、人と物を運ぶ、その基本的なインフラをしっかり整備し、守り育てることは、多くの人たちの命を守る、そしてさらには、社会、そして人の人生を謳歌する、その基本インフラであると私は考えております。 そんな観点から、今回、交通政策基本法という、最も社会にとって大事な一つの基盤である交通についての憲法のような大きな法律、これは一日も早く成立をさせたいと私自身……
○辻元委員 おはようございます。 本日は、集団的自衛権の行使について質問をさせていただきます。 まず、大臣にお伺いしたいと思うんです。 五月十五日に安倍総理が、集団的自衛権の行使容認について記者会見をされました。その中で、まず、安全保障に臨む姿勢としてこういうことをおっしゃいました。起こり得るかもしれないということについて、それは絶対にあり得ないということを言い切れるんですか、私は、それは極めて政治家として無責任な態度だと言わざるを得ない、そして、何らかの事態があり得ないというのは、それは全く、いわば現実から目を背けているダチョウの論理に近いわけでありまして、起こってもらいたくない論理に……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本委員会では、海賊、国際テロリズム、そしてもう一つ使命があります。それは、我が国の協力支援活動等ということで、私は、本日は我が国の協力支援活動等と、今議論されております集団的自衛権の行使など、これは関連してまいりますので、あわせて質問させていただきたいと思います。 まず初めに、きょう報じられたニュースについてお聞きしたいんですが、国連決議に基づく多国籍軍などへの自衛隊の後方支援について、今までは戦闘地域と非戦闘地域ということを明確に分けて、武力行使との一体化にならないように緻密な議論をしてきたと考えられますけれども、これは法制局長官にお聞きします。武力行……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本日議題の租税条約につきましては、民主党政権下でも進めた案件で、賛成でございます。 二国間の租税条約の署名件数は七十四件ということで、主要国に比べれば十分な数字とは言えないと考えております。そこで、より一層、租税条約のネットワーク拡充の取り組みを加速していただくことを要望しておきたいと思います。 さて、今、集団的自衛権の行使の与党協議が佳境に入っているということですので、国会でもしっかり審議しなければならないと考えます。 先週も質問いたしましたが、この際、何点か詰め切れなかった点を確認したいと思います。 まず最初に、果たして限定容認論が成り立つかど……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本日、私は、福島第一原発周辺の海水や地下水に含まれるストロンチウムの誤計測があった経緯及び海水や地下水のサンプル採取、そして放射能の測定などがどういう体制でなされているのか、質問させていただきたいと思います。 今後、地下水バイパスでくみ上げた地下水を海に放出するとの計画ですが、その際に、漁民の皆様を初め国民の皆さん、近隣諸国の皆さんにとりまして、データの信憑性ということが一番基礎になっていて、そこが崩れてしまうと、一挙にこの計画も、たった一つの間違いがあったら崩れていくと思います。そういう意味で、過去の失敗をしっかり今後に生かしていただくためにも、一つ一……
○辻元委員 おはようございます。
本日は、再生可能エネルギーの促進、そして、その阻害要件が何なのかということを中心に質問をさせていただきたいと思います。
それに先立ちまして、大臣にきょうの報道から二、三お伺いしたいんですが、大間原発について、函館市が国と事業者のJパワーを相手取って、建設差しとめを求める訴訟を東京地裁に起こしたと大きく報道されております。こういう裁判が出てまいりまして、大臣としては、なぜ訴えられたのか、そしてこれをどう受けとめていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは、大間は函館市に非常に近くて、青森市などよりも近接していて、三十キロ圏内であるという……
○辻元委員 本日は、原子力損害賠償支援機構法の一部改正について質問をいたします。 この改正に先立ちまして、先日、大臣が法律案提案理由というのを説明されました。ちょっと基本的な御認識をまずお伺いしたいと思います。 この中で、廃炉と賠償の関連性も考慮し、この機構で福島第一原発の廃炉に関する技術支援等を総合的に行うことが適当であると。 機構法は、もともと被災者の皆さんの賠償ということで発足をいたしました。そして今回、廃炉、汚染水の対策なども国が強化するということで、もともと被災者の賠償だった機構に役割を追加したということになるんですが、私は、この提案理由説明をお聞きしたときに、廃炉と賠償の関係……
○辻元委員 本日は、四名の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。 民主党の辻元清美です。どうぞよろしくお願いいたします。 それぞれのお立場で御意見を賜りまして、河野参考人にいただきました資料の中に、最後に、「消費者の責任ある選択を通じて、事業者とともに、」消費者と事業者ともに、「エネルギー政策を、社会を変えていく。」ということで資料を締めくくられているんですが、四名の参考人の方に、この御意見に関連して質問したいんです。 今回の電力の自由化ということが社会に及ぼす影響、例えば、どう変えていくのか、それぞれのイメージがあると思います。例えば、社会をもっとオープンにしていくんだと……
○辻元委員 本日は、電気事業法改正、いわゆる電力システム改革について、さまざまな参考人の皆様の御意見も参考にしながら御質問させていただきたいと思います。 電力システムを改革する際の最も重要な目的、これは、公平な競争環境が担保され、ひいては新しい経済システムの構築につながり、さらに、消費者にとって選択肢の拡大と合理的な電気料金の提供による環境や生活面での向上が見込まれる電力市場環境になることである、参考人の皆さんの御意見を集約いたしまして、私はこのように考えております。 さて、そこで、一番最初の公平な競争環境の担保。本日の参考人の皆様の御意見の中にも、この中で特にポイントとなりましたのが、非……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本日は、小規模企業振興基本法案及び商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援法の改正案について質問させていただきます。 私自身、実家は小さな商売をしておりました。私が生まれたときは洋服屋だったんですが、大阪の船場などでやっていました。事業がうまくいかなくなって、その後、クリーニングの取り次ぎをやったり、そして、小さなうどん屋さんなど飲食店もやってまいりました。 私の父の父、私の祖父は戦死いたしまして、ですから、父は、生活が苦しい中で、奈良県の山奥から大阪に、中学を出てすぐでっち奉公に行きました。根っからの商売人。昔は、中学を出て、いわゆるでっち奉公に……
○辻元委員 民主党・無所属クラブの辻元清美です。 先日、原子力規制委員会は、十六日になりますけれども、再稼働を目指す九州電力川内原発が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承いたしました。 この後、安倍総理は、再稼働に向けて進めたいというような発言も昨日もされておりますけれども、本日は、これを了としていいのか、そして再稼働に向けて進めていいのか、多方面から、田中委員長を中心にお聞きをしていきたいと思います。 それに先立ちまして、九州電力は当事者のお一つですから、九州電力を本委員会にお呼びして、そして、この安全基準、どのように対策をなさったのか、直接私は質問したいということでお願いいた……
○辻元委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、吉野正芳君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 この安倍政権肝いりの法案と言われております女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案の実質審議がきょうから始まったということになるかと思います。 そんな中で、きのう、おとといあたりから、来週にも衆議院を解散するのではないかというような情報が永田町を駆けめぐっております。 地方創生とか女性が輝くという社会をつくりたいと安倍総理もおっしゃっているのですから、これを全部リセットというか壊してしまうような解散はまさかないかと思いますが、どうしても打たれるというのであれば、私は、それは、安倍さん、いろいろ疑惑も出てきました、小渕優子さんのこと、松島さんのこと……
○辻元委員 辻元清美です。 私は、午前中の集団的自衛権の行使についての総理の御答弁で、ちょっと疑問が残りますので、その点から質問をしたいと思います。 午前中、小野寺委員の質問に対して、総理は、集団的自衛権の行使容認の必要性をこうおっしゃいました。このパネルですね。覚えていらっしゃると思いますが。皆さんは資料です。 近隣諸国でもし紛争が起こったときに、基本的には、そこにいる外国人は一旦日本に退避してきて、そこから、日本人は日本に、そしてほかの人々は自分の母国に帰っていくというのが基本的なオペレーションになっているわけです、それは基本的には米軍が担うという形の中です、日本にも協力が求められて……
○辻元委員 辻元清美です。 まず最初に、九十九条について意見を申し上げたいと思います。 私は、近代立憲主義の主流は、やはり憲法は権力者を縛る最高規範であるというものであり、国民に憲法を尊重させる義務というものは入れるべきではない、この主流からの離脱を意味すると考えます。 国際的に見ましても、国民に憲法を尊重、守らせるという義務を入れているのは、旧共産圏に多く見られ、我が国が今まで価値を共有してきたと言われるアメリカやヨーロッパの主たる国々、そして韓国などアジアの国々でも、憲法は権力者を縛るという規範をある意味徹底していくというような方向でございます。 安倍総理は、よく、法の支配、基本的……
○辻元委員 緊急事態関連を憲法に入れるかどうかを検討するに当たりまして、特に、東日本大震災がございましたので、その現場から、何が一体できなかったのかということをまず検証することが必要だと思っております。 私は、東日本大震災発災二日後から、総理大臣補佐官として被災地の支援に当たりました。そのときに、今の体制で総理大臣のできること、できないことは一体あるのかという議論や、さらには、被災地支援のための各種会合をしながら、各省庁連携をしながら被災地支援を進めましたが、現行法律上できないことも出てきたことは事実です。これは、その後、災害対策基本法等、迅速に改正をして対応できるようにしていくというような……
○辻元分科員 辻元清美です。 きょうは、防衛大臣、よろしくお願いいたします。 私は、本日、海外の邦人保護を強化する自衛隊法改正などの検討状況について、特に車両による陸上輸送を認める方向で御検討なさっているという話を伺いまして、それについて質問したいと思います。 といいますのも、私はNGO出身でして、私たちの仲間も、特に今、紛争当事国であったり、人道支援をしに行ったり、さまざまな人が活動しております。私自身も、そういう現場に入っていったこともございます。 そういう中で、今まで自衛隊は、何か邦人に問題があったときは、空港または港まで迎えに行くというか、行くことができますけれども、これが陸上……
○辻元分科員 本日は、予算委員会の集中審議等に引き続きまして、原発、エネルギーの政策について質問をいたしたいと思います。 原子力規制委員長、おかけになっていただきまして、まず規制委員長に質問をしたいと思っております。 この間、先日の集中審議でも、国会事故調に対しての東電の虚偽答弁による調査の妨害案件のような議論もございまして、その過程でも委員長自身も御答弁されておりますけれども、さまざまな事故調の事故の原因についての見解が分かれる点があるというようなお話でございました。ですから、それを原子力規制委員会としてもやはり真相究明をしなければならないという趣旨の御答弁をされてまいりました。 その……
○辻元分科員 私は、集団的自衛権の行使について小松法制局長官と官房長官に質問したいと思います。
まず、小松長官に御質問をいたします。
法制局の仕事というのは、今、集団的自衛権の行使の憲法解釈に焦点が当たっていますけれども、法制局の日常の業務というのは膨大な数の法令審査を行っていらっしゃると思います。基本的に、私たちも政府におりましたときに、非常に厳しい法令審査がありまして、何回も突き返されました。
そこでお伺いしたいんですけれども、今、法律というのは日本に何本ぐらいあるんですかね、長官。
【次の発言】 政令はいかがですか。
【次の発言】 いや、大体でいいですよ。法制局長官なんですから。日……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。