このページでは辻元清美衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○辻元副大臣 国土交通省の方から御答弁をさせていただきます。
まず、この法案の趣旨が国連の安保理決議に基づく法的基盤を整備するということで、その性格を明確にするために、このような名称になっております。
【次の発言】 お答えいたします。
政権がかわりましたので、前政権のお出しになっていた法律につきましては全部点検をして出し直すというのは当たり前ですので、前政権と同じ内容を出さないからおかしいという論理は成り立たないと思います。
その上で、現政権の方針にのっとって、現政権の中で議論をして、一つ一つの法律を丁寧に出しております。それは、自公政権のときも、それぞれの政党によっての立場もありましょ……
○辻元副大臣 河野委員が外務委員長でいらっしゃったときに、一緒に辺野古に参りました。そして、船に乗って海を一緒に拝見しました。その折に、辺野古地区のおじいさんやおばあさんがたくさん出てきてくださって、万歳三唱をして迎えてくださいました。それは、自民党の国会議員の方が初めて辺野古にいらっしゃったということで、涙を流して、おじいちゃん、おばあちゃんがその浜辺で迎えられたということがありまして、私も一緒に同行いたしました。私は、あの海を守りたいという気持ちは変わっておりません。そして今、政権交代をして、国土交通副大臣として仕事をしております。 そんな中で、先般、普天間移設問題をめぐりまして、外務大……
○辻元副大臣 国土交通副大臣を拝命いたしました辻元清美です。 一言ごあいさつを申し上げます。 私は、主に運輸交通、観光関係、そして北海道開発関係及び安全危機管理関係担当をさせていただきます。 私は、この国土交通行政、国際競争力をしっかり持つ港や航空政策という強さと、それから人と環境にしっかりと配慮した優しさ、この両方の調和がとれた、そんな国土交通行政を進めてまいりたいと考えております。 また、観光を、産業を牽引していく一つの内需のエンジンの大きな部分として皆様と議論しながら育ててまいりたい、日本を観光立国にしていきたいと思います。 そして、何よりも、人の安心と安全、そして税金の無駄遣……
○辻元副大臣 私は、本委員会を初め、国土交通省の行政そのもの、全体が見直される一つの曲がり角に来ているのではないか、その中にダムも位置づけられていると思っております。 戦後、日本は、高度成長があり、そして高成長の時代もございました。しかし、今は経済状況も変わってきている。それと同時に、公共事業を、その中でつくり続けてきたというあり方そのものを、日本の全体のグランドデザインをかき直す中で一つ一つ丁寧に点検していく時期だというように考えております。 ダムにつきましても、最初は、ダムに頼って治水をしていくという時代は確かにあったと思います。しかし、皆さんの御地元でもそうだと思いますけれども、この……
○辻元副大臣 公海上で貨物検査等、我が国の警察権を行使する上での国際法上の根拠は何かというお尋ねだと思います。 実は、これは国土交通省の所管とは違うんですけれども、一般的に、一般国際法の解釈として、執行管轄権は基本的に自国の領海内に限り認められるとされていることは事実です。しかし一方、公海においても、安保理決議に基づき要請がなされている場合や、それから、先ほどからも出ておりますけれども、旗国の同意がある場合には、例外的に、その範囲内において他国船舶に対し執行管轄権を行使することが可能であると考えております。 今回の場合は、安保理決議一八七四及び本法案においても、この旗国の同意を得るというこ……
○辻元副大臣 お答えいたします。 今回の基本法、国交省に関しますところは、主に十七条、十八条、二十六条、二十七条になるかと思います。 この基本法をつくるに当たりまして、関係各省庁の副大臣級の会議が何回もございました。そこではかなり激論になったんですけれども、最初は例えば十八条などは入っていなかったんですが、やはり公共交通を含めての運輸部門などは二〇%というCO2排出量ですので、一項目独立して立てるべきじゃないかとか、これは私の方から申し上げた主張なんですけれども、そのような議論をかなり何回も議論を積み重ねてこの基本法をつくりました。 その中で、小沢大臣のロードマップ、これはまだこれからの……
○辻元副大臣 ただいま御指摘の公共交通のトータルなあり方の見直しをしようということで、今、交通基本法の策定を担当しております私の方から答弁させていただきます。 やはり原因は、マイカーに頼るということもありますけれども、御指摘の規制緩和のあり方の見直しという観点と、この間進んできた都市と地方の格差の問題、それから一つは、財政の制約のある中で国や地方自治体の支援がどこまでできるかとか、さまざまな要因が重なって地域のバスやそれから離島航路などが非常に厳しい状況にあるという認識を国交省の中ではしっかりと持って、そして、どのようなあり方がいいのかを根本から見直していこうという作業を今しております。 ……
○辻元副大臣 御質問にお答えいたしたいと思います。 今委員が御指摘になられたような点は、多数、航空行政に対しての御批判として、さまざまな識者や専門家の皆さんも御指摘をいただいている点だと思います。私たちは、政権交代いたしまして、今までの航空行政全般をしっかり見直していく中で、この日本航空の再生を果たしていきたいというように考えております。 一方、きょうはJAL中心ということなんですけれども、航空業界が今世界じゅう厳しい状況にもなっております。外的要因も多々ございまして、リーマン・ショック以来の不況であったり、それから新型インフルエンザなど、外的要因が出てきますと直撃されるというような構造に……
○辻元副大臣 先ほど公正取引委員長の方からも御答弁がございました。欧州と日本では少し事情が違います。 欧州の場合は、それぞれの加盟国、幾つかの国の加盟国が一国でそこの国の一企業に公的資金等を投入した場合に、ほかの国の競争する企業との公平性の担保ができないということで、それぞれ幾つかの国が集まってガイドライン、ルールを決めないと、欧州の中の、加盟国によってばらばらであった場合に競争を阻害されるという観点から、欧州各国でガイドラインを決めています。 日本の場合は一国ですので、この一国の中の公正な取引、競争条件をどう担保するかということになりますので、欧州のガイドラインの制度がそのまま日本に適用……
○辻元副大臣 おはようございます。 我が国として、船舶による海洋汚染及び海上災害の防止のための施策につきましては、これらについての国際的な規則及び基準を定めたMARPOL条約、これは正式な日本の名称は、千九百七十三年の船舶による汚染の防止のための国際条約、MARPOLというのはマリンポリューションの略ですけれども、この条約に基づきまして実施をしていくということを基本にしております。 そして、海洋汚染及び海上災害の防止につきましては、日本は率先的な役割を国際的な責務として果たしてまいりたいと考えております。といいますのも、日本は海洋立国です。周りを海に囲まれ、海洋汚染やさまざまな災害と無縁で……
○辻元副大臣 対象の原油タンカーは三十隻なんです。確かに、現在のところの対象の船舶数は少ないです。ただ、国際条約の改正、MARPOL条約の改正に伴う法改正ですので、やはり伴う法改正については国会で御審議をいただかざるを得ないということかと思います。 特に、今、対象船舶は少ないわけですけれども、海洋汚染というのは国際的に非常に問題になってきています。一たび一隻のタンカーが重油を流出してしまったら、それが及ぼす影響というのは非常に大きいので、国際的にはかなり議論をされてきた点です。ですから、今回、法改正の中身はいろいろ技術的なことが多いんですけれども、広く海洋汚染を、船舶という国土交通省所管に着……
○辻元副大臣 今、岩屋議員がおっしゃった自衛隊の活用について消極的というよりも、正確に申し上げましたら、抑制的という言葉が妥当かと思います。自衛隊はあらゆる面で軍事組織ですので、どの国家も抑制的であらねばならぬということは万国共通だと思っております。
その中で、今は三党連立政権ですので、三党の中でそれぞれの党の立場を主張し、政権運営をしております。しかし、岩屋委員と私は同期だと思います。当時は、自社さ政権でございました。自民党との隔たりより民主党との隔たりの方がずっと近いので、自社さ政権よりもやりやすいなと思っております。
【次の発言】 個々の事案について、プラス面もあれば反省すべき点も、そ……
○辻元副大臣 お答えいたします。 今御指摘の水門等の遠隔操作、自動化なんですけれども、御指摘のように、自動化しているところはまだまだ少ない状況です。今、日本国じゅうで四百四の水門の施設がございます。そのうち、自動化、遠隔操作化されたものは七百五施設で、一八%です。 特に、先生御指摘の宮城県の、宮城県沖地震というのは発生確率が九九%と言われております。そういうこともかんがみまして、切迫性があるという指摘がございますので、全国の整備ももちろん必要ですけれども、特に、そのような指摘されているところは、今後、海岸の管理者の皆さんとよく御相談して、推進してまいりたいと思っております。(発言する者あり……
○辻元副大臣 私は、今知りましたので何とも言えません。(柴山委員「感想はいかがですか」と呼ぶ)いや、さっぱりわかりません。
【次の発言】 お答えいたします。
国交省では、自動車の安全、まず国内での安全を第一義的には担当しています。今回、米国でのトヨタ車のリコール問題は、米国の運輸当局の取り扱うところになっています。ただ、これはそれぞれの主権があって、日本の国内で例えば外国車の何かが起こったとしても日本の基準できちんと国交省が対応する。それは、日本であった事故等ふぐあいについて、その国の運輸当局が、そこが判断するのではなくて、しっかり日本でやらせていただく。そのかわり、米国であったら米国でやる……
○辻元副大臣 高木委員の御質問にお答えしたいと思います。 国土交通省といたしましては、自動車の安全、これを所管しております。いろいろ、輸出とかそちらの関係は経産省などを中心に所管をされております。 今回は、その安全という観点から、先ほど前原大臣の会見での話を引用していただきましたけれども、非常に厳しく対応をしております。その中で、特にトヨタの社長さんにも二回、大臣と、私も一緒にお目にかかりましたけれども、一つは、適切な処置を迅速に、かつ、もう一つは、消費者の皆さんの安全と、そして、安心につながるというのは情報公開、これが安心につながるわけですので、情報を速やかに出していただく。そして、さら……
○辻元委員 民主党・無所属クラブの辻元清美です。本日は、大臣の所信及び交通基本法などを中心に、日本の公共交通のあるべき姿を皆さんとともに考えたいと思います。 まず初めに、私も、政権交代後、国土交通行政に携わらせていただきました。その中で、私は、国土交通政策は強さと優しさが要るだろうというように考えて進めてまいりましたし、今もそう考えております。やはり今、グローバル化の時代で、このグローバル経済についての賛否は別にいたしまして、国際競争力を一体どのように担保していくかということ、それと同時に、しかし一方、人や国土交通関係で働く人たち、労働者などへの配慮、それから環境、そしてさらには安全に対する……
○辻元委員長代理 次に、柿澤未途君。
○辻元委員 おはようございます。トップバッターを務めさせていただきます辻元清美です。
本日は、予算委員会での討論の時間を与えてくださいまして、ありがとうございます。
さて、総理、やはりこのことからお聞きしなければなりません。非常に厳しい状況です。先日、小沢一郎元代表を初め五十一名の方が離党をされていきました。約一週間たちますけれども、どのように今受けとめていらっしゃるのか。私は、やはり、政権与党の混乱を引き起こしたということを国民の皆様におわびをし、そしてそこからの再スタートだと思いますが、総理はいかがでしょうか。
【次の発言】 やはり世論は厳しいです。民主党は一体どうなってんねんという声……
○辻元副大臣 空港整備勘定は特別会計ということになっております。 一つは、受益と負担の関係を明確にするという観点でそのような扱いになってきました。特に、滑走路や管制サービスの直接の受益者である、これは航空会社ということになりますけれども、そこが払う空港使用料等を歳入とする、それを財源にして空港の維持運営、整備や管制業務を行うために、一般会計と区分して今までは取り扱われてまいりました。 直接、メリットといいますか、その特別会計を使って、例えば、最近ですと、首都圏の空港、羽田の拡張とか、そういうことに迅速に、そして重点的に取り組むことができてきたという点はメリットじゃないかと思います。また、滑……
○辻元副大臣 この自治会についてでございますけれども、原則として当該設置場所の属する自治会というように考えております。この同意が必要であると。特に隣接自治会に著しい影響があると考える場合においては、必要に応じて隣接自治会の意見を聞く場合もあり得ると考えていますけれども、この同意ということにかんがみましたら、当該設置場所の属する自治会ということになります。
【次の発言】 今申し上げましたように、隣接する自治会などに影響が出る場合はそれぞれの自治会の御判断でお話しいただくとか、それから、地方自治体によっては、教育関係の学区単位であったり、それぞれの地域でルールを話し合ったりという範囲も持たせまして……
○辻元副大臣 今、木村議員が冒頭、最初に、所管が違いますがということをおっしゃってくださったんですけれども、前提としてちょっと申し上げたいことがございます。 それは、私は今、国土交通副大臣として働いています。大臣という立場は閣議などでそれぞれの政策について議論いたしますけれども、副大臣という立場は、私は今、前原大臣を支える立場で、それぞれ副大臣が所管外のことを、ごちゃごちゃ、あれはこうだ、あれはこうだ、これは自公政権も同じだったですし、自社さ政権も同じでした、所管を超えて、副大臣がそれぞれの分を乗り越えてほかの政策に口出しするというのは、内閣の体をなしていないと思います。ですから、私は今、国……
○辻元副大臣 今御指摘のJALの問題、離島で暮らしている皆さんや関係者の皆さんは、どうなるんだろうと多く声も届いております。そんな中で、離島の航空路線に対する補助は、引き続き国交省としては続けていきたいというように考えております。 今、離島の航空路線、五十五路線なんですけれども、そのうち三十六がJAL関係なんですね。これに対して、今まで行ってきた補助は国交省としては続けていくということも含めて、今、更生計画を会社更生法のもとで、企業再生支援機構のもとでつくっていくわけですけれども、総合的に考えて更生計画をつくっていただきたいと思っております。 といいますのも、先ほどおっしゃいました住民の皆……
○辻元副大臣 畑議員の初めての質問に初めて答弁させていただくのを非常に光栄に思っております。 御地元のことも、新幹線と在来線やそれから貨物の問題で、いろいろな問題の御認識もお持ちで御質問されているものと考えております。 それで、JR貨物が並行在来線の運営主体である第三セクターなどに支払う線路使用料については、当該路線の修繕費やそれから人件費、業務費、さらには新たな設備投資に係る資本費、前からずっとあるものはだめなんですけれども、新たな設備投資、これはプラスになった部分ですけれども、そういったコストについて、旅客と貨物の走行量等で案分をいたしまして、貨物の負担分について支払う仕組みになってお……
○辻元委員 民主党・無所属クラブの辻元清美です。 本日は、中山参考人、橘参考人、貴重な御意見、ありがとうございました。 私は、最初に憲法調査会が立ち上がったときのメンバーで、そして憲法調査特別委員会の議論にも毎回すべて発言をしてまいりました。少数の立場にも非常に尊重した運営をしていただいたので、ぜひ踏襲していくべきだと思っております。 その間の議論で、私たちが憲法を議論するに当たって共通認識を持った方がいいということがあると考えますので、最初に御提起させていただきたいと思います。 この憲法の議論の中では、立憲主義という言葉が各党の議員から出てまいりました。日本は立憲主義の国である、この……
○辻元委員 民主党の辻元清美です。 本日の憲法改正国民投票の投票権年齢に関する検討条項などについて、意見と質問を申し上げたいと思います。 今、赤松幹事の方からも御指摘がありましたけれども、この年齢という問題は、民法上の成年年齢とそれから公職選挙法上の投票権者の年齢について、一体どこで決めるのか。まず、政府の側でこれから検討会を開いて、そしてさらに、法制審との関係とかさまざまありますけれども、政府の方でこれを検討して、下げるにしろ下げないにしろ決めるというのはどういうプロセスなのかということをまず質問として申し上げたいと思うんです。 それがあって、この憲法審査会がありますけれども、私は、そ……
○辻元委員 私も、この憲法審査会の役割は何かという共通認識をまず皆さんで議論していくべきだと思っております。 これは、例えば各党や各個人の考えやイデオロギーを反映した憲法をつくりたいという場ではないと考えております。憲法は国民のものという、これは皆さんで共通認識があると思うんです。ですから、国民の皆様の中から、憲法のここは変えてもらわないと困るとか、ここは変えた方がいいよという声が多数上がった点について、それではどうであるかというように、やはり国民の中から沸き起こる声を取り上げて憲法を論じるべきであるというように私は考えております。そういう意味で、各党の憲法改正、うちの党はこうした方がいいと……
○辻元委員 私は、今日の日本の礎を築く大きな役割を憲法九条は果たしたと考えています。これは机上での議論ではなく、戦後の日本の歩みや、それから今後の日本の、今の国際社会の中で役割を果たしていくということに照らし合わせて、そう考えております。 戦後、近隣では朝鮮戦争がありました。ベトナム戦争がありました。最近ではイラク戦争がありました。アフガニスタンではまだ戦闘が続いております。例えば、ベトナム戦争の折に韓国は、集団的自衛権の行使、そしてアメリカとの安全保障協定のもとで参戦しております。イラクには、イギリスは行きました。しかし、フランスは反対をして、行っておりませんでした。 そんな中で、日本が……
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