このページでは麻生太郎衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十六年度地方財政計画の概要並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案、所得譲与税法案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明を申し上げます。 まず、平成十六年度の地方財政計画の策定方針について御説明をさせていただきます。 極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三に沿って対応することとし、歳出面におきましては、その徹底した見直しを行うことにより歳出総額の抑制に努め、地方財政の健全化を進めるとともに、人間力の向上・発揮を初めとする新重点四分野や市町村合併、……
○国務大臣(麻生太郎君) 高井美穂議員から四問いただいております。 まず、義務教育国庫負担金の一般財源化に対する考え方につきましてのお尋ねをいただいております。 義務的経費であります退職手当等々の一般財源化は、それ自体では地方の自由度の向上に資するものとは考えがたい、私もそう思います。しかし、今回の措置は、平成十八年度末までに給与費全額の一般財源化について検討を行うということになっております中で、まず退職手当の一般財源化を行うことであり、改革を一歩前進させるものだと認識をいたしております。 次に、税源移譲予定特例交付金についてのお尋ねがあっております。 教職員の退職手当等に係ります国庫……
○国務大臣(麻生太郎君) 地方自治法の一部を改正する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び市町村の合併の特例等に関する法律案の趣旨について、御説明を申し上げます。 まず、地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、地方分権を推進するとともに、地方公共団体の組織及び運営を合理化するため、都道府県合併の手続の整備、地域自治区の制度の創設、条例による事務処理特例の制度の拡充、収入役の制度及び議会の定例会の制度の見直し等を行おうとするものであります。 次に、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、……
○国務大臣(麻生太郎君) 首藤議員の方から、三問いただきました。 危機的状況への対処のあり方について、まず最初にお尋ねがあっております。 武力攻撃事態等におきましては、国及び地方団体において対策本部を設置して、国、地方及び関係機関の間の調整を行い、措置の総合的な推進を図ることとするなど、国全体として適切に対処できる態勢を構築することといたしております。 また、国の対策本部長が出します住民への警報、避難措置の指示は、総務大臣が一元的に、迅速かつ適切に伝達することといたしておりまして、知事、市町村等に対する命令系統は総務大臣ということになります。国民の保護のための措置を総合的に決定して推進す……
○国務大臣(麻生太郎君) ただいまの稲葉議員の御質問にお答えする前に、このたびの災害に遭われた方々に対して、心から深くお悔やみ申し上げます。 現地では、既に消防が住民の避難や救助に取り組んでおります。総務省として、被災地の支援に全力で取り組んでまいります。 稲葉議員からの御質問は、住民に避難指示を与えるための行政無線の、防災行政無線の方が正確だと思いますが、普及についてであります。 御指摘のとおり、災害時に当たりましては、地域住民に迅速かつ的確に情報を伝達することが最重要であり、そのためには、住民全員に一斉に通報が可能な手段であること、また、災害によっても壊れにくい手段であることなどが必……
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十七年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 まず、平成十七年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。 極めて厳しい地方財政の現状を踏まえ、経済財政運営と構造改革に関する基本方針などに沿って、歳出全般にわたり見直しを行うことに努めております。一方、地域において必要な行政課題に対しては適切に財源措置を行うこととし、安定的な財政運営に必要な地方交付税などの一般財源を確保することを基本といたしております。 引き続き生じる財源不足につきましては、一般会計からの加算……
○国務大臣(麻生太郎君) 三位一体改革全体像の評価についてのお尋ねがあっております。 改革の全体像につきましては、三兆円規模の税源移譲の方針を極めて明らかにいたした上で、暫定措置とはいえ義務教育費国庫負担金を対象とさせていただいたこと、また、交付税につきましては地方団体の懸念に当面安心感を与える方向性がはっきり明記されたことなど、地方の改革案が一定程度反映をされているものと考えております。 しかしながら、地方の改革案のうち、建設国債発行対象経費につきましては改革対象とはされず、また、経常経費につきましても半分程度の達成率にとどまっておりますことから、今後の改革におきましては、地方の意見が十……
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、中小都市が都市再生に取り組む能力についてのお尋ねがあっております。 近年、地方公共団体は、まちづくりや地域振興に積極的に取り組んできておりまして、職員の能力も間違いなく向上してきておると存じます。 しかし、今後、地方団体が創意工夫というものを生かしながら都市再生などのプロジェクトに取り組んでいくためには、中小都市も含めまして、いわゆる基礎自治体の能力、規模、さらには財政規模といったものを一層充実強化することが望ましいと考えております。 また、都市再生事業に関して、現在あるまちづくり交付金へ事業を追加すべきではないかとの御提言があっております。 御指摘の……
○国務大臣(麻生太郎君) 公営住宅家賃収入補助を一般財源化した後の財源措置についてのお尋ねがあっております。 現在、三位一体の改革を進めておりまして、その一環として、公営住宅家賃収入補助を一般財源化することといたしております。 この廃止される金額、平成十七年度分につきましては三百二十億円、これにつきましては、他の国庫補助負担金改革分と同様に、その全額を所得譲与税で措置をいたします。 その上で、各地方団体ごとで格差が生じることにつきましては、地方交付税の算定におきまして、各地方団体に対するこの補助金の算出基準に準じまして、実績に応じたきめ細かな算定を行うことといたしております。 これによ……
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました地方分権の推進に関しましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいります。
○麻生国務大臣 私の年金加入の実績に関しまして、御説明をさせていただきます。 確認をいたしましたところ、昭和四十一年八月から平成八年十一月までの約三十年間、三百六十三カ月になりますが、厚生年金あるいは国民年金に継続して加入をしております。 正確には、昭和四十一年八月十七日に厚生年金に加入し、昭和六十三年十二月二十八日まで引き続き加入をしておりました。翌日、十二月の二十九日に、文部政務次官就任時に国民年金に加入をいたしております。その後、平成六年十月一日に国民年金を脱会し、同日、厚生年金に加入し、平成八年十一月七日まで入っておりました。しかし、平成八年十一月七日、経済企画庁長官就任時に、手続……
○麻生国務大臣 当委員会の皆様方には、かねてより格別の御高配にあずかっていることに対しまして、心より厚く御礼を申し上げる次第です。
選挙は民主政治の基盤をなすものでありますことを考えますとき、選挙制度や政治資金制度を所管する総務省の大臣といたしまして、その責任の重さを痛感いたしておるところです。
私といたしましても、今後とも、副大臣及び大臣政務官とともに、公正かつ明るい選挙の実現に向けて最大限の努力を重ねていく所存であります。何とぞ、よろしく御指導のほどをお願い申し上げる次第です。(拍手)
【次の発言】 この機会に、第四十三回衆議院総選挙及び第十九回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要につ……
○麻生国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げさせていただきます。 昨年の九月に総務大臣を拝命させていただいて以来、構造改革なくして日本の再生と発展はないという小泉総理の方針のもと、さまざまな改革に取り組んでまいりました。 総務省は、国民生活に最も密着した中央官庁として幅広い行政分野を所管しており、極めて重い責任を有しております。私は、引き続き、国民生活をより豊かにするという立場に立って、所管行政の推進に全力で取り組んでまいります。 以下、当面の重要課題について申し上げます。 まず、行政改革の推進について申し上げます。 行政改革につきましては、行政改革大綱や、これに……
○麻生国務大臣 今、田中議員からの、国の行政改革は進んでいるかという点と、評価できるかという二点だと存じます。 御存じのように、中央省庁というものは一府二十二省庁から一府十二省庁に、まず少なくとも省庁の数は減りましたし、担当大臣等々を見ましても、当然大臣の数は減った。かわりに副大臣制度を設けた、政務官制度を設けたというところもありますでしょうし、各役所の官房やら局の数を、百二十八局ありました局を九十六に削減等々いたしておりますし、いろいろな形で地方の分局やら何やらも随分変わってきたと思っておりますので、独立行政法人等々いろいろやらせていただきましたけれども、そういった意味ではかなり、橋本行革……
○麻生国務大臣 三位一体をどう評価するかというところは、ちょっとこれは、正確には多分後世の歴史家の評価にまたないかぬところなんだと思います。 少なくとも、御存じのように、もう長く県庁におられましたので地方税等々お詳しいところなんだと思いますが、基本的には、この三つ一緒にどうしてもやらないかぬところが難しいので、これは相互に物すごく入り組んでおります関係にありますので、地方税がふえれば交付税が減る等々いろいろ相関関係がいっぱいあるところですので、これは三つ一緒にやらねばならぬというところでスタートした。 三位一体というのは、父と子と聖霊との御名によってアーメンというあのキリスト教の用語から、……
○麻生国務大臣 想定外の質問、予想をはるかに超える難しい質問なのであれですけれども、今谷本先生が言われました、一連の、今話題になっておりますものにつきましては、これは基本的に、やった方が長い目で見てやはり国益に沿うというものになったものが多いように思われます。細目を挙げれば、いろいろもっときちんと詰めなくちゃいけないところはいっぱいあるとは思いますけれども、大筋において、この種の改革は、今の時代において国家にとって必要なものと思っておりますので、積極的に頑張ってまいりたいと思っております。
【次の発言】 今の資料の中で、同様に、人口五万以上もしくは大都市圏にいきますと、今の数字は逆になっておっ……
○麻生国務大臣 ただいまの御趣旨につきましては、十分に尊重してまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいま御決議のありました事項につきましては、その趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 新東京国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律は、新東京国際空港の周辺地域における公共施設その他の施設の計画的な整備を促進するために必要な国の財政上の特別措置を講ずることを目的として昭和四十五年三月に制定されたものでありますが、本年三月三十一日限りでその効力を失うこととなっております。 政府といたしましては空港周辺地域整備計画に基づく整備事業の推進に努めてきたところですが、諸般の事情により……
○麻生国務大臣 三ッ矢先生のお尋ねですけれども、運輸省にいらっしゃいましたのでよく御存じのところとは思いますけれども、昭和四十五年から長い長い経緯があって、富里の話の時代からさかのぼればもっと前からこの話が長く続いて、成田新東京空港だったかな、成田はいつから東京になったのかと思った人も随分いらっしゃるんだと思いますけれども、当時はそういう名前でスタートをしたと記憶をいたします。 大きな、いわゆる首都と言われるところの周りに、普通は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、いずれも三つぐらい国際空港というのはあるんだと思いますが、ここは一つ、しかも片肺空港みたいな形で一つしか滑走路がない。シャビーという……
○麻生国務大臣 日本放送協会の平成十六年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について、その概要を御説明申し上げます。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入が六千七百八十五億円、事業支出が六千七百十三億円となっており、事業収支差金七十一億円の全額を債務償還に使用することといたしております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入、資本支出がともに九百二十九億円となっておりま……
○麻生国務大臣 御存じのように、デジタルになりますと、従来と違って放送がいわゆる双方向になってみたり、また、画面がデジタルのハイビジョンになりますと人の顔色が見える等々は、医療なんかの場合におきましても著しく影響が大きい。 例えば、救急患者等々の顔色をデジタル放送で病院に送って、病院でその患者の顔を見て病状を判断でき得るというところまでいきますと、救急患者につきまして適切な薬等々を搬送中に打てるなどなど、いろいろな意味で影響が極めて大きいと存じますので、こういったICTの、いわゆる技術の発展に伴ってこれに国全体として取り組んでいくべき、それが結果として国の、いわゆる医療費等々の歳出減にもつな……
○麻生国務大臣 電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国が、経済の成長力を取り戻し、豊かな国民生活を実現するためには、我が国の社会経済システムの活性化を進めていくことが重要であります。特に、リーディング産業としてのIT分野におきましては、有限かつ希少な電波を、大胆かつ迅速に、ニーズの高い分野に再配分し、無線を活用した新たなビジネスを開花させることが必要であり、そのための措置を講ずることが喫緊の課題となっております。これに積極的にこたえるため、電波の有効利用を一層促進するための制度整備等を図ることによって、世界最先端の……
○麻生国務大臣 四月一日の本委員会におきまして、電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明させていただいたところでありますが、審議に先立ち、追加的に御説明を申し上げさせていただきたいと存じます。 今回の改正の一部には、技術基準適合証明を行う登録機関の業務規程につきまして、認可制を届け出制に改めることなど、本来、昨年の通常国会で成立させていただきました電波法の一部を改正する法律案において行うべきであったものが含まれております。法案作成時の確認が不十分であったことから整備漏れとなっておりますため、遺憾ながら、今回、改めて、電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案……
○麻生国務大臣 先般、電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明をさせていただいたところでありますが、審議に先立ち、改めて追加的に御説明を申し上げます。 今回の改正の一部には、登録証明機関の業務規程について、届け出制への改正など、本来、昨年の通常国会で成立させていただきました電波法の一部を改正する法律案において行うべきであったものが含まれております。法案作成時の確認が不十分であったことから整備漏れとなっておりますため、遺憾ながら、今回、改めて、本法律案の中に組み入れて、御審議をお願いすることといたした次第であります。 ここにおわびを申し上げ、よろしく御審議のほど……
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、市町村合併、平成の大合併と言われて、おかげさまで、今、全国三千余の市町村が、総務大臣のサインをしたところまでで三千を切って、二千九百台まで事は進んでおります。さらに進むものと思って、岩崎先生同様、関係市町村長はもちろんのことですけれども、いろいろな故事来歴、いわく因縁があったにもかかわらず、この種の、時代を見据えての合併促進に御協力をいただいた関係者の方々に感謝と敬意を表する次第です。 どういうようなものがいいのかという御質問なんだと思いますが、基本的には、明治この方ずっと中央集権でやってきたこの国の主体が、今、地域主権に新しく大きくかじを切ろうとし……
○麻生国務大臣 稲見議員の御指摘のところですけれども、基本的には、今回の三位一体の話というのは、よく申し上げますように、質的な話と量的な話と二つあると思っております。 質的な部分につきましては、国税というものが地方税に曲がりなりにも移り、そして三年後を目指して地方税というものに完全に、いわゆる住民税に移行していくという確実なものにしたというのは大きかったと思っております。そういったものと、傍ら、累積約二百四兆円、地方交付税だけで約五十四兆というものを減らしていかねばならぬという部分と、この二つが一緒に来ておりますので、何となく金目の話にどんと目が行っておるというのは、御指摘のような感じをとら……
○麻生国務大臣 なかなかうかつに発言できない立場なんですが、田嶋先生、あれは御存じのように、最低限二十五年払わないと受給資格がないということになっているんですが、私の場合は、三十年三カ月ずっと払って、続けていた。払い続けて、一応受給資格があるところまでは払った。その後に、閣僚になったときに、厚生年金から国民年金に切りかえる手続というところがミスったところなんです。 したがって、今言われましたように、少なくとも、閣僚になると、閣僚になった騒ぎで追いまくられて、わあっとなっておるものですから、何となく、手続、あれはやってみると結構手間がかかる手続なものですから、そこのところはちょっと役所の方で自……
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、少子高齢化の一層の進展等社会経済情勢の変化に対応した持続可能な制度を構築し、地方公務員共済年金制度の長期的安定を図り、あわせて多様な生き方及び働き方に対応した制度とすることを目的といたしております。そのため、厚生年金保険制度や国家公務員共済年金制度等の見直しとの整合を図るとともに、公務員制度の一環としての役割にも配慮しつつ、地方公務員共済年金制度全般にわたりその根幹にかかわる改革を行うものであります。 次に、この法律案の内容……
○麻生国務大臣 西村先生の御質問の最初のところと後の部分と、二つあるんだと思うのです。 先ほど答弁がありましたように、平成十三年三月十六日の閣議決定で、国家公務員共済及び地方公務員共済は、財政単位の一元化を前提として実施するとされております。それに基づいて、今回、地共と国家公務員共済と一緒にする話をしているんですが、その第二のところに、厚生年金保険等との財政単位の一元化も含め、検討を急ぐというのが上がってきているところなんです。 今回の五月六日の三党合意のときは、国民年金を含む一元化問題が検討の対象となっているということは私ども承知をしておりますが、私ども総務省としては、御存じのように、国……
○麻生国務大臣 今、三ッ矢議員御指摘のように、昨年は企業によります大災害、大火災というのが幾つか起きました。何日間にもわたって燃え続けるというような、栃木、苫小牧、いずれも大きな災害が起きております。 これに関しましては、いろいろな理由が考えられるとは思いますけれども、企業において、保安とか安全とかいうものは、なかなかすぐには目に見えぬものですから。三ッ矢先生は何年生まれですか。昭和二十五年。じゃもう生まれているな。昭和三十八年、三井三池の大災害というのがあったんです。これは、昭和三十八年、六〇年安保の真っ最中、多分最大の事故だと思いますが、このときにもやはり保安関係の第一組合、第二組合との……
○麻生国務大臣 地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律案及び行政機関の職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 この法律案は、地方分権の進展等に対応して地方公共団体の公務の能率的かつ適正な運営を推進するため、任期付採用の拡大などの任用及び勤務形態の多様化、計画的な人材の育成、人事行政運営における公正性及び透明性の確保、人事委員会及び公平委員会の機能の充実等……
○麻生国務大臣 その新聞は私もけさ見たんですが、昨日三十一日と書いてありましたけれども、まずそこは違います。もっとずっと前ですので、その新聞のニュースのとり方が遅いという点が感じたところでした。 基本的には、先生御指摘のとおりに、これは、先週出されました骨太方針二〇〇四の中に、総理とか民間委員からいろいろ御指摘ありまして、文章でいきますと、「地方公務員の給与について、その適正化を強力に推進するとともに、地域の民間給与の状況をより的確に反映し決定できるよう、人事委員会機能の強化をはじめとしてその在り方を見直す。国はそのための参考となる指標を整備する。」と記述に盛り込まれております。 これを受……
○麻生国務大臣 いわゆる持ち込み番組と報道番組というものについては違いがあるのはもう御指摘のとおりであります。片方は、制作してちゃんと金を払って持ち込んだという話でしょうし、番組を買ったという話ですし、片方は、報道でありますから、こちらに関係なくという点において違いがあるということにつきましては、これはもう西田先生御指摘のとおりだと思います。 ただ、これは放送番組ということになってきますと、この内容についての責任につきましては、両方とも放送事業者が放送したという点については、基本的には異なるものではないということになります。放送法からいきますと、つくった人がだれであろうと放送したのは放送事業……
○麻生国務大臣 去る四月九日ですか、三党によります合意文書というのを拝見しておりますけれども、「次期通常国会会期末までに成立を図る。」と書いてありますが、「基本法の骨子案については、国民保護法制関連七法案、三条約の衆議院通過までに取りまとめることとする。」等々のことがここに合意として書かれておりますので、ここのところで、まずはこの法案が通らぬとどうにもならぬのでしょうけれども、そうなった後、骨子案をそれぞれで、我が党を代表されるような常識的な久間先生と、御党のこの種のことにお詳しい前原さんと、それで外務省出身という遠藤先生と、お三方で合意されておられますので、私どもといたしましては、三党を代表……
○麻生国務大臣 今、谷先生御質問の中で、御存じのように、部長級、次長級以上の防災・危機管理専門職というものを設けております県は、平成十年までは九府県しかありませんでしたけれども、今では三十七都道府県にまでふえてきておりまして、専任職員を配置している都道府県も多くなってきておりますので、体制としては着実に充実しつつあるというところが正確なところだと思っております。 また、御存じのように、自治大学校が定期的に研修をしておりますところにおきましても、この種のことを自治大学校の中の研修の中に入れることにもいたしておりますので、そういった意味では、確実に意識として出始めておりますし、また、阪神・淡路大……
○麻生国務大臣 御指摘のありましたところは、これは常に民主主義国家にとりましては大変大事な判断を要求されるところだとは思いますけれども、武力攻撃事態法、前にやりました有事法制のときにも、基本的人権は尊重されるということはあの中に、たしか三条だったかに書いてあったと記憶をいたします。 しかし一方、公共の福祉のためとか国益のためとか、いろいろな表現はあろうかとは存じますが、いろいろな状況を考えて、一部の方々の無責任な行動等々によって国全体の国益が損なわれる等々の判断が行われるというようなことになった場合には、これは合理的な限度において基本的人権もある程度制限されるのはやむを得ぬということになろう……
○麻生国務大臣 今、森岡先生からお褒めの言葉をいただきましたけれども、森岡先生に比べたら私の方がまだ左翼かなと思っております。比較対照の問題で左にも右にもなりますので、スタンダードのところ、基軸のあれなのでいかがとは思いますけれども、今の御質問の点に関しましては、御存じのように、昨年の四月から郵政公社でありまして、基本的には、総務省の直営ではないという形になりますので、この切手、プリクラというか切手を発行するしないということにつきましては、これはかかって公社ということになって、私ども総務省が直接という立場にないということでありますので、総務省として、この切手を早く出せとか出すなとか言う立場にな……
○麻生国務大臣 まことに正しい指摘だと思っております。 基本的に、職員の上に立ちます首長、市長、知事等々にその意識がないとなかなか下には行かないというところもあろうかと思いますし、別の仕事はしょい込みたくないというところもありますでしょうし、上の方の意識がしゃんとしておらぬといかぬところなんだとは思います。 少しずつではありますけれども、少し意識が出てきたかなと思っておりますのは、今、三十何団体、国民保護に関する関係機関との連絡協議会等々を設置しております都道府県は、少なくともゼロから十八団体にふえております。それから、フォーラム等を開催する予定のあるところが約十一団体ということになってき……
○麻生国務大臣 有事と違って非常時ということになりますと、いよいよそういう状況に追い込まれたときの訓練というのが、ふだん全くない方と訓練のある方とは非常に大きな差が出るというのは大畠議員もう御承知のとおりでして、そういった意味では、仮に、消防団ということの例を引かれましたが、いわゆる国外からの武力攻撃ということになりますと、それに対応するのが自衛隊の主たる任務になろうかと思いますが、裏におります非戦闘員を保護するというのは、主に警察、消防の主たる業務になろうと存じます。 例えば、退避させるに当たって、内陸から沿海部にずっと出てくる陸上自衛隊と退避する人との交通整理というのをよほどうまくやらね……
○麻生国務大臣 これは武正先生よく御存じのところだと思いますけれども、これは日米の間のいわゆる協定がいろいろありますので、どの周波帯を使っているかというようなことが外に漏れるなどということは通常あり得ないのであって、なぜなら、その電波を使っていろいろなことをしておりますので。 娯楽用とはいえ、それが一たん事が起きれば、それは当然のこととして別の電波帯に切りかえられるわけですから、そういった意味では別の使用目的に変わりますので、平時のときと有事のときとは全然違った形になろうと思いますので、あらかじめそういったものも用意しておかなければいかぬのは当然のことだと思っております。 したがいまして、……
○麻生国務大臣 未払いの期間が約三年何カ月ありますので、今言われましたように、社会保険料控除は受けておりません。
【次の発言】 松本先生、武力攻撃事態が一一〇番とか一一九番というのは普通は考えられないんだと思うんですね。普通はレーダーとか、そういったようなもので一応状態がわかってきてから来るのが普通で、一一〇番の通報があるまで全然理解がされずにという状態はなかなか考えにくいと思うでしょう。だから……(発言する者あり)まあちょっと聞いてください、質問に答えているんだから。
そういった意味で、私どもの消防庁としては、そういった状況で、もし仮にテロ等々での状況というのは考えられますから、そういった……
○麻生国務大臣 消防庁長官の資質はこの種の緊急事態におきましては極めて重要、しかも、その責任は重いのではないかということだと思いますが、私も極めて重いと存じます。したがいまして、消防経験ということだと思いますが、消防庁長官といういわゆる組織の長ということになりますと、消防庁長官としての組織管理能力というのも一つ持っておかなきゃいかぬという面と、それから、現場がよくわかっておるという話と、二つなんだと思いますが、なかなか両方ということにはいかぬところが難しいところだと存じます。戦闘になったときを例に引けば、下士官以下のところは一番現場に詳しくて、将軍も一緒かと言われると、なかなかそこのところはま……
○麻生国務大臣 お答えいたします。 しっかりとと言われるその定義がなかなか難しいところで、どの程度やるとしっかりになるかどうかはなかなか難しいところだとは存じますが、現状を申し上げさせていただければ、バイオとケミカルに対する、BC災害に対応するための資機材といたしましては、陽圧式という、中から圧力をかけてやります防護服というものが三千八百着、それから、陽圧式以外のもののいわゆる化学防護服というものが一万六百着、それから、先ほど言われましたびらん性のものについては使えず、マスタードなんかには使えないんですが、いわゆる神経系のサリン等々に使えます防毒マスク等々につきましては、約二万一千四百という……
○麻生国務大臣 いろいろあろうかとは思いますが、国民保護法案の上からいきますと、条例に委任されております事項に、三十一条のところに、都道府県及び市町村の対策本部に関し必要な事項ということになっておりまして、当然のこととして、現地対策本部の設置等々について想定がされるところだと思います。 それから、国民保護協議会の組織及び運営に関し必要な事項というので、これが第三十八条と第四十条ということになっておりますので、これに伴いまして、委員の定数、任期、それから議事等々につきましては必要だろうと思います。 また、地方公共団体におきましては、武力攻撃または災害等々の派遣手当を支給することになろうと思い……
○麻生国務大臣 千葉県のこの話は個別案件ということになろうと思いますので、総務省は直接どうしろこうしろと言う立場にないというのは御存じのとおりですが、少なくとも、滞納、延期をかなり長いことしていると思いますが、滞納になったままずっとという状況が続いたので親戚のが来た途端にそれチャラにしてやるというのは、これは地方税法の違反であることははっきりしておりますので、その意味では、この種のことが、あってはならぬことが起きたというように理解をいたしております。
【次の発言】 地方税法十五条の七というのを適用されるというお話をしておられる、多分そうだと思います。先ほどの三つはいずれも十五条の七の一からずっ……
○麻生国務大臣 御存じのように、万国郵便連合憲章の前文に長々と書いてあるところをそんたくして、この種のいわゆる切手を韓国で発行するということになるんであれば、これはその前文には明らかに外れておりますので、その意味からいきましたら、これは甚だ遺憾というのが正直なところだと思っております。 そういった意味では、他国の地域を切手にしてというような感じになりますので、これは極めて遺憾な話なんであって、ただ、これは基本的には領土問題ということになりますので、これはかかって外交の話になると思いますので、お気持ちはようわかるところでもありますし、同じような気持ちから、万国郵便連合を通じ、また外務省を通じい……
○麻生国務大臣 国家公務員共済と地方公務員共済の投資の仕方が、ルールが違うというのは御存じのとおりだと思いますので、それを御存じの上でしたら、六分の一、約一五%になります。
【次の発言】 株式のことですから上がり下がりがあっておりますが、平成十五年三月で一兆一千億の赤、同じ年の十二月で三千八百の赤という数字であります。
【次の発言】 ふえるという定義についてちょっとはっきりしていただかぬといかぬのですが、従来のものとどれくらい、例えばよく出ます厚生労働省関係でいえば、公設の保育園に対する金が幾らふえるかという意味で聞いておられるんでしたら個別に二千億とかいろいろございますが、全額といたしまして……
○麻生国務大臣 長く、四期十六年かな、市長をしておられましたので、市行政の運営につきましては最もお詳しい議員の方なんだという前提で。 基本的には、今の、地方のことは地方にという話のもとは、やはり地方が元気が出る、元気が出るためには自由度が増しておかないかぬ、自由度が増せるためにはある程度の実入りも、しかるべき資金も持っていかな自由にはなれないということが、流れとしてはそれが基本だと思っております。 また、片方、今言われましたように、抱えております地方交付税等々の、いわゆる特別会計の借入金残高というのが五十兆に既に達しておると思いますし、臨時財政対策債の方も同じく十四兆ぐらいになっておるとい……
○麻生国務大臣 今御指摘の点でございますけれども、この総務省というところは、委員よく御存じのとおりなんだと思いますが、政治資金規正報告書の提出を受けてその内容を公表するということと、政治資金収支報告書を閲覧に供するというのが、私どもに、総務省に与えられておりますいわゆる権限でありまして、いわゆる内容を立入検査する等々のものはできる権限はなく、これは形式調査ということになっておりますのが私どもに与えられております権限、この点だけはまず最初にぜひ御理解をいただきたいところであります。警察とか法務省とちょっと立場が違います。 それから、政治資金規正法上、政治活動に関します寄附行為に関しましては、公……
○麻生国務大臣 これは、もう木下先生よく御存じのとおりに、万国郵便連合、通称UPUという、世界で最も古い組織に近い国際組織がございますが、ここの条約のところの前文を読んでいただきましても、きちんと、そこの、今おっしゃったとおりのことが書いてあるところではございますが、あえて読ませていただければ、郵便切手としてふさわしい、文化の普及、諸国民間の友好関係の緊密化、世界平和の建設、維持に貢献できるものをその意匠として、個人や国家を攻撃する性格を有するものであってはならないとされておるところでございまして、今おっしゃるとおり、切手の持っております意義は極めて大きいと思っております。
○麻生国務大臣 これはまだ、御存じのように、法律が通っておりませんので、通っていない段階からいくのもいかがなものかとは思いますけれども、通った上でどうなるかということですが、施行されますのは平成十八年ということになっておりますので、この間の御党の海江田議員からの御質問に対して、厚生大臣からも、今どうだということは言えないが、できるだけなだらかに、一部だけ負担が大きくならないようにというようなことを考えて検討しなければならないというように答弁をしておられることもありますので、私どもとしては、厚生労働省とともども、これは財務省も関係するところだと思います、三省きちんと打ち合わせて対応させていただき……
○麻生国務大臣 元大蔵省法人税課長に答弁するのもいかがなものかと思わないでもないんですが、御存じのように、もと、これになりますまでは、ごじゃごじゃごじゃっとしておったこの税制、これは、頭のいい人、自治省と大蔵省と頭のいいのばかりがどんどんどんどんやっていると、話がどんどんどんどん込み入って、ついに自分たちでもわけがわからぬようになったような、こんな税制だったんだと思うんですね。私、これを見てもなかなかよくわからぬぐらい難しかったんですが、これをすっきりしたものにせいと。 特に株の配当課税については、御存じのように、二重課税ではないかという御意見は昔からよくあるところでもありましたので、これを……
○麻生国務大臣 これは、個別の案件で、まさに告発をという話の真っ最中ですので、これに対して個別にどうのこうのと言う立場にはないと思っておりますけれども、少なくとも、選挙に出て、選挙違反等々を考えますと、これはやはり選挙運動また政治資金等々につきましては、公職選挙法また政治資金規正法というものをきちんと守ってやる前提で選挙をやっておるわけで、片っ方が守っていないという話になると話が公正さを欠くことになると思っておりますので、これはきちんと対応をしていただかないと当然違反になるのであって、今言われましたようなことが事実でありました場合は、これは明らかに公職選挙法違反ということになるんだと思っており……
○麻生国務大臣 今、一連の日歯、日本歯科医師連盟、政治献金の話なので、これは個別の案件で、ちょっとそんな詳しい内容もこの新聞報道以上知る由もないんですが、基本的には、選挙運動とか政治献金にかかわりますものに関しましては、政治資金収支報告書とか公職選挙法等々できちんとしたルールがありますので、これにきちんとやっていただくのが大事なところ、もうこれ以上私の立場としては申し上げることはないんです。 総務省としてきちんとと言われると、私どもとしては、形式審査以上はできない、権限を持っておりませんので立入検査できる立場にはありませんので、そういった意味では、私どもの方は、事務所に立ち入って実質検査をす……
○麻生国務大臣 基本的には、予算でありますので、何となくお金の話からスタートすることによくなるんですが、もともと三位一体というものは、いわゆる中央集権から地域主権という大きな流れに沿って、地方に元気が出るためには、地方の自由度を増し、そのためには地方に税源、自主財源がというのが多分基本的な流れだと思っております。それが方向としての大前提。 ただ、それには、いわゆる財源を伴う話になりますので、その財源の部分をということで、よくよく財源を見てみると、地方財政というものは大きな赤を抱えておりますので、そういった赤をどうしても今後抑制していかないといかぬ。そのためには、いろんな意味で、バブルの時代に……
○麻生国務大臣 基本的には、この鳥インフルエンザというものは、これは家畜の法定伝染病ということになろうと思いますので、農林水産省において総合的に対策されるべきというのがまず第一だと思うんですね。そこのところは、いきなり最初に交付税だなんて言われると、その前にやるべきことをしておいていただかないといかぬところなので、それをした上での話ですから。 その上で、例えば、今こういった事態になって、防護服やら何やらには補正がつかなかったり、いろいろ予算がつかなかったりしているのも事実なので、こういった事態に合わせていろいろ対策をされるんだと思いますが、そういったところで、どうしても足りないというようなと……
○麻生国務大臣 なかなか安易にさようでございますと言えるような感じではないんですが、基本的に、玄葉先生の言っておられるところで、今のその図面で五千五百億のところですけれども、御存じのように、図をもう少し正確にかいていただくと、まちづくり交付金の分の一千三百億とか、それから奨励的補助金のところの約一千億等々がありますので、そういったところも計算して引いていただくと、純粋な削減額は三千二百億ということになるんだと思うんですね。 そこのところは、現場の町長さん等々は、調べていられるところはよくおわかりいただけているところなんで、ただ、今言われましたように、財務大臣からも答弁があったように、基本的に……
○麻生国務大臣 永住外国人の地方参政権の問題が御党から出されておりますということはよう承知しておりますが、もう過去の国会なり、また、各党間の御意見聴取の中でいろいろ意見が分かれておりますのも御存じのとおりでありまして、総務省としてこれをどうこうと言う立場にありませんので、そういった意味におきましては、これはそれこそ選挙の土俵にかかわる大きな話だとも思いますので、各党各会派において慎重な議論というものがさらにされるものだと思っております。
【次の発言】 あなたの御意見として拝聴はさせていただきますが、プロ野球と衆議院を一緒に考えたことはありません。
○麻生国務大臣 さきの通常国会で成立をしました改正年金法というのは、いろいろな御意見があるのはよく承知しておるところではありますけれども、この年金の中において最も大事な給付と負担の比率等々の大きな課題について真っ正面から取り組んだという点につきましては、これは極めて評価されてしかるべきものだと思っておりますので、これをすぐ廃止するというような話は適当ではないと思っております。 それから、国会審議において、公的年金の一元化という話が社会保障制度全般にわたっての話として上がっておりました。一元化というのは、この議論を進めていくに当たっては三党合意というのもありましたので、そういった意味では、衆参……
○麻生国務大臣 今の御指摘ですけれども、河合さん、たしか松下電器と記憶しますから、民間の会社から来られた方は理解を超えるというより理解できないという表現の方が正しいと思いますが、わたりという言葉を聞いて、何を渡るのかよくわからぬのが普通の方なんじゃないでしょうかね。どこか役所におられて覚えられたか、一斉昇短はまだ理解できるにしても、単語の意味が余り理解できないほどこれは特殊用語なんだと思います。 こういったようなことを含めまして、基本的には、給与というものはそこに住んでいる住民が納税している分から払っておるわけですから、そこに住んでおられる納税者としての住民の意識が理解できないものとか納得で……
○麻生国務大臣 いろいろ今御質問をいただいて、役所の方から答弁があっておりますけれども、警察と入管と刑務所、治安と二つだと思いますが、まず警察の方からお答えをさせていただきます。 確かに御指摘のとおりに、四年前に政調会長のときに、地方警察官一万人増員というのをやらせていただいて、毎年三千人ずつふやさせていただいて一万人。先ほど、平均で五百幾つという話があっておりましたが、埼玉県あたりは七百三十、治安発生率日本一は埼玉県であって筑豊ではありませんのでぜひと言って、そのときに申し上げた記憶があります。以来、確実にふやさせていただいて、昨年も、一千五百人の予定だったところを千六百五十人足しまして、……
○麻生国務大臣 引き続き総務大臣を拝命いたしました麻生太郎です。 副大臣及び大臣政務官とともに全力を尽くし職責を果たしてまいる所存でありますので、遠藤委員長を初め、理事、委員の皆様の格段の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げる次第です。 この機会に、第二十回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告をさせていただきます。 今回の選挙は、本年七月二十五日に任期が満了となりました参議院議員の通常選挙であります。また、非拘束名簿式比例代表制が導入されて二回目の参議院議員通常選挙であり、前回を通じて初めて、国政選挙で初めての期日前投票制度が適用に相なりました。 選挙すべき議員の数は、……
○麻生国務大臣 引き続き、総務大臣を拝命することになりました麻生太郎です。
ここにお見えの委員の皆様方には、常日ごろより総務省所管行政の推進にお力添えをいただいており、心から厚く御礼を申し上げます。副大臣並びに政務官とともに全力を尽くして職責を全うする所存でございます。
実川委員長初め理事並びに委員各位の格段の御尽力、御鞭撻、御指導をよろしくお願い申し上げる次第です。(拍手)
【次の発言】 法律案の提案理由の説明に先立ち、一言申し上げさせていただきたいと存じます。
このたびは、私のあいさつとそれに対します質疑に先立ち、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の御審議をいただ……
○麻生国務大臣 今、マージャンの話が出ておりましたが、それに先立ちまして、先ほど台風二十三号のお話があっておりましたので、この話から先にさせていただきたいと存じます。 このたびの台風二十三号というのは、少なくともこの十年来ぐらいでは最も大きかった台風の被害で、死亡者、行方不明者、まだ正確な数がつかめていない。まだ行方不明、そういった方々が大変大勢おられます。今数字を言われましたが、わかっております現在でまだ不明者の方が大勢ございますので、安易な数字を申し上げるわけにはいきませんけれども、負傷された方々、被害に遭われた方々含めまして、大勢の方々にお見舞いを申し上げる次第です。 また、私どもの……
○麻生国務大臣 引き続き、総務大臣を拝命いたしました麻生太郎です。 総務委員会の審議に先立ち、一言ごあいさつをさせていただきたく存じます。 今年は、豪雨や台風による災害が多発し、また、今般の新潟県中越地震により多くの方々が犠牲になられました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げる次第です。総務省といたしましても、被災者の救助や被災地の復興支援に全力で取り組んでまいります。 御存じのように、総務省は、行政管理、地方行政、情報通信行政など、我が国の基本的な制度、システムを所管し、国民生活に密着した幅広い行政分野に責任を有する役所であります。 国から地方へ、官から民へという方針……
○麻生国務大臣 メモを出せという御要請ですね。わかりました。
【次の発言】 中二階という定義がよくわからぬと思いますので、その定義につきまして御説明いただければ、ぜひ答えさせていただきたいと存じます。
【次の発言】 中二階と言われた対象者に私が入っているのかどうかも極めて明確ではありません。私の方は、今閣僚をやったら、中二階から一階におりてきているのか、それとも中二階を抜けて三階に上がれという意味かもよくわかりません。ちょっと感想と言われましても、一階がいいのか三階がいいのかもちょっと明確ではありませんのでお答えのしようがないんですが、中二階と言われて気にするほど、もっとほかに気にしなくちゃい……
○麻生国務大臣 質問が来ると思っておりましたので、資料も用意しておったのですが、質問もなく、いろいろお話になりました。野党の方も勉強されるのにいい資料だと思うので、配ってください。 今言われた話を聞かれて、すぐわかった人なんてほとんどいないと思うのですね。これは勉強されないと、私自身もわかっておるわけではありませんので、その資料を配っていただくとわかるんです。 これは、昭和三十七年のところで、左側と右側の二つに分けて考えるというところが肝心なんだと思うのです。左側のところが、地方公共団体の追加費用というのが真ん中に書いてあります。先ほど、松元、須田にそれぞれ御質問があっておりましたように、……
○麻生国務大臣 六十年間ぐらいにわたりまして、この労働争議というものの歴史を振り返ってみますと、一番は、やはりこれは炭労ですよ。何だかんだいったって、若い方には全然通じないけれども、我々の世代ならわかる言葉ですね。そこの使用者側にいましたので、正直言って、厳しさはよく知っておるつもりですよ。鬼の動労とか仏の電電というとちょっと褒め過ぎだけれども、そういったいろいろなものがありまして、各労働組合というのは、その組合のやはり体質というのが長い間あったんだと思います。私どもは、これを見て、官公労というものはいかがなものかという点は、これはいろいろあったんですよ。だけれども、今おっしゃるように、この一……
○麻生国務大臣 日本郵政公社平成十五年度財務諸表につきまして、その概略を御説明申し上げさせていただきます。 本件は、日本郵政公社が提出した財務諸表につきまして、日本郵政公社法第六十四条第二項の規定により、総務大臣が承認したことを国会に報告するものであります。 今回の財務諸表は、日本郵政公社の平成十八年度までの四年間の中期経営目標期間の初年度の財務諸表であり、日本郵政公社成立後初めて作成されたものであります。 まず、日本郵政公社全体ですが、貸借対照表につきましては、平成十六年三月三十一日現在、資産合計四百四兆千九百十六億円、負債合計三百九十九兆五千八百四十一億円、資本合計四兆六千七十五億円……
○麻生国務大臣 森山先生御存じのように、郵政公社を取り巻いております環境、例えばEメールがふえた、また、いろいろな形で保険に関しての契約が減っている等々の一連の流れの中にあって、公社化されて一年目の決算としては、私としては評価されてしかるべきものだと思っております。 今御指摘がありました中で、郵便事業については、特に今年度、たしか二十六億円の赤で予算は計上されていたと記憶しますが、結果としては二百六十三億円の黒、今御指摘のあったとおりになっておりますし、昨年に比べましても大幅な、倍ぐらいの結果になっておりますので、その意味では極めて大きな結果を上げておられる、私自身はそう思っております。 ……
○麻生国務大臣 日本郵政公社による証券投資信託の受益証券の募集の取扱い等のための日本郵政公社の業務の特例等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明させていただきます。 この法律案は、日本郵政公社が業務の特例として証券投資信託受益証券の募集の取り扱い等を行うことができるようにするための措置等を定めるとともに、証券投資信託受益証券の募集の取り扱い等が投資信託委託業者等の経営に及ぼす影響にかんがみ、証券投資信託受益証券の募集の取り扱い等に係る証券投資信託の選定等に関し必要な事項を定めるものであります。 次に、法律案の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 第一に、日本……
○麻生国務大臣 今御質問のありました窓販の話は、昨年の五月の閣議でこの話が決まったところだと記憶をします。昨年の五月のころは、萩生田先生御記憶かと思いますが、株価は八千二、三百円の時代でありました。そういったことで、いわゆる証券市場の活性化案ということも念頭に置かねばならぬというところで検討をすることにしたものでして、総務省としては、そのような経緯を踏まえて、早急に実施すべきだということで調整を行う場合に、これは、金融庁等々との整合性やら何やらでいろいろ時間のかかったところではありますけれども、今般提出させていただくことになったということであります。 基本的には、この種の新しい分野ということ……
○麻生国務大臣 三位一体は、そもそも宗教用語であります。キリスト教によりますと、三位が父と子と聖霊でありますから、三つを一緒にというのでこの宗教用語が、私の時代のもう一人前の時代のときにこの言葉がいつの間にか政治用語化したか、行政用語化したかは別にいたしまして、この三位一体という表現が使われるようになったんです。 その背景にありますものは、基本的には、明治四年、廃藩置県この方、中央集権だったこの国の形が、地方分権という方向に大きく振ろうとしておる過程の中において、地域に主権を渡すという形の方向に振っていくに当たりましては、政府から出しております補助金、よく言われる三割自治等々初め、その補助金……
○麻生国務大臣 今御質問のありました被用者年金の一元化につきましては、平成十三年に閣議決定されたものに基づいて、平成十六年に、いわゆる改正法につきまして、地共済いわゆる地方公務員共済、国家公務員共済の財政単位の一元化、今総理からお話がありましたとおり、財政単位の一元化を決定しておりまして、五年間かけて、平成二十一年をめどとして、段階的に保険料率の一元化を行うことといたしております。 総務省といたしましては、さきの通常国会で決定をしていただきました公務員共済年金の財政単位の一元化の着実な実行というものを推進してまいる必要があると思っております。 またさらに、被用者の年金制度の一元化につきまし……
○麻生国務大臣 官と民と言われますけれども、その間に多分もう一個、公、いわゆるパブリックセクターという部分の考え方が最近余り言われず、官と民の間にもう一回公という部分があるという認識を持っていないと、この種の話はなかなか難しいんだと思っております。今、ボランティアという組織が一つのものに、NPOとかNGOとかいろいろな表現がありますけれども、基本的にはそういうことなんだと思っております。 今、アウトソーシングになじまない部分というものに関して、役所で、簡単なところでいえば、例えば税金、例えば給与計算、いろいろありますけれども、そういったところは、今幸いにして情報通信技術が非常に発展をいたしま……
○麻生国務大臣 社長経験があるからということで御招待いただきましたんだと思いますけれども、事情を詳しく知りませんので、きちんとした答弁というのができないとは思いますけれども、御質問なんで。 今の話を、この前から郵政特別委員会でもいろいろなやりとりがあったのを仄聞させていただいておりますけれども、契約は正式なものだと思いますので、契約それ自体は有効だろう。私自身は、伺った範疇、受けた方の人も出した方の人も、契約それ自体は有効ということになるんだと思います。 随意契約がいいかどうかは、これは事情がよくわかりませんのでちょっとわかりかねますが、民間会社だということであえて問われましたので、民間会……
○麻生国務大臣 他省庁のことはよくわかりません。このことに関してだけお答えを申し上げるということであらかじめお断りをさせていただいておきますが、JETプログラムというものの性格は、蒲郡の市長等々しておられたんでよく御存じのこととは思います。思いますが、少なくとも、大都会はなるべく外して、地方に外国人、しかも英語を堪能をもってよしということで、英語教育の一環として、なるべく全国に散らばすというのを最初に考えて持ち込んだのが青年会議所、それを受けたのが文部省、自治体でやっていくに当たって、地方、受け入れる側のことを抱えております自治省というのが仕事をするゆえで組まざるを得なくなった、当然のことだと……
○麻生国務大臣 公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明させていただきます。 この法律案は、長野県木曽郡山口村の区域が岐阜県中津川市に編入されたことに伴い、衆議院小選挙区選出議員の選挙区及び衆議院比例代表選出議員の選挙区の改正を行うものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、衆議院議員の選挙区に関する事項であります。 長野県木曽郡山口村を廃止し、その区域を岐阜県中津川市の区域に編入する総務大臣の処分に係る区域につきましては、公職選挙法第十三条第三項本文及び第五項の規定は適用しないこととすることにより、旧山……
○麻生国務大臣 平成十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要の御説明を申し上げさせていただきます。 平成十六年度の補正予算により、同年度分の地方交付税の額が一兆一千六百八十六億円増加することとなります。本年度におきましては、このうち普通交付税の調整額の復活に要する額六百三十九億円と、特別交付税の増額に要する額七百一億円とを交付する必要があります。また、残余の額一兆三百四十七億円を平成十七年度分の地方交付税の総額に加算して、同年度に交付することができることとする必要があります。したがって、平成十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特……
○麻生国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べます。 昨年は、豪雨や台風、新潟県中越地震等数多くの災害が発生し、多くの方々が犠牲となられました。また、スマトラ島沖大地震及びインド洋津波により、多くの国が未曾有の災害に見舞われました。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞いを申し上げる次第です。 さて、今年は戦後六十年の節目に当たります。日本は今、経済、政治、社会のあらゆる面において、大きな構造変革の時代に入っております。 総務省が取り組んでおります市町村合併、三位一体の改革は、日本の社会構造を中央集権から地域主権へと大きく変えようといたしております。さらに、ICTの普……
○麻生国務大臣 小西先生、外血導入は基本的に正しいと思っています。ただ、民間で役所に人を出したい企業がありますかね。そして、役所で金もうけをやるという意欲を全く失うように教育されて、もとの会社に戻されて、もとの会社で何かいいことがありますかね、もとは人を出していた側に私もいましたので。長く行って帰ってくると、余り使い物にならなくなる。だって、それは目的が全然違うんですから。片方は金もうけをやるためにやるわけですから、片方はそうじゃない、最大公約数でいくわけですから、全然発想の原点が違っていると思います。 例えば、今大きな政令都市なんかで興業銀行出身の人を採用してその人に企業誘致関係の局長をや……
○麻生国務大臣 平成十七年度の地方財政計画の概要について御説明を申し上げます。 極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、経済財政運営と構造改革に関する基本方針等に沿って、歳出全般にわたり見直しを行うことに努めております。一方、地域において必要な行政課題に対しては適切に財源措置を行うこととし、安定的な財政運営に必要な地方交付税などの一般財源を確保することを基本といたしております。 引き続き生じる財源不足につきましては、一般会計からの加算、特例地方債の発行等により補てんすることとし、地方財政の運営に支障が生じないようにいたしております。 さらに、三位一体の改革として行われる国庫補助負担金の一般……
○麻生国務大臣 今お話のあった七・八兆でしたか、昨年、谷垣財務大臣の方から、秋ごろでしたか、そういった御指摘があって、過大計上があるというお話だったと思いますので、最初に、これは財務大臣も御自身で署名なさったものをみずから過大計上と否定なさるのは自己矛盾も甚だしいのではないかというようにお答えしたと記憶をいたしております。 今そう言われております大きなものの中で、いわゆる経常経費というものと、いわゆる決算額が、予算と決算とが大きく乖離しておるという点が一点、大きく言われておるところではありますけれども、いわゆる投資的経費の方につきましては逆にこれは大幅に下回った形になっておりますので、両方一……
○麻生国務大臣 今、財務大臣と言われたので、呼ばれているのかなと思って。 今御指摘のありましたのは、いわゆる地方交付税法の第六条の三の二というところを読まれた、そのとおりなんですが、この中の前提条件というのは、地方の歳入歳出に財源の不足額があり、その額が法定率分の普通交付税のおおむね一割以上になり、その状況が二年連続して継続して、三年以降も継続するであろうと見込まれる、予想されるという場合に、今言われましたように制度の改正もしくは交付税率の変更ということをされているところで、制度の改正につきまして、いかなる内容の改正を行うべきかということに関しましては、従来からいろいろ広い法律改正が行われて……
○麻生国務大臣 今、谷先生御指摘のありましたように、一〇%というのは、御存じのように五%、一〇%、一三%と段階が三段階ぐらいに分かれておるのが住民税の実態なんですけれども、それを、当然のこととして一律化、一律に一〇%というと形の上からもきれいになると思っておりますし、五%の方が一三%の方に比べて対象者の数が多いものですから、対象となります数がふえました分だけ一三%が仮に一〇%に減ったといたしましても、絶対数、対象者の数がふえますものですから、私どもとしては、それによって大体、おおむね三兆円ぐらいのものが確保できると思っております。 それをきちんと、今の段階でこれだということを決めておりません……
○麻生国務大臣 今御指摘のありました恒久的減税というのが実施されました、一九九九年ですか、あのとき、定率減税のほかに、確かに個人所得課税の最高税率とか法人税率等々の引き下げを合わせて実施されたのは、おっしゃるとおりであります。 当時のああいった経済状態は、御存じのように、金融危機国会というのが開かれたあの当時の話ですから、国際的に比較してえらく内容がばらばらだった、日本の経済が非常にぐあいが悪かったという中にあって、企業また個人ともに、民間の活力、活気、やる気というものを出してもらうというのが物すごく大事な、大きな理由だったと思うんです、あのときは。 結果としてどうしたかといえば、御存じの……
○麻生国務大臣 恩給法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、恩給受給者の高齢化の現状等にかんがみ、受給者等の申請負担軽減を図るための恩給支給事務手続の簡素合理化等を行うものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、死亡失権等の届け出義務を廃止し、罰則規定を削除することとしております。 第二に、恩給権者が死亡した場合における未支給金の請求につき、未支給金を受ける権利を有する相続人等の一人がした請求は全員のためその全額につきしたものとみなすこととし、従来義務づけていた総代者選任届の提出を廃……
○麻生国務大臣 日本放送協会の平成十七年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について、その概要を御説明申し上げます。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入が六千七百二十四億円、事業支出が六千六百八十七億円となっており、事業収支差金三十七億円の全額を債務償還に使用することといたしております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入、資本支出がともに八百二十六億円となっており……
○麻生国務大臣 性同一障害者の方々、あれは政調会長のときですから三、四年ぐらい前かな、よくこの方々とはお目にかからせていただく機会がありましたので、今の御質問の趣旨に関しては、よく交渉、話し合いというのをさせていただきましたので、結構わかっておる方だと思います。 今、武智の方から話がありましたように、これは利用している人の数、絶対量はかなり多いというのが実態でもありますので、そういった意味では、利用者の範囲が極めて広いという状況を踏まえると、今すぐ、はい、やめますとはなかなか言えぬところだろうとは思っております。 ただ、今言われましたように、一昨年の七月にこれは成立したんだと思いますけれど……
○麻生国務大臣 今郵政公社を取り巻いております環境というので一番大きな問題は、やはりEメール、iモード等々によって、いわゆる郵便物の絶対量が毎年約二%、二・五%ずっと減り続けておるというところが厳しい環境と言えるものだと思っております。 ただ、公社になりまして初年度、ことしで二年度目ということになりますが、その中にあって、やはり中期経営計画の中で郵便配達事業部門で黒字転換等々は高く評価されてしかるべきものだと思っておりますし、平成十六年度から中間決算というものを試行して、いわゆる業務状況というものの進捗管理をしておられるなど、これは経営者としての評価は高いものだと思っております。 具体的な……
○麻生国務大臣 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 いわゆる迷惑メールにつきましては、悪質化及び巧妙化が進んでいる状況にあります。この状況を踏まえ、迷惑メールによる被害を防止し、電子メールの利用について良好な環境を確保することを目的として、この法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、特定電子メールの定義に、個人以外の者及び事業のために電子メールの受信をする場合における個人に対して送信をする電子メールを含むこととしております。 第二に、送……
○麻生国務大臣 昨日、尼崎市におきまして、大規模な列車事故が発生をいたしております。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、事故に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げる次第です。 けさ八時三十分現在、県の災害対策本部、尼崎市消防局からの情報では、死者七十二名、負傷者四百四十二名と報告されております。なお、一両目の車両につきましては、消防機関が中心となって救助活動に当たっております。 消防庁では、事故発生直後に災害対策本部を設置するとともに、消防庁の職員三名の先遣隊を現地に派遣するなど、被害状況の把握など対応に努めてきたところであります。 本日早朝七時より、消防庁長官が現地に入……
○麻生国務大臣 行政手続法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、政省令などの命令等を定める際に、広く一般の意見や情報を求める手続等を定めることによって、行政運営のさらなる公正の確保と透明性の向上を図り、もって国民の権利利益の保護に資することを目的といたしております。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、命令等を定める場合の一般原則として、根拠となる法令の趣旨に適合するものとなるようにしなければならないこと、及び制定後におきましても、その内容の適正確保に努めなければならないことを規定いたしておりま……
○麻生国務大臣 五十嵐先生の御指摘にありましたとおり、各行政機関に対して、従来、いわゆる政省令というものが出されるときにおきましては、余りよくわからぬうちにというようなこともよく御批判の対象でもありましたので、その案を事前に公示するという意見公募手続、通称パブコメ、パブリックコメントをすることにいたしております。 意見を公募して、その意見を参考にしたいということでありまして、外から見たときの透明性と、それから公正というものをより一層確保したいということで、国民の権利利益の保護というような、今御指摘のあったとおりのものを本来の意義といたしております。
○麻生国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 現在、総務省では、有限かつ希少な電波を、大胆かつ迅速に、成長が期待される無線ビジネスに開放する電波開放戦略を積極的に推進しております。この戦略の一層の推進を図るため、今般、電波の有効利用の観点から、電波利用料の負担のあり方を見直して電波の経済的価値に係る諸要素を勘案した料額を定めるとともに、国民が携帯電話などの無線システムをいつでもどこでも利用できる環境を積極的に整備等することを目的として、この法律案を提出した次第であります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げさせていた……
○麻生国務大臣 参議院の可決の見通しの予想を聞いておられるんですか。(楠田委員「はい」と呼ぶ)ようわかりません。
【次の発言】 解散権というのは、かかって総理の専権事項ということにもなろうかと存じますので、その段階でどのような形になるかを今のうちから予想するのは極めて難しいと存じます。
【次の発言】 あなたも私も職を失うかもしれぬという話を、ここにいらっしゃる方、どれだけ同じ顔ぶれが上がれるかは甚だ難しいところでもあろうと存じますので、安易なことではなかなかということだと存じます。
【次の発言】 楠田先生御存じのように、今回、電波有効利用政策研究会の最終報告書というのが出されておりますが、その……
○麻生国務大臣 今、御質問のあった国際物流というのは、これはもう大前先生、当たればもうかります。はい、間違いありません。ただ、これは同時に、国内をやるのと違って危険も伴うというところもありますので、商売という感覚から見れば、当然この分野に出てしかるべきだと存じますが、公社という立場で仕事をする立場になりますと、まずは何といってもかたいところをやらないかぬというところでありまして、郵便配達と郵便貯金と簡易保険というこの三事業というものを一体的に遂行していくという立場に立ちますと、これは国が全額出資でやりました特殊法人ということでもありますので、まずかたいところでやらないかぬというところで、ちょっ……
○麻生国務大臣 どなたが経営なさるかというところは、石井先生、これは物すごく大きな差だと思いますが、基本的に、三十五兆という背景は、多分、今から十年後の、名目二%ずつの経済成長を仮に達成すると七百兆から八百兆ぐらいのGDPになるであろうという大前提が、その三十五兆をつくり出した背景の一番大きな数字になっていると思われます。思われますとしか、ちょっと総務省としてはそれしか言いようがないんですが、思われます。 そのうちで三十五兆円の金を貸すということは、現実問題、十年前、バブルのはじけます九二年のときに、企業は年間約五十兆円の金をいわゆる銀行から借り、金融から借り、そして、それに対して、一般の預……
○麻生国務大臣 そのときには総務大臣をやっていたわけではありませんから細目は詳しいわけではありませんが、その種のものが出されたという事実は知っております。
【次の発言】 一般常識として、企業会計の基準がそのようになっていることを知っております。
【次の発言】 正確に知りませんけれども、多分、ほとんど投下していないと思いますが。
【次の発言】 会社の経営の仕方というのはいろいろありますからね、松野先生。会社もいろいろとだれか言われた人がいましたけれども、まさにそういう例ですから、これはそういうものと決められているとはなかなか言いがたいと思います。
○麻生国務大臣 業績の評価という面から、今、定型的な話は生田総裁の方からお話があっておりましたが、定性的なところを見ましても、これは組合、伊藤先生の方がお詳しいと思いますが、対組合問題は皆よう話をされませんが、この組合の問題に関しましても、この二年間、いわゆる全逓、旧全逓、全郵政、ほかに共産党の組合を含めまして幾つか組合はありますが、この組合との関係というものに関しましても極めて良好だ、私どもはそう理解をいたしておりますので、定性的な部分に関しましては、まず御自分じゃなかなか言われにくいところだろうとは存じますが、第三者から見ますとというか評価する立場から言わせていただくと、この定性的な部分と……
○麻生国務大臣 基本的には、山口先生の場合も商売をしておられた経験から、実業の世界から虚業の世界に入ってきておられますので、ですから……(発言する者あり)それは実業と虚業と言うじゃないですか、昔から。実業じゃないことははっきりしているんだから。だから、そういった意味で、商売をしてこられた関係でよくわかっておられるという前提でしゃべらせていただかないと、複式簿記もわからぬ人が世の中にいっぱいいますから、そういった方々の話と商売の話となかなか一緒にならないところがこの話を非常に難しくしているんだと思います。 基本的には、やはり山口先生、郵便事業というものは、これはユニバーサルなサービスとしてやら……
○麻生国務大臣 一川先生の御質問の後半、今主に二つありましたので、後半の方からお答えさせていただきますが、都道府県議会からのいわゆる郵政に関する話は、四十七件。ということは、四十七都道府県ですから、ほぼ全県から。市町村、区も今ありますので、市区町村からのものは二千六百五十七、合計二千七百四件ということになっております。 その内容につきましては、公社化の堅持を要望、拙速な民営化を進めることがないよう要望、郵政民営化慎重意見等々、いろいろなものが入っておるというのが主な内容であります。 この種の県議会から上がってくる要望書というのは、特に地方を預かります総務省としてはかなりな数、地方の議長さん……
○麻生国務大臣 基本的には、これは多分同じ観点なんだと思いますが、一千四百兆を超える個人金融資産のうちの約三百三十九兆ぐらいなものがいわゆる官になっているというところは、これは世界で例のないという実態を踏まえますと、これを何らかの形でほかに移すというのはこれは大事なところだと思っております。それが一点。 それから、なぜ日本はこれだけ貯金に偏ったのか。千万円預けて金利〇・〇〇五、今、普通預金。だれも知っている人がいないというのもかなり信じられぬけれども、〇・〇〇五ぐらいだと思うんですが。ということなんで五百円。千万円かたい株を買って、配当率二%で二十万。今は税の特別なあれがありますから、一律一……
○麻生国務大臣 まず、後段の御質問のところからお答えをさせていただきたいと存じます。 都道府県議会四十七件、すなわち全都道府県ということになります。区も入りますので、市区町村議会から二千六百五十七、合計二千七百四件というものが、現在、六月十日現在でありますけれども、地方自治法の第九十九条に基づきまして、総務大臣あてに郵政民営化に関する意見書が出されております。 内容につきましては、郵政民営化そのものに反対している意見もあれば、拙速をとどめる、拙速に進めるべきでないという御意見、また、いわゆる慎重な検討をすべきであるという御意見等々がほぼ共通項と思っております。 私どもとしては、たびたび竹……
○麻生国務大臣 法律ができるまでの枠組みにつきましては、今、郵政民営化担当大臣でいろいろ、先ほどから答弁のあっているとおりです。 決まりました後は、山本先生御指摘のように、主務大臣として、総理大臣等々と検討の上、最終的に決めさせていただきますが、問題は、もうかるような枠組みになっていなければ、社長の引き受け手なんかいるわけないですよ、でしょう。もうからないような枠組みにつくっちゃったら、だれが社長をやるの、責任だけとらされてはたまりませんから。そんな、政治家の、経営のわからぬやつに決められてたまるか、こんなもの、社長を受けられないなんて言われたら、つくった方がおかしくなります。だから、私ども……
○麻生国務大臣 前にも申し上げたと思いますが、大体役人なんというのは、金を稼ぐ能力がないのがみんな役人になっておるわけですから、それに金を稼ぐ方法を考えろと言ってもなかなか出てくるはずはない、まず基本的にはそう思っておいていただかぬといかぬところだと思っております。 常識的に言って、こういった形で民営化をされるという前提に立った上で、今いろいろ公社の中でも物を考えておられるというのは、もう御存じのように、いろいろ今、国際物流の話が出ておられますけれども、この間、公明党の方だったか民主党の方だったか、ちょっと何党だったか正確な記憶ではありませんけれども、地元にありますいろいろな物産のことに関し……
○麻生国務大臣 御存じのように、平成十三年一月にいわゆる橋本行革が始まりまして、中央省庁の改革が行われて、そのとき総務省もできているんですが、総務省の外局として郵政事業庁というものが設置されて、さらに二年後の平成十五年の四月一日に正式に郵政公社というのがスタートという形になって、一応、形としては総務省の外局になり、それが公社になりという形で実施されていったんだと思っております。 その公社になりました後も、いろいろ郵政事業に対しては、例えば郵便切手の販売所の手数料のあり方については、余り売っていないところでも定額のもの等々出しておるではないかというような御指摘が、あれは会計検査院等々からあって……
○麻生国務大臣 国共済と地共済、いずれもえらく大事な問題でありまして、この件につきましては、何もこの郵便とか郵政にかかわらず、非常に大きな問題としていろいろこれまでも谷垣大臣とも、また事務レベルでもこれだけ協議をしてきて、一年数カ月やってきたと思いますが、これはなかなか数としては難しい。数の方は地方の方が圧倒的に多いんですが、平均年齢やら何やらは、学歴は地方の方が高い、学歴は地方の方が高いんですよ。平均年齢も地方の方が高いという前提を踏まえた上で計算しないと、これは一元化なんといったって、ベースが違いますので、なかなか簡単にいかぬ問題だ、正直なところ言ってなかなか難しいなと思いながらもやらせて……
○麻生国務大臣 予告をいただいていなかったので数値まで全部詳しく知っているわけではありませんが、昨年の二月以前というときに、貯金事務センターにおいて名寄せを実施してきたところですけれども、限度額超過となる預入の排除というものがやっと可能になってきた、データベースがきちんとでき上がったということです。 そういうことだと思いますので、限度額を一層的確なものにするために、手作業で、いわゆる同姓同名、同名異人の分は機械じゃできませんので、同名異人の分の預入チェックを今実施しているというところで、超過状況約二百三十万人と言われておりまして、引き続きこの貯金銀行等、いわゆる限度管理というのをやらないかぬ……
○麻生国務大臣 今御指摘のありました五億六千万口座という言葉は、確かにおっしゃるとおり、一億二千七百万の人口からいったって四倍近くの数字ではないかという御指摘は正しいんだと存じますが、御存じのように、仮に定額貯金を十万円というのをいたしますと、これを五回預け入れしますと口座は五口というのが今のルールになっておるためにこういうことになっておりますので、今その整理を全部、昨日も御質問がありましたが、同姓同名等々ございますので、その作業の手分けは、手でやらないかぬものですから、スタートするまでにきちんとやるということでやっておりますが、細目は公社の方から説明してもらいます。
○麻生国務大臣 NTTが民営化されました昭和六十年から今日まで約十八年近くがたっておりますが、これは、名前の呼び方やら何やら、随分、支社が支店に変わったり、電話局を支店に変えたりいろいろ言い方が変わっていますので、なかなか比較の仕方は難しいところですが、支店と呼びかえたものだけで見まして、支社というものを、今、平成十一年以降支社もなくしておりますので、これはなかなか比較のちょっとしようが物すごく難しいんですが、千六百八十七の支店、電話局何とかというのがあったのが、今は、NTTの場合、東と西とに分けておりますが、これは、手続なんか全部コンビニでいいとか振り込みになったとかいろいろありますので単純……
○麻生国務大臣 前にも御答弁したと思いますが、今でもそのようなケースはございます。昨年、実質で三十七、郵便局は減っております。おととしもたしか三十六、七減ったと記憶をいたします。 例えば、今言われた中で、新しい町ができて、そこで郊外ショッピングセンターが廃墟となったために簡易郵便局が不要となったので、今の法律でもそういうことは十分に考えられるんだと思いますが、富山村という特殊なケースを使いましたので、富山村の実態をそんなに詳しく知りませんのでよく存じませんけれども、今の状態でもあるということを前提で法律は考えられないといかぬと思います。
○麻生国務大臣 今回、補正の額の中において、御存じのように、六%の分は自動的に回される分がありますので、それを引きまして、今回の中で、十六年度の国税五税のうちから、自然増収があっておりますので、その増収しました分の中から約六%ということになりますと、七百一億というものが出てまいりますので、災害被害に合わせての対応といたしまして、平成十七年度の特別交付税等々を上乗せしたところということになるんだと思います。 十二月分ということで既に約七百億、七百一億円ということに達しておりまして、過去五年間の災害にかかわりますこの種の平均は約二百十四億ということになっておりますので、七百億ということになります……
○麻生国務大臣 基本的には、永田先生よく御存じなのだと思うんですが、これは放送法第十四条によって決まっているところでありますので、経営委員会の議決事項ということになっているところでして、私どもが直接監督するところではありません。これはよろしいですね。 NHKから、海老沢さんの、一月二十五日退任したばかりですから、これはまだ今とてもじゃないけれども、まず議決が終わって、その後、退職金を幾らにするかというのは、その後直ちにできたとは、とても今私の段階では思っておりませんので、決まり次第、正確に御存じになりたければ御報告申し上げることは、決まった後ならできると思いますが、今の段階で決まっておりませ……
○麻生国務大臣 今御指摘をいただきましたように、今年度、平成十七年度の地方交付税等々につきましては、地方六団体の中から、特に町村長からは、最大の関心事がこれだったと思っております。 結果的には、御存じのように、やはり国と地方との信頼関係が、昨年度、地方交付税の大幅減等々によってかなり損なわれていたと思っております。そういった意味で、特に財政力の弱い団体の方からは、非常に厳しい予算を組まなければならないということになって、大変いろいろ御意見が出たのは御存じのとおりであります。 先ほど御指摘のありましたように、総理等々からも、少なくとも平成十七、十八年度、いわゆる三位一体改革をやっておる間にお……
○麻生国務大臣 今、今回の全体像の取りまとめというのをやらせていただいておりますが、今回の案は、地方から出されました案を真摯に受けとめた結果、私どもとしては、取り急ぎ、八千五百のうち半分の四千二百五十億円を平成十七年度分として振り向けるというような形で、政府・与党、また国、地方等々で数次にわたって議論の検討を行った結果であります。 したがいまして、今、地方六団体の代表者の方々も参加する形で中央教育審議会、これは文部大臣の諮問機関でありますけれども、義務教育のあり方というものを、そもそも義務教育はということを考える意味で幅広く検討していただくことにいたしまして、費用の負担につきましても地方案を……
○麻生国務大臣 今お話のありました、e―Japanを立ち上げましたときに比べまして、現実問題は、一昨年法律を通していただきました行政手続オンライン化法等々によりまして、ただいま現在、世界で最も電子化された政府を目指すという計画に対して、達成率はほぼ九九%、この四月までに一〇〇%になろうと思っております。現実問題、これをスタートさせましたときに、韓国におくれること三年と言っておりましたけれども、一昨年の十二月で、韓国に先立つこと三年というところまで規制の緩和等々によって技術が進歩し、規制が緩和されたおかげで達成をされております。 これを維持するためには、次の目標ということで、ユビキタスという、……
○麻生国務大臣 丸はどこでペケがどこかと言われても、なかなか難しいところなんですが、これは一概には言えぬと思っているんですね、正直なところを言って。 オランダ、ドイツ、ニュージーランド、いろいろ民営化された例がありますけれども、それぞれ、この部分は成功したけれども、どれが最も成功したとはなかなか言えないところだと思うんです。例えば……(岩國委員「民営化に着手した国をまず教えていただきたい」と呼ぶ)オランダ、ドイツ、ニュージーランドというところじゃないでしょうか、私のぱっと言えるところでは。オランダ、ドイツ、ニュージーランドなどなどだと思います。 オランダは、郵便会社はTNTといって、トリニ……
○麻生国務大臣 今御指摘のありました地方公務員法、これにつきましては、御存じかと思いますが、できましたのは昭和二十五年、国家公務員法は昭和二十二年、いずれも占領下のときにこの法律はでき上がっております。したがって、いろいろ事情はあったんだとは思いますけれども、政治的行為の制限は、法律で定める行為だけではなくて、各条例で定める行為も対象とするということになっておりまして、これらを含めて一律に法律だけで罰則を科すのは困難ではないかとの議論があったと、当時の議事録を見ますとそういうことになっております。 政治的行為の制限というのは基本的人権にかかわる大きな問題でもありますので、現時点において見直す……
○麻生国務大臣 地方公務員の給与にお尋ねがあっておりますが、昨年の五月、総務省をして都道府県並びに政令指定都市に対して実態調査の依頼をいたしております。報告を受けましたのが七月、それを精査いたしまして公表いたしましたのが、今、谷先生おっしゃるとおり、昨年の十二月に、これを総合的な点検をさせていただいた上で通知をいたしております。 内容につきましては、今おっしゃるとおりに、これはいろいろな問題が多々出てきておりまして、調理師手当などというものが調理師につくなどというのは、これはおかしいんじゃないか。本来調理をするために採用された者に調理師手当などというものは、これはどう考えてもおかしいし、水道……
○麻生国務大臣 ただいま御指摘のありました中で私どものところで直接関係するのはこの四番のところなんだと思いますけれども、地域再生プランというところの中でやはり一番効果というのがありましたのは、いわゆるパブリックセクター、公の施設に参入できる民間業者を、指定管理者制度というのを導入することで、これを実にあちこち利用させていただいて、既存の施設の管理等々、まあ運営するに当たってリニューアル債を出してさしあげても結構ですよとか、いろいろなことをさせていただいたんですが、結果としてどういうことになっているかといいますと、全国で千五百五十施設が既に導入をされております。都道府県で十三施設、指定都市で三百……
○麻生国務大臣 今、町村合併が進んだ結果、就任いたしました一昨年の九月では三千百八十一あったものが、一月末でたしか二千三百三十三、さらに二月に入っても減っておりますので二千二百台になっていると存じますが、そういった形で町村合併は確実に進んでおります。 同時に、これを将来的に地域主権をさらに進めて、いわゆる道州制、通常道州制と言われるものにしていけるのかどうか。これはかかって、今後その地域においてどういう形で一緒になった方がいいという意見になるかどうかというのは、今の段階ではいろいろ意見の分かれているところなんですが、九州は一つといっても、一つ一つが正しいというような意見もよく言われるところで……
○麻生国務大臣 今、法定外税につきましての本来の趣旨の点については鈴木先生と意見が一致しているように思いますし、また同時に、これをむやみにやると問題だぞという点も御指摘のとおりだと思っております。 今、例として挙げられました豊島区の自転車というのは、これはいわゆる国鉄の駅の前にいろいろ放置自転車が多くて、それが通行にえらい騒ぎになっておるということで、これについては豊島区としては、とてもじゃないけれどもやっておられぬ、これは幾ら片づけても片づけてもどうにもならぬと。現場へ行きましたけれども、これは確かにすごいことになっております。 それで、九カ月間ほど、それこそいろいろ現場に行ったりなんか……
○麻生国務大臣 先生の選挙区、山梨三区、山梨の西半分の方だと思いますが、ここは他の県と比べてもかなり合併の進んだところで、たしか南アルプス市だったかな、片仮名の市が出てきたりしたところだと記憶があるところで、大変関心を持っておられるところだと思います。 数字を申し上げさせていただければ、一昨年の九月に私が総務大臣につきましたときに三千百八十一ありました全国の市町村が、二月の十五日に私のところで署名をいたすところまで、二千二百八十になっておりますので、九百一減少したという形になっているところだと存じます。 かなり進んでいる方だと思いますが、この三月末までにさらにどれくらい進むかという御質問な……
○麻生国務大臣 総理の答弁にもよくあるとおりなんだと思いますが、これは、基本的にはこの種の疑惑を持たれないように心がけることはもちろんのこと、疑惑を受けた場合は、きちんと自分でその潔白なり内容を証明される義務なり、御自分なりの努力が必要なんだと思っております。
【次の発言】 これは岩國先生よく御存じのところなんだと存じますが、総務省というのは、この法律を所管しているところでありまして、形式審査権しかない。個別審査権はない、法律上そういうことになっておりますので、これは警察とか検察とか、そういった分野の話になりますので、これは、政治資金規正法を所管しております役所として形式審査権しかないという点……
○麻生国務大臣 この資料をお渡ししてよろしいでしょうか。(阿部委員「いえ、持っています」と呼ぶ)ああ、そうですか。その資料を御参考にしていただくとよろしいんだと存じますけれども、下に書いてありますように、国と地方の分担金は従来どおり五〇、五〇。こっちの紙の方がわかりやすいと思います。(阿部委員「はい」と呼ぶ)私でもわかるように書き直してありますので、そちらの資料を参考にしていただいた方がよろしいんだと存じます。 基本的には、真ん中に二つずつ、左右等分にしてありますけれども、現行のものも、新しく改正したもの、国と地方の負担金は五割五割、山分けというか、半分に割ってあるというのがまず基本になって……
○麻生国務大臣 今の御指摘の話は、基本的に正しいと思っております。 具体的に検討するに当たりまして、一昨年の九月にこの総務大臣職を拝命したときには市町村数は三千百八十一あったと思いますが、町村合併が進みまして、おかげさまで、この二月の十五日で二千二百八十。約九百数字が減った形になったと思いますが、こういったことによってある程度基礎的なものができ上がって、今、事が少しずつ、伴野委員のお言葉をかりればミクロのところで事が進んでおる。 問題はマクロの方ではないかという点だと思いますので、この点につきましては、第二十八次地方制度調査会というのが昨年の三月一日にスタートしておりますので、この問題に関……
○麻生国務大臣 電波法の第五条の話なんだと思いますけれども、基本的には、電波法の第五条というものは、御存じのように、これは直接規制のことが書いてあって、間接規制は、まあ昭和二十五年に想像してつくった人はおらぬということでしょうな、多分そういうことなんだと思うんですね。できたときに、そんなニッポン放送なんというものは買う人もいませんでしたし、それで多分、放送としてはそういうのはつくっていなかったんだと思うんです。 今、結構時代が変わってきておりますので、今言われたように、外資というものはふえているところで、かなりの多くの会社が実は一九・九九%まで外資、残りは名義書きかえ拒否という形になっている……
○麻生国務大臣 まことにごもっともな御指摘だと思います。
今出ておりますのが、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金、名前が変わっておりますので、及び次世代育成支援対策施設整備交付金、いずれも交付金に名前が変わっておりますが、地方負担の分につきましては、基本的にはこれまでと同様の地方財政措置を講じていくことといたしております。
例えば、社会福祉法人立の施設の場合を例に引きますと、国の交付金の二分の一というものは地方負担ということに算定しておりまして、地方交付税と地方債によってこれを従来どおり対応することといたしております。
【次の発言】 財務大臣に聞かれたので、いいところつかれるなと思って……
○麻生国務大臣 これは、今おっしゃったように、風力発電にかかるコストと原子力発電所一個のコスト、同じ出力を出すに当たって、この計算をイニシアルコストだけで言われましたけれども、後のメンテナンスするときに当たりますメンテナンスコストは、たしか風力発電の方がかなりかかりますよ。その計算もしていただかぬと、実際に、最終的な一キロワット当たり幾らでできるかという話は、そのコストも計算されるとさらに違いやしませんかね。 私は、日本の場合は風が一定しませんものですから、あそこのギアのシャフトがよく壊れるというのが、これはだれでも、あの種の製造業をやっておられる方は皆知っておられると思うんですが、そこのと……
○麻生国務大臣 今の質問は通告になかったので、全然聞いておりませんので、内容をよく調べて御答弁申し上げます。
○麻生国務大臣 それは、たしか郵政公社でいろいろな方々の意見を聞かれた中からまとめて挙げてこられたと私の記憶ではありますので、総務省がこの名前とかあの名前とかいって、これがいいだろうとかあれがいいだろうとかいったという記憶はありません。 ただ挙がってきた中で、こういう案がありましたというのにお答えして、持ち株会社の方が郵政株式会社、そして窓口ネットワークなんというのは、まずネットワークの意味も全く通じない方もいっぱいいらっしゃいますので、そういった意味では、片仮名よりは漢字の方がよろしいのではないかということで、実際は、二万四千からのいわゆる窓口を持っております今の郵便局というものがそのまま……
○麻生国務大臣 平成十四年度総務省所管の決算について、その概要を御説明させていただきます。 まず、一般会計について申し上げます。 総務省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆三千六百九億一千六百七十四万円余に対し、収納済み歳入額は一兆二千八百十八億三千八百四十万円余であり、差し引き七百九十億七千八百三十四万円余の減少となっております。 次に、総務省所管の歳出につきましては、歳出予算現額十八兆一千四百十一億五千二百三十二万円余に対し、支出済み歳出額は十八兆百六十一億三千二百四十万円余、翌年度繰越額は一千百三十二億四千百三十四万円余であり、不用額は百十七億七千八百五十七万円余となっておりま……
○麻生国務大臣 平成十六年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 一般会計の予算額は、十七兆九千七百四十四億九千五百万円であります。 今日の我が国を取り巻く厳しい情勢のもとでは、引き続き構造改革をスピード感を持って実施することにより、デフレ不況を克服しつつ、二十一世紀にふさわしい仕組みをつくり上げていくことが必要であります。本予算は、これを踏まえ、行政改革、地方分権、IT政策などを重点的に推進するとの考え方に基づいて取りまとめたものであります。 以下の事項の説明につきましては、委員各位のお許しを得まして、これを省略させていただきたいと存じます。 よろしくお願……
○麻生国務大臣 照屋先生、これは深刻です。 医師の不足というのを言っております病院は、いわゆる自治体病院協議会というところの数字だけを見ますと、自治体病院の約四割が医師の不足を訴えております。充足率でいきますと、約二割足りない、二〇%不足というのが実態であります。場所からいきますと、これは北海道、東北。御地の場合はいろいろ別の事情もありまして、病院の絶対量が少数でありますので、統計としてはちょっと当てはまらぬところもあるんですが、例の北大の病院が出ましたけれども、北海道、東北は特に深刻と思っています。 加えてもう一点、これは見過ごされておりますけれども、診療の内容、医者が不足しておりますと……
○麻生国務大臣 説明に先立ちまして、一言申し上げさせていただきます。 御存じのように、けさ、兵庫県尼崎市におきまして、列車脱線事故が起こっております。事故原因と被害状況はいまだはっきりしておりませんが、多数の死者、負傷者が出ているとの報告を受けております。事故に遭われた方々に対して、心よりお見舞いを申し上げる次第です。 現場におきまして、緊急消防援助隊等の支援を得まして救出作業に全力を挙げており、総務省消防庁といたしましても、直ちに現地に職員を派遣したところであります。引き続き、救助活動に全力を挙げてまいりたいと思っております。 出身が西日本でしたので、お悔やみ申し上げます。 平成十五……
○麻生国務大臣 平成十七年度の総務省所管予算案につきまして、概要を御説明させていただきます。 一般会計の予算額は、十七兆四千八百七十六億三百万円であります。 我が国の経済の再生と発展のためには、引き続き、構造改革をスピード感を持って実施し、デフレからの脱却を確実なものとしつつ、二十一世紀にふさわしい仕組みをつくり上げていくことが必要と存じます。 本予算案は、これを踏まえまして、行政改革、地方分権、ICT政策、国民の安心、安全の確保等を重点的に推進するとの考えに基づいて取りまとめたものであります。 以下の事項の説明につきましては、各委員のお許しを得まして、これを省略させていただきたいと存……
○麻生国務大臣 大臣に就任いたしました一昨年の九月二十何日の時点においては三千百八十一だったものが、現時点で二千七百四十二になっております。三月三十一日まででいきますと、私の署名が終わっておりますものだと二千二百五十八になることは決定しておるんですけれども、さらに急速に進んでおるところでもありますので、あと一カ月で、残り二百八十、二百五十、それぐらいはいきたいなという感じでありますので、二千前後のところまでは何となく期待ができるところではないかなと思っております。 先生、これは地域によってすごく差があるところでして、岩手県を例に引かせていただければ、先生のところは面積からいきますとほぼ四国弱……
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