黒柳明 参議院議員
7期国会発言一覧

黒柳明[参]在籍期 : | 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期
黒柳明[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは黒柳明参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院7期)

黒柳明[参]本会議発言(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期
第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 参議院本会議 第8号(1965/11/19、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表いたしまして、議題になっております日韓条約及び関係案件について、若干質問したいと思います。  まず第一に、これは特に大切な問題でありますので、重ねてお尋ねいたしますが、衆議院日韓特別委員会及び本会議における自民党の強行採決について、政府の見解をお伺いしたいと思います。  新聞報道によりますと、田中自民党幹事長はこう言っております。「二院制を、憲法、国会法のたてまえからすなおに理解してもらいたい。極端にいえば、参議院は一日でも二日でも議了できるのだ」、これは驚くべき暴言であります。(拍手)いやしくも、国会議員は、憲法の基礎である国民の主権により、国民の信任を受けて国……


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 参議院本会議 第5号(1966/07/21、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表しまして、今回の新潟水害につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。私の番は三番せんじになるわけですが、三番せんじの夜間にならないように努力したいと思います。  先ほど、建設大臣の報告、あるいは総理、各閣僚の御答弁を聞いておりましたが、まことにけっこうずくめでございます。ところが、現実は、現在、非常に悲惨な中に罹災者が置かれている、こういうことでございます。私は、数日前、現地に参りまして、そうして、自衛隊の方々及び県当局の復旧対策及び救援物資の輸送活動などについて、つぶさに見てまいりました。また、私自身、胸までどろ水につかって、孤立しました部落に行きまして、罹……


■ページ上部へ

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第8号(1967/05/17、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、ただいま議題になりました昭和四十年度決算につきまして、公明党を代表して、総理及び関係大臣に質問いたしたいと思います。  先ほども若干質疑がございましたが、決算の重要性及びそれに関する問題について初めお尋ねをしたいと思います。先ほど総理からもささやかなる御答弁がございましたが、具体的に誠意ある御答弁をお願いしたいと思います。  昨年以来、国の決算が国会に提出されるにあたり、まず、衆参両院の本会議で政府の説明を聞き、各党の代表が質疑をするという先例が打ち立てられております。これは決算の扱い上、一つの発展を国会史上に刻むものでありますが、この際、次のことについて総理の答弁を求めるも……


■ページ上部へ

第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第4号(1968/02/01、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表しまして、四十一年度決算について質問したいと思います。  御承知のように、昭和四十一年度は、わが国の戦後財政史上初めて財政法第四条ただし書き条項を発動して、本格的な公債発行という借金政策で国の一般会計歳入をまかなったきわめて重要な画期的な年度であります。このような昭和四十一年度の予算が実績として先ほど報告されたわけでありますが、私は、まず第一に、佐藤内閣の本格的公債発行政策の打ち出しにあたっての経済見通しと、その実績とを比較しなければならない、こう思うものであります。四十一年度予算案の国会審議のとき、政府はどういう経済成長率を基本として設定していたか、佐藤総理は記……

第58回国会 参議院本会議 第22号(1968/05/17、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表して、佐世保における米原子力潜水艦寄港による異常放射能測定の件に関して、総理並びに関係大臣に若干の質問をするものであります。  去る六日、米原子力潜水艦ソードフィッシュ号が佐世保に寄港した際、同号より百メートル先の水中、空中で正常時の十七倍から二十倍という放射能が検出され、いまだにその原因が明らかにされていないことは、国民に多大の不安を与えております。この問題に関しては、衆参両院で幾たびか質疑が行なわれておりますが、人類に最大の脅威を与える放射能の問題でありますので、ここにあらためて疑問点について質問するものであります。  まず第一に、去る十三日、科学技術庁の専門……

黒柳明[参]本会議発言(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院7期)

黒柳明[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期
第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、公明党)

○黒柳明君 初めに、本委員会に若干関係のないことで申しわけございませんが、先ほど大森委員の発言がございまして、関係することで一言申したいと思うのですが、私も輸出保険特別会計のことに関しまして、アジア局長に今日答弁を求めました。ですが、アジア局長は何かアメリカ大使館のほうに用事があるというわけで出席されておりません。それから課長、参事官おのおのインドネシアとか、あるいはポルトガルとか、各大使館に行っているらしいですが、要するに、先ほどの大蔵関係の役人が出てこないと同じように、この外務当局の、今日の出席しない原因もまあそこに理由はあるにしても、あくまでも国会優先でございますし、また、国会軽視の態度……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣の出席時間が十二時半までと聞いておりますが、若干延長させていただきたい。御了承お願いします。  私は、タンクローリーの問題について質問しようと思いましたが、いま国鉄総裁のお話を聞きまして、一言意見を申したいと思います。  国鉄総裁は、お安くしておきますからちょっと出してくださいと、こんなばかな話はない。少なくとも国民の信頼を得て、こうして私たちは国会議員になっておる。この神聖なる国会の委員会の席上において、お安くしておきますからちょっと出してください、とは何ですか。私たちは全部出します。ただ個人の見解としては、何もこの若い年で一等車に無料パスで乗ろうなんという考えはございません……

第50回国会 決算委員会 第6号(1965/10/29、7期、公明党)

○黒柳明君 私は昭和三十九年度日本国有鉄道監査報告に基づいて質問したいと思います。革津温泉のバスターミナル株式会社について、多少疑惑な点がございますので、この点を究明したいと思います。よろしくお願いします。  国鉄は、本年の四月一日草津温泉バスターミナル株式会社を設立しまして、そこに二千万の出資をいたしておりますが、国鉄関係の軍役として、荒川二郎及び小原健弘、この二人の人をこの会社に送り込んでございます。で、この会社の概要について御説明願います。
【次の発言】 総裁の御答弁よくわかりましたが、ここに昭和四十年八月発行の監査報告書がございますが、これ総裁ごらんになっておりませんでしょうか。

第50回国会 決算委員会 第8号(1965/11/05、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、大手町第二合同庁舎の事故現場の災害復旧について、主として電電公社にお尋ねしたいと思います。  その前に、建設省の営繕局長に、この工事の総額の事業費及び請負業者の氏名をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 請負業者をひとつ。
【次の発言】 東海興業株式会社の契約額はどのくらいでございましたでしょうか。
【次の発言】 三十八年度から四十年度まででけっこうでございます。
【次の発言】 三十八年から四十年度まで、私の調べたところによりますと、十一億八千十八万円、このように記憶しておりますんですが、また、この点は至急お調べ願いたいと思います。この東海興業株式会社の社長さん――中西さん……

第50回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/12/01、7期、公明党)

○黒柳明君 自治大臣に一言お尋ねしたいと思います。  去る二十六日、関係各省の連絡会議を持ち、また、二十七日は長野県といたしまして、先ほど林委員から話がありましたように、四市十五カ町村の連絡会議を持たれた。自治大臣の御配慮が、国あるいは県を動かしまして、万全の対策をとられつつありますことは、非常に喜ばしいことと思いますが、さらに、関係市町村の議会における要望は、県知事が先頭に立って、そうして同一歩調で今度の問題について当たってもらいたい。予算処置にしても、あるいは一部、地震の情報が松代周辺の市町村には統一的に流れてない。先ほどから防災対策訓練をした云々ということが言われておりますが、訓練はごく……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第9号(1965/12/03、7期、公明党)

○黒柳明君 質問さしていただきたいと思います。  まず冒頭に、総理におしかりを受けるかもわかりませんが、一、二問、日韓案件に関係しておりませんが、本審議を進めるにあたって、総理に対して一、二質問をしたいと思います。  もういまさら衆議院の本会議あるいは特別委員会の強行採決について云々する必要はないと思いますが、非常に国民の不信を買っていることは、これはもう万人承知の事実でございます。きのうあるいはきょうの新聞なんかを見ますと、いまにでも強行採決がされるのではないか、こういうような記事が出ております。新聞記者諸氏の鋭い感覚から見ますと、そのような判断ができる。私のごとき鈍感な神経を持った者でも、……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1966/06/03、7期、公明党)

○黒柳明君 種子島の問題につきましては佐多委員より御質問がありましたので、私はそのほかのことで……。  ロケットの開発について、各国また日本の状況はわかったのですが、糸川ロケットと宇宙開発推進本部で開発しているロケットとの差、これはどのような格差があるか、説明願いたい。
【次の発言】 聞くところによると、ドイツなんか、糸川ロケットの開発が非常に進んでいるので驚いたと、こんな話を聞いておりますが、わが国が人工衛星打ち上げの第四の国になる可能性はいかがでございましょうか。
【次の発言】 東大の研究所と科学技術庁と完全に技術的にタイアップしてやっていく、こういうようなことだと思うのですが、いろいろ目……

第51回国会 外務委員会 第3号(1966/03/24、7期、公明党)

○黒柳明君 長官は十二時半からお仕事らしいのですが、私の質問は外務大臣と長官とに関連のある点がありますので、ぜひ御両所にお聞き願いたいと思います。  先般来安保の問題がいろいろ論議されております。総理が長期固定化、あるいは外務省当局としては自動延長あるいは時期が早いんじゃないかと、あるいはいまからやっておかなきゃだめだと、いろんな論議がありますけれども、外務大臣としては、佐藤総理の長期固定化という発言に対してどのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 一部の意見では、もういまの時点において、国民の世論を興こしておかなければだめだと、こういうような一部の意見がありますが、このような意見に……

第51回国会 外務委員会 第7号(1966/04/19、7期、公明党)

○黒柳明君 時間がございませんので、一、二質問したいと思いますが、外務大臣はたびたび、この安保の問題については、まだ早いと、あるいは考えないと、こういう御意見を私伺っておりますが、それにもかかわらず――国会における答弁をまとめたものだという趣旨だとは思いますが、安保についての問題点を、見解を発表しております。ですから、安保についてはまだ時期が早いといっても、当然検討しなきゃならない時点が来ると思いますし、何か逃げるような、あるいは回避するような態度じゃなくして、外務次官あたりは積極的に見解をたびたび発表しておりますが、外務大臣としては、時期的に、あるいはこの安保の問題について発表し、あるいは政……

第51回国会 外務委員会 第8号(1966/04/21、7期、公明党)

○黒柳明君 一昨日も私は外務大臣に質問したのですが、要するに、この問題は根本的な問題だと思うのですよ。政府は考えてないとか、時期が早いとか、こうおっしゃりながら、事務次官の談話を出す、あるいは外務省の見解を出す、また、昨日あたりは総理がいままでと若干違ったニュアンスを受けるような方向の意見も出す、またいま外務大臣のいろいろな発言を伺うと、非常にまちまちであり、意見がまとまっていない。こういうようなことが新聞にあらわれるたびに非常に国民が迷惑しますし、この問題は国を二つに分け、あるいは世界を二つけ分けるような可能性がある非常に重大な問題です。それに対して決して早いこともないし、また、いまからいろ……

第51回国会 外務委員会 第10号(1966/05/10、7期、公明党)

○黒柳明君 いままでと重複しないような点を私二、三質問したいと思うのです。  中共の原子力工業というものが、その水準は、いままでわが国あるいはアメリカが予想していた以上に高いものを持っていると、このように思うわけですが、その原子力の評価もまたあらためて考えなければならない、こういうふうな見解が相当各方面から出ております。外務大臣はせんだっての予算委員会を通じて、あまり中共の核に対しては脅威と思わないと、こういうおことばを繰り返してまいりました。ここであらためて中共の核工業力というものを再評価しなければならない段階にあるのじゃないか、再検討する余地がありやいなや、それが第一点であります。  それ……

第51回国会 外務委員会 第11号(1966/05/12、7期、公明党)

○黒柳明君 時間があれなんで、一問だけお伺いしたいと思いますが、シベリア経由モスクワ線を世界に先がけてわが国が権利を得た、こういうことは明記されております。ともかく第一歩の段階として、まあ、やるだけやってみようと、こういう考えと、さらに、この二年間シベリア開放を含めて本協定までに何が何でも持っていくのだと、こういう考えで運航するのだ。非常に、この基本的態度をどちらに置くかにおいて、わが国のその利害関係違ってくると思うのですが、それに対してのお考えはどうでしょうか。ともかく、まあまあやってみよう、採算とれるかとれないか、あるいは何が何でも本協定までに二年間のシベリア開放の段階、交渉も含めて本協定……

第51回国会 外務委員会 第12号(1966/05/26、7期、公明党)

○黒柳明君 時間が限られておりますので、端的に質問したいと思いますけれども、昨日の会議で、外務大臣の代読メッセージで、わが国のアジア外交はアジア諸国が連帯意識を高揚させることにあると、こういう外務大臣の発言でございますが、どのような意図でこういうことをお述べになったのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 こういう連帯意識の高揚という面から、将来、このアジア地域開発とともに核に対しての防御態勢として非核地帯の宣言、このようなことは外務大臣としてお考えございませんですか、アジア地域に対する非核地帯の宣言。
【次の発言】 インドネシアの問題ですが、経済使節団も来ております。またブオノ副総理も来……

第51回国会 外務委員会 第13号(1966/05/31、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣は、原潜の入港は国益に害がない、このような御発言がありましたですが、いま横須賀できのうきょう、さらには拡大しようとするこの警察官と労働者あるいは学生とのデモですね、流血の惨事も起こっております。このデモがはたして国益に害がないと、こういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 なぜこのようなデモが起こるか、先日の当委員会において、大臣はそんなわけははっきりわからない、このようなことをおっしゃいましたですけれども、デモが起こされる理由、大臣はっきりおわかりになりませんでしょう。いかがでしよう。
【次の発言】 佐世保に原潜が入港したとき、ライシャワー大使でも、米軍の要するに原潜が入……

第51回国会 外務委員会 第17号(1966/06/21、7期、公明党)

○黒柳明君 きょう大臣時間がお忙しそうで、この次に譲りたいと思いますが、この次には時間をとっていただけますか。――じゃあ、この次にお願いしたいと思います。

第51回国会 外務委員会 第18号(1966/06/23、7期、公明党)

○黒柳明君 先ほど大臣申しましたように、二国間の話し合いですから、いろいろな複雑な問題を含んでいると思います。日ソ漁業条約の話し合いについて少なくとも赤城試案が全面的に後退して、まだ話し合いの日にちが一両日残されているわけです。そこで話を煮詰めて、また七月末に予想されているグロムイコ外務大臣との話し合いにおいて、根本的な領土問題までも含めて、この北方漁業問題を解決する意図があるかどうか、その辺、大臣お考えいかがですか。
【次の発言】 漁業条約は、ソ連側はよい結果をもたらしているので継続することが望ましいと、こう発言しているらしいですが、外務大臣、との日ソ漁業条約、はたしてソ連の言うようによい結……

第51回国会 決算委員会 第閉会後2号(1966/06/30、7期、公明党)

○黒柳明君 私も、時間が限られておりますので、簡単に二、三問質問したいと思います。  私、先国会中、厚生省の行政の問題について数回にわたって指摘しましたのですが、その後この行政の欠陥を暴露したような事件が続発しております。どろ沼的な様相を見せているような感じがしますのですが、千葉医大の鈴木医師の問題にしても、あるいは岩手県立の南光病院ですか、精神病患者の生体実験、これはあくまでも個人の不備はあるにしても、行政問題を根本的に解決しませんといけないのじゃないか、こういう点が感じられるわけです。この点についてどのように反省をし、また善処もしているか、この点をお伺いしたいと思いますし、また現在どのよう……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/04、7期、公明党)

○黒柳明君 時間もおそくなりましたので、簡単に二、三質問をしておきたいと思います。  医療行政は、先ほどの賛同に若干関連しますが、認可の問題、私が調べたところによりますと、昭和三十五年から四十年までに、薬品は、大体毎年二割くらい増加されてどんどんつくられております。また宣伝のほうも、一般産業ですと、全売り上げ高の一・一%ですが、薬のほうは一〇・九%、これは三十八年と三十九年の二年間においては非常に宣伝がばく大な費用を使ってなされております。また新しい薬も、昭和三十七年、八年、九年と、大体六千種、一年に六千種くらいの新しい名前の薬が出ております。要するに、こういうように生産、宣伝、それに伴って当……

第51回国会 決算委員会 第閉会後3号(1966/07/01、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣の時間が相当過ぎておりますので、私は結論で一つだけお伺いしたいと思いますが、結論をいいますと、これはすべてになるんですが、昭和三十九年六月五日に、法務省の行政財産になりました、仙台地方検察庁の気仙沼支部の庁舎敷地、これについて質問したいと思います。  これは先日国立高専の問題で当委員会でも問題になって、当時の田中大蔵大臣が、初めは、地方財政再建促進特別措置法には触れない、あるいは地方財政法にも触れない、こういう発言をしていたんですが、次には、妥当性を欠くからとにかく善処したい、国有財産の等価交換をしたい、こういう発言をしてきたわけです。この気仙沼支部も、この地方財政法あるいは特……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/07、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、豊島区池袋二丁目にございす元豊島小学校あとの用地問題について質問したいと思いますが、本日は時間もございませんし、また午後から本会議もございます。また、この問題は非常に重要な問題であると思いますし、文部、大蔵、運輸にわたって複雑な様相を呈しております。きょうは、その入り口だけ若干触れまして、また後日各省関係者に集まっていただいて、問題を追及したいと思います。  国有財産ののろのろ管理であるとか、あるいは六千坪の国有財産をめぐる土地獲得合戦、大蔵省の違法行為だとか、このような報道が行なわれております。現に私が昨年の十一月からこの問題を調べている過程におきまして、この土地を入手する……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/04/20、7期、公明党)

○黒柳明君 時間がおそくなりましたので、端的に質問し、答えも簡単に手っ取り早くお答え願いたいと思います。  私が二月の初めの本委員会におきまして、第四点として、パブロン、テルミックス、リポビタン、アスパラ等、これらの薬品について、申請、それから認可に至るまでの関係資料の提出を一資料要求を求めたわけですが、 いまに至っても一ここに青写真で医薬品の製造承認に関する経過と、この簡単な資料は来ておりますが、資料は膨大になるから、あるいは公開をはばかりたいと、こういう理由で資料提出ができないと、こういうことなんですが、何か厚生省の態度が誠意がないように思えるわけですが、この点の事情ですね、どういうふうに……

第51回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、公明党)

○黒柳明君 萩原先生にお願いします。私も、昨年の末に当委員会が開かれまして、そのときは、むしろ人心、町民に動揺を与えちゃいけない、こういう角度で、起こる可能性はあるけれども、それよりも町のあるいは県の対策を信じていなさい、こういうような気配が強かったように私自体感ずるわけですが、いまの知事の話、あるいは町長の話、あるいは先生のお話をお聞きしますと非常に危険な状態にある、こういうふうな印象を受けるわけでございますが、それで先生の各所でいろいろなお話を私新聞あるいは地元にいる者ですからお伺いしておりますのですが、いまも言われましたように、マグニチュード七が起こる、そういう最悪の場合も考えられる、あ……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/01、7期、公明党)

○黒柳明君 若干質問したいと思いますが、ちょうどここにプリントがありますので、その順序に従って一、二お尋ねしたいと思います。  総理大臣がわざわざ現地まで行かれたことは、非常に地元としても心強く感激をしておりますが、私もそのあといろいろ聞きましたけれども、まずい点が二、三出てきましたので、これは何かのときにお耳に入れておいたほうがいいと思いまして、時間が忙しいからしょうがないと思うのですが、自民党万歳だったから……。(笑声)ぜひその仕事をやっておる観測所まで来てもらいたかったなど、いろんな意見が出ましたですけれども、とにかく総理がいらしったということに関しては、非常に心強く思っていることは確か……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/03/26、7期、公明党)

○黒柳明君 質問します。  初めに、中共の核の開発と安保条約について質問したいと思います。外務大臣にお願いします。最近の中共の核の開発は非常に目ざましいものがあります。むしろ世界の脅威、こう言っても過言ではないと思います。この中共の核の驚くべき開発、わが国にとって好ましいものであるかないか、御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今後、そのような中共の核に対応するための、安保体制が必要であるかどうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 日米安保体制を堅持しながらも、一方隣国との友善は当然促進しなければならないと思いますが、このような中共の核の発展に対して、今後わが国の対中共外交というもの……


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 運輸委員会 第閉会後4号(1966/11/18、7期、公明党)

○黒柳明君 私も冒頭に当たりまして、今回の事故でなくなられた方に心から哀悼の意を表すると同時に、またいま活躍されている方の活躍に対して敬意を表したいと思います。  私もいろいろ質問を用意してきたのですが、吉田委員あるいは大倉委員と重なる点が相当ございますので、ついでに私用意した質問がございます。ちょっと航空事故と若干離れるかわかりませんが、今回の悲惨な事故の最高責任者である運輸大臣の一身上についてのことで若干時間をとらせていただきたいと思います。  御存じのように、運輸大臣期待をされ、そして新大臣に就任されたわけですが、前回の荒舩大臣が黒い霧の中に包まれて更迭した。ところが、私がきょう質問した……

第52回国会 外務委員会 第2号(1966/07/15、7期、公明党)

○黒柳明君 時間もおそくなりましたから、なるたけ早く終了したいと思います。  初めに外務、経企、通産の各大臣にお伺いします。このアジア開銀の問題は、まあ、アメリカの東南アジア経済援助の肩がわりであるとか、あるいは将来政治的トラブルが起こるのじゃないか、あるいは幾ら日本が経済援助をしても、東南アジアの民族性から反発を食う場合もあるのじゃないか等々、不安、疑惑がございますが、ともかく、法律は人間がつくりあるいは適用し、会議も人が運営もし、あるいは国際問題というのは人がその話し合いに応ずるわけですから、そういう意味からして、非常にいま政府・与党の重要なポストにあります各大臣の人たちのこの問題に対する……

第52回国会 外務委員会 第3号(1966/07/16、7期、公明党)

○黒柳明君 関連。日米会議のときもラスク長官は、北爆に対して批判ばかりしてないで代案がないかと、こういうふうに外務大臣の話を一蹴したと、こういうことを聞いておりますし、まあ現状においてはソ連も北に対する援助はおしまない、中国も北爆が続くならば現状のままでいるとは考えられないという強硬態度を示しておりますし、アメリカも地上軍を増援すると、とにかく強硬な方向に向かっていることは事実です。いま総理は、いまは時期じゃないと、こうおっしゃいましたが、何かもしきっかけが将来あるならば、わが国としてはこの平和をもたらす解決の方向に向かって積極的に実際行動を起こす可能性があるか。それこそプロバビリティがあるか……

第52回国会 決算委員会 第閉会後1号(1966/08/30、7期、公明党)

○黒柳明君 新防衛庁長官に、基本的なわが国の防衛の問題について二、三お伺いして、さらにそれについて若干こまかい質問をしたいと思います。  まず、防衛当局として、中共の核についてどのような態度であるか、こういう点どうでしょう。
【次の発言】 防衛に対する国論が一致していない、こういう現状において、長官はどのようにお考えか。特に三次防には、二兆七千億ですか、こういう膨大な国費を使う、こういう点に関連して意見をお伺いしたいと思いますが。
【次の発言】 わが国の平和憲法、それに関連して――平和憲法の精神に関連して、軍縮という問題についてはどのようにお考えでしょうか。

第52回国会 決算委員会 第閉会後4号(1966/09/02、7期、公明党)

○黒柳明君 私は中共と国連の問題、それからアジア平和委員会、それからインドネシアの緊急援助の問題についてお伺いしたいと思いますが、きょうの報道によりますと、国連の事務総長が再任を辞退する、こういうことが報道されておるのであります。またこの事務総長の選出ということも、大きな総会における問題一なります。外務省としてこの報道についてどのような御感想がございますでしょうか。
【次の発言】 その事務総長が辞任の声明発表の中に、中共が国連に参加していないことは、きわめて不満である、このような発言をしておるわけであります。大臣、この点についてどのようなお考えですか。

第52回国会 決算委員会 第閉会後10号(1966/11/17、7期、公明党)

○黒柳明君 私も、きょういただきました報告書についていろいろ疑問がございます。時間もおそいものですから、政治資金の問題に焦点をしぼって質問したいと思いますが、大蔵大臣と農林大臣にお伺いしたいと思います。  昨日自民党の綱紀粛正調査会で、黒い霧についての結論が出ましたのですが、私はあれを読んで感じたことは、非常に国民をばかにしている結論である、このように私は感じたわけでございます。政治道義上からも共和グループから政治資金を受け取った議員の名前を公表すべきだと、こういう意見があった。これに対して清瀬会長は、黒い霧ではあっても、政治資金規正法に基づいて授与した合法的な献金である。だからいいのだ。この……

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/22、7期、公明党)

○黒柳明君 気象庁長官にお尋ねしますが、今後の現地の気象状況をお伺いします、一週間ぐらい。
【次の発言】 昨日私も本会議で言ったんですが、今後雨が非常に心配されると。当然いろいろな天災融資法にせよ、長期低利の資金の運用にせよ必要なことだろうと思うんですが、いま現在孤立し、きょうで六日目なんです。要するに孤立してる人が八千人ぐらいいるわけですね。その人たちは六日目を迎えるわけです。きのうも言いましたように、これから雨が降ったらどうするんだと。けさもさっそく豪雨に見舞われたわけです。これからもいま気象庁長官がおっしゃるように非常にうまくない天気模様です。きょうの雨なんか何千トン降ったかわからないけ……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1966/10/26、7期、公明党)

○黒柳明君 委員長、関連して。
【次の発言】 もう時間もございませんので、簡単に質問さしていただきますが、私の質問はバナナの割り当ての件について要点だけ質問したいと思います。  その前に、いま、政府が黒い霧を晴らすために、総理はじめ真剣になって立ち上がっております。国民も大いにその結果を期待しております。昨日も、野党四党の国対委員長会におきまして政府にいろいろ申し入れましたが、そのことに関して、私は一点だけ本題に入る前に簡単に話します。農林大臣も政府の閣僚の一員でございますから、話をちょっと聞いていただきたいと思います。  私は、本日の委員会の質問の資料を集めるために、先日来いろいろ調べており……

第52回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1966/11/01、7期、公明党)

○黒柳明君 質問いたします。  通産大臣と農林大臣にお答えを願いたいと思いますが、去る四十年十二月十日、帝国ホテルにおきまして、日本バナナ輸入組合理事長砂田勝次郎氏を激励する会、こういう会が催されましたが、そこの場に大臣が出席なされたか否か、御返事を承りたいと思います。
【次の発言】 通商局のほうにお伺いいたします。  この砂田勝次郎さんは、いまも言いましたように、日本バナナ輸入組合の理事長であり、代議士の砂田重民さんとは兄弟であると、こういうような関係にあることは通商局のほうじゃ御存じであると思うんですが、いかがでしょう。さらに、お知りのことがあったら、お話しをしていただきたいと思います。

第52回国会 法務委員会 第閉会後1号(1966/09/10、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、初めに、一般論的に大臣に二、三の点をお伺いしたいと思います。そのあとに、田中彰治氏と永田雅一氏との間に詐欺事件としていま問題になっております深谷の団地の事件について若干究明したいと思います。先ほど稲葉さんが触れた問題だと思いますが、私なりの立場で大臣にお伺いしたいと思います。  最近、森脇、大橋、あるいは吹原と、政界に密接に関係を持った人が逮捕起訴される、さらには今回の田中彰治、前回の小林童、政界人が次々に不祥事件に関係しておりますが、この間の検察当局の態度に対しては非常に敬意を表するとともに、ただ、国民の間には、この政治の腐敗がはたして根本的に検察当局においてメスを入れられ……

第52回国会 法務委員会 第閉会後3号(1966/10/11、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣の時間が限られている、こういうことでございますので、私も二、三の点を聞きまして質問を終わりたいと思います。  その前に、一問だけ刑事局の御意見を承りたいと思います。田中事件の捜査が事実上これ以上進まないのじゃないか、打ち切られるのではないか、こういうような一般の声がございます。先般も法務大臣は、このことについて、もし犯罪容疑があるならばどんどんそれに対しては追及をしていく、このような発言を承ったわけでござまいすが、いままで田中事件の捜査段階において相当時間をかけたと思うのですが、はたしてこの犯罪容疑がどの程度明らかにされたかどうか、この点についてお伺いをしたいと思います。

第52回国会 法務委員会 第閉会後4号(1966/11/11、7期、公明党)

○黒柳明君 私は仙台地検の気仙沼の庁舎の敷地の寄付問題についてお伺いしたいと思います。大臣にもちょっとお聞き願いたいと思います。  これは私去る七月一日の決算委員会で本件を取り上げたわけですが、そのときの営繕課長さんの答弁は、三十九年の六月五日この敷地を寄付受納した、こういうことを前提として、三十九年一月二十一日気仙沼市長より寄付採納の願い出が来た。さらに問題のこれに関しての地方財政再建促進特別措置法二十四条について、「地方自治体が国に寄付するということについては、自治大臣の許可のない限り制限があるわけです。」、あるいは「自治大臣の承認のない限り禁止されている」、このようなお答えがあったわけで……


■ページ上部へ

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号(1967/06/02、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、これは連絡局長に御答弁願うことだと思うのですが、沖縄本土で自衛官の募集はやっておりますでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 沖縄では自衛官の募集はやっていないと言うのですか。沖縄の人が自衛隊員になっているということはございますですね。
【次の発言】 そうすると、現地では募集していない、連絡事務所のほうでも現地に公募の指示はしていない、こういうことだと思うのですが、現実には沖縄の人が自衛官になっている。そうすると、どのような過程を通って沖縄の人が自衛官になっているか。
【次の発言】 それは何人ぐらい、いま現に沖縄の人が自衛官になっているか。あるいは年間どれくらいの人数がそ……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号(1967/06/09、7期、公明党)

○黒柳明君 防衛庁長官、初めは、特連局の人だと思うんですが、先日の続きで若干申しわけないと思いますけれども、沖縄における自衛隊員の募集、先日のお話ですと、現地の人から照会があれば教える程度だと、ポスターも若干配付してある程度だと、このような御答弁であったのですが、それでよろしいですか、もう一回この点確認したいと思うんです。
【次の発言】 要するに、現地の方が入りたいと、こういう希望があれば紹介程度にポスターも配ったりしているのだ、こういうことですね。まあ、そのこと自体、別に法律に触れることでも何でもないわけですけれどもね。自衛隊の幹部の方、日本にいる方で沖縄の学校の出身の方が現地の学校に、応募……

第55回国会 外務委員会 第5号(1967/05/16、7期、公明党)

○黒柳明君 私も予算委員会で外務大臣に、安保の協議会のときに安保の問題はどうされるのですかと、こうお尋ねしましたら、まだ時期が早いと、このような御答弁があったんですが、けさの新聞報道ですと、何らかの形での話ですから、行きがかり上、そういう話が出たのだと思うのですけれども、新聞報道で伝えられる範囲での話し合いだと思うのですが、さらに具体的にどんな話があったのかお伺いをしたいのです。
【次の発言】 私は予算委員会のときは、協議会の席上で安保の問題は論議になるのですか、こういうような質問をしたのですが、そうしたら外務大臣は、討論には入らない、そういう予定はない、こうおっしゃった。それはいいとして、こ……

第55回国会 外務委員会 第7号(1967/05/30、7期、公明党)

○黒柳明君 中東の問題について若干お伺いしたいと思います。  アラブ、イスラエルの軍隊が集結し、さらにけさの報道によりますと、発砲事件が起きている。このような情報が伝えられております。ますます緊迫の度を加えてくるのじゃないかと思うのですけれども、外務大臣として、いま現在のこのアラブ、イスラエル、いわゆる中東の危機についてどのような御所見をお持ちでしょうか。
【次の発言】 いま外務大臣がおっしゃったように、安保理事会がけさ始まってこの問題を討議されているわけですが、わが国として何か国連大使を通じて日本政府の意思を表示するようなお考えはございませんか。あるいは、いまおっしゃったように、推移を見るだ……

第55回国会 外務委員会 第12号(1967/06/20、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣の時間がお忙がしそうで、個条書きに中共の水爆実験について三点ばかりお尋ねしたいと思うのですが、当然、中共とアメリカの核の開発については、これはまだ天地雲泥の差がある、これはあたりまえです。たとい一発でも百発でも、核について、まして水爆ということは大きなこれは人類の脅威であることは、これは間違いないと思います。それともう一つは、開発のテンポが早いことを見て、当然これは実用段階に行くことは、これは早々考えられることである。このようなことを一つの大前提にしてお伺いしたいと思うのですが、まず、外務大臣の、今回の中共の水爆実験の成功について国際的な状況、特にわが国がアメリカと安保体制のも……

第55回国会 外務委員会 第14号(1967/06/27、7期、公明党)

○黒柳明君 一点だけお伺いしたいと思いますが、佐々木委員長が北ベトナムを訪問することがほぼきまったらしいですが、まあ、ある新聞によりますと、総理大臣と当然立場は違っても非常に動きとしては大きな動きである。また、これについて対抗的に評論している新聞もございますが、国会において総理の南ベトナム行きが姿勢を云々されている直後でもありますし、まあ、この佐々木委員長の北ベトナムの訪問あるいは首脳部にも会うやの話を聞いておりますが、外務大臣としてどのように評価をされるか。さらにもう一点は、いまも話がありましたように、米ソがベトナムの問題について話し合いをし、たとえ意見は食い違っても、意見が食い違った、こう……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、当委員会において問題になりました共和製糖のその後の処理について若干質問したいと思いますが、特に公庫、中金の債権の保全及び回収の状況、なお、共和の細島工場を引き継いだ第一糖業の設立の経過及びその後の状況について質問したいと思いますが、先ほどから何回も繰り返されておりますけれども、時間が非常に迫っておりますし、このあとまたお一人御質問があるやに聞いております。私も簡明に質問いたしますから、御答弁のほうもひとつ簡単明瞭に要を得て答弁していただきたいと思いますが、初めに、例の共和製糖の事件の発端をつくりました高槻の問題でございますが、何回も繰り返されております、また、新しい問題につい……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、公明党)

○黒柳明君 関連。先ほどの「國防」の雑誌についての長官の御答弁でございますが、先日の新聞でも、英国的ユーモアが日本の国会にもあったほうがいいと、このようなある評論家のおことばを私も拝見しました。非常にユーモアも必要だと思うんですけれども、やっぱり真剣に答弁していただくところは真剣に答弁をしていただく必要があると思います。長官はこの「國防」の対談、これはあくまでも御自分で責任を持たれるおつもりか、あるいはこの発言に対しては、いやこれは「國防」の編集がかってにやったことだと、このようにお感じになるのか、どうでしょう。
【次の発言】 そうすると、三次防の文章は長くて私はよくわかりませんでしたと、こう……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/05/09、7期、公明党)

○黒柳明君 法務大臣にお伺いします。  重ねて共和製糖の問題で恐縮でございますが、共和製糖の捜査の結果、四十九億という非常にばく大な不正融資が発見されたと、このようなことでございますが、農林大臣または大蔵大臣が主管の大臣として認可の権限を持ち、また、監督の権限を持っているわけでありますが、このようなことが起こることは非常に遺憾なことだと思うのですが、ともかくこのような過程において、国民の常識としては、何かそこに贈収賄あるいは背任事件みたいなようなものがあったのではないかと、このようにみんな思っていると思うのです。楠見前理事長及び数人の理事の方々が起訴猶予になった、この理由についてまずお伺いした……

第55回国会 予算委員会 第21号(1967/07/14、7期、公明党)

○黒柳明君 私は時間の制限がございますので、各質問、単刀直入に伺っていきたいと思うので、要領よくお答え願いたいと思います。  私は、郵政省の省内の綱紀紊乱と申しますか、公私混同といいますか、そういう問題を扱いたいと思いますが、残念ながら郵政大臣がどこか御出張とか――お逃げあそばされたかどうか私はわかりません。総理大臣、よく聞いていただきたいと思うのですけれども、総理にはまた質問さしていただきたいと思います。  で、郵政省の郵務局長さんですか、お答え願うのは。日航、全日空あるいは国内航空から郵政省に対して無料搭乗券が相当来ていると、こう思うのですが、その無料搭乗券の性格、どういうふうに使われるか……


■ページ上部へ

第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 外務委員会 第閉会後1号(1967/09/06、7期、公明党)

○黒柳明君 一、二重複する点があると思いますけれども、なるたけ早く終わりたいと思います。  沖繩の問題について政府の態度はきまっていない。非常に遺憾だと思うんですが、けさの新聞報道、あるいは前からの総理の話なんか聞きますと、各党の態度がきまってから、出方を見てから、あるいは国民の世論の動向を待ってと、このようなことで政府の態度をきめたいと、こういうようなことがことばの端々、また新聞論評に出ております。これは先ほどから言われたように、当然政権担当者として、むしろみずから沖繩の構想を打ち出して、それで各党の批判を仰ぎ、また国民世論のいろんな注文も聞いていくと、こういうことが当然だと思うのです。これ……

第56回国会 決算委員会 第1号(1967/08/01、7期、公明党)

○黒柳明君 昼食時でありますので、簡結に質問していたただきたいと思います。関係の方、お願いします。  健保国会も今明日中に衆議院で大きな山を迎えるらしいのですが、この健保に関して薬価基準というものが大きな問題になっております。この点から、私は薬の価格、薬価について若干質問をしたいと思うのですが、まず国の財政の責任者としての大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、当然政府が国費を出資して民間業者と契約を結ぶ、こういうときには財政法あるいは予算決算会計令などの規定に準じて行なっていく、たとえば、契約を結ぶときにおいては競争入札をやる、こういうことが当然でございますが、はたしてこの実が上がっているかどう……

第56回国会 決算委員会 第閉会後1号(1967/10/23、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣も御多忙かと思いますので、端的にお伺いしたいと思いますが、大臣のまれに見る正直なまじめな態度が省内に反映しまして、私もいろいろ聞くところによりますと、非を改めるにはばからない、そういうりっぱな文字どおり法守りの行政、法務省としてりっぱな法務省になりつつあると、私は感じている点が幾多ございます。と同時にじょうずの手から水の漏れるというたとえどおり、まだ一、二改めていただかなければならないのじゃないか、こういう点があるので、その点を指摘してみたいと思います。  それは刑務所内において養豚事業をやっておる。国家公務員である所長さんはじめ刑務所員が職員会をつくりまして、しかも行政財産で……

第56回国会 決算委員会 第閉会後2号(1967/10/24、7期、公明党)

○黒柳明君 インドネシアの賠償について若干お伺いしたいと思います。大臣がお見えになりませんので、総括的なことを次官に、また、詳しいことは局長さんにお伺いするようになると思うのです。  インドネシアの賠償について、いろいろ政府側としても弁明、釈明することもおありだと思うのですが、結果として私は大失敗であったのじゃないか、こう思うわけですけれども、政府として何かこのインドネシア賠償について反省していることでもおありであったら、ひとつまずその点からお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 やはり全面的にインドネシア側の責任であると、こうは言えない点もあると思うのですが、本年度は賠償支払い十年目に……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、公明党)

○黒柳明君 時間ももうおそいですし、ちょっと暑いですから、私も要点だけを質問さしていただきます。答えのほうも簡明にお願いしたいと思います。  私がこれから取り上げたい問題は、千葉県の船橋にありますいわゆる若松町団地、こういう団地のことですが、これは公有水面を埋め立てまして、現在住宅公団が持っております。大体六万坪、六万二百九十坪。朝日土地という業者がこれを払い下げ受けたのが四十一年の一月、その時点においては一万一千八百五十円でした。これが日本住宅公団が取得した四十一年八月八日には二万五千円になっている。わずか半年の間に坪単価が倍以上に上がっている。このような関係のある土地です。しかも、これにま……

第56回国会 決算委員会 第閉会後5号(1967/11/13、7期、公明党)

○黒柳明君 まず四十三年度のたばこの値上げの問題……。大蔵大臣はまだですか。――大蔵大臣が、先日、四十三年度のたばこの値上げはしないような、否定的な発言をなさいましたんですけれども、総裁として四十三年は値上げをしない、こういうお考えだと思うのですけれども、もう一回言明していただきたいと同時に、当然両三年くらいの方針はあると思うのですが、お見通しはどうですか。たばこの値上げの問題についてですが……。
【次の発言】 大蔵大臣いらっしゃったらまた聞きたいと思うのですが、それからピースとハイライトとスリーエーの銘柄別に葉組みの状態、特に使用量でも、あるいは価格の問題でも一番大きなウエートを占めている米……

第56回国会 決算委員会 第閉会後6号(1967/11/14、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、千葉県の浦安地区の埋め立ての件について質問したいと思いますが、これ現在埋め立て終わったところ、また埋め立てしつつあるところ、また埋め立ての免許がまだ出てないところ、A、B、Cと三地区になっていることは御存じのとおりです。二百六十万坪ですね。正確に言いますと二百五十九万ちょっとですが、大体二百六十万坪。膨大な土地です。これについて、私の調べた範囲に幾多疑問点がありますので、それについて質問したいと思いますが、まずこの浦安地区の埋め立ての免許申請から今日までの経過の概要を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 昭和三十八年二月二十日「公有水面埋立免許申請書」というものが出……

第56回国会 決算委員会 第閉会後7号(1967/11/15、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣がおみえになりませんで、政務次官に御答弁を願うようになると思うのですが、簡単に二、三の点について質問したいと思います。  食管制度の運用改善についてまず質問したいと思います。  倉石農林大臣が去る十一月の二日の閣議で新米穀年度の国内産米の需給事情について報告があったと、こう伺っていますが、そのときの大臣の発言の要旨をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 いまのその発言の要旨の中で、第三点の食糧管理制度の運営の改善については、今日各方面からその緊要性を叫ばれており、農林大臣としては以上に申し述べた顕著なる需給事情の変化をも十分に念頭に置いて、集荷配給の両方面にわたり引き続き……

第56回国会 決算委員会 第閉会後8号(1967/11/16、7期、公明党)

○黒柳明君 社会福祉施設に交付されておりますお年玉つき年賀はがきのことで、私質問したいと思いますが、初めに郵務局長さんに御出席をわずらわしておりますので、その分から話し始めたいと思います。  いま、お年玉つきの年賀はがきの売れ行きが悪いというようなこと、それから枚数も今年は減らしたと、そんなようなことを承っておりますが、まずその実情について説明を承りたいと思います。
【次の発言】 本年の九月一日に、このお年玉の一円の分について、四十三年度の配付のしかたについて郵政省から告示が出ていると思うのですが、告示の内容について説明いただきたいと思います。


■ページ上部へ

第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/22、7期、公明党)

○黒柳明君 私の時間も短いようですから、まとめて質問したいと思いますから、お願いします。沖繩の核基地の問題と核のことについて御質問したいと思います。  まず第一点に、沖繩の核基地、これが日本を含めて極東の安全に必要である、さらに核攻撃の抑止力になっている。たびたび予算委員会あるいは本会議の答弁で私たち聞いておりますですが、中共の核開発の急速な進展、これを見ますと、今後ますます沖繩の核基地の重要性というものがこれはあるのじゃないか。これは、沖繩の返還とは別に、重要性は今後ますます増していくと思うのです。それに伴って、沖繩に核基地がある。それは、返還したときにおいてはどういう形で返還されるかわかり……

第57回国会 決算委員会 第1号(1967/12/14、7期、公明党)

○黒柳明君 私も時間がありませんで、一、二問で終始すると思うんですが、LPGのことについて、私若干質問したい。質問というよりはあるいは新しい疑惑のテーマを投げかけると、こういう形になるかと思うんですが、総理の所見をお伺いしたいと思います。  総理もLPG事件については、いろいろ苦慮されている様子、また、各委員会におきましても、本会議におきましても、前向きの姿勢で対処する、こういう発言に私は非常に期待していると同時に、検察当局のメスの入れられた結果というものに対して待っているわけですけれども、それで、昨日公明党が衆議院におきまして質問した内容、これは私言うまでもないと思いますが、一点は業者の動き……

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/21、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十年度決算外二件につきまして、否認の意思を表明するものであります。  以下否認の理由について申し述べます。第一点は、国家財政の構造的問題に関することなのであります。すなわち、政府は、本年に至り四十三年度予算案の編成にあたり、財政の硬直化を口にしておりますが、その内容は、財政需要量の増大を憂うるのみであって、その根本原因についての真摯な考察はいたしていないのであります。私は、四十年度決算の審議の過程において、政府の物品の購入費が膨大な金額にのぼることを述べ、その購入にあたり、自由競争の徹底により購入費の節減をいたすべきことを主張し……


■ページ上部へ

第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第13号(1968/05/17、7期、公明党)

○黒柳明君 選挙権についてですけれども、何か新聞の伝えるところによると、総理府と法制局は消極的で、自治省は非常に積極的であるというふうなことが伝えられておりますけれども、これはいかがなんでしょう。
【次の発言】 自治省のほうは、現段階でどうなんですか。
【次の発言】 先ほど、復興計画ですけれども、調査団が行って検討して間もなく帰島と、こういうふうになるわけなんですが、その大まかな見通しというものはついていないのですか。要するに、さっき岡田先生がおっしゃったように、いつごろ帰るか――いつごろ帰るかということでなくしても、どのくらいの範囲の間に整備をされていくのか、要するに、帰島が行なわれるのかと……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号(1968/05/22、7期、公明党)

○黒柳明君 父島、硫黄島から米軍が撤退すると思うのですけれども、そのときに、いまかれらが保持している諸設備ですね。相当こちらが利用できるものが、いま言ったように、これからプレハブつくるとか何とかしなくても、利用できるものがあると思いますが、そこらあたりの話し合い、これはどうなんでしょう。また、いつごろから撤退を始めて、いつ完了するんでしょうか。まあこれは簡単だと思うんですけれども。
【次の発言】 そうすると、あの父島の気象台も含めて全部ですか。
【次の発言】 次に、復帰前に先生を派遣するなんということが新聞に出ていましたけれども、医者と看護婦ですか、復帰前に。それから今後復帰後は相当いろいろな……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1968/02/28、7期、公明党)

○黒柳明君 私も皆さま方が島民を代表されて今回いらっしゃって、復帰あるいはB52、施政権、国政参加問題についていろいろ政府当局各位と折衝された労に対して多大の感謝をいたしたいと思います。  時間がございませんので、質問を三点にしぼってお伺いしたいと思います。  初めに、知花さんと自民党の方だれか一人にお答えいただきたいと思いますが、もう言うまでもなく、佐藤内閣の態度は、沖縄は核つきの返還はしないと、こういうことの明言もございませんし、また、非核三原則も通用されない。あるいは核つき返還を示唆するような答弁も発言もされております。このような佐藤内閣の沖縄返還に対する態度、核にからまっての態度、これ……

第58回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、公明党)

○黒柳明君 B52の移駐についてですけれども、外務省の見解ですと、これは抑止力としての効用を発揮していると、このような見解の発表があったのですけれども、ある面においては、プエブロ事件の朝鮮問題、あるいは当然ベトナム問題、またこの両者であるとも――抑止力の効用、これについて外務大臣はどのような見解をお持ちでしょうかo
【次の発言】 当然、何回も大臣がおっしゃるように、施政権がアメリカにありますから、沖縄については知る由もないと思いますけれども、また、ベトナムに行っているかどうかも、申し入れがないから、それは厳密にはわからないと思いますけれども、常識として、先日もアメリカの軍事専門の記者が、沖縄か……

第58回国会 外務委員会 第14号(1968/05/16、7期、公明党)

○黒柳明君 時間がないので、簡単に個条書きにして聞きたいのですが、一点は、小笠原で現状の米軍の施設――ロラン局ですが、船舶の安全運航に役立つとともにポラリスの誘導に対する電波も発信しているんじゃないか、こういうようなことも考えられますし、また、当然一朝事あるときには相当軍事的に利用価値が高いのじゃないか、このようなことも考えられます。国内における米軍の基地でもそういう役目を果たしておりますから、このロラン基地に対して、今度は日本が主導的に、将来解消する、撤去をする、そういうつもりはないのか、それが一点。  それから第二点は、父島の二見港ですが、あれは非常に良港で、総理も報告は受けているでしょう……

第58回国会 外務委員会 第15号(1968/05/21、7期、公明党)

○黒柳明君 その前に一問だけ。  海水から核原子が発見されなかった。予期はしていたんですけれども、非常に私たちにはショックだったわけです。海水が、非常に時間を経ておって、薄まっておるというようなことも聞きましたけれども、予期した事態ですけれども、一応第一段階として挫折した、日本の調査結果というものはですね。総理も、科学的データというものは要求すると、このような発言もしましたけれども、当然専門家検討会議で何らかの検討がなされ、あるいは科学技術庁のほうから、科学的データを要求するなり、外務省を通して何か話があったかどうか。外務省を通しての科学的データというものはどういうものをアメリカ側に要求したの……

第58回国会 外務委員会 第16号(1968/05/23、7期、公明党)

○黒柳明君 一問関連して。最近の沖繩の様子を、要するに、外務大臣どのように評価されるかを私は聞きたいのですが、軍労務者のストがございました。当然従来の米軍ですと相当の処分をするかまえを見せなければならなかったわけですが、すぐその翌日には賃上げの方向に、さらに労務者のほうに有利なほうに向かいましたが、アンガーもその前にはワシントンに行って団体交渉権を取ってきたというようなうわさもありますし、今度は米の民政府の建物も基地内に入ったと。これは従来からそういうことを言われておったのですけれども、そういう体制になった。さらには、主席公選から立法院の選挙――主席公選も従来からの要望であったのですけれども、……

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、公明党)

○黒柳明君 国有財産の総括担当の省としての大蔵省にお聞きしますが、私の質問したい点は、要するに国有財産の管理運用の点、それからなかんずく国が行政協定上米軍に貸与しているベースいわゆる基地、その基地の中でも基地内でゴルフ場として使用されている。これを日本国内に十カ所あるわけですが、この問題。またこのゴルフ場として使用されることが行政協定上大きな問題がある。さらにそれから発展しまして、この米軍のゴルフ場で防衛庁の高級官僚がゴルフを楽しんでいる。特権を利用してゴルフをやっている。こういうような一連の問題について質問したいと思います。  先ほど国有財産局長から国有財産、国有地の運用の基本方針、これは先……

第58回国会 決算委員会 第3号(1968/03/01、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、行管を中心にしまして、綱紀の粛正の問題についてお伺いしたいと思いますが、なかんずく高級官僚のゴルフ、これについて大蔵省、運輸省、専売公社の三つにいろいろ質問をしたいと思います。  先日も私、防衛庁についてこの問題を提起したんですが、各省庁全部にわたっているので一回ではできませんので、きょうはこの三省にわたってお伺いしたいと思いますが、まず初めに大蔵省の管房長にお伺いします。  元の関東財務局長それから大蔵省の印刷局長に井上義海、こういう人がいらっしゃったと思うんですが、この人は昭和三十一年四月、印刷局長を依願退職になった、この経緯についてお伺いしたいと思います。

第58回国会 決算委員会 第4号(1968/03/06、7期、公明党)

○黒柳明君 時間もおそいですからすぐ質問したいと思います。また、要点だけ簡潔に質問したいと思いますので、答弁も簡明にお願いしたいと思います。  茨城県のいわゆる鹿島の工業団地ですけれども、まず建設省にお伺いします。この選定後の過程及び計画の規模などについて、概略お願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま建設省のほうから御説明ありましたこの工業団地ですが、特にその中で、三十七年から三十九年にかけまして県で買収し、さらに同年五月あたり配分したこの大体三十万坪ぐらいの土地、この買収、配分について大きな問題がある、疑義があると、こういう点について私は質問をしてみたいと思います。  農林省の農地局……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣お忙しいと思いますので、要領よく質問したいと思います。  先ほど大臣がいらっしゃる前に、日通の米麦の輸送の問題あるいは輸送用の麻袋の問題など種々指摘があったわけですが、当然日通の乱脈ぶりについては、新聞紙上ではっきりしていることですし、その一つの原因が、何といっても、毎年食糧輸送代だけでも百四十億ものばく大な金額を払っている。私たちの目から、また国民の目から見ますと、そういう独占体制みたいなものが今日の日通の腐敗を招き、またあの首脳部の交代にまで発展していったのじゃないかと、まだまだ私はこの日通問題というものが発展する可能性があると思いますし、私は、今日その一端を述べさせていた……

第58回国会 決算委員会 第8号(1968/04/03、7期、公明党)

○黒柳明君 長官、お忙しいと思うのですけれどもね、人事局長との答弁を二、三聞いていただきたいと思います。  私は、海上自衛隊の横須賀総監部で起こった、私は不祥事件とこう言いたいんですけれども、これについて質問したいんですが、人事局長さんいらっしゃいますか。  昭和四十二年、昨年ですね、十二月二十七日、海上自衛隊の横須賀総監部の人事部長さんから総監部の各部室長、及び横須賀地方隊の各部隊長あてに出したこの通達ですね。「私有車両の任意保険加入促推等について」、この「記」のところを読んでいただきたいんですが。
【次の発言】 いや、「記」のところだけ読んでください。1、2、3、4、5……。

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/05、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、現在国鉄が東京駅の丸ノ内側ですか、総武線の乗り入れ工事をやっていらっしゃる。五百億という非常に巨額をかけて工事中である。ところがそこに、日東ペガサス株式会社ですか――スタンダードバキュームの代理店、こういうふうに聞いておりますが――のガソリンスタンドがあって、この工事がストップしていると、しかも立ちのき問題で国鉄とペガサスで係争問題になっている、こういうことについてこれからお聞きしたいと思うのですが、ペガサスのほうに行きましていろいろ私自身この状況また向こうの言い分について聞いてまいりましたから、きょうは、総裁はじめ国鉄側の御意見を拝聴したいと思って質問したいと思うのですが、……

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/10、7期、公明党)

○黒柳明君 時間がおそくてお疲れだと思いますので、簡単に質問していきますが、特定郵便局員の不正行為というものはまだまだ多くて、金額も相当多いと、こういうふうに思うのですが、三十九、四十、四十一年あたり、具体的な事実の説明をいただきたいと思いますが。
【次の発言】 私もこれ拝見して非常にやはり多額な例、それから異例な例がずっと並んでいると思うのですね。ここに明記されておりますように、五万円未満のものは入っていないわけですね。ですから、五万円未満のものになるとまたこれはさらに件数も金額も多くなる。いまも御説明あったように、三十九年は五件で二千万円ですからね。その中には一千百万円あり、四百七十万あり……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/04/24、7期、公明党)

○黒柳明君 私は河川敷の占用の問題についてお伺いしたいと思いますが、大臣がお忙しいと思いますので、冒頭に一問だけお伺いしたいと思いますが、本委員会においても、多摩川のゴルフ場の……。
【次の発言】 ええ、わかりました。すぐです、冒頭だけでけっこうですから。  ゴルフ場の問題で、あまりに河川敷が利権化し過ぎている、こういうようなことで警告が出され、その警告を受けて事務次官通達も出されて、さらに準則も出された、こういうケースであったわけですが、これは昭和四十年、三十八年度の決算のときなんですが、その本委員会における警告というのは、若干読ましていただきたいと思います。「河川敷地の占用許可については、……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/04/26、7期、公明党)

○黒柳明君 大臣がお見えになれば、冒頭に日通事件の総括的なことをお伺いしたいと思ったのですが、衆議院のほうでおくれるらしいですから、すぐ問題点に入っていきたいと思いますが、保険部長さんにお伺いしますけれども、興亜火災海上保険株式会社、こういうのが日本橋の室町にあるわけですが、この会社の日通出身の役員名、それからこの興亜火災と日通との関係、これについてお尋ねしたいのですがね。
【次の発言】 私の持っている資料もそのようになっております。中央区日本橋室町一の五に所在がありまして、資本金が十五億、日通がこの興亜火災の全株のうちの二一・三七%を取得して一番の大株主である。従業員が二千三百五十四名、非常……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、公明党)

○黒柳明君 さっそく大臣にお伺いしたいと思います。日通問題で、私質問したいと思います。  運輸省が日通に対して先頭を切って特別監査を行なっている。私たち非常に気強いと思いますし、また国民もその結果というものに大きな期待を寄せていると思うわけですが、現在行なわれている特別監査が、どういうところを対象にして行なわれているか。また新聞においては非常に断片的に、私たちもいままで若干ニュースを読んで承知しておりますが、いままでどのような成果があがったか。岡山、あるいは甲府あたりでは監査も終わった、このように伺っておりますが、成果についてお述べいただくことがあればお願いしたいと思います。

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、公明党を代表して、昭和四十一年度決算外二件に対して、不承認の意思を表明するものであります。  以下、不承認の理由を申し述べます。  一、上級公務員の中には、業者と職務上関係ある立場にありながら、それらの業者から招待を受けてゴルフをするとか、またウィークデーにもかかわらず、ゴルフに行くことが特権であるかのごとき、綱紀紊乱の風潮があったこと。  一、政府委員の答弁によっても、「農地法上適当ではない」とのゆゆしき事態が明らかになった。そのことは、会計検査院の検査として、当然明確な指摘をすべきことであるにもかかわらず、検査報告に登載するに至ってない。これは検査院の怠慢を物語るものであ……

第58回国会 商工委員会 第18号(1968/05/14、7期、公明党)

○黒柳明君 確かに、ただいま調査の結果、いろいろまだ出ておりませんが、長官としても確たる御答弁はできないと思うのですが、新しい新聞報道の伝えるところによりますと、山崎さんをはじめとして幾多の専門家がこれは常識的には放射能の汚染に間違いないと、このようなことを伝えているわけですけれども、いまの範囲において結局対象であるアメリカに対してどのような科学的なデータを、日本政府としてはあるいは長官としては要求しているか、いかがでしょう。
【次の発言】 昨日のジョンソンさんとシャープさんが来たときにも、これは放射能が原因じゃない、汚染は放射能によらないと、はっきりこう明言しているわけなんですね。そうなると……

第58回国会 大蔵委員会 第29号(1968/06/03、7期、公明党)

○黒柳明君 私、日通のことでちょっと時間をいただきまして質問させていただきたいと思います。  せんだって農林大臣から、全国通運に米麦輸送について元請一〇%まかせる、このような話があったわけですけれども、大臣と事務当局との間はまだ打ち合わせができてないように私若干聞いたわけですけれども、全国通運、日通、それから食糧庁との三者の打ち合わせの結末ですね、米麦輸送についてどのようになっているのか。それから、全国のプール運賃というものは動かない、このように私承っているわけですが、この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、あくまで全国通運は日通の下請ではなくて、元請のほうに関与す……

第58回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1968/07/23、7期、公明党)

○黒柳明君 持ち時間が非常に限られていますので、問題を一点だけに限って質問したいと思いますけれども、農家の方々の努力によって例年豊作続きでけっこうなことですが、それに反して古米がダブついている、こういう状況です。こういう状況下で輸入米を私たちが輸入をしなければならない、ここに非常に矛盾を感ずるわけなんですけれども、いかがでしょう。
【次の発言】 加州米の輸入はどのくらいありますか。
【次の発言】 まあ全体に対する率としては若干低いようですけれども、ともかく全体的の食管の赤字ということが問題になっているわけですね。ですから、どれだけ国内産の米に対して低額であろうとも、輸入米に対しては相当これは考……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/03/23、7期、公明党)

○黒柳明君 関連。
【次の発言】 いまの総理の御答弁、非常に深い、今回の日通事件の概略というものが、捜査の過程においては秘密は守られなければならないことは、私もそう思います。また、法務大臣のお答えしごくごもっともだと思います。ところが、この十九日、御存じのように昭和建装、さらに亜東実業――トンネル会社が続々とあらわれた。そういう時点においての各種の見方、これは鋭いマスコミの人たちの感覚によって、また相当の調査を経て、そうして、十のうち一つを記事にまとめたと思うのです。朝日はじめ毎日、読売、日経、産経、東京新聞、各種の記事を私ここに持っております。その評価というものはどういう評価を下しているか、……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/03/25、7期、公明党)

○黒柳明君 関連。総理にお尋ねいたしますが、先ほどの沖繩のことでちょっと関連してお伺いしたいのですが、沖繩にあるB52また核は極東の緊張に対する抑止力である、従来こういうふうに政府の答弁を私はお聞きしておりますが、せんだって三木外務大臣が、もしB52が沖繩からベトナム爆撃に行っていれば、これは戦力になる、こういうことをおっしゃったわけですが、また総理大臣も、ベトナムに行っていると思いますと、このような発言を衆議院の予算委員会でされたわけであります。そうすると、総理大臣も、B52は抑止力であったと、こういう従来のお考えから、戦力、こういうお考えに変わった、あるいはそういうこともあわせてB52は持……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、公明党)

○黒柳明君 総理大臣、申しわけありませんが、官房長官がいらっしゃらないので、ちょっと、総理にお答えいただく問題ではないと思いますが、予算の関係がある分で四月一日施行の国会提出の法案の審議状況を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 じゃ、ほかの問題。核の問題から総理にお尋ねしたいと思うのですが、野党の非核三原則に対して総理は、非現実的である、このようにおっしゃって、政府の核政策の四本の柱を出されたわけですが、確かにある面においては現実的と思える面もあるのですけれども、また反面非常に抽象的である、こう私思うのであります。ですから、この日米安保によるアメリカの核抑止力に依存するというわけです……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/04/02、7期、公明党)

○黒柳明君 関連。
【次の発言】 先ほどから総理はじめ大臣方の答弁、非常にりっぱだと思います。ということは。高姿勢であり強腰であり、ある意味におきまして、私非常にこれからの政府の外交姿勢というものはどのようになっていくのか憂える面もある。というのは、昨日の官房長官の談話、アジア政策は変更しない、ただいまの総理の発言、北爆を支持した覚えはない。そのような非常に一連のジョンソン声明、発表に対する政府の態度というものは、従来の対米外交あるいはアジアに対する外交姿勢に何らの反省がない。ところがジョンソン大統領は、過去の非は非として率直に認めている。しかも最後には涙を流して、私はいまこういう時にあたって……

第58回国会 予算委員会 第20号(1968/04/15、7期、公明党)

○黒柳明君 残り時間で質問を続行させていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。  日通事件は、その性質が非常に公共性が強いものですから注目を浴びておりますけれども、福島前社長が逮捕され、ますます核心に入ったと、こう私思いますし、また昨日は、傘下数百社の会社の一部に脱税問題で手入れがされておる。さらに、まだ使途不明金四億ないし五億、この行くえが政界に流れたんじゃないかと、こういううわさがあります。そこで国税庁の長官、それから運輸大臣、それぞれのお立場でこれまでこの問題についてどのような手を打たれ、また、今後どのような姿勢で取り組まれるか、御説明願いたいと思います。


黒柳明[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院7期)

黒柳明[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期
第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第閉会後1号(1965/10/02、7期、公明党)

○黒柳明君 三宅坂の問題については、ほとんど審議し尽くされておるわけでありますが、私はこの小委員会を利用しまして、道路公団の資金構成の面について若干お尋ねをしたいと思うのです。  公団法の第一条にありますとおりに、「首都の機能の維持及び増進に資する」と、このようにございますが、この「首都の機能の維持及び増進」という問題はどこから来るか。当然東京都自体が首都であり、中央政府が存在する場所である、こういうところから首都の機能についての問題が起こってくると思うのですが、私は、問題の結局当事者というものは、当然中央政府、すなわち国である、このように考えるわけでございますが、この首都機能の問題と、国、中……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/03/29、7期、公明党)

○黒柳明君 私もまた中央の核のことで、ちょっとしつこいところがありますが、お願いします。  私は、別にこうしろとかああしろとか、これが悪いとかいいとか、こういうことじゃなくして、当然防衛という問題は政府だけが担当し、野党はやらなくていいと、反対ばかりしていればいいのだと、どういうものじゃないと思うのです。国民全体で考え、また国民が、ほんとうに将来のことですから、知りたいこともうんとあると思いますが、そういう立場に立って質問してみたいと思います。  先ほど長官は、中共の核の発展は世界の脅威だと、アジアではその脅威が倍増するというようなことをおっしゃいましたが、客観的に見てそういうことを言われるの……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1966/03/30、7期、公明党)

○黒柳明君 私、本委員会でやりました工業団地の問題ですが、先日質問し切れなかったことでございますので、引き続きやりたいと思います。  工業団地の全体的な造成あるいは売却、処分率、そのような現状はどのような状態になっておりますでしょうか。
【次の発言】 大臣、先日この表によって処分率九〇・五%と、こういうふうにお答えになったと思うのですが、この表が出た根拠、私、いろんな質問したいと思いますが、端的に結論だけどんどん質問していきたいと思うのですが、この根拠が非常にあいまいだ、こういうふうに思うわけなんですが、これはどっからこういうような表をつくったのですか。それから大臣は九〇・五%の処分率という御……


■ページ上部へ

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1967/05/22、7期、公明党)

○黒柳明君 私は、中小企業金融公庫の融資の問題でお伺いしたいのですが、総裁にお尋ねしますが、不良債権は現在どのぐらいになっておるんでしょうか。
【次の発言】 回収見込みのないものが何件くらいで、金額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 私の手元に決算委員会へ提出された書類を持っていますですが、回収不能のものとして、三十二年から三十六年、五回にわたって、現在残高はここに明記されていますが、この対象の会社、どういう会社にこれを貸し付けて五年経過してなお回収見込みのないもの、ここにリストであげていますか。
【次の発言】 具体的な会社名はあげられませんですか。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/05/23、7期、公明党)

○黒柳明君 先ほどのベトナムの質問が出まして、私も二、三簡単に外務大臣にお聞きしたいと思いますが、ベトナムの特派員のお話ですけれども、伝えるところによると、今回の非武装地帯に対するアメリカ軍の進攻に対して、現実的には非武装地帯が消滅したと同じであると、このようなリポートを持ってきておるわけです。当然非武装地帯は消滅していませんし、また消滅してはならないと思うのですけれども、外務大臣の御見解はいかがでしょうか。
【次の発言】 現実問題として北爆は強化されていますし、北ベトナム沿岸に対する施設に対しての攻撃を準備するためかどうか、第七艦隊集結を終わっている、あるいは十七度線越えて攻撃しているという……



黒柳明[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

黒柳明[参]在籍期 : | 7期|- 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-15期-16期
黒柳明[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 7期在籍の他の議員はこちら→ 7期参議院議員(五十音順)  7期参議院議員(選挙区順)  7期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。