このページでは黒柳明参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○黒柳明君 三法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案は、一般の政府職員の給与改定に伴い、この例に準じて、裁判官及び検察官の給与を改定し、単身赴任手当を支給しようとするものであります。 委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、単身赴任手当の支給要件、裁判官及び検察官の単身赴任の実情、弁護士との収入格差等につきまして質疑が行われましたが、その詳細は会議録により御承知願います。 質疑を終わり、両法律案を順次採決した結果、いずれも全会一致をもって原……
○黒柳明君 ただいま議題となりました民事保全法案につきまして、法務委員会におきます審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、仮差し押さえ及び仮処分、すなわち民事保全の制度に関し現行規定を整備統合し、当事者の手続上の地位を実質的に保障しつつ同制度の改善を図ろうとするものであります。 その主な内容は、民事保全手続の審理の適正迅速化を図り、利用頻度の高い仮処分である処分禁止の仮処分及び占有移転禁止の仮処分に関する規定を整備し、関係諸規定の整備を図ることであります。 委員会におきましては、決定手続一本化と適正手続の保障、第三者審尋のあり方、労働仮処分事件の動向等について質疑を行い、また……
○黒柳明君 議長さん、副議長さんと並びまして若輩の私が永年議員の表彰の栄に浴しますことを心から感謝しております。ひとえに、長年の間、同僚、先輩の皆さん方の御鞭撻のたまものだと思います。心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。 私が考えておりました謝辞の内容を土屋議長さんがほとんどおっしゃっていただいたような感を深くいたします。 一言だけ。二十五年過ぎ去ってしまいますと、短いといえば短い、長いといえば長い二十五年でございました。ここで体験しました政治的な経験を民主主義、議会政治発展のため力いっぱい尽くしたい。特に、本院が国政に重大な影響を与える今日、感慨をひとしお深くするもので……
○黒柳明君 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、簡易裁判所判事の定員を五名増加するとともに、裁判官以外の裁判所の職員の人数を二十五名増加しようとするものでございます。 詳細は会議録において御承知願います。 質疑を終わり、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告いたします。(拍手)
○黒柳明君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、商法等の一部を改正する法律案は、小規模かつ閉鎖的な会社にも適合する法制度を整備するとともに、会社債権者の保護を図り、会社の資金調達方法を合理化しようとするものであります。 次に、商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案は、民法外三十五の関連する諸法律について規定の整備をしようとするものであります。 委員会におきましては、以上二案を一括議題として審査を進めましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび法務委員長に選任され、その重責を痛感しております。
本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもと、円滑公正に行ってまいりたいと思いますので、何とぞよろしく御指導、御協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
この際、後藤法務大臣及び田辺法務政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。後藤法務大臣。
【次の発言】 次に、田辺法務政務次官。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査のうち、難民問題に関する件を議題といたします。
まず、政府から報告を聴取いたします。後藤法務大臣。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終了しました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として白浜一良君が選任されました。
【次の発言】 この際、川嵜最高裁判所事務総長より発言を求められておりますので、これを許します。川嵜最高裁判所事務総長。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に白浜一良君を指名いたします。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から両案について順次趣旨説明を聴取いたします。……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として山本富雄君が選任されました。
【次の発言】 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめ、午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、鹿熊安正君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任されました。
また、昨日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に矢原秀男君を指……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 民事保全法案を議題といたします。 本日は、本案につきまして御意見を伺うため、一橋大学教授竹下守夫先生、弁護士東澤靖先生、弁護士松井繁明先生、弁護士千葉一美先生、以上の四名の方に参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙の中、当委員会に御出席賜りまして、ありがとうございました。忌憚のない御意見をお聞かせいただきまして、本委員会の参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 次に、議事の進め方について申し上げます。 まず、お一人十五分程……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり検察及び裁判の運営等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会の場合においても継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○黒柳明君 大臣、八月二日にこの問題がスタートいたしまして、外務省を中心に事務方が例の協力法作成を含めて非常に苦慮されている、こういうことを漏れ聞いております。私は、今度の問題はやっぱり政治的な決断、政治的な対処というのが非常に要求される問題が多いんじゃなかろうか、こういうふうに思っておりますし、協力法も徐々に成案化されているとは思うんですが、せっかくつくっても自民党の首脳は、これでもだめだ、あれでもだめだなんて文句ばっかり言われている。さっきも会ったけれども、ずっと並んでいても中近東局長なんて一番顔色が悪い。大臣だけ顔色はつやつやしています。あと局長なんかもう非常にやつれていて、これから頑張……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月六日、山本富雄君が委員を辞任され、その補欠として山岡賢次君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、長谷川法務大臣及び狩野法務政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。長谷川法務大臣。
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本委員会委員小野明君は、去る四月十九日、逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。
ここに、皆様とともに同君をしのび、謹んで黙祷をささげ、心から哀悼の意を表しまして御冥福をお祈りいたしたいと存じます。
それでは、皆様の御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として小山一平君が選任されました。
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、山田耕三郎君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として高井和伸君及び清水澄子君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の調査はこの程度にとどめ、午後二時再開することとし、休憩いたします。
午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、法……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十四日、清水澄子君及び高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君及び山田耕三郎君が選任されました。
【次の発言】 去る五月二十五日、予算委員会から、六月一日の一日間、平成二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予算につきましては、去る四月二十六日に説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題といたします。
まず、政府から両案について順次趣旨説明を聴取いたします。長谷川法務大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時四十三分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
午前中に引き続き、商法等の一……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
小野明君の逝去に伴い委員が一名欠員となっておりましたが、去る十五日、その補欠として三重野栄子君が選任されました。
【次の発言】 商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめ、午後一時半に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、宇都宮徳馬君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君が選任されました。
【次の発言】 商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題といたします。
本日は、本案につきまして御意見を伺うため、神戸学院大学教授河本一郎先生、日本大学教授稲田俊信先生、弁護士家近正直先生及び全国中小企業団体中央会常務理事錦織璋さん、以上四名の方々に参考人として御出席をいただいております。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げま……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として鎌田要人君が選任されました。
【次の発言】 商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめ、午後一時半に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二十七分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、商法等の一部を改正する法律案及び……
○委員長(黒柳明君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、星野朋市君が委員を辞任され、その補欠として宇都宮徳馬君が選任されました。
また、去る二十二日、鎌田要人君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○黒柳明君 大臣、昨夜からきょうにかけて小沢幹事長とゴルバチョフ大統領の会談がマスコミを通じて大きく報道されておりました。二時間ぐらいの話の中で一時間ぐらいを北方領土に費やしている、こういう報道であります。当然大臣の方はモスクワから詳しい報告をつかんでいると思います。少なくともマスコミの活字あるいはテレビで は質疑含めて本当に数行しか報道されてないわけでありまして、それで見る限りにはわからないだらけなわけであります。 総理も官房長官も大臣もけさ会見でコメントを出しておりますが、まず大臣は、並み並みならぬ熱意をゴルバチョフ大統領の発言で感ずる、こんなコンメトを出しておりますが、どういう点の発言……
○黒柳明君 地位協定に入る前に、施設庁長官、今まで発言もなくて寂しかったと思いますので、まずここで初めにお伺いしますが、一部新聞に既に報道されていました防音関連事業の補助金のこと。私は東京なものですから、国立が出て国分寺が出て、あと十一市、立川飛行場、横田飛行場関連の補助金ですね。国立は、新聞報道ですと、十年間機械が稼働していなければ五千万ぐらいただ取りした。二十九日には、国分寺も九〇年の補助金は百五十五万返還します、過去において稼働していませんでしたと。過去十年間さかのぼるとすると一千六百万ぐらいになる。小金井はもう既に六十一年申請を中止している。 こんなことが相次いで報道され、私も短い時……
○黒柳明君 大臣、掃海艇派遣の問題は法的に不備はないと。不備があるなんて言える立場じゃないわけですから、これはもう当然不備はないと。この発言は当たり前だと思いますが、いずれにしましても自衛隊派遣、六隻か七隻か武装集団が一万キロかそこらを隊を組んで行くわけですよ。本格的な初めてのケースですね、練習、訓練を除いて。
こういう事態について大臣は重大なことだと。善悪ということじゃありませんよ。初めての自衛隊の海外派遣ですから、この事実は重大なことだと、こういう認識に立っていますか。
【次の発言】 当然立たなきゃならない。にしては余りにも、昨年あの協力法にしてもあるいは自衛隊機にしても相当審議をやりま……
○黒柳明君 私、まずPKOの問題についてお尋ねします。これは準備室に尋ねるわけですかな。
三党合意がまだできておりません。できていないということは残念というかあるいは残念じゃないというか、これは個々の見解の相違でありますが、ただ当然その法案の作成の作業は進んでいるのじゃないかと思います。第二回目の幹事長。書記長会談が九日。これで三党合意した場合、直ちにその法律は国会に提出できる段階にあるのかどうか。どうですか。
【次の発言】 両方あわせる必要はないのよ、三党はこちらでやっているんだから。
九日の日に二回目の会談がある。それが成立したら直ちに出せますか。だって国会は十月四日で終わりじゃないで……
○黒柳明君 大臣、まずAWACSのことをお伺いしたいのですけれども、ブッシュ大統領訪日の後の声明の中で、両国とも早期警戒の重要性を確認し、日本側が早期警戒機の導入整備、これを検討ずみ、アメリカの方はその支援に努力する、こんな声明が出ました。 ところが、今防衛庁の方では中期防見直しの中でどうもAWACSの導入をストップするのではなかろうか、こんな感触が強いわけでありますが、どうでしょうか、もしこのAWACSの導入をストップしますと、日米間の国際公約的なものが大きな破綻を来してまた新たな日米の亀裂をつくっていくのじゃなかろうかなというような感じもしますが、大臣、その点どう思いますか。
○黒柳明君 大臣、きのう梶山国対委員長が与野党の国対委員長会談でPKFの凍結、こういう提案をしたと報道で出ております。
どうなんでしょうか、外務大臣、このPKFの凍結ということについては大臣はどういうふうにお考えになっていますか。
【次の発言】 丹波さんも当然原案どおりに成立するに越したことはをい、外務大臣がおっしゃったとおりですが、与野党り話し合いというものは当然必要で、与党の委員長から、責任者からそういう提案があった。もしPKFが凍結で成立ということがあればこれはやむを得ない、もう一番の現場の事務の責任者としてもそれはいたし方ないことであろうと、こういうふうに感じますか。
○黒柳明君 外務大臣、昨日からきょうにかけまして、江沢民総書記の来日、総理大臣のはいろんなコメントが出ているわけですよ、天皇の訪中についても。外務大臣のコメントがないものですからちょっとお聞かせいただきたいと思うのです。 私は、天皇陛下の訪中、これはアジアの国に関しては政府間においては戦争は終わったわけですけれども、やっぱり国民の間においては戦後というものがまだ終わっていないと思うのです。PKOにもあらわれていますしね。あるいは朝鮮の慰安婦の問題でも韓国の民間賠償でもことごとく何か日本でありますとアジア諸国は戦争の悪いイメージがまだ残っていまして、その延長線で何か日本に対してクレームをつける……
○黒柳明君 イランのことですけれども、ノンビザのあれはあしたからですか、ビザが必要というのは。
【次の発言】 今まで、さっきもあったように、上野や成田周辺あるいは原宿周辺、異様なあれだったのですけれども、ビザを取得することになればイランの訪日者は当然これから激減する、そういうふうな考えていいわけですか。
【次の発言】 今まではどういうことですかね、日本に来たってそんなにメリットはないと、全体的に。部分的には働いて稼いでいるという人は私も相当聞いていますけれども、全体的にはそういうメリットがないのに、なぜ今まで異様に日本に続々後から来るということだったのですか。やっぱり向こうの政府のPRが足りな……
○黒柳明君 丹波さん、これおとといの新聞に出ていまして、UNTACの軍事部門の構成、軍事部門が一万五千九百七十六人、本部要員が二百四名、混成憲兵中隊が百六十人、その下に海軍部隊、兵たん部隊、衛生部隊、通信部隊、航空支援部隊、工兵部隊、監視要員、歩兵大隊、こんなふうな組織図が出ていまして、克明に人数が出ていますけれども、これは外務省もこのようなものは握っているわけですか。
【次の発言】 いや組織はわかっている。組織はわかっているのですけれども、克明に一けたまで人数が書いてあるわけですよ。文民の方は約六千、軍事部門が一万五千九百七十六、本部要員が二百四、憲兵中隊百六十、その下に八部門に分かれて海軍……
○黒柳明君 大臣、午前中に質疑がありましたのでまた余りしつこくやりたくないのですが、例のインドネシアの問題です。これが事実とすれば大変なことですし、次期総理候補と言われる外務大臣・副総理のことですし、さらに事実がなきゃこれはもう大臣にとっては大変なこれまた問題なわけです。だから、事実であろうとなかろうと非常に問題は大きいのではないかと、こんな感じがいたします。事業団の方と大臣に午前中若干質問ありましたが、念のためもう一回聞かせでいただきたいのです。 空港跡地の開発事業、それからジャカルタの国際見本市の開発計画、この関係性、それから先ほどもありましたけれども、外国企業がこれに参入できなかったと……
○黒柳明君 大臣、けさブッシュ大統領とドロールEC委員長との会談が報道されておりますが、結論としては、早期妥結に対して今後も話し合っていこう、ただしその過程において新しい提案も出した、それについて合意する点もあり得る、こんなコメントもついておりました。 外務大臣として、このドロール・ブッシュ会談が終わった後どのような感想を持たれたか、これが一点。 それから報道によりますと、何か七日付で外務大臣がヒルズ・アメリカ通商代表とECの副委員長に、このウルグアイ・ラウンドの進展しないさまというのですか、子細は出ておりませんでしたけれども、それについて強力な、強烈なといいますか、EC、アメリカについて……
○黒柳明君 UNTACの明石さんがいらっしゃって、きのう大臣とお会いした話をマスコミ、新聞、テレビ等で拝見しまして、先ほどまで参議院のPKOの特別委員会で参考人としていろいろコメントされている話も聞きました。私もカンボジアヘ行く前にお会いして二、三回いろんな問題を聞いているのですが、きょうのお話を聞きますと、二カ月弱にわたっての明石さんの体験を踏まえての話で、やっぱり非常に大変な仕事だなと、こういうことを実感いたしました。 選挙にしましてもただ監視ということじゃなくて、カンボジアにどういう国際法にのっとった選挙法が必要なのかその法律を選んでと、ここから始めなきゃならない。当然、武装解除にしま……
○黒柳明君 続いて日朝交渉のことですが、アジア局長、けさですか一部の新聞ですけれども、韓国の首相補佐官が北には再処理施設があるのだとコメントをした、こんな報道がされていました。これについては外務省はどの程度情報をキャッチされているのでしょうか。
【次の発言】 既に北鮮側からIAEAに自己申告で査察の対象を出して、寧辺付近の施設もその中に入っていると、こういうことですね。
そうすると、大臣が今おっしゃったように、国際的なIAEAの査察が入ればこれはわかる、疑惑は晴れる。六月には査察が行われるのではなかろうか。そうすると、査察の対象には少なくとも寧辺付近の施設が入っているからそれによって核疑惑は……
○黒柳明君 時間がありませんから、三問ばかりまとめて聞きますから、外務、防衛担当の方からお答えいただきたい。 このリポートを見ますと、ソ連極東軍の問題は大体同じようなニュアンスですね。今もちょっと触れました、大体廃棄されているのは老朽化したものであると。あるいは海、空を中心にして近代化、増強が行われていると。若干こう部分的には出ていますけれども、ひとつまとめて、一昨年の秋あたりから米ソを中心にして急速に軍縮、和平のムードが高まっておりますが、その前と今とを比べてどういう点が増強されているのか、数の上で具体的にね。今若干出ましたよ、二、三。今佐藤さんがおっしゃったこともその一つでしょうけれども……
○黒柳明君 公明党の黒柳でございます。 お三方とも本日は長い間ありがとうございました。我が党になりますと時間の制限が非常にありまして、私、自分の時間を割愛しまして、短く話をさせていただきます。 二問、同じ問題を三先生にお伺いしたいと思いますが、一問は、御案内のように、日本政府は現状に至りましても、ソ連は日本に対しての潜在的脅威であると、こう述べておりますが、三先生は果たして潜在的脅威とお考えなのか、そうではないとお考えなのか。その理由はどうなのか。 第二点目は、来年ゴルバチョフ大統領が訪日いたしますが、それまで一年あるいは一年余あるかと思いますが、日本がやるべきことは何かありますでしょう……
○黒柳明君 大臣、あといずれにせよ数時間しますとモスクワからイラクの真意がわかる、伝えられてくるであろうと思いますし、また地上戦に突入するかどうか、これはアメリカが主体的に決めるものでありますけれども、大臣どうですか、今の状況ですと地上戦に突入してもやむを得ないと、こういう判断をされますでしょうか。
【次の発言】 そうすると、あくまでもモスクワの、あるいは多国籍軍、アメリカの判断を待ってその後日本もコメントを出さざるを得ない、こういうことですか。今のところ地上戦に突入するというあらゆる情報を総合しましても近々に突入するだろう、必至だろうと、それをモスクワの今の会談待ちと、こういう情報が飛び交っ……
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