このページでは黒柳明参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○黒柳明君 私は、公明党を代表しまして、法案に賛成の討論を行います。(拍手) 本論に入ります前、いままでの発言の中に若干国民の皆さん方に誤解を与えるような発言がありまして、私、長い間オブザーバーとして、委員長の公平な運営のもとに行われたこの元号法案審議の中におきまして私自身が経験した正直な状態というものを皆さん方にぜひ知っていただきたい。当然、多数をもっての採決でもなければ、また強行による採決でもない、(拍手)あくまでも委員長の公平な裁量のもと、反対も賛成も真摯な態度で理事会に臨み、そして審議をして、結論としては採決されたものであるということを、私は、賛否を別にしまして、まず国民の皆さん方に……
○黒柳明君 ただいま議題となりました二法案につきまして、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案は、廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約の実施に伴い、必要となる国内法制の整備を図ろうとするもので、その主なる内容は、船舶等からの廃棄物の排出に関する規制を強化するとともに、新たに船舶等における廃棄物の焼却を規制することとし、あわせて、船舶からのビルジの排出による海洋の汚染を防止するため規制対象船舶の範囲を拡大しようとするものであります。 次に、船舶のトン数の測度に関する法律案は、千九百六十九……
○黒柳明君 きのうからもういろいろな論議が尽くされているわけですから、私はダブることを割愛しまして、先ほどから聞いていますと、昨日の給与局長の衆議院における発言が、何かマスコミの方の理解が足りないみたいな、あるいは書き方が不満のように総裁の言葉の端にも聞かれたんですけれども、あくまでもあの衆議院の場においての発言ですし、まあむずかしい問題、複雑な問題であればあるほど発言は慎重にしなきゃならなかったんではなかろうか、こういう面でやっぱりみずからの反省がちょっと足りないんではないかなというような、私いま総裁と局長の話を聞きましてそんな感じがいたしました。あるいはこれは私だけの感じであって、総裁、局……
○黒柳明君 いままでの委員会の過程ないし政府は、総理を中心にしての発言、これはいま話がありました。それを踏まえまして、話をさらに展開したいと思うんですが、大臣、もうこの問題について国民の疑惑は一切晴れる、不明朗な点はないとみずからそう判断したからこの昨日の公示に踏み切ったとこう解釈してよろしゅうございますね。大臣はすべて疑惑は一点も残らないと、不明朗な点は残らないとそう御自分で確認して、そういう自信を持っているから昨日の処分に踏み切ったと、こう理解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 総理大臣も同じですね。
【次の発言】 若干それに対して問題が残る可能性があります。これは河川局長が御存じ……
○黒柳明君 防衛庁長官ですね、横浜の事故のこともやりたいし、ちょっとハイジャックのことも、大臣がいまお忙しいので、特別またあしたから論戦が始まりますから、若干聞きたいし、いろいろありますので。 まず冒頭に、昨日国連総会でカーター大統領が、核についての「宣誓」と出ておりましたですけれどもね。今回の横浜の事故の問題も、根本的にはやっぱり日米安保条約という枠の中でどう処置されるか、されたかということに問題があるんでありまして、ということは、その一方の当事者であるアメリカの大統領が、まあ日米安保に直接関係なくしても、大きな核についての政策変更とまでも言えなくても、アメリカ歴代大統領初めて核に対して、……
○黒柳明君 私、当面のF15のこと、総理にお伺いいたしますけれども、各国の航空軍事技術の進歩ですか、向上ですか、四年前の田中元総理の考え方が、四年たった今日変更したとしても、これはある面においてはやむを得ない面があるとは思います、あえて論じた場合、皆様方の立場に立って論ずれば。決して一国の国防、あるいは安全保障というものは固定的なものではないと、こう思います。まして日進月歩の世界の軍事競争の中にありまして、新しい飛行機を購入するときに当たって、国民の貴重な税金を使うわけでありますから、自民党過半数天下の中においては、幾ら私たちがこうやっちゃいけないと言ったところでそれが施行される可能性があるこ……
○黒柳明君 委員長、時間ちょっと過ぎていますけれどもね、一問だけ済みません。 大臣、十二日の国防会議ではP3CとこのF15と導入決定するやに新聞報道では伺っていますが、いま慎重にということは、この問題がはっきりしないうち――しないと言うよりも、やっぱり国会に報告する義務があると思うのです。欠陥問題でもありました。まだはっきりしていないのです、私たちとしてはすっきりしていない。またあった。内政では与野党相当歩み寄って合理的な政治が行われている。何か国防、外交問題ではもう与党だけ、政府だけ突っ走るという姿もうまくないと思うのです。当然対決姿勢にならざるを得ない。ひとつこのことを契機にしまして、私……
○黒柳明君 三大臣とも何か非常にお忙しいところを御出席いただいて、また御出席は当然と言えば当然なんですが、ありがたく思っております。また、国鉄の総裁、副総裁、理事の方、ゴルフ疲れのところと言っちゃ失礼かと思いますけれども、御出席いただきましてありがたく思っております。 私、ただ単に国鉄のゴルフと綱紀粛正と、こういう観点からこの問題を取り上げようと思っておりません。言うまでもありませんが、明後日には国鉄運賃の値上げ、運輸大臣が認可した、閣議決定している。こういう問題を控えまして、当然これは値上げのないことにこしたことはないわけであります。しかしながら、私も十三年間政治の中にいた者でありますから……
○黒柳明君 最高裁にまず当面の問題二、三お聞きしたいんですけれども、事務総長来ておられますか。――まだ来てないんですか、最高裁。じゃ、刑事局長の方から。 有事立法が非常に論戦が華やかで、また十八日から一段とエスカレートすると思うのですけれども、これはある野党と幕僚と話したときに、いわゆる仮定なんか言うまでもないと思いますけれども、刑法上、奇襲を受けた場合に集団的な対処ができない。だけど個々に正当防衛、こういうやり方が刑法に許されている。だけど何とかこれを自衛隊、海にしましても艦もろともですから、空にしましてもやっぱり士官の命令ですからというようなことで、これは制服の方から、あるいは防衛庁筋の……
○黒柳明君 大臣へ国土庁を中心にして、大規模の地震対策要綱をまとめて、一昨々日ですか、閣議了解、本国会でこれは提出してこれから法案についての審議が始まることと思いますけれども、私は非常に特殊な法案なものですから、一回このことについてお伺いしたい。特に自衛隊との関係性、これについてお伺いしたい、こう思いまして、まずこの要綱、法案をつくるに当たりましての、ひとつ国民に認識を求めたいことあるいは訴えたいこと、俗な言葉で言えば目玉等について大臣からお話しいただけますか。
【次の発言】 まあ警戒本部をつくって、総理が自衛隊に対して出動要請をするとか、そういうことも入っているわけでしょうけれども、くしくも……
○黒柳明君 尖閣列島の問題につきましては、きのうのきょうですし、いろいろ政府また与党自民党も慎重にという空気が強いのか、私たちも事態の成り行きをもっと的確に判断してと、こういう考えも片一方あるわけであります。しかし、現実の状態というものについても決して看過できないものはあると思うんですが、防衛につきまして、いわゆる領海の侵犯という事実はあるわけですけれども、尖閣列島の防衛については防衛庁としてはどのようにお考えになっているかと、そこらあたりからひとつお答え願えますか。
【次の発言】 そうすると、現実に領海内に三十数隻ですか、けさの報道で――いま現時点においちゃわかりませんけれども、報道されてお……
○黒柳明君 駐留費の増加につきましてもっと詳しくやりたいんですけれども、単なる思いやりから二百億とも三百億ともうわさされております国民の税金を使うというようなことでもないと思うんですよ。施設庁長官、地位協定で、個々とか金額とかはこれから検討するにしても、防衛庁長官が行く前には、当然地位協定の中で駐留費の増加ができるということは前提になって、やっぱり思いやり、さらには向こうに対する発言、約束となったのでしょうね。まさかその地位協定の中で、全くこれから増加ができるかどうかまでを含めて検討するんだ、こういうことじゃないんでしょうね。
【次の発言】 細目じゃなくて、範囲はまだあるんだろうと。
○黒柳明君 官房長ですね、有事立法の研究についてお伺いしますけども、組織的に研究が始まったのが三原前防衛庁長官から一年余と。ただ、国会では、その前から各担当大臣が防衛庁の関係者に個人的に研究させていますと、あるいは個人的に研究していますと、まあ有事立法とは言わなくても、有事に対する法の整備ですかね、そう言った方がより適切ですが、ですから、この有事の立法ないしは法令の整備というものは、相当前から、まあ個人的にせよ、やってきているわけでありますが、組織的にいま問題になり、一年前から研究を始めたと、こういうことかと私は認識しているわけですが、そうなりますと、まあきのうきょう、衆参の内閣委員会で有事立……
○黒柳明君 アメリカ局長、きょう一部の新聞、また昼のテレビあたりで報道、放映されておりましたけれども、防衛施設費に関する外務省見解なんというのはあるんですか。
【次の発言】 当時つくったものが、いま何らかの形で活字になった、テレビに報道された。だけどこの内容についてはどうなんですか、内容についてはこのとおりなんですか。
【次の発言】 端的に言えば、もう勉強しなくても、読まなくても、大体感触でおわかりのように、四十八年当時の大平外務大臣のいわゆる米軍施設の代替は新しいものはつくらないと、こういう見解を外しているんじゃなかろうかと、こういうことなんですがね。読んでなければお教えいたしますけれども、……
○黒柳明君 この設置法、研究所とセンターが移転するということですけど、金属材料の研究というのは、世界的に言ってわが国の開発はどの程度の水準までいっていますか。
【次の発言】 新しいところに移転して、ますます環境がよくなるわけで開発が進むと思うんですが、先般問題になった核衛星、原子炉衛星、あれはアメリカ関係ではああいうのはまだ飛んでいるんですか。
【次の発言】 まだ一個だけアメリカ関係で飛んでいるわけですね、いまのお答え、一個だけ。今後は、アメリカではそういう核を積んだ衛星というのは打ち上げ計画はないんですか。
【次の発言】 八二年のガリレオ計画というんですか、あれは核を積んだ衛星ですね、アメリ……
○黒柳明君 装備局長ですか、昨日アメリカの会計検査院が、またF16、なかんずくF16の問題、これはエンジンだけじゃないと思いますが、エンジンも含めて欠陥があると、こういう勧告、しかもこれは上下院議員に対しまして、生産、さらに配置も再検討せよと、こういうことなんですが、きのうのきょうですけれども、非常に重要な問題なわけですが、その全般もうつかんでいるんでしょうか、あるいはもう四十八時間たちましたから、電話等で何らかの情報というものをつかんではいるんですか。
【次の発言】 電話で問い合わせたときにどのような情報をつかんだのか、ただその勧告の全文を取れと、こういうことなんでしょうか。ということは、一……
○黒柳明君 初めに、総理、中国問題をお聞きしますが、政府間交渉の重要な危機なものですから、わが党の訪中団も側面的に何かお役に立つことがあればという態度で終始一貫しまして、昨日ああいう成果が出たわけでありますけれども、まず、あの成果につきましてひとつ総理の評価を承りたいと思います。
【次の発言】 まだ課長も行っておりますし、帰ってきてからいろいろ聞いていただくということで、それを待つよりほかないと思いますが、少なくともあの四項目につきましては、これは公明党じゃないんだよ、福田総理、園田外務大臣にですと、わざわざ断りも入って述べたことでありますので、いろんな厳しいとき、むずかしいときでありますから……
○黒柳明君 所管外ですけれども、法務省来ていらっしゃいますか。ちょっと緊急なテーマでありますんで、一、二ロッキードのことでお伺いしたいんですが、コーチャンの尋問調書で中曽根総務会長、引き続いて二階堂氏、佐々木氏あるいは四本氏、笹川氏等の名前が出てきたわけでありますが、尋問調書では出ておりますが、国内の裏づけの調査――参考人等としまして事情等はもう聴取されたのか、その点いかがでしょう。
【次の発言】 その中に入っていると、こう理解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 これまではそういう了解をしていたんですが、コーチャンさんの尋問調書で出てきましたからね。当然、私たち素人ですけれども、その素……
○黒柳明君 官房長官、けさの新聞情報で、民放を通じまして、総裁選第四の男がまたあの有事立法を中心にしまして、有事体制研究ですか、調査ですか、正確に言うと、ありましたけれども、これは今度通産大臣という大臣ですからね。ですから、ちょっとやっぱり内閣の大番頭として頭が痛いんじゃないかと。これはあと数週間たちますと既定事実として浮かび上がりますが、まだまだやっぱり国会中でありますし、総務会長あるいは幹事長ならば、官房長官は知らぬところだというふうに済まされるでしょうけれども、昨日の場合には、あるいはけさの報道の場合にはちょっと中曽根さんと大平さんとはケースが違うと私は思うんですね。どうですか、官房長官……
○黒柳明君 防衛庁長官、ロッキード問題と言いましてもいま公判中ですから、私もそれをそんなに審理の過程に述べることはできないと思いますが、P3Cのけさの報道、これ一番最近、本年の一月二十日の本院のロッキード問題調査特別委員会、金丸大臣は「ロッキード事件について、防衛庁にはいささかの疑惑もないと考えている次第であります。」と。それと、「調達を含む防衛行政の適正化になお一層努めてまいりたい」と思うと。これはいままで何もこの時点だけではありません。そう繰り返し言われてきたんです。 いままではコーチャン回想録の伝聞という形で中曽根総務会長、あるいは迷惑だったかもわかりません、わかりません真偽のほどは。……
○黒柳明君 きのう衆参でダグラスの問題が論議されましたけれども、私も引き続きこの問題をやってみたいと思うんです。 というのは、つい先ほど、ダグラス社の広報担当の副社長のデービスさんという方から私のところにテレックスが入りました。それで、テレックスを見ますと、まあちょっと疑問だなと、こういう点がありますので、ひとつまたこれも踏まえて、新事実になるかどうかわかりませんけれども、むしろ私政府を督促する意味で指摘したいと。そういう意味で、官房長官もお忙しいところ申しわけなかったんですけれども、ひとつお聞きいただくとともにまた御答弁もいただきたいと、こう思います。 昨日の質疑ですと、当然8−Kのフォ……
○黒柳明君 いろいろ問題あるんですけれども、まずダグラス、グラマン、そしてボーイング問題についてお尋ねしたいと思うんです。各種委員会がありますんで、あっちこっちに関係の方が分散されておりますが、法務省からまずお聞きしたいんですけれども、御出席はだれですか、法務省は。――刑事局長ですか、済みません。
一九七八年の七月の二十八日ですか、ボーイングもフォーム8−K、これを出しておりますね。これについてどの程度の関心をいままでお持ちになってきたでしょうか。
【次の発言】 最終報告がどうなるかというとどういうことでしょう。
【次の発言】 そうすると、一連の動きの中での最終報告に特に関心を深くしていて、……
○黒柳明君 公明党の黒柳明でございます。
衆議院に引き続きでございますけれども、質問いたします。
衆議院の二十四日の証言、また今日の証言ですが、もしその証言で訂正されるような点がおありでしょうか。あるいは、こういう点を加えた方が、つけ加えた方が国民の皆さん方に対してさらにその松野さんなりに正確な御理解いただけるんではなかろうかというような、追加するような点はございますでしょうか。まず、その点からお聞かせください。
【次の発言】 私が聞きたかった点は、そのことも関係してですが、さらに重要な意味を含んで私はお尋ねしたわけであります。二十四日の衆議院の証言、翌二十五日の本院の航特の法務当局の発言……
○黒柳明君 座ったままで失礼さしていただきたいと思います。 参考人の先生方の御意見非常に御貴重な御意見でありまして、また私も知識を深くしたつもりでありますが、時間がございませんものですから二問だけお伺いしたいと思うのです。 まず宇野先生にお伺いいたしますけれども、私ども本法案に賛成という立場でありますが、改元の時期にちょっと党の要求を出しておりまして、いわゆる踰年制、天皇がお亡くなりになったその翌年の一月一日から改元の時期を始めたらどうか。こういう趣旨なんです。政府側もそれについては前向きに検討する、こうは言っておりました。その根拠、もう御案内かと思いますが、一番卑近な例ですと大正から昭和……
○黒柳明君 私ども本法案について賛成の立場ですけれども、いままで参考人あるいは地方聴聞会等に出まして、賛成の人の中でも、どうしてこんなに早く今国会で成立させなければならないのか、あるいは、先般大阪におきまして、これも賛成の人です、全面的に大平内閣に対して賛意を表しながらも、全くこの元号法案について認識がない、もうちょっと時間をかけて勉強もさしてもらいたいし、さらに私なんか政治に関心がある一人だけれども、それでもこういう状態である、まして国民はと、こういうこともおっしゃっていらっしゃいました。私たちも賛成になるまで非常に勉強もしましたし、各方面からの意見も聞きました。結局、法制化を含めての本案に……
○黒柳明君 関連。
【次の発言】 防衛庁にお伺いしますが、いま鈴木委員から代理店契約書のことで話がありまして、これが航空機問題に対しての解明の一番の要点だと思うんですが、聞くところによりますと、E2C、P3C、F15の代理店契約書は防衛庁は入手している。そうすると住商の分、またF4の分はどうなっているのか。これが一点。
それから二点目は、E2Cにつきまして、防衛庁は日商の方に代理店契約書を国会に提出しなさいと督促している、こう聞いておりますが、一部報道は、もう日商の方が国会に提出を決めた、こう言われておりますが、防衛庁が日商に接触した範囲においての日商の態度はどうなんでしょう。
○黒柳明君 まず、一問一答の形で三、四点聞きたいのです。 総理、いまも責任という問題が出ましたけれども、二月三日の予算委員会の冒頭で、E2Cに不正があったらば総理は責任をとる、こうおっしゃっているんです。責任というのはどういう形か、不正というのはどういう形態かということは具体的に触れていません、議事録を見ますと。しかしながら、総理が責任をとる、不正があればと、まあこれは常識的な不正があったならばということになるんでしょう。ところが、こうグラマン、ダグラスの方は、政府購入機のRF4、これについて間接的だけれども商社に不正があって逮捕者が出た、これは間違いありません。さらにF4についても当然ダグ……
○黒柳明君 公明党の黒柳明でございますが、御多忙のところ、ありがとうございました。
まず第一に聞きたいことは、もう一部政治家にとっては非常に痛烈な言葉と感じるであろう、亡くなられた島田常務さんがお残しになりました、政治家は便乗だと、本当の力はわれわれだと、こうおっしゃっているわけでありますが、海部さんはこれと同じ考えをお持ちでしょうか。
【次の発言】 先ほどから、亡くなられた島田さんにというお考えを非常に私も残念なことだと思うんですが、あの島田さんに対して、なおかつ死者にむちうつような、不遜であると考えをお述べになったわけでありますが、そうすると、亡くなったあの間際において真実を吐露したその……
○黒柳明君 公明党の黒柳明でございます。お疲れのところありがとうございます。 いまキヨシ・ニシヤマさんの口座の話が出ましたが、私、また引き続きさらに深めてお尋ねしたいと思うんですが、すでにこれについて山村さんが察知してから相当日にちはたつわけですね。そうすると、この開設した時期はいつだったのか。先ほど、裏から表になったのは三十八万と、こうおっしゃいました、四十七万云々と。だけど、開設したのはいつだったのか。それからもう一つ、これは明らかに、山村さん、単独でやったのか。アメリカ日商岩井では、まあ共犯者と言ったら失礼かもわかりませんが、だれかこれにタッチしたのか、その辺から聞きましょう。
○黒柳明君 公明党の黒柳明でございますが、再度の御出席ありがとうございます。どうぞお座りください。 いままで証人の方が数人いらっしゃいまして、亡くなられた島田さんのことを私もじかにお聞きしました、人柄あるいは海部さんとの関係を私も調べました。それによりますと、海部さんが一番島田さんのことはよく御存じだと思いますが、非常に明るくて正直な人だったと、こういうふうに聞きましたし、私もみずから調査した結果そういう内容のものは出てきました。ところが、この問題に限りましては、八十五万ドルのことも裏金にしていた、四十七万の使途不明についても全く言わなかった、海部さんから聞かれても。まあどういうふうに聞いた……
○黒柳明君 防衛庁長官、軍用機の購入についてはFMS方式でいく、それから付属部品につきましてはFMSでいく努力をしたい、こういうふうにおっしゃっていらっしゃいます。ところが、日商の幹部に証人として出てもらいまして、その証言の中では、もう日商岩井は軍用機から手を引くべきだと、こう言っているんです。どうでしょうか。日商岩井がそう言っているんですから、FMS方式だってまだまだ業者との関係が明瞭になっていないんです。しかもその付属部品についてはまだ数年あります。まあ人の補充も必要でしょう、業者を通さなければ。そういうものも含めて、政府として、その中心は防衛庁ですからね。日商岩井が手を引きたいと言うもの……
○黒柳明君 私、きょうはKDDの問題を中心にやりたいと思いますが、その前に、お忙しい中を急に総務長官をお呼びいたしましたので、総務長官のことで二、三質問したいと思いますが、もう内容は言わずもがなのことでありまして、一部朝日新聞に報道された事実、談話を読みますと、長官は知らなかった、秘書官に聞いてみる、こういうことが書いてありましたが、お聞きになられた事実関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 ちょっと、時間が限られていますからね。
【次の発言】 財政的基盤が薄弱であるとか何とか、私そういう事情は知りません。しかしながら、大平内閣誕生、国民に対しては綱紀粛正あるいは行政改革断行内閣ですな。内部的……
○黒柳明君 伊東官房長官、まあ官房長官というよりも首相臨時代理ですか、行政の最高責任者で、五日間だけいろいろ御苦労が多いかと思いますが、大平内閣の二つの柱であります行政改革、これはお手並み拝見ということで私たちもりっぱな結果を出していただきたいと思うんです。綱紀粛正の方はどんどんぼろが出てまして非常にうまくないなと、こう思っております。きょう私が取り上げるのもその一つなんです。まあ端的に言いますとお役人が税金のむだ遣いをやっている、こういうことなんですが、まず官房長官、お宅にお電話が一本、二本、あるいは忙しいから三本か四本あるかと思いますが、その電話料ですけれども、奥様がお支払いになってるでし……
○黒柳明君 防衛庁長官、大平内閣は行政改革それから綱紀の粛正、二本柱でがんばってこられているみたいですが、どうも行政改革の方はぱっとしない、こういう評価が高くなっております。せめて綱紀の粛正ということなんですが、これも粛正どころか、ますますいろんな痴態が出てくる。しかしながら、まあKDDがあるいは環境庁があったとしても、防衛庁だけはもうそういう綱紀の乱れがあっちゃいけない、こう私思います。しかも内局ならともかく、制服の人に国民からいまのこの綱紀の乱れ、それに準ずるようなものに批判が、疑いの目が向けられたら、これはもう日本の防衛、あるいは〇・八%、〇・九%だという予算の分捕り合いどころじゃなくな……
○黒柳明君 関連。
【次の発言】 前社長の板野さんから事情聴取はしたんでしょうか。
【次の発言】 してない……。
公安委員長、会社十四カ所の場所は御報告ありましたか。どこか、十四カ所。
【次の発言】 教えて、十四カ所。
【次の発言】 いや、だから十四カ所、どこか答えてください。
【次の発言】 倉庫も入っているわけですね。そうすると、告発は百十条、百十一条、これは密輸禁止規定。百十七条は会社等監督責任。百十二条、ここに密輸品を――条文持っておりますが、簡単に言いますと、密輸品を保管し輸送し、そしてこれを処分、あっせんした者と、こういう条項が出ていますね。そうすると、今回の告発の条項には百十二条……
○委員長(黒柳明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび運輸委員長に選任され、その重責を痛感しております。
本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもと円滑公正に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として私、黒柳明が選任されました。
【次の発言】 理事辞任の件についてお諮りいたします。
太田淳夫君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出が……
○委員長(黒柳明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨年十二月二十二日、穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君が選任されました。
また、三月四日、広田幸一君が委員を辞任され、その補欠として野口忠夫君が選任されました。
また、昨五日、野口忠夫君及び瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として広田幸一君及び穐山篤君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により……
○委員長(黒柳明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月六日、穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。
また、三月二十五日、山本富雄君が委員を辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任され、三月二十六日、塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として山本富雄君が選任されました。
また、本日、井上吉夫君、伊江朝雄君及び江藤智君が委員を辞任され、その補欠として北修二君、竹内潔君及び石本茂君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が一名欠員とな……
○委員長(黒柳明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、北修二君、竹内潔君及び石本茂君が委員を辞任され、その補欠として井上吉夫君、伊江朝雄君及び江藤智君が選任されました。
また、昨二十三日、太田淳夫君及び内藤功君が委員を辞任され、その補欠として内田善利君及び渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議……
○委員長(黒柳明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十五日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
また、去る十二日、平井卓志君が委員を辞任され、その補欠として二木謙吾君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○黒柳明君 法務省にお伺いしますが、きのう理事会で板野前社長さんの御出席を求めることについて、何か重大な時期に差しかかったからとかなんとかという話があったと、こんなことを聞いていますが、ここでもう一回お話しいただけますか。
【次の発言】 そうじゃない。法務省が出てきて
【次の発言】 承知いたしている人が出てこなければだめじゃない。あったんでしょう、きのう。きのうなかったんですか、理事会。法務省出てきて。
【次の発言】 ですから、いま委員長がおっしゃったとおり、きのう理事会で板野さんを参考人に呼ぶことについて、板野さんを中心に、中心という言葉があったかどらか、その調査状況を概括的に聞いたと。それ……
○黒柳明君 イランの石油の問題が緊急な要件なものですから、私、まずこの点から質問いたしたいと思いますが、昨日、一昨日大平総理がパーティーで同じことを言ってまして、先ほどマンスフィールド大使とお会いしたときも同じことを言っておりましたが、多少の犠牲を払ってもこの問題はともかくやらなきゃならないと。新しい価格についての拒否回答、先週の金曜日に通産から各業界に行政指導したと、こう伺っておりますが、官房長官、外務大臣も兼任されておるわけでありますが、政府としまして、このイランの原油輸入停止、新価格受け入れ拒否、この総理の多少の犠牲という中には当然このイランからの石油のストップを、これを言っているのだと……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。