このページでは黒柳明参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、中曽根総理大臣に質問いたします。 訪米報告に対する質問に入ります前に、当面する緊急政治課題につきまして二、三質問をいたしたいと思います。 まず、一連のマルコス疑惑に関連したことでございますが、マルコス不正蓄財に関する米国側より日本政府に引き渡された資料について、総理は当然それを見られていることと思いますが、総理の率直な感想をお伺いいたしたいと思います。 第二に、フィリピンに対する商品の円借款は、昭和五十三年の第七次借款以来中断されていました。ところが、昭和五十九年になって、総理はマルコス前大統領に対して三百五十二億円という膨大な商品借……
○黒柳明君 公明党の黒柳でございます。 佐伯先生と漆山先生の貴重な御意見を拝聴させていただきまして、感謝する次第でございます。 往復で十分という非常に限られた時間でございますんで、もう相当大幅に時間が超過しておりますんで、常識の線に沿いまして、簡単に質問させていただきたいと思います。 佐伯先生が最後におっしゃいました総合安全保障政策、政府は真剣に検討せよ、取り組めと、私もそのとおりだと思います。また、何回も御指摘いただきましたような、防衛努力以外の安全保障に対する努力をもっとせにゃならぬと、これもそのとおりだと思います。かといいまして、防衛以外の努力が防衛努力に置きかえられるものじゃない……
○黒柳明君 先般アメリカの一専門家の発言で、AUW、これは核の兵器が日本の米軍基地にあるんではなかろうかと、こういう問題になりまして、国会でも取り上げられ、またマスコミでも指摘されたことがあります。そこで、防衛庁の専門家、防衛局長になるのか装備局長になるか、このAUWという兵器、これはどんなものが推測されるかお教えいただけますか。
【次の発言】 施設庁長官は別にお願いをするんで、やっぱり装備局長か防衛局長じゃないの、こういう専門は。施設庁長官が魚雷の専門というのは今初めて。前官房長ですからすべていろんなことを御存じのことは、博識であることはよく知っておりますが、この問題はやっぱり防衛局長か装備……
○黒柳明君 総合的な安全保障の問題を考えるに当たって考慮すべき視点が三つあります。 第一は、今日における安全保障は平和への外交努力や経済、資源・エネルギー、食料、文化等の総合的なものでなければならないということであります。その中で、自衛のための力を正当に位置づけるとともに、経済協力等の分野で日本の世界平和に対する国際的責任として経済大国としての責任を果たすことは当然であり、あわせて軍事力だけではなくその他の分野での積極的貢献は極めて重要であります。 第二は、一国の安全保障政策は、例えば化学の実験のような試行錯誤は許されないということであります。すなわち、安全保障は国の存亡と民族の生存に直接……
○黒柳明君 法律案に入ります前に、まずけさの報道からちょっと二、三お伺いしたいんですが、北朝鮮がオリンピックに対する統一チームというような提案を韓国側にしたという報道がありますが、大臣、どういう感触でこれをお受けとめになられましたでしょうか。
【次の発言】 テレビの、あるいは新聞の活字の中では、今までの経緯を踏まえて非常に難しかろうと、今大臣のおっしゃったように。政治的なにおいが強いと、こんなコメントもつけられておりましたが。三国の提案問題にせよ今回の問題にせよ、朝鮮半島をめぐっての北朝鮮側の動きというのが若干あるわけでありますけれども、それをすべて政治的なスタンドプレーだ、こう片づけるのもど……
○黒柳明君 今もお話出ましたイランの問題ですけれども、総理に会われ、また外務大臣にイランの外務大臣が会って、報道の伝える範囲ですと、イラン側の基本的な姿勢はペルシャ湾岸国に対する戦争は不拡大、あるいはホルムズ海峡を封鎖して日本を初めとする石油輸入国に対して迷惑はかけないと、当然条件はあるかと思いますがそういう基本姿勢で、言うならば、非常にイラン側の姿勢が柔軟になった、こういう報道もされておりますが、外務大臣の受け取り方は、けさのこの報道、そういうもので間違いない、こういうことでしようか。
【次の発言】 そうすると、外務大臣が過去二回会われて三回目ということですが、前よりは相当姿勢が柔軟的になっ……
○黒柳明君 条約の質問に入ります前に、二、三国際情勢について大臣にお伺いしたいんですが、一昨日の国内の報道で、レーガン訪中に絡んでの中韓問題、なかんずく朝鮮半島の問題、これが国内紙に一斉に報道されておりました。最近のワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズなんかを見ましても当然ですけれども、あのレーガン訪中ということであと一週間後ですか、なかんずく朝鮮半島の問題というものがコメントされておりました。当然大臣も御存じかと思うんですが、中国側はレーガン訪中をとらえて積極的に中韓関係の発展を目指したいと、正常化という段階の手前としても政府承認の民間交流、文化、経済あるいは人物交流等も積極的にやりた……
○黒柳明君 外務大臣、前回も私レーガン訪中について、朝鮮半島のことを中心にお伺いしたんですが、あと数時間で北京到着、そして当然世界と周辺諸国が相当レーガンあるいは中国首脳との対話というものを注目する会議がこれから始まるわけですけれども、事前に、どんなことが話し合われるかと各マスコミを通じていろんなテーマが出ておりましたが、ロサンゼルス・タイムズには大きく、外相も御存じのように、原子力協定まで結ばれるかと、こんな大げさなことじゃないにしても、原子炉の売却が行われるんではなかろうかと、数十億ドルとこんなことも書いてありました。活字を一々取り上げてその真偽のほどを聞くということもどうかと思いますが、……
○黒柳明君 私どもも野党としまして、一応野党外交と言えるようなものをやりますと非常にやっぱり外交というのは忍耐が必要である、こういうようなことをいつも感じているわけであります。今回マスコミを通じてサケ・マスの交渉を見聞きしてきましたが、いずれにせよ話し合いがまとまった、こういう過程においての御苦労については評価をする次第でありますが、ただ問題は、毎年毎年北洋の漁船の出港はおくれるし、あるいは今回六年で初めて漁獲高も制限されるし、中型漁船の水域ですか、果たしてその漁獲量が思うようにあるのかどうか、ともかく不安材料ばっかり、御苦労は御苦労として評価するとともに、非常に苦労した中で来年のことが思いや……
○黒柳明君 外務大臣、昨日御帰国になったそうでございます。お役目でございますけれども、大変だったと思います。御苦労さまです。 まず初めに、チョン・ドウホワン大統領の訪日についてお伺いしたいと思います。 その前に、昨夜のことでありますけれども、外務大臣が大統領に向かってじかに訪日を要請してまだ一週間ちょっとしかたっていないわけであります。警備当局によってレーガン大統領訪日以上の警戒警備をしくだろうとこう言われていた警戒本部は設置されてもまだ旬日を経ていない昨日、チョン・ドウホワン大統領訪日反対のためのゲリラ行動が各所で行われた。こういうことについて一番やっぱりショックを受けているのは、何より……
○黒柳明君 総理大臣、本当に御苦労さまでございました。お疲れのところ、また国内問題で相当頭が痛いことだと思いますけれども、なかんずく安倍外務大臣、もう外務大臣就任以来もう席の暖まる暇もなく、文字どおり七面八臂の外交の先頭に立っての御活躍、あわせて心からの敬意、評価をするものでございます。 けさの新華社も、総理もお読みになったと思いますが、今回の中曽根日本国総理大臣の訪中は、中日の友好の歴史の中に大きな足跡を残したと、こう伝えておりましたが、懸案がないないと、こう言われながらの訪中、そして御帰国でございますけれども、一言で正常化十三年、総理として訪中されたこの位置づけといいますか、意味合いとい……
○黒柳明君 大來参考人、お忙しいところ御苦労さまでございます。 言うまでもなく、アメリカの大統領の経済諮問委員長というのは閣僚級で相当の影響力と力がありますが、日本は立場が違いますから、今ある面におきまして非常に経済危機の我が国におきまして、大來座長の長い経験と抱負というものは非常に必要とされている、こう私は思う次第でございますが、その観点からぜひ今後ともの御活躍を期待する次第であります。時間がございませんで、三点お伺いいたしたいと思います。 まず第一点に、あの宮澤総務会長の資産倍増論、これは持論でございますが、一昨昨日の講演では、当面のアメリカの貿易摩擦に関して、工業製品を一律に二五%ダ……
○黒柳明君 いろいろきのうからきょうにかけて外交問題がありますが、冒頭、日米経済摩擦につきまして外務大臣から非常にすっきりした制裁法案に対しての御答弁がありました。昨日も御答弁の中に、米国側の高金利等が批判された。当然私たちもそういう罪は日本側だけではない、いじめられ役になる必要はない、こういうことを基本に、この貿易摩擦というものについての対応の仕方というものは考えているつもりであります。 しかしながら、シグール補佐官が訪日して帰って、大統領に報告して、アメリカ政府、行政当局としては日本の姿勢を評価する、そう言った直後に制裁法案が通過した。こういう行政と議会筋とは非常に違った方向にあるわけで……
○黒柳明君 外務大臣、総理が夕方ですか、特別声明、記者会見をする。これはもう当然異例なことでありまして、年頭の訪米から総理、そして対外折衝の窓口の外務大臣が一手に苦労しながらこの問題を扱ってきたわけでありますけれども、どうなんでしょうか、大臣が十三、十四日アメリカへ行きまして、対外経済政策がまとまるわけだ。まとまるといっても内容的には非常に私はフメリ力筋から見ると期待できないものにならざるを得ない、こう思うんですが、外務大臣、これをひっさげて最後の切り札として訪米しまして、それでアメリカの全く異例な対日攻勢に対して説得できる自信があるかどうか。いかがでしょう。
○黒柳明君 外務大臣、どうも御苦労さんでした。
お疲れのところでしょうが、内需拡大策をとれ、こういう意見について外務大臣どういう見解をお持ちでしょうか。
【次の発言】 政府間では一応めどがついたと、四分野の開放に対してアメリカ側が行政として理解してくれた、議会筋はそんなものじゃない、大臣が行かれての感触を示された。きょうからその攻勢が始まる、私は上下院の友人にいろいろ打診した結果、まあ、議会全体としてはイースター前ののような雰囲気じゃないみたいですけれども、まだまだ強硬派はこれじゃ負けぬぞ、こういう雰囲気、大臣がおっしゃっておるとおりでありますから。この九日の総括的な、総合的な、しかも中期的……
○黒柳明君 先ほどのSDIの説明の中で、四項目目の核エネルギーが云々のところで、私理解できないところがあったんですが、もう一回そこだけちょっと説明いただけますか。
【次の発言】 先ほどのSDIのアメリカ側の説明の中の四項目あった、一番最後の四項目目の核エネルギーが云々なんということがありましたですね。それはどういうことだったか、私ちょっと理解できなかったんでもう一回説明していただけますか。
【次の発言】 それはいいですよ。四つ目。時間が限られているから。
【次の発言】 そうすると、ソ連の現在の衛星攻撃用兵器の中に核エネルギーを使っているということじゃないわけですね。
○黒柳明君 大臣、押捺問題でちょっとお伺いしたいのですが、一昨日の運用の改正を発表しての反応、大臣御存じのように、また衆参委員会で発言も法務大臣、外務大臣、ありましたものですから、なるたけ重複しない点をと、こう思いますが、非常に批判は厳しいものがありますし、在日居留民団中心に即時に大規模な会合も開いている、あるいはハンストで極限までの闘争も辞さない、こういうようなことでいろいろ批判があります。なかんずく日米首脳会談での共同声明、あの中の待遇改善にほど遠い、こういう韓国側の批判も出ているわけでありますが、こういう一連の厳しい批判に対して外務大臣としてはどのような弁明をされるか、まずお聞かせいただ……
○黒柳明君 イスラエルとPFLP・GCとの捕虜の交換について。
外務大臣、この捕虜交換というのは前例があるにもせよ、一つはやはり中東和平の動きのあるいは一歩と、こんなような感触で受けとめていますでしょうか。
【次の発言】 当の岡本公三の身柄の引き渡し要求が大きく問題に日本としてはなるわけでありますが、そのためには受け入れ先がどこであるか、これが問題であります。先ほどもあらゆる情報を収集してと、こういうことでありますが、当事国が
公表をする性質のものでもありませんし、潜行することも間違いありませんし、当然どこへ行ったかということを探知することは非常に難しいと思うのですが、この点いかがでしょう、……
○黒柳明君 当面の外交問題、二、三お伺いしたいと思うんですが、報道によりますと、スパイ防止法が自民党の政審で法案化されて、きょうの総務会を経て何か国会に提出されると、こういうふうな報道がされておりました。これは前からこういう報道はあるんですけれども、外務大臣どうですか、こういうスパイ防止法、確かに一、二過去におきましてはそれに触れるような問題があったからこそこういう検討をということになったと思うんですが、我が国としてスパイ防止法、こういうものがなじむかどうか、外務大臣そのあたりの御見解いかがでしょうか。
【次の発言】 当然従来もこういう自民党内の意見が出るに伴って、国民の知る権利との接点、ある……
○黒柳明君 本論に入ります前に、外務大臣、ちょっと当面の外交案件で一、二質問したいと思います。 また、外務大臣はあしたから日本を離れるんで御苦労で大変だと思うんですが、八日からストックホルムで開かれます貿易に関する閣僚会議、初めて大臣出席される。これが新ラウンド開始に対する発展途上国に対してアプローチする最後のチャンスだと。保護貿易を何とか打破しませんと、日米貿易問題もまだ、これまたくすぶっているわけでありまして、果たして、この最後のチャンスに対して初めて出席されて説得できるのかどうか。早期開催についてはサミットでは一応合意はできておりますけれども、果たしてどうなのか、ひとつ大臣の見通しをお……
○黒柳明君 まず当面の外交案件について一、二お伺いします。
大臣、けさの報道で行革審の分科会が内閣官房の組織の再編をということで報道されておりました。大臣、あの構想にどのような御意見をお持ちですか。
【次の発言】 なかんずく、今大臣おっしゃいましたように、外政調整室、この問題がトップに出ていて、内容も書いてありましたですけれども、ただ新聞報道ではやっぱり二元化の可能性、こういうような活字が出ておりまして、アメリカみたいに大統領制ならばともかく、日本のような議院内閣制ですから、今おっしゃいましたように、確かに最終的には総理の判断ですけれども、総理の官房の中に果たしてそういう調整して外交に対して……
○黒柳明君 総理、せっかくの機会ですから、当面の政治課題五点についてお伺いします。御案内のように時間が限られておりますので、恐縮ですがまとめて質問させていただきますので、逐条的に御答弁をいただければ幸せだと思います。 まず第一、行革審の報告についてですけれども、一昨日、内閣機能の強化についての報告書が出ておりますが、なかんずく外政調整室の新設について外交二元化のおそれがあるということで外務省は非常に反発しておりますが、総理はこの構想についてどのような見解をお持ちでしょうか。 また、内閣の機能強化に伴いまして、総理官邸の改築がもう既に検討されている、こう聞きますが、現在毎日お住まいになってお……
○黒柳明君 冒頭、外務大臣にちょっと日ソのことで一言お伺いしたいんですが、グロムイコ外務大臣の訪日がうわさされておりますが、グロムイコ訪日に向けまして、外交ルートで日ソ間の折衝をすべきだと大臣が事務当局に指示を与えられておる、こう承っておりますが、具体的にどんな問題で事務当局が話し合っていくのか、お教えいただけますか。
【次の発言】 具体的にいずれも重要案件だと思います。中でもソ連の方から提示もあったような文化協定みたいなものをつくったらどうかと、こういうものもありましたし、今の外務大臣の御発言ですと、日本側からできるだけ早い時点で案文をつくりたい、こんな発言もありました。でき得ればゴルバチョ……
○黒柳明君 外務大臣、まず、当面の外交事項で二、三お聞きしたいのです。 米ソ首脳会談ですが、十二日ですが、レーガン大統領がテレビを通じて全国民に余り期待するな、こんなテレビの談話をあれしました。それを踏まえるまでもなく、さっき外務大臣がおっしゃいましたように非常にいいムードで行われているみたいですが、成功裏にとか、また何か期待感を持ってこの会談を見詰めて果たしていいのかなと。六年半ぶりに米ソ首脳が会うだけでも成功であり、また、もし報道されているように継続的に話しが行われる、これが決まればこれは大成功であり、また、包括的な核軍縮に対して何か一つでも二つでも首脳会談で取り決めでもあればこれは大々……
○黒柳明君 外務大臣、国際的な自然災害の発生について外務大臣が災害救助隊みたいなものの御構想をお持ちという一部報道がありました。あるいはまた、事務当局に指示をしたのか、あるいは関係各省とも協議もと、こんなことも出ておりました。メキシコ、コロンビアはいざ知らず、お金だけではだめなんだ、こういう考えもお持ちだと、こんなことも報道されておりましたが、外務大臣、そういう国際自然災害に対する日本としての経済的援助だけじゃなくて、実際的なそういう救助隊みたいな構想をお持ちでしょうか。
【次の発言】 当然、外務省内部だけの検討ではこれは済まない問題で、各省庁との検討もあるかと思いますけれども、今までの対応は……
○黒柳明君 条約についてはまだ後ほどお伺いしますが、まずフィリピンの問題についてお伺いしたいと思います。 外務大臣、今も非常に積極的な発言をされましたし、先般衆議院の外務委員会でも、また参議院の予算委員会でも解明に対して積極発言をしております。これは、当面はフィリピンの問題ですけれども、あくまでも日本の海外援助全体に対しての外務大臣としては見直しを考えているのか、あるいはシステム自体も私も今いろいろ調べているんですが、商品借款なんかはどこへ消えちゃったかわからない。有償なんか足跡ありますから、ある程度これから調査していけば何か不明な点が出るかな、あるいは黒い問題がと、こう考えますが、商品借款……
○黒柳明君 私もあしたからフィリピンの特別委員会が行われますので、まずフィリピンの問題をお伺いしたいんですけれども、大臣、マルコス政権時代の我が国の借款、アキノ政権が継続するかどうかということ、私もアキノ大統領に直接聞きましたし、各閣僚に会っていろいろ話を聞きました。今のフィリピンの経済状況では利子の支払いすら滞っている、元本の棚上げまでもと、こういう雰囲気もあるわけであります。先般大臣が道義的に継承することは間違いない、当たり前だと、こんなこともおっしゃったんですが、これはどうも向こうに行って大統領初めいろいろな意見を聞きますと、必ずしも大臣が考えているような継承当たり前という考えではないよ……
○黒柳明君 大臣、あと今国会も一週間でおしまいになりますので、大臣のプライベートのことということになりますし、またこのプライベートのことが日本政局のこれからの大きな問題なんで一、二御質問したいんですが、昨日立派な励ます会で六千名ぐらいお集まりになって新しいスタート台についたと、それから、十日ですか、福岡でももういつまでも中曽根の時代じゃない、こういうようなことをおっしゃいました。どうも私も客観的に見ますと、宮澤さんの場合には中曽根経済政策にいろいろ批判的な態度というんですか、特別に批判ということでもないんでしょうか、対案を出して経済政策はこうあるべきだと、こういうことを出しております。それから……
○黒柳明君 長官、こういう大きな疑惑が今、海の向こうから提起されたわけでありますが、何といいましてもOECFが、基金がこれをフォローしている体制になっているわけであります、初めから終わりまで。こういう中で、この貸し付けのシステムなりあるいは基金の人事の配置なりあるいは組織の改革なり、こうした方がいいのではなかろうか、こんなようなことを今現在考えているような点はございますでしょうか。
【次の発言】 総裁、同じ質問、いかがですか。
【次の発言】 直接借款の実施プロセス、これを見ますと、基金の方はカントリー・セクター・サーベーから各種承認から最後評価と、先ほども自民党の先生が評価についていろいろ御指……
○黒柳明君 公明党の黒柳でございますが、本日はお四方の貴重な御意見を拝聴させていただきまして感謝する次第でございます。 時間が往復で十八分と限られておりますものですから早速質問さしていただきますが、青木さん、先ほどこのオホーツク海周辺というのは米ソの軍事緊張、新しい軍事緊張が高まっているところであると。私お話をお聞きしますと、何か航路をはずれたとこういう前提があるにせよ、犠牲になったのもこの米ソの軍事緊張、新しい局面を迎えたこういうところで起こった事件だからということで、間接原因がそこらあたりにもあるんじゃないかというような気がしましたが、いかがでございましょうか。
○黒柳明君 両先生に共通の質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点は、最近の各種世論調査を見ますと、自衛隊の現状を認知、肯定するのは大体七割から八割以上出ておりますが、この内容につきましてどのように分析あるいは認識をされるか、それが第一点。 第二点は、もう言うまでもなく人勧の勧告を受けましてベースアップしますと、GNP一%を夏は超えること必至でございますが、そのときに国会あるいは野党といってもよろしゅうございますか、何をすべきか、両先生のお話をお伺いしたい。 もう既に自民、社会両党で八分三十秒時間超過をしております。私が今使ったのは四十秒でありますので、残りの九分ぐらいを両先生で……
○黒柳明君 時間がございませんもので、両先生に共通の質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点は、両先生とも日米安保条約に反対のお立場であることはこれは十分承知しておりますが、もしや過去を振り返りまして、この日米安保が何か効用が日本にあったとすればどんな点にプラスの面があったか、あるいはそんなものは全くなかったのだ、この点いかがでしょうか、もしあったとすればどういう点であるか。 二問目は、十二月の下旬に日米制服で、一応日米共同作戦の案なるものをサインしてつくった。有事のときにはこれがすぐ実質的計画となって日米共同作戦が行われる。さらに、防衛庁を中心にしまして国内有事法制、第一、第二、……
○黒柳明君 参考人の先生方、本当に御多忙のところありがとうございます。 まず、四人の先生に共通して一問お伺いしたいと思うのですが、核軍縮あるいは全体的な軍縮の問題につきまして、我が国としまして何か中長期的にもっとこの影響が出るような発言なり行動というものを行う、とる余地かないのか、ないから仕方がないのか、あるいはあるけれどもやらないのか。 例えば、一昨昨日も衆議院で核軍縮廃絶の決議をしたわけであります。参議院でも当然やるかと思いますが、それにつきましても米ソの核交渉にそんなに影響を与えるものでないことはこれは当たり前でありますし、かといって、唯一の被爆国ですから核の脅威を言い続けていくとこ……
○黒柳明君 官房長はどなたかな。官房長はどなた。官房長はいないの。これから来る、それじゃしようがないな。
【次の発言】 OTHのことでお伺いしますけれども、装備局長がな、この間いらっしゃっていなかったので。それじゃ装備局長はどなたか、私は最近わからなくて。
【次の発言】 お風邪、お見舞に行かなくていいですか。公明党のお見舞い拒否します、それじゃ行きません。済みません、わかりました。
OTHというものを、私たちもそれなりにいろいろ勉強してみたのですけれども、わからないことだらけなのです。それで、ここで教えてもらいたいわけなのですけれども、どのくらい情報と申しますか、確かに資料を集めて検討する、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。