田英夫 参議院議員
11期国会発言一覧

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このページでは田英夫参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
田英夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

田英夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第閉会後1号(1978/08/18、11期、社会民主連合)

○田英夫君 まず、今回の日中平和友好条約をきわめて好ましい形で締結された園田外務大臣、また、いま中江、大森町局長もおられますが、行政府の皆さんの御努力に対して心から敬意を表したいと思います。  そこで、まず伺いたいことは、今回の日中条約が平和友好条約であるとわざわざあえて友好という名もつけているわけですが、何よりもまずあの忌まわしい戦争状態を終わらせるという平和条約であるということにわれわれは思いをいたさなければならないと思います。  そこで、当然、あのような加害者の立場であった日本の過去を考えますと、従来の国際間の慣習といいますか、からすれば、賠償を支払うということが課せられてもこれは拒否で……

第84回国会 外務委員会 第2号(1978/02/16、11期、社会民主連合)

○田英夫君 私は、園田外務大臣に質問させていただくのは実は初めてでありまして、歴代の外務大臣にそうした最初の質問の折に外交の基本的なお考えを伺ってきたという経緯もありました。  また、事実、自由民主党政府の外務大臣であられるわけですけれども、大変失礼ですが、外務大臣によって外交の姿勢がかなり違っていたということは私は事実だろうと思うんです。お名前を挙げては失礼ですけれども、たとえば朝鮮問題について木村元外務大臣と宮澤元外務大臣の間に大きな違いがあったということは、これはもう世の中の人が皆知っていることであります。そのことは決して軽視できない問題だと思います。日本の国際社会の中での進路を操る役目……

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/18、11期、社会民主連合)

○田英夫君 これは私の方から触れたわけです。今回こういう事件が起きたのは、日中平和友好条約が大詰めの段階を迎えている中で大変遺憾である、こういうことを言いましたら、それに対して、いきなり結論を先に出されて、それは偶然である、今回の事件は全く偶然である、こういう言い方をされて、さらに繰り返して、これは中国側が計画的にやったことでもなければ、故意にやったことでもありません、そういうことを非常に強調されましたね。
【次の発言】 ここは私は中国の内部の問題に立ち入って推測をすべき立場じゃありませんし、この辺は慎重に考えた方がいいと思うんですけれども、耿ヒョウ副首相が言われた中で、いまのような計画的では……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第4号(1978/10/17、11期、社会民主連合)

○田英夫君 私は、まず長い間の懸案であった日中平和友好条約の締結について、外務大臣がいろいろな困難を乗り越えて決断をされ、締結に踏み切られたということに対して心から敬意を表したいと思います。  先ほどから各党、各委員の御質問、そして政府側の御答弁を伺っておりまして、大変批評家めいた言い方で恐縮でありますけれども、それぞれの党あるいは委員の皆さんのいわば国際情勢といいますか、あるいは人類社会の現状といいますか、そういうものについてのお考えあるいは把握の仕方がにじみ出ているという感じがいたしまして、大変興味深く勉強さしていただいたわけであります。  そこで、まず外務大臣に伺いたいのは、いま日中平和……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第3号(1979/02/20、11期、社会民主連合)

○田英夫君 ただいまの各委員との御質疑応答を伺いまして、中越問題についてはあえて御質問をいたしませんが、ただ、私の感想を一言で言えば、かつてベトナム戦争のさなかにベトナムを訪問したこともありますので、そうした当時のベトナムと現在のベトナムが大変変わったということを言わざるを得ないと思います。  なぜベトナムがカンボジアにあのような形で介入をするのは、また、なぜ中越国境で現在のような紛争が起こったのか、これをベトナムの側からしっかりとその変化をつかむということが非常に重要じゃないか。私はこのベトナムの変化ということを非常に残念に思いますし、なぜそういう態度に変わってきたのかというところに一つの重……

第87回国会 外務委員会 第7号(1979/03/20、11期、社会民主連合)

○田英夫君 久しぶりに外務委員会に出席をさしていただいて、大変勉強さしていただきましたが、いささか抽象的な質問になるわけでありますが、福田前総理大臣は全方位平和外交ということをしきりに言われたわけでありますが、全方位等距離外交ではないという言葉も予算委員会などで言われた記憶がございますけれども、大平総理はそういう言葉を使われないようであります。  別に私は言葉の遊戯をするつもりもありませんし、外交にこの種のキャッチフレーズが必要だとも思いませんけれども、この大平内閣、外務大臣自身はおかわりになってないわけでありますが、現在もいわゆる全方位平和外交と言っていいのかどうか、いささかまさに抽象的であ……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/24、11期、社会民主連合)

○田英夫君 最初にお尋ねしたいのは、最近の新聞報道などを見ておりますと、実は、きょうの委員会でもそうでありますけれども、いわゆる東京サミットを控えまして、アメリカとECに対する貿易黒字の問題というのがあたかも日本外交のすべてであるかのごとく思われるようなそういう印象を受けるのでありますけれども、私の意見はいささか違うわけであります。  そういう感じを持って伺うわけですけれども、大臣は、その点について、この貿易黒字の問題という、これはもちろん日本の外交にとって重要な問題であることは私も否定いたしませんけれども、そのウェートというもの、あるいは外交問題すべてを見ておられる外務大臣のお立場からして、……

第87回国会 外務委員会 第9号(1979/04/26、11期、社会民主連合)

○田英夫君 私も、実は、一昨年の例の二百海里の問題があったときの特殊な状況ではありましたけれども、ちょうどサケ・マス漁民の皆さんが出漁できないでいる状況の中で釧路を訪ねまして、漁民の皆さんと話し合う機会を持ったことがありますが、この問題で特に関係者の皆さんの心情というものは十分理解しているつもりです。したがって、いま農林水産大臣の言われた、その交渉の御苦労もこれまたよく理解できるつもりなんですが、同僚の委員の皆さんからのすでに御質問で重複するところが多いんで避けまして、ごく問題点をしぼって御質問したいと思います。  先ほど立木委員も言われた日ソの間で今後いろいろ技術的にあるいは学術的に協力をし……

第87回国会 外務委員会 第11号(1979/05/22、11期、社会民主連合)

○田英夫君 国際人権規約の審議の中でと申しますよりも、国際人権規約を一日も早く批准すべきだと私が従来から考えていたその一つの大きな柱は、在日朝鮮人、韓国人の皆さんの取り扱いの問題が現状でいいかどうかということであり、また金大中事件というものもその一つの大きなかかわりであったわけですが、時あたかもこの審議のさなかにいま立木委員からも取り上げられましたようなアメリカの情報の自由法に基づく資料の発表があった、こういうことでありますので、私も、この問題について質問をしたいと思います。  まず、警察の方に伺いたいと思いますが、金大中事件の捜査というものは現在も続いているということは当然ですね。

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/28、11期、社会民主連合)

○田英夫君 大臣、いま国際人権規約をまさにわれわれは批准をしようとしているそういう中での問題でありますが、私は、日本で国際人権規約を批准をして、これに見合うような国内法を整備するという状況の中で、今回保留になった問題もさることながら、非常に大きな特に国際的な問題と言えば、やはり日本におられるいわゆる在日朝鮮人、韓国人の皆さんの問題、もう一つは被差別部落の問題だと思うんですね。ですから、次回の委員会では参考人をお呼びしていろいろお話を伺うことになっておりますが、私としては、在日朝鮮人、韓国人の長い間にわたる人権問題ということをぜひ当事者の方から語っていただきたかったので、わが党はそれを提案したん……

第87回国会 外務委員会 第14号(1979/05/31、11期、社会民主連合)

○田英夫君 お二人の参考人の貴重な御意見ありがとうございました。  この国際人権規約の審議を通じて一言私の感想を申し上げますと、いままでは資本主義か社会主義かというようなイデオロギーが政治の一つの大きな問題点でありバロメーターであったと思いますが、まさに今後は人権というような問題が、国際人権規約に集約されているような考え方というのが人類にとっての政治の大きな柱になっていくんだと。いままで資本主義が保守で社会主義が革新だという言葉で私どもは政治を区別してまいりましたが、国際人権規約に盛られているような考え方に対して積極的な考えを持つか持たないか、これで保守か革新かという言葉を使うべきではないかと……

第87回国会 外務委員会 第15号(1979/06/05、11期、社会民主連合)

○田英夫君 私も、執拗に金大中事件をお尋ねせざるを得ないわけでありますが、私、先日、金大中さん自身に電話をしまして、かなり長時間心境を伺いました。その時の金大中さんの言葉ですが、私は日本の大使館に行く、責任をとれと日本大使館に行く決意がありますという意味のことを、これは実は当時の事件直後の心境として話していたわけです。それが今回改めて日本大使館に接触を求めてこられた、そういうことでこの六年間の空白、しかも投獄というようなことを経た後に、いま改めて当時の心境に戻って日本大使館に接触を求めてこられたと思うわけです。  そこで、ずばり伺いますが、金大中さんが日本へ来たいという希望を、その日本大使館と……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 外務委員会 第1号(1979/11/13、11期、社会民主連合)

○田英夫君 最初に、先ほど渋谷さんからも出た問題ですけれども、カンボジアの難民救済の問題で一つ伺っておきたいのは、先ほどもちょっと触れられたんですけれども、政府として現地の事情を掌握すべきではないかというふうに私も考えていたわけです。そのためにはやはりしかるべき政府の方々が現地に行かれるということが必要じゃないか。場合によっては国会からも調査団が現地を視察する、そして日本の国民という立場から対応を考える、そういうことが必要な事態ではないだろうか。これは日本のアジアの中の立場、それから伝えられているカンボジアの現状からすれば、そういう対処が必要ではないかと考えております。とりあえず私どもも超党派……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 外務委員会 第2号(1980/03/04、11期、参議院クラブ)

○田英夫君 大来外務大臣には初めての御質問をさしていただくわけでありますし、さきの本会議における外交演説、そしてきょうの所信表明を伺いまして、私の感じているところを率直に申し上げて御質問をしてみたいと思います。  一つ基本的な問題として、大変失礼でありますけれども、外交演説並びに本日の所信表明を伺いまして、大来外交と言うんでしょうか、そうした外務大臣の外交哲学と言えるようなものを実は最も伺いたかったのでありますが、残念ながらそれを伺うことができませんでした。この種のものは実はそう簡単にやりとりの中で理解し合えるものとは思いませんけれども、本来国会の、特に参議院の外務委員会は、具体的な問題につい……

第91回国会 外務委員会 第7号(1980/04/24、11期、参議院クラブ)

○田英夫君 戸叶先輩の発言もありますが、自民党幹事長の発言から国会が緊迫した情勢のようでありますが、関係漁民の皆さんのためには早急にこの案件は承認をしなければならないと思いますので、短い時間審議促進に協力をしたいと思います。  まず、日ソサケ・マスの問題ですけれども、ソ連が予想以上に柔軟な姿勢を示してきたという問題について、すでに同僚委員の質問もありましたけれども、農林水産大臣のお立場からすれば経済的な観点というふうにおっしゃりたいことは十分わかりますけれども、国務大臣として、また外務大臣も横におられるという中で、ずばり本当のところ、ソ連の柔軟な姿勢ということをどういうふうに評価されるか、伺い……


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各種会議発言一覧(参議院11期)

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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1978/06/07、11期、社会民主連合)

○田英夫君 大変時間が短いので、問題をしぼってお尋ねをしたいと思いますが、まず、ずばりお聞きして、「大陸棚の定義」についての海洋法会議で日本政府が出しておられる日本案、この提案は、先ほどから中間線論という言葉がしきりに使われておりましたけれども、むしろ正確には二百海里論というふうに言うべきではないかと思いますが、この点は外務省の当局、いかがですか。
【次の発言】 いいです。二百海里のことだけわかれば。  いまお答えを予想したとおり、つまり基本的には二百海里なんだと。相対する国があったときは中間をとるということですから、基本は二百海里論である、こういうふうに認識すべきじゃないかと思います。しかも……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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