春日一幸 衆議院議員
30期国会発言一覧

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春日一幸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは春日一幸衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

春日一幸[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第5号(1964/01/24、30期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民社党を代表し、本昭和三十九年度にわが国が解決を迫られておる特に重要なる内外の諸問題について、ここに池田総理並びに関係閣僚の決意とその所信をたださんとするものであります。(拍手)  質問の第一は、国会の正常化についてであります。  ここに、国会の正常なる運営は、民主政治の基本をなすものであるにもかかわらず、今日までこれが国会の課題として持ち越されておることはきわめて遺憾なことであります。したがいまして、各党は誠意を尽くして、ことしこそはこの長年の課題を解決しなければなりません。およそ、民主主義を標擁する限り、議会政治は護持されなければならず、議会政治を護持せんとするならば、……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第45号(1965/05/17、30期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民社党を代表して、先日行なわれたベトナム戦争に関する佐藤総理の発言について、その疑義をただすとともに、去る十五日サイゴンの米当局の発したる北爆一時休止の言明を契機として、ようやくにして大きく転回せんとするベトナム情勢に対し、佐藤内閣の対策、方針はどのようなものであるのか、以下、当面する重要事項について、佐藤総理の所見をただしたいと存じます。(拍手)  周知のごとく、ベトナム紛争はいつしか果て知らぬどろ沼戦争の様相を呈し、ここ百日間にわたり、米軍の北ベトナム爆撃は、日々深刻かつ激烈に行なわれ、ためにアジアと世界の平和はまさに重大な危局にさらされておるのであります。アジアに位置……

春日一幸[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

春日一幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 大蔵委員会 第2号(1963/12/13、30期、民主社会党)

○春日委員 関連。その不渡りの理由について調査されておりませんか、調査されておりますか、これを明確に願います。
【次の発言】 いまの問題は非常に重要な問題だと思うのです。というのは、この間本会議における総理の答弁は、これはあなたお聞きになっておったと思うのだが、それらの不渡りについて重大問題と考えて、その一件々々について詳しく精査した結果、その不渡りの理由というものはそれら当事者の悪い思惑によるものである、こういうことを本会議で明確に答弁されておる。しかしながら不渡りの原因というものは、日本経済のさまざまな構造あるいは大企業から来たる支払いの遅延とか、あるいは全般的な金融梗塞のしわ寄せとか、い……

第45回国会 大蔵委員会 第3号(1963/12/14、30期、民主社会党)

○春日委員 私は砂糖にかけられております税金の問題は、砂糖消費税と、さらに倍近い実額を課しております関税と、両方の問題で処理しなければ根本的な解決ははかり得ないと思うのであります。  昨日来論じていることですが、両大臣御記憶のとおり、糖価を引き下げる必要があると政府は考えて、この春の通常国会に関税五円、消費税五円、合わせて十円の値下げに関する法律案を提出してまいりました。私はこの際伺いますが、日本はしょせん来年上半期においてIMFに加盟しなければならないし、八条国にも移行しなければならない、かつは国際経済の自由化の動向にかんがみまして、将来この関税についても相当の施策を講じていかなければならな……

第45回国会 大蔵委員会 第5号(1963/12/18、30期、民主社会党)

○春日委員 日本銀行の運営でありまするとか、また日銀が担任されまする金融政策の基本的な問題については、いずれ時間をゆっくりいただいて次期通常国会において御質問申し上げる機会を得たいと思っておりまするが、本日は当面いたしまする重要な諸問題について、総裁の御意見を伺いたいと思うのでございます。  と申しまするのは、新聞が報道いたしておるところをさまざま総合いたしまして判断いたしまするのに、日本銀行は昨年の十一月、新しい金融正常化への金融調整方式といたしまして、例の債券オペレーション方式をとられまして、これによって銀行の貸し出しを抑制する、銀行への日銀貸し出しを抑制するというような方途を講ぜられまし……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 商工委員会 第11号(1964/02/21、30期、民主社会党)

○春日議員 ただいま議題に供せられました消費者基本法案の提案理由を説明いたします。  本案の前文の冒頭に述べましたように、国民の個人消費、すなわち年間の国民所得を支出面で分析いたしますると、そのうちで個人消費支出の大きさは、全体の過半を占めており、経済活動の基盤となっております。しかるに、現在の国の経済政策は生産と流通本位で、国民の消費についての施策ははなはだしく立ちおくれておるのであります。  しかも最近は、技術革新の進展に伴って生産力は増大し、かつ国民の消費購買力も増大して、いわゆる大量消費の時代、流通革命の時代に入りまして、商品とサービスの種類はますます多くなりました。かつまた、大企業が……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/02/04、30期、民主社会党)

○春日委員 ただいま田中君の真剣な御研究に基づく質疑応答を拝聴いたしておりまして、私はふと一個の疑問を持つに至ったのであります。なるほど立法論としては、未成年者の喫煙禁止法というものとたばこの専売法とのそういうつながりを持たせることは、必要なことであろうと思うのでありまするが、しかしその前提となるものは未成年者の喫煙禁止法なのであります。未成年者喫煙禁止の法律が――明治三十三年といえばずいぶん大昔に立法されたのだが、何がゆえに未成年者にたばこを吸うことを禁じたのか。それは健康整備上の問題であるのか、あるいは防火上の問題であるのか、あるいは非行対策にウエートが置かれておったのか。まあ未成年者にた……

第46回国会 大蔵委員会 第3号(1964/02/06、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、本委員会が所管しております当面する重要なる諸問題三、四点について、質問いたしたいと思います。限られた時間が五十分でありますから、私も要約いたします。御答弁もしかるべくお願いいたします。  第一番は、利子平衡税に関する問題でありますが、午前中の質疑応答によって承知いたしますと、大平・ラスク共同声明においては、国際収支が日本において悪くなった場合、免除あるいは特別の措置をとるとまず協約がされておる、こういうことであります。私もそれは当時新聞において承知をいたしておるのでありますが、ここに国際収支の悪くなった状態とは、日本の外貨準備高がどの程度に減少した状態をいうものと両国間に了解……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/19、30期、民主社会党)

○春日委員 今朝米わが国の税制に対する基本的な熱心な論議が行なわれまして、私もわが国の税制についてはいろいろと政府との間に意見を交えたり、また新しく提起もいたしたいことがあります。一冊の本に書いてあるほど豊富にあるわけでありますが、時間も十何分しかございませんので、当面する問題についてお伺いをいたしたいと思います。  大臣は、過般来衆参両院のそれぞれの委員会で、中小企業者が当面する金融梗塞の現状にかんがみて、徴税上何らかの特別措置を講ずる必要がある旨述べられておるのであります。本日の新聞の報ずるところによりますと、大臣のこの方針に基づいて徴税当局はこれに対する具体的な措置について研究がなされて……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/02/26、30期、民主社会党)

○春日委員 私は企業組合に対する法人税、企業組合に対する所得税、これらの課税のあり方について当面する重大な疑義をただしたいと存じます。この問題は非常に高度の徴税理論を判断の材料とせなければなりませんだけに、特に主税当局の御意見も伺いつつ、またこれはやはり政策上の重大な問題でございますから、特に大臣からそれらの諸問題についての御意見を承りたいと思うのでございます。  このほど全国中小企業団体中央会から各党に対して企業組合の問題について要請がございました。申し上げるまでもなく、全国中小企業団体中央会は中小企業の共同組織としてのわが国の基本組織でございまして、国からも年間一億をこえる運営上の助成が行……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/06、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、まず冒頭に、税調の運営について、会長に対して一個のアドバイスを行ないつつ、所見を伺いたいと思うのであります。と申しますのは、このように徴税行政の基本についていろいろと論じつつあるのではありますが、しかし、現実には答申が行なわれた後において、かつまた、予算がすでに組まれ、それぞれが制度化された後において論じております。言うならばあとの祭りでございます。私、考えまするのに、この徴税行政なるものは、とにもかくにも国民の財産というものに決定的なる影響力を与えております。かつはまた、行政費歳出の大多分のものがこの国民の税の負担によってなされておることにかんがみまして、国政全般の中におい……

第46回国会 大蔵委員会 第19号(1964/03/12、30期、民主社会党)

○春日委員 ただいま田中君の御質問の中で公取委員長が答えられて、何か確信がない。いうならば意欲的な気配がない。これはまことに残念だという御指摘がございましたが、私も同感でございます。と申しますのは、なるほど公取の職員機構というものはまことに小さなものではありますけれども、法律の構成は非常に強烈なものでございます。たとえば第四十条においては、公正取引委員会は必要ならば官公署の役人、特別法人、事業者、それに対して出頭を命じ、資料、情報の提出を求めることができる。第四十一条においては調査能力がなければそれを充足することのために嘱託することができる。国家の機構をことごとくあなたは使うことができるのです……

第46回国会 大蔵委員会 第20号(1964/03/13、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、医師会の代表が久しぶりに御出席を願った機会でありますので、医者の所得に対します租税特別措置法、すなわち社会保険診療収入七二%の損金算入の限定課税のあり方について、この際御意見を伺っておきたいと思うのでありますが、その前に医業の所得はどういう性格の所得であるのか、この際正確に認識をして判断をする必要があると考えますので、主税局長にお伺いをいたしたいのでありますが、この医業による所得はどういう所得と区分されておりますか。まずこの点について泉さんから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これが法律上事業所得として区分されておりますにもかかわりませず、事業所得であるならば、これ……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/17、30期、民主社会党)

○春日委員 私は民社党を代表いたししまて、本日突如として断行された日銀公定歩合二厘引き上げの問題について、大臣の所見を伺いたいと思うのでございます。  まさに青天のへきれきということがございまするが、このことは従来の政策論議の経過に徴しまして、われわれは異様なショックを受けたのでございます。と申しまするのは、われわれは、この際わが国の外貨事情を好転せしめることのためにはすべからくこの公定歩合を引き上げすることによって投資意欲を抑制することが必要であろうということを強調いたしてまいりました。これに対する池田内閣の総理並びに大蔵大臣の答弁は、われわれはその策をとらないものである、すなわち金融機関の……

第46回国会 大蔵委員会 第26号(1964/03/26、30期、民主社会党)

○春日委員 日本銀行が中央銀行として行使されるさまざまな金融政策の中で、わけてこの金利政策というものは中央銀行の政策の基本的な、かつ正当的なものとして、これが特に活用されなければならぬと考えておるところでございます。したがいまして今回日本銀行総裁がとられた公定歩合二厘引き上げの措置は、金融情勢にかんがみ一個の英断であるとして、われわれはこれを理解いたしております。しかしながら今回の引き上げにつきましては、日銀総裁は政府首脳部と十分連絡をとってこのことを行なったと言われてはおりますけれども、われわれが国会における審議の実態に徴しまするのに、総理大臣は低金利政策を堅持されておりました。また大蔵大臣……

第46回国会 大蔵委員会 第28号(1964/03/31、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、時間も迫っておりますので、問題を一点に集約して大臣の所見を伺っておきたいと思うのであります。  このことは、われわれのかねての持論でありまする中小企業産業の擁護の立場からの質問でございます。御承知のとおりこのOECDへの加盟、八条国への移行、漸次完全開放経済へと向かっていくのでありましょうが、こういうような場合、外国の資本、技術がこの国土に上陸をいたしまする場合に、何といってもわが国の産業が相当の圧迫を受けることは火を見るよりも明らかであります。わけて現在の中小企業の後進性から判断をいたしまして、特に中小企業が受けるであろうところの圧迫というものは相当甚大なものがあろうとおも……

第46回国会 大蔵委員会 第30号(1964/04/02、30期、民主社会党)

○春日委員 両代表にお伺いをするのでありまするが、この不当な歩積み、両建てをなくすべしとの問題につきましては、これは中小企業金融に対する実質金利を低くいたしますることのためにも、またわが国の産業、経済の中において公正なる取引の秩序を確立するというこのためにも、各界各層からも強い御要請がありますばかりでなく、本院は各委員会においても、本会議においても強くこの問題を指摘をいたしてまいったのでございました。かくて本日の情勢のもとにおいては、かねて御承知であられましょうが、渡邊公正取引委員長はこの不当な歩積み、両建ては独占禁止法違反である、したがって何が独占禁止法に違反をする不当な歩積み、両建てである……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/04/08、30期、民主社会党)

○春日委員 証券行政の問題につきましては、本委員会でも、大蔵省でも、また取引所でも、いろいろと研究が進められておると思うのですが、特に取引所の問題、証券業者の問題、取引資本の問題、売買資本の問題、いろいろと改善、改革を要すべき点が実にあると思うのでございます。したがいまして、これについてはわが国産業経済の健全な発展をはかりますためには、われわれも大いに調査研究を進めますけれども、何と言っても取引所が象徴的中核体でございますから、大いにその気になって御研究を願わなければ相なりません。本日は時間がありませんので三、四の要点について両責任者の御見解をただしたいと思うのであります。  まず第一番に取引……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/05/07、30期、民主社会党)

○春日委員 私は問題を整理してひとつ御答弁を願いたいと思うのでありますが、たとえばこの法律に必要なる財源というものは三月三十一日に消滅をいたしております。なくなっております。このことは客観的な歴然たる事実になってあらわれてまいっております。それから三月三十一日までにこの法律案が上がらなかったという事実関係もまた明白でございます。このような認識の上に立って、この法律に必要なる財源はいかに措置すべきか、こういうことをあらためて判断をするといたしまするならば、予見とか予見でないとか、こういう問題は全然なくなってしまって、いまこの法律をわれわれは審議しておる、政府提出の法案を審議しておる。しかしながら……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/05/14、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、政府に対する質問に入ります前に、委員長に対して委員会の運営のあり方について、その所見をただしたいと思います。  いま本委員会は、酒の行政について、特に当面いたしております基準価格の廃止でありますとか、あるいはまた酒類販売の免許基準の緩和でありますとか、当面する重要な問題についての国政調査、政策審議をいたしておるのでございます。この行政のあり方いかんによりましては、実に二兆九千億に達する租税収入のうち、かれこれ三千数百億になんなんとする、租税収入全体に対して一二%に当たる酒税の確保がどうなるのであるか、あるいは全国における関係業者十数万の諸君のその事業の推移がどうなっていくのか……

第46回国会 大蔵委員会 第52号(1964/06/12、30期、民主社会党)

○春日委員 二十分の制限がございますから、要点簡略に伺いたいと思います。  まず第一番に、本委員会は所管することが広範でございますので、したがって会期中に保険業法についていろいろと御意見交換をいただくチャンスの少ないことはまことに残念でございますが、きょうもまた時間の制約がありまことに残念でございます。  私は、この際基本的な理念についてわれわれの認識することを申し述べて所見を伺いたいのでございまするが、由来、この保険事業というものは、私は営利事業ではないと思うのでございます。経営の原則はいわゆる給付と反対給付、均等の原則のしに立っておると思うのでございまして、言うならば、保険会社はもうけては……

第46回国会 大蔵委員会 第54号(1964/06/17、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、この税理士法なるものが、その資格を有する者に対して特定の権限を付与するものでございまして、また付与されたその税理士がこの法律に違反をした行為を行ないます場合は、懲役、罰金の刑罰に処せられます。わけてこの税理士の処分を通じて国民の財産権に至大の関係を与えるものでございますから、したがってこの税理士の職員あるいは使命、こういうようなものはやはり明確に理解されなければならぬと思うのでございます。しかるところ、さきに社会党の諸君から、また自民党の諸君からも、その職責について相当突っ込んだ御質問がございましたけれども、私もそれらの質疑応答を謹聴いたしておりましたが、なお十分に解明されな……

第46回国会 大蔵委員会 第56号(1964/06/25、30期、民主社会党)

○春日委員 私は民社党を代表いたしまして、ただいま提案をされました不当な歩積み両建ての規制に関する決議案に対しまして、賛成の討論を行ないます。「たどりつき振り返りみれば幾山河、越えては越えては来つるものかな」というのは河上肇先生が長かった、かつ困難な労働運動の来し方を振り返られてされた歴史的な詠嘆でありまするが、私もいまここに、十数年にまたがって本委員会で激しく論難、糾弾され、なおかつ何ら成果のあがり得なかったこの問題が、いまここに十分であるとは申しがたいではありましょうが、大蔵省に対してはその行政指導を通じて、また公正取引委員会に対しては、その職権発動の方向について一個の姿勢が整えられた。こ……

第46回国会 大蔵委員会 第58号(1964/07/03、30期、民主社会党)

○春日委員 ただいままでいろいろと御高見を拝聴いたしたのでありますが、私の受けました印象では、芸能家を含めて、わが国の芸術家の所得に対する徴税制度というものは何となくまだ星雲状態にしかないのではないか。固まっていない。税務署はこの法律をしゃくし定木に解釈、適用して、やりたいことをやっておる。そこで芸術家ははなはだ苦しんでおり、中には適当な自家調節を行なっておる人もある、こういうようなことに私は印象を受けた次第でございます。したがいまして、この問題はいまや一個の社会問題にも政治問題にもなりつつあるわけでございますから、早晩、合理的な解決、妥当な措置がはかられなければ相ならぬのでございましょうが、……

第46回国会 大蔵委員会 第59号(1964/07/14、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、かねて第三相互銀行の株式をある特定の意図を持って買いあさっておりますることに対しまして、そのような資金を流すものがもし金融機関であるならば、銀行法に照らしていかがなものであろうか、また、事実上証券取引法や証券取引所の定めておりまする定款の中に取引の信義則というものもございまして、これまたそのような野望を持って買いあさるものに対して、その意図にこたえて売買した証券業者に対しては、これは過怠金から除名の処分まで定めておるのでありますが、こういう一連の問題について、私は本日これを質問いたしまして政府の善処方を求めようといたしたのでありますが、先ほど高橋銀行局長から、局長の責任におい……

第46回国会 大蔵委員会 第61号(1964/09/15、30期、民主社会党)

○春日委員 高橋銀行局長にお伺いいたすのでありますが、まず、ただいま提出されました「歩積・両建預金等の集計結果」この資料の権威についてただしたいと思うのであります。  もとより、われわれは銀行局の提出された資料を基礎にいたしまして、わが国の金融行政、実勢を把握し、それを対象として政策を論じ確立するのでありますが、したがってこの資料はやはり国政運営の基礎になるものでありますから、当然法律に基づいて十分責任ある、また権威のある資料であると思うのでございます。しかるところ、私がちょっと不安に思いますることは、たとえばD項にあります自粛対象預金の額でございます。これは当時――当時と申しまするのは本年の……

第46回国会 大蔵委員会 第62号(1964/09/28、30期、民主社会党)

○春日委員 私は理事会の決定によりまして、持ち時間が五十分以内と制約をされておりますから、私の質問を要旨集約をいたしますので、大臣の御答弁もそれに御協力を願いたいと思います。  第一点は、政府の証券行政についてお伺いをいたしたいと思うのでありまするが、政府は去る九月十七日でございまするか、大蔵省において株価対策に一個の基本線を定めまして、これに基づいて日銀、それから金融、産業界、証券業界、こういう首脳を集められまして、それぞれ基本線の実施について協力を求められたと新聞の報道によって承知をいたしました。それによりますると、その一つは証券業者に対する日銀融資の制度化に関する問題、他の一つは共同証券……

第46回国会 大蔵委員会 第63号(1964/10/29、30期、民主社会党)

○春日委員 だいぶ時刻もたっておりますから、簡単に質問いたします。  第一番に、酒団法の関係でお伺いをしておきたいと思うのでありますが、御承知のとおり、この団体法も改正をされまして、不況事態に対処するための業者間協定、こういうものについては、一段と前向きの形で、法的措置がさらに濃縮した形で確保されております。こういう中において、酒団法はそういうようなこととは全然別個の世界のような感じで、酒団法の改正に符節が合っておりません。ことしの春の通常国会で、酒団法を改正せなければならぬのではないか。たとえば、四十二条の五項でありますとか、少なくとも組合協約に関する問題、それから組合協約に関する交渉の応諾……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 大蔵委員会 第4号(1964/12/18、30期、民主社会党)

○春日委員 まず第一番に、この共同証券の性格についてお伺いをいたしたいと思うのでありまするが、これはいま配付されました資料によりまして検討いたしまするならば、これは単なる証券取引上の一証券会社にすぎない、しかも会員権を持っていないのでありますから、したがって非会員の証券業者と同列のものと見るべきであると思います。このような性格を持っております共同証券に対して、何らの法的根拠なくして政府または日銀がこれに何らかの特別の待遇を与えておるということは適当ではないと思うのです。特に憲法第十四条においては、すべて国民は法の前に平等の原則をうたっておる。特に政治的、経済的または社会的関係において差別的な待……

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/02、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、この国会が開会されまして以来、佐藤総理の御発言を注意深く拝聴いたしてまいったのでありますが、しかしながら、それには何かしら一国の内閣総理大臣として厳然として貫くものが見受けられないことをはなはだ遺憾に存ずるものでございます。しかしながら、私はこのことについては、あるいは総理が民生政治の中において、民主政治は議会政治、議会政治は政党政治であるが、この与党の自民党の中において、いまだ何らの責任的立場に立たれていなかったことに理由があるのではないかと拝察をいたしておりました。さりながら、総理は昨日の自民党の大会において総裁として御選任を受けられたのでございますから、いまや総理、総裁……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 商工委員会 第33号(1965/05/07、30期、民主社会党)

○春日委員 下請代金支払遅延等防止法について、公取委員長並びに政府委員に質問をいたします。  この法律は、高度に発展成長いたしておりまするわが国の経済社会において、特に利害の相克対立をいたしまする親企業と下請企業との取引関係において、これの取引の公正を期することのための立法でありまするが、しかしながら実際には、本日まで有名無実のそしりを免れなかったと思うのでございます。したがいまして、今回これらの欠陥を補完いたしますることのために、必要なる改正が行なわれたとされておるのではありまするけれども、しかし、私の調査いたしましたところでは、なお随所に相当の疑義があり、なおその欠陥を十分に補足いたしては……

第48回国会 大蔵委員会 第17号(1965/03/09、30期、民主社会党)

○春日委員 昨年の秋には日特鋼、サンウェーブなどという中型企業の破綻がわが国産業経済界に大きな衝撃を与え、関連中小企業に連鎖倒産を来たしまして、これが大きな経済不安あるいは社会不安やがてはこれが政治不安に高まるのではないかと非常に警戒をされたのでございます。こういうような情勢を背景として、今回ここに突如としてわが国特殊鋼のチャンピオン山陽特殊製鋼、これが四百六十億円というような膨大な負債を負って会社更生法の適用を受けるという事態に相なった次第でございます。これは単なる一企業の倒産の問題ではないと思う。特に今回の山陽特殊鋼の場合は、下請が三百社をこえるというようなことであれば、これはもう大きな社……

第48回国会 大蔵委員会 第20号(1965/03/16、30期、民主社会党)

○春日委員 一、二点だけ中村参考人にお伺いをいたしたいと思います。  ただいまも佐藤教授からお述べがありましたように、やはり税制には財政政策上の要請と産業政策上の要請がある。しかし今回のこの利子所得にしろ、配当所得にしろ、特別優遇措置が、格段には産業政策上、これによってマイナスを生ずる財政政策上それを補うことができないように思われるという意見の開陳がございました。そこで、私はその点についてお伺いをしたいのでありますが、財政政策上の要請は、所得のある者には課税をなす。担税力強き者に重く、弱き者に漸次これを薄めていくという、この基本的な原則の上に立って、なおかつ特例として産業政策上これらの措置を講……

第48回国会 大蔵委員会 第21号(1965/03/17、30期、民主社会党)

○春日委員 私は酒団法について質問をいたしたいと思います。  まず最初に、酒類業者の自主性尊重に関する問題についてお伺いをいたしたいと思います。酒類の基準販売価格が存続をいたしておりました当時には、酒類業者はこの基準販売価格の制度がいわゆる保護価格、すなわち強制カルテルの機能を持っておりましたので、酒類の組合も酒税の保全というその大目的に従属をいたしておりましても、業界としてはその基盤がこの強制カルテルによって保護されておったのでありますから、おおむね安定をしておったものと目されるべきものと思うのでございます。しかるところ昨年の六月にこの基準価格が廃止され、しこうして価格の決定がもっぱら組合の……

第48回国会 大蔵委員会 第23号(1965/03/23、30期、民主社会党)

○春日委員 今回佐藤内閣は資産所得に対する優遇措置について、自民党用語で言うならば画期的、革命的措置をおとりになったわけでございます。このことはひとり本大蔵委員会ばかりでなく、国の内外に大きなセンセーションを投げかけていると思うのでございます。はたせるかなアメリカの徴税学者たちはこの優遇措置を批判いたしまして、去る三月十六日にわが国の有力新聞にその見解を寄稿いたしておるのでございます。特にアメリカのハーバード大学の徴税学の権威でありますオルドマン教授はこう述べられております。改正案のねらいは全くわからない。株価を上げるためというならばなぜそんな必要があるのか疑問が出てくる。利子所得と同じ扱いを……

第48回国会 大蔵委員会 第30号(1965/04/13、30期、民主社会党)

○春日委員 議事進行について。  私は只松君の質問と政府の答弁をよく謹聴しておりましたが、現実に経済政策を論ずるにあたりまして、あなたのほうに流通価格についての正確たる把握がない。そしてまた流通価格のオリジンでありますところの生産コストについても十分なる分析がない。こういうことでわれわれがこの重要なる法案を審議するといっても、これは審議する材料というものがないのだから審議のしようがないと思う。わけて私はここで重要な点を指摘したいと思うのでありますが、もし通産当局が答弁のごとく、国内産のLPGというものの原価という本のがただであるとするならば、その税金というものを負担する当事者というものは、これ……

第48回国会 大蔵委員会 第31号(1965/04/14、30期、民主社会党)

○春日委員 本委員会は証券行政はいかにあるべきか、これを深く論じまして、特に本日当面しておるような取引所の機能喪失の事態をあらかじめ予見いたしまして、それを改善的に予防的に避けることのために深く論じてまいったわけであります。これは河野さんが理財局長当時から本委員会においてもうすでに十数年にわたって論じてまいった。しかるところ、私は思うのに、これは証券取引所の意思というものが、現状になじむといいましょうか、その現実主義が純粋の政策理論というものに優先するというか、これを妨害をいたしまして、そしてことごとの改善改革というものが渋滞をしてきた、あるいはなし得ずして今日に至ってきた。そのことについて責……

第48回国会 大蔵委員会 第35号(1965/04/27、30期、民主社会党)

○春日委員 まず冒頭に申し上げますが、本日、堀理事の御発言によりますと、理事会の決定で証券取引法が上がるということでありますが、少なくとも金融と証券とはわが国産業行政の二大支柱であろうと存ずるのであります。本日はその基本法であります証券取引法、この改正案の審議がなされている。これに対して大臣も出ていない。これは予算委員会の関係で余儀ないといたしましても、さすれば当然政務次官が出て政策論議に応対しなければならぬ。その政務次官も出ていない。与党の委員も数名しか御出席になっていない。これはあまりひどいではありませんか。国会の正常なる運営というのに、一般の国政調査の場合はまたお互いに考慮をする点もある……

第48回国会 大蔵委員会 第36号(1965/04/28、30期、民主社会党)

○春日委員 ただいま小林君がみずから謙虚に、しろうとだから御答弁では真相がつかめないと言われておりますが、われわれは、金融問題については本委員会ですでに十数年間継続して論じておるのでございまして、ベテラン中の大ベテランだと存じておるのでございますが、われわれをもってしてもあなた方の御答弁ではあいまいもことして捕捉するところがない。それも真相を述べられていないからではないかと思うのでございます。比較的率直に述べられた上枝さんが、問わず語りに答えられたところによると、私たちは商売人だから、担保があれば貸すんだというような意味のことも言っておられる。あなた方の職責に対する認識というものは一体どのよう……

第48回国会 大蔵委員会 第38号(1965/05/12、30期、民主社会党)

○春日委員 私の時間は、遺憾ながら二十分しかありません。簡単に質問しますから、あなたも簡単に答えてください。  第一番に、現在の金融のあり方、それは大企業と中小企業とに対する貸し出しシェア、これに対する総裁の所見をお述べいただきたいと思います。  資料によりますると、現在の貸し出し総残高のうちで、特に都市銀行の貸し出しの対比率でありますが、これは総貸し出し九兆五千六百九十七億の中で、大企業向きと目すべきものがその大部分を占めておる。そうして中小企業に対するものは、わずか一兆八千百四十九億、全体に占める割合は一九%である。八〇対二〇と目すべきものでありますが、こういうようなアンバランスな貸し出し……

第48回国会 大蔵委員会 第41号(1965/05/26、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、大蔵大臣に一言冒頭に申し上げて、注意を喚起したいと思うのでありますが、たとえば今度の証券業界の健全なる運営をはかることのために、現在の証券業者の登録制を免許制に移行するなんという問題は、これはもう私が英断をもって踏み切ったんだ。しかし考えてみれば、これがもっと三、四年も前になされておったらば、こういうような破局を回避することもできたかもしれないというような意味のことを述べられておったと思うのでございます。私は申し上げたいのでありまするが、なるほど大臣はしばしばそういう卓見を述べられることがあるのです。たとえば歩積み、両建て廃止の問題についても、あなたが政調会長時代に、私は忘れ……

第48回国会 大蔵委員会 第45号(1965/07/21、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、山一証券に対する救済特別融資に関する二、三の疑義について総裁に御意見を求めたと思います。  私どもが承知いたしておりまする範囲では、今回の特別融資にあたって銀行は証券会社の手形を担保として日銀から貸し出しを受けるが、その手形の掛け目は八掛けだから、銀行は担保の不足分、すなわち手形の二掛けを別途有価証券の担保提供で埋めておる、こういうふうに伺っておるわけでございまするが、そこで、この場合、証券会社の手形というものはそのもの自体が無担保である、したがって、日銀の貸し出しといたしましては、その貸し出しの八掛け相当部分は全く無担保である、こういうふうに承知をいたしておりまするが、その……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第6号(1965/10/29、30期、民主社会党)

○春日委員 日韓条約に対しまするわれわれ民社党の基本的な態度は、平和外交をわが国が推進するにあたりましては、すべての国々と仲よくせなければならないが、まずもって一衣帯水の関係にある韓国とは正常なる国交の回復をはかることは当然のことである、このような意味合いと、さらには、わが国がポツダム宣言を受諾いたしましたその結果として、なお多くの懸案事項をかかえておるが、これらの問題は、しょせんは解決をはからなければならない、このような要請の上に立ちまするならば、わが党は、日韓条約を進んでこれを認むべきであるという基本的態度の上に立っておるものであります。しかしながら、はたしてそのような目的が達し得るもので……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会 第26号(1966/05/25、30期、民主社会党)

○春日議員 ただいま自民党、社会党から、十分理を尽くされての御答弁があったと思います。もとよりわが党も全く同感でございまして、その趣旨について、今後、法の運営に万全を期していただくよう努力してまいりたいと思います。

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1965/12/24、30期、民主社会党)

○春日委員 三分か五分ということでございますので、一問だけお伺いをいたしたいと思うのであります。  今日、日本経済をおおう深刻な不況というものは、一にかかって池田内閣のあの高度成長政策、これのもたらした当然の帰結であるといわれております。しこうして、この池田内閣の高度成長所得倍増政策なるものは「コバ中」の名をもって天下にとどろくあなたのアドバイスによるもの、これまた政界の歴然事項に相なっております。この問題については、開き直ってあなたと長い時間をかけて論じ合って日本経済の将来のために備えなければならぬと思うのでありますが、本日は六、七分ということでありますから、ただ一つお伺いをいたしたいと思い……

第51回国会 大蔵委員会 第14号(1966/02/25、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、本日は主として歩積み、両建ての問題並びに有価証券の運用預かりに関しまする諸問題について疑義をただしながら、その善処を求めたいと思うのでございます。  この問題については、本大蔵委員会はここ数年来熱心に、かつ鋭く検討を続けてまいりました。しかしながら、その後において一向改善の実があらわれてまいりませんので、これがいつしかわが国経済に大きな害毒を流し、また、わが国経済のひずみの中にたいへん悪い弊害を与えておる。こういうことで、本日は、予算委員会が政治委員会たるの使命感に立って、別室において懇談会が持たれておるようでございます。この問題は、本来的には本委員会で処理をせられなければな……

第51回国会 大蔵委員会 第21号(1966/03/16、30期、民主社会党)

○春日委員 私はほかの質問をするつもりであったけれども、塩崎主税局長の御答弁は、従来主税局がかちんかちんに頭の中で凝結せしめておるそのまま、これをあたかも謄写版のプリントを棒読みにするように同じようなことをしゃべりまくっておる。依然として一歩の前進もないし、せっかく永末君が研究をされて、問題の真髄に触れて質問を展開されておるのに、まるで自分の思ったことをひとりしゃべくりしておるみたいな形で、何らの反応を示されないということは、きわめて遺憾でございます。幸い十数年前主税局長でありましたわれらの親愛なる村山達雄君もここへ同席をされております。私は財政部長の坊君や藤井政務次官、みんなが心を開いてわれ……

第51回国会 大蔵委員会 第23号(1966/03/18、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、所得税法、法人税法並びに相続税法の三税法、いよいよ煮詰まっておるようでございますので、この三案に関係をいたしまして、特に政策的見地から大臣に所見を伺って、今後の善処を求めたいと思います。  第一番にお伺いをいたしたい点は、事業所得者の専従者控除の問題についてでございます。一体、この税法の中で事業所得に対する専従者控除の制度が設けられております政策目的は何か、また、その理由は何か、まずこの点について御答弁を願いたい。
【次の発言】 時間もだいぶ過ぎておりますので、できるだけ簡潔に、要点を集約して私も質問をいたします。しかし、塩崎局長の御答弁は、まるでずぶのしろうとにかんで含める……

第51回国会 大蔵委員会 第25号(1966/03/23、30期、民主社会党)

○春日委員 大臣に対する質問許容時間なるものは、大体のめどはどれだけですか。
【次の発言】 いま五時十五分で、五時半までというのはどういうことですか。そんなことは認めません。衆議院優位の原則を忘れてもらっては困る。われわは歳入委員会として、ここにいま重要なる租税関係法案の審議もまさに大詰めに迫っておるのです。この重要なる段階において、衆議院における審議が阻害されるというがごときことは、当然衆議院大蔵委員長の努力によって、参議院との間に調整をはかってもらわなければならぬ。すなわち、われわれが十分審議を尽くすだけの時間の確保措置、これをとってもらわなければならぬ筋合いのものであると思いますので、わ……

第51回国会 大蔵委員会 第31号(1966/04/13、30期、民主社会党)

○春日委員 わが国財政は、今年度から公債政策を取り入れることに相なりました。しかも、この公債政策は、本年度を基点として将来はなはだ長期にまたがりまして、かつは、大蔵大臣の述べるところによりますと、相当ボリュームを持つものでございまするだけに、したがって、わが国の金融政策もこれにこたえて適切なる応対策をとらなければ相ならぬと存ずるのでございます。私は、本日、堀君がやかましく時間の制限を言いますので、論点を集約してお伺いをいたしますから、そのように御答弁も御協力を願いたいのでありまするが、言うならば、公債政策のもとにおけるわが国の金融政策はいかにあるべきか、ここに論点をしぼってお伺いをいたしたいと……

第51回国会 大蔵委員会 第32号(1966/04/15、30期、民主社会党)

○春日委員 大体、私の持ち時間が二十分ということでございます。この間に、私は重要なる問題七項目について質問をいたしたいと思います。一項目質疑応答を通じて三分間、これでこなしたいと思いますので、このように御協力のほどをお願いいたします。  そこで、この地震保険法というものの基本的性格について、御両氏にお伺いをいたしたいと思うのでございます。  由来、保険事業、損保事業と申しますものは、公共的性格が強いとはいいながら、これは営利事業である。ところが、今回のこの地震保険は、国が国民の血税三千億円を限度とする予算外の債務負担をするという立場において、これは非常に政策的色彩が濃厚であり、公共的意味も非常……

第51回国会 大蔵委員会 第33号(1966/04/19、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、この際、地震保険法案について所要の質問を行ないたいと思います。  第一番に、この保険者の身分、資格条件についてでございますが、この法律の第二条によりますと、地震保険の保険者は損害保険会社のほかに、火災共済事業を行なう法人で大蔵大臣が指定するものとなっておるのでございます。したがいまして、火災保険会社のほか、少なくとも火災共済協同組合、これに対してはこの地震保険の保険者という身分がこの法律ではもう法定されておると思うのでございます。しかるところ、現実にこの中小企業団体法、中小企業等協同組合法の火災共済協同組合、その条項ではそういうことができるような法文に相なっておりません。した……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1966/03/16、30期、民主社会党)

○春日議員 それでは、お許しを得まして、消費者基本法案の提案理由を説明いたします。  すべての国民は、毎日の衣食住の個人消費を繰り返している意味において、すべて消費者であります。国民経済を拡大し成長せしめている力として最も大きいのは、産業の設備投資や在庫投資のような民間企業活動にあるのでもなく、また中央地方を通ずる財政の購買力にあるのでもありません。最大の力は国内の最終需要者である国民の個人、家庭、集団の消費購買力にあります。政府資料によっても、昭知四十一年度の国民総生産規模三十兆八千五百億円のうち、個人消費支出は十六兆六千億円を占め、全体の約五三%に達するものと想定しております。  このよう……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1966/06/22、30期、民主社会党)

○春日議員 ただいまの村山委員の御質問は、この消費者基本法案をおとらえになりまして、これは物価政策の一環としてとらえられておると思うが、という御質問であるかのごとくに受け取ったのでありますが、実は私どもは、最初は、クリーピングインフレーション、おそるべきこの忍び寄るインフレ対策として、物価対策として政策研修を行なったのでありますが、それを研修してまいりまする過程の中において発見をいたしましたことは、とにかくわが国の国民経済の中におきまして、その総消費量の半分以上程度のものが、結局は国民の個人消費に充当されておるものである、こういう立場から、国の政策の現状をいろいろと検討を加えてまいりますると、……

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/05、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、民社党を代表いたしまして、今回の大惨事に遭難されましたお気の毒な遭難者各位に心から御同情申し上げ、その御冥福を祈りながら、当面の重要な二、三の問題について政府の所見をただしたいと思います。  まずその第一点は、ただいま楯君からも政府に御要望がありましたが、遭難者各位に対します補償の問題並びに遺家族に対する援護措置についてでございます。もとよりこの種の問題は、本質的には企業責任に帰結する問題であるかもしれませんけれども、しかしながら、この事業が厳重なる政府の管理、監督のもとに置かれておりまする事業でありますだけに、さらに今回の被害が大きなものでありますだけに、特にその企業責任だ……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/02/08、30期、民主社会党)

○春日委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する重要なる内政、外交の諸問題について、その基本について政府の所見をただしたいと思います。  まず、冒頭にお願いをいたしておきたいのでありますが、私の質問時間は三時までと局限されておるわけでございます。本会議の関係で延引が許されぬとのことでございますので、私もあとう限り質問要旨を集約してお伺いをいたしますので、政府のほうにおかれましても、答弁は要点に限ってひとつ簡潔にお願いをいたしたいと思います。  まず最初に、現行日米安保条約の将来のあり方について、佐藤総理の見解とその方針をただしたいと存じます。ついては、この質問に入る前に、国際社会の現状につ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会 第1号(1966/07/15、30期、民主社会党)

○春日委員 ちょっと議事進行のために発言。  きょうは、なおあと五、六人質問があると思うのだ。お互いに審議を尽くすことはやぶさかではないけれども、泉君の答弁を聞いておると、イロハのイからおしまいのンまで全部答弁が長過ぎると思うのです。時間もすでにもう三時ですから、質問者もできるだけ簡便に要点に限り、答弁はその質問事項に限って、付帯事項は必要ならまたあらためて聞くことにして、簡潔にやっていただきたい。
【次の発言】 私は、酒税の確保と酒類業界、特に小売り事業の安定、こういう問題に重点を置いて、当面所与の問題について質問いたしたいと思います。  一昨年でありましたか、酒類の基準販売価格が撤廃されま……

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/22、30期、民主社会党)

○春日委員 ちょっと関連して一つだけ。  私は、いま官房長の御答弁の中で、聞き捨てがたい御答弁が一言あったと思う。  それは、そこの社長の島崎君なる者は大蔵省出身の者であるから、特に間違いがあってはならぬと思って、そのような格段の配慮を加えた、こう申されたが、少なくとも大蔵省のほうはそういうような行政慣例になっておるのですか。たとえば、金融機関に対して、大蔵省出身者のものについては格段の配慮が何らか加えられておるのであるか。われわれの常識の範囲内では、国民は法律の前に平等である。行政は法律に基づいて執行されるものである。すなわち、そのような厳粛なものでなければならぬ。公正なものでなければならぬ……

第52回国会 大蔵委員会 第9号(1966/11/08、30期、民主社会党)

○春日委員 佐藤総理に対しまする脱税被疑事件の国政調査は、武藤君によって辛らつな調査が進められておりますが、いまその質疑応答を承っておりまする限界では、とてもとても国民の疑惑が晴れないのみならず、一つのうそをつけば次々と余儀なくうそを誘発してまいりまして、事態はいよいよ悪化するばかりであると思うのでございます。  冒頭に、私は福田大蔵大臣にお伺いをするのでありますが、貴殿は、何といっても佐藤内閣の実質上の副総理、全く佐藤内閣をささえる一大支柱であると目されております。蔵相は一体現在のこの政局を何と見るかということでございます。田中彰治事件に発端をいたしまして、自乗政府の要人にして次々と職権乱用……


春日一幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1964/02/13、30期、民主社会党)

○春日小委員 歩積み、両建ての問題についてお尋ねいたしたいと思うのでありまするが、この問題は先般の大蔵委員会でも私が田中大蔵大臣に若干質問いたしましたとおり、すでに歴史的に大蔵委員会で論ぜられ、商工委員会でも同様論じられているわけです。また参議院においてもしばしば政策論議として激しく論じられているところでございます。かくて一月の二十四日の衆議院本会議において私の質問に答えて、総理が、大蔵大臣も正大な決意をいたしておる、それから公正取引委員長も重大な関心を持ってこれの解決に進んでおる、よって総理としても十年来の持論であるからこれをなくすることのために以前にも増した努力をすることを誓う、こういうよ……

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1964/02/20、30期、民主社会党)

○春日小委員 先週の本委員会におきまして、不当な歩積み、両建てが独占禁止法に違反をするの疑いがありはしないか、こういう問題について調査をお進め願ったわけでありますが、その間、いわゆる相銀方式、それから全銀連方式、この二つの自粛方式が提議されまして、大蔵当局はこれを了承し、この推移を監視する、こういうような方針が打ち出されておるのでありますが、さすればこのような方式を容認することは、むしろ逆に、その一定限界における歩積み、両建てを制度的に容認する形になって、一方このことは独占禁止法の違反行為を行政当局がこれを認めていくという形に相なる危険がなくはない。われわれがここに論じておりますのは、すなわち……

第46回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第5号(1964/05/22、30期、民主社会党)

○春日小委員 まず第一点は、債務者預金の借り入れ対比率についてでありますが、高橋さんのリストによりますと、今回の調査と前年度の調査とは相当似通っておると思うのです。差は大きくあっても一〇%内外ぐらいのものじゃないか、ところが別途公取の今回の調査とこれを対照いたしますと、都市銀行については大同小異でありますが、地方銀行、相互銀行、信用金庫について見ると、銀行局の調査と公取の調査とがかれこれ二〇%以上開いておると思うのです。これについて冒頭両氏から御説明のときに述べられたように、いずれにしても、こういう困難な調査だから必ずしも正確を期しがたいとは述べておるが、しかしいずれにしても政府機関が相当の努……

第46回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1964/05/15、30期、民主社会党)

○春日小委員 私、特に委員長から慫慂を得ましたので、この意味において、わが党の見解というようなものを申し述べて御参考に供したいと思うのでありまするが、実は、私は、ずっと傍聴いたしておりまして、また、先会の速記録を拝見をいたしたのでありまするが、ただいま平岡君が述べられておりまするこの事実関係、これは、平岡君も本委員会におけるベテラン委員といたしまして、今回、党の重責につかれたゆえんをもって、大蔵から他に一時転じておられますが、とにかく草分け来のベテランでございまして、この問題については、深く検討され、また、取り組んでおられるわけでございます。しかし、その冒頭のスタートが、純粋にこれは徴税行政の……

第46回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第3号(1964/06/05、30期、民主社会党)

○春日小委員 せかれておりますので、私は二、三分ほど私の見解を述べて長官の善処を求めたいと思うのでありますが、私は行政のかなめは厳粛なる人事管理にあると思うのであります。いままで渡辺君、平岡君の御質問を伺っておりますと、これは白なりという確信のもとに質問が行なわれた。また長官側の御答弁によりますと、これについては黒であるという一個の信条をもって御答弁がなされておりますが、しかし実際的には、われわれが受けております第三者的印象は、何となく長官の論証も脆弱であるということでございます。たとえばいま有馬君が述べられたような、いわゆる税務代理士を契約せしめる等の問題にいたしましても、その他いろいろのや……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1965/05/17、30期、民主社会党)

○春日小委員 きょうはわが国基幹産業の基本秩序について研習会みたいな形の懇談会ということでございますので、私もいろいろと伺いたいことがあるのですけれども、特に一つの基本的な考え方に集約して質問をし、御高見を拝聴したいと思うのであります。  きょうの当面する主要タイトルは、融資ルールあるいは投資ルール、増資ルールというような問題の周辺をめぐる問題だと思うのでありまするが、いま金融界でも、また堀越さんのほうでも、これを自主調整によって何らかのけじめをつけていこうというようなお考えのように伺っておるわけでございますが、私はそういうことが単なる自主調整で実際の効果をあげることができるであろうかどうか、……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1965/08/04、30期、民主社会党)

○春日小委員 関連して伺いたいのですが、いま武藤君が指摘されたように、この匿名預金なるものの本質あるいは発生の淵源となるものは脱税的なものであり、あるいは隠匿財産であると思うのです。そうすると、いま岩佐さんが、そういうような制度が自己資本蓄積のために何らかの機能を果たしているように言われたけれども、事実上表見資本として活用できないのですから、機能がないわけですね。しこうして、その匿名預金あるいはその偽名預金なるものの所有権も、これは不明確だと思うのですよ。会社が脱税したものであるから会社のものであるのか、あるいは社長が脱税したとすれば社長の帰属になるのか、所有権も不明確だと思うのです。しかも、……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1966/06/24、30期、民主社会党)

○春日小委員 私は、この共同証券と証券保有組合の機能をいろいろ研究してまいりました過程の中で、実はそれ以前の問題として、証券保有という基本的な問題について大きな疑義を抱くに至りましたので、この機会にこれをお伺いいたしたいと思います。すなわち、その問題は、持ち合い株の弊害についてでございます。  申し上げるまでもなく、最近の傾向といたしましては、企業が安定株を確保いたしまする手段といたしまして、同一系列の企業間で株式の相互持ち合いなどが盛んに行なわれるようになった。ことに、大会社ではその株が分散をいたしておりまするから、したがって、たとえば二〇%程度の割合の株式保有で全体の支配も可能である、こう……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、民主社会党)

○春日分科員 私は、固定資産税中、なかんずく償却資産税について、本日は主としてその免税点の設定のあり方について政府の見解をただしながら、私の意見を申し述べて、ひとつ善処方を求めたいと思うのであります。  申し上げるまでもなく、固定資産税の課税客体と申しまするものは、土地、家屋、これに償却資産を加えて、三つからなっておるのでありますが、なかんずく、その償却資産なるものは、例の昭和二十五年のシャウプ勧告、これに基づいて新しく創設されたものでございました。したがって、この新しい制度は、私ども国民にも十分なれてはいないし、また、徴税技術上、十分まだこなされていない、そういう意味で、この制度は、いまなお……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1966/07/21、30期、民主社会党)

○春日小委員 まず最初に、政府に向かって御質問を申し上げます。  ここに提出されました資料なるものは、去る昭和三十九年の大蔵委員会の議決に基づいて、その後の行政効果を提示する、こういう意味で提出されたものでありますか、いかがですか。
【次の発言】 委員会の決議は、かねて御承知であろうと思うのでございますけれども、いま、あなたの説明を冒頭伺いますると、これは過当なる歩積み・両建て、こういうイニシアルで説明をされましたが、まさにそのとおりでありますか。
【次の発言】 委員会の決議は、そんなものは決議いたしておりません。委員会の決議は、ここにありますように、不当な歩積み・両建てである。しこうして、項……



春日一幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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