春日一幸 衆議院議員
29期国会発言一覧

春日一幸[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
春日一幸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは春日一幸衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

春日一幸[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第13号(1961/03/05、29期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ここに議題となっております、政府提出の昭和三十六年度一般会計予算外二件の予算案並びに日本社会党提出の組み替え動議に反対し、以降、その理由について、逐次これを明らかにいたしたいと存じます。  まず、政府案に反対する第一の理由は、自民党とそのそでに隠れた圧力団体との暗躍によって、この予算案は、彼らの手あかとともに、水ぶくれした不健全予算であるからであります。  池田内閣は、さきに減税と社会保障及び公共投資の三大政策を天下に公約いたしました。しかるに、この予算に示されたものは、減税は小幅にとどまり、社会保障は不徹底に終わり、公共投資といえども、たとえ……

第38回国会 衆議院本会議 第54号(1961/06/08、29期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提出されました衆議院議長清瀬一郎君不信任決議案に対しまして、ここに反対の意思を明らかにするものでございます。(拍手)  この議長不信任案の特質は、社会党が政治的暴力行為防止法案の成立を阻止せんがための戦術、戦略の一こまとしてこれを行使されておるところにありまして、これは、議長本来の実績について公正なる検討を行なわれたものとは了承いたしかねるのであります。(拍手)提案者は、議長を信任せざる理由として、昨年の新安保国会における責任を問われておるのでありまするが、これを、本日、この機会における不信任理由とされることにつきましては、いささかその……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第16号(1961/10/27、29期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民主社会党を代表し、今回の株価の暴落について、政府に対し、緊急を要する諸問題について質問を行ないたいと存じます。(拍手)  株価は、七月の新高値を頂点として、自来、大暴落に陥り、ために、証券業界、産業界はもとよりのこと、広く大衆投資家は、まさに恐怖的衝撃を受けつつあるのであります。一体、ここ数年来高らかに喧伝されたあのような証券ブームが、かくも急激にくずれ去ったその原因は何であるのか、またその責任の所在はいずこにあるのか、しこうして、この異常事態を収拾するために、池田内閣のとらんとする当面の対策は何か、加えて証券市場に再びかかる波乱を生ぜしめないための恒久的施策は何か、事態……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第37号(1962/04/17、29期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民主社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました自民、社会各党提出にかかる中小企業基本法各案について、それぞれの提案者並びに政府に対し、以降基本的な諸点について疑義をただしたいと存じます。  まず、池田総理にお伺いをいたします。  わが国経済の現状にかんがみ、中小企業の安定と振興をはかるためにこの種の法律を制定せよとの論議が、ここ数次の国会にまたがって繰り返し強調せられ、総理並びに所管通産大臣は、そのつどそれにこたえられて、政府は、この国会会期を目途としてその法案を提出するよう努力するとかたく言明せられて参りました。また、一昨年来の中小企業諸団体のあらゆる大会の中心スロー……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第24号(1963/05/17、29期、民主社会党)

○春日一幸君 私は、民社党を代表いたしまして、特定産業振興臨時措置法案、並びに市場支配的事業者の経済力濫用の防止に関する法律案について、政府並びに社会党提出者に対し、以降、重要なる諸点について質問をいたします。  まず、政府に対し、特定産業振興臨時措置法案について伺います。  この法案は、要約すれば、貿易自由化対策とか、国際競争力強化策などを題目といたしてはおりますが、その中身は、特定産業のため独禁法を骨抜きにして、いよいよその独占の強化をはかり、今後政府はこれら独占企業に対し、さらに資金上、税制上独特の優遇を加えんとするものであります。言うならば、この法案は、大企業と保守政権のやみ結託に基づ……

春日一幸[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

春日一幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 大蔵委員会 第5号(1960/12/20、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、アメリカのドル防衛措置と、これに対応する当然わが国としての自衛措置、すなわち最終的には金保有の政策、これとの関係について要点を緊急性のあるものについてのみお伺いをいたしたいと思います。  戦後、ドルは、金にかわる地位を占めまして、世界最高の通貨としての価値を保って参りましたが、ここ二、三年来のアメリカからの金流出が、ようやくにしてドルの危機を招いて参りました。かくて、十一月十六日には、アイゼンハワー大統領がドル防衛のための強行措置を指令いたしました。このようなアメリカのドル防衛措置によって節約される海外ドル支出は、約十億ドルといわれておるのでありますが、一方アメリカの第三・四……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会 第48号(1961/06/03、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、この際、石炭産業関係をも含めまして、わが国の中小企業の安定と振興の基本的な対策につきまして、政府の所見をお伺いをいたしたいと存ずるのでございます。  実は私は過ぐる予算委員会の場所におきまして、わが国の経済の高度成長、それから為替・貿易の自由化の趨勢に合わせるために、わが国の中小企業の後進性に対し、何らかの推進力を政治的に加えていくことのために、中小企業基本法のごとき、すなわち中小企業の安定と、振興に資することのための法的措置を講ずるの意思はないか、このことを通産大臣に質問をいたしたことがございました。しかるところ、当時通産大臣の御答弁は、その必要性はあるかのごとくに考えては……

第38回国会 大蔵委員会 第4号(1961/02/08、29期、民主社会党)

○春日委員 ただいま、堀委員から、標準率、効率でありますが、それを資料として提出せられたいという要求に対しまして、国税庁長官は提出いたしかねるという意味の御答弁でございました。これは、ただいま委員長のお取りなしはありましたけれども、まことにこれは国会の権威のためにも、こういうことは了承いたしかねると存ずるのでございます。国政調査権は憲法、国会法によって明確に規定されております通り、橋の上のこじきの生態から、最高検察庁の一切の検察業務まで、調査権の及ばざるということはない。わけても、現在論議せられておりまする徴税行政の中において、現在のこの税法というものは、言うならば、現在の制度が申告納税制度で……

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/15、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、山際総裁に対しまして、公定歩合がこのほど相次いで一厘ずつ二回引き下げられたことについて、お伺いをいたしたいと思います。  ただいまのお話によりますと、総裁は、この引き下げは、金融を緩和することのためでもなく、また景気を刺激するというような目的も考えていない、ただ単に国際経済の動向に見合わせるためにこのことをやったたのだが、さて経済界の受け入ればすなおにそっと受け入れられたものと見なされておるようでございます。かくのごとくに述べられたのでありますが、私はここで若干不安なしとはいたしさないのでございます。ここ数カ年間のわが国の経済の動向と、それから日銀のとっておられます公定歩合の……

第38回国会 大蔵委員会 第7号(1961/02/16、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、まず最初に、証券市場というものを回顧し、将来への展望を考えながら、当面いたしておりまする証券行政における重大なる問題三、四点について、政府の所見をただしたいと思うのでございます。  ただ、冒頭に申し上げておきますが、本委員会においては、証券行政について昭和二十九年に信用取引の問題、昭和三十四年の三月には投信の実質分離の促進方について、それこそ深耕細打する形で深く論じたのでありますが、政府は、熱意を欠いたのか、あるいは証券政治勢力に屈服をいたしましたのか、本委員会において指摘いたしました事柄を、時には焦点をずらし、時には物事をあいまいに過ごしまして、本日に至っておるのでございま……

第38回国会 大蔵委員会 第8号(1961/02/21、29期、民主社会党)

○春日委員 この間の続きとして、信用取引の問題一点にしぼって、大蔵省の見解を明らかにされたいと思います。  ただ、その前に、私たち今御答弁を伺って異様に感じましたことについて吉岡調査官にお尋ねしておきますが、今佐藤君の御質問に四大証券の年間宣伝費六、七億、それは手数料収入の五%のリミットだというような御答弁がございまして、しかも、この額は銀行筋と大差あるまいと思われる、こういうような答弁がございました。六、七億ということになりますと、月に五、六千万という膨大な額になります。六千万とすれば、かれこれ一日二百万、金融機関と大差ない、こういうあなたの認識は何か大きく開いておるのではないかと思うのでご……

第38回国会 大蔵委員会 第9号(1961/02/23、29期、民主社会党)

○春日委員 先生がお帰りになるようでありますから、ただ一点だけ、私ただいまの参考意見をお述べになりました中で興味深く拝聴した点がありますので、この点だけ明らかにしたいと思うのでありますが、それは、ただいま証券行政の重点について見解をお述べになりました。それによりますと、現在の証券行政は大衆の安全を守ることにあるようであるけれども、ここに重点を置くことは間違いである。先生の御意見をもっていたしますと、株をやるということは、投資家がリスクを負うことは当然事項であるから、従ってそのような投機性を否定しては株式市場は成り立たない。だから、株価が適正かどうか、市場が健全かどうか、証券業者が健全かどうか、……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/14、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、公正取引委員会が三十四年十二月一日これに認可を与えております野村証券外四証券会社が、それぞれ当時新たに設立をいたしました証券投資信託委託会社の株式、これを一〇%をこえて取得することを認可した理由につきまして、これはどう考えても裁量権の乱用、もしくは誤用した違法の認可と疑われるのでございます。本日は、この点について問題点を明らかにいたしたいと思いますが、その前に、せっかくの機会でありますから、この際証券業界、証券売買の中において行なわれておる一般的な独禁法違反の取引行為の疑いのある問題について、公取の意見をただしたいと任ずるのでございます。  なお、冒頭に申し上げておきますが、……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/15、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、この零細事業者の零細所得のうち、明らかにそれが勤労の対価として発生したと思われる所得分に対しては、何らかの基礎控除をしなければならないと考えておるのでございます。この問題は広く論じられ、また業界からも零細業者からも強い要望のあるところでありますが、この点について会長の御所見を伺いたいと思います。  現在、課税の対象は、大きく分類いたしまして、財産所得、勤労所得、それからもう一つは勤労所得と財産所得の合算所得の三つに大区分をすることができると思うのであります。財産所得に対してはそれぞれの基礎控除があり、勤労所得に対しては基礎控除があり、さらに給与控除がございます。ところが、第三……

第38回国会 法務委員会 第16号(1961/05/26、29期、民主社会党)

○春日委員 ただいま議題となりました政治的暴力行為防止法案に対し、私はここに修正案を提出いたします。なお本修正案は、自由民主党及び民主社会党の共同提案として提出をいたすものであります。以降その趣旨について逐次御説明申し上げます。  まず修正要旨の第一点は、本法案中の「思想的信条」という字句を「政治的信条」という字句に修正することであります。この点は実は原案の「思想的信条」の字句の解釈につきまして、当初から宗教上の信仰のごときは含まないつもりで立案されたことと思いますが、その解釈が必ずしも明確ではないきらいがありますので、本法案全体の趣旨からいたしまして、「政治的信条」と直した方がよいと思うので……

第38回国会 予算委員会 第24号(1961/05/18、29期、民主社会党)

○春日委員 まず最初に、最近の経済動向と金融政策について、総理の所見をお伺いいたしたいと思います。  総理はしばしば、また昨日もそうでありましたが、経済のことは私にまかしておけと揚言されておるのでありますが、私も池田総理が、その閲歴においてわが国有数の財政経済の権威者であられること、これは認めるにやぶさかではありません。けれどもその実績はどうかと申しますと、そのことごとくが常に成功をおさめておられるという筋合いのものではないのでありまして、特に池田財政が積極方針をとられたときには、おおむねその結末は景気の逆調を招きまして、幕切れば何となく悪い形に相なっておると思うのでございます。現にこの時点に……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 大蔵委員会 第4号(1961/10/13、29期、民主社会党)

○春日委員 私は今まで日本銀行がおやりになって参りましたさまざまな金融政策、通貨政策、これは堀君も横山君も指摘されました通り、たとえば昨年の八月に二厘下げられて、また一月に一厘下げられた、当時われわれは強い批判をいたしました。そうかと思うとすぐ四月に資金量を減らす措置をとられ、七月には逆に公定歩合を上げられ、九月にはまたもやそれを高められた、そういうような工合に、なされることが凹凸がはなはだしいのでございます。このことは日本経済をしてはなはだ歩みずらくしておる、つまづきやすくしておる結果、さまざまな障害が、大きな業界にも、わけて中小企業にも多く現われておること、これは御承知の通りであろうと思う……

第39回国会 大蔵委員会 第13号(1961/11/14、29期、民主社会党)

○春日委員 河野さんに伺います。既設的なクレジットのほかに、年間資金計画として活用できるいわゆるクレジット増、たとえば農協その他の金融機関から預託を受けられたとかなんとかいうものがどれだけふえているか……。
【次の発言】 市中金融機関からそれぞれ供与を受けたという短期償還の貸し出し純増の中に見合う資金量というものはどの程度のものを集められたか……。
【次の発言】 そうしますと、これは重要なことだと思うのだが、当初計画では、資金調達の割商の消化の純増純減の関係でもって百七十億のマイナスになっている。百七十億のマイナスになって、それをカバーするものは、結局はそれらのクレジット的性格のものと預金増と……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/10、29期、民主社会党)

○春日委員 今、国民の最大関心事は、一体この先わが国の景気はどうなるであろうかということであります。今金融が非常に苦しいようであって、何となくいやな金詰まりの気配があるけれども、一体この深さはどこまで落ち込んでいくのであろうか。何しろ御承知の通り、ついこの間まで所得倍増政策とか高度成長政策とか、かねと太鼓であおり立てられて参りましただけに、いずれも黄金景気に酔いしれて、このような急転直下と申しましょうか、こうした急変ぶりに、国民は真相がつかめない。そういうことで、この金詰まりが、一体単なる一時的現象なのか、それともこの先半年一年、半長期的に持続するものであるのか、いずれにしてもその真相がわかり……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 大蔵委員会 第5号(1962/02/02、29期、民主社会党)

○春日委員 関連。それは、自由経済の建前は、やはり一つの自由にして公正なる競争からコマーシャル・レートというものが出てくると思うのです。それは自由経済のもとにおいてその財産所有者に与えられ、憲法が保護している所有権だと思うのです、財産権だと思うのです。それを投資信託と証券会社とが一00%株を持っておることによって、投資信託が持っておるところのコール資金の大部分のものを、親会社がこれを独占的に保有しておる。そうでありましょう。それだから自粛レートといったところで、こうしなければならぬというならば、これは法律によってやらなければならない。自粛レートは何も権威のないものです。憲法のもとにおいて、自粛……

第40回国会 大蔵委員会 第12号(1962/02/20、29期、民主社会党)

○春日委員 まず最初に、証券政策についてお伺いをいたします。  これらの諸問題につきましては、私は、昨年の十月二十七日の衆議院本会議におきまして、株価対策に関する緊急質問の中で、証券業者の誇大広告の取り締まり、それから証券業者の職能分離の問題、それから売買仕法、特にバイカイの是正に関する問題、それから証券金融の強化に関する問題、それから第五には、証券取引審議会を改組すべきであるという問題、第六には、証券行政機構を強化する問題、大体この六つの当面する重要とおぼしき問題について、政府の見解をただしました。当時、総理大臣並びに大蔵大臣は、これに対してそれぞれ善処を約し、あるものについては検討し、これ……

第40回国会 大蔵委員会 第27号(1962/03/26、29期、民主社会党)

○春日委員 民主社会党を代表いたしまして、反対の討論を行ないます。  本法は、あたかもトラを小羊の群れに放たんとする凶悪立法である。われわれはかねてこの種の実態を指摘いたしまして、昨年来本法の提出を阻止するために強硬なる反対の意思を表明し、政府並びに国民世論にこれを訴えて参りました。大蔵当局はみずから省みるところあってか、今回の法案はわれらが指摘したいわゆる権力強化の恐怖的な条項をひとまず削除して、ここにこの提案を見たものであります。しかしながら、その問題点五項目を今回削除した理由は、当局みずからの言うところによりますれば、これらの諸問題は今後判例、学説の展開に待って後日に譲るとしておるのであ……

第40回国会 大蔵委員会 第31号(1962/04/13、29期、民主社会党)

○春日委員 民社党は本案に賛成するものでありまして、以下その理由を申し述べたいと存じます。  本案が内容とする財政法の改正点は、補正予算の編成にあたって義務的経費の不足を補うほか、予算編成後に生じた事由に基づく予算の追加をすること、もしくは予算に追加以外の変更を加える場合をもって編成の必要条件とするものであります。この点は本委員会並びに予算委員会におきまして、昭和二十九年ごろからすでに論議されていたことであって、補正予算に計上される歳出項目が、必ずしもその年度内に使用されるかどうかわからない場合、これは現行法第二十九条をもってすれば、明らかに財政法違反と断ずべきであります。しかしながら最近の財……

第40回国会 大蔵委員会 第34号(1962/04/20、29期、民主社会党)

○春日委員 私は民社党を代表いたしまして、産投会計法改正案につきまして、主たる基本的な問題について質問をいたしたいと思います。しかしながら党代表としてのただ一人の質問でありますだけに、あるいはすでに質疑がなされた点に重複いたす面があるかもしれないのでありますが、この点は一つ御容赦を願ってお答えを願いたいと思うのであります。  そこでお伺いいたしたい第一点は、この産投会計は、その法律の第一条の設置目的に見ますると、これは経済の再建、産業の開発及び貿易の振興のために、国の財政資金をもって出資及び貸付を行なうためのもの、こうされておるのであります。ところが今回の改正によりますると、この会計に対米債務……

第40回国会 大蔵委員会 第38号(1962/05/06、29期、民主社会党)

○春日委員 池田内閣の高度成長政策、所得倍増論などというようなものが、わが国産業、経済の随所に行き詰まりを見せておりまするが、しかしながら特にこのことが、中小企業金融にしわが寄せられて参りまして、現在中小企業は、中小企業金融自体の極寒もさることながら、大企業に対する金融引き締めのはね返りもまともに受ける形になりまして、二重、三重の苦しみを受けておると思うのでございます。従いまして、本日、本委員会が中小企業金融の積極化のための措置に関して一個の決議を行なったのではありますけれども、これは大臣の政府を代表しての見解表明に徴しましてもまことにあやふやでございまして、どの程度の措置をとるのか期待が持ち……

第40回国会 予算委員会 第6号(1962/02/02、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、まず質問に入ります前に、本委員会に総理並びに閣僚が定刻より四十分も遅参をされたことについて、釈明を得たいと思います。  今、国民の関心事は国会の正常化をはかることにあります。池田さん御承知の通り、今議長あっせんのもとに、三党がそれぞれ身を尽くして国会正常化のための努力が払われておるのであります。国会正常化をはかる方法はいろいろあるでありましょうが、しかしながら、それは何といっても、まず国会法、衆議院規則を守ること、各党の申し合わせを順守することにあると思うのであります。本委員会は、その性格からいたしまして、各大臣を本委員会に拘束する立場から、従いまして、他の常任委員会も、事実……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 外務委員会 第8号(1962/10/27、29期、民主社会党)

○春日委員 アメリカの今回のキューバを対象とする封鎖措置は、これはそのまま世界核戦争に直結する心配ありとして、全人類は恐怖の眼でその推移を見つめておると思うのであります。わけて、わが国は、地理的にも米ソの谷間にあり、かつて原爆の試練を受けた国民といたしまして、その不安はひとしお深刻であります。従いまして、わが国政府のこれに対する態度というものは、これは戦争と平和への分かれ道になるものであり、非常に重大な使命を課せられておると思うのであります。従いまして、大平外務大臣は、このような使命観の上に立って、かつは全国民の不安がどのようなものであるかを十分認識、理解されて、厳然たる態度をもって対処願いた……

第41回国会 大蔵委員会 第1号(1962/08/14、29期、民主社会党)

○春日委員 午前中から大臣の所見をいろいろと伺いまして、私はこの際冒頭に申し上げたいことは、長い間党内にあられて政策マンとして熱心に取り組まれておりまして、しこうしてその当時いろいろとわが国の金融、財政、税制全般にまたがって、いわゆるセンセーショナルな田中談話というものが発表されまして、そのつど国民は、私どもを含めて、大いなる驚異を抱いておったのであります。その田中さんが今回わが国の財政をここに掌握されまして、日ごろの抱負経綸を実現されるの地位につかれたことは、私どもといたしましてもはなはだ祝着に存じておりますし、国民もまたはなはだ期待をいたしておると思うのであります。しかるところ、本朝来の御……

第41回国会 大蔵委員会 第3号(1962/08/21、29期、民主社会党)

○春日委員 私はまず端的に産投特別会計の固有の財源、これについてお伺いをいたしたいと思うのでありまするが、大蔵大臣から、産投会計の毎年度の固有の投資財源の主要部分、それは何によって調弁されておるのであるか、これをお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 私は数字をお伺いをいたしておるのではありません。すなわち毎年度の産投会計の固有の投資財源の主要部分を占めておるものは何によって調弁されておるのであるか、このことを伺っておるのでありますから、大臣から答弁をいただきたい。
【次の発言】 私はそこに一個の問題点があると思うのであります。すなわち本会計法が提案をされました当時の提案理由の説明、これ……

第41回国会 大蔵委員会 第4号(1962/08/22、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、産業投資特別会計法改正案に対して、ここに反対の意思を明らかにいたします。  本案は、第一に、ガリオア・エロア債務の支払いをこの会計の負担とすることとし、また第二に、一般会計から二百三十億円を受け入れて、日本輸出入銀行、農林漁業金融公庫等に投資するための資金といたそうとしておるのであります。私ども民社党は、前国会におきまして、ガリオア・エロア返済協定に関する政府案に反対の態度を表明しておりますので、その反対したる返済協定に基づく国内処理法たる本改正案に対し反対することは当然のことであります。しかしながら、最近におけるわが国産業事情の推移に徴し、この……

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、29期、民主社会党)

○春日委員 ただいま大蔵大臣が御答弁なすった中に、聞き捨てならぬ一言があったと思います。と申しますのは、この法律が通っても、審議会の答申の結果、農地被買収者に貸し付けてはならぬと答申がなされた場合、これは貸すことはできないのだ、こういう答弁がありましたが、はたしてそういうものでありますか。
【次の発言】 それでは国民金融審議会でだめだと言ったら、法律が通ったってだめなんですね。今その法律を通そうとしているのは、農地被買収者に対してこの二十億を融資しようと思って法律がここに審議されておる。まさに成立するかどうかわかりませんけれども、いずれにしてもとにかく審議されておる。ところがこんなものを通した……

第41回国会 大蔵委員会 第10号(1962/11/12、29期、民主社会党)

○春日委員 来年度の予算とその政策の大綱が今政府与党でさまざま作業されておりますこの時点において、私は特に大蔵大臣の所見をただしておきたい重要な問題がございます。それは中小企業基本法に関係をいたしまして、わが国の金融政策に関する問題でございます。  この中小企業基本法は、当時大蔵大臣が政調会長の責任にあられまして、先国会に提出されたものでありまするが、その後の国会の審議の推移にこれを徴しまするに、このような重要法案、言うならばわが国経済の基本法とも称すべき重要法案は、ただ単に基本法を制定するだけでその目的を達し得るものではない、当然それは関連する幾つかの単独法案をあわせて制定することによってそ……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/11、29期、民主社会党)

○春日委員 わが党案は参議院提出議案でありまするが、便宜私がかわって御説明を申し上げます。  わが党中小企業基本法の性格とその使命につきましては、この前文の中にこれを集約いたしております。すなわち、中小企業は、わが国産業経済の中において雇用、生産、流通、貿易各般にまたがって重要なる役割を果たして参っております。それで現在そうでありまするが、なおまた将来の理想社会においても、中小企業の国家社会に対するその使命は重大である。したがいまして、中小企業が自己の創意を傾けて企業の発展、従業員の生活水準の向上をはかり、もって国民経済の発展に寄与しようとするその努力、これは高く評価されなければならないと弁識……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/12、29期、民主社会党)

○春日委員 あなたは中央会の専務理事をされまして、特にこの法案の中にうたっておりまする協同組合の自主的組織、これはいかにあるべしと期待されておるか、この点についてお伺いをいたしたいと思います。御承知のとおり、現行制度によりますると、中小企業の自主的組織は、環衛法によるもの、事業協同組合法によるもの、団体法によるもの、いろいろございまして、その機能と成果はさまざま特異性がありといえども、大体において同工異曲のものであると断ずることができると思うのでございます。したがいまして、中小企業諸団体の中には、やはりこの自主的組織というものについて、何らかの形で整備をしてほしいという要望がなければならぬと思……

第43回国会 商工委員会 第38号(1963/06/20、29期、民主社会党)

○春日委員 まず、この法案の前文の文言について質問をいたしたいと存じます。  この前文は、この法律の、特に立法を必要とする理由と、この法律の政策目的を論ぜんとしておるものでございまして、きわめて重要な部分を占めておると思うのでございます。しかしながら、その前文の文言の中に不明確な点があると思いますので、これをただしたいと思います。  第一番に、前文の十一行目の、経済的、社会的不利を補正する云々とあるのでございますが、この補正なる文言の意味は何でありますか。この点を明らかにしてもらいたいと思います。  なお、参考のために申し上げますが、自民党は、昭和三十七年四月十三日、自民党立案にかかる中小企業……

第43回国会 大蔵委員会 第12号(1963/02/28、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、銀行の歩積みと両建預金のあり方につきまして、この際特にあらためて山際総裁の御所見をお伺いいたしたいと存じます。  田中大蔵大臣が、貿易の自由化に対処してわが国企業の国際競争力を高めるために企業の金利負担を軽くする必要があろう、そのために、金利水準を引き下げるために再々公定歩合の引き下げを行なう必要もあろう、このような意見を発表いたしましたのに対しまして、相前後して日銀総裁から、公定歩合引き下げの問題はまだ本質的なものではない、現在わが国の企業金融というものは歩積み、両建が非常に重く行なわれておる、こういう歩積み、両建がなくされるのでなければ問題の解決にはなり得ないのだ、この意……

第43回国会 大蔵委員会 第17号(1963/03/12、29期、民主社会党)

○春日委員 一、二問だけ……。この前の金融小委員会で、東京昼夜信用組合の破綻事件につきまして、二万数千人の預金者が、しかも零細預金者が非常に困っておる、それで政府は東京都知事にこの監督その他を委任してはおるけれども、最終的な責任は政府にある、これが対策はどうしたかと質問いたしまして、善処方の御答弁を得ております。その後何か固まったものがありますか。ありましたらお聞かせ願いたい。
【次の発言】 善意の預金者とまた裏預金を承知の上で高利をとっておった者については、これはおのずから区分があってしかるべきであろうと思いますけれども、とにかく政府から認可を得た受信機関として堂々と営業をしておった、窓口で……

第43回国会 大蔵委員会 第22号(1963/03/22、29期、民主社会党)

○春日委員 自民党の議事妨害だ。委員長、重大な問題の質疑だから注意しなさい。
【次の発言】 私は税法三案を対象といたしまして、この際政策税制二、三について、特に政策論議を行ないたいと思います。  田中大蔵大臣の御所見を伺いたいのでありますが、その前に、当面するわが国の経済政策の基本について、まず大蔵大臣の信念とまたその方針を明確にただしておく必要があると思うのであります。すなわち池田内閣は、その組閣以来、いわゆる高度成長政策、それから所得倍増論、こういうようなばかげたことを言いふらして、結局その結果として、悪因悪果をもたらしたこどく、国際収支の逆調、物価高、株価の暴騰、暴落、中小企業の金融引締……

第43回国会 大蔵委員会 第23号(1963/03/26、29期、民主社会党)

○春日委員 本日は、金融機関の行なっておりまする歩積み、両建なるものの独禁法上の違法性について、公正取引委員会委員長に質問を行ないたいと思います。  まず最初に、公取委員長に一言ごあいさつを申し上げたいと存するのでありまするが、渡邊委員長には、このほど国会各党こぞっての、満場一致の御了解、賛成を得られまして、公取委員長として国会の承認を得られ、天皇の認証もつつがなく終えられました、まことに祝着に存ずる次第でございます。  公取委員長の職責というものは、何といってもわが国の経済憲章でありまする独禁法の運用の最高責任者といたしまして、国民経済をになうその職責は非常に重いと思うのでございます。願わく……

第43回国会 大蔵委員会 第31号(1963/06/06、29期、民主社会党)

○春日委員 採決前にごく短時間だけですけれども、高橋銀行局長に伺います。  本員は、先般の委員会で東京昼夜信用組合の破綻について質問をいたしました。この銀行がめちゃめちゃな運営をいたしました結果といたしまして、都内数千の零細預金者に対しまして預金払い出し停止を行なうことによって非常な迷惑を加えておりおす。これは直属の所管は東京都にあるといえども、しかし法文のたてまえ、最終的責任は国にございます。したがって前の大月銀行局長は、その立場に立って東京都を督励をしながらこれに対する最終的な解決、零細なる預金者の被害を救済することのために努力したいとの答弁でございました。自来二、三カ月を経過をいたしてお……

第43回国会 大蔵委員会 第38号(1963/06/24、29期、民主社会党)

○春日委員 関連して。私は重大な問題だけただしておかなければならぬと思いますが、ただいま広瀬委員のお尋ねに対しまして、大蔵大臣は、ただいま広瀬君が列挙されましたような企業整備令あるいは徴用令あるいは戦時補償特別措置による債権の切り捨て、こういうものは戦争中当時の憲法のもとに合憲的な手続を経て適法に処理されたものだ、ところがこの農地の被買収は占領軍の強要によるものであるからおのずから別だ、こういう意味の答弁を歴然とされたのだと思うのであります。私が大臣に伺わなければならないことは、当時総動員法といい徴用令といい、それぞれ国民の財産権侵害という行為は、当時の軍国主義によっていわゆる戦争目的を遂行す……

第43回国会 大蔵委員会 第41号(1963/06/28、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党、三党を代表するの光栄をにないまして、ただいま議決されました関税暫定措置法及び砂糖消費税法の一部を改正する法律案に対し、次のような附帯決議を付したいと存じます。  案文を朗読いたします。すなわち、    関税暫定措置法及び砂糖消費税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は次の諸点につき遺憾なきを期すべきである。  一、今回の粗糖関税並びに砂糖消費税の引下げ額が砂糖の卸売価格の引下げはもちろん、末端小売価格の引下げに有効かつ速かに反映するよう特段の措置を講ずること。  二、粗糖関税の減免税に当って基準と国内……

第43回国会 予算委員会 第5号(1963/02/02、29期、民主社会党)

○春日委員 私は、民社党を代表いたしまして、内政、外交全般にわたりまして、特にわが国が当面いたしまする重要とおぼしき諸問題について、その疑義をただしたいと存じます。  まず第一番は日韓交渉に関する問題でありまするが、本日の新聞の報道しておりまするところによりましても、また、先般来総理、外務大臣の答弁によって示されたところによりましても、日韓交渉の現状は、請求権の一部に合意点ができたとはいいながら、しかしながら、領土の問題でありますとか、あるいは李ラインの問題、また韓国人の法的地位の問題、こういうようないろいろな問題については、ほとんど未解決である。なおその交渉の前途は非常に困難が予想されておる……


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会割賦販売法案審査小委員会 第5号(1961/05/24、29期、民主社会党)

○春日小委員 それでは、わが党といたしましては、先国会来、割賦販売法案に対する一個の修正意見を持っておるのでありますが、その意見をもとにいたしまして、以下数点について御質問いたしたいと思います。  この政府案は、割賦販売契約の秩序体系の整備にウエートを置いておられるようでございまして、従って大企業によって中小企業が圧迫を受け、小売商業面に大企業が著しく進出しつつある現状をそのまま肯定するという立場に立っておられるのではないかと思われるのであります。この点について、特に小売商と大企業との関係が弱肉強食にわたらないように、やはり中小企業保護政策の立場から、また中小企業の安定と振興を確保せなければな……

第38回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1961/02/14、29期、民主社会党)

○春日小委員 私は、やはり税の苦情処理機関というものを、もう少しオーソライズする必要がありはしないか、こういう考え方を持つものでございます。戦後あらゆる行政の面が民主化されてはおりまするけれども、しこうして税制の面にも形式的な民主化の制度がさまざまあげられておりますが、しかし、実質的な運営の過程において、やはり権力徴税的な傾向がなお多分に残存しておりますことは、ただいま横山君が指摘された通りであります。従いまして、戦後シャウプ勧告を契機として、昔の賦課徴収制度から申告納税制度という変革を契機として、税制の民主化がはかられはいたしましたが、さてその権力、すなわち国家権力と納税義務者との間にそごを……

第38回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1961/02/22、29期、民主社会党)

○春日小委員 関連。  今期せずして原理原則的なお話もあるようですけれども、私もずっと税の問題といろいろ取り組んでおりまして印象深く感じますことは、なるほど課税公平の原則、これは一応制度を立てる基本理念としても考えられてはおるようです。またそれでなければならぬとは私は考える。しかし、現在の制度ではたして公平が期し得るかということになると、これは大きな疑義があると私は思うのです。というのは、今長官もちょっと触れられたけれども、所得のある者に課税をするという、こういう所得方式をとっておるのですから、従って税法上損になってくれば結局は税金は納めなくてもいい。極端な例をいいますと、税法上さまざまなテク……

第38回国会 大蔵委員協議会 第1号(1961/07/21、29期、民主社会党)

○春日一幸君 お伺いをいたします。  ただいま理財局関係の御答弁でありましたが、政府余裕金を金融機関に預託することについては、ここ数年来政府部内において協議中であった、しかしそれは適当ではないという結論に達したというようなアクセントの御意見がありましたが、そういう結論に達したのでありますか。それを明確にお答え願いたい。
【次の発言】 私は実は伺いたいと思うのですが、当時、実績としては、とにもかくにも政府余裕金を金融機関に預託するということは、しばしば行なわれて参ったことであります。ところが、それが適当であるかどうかという問題については、当時そういうことが合法的なことであり、政策的に必要だからこ……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/01、29期、民主社会党)

○春日分科員 私は、当面いたしておりまする中小企業の諸問題について、通産大臣並びに企画庁長官に三、四の問題についてお伺いをいたします。  思いまするに、ここ三カ年間ばかりわが国の経済は拡大発展の一途をたどっておりまして、その結果といたしまして、ようやくにして大企業と中小企業との間のいろいろな格差の断層がさらに拡大されつつあるのでございます。そこで私は、中小企業の問題については、早急に解決をせなければならぬのでありまするが、三年前でありましたか、団体法が審議されまして、きびすを接してその他の諸政策も審議をせなければならない諸情勢になったのでありまするが、実はその後において警職法や、ヴェトナム賠償……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1962/07/19、29期、民主社会党)

○春日小委員 問題の二、三点についてお伺いをいたしたいと思うのであります。  伺いますると、ただいま運営の基礎を、とにかく経済面と社会政策の中間にポイントを置いておるということでありますが、これは保証協会法を制定いたしました本委員会といたしまして、大体において同感のところであるのであります。しかしながら、実際の運営がどのような形で現実に行なわれておるか、問題点はむしろそこにあろうと思うのであります。これは何といっても、中小企業者がそれ自体の信用力をもってしては金融機関から保証を受けがたい、その面に対してこの協会の力が信用を補完することによって受けられる態勢を作り上げるというところにあるのでござ……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1963/02/27、29期、民主社会党)

○春日小委員 私は冒頭にちょっと御注意申し上げておきますが、小委員会なるものの性格、使命というものは小さくこっそりやるというのではなくして、分化して専門的にこれを論ずるというその使命、性格において、本会議と何ら変わらざる重要な委員会ですね。だからこういう委員会には大臣支障ある場合は副大臣、必ず終始出席されてその論議の矢表に立たるべき性格のものである。注意するにあらざれば出席しないというのは不謹慎きわまるものです。なぜきょう出席しないのか、その理由を……。
【次の発言】 それは委員長を含めて自民党、社会党並びに理事会が適切な措置を誤ったのでございまして、委員長を通じて理事会に重大なる注意を喚起い……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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