このページでは春日一幸衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○春日一幸君 私は、民社党を代表し、わが国政が当面する重要課題について、政府の方針をただしたいと存じます。(拍手) まず、冒頭に、田中内閣の物価高、インフレに対する政治責任と今後の政策路線について質問いたします。 田中内閣は、一昨年七月に発足してここに一年六カ月、この間、田中首相は物価、公害、住宅など、わが国政が直面する重要課題に対して、日本列島改造構想を高らかにかざして、その高度成長政策を推進してこられました。しかしながら、その政策はことごとく逆の結果をあらわし、現に物価は日々に劇的な上昇を続け、日本列島はいまやインフレの黒煙におおわれました。 ここに、田中内閣の四十八年度の経済見通し……
○春日一幸君 私は、民社党を代表し、わが国政が当面する内政、外交上の重要問題について質問いたします。 その第一は、中東戦争の動向と石油問題についてであります。 ここに、中東の軍事情勢に対する関係諸国首脳の言動を総合するに、その緊張は日々に高まり、いまや一触即発の危機にありとも見受けられます。すなわち、フォード米大統領はこのほど、「石油で工業先進国が絞め殺されるようになれば、米国は武力行使の可能性を除外しない」と言明いたしました。アラブ産油国は、「米国が軍事介入するならば、われわれは油田を破壊することもできる」と異口同音に反発しております。 また、周恩来中国首相は、第四期全国人民大会で、「……
○春日一幸君 私は、民社党を代表し、わが国政が当面する内政、外交上の重要問題について、政府の対策、方針をただしたいと存じます。(拍手) われわれは、ここに激動の七〇年代も第七年目を迎えました。平和と繁栄を希求する人類の願望はいまだ満たされず、世界も日本も、いまなお政治的に経済的に長くて暗いトンネルの中にあり、かくてわれわれは、戦後かつてない試練の関頭に立たされております。 現に、米中ソの三極構造のパワー戦略は虚々実々に展開されて、国際政局は依然として不安定の様相をたたえております。このような国際情勢に対処して、わが国の外交並びに安全保障政策はいかにあるべきか、いまこそ政府は想を新たに決意を……
○春日一幸君 私は、民社党を代表し、わが国政が当面する特に重要なる政治課題に限定し、以下、政府の対策、方針をただしたいと存じます。 政府と自民党は、幾多の重要案件を横目にながめて、前通常国会閉会以来四カ月、この間、党内、閣内ともども、もっぱら派閥間の権力闘争に没頭してこられました。 かくて、わが国政は、長期にわたる空転、空白によって極度に渋滞し、国民の政治不信はますます高まり、わが国民主政治はいまや歴史的な危機に追いやられております。 この際、まず究明しておかねばならぬことは、閣内不統一、党内不統一に対する三木総理の政治責任についてであります。 憲法は、内閣の統一性を確保するため内閣の……
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